おはようございます。今朝は新城市のビジネスホテルからの発信です。今回はパソコンを持参してこなかったので、コンパクトに書きます。
昨日から市議会災害対策特別委員会の行政視察です。今回はすべて電車に乗っての移動です。乗るだけですが、長時間なので疲れます。昨日は愛知県新城市を訪れ、きょうは静岡県浜松市で災害対策について学びます。
新城市は長篠の戦いがあったところです。人口は約4万4000人、面積は上越市の半分、約500㎢です。ここの市議会で、災害時対応基本計画が5年前に策定され、大震災などにより議会機能が不全となる事態の対応を含む対策が打ち出されました。その策定に携わってきた議員から、策定の目的や経緯などについて説明していただきました。
策定にあたったのは、議会改革調査特別委員会の議会BCPグループです。滋賀県大津市議会など3自治体議会の取組をモデル事例として参考にしたといいます。中身で議論になったことの一つは災害時の議員の行動と行政の対策の関係です。実際の対策にあたるのは行政だから、災害時は緊急重要事項以外は議員、議会から要望、要求を持ち込むべきでない、とするかどうかです。最終的には行政に力点をおいて、「議会は対策の邪魔にならないように動く」といった感じでまとめられていました。上越市議会の行動指針でも、この点に触れていますが、議会の本来の機能を考えたら、さらに議論を深めるべきだと思いました。昨日の説明の中では、行政側、特に市長、副市長の意見も聞いて、採り入れたものもあったそうですが、この意見調整には苦労された感じでした。
時間になりました。きょうは浜松市です。浜松防潮堤などを見て、津波対策について学ぶ予定です。
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