新潟県吉川町の集落別被害状況 ……新潟県中越地震 町役場の調査などによって、これまでに判明した被害状況についてお知らせします。データの基は27日の町議会全員協議会で配布された町側の資料です。下記の表の中には集落別データとは別に公共施設などの被害についても記載してあります。ほとんどは24日の中間報告とだぶっています。実際の被害は、この他にもありそうなので、今後、明らかになった段階でお知らせしていきます。 (10月31日)
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余震の影響?入河沢で民家の裏山に亀裂 27日の夕方、吉川町入河沢地内で民家の裏山に亀裂が入ったと町役場に連絡がありました。 場所は入河沢集落のほぼ真ん中で、大滝正一さんの住宅の裏山です。隣家の大滝巖さんは、「午前に見た時は何ともなかった。午後に亀裂が入ったようだ」と話していました。 大滝正一さんの裏のすぐそばには杉の木が二本立っていましたが、住宅の側に傾いていることから、杉を伐採することに。山方の山利製材所が請け負い、町役場職員と集落の人たちが手伝って、午後5時15分ころ山側に切り倒しました。 大滝正一さんの連れ合いは私の中学時代の後輩、また大滝巌さんとは農業委員会で一緒に仕事をさせていただいたということもあり、私も現地に駆けつけ、手伝いをしてきました。 (10月27日午後10時30分) |
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27日午前10時40分発生の余震、 吉川町では被害ありません。 またまた大きな揺れがやってきました。新潟県中越地震の余震です。震源地では震度6弱の規模でしたが、吉川町では震度4(町役場の計測震度計は3.6)でした。 この地震による被害はいまのところありません。 地震発生時は、丁度、議会全員協議会で震災対策について協議を終了したばかり。私は役場2階にいました。ズンという音とともに横揺れがし、建物がギシギシといった音を出しました。 この地震で、吉川小学校児童は校庭に避難したそうです。 (10月27日午後1時2分) |
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新潟県中越地震、吉川町の被害状況 (中間報告) 昨夕発生した新潟県中越地震は、吉川町でも震度5弱、最大加速度0154.8ガルを記録しました。1964年(昭和39年)の新潟地震よりも激しい揺れでした。 吉川町は23日午後6時40分に災害対策本部を設置、被害状況の把握に努めるとともに復旧活動、支援活動をしています。 この地震により、中越地方を中心に各地で大きな被害が出ておりますが、当町においては人的被害はゼロ、家屋倒壊ゼロでした。電気も停電していません。被害は道路、水道、家屋の屋根などでいくつかあっただけ。中越地方の被害に比べれば、軽微な程度で済んでいます。 以下、町災害対策本部が24日午前に調査、把握した被害状況をお知らせします。 ◎古屋正一さん(東田中集落)の住宅屋根のほとんどの瓦が落下、ボイラー配管はずれる。 ◎総合センター前の水道管破裂。(写真は、その復旧工事) ◎井部昭雄さん(下町集落)住宅近くの防火水槽のそばの地盤沈下。 ◎小田原清三郎さん(片田集落)住宅の屋根瓦数枚落下。 ◎細田さん(下川谷集落)の灯油タンク倒れ、漏れる。玄関のガラスも割れた。 ◎スカイトピア遊ランドのボイラー室のコンクリートにヒビ。厨房水漏れ。 ◎小泉保義さん(下川谷集落)住宅、床の間の壁、全部崩落。 ◎上野武夫さん(原之町集落)住宅の壁崩壊。 ◎泉谷集落内の消火栓根本から漏水。 ◎大賀集落(6世帯)、漏水のため、断水。 ◎尾方幸雄さん(泉谷集落)住宅近くの農業集落排水施設付近地盤沈下。 ◎八木正平さん(山方集落)所有の土蔵の壁崩壊。 ◎吉田耕平さん(山方集落)の住宅の屋根の瓦の一部が落下。下屋に穴が開く。 ◎山岸昭一さん(泉谷集落)住宅裏の町道の法面崩壊。 ◎佐藤和彦さん(大乗寺集落)の住宅の瓦の一部が落下。下屋に穴が開く。 ◎吉川保育園へ下る道付近で水道管破裂、漏水。 ◎旅館・万年堂の裏の町道で道路が数センチ陥没。 ◎江村昭治さん宅(土尻集落)風呂タイル崩れる。 ◎下川谷地内の農道路肩2ヶ所決壊。 ◎中野一郎さん(原之町集落)の住宅2階の壁崩れる。 ◎天林寺地内の町道の一部、15センチほど陥没。 ◎関澤資生さん(大乗寺集落)の住宅屋根の瓦の一部落下。 ◎関澤武さん(大乗寺集落)の玄関入り口ガラス破損。 ◎上川谷地内の林道の一部崩壊、2ヶ所亀裂。 ◎下川谷、生産組合脇の川ふち20メートルほど亀裂。 ◎弓納持利男さん(福平集落)宅の木戸、集落排水埋設部分で10メートル陥没。 道路で交通止となっているのは、24日正午現在、林道大下・名木山線だけです。 (10月24日午後1時34分) |
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コミュニティプラザ整備計画案、図面も示して議会で論議へ あなたもご意見・ご提案を 13日に開催された町議会市町村合併特別委員会で町側は、8月に庁舎内の検討委員会が発表したコミュニティプラザ整備事業検討案を一部修正するとともに、計画図面も明らかにしました。 それによると、1階は全面的に地域自治区の事務所となり、総務・地域グループ、産業建設グループ、福祉グループ、市民生活グループ、そして農業委員会(駐在室?)が仕事をするスペースとなります。2階は、教育文化活動の拠点で、教育文化グループの仕事場と図書室がここで確保されます。3階は地域活動の専用フロアーといっていいでしょう。大小4つの会議室の他、地域協議会室、町づくり会議室、それに多目的ホールが用意されます。 8月の段階と整備計画(案)が変わったのは、先に行われた「上越市(新市)の地域自治組織の設置に関する検討会」の合意に基づいて地域自治区などの名称を採用したこと、及び計画図面作成に伴い、それぞれの計画施設が何階となるか明確にしたことくらいです。他に大きく変わった点はありません。 来年の合併後、新しく生まれ変わるいまの役場庁舎。町側は、これらの整備計画を11月中に策定したい意向です。13日の特別委員会ではこれらの計画の説明を聞いただけで、本格的な検討はこれからです。委員からの意見では、庁舎内の職員で構成される検討委員会だけで計画づくりをしないよう釘をさす発言もありました。あと1ヶ月あまり、町民の皆さんにいまの計画案を早く示してたくさんの意見、提案を寄せてもらうことが大切になってきています。 新市の農業委員、11月末までに選任 上越市農業委員会はこのほど、13町村からの合併後の農業委員の選任を11月30日までにそれぞれの委員会において行うよう求めてきました。これについて吉川町農業委員会は、10月、11月の定例会の中で協議し、決定していく予定です。 これは合併協定書に基づく手続きです。協定書では、@編入される町村の農業委員会は、上越市の農業委員会に統合することとする。A合併特例法の適用によって、編入される町村の農業委員会の選挙による委員は、40人に限り、引き続き上越市の農業委員会の選挙による委員として在任することとする。この場合において、上越市の農業委員会の選挙による委員として在任する者は、編入される町村の農業委員会の選挙による委員の互選により定めることとする。 ただし、この特例の期間は上越市の農業委員会の委員の残任期間、となっています。 この特例措置により吉川町からの選任される委員は5人で、来年4月までが任期です。選ぶ方法は、現在の吉川町農業委員の選挙委員の中から互選することとなります。来年4月の新市農業委員選挙では、いまの吉川町からは定数3の選挙区となりますので、選挙委員は3人しか出ることができません。 |
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