藤野前衆院議員らと被災現場視察

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おはようございます。昨夜からの雪は30㌢ほどになりました。もちろん、除雪なしで車は出せません。約1時間半、除雪機で作業をしました。

昨日は藤野前衆院議員(衆院北陸信越ブロック比例候補)、平あや子前新潟市議(同)と日本共産党市議団で地震で被災した現場のいくつかを見て回りました。回ったところは茶屋ヶ原の土砂崩れ現場、なおえつ海水浴場、直江津港埠頭、関川河口付近の津波被災家屋、大潟漁港、頸城区にある名家、瀧本邸と白田邸です。

私は名立区の名立ドライブイン駐車場で藤野さんらと合流して調査しました。名立ドライブインのお店の人から船も漂着していると聞き、海を見てびっくりしました。ここと茶屋ヶ原の土砂崩れ現場までの海岸に2隻漂着し、波に翻弄されていたからです。たぶん、被災地から流れてきたものだと思います。トップ画像がその船です。

茶屋ヶ原は名立側から見せてもらいました。重機が入り、土砂崩れの両側で復旧工事が進められていました。藤野さんは、これまで能登半島で動いてこられましたが、糸魚川や上越では道路自体の損傷は少なく、車でスムーズに移動できることに感動を覚えると言っておられました。しかし、「茶屋ヶ原のような崩れは見ていない。早期復旧が必要だ」とのべておられました。国の方への働きかけをお願いしました。

なおえつ海水浴場でも復旧に向けた作業が行われていました。藤野さん、平さんと共有したのは、日本海側での津波対応の遅れです。海水浴場の被災状況を見ながら、海岸部からの避難方法と訓練などについて意見交換しました。

直江津港では埠頭の段差、ひび割れを視察しました。4月には直江津小木航路を再開しなければなりませんので、早急な復旧が必要です。ここと、関川河口付近での被害視察には馬場県議も同行しました。馬場県議からは県の対応について説明してもらいました。

当初の予定にはなかったのですが、関川河口付近の被害について馬場県議から提案があり、急遽、視察してきました。現地では、たまたま、被災された方がおられ、堤防を越えて住宅に津波が押し寄せた当時の状況と被害について話していただきました。この方は「津波被害は私のところで一手に引き受けた感じとなった。ここに30年以上住んでいるが、こんな被害は初めてだ。要望はすでに市に伝えた。あとは、(経営しているスナック)お客さんに来てほしい」と言っておられました。河川と堤防も見てきましたが、津波がこんな高いところまで襲ってきたのかとびっくりでした。

午後からは、まず大潟漁港へ。ここからは上野市議と一緒です。ここでも小屋や堤防などの津波被害のひどさを確認するとともに、対策の強化が必要だということになりました。漁港には漁協関係者の方が2人だけ来ておられました。

続いて頸城区の瀧本邸と白田邸の被害状況を視察してきました。瀧本さんから案内していただきましたが、門自体が被害を受けていることを知り、驚きました。100年を超える歴史的建造物の懐徳亭や土蔵を中心に見せていただきましたが、手作りのガラスが割れ、土壁も落ち、障子戸もゆがむなどあちこちに被害が出ていました。瀧本さんは、まず土台をしっかり調査していただき、そのうえで上の部分の修繕をしていかなければならないと思っている、と言っておられました。

白田邸でも、白田さんから直接案内していただきました。ある程度は予想していましたが、土台が少し動いていましたし、壁に亀裂が入り、壁が落ちたり破れたり、こちらも大変な被害でした。復旧にいったいいくらかかるのか、不安だと白田さんはのべておられました。こちらも支援が欠かせません。

きょうは、これから市役所に行きます。

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