総務常任委員会で論戦

季節の風景

おはようございます。昨夜は11時過ぎに布団に入ったのに目覚めたのは午前7時、びっくりしました。途中、2度ほどトイレに起きたものの、こんなに眠ったのは久しぶりです。起床後、資源ごみを出しに行ってきました。その際、吉川の流れが少し見えたのですが、相当雨が降ったんですね、これまでで一番と言ってよいほど増水していました。居間も小雨が降っています。

昨日は総務常任員会でした。議案審査で一番力が入ったのは、旧上越観光物産センター敷地の処分と建物の無償譲渡に関する議案です。土地については3300万円(建物解体条件付き)で、建物は無償で一般財団法人新潟県けんこう財団に渡すというのが内容です。4日の総括質疑でも審議された案件ですが、公募型プロポーザルで1グループだけとなったにもかかわらず、行政側が「競争性があった。その理由は説明会に3グループ(者)が参加したから」と言い張っていました。昨日は現地説明会が8月20日に行われたことや、その後、プロポーザルに参加しなかった2者が参加しなかった理由を明らかにさせ、競争性があったかなかったかについても競争性がなかったことをはっきりさせました。説明会に出ていながらプロポーザルに参加しなかった2者はいずれも商業施設としての活用を考えたものの、立地条件の厳しさで断念したとのことです。プロポーザルが1グループだけの参加に終わったのは残念ですが、今回は質問に丁寧に答えてくれ、競争性についても柔軟な答弁をしましたので賛成することにしました。

昨日、もうひとつ、活発な議論となったのは能登半島地震津波災害対応の検証についてです。これについては報告、質疑が100分以上にもわたりました。5人の委員が対策本部の初動、避難の仕方、避難所運営などで質問しました。私からは、検証するにあたり、対策本部員からの聞き取りがなかったこと、市長の2日朝の出勤が遅かったこと、「車の避難で救える命もある」という卜部教授のアドバイスとその後の避難計画の見直し、地域防災計画見直しの見通しなどについて質問を展開しました。そのなかで、「本部員の聞き取りは毎日のようにやりとりをしていたので」という理由で本部員の聞き取りの必要性を認めなかったのは頷けませんでした。たとえば、市長が2日に出勤したのは午前10時だといいますが、そのことについて本部員の皆さんは何とも思わなかったのでしょうか。地域の避難計画は浸水が想定されている75の町内会で計画化されていて、そのうち車での避難も視野に入れた見直しを6つの町内会が行ったとのことです。これは卜部教授のアドバイスを具体化させたものとしてすごいと思いました。また、津波浸水地域ではない町内会でも8町内会で新規に計画を作ったとのことです。今回は地震と津波というこれまで経験したことのない災害対策の検証です。それだけにできるだけ、多くの人からの生の声を聞き、どんな視点からの発言にも耳を傾けることが大切だと思います。今回の検証と議論が今後の対策に生かされること望みます。

時間です。きょうから市議会は一般質問です。活動レポートの準備もしなければなりません。。

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