9月議会終わる

市内の動き

おはようございます。今朝は6時に起床しました。母のベッド脇では弟が昨夜、私に代わって寝てくれました。おかげで私は座敷でぐっすり休むことができました。5時間は眠ったと思います。外は曇り空、きょうはパッとしない天気になるかも知れません。下の写真は今朝撮影した尾神岳です。

昨日は9月議会最終日でした。4つの常任委員会審査の報告、討論、採決などが行われました。日本共産党議員団は議案のうち昨年度の一般会計決算認定、国民健康保険特別会計決算認定など4議案に反対し、その他は賛成しました。また、生活保護対象者の冷暖房機器購入費用の助成を求める請願、副市長の選任についての同意案、私立高校の公費(私学助成)増額を求める意見書提出については賛成しました。採択の結果、議案は日本共産党議員団が反対した4議案は賛成多数で、その他の議案は全会一致で可決しました。注目された生保関連の請願は賛成が10、反対が20となり、委員会に続いて本会議でも不採択となってしまいました。

日本共産党議員団からは、本来なら総括質疑をしなかった私が決算関係議案の討論をするのが慣例だったのですが、母の容態次第で欠席の可能性もあることから、平良木議員に代わってもらいました。

平良木議員は、一般会計決算認定について、「昨年度決算の認定の際にもっとも重視すべきは、いうまでもなく、コロナ禍から市民の命と健康を守る支援策がどれだけ実行できたかということだ。加えて、昨年の暮れから顕著になった原油高騰によるエネルギー価格の上昇に伴う国民生活の困窮に対して、どんな手立てを講じてきたかということも重要だ」と述べたうえで、「そうした視点で見るならば、残念なことに時宜を得た素早い支援策が適切に打たれたとは言えません。打ち出されたいくつかの支援策も、その多くは国や県の枠組みの下で行われたものが多く、広い市民の求める支援策は充分実現できなかったと評価せざるを得ない」と反対理由を述べました。また、日本共産党議員団が不適切な市政運営だと指摘してきた、非正規職員が6割を越えている保育園の現場をはじめ、市の職員配置では正規職員数を抑えて非正規職員比率を高めている点、重要な教育の一環であり、市が責任を持って業務を行うべき学校給食において、調理業務の民間委託がさらに拡大されている点、公共施設を、「適正配置」の名の下に、現に利用されている施設を含めて廃止、譲渡している点などにも言及しました。さらに、中川市政について、「昨年の秋の市長交代で、より広い市民に対する暮らし支援策の打ち出し、市民本位の予算施行への切り替えなどが、年度途中でも行えるチャンス」だったにもかかわらず、前任者による予算を無批判にそのまま執行するのみで、本質はほとんど変わらない市政運営であることが日増しに明らかになってきていることは残念でなりません。これを機に、市政運営の方向を思い切って切り替え、本当に市民の暮らしを根底から支える市政にしていただきたい」と述べました。

昨日の議会で一番注目されたのは、「生活保護対象者の冷暖房機器購入費用の助成を求める請願」についての討論と採決でした。審査した厚生常任委員会では賛成少数で不採択となっていましたが、本会議では逆転するかもという期待もあったのですが、結果は委員会での各派の賛否と変化はなく、賛成少数で不採択でした。

この請願については、大島議員が反対の立場から、滝沢議員、宮越議員が賛成の立場から討論しました。大島議員は、「すでに制度改善が全国一律にされているなどとして、現時点でただちに認めることはできない」と反対しました。これに対して滝沢議員、宮越議員は、「(反対してきた人たちの)論点はずれている。論点は国が出さない金を市が出すかどうかだ。声なき声が届いたときにはそれに応えようではないか」「弱者に対する向き合い方は可能な限り前向きであるべきだ。気温上昇で命が危険にさらされている、その状況をどうするか、助けるかどうかだ。融資制度を適用とされた人たちがいるからとかの問題ではない。国が間違い、市も(改善に向けて)動いている。これを応援しようじゃないか」と訴えました。心のこもったすばらしい討論だったと思います。

日本共産党議員団は、もちろんこの請願には賛成です。この問題については、次号の議員団ニュースで、「生活保護対象者には、2018年からエアコン購入費が支給されている。しかし、これは同年春以降に生活保護を受給する人に限られ、それ以前から受給している人には支給されないというゆがんだ制度になっている。そこで、国の制度の改善を求めつつ、市が独自に支援してほしいという内容の請願がでた。党議員団は、市としてすぐに手を打つべきだ」と委員会などで主張したことを書きました。

昨日は市役所へ行く途中や帰り道に、3つの会社を訪問し、注文していただいた最新エッセイ集『顔こしらえ』を配達してきました。そのうちのある会社では幹部の方がたと本のこと、私のSNSでの発信こと、市政のことなどで懇談させていただきました。1冊の本の発行でこういう交流が広がるというのはうれしいですね。

母は昨日も安定しています。私が帰宅してからも目を開けて、私をしっかり見てくれました。お医者さんの予想を超えて生き続けてくれているのは母の生命力です。ありがたいです。

きょうは市役所などへ一時行くほかは、地元で動きます。

 

 

 

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