地域交通、地域自治推進プロジェクトの審査

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おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。母の危篤状態は続いていて、酸素飽和度、血圧の測定も困難になってきました。足の指先には血が回らなくなってきたようで、色が変わってきました。お医者さんや看護師さんからは母の終末が目前に来ていることを告げられていますので、昨夜も緊張していたのですが、前夜はほとんど寝ていないので、常にとろとろとした状態となっています。でも、今朝も母は生きています。

昨日は早朝から活動レポートのポスト下ろしをし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしました。かなりの強行軍だったのですが、ほぼ通常通り、動くことができました。ただ大島区については、他の人から配達を代わっていただきました。

昨日は総務常任委員会を中心に地域交通と地域自治推進のプロジェクトのついての報告と審査が行われました。ほとんど睡眠していない中での審査はきつかったですね。でも、なんとか発言しました。

地域交通のプロジェクトは、自家用車を持たない高齢者や学生などの通院、通学などの移動をどう確保するかを目的に結成されたとのことです。「支線バス路線を再構築し、予約型コミュニティバスを運行する」「オンデマンド交通システムを導入する」ことを目指し、すでに動き出しています。

審査の中で私は、「安塚、牧で実証運行し、他地域への展開を考えているようだが、地域ごとに交通事情は違う。それぞれのところで実証運行し、その結果を分析する中で運行方法を検討していくべきではないか」「支線バスの再構築と予約型コミュニティバスの運行がメインになっているが、支線バスは私の地元でも重要な役割を果たしている。支線バスをどう再構築し、利便性を高めていくのかその姿を示してほしい」などと訴えました。担当課長は検討を約束しました。

地域自治推進プロジェクトはこれまで総務常任委員会で審査してきたことと重なります。私は、これまでの審査で見落としていたこと、これまでの審査でもっと深める必要があったことをいくつか取り上げました。

その1つは推進体制についてです。「地域のことは地域で決めて、地域で実行する」仕組みを作っていくうえで人材の確保は重要課題の一つです。しかし、その推進体制に社会教育を担当する課が常時入っていないのは問題だ」として体制に加えるよう求めました。しかし、担当部長は、連携の必要性を認め、協議の必要に応じて参加してもらうとしたものの、常時、推進体制に加えることには難色を示しました。

2つ目は、「地域活性化の方向性の作成」についてです。プロジェクトが示したスケジュールでは、今年度に着手し、その後、期限を設けないで「作成の完了・必要に応じた随時の見直し」を続けていくことになっています。私は地域自治を進めるうえで地域のビジョン(将来像と計画)は要をなす問題だとして、1年で、遅くとも来年度に作成するスケジュールにすべきだ。方向性は必要に応じて修正すればいい」と訴えました。今後、プロジェクトでどう検討して議会に示すか注目です。

3つ目は「(仮称)地域独自の予算」についてです。これは所管事務調査でも一定の議論をしてきているのですが、私からは本格実施は令和6年度以降とし、令和5年度は「過渡期」と位置付けて、制度設計を充実させるよう求めました。ここでも要をなすことは地域ビジョン、地域計画です。これを各区で作成し、それらを実現するためにどのように予算を使っていくべきか議論できるレールを敷くべきだと訴えました。そのなかでこれまでの地域活動支援事業の優れた取り組みを令和5年度も実行できるようにしたことは評価しつつ、その後は地域ビジョンをモノサシに採用するかどうかを決めていく、そういう仕組みにしていくよう訴えました。

午後からは自宅に帰り、母に寄り添いました。総務常任委員会の午後の審査についてはインターネットで視聴しました。

総務常任委員会が終わってから、近くの小苗代池に行きました。気になっていたオニバスがどうなったかを見たかったからです。予想通り、すでに開花しています。昨年も開花したのですが、花は大きく開くことはありません。トップの写真の状態が最大の開花状態だと見ています。ただ、今後も観察は続けます。

きょうも市議会の委員会がありますが、母のそばにいることにしました。母の最後はそばにいてあげたいのです。

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