吉田信夫さんの水彩画展へ

季節の風景

おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。資源ごみを出した後、コウノトリの観察に出ましたが、巣の近くの電柱に1羽がいて、その後、もう1羽がやってきました。最初の1羽は体が汚れていて、戦い疲れた感じでした。下の画像はそのコウノトリです。写真撮影しているときに近くの耕作者の方がお連れ合いとともにやってこられて、おしゃべりしました。その際、「コウノトリさん、ありがとね」を聴いてもらったら、11日午後3時半から尾神岳で行われる「山の上コンサート」にも行って、この歌を生で聴きたいと言ってくださいました。感謝です。

昨日は午前が区内でお世話になった人の葬儀でした。この人は私の叔父の隣家に住んでいた方で、亡き叔父も私もほんとうにいろいろと心配していただきました。駐車場にいたら、元JA職員さんが「ご苦労さんでしたね」と声をかけてくださいました。「さて、何のことかな」と思ったら、コウノトリの観察のことでした。

午後からは長岡市まで行ってきました。ひょっとするとデッサン力を身につけるヒントがあるかも知れない。そんな思いを抱きながら、アオーレ長岡1階で開催されている吉田信夫さんの水彩画展を電車に乗って観てきました。インターネットで作品の素晴らしさはわかっていたつもりでしたが、1枚1枚観ていくうちに、どこからこんなに丁寧に、ありのままの雰囲気を出せるんだろうと思いました。その答えの一つは、作品とともに展示されていた彫刻家の佐藤忠良さん(故人)の推薦の言葉のなかにありました。「絵画表現にも見られる誠実な探求精神」、これだと思いました。私が風景を描くときになかなかうまくいかないことの1つは緑色の使い方です。この緑は農村部を描くときに欠かせない色ですが、緑を使った吉田さんの表現力はずば抜けていると感じました。作品は全部で約40点。長岡の景色だけでなく、柏崎の番神や米山なども描かれていて、その点でも親しみを感じました。吉田さんとは、友人である柏崎出身の毛利正道弁護士のことや上越市大島区出身の高橋知一さん(故人・東京都議)のことなども話をすることができました。吉田さんの作品を観たせいでしょうか、帰りの電車で見た長岡駅から柏崎駅に至るまでの農村風景が一段と素敵に見えました。

柏崎から柿崎までは海の風景をいつも見ています。雲があり、夕焼けはいまいちでしたが、時々、太陽の光によって海の色が変わります。きらきらした夏の海の風景もいいですね。下の画像はその風景です。

電車の中では、久しぶりに小説も読みました。今回は玄間太郎さんの『小千谷の風』(同時代社)です。江戸の中期、医者、花火師として歩んだ二人の女性の苦労と成長の物語。切なくなる場面が次々とあって、睡魔はまったく襲ってきませんでした。4分の1ほど読みました。

きょうは、午前に浦川原、安塚に行ってきます。

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