映画「銀河鉄道の父」を鑑賞

おはようございます。今朝はキジのオスの鳴き声で起こされました。近くの畑にでもいたのでしょうか。天気は曇り、午後からは雨になりそうです。

今朝は悲しいニュースから。青年団時代からの友人だった人の訃報を新聞で知り、びっくりしました。体調が悪く、入院されていることを知ったのがつい最近のことでした。病名を聞き、もう一度会いたいなと思っていただけに残念でなりません。76歳では早すぎます。

昨日はオフ。ゆっくりすることに決めていました。まずは映画鑑賞です。先日、高田世界館で、「いのちの停車場」を観た際、門井慶喜原作の「銀河鉄道の父」がこの上越でも５日から上映開始と聞いていたので、初日に観ようと思っていました。ただ、ゴールデンウイークの最中なので、混むかなと心配していました。でも上映場所は観客が20人ほどで、楽々入ることができました。

映画は、原作をベースにしていますが、同じではありません。どんな展開となるのか注目しながら観続けました。東京の本屋に賢治の本が平積みされていたものの、出版元が安売りをしていることを知り、そっくり買い求める父、政次郎の姿や印刷された本が梱包されたまま賢治の部屋にたくさん置かれている映像はなぜか切なかったですね。

映画では、賢治の臨終直前に父、政次郎がそらんじていた賢治の詩、「雨にも負けず……」をそのまましゃべっていました。これは本の展開とは違ったものでしたが、映画としてはとても良かったと思います。どうあれ、父親の愛情がたっぷり入った映画でしたね。トップのイラストは映画の予告編を観ながら描いたものです。

昨日の午後２時42分ごろの地震には驚きました。スマホで緊急速報が伝えられてから、すぐにグラグラときたのでこれは近いと思ったのですが、震度４にもなっていました。震源地は能登半島でした。家の者に連絡を取り、大丈夫かどうか確認しました。これだけの揺れは久しぶりでした。亡くなられた方、被災された皆さんには心からお悔やみとお見舞い申し上げます。

地震が落ち着いてから、妻を風呂に送り、その足で尾神岳に登りました。いうまでもなく車でです。目的はツツジ科の花を見るためです。先日、柏崎市の夢の森公園で見かけた花が見られるかもしれないと出かけたのですが、見つかりませんでした。標高の高いところでは、まだショウジョウバカマやヤマザクラが満開でした。そして、今年になって初めてギフチョウと出合いました。びっくりしたのは、柏崎市の防災無線の放送が聞こえてきたことです。たぶん、市野新田か女谷あたりの防災無線です。よく聞こえませんでしたが、鉄道の運行状況を伝えていることだけはわかりました。改めて柏崎と吉川は近いと思いました。