おはようございます。今朝は6時に起床して、活動レポートの編集、印刷作業を行っています。今朝は3時に除雪車の音で一度目が覚めました。車のフロントガラスはバリバリに凍り、解かすまで時間がかかりました。外は曇り空、いまのところ雪が降る気配はありません。
昨日は12月議会最終日でした。委員長報告、議案の討論と採決、決議案の上程と討論、採決などが行われました。そのなかで一番の注目は上越地域医療センター病院の早期建設を求める決議がどうなるかでした。
既報の通り、上越市は上越地域医療センター病院の基本計画について、「経営見通しや地域医療構想にかかわる議論の動向などを総合的に勘案し、いったん立ち止まり、2026年度まで2年間の様子を見て(基本設計に着手をするかどうかの)判断をする」との新方針を打ち出しました。
この新方針に対して本城文夫議員などの議員有志が昨日、上越地域医療センター病院の早期建設を求める決議案を提出しました。
提案理由の説明をした本城議員は、「この病院は上越市民にとって命と健康のよりどころとして頼りにされてきた。施設の老朽化などから一刻も早い建設が求められているが、今回の発表は早期建設を悲願にしてきた多くの市民にとって寝耳に水であり、失望感を与えたことは否めない現実だ。一刻も早く基本設計に着手し、早期建設に資することを求める」とのべました。
この決議案をめぐっては江口修一、高橋浩輔議員が反対、滝沢一成、平良木哲也、宮越馨議員が賛成の立場から登壇し、討論しました。これまでいくつもの討論を見てきましたが、昨日の討論はこれまでにないといってよいほど盛り上がりました。特に賛成討論がすごかった。滝沢議員は、「今回の見送りは為政者市長の不手際を示すものに他ならない。市民に我慢を強いる2年延期、短絡すぎませんか。議会軽視のそしりも免れ得ない」などと迫力満点の討論を行いました。宮越議員もノー原稿での参戦、これもすごかったです。
日本共産党議員団の平良木議員は、20分にも及ぶ長い討論を行いましたが、今回の問題を考える視点を提示し、反対しようとしている議員へ再考を求めるものでした。理路整然としていて、ブーイングはまったくありませんでした。同議員は「センター病院には、改築しないという選択肢はない。2年後には建てる建てないを改めて判断するというのは全くのだまし討ちだ。すぐに改築に着手すべきだ」「病院の老朽化はまさに〝待ったなし〟の状態であり、すぐにでも改築に着手する必要がある」などと訴えました。
採決の結果は賛成15、反対16となり、僅差での否決となりました。しかし、反対した議員からも方針転換の決め方や老朽化対策などで注文がつけられるなど異例の展開となりました。新方針で進めた場合、市長選での大きな争点になる可能性も出てきました。どうあれ、いっときも早い建設を求める運動が大事になっています。力を合わせて頑張りましょう。
帰宅してからは活動レポートの原稿書きでした。なかなか進まず、気分転換にテレビを見たり、イラストを描いたりしました。トップのイラストは昨日の「こころ旅」を見て描いたものです。
時間です。きょうは、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などで大忙しです。夜は大島区で忘年会もあります。
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