農政建設常任委員会を傍聴

季節の風景

おはようございます。今朝は5時過ぎに起きて、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。外は雨、しかも暗かったので、動きにくかったです。

昨日は市議会農政建設常任委員会審査でした。農林水産部関係では食料・農業・農村基本法の一部改正にともない、市の条例がどう変わるかと注目しましたが、文言整理だけに終わりました。今後、市内の食料自給率向上の取組、有機農業の行方などを注視していきたいと思います。委員会での議論はありませんでした。農地、農業用施設災害復旧費では名立区杉野瀬地内の地滑り復旧工事費、安塚区高沢地内の地滑りの復旧工事費の増額分が計上された一般会計補正予算が可決されました。下は審査風景です。

都市整備部関係では、当市の下水道事業を都市整備部からガス水道局に移管するということで関係条例の改廃が提案され、可決されました。審査では、総括質疑でもやりとりが行われた民営化の可能性について改めて質問が出されましたが、八木副市長は、「低廉な料金でガス、水道を供給している。民営化はまったく考えていない」と答弁していました。

空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例の一部改正案も出されました。これは「空家等対策の推進に関する特別措置法」の一部改正に基づくものです。「空き家等が適切な管理が行われていないことによりそのまま放置すれば特定空き家等に該当することとなるおそれのある状態にある」と認められる空き家等を「管理不全空き家等」と定義し、所有者に指導及び勧告することができる旨の規定が盛り込まれました。また、災害など非常の場合において著しく危険な状態にある「特定空き家等」について、緊急に除却等の必要な措置が必要な時に、命令などの手続きに経ずに代執行できる規定も入りました。今回の条例の一部改正は全会一致で可決されました。今年の10月末現在、上越市には2517棟の空き家等があり、このうち特定空き家は260棟、管理不全空き家は628棟、経過観察中が1629棟だということです。トップのイラストはその審査風景です。下は答弁する都市整備部長と八木副市長です。

所管事務調査では道路整備計画(令和7年度から11年度)、消融雪施設整備計画(同)が示され一定の審査が行われました。計画実行に係る経費は全体で道路が28億円弱、消融雪施設が12億円弱とのことでした。下の図は道路整備が予定されている路線です。細かいので拡大してご覧ください。

休憩時間に都市整備部長から吉川区川谷地区の県道地滑り(2022年3月16日発生)災害復旧工事について資料をいただき、若干の説明をしてもらいました。すでに災害復旧工事の設計が完成し、11月8日に県と国の事前協議が完了したということです。これで災害復旧事業申請が正式に行われ、現地査定も終了しました。災害復旧工事は来年度の雪解けを待って着手される予定で、工期は来年度から7年間だとのことです。工事費は18億円弱となる見込みとのことです。ようやく動き出しました。

もうひとつ、県道上越安塚柏崎線の大島区板山地内の災害復旧工事についてですが、残るは舗装とガードレールの工事だけとなり、今月の遅くない時期に復旧の見通しだと情報が入りました。これも都市整備部道路課からの情報です。雪が降ったのでどうなるか心配していました。ホッとしました。

きょうは総務常任委員会審査です。まもなく市役所に向かいます。

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