おはようございます。今朝は6時前に起床し、イラストの色塗りなどをしました。外は晴れ、じつにさわやかな朝です。今朝はまだセミの鳴き声がしません。
昨日は地元の特養、「ほほ笑よりかわの里」のまつりでした。もう少しで出ようという時に、うれしい情報が入ってきました。コウノトリが巣の上にいる、というのです。これまでも近くの人から、何度か巣の上にいるところを見たよ、と教えてもらっていたのですが、間に合いませんでした。今回は、2羽が立っていましたので、動画も静止画像も撮ることができました。2羽は今春、4羽のヒナを育てた親鳥のペアです。トップと下はその画像です。
特別養護老人ホーム、「ほほ笑よしかわの里」まつりは10時からです。コウノトリの撮影後大急ぎで行きました。1階のホールは入居者や家族などでいっぱいでした。頸北太鼓、瑞芭(みずは)の賑やかな演奏で一気に盛り上がったまつり。神輿が登場したり、健康体操があったりして皆さん嬉しそうでした。この施設には物忘れが大きく進んだ私の従姉も入居していますが、2年前に亡くなった母の元気なころの写真を見せたら、微笑んでくれました。良かったです。
午後からは柏崎です。政府・財界による柏崎刈羽原発再稼働の動きが強まる中、「なくそテ原発2024柏崎大集会」が900人の参加で取り組まれました。
メイン弁士は2006年に日本で初めて原発運転差し止め判決を出した元裁判長の井戸謙一さん。日本の原発差し止め訴訟の歴史を振り返りながら、原発再稼働の動きにストップをかけるにはどうしたらいいかを語りました。そのなかで、「現場の裁判官は多かれ少なかれ矜持を持っている。様々な要素のせめぎ合いの中で結論が出る。明快な理由で判決が書けること、世論の後押しがあることで大きい」「最高裁が差し止めを是認せざるを得ない状況を法廷内外でどう作っていくかが課題だ」とのべました。勉強になったのは、「多重防護の考え方は社会通念」だとして、船舶安全法や航空法を例に説明されたことです。とても説得力がありました。
新潟県内の動きを報告した新潟国際情報大学教授の佐々木寛さん、冒頭に自民党の総裁選と立憲民主党の代表選に触れ、どちらも原発に触れようとしなかったと辛口の評価をしました。永田町で右か左か真ん中かの議論だけでなく、日本政治の「タテ軸」の議論が重要であるとものべました。米山知事誕生の頃から現在の花角知事誕生に至る知事選の歴史を振り返り、現在の「市民検証委員会」の動き、「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」の活動の位置をのべ、「世界最大の原発立地地域で、市民が自らの安全や運命を力で考え、実践する(自治の)試みは、国内外のすべての原発立地自治体の住民に、21世紀の民主主義のモデルを示すことになる」と訴えました。佐々木さんの話は歯切れがよく、わかりやすいですね。
集会では「生田バンド」の演奏を楽しみ、迫力のある歌で元気をもらいました。生田まんじさんは被爆二世で、脱原発だけでなく、反基地運動などでも頑張っている人です。「雨に立つ人」は初めて聴きました。集会後はメーデー以来のデモ行進をしました。
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