県民投票の意義を考えるシンポジウム

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おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、デスクワークをしました。外は雨、風もそう強くはありませんが、吹いています。

デスクワークが一区切りしたところでコウノトリの観察に行ってきました。雨風の中、じっと座って卵を温めていました。今朝は短時間しか観察できず、わずか10分ほどで家に戻りました。下の写真は今朝のコウノトリの巣の様子です。後向きですが、黒い羽と目がわかるでしょうか。

昨日は午後2時から「原発再稼働の是非を県民に問う」県民投票の意義を県議と共に考えるシンポジウムが市民プラザで開かれ、90人ほどの市民が参加しました。「県民投票で決める会・上越」と「市民アクションじょうえつ」の共催です。

基調報告は新潟県の決める会世話人で弁護士の水内基成弁護士。県民投票の意義や県民投票条例案の解説、今後の取り組みについて報告しました。水内さんは、この条例が県議会で可決成立すれば、「柏崎刈羽原発の再稼働について、県民が賛否を表明する県民投票を実施する仕組みが初めてできる。全国的にも注目される」「条例案では、投票結果を知事は〝尊重〟、国・関係機関と〝真摯に協議〟〝努めなければならない〟となっていて、諮問型であり、拘束型ではない」などとのべました。

県議からは、「この問題は熟議が必要だ。自民党県議団ではまだ公式な議論はしていないが、私個人としては党議拘束を外せばいいと思っている」(斎京県議)「たくさんの署名を集めていただき敬意を表する。今回は国策だからだめというのは理由にならない。原発を止めたら賠償問題が出るという心配もない。安全最優先で考えてもらいたいと思っている」(牧田県議)、「2か月間で有権者の8%近くも集めたのはすごいことだ。知事がどういう意見をつけるか注目している。県民投票は間接民主主義と矛盾するものではなく、これほど適格なものはない」などの意見が表明されました。

最後の挨拶で水内弁護士が、「条例案は(県民の命と安全にかかわる重要な問題だから)原発に賛成の人も反対の人も県民投票で意見表明できる仕組みをつくってほしいというものだ。この条例が通って、この春、県政に新しい花を咲かせたい」とのべられました。参加者の心にこの言葉が響きましたね。トップのイラストは、水内弁護士が報告しているところを描きました。

昨日は原発関連シンポと同じ市民プラザの1階で開催中の「サクラで繋ぐ上越市…桜スポットで各区の魅力を繋ぐ写真展」も観てきました。会場では写真家の寺尾昭人さんやフェイスブックで親しく交流させてもらっている石野美枝子さんとも会いました。上越各地のサクラの名所がこんなにもあるとはびっくりでした。下のイラストは吉川区尾神のしだれ桜の写真を真ん中に寺尾さんと一緒のところを描きました。写真展は20日まで。ただし、19日は休みです。

夜は、コウノトリのことについての電話が相次ぎました。みなさん、昨年巣立った1羽のメスの足環と片足が見つかったことでとても心配しておられるんですね。また、私のコウノトリ写真について強く関心を持っておられる、ある写真家の人からも励ましの電話をいただきました。最近、市内のごく一部の写真愛好家が巣の下まで行って撮影しているケースもあり、そのことを話すと、「そういう者がいるから写真愛好家に迷惑がかかる。鳥たちはカメラのレンズを嫌う。特にレンズが反射する可能性がある場合は、150㍍以上離れていてもレンズを向けてはいけない」と話しておられました。その通りだと思います。

きょうから市議会は一般質問です。24人が登壇します。私は24日の午後から登壇します。   

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