総務常任委員会の所管事務調査

季節の風景

おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、資源ごみを出してきました。大量をプラごみを集積場に持っていったら、そこにいたあるお母さんが、「これ、みんな買ったんだよね」と言って笑いました。プラごみの量でどれだけ買い物をしているかがよくわかります。その集積場の近くでキカラスウリの花を見つけました。

昨日は午前も午後も総務常任委員会所管事務調査でした。テーマは住民自治・地域自治、地域協議会制度についてです。1年前に委員会が行政側に提出した「地域自治・住民自治、地域協議会、総合事務所」への提言の検討状況を報告してもらい、それらについて確認や質問を行いました。トップ画像は委員会の様子です。

午前の審査で質疑が集中したのは地域計画の扱いをめぐってです。提言書では「行政は、各々の地域協議会、町内会やその他の団体と協力し、地域の方向を共有する地域計画の策定を目指すこと」を求めていますが、行政側は、「地域自治区ごとの計画を現段階では策定することは考えていない」としつつも、地域の団体などへのヒアリングや意見交換などを通じて、「その必要性も含めて検討していく」としています。私からは改めて、地域自治、地域づくり推進にあたって、地域の将来像、各分野の目標の設定とその実現に向けての具体的な計画づくりが欠かせないことを訴えました。

午後からの審査では、地域協議会の権限、総合事務所長の権限などをめぐって質疑を行いました。私からは、行政が昨年から「地域活性化の方向性」の作成を地域協議会に依頼していることに触れ、地域自治区設置に関する条例第7条で書かれている地域協議会の権限について見直しが必要ではないかと訊きました。これについては3月議会の一般質問で、市長が、「自主的審議を一層充実させるいただきたいとの思いによるもの」だと答えていました。自主的審議については、地域協議会の自主性が何よりも大事であり、行政が主導するものではありません。昨日の質疑では、私から、条例のどこを根拠にしているのかと訊くと、市長答弁の自主的審査というよりも、第7条1項の(3)、「市の事務処理に当たっての地域自治区の区域内に住所を有する者との連携の強化に関する事項」が根拠だとの答弁でした。今年度から始まった地域独自の予算でも、地域協議会は実施団体にはなれないが、独自予算について提案できるとしています。これについても、「連携強化」を基に説明していましたが、この点は条例の見直しを含め検討が必要だと感じました。今後、より踏み込んだ議論をしていこうと思います。

昨日の委員会では「地域独自の予算」についても質疑させてほしいと委員長に申し出ていました。来年度の申し込みについては、8月末を期限としていることから、早い段階で要綱などについての関係住民の声を届け、大いに議論したいと準備していましたが、議会側の提言に関連した部分的な質問はできたものの、ずばり、「地域独自の予算」について本格的な質疑を行うことは時間の関係でできませんでした。委員会終了後、委員が残り、協議した結果、早い段階で質疑の機会をつくろうということになりましたが、私のところには、「地域独自の予算としているものの、事実上の補助金制度が中心であり、自己負担が伴うと、金があるところしか申請できなくなる。地域づくりどころか、この制度そのものが自壊するのではないか」といった心配の声も寄せられています。早めに制度の見直しをしたいものです。

夕方からは妙高市議選対策でした。現地で対策会議を行いましたが、準備は大きく遅れています。これから支援をもっと強めないといけないなと思っています。写真は昨日の夕日です。

きょうは、地元で動きます。やるべきことがデスクワークを中心に山となっています。

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