バス運転手不足、中山間地対策などで論戦

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おはようございます。今朝は5時に起床し、イラスト描き、資料の整理などをやっています。外はミンミンゼミが盛んに鳴いていますが、最後の「ミーン」が長くなってきました。

昨日は朝市宣伝から。久しぶりに9時過ぎという時間帯に出かけたので、いつもと違った風景が見られるかもと思ったのですが、9時とはいえ、とても暑く、人出はいまいちでした。そんななか、野菜を売っている農家のお父さんから、「橋爪さんに1つ質問があります。兵庫の知事や中川市長はなんでやめないのですか」と訊いてこられました。「有権者の声を聞く耳を持っていないとそうなる。議員も市長への質問意欲をなくしているし、みじめです」と答えました。兵庫の知事と並べての質問は初めてでした。

午前10時からは総務常任委員会審査でした。市役所へ行ったら、前日の委員会で資料請求しておいた防災無線工事のプロポーザル審査結果のデータが出ていました。ある職員さんから、「橋爪さん、これで勘弁してやってください」と言われましたが、私はいじめる質問をやっているわけではありません。専門家でもない議員が審査する時に、業者選定が正しかったかどうかの判断に係る資料はできるだけ公開するべきだとして求めたまでです。どうあれ、担当の副市長、部課長から前向きの決断をしていただきました。その点は評価します。下の画像は公開された資料です。書類審査では「本店などの所在地」「施工実績」「配置予定技術者の実績」でA特定共同企業体とB特定共同企業体で大きな差がついていましたが、最終審査(プレゼンテーション)では接近した点数になっていました。まさにどちらが受託候補になっても不思議ではない微妙な審査結果でした。なお、この契約案件は最終的に全会一致で可決しました。

総合政策部の審査も防災危機管理部審査同様、活発に行われました。

私からはまず、非核友好都市宣言推進事業における平和展、戦争体験伝承事業をとりあげ、多くの市民から平和展に駆け付けてもらうために資料提供者による解説の機会を多くすること、戦争体験の一層の収集と体験集の活用の工夫などについて訴えました。担当課長からは一昨年(1395人)、昨年(1566人)、今年(1716人)と平和展を訪れている人は増加傾向にあることが数値で示されました。また、私の提案は積極的に受け止めていただきました。他の委員からは、来年、非核平和友好都市宣言30周年になることからその取り組みを意識的取組むよう訴えがありました。

大学と市、大学と地域住民などの連携を進める「域学連携推進事業」では、この連携が地域づくりを大いに励ますことにつながることを明らかにしました。そのために、吉川区での法政大学人間環境学部との関係がいまどういう影響をもたらしているかを川谷地区の運動会や山の上コンサートでのエピソードをまじえて紹介しました。今後、一層重視してほしいと思います。

地域公共交通運行対策費では、運転手不足の実態をもっと身近なデータで具体的に示すことが大事ではないかと訴えました。ハローワークでの求人が具体的になっている中で事業者の個別数値の公表を自粛することは疑問だとしました。また、運転手不足の背景にあるものは何かしっかり究明する必要があるとして、取組の強化を求めました。予約型コミュニティバスについては、利用者が増えていることを歓迎しつつ、高齢化が進む中で、自宅からバスに乗るまでの距離をできるだけ短くすることの大切さなどを訴え、一層の広がりをつくるよう求めました。

中山間地域振興事業では、地域おこし協力隊が果たしている役割、サポート体制の強化について発言しました。特に協力隊員が居住する空き家の改修経費の補助については、3年経過後も居住してもらえるように思い切った補助が必要であることをトイレ改修(合併浄化処理槽設置)を例に訴えました。これには他の委員も同調、任期終了後に残ってもらえるような補助のレベルアップが必要であること、国県への働きかけの強化などを訴えていました。協力隊員の定住につながるようなサポートについては行政だけでなく、地域住民が「地域で支援する」「地域で盛り立てていく」ことの大切さを実例をもとに強調しました。行政はその点を意識した支援を強化してくれることを期待したいと思います。

きょうはイベントが集中しています。「しんぶん赤旗」日曜版の配達もたくさん残っています。会議もいくつかあります。忘れることがないよう動きたいと思います。

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