映画「掘る女」を鑑賞

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おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」の配達でした。小雨が降っていましたが、無事終了しました。雨は現在、上がっています。

昨日は午前に連れ合いを市街地まで送り、その高田の大島画廊に行ってきました。津端潔さん、大口満さん、関谷昌夫さんの3人の作品が並ぶ「石ころ展」を観るためです。同展は今回で6回目。津端さんの大胆な抽象画をじっと見ていたら、本人から「怖いですか」と声をかけられました。絵の中の端の方にある目を見ているのが分かったようです。「真ん中にあれば怖いです」と答えました。大口さんは病気とたたかいながら膨大なスケッチを描き、次々と作品を生み出しています。そのなかに春先の雪が残った大きな風景画がありました。どこにでもある風景ゆえに身近で親しみを感じる作品です。制作者の人柄が出ていましたね。関谷さんの「風に聞くー1」はどこかで一度見たことがある作品ですが、顔の表情が見事に描かれていて一度見たら忘れられない作品です。下のイラストは大口さんん作品の前で。

午後からは地元に戻りました。吉川コミュニティプラザ大ホールで、松本貴子監督のドキュメンタリー映画、「掘る女」を観て、同監督と津南町の「なじょもん」学芸員、佐藤雅一さんのトークを聴きました。遺跡発掘での「掘る」人たちに焦点を当てたドキュメンタリー映画は初めてです。作業にあたっている人の7割以上が女性だとか。びっくりしました。寝そべって「何か」を丁寧に掘っていく人、釣り手土器を見つけて喜ぶ人など現場での様子だけでなく、掘る人の通常の生活も入っていて、とても気持ちのいいドキュメントでした。トークでは、「うずまき大好き人間が縄文土器のなかの極上の〝うずまき〟にひかれた」「掘ったものをどう表現していくか。縄文と芸術の交差の仕事をしている」「縄文時代はいくらかのいさかいはあったが、1万4000年にわたって戦争はしていない。武器の概念もない」などの言葉が心に残りました。トークの場面はイラストにしました。

夜は党会議があり、家に戻ったのは午後10時過ぎでした。それからお風呂に入り、イラストを2枚描きました。

きょうは、これから市役所です。

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