夕方まで総務常任委員会審査

季節の風景

おはようございます。今朝は5時に起床して、総括質疑の発言通告を書き、その後、コウノトリの観察に出かけました。ここ数日、30度前後の暑い日が続いていますので、ヒナたちがどうしているか心配しましたが、4羽ともとても元気そうなので安心しました。今朝もウグイスが活発に鳴く中で、羽づくろいをしたり、羽を開いたり閉じたりしていました。今朝撮影した動画は下線の付いたところをクリックしてごらんください。これまでの動きは、「吉川区内でのコウノトリの動き」をごらんください。

昨日は私が所属している総務常任委員会審査でした。議案は少なかったものの、質問はけっこう出て、時間がかかりました。

行政イノベーション課担当の議案は、子ども医療費助成事業、妊産婦医療費助成事業などにおいて、個人番号を利用し、保険情報などを確認するために、特定個人情報の種類に、医療に関する給付の支給または保険料の徴収に関する情報を追加することなどを盛り込んだ条例の「一部改正」です。これについてはマイナンバー活用をめぐって情報漏れなどいくつもの課題が解決していない中にあって、賛成できないと判断しました。質問のなかでは、改正後と改正前の図示が分かりにくいことも指摘しました。これは見直すようです。

質問の中で一番力を入れたのは、創造行政研究所で行うとしている米関連産業の調査研究です。上越市は稲作を中心とした農業が盛んな地域ですが、ここの持続可能性を追求することは極めて重要です。私からは、これまでの研究の到達点を踏まえること、課題と解決の方向性を示す研究とすることなどを求めました。ここでのやりとりで、一般質問でどういう展開をしていくかが少し見えてきました。

昨日は請願審査もありました。請願は、市民連合・上越が「防災計画見直しに向けた有識者検討会」設置に関する「意見書」提出を求めたものです。請願事項としては、自然災害との複合災害の同時発生を想定した検討を行うこと、検討会議は公開し、会議資料、議事録を公表することなど6項目です。片岡代表が趣旨説明を行い、一定の質疑をしたのち、各委員の意見表明がありました。この中では、「新潟市の市民団体からも、検討会議に一般県民を入れよなどの要望が出ている。賛成だ」「今回の請願は県知事に私たちの声を届けてくださいませんかというものである。上越市は一体感の中で安全な体制で防災に取り組む、これが普遍的な考えだ。請願には賛成だ」などといった賛成意見がある一方で、「まだ検討会議は1回しかやっていない。検討の方向性を見てからでも遅くはない」「もう少し状況を見ながら、足りないものがあれば意見を出していくことでいいのではないか」などの反対、慎重意見がだされました。採決の結果、賛成3、反対4で不採択となってしまいました。

請願審査後は、住民自治・地域自治・地域協議会制度についての所管事務調査でした。地域自治推進プロジェクトの検討状況、地域独自予算の予算事業の経過措置などについて報告があり、質疑が行われました。これまで、地域自治推進は市長にとっては重点公約だと思っていましたが、地域自治推進プロジェクトの今後の予定を聞いてびっくりしました。市長の任期は来年の11月上旬ですが、各検討項目については令和7年度に詳細な制度設計をし、令和8年度に条例改正などの手続きをするというのです。市長選で間違いなく再選される自信があるのでしょうか。それにしても、遅すぎると思いました。昨日委員会に示された資料も疑問だらけでした。「地域自治の理想的な姿及び取組の方向性」という資料の核となるものについてみても、「現状と課題」「取組の方向性」などの整理の仕方がこれまでの議論を踏まえたものとなっていなく、違和感を持ちました。委員会では一定の修正を約束してもらったのですが、地域協議会にはすでに配布する手配をしていたようです。

議会が終わってから、大急ぎで家に戻り、コウノトリの夕方の観察に出かけたのですが、いい写真は撮ることができませんでした。夜、わが家の庭に出たところ、月がきれいに見えました。下の画像がそれです。月のクレーターなどがよく写っています。

時間です。夕方にでも追記します。

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