川谷の地滑り、3回目の説明会

吉川区

おはようございます。今朝は6時に起床しました。すぐに事務所に来て、活動レポートの修正作業に入りました。原稿は、一晩寝かせるといくつも修正箇所が出てきます。外は曇り空です。天気は徐々に回復してくるでしょう。下の画像は下中条の朝の風景です。

昨日の午前は、吉川区、柿崎区で動きました。柿崎区総合事務所へ行ったときに、必ず見るのが、すぐそばの浄善寺の掲示板です。今回の言葉は、「鏡は姿を写し 言葉は心を写す」。「写す」か「映す」かということもありますが、気持ちは十分伝わります。いい言葉ですね。

午後からは浦川原区に行き、そこから吉川区川谷地区へと向かいました。昨年3月に発生した川谷の地滑りについての県の説明会があったのです。途中、上猪子田で見た雨に煙る緑の風景が素敵で、何枚も写真を撮りました。下は、そのうちの1枚です。

川谷に着いたのが午後2時半でした。説明会まで時間があったので、地滑り現場へ行ってきました。上川谷へは2週間に1回は行っていますので、上川谷側からは何度も見ているのですが、下川谷側からは久しぶりに行きました。

主要地方道大潟高柳線・吉川区川谷地内の地滑りについての3回目の説明会は、旧川谷小学校体育館でありました。説明したのは、新潟県上越地域振興局地域整備部維持管理課です。

説明は、現状報告と今後の予定が中心です。このなかで担当課は、「地すべりの規模を把握するためにデータが必要であり、調査をしてきたが、昨年の空梅雨、その後の少雪でデータを十分とることができないでいる。今後は融雪期の観測データなどをもとに専門家の意見を聴きながら、地滑りの解析を行い、対策工法を検討し決定していく。工法の決定は本年10月くらいの見込みだ。工事着手は令和5年度内を目指している」「対策工事の実施にあたっては、地滑りが収まった(収束)したことを確認する必要がある」などと述べました。トップのイラストはそのときのものです。

説明会に参加した地域住民からは、「前回の説明会では、工事着手から完成までには2年くらいかかるということだったが、変わりないか」「地滑りの収束について、詳しく説明してほしい」などの声が上がりました。

担当課は、「工事着手後、現地で通行できるようにするには2年くらいだと見ている。ただ、ここの地滑りは、県道がらみの地滑りとしては、県内では過去最大規模であり、工事がすべて終わるまでにはもう少し長くかかるかも知れない」「地滑りは雨や融雪水が要因となって、斜面が滑り落ちる現象だ。〝地滑りが起こりうる状態まで地下水位が溜まっても滑らない〟ことが確認されると収束したことになる」などと答えていました。

きょうは、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金があります。そのほか、生活相談も入ってきました。忙しい一日になりそうです。

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