新年度予算発表、総務委で人事改革方針などの調査

季節の風景

また雪ですね。おはようございます。今朝は吹雪いたり、晴れたり、天気は激しく変わっています。昨日からの降雪は約20㌢ですが、雪は軽く、吹雪いたときが心配です。下の写真は今朝、晴れているときに吉川区の竹直にて撮影しました。

昨日は新年度予算が発表されました。一般会計予算の規模は947億円あまりで、今年度当初予算に比べて30億円程度減少していますが、制度融資の預託金などを除いた実質予算額は12億円ほど増えています。

市長からの説明は約15分だったのですが、市長の説明や配布資料のなかで注目したのは、要援護世帯除雪費助成制度の改善、若者の奨学金の返還を支援する制度の創設、特別支援学校の児童生徒への通学費の支援、広島平和記念式典への中学生派遣(8人から24人へ)などです。これらの多くは議会で何回も取り上げ、論戦を繰り返してきただけにうれしく思います。

その一方で昨年から議論してきた「地域独自の予算」は約9400万円の規模で、思っていたよりも予算額は少なく、この予算に対する期待はしぼみました。そもそも、この予算の制度設計が不十分な気がしてなりません。これは議会でしっかり議論していく予定です。

午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。人事改革方針、第7次行政改革推進計画、第4次定員管理計画、第3次財政改革について行政側から説明があり、質疑を行いました。

このうち第7次行政改革推進計画で私は、リフレ上越山里振興㈱の補助金不正受給事件についてふれ、市が2019年2月に定めた「第三セクター等に対する関与方針」の中の「関与の在り方」(人的関与、株主としての適切な対応など8項目)が適正だったかどうか早急に、かつ徹底的に検証し、見直すよう求めました。これに対して八木副市長は、「期限については申し上げられないが、皆さんから納得いただけるような解決策を見出して参りたい」と答えました。

人事改革方針については、職員が元気に頑張れる職場づくりのための課題の1つとして「大声で怒鳴る指導」などハラスメントを根絶するよう訴えました。また、総合事務所職員の在任期間を長くし、地域の人たちが親しみをもって気軽に立ち寄れるような状況をつくりだすよう求めました。

第4次定員管理計画では会計年度任用職員の実態について質問し、職員が人間らしい家庭生活が成り立つよな労働条件を求めました。昨年の4月1日現在、上越市の会計年度任用職員は1555人で、職員全体の47%を占めています。パートの人の年収は約168万円、フルタイムの人でも約238万円です。これでは生活できませんね。

夕方、中郷区の90代の女性から、「最近、活動レポートが新聞折り込みされていないが、『春よ来い』を読みたい」と電話がありました。まだ、一度も会ったことのない方ですが、近いうちに伺おうと思っています。新エッセイ集、『初孫誕生』の注文もいただきました。

きょうは、これから市役所に向かいます。

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