おはようございます。今朝は5時半に起床し、デスクワークをしています。と言っても、仕事の中身はイラスト描きですが。外は晴れ、早い時間帯はずいぶん涼しくなりました。これから気温はどんどん上がります。下の画像は家の近くの畑にある百日紅です。赤とんぼが一匹写っていますので、よく見てみてください。
昨日は、草刈り後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が最優先の仕事でした。終わってからは、文房具屋などでボールペンなどの買い物をしに出かけました。こいいう細々としたことは議会中、なかなかできないのです。
午後からは毎月第2同曜日に高田小町で開催されている「くびき野カレッジ天地びと」でした。
今回は『21世紀の上越スタイル』という本に写真を提供した人たちによるトークです。登場したのは、小池幹夫さん、藤野正二さん、松井隆夫さん、佐藤秀定さんの4人。トークは、掲載写真を語るものもあれば、その写真を題材に歴史を語るものもある。それに、私が期待していた「撮影の裏話」を語ってくださった人もありました。長年、写真に親しんできた者としては最高のトークショーでした。トップのイラストはその様子を一枚にまとめてみました。
『21世紀の上越スタイル』の表紙写真を撮った小池さんがトップバッター。昨日まで、私は米山から日本海、高田平野が入ったこの写真はドローンによる撮影だと思っていました。そうではなかったのです。高田の自衛隊グランドを発着場にした「空から上越を見る」イベントで、輸送機(ヘリでしょうか)に乗った時に撮影したものだったのです。揺れる機内からシャッタースピードを上げて撮った小池さんの姿が目に浮かぶ解説でした。小池さんは焼山の爆発の時も空からその様子を撮影した経験の持ち主でもありました。
二番手は藤野正二さん。本の中では「ライオン像のある館」などの写真が掲載されていますが、話で引き付けられたのは小熊写真館を中心にした市内の写真館の物語です。「小熊和子さんはお連れ合いよりも受賞歴が豊富で、ヨーロッパ訪問時に撮った写真が現地でのコンテストで入賞し、そこで得た賞金を基にまた撮影の旅に出た」、「『写真文化』の表紙にもなった会津八一の写真は、会津八一の最後の肖像写真となった」、「高田の裁判所前の馬場秀幸弁護士(県議)事務所の敷地は昔、女性だけの写真館だったこともある」などの話は初めて聴くことばかり、興味深かったですね。
松井隆夫さんは三和区在住の人です。上越市内各地のイベントに出かけ、じつにたくさんの写真を撮ってきた方です。くびき野レールパークの話から始まって、板倉区の「はしごのぼり」の話にたどり着くまで50分近く語りました。話の中には、柿崎の楞厳寺(りょうごんじ)、大島区田麦の「鳥追い」、吉川区の三大しだれ桜など私が見聞きしてきたことが盛りだくさんでしたので、とても面白かったです。松井さんの話を聴き、私が日常生活で撮っているような「なにげない写真」も記録として大事だなと改めて思いました。
最後は高田の佐藤秀定さん。牧区樫谷の渡邊英夫さんが農水省退職後、ふるさとの牧区に戻り、イチョウの木を植えて、「もう一度、美しいよき故郷として蘇らせて次の世代につなげていきたい」という思いで活動されている姿を写真やビデオ映像を使って語りました。ビデオには、『21世紀の上越スタイル』出版後、本に登場された渡邊さん自身が本の感想を語る場面も入っていました。いいもんですね。また、話の中で、渡邊さんが「田んぼの干ばつ被害をなくすにはため池整備だ」とのべられた部分は重みがありました。私の一般質問でも活用させていただこうと思います。
夕方からは党会議があり、帰宅したのは午後9時40分過ぎになりました。昨日は朝の時間帯に草刈りをしたのがききました。夜になったら、疲れがどっと出てきました。
活動レポート2125号、「春よ来い」シリーズの第722回、「サプライズ」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。
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