「くびき野カレッジ天地びと」で報告

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おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、ホームページの更新作業をしました。本格的な更新もしなければならないのですが、毎週の更新でできることは活動レポートのアップなどごく一部です。外は今日も晴れ、また猛暑になりそうな雰囲気です。

昨日は午後から「くびき野カレッジ天地びと」にて結婚式の変遷について話をすることになっていました。話の中で使うイラストは準備したものの、肝心の話の中身は組み立てができていませんでした。それで、午前に1時間半ほどかけてスライドを準備しました。

「くびき野カレッジ天地びと」の会場は高田小町。そこへ行くまでに食堂にも寄りましたが、猛烈な暑さにはまいりました。ただ、車の外の風景は様々な雲が出ていて写真に収めたくなるものでした。撮った写真のうち2枚をアップします。1枚目は尾神岳上空、2枚目は文化会館上空です。

カレッジは、『21世紀の上越スタイル』発刊後の第1回目です。私が「結婚式の形をさぐる」というタイトルで、真野順子さんが「葬祭の変化─葬祭業者と家族葬」というタイトルで話をしました。この組み合わせは偶然だと思っていたのですが、どうやら石塚正英さんの発案のようでした。会場には私の高校時代の同級生や日頃から地域活動に精を出している友人など約20人が集まってくださいました。

私は最初の発表者、これまで私が書いてきたエッセイの中から「万年青(おもと)」「甥の結婚式」「花嫁行列」を取り出し、私が見聞きした結婚式の変遷について語りました。最初に私の両親の結婚式について書いた「万年青」を朗読しました。結婚する当事者が結婚相手はどんな顔をしているかもわからずに当日を迎えたことや披露宴会場に新郎の席はなく、新郎は庭で燗(かん)の番をしていたくだりなどで、たびたび笑いが起きました。その後、用意してきたイラストなどを使いながら、「家と家の結婚式」から「結婚する当事者中心の結婚式」への発展と課題について語りました。どんな形の結婚式であろうと自由ではありますが、何よりも結婚する当事者の気持ちが尊重されることが大事であること、地域のみんなが祝う伝統を大事にしたいことなどを中心に据えました。トップのイラストはその時の様子です。想像で描きました。

真野さんの話は葬祭の変化を丹念に調べて語っておられました。土葬や集落にあった「焼き場」(火葬場)のこと、桶孫さんが果たした役割、最近の家族葬の様子などが語られ、とても良かったです。質問や意見交換の場でも「焼き場では死体がなかなか焼けず、魚と同じようにひっくり返したこともある」など興味深い話がいくつも出ました。

夕方から、稲作や園芸で頑張っている農家の人、数人と電話で異常気象による影響などについて語り合いました。この中では、「6月の雨で助かった。平成6年のようにはならない」「ナスを3反作っている。水は3000リットル運んでくれたが、焼け石に水だ」「稲は最後は共済ということもあるが、作っているものとしては枯らしたくない」などという声を寄せてもらいました。

活動レポート2122号、「春よ来い」シリーズの第769回、「猛暑の中で」をホームページにアップしました。ご笑覧ください。

きょうからお盆、午前に墓参りに行き、その後、朝市宣伝にも行きたいと思っています。

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