物価高騰対策予算などで臨時議会

季節の風景

おはようございます。昨日からお腹の調子が悪く、朝もうとうとしていました。外は曇り空です。昨夜は2㌢ほどの降雪がありました。

昨日は臨時議会でした。提出議案は国の物価高騰対策などを具体化するものが中心だったのですが、元旦に発生した能登半島地震に関連する専決処分が議論の中心となりました。

このうち文教経済常任委員会審査では、避難所問題などが取り上げられました。今回の能登半島地震で津波警報が出ましたが、避難所となっている学校などへ避難しようとしたものの、カギが開いていなかったためガラスを割って入らざるを得なかったところが少なくとも6か所あったことが昨日の文教経済常任委員会で明らかにされました。これは、日本共産党議員団の上野議員や無所属の宮越議員の質問で明らかになりました。6か所は八千穂小学校、八千穂中学校、直津小学校、直江津南小学校、有田小学校、そして旧古城小学校です。津波などの緊急事態の際、カギ開けが間に合わなかった場合は、ガラスを割って避難所に入ることは認められています。緊急対応とはいえ、危険ですので、スピーディにカギを開ける対策が必要ですね。イラストは文教経済常任委員会にのぞむ市教育委員会の幹部のみなさんです。

上越市内の住家の被害は、全壊1、大規模半壊5、半壊17、準半壊19、一部損壊969、床上浸水1、床下浸水14となっています。いずれも1月24日現在です。こうした被害状況の中で市は、被災者住宅応急修理制度で初めて市独自の支援を上乗せ(全壊100万円、中規模半壊50万円、半壊50万円、準半壊30万円)します。これとは別に、一部損壊への支援も検討していることを本会議で中川市長が、農政建設常任委員会では大島都市整備部長が明らかにしました。一部損壊への支援は、日本共産党議員団が市長にたいして要望していた事項のひとつです。イラストは農政建設常任委員会で答弁する大島都市整備部長です。

能登半島地震によるガス水道、下水道被害については1月24日現在のものが市のホームページなどで明らかにされています。それによると、水道配管被害102件、ガスの配管被害は37件、断水は4か所だったとのことです。下水道センターや汚水管路にも被害が出ました。昨日の農政建設常任委員会では、これらの被害状況などについて質問が出ていました。トップに掲げたイラストは委員会で答弁する中島計画調整課長です。

総務常任委員会でも、能登半島地震災害対策が議論されました。このなかで、私は、県道上越安塚柏崎線の大島区板山地内の道路崩落についてとりあげ、「ここは大島区旭地区、吉川区川谷地区にとって重要路線だ。復旧見込み未定ということだけでは納得できない。(早期復旧に向けて)もっと具体的な情報を明らかにしてほしい」と訴えました。これにたいして市川防災危機管理部長は、「非常に重要な道路だ。県管理の道路だが、県にしっかり申入れをしながら、早期復旧の見込みを含め通行止め解除に努めていきたい」と答えました。イラストは私が質問しているところを描きました。

きょうは、これから葬儀です。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金に出ます。

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