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市議会のこと アーカイブ

2009年10月16日

国内最大のナメコ生産施設視察

 まさか日本有数の豪雪地帯にこれほど巨大なナメコの生産施設があるとは……。きょうまで知りませんでした。場所は十日町市松之山、有名な美人林へ行く途中です。大きな建物は前から知っていましたが、倉庫だと思い込んでいました。

 きょうは市議会食料・農業・農村議員連盟の視察でした。松之山のナメコ栽培、松代のレタス栽培、安塚のシイタケ栽培の状況を見て学ぶことが目的です。7人の市議のひとりとして参加してきました。3か所の視察で共通して感じたのは、豪雪地帯でも通年で仕事をして稼ぐために農業分野で頑張っている人たちがいることの素晴らしさです。「雪がたくさん降るから農業はダメ」という先入観を吹き飛ばしてくれました。そしてもうひとつ、弱電工場などが相次ぎ撤退するなかで農業関係の生産施設が残っていて、そこが地元の大事な雇用の場となっている、これもたいしたことだと思いました。

 さて、話を前に戻しましょう。松之山のナメコ生産施設ですが、ゆきぐに森林組合、有限会社松之山きのこ、JA十日町がそれぞれ分担し、ナメコ生産を最先端の技術を駆使して行っているのです。それも国内では最大の施設といいます。培養、発生、パッケージのほとんどを機械でやり、年間364日稼働、年間1200トンものナメコをジャスコなどに出荷しているそうです。ボトルで育ったナメコをカットする機械(画像)は全国ではふたつしかないということでしたが、見事にカットしていましたね。人間はというと、コンベヤーで流れてくるナメコを選別(画像)したり、箱詰めされて出てくるものを運ぶ仕事などをやっていました。これは機械に追われてたいへんな作業に見えました。

 キノコの栽培は上越市内でも柿崎区や三和区など各地で行われているそうです。東京都の面積の半分もある市ですので、まだまだ、私の知らない農業の取り組みがあります。きょうは、もっと現場に出て勉強しなければと思いました。

2009年10月27日

「水源の里まいばら元気みらい条例」に学ぶ

 滋賀県彦根市からの発信です。きょうから3日間、市議会中山間地対策特別委員会の視察です。初日のきょうは米原市での視察でした。同市は2005年(平成17年)に米原町、山東町など4町が合併してできた自治体です。人口は約4万1000人。日本百名山のひとつ、伊吹山があります。

 米原市では、「水源の里まいばら元気みらい条例」について学びました。この条例は、過疎、高齢化が進んでいる集落の持続的な発展をめざした条例です。同市の高齢化率は23.3%ですが、市内の半数以上の自治会で55歳以上人口が40%を占めています。そこで同市では、集落の高齢化率がおおむね40%以上で、2以上の集落が連携及び協力する市民自治組織を結成しているところを対象に定住対策などの支援をすることにしました。

 説明を聞いて印象に残ったのは、高齢化が進みすぎる一歩手前で手を打つことが大事という発想です。各種施策の対象集落の条件のひとつに「おおむね高齢化率40%以上」としたのはこういう発想に基づくものだったのです。いまひとつ、これは学ばなければと思ったのは、条例制定後、「水源の里まいばら元気みらいづくりプロジェクト」推進の作業に入っていることでした。水源の里の、①新しい価値の創造、②指定地域支援、③人づくり、の事業を体系だてて検討しているのは参考になりました。

 最後にうれしいことをひとつ書きます。同市では、いま、職員総がかりで集落点検をやっていますが、これは上越市の取り組みをモデルにしているということでした。市役所職員のすべてがかかわって高齢化の進んだ集落対策に乗り出しているというのはすばらしいですね。

2009年10月29日

40年ぶりに赤ちゃんの泣き声が

 先ほど視察から戻ってきました。まず昨日の視察報告をします。ホテルに使えるパソコンがなく発信できなかったものです。

 京都は綾部市からの発信です。綾部市は京都駅から山陰線の特急で約1時間のところにあります。初めて知りましたが、室町幕府を開いた足利尊氏の生まれた地、肌着メーカー・グンゼの創業の地だそうです。

 この地にここ数年、自治体関係者の視察が相次いでいます。2006年(平成18年)12月、同市が制定した水源の里条例を学ぼうというのです。きょうも上越市議会だけでなく、山口市議会、岡山県高梁市議会が訪れていました。

 同市の水源の里条例は、過疎、高齢化のすすんだ集落の再生、機能維持を目的にした条例としては全国で最初の条例です。①市役所から25キロメートル以上、②高齢化比率60%以上、③世帯数20未満の条件を満たした水源地域の集落を対象に定住対策や都市との交流促進などを盛り込んでいます。

 市役所の水源の里振興課長から、いまなぜ水源の里なのか、これまでの取り組み、条例の主な内容などを説明してもらいましたが、私が今回の視察で知りたかったのは、対象となった5集落のその後の動き、そして、5集落以外の高齢化のすすんでいる集落の対策をどうしているかでした。

 まずは条例施行後の5集落の変化です。振興課長の口からうれしい報告を聞きました。5集落のひとつ、市志(いちし)という集落で40年ぶりに赤ちゃんの泣き声が聞こえることとなったといいます。また、市茅野(いちがや)という集落では子連れの若い夫婦世帯が入ってきて、人口は3年前の12人(2006年4月時点)から18人(2009年4月時点)に増えたとか。当然、高齢化率にも影響を与えます。高齢化率は100%だったのが、何と55.6%に急降下しました。

 きょうの視察ではマイクロバスに乗せてもらい、若夫婦が入ったという市茅野集落へ行ってきました。世帯数は14、谷間にある集落でした。いいなぁと思ったのは川の流れです。水がものすごくきれいで、おそらく小さなハヤでしょう、泳ぎ回っていました。農道から同集落の畑のある場所へ行ってびっくりでした。フキを中心にして、サンショウ、ギンナンなどを栽培し、農業所得を得ようと懸命に働いている人たちがいたからです(フキ栽培の畑のそばで)。市役所の課長の説明ですと、フキだけで1反あたり30万円ほど収入を得ているとのことでした。畑には都会からボランティアで援農にきている若いカップルの姿もありました。一目で良い方向に動いているなと感じた次第です。

 ところで、5集落以外の高齢化のすすんでいる集落対策ですが、やはり、手を打ってありました。同市にある195集落のうち高齢化比率50%以上の集落は45にものぼりますが、関係集落の代表を集め要望を聞いたり、空き家体験ツアーなどの取り組みをしていました。こうした取り組みの中で、これまで19世帯49人の定住者が生まれたといいますから立派です。

2009年11月02日

寒波到来。中村睦男さん逝く

 あー、寒い、寒い。きょうは朝から気温が下降しました。午後2時頃には市役所の壁面をたたきつけるような音がしました。白いものが混じったのです。議員の中にはスノータイヤを履かなきゃとまで言う人もいました。

 私はおかげさまで何とか一日持ちました。議会基本条例の検討の時には少し頭がもやもやしていたものの、自分の考えをのべることができました。きょうの議論では基本条例の中で議員政治倫理条例の制定について触れるかどうかで時間がかかりました。私は制定派です。政治倫理について一般的な事項を盛り込むだけではたいして役に立たないからです。

 午後3時からは妙高市、上越市、糸魚川市の三市議会の交流会でした。『市町村議会の常識』(自治体研究社)の著者である加藤幸雄氏の歯に衣着せぬ物言いに会場は盛り上がりました。ちょうど議会基本条例の検討をしている最中ですので、対面方式での一般質問、首長の反問権、議会の議決責任などについての氏の見解は参考になりました。明後日、会津若松市での自治基本条例についての研修にも役立ちます。

 講演中、吉川区の人から連絡が入りました。吉川区大賀の中村睦男さんが亡くなったという知らせです。中村さんは警察官を退職して、故郷に戻り、地域づくりで大活躍してくださった方です。中村さんについては「春よ来い」の第29回「運動会にヤギを参加させた元刑事」で書いたことがあります。飼っているヤギは乳が出なくなってもずっと飼い続け、家族の一員として付き合うという心根のやさしい人でした。ご冥福をお祈りします。

2009年11月04日

会津若松市で議会基本条例を学ぶ

 昨日とは打って変わって晴れ。きょうは市議会議会基本条例策定検討委員会の日帰り視察です。視察地は会津若松市。高速道路で片道3時間半の道のりを往復しました。自分が運転したわけでもないのに家に戻ったらぐったりでした。

 同市に市役所にマイクロバスが着いてみんなびっくりしたのは庁舎です。1937年(昭和12年)に建設した建物とかで、ミニ国会議事堂といった感じでした。議場も厳粛かつ落ち着いた雰囲気がありました(画像)。「ここに立つと質問も変わるね」と言う議員もいました。私が気に入ったもののひとつは大きな時計です。ゆっくりと振り子が揺れて時を刻む様子、懐かしくなりました。ただ近くの工事の音が議場に遠慮なく入ってくるので、この場で審議するには不自由なこともあるだろうなと思いました。

 さて、本題。同市の議会基本条例は昨年の6月に施行されました。全国でも栗山町、三重県に次いで3番目と聞いています。説明を聞いて、まず感心したのは、議会制度検討委員会設置にあたっては、議員だけでなく、公募市民や学識経験者も入れたことです。どこの議会基本条例でも市民参画を重視していますが、条例づくりの当初の段階から市民に入ってもらうのはとても大事だと思いました。それと議員の間で理解を深めるために条例策定過程の節目、節目で全員協議会を開催してきたというのも重要だと感じました。

 会津若松市の条例で注目してきたことのひとつは議会の「議決責任」です。これは議案等を議決した時の市民への説明義務、議会運営に関する説明義務を内容とするものですが、これを明記しておかないと「議員間の討議による合意形成」が担保されないということでした。ここらへんの切り口は上越市議会でも検討してみる必要があります。
 もうひとつ、市長の反問権、これは議員の質問の趣旨の確認や質問の根拠、背景をたずねる範囲ではありますが、「江戸のかたきは長崎で」ということも心配されているのか現実にはなかなか行使できにくいようです。同市では条例施行後まもなく1年半になりますが、まだ行使されたことがないそうです。
 それから議員間討議。これは議会の委員会で重要案件だと共通認識があり、賛否が分かれるような場合に行ってきたそうですが、試行しながらあるべき姿を求めているのは上越市議会と同じでした。

 きょうの視察研修で勉強になったのは条例そのものについては言うまでもないことですが、条例制定後の会津若松市議会の対応についても参考になりました。逐条解説がないのでこれではまずいのではと思っていたのですが、議会報などを使って「市民との意見交換会」「議員間討議」の実例を示しながら、市民の皆さんから理解を深めていただく工夫はすばらしいものでした。また、条例の「不断の評価と改善」についても体制ができていました。おそらく、会津若松市議会の条例はどんどん進化していくでしょう。これからも注目です。

2009年11月13日

市政クラブが分裂

 本日、午前9時から緊急各派代表者会議が開催されました。緊急開催されたのは会派の異動があったから。来週の月曜日に議会運営委員会があるので、その前に各派代表者会議を開いて報告しておきたいということだったのでしょう。

 冒頭、山岸議長から、「11日現在、これまで8人で構成していた市政クラブ(メンバー)から届け出があり、市政クラブの代表が小林克美議員となり、石平春彦議員と2人で同クラブを構成することになった。同時に、新たに『市政みらい』という会派が結成され、代表に矢野学議員、副代表に山崎一勇議員、幹事長に森田貞一議員が就任した。同会派には、そのほか林辰雄議員、波多野一夫議員が加わっている。市政クラブに加入していたいまひとりの方(吉田なおし議員)は、いまのところどうされるか明確になっていない」と報告がありました。

 これで、これまでの市政クラブは事実上3つのグループに分かれることになりました。今回の分裂は市長選での対応が分かれた時点である程度予想できましたが、3つになるとは思いませんでした。今回の異動によって、上越市議会の党・会派は9つ(無所属は2人)となりました。最大会派は創風クラブの11人、2番目は政新で8人、そして3番目は毘風の6人、4番目が市民クラブと新会派の「市政みらい」(いずれも5人)です。

2009年11月16日

議会基本条例の委員会、病院と忙しい1日

 午前の議会基本条例策定検討委員会では4日に行った会津若松市の視察についての感想を出し合いました。
 同市の議会基本条例についてはどの参加者も心に残るものがあったのではと思っていましたが、各委員が提出した感想文にはそのことを裏付けるように具体的に学んだこと、感動したことなどがたくさん書かれていました。「何のための市民参加、情報公開、議員間討議、政策立案機能の強化か、などなど目からウロコが落ちたような気持ち」「これぞ議会という哲学を持って臨んでおり、構えが違うなという印象を持った」などという記述を見ると、参加した委員が心を揺さぶられたことがよくわかります。
 大事なことは今回の視察を上越市議会の基本条例づくりに生かすことです。市民とともに情報共有をかかりながら条例づくりを進めたこと、検討委員だけでなく策定過程の大事な節目で何回か全議員の意見を聞くこと、そして会津若松市の条例にある「議会の議決責任」「反問権」「政策形成サイクル」などについて議論を深めて上越市ならではのものに仕上げていくことが重要だと思います。
 午後からは検討委員会の中の選抜メンバーが今後の方向をどうするか実務的な議論をしてくれることになっています。今回の視察で策定検討委員会のメンバーの議論がこれまで以上に活発になっていく予感がします。

 きょうは母の通院日でもありました。市役所へ行く途中、病院まで送り、会議が終わったら、再び病院へ行き、母に付き添いました。家に送り届けてからは、今度は私が腹痛でお世話になっている医院や市役所へ行きました。母の方はきょうは眼科です。視野検査をした結果、来年の2月に両眼の白内障の手術をすることが決まりました。医師の話では片方の目はほとんど見えないだろうということでした。

 市政レポート1423号、「春よ来い」の第109回、「つるし柿」を掲載しました。ご笑覧ください。

2009年11月19日

清里区視察、総務委、議会報告会と続きました

 きょうは午前中、清里区へ行き、櫛池地区農業振興会の前会長小山文男さんのお話を伺ってきました。昨年の市長の「現場でトーク」で初めて小山さんの話を聴き、その後、今年2月の「中山間地における集落間連携推進大会」でも素晴らしい挨拶をお聴きし、ぜひ一度会いたいものだと思っていましたが、きょう、ようやく実現しました。

 感心したのは、何でも前向きに物事を考える姿勢です。きょうの、私のような者との話し合いについても、いい機会をもらったとのべ、何かを吸収しようという気持で対応してくださったのです。お忙しいのに、迷惑だというそぶりは全くなし。とても気持ちよく意見交換させてもらいました。小山さんの、会を運営する時の「急がない、無理しない、止まらない」という考え方がどうして生まれたか、故郷への想い、農林業への愛情などたっぷりと語ってもらいました。小山さんは現在72歳で、森林組合の仕事にはいまも出ておられます。上越市内各地で仕事をしたことがあって、吉川区についても泉とか、道之下、国田、石谷、川谷などよくご存じなのにはびっくりでした。時間が作れたら、この次にお会いいする時はいっぱいやりながら話をしたい、そう思いました。

 午後からは総務常任委員会で電子市役所、情報システムについての勉強会をやりました。これまで委員会で何度も先進自治体を視察し、住民サービスの向上をどう実現していくか、庁内の仕事の合理化、効率化をどうすすめていくかなどを学んできましたが、専門的な知識を持っていないと話について行けません。きょうの情報管理課長の説明でだいぶ理解できるようになってきましたが、私はまだまだです。まして、委員会で提言をまとめるということになると、もっとじっくり勉強しないとだめです。

 夜は市議会としての議会報告会でした。年2回、4会場での議会報告会は昨年スタートし2年目です。今晩は直江津のレインボーセンター内での報告会でした。参加者は14人ではありましたが、質問や要望は次々と出されました(画像)

 私のメモからいくつかを紹介すると、「高田の旧第四銀行の建物、耐震診断を急ぐべきだ。教委では、診断結果も出ないうちから活用方法を議論しているがこれはおかしい」「市税がどう使われているか市民にはよく知られていない。納税の義務を知らない人もいる。滞納の原因はもっとつぶさにつかまないといけない。ぜひ検討して」「議会は行政の単なる追認機関とならないようにしてほしい。二元代表制なのだから、予算についても、いま国がやっているような〝事業仕分け〟のようなものを議会でも検討してもいいのではないか」「行革を専門的にチェックする機関が必要だ。そのなかには市民も入れてほしい」、こういった声がありました。

 議会としてはこうした声を聞きっぱなしにしないようにしないといけません。会場では関係委員会の委員長などが答えていましたが、まず、ちゃんと対応する。行政への働きかけが必要なものは結果を報告する。それから、会津若松市議会のように議会改革の取り組みとも関連させて、市議会が把握した市民の声、願いを実現していく仕組みづくりも大事になります。議会報告会、明日は板倉コミュニティプラザです。午後6時半からです。ぜひお出かけください。

2009年11月20日

新市長が挨拶

 きょう、臨時議会が開かれ、村山秀幸新市長が挨拶しました。同市長は少し緊張気味でしたが、力強く挨拶し、拍手で激励されました。

 挨拶の中で同市長は、「市政運営の重責を担うというその使命の大きさに正に身が引き締まる思いだ。市民のみなさん、並びに議員のみなさんのご期待に応えるよう誠心誠意、精一杯頑張ることを誓う。昨今、社会情勢は極めて大きな変化の時を迎えている。まさに激動の時、変革の時だ。先行きの不透明な時代であればこそ、市民の目線に立った信頼していただける温かい市政に取り組んでいきたい。市民の皆さんが、お一人お一人が輝き、このまちがいつまでも住み続けたいまちだと感じるよう、誠心誠意取り組んでいきたい。私たちの上越市は、14市町村が持つ地域資源、歴史と伝統、そのことを考えただけでも、魅力のあふれた大好きなまちだ。私はこのまちをさらに進化させながら、次の世代に誇りと自信と愛着を持って渡していけるよう、皆さんと一緒に取り組んでまいりたい。議員の皆さんには、これからも大所高所に立って温かく、ときには厳しく、ご指導ご鞭撻をお願いしたい」とのべました。

 今回の挨拶は新市長の政治姿勢を明らかにしたものと受け止めました。「市民の目線にたった温かい市政」「一人ひとりが輝き、住み続けたいまちづくり」、これは私も賛成です。今後の市政運営については、これらのモノサシに照らしてどうなのかをチェックしていきたいと思います。なお、注目されている、新市長の市政運営についての所信ですが、12月定例議会において明らかにしたいとのべています。

2009年11月21日

臨時議会報告

 どうも頑張りがききません。昨日、板倉区で行われた議会報告会から家に戻ったのは午後9時過ぎでした。朝3時から市政レポートづくりなどで休みなしの状態でしたので、すぐに横になってしまいました。

 で、昨日の臨時議会報告です。人事院勧告に基づく国家公務員にたいする措置に準じた一般職の職員の給与条例の改正や新型インフルエンザ対策を盛り込んだ一般会計補正予算などが提案され、いずれも全会一致で可決されました。

 注目されている新型インフルエンザですが、国民14人に1人くらいの割合でかかっています。昨日の厚生常任委員会の審議では私たちの議員団の平良木議員が、「11月2日から接種が開始されているが、申し込みに対し医療機関では十分こたえられているのか」「市のホームページを見ると、優先接種対象者に対してはすぐに打ってもらえる印象を持つような記述があるが、もっと踏み込んだ正確な情報が必要ではないか」「全国で優先接種対象者への全額補助措置を取る市町村が増えているが、そのような配慮がなされないのか」など次々と質疑を行いました。

 これらの質疑に対して市当局は、「ほぼすべての病院が受託機関になっているが、ワクチンが届いていないところ、足りないところがあり、先般医療機関からお集まりいただき現状をお聞きする会を設けた。すべての医療機関で速やかに計画どおり打てる状況にないことは承知しているので、今後繰り返し、引き続き、県にワクチンの適正配分について依頼していきたい」「現在、市民の皆さんに提供できるような情報の収集システムと情報の提供システムについて検討しており、できるだけ早い時期に整理していきたいと考えている。ワクチン量に偏りがあって、希望どおりに予約ができない状況については、ホームページを改修し、お知らせしていきたい」と答えています。このうち、HPに関しては早速改善措置がとられています。

 もうひとつ重要な答弁がありました。私たちの議員団が先に申し入れている、助成措置の対象者の拡大についてです。これについては、市長と協議し、検討を行っているとの答弁がありました。おそらく、12月定例議会には検討結果に基づく新たな対応が示されるものと思います。

 給与条例などについてですが、上野幹事長が賛成討論を行いました。私たちの議員団では、6月議会で夏季期末手当・勤勉手当0・2月分の凍結について反対しているので、なぜ、今回、賛成という態度となったかを説明する必要があるということで討論することになりました。

 賛成理由は短く言うと「夏季の期末・勤勉手当の凍結は不十分な民間実勢調査のもとで行われたのに比べ、今回は、既定の実勢調査が行われたうえでの勧告となっていること、さらには直接影響がある当事者である市の職員組合が了承していることなどを考慮し」たということです。ただし討論では、「職員の生活への影響を軽減する手立てや市経済活性化対策においても万全の対策をとること」を合わせて求めました。

 正直言って、給与条例などへの態度をどうするかは議員団でも悩みました。というのは、今回の人事院勧告通り実施した場合、賃金削減の流れを加速し、消費の一層の冷え込みにつながるからです。と同時に、市民の、公務員給与を引き下げるべきだという世論もある。最終的には問題点をキチンと指摘して、賛成しようということになったのですが、私の総務委員会での質疑も、本会議での上野幹事長の討論もどちらかというと反対色が強くにじみ出たものとなりました。なかなか難しいですね。

2009年11月24日

最新情報

 本日、議会運営委員会が開催され、12月議会の日程が決まりました。また、一般会計補正予算等の内容も明らかにされましたのでお知らせします。

 12月議会の会期は12月2日から17日までの16日間。初日は提案理由の説明、総括質疑などが行われます。注目された新市長の所信表明は先日の臨時議会での挨拶程度のものとなりそうです。一般質問は9日から5日間の予定です。9月議会と違って、新市長への質問は多数になるものと思われます。

 一般会計補正予算でどうなるか注目していた新型インフルエンザ対策ですが、子育て家庭の経済的負担の軽減を目的に、補正予算が組まれました。具体的には妊婦、1歳未満の小児の保護者、1歳から小学校6年生までの児童(約2万9200人)を対象に、ワクチン接種1回目1800円、2回目1200円の助成をすることが盛り込まれました。私たち議員団が申し入れていた水準まではいきませんでしたが、これまでより一歩前進です。

 議会会派の再編がさらに進みました。前回のお知らせで2人になったとお知らせした市政クラブと新緑の会が解散し、新たに「市民ネット改革」が誕生しました。代表は吉田なおし議員、副代表は毘風から離脱した水澤弘行議員、幹事長に小林克美議員、そのほか中川幹太議員、石平春彦議員、滝沢一成議員が参加しています。このほか近藤彰治議員が市民クラブから離脱するという情報も入ってきました。同議員が今後、どうするかはまだ情報が入っていません。

 最後に私自身のことについて。午前中、医者の所へ行き、大腸の最終検査結果を聞いてきました。結果は「悪性ではない潰瘍」ということで、当面、薬による治療を続けることになりました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。今後は体調を考えながら頑張っていきたいと思います。

夕方まで議員控室で仕事

 きょうは医者へ行ってから、その後は夕方まで議員控室で仕事をしました。議会運営委員会が開かれ、12月議会の総括質疑の通告締め切りは27日夕方まで、一般質問は2日夕方までと決まりましたので、議員団会議を開いて提案理由や委員会資料の検討作業に入りました。「これまでの市長さんとは切り口が違う」という市長になって、ひょっとすれば、経済対策あたりで何か新しいものが出るかも知れないと思っていましたが、それは今回ありませんでした。

 議会開会直前ともなると、議員控室にいるだけでもいろんな情報が入ってきます。新会派結成のいきさつ、会社の行き詰まり、あるセブンイレブンの閉店など……。議員団のメンバーはそれぞれ忙しく、全員がそろっての議員団会議はなかなか開かれません。きょうは、午前も午後も3人で議案等の検討をしました。明日も中山間地対策特別員会や各派代表者会議などがあり、4人そろうのは26日となりそうです。

 ところで、上野議員、平良木議員と議会報告のやり方について少し意見交換をしました。私を含めて3人ともパワーポイントを使ってやっているのですが、市民との懇談の時間をたっぷりとるには、短時間で議会活動などの報告をする必要があるという話になりました。私の場合、スライドの枚数をもっと減らして、できれば、スライド一枚につき1分で説明するようにしないといけないなと感じました。今度、1枚ごとに1分用原稿を作成して、15分で終わる報告をやってみようかと思います。

2009年11月25日

中山間地域振興条例素案作り進む

 午前は中山間地対策特別委員会でした。中山間地域振興条例(仮称)の素案づくりということで2つの分科会が用意した案をみんなで検討しました。10月に滋賀県や京都府で視察したことも踏まえて、条例の対象地域をどう規定するかとか、市の責任で事業実施計画を策定するようにするかどうかなど、意見交換をしました。私はこれまで、この条例は「です、ます調」の文体で作成したらどうかと提案してきましたが、次回までに「です、ます調」の文体と「である調」の文体の案文を作成し、比較検討することになりました。

 午後からは各派代表者会議でしたが、上野幹事長に代わってもらい、私は吉川区へ。県教育庁義務教育課のみなさんが吉川高等特別支援学校(仮称)について地元で説明会を開いてくださるというので参加してきました。同校については9月県議会で耐震診断と改修設計費用約3億6000万円が補正されていますが、義務教育課が地元に直接出向いて説明するのは初めてです。

 説明を聞いて、思った以上に高等部進学希望者が増え続けていることが分かりました。定員は1学年2学級20人程度となっていますが、最大で4学級40人となる可能性もあるといいます。同校の設置にあたって利用する建物は、吉川高校時代の普通教室棟、管理棟、第2体育館です。いうまでもなく、グランドも使います。管理棟はほとんど同じ使い方をする計画とか。何となくホッとします。高等部知的障害普通学級のみを有する高等特別支援学校を設置し、自力通学できる生徒を対象に、地域資源を活用しながら就労を目指すという計画は県内でも初めて。就労を目指し、働く意欲を持った生徒を育てる、豊な人間性と地域生活に進んで参加することができる生徒を育てるなどの学校の理念も明らかにされました。今後は定期的に地元住民との意見交換をやりながら、地域資源を生かした学校運営をしていきたいとのこと。これからが大事であることがよく分かりました。

 説明会に参加したのは町内会長、地域協議会委員など20人ほどでしたが、全体として同校の設置を歓迎する立場から、「教室の配置の構想はどうか」「体育館の使い方はどうなるか」「吉川高校時代の記念品を入れる部屋を確保してほしい」「醸造科が使った建物等を活用して職業科の高等特別支援学校としても発展させていく考えはないか」などの質問や要望が出されました。教室の配置はいま設計中で、工事は来年7月にはスタートさせ、雪が降るまでには終わりたいとのことでした。

 

2009年11月26日

『海は生きている』もすごい

 朝から3時過ぎまで市役所でした。午前は議員団会議、総括質疑の内容について集団検討しました。質疑項目は、村山市長の所信表明、新型インフルエンザ対策予算、ガス料金の原料費調整制度の3つです。ガス水道局では来年2月からガス料金の原料費調整制度を導入したいとしていますが、これをどう見るかで賑やかな意見交換となりました。今回の総括質疑には上野幹事長から立ってもらうことにしました。

 午後からは委員会資料の検討を開始、必要な資料集めも始めました。どんなものを集め始めたかは秘密です。総務常任委員会審査で活用することになるでしょう。それにしても、議会モードへの切り替えがなかなかできません。議会近くになると本を読みたくなるくせがなおらず、きょうは、先月出たばかりの、富山和子の『海は生きている』(講談社)を一気に読みました。

 富山さんはこの本を書くにあたって、書いては破り、書いては破りしながら14年半もかけたといいます。先日読んだ『森は生きている』(講談社)もいい本でしたが、この本にも惚れてしまいました。本当に一行一行ていねいに書かれています。本の中に、「海に生きる人たちが、山村の人たちと手を組んで、上流の森林を守ろうと立ちあがった」ことが書かれています。この文章を読んだら、議会で検討している中山間地域振興条例(仮称)前文をもう一度吟味しなければいけないなと思いました。

2009年12月01日

一般質問の検討

 朝から党議員団で一般質問の検討会をやりました。今回は村山市長が当選して初の定例議会です。4年間という任期中に何をどのようにやっていくかの所信表明が事実上先送りされた中で、どういう質問にしていくかみんなで相談しました。

 昨日、議員団で行ったのは市長の「3つの約束と10の決意」の全体を見ながら、質問対象として緊急性、重要性をチェックしランク付けすることでした。二重丸、丸、三角の3つに分け、二重丸のついたものをだれがとりあげるか決めました。

 そしてきょう、各議員に割り振られた質問内容をどうするかで議論しました。おもしろいもので、議論を進める中で新たな質問項目が出てくることがあります。学校給食関係はそのひとつ、調理の民間委託を巡って上野議員が質問することになりました。私はというと、市長の政治姿勢、行政運営の基本を問うものが主体です。具体性をもたせにくい質問項目なので、よく準備をしないといけないと思っています。

 午後の時間帯は各議員で質問準備をすることに。でも、私は昨日からの疲れがとれず、ボォーッとする時間が多くなりました。途中、市役所を抜け出し、関川沿いの橋の撮影に出かけました。暖かい日差しを受けて散歩を楽しむ人が結構いましたね。どういう名前だかわかりませんが、川の流れに乗って群れている鳥たちもいました(画像は直江津橋)

2009年12月02日

新市長のもとで12月定例議会開会

 12月定例議会初日。注目は何と言っても新市長の答弁でした。総括質疑や一般質問では、これまでとちがってガチンコ勝負をやるということが新聞で報道されていたからです。答弁原稿を読むのは一回目の答弁だけ、二回目以降は原稿に頼ることなく、自分の言葉で答えていく。これはとてもいいことだと思います。「温かい市政」「選ばれるまち」についての吉田侃議員の質疑に対する答弁はぎこちなさがあったものの、質疑にまともに答えていこうという姿勢があり、好感が持てました。

 先の臨時議会の挨拶で市長は、「所信表明は12月議会で行う」とのべていました。しかし、のべられたのは前回の挨拶の中身とほぼ同じでした。上野議員がこの点について触れ、具体的な公約をどう実現していくかについて明らかにするよう迫りましたが、「今回は市政運営の最も基本的なことをのべた。具体的な政策については総合計画などとの整合性など十分な検討を行ったうえで明らかにしていく」と答えました。「十分な検討」はいうまでもないことですが、新市長のもとでの市政はすでに動き出しています。前の市長の時もそうでしたが、選挙が終わって4か月にもなる3月定例議会で明らかにしていくというのは遅すぎます。

 定例会初日はいつもたくさんの資料が配布されます。きょう、話題になったことのひとつは、「通学援助費、スクールバス等運行の新基準(案)について」の資料です。ここでは、鉄道、民間バス、スクールバス利用は保護者負担なし、自転車、自家用車などを利用せざるを得ない場合も条件付きで補助あり、の方針案が示されました。方針案は、一部に公平かどうかなど疑問な点が残っているものの、全体としては評価できるものです。議員のなかでは、「すごいね。タクシー利用についてまで載っている」「具体的な所信表明は3月だというけど、決めたのがあるじゃない」など様々な声が出ていました。

 いまひとつ、㈱杜氏の郷の経営状況についての資料も配布されました。明日の文教経済常任委員会で審議されますが、大口需要者の倒産などが響いて昨年度は四桁(1309万)の赤字となりました。赤字の具体的な原因、今後の再建策をめぐって活発な議論になること必至です。

2009年12月03日

中性脂肪が高い

 情けない。また忘れ物です。いつも家に持ち帰る取材ノートを議員控室に忘れてきてしまいました。きょうから常任委員会が始まったのですが、きょうの文教経済常任委員会審議の模様は後日お知らせします。

 きょうは半日人間ドックの日でした。午後から医師会館へ行きました。すでに胃カメラ検査、大腸内視鏡検査をしてもらってありますので、いくつかを省略しての検査となりました。体重は前年同様70キロ台後半を維持?しています。視力はまた落ちました。きょうの検査で一番問題となったのは中性脂肪の高さです。昨晩、宴会があったわけでもないのに、350を超える異常値を示していました。夕食の乱れなどが影響していると指摘されました。

2009年12月04日

新型インフルエンザ予防などで丁々発止の議論

 厚生常任委員会の日でした。委員会審議の模様を傍聴しようと、一般質問の質問取りについては朝9時からやって開会までには終了させるつもりでした。ところが、いったんしゃべりはじめるとなかなかとまらない。市長の公約実現プロセス、市のホームページにおける市長のページの役割などで話が弾んで予定時間を30分もオーバーさせてしまいました。でも、担当課長などとのやりとりで私の頭の中もかなり整理されてきましたから、良しとしなければなりません。もっとも、質問の本番では、その場の雰囲気などもあって、きょうのやりとりで描いた質問展開と同じになるとは限りませんが。

 さて、委員会審議ですが、扶助費や新型インフルエンザ予防接種事業などで活発な議論が行われました。同委員会は石平、平良木、柳沢委員など論客ぞろいです。野澤朗健康福祉部長などとの丁丁発止のやりとりに注目しました。特に新型インフルエンザワクチン予防接種問題、平良木委員は「どうして子育て支援に限ったのか」と切り出し、「そこが一番重症化する危険があるからだ。『限った』ということではなく、子育て支援で対象を広げたと理解してほしい」「とはいっても、基礎疾患をお持ちの人たちの死亡率が一番高いことも事実だ。なぜ、そこの人たちへの支援を上乗せしなかったのか」といった感じで互いに譲らぬ展開となりました。

 同委員会の委員協議会では市民センター病院の医師確保で一定の前進がみられ、通常の病院経営に戻ることができたことが報告されました。また、払わなくてもいい消費税を払ってしまった問題で、市は消費税法の基本通達に基づいて税務当局と交渉を続けていますが、法人税法の例外規定もこの交渉で役に立つことがわかったと報告がありました。

 もうひとつ、厚生常任委員会とは関係ない情報をお知らせします。きょう、村山市長は議長あてに「旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採について」という報告文書を提出しました。それによると、現在、旧西城スポーツ広場近くで新潟県が施工している電線共同溝設置工事に伴い、同広場及び広場脇の歩道上のヒマラヤスギ2本(この2本)、ヒノキ2本(これです)が、開閉器塔設置に支障となるので伐採したい(伐採個所の位置はここです)と県上越地域振興局から要請があった。市としては慎重な取り扱いを願いたいと申し入れをし、協議を行ってきた。その結果、同工事における開閉器塔の設置場所は動かすことができないことなどから伐採を認めることにしたというのです。知らせを聞いた議員の間では、なぜ、もっと前に知らせてくれなかったのか、等の声でいっぱいでした。

2009年12月07日

建設企業常任委員会が早く終わって…

 きょうは建設企業常任委員会でした。ガス料金を来年2月から7.01%上げる案が示され、審議されました。市は関東経済産業局からの指導を受けて、総括原価の見直しと原料費調整制度を導入することにしたといいます。樋口議員が議会の審議を経ないでガス料金を決めていく仕組みに反発していましたが、当然です。

 同委員会に付託された案件は少なく、お昼を少し回った時間に審議終了。午後からは議員団で団ニュースの作成です。その作業も3時前に終わり解散しました。おかげで4時頃に吉川区に戻り、まったく予定していなかった3件ほどの用事をすませることができました。なんだか、もうけた気分です。

 夕方訪ねた家では美味しいものをいただきました。まずはクワイです(画像)。ちょっぴり苦味のあるこの食べものはお茶と合いますね。それから干し柿。八珍柿が小さくなって甘味十分、よくできていました。ここの家では、一家の大黒柱のお父さんが52年続けた出稼ぎをやめ、この冬から家におられます。ゆっくりされてもいいのにと思うのですが、雪が降らないので毎日のように山に出かけ、山林の手入れをしているそうです。農家の人はよく働きます。

2009年12月08日

旧西城スポーツ広場脇の工事現場を見て

 きょうの総務常任委員会で旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採問題が審議される可能性があるので、朝、現地を見てきました。

 現地は県が発注した電線共同溝工事がほぼ終わっています。伐採が予定されている2本のヒマラヤスギの幹は太く、見事な木でした。何とか伐採を回避できればいいなと思います。一方、ヒノキの方は思っていたより細い木でした。伐採の理由は木の根を切ると枯木になり、倒れる可能性があるから危険ということでしたが、地中の根がどうなっているかは見ることができませんでした。

 現場写真を撮っていて気になったのはスポーツ広場の塀です(画像)。いまにも倒れそうな状態なのです。応急措置がしてあるものの、こちらの方が危険という気がしました。早く、きちんとした対応をすべきです。

続報・旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採問題

 総務常任委員会でした。旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採問題を訊いても資料ひとつ出るでもなくよくわかりませんでした。伐採の話が出てきたのはいつか。電線共同溝工事の工期はいつからいつまでか。工事ではどこをどんなふうにかまうことになるのか。伐採はさけることができないのか。私の疑問は2割くらいしか解けませんでした(画像は工事看板)

 担当の用地管財課長は答弁で、今年の5月に新潟県上越地域振興局から伐採の話があり、11月4日に「伐採したい旨の要請」があったことを明らかにしました。工事内容を示す図面がない中で、なぜ伐採しなければならないかの話は納得のいくものではありませんでした。ただ、きょうの質問で、直ちにヒマラヤスギ等を切るのではなく、まだ時間があることがわかりましたので、次の機会にもっと突っ込んでききたいと思います。

 会議が終わってから、道路課等を訪ねて、この問題の調査をしました。電線共同溝工事の当初の図面は3年前の9月にはできていて、そのなかに、埋設線設備の保守等に必要な開閉器塔の位置も書いてありました。開閉器塔は歩道上ではなく、塀の中側、広場の木のそばに設置されることになっていたのです。驚いたのは、道路課の幹部は4日に市長名で議会に報告された文書(ヒマラヤスギ等の伐採について)があることを知らなかったことです。この調子だと、市の部長クラスもほとんどの人が知らないのかもしれません。夕方、用地管財課長のところへ行き、工事の概要を示す図面があることを確認しました。また、電線共同溝工事では開閉器塔設置の工事は来年5月になる見通しだということもわかりました。課長は、議会にはこれまでの経緯を時系列で整理し、図面を添付して再度報告するとのべていました。これは急いでほしいものです。

 新潟県上越地域振興局の道路課にも電話を入れました。今回の電線共同溝工事についてもっと詳しく知りたいからです。とくに、委員会で私が提起した、電線共同溝の整備等に関する特別措置法に基づく指定などがどうなっているか、工事計画と今後の予定です。残念ながら担当は留守でしたので、これらの解明は明日以降となります。

2009年12月09日

新たな事実が判明

 朝、新潟県上越地域振興局の道路課に問い合わせたところ、旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採について新たな事実が判明しました。ヒマラヤスギ等の伐採については昨年、地域振興局の担当課が市役所用地管財課と事前打ち合わせをやっていたというのです。昨日の委員会での、「この点での引き継ぎがなかった」という用地管財課長答弁は信じられなくなりました。

 また、現在行われている工事についても説明してもらいました。それによると、いま行っている電線共同溝工事は今年度発注したもので、明日の10日をもって中断し、冬期、観桜会、ゴールデンウィークと休み、ゴールデンウィークが終わった時点で再開するということでした。したがって、昨日の日記で「今年度の工事はこれから始まる」というのは誤りでした。これは、私の聞き間違いでしょう。お詫びして訂正します。

 旧西城スポーツ広場は3月議会で民間売却の話が出て、大問題となった場所です。高田地区住民にとってはシンボル的な場所で、そこにあるイチョウの大木とヒマラヤスギなどは広場と一体です。市民が大切にしたいという場所については、もっと情報をスピーディに、正確に提供していただきたい。そして、市民の声を十分聞いて対応していただきたいものです。

一般質問、様変わり

 きょうから一般質問が始まりました。市長選後の初の定例会なので大勢になると思ったのですが、通告を出したのは21人。このうち、きょうは武藤議員、近藤議員など5人の議員が登壇、市長が公約でかかげた地域自治区への2億円の地域活動費、新水族館建設の検討、厚生産業会館(仮称)の建設などについて市長の見解をただしました。

 村山新市長は一回目の答弁の時だけ答弁原稿を持ち登壇、2回目以降はメモも持たずにすぐに立って登壇して答えていました。これまで、再答弁については、市長と副市長、担当部長との調整がある場合が多く、時間がかかりましたが、きょうはスピーディに進みましたね。市長答弁は、時たま、わかりにくい言い回しがあったものの、全体として自分の言葉で短く行われていてよかったです。

 きょうの質問で一番多く質問が出たのは、「地域自治区に地域活動資金(市税の1%約2億円)と権限を委譲し、地域の自主活動を支援します」という公約についてです。市内には現在、28の地域自治区がありますが、配分については平等割、人口割などでの配分を検討しているということでした。使途については、地域の課題解決、活性化に役立てば柔軟に対応したいとしています。ただ、気になったことがあります。この活動資金の受け皿については地域協議会にし、すべてをここに任せるとの答弁がされた点です。これは地域協議会の性格にもかかわる大きな問題です。これで本当にいいのか、再検討してほしいですね。私は自治区の事務所に受け皿となってもらい、ここで方針を立て、地域協議会で十分審議してもらう仕組みにした方がいいと思います。

 もうひとつ、お知らせです。お昼に市役所の用地管財課長が私の議員控室に来て、ヒマラヤスギ等伐採の件で「事務引き継ぎはなかったというのは誤りだった。たしかに県上越地域振興局との事前打ち合わせが昨年行われていた。申し訳ない」と陳謝しました。課長は、事実関係を整理したうえで何らかの形で議会側に再度説明したいとのべていました。


2009年12月10日

メモをとらない議員ではダメだ

 市議会を傍聴していたある市民に言われました。「最近の議員はメモをとらない人が何人もいるね。メモをとらないようではまともに人の話を聞けない。質問もできない」と。ギクッとしました。私もあまり、と言った方がいいか、丁寧にメモをとる方ではないからです。自分の質問と同じテーマの質問、市政の重要課題と思っていて、かつ、市民の皆さんにお知らせした方がいいという質問はメモをとります。それ以外はほんのひとこと、二言くらいしかメモをとらないからです。

 きょうは一般質問2日目でした。波多野議員は直江津出身の議員として新・水族館の建設見込み、直江津屋台会館や旧直江津銀行の今後の利活用について市長に見解を求めました。現水族館は改修を重ねてもあと10年しか持たないことを明らかさせた上で建設を迫る質問の組み立てはよく考えてありました。南魚沼市の天地人博会場の来年以降の利活用計画が動き出している事実を調べておき、同じく天地人博会場となった直江津屋台会館の活用計画を早期にたてよと主張する。これもよかったと思います。

 行政刷新会議の事業仕分けとその影響について質問したのは滝沢いっせい議員です。多くの市民が関心を持っている問題ですが、今回の一般質問で、これをとり上げたのは滝沢議員だけでした。事業仕分けは大項目で217、小項目で420件にも上りましたが、上越市に影響が出るもの、あるいは出る可能性があるものは、国勢調査の実施、基地周辺対策事業、高齢者職業相談室など22件であることが初めて明らかにされました。

 きょうの質問者は6人でした。みんな個性豊かな質問をする人ばかりです。ベテランの佐藤敏議員は、上越市にゆかりのある梁塵秘抄巻2を活用して文化都市上越を全国に発信せよと提案しました。同議員は舞踊家で、落語など文化芸術分野に詳しいことで有名です。きょうも演壇で鼓をポンポンポンとやるしぐさなどを披露し、こちらは能の世界にいるのではと錯覚するくらいでした。全国広しといえども、本会議場壇上を「芸の場」にしてしまう議員はこの人以外にはいないでしょう。

 市長答弁は1回目も簡潔で、再質問に対する答弁もあっさりしていてどんどん進みます。明日も6人が登壇予定です。このままいくと、私の出番は来週月曜日のトップ、午前10時からとなる可能性が高くなってきました。

2009年12月11日

歯に衣着せぬ言い方で、ユーモアもまじえて

 昨晩は3時間ほどしか眠れませんでした。市政レポートの作成がほとんど手つかずで、しかも表だけでなく裏面も書こうとよくばったからです。ときどき、うとうとしながらも朝の6時過ぎには原稿が出来上がりました。それから、「しんぶん赤旗」日曜版の仕分けと議員団ニュース、市政レポートの印刷と進めました。最新印刷機は私の思うように動いてくれ、いつもの時間には市役所に向かうことができました。

 きょうは一般質問3日目。昨日同様、きょうも6人が登壇しました。それぞれ持ち味のある質問でしたが、最後に登壇した水澤弘行議員の質問が強く印象に残りました。同議員は、「私は親戚とは言え、市長選挙ではあなた以外の人を応援しました。失礼なことも言うかもしれないがご容赦いただきたい」と前置きしたうえで、市長が経済界から強い支持を受けたことによる市政運営への影響、有力企業の土地に廃棄物最終処分場を建設しようとしていることについてただしました。質問は再質問を含め、すべて原稿を読んでいます。しかし、歯に衣着せぬ言い方で、ユーモアもまじえての追及です。水澤節にひき込まれてしまいました。

 一般質問が終わったのは4時前でした。その後、総務部長、都市整備部長、財務部長、用地管財課長などが旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等伐採問題で私に説明したいというので会いました。私が総務常任委員会で言った通り、電線共同溝工事の指定前の段階から県と市は接触があり、市は伐採を避けるために努力してきた経過がわかりました。図面も全体の工事がわかるようなものが用意され、開閉器塔工事の断面図も示してもらいました。あとは全委員が一連の経過をわかるように手配してほしいと思います。

 私の一般質問の時間が確定しました。14日、月曜日の午前10時からです。なるべく早く「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせて、そろそろ質問の準備にかからないと。東京の出版社からは25日までに『集落再生』の原稿の提出をと催促もありました。たいへんだぁー。

2009年12月14日

質問者全員が日本共産党議員団

 一般質問最終日でした。質問者は4人で、すべて日本共産党議員団のメンバーというめずらしい日になりました。一日全部の質問者が日本共産党議員というのは、おそらく、上越市議会の歴史の中でも初めてでしょう。打ち合わせでは、私が替わったばかりの市長の姿勢や選挙公約の基本的なことを問い、それを土台にして、他の3人が具体的な問題で質問を展開していくという連携プレーをしようということになっていました。

 全体としては4人の持ち味が出すことができ、議場は終始緊張感に包まれました。連携プレーも全面展開とはいきませんでしたが、できました。私は、「十分な検討」「上位計画との整合性」などを理由に市長の所信表明が3月定例会まで先延ばしされたことをとりあげ、政策実行の優先順位などは市長の公約、「3つの約束と10の決意」を発表する段階で決まっていたはずだと追及しました(画像)。これにたいする市長答弁を質問に生かして、子ども医療費の無料化や75歳以上の高齢者の医療費負担の軽減問題で頑張ったのは樋口議員です。論戦もかみ合い、いい質問となりました。

 きょうは私を知っている人が5人ほど傍聴にきてくれました。やはり、傍聴者がいると元気が出ますね。お昼休みに感想をきいてみたら、再質問に市長がメモも持たずに答弁している点を評価する声とともに、「答弁に味がない。もっと心を込めて語ってほしい」という声もありました。私の質問についての感想は、「わかりやすくてよかった。でも(行政は)なかなか動かないね」。いや、きびしい。行政をグイッーと動かすような質問か…。もっと勉強してがんばらないとね。

 最後にひとつお知らせです。私が毎日訪問している参議院長野選挙区候補の中野さなえさんの、きょうのブログに私が描いたカットを掲載していただきました。さなえさん、ありがとうございます。なお、カットは10数年前に描いたものです。

2009年12月15日

討論、議員団ニュースを集団検討

 休会日でした。ここ1ヶ月間飲み続けてきた薬がなくなりかけているのでまずかかりつけの医院へ。半日くらい覚悟していたのですが、たいした時間がかからず助かりました。大腸の潰瘍と胆のうの治療を続けているので、酒は家ではまったく飲んでいません。それだけで体重は減ってもいいのだけれど、昨日の議場での写真を見たら、まだ全然だめ。美味しいりんごの食いすぎかなぁ。

 党議員団のメンバーは私のいない間に議員団ニュースの検討や討論原稿の準備をしていてくれました。議員団ニュースは昨日の4人の一般質問を平良木議員がコンパクトにまとめてくれました。同議員は人の話を聴いてメモを取るのが得意です。10行くらいの話を1行にまとめるよう努力しているとか。討論原稿は何回も直して練りました。

 午後からは市政レポートの準備を始めました。昨日の一般質問をインターネットで見て、質問と答えをメモを取りながら丹念に追うようにしました。正確な記事を書くためですが、これを何回か繰り返すと論戦をやるために大いに役立ちます。というのは、答弁者のクセを見抜くことができるからです。明日はきょうのメモを基に原稿書きに移ります。

2009年12月17日

採択までもう一歩

 いやー、おしかった。きょうの議会で採決された「後期高齢者医療制度のすみやかな廃止を求める請願」のことです。賛成17人。私たち議員団(4人)のほか、市民ネット改革(6人)、毘風(5人)、そして無所属議員の2人が賛成してくれたのです。全議員の数が48人ですから、もうちょっとでした。

 今回の請願は新潟県社会保障推進協議会が提出した請願です。後期高齢者医療制度をすみやかなに廃止すること、高齢者・国民が安心して医療を受ける新しい医療制度をつくることを求めた内容ですが、これまでの議会なら、私たちのほか数人どまりだったでしょう。自民党の衆院候補を推した人たちも賛成してくれたのは初めてです。

 日本共産党第25回大会決議案には、「自公政権退場という新しい政治情勢のもとで、地方政治でも激変が起こりつつある。旧来の自民党支配の重しがとれ、地方議会で住民の利益にたった意見書・決議が次々と採択されている」と書いてありますが、「ここ上越でも変わりつつある」の実感です。

副市長人事で質疑も…12月議会終わる

 2日から始まった12月議会が先ほど終わりました。採決で私たち日本共産党議員団は、上越市ガス供給条例及び、上越市液化石油ガス供給条例の一部改正についての議案と今年度上越市ガス事業会計補正予算(第4号)についてだけ反対し、残りの案件はすべて賛成しました。

 理由はガス料金決めるしくみの中に原料費調整制度を導入する中身となっているからです。同制度は、原料価格の変動をそのまま市民のガス料金に反映させる仕組みで、経済変動に対応して料金にいち早く反映できるとガス水道局は説明していますが、議会の議決なしにガス料金を設定できるようになっています。議会がチェックできない仕組みなんて、とんでもないことです。

 きょうの議会では副市長人事の同意案件も審議されました。この案件ではめずらしく質疑が行われました。登壇したのは滝沢いっせい議員。同議員は、「心に一点の曇りもなく迎えるためにききたい」と前置きしたうえで、「今回の人事は割愛人事。一応(県職を)退職するけれどもまた県に戻れることになっているが、退路を断ってくるべき。どう考えているか」「各自治体の独立性が問われているなかで、いつか県と対立することがあるかもしれない。その時も市のことを考えて行動してくれるのか」などと質疑しました。
 答弁に立った村山市長は、「彼の人物、人となりを十分承知している。県職を退職してこようと、しないでこようと、このことで彼の上越市への思いは変わらないと信じている」「彼は私の持ち合わせていない部分をカバーしてくれる。国や県との関係を整理しながら、市のためにやってくれると信じているし、発言もしてくれる。いささかも不安はもっていない」と答えました。
 採決の結果、全会一致で同意しました。

 議会終了後、村山市長と新たに副市長として就任することになった稲荷善之(いなり・よしゆき)さんが各議員控室を訪ね、挨拶しました。市長は部屋に入るなり、「鍛えていただきました」と挨拶。ホッとしたのでしょう、先日の一般質問の時のような緊張した表情は消え、笑顔いっぱいでした。稲荷さんは48歳。年齢よりも落ち着いていて、気さくな人柄だと感じました。

2009年12月18日

思い込みで記事を書いてはいけない

 今朝の新聞を見て驚きました。ある新聞社の記事に村山市長の議会答弁についての私の感想が掲載してあり、その中で、「(市長の)発言からは気持ちが伝わる」と書いてあったからです。

 村山市長の答弁についてはこのブログでも紹介したように議会傍聴者などからいろいろな声が寄せられています。「メモもなしに簡潔に答弁していていい」「質問を受けてから答えるまでにスピード感がある」などの評価の声の一方で、「味もそっけもない答弁が多い」「もっと心が伝わるようにしたらどうか」などの声があるのです。

 私は取材に来た記者にこうした声があることを紹介したうえで、「村山さんの文章をたくさん読んでいるが、心のこもったいい文章だ。ところが、議会答弁ではこういういいところが発揮されていない。心が伝わってこない」とのべたのです。それが記事ではまったく逆の評価になっていたのです。

 おそらく、取材しにきた記者は自分なりの評価と記事の骨組みをすでに考えていて、「村山答弁は及第点」に沿った言葉を取材の中で拾おうとしたのでしょう。新聞記事の書き方については私は素人ですが、こういう姿勢での取材はいけないと思うのです。

2009年12月24日

分かりやすい言葉、表現を用いる

 議会基本条例策定検討委員会が午後から開かれました。きょうで14回目になります。今回から、いよいよ条例の素案作成に向けた検討に入りました。正副委員長などが作成した各条項の例文をもとにメンバーで意見を出し合い、まとめていく作業です。

 事前に配布されていた例文を一通り読んだ時、一番気に入ったところは、議会運営について、「議会は、議員間における討議を通じて合意形成を図るとともに、公平、公正かつ効率的な議会運営を行わなければならない」とともに、「議会は、市民にとって分かりやすい言葉、表現を用いた議会運営に努める」というのが入ったことです。これは市民の目線で見た時、とても重要なことだと思います。このことがちゃんと行われるようになれば、市民にとって議会はこれまでよりもぐんと身近になるはずです。

 さて、「分かりやすい言葉、表現を用いた議会運営」を目指すなら、この基本条例そのものも、「分かりやすい言葉、表現を用いた」条文で作られなければなりません。その視点で、事前に配布された例文を見ると、「多様な媒体」などふだんほとんど使わない難しい言葉がいくつかありました。また、こういうものもありました。「議会は、この条例施行後、常に市民の意見、社会情勢の変化等を勘案、必要があると認めるときは、この条例の規定について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする」。「勘案」とか「所要の措置を講ずる」という言葉も難しいが、何よりも、長文で、読むだけで疲れてしまうのです。さらに、自治基本条例との整合性を持たせるということから、自治基本条例の文言をつけたして難しくしてしまったものもありました。

 きょうの検討委員会では、こうしたことを頭に置きながら発言しました。私以外の各委員からも分かりやすさを意識した発言がいくつもありました。全体としてとても活発な会議となりましたね。

 このところ、睡眠不足が続いています。きょうの会議でも前の委員会で私が主張していたことと正反対のことを言うへまをやりました。そうそう、このブログでは、昨日の「弁当」のところで、最後の数行を張り付けないで発信してしまいました。弁当を食べて、どうだったかという肝心なところがすっぽりと抜けていたのです。気をつけなければ…。

2010年01月12日

党大会前日

 午前は議員団会議と議会基本条例策定検討委員会でした。検討委員会では議員の活動原則、政策検討会議などをめぐってきょうも活発な意見交換を行いました。同委員会は明日も開催され、21日の月例議員懇談会には議会基本条例素案を全議員に説明する予定です。

 午後からは随想集の編集作業を行いました。数年分の随想を読んでみると、だぶる話があったり、手直ししたくなるものがいくつもあります。なかなか前に進みません。今週はもう1日、この作業を行う予定です。

 上野議員が明日から開催される党大会に参加します。今週は、生活相談、各種団体の旗開きへの参加などたくさんありますが、残った3人で頑張ります。

2010年01月13日

すごい吹雪です

 予報通り、きょうは荒れました。市役所からの帰り道、吹雪で前が見えなくなり、車のライトをつけてのろのろ運転せざるをえませんでした(画像。こういう日は防雪柵が役立ちます)。この冬で一番荒れたのではないでしょうか。家に戻ってからは除雪機を使って除雪作業をやりました。電車も高速も乱れているようです。妻からの連絡を待って迎えに行こうと思っています。

 きょうは市役所で昨日に続いて議会基本条例策定検討委員会でした。たたき台に基づく協議がきょうで一区切りし、20日には策定委員会としての素案がまとまる見通しとなりました。きょうの協議では市民の声を市政に反映させるシステムとして政策検討会議を新設する問題と条例の前文の文言について議論が集中しました。議会基本条例については素案がまとまり次第全文をホームページに掲載しますので、ご意見をお願いします。

 朝、高崎市の従姉から連れ合いのJさんが亡くなったとの連絡が入りました。Jさんとは私の中学時代からしか記憶が残っていませんが、日産セドリックに乗ってわが家に泊まりに来てくださり、貴重な写真を撮ってもらいました。私の当時の写真のほとんどはJさんの撮影です。明日、高崎に向かいます。

2010年01月22日

上越地域の医療の現状と課題を学ぶ

 疲れがたまっているのでしょう、ひと眠りをしたら日付が変わっていました。昨日の午前は獣医さんのお連れ合いの葬儀でした。出棺の時、親族を代表して挨拶されたHさんが、「本人ならば、雨の中ごめんなさいね、ありがとね、と言うことと思います」とのべられました。亡くなったおばあちゃんにそっくりの言い回しを聞いて、いつも笑顔を絶やさずやさしかった故人の姿が浮かびました。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会、議会基本条例策定検討委員会がまとめた条例のたたき台の説明が行われました。

 今回の議員勉強会の講師は上越医師会会長の服部さん。医療の危機的な状況、地域医療の現状と課題などについて、時おりユーモアを交え話をしていただきました。
 「妙高市、上越市を含む上越地域は救急たらい回しがないところとして有名だが、課題もある。上越地域センター病院などのリハビリ機能が弱くなると、県立中央病院などの高次医療を担う病院にも悪影響を与えていく決定的な問題は医師不足だ。医師養成抑制政策、新医師臨床研修制度導入が根本の原因だ」などという言葉が印象に残りました。
 上越地域内の高次医療を担う病院は県立中央病院など3つ、二次医療は独立行政法人さいがた病院など7つの病院が、精神医療は高田西城病院など3つの病院が担っています。今回の話を聞いて、妙高市との連携の中で地域医療を守っていかなければならないと感じました。

 議会基本条例策定検討委員会がまとめた条例のたたき台の説明会。内山委員長がパワーポイントを駆使して熱の入った説明を行いました。説明後、樋口、滝沢いっせい両議員が策定検討委員だけでなく、全議員による自由な討議の場をつくってほしいと発言していました。議会としての素案をまとめていく過程で全議員が参加して討論し十分理解を深める、全員が賛成できる内容にしていく。このことが重要となっています。たたき台の全文は数日中に私のホームページでも公開します。

2010年01月24日

上越市議会基本条例のたたき台掲載

 昨日の「見てある記」に書いた上越市議会基本条例策定検討委員会がまとめた条例のたたき台をホームページに掲載しました。今後、このたたき台について議会各派の意見を聞いたうえで議会基本条例案をまとめることになっています。ご意見をお寄せ下さい。

2010年02月10日

「土砂災害危険区域図」

 きょうは中山間地対策特別委員会の勉強会がありました。中山間地域対策、中山間地域振興条例(仮称)について同委員会で検討してきたことについて企画地域振興部長、自治・地域振興課長などとフランクに意見交換しました。このなかで市側は、新年度予算の中で中山間地域に住む人たちが安心して住めるような施策を盛り込む予定であることを明らかにしました。具体的な内容は22日に明らかにされるものと思います。市議会が市に求めていた中山間地域振興対策の総合窓口の設置についても新年度に何らかの動きが出そうです。

 勉強会は午前で終了。午後からは、いったん家に戻り、にいがた自治体研究所に上越市内の地域協議会の最近の動きについて報告しました。昨日のにいがた自治体研究所の会議で、上越市の地域協議会の頑張りが大きな話題となったことから、一定の情報収集をして伝えたのです。ちょうどタイミング良く、杉本前市議から高田区地域協議会の最近の会議のもようがメールで届いていました。メールには新聞で報道された高田の三重櫓について、冬場の閉鎖に反対であるとした答申の全文と私が総務常任委員会でとりあげた旧西城スポーツ広場にあるヒマラヤスギ等伐採問題についての意見書が添付されていました。

 このうち、ヒマラヤスギ等の伐採に関する意見書には、「上越市は『上越市景観条例』、『上越市民みどりの憲章』を定めており、これらを遵守する観点からも、景観やみどりを守るべき立場である市の所有地において安易に樹木が伐採されることは避けなければならないと考えます」「3月末のヒマラヤスギ等の伐採までの間に、新潟県等との協議、工事方法の再検討等を行い、旧西城スポーツ広場のヒマラヤスギ等を残せるよう引き続き取り組むべき」と書かれていました。地元住民の声を代弁する公的な審議機関でこうした意見書が提出されたことは伐採問題に今後、大きな影響を与えるものと思います。

 きょうは午後3時過ぎから、吉川区、浦川原区、牧区を車で走り、雪崩危険個所のチェックをしてきました。

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今回は単独行動です。きょう、私が走った路線は、一昨日に議員団で視察した県道高田横畑線に比べれば危険度は低いところでした。雪崩防止柵がよく整備されていて、安心感がありましたね。途中、吉川区と牧区で総合事務所をたずねましたが、吉川区では9年前(2001年)に作成された「土砂災害危険区域図」を一部分けてもらいました。

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これには土石流など土砂災害危険個所とその対策が中心に書かれていますが、雪崩危険個所についても記載されていて、じつによくできています。私が生まれ育った蛍場も雪崩危険個所に入っているのには驚きました。

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この「土砂災害危険区域図」はどうも新潟県新井砂防事務所管内の市町村全域で作成されたらしいのです。上越市内のものは全部入手したい。

2010年02月15日

市長等の「反問」めぐり活発な議論

 飲み疲れて昨晩は日記の書き込みをせずに眠ってしましました。昨日は新潟市でにいがた自治体研究所の総会と講演会がありました。okadakouenn100214.JPG長崎明理事長が顧問となり、新理事長に石崎誠也新潟大学教授が就任しました。講演会では民主党政権下での地方自治をめぐって話が展開され、とても参考になりました。終わってから岡田知弘京都大学教授を囲んでの懇親会に参加。地域自治組織などについての発言をしっかりと聴きながら、魚料理を楽しみました。okoze100214.JPG写真はオコゼ、初めて食べました。高校時代に「オコゼ」というあだ名をつけた先生の顔とそっくりなのですぐには手をつけられませんでした。じつに美味しい魚です。

 きょうは朝一番に清里区の櫛池農業振興会事務所を訪ねました。『集落再生と日本の未来』の原稿を書くにあたって取材などでたいへんお世話になった同会の幹部の皆さんに本を届けるためです。まだ開館前だったので、羽深明治会長に電話でお礼をのべ、本を郵便箱に入れて市役所へ向かいました。

 きょうは朝から会議続きでした。まず、党議員団会議。17日の臨時議会対策、議員団ニュースの検討が中心です。地域活性化・きめ細やかな臨時交付金を活用した各種修繕などの予算の付け方などをめぐって調査や議論をしました。団ニュースの編集作業では2日に行われた高田区地域協議会での答申とヒマラヤスギ意見書の意義について意見交換しました。

 午後からは議会基本条例策定検討委員会でした。たたき台についての各派の意見、修正案を採用するかどうかの検討をしました。きょうの会議で一番議論になったのは市長等の「反問」の範囲をめぐってでした。議員の政策提言を含む質問に対して、議長や委員長の許可のもとに質問の趣旨を確認するだけでなく、議論を深めていくものも認めていくことを確認しました。議員が提案する条例、修正案などについても「反問」できるという意見がありましたが、これは「反問」の範囲を超えた発言であり、今回は盛り込まないという整理をしました。

2010年02月17日

計画そのものを示さないで審議

 きょうは臨時議会でした。中心議案は約20億円を追加する一般会計補正予算です。地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した緊急経済対策として道路、橋梁の整備、補修、市民生活に直結した公共施設等の整備(更新・修繕)などが盛り込まれました。これまでの市の経済対策に「さらに厚みを持たせ、切れ目なく対応していく」(市長の提案理由)ということなので、仕事がなくて苦しむ市内の中小企業のことを考えて賛成しました。

 上越市は定例会であろうが臨時会であろうが、議会に提出する資料は丁寧、親切なことで有名です。ところが、きょうの臨時会ではおやっと思うことがいくつもありました。そのひとつは、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した事業の実施計画そのものを議会に提示しなかったことです。総務常任委員会では、私や内山議員がこのことを問題にしました。財務の担当者の説明では、実施計画は「平成22年度に計上する予定であったものや平成23年度以降に予定していた事業の中から比較的小規模な事業を中心に選定し、できるだけ多くの企業・事業所や市民にその効果が及ぶ経済対策となるように策定した」といいます。しかし、今回の対策でどれくらいの事業者に効果が及ぶのかを示すことができませんでした。また、平成22年度予定していたものと平成23年度以降に予定していたものについては、それぞれの総額は示したものの、個別事業の分類は示せないとしました。

 もうひとつ、高田城三重櫓の外壁の計画的な改修をするとして、今回、183万円が計上されました。塗装劣化が進行している外壁南面の塗装経費です。計画的な改修と説明されたので、どういう計画かなと思って委員会資料を見たものの、これは記載されていませんでした。質問して答弁でかえってきたのは、平成25年度まで年次計画で4面の外壁をひとつずつ塗装し、総額は720万円になるというものでした。これだって、初めから示すべきものです。

 委員会審議が終わって、本会議が再開され、委員長報告が行われました。この段階で隣席の樋口議員が私にひとつの資料を見せてくれました。厚生常任委員会で出された資料です。びっくりしましたね。総務常任委員会では内山議員の要求に応じなかった「平成22年度に計上する予定であったものから選定したもの、平成23年度以降に予定していた事業の中から選定したものの一覧表」がちゃんと出ていたからです。こんなことは二度とあってはなりません。出せるものはすぐ出さなきゃダメです。

2010年02月19日

本当に間に合うか

 昨日、書かなかったことをふたつほど書いておきます。ひとつは、総務常任委員会の審査の中で私が質問した、公文書等保存活用事業についてです。今回の予算は地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して公文書及び古文書などの保存箇所のひとつである旧竹直小学校(吉川区)の2階の教室に除湿機と整理棚を入れる(予算額は702万円)というものです。

 旧竹直小学校にこうした予算をつけることには賛成ですが、委員会では、公文書、古文書などの保管場所の保存環境を問題にしました。総務課とのやりとりのなかで、市内には公文書、古文書などの保管場所は25か所あり、そのうち、保管施設全体または一部で除湿機能があるのは7か所であることが判明しました。そして、古文書などの資料で除湿などの保存環境が整っているところへ移転すべきものは移転していく、という方針が明らかになりました。紙の文書はいうまでもなく湿気と虫に弱いのが特徴です。問題はこの7か所だけで本当に間に合うかどうかです。この点、もっと詰めておけばよかった。今度、いくつかの保管場所を見て、しっかりと点検していこうと思います。

 もうひとつ、政務調査費についてです。昨日の臨時会の前に各派代表者会議が開かれ、政務調査費についてどうするかの議論が行われました。これは前から議論が重ねられてきたものですが、①無所属議員については個人分30万円(年額)のみとする、②複数議員が所属する会派であろうが、ひとりだけの無所属議員であろうが差はつけず、現行の会派分、個人分合計60万円とする、③無所属議員の会派分は複数議員がいる会派よりも減額する、の3案のうち、②の案に賛成したのは市民ネット改革と日本共産党議員団のみで、①案が多数を占めたのです。山岸議長は、①案が多数なのでこれでいきたいとのべましたが、「ここで分かりましたというわけにはいかない。きょうの審議状況を議員団にまず報告させてもらいたい」と主張しました。今回は、一応、会派への持ち帰りとなりましたが、私どもは、無所属議員と二人以上会派所属議員との間で差をつけることには絶対反対です。

 きょうは月例議員懇談会、議員勉強会、議会基本条例についての全議員の検討会と続きました。新政権の戸別所得補償政策について北陸農政局の方から説明していただきましたが、なかなかむずかしい。農民連の主張なども読んで、しっかり勉強せねば……。

2010年02月23日

文教経済常任委員会が㈱杜氏の郷を視察

 午前中は党議員団会議。議員団ニュースの編集と総括質疑の準備をしました。まずは議員団ニュースの編集作業です。17日に行われた臨時議会での議員団のメンバーの発言をコンパクトにまとめ、3月2日からの3月議会の日程を掲載しました。4人の力というのはいいものです。原稿の手直し、レイアウトの変更、そして見出しの再検討などそれぞれの意見が反映されて出来上がりました。ちなみに、「経済対策で20億円の追加補正」という大見出しの原案は、樋口議員の提案で「臨時議会でもがんばりました 日本共産党議員団」に直しました。その後、約2時間かけて、提出議案の検討を行いました。

 午後からは吉川区に戻りました。平日の午後、吉川区に戻るのは久しぶりです。文教経済常任委員会が管内視察で㈱杜氏の郷に来るというので、午後2時頃から合流しました。写真は、直売店で山本支配人からの説明を聞いているところです。
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 「よしかわ杜氏」「天恵楽」「有りがたし」などの銘柄の紹介、あおい輝彦、糸井重里による応援等の話、メンバーは真剣に耳を傾けていました。説明後、お酒や金平糖がたくさん売れました。
 きょうの視察では、小池杜氏から造りの現場の案内がありました。絞りの機械、もろみタンクなど、初めて見る人がほとんどだったようです。私はひと冬だけ、酒造りに出た経験がありますが、機械化が進んでいますね。現場にはマスコミ関係者も入りました。
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 現場視察が終わってからは、吉川区総合事務所の大会議室で意見交換会でした。これには総合事務所の八木所長のほか、武藤産業建設グループ長、阿部観光振興課長も参加しました。
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 八木所長は月次貸借対照表などをもとに㈱杜氏の郷の経営状況について説明、「今期は絶対赤字は許されない。好調を維持し、伸ばしていこうと役職員ががんばっている」とのべました。その後、視察メンバーからは、「良い店なのに外からよく見えない。もっと入りやすいように工夫した方がいい」「旅行エージェントと連携して、鵜の浜、妙高等とリンクできないものか」「観桜会に来た人たちに押しずし、尾神ソバとセットにして買ってもらうようにできたらいい」「銘柄が少し多すぎないか。酒は売るための一本柱があって、それにプラスする形がいいのでは…」などの声が出されました。

 

2010年02月26日

グッドタイミング

 午前は市政レポートの作成と総括質疑の質問取り、午後から中山間地対策特別委員会、財政勉強会、夜は吉川区地域協議会と続きました。これだけ続くと、疲れますね。

 総括質疑で登壇する議員は私を含めて9人になりました。通告書の内容を見たところ、行政組織条例や話題の地域活動支援事業などでだぶりがかなりあります。私は8番目ですから、だぶりの質疑項目については視点を替えたり、前に質疑した人の論戦を深めるなどの工夫をしないと、「早くやめろ」ということになりかねません。私の頭が即座に反応できるかどうか、それが問題です。

 いったん通告を出すと、おもしろいことに、その後の会議や勉強会などでは通告した事柄と関連付けて聞いたり、見たりすることが多くなります。きょうの財政勉強会、講師が過去5年間の市一般会計の歳入、歳出の動きを分析しながら、新年度予算について説明してくれました。総括質疑で新年度予算と財政フレームについて訊くことにしていましたので、まさにグッドタイミングです。これで私の質疑もイメージがふくらみました。

 今晩の吉川区地域協議会でもっとも賑やかだったのは地域活動支援事業についての議論でした。総合事務所から同事業の説明をうけた委員からは、「イメージしていたものと違った。この資金を使うにはこんなにもむずかしいのか」「何かモデルでもつくらないとわからない」「新聞報道ではパーッと輝いて見えたが、詳しい説明を聞いたらキューッと縮まった」などの声が続出しました。この事業のねらいとする「住民の自主的・主体的な地域活動を推進する」こと自体はいいことですので、使い勝手のいい事業にしたいものです。この問題も通告していますので、質問を深める上でとても参考になりました。これもグッドタイミング。

 きょうは雨。太陽さんの顔は見ることができませんでした。楽しみにしていたマンサクの開花は明日以降に持ち越しです。明日は晴れてほしいなぁ。

2010年03月02日

3月議会がはじまりました

 きょうから3月議会がはじまりました。午前は市長の提案理由の説明がありました。前段は所信表明です。市長が考える目指すまちの姿は「すこやかなまち」。そして、「すこやかな暮らしの基本は、すべての市民がまちの中に心地良い居場所を持ち、自らの存在意義やライフワークを見いだし、生きがいと尊厳、地域への愛着や誇りを持ちながら、いきいきした生活を営むこと」だと言います。「市民一人一人が、地域づくりのプレーヤー、主人公」など所信表明では抽象的ながら、「その通り」と言いたくなることがいくつも語られました。問題は、個別の課題、取り組みでそうなっているかどうかです。これらは、これからの本会議や委員会審議で大いに活用させてもらおうと思います。

 午後からは総括質疑です。杉田議員、柳沢議員等4人が登壇しました。行政組織の改編、地域活動支援事業などは私の質疑項目とだぶります。メモを取りながらやりとりを聞きました。2億円の地域活動資金については、先日も地域協議会会長を集めて説明会をやり、その後、各地の地域協議会で議論が始まっています。そのなかで、資金の活用の仕組みをめぐって期待とともに戸惑いも起きています。その点は、市長のところにも届いているのでしょう。きょうの答弁では、「いま多くの意見が出てきている。このことを一回謙虚に受け止めて、新年度早々に地域協議会で議論してもらう」という発言がありました。良い新規事業なので評価はしますが、ぜひ、市民をど真ん中にした議論をしてほしいものです。

明日も総括質疑が続きます。明日登壇するのは5人、私は明日の4番手です。おそらく午後1時から3時までの間に登壇することになるものと思います。インターネット中継もあります。ぜひご覧ください。

2010年03月03日

総括質疑終わる

 総括質疑が終わりました。9月議会の時と同じく、「時間が足りなかった」というのがいまの気持ちです。今回は専決処分、新年度一般会計予算、行政組織条例全部改正の案件で質疑を展開しました。質疑の模様は市議会ホームページの過去の議会中継でご覧いただけます。

 総合計画で示された財政フレームを大きく超えた予算規模について質疑をしたところ、市長は、「確かな歳入の範囲内で歳出予算を計上しているからご懸念には及ばない」と答弁しました。でも長期的な視点に立って見た時に、こうだから大丈夫だという説明はほとんどありませんでしたね。

 注目の「事務事業の総ざらい」については、きょうの質疑で概要が明らかになりました。市長は、「行政が自らの責任において、主体的に、組織の総力を挙げて実施したい」「まず、中期的な歳入見通しの詳細な検証に着手し、それと並行して、すべての事務事業を対象とする中でのリストアップと事業費見積りなどの作業を、おおよそ6月末までに進めてまいりたい。その上で、9月末を目途に事務事業の『総ざらい』を行う。個々の事務事業について、市民ニーズに沿っているか、成果はどの程度得られているかなどの評価項目を設定して総点検・総見直しを行い、その必要性や優先順位などを検証・整理していきたい」とのべました。中味は、だいぶ見えてきました。こまかいところは委員会で詰めていきたいと思います。

 新規事業の「地域活動支援事業」。約2億円のお金を地域自治区に配分して、自主的な地域づくりを大いに盛り上げようというものです。これまでの地域自治推進の議論の到達点を考えれば、予算と権限の移譲が課題となっていましたので貴重な前進です。その点は評価するものの、事業申請の仕組みがシンプルでなくむずかしいので、だれでも簡単に手をあげることができるように、また、申請を採択するかどうかは総合事務所長(旧上越市にあっては事務所)の権限にすべきだと主張しました。答弁の中で市長は、事業採択は総合事務所長に任せることを明かにしました。

 行政組織の改編についてはやはり市民の声を聞くことなくすすめていました。市民の声を聞くことが怖いのでしょうか。行政組織のことは内部のことだから職員だけでやるという意識では良い改革はできません。良い改革どころか間違った判断をすることがあると思います。今回、男女共同参画推進課の廃止反対の立場から質疑をやりましたが、男女共同参画推進の立場の人たちの動きが活発になってきました。行政組織条例についてはいくつも問題があるので常任委員会審査でがっちりとやる予定です。

 時間がなかったとはいえ、今回は、全体として詰めの弱さを残した質疑となりました。この分は常任委員会審議でうめていきたいと思います。

2010年03月04日

「専決処分に対する認識甘い」と議長も

 市は先月19日、5億円の除雪費を追加する一般会計補正予算を専決処分しました。専決処分は、地方自治法第179条に定めがあり、議会を開くいとまがないなどの特別の理由がないとできないことになっています。昨日の総括質疑では、「2月上旬のどか雪で除雪費が足りなくなることは予測がついたはずだ。議会を開くいとまがなかったとは言い難い。議会軽視だ」と厳しく指摘しました。

 きょうの市議会建設企業常任委員会でもこの専決処分に対して、樋口議員や本城議員等などが相次いで発言しました。委員会に同席していた山岸行則議長も特に発言を求め、「専決処分に対する市の認識が甘い。議会軽視と言われても仕方がない。17日に臨時議会があったが、追加補正ができるいとまもあったし、内容もあった」とのべました。昨日の総括質疑では、「こんなことをやっていると議長に怒られますよ」と言っておきましたが、それに反応してくれたようです。

 なお、専決処分そのものは、樋口議員以外の委員の賛成で承認されました。

2010年03月06日

名札や持参資料にも目が行く

 市議会での総括質疑の模様をテレビやインターネットで見ていた人から感想を寄せられています。励ましの言葉がほとんどですが、画像を見ている人の視線はいろんなところに向けられていることが分かりました。

 ひとつは私の名札です。
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 今回、私たち共産党議員団は、初めて名札をつけて議場や委員会室に入りました。時々忘れることもありますが。3日の総括質疑では、私の顔よりも名札が注目されたようです。ある人は、今度、議員も全員名札をつけることになったのかと聞いてきました。いま、名札をつけているのは私たち議員団だけです。この名札は平良木議員が作成してくれたもの。市役所の職員でも議員の名前を知らない人がたくさんいますから、普段でもつけています。

 今朝、出会った人からは、「資料、見つかってよかったね」と言われ、こちらはキョトン。実は、この人、私が登壇している時、引用しようとしていた資料がなかなか見つからず困っていた様子をテレビで見ていたのです。私は質問する時に持参する資料には質問項目ごとに色の違う付箋をつけています。こうすれば、戸惑うことがないからです。ところが、今回、どこで落としたのか、付箋がついていなかったのです。この人からは、「おまんの質問は、普段のまんまの言葉でいい」とほめてもらいました。ありがとうございます。

 そうそう、昨日書き忘れましたが、上越地域で配布されている情報求人誌、「adva(あどば)」3月号で、『集落再生と日本の未来』(自治体研究社、税込1890円)を紹介していただきました。
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 アドバランキングでは第5位になっていました。これもうれしい。

2010年03月08日

就学援助適用率12%台に

 速報です。午前の文教経済常任委員会で小中学校の就学援助費補助事業が取り上げられ、就学援助の適用率が小学校で12.59%(平成21年度末段階で)に、中学校で12.1%(同)となることが明らかにされました。昨今の不況の影響が大きく反映したものと思われます。

 同事業については平成21年度補正予算で、小学校で1037万円(補正前9553万円)、中学校で1157万円(補正前6841万円)増額計上されています。年度末では、小学校で当初見込みを213人上回り、中学校で100人上回る予想であることが委員会資料で示されています。

 これについて、委員会審査では、「当初は前年度を9人上回るだけの予算だった。経済変動をしっかり予想していない、甘いものだったと言わざるを得ない」「経済状況をよく見て予算化すべきだ」「上越市の支援の弱さの表れではないか。こういうことをきっとやることが大事ではないか」などと発言が相次ぎました。

 笹井教育部長は、「事業の実施にあたっては、もれなく対象になるように対応させていただいてきた。経済的な見通しは甘かったので、この点は反省しながら執行してまいりたい」とのべました。

児童虐待に関する相談、年間66件も

 速報第2弾です。文教経済常任委員会で衝撃的な事実が明らかになりました。虐待されていることで子どもが先生などに訴える件数が平成20年度、上越市内において66件にものぼっていたというのです。虐待を受けた子どもの人数は延べで126人であることも明らかにされました。

 これは永島義雄議員(無所属)の「子どもが虐待で悩み、教育現場で相談するケースはないか」との質問に教育センターの村山信一所長が答えたもの。村山所長は、「子どもたちが先生に訴えるだけでなく、親子が相談に来るケースもある。場合によっては、暴力を避けるため施設で保護したり、遠隔地に避難してもらうこともある」とのべていました。

 再質問で永島議員は、「上越でもご多聞にもれず、かなりの件数にのぼっていると思った。不況の中で、一番弱い、無抵抗の子どもにあたるケースも増えているのではないか。自殺など(重大事態)に至らないうちに早め、早めに対応を」と訴えていました。

 市教委では新年度に学校問題解決支援プロジェクトチームを新設(約270万円を予算措置)し、いじめ、不登校などの問題に迅速・的確に対応することにしています。問題の早期解決を図るため、ソーシャルワーカーを採用、指導主事や教育相談部長などとともにチームを編成し、これまでの相談体制を強化して学校支援を強めたいとしています。

「ゆとりのある職員体制にすることが最重要課題」と教育長

 速報、第3弾です。文教経済常任委員会で日本共産党議員団の上野議員が教職員の休職、多忙化問題を取り上げました。同議員は、「文科省発表のデータによるとうつ病などで休職する先生などが増えている。それも40代以上のベテランの人に多い。原因をしっかりつかんでキチンと対応していくことが必要だ」と訴えました。

 堀川文章学校教育課長は、「平成20年度で17人が休職されている。子どもにたいする指導がうまくいかないケース、保護者とうまくいかないケースもある。衛生責任者をおいて校長などと一緒に対応している」と答えました。

 この質問に関連して、中野敏明教育長が注目すべき発言を行いました。同教育長は、「学校の人数の割に、教員の配置基準は相変わらずだ。35人学級、30人学級へと流れは変わりつつあるが、先進的な国ではみんな20人学級だ。教育現場では心理的なゆとりがない。教育行政が取り組むべき最重要課題は、現場にゆとりを与える人的な体制強化だ」とのべたのです。まったく同感です。

2010年03月09日

2009年度の新規就農者は41人に

 文教経済常任委員会審査の速報です。午前中の審査の中で注目されたことを2つお知らせします。

 まず新規就農者についてです。委員会の中で2009年度(平成21年度)の新規就農者が41人であることが明らかにされました。2006年度(平成18年度)は19人でしたから大きな伸びといえます。新規就農者のほとんどは20代、30代の若者で、地元の人が多いといいます。この増加について野口和広農林水産部長は、「最近は農業が魅力的に見えてきたのかと期待している」とのべました。

 新規就農者の内訳を問われた笹川肇農業振興課長は、「新規就農者41人のうち、法人に雇用された人は33人だ。これは上越農業が変わる第一歩だと見ている。通年で雇用となると園芸などの複合を考えていかねばならない。複合を行う会社につながる。これからも強力に進めていきたい」とのべました。

 イノシシ被害面積は前年度の1.5倍、14.4ヘクタールに増加

 2009年度(平成21年度)の農業共済で確認されたイノシシの被害面積は14.4ヘクタールに増加していることが同委員会審査で発表されました。前年度は9.2ヘクタールでしたから、1.5倍にも増えたことになります。

 被害はこれまで柿崎区の山間部が中心でした。それがこの1年間に吉川区、大島区、合併前上越市の桑取地区など全市域に広がりました。委員からは、被害の拡大防止を求める手立てについて質問が集中しました。

 答弁に立った笹川農業振興課長は、「対策としては、①個体数を早く減らす。②などによる被害防止の2つを考えている。電気柵は昨年、総延長で50キロにわたって設置したが、今年度は地域からの要望もあり、87キロに増やした」とのべました。

 上越市は今年度、鳥獣被害防止対策事業として、新年度予算で1240万円を計上しています。これは国の100%補助事業で、市の鳥獣被害防止対策協議会が主体となって取り組む計画となっています。

2010年03月10日

新型インフルエンザ予防接種事業での接種率は18%台

 上越市が未就学児等を対象に行ってきた新型インフルエンザワクチンの集団接種の接種率が当初見込み65%を大きく下回る18.4%だったことが明らかにされました。市が計画した接種対象者は1歳から6歳までの子ども、小学校1年生から3年生までの1万6000人。このうち、接種者数は2942人でした。

 きょうの厚生常任委員会では、当初見込みと違った原因や今後の新型インフルエンザ対策体制などについて質問がありました。

 当初見込みを下回った原因について流石玲子健康づくり推進課長は、「計画時点では83%の人たちが新型インフルエンザにかかっていなかったが、11月から12月上旬にかけてかかった人がかなり出たことがある。また、(ワクチンが重点的に供給された)医療機関での接種が行われたこともあって接種率が下回った」と答えました。

 野澤朗健康福祉部長は、「新型インフルエンザワクチン接種については総合病院に集中しがちであったことから、(集団接種をという)切実な訴えがあった。ワクチンの偏在もあったし、医療機関との連携をめぐって県との間で話し合っていく必要があると感じている。しかし、集団接種、医療機関での接種、罹患者合計で抗体を持った人たちの割合は77.3%となり、県内の他地区と比べて高いものとなった。(市の取り組みは)保健所からも高い評価を受けた。今年、一年は貴重な一年だったと言える」とのべました。

要援護世帯の除雪支援で新たな制度設計を示唆

 今月下旬に発行される随想集のカバーが出来上がってきました。
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 写真とタイトルがかみ合っていて、イメージしていた通りになったと喜んでいます。夜、妻に見せたら、「なかなかいいね」と言ってくれました。これでカバーはオーケーです。明日の午前には再校原稿が到着する予定です。私の所属する総務常任委員会の直前で忙しい日ではありますが、早めに校正を終え、発送したいと思っています。

 きょうの厚生常任委員会では、新型インフルエンザ対策、児童虐待、要援護世帯除雪費助成事業などをめぐって活発な議論が行われました。

 児童虐待問題を取り上げたのは平良木議員です。同議員は、野澤朗健康福祉部長が説明の中で、「申請主義にとどまらず、制度を必要としている方に必要としている制度がもれなく行き届くよう、意を用いてまいりたい」とのべたことを評価したうえで、「子どもの虐待を事前に防ぐ積極的な手立てをとるスタンスが必要だ。具体策の検討を」と訴えました。

 これに対して野澤部長は、「現場の実感としては非常に増えている。問題は、いつも虐待が見つかってから我々の対応となることだ。匿名でも結構だから(虐待に関する情報を)早めに教えていただきたいと思っている。DVを含め、(現状では)市職員が問題を抱え込んでも対応しきれない。熟練した人による対応が求められているので、市役所の中では人材育成まで含めて(対策を)考える時期に来ている」と答えました。

 要援護世帯除雪費助成事業は今冬の大雪を経験する中で見直しが求められています。平良木議員は、「この事業の拡充は市民の要望となっている。(資力がない人の)融雪屋根の灯油代、頼む人がいないなかで除雪機等を使って自力で除雪せざるを得ない場合など助成の対象とすべき時が来ているのではないか」と質問しました。

 現行の実施要綱では自力で除雪できる人は対象となっていません。いまの要綱の規定自身を見直すべきだとの平良木議員の主張について、野澤部長は、「実態が厳しいことは承知している。ただ、ひとえに行政の支援費として議論していくだけでいいのか。今冬のような短期集中型豪雪では要援護世帯でなくても重大事態となった。そこを踏まえた中でどういう支援が適切か議論が必要だ。制度は普遍的で平等性のあるものにしていかなければならない。冬に向けて議論をしていきたい」とのべ、新たな制度設計の検討を示唆しました。

2010年03月12日

「市民がど真ん中」が泣いている

 きょうから私の所属する総務常任委員会です。このブログを読んでいてくださる人が答弁席に何人もいて、「大丈夫ですか」と声をかけてもらいました。顎を動かすと痛むので、どうしても発言しておきたいことを決めておき、手をあげたいことがあってもできるだけがまんするようにしました。こんなことは32年の議員生活でも初めてのことです。

 財務部の審査では、昨年の3月議会で大もめした西城スポーツ広場の売却問題にしぼって質問しました。昨年の議会では、この広場については高田のシンボル的な空間であり、売却するにしても上越教育大学に限定するという付帯決議をつけたという経緯があります。野口財務部長から、「数回にわたり協議したが、今年1月に大学側から購入しないという回答があった」と説明がありました。私は、「議会も市民も関心を寄せていた案件だったが、購入せずとの回答があった段階で議長に報告したか。大学側との協議が数回にわたったということは、条件によっては購入してもいいよ、ということだったのか。もう少し詳しい経過報告をしてほしい」と質問しました。答弁は、「議長には報告していない」「大学には活用していない財産があり、それを先に処理すべきとの指導があった」ということでした。どういう結果であろうと、もっと早めに議会に知らせてほしかったですね。

 総務部の審査では、行政組織条例の全部「改正」について発言しました。今回の改正の大きな柱は何か、どういうやり方で今回の改編を検討したか、男女共同参画推進課を共生まちづくり課のなかの一部署とするなら、これまでの仕事を維持するだけでなく、さらに良くなるということを示せと追及しました。市村総務部長は、組織機構の簡素化と政策調整機能の強化が大きな柱だと答弁しました。全部「改正」なので、全庁の英知を結集する検討組織をつくって検討したのかと思ったら、そういう組織はつくらずに人事課と行革推進課が中心になって検討してきたことがわかりました。きょうの答弁で一番気になったのは、行政組織は市長の補助機関だから、市民の声をきかなくとも職員だけで検討していいことだとする見解です。市長が選挙時に使ったキャッチフレーズ、「市民がど真ん中」が泣いています。

 委員会で書いたメモを市役所に忘れてきてしまいました。残念ながら、委員会室でやりとりした生の言葉でお伝えできません。お許しください。きょうの委員会は午後6時頃まで行われました。不思議なことに、いっぱいしゃべらないようにしていたら、顎の痛みがほとんど消えていました。

2010年03月15日

夜9時過ぎまで委員会審査

 きょうは総務常任委員会の2日目です。午前10時に開会し、終わったのは午後9時15分、くたびれました。先日も文教経済常任委員会が午後9時半までかかったといいますから、それに次ぐ遅い閉会の記録です。議会の効率化の名のもとに、3日間だった常任委員会の審査日程を2日間に短縮した結果がこの異常に遅い閉会です。予備日があるとはいえ、こんな強行日程では質問したいことも遠慮しなければならなくなります。早く元に戻すことが必要です。

 きょうの審査は総務部と企画・地域振興部関係議案でした。総務部関係では町内会集会所の耐震診断と耐震補強工事、第三セクター経営検討委員会の報告が出ていないことなどをとりあげました。集会所の耐震診断と耐震改修については2005年(平成17年)から始まりました。先進的な取り組みではあるものの、今年も7件しか予算化されないなどなかなか進みません。これまでの取り組みを見直し、施策をどう改善したら進展するか検討をとの訴えに市村総務部長は検討を約束しました。

 企画・地域振興関係では過疎地域自立促進計画の改訂、男女共同参画事業、集落支援事業、地域活動支援事業をとりあげました。このうち、集落支援員については、新年度上期に60歳以上人口が集落の過半数を占める集落を対象に基礎調査を行い、その結果を踏まえて2人の集落支援員を配置するといいます。自治・地域振興課の説明によると、ひとりの集落支援員は10集落を担当し、月額12万円の報酬で働いてもらうとのことです。私は明治大学の小田切徳美教授のコラムを紹介し、「支援員から地域マネージャへ」「支援から定住へ」という動きを支える仕組みとしていくよう訴えました。

 きょうの審査で最も賑やかとなったのは地域活動支援事業です。各委員からは、「各区に配分する支援額の均等割額500万円はどういう根拠か」「採択方針の決定をなぜ急ぐのか」「常任委員会資料と地域協議会委員に配布された資料が違うのはいかがのものか」などの質問や意見が続出しました。私は、この事業についての説明があった2つの地域協議会を傍聴した感想をまとめつつ、これまでの検討で定まった事項とまだ検討中のものを整理して示すよう求めました。竹田企画・地域振興部長は検討を約束しました。この問題での質疑全体を通じて感じたのは新制度の設計がまだ出来上がっていないということです。各区地域活動に予算をつけること自体は良いことですので、早くスタートできるようにしてほしいものです。

2010年03月16日

景観条例改正案をどう見るか、どうするか

 市議会総務常任委員会(栗田英明委員長)は15日、市が提案した景観条例改正案を審査した結果、「継続審査」としました。「継続審査」(けいぞくしんさ)というのは、議会会期中に議決されなかった案件を、次の会期で引き続き審査することをいいます。昨日の委員会では私を含め10人の委員が「継続審査」に賛成しました。反対は飯塚義隆委員ひとりでした。

 委員会の審査では、現在の条例の前文にある「春日山城跡や高田城跡、五智国分寺」など固有名詞をはずして「歴史的な資産やまちなみ」と表現することにたいする異論や同じく前文に総合計画の将来都市像、「海に山に大地に 学びと出会いが織りなす 共生・創造都市 上越」を盛り込むことへの反発などが出ました。栗田委員長は採決前に休憩をとり、委員間で対応策を協議しました。その結果、前文の一部を「歴史的な資産やまちなみ」とすることについてはほぼ全委員が疑問視、「継続審査」とする方向となったのです。再開した委員会では、これを受けて、「継続審査」と決定しました。議会での正式決定は26日の本会議で決まります。

 ここで問題となった前文の箇所を見てみましょう。

 現条例の文面は、
春日山城跡や高田城跡、五智国分寺などの歴史的遺産をはじめ、雁がん木、寺町、加賀街道の松並木に代表される歴史的まちなみは、いにしえの面影を今も私たちに伝え、広大な日本海や雄大な南葉の山々、そして山里のたたずまいや久比岐野に広がるのどかな田園風景は、上越市の原風景として、私たちの心のよりどころとなっている」

 改正案の文面は、
歴史的資産やまちなみは、いにしえの面影を今も私たちに伝え、広大な日本海や雄大な南葉の山々、そして山里のたたずまいや久比岐野に広がるのどかな田園風景は、上越市の原風景として、私たちの心のよりどころとなっている」

 まずは2つの文を読み比べてみてください。どうでしょうか。私は、わかりやすさという点からみて、文句なしに現条例の文面がいいと思います。委員会では「遺産」がいいか、それとも「資産」がいいかという議論がありました。上越市の景観計画などで「資産」という言葉が多用されているように、「資産」という言葉を使うことは間違いではありません。大いに使って結構です。でも、使い方が問題だと思うのです。景観「資産」のなかには、建造物もあれば、高田の雁木のようなまちなみも、さらには久比岐野の田園風景なども入るのです。そのことを考えれば、改正案の文面はおかしいと思います。

 では、どうすればよいか。現条例の文面をそのまま使うのが一番だと思います。どうしても、改正案を使って修正したいということであれば、「歴史的資産やまちなみ」を「歴史的建造物やまちなみ」とするということになりましょうか。みなさんのご意見をお寄せ下さい。

黒塗りの地図を見てびっくり

 「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番の人から、「旅行で出かけているので配達を代わってほしい」と頼まれていたことを深夜に思い出し、その後、眠れなくなりました。きょうは高校の入試です。妻から「午前8時までに職場に送ってもらいたい」と頼まれていたこともあって、ぐっすり眠って遅くなってはいけないと緊張したのでしょう。でも、布団からは早めに出たおかげでいくつか原稿書きの仕事ができました。

 きょうの午前、文教経済常任委員会の所管事務調査がありました。テーマは上越農業振興地域整備計画の見直しについてです。委員会資料を見て、改めて、いまの上越市は14市町村が合併してできた自治体だと思いました。というのは、これまで上越市内の農業振興地域が14の区域となっていて一本化していなかったからです。それといまひとつ、農用地区域内農用地面積の変更をこまめにやっていたところと長期間やってこなかったところの差が変更面積の差として表れました。なかには35年も変更していなかったところもありました。いろいろな自治体があったんだなとびっくりしました。

 きょうの委員会調査は30分くらいでさっと終わるのではないかと予想していました。ところが委員も答弁する側も次第に熱が入り、1時間以上かかりました。「農業振興地域整備計画の見直し」という、普段あまり話題とならないことがテーマとあって、担当の農政企画課では大きな地図を委員会室に持ち込み、説明や答弁を行いました。この丁寧さ、わかりやすくしようという姿勢がよかったですね。山林・原野化した農用地を地図上に黒く塗ったもの(画像)については、私も身を乗り出してしまいました。

 今回の農用地利用計画の変更によって、上越市の農用地面積は変更前の20,783㌶から16,786㌶へと大幅に減少しました。合併前の区域によっては、30数年のうちに3分の1近くにまで落ち込んだ区域があります。これらは長年の農民無視の農政の結果です。

2010年03月17日

一般質問始まる

 きょうの議会は行政組織条例の全部改正についての委員長報告から。その後、この案件の討論と採決が行われました。討論には党議員団の上野幹事長が登壇、①市の基本施策を的確にすすめる上で改編される組織そのものに見逃すことのできない問題点を含んでいること、②行政組織は市長の補助機関だから職員だけで決めるのは当然だという姿勢、③職員の声を集め、知恵を結集する点でも不十分さがあったことの3点を反対理由にあげ、具体的にのべました。これにたいして賛成討論はありませんでした。採決では、党議員団のみが反対、あとは賛成でした。前回の全部改正の時(2005年の3月議会)は賛成討論をやったのに一体どうしたのでしょうか。

 一般質問、初日のきょうは7人が登壇。江口、永島両議員は支持者に傍聴を呼び掛け、大勢の傍聴者を前に質問を展開しました。この点は、私たちの議員団も学ばなければなりません。近藤、宮崎両議員が今冬の豪雪時における歩道除雪などについて言及しました。やはり、安全第一ですね。私のところに寄せられている要望ともだぶっていたのでメモを取りながらやりとりを聴きました。中川議員は市長に「真の住民自治の実現」について質問していました。これは私の質問テーマとも重なります。市長の答弁を聴いて、私の考えとだいぶズレがあることがわかりました。いつものことながら、自分以外の議員の質問と答弁を聴いていると、自分の質問の組み立てをどうしたらいいかが徐々に見えてきます。

 きょうは朝からごみ当番、代表者会議、本会議と続きました。高田を回って帰ったので、帰宅したのは7時半過ぎとなりました。たまには疲れをとるのに発泡酒でも飲もうかと思ったら、在庫はなし。それで妻が贈答用に用意しているサルナシワインをグラスに軽く注いで2杯ほどいただきました。アルコールの効き目は十分、すぐに眠ってしまいました。一眠りした後、日本共産党参院比例代表のかわえ明美さんが、参院新潟県選挙区予定候補の武田勝利さん、前県会議員の五十嵐完二さんとともに政府交渉を行ったという情報が入りました。国土交通省に対しては、上越市などが豪雪で道路除排雪費が倍になっていることを訴え、臨時特例措置を行うよう求めてきたといいます。詳しい交渉内容は近日中に入ってくるでしょう。

2010年03月18日

味のある質問がいくつも

 一般質問は2日目です。トップバッターの滝沢逸男議員はまず直江津港活性化対策について質問しました。そのなかで行政組織の改編で廃止が決まった直江津港振興課にふれ、「ここは係りから室になり、そして課になった。まだまだやることがあるのに(廃止を)決めたのはおかしい」と批判しました。答弁に立った市長は、「これからの港の活性化は単なるポートセールスではだめだ。企業と一体となり、提案していくことが大切になってくる」とのべましたが、今回の行政組織改編について、まさか議会最大会派の代表からこうした批判が出るとは。批判の声は私たち議員団だけでなく、市民改革ネット、政新、さらに創風クラブからも上がったことになります。

 きょうも登壇したのは7人です。それぞれ持ち味を発揮し、「なかなかやるなぁ」と思わせる質問がいくつもありました。スキー技術の向上についてとりあげた山崎一勇議員は、バンクーバーオリンピックの女子30キロクラシカルで5位に入賞した石田選手の今回のレースでのエピソードを紹介し、ワックスと走りなどの重要性を語りました。それは、まるでNHKのスペシャル番組を思わせる見事な展開でした。また、最後に登壇した瀬下半治議員は、85歳の男性から寄せられた、「免許証を返上したいが、週に何回か妻を病院に連れていかなければならないし、買い物にもでなければならない」という声を紹介、老老介護をしている世帯住民にとって公共交通がいかに大事かを浮き彫りにしました。答えた市長は、同じく85歳である父親のことを思い出したと述べ、これまた感動を与えました。きょうの市長の答弁には心がありました。

 さて、今朝も大忙しでした。「しんぶん赤旗」日刊紙を配達し、妻を職場に送り届け、口腔外科へ。顎の痛みはひいたものの、まだ完全には治っていませんでした。歯をかみ合わせる時、下顎がスライドします。しばらく薬を飲み続けないといけないそうです。ただ、薬を飲むと強い眠気がやってきます。これじゃ会議にも出られません。担当医師からは、「夜だけでも飲むように」と言われました。
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花が咲いたマンサクを一枝折って、わが家のテーブルの上に置いたところ、昨日あたりから芽吹きがはじまりました。マンサクは黄色い花もいいけれど、緑の葉もまた素敵です。

2010年03月19日

日本図書館協会選定図書に

 うれしいニュースが入ってきました。先月、出版されたばかりの『集落再生と日本の未来』(自治体研究社)が日本図書館協会選定図書になったというのです。同協会の選定図書は、各専門分野の選定委員約50名が、実際の書籍を一冊一冊に必ず目を通し、公共図書館に適している本として選択されたものです。この選定で、全国の多くの図書館に同書が置いてもらえる可能性が大きくなりました。

 きょうは一般質問の3日目です。3日連続で夕方までやりとりを聴いていると疲れます。質問者はきょうも7人でした。きょうの一般質問で議員もマスコミも注目したことのひとつは競艇の場外舟券売場を設置する計画について村山秀幸市長がどう答えるかでした。上越市富岡のウイングマーケットセンター内の空き店舗を使った舟券売場設置計画については渡辺隆議員とわが議員団の平良木議員が質問しました。平良木議員は昨日の説明会に参加して、そこで得た情報をもとに追及しました。市長に、「住民の理解が大前提である」「地域協議会や学校PTAなど幅広く意見を聴く」ことを確認したのは大きな意義があります。きょうはわが議員団の樋口議員も登壇、特養ホーム入所待機者解消問題などでがんばりました。

 夕方、妻とともに柏崎の父を見舞いました。久しぶりに娘の顔を見た義父は大喜びでした。私が途中で買っていった発泡酒を一缶プレゼントしたら、「こりゃ、うまいビールだのぉ」。108円の買い物でこんなに喜んでもらえるとは思いませんでした。約1時間ほどいて、妻とともに帰ろうとしたら、「雁の総立ちかい」とさみしそうでした。ゆっくりいてやれればいいのですが、明日はまた、早朝から予定が入っています。申し訳ないけれど、がまんしてもらうしかありません。

2010年03月23日

随想集の到着は26日に

 休み明けの議会でした。どういうわけか、これまでの疲れを引きずったままきょうの議会を迎えた感じです。きょうは一般質問4日目。吉田議員をはじめ7人の議員が質問に立ちました。

 きょうは、わが議員団の上野幹事長も登壇しました。厚生労働省が22年度末に廃止すると決定した地域職業訓練センター問題では、市長から「当市にとっては極めて重要な施設だ。存続は必要」との答弁を引き出しました。また、くびき野森林組合との懇談で出された林業再生策についても良い答弁をもらっていました。休憩時間に、「あれだけの答弁をもらえば、再質問しなくてもよかったのでは」という声も聞かれるほどでした。

 連休中に2件の問い合わせや生活相談がありました。きょうは朝からこれらの対応もしました。連休中に受けた相談では、「休み明けまで待ってほしい」と答えていましたので、早速、関係課に連絡しました。なんとか、解決の道筋をつけることができましたので、ホッとしています。
 
 さて、私の随想集、「『5センチ』になった母」(同時代社、税込1000円)ですが、きょう、連絡が入り、26日に到着することが決まりました。本屋さんには来週前半に出るでしょう。これで、28日の父の法事にも間に合うことが確実になりました。良かったです。

2010年03月24日

きょうの一般質問の4番目に登壇します

 一般質問はきょうが最終日です。私はきょうの4番目に登壇します。テーマは市政運営の基本問題、脳脊髄液減少症対策、豪雪対策の3つです。時間的には午後1時過ぎから3時くらいの間となるでしょう。前の3人の質問がどれだけ時間がかかるかによって開始時間は動きます。上越市議会のインターネットで中継されます。ぜひご覧ください。

還暦を迎えました

 一般質問が終わりました。きょうは60歳の誕生日でした。ですから、記念すべき日の質問となりました。

 質問の中で注目されたことのひとつは豪雪時の救急車の動きです。雪がない時なら119番の電話を受けて10分前後(全国平均は平成20年度で7.7分)で現場に到着するはずの救急車がその数倍も時間がかかるという現実です。時間がかかるのはいうまでもなく雪で道路状況が悪いから。きょうの質問には上越地域消防事務組合の1月13日から15日までのデータを使い、最長で41分もかかるケースもあったと紹介しました。
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 こういう状況が発生していても災害救助法の適用にならない現実はおかしい。適用基準の見直しを求めるべきだとの質問に市長は前向きでした。これで少しでも動いてくれればいいのですが。

2010年03月25日

景観条例一部「改正」、総務委で賛成6、反対5

 上越市景観条例の一部「改正」案は25日の総務常任委員会で審議され、採決の結果、賛成多数で可決されました。賛成は創風クラブ、政新、毘風所属の6委員、反対は市民ネット改革、日本共産党議員団、無所属(近藤委員)の5人でした。

 同条例一部「改正」案は15日の総務常任委員会で「継続審査」となっていました。本来なら、3月議会が終わってからの審査となりますが、25日の予備日をつかって審査しようということになり、本日の開催となりました。

 審査では、私が改正案の前文にある「歴史的な資産やまちなみ」という表現について、「まちなみも資産になることがある。言葉の使い方としては好ましくなく、違和感をおぼえる」と発言し、担当課長の見解をただしました。質問はこれくらいで、後は、委員会で各委員が改正案について意見表明をし、委員間討論をやりました。

 委員間討論では、小林克美委員などが、「春日山城など(『改正』前の前文に書かれている遺産)は13区を含めて上越市民の誇りだ。『改正』前の前文を記すことで故郷の歴史を具体的にイメージできる」「前文には感動を与えるメッセージがなければならない。『改正』前の前文の方が良い」などとのべ、「改正」前の前文を採用するよう主張しました。一方、内山委員などは、「(具体的な地名を」はずしたところで中味は変わらない。それよりも重点区域をどうするかが大事だ」「具体的な(遺産の)名前を入れるなら、13区にもいいものがある」などとのべ、「改正」案を支持しました。

 採決に先立ち、小林克美委員が修正案を提出、「改正」案前文の一部を元に戻すことを提案しました。これについては質疑なく、採決の結果、市民ネット改革、日本共産党議員団、無所属(近藤委員)の5人が賛成しましたが、他の6人は反対し、否決されました。

 今回の委員会審査をめぐっては「不純な動き」(吉田委員)がありました。稲荷副市長が「改正」案の趣旨を理解してもらうためにということで、「継続審査」決定後、水面下で複数の議員に働きかけをしたというのです。この点については、私や吉田委員が「二元代表制に反する行動だ。二度とこのようなことをすべきでない」と批判しました。

 景観条例一部「改正」案の動きについては16日の日記でも書いています。こちらも合わせてお読みください。

 ※きょうの総務常任委員会の模様は上越タウンジャーナルも報道しています。

討論原稿書き

 きょうは午前が総務常任委員会でした。その模様は、昼間エントリーした記事をお読みください。上越タウンジャーナルには、私と稲荷副市長とのやりとりが掲載されています。きょう、教えてもらったのですが、昨日の私の一般質問でとりあげた市役所ホームページについての質問も載っています。こちらの動画の後半には私が登場します。これも合わせてご覧ください。

 午後からは議員控室に来られたお客さんの対応と討論原稿作りで、夕方までかかりました。今回、党議員団が討論するのは、専決処分、新年度一般会計予算と介護保険特別会計予算、景観条例の一部改正にたいする修正案、政務調査費の交付に関する条例、請願です。原案は分担して書き、それを議員団で検討して仕上げます。どんなに力のある人でも、4人でチェックすると1個所や2か所はおかしなところがあります。集団の力というのはたいしたものだと思います。

 討論原稿を検討する時に大切にしているのは、賛成や反対の理由をわかりやすく書くことです。なるべく議会用語は使わず、多くの市民が聞いていて、すっと受け止めてもらえるようにと心がけていますが、これがまた、なかなか難しい。今回、準備した討論原稿で、一番時間がかかったのは新年度一般会計予算でした。理由が複数にわたっているので、その順番をどうするか、評価すべきことと、問題だと思っていることをどういう配分で書くかなどで悩み、何回も手直ししました。明日の朝になれば、また、直すべき箇所が出てくるかも知れません。

2010年03月26日

新年度一般会計予算に賛成

 3月議会が午後2時15分、終了しました。土日を挟んでいるとはいえ、2日からずっと緊張してきましたから、「ああ、疲れた」という感じです。きょうは委員長報告、討論、採決と続きました。原稿は書きましたが、私は登壇せず、議員団の仲間たちががんばってくれました。

 きょうの一番の話題は私たちが一般会計の当初予算に賛成したことでしょう。これまで、私が一般会計の当初予算に賛成したのは町議時代を含めたったの1回でした。今回も議員団の中ではいろんな議論があり、迷い、党の上級機関の指導も受けて最終的に議員団で判断しました。賛否の判断で迷ったのは私たちがこの間、力を入れてきたスクールバス無料化などで大きな前進があった一方で、学校給食民間委託の流れが今回も強まったことです。また、市民合意が必要な施設づくりの検討をスタートさせようとしている点も気になりました。こういうところを討論でどう書いたかは、実際の原稿を読んでみてください。

 以下、討論の全文を掲載します。

 今議会に提出された平成22年度一般会計予算案は、私たち日本共産党議員団が、長年にわたり市民生活を守るために掲げてきた政策の中でも、特に重視してきた政策を複数にわたり実現する予算案となっています。この点を高く評価し、賛成するものであります。
 具体的にあげますと、一つは、スクールバスの無料運行であります。これは、合併協議により、合併前上越市の制度に基本的に合わせるとしていたものを、多くの市民の切実な願いに応え、市民本位に修正するものであります。このように、いったん方向を定めたものであっても、市民の要望に沿う形で適宜修正するという姿勢はきわめて重要であります。
 二つめは、中山間地域における集落の暮らしを守り、さらには活力の維持・向上を図るための地域集落支援事業を実施するとしたことであります。平成18年度における調査よりもさらに対象を広げ、中山間地域が抱える課題や行政ニーズを把握する集落支援員を配置するなどの取り組みは、全国の先進をいく取り組みとして評価するものであります。
 さらに、三つ目は、私たちが一貫して要求してきた国民健康保険特別会計への引き続く法定外繰り入れであります。今年度の4億3千万円には及ばないとはいえ、新たに2億円の繰り入れを行い、国保税の値上げを押さえたことは、国保加入者のみならず、すべての市民への大きな励ましであります。
 このほかにも、子ども医療費助成の拡充、教育補助員・介護員の増員、私立高校授業料補助拡充、一連の中小企業振興策や雇用対策など、市民生活を守る政策の実現を図る予算が盛り込まれていることも、評価できる点であります。
 これらは、市民福祉を実現する機関としての自治体のあるべき姿に立ったものであり、今後とも貫き通していただきたいと期待するものであります。
 鳩山政権は、後期高齢者医療制度の廃止や労働者派遣法の抜本改正など、昨年の総選挙で掲げた国民生活を守る公約を次々に先送りし、国民の怒りをよんでいます。上越市政にあっては、こうした国のやり方に一線を画し、あくまでも市民生活を守りぬく姿勢を今後とも貫いてほしいと考えます。
 その一方、いくつかの懸念を含んでいますので指摘せざるを得ません。
 懸念の一つは、学校給食の民間委託を推進しようとする姿勢を変えていない点です。安上がりであるという理由で民間委託を推し進めながら、先日の一般質問でも指摘させていただいた民間委託による問題点、危険性を、市民が納得できる形で払拭する説明が行われていません。また、偽装請負になるのではないかという指摘に関しても、いまだに説得力のある説明がなされておりません。
 なによりも、給食民間委託を突破口に、アウトソ-シングを推し進めることにつながりかねないこうした姿勢は、きわめて危険であります。今後はこうした民間委託については、根本的な見直しに向けて、是非最大限の努力をすべきであると考えます。
 なお、次年度以降もこうした民間委託が拡がるようであれば、その点を重視した対応をせざるを得ないことを申し添えます。
 二つめの懸念は、市民的合意が必要な(仮称)厚生産業会館や、新水族館などの施設建設の検討がされようとしている点です。これらは市長の公約であり、その実現を目指すとしています。しかし、市長が記者会見でも明らかにしているとおり、市長の公約すべてを市民の皆さんがOKしたわけではありません。これら施設は、それぞれについて市民的な合意が必要な施設であります。それだけに、市民生活を圧迫しないよう数年間を見通した財政計画を提示した上での計画策定とすべきです。また、経済活動の地域内循環を念頭に置き、どんな地域経済を作っていくのか、そしてそのために必要なものであるのかどうかを見据えた上で計画すべきです。さらに、市長が繰り返し強調している住民自治の精神を生かす上でも、住民参加で設計し、住民参加で運営できるものにしていくことが重要であると考えます。今後の問題として、以上の点を勘案し、慎重に取り組むべきことを要請し、討論といたします。

 読んでいただいてお分かりのように、私たちは今回の予算に賛成したのであり、今後、ずっと賛成することにしたわけではありません。毎回、議員団で議論し、賛成できるものかどうか決めていくことになります。討論の中で「懸念すること」としてあげたことが次年度はどうなるか、注目していくことになります。

2010年03月29日

議会報告作成を急がないと

 寒ーい一日でした。午前は議員団会議、議員団ニュースの編集を中心にすすめました。定例議会が終わっても議会報告チラシの作成が終わらないと本当に終わった気がしません。この週刊の議員団ニュースの次には市議団の「市議会報告」をつくることになっています。これも急ぎたい。他会派議員の中には、すでに議会報告チラシを配布している人もいます。競争です。議会報告は内容が一番大事ですが、スピードを早くしないと鮮度がどんどん落ちていきます。負けてはいられません。

 「しんぶん赤旗」記者からの取材もありました。これは午後から。村山市長の新年度予算と私たちの対応に関心が寄せられ、どういう経過でスクールバスの無料化が実現したのかなどこれまでの動きとの関連での質問がいくつもありました。また、中山間地対策における集落調査の先進性などで説明を求められました。これは1回目の「高齢化が進んだ集落調査」より対象を広げ、60歳以上者が過半数を占めている集落も調査をするので、どういう結果が出るのか注目されていますね。

 午後2時過ぎからは市役所を出て、『「5センチ」になった母』(同時代社、1000円)の配達です。「もう出た(出版)頃だと思っていたので、電話しようと思っていた」と声をかけてきた人もいます。これほど心待ちにしていてくださるなんてうれしいです。書いた者としては。風花がいつのまにか吹雪になりました。屋根も白くなってきました。暖かい春は一気にやってきませんね。

2010年04月15日

議会の生き字引

 「生き字引」という言葉をご存じでしょうか。ヤフーの辞書で調べると、「博識の人。特に、会社・役所などで過去の出来事や規則などに通じている人」とあります。上越市議会の議会事務局に3月31日まで勤めていた白石行雄さんは、「議会の生き字引」と言われた人でした。議会の運営等でわからないことがあった時、議員も行政職員も彼のところへ行きました。「白石さんに聞けばなんでもわかる」からです。いうまでもなく、私も何度かこの「字引」をひかせてもらいました。

 きょうの夕方、高田で「白石さんを慰労する会」が開催されました。集まったのは現職の議員、元議員、元議会事務局長など約50人。元議長や山岸議長などが白石さんについての数々のエピソードを紹介しました。「県内の市町村議会でいち早く政務調査費の領収書添付を義務付けたのは上越市議会でしたが、それを主張したのはじつは白石さんだった。でも、そういう先進的なことをやっても決して『自分がやった』とは言わず、いつも前面に出ない人だった。議会事務局長に昇進するチャンスが何度もあったけれども、それを断って、次長に徹した。まさに議会職人ともいうべき人」そう紹介したのは山岸議長です。

 白石さんは高校を卒業して、昭和43年4月に当時の高田市役所に入りました。最初の職場となったのは議会事務局でしたが、それから42年間、ずっと議会にいた人でした。速記を学び、それをもとに議会運営の様々なことを知識として吸収しました。異動の話が出る頃には、議会になくてはならない存在となっていたということです。私は、2005年の2月から5年間、白石さんと付き合いをさせてもらいました。出会った時の第一印象はまじめで、かたそうな人。でも、近寄りがたいといった感じはまったくなく、なんでも話ができる人でした。すごいなと思ったのは、速記の能力です。私も長年にわたって議員活動をしていますが、議会での速記を見たのは上越市議になってからです。議員や市長等の発言をめぐってトラブルがあった時には速記をもとに見事に解決していました。そして、何よりもびっくりしたのは、議会運営等をめぐって議員間などで見解が分かれた時に、全員が白石次長がどういう見解をのべるかに注目していたことです。

 きょうの白石さんの挨拶は10分46秒にもわたりました。

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正直言って、こんなにもたくさんしゃべる人だとは知りませんでした。話は決して流暢だとはいえませんが、控えめに事実をたんたんとのべながら、人の心をとらえる。とてもいい話でした。それに、くそまじめかと思っていたら、結構、ユーモアも交えて話を展開し、笑いもしっかりととる人でした。「長年、議会事務局に勤めたお陰で、全国各地を視察できた。そこでは一緒に行った議員の人となりを知ることができた(笑)。たまに、よろしくないことも議員から教えてもらった(笑)。退職して2週間になるが、孫をいじくっている時が至福の時だ(笑)」。参加者のなかには、エピソードを共有している人が何人もいたようで、とても楽しい雰囲気でした。

 会は8時半頃終わり、夜桜見物でにぎわう高田公園のそばを通って家に帰りました。ご覧いただくのは、上越地域振興局の近くのお堀のそばで撮った写真です。池に映った夜桜、きれいでしょう。この写真は新しいデジカメで撮ってみました。

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2010年04月28日

代表者会議、そして市政レポートづくりと

 午前は各派代表者会議でした。議員は任期は4年です。来月20日の臨時議会を前に常任委員会や特別委員会などをどうするか話し合いました。このうち、特別委員会については設置目的があり、それに基づいた活動がどうであったかの検証が必要です。現在ある4つの特別委員会のなかで、中山間地対策特別委員会は昨日それをやりましたよ、と紹介したところ、正副議長も各派の代表もうなずいていました。当たり前のことがようやく取り組まれ始めました。

 午後は4時頃まで細々とした用事をこなし、4時過ぎからは市政レポートの作成と各種ビラの印刷をやりました。市政レポートを水曜日に作成したのは久々です。急いだのは、今晩の夜中に東京へと出発するからです。夜の8時過ぎまでに何とか原稿を書いたのですが、印刷機の調子があまりよくありません。印刷された紙が歪んで出てきたり、一回転したりと、思うように働いてくれないのです。30日、東京から戻った時にうまく印刷できればいいのですが、心配です。

 さて、そろそろ出発の用意をしなければなりません。金曜日にまたお会いしましょう。

2010年04月30日

川の手荒川祭り

 昨日の朝2時に吉川区を出て東京へ行き、本日の午後4時前に帰ってきました。吉川区と友好関係にある荒川区の「川の手荒川祭り」に初めて参加してきたのです。吉川区からはコメや山菜、チマキなどの特産品を大量に持ち込み、荒川区民の方々と交流してきました。

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 さすがは都会です、祭りの会場には数万人(ひょっとすると10万人を超えたかも)の人が繰り出しました。吉川区から参加したメンバーは東田中生産組合、杜氏の郷職員、JAえちご上越の職員など総勢15人。午前10時の開会から午後4時近くまでテントのひとつでひたすら物産の販売活動です。人気のトップは現地精米のコメ、人の列が出来てお昼頃には売り切れてしまいました。採れたてのウドも早かったですね。それに続いたのは笹団子、チマキかな。すごいなと思ったのは現地販売スタッフのパワーです。自分の持ち場の物産販売が終了すると、他の物産販売の応援です。大きな声でお客さんに声をかけ次々と売り込む姿は商売人に負けません。私は酒類の販売担当です。「よしかわ杜氏」の辛口、にごり酒などを持ち込みましたが、午後からは全員がこの販売で総力をあげました。立ちっぱなしだったので、終わったら、足がパンパンに張っていましたね。

 お客は荒川区の人たちだけではありません。東京吉川会の平山会長や高倉さん、小泉さん、布施さん、法政コメコメクラブの田中先生、安田さん、星山さん、小林さんなども駆けつけてくださって、懐かしい再会が実現できました。みんな、吉川区の応援に来てくださったのです。日暮里で商売をしている高倉さんは顔なじみの人が通ると声をかけ、吉川区の「特別販売員」として大活躍してくださいました。みなさん、ありがとうございました。

 橋めぐり、歌舞伎座

 今朝は朝5時15分に起床。宿泊した築地の厚生会館のそばにある勝鬨橋を渡り、西仲橋、佃大橋をまわってきました。最近はよそへ出かけても「橋」が気になります。どこの橋も個性があり、発見があります。勝鬨橋では車道と歩行者道の分離帯にこの橋ならではのデザインがありました。橋が開閉する一こまひとこまを数か所で紹介してあったのです。

 今朝は川沿いを歩いたのですが、ここは隅田川の河口から1キロ前後の上流です。流れの音は川というよりも海の波の音に近いと感じました。月島川水門付近ではソメイヨシノの花を数個見つけました。まだ、咲いていたのです。懐かしく、うれしかった。

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 西仲橋の上から水門方向を撮った写真です。勝鬨橋が出来るまでは、ここには「渡し」がありました。それらの案内板を一つひとつゆっくりと読みました。河口に近いとあって、この辺の災害対策では津波を想定した取り組みがあちこちでされていました。津波対策を考えたスーパー堤防、水門などは初めて見ました。みんな、勉強になります。朝食前の散歩は2時間15分もかけて楽しみました。

 朝食後は女性メンバーの人たちと築地市場、さらには歌舞伎座へと歩きました。市場にはなんでもありです。カタクリやタラの芽などもたくさん並んでいて、「ここへ持ってきて、この値段で売れれば大儲けだねや」などと言う声も出ました。ここでは、土産品として佃煮、海苔などを買い求めました。それにしても観光客の数がすごかった。

 歌舞伎座は60年ほど前に建てられて、きょうが最後というニュースが流れていました。歌舞伎座近くへ行くと、カメラを持った人たちが大勢見物に来ていました。偶然とはいえ、特別の日に訪ねることが出来て得をした気分になりました。

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2010年05月12日

ベストの正副委員長をどう選ぶか

 午前は各派代表者会議でした。今月20日に行われる臨時議会を前に、常任委員会、特別委員会の正副委員長をどうするかについて話し合いました。私は、「条例では委員長及び副委員長は、委員会において互選するとなっている。今秋には議会基本条例が施行されるが、この条例に盛り込まれたことを実行できる体制をつくらなければいけない。代表者会議で話し合うなら、情報交換にとどめるべきだ」と主張しました。議長は「ここで話し合った結果は委員会をすればくつがえることもありうる」との認識を示しました。「ま、それぞれの会派の希望を出し合って進めてみましょう」と議長がのべ、それから約1時間ほど協議をしてみましたが、ベストの正副委員長をどう選ぶかということより、どこの委員を動かして会派要望のポストをどう配分するかという流れになってしまいました。これではいけません。次回の各派代表者会議は18日です。軌道修正できるよう頑張りたいと思います。

 日本共産党議員団では明日午前、緊急団会議を開催し、委員会人事などについて話し合う予定です。

2010年05月13日

人事議会1週間前

 寒い朝でした。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達ではアノラックを着て動きました。こんな低温が続いたら農作物に大きな影響を与えます。

 きょうは午前に党議員団会議、午後から生活相談などで忙しい一日となりました。議員団会議では、18日の各派代表者会議にどう臨むか、20日の正副議長選にどう対応するかなどを話し合いました。正副議長については、中立公正な職務遂行、民主的な議会運営に努める人で、上越市議会を代表するにふさわしい人を選びたいと思っていますが、いまのところ、私たちに対する他会派からの働きかけはまったくありません。会議では、「今秋制定予定の議会基本条例をふまえた議会運営が出来る人でなければだめだ」などの声が上がりました。人事議会1週間前にしては静かですね。

 ところで、このブログに動画を使えるようにしたいと思い、その道に詳しい人から教えてもらいました。まだ、十分理解できていないところもありますが、近々、吉川区山直海(川袋)で撮影した神楽をアップしてみようと思います。

2010年05月14日

雁木通りプラザでの議会報告会

 「さぶいねぇ」。きょう、一番多く使った言葉です。気温は10度前後だったのではないでしょうか。朝から市政レポートを作成し、午前10時頃から夕方までずっと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしたのですが、車には暖房を入れて走らせました。そして夕方、高田に向かう時は冬用のコートを着用しました。低温のため、田んぼに植えられた早苗の先っぽが枯れ始めたところもあるようです。異常気象ですね。

 さて、今晩は高田の雁木通りプラザで市議会主催の議会報告会でした。20数人の市民のみなさんが参加してくださいました。議員や議会事務局のスタッフを入れると50人ほどになったでしょうか。議長、常任委員長の報告の後、参加された方から質問や要望をお聴きする時間を設けたのですが、発言はとぎれることがありませんでした。

 約1時間20分ほどの間に10人ほどの方々が発言されました。トップは昭和町のYさん、「行政側の答弁で、『介護給付対象に関する国の基準が当市の実情とかけ離れている』というのがあったが、国の基準から一歩踏み出したものだと評価している。みなさんはどう評価しているのか」と質問しました。また、直江津のMさんは、「行政組織の改編が行われたが、観光部門が弱くなった。組織改編については1年を待たずに第一四半期からビシビシとチェックを入れてほしい」と注文。その後の発言も、議会での議論などをよく見たうえでのもので、とても参考になりました。

 6月議会との関連の中で注目したのは新直江津図書館・社会教育館の名称についての発言です。直江津区の地域協議会委員のIさんなどが「市民の中には『直江の津』ではなく『直江津』にという強い要望がある」「地域協議会では『直江津』でという意見書を出して26日までには回答をもらえることになっている。回答次第では次の意見書も出したい」と発言しました。新聞報道で、地元地域協議会も市教委の案で同意したとみていたので、今後の動きを注視していかねばと思いました。

 今晩の私の任務はカメラによる記録係です。後ろから、横から、前からと33枚撮影しました。

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これは前からのものです。市政レポートの記事を書くために参加者の発言記録もとりましたが、一度に二つの仕事は無理ですね。筆記による発言記録はちょっとしか書けませんでした。

2010年05月17日

臨時議会3日前

 午前は議員団会議。議員団ニュースの作成と議会人事が中心です。きょうの会議は関東方面に出張している上野議員を除く3人で行いました。団ニュースは毎週発行で「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版に折り込まれます。配布する人のなかには勤務の関係などから木曜日から始める人もいますので、ニュースはどうしても前の週の記事が中心となってしまいます。今週はちょうど木曜日に臨時議会があるので、それを載せたいのはやまやまですが、臨時議会の結果については来週になってしまいます。その点、お許しを。

 さて、議会人事ですが、20日の臨時議会を前に水面下の動きが聞こえてくるようになりました。いくつかの会派が話し合い、議長候補、副議長候補などを決めたようだという情報が複数寄せられています。もし、この情報が確かなものであれば、話し合った会派の人数の合計は全議員の過半数となるので、事実上決まったようなものです。団会議では、これからの2年間は市議会にとっても市政にとっても極めて重要な期間となるので、党派を超えてベストな人を選べないものか、その可能性をさぐろうということになりました。しかし、その可能性が現実に転嫁することはきわめて難しい状況です。20日の議長、副議長選前に行われる所信表明にどう対応するかについても話し合いました。場合によっては私たちの議員団からも立つことがあるかも知れません。

 議長・副議長選挙前の候補者の所信表明は4年前から実施され、今回で3回目です。本来ならば、候補者の所信表明を聴いた後に議員間でも話し合い、誰がベストかを判断する、そして選挙する、そういう流れにしなければなりません。そうでないと所信表明の意義は薄れてしまいますね。

 「橋爪法一の市政レポート」1449号、遅れましたが、ホームページにアップしました。

2010年05月19日

二人の候補が挨拶に

 おはようございます。日記を書くのが朝になりました。じつは昨日の午前、腰に違和感をおぼえたのですが、車の運転をしているうちに悪化、背筋をすっと伸ばして歩くことが出来なくなりました。なるべく目立たないようにしながら一日頑張り、議会報告会が終わって家に着いたら、もうぐったりです。すぐに布団に入りました。

 昨日のことで3つ書いておきます。ひとつは議会議長選、副議長選をめぐる動きです。昨日の午後、議員控室で仕事をしていたところ、「橋爪さんのランプが点いていたので挨拶に来ました」と言って、創風クラブの滝沢逸男議員と内山議員が来られました。挨拶は滝沢逸男議員が議長選に出ることになったのでよろしくとのことでした。また、新政の岩崎哲夫議員が、柿崎地区公民館での議会報告会後、「橋爪さん、こんなところで申し訳ないけど、よろしくたのみます」と挨拶されました。岩崎哲夫議員は副議長選に出馬するのです。一昨日、二人の方から寄せていただいた情報に間違いはありませんでした。日本共産党議員団としてどうするか。きょう、最終的な打ち合わせを行います。

 二つ目は昨日の午前に行われた各派代表者会議についてです。この時の主題は常任委員会、特別委員会の正副委員長をどうするかについての協議です。前回の会議で「基本的には各委員会で決めることになる」ことを確認していますが、昨日の会議での各派の要望をだしあったところ、一部を除き、無競争状態となりそうです。ただ、ひとつ、重要な変化がありました。正副委員長になろうという人は委員会運営などについて所信を述べることを確認したことです。これは私の方から提案させていただきました。それと、ひとつのポストに複数の候補が出た委員会では選挙が行われる可能性も出てきました。議会事務局には投票箱が1個しかないのでよそから借りてくる段取りに入ったようです。

 もうひとつ、市議会主催の議会報告会についてです。昨晩は柿崎地区公民館を会場に行われました。

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農繁期でもあるので集まりはいまひとつで、議会関係者以外は10数人の参加でした。そのうち、6人の人が発言しました。トップは上下浜のSさん、「国が本社なら市は営業所だ。無駄はゼロにするのが当たり前、なくしてほしい」と訴えましたが、いまの政治に対する怒りを爆発させるような発言でした。三ツ屋浜のKさんは、上越にも塩の道があったとして、それを活用した地域振興や海岸浸食などについて発言しました。海岸浸食に関しては、「これまで何度も県に働きかけているが、10年経っても手つかずだ。こんなことがあっていいのか」と議会に現地調査と積極的な対応を求めました。この他、大潟区のKさんの新幹線新駅などについての発言も印象に残りました。昨晩発言された方々は報告会に出て訴えたいという意欲満々の人が多かったですね。

 きょうは、午前に議会基本条例策定検討委員会、午後からは県立柿崎病院後援会理事会、日本共産党後援会との懇談会と続きます。この合間に議員団会議もやりたいと思います。

 5月1日の「見てある記」に山直海(川袋)八幡宮で行われた神楽の動画を追加掲載しました。ご覧ください。

2010年05月20日

議長選に立候補します

 深夜です。昨日は最終電車で帰り、妻に柿崎駅まで迎えに来てもらいました。疲れで目はしょぼしょぼ、ひと眠りしたら、いまの時間です。

 昨日は議会基本条例策定検討委員会の中間報告、県立柿崎病院後援会理事会などが続きました。この間に議員団会議を行い、議会人事をめぐる情勢を報告し、党議員団として対応をどうするか話し合いました。この結果、私が議長選に、上野幹事長が副議長選に立候補することになりました。議長選も副議長選も昨日書いた候補との一騎打ちになるでしょう。夕方、議会事務局からファックスで送られてきた選挙前に行う所信表明についての申請状況をみますと、相手陣営は26人もの推薦人をつけています。議員は全体で48人。相手陣営は4会派共同候補ですから、これらの推薦人のほかにも少なくとも数人はつくでしょう。たいへん厳しいたたかいとなりますが、堂々とやりたいと思います。

 所信表明では、これからの議会運営についての私の考えを簡潔にまとめてのべたいと思います。この模様は上越市議会のホームページでインターネット中継(録画もあります)されますので、ご覧ください。

 というわけですが、戦の前にもう一眠りさせてもらいます。

議長選で10票も

 臨時議会での議長選、投票結果は瀧澤逸男議員が34票、橋爪10票、無効(白票)4票でした。バタバタ立候補で、他会派に働きかけるいとまもないなかでよくとれたと思います。10票というのは、わが議員団(4人)のほかに6人も支持を寄せていただいたことになります。ご支援、ご心配いただいたみなさんに心から御礼申し上げます。

 投票前に行われた所信表明演説では、まず、「上越市は14市町村が合併して6年目となるが、市民の暮らしも営業もかつてなく厳しい状況が続いている。これは何とかしなければならない。市民のいのちと暮らしを守るためには48人の議員の知恵を結集して議会の責務をしっかりと果たさなければならない」とのべました。

 そのうえで、①公平、中立の立場で民主的、効率的な議会運営に努める、②秋にも制定されるであろう議会基本条例に沿った議会運営に最大限の努力をしていく。具体的には、市民の皆さんのご意見、ご要望をしっかりと反映させる議会、議員間で大いに議論し、審議を尽くす議会、行政をしっかりチェックすると同時に政策提言、議員立法をどんどんやっていく議会をつくっていく、③上越市議会の代表として信頼されるよう日夜研鑽を積み、努力していく、という3つ約束をしました。
 
 所信表明の時間は5分という制限があります。残りの時間で私は、「この上越市議会は本当に多彩で、すばらしい能力を持っている人ばかりだ」とのべ、「思想的には私よりもはるかに右寄りだが、いざ歴史の話になると私を含めて感動させてしまう人がいる。緊張感あふれた質問を議員のみならず傍聴者も巻き込んで展開し、市政を動かした人もいた。また、ある委員会で10年間の入札データを使って質問する人もいた」とこれまでの市議会で印象に残った質問を3つほど紹介しました。

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そして最後は、「48人の知恵を結集して、市民から信頼される、すばらしい上越市議会をつくりたい。ぜひご支持を」と訴えました。

 選挙結果が出た後、すぐに、隣席の樋口議員が「すごい、よかったね」とうれしそうに声をかけてくれました。休憩時間には、トイレで一緒になったある議員は、「私も入れさせていただきました」といい、廊下ですれちがったある議員も「共産党の議員が議長選で10票とったのは初めてだ。がんばったね」と励ましてくださいました。思った以上に健闘したので、市役所からの帰り道は妻と一緒にラーメンを食べ祝いました。

 次に副議長選の結果です。岩崎哲夫議員が33票、わが議員団の上野公悦議員が6票、小林克美議員が2票、無効(白票)が7票でした。投票前の所信表明では、上野議員が、私が約束したことと同じ内容だとしながらも公平で民主的な運営、議会基本条例に沿った議会改革について原稿なしで堂々と語りました。なお、上野議員は文教経済常任委員会の副委員長選挙で10票を獲得、見事に当選しました。
 
 議長、副議長選における所信表明演説の模様は、上越市議会のホームページのなかの過去の議会中継でご覧いただけます。

2010年05月23日

議会基本条例の市民説明会始まる

 上越市議会議会基本条例策定検討委員会(内山米六委員長)による議会基本条例の市民説明会が始まりました。きょうの会場は謙信交流館です。議会関係者以外では26人の方が参加され、熱心な意見交換が行われました。きょうの私の担当はパソコン操作です。パワーポイントを使っての内山委員長の説明に合わせてクリックしたり、質問に関連のスライドを映しだすのが役目でしたが、参加者の質問にも答えました。

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 きょうの説明会では、「なぜいま議会基本条例を制定しようとしているのか、その動機が分からない」「条例の検討をしている最中でも、請願の審査においては反対討論もしないで反対する事態が依然として続いている。今の議会運営に問題があるから制定するのか」「どこを変えようとしているのか伝わってこない」などそもそも論から始まって、「市長との緊張関係とは何か。緊張関係と言うなら、市民との緊張関係の方が大事ではないのか」「政策形成の流れの中で議長ポストをどう位置付けるのか」など具体的な条項にかかわる質問も次々と出ました。

 対応が難しいなと思ったのは、「口利き」あるいは「口利き的行為」をしてはならないことを明記すべきではないか、という提案です。「口利き」というのは、「間に立って紹介や世話をすること」をいいます。確かに「口利きで就職先が決まる」ようなことはあってはなりませんが、住民要望、陳情と「口利き」をどこで区別するかは微妙です。それと、条例に載せるにしても議会基本条例でいいのかどうか。私は政治倫理条例が必要だと思います。「良心と責任感をもって責務を果たすこと」(基本条例素案)といったレベルでは実効が上がるかどうかは疑問ですから。

 今回の意見交換会では議会に対する要望や提案がいくつもありました。「平日の昼間、勤務している人も多いので、休日、夜間に議会を開催してほしい」「議会報は最近充実して読みやすくなったが、発行回数を増やしてもらいたい」「一問一答方式の採用は遅すぎるくらいだ。質問するところ(答弁するところも)をどうしたらいいか考えてほしい」いずれも検討すべき大事な問題です。

 次回は26日の午後6時半から市民プラザです。27日は午後6時半からユートピア希望館と板倉区コミュニティプラザで同時開催となります。ぜひ、皆さんに声を聞かせてください。なお、現段階の上越市議会基本条例(素案)の内容は市議会ホームページに掲載してありますので、ご覧ください。

2010年05月26日

市民プラザで議会基本条例市民説明会

 議会基本条例策定検討委員会(内山米六委員長)による条例素案についての市民説明会が市民プラザで行われました。きょうの説明担当は検討委員会の中の1班のメンバーです。私は2班で、受付担当でした。議会関係者以外の市民参加は18人と前回よりは少なかったものの、たくさんのご意見をいただきました。

 最初のお二人のご意見は1回目と同様、条例策定の進め方、市民への説明の仕方に対する注文でした。「こんなに短い期間で策定しようとするのはどういうことか。もっと市民の声をしっかりと聞いて盛り上げていく丁寧さが必要ではないか」「いままでの議会活動との比較した説明がほしい。この条例の中でいままでやってきていることは何パーセントくらいか、また、新たに条項として盛り込むことになったのは何パーセントか」いずれの発言も議会に対する厳しい視線を感じました。

 厳しい視線は条例素案の内容そのものにも注がれます。「『調査研究を積極的に行うよう努めるものとする』『議案に対する議員の賛否の表明を、市民に公表するよう努めるものとする』というのはやらなくてもいいということか」「昨年の市長選で30数人の方が市長を応援した。そういう人たちがどうやって市長と緊張関係をもてるのか」「条例の見直しにあたって『自主的な検証』でいいのか。市民も参加して検証した方がいいのではないか」「請願などの審査で『必要に応じて』請願者などの意見を聞くものとするというのは上から目線ではないか」などの発言が続きました。

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 きょうの発言では「条例素案は評価する」「よくここまでつくった」という声が複数ありました。一定の評価をしたうえで、「運用にあたっては問題点を敏感に感じ取って見直しに反映してほしい」「議会事務局の機能強化とあるが、職員の人数を増やすのか増やさないのか。どういう機能を強化するのか」といった注文、意見が出ています。私が聞いた感じでは、前段で紹介した発言も一定の評価をしたうえでの発言かと思います。ただ、マナの発言をお聴きになればわかりますが、全体として、議会との信頼関係はできていないという印象を持ちました。これは私たち議会人の努力不足です。これから頑張るしかないでしょう。

 なお、質問や注文などについていちいち見解を書きませんが、説明会で出されたものは策定検討委員会で改めて確認したり、手直ししたりすることになります。

2010年05月27日

質問者はひとりだけ

 議会基本条例市民説明会、今晩は板倉会場と頸城会場の2会場同時開催でした。私のグループは板倉コミュニティプラザ会場の担当でしたが、一般参加者はほんの数人でした。たまたま同じ時間帯にまちづくり団体の会議もあって、議会に関心を持っている人たちもその会議に参加していたといいますが、ちょっとさびしかったですね。

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 議会基本条例策定検討委員会で素案の概要を説明した後、しばらく沈黙が続き、「誰かが発言しないと続かないので…」と質問したのは清里区のMさんでした。「議長から議会基本条例が必要との声が出たというが、議員の中からは出なかったのか」「市長の反問権は面白い。ついていかれない議員も出てくる。その点、どう考えるか」「前文に『市民の信託を受けた議事機関』という言葉があるが、議会は何よりも立法機関だと思う」といった質問と意見表明がありました。内山委員長と司会の栗田議員が答弁していましたが、内山委員長が市長の反問権について、「議会が覚悟を決めたということだ」とのべていたのは立派でした。

 その後、発言が続くと思ったら、誰も手を上げず、再びMさんが議員間討議について質問しました。結局、今晩の質問はMさんだけでした。Mさんの、「むずかしいね。ここで(説明を)聞いて、すぐ質問というわけにはいかない」という言葉が気になりました。もっとわかりやすく、もっと気軽に参加し、発言できるような工夫が必要だったのかも知れません。

 きょうはとても寒い一日でした。5月の下旬だというのに、車を走らせる時に暖房を入れました。異常気象です。

2010年06月01日

新幹線・並行在来線対策特別委員会

 6月議会を目前にして市議会の新幹線・並行在来線対策特別委員会が開かれました。開催目的は、委員会のメンバーも変わったことだから同委員会にかかわる基礎的な情報の共有を図ろうということでしたが、数日前に新聞報道された、「新潟県と地元3市が出資して第三セクター設立へ」について質問が集中する委員会となりました。

 新聞では第三セクター設立にむけて出資金などについての関連議案が6月議会に上程される見込みと報道されていました。質問のトップは近藤委員、「出資金の関連議案は6月議会に間に合うのか」との質問に、竹田淳三総合政策部長は、「私の方からはお答えを控えさせていただきたい」「6月議会で無理かどうかはここでは言えない」という答弁でした。昨日の委員会での部長答弁は、全体として、神経質すぎると思われるほど慎重でした。そのため、わかりにくかったですね。関連議案についての協議が大詰めを迎えているのかも知れません。

 そういうなかでも注目した答弁がいくつもありました。「経営計画案が決定しないうちに会社が先にできることもありうる」「経営形態については新潟県単独の三セクを前提に話を進めている。他県はむずかしい段階だと言われている」「いまは単独で進むが、未来永劫、このまま進むとは限らない」などの発言です。部長答弁の多くは、新潟県並行在来線開業準備協議会での協議を踏まえたものですが、いまの時点でどこまできているか、もっとつっこんで最新の情報を提供してほしいと思いました。

 昨日は午後3時過ぎに吉川区に戻り、石谷町内会の小規模水道の集水桝などの施設を視察してきました。

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並行在来線会社出資金などの補正予算提案へ

 驚きました。議会運営委員会が終わって、市長による6月議会の提案理由を読んだら、最初のページに、並行在来線の開業に向けて設立する経営主体についての予算計上がされていたからです。こんなことなら、昨日の特別委員会で「関連議案は提出する予定です。中味の説明、質疑は事前審査とみなされるので、きょうはお許しを」と、なぜ一言言えなかったのか。市側の「慎重答弁」からは予測できない提案に唖然としました。並行在来線対策事業として補正された額は約1600万円。そのうち並行在来線会社出資金が1565万円、会社登記経費の負担金が35万5000円です。

 議員団会議ではさっそく総括質疑の準備に入りました。昨日の新幹線・並行在来線対策特別委員会での審査状況を踏まえるとともに、並行在来線開業準備協議会での経営委員会、地域活性化・交流委員会の議事録などを読み、議員団全員に資料を配布し、質疑項目を整理しました。総括質疑には平良木議員が登壇します。総括質疑で細部に入れない部分は私が総務常任委員会で追及することになります。質疑の中心は、経営主体の設立をどんな経過のなかで決定したかです。事実経過のカレンダーを一枚一枚丁寧にめくるような質問をしていきたいと思います。

 夕方、家に戻ってから長峰温泉ゆったりの郷へ行きました。今回は温泉に入るためではありません。昨日、温泉水をくみ上げるポンプが故障したということを耳にしましたので、その状況などを把握するためです。中村支配人と会い、経過及び今後の対策について聞いてきました。大事な温泉施設ですので、いっときも早く復旧させたいものです。

2010年06月03日

党議員団会議、議会基本条例策定検討委員会に参加

 午前は党議員団会議でした。6月議会対策が中心課題です。一般質問テーマの検討と一般会計補正予算の中の並行在来線の経営主体についての部分、他自治体の動向などを踏まえてどう対応するか議論をしました。また、糸魚川、上越、妙高の3市議会で上越地域3市議会並行在来線対策協議会を設けているので、「(旧)政府与党合意の見直しを求め、市及び市民負担を軽減させていく」という同会の目的に沿った活動をどう展開していくべきかについても話し合いました。近々、糸魚川、妙高の党議員とも意見交換し、問題提起をしていく予定です。

 午後からは議会基本条例策定検討委員会でした。市民説明会で出された意見、提案は「議案の賛否の『公表に努めていくものとする』ではなく、『公表しなければならない』にできないか」「議員の口ききについて条文のなかで行ってはならないと書くべきだ」など90項目を超えていましたが、そのうち、条文、解説などで修正していくべき点があるかどうかの検討をしました。内容的にかなりボリュームがあって、きょうだけの検討では終わりませんでした。7日も引き続き検討していくことにしました。

2010年06月07日

3市議会並行在来線対策協議会の緊急開催を

 本日午後、滝沢逸男議長に会い、並行在来線問題で緊急申し入れを行いました。6月議会には、新潟県と沿線3市で1億5000万円出資し、並行在来線を運営していく経営主体を設立する提案がされています。しかし、新聞報道などによると、糸魚川市議会がこの動きに反発を強め、6月議会に提案されるかどうかは不透明だと言われています。いうまでもなく、並行在来線を運営していくためには沿線の関係自治体の連携は不可欠です。申し入れは、こうした事態打開のためのものです。

 そもそも今回の出資金の提案は、新潟県並行在来線開業準備協議会の経営委員会で経営計画についての審議の成果が見えない中でされています。
 5月12日の記者懇談会で村山市長は、「ここまで来ると(6月議会での提案は)難しいのではないでしょうか。例えば、会社の資本などの議論が全くないわけです。どれだけの資本を持ち、どのようなことをするためにスタートし、時系列的にこのようなことをしていこうという全体の色が見えないとなかなか難しいと思います。このような会社を作るから出資してほしい、出資しましょうという話になるのだろうと思います。会社の内容が出てこないと資本金の額も固まらないのではないでしょうか」とのべていました。それだけに今回の提案には唐突感があります。

「JRの経営参画を含め『政府・与党申し合わせ』を抜本的に見直しこと」を求めた3月議会意見書は政府国交省の『政府・与党申し合わせ』見直しの動きにインパクトを与えるものとなりました。この意見書の趣旨に照らしても今回の提案についてはもっと慎重であるべきでした。

 日本共産党議員団では、今回の提案に至る一連の経過をただすとともに、3市、3市議会が連携して対応できるように全力を尽くす決意です。以下は本日の申し入れ全文です。

                               2010年6月7日
上越市議会
 議長 瀧澤 逸男 様

                        日本共産党上越市会議員団
                            団長 橋爪 法一


「上越地域3市議会並行在来線対策協議会」開催に関する緊急申し入れ


 向暑の候、貴職におかれましてはますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。また、日頃より市民の声を生かす市議会運営に尽力されておられることに敬意を表します。
 さて、今議会には、並行在来線対策事業の一つとして、経営主体設立のための出資金支出の補正予算が提案されました。
 この議案に関しましては、新幹線開業後も並行在来線を存続させるとともに、運営にあたって当市や市民に過度の負担を強いることのないようにすることが求められていることから、慎重な審議が求められております。さらに、当該3市の足並みをそろえ、一体として取り組んでいくことも重要な前提課題となっております。
 また、県開業準備協議会の経営委員会では、今後の公的負担額がさらに膨らむ見通しであると報道されています。
 こうした現状を考えると、当議会としては、3月26日に政府関係機関に意見書を提出したとおり、「JRの経営参画を含めて『政府・与党申し合わせ』を抜本的に見直すこと」をはじめ、あらゆる手だてをとりながら市民負担軽減に向けた取り組みを強めることが求められております。
 一方、並行在来線対策では、市民の足をしっかりと守っていく立場で、一昨年秋に「上越地域3市議会並行在来線対策協議会」が設立されましたが、ご承知の通り、この協議会はその目的として「並行在来線を存続させるとともに、運営に当たっては、政府与党申し合わせを見直し、沿線自治体や地域住民に過度の負担を強いることのないよう国・県・JRに働きかけていくこと」としています。
 つきましては、市民の利益を守る立場から、「上越地域3市議会並行在来線対策協議会」を緊急に開催し、「① JRの経営参画を含めて『政府・与党申し合わせ』を抜本的に見直すことを求めていくこと、② 今回の経営主体設立の案件について3市議会が足並みをそろえていくこと」を協議するよう申し入れます。
    


 

2010年06月10日

6月議会はじまる

 昨日から6月議会がはじまりました。注目は北陸新幹線開業に伴う並行在来線の「経営主体設立」出資金です。わが党議員団の平良木議員と公明党の杉田議員が総括質疑で登壇しました。

 今議会は村山秀幸氏が市長になって3回目の定例議会です。原稿に頼らずに自分の言葉で答弁している点はすごいなと思います。それも回を重ねるごとに力強さが出てきました。ただ、気になる点があります。昨日の答弁では、並行在来線会社の経営計画について問われ、「(県並行在来線開業準備協議会の経営委員会の)経営計画づくりは7月頃(議論が)かわくことになるだろうが、設立する会社の具体的な作業の段階で大きく変更することになる」とのべるなど、慎重さに欠けた発言がいくつかありました。「糸魚川市が出資しなくとも会社をスタートさせるのか」という質問にはズバリ答えないずるさもありました。こうした点は速やかに修正してほしいものです。

 さて、話題はかわってブログの話。私は毎日10人ほどのブログを読ませてもらっています。党議員のもの、他党派議員や友人などのブログがその中に入っていますが、毎日のようにいろいろな発見があって、とても楽しみにしています。

 昨日のブログでは参院比例代表で日本共産党から出る「かわえ明美あったか日記」に感動しました。高校時代、修学旅行に行く際、「この歌をおぼえて行きなさい」と「青い空」を教えてくれた先生がいた。その先生が体の具合が良くないのに演説会に来てくれました。かわえさんは何百人という聴衆がいるなかで、この恩師に元気になってほしいと「青い空」を歌ったのです。涙が出ました。


 

家庭ごみ袋変更へ

 きょうは厚生常任委員会でした。議案審議ではほとんど質問がありませんでしたが、報告事項で質問が相次ぎ、終了したのは午前11時半頃となりました。

 報告の中で質問がたくさん出たのはごみ袋の変更についてです。いま使っているバイオマスプラスチック製の家庭ごみの指定袋については、「破れやすい」「底が抜ける」などの苦情が多く、今回、プラスチック製容器包装を再生したものへと変更したい方針であることを市は明らかにしました。委員と担当課長のやりとりで、苦情が数十件にも及んでいたこと、取替えのため袋を製造している会社が家庭に出向いていたことなどを初めて知りました。新たな袋にさわってみましたが、確かに破れにくい。今度はうまくいくでしょう。

 午後から一般質問の質問取りがありました。私の通告は、①核拡散防止条約(NPT)再検討会議最終文書と市の平和施策、②口蹄疫対策など農業問題、③第三セクター経営検討委員会が提出した経営分析報告書をめぐって、の3項目です。いずれもテーマも論戦になるような内容でないので、質問取りはすんなりと終わりました。今回の一般質問通告者は19人。私は17番目です。私の予想では21日(月)になりそうです。

 きょうの天気でわが家のグミは赤い実が増えました。近所の人たちの間でも話題になりつつあります。夕方、わが家に来た人は、「実は新芽につくから、ちゃんと剪定したほうがいいよ」とアドバイスしてくださいました。知らなかったなぁ。子どもの時分から食べることに夢中で、剪定は考えたことがありませんでした。

2010年06月15日

会社設立についての合意文書なし

 きょうは総務常任委員会審査でした。今回の定例会で一番注目されている並行在来線対策事業(新会社設立)について審査する委員会です。並行在来線対策事業だけで2時間近くかかりましたが、びっくりすることがいくつもありました。

 そのひとつは会社設立についての合意文書はないという事実です。新会社設立については新潟県と妙高市、上越市、糸魚川市が話し合いを進め「合意した」というのですが、4自治体が合計で1億5000万円の出資をして立ちあげるというのに確認書とか覚書とかいうものを交わしていないというのです。税金を使ってやる仕事としてはあまりにもご粗末ではないでしょうか。
 
 そして2つ目。出資金をどうするかなどの話し合いをしたものの、どういう内容で経営をしていくのかについては基本的なことが何一つ決まっていないこと。これもびっくりでした。糸魚川市の米田市長が、「詳細を議会や市民に出せない状態にある。三セク会社がどういう形でいくのか、しっかりしたものでないと提案できない」(上越タイムス6月12日付)とおっしゃるのは当然です。

 3つ目。新潟県並行在来線開業準備協議会の平成22年度事業計画は書面開催による総会で決められたということです。確かに同協議会の規約には、「総会は、会長の判断により書面による開催とすることができる」という規定はあります。でも経営計画や利用促進など重要事項を決めるには「書面開催」は極力避けるべきです。今回は6月2日に開催したというのですが、担当課長も思い出せないような開催だったのです。

 4つ目。その「平成22年度事業計画」ですが、「3、経営主体の設立準備等」のところに、「並行在来線の経営計画に基づき、経営主体の設立準備を進める」とあります。今回の会社設立提案にあたっての説明では、「県並行在来線開業準備協議会の経営委員会では計画を詰めることができないので、新会社でいっときも早く経営計画づくりをしていかなければならない」とのべてきたきたのです。担当部課長とやりとりしていて、一体どうなっているんだと思いましたね。

 5つ目。委員会運営の問題です。質問が終わった段階で滝沢いっせい委員が、「委員間討議をしませんか」と提案しました。問題点や課題をはっきりさせるためには良いことだと私は賛成したのですが、「意見は出尽くしたので必要なし」という声がありました。すかさず「午前の質疑を聞くかぎり、行政側に対する批判や注文等は出たが、正面から賛成だという声はなかった。(討議は)やるべきだ」と発言したのですが、決をとったところ、委員間討議に賛成は11人中3人のみ。これはびっくりというより、がっかりでした。こんなことでは、議会基本条例を制定しても先が心配です。

2010年06月16日

空撮提案

 きょうから一般質問が始まりました。一番目が飯塚議員で、全部で6人が登壇しました。

 「ひょっとすると上越タウンジャーナルを見ているのかな」と思ったのは、江口議員の市の紹介DVDを作成したらどうかという質問と近藤議員の「観桜会ポスターに、高田公園の空撮写真を使ったらどうか」という質問です。上越タウンジャーナルが「ダイナミック、高度100メートルからのお花見」というニュースを流したのは4月16日。私も記事と動画を見て、これは使えるな、と思いました。みんな同じようなことを考えていたんですね。

 武藤議員の質問は私の通告と一部がダブっています。口蹄疫の予防対策でのやりとりを聞いたら、私が聞こうとしていたことがすでに出てしまい、質問をどう組み立てていいのかわからなくなりました。同議員は質問で、小中学校の児童生徒が公共施設を使用する場合は無料にできないかと市長に質問しましたが、吉川区内の関係者からもそうした声があがっていて、地域協議会でも議論されています。市長は秋までに結論を出すと答えていました。早期に無料化してほしいものです。

 私の一般質問は週明けの月曜日かと予想していたのですが、きょう、6人登壇したことで、18日(金)の最後となる可能性が高くなりました。おそらく、午後3時半過ぎから5時までの間となるでしょう。質問テーマは、核拡散防止条約再検討会議最終文書と市の平和施策、口蹄疫対策など農業問題、第三セクターについての3つです。

 夜遅くなってから、近くの大出口川へ行ってきました。その後、ホタルが増えたかどうか確認したかったのです。ホタルは前回よりも増えていましたが、たくさんの蛍が舞うまでにはもう少し時間がかかりそうです。ただ、きょうは元気なホタルが一匹、私の周りを飛び回っていました。これは動画でご覧ください。

2010年06月17日

質問準備

 予想が狂ったというか思い込みがあったというべきか。昨日の夕方の時点まで、私の一般質問は週明けになるものと思っていました。ある人が、「今回は質問者が少ないから1日当たり5人というもんだこて」と言ったので、すっかりその気になっていたのです。ならば、準備は土日にやればいいと思い、別のことをやっていたのは間違いでした。

 というわけで、きょうは朝から市政レポート作成にとっかかり、夕飯前には何とか印刷するところまでこぎつけました。日中はいうまでもなく議会です。集中していたためか、印刷が終わった途端に疲れがどっと出ました。ワールドカップを見て気分転換をと思っていたのですが、その前に眠ってしまいました。

 質問準備は資料集めがほぼ終わり、質問項目の整理にかかっています。3つのテーマごとに獲得目標を決め、どういう流れで質問を展開していくか、どこでどの資料を使うか。これがちゃんとやれれば、たいがい、質問はうまくいきます。ま、たまに予想外の展開もありますが。これから明朝までにどれだけできるか。

 私の一般質問は明日の午後3時頃からとなる予定です。上越市市議会ホームページの議会中継でご覧いただけます。

2010年06月22日

落雷でパソコントラブル

 一昨日の夜11時頃、近くに雷が落ちた模様です。それ以来、わが家でのパソコン通信ができなくなりました。昨日、有線農協から修理してもらい、ようやく復旧しました。

 親戚のSさんですが、重篤状態から脱して小康状態です。昨日はベッドのそばで、「Sさん、わかるかね、橋爪です」と声をかけたら、酸素マスクをつけながら何かをしゃべってくれました。倅さんによると、「どこか痛いところあるか」と尋ねたら、「しゃばじゅう(全体)」と答えてくれたそうです。いま、家族が二人がかりで付き添い、Sさんの病状を見守っている状態です。

 議会は昨日で一般質問が終わりました。あとは24日に委員長報告、討論、採決などがあります。24日は参院選の公示でもあり、きょう、明日はその準備で大忙しです。

 この日記のカテゴリーに「動画」を追加しました。「動画」をクリックするとこれまでアップしたすべての動画を見ることができます。私のホームページのトップページにも「橋爪法一の動画集」を加えました。ここをクリックしてもご覧いただけます。

2010年06月23日

葬儀と議会と選挙が重なった

 今朝は2時間弱しか眠れませんでした。朝の6時半には鈴木さん宅へ行き、今後の日程について打ち合わせました。通夜は明日の午後6時から(自宅)、葬儀は25日午前9時から(「虹のホールおおがた」にて)と決まりました。参院選の公示、初日、2日めの活動予定と重なりましたが、議員団の仲間と相談して対応することにしました。私の任務は葬儀委員長です。

 明日は6月議会最終日でもあります。葬儀の準備を進めながら、討論内容の検討なども行いました。並行在来線新会社問題などが浮上したこともあって、例年の6月補正予算審議の時以上に疲れました。水面下で様々な動きがあることも情報として入ってきました。明日の本会議では予想外の展開も起こりそうです。議会のチェック機能が機能しているかどうかが問われる議会となりました。

 参院選公示になると、今回もまたホームページ、ブログなどに制限が加えられることになります。候補がどこでどうしたとか、どこどこへの投票をなどと書くことはできません。ネットによる選挙運動解禁が見送られたからです。このブログに記載する記事はこうした制限を意識して、選挙活動以外のことを書かざるを得なくなります。この大事な時期に何を書いているんだと思われるでしょうが、しかたありません。

 新潟選挙区予定候補者の武田勝利さんから公示前最後の動画レターが届きました。ご覧ください。

2010年06月24日

修正案賛成討論で問題点浮き彫り

 6月議会最終日。朝の8時半過ぎに市役所に着きました。議会事務局へ入ると、ある職員さんに「きょうは何かあるのでしょうか」と訊かれました。けげんそうな顔をすると、私のブログのコピーに黄色のアンダーラインがひいてあります。その場所は、「明日の本会議では予想外の展開も起こりそうです。議会のチェック機能が機能しているかどうかが問われる議会となりました」の部分。私としては、私たちが提出した修正案に対する他会派の対応が委員会の採決時と違った展開になるかも知れないことを書いただけなのですが、議会での進み具合に大きな影響を与える動議か何かでも提起されると思ったのでしょう。

 本会議。注目の並行在来線会社にかかわる予算が計上されている一般会計補正予算に関しては上野議員が修正案について提案理由の説明を行い、平良木議員が討論を行いました。平良木議員は市議会での総括質疑、常任委員会審査、県議会連合委員会での質疑を踏まえて、まとめてくれました。「何よりも、設立される経営主体の全体像や将来見通しなどがほとんど明らかにされないまま、出資のみを先行するということは、市民の財産である予算の使い方として、きわめて不適当」であるとのべたうえで、「委員会審議などの中で、見過ごすことのできない問題点が明らかになりました。ひとつは会社設立についての4つの自治体による合意文書がそもそも存在しないという事実、2つめには、出資金の額は決めたものの、経営内容については基本的なことが何一つ正式決定を見ていないという事実。3つめに、経営計画をだれが作るのかをめぐって、県並行在来線開業準備協議会の事業計画と市の説明に大きな隔たりがあるという事実。さらに、経営委員会では、今後の地元負担が当初予想されていた386億円から大幅に増額する見込みであることが議論されたという事実。このことは、資金計画をかなり綿密に立てた上での立ち上げでないと、経営主体自体が立ちゆかなくなりかねないことを示しています」と具体的に展開しました。やじひとつ飛ぶことなく、とても説得力のある討論だったと思います。今後の並行在来線会社に関する動きに影響を与えるはずです。

 採決の結果は、昨日入った情報通り、修正案に対する賛成は私たち議員団のみでした。今後の動きを注視しながら、並行在来線を守る連絡会の皆さんと連携して頑張っていきたいと思います。

2010年07月01日

「しんぶん赤旗」に感動の記事

 スポーツは感動です。今朝の「しんぶん赤旗」の一面にサッカーW杯についてとてもいい記事が掲載されていました。PKを外し泣きじゃくる駒野のもとへ、1人のパラグアイの選手が駆け寄り、駒野の頬に手を当て、一生懸命励ましている様子が写真付きで報じられていたのです。スキャナーがこわれているので写真でご覧いただきましょう。

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 試合は延長戦でも決着がつかずPK戦。どちらが勝つか負けるかは時の運でした。日本が負けた時、一番ショックを受けていただろう駒野のところへ飛んで行って励ました選手の中にパラグアイの選手がいました。アエドバルデス。私はこの選手の名前をいつまでも憶えておきたいと思います。

 きょうは中山間地対策特別委員会の作業部会と議会基本条例検討委員会がありました。中山間地の部会では、各委員が書いてきた基本理念に関する検討シートを基に活発な議論を行いました。

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各委員が用意してきたいくつものキーワードを絞り込み、最終的に残ったのは、「地域資源(水)」と「安心して住み続けられる」でした。

 その後、条例をどういう構成にするかで議論になりました。「基本条例として中山間地域全体を対象にした施策の基本」を入れ、かつ、薩摩川内市のゴールド条例のような具体的な施策をどう盛り込むか。各委員が悩み、つっかえている時に、議会事務局の若い職員が、「いっそのこと2つの条例をつくったらどうですか」と発言しました。この発想、提案で悩みは一気に解決に向かいました。誰もが気がつかなかった、すごい提案でしたね。

 議会基本条例の方は、検討委員会が20数回の検討委員会と市民説明会を経てまとめた条例(案)を議長に答申しました。マスコミ各社が駆けつけましたので、あすの朝刊に掲載されることと思います。内山米六委員長を先頭にみんなよく頑張りました。今後はパブリックコメントを行い、条例案をさらに練り、12月議会へ提案することになります。

2010年07月04日

第6回吉川区体育祭

 きょうは午前中、吉川区の体育祭でした。吉川町時代から通算で48回目。今回は中野教育長も来賓として挨拶してくださいました。教育長は吉川区米山の出身で、お連れ合いは吉川区内の小学校に19年間勤務されました。中学生の時に参加した体育祭のことなどにふれながらの、ふるさとへの思いを込めた挨拶には感動しました。体育祭は途中で雨が降り、プログラムの一部を中止せざるをえませんでしたが、それでも元気いっぱい、みんなが力を合わせ、盛り上げました。今回は玉入れ、輪投げ徒競争、保育園遊戯、綱引き、大玉・小玉送りなどを動画で記録しました。このうち、私が一番気に入ったのは、保育園児の入場行進です。行進に加わり、両手を振って歩いてみたくなりました。これはご覧いただきましょう。


 雨でグランドが濡れたため中止となった吉川小学校のマーチングバンドは、体育祭終了後、同校の体育館で演奏が行われました。これも動画で記録しました。ご覧ください。

 ところで、先日、柿崎区選出の武藤正信議員から、「今度、吉川区にも議会報告入れさせてもらうすけね」と話がありました。今朝、その報告ビラが新聞折り込みされました。吉川区内で私以外の市議のビラが配布されたのは初めてです。A3判両面に印刷されていて、とても見やすく編集されていました。私のものはいつもバタバタと編集しているので、文字だらけのビラになりがちです。負けないようにしないといけません。

 この議会報告の中で興味深く読んだのは、並行在来線会社への出資についての部分です。日本共産党議員団は、一般会計補正予算については、この出資金を削り、予備費に計上する修正案を出したのですが、武藤議員は修正案に反対し、原案に賛成した議員のひとりでした。その武藤議員が、ビラの中で、「並行在来線の第三セクター立ち上げにあたって、経営方針や資金計画がまったく示されていない中での出資には当然疑問が残ります」と書いているのです。私たちの修正案には反対したけれど、気持ちは同じだった。こういう人がいたことを知ってホッとしました。

 市政レポート1456号と「春よ来い」第115回をホームページに掲載しました。左上の「小さな町の幸せ通信」をクリックしてお読みください。

2010年07月21日

会議の連続

 朝から夕方まで会議の連続でした。中山間地対策特別委員会、新過疎法勉強会、月例議員懇談会、議会勉強会、並行在来線経営計画案等についての報告と続いたのです。午前の議論に集中したら、午後からは頭の方はすっかりお疲れモードになってしまいました。午後からの会議は第2委員会室、ここの暑さはがまんの限界を超えていました。

 新過疎法勉強会で市役所の担当課は12月議会で新過疎計画を提案する予定であることを明らかにしました。上越市は14市町村が合併した時点で「みなし過疎」となり、市内全域が過疎対策の対象となりました。それがいま、かつて過疎法の指定を受けていた旧町村地域だけ対象となる「一部過疎」に。2009年度までの計画がすべて完了していれば問題なしですが、残っている場合、どうしていくのか。今後の施策の展開の難しさを感じました。

 夜は「橋爪法一を囲む会」でした。夜6時半を過ぎても猛暑が続き、会場はどうなっているか心配でした。でも事前に町内会長さんが1時間も前から窓を開けておいてくださり、直前からはクーラーにスイッチオン。これで気持ちよく会を進めることができました。懇談では、高齢化が進むなかで交通手段をどうするかなどで活発な意見交換ができました。

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2010年07月30日

杜氏の郷などを訪問し、調査

 市議会の第三セクター等特別委員会が三セク会社を直接訪ね、経営陣と懇談を重ねています。きょうは第2回目。吉川区の「杜氏の郷」と「みなもとの郷」を訪問するというので委員長にお願いして同行させてもらいました。

 訪問先では、冒頭、塚田隆敏委員長が「三セクには市民の厳しい目がある。みなさんの課題、問題点を出していただき、一緒に勉強させてもらいたい」と挨拶。その後、三セク会社側から会社概要、現在かかえている課題などの説明を受け、意見交換をしています。

 このうち、「杜氏の郷」では金沢専務が応対。同専務は、「一昨年12月議会で増資の御支援とご指導をいただき感謝申し上げたい。ようやく再生の道筋をつけてもらったがとりまく状況は厳しい」「今期については天地人効果があって前年対比120%の売り上げとなったが、12月になった途端、関心が土佐の方に向いてしまった(感がある)」「地元販売は役員以外の小売店からも使っていただくようになってきて、ようやく雪が解けてきたという印象だ」「道の駅での売り上げが強み。この駅を拡充できないか。できれば移動型の足湯がほしいと思っている」「現在、(酒造施設の)稼働率は40%。少なくとも60%に上げ、安定させたい。来年3月が私募債の返済期限であり、この9月頃までに返済の方向性を出したい。今年が大きな山場となる」とのべました。

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 委員会のメンバーからは、「増資には賛成したが昨年度の1300万円の赤字にはショックを受けた。直販も結構だが、小売店販売も重要だ」「ゆったりの郷との連携で(双方のメリットを)活かす努力をすべきではないか」「継続的に売上げを伸ばしていくには大口のJAグループ、この販売力を利用しない手はない。営業のやり方も考えていかねばならないのではないか」などの意見や注文が次々と出されました。

2010年08月04日

西宮市の「参画と協働のまちづくり」視察

 奈良市のホテルからの発信です。きょうから総務常任委員会の視察です。北陸本線を使って約6時間、西宮市に到着しました。西宮市に出かけたのは、同市が昨年4月に施行した「参画と協働の推進に関する条例」について学ぶためです。

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 「参画」というのは、市民などが政策立案、実施などに自主的に参加することをいい、「協働」とは、市民などと行政がまちづくりにおいて共に行動することをいいます。「参画と協働によるまちづくり」に焦点を絞った条例制定は全国でもあまり例がありません。それだけに、制定の背景や中身に関心を持ちました。

 同市がこの条例を制定した背景には、阪神大震災をきっかけに行政と地域住民が一緒になって何かできないかを考える機運が高まったことなどがあげられていましたが、決定的だったのは、前市長が同条例に意欲を持っていたことだと感じました。内容面では、政策立案や住民投票制度、協働事業の提案などが入っていたものの目新しいものがありませんでした。

 今後、行政と市民などが一体となった取り組みが多くなっていくだけに、こうした条例制定は増えていくものと思います。ただ、私は、こうした条例制定よりも前に自治基本条例を制定した方がよかったのではと思いました。そうでないと、まちづくり全体の方向性が見えないし、議会の役割も明確にならないからです。

 きょうは、カバンの中に井上ひさしの『ボローニャ紀行』(文春文庫)を入れていました。電車の中で読み始めたら、やめられなくなりました。「文化による街の再生」などまちづくりはどうあるべきかを教えてくれる絶好の本だったのです。

2010年08月05日

奈良市の「事業仕分け」

 きょうの視察は奈良市。同市が昨年度、今年度と二度にわたって実施した「事業仕分け」についてです。

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 「事業仕分け」は厳しい財政情況のなかで効率的な行政運営をめざすための手法のひとつですが、きょうは、「外部の視点での議論を通じて」事業の要・不要などを仕分ける難しさを感じました。

 そもそも、市外の専門家などが事業のことを十分把握できるのか、30分や40分の議論で正しい判断が出来るのか、大いに疑問を感じます。実際、昨年度の事業仕分けで「不要」と判定された事業が、今年度の予算編成では「改善しながら実施」とされた事業が7事業もあったのです。この他、「事業仕分」の対象事業をどのように選ぶかについても、きょうの説明では簡単ではないな思いました。市民が「これを対象にしてほしい」としてほしいとした事業をどう絞り込んでいくのか、その客観的な基準がまだ確立されていないように思えました。

 きょうは朝食後、出発までに時間があったので、歩いて興福寺、東大寺まで出かけてきました。初めての奈良、興福寺の五重塔のスケールの大きさ、迫力に圧倒されました。

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 東大寺では、大仏殿を遠くから見てきました。本当は中に入りたかったのですが、時間が足りませんでした。でも南大門の金剛力士立像を見ることができたので満足です。いつか、ゆっくりと見に来たいと思います。

 

2010年08月06日

大阪池田市で「地域分権推進条例」学ぶ

 猛暑が続いています。きょうは大阪府池田市での視察でした。十三(じゅうそう)のホテルから電車で市役所へ行ったのは朝の早い時間帯なのに、陽射しが強く、汗びっしょりでした。

 池田市での視察は、同市の「地域分権の推進に関する条例」について学ぶことが目的です。ここは1日目に視察した兵庫県西宮市と違い、自治基本条例を持ち、そのなかで地域分権を推進しようという自治体です。小学校単位の地域で必要な事業を提案してもらい事業を実施していくという制度にしていました。

 ここは市の面積が全体で22平方キロメートルという狭さのなかで人口は約10万人ですので、顔に見える範囲で地域自治をということになれば小学校単位で「コミュニティによるまちづくりを」というのはうなづけます。ただ、実際に取り組んでいる事業の中には街路灯強化事業、AED設置事業など本来市が取り組むべきことがたくさんあるなど、これでいいのだろうかというのがいくつかありました。

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 わずか2時間ほどの駆け足視察ですので無理だったのかも知れませんが、池田市の実践の全体像をつかみ、上越での取り組みに活かそうということになれば、地域で中心となる「地域コミュニティ協議会」のメンバーと懇談するなり、この事業をやった現場を訪れるなどの工夫が必要でした。これは視察地を決める段階で議論しておけばよかったと反省しています。

 短時間の視察ではありましたが、視察目的以外で目に入ったり、新鮮に感じたりしたことがいくつもあります。金曜日なのに市民課では朝礼をしていました。おそらく毎日なのでしょう。いいことだと思います。地下ではタイムカードが設置されていました。これはどういう職員向けなのか知りたくなりました。議会事務局職員が、視察に来た我々に対して、同市が取り組んでいる70周年記念事業で発行した切手シート(80年切手10枚)を1200円で購入をと訴えているのも好感が持てました。

 昨日、一昨日の日記に関連する写真を記事の中に挿入しました。

2010年08月12日

南砺市議会「なんと市民の会」のみなさんの視察受け入れ

 ありがたいことです。私も執筆陣のひとりとなった『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)を読み、私の考えを聞いたり、意見交換したいと富山県南砺市議会、「なんと市民の会」の3人の市議がわざわざ上越市まで出かけてきてくださいました。

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 南砺市は8つの町村が合併して新たにできた市です。市域の8割が中山間地となっているということで、高齢化が進み、集落機能を維持できなくなってきているところは上越市と同じです。きょうは、中山間地集落をどう見ているか、再生に向けてどうすべきか、中山間地域振興基本条例をどう考えるかなどについて2時間ほど一緒に勉強させてもらいました。

 南砺市は世界遺産である五箇山をかかえた市ですが、3人ともこのままでは市の中山間地はすたれるばかりだと、中山間地対策に強い関心をお持ちでした。いずれの議員も平場に住んでいるということでしたが、この人たちの頑張りが同市の中山間地対策を前進させるにちがいないと思いました。こちらも負けないで頑張りたいと思います。

 懇談が終わってから、3市議のみなさんとともに板倉区針の「いたくら亭」へ行き、「天そば」の大盛を食べてきました。きょうはお盆前ということもあって満席でした。「いたくら亭」は南砺市議のみなさんがネットで調べて決めたお店、私も美味しいそばで腹いっぱいになりました。

 最後にお知らせです。11日に吉川区内の片田の農道で米山と尾神岳の夏の風景を動画で撮影しました。もう20日もすれば、稲刈りを迎える田んぼの様子も写っています。


2010年08月16日

三セクを訪問して特別委員が感じたこと

 午前10時から第三セクター等特別委員会(塚田隆敏委員長)でした。同委員会は、7月に2日間、今月は12日と合計3日間をかけて市内の第三セクターを訪問、経営陣からの聴きとりなどをしてきました。各委員がどう受け止めたか、きょうはそれを聞きたくて1時間ほど傍聴してきました。

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 各委員の発言から主なものを拾ってみます。
●総じて言えることは、それぞれの立場で一生懸命にやっておられるが、どこでも共通していたのは、将来的な人口減少のなかで(経営している施設の)いまの規模を維持していくことが明確でなかったことだ。
●厳しいなか頑張っているにしても、これからもやっていけるのかどうか。なかには、これ以上穴をあけないうちに早急に手を打たないと税金の垂れ流しになるものもある。どうにもならないところはしっかりとメスを入れていく必要がある。
●民間と競争してでるには厳しさがある。なかには再生が難しいというところもみられた。ただ、我々が経営的に見て専門的な判断ができるかどうかとなると限界がある。
●合併して6年目。この間、合併によって経営が困難になったとの声を聞いたが、合併しなければもっとひどくなったと思う。この施設を地域に残してほしいという熱意がいまひとつだった。
●50%出資の三セクの経営責任は市にある。経営責任、監督責任が問われる。(施設は)民間への売却も検討しなければならないのではないか。
●我々としては経営の方だけでなく、地域の人たちがどう思っているか検証が必要だと思った。地域の思いが空回りしている部分もあった。

 各委員の発言は委員長の要請で第三セクターの固有名詞を出さないで行われました。風評被害がでたら困るというのが理由でした。しかし、感想を出し合うのが一巡したあと、委員会をどう進めていくかのなかで議論になりました。何人もの委員が、問題を掘り下げていくには具体的にやっていかないと結論が出ないと言っていましたがもっともだと思います。

 地元で葬儀があり、残念ながら、委員会の進め方をどうするかの話し合いは最後まで聞けませんでした。そうしたなかで、水澤委員が「スキー場やハング(の施設)はやめるわけにはいかないでしょう」とのべていましたが、施設と三セクの関連と区別を明確にすることが大事だと思いました。また、委員長の発言の中に、「10月になってまた地域を回りたい」というのがありました。柳沢委員や上野委員がのべていたように、経営陣からだけの聞きとりで終わらせないで、地域の人たちが三セクをどう見ているのかも把握していく、この姿勢も大事なのではないでしょうか。

2010年08月23日

いのちと安全にかかわる整備を最優先すべきだ

 恒例となった県道新井柿崎線整備促進議員連盟の現場視察。きょうの午後、議員連盟に入っている12人の市議、顧問の5県議、上越地域振興局の地域整備部の幹部、市役所道路課の幹部で見て回りました。

 きょうの視察では、議員連盟が県当局に要望している歩道整備、交差点改良、防雪柵設置、路盤改良など20数か所のうち、12か所でマイクロバスを降り、現地に詳しい人から説明してもらいました。今回は地元町内会の人たちが説明して下さるケースがたくさんあり、いままでとは違ってきたなという印象を持ちました。

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 現場での説明では、「故古川県議の時代から何十年も要望してきているが実現していない」「子どもたちの通学路になっていてとても危険だ。早く歩道の設置を」「ダンプなど大型車が通ると震度3くらいの揺れが起きる。テレビの音が聞こえなくなることもある」など切実な要望が次々と出されました。

 視察が終わってからの意見交換会では、道路整備の遅れと財源の問題が中心テーマのひとつになりました。歩道整備・交差点改良について県の担当者は、上越地域振興局管内だけでも70か所ほど要望が出ているがこのなかで取り組めるのは1年に10か所ほどにとどまっていることを明らかにしました。また、防雪柵に関しては、現在設置してあるのは2275メートルで、設置が必要な総延長の24%にすぎないとのべました。そして、県の方針として、「平場の防雪柵の整備は、山間部の雪崩防止を優先するので、その後になる」「消雪パイプの新設は厳しい。当面は機械除雪で対応していく」とのべたのです。

 これにたいして私は、「一生懸命頑張っていて下さるのはわかるが、きょうの視察でも、子どもたちの通学路に歩道がない、地吹雪で危険がいっぱいなど命と安全にかかわる場所がいくつもあった。平場であろうが、山間部であろうが、命と安全にかかわることは最優先して整備してもらわなければならない。お金がないなら、ないなりに工夫が必要ではないか。県でも道路整備計画を持っていると思うが、例えば、道路の新設を1、2年先送りしても危険個所を整備していくことが求められている」と訴えました。県の山本部長はもっともな考えだと答えていました。

 夕方、高田からの帰り道、田んぼの上に満月にいまちょっとという月が見えました。稲穂と月の組み合わせが気に入り、写真に撮りました。

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2010年08月25日

思わぬ出会いが

 きょうは全県党議員会議でした。議員団全員召集がかかっていたのですが、私は生活相談の約束もあり、上越市に残りました。

 午前中は9月議会の準備でした。膨大な資料を全部読むことはできませんので、私が入っている総務常任委員会関連の資料を中心に読みました。面白いもので、読み始めたらどんどんはまっていきます。質問したいことが次々と出てきて、どこに焦点をしぼったらいいか悩みます。

 午後からは市職労の大会でした。来賓紹介を終わった時点で退席し、再び議会資料を読む作業に入りました。夕方からは懇親会でした。毎回、思わぬ人と会うので楽しみにしていますが、きょうは、私が吉川町農業委員時代に一緒に飲んだことがある人と再会しました。また、来賓の中に、我が家の次男と付き合いがあった人がおられ、次男が市内で仕事をしていた時のエピソードを教えてもらいました。その人は、次男がある会社を辞めるときに勤め先に挨拶に来た、とても好青年だったとほめてくださいました。まさか、市職労の大会で次男と付き合いがある人の話を聞けるとは思いませんでした。

 これから、再び質問の準備です。明日の団会議では総括質疑の質問項目を整理することになっています。がんばらなければ……。

2010年08月26日

党議員団で総括質疑の準備

 地域自治組織に関するセミナーが28日、29日と春日山駅の近くにある謙信交流館で開催されます。その前日、つまり明日には何人かの地方行政、地域経済などの専門家の皆さんたちが事前調査ということで、上越市の地域自治組織について学ばれます。私も同行することになっていますが、上越市の取り組みを市外に住んでいる専門家の皆さんたちがどんな目で見ておられるのか楽しみにしています。

 さて、きょうは朝の8時前に市役所に入りました。10時からの党議員団会議の準備があったからです。議員としては朝一番に市役所で仕事を始めることになると思っていたら、なんと、公明党の杉田議員がすでに議員控室に入っていました。おそらく、私と同じく、総括質疑の準備か一般質問の準備なのでしょう。

 議員団会議は正午前までかけて、総括質疑の内容について意見交換しました。各議員が所属している常任委員会資料などを基に、質疑項目を整理してくることになっていました。私が7項目、上野議員と樋口議員が2項目、平良木議員が3項目のテーマを用意してきて、それらについて意見交換し、「真に必要な施策」の概要と評価、緊急経済対策、指定管理者問題、福祉施設建設問題、上越市発足40周年事業の5項目にしぼりました。

 項目は決めたものの、どういう内容で質疑を展開していくかを詰めなければなりません。しかし、明日からセミナーなどがあってハードスケジュールです。議会事務局にお願いして、午後から質疑の内容について担当課の幹部に説明する時間をとってもらいました。ちょっと変則的でしたが、質疑項目にとりあげた私どもの思いを語り、担当課の職員と意見交換する中で質疑内容を整理していくことができました。

 きょうは午後から大雨、洪水警報が出ました。帰り道、頸城区から吉川区へ入るまで雨が降りました。車を運転していて、雨に降られたのは久しぶりです。とても気持ちがよかったので、車を止めて写真を撮りました。

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2010年08月30日

農作物に干ばつ被害が出始めた

 議員団会議などのため朝から夕方まで市役所にいました。会議では、議員団ニュースの編集と一般質問の打ち合わせでした。会議が終わってからは総括質疑の準備に入りました。これまで、セミナーなどの取り組みがあって、論戦の組み立てなどまったくといってよいほど考えてきませんでした。間に合えばいいのですが。

 きょうも35度を超える猛暑となりました。連日の猛暑で農作物にも影響が出てきています。天水田では畦元から稲がよじれはじめています。夜、大島区の稲作農家である内山愛治さんのところへ電話を入れたら、畦元だけでなく数枚の田んぼで全体の稲がよじれているとのことでした。このまま雨が降らないでいると1994年(平成6年)以来の干ばつ被害が出そうです。できたら、明日にでも市内の山間部の田んぼの視察をしてこようと思います。

 夜の会議中、母から従姉の子どもさんが嫁ぎ先で病気のため亡くなったとの連絡が入りました。二人の子どもさんがいて、まだ小学校へ行っている子どももいるという若さです。かわいそうでなりません。昨年、吉川区東鳥越の実家で会ったのが最後となりました。

2010年09月01日

9月議会初日

 きょうから28日まで9月議会です。きょうは市長による提案理由の説明の後、本城、飯塚、杉田の3議員が総括質疑を行いました。午前11時半頃から一人目の質疑が始まったので、夕方には5番目の私のところに来ると心の準備をしていたのですが、思いのほか部長答弁が丁寧で時間がかかりました。

 注目したのは本城議員の経済対策の効果などを問う質疑です。私も同じテーマで質疑をすることにしていたので、雇用だけでなく、小売業やその他の職種の景況を含めてどうであったかを追及していく展開にひかれました。私が詰めていくことにしていた全体的な評価はほとんど答が出たので、明日は新たな切り口で質疑をしていかなければなりません。

 明日は栗田議員が一番手。二番目が私です。おそらく午前11時頃からとなるでしょう。昨年度の行財政運営の評価、経済対策の総括、指定管理者への指導、特養ホームの整備、市制発足40周年事業について質疑を行います。

2010年09月02日

総括質疑、干ばつ被害調査

 総括質疑2日目。私の出番は予定通り午前11時過ぎにやってきました。昨日、いったんスタンバイ状態となっていたので、昨晩はゆっくり休むのが一番の準備になると思い、寝ました。でも、ひと眠りすると、また考えが変わります。質疑の前に干ばつ被害のことを導入することにしました。そして、家を出て市役所に着くまでにイメージトレーニングをやって質疑に臨みました。

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 昨年は何よりも経済対策の年でした。経済対策の効果や総括を求める質疑は私の前に3人もやっていますから、市が、緊急経済対策本部、経済対策本部と発展させて取り組んできたところに焦点を当てました。いまなお経済危機が進行し、対策本部が引き続き設置されているなかで、対策本部としての全体的な総括を求めたところ、明日からの文教経済委員会の審査に間に合わせ報告することが約束されました。経済対策本部が設置された段階で、緊急対策だけでなく、21世紀型の産業インフラ整備をしていくとの方針でしたので、どう報告されるか注目したいと思います。

 特別養護老人ホームの入所待機者数は1200人を超えています。厚生常任委員会の決算審査資料のなかに書かれていた「依然として入所申込者数が多いことから、計画的に介護保険サービスの基盤整備を進める必要がある」との文言を足がかりにして、保険料への跳ね返りがないよう国に財政支援を求めながら特養ホームの新設、増設を求めてべきだと訴えました。市長は、「現行の第4期事業計画では、小規模特別養護老人ホームも含め、129床の整備を行うこととしておりますが、この現状を踏まえれば、十分とは言えない」とのべるとともに、健全な介護保険財政の確保のための財政措置などについて、全国市長会を通じて「今後も引き続き、国に対する支援要請を行ってまいりたい」と答えました。

 来年は直江津と高田が合併し上越市が誕生して40周年です。市では40周年記念事業の準備費として今回の一般会計補正予算で269万円を計上しています。質疑で私は、21万市民がこぞって祝う記念事業にするためには、編入された13区の市民も祝えるような位置づけと内容が求められていると訴え、市長の見解を求めました。また、計画段階から市民に参加してもらう考えはないかとききました。市長は、市民に感動を与える講演、市民も参加するアトラクションを考えているとのべましたが、位置付けについてはいま一の答弁でした。計画段階からの市民参画については検討を約束しました。

 私の総括質疑の模様は上越市議会のホームページでご覧いただけます。こちらをクリックしてご覧ください

 きょうは午後2時半前に総括質疑を終了。その後、文教経済常任委員会の緊急会議、議会報編集委員会が開かれました。

 午後3時過ぎに私と上野議員は干ばつ被害調査に出かけました。きょうは、牧区の川井沢、平方、浦川原区の法定寺の田んぼを見てきました。

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 写真は平方での視察の模様です。田んぼのひび割れ、稲の立ち枯れなどひどかったですね。総合事務所の説明だと、牧区の被害面積は増え続け、きょうの段階では30ヘクタールを超える見込みだということでした。干ばつ被害の問題は文教経済常任委員会でも話し合われ、市に対策を求めたといいます。ここ数日の活動が役に立ちました。

2010年09月03日

少し涼しくなったかな?

 夕方、どこかで雨が降ったのでしょうか。午後7時過ぎから大潟区のコインランドリーで毛布の洗濯をしていたとき、私の車の中に涼しい風が入ってきました。クーラーを使わないですむのは本当に久しぶりのことでした。

 きょうから文教経済常任委員会でした。午前は教育委員会関係の審査を傍聴しましたが、午後からは睡魔に襲われ、醜態をさらしたくなかったので傍聴せずに議員控室でデータ探しや原稿書きをしました。もっとも書いた原稿はわずか5行ほどでしたが。

 睡魔に襲われた最大の原因は早朝から市政レポートづくりをしたからです。昨晩はあまり眠れませんでした。その上、午前4時過ぎから起きて原稿書きをしたのです。「寝不足の効果」はてきめんでした。

 そうそう、ひとつ書き忘れました。平良木議員が物を持って歩けない状態だったので市役所での「しんぶん赤旗」日曜版配達を代わりました。市役所で吉川区出身の職員以外の人たちに配達するのは初めてでした。「どうしたんですか」ときかれたり、昨日の私の総括質疑やブログなどの感想などを寄せてもらいながらの配布となりましたので、とても有益でした。

 

2010年09月07日

要援護世帯除雪費助成事業で活発なやりとり

 台風の影響でしょうか、久しぶりの雨となりました。田んぼも畑も大喜びしたに違いありません。日中の降り方は「しとしと」でした。これでも稲は倒れました。

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 写真は頸城区で午後6時ごろ撮ったものです。明日には台風がやってくるといいますから、これ以上降ったら、べったりとなってしまいます。山間部の地割れした田んぼも大きな雨だと、地滑りの可能性もあり、これまた心配です。雨はゆっくりと静かに降ってほしい。

 きょうは厚生常任委員会初日でした。午前だけ傍聴しました。注目したのは上越市の独自の支援制度、要援護世帯除雪費助成事業についてのやりとりです。

 同事業は「要援護世帯の家屋の屋根及び玄関前の必要最小限の除雪作業に要する作業員や機械による除雪費用の一部を助成する」ものです。「多雪地域」(171地域)ではひと冬につき6万5500円(上限額)、「その他の区域」ではひと冬につき4万1000円(上限額)が助成されます。

 昨年暮れから今年の2月にかけては災害救助法の適用の一歩手前までいく大雪となりました。こうしたなかで除雪費の助成限度額を超えた世帯が34.6%にもなったことから、市は「降雪量等を踏まえた新たな限度額の検討を行う」と委員会資料で示しました。これを受け、党議員団の平良木議員が「見直しの方向性は出たのか」と質問しました。これに対して高齢者支援課長は、「要綱等の見直しをやっている最中だ。限度額についても、多雪地域の区域についても見直しが必要ではないかと思い、まとめているところだ」と答えました。

 昨年度、この事業に取り組むにあたり、申請した世帯数は3298世帯。そのうち市が承認した世帯数は3089世帯でした。ところが助成をした世帯数は1932世帯にとどまりました。この点について山岸議員が、「申請した世帯数の3分の1は対象になっていないが、他の事業などで救われたのか」と質問。これに対して野澤健康福祉部長は、「(この制度の)使い方がよくわからない人もいた。また、雪おろしなどが必要でなかったところもあった」と答えました。

 この事業に関しては、その後も制度のあり方をめぐって議論が続きました。野澤部長は、「福祉の原点は困っている人を救うところにある。制度として、誰をどうやってどんな状況で救うのか考えなければならない。引き続き検討していきたい」と答えていました。今後の動きに注目です。

 きょうは帰りに農産物直売所「あるるん畑」に寄ってきました。先日書いた「一口メロン」が出ていないかさがしたものの、ありませんでした。そこで購入したのは「まくわうり」です。これも子ども時代、楽しみにしていた食べもののひとつです。

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 さっぱりしていて甘味も十分、次々と口に入れたくなる美味しさは昔と変わりありませんでした。「まくわうり」は握りこぶし大で1個250円ほどです。いまのうちですよ、食べられるのは。

2010年09月08日

「不適切な支出」含む病院事業会計決算を委員会が認定

 なんということでしょう、市の監査委員が例月出納検査で「不適切な支出である」とした支出が含まれている昨年度の病院事業会計の決算を市議会厚生常任委員会が認定すると決したのです。認定に反対したのは日本共産党議員団の平良木議員のみでした。平良木議員は関連する診療所特別会計決算についても認定に反対しました。

 監査委員が「不適切な支出」としたのは、昨年10~12月に行った旧谷浜診療所の解体工事で見つかったレントゲン装置の処分費用約18万円。市の担当者は、本来なら診療所特別会計で対応すべきものを自分の権限で処理できる病院事業会計から支出していました。

 本年7月の例月現金出納検査結果報告書で監査委員は、「(病院事業会計で支出された)医業費用の修繕費は、診療所特別会計に係る費用であり、不適切な支出である。速やかに是正するとともに、会計処理における権限の分散やチェック体制の強化など、事務処理手順の改善を図られたい」と議会議長及び市長に報告していました。

 市議会厚生常任委員会は採決後、「不適切な事務処理が行われていたことは誠に遺憾.。(中略)今後は法令を遵守し、二度とこのような事態が起きないようにすることを強く求める」という内容の付帯決議をしましたが、本来なら、全会一致で「認定せず」とすべきでした。

 

2010年09月09日

建設企業常任委員会審査傍聴、干ばつ被害調査

 市議会はきょうから建設企業常任委員会です。審査の中で注目したのは私道整備事業です。この事業は市と町内会など地元団体の協働事業で、地元団体が主体となって行う私道の舗装や側溝改良工事等にかかる費用の一部を市が補助するものです。

 とてもいい制度ではありますが、昨年度から新市建設計画の地域事業費扱いされることになったという話が広がって、樋口、内山、山崎の3議員がこの問題をとりあげました。当初、「地域事業費として扱われる」「合併当初から地域事業費扱いだった」と関係部課長は答弁していましたが、委員会では強い反発の声が出ました。調査の結果、「勘違いだった」(部長)と答弁して一件落着しました。

 13区の一部には、同事業が地域事業費扱いされるとなると、すでに決定している事業に影響を与えることなどから、申請をあきらめるケースもありました。道路課長は、「来年度の取り組みについては、まだ余裕があるので早めに要望を出してほしい」と答えていました。良かった。

 きょうは夕方、早めに地元に戻り、中山間地の干ばつ被害田の状況を視察してきました。

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 台風がらみの雨の影響もあって、地割れしていたところも水をもらい、少しは良くなったように見えました。でも、収量、品質とも猛暑の影響を受けることは確実な情勢です。

2010年09月12日

街灯設置数は2万1743灯

 明日から私が所属している総務常任委員会です。きょうは議案や委員会資料などを読み、質問の準備をしました。疑問点があるところ、経過をただす必要があるところなどには緑色の付箋をつけました。全部で30か所はあるでしょう。このうち、質問に立てるのは3分の1くらいでしょうか。審査の流れの中で、手を挙げるべきかどうかを瞬時に判断しなければなりません。

 委員会資料を読んでいると、普段あまりお目にかからない数字に目が行きます。たとえば上越市内に設置されている街灯の数、2009年度末現在で2万1743灯あります。14市町村合併直後に通学路などでどんと設置され、その後も増え続けています。では、その電気料はいくらか。何と8917万2000円にもなるのです。

 きょうは県内各地で大雨が降りました。いざという時に備えて、上越市は災害救助物資を整備、更新しています。2009年度の市の目標のひとつは、「人口の約1割に相当する2万1000人分の1日分の食糧及び生活必需品を確保する」ことでした。実際、食糧として用意されていたのはレトルトご飯、おかゆ缶、魚の缶詰、飲料水など19万3232食でした。

 数字だけ見ていると、結構あるなと感心してしまいます。問題はこれらが市民の暮らしにとってどうなのかです。市民から寄せられている声などをもとに、他市との比較検討、国などの指針に照らしてどうなのか等も含めて質問していくのが私たち議員の仕事です。新潟市の元県議の福島富さんは、「質問の前日は眠れなかった。質問が終わった翌日は、朝刊に自分の質問がどう書かれているか気になって、これまた眠れなかった」といいます。私はというと、眠い。まだ議員として未熟なのかもしれません。

2010年09月14日

もっと早く気付いてもよかった「不適切な処理」

 きょうは総務常任委員会2日目です。総務管理部の残りと自治・市民環境部の審査でした。審査は思った以上に長引き、夜の7時近くまでかかりました。

 今議会では不適切な会計処理が大きな問題となっています。私はきょうの審査で、市役所職員は監査委員の指摘にもっと敏感になるべきだと訴えました。

 本年2月10日に公表された財政援助団体(指定管理者)監査結果を読んでみたところ、「修繕料については、計上すべき金額が計上されていないものや、逆に備品の購入費など修繕ではない経費が含まれていた事例があった」と書かれていたことがわかりました。この文書については、当然のことながら、指定管理者だけでなく、市役所職員も読んでいます。これを読んで、自分が関係する部署ではどうなっているかと敏感に反応するようでなければならないと思うのです。総務管理部長は、私のこの点での指摘を認めました。

 来年4月29日に予定されている上越市発足40周年事業に関しては宮崎議員が口火を切り、私や笹川議員、滝沢一成議員、本城議員がいろいろな角度から市側の見解をただしました。

 私は市長が記者会見などで「華美にならず、簡素に」とのべていることをとりあげ、どの程度の予算規模となるのか、また、計画段階からの市民参画についてどうするかを尋ねました。総務管理課長の答弁では、30周年記念事業の時には約1100万円もかかったといいます。今回は派手な贈り物などはやめるとのことでした。私の予想では、30周年記念事業よりも一回り小さい規模となるだろうと思っています。市民参画に関しては、記念講演などのテーマをどうするかなどについて地域協議会の皆さんの声を聞いていきたいと答えました。

 午後からの審査で私は、「まちづくり町内会長会議」のあり方、雁木整備事業補助制度の改善方法、小川未明顕彰事業、真に地域住民の声を市政に反映させる地域協議会の活動、同和対策事業などについてとりあげました。

 このうち、雁木整備事業補助金に関しては、昨年度の申請件数がわずか4件であったことを重視し、申請手続きをもっと簡単にすべきだと主張しました。文化振興課長は、最初、「(申請が少なくなったのは)希望者の大方が既に申請してしまっていることがある」「制度の周知が不十分」などと答えていました。しかし、最後は、申請手続きをどうするかなどについて検討することを約束しました。

2010年09月16日

米価暴落、いらだちは頂点に

 きょうから一般質問が始まりました。質問通告を出した議員は28人です。一日あたりだいたい6人登壇しますが、私は25番目ですので、22日(水)の夕方か24日の午前10時からのどちらかになるでしょう。

 きょうは近藤彰治議員、中川幹太議員など6人が登壇しました。マラソンランナーでもある近藤議員は、スポーツ施設や道路問題での発言が多い議員です。今回も上信越自動車道の4車線化、自転車専用レーン問題をとりあげていました。環境問題を考えたら自転車についてはもっと重視する時代が必ずやってくるはずです。「市民参加型のサイクリング形式のイベント開催を」という提案はいい提案でした。

 永島義雄議員の質問で市内の児童や高齢者の虐待の実態が明らかになりました。先日、児童相談所で上越地域の児童虐待の実態と対策について所長からきいてきたばかりということもあって、注目しました。このうち、児童虐待については昨年度発生件数は94件(前年度より14件増)、185人(前年度より32人増)。このうち、育児放棄は44件、身体的な虐待35件、心理的な虐待が15件だったといいます。高齢者虐待も増え続け、昨年度は76件(県への報告56件)だったとのことでした。どちらも、対策強化は待ったなしです。

 「田んぼと畑」の田村武男議員、今回はいま大問題となっている米価暴落問題をとりあげました。「いま、稲作農家のいらだちは頂点に達している。37年前の米価よりも低い」と切り出した同議員は、かつての食管法といまの戸別所得補償制度を比較しながら、「いまの制度は米の値下がり補償だ。なんとか下落を最低限に抑える手立てを」と訴えました。そして同議員は、上越米の販売について、「いま、私なりに考えているのは米の流通が複雑な中で、すぐ食べられる白米の販売だ。精米施設の整備など白米を直接販売できる体制づくりを」と提案。これに対して村山秀幸市長は、「農業者の所得向上につながる重要な戦略だ」と答えていました。

 田村議員の質問は今回も農業者としての体験に基づくすばらしい質問の展開でした。ただ、米価問題では過剰米の早急な買い入れなど米価暴落対策を政府に求めることを質問の柱に据えてほしかったなぁ。

2010年09月18日

昨日の一般質問から(18日その4)

 きょうの日記の書き込みはこれで4回目。どうぞ、(18日その1)から(18日その4)までお読みくださいますよう。その4は昨日の一般質問について書きたいと思います。

 昨日は一般質問の2日目でした。松野議員、笹川議員など6議員が登壇して、地域活動支援事業、「事務事業の総ざらい」などについて質問しました。

 地域活動支援事業については、笹川議員の質問に対する村山秀幸市長の答弁に注目しました。「各区地域協議会の採択方針は限られた時間の中でありながら概ね地域の課題をとらえた方針となっている」「各区で成果発表会をやるかどうかは地域協議会、総合事務所の判断に任せたい」「配分額で残った分については、多くのところから翌年度への繰り越しができるようにと要望があった。残額分は新年度の配分額に加算する形をとりたい」いずれも地域協議会の活動をよく見ていて、自主性を尊重した答弁だったと思います。

 もうひとつ、市長の答弁で注目したものがありました。合併時に約束された地域事業(合併時の財政規模などに応じて合併後10年間分の事業費枠が旧自治体エリアごとに「地域事業費」として配分されている)についての、「制度そのものの見直しを真剣に議論すべきところにきている」という発言です。地域事業費については合併協議の際に激しい議論になったもので、この合意が合併することを決断する重要なポイントとなっただけに見直しは慎重さが必要です。今後の見直しの動きを注視していかねばなりません。

 高波議員の「収納率と不納欠損」についての質問は、自主的な市税の運用はどうあるべきかを考えるうえで参考になりました。「増税しても収納率が下がったのでは増税効果があったとはいえない」「中央に泣きついて、お願いしてお金をもらってくるのが従来のスタンスだったが、これからの自治体経営は自主的な努力が必要だ」「これから負担を求める時は、どういう時に、どうしてをキチンと説明していく必要がある」財政の仕事を中央でやってきたプロの発言だけに議場に重く響きました。

 文字だけではつまらないので最後にきょう撮った野の花写真を1枚掲載します。シラヤマギクです。

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2010年09月21日

一般質問再開

 連休明け。きょうも一般質問でした。小関議員、宮崎議員など6議員が登壇し、並行在来線、行政改革、財政見通しなどをとりあげました。

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 写真は一般質問通告者一覧表に書き込んだ私のメモです。ゼブラのボールペン、SUPER-GP1.6という最も太いものを使用しています。ここに書き切れなかったものは、100円ショップで買った中が真っ白のミニノートに書いています。

 脱線しました。私がきょうの質問で最も注目したのは山岸行則前議長の質問です。4年ぶり(?)に一般質問で登壇した山岸議員は、今後の財政運営、行政改革などについて自らの考えをのべ、村山市長に見解を求めていました。今議会の総括質疑を聞いていて危機感を持ったという同議員の質問では、「依然として具体性のないスクラップ&ビルドをやっている。これでは進展がない」「行政改革は自己満足に終わっていないか。本当の行政改革に結びついていない」など厳しい評価が次々と飛び出しました。1年前の市長選で山岸議員は村山氏を応援しましたが、きょうの発言を聴くかぎり、市長との間の距離が長くなった感がします。もっとも、議員というのは本来、市長選挙で応援しようがしまいが、一定の距離を置いて言うべきことはキチンと言うスタンスが大切ですので、きょうの質問はそのお手本だったのかも……。

 吉田議員とのやりとりでは、村山市長の的確な答弁が印象に残りました。吉田議員は、「中小企業の衰退は人もカネも東京へ集中したからだ。これからの地域の中小企業は自己完結型でなければならない。まず、市の成長戦略を立てたうえで、中小企業振興基本条例の制定を」と訴えました。これに対して市長は、「私がめざした『すこやかなまちづくり』では、市域内の内発型の経済発展を目指している。これは社会経済の変化の影響を受けにくいからだ。ものづくり振興センターを拠点に人材育成をし、産学連携、農商工連携等を生かしてオンリーワンの技術を」と答えていました。中小企業振興条例を制定することに消極的だった点を除けば、100点の答弁だったと思います。
 
 きょうは、この他にも宮崎議員、内山議員などの質問で注目したものがあります。でも、この調子で書いていくと、私の質問の準備の時間がなくなりそうですので、この辺で失礼します。私の出番は、上野議員の次の25番です。明日の最後になるか、24日のトップバッターになりそうです。

2010年09月22日

住宅リフォーム助成へ大きく前進

 一般質問4日目。ひょっとすれば私の出番が来るかもと心の準備をし、イメージトレーニングもしておいたのですが、来ませんでした。私の出番は24日の午前10時からということで確定しました。事務事業「総ざらい」、学校耐震化、信越本線(脇野田駅)移設事業の3つをとりあげ、質問します。

 きょうの質問で書いておかなければならないのは住宅リフォーム助成制度についてです。村山市長はこの制度の創設についてはこれまでずっと消極的でした。それが、わが党の上野議員のきょうの質問で変わったのです。

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 市長は、「経済効果に対する認識を改めた。近隣の市長さんの考えを聴くなどするなかで効果を確認できた。どれくらいのニーズがあるのか、どれくらいの支援がいいのか、これから取り組まれる国の経済対策とからめながら詳細はこれから詰めさせていただく」と答えたのです。これには質問者の上野議員も議場の他の議員もびっくりでした。同議員が「予想外の答弁だった。反論の質問をいくつも準備してきたが、やることがなくなった」とのべると、議場は爆笑でした。

 ひとつ良いことが起きると、良いことは続くものです。夕方、柿崎区の女性から電話が入りました。夫が寝たきりになり介護をしているという方です。介護の合間に片づけをしていたところ、私の書いた『幸せめっけた』(恒文社)と『春よ来い』(同時代社)を見つけ、読んで感動してくださったといいます。ともすれば、まだ書いた本があるのではないかと思い、問い合わせの電話をしてくださったのでした。「失礼ですが、お連れ合いの方は何というお名前でいらっしゃいますか」と訊くと、何と、私の知っているMさんではありませんか。明日にでも見舞いかたがた、『「五センチ」になった母』(同時代社)を持っておじゃましようと思います。

 もうひとつ。今晩はリージョンプラザで映画『いのちの山河』の試写会がありました。岩手県の旧沢内村の深沢村長と村民が一体となって取り組んだ村民のいのちと暮らしを守る闘いの物語です。沢内村といえば、全国の自治体で初めて65歳以上の老人医療費無料化に取り組み、乳児の死亡ゼロを実現したところとして有名なところです。私は学生時代に『自分たちで生命を守った村』(岩波新書)を読み、自分の生まれ育った町と重ねながら、将来のまちづくりの夢を膨らませました。きょうの映画では、村議会で65歳以上医療費無料化を決めた場面、ブルドーザーを導入して無雪化に取り組んだ場面など胸をドキドキさせながら観ました。何か、新たな取り組みしようという時に大切なのは「行脚と対話」だというのも心にしっかりと残りました。

 この映画を観れば、自治体とは何かがわかります。自分たちの住んでいるところをよくするためにはどうしたらいいかも見えてきます。映画の上映は10月28日(木)、リージョンプラザで行われます。上映開始時間は午前10時、午後2時、午後6時半の3回です。前売り券は私のところにもあります。大人・大学生は1000円、高校生以下は800円です。ぜひご覧いただきたいと思います。

2010年09月24日

もっと情報を公開して、市民に開かれた議論を

 9月議会の一般質問が先ほど終わりました。いつもなら、「やれやれ、これで終わったか」という気持ちになるのですが、今回は楽々した気分にはなれません。市政運営はどこかおかしい、これでいいのかという思いが強く残ったのです。

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 きょうの質問では「事務事業の総ざらい」をとりあげました。どういう具体的な指針、方針でセルフチェックをおこなっているのか要綱などがあったら示してほしいという質問に、「今回は行政自らのチェックだから」との理由で具体的なものは示さず、議会のみなさんは自分たちのやり方でやってほしいという答えが返ってきました。また、「市民の評価の声を聴く機会を設けるべき」との主張に対しても、「準備期間を設けて廃止」と区分した事業について、「必要に応じて、関係の皆さんへの説明等を行うこととしており、その過程において、議論を進めていきたい」とのべるにとどまりました。「事務事業の総ざらい」は行政のチェックだからこそ、そのやり方がいいのかどうかを市民の代表として議員がチェックしようというのに資料は示さない。市民の声を幅広く聞こうとはしない。これでいいのかと思いました。

 「事務事業の総ざらい」の対象事業には地域事業も含まれるという見解には違和感を持ちました。地域事業については旧上越市、13区の地域協議会の意見を聞いて進めるというルールがあります。現在の地域事業は市長が諮問をし、地域協議会から答申をもらって決まってきた経過があります。もし特定の地域事業を「廃止」あるいは「準備期間を設けて廃止」とした場合、再び地域協議会に諮問して最終的に決めていくことになるのでしょうが、これでは前の諮問と答申は何だったのかということになります。そもそも、地域協議会は地域のことは地域で決めるという考え方で設置されたものです。今回のやり方は地域の自主性を侵す可能性があるので、もっと慎重に対応していただきたいと思います。

 信越本線(脇野田駅)移設事業についての答弁も納得のいかないものでした。この事業については4月28日に新潟県と上越市がJR東日本に対して「自社線の施設変更として取り組んでほしい」と要請し、6月21日に、JR東日本から「一括在姿譲渡」など4つの条件付きで設計・施工を受けましょうと回答が来ました。そして、県と上越市がこの条件付き回答でいいですよという文書をJR東日本に出したのは7月9日でした。質問では、JR東日本の条件付き回答について、県と上越市が話し合い受諾することにした日はいつかと聞いても答えは返ってきませんでした。それだけでなく、7月9日の文書に「受諾」という文言が入っていることについても、最初は、承知していないという答弁だった(あとで訂正)のです。この間、当局が議会に提供した情報は、6月22日の「JRの回答」の要旨くらいなもの。議会には十分な情報提供をと繰り返し求めましたが、市長や担当部長は「これまでキチンと出している。何一つ隠していることはない」とかたくなな答弁を続けました。JR東日本の回答を正式に受諾したという基本的な情報すら議会に提供せずに、「キチンと出している」という答えはいただけません。「市民がど真ん中」の市政がこんなことでいいのでしょうか。

2010年09月28日

9月議会終わる

 1日から始まった9月議会は、委員長報告の後、討論、採決を行い、本日正午過ぎに終わりました。途中、何日かの休会日もあったのですが、十分な休息はとれず、ここまで来てしまいました。議会報告のチラシを完成させたら、半日くらいゆっくりしたいものです。

 さて、きょうの見どころというか注目のひとつは、病院事業会計、診療所特別会計歳入歳出決算、そして一般会計歳入歳出決算の認定に議会各派がどういう討論をするかでした。これらの会計決算には、出納閉鎖後にあってはならない不適切な会計処理が含まれていたことが判明し、関係する職員の処分などが行われていました。討論に立ったのは日本共産党議員団を含め4人。4人とも不適切な処理についてふれたものの、日本共産党議員団以外は、「本来なら不認定にすべき」「今後、こういう問題が起きないように毅然とした予算執行を」などとのべただけで、反対の態度表明をしませんでした。

 日本共産党から討論に立ったのは平良木議員です。

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 同議員は、不適切な会計処理について言及、地方自治法や地方公営企業法に照らして間違いであることを指摘するとともに、「明らかになった時期が出納閉鎖後だっただけに、こうした不適切な処理は当年度の決算では修正することができない。瑕疵ある決算なので、そのことだけでも不認定とすべきだ」とのべました。昨年度の決算で不適切な処理が行われていたのは、一般会計だけでも約110件、金額にして380万円ほどになります。

 一般会計歳入歳出決算について平良木議員はまず、少子化対策・子育て支援の取組が強化されたこと、母子衛生の取組では、妊婦一般健康診査の公費負担回数を14 回に拡充したことなど評価すべきことがいくつかあったとのべました。そのうえで、問題点として、①経済対策の全体を見通した総括が行われていなかったこと、②学校給食の民間委託をさらにすすめ、人材派遣も含めると、合計10校の調理現場に民間業者が入ったこと、③保育料が県下一高い水準となっていること、④指定管理者に対する指導が弱く、監査委員から2年連続できびしい指摘を受けたことをあげ、これらについても反対理由としました。昨年度の一般会計歳入歳出決算の認定で反対したのは私ども議員団だけでした。

 不適切な処理が最初に見つかった病院事業会計決算と診療所特別会計歳入歳出決算の討論。平良木議員は、「この二つの会計では、相互に関わる不適切な会計処理が行われた。支出されるべき診療所特別会計で所定の手続きを行わず、病院事業会計から支出したもの。これは地方公営企業法第20条『すべての費用及び収益を、その発生の事実に基づいて計上し、かつ、その発生した年度に正しく割り当てなければならない』という条項に明らかに抵触する」とのべて反対しました。これら2つの会計決算の認定については、私たち議員団のほか、近藤彰治議員も反対しました。
 

2010年09月30日

きょうの動きに注目を

 おはようございます。朝の発信となりました。体が休めと言っていたようです。昨晩は9時頃夕飯を食べ、その後、パソコンを開くことなく寝てしまいました。途中で一度起きたものの、再び布団に。目が覚めたら、6時を回っているじゃありませんか。大慌てで「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。

 さて、昨日は整形外科に行ってきました。数年前に左足の裏に腫瘍(良性)ができて手術をしましたが、歩くとその近くが痛み出します。がまんにも限界があります。昨日は市役所の近くにある整形外科に8時半に行きました。待ち時間を含め終わるまで3時間もかかりました。レントゲンの結果、足の骨には異常がないが、アーチ形になっている筋に負担がかかっているようだとの診断結果が出ました。履いている靴をかえるとともに、体重を減らす努力をしないといけないようです。

 午後からは中山間地対策特別委員会でした。今回は、今年の6月に行った「中山間地域における集落の実態調査結果報告書」(案)について報告がありました。市役所では2006年(平成18年)にも中山間地域の高齢化の進んだ集落調査を行い、全国から注目を集めました。今回の調査は、集落の生活組織、生産組織の状況、集落のみなさんが不安に感じていることなど新たな視点も盛り込み調査してあります。もう2、3日で正式な報告書がまとめられるとのことですが、私の方からは2006年調査と比較しやすいよう工夫をすることなどいくつかの注文をさせてもらいました。

 さて、きょうは9月の最後の日です。先日の一般質問で市長は私の質問に答えて、今月中に信越本線(脇野田駅)移設事業などをめぐる新潟県、上越市、JR東日本の間で交わされた覚書、協定書の見直しが行われると答えました。また、「必要な情報については適時適切に情報提供をしていく」とのべています。その情報提供がされるかどうか、きょうの動きに注目です。

2010年10月12日

新潟県庁で土木部長に陳情

 この間から食べたいと思っていたムカゴ入りご飯をようやく食べました。

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 うーん、いい香りだ。食べ過ぎないように、食べ過ぎないように……。ムカゴを採ってきたのは私、ご飯を炊いたのも私です。

 きょうは新潟県庁で新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)の土木部長陳情でした。議員連盟からは14人が出席し、歩道整備、交差点改良、防雪柵設置など20数項目について早期に実現してほしいとお願いしてきました。

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 野澤英之助土木部長は、「県の土木予算のピークは平成8年度で富士山と同じ3776億円だった。その後、財政状況が厳しくなって、いまは粟ヶ岳(1292㍍)ぐらいの高さ(平成8年度の約3分の1)になってしまっている。様々な工夫をしながら前に進めたい」と挨拶。その後、折笠道路管理課長が要望に対する説明を行いました。

 折笠道路管理課長によると、最も要望の多い歩道整備については、「県内全域から毎年300か所ほど要望が出てくる。そのうち、1年間に30か所ほどしか対応できていない。地域振興局から優先順位をつけて上げてもらっている」とのことでした。防雪柵に関しては、「新井柿崎線の総延長9.6㌔のうち、2.2㌔~2.3㌔に仮設も含めて設置している。常設のものは建設予算で、仮設については除雪の経費で対応している。実情を踏まえてやっていきたい」とのべていました。

 きょうの陳情では梶十文字付近の防雪柵設置の必要性について、宮崎会長、小山県議などが訴えてくれました。総合事務所で用意してくれた写真には地吹雪の中を走行する大型車などが写っていて、説得力がありました。

 市役所に戻ったのは2時前でした。少し休んでから、市政レポートに掲載する橋の取材で一級河川、櫛池川下流域にかかっている橋の写真を撮ってきました。新町橋、新橋、新大町橋を中心に撮影しました。流れは穏やかで、のんびりした雰囲気がありましたね。新町橋の欄干から川をのぞいたら、大きな魚が数匹、バチャバチャと動いていました。サケかも知れません。また、新橋の上流ではカモが群れとなって泳いでいました。写真は新橋です。

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2010年10月14日

矢野市議が県議選出馬へ

 朝の発信です。昨日は、午前に中山間地対策特別委員会作業部会で中山間地域振興基本条例(仮称)の検討が行われました。市民の定義の中に「上越市を訪れる市外在住の人」を含めるべきかどうか、条例の本文を「です、ます」調にするか「である」調にするかなどで活発な議論となりました。市民の定義については、上越市の自治基本条例で定めているものと合わせることで合意しましたが、文体をどうするかは委員会全体でもう一度議論することになりました。

 午後からは生活相談で動いた後、長野市議会との交流会に参加しました。直江津港振興専門員の井出高吉さんの講演を聴いた後、意見交換を行いましたが、大勢の参加者のなかでみんなが意見を出し合うには時間が足りませんでした。それと、講演を聴いた後でしたので、それにかかわる話題以外は出しにくい雰囲気がありました。ふたつの議会が交流するのですから、事前にテーマを決めておく等の工夫が必要だと思います。例えば、議会基本条例、長野市はすでに制定済みであり、上越市は制定前です。この問題で意見交換するだけでも有意義な時間となったはずです。次回までには交流会のあり方について提案したいと思います。

 昨日の交流会で初めて知りましたが、安塚区選出の矢野議員が来春の県議選に出馬する意思を固めたという情報が入りました。最初、本人がいなかったので本当かなと思ったのですが、遅れてきた同議員は、「明日の日報に載るけど、よろしく」と挨拶して回っていました。上越市議のなかから少なくても3人は出馬することになりそうな気配となってきました。日本共産党も早く候補者を決めなければいけません。

2010年10月21日

上越市のICT教育

 きょうは、市議会議員全員が集まっての勉強会がありました。「国内最先端にある上越市のICT教育について」というテーマで上越教育大学教授の石野正彦さんから講演していただき、その後、上越教育大学准教授の二人の先生から電子情報ボード(電子黒板)を使った授業がどう行われているかを見せてもらいました。とても参考になりました。

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 上越市のICT教育については教育雑誌などで進んでいるという評価を受けています。しかし、実際の取り組みについては、見たことも聞いたこともありませんでした。それだけに、授業改善のための情報化だけでなく、校務の情報化や社会教育の分野でも進んでいること知り、驚きました。

 特に、ふたりの准教授が見せてくださった電子情報ボードの活用の実際については驚きの連続でした。国語の教科書がそのままボードに映し出され、文字やカットの大きさを自由に変えることができる。漢字の筆順もボード上で色が変わって、みんなで学ぶことができます。会場となった第2委員会室では議員の目が輝いていましたね。手を上げ、ボードに集中し、すっかり「児童」になりきった議員を相手に楽しい「授業」となりました。電子黒板は良いが、どこかに冷たさが残っているのではないかとの心配も吹き飛びました。「橋爪法一を囲む会」でも電子情報ボードのような感じでスライドを活用できれば、より面白く、楽しいものになるだろうなとも思いました。

 石野さんの話の中には議員として黙過できない報告もありました。ひとつは、ICT教育の推進によって学校現場での先生方の事務量は減ったが、教育委員会職員の負担が重くなっている。職員数が少なすぎて、教育委員会に長く勤めていると寿命を縮めるという発言です。これは早急に実態を調べて改善しなければなりません。いまひとつ、電子情報ボードに使うソフトは教科書の改訂で買い替えなければならないので、予算措置を確実にやってほしいとの注文もありました。これも重要です。

 

2010年10月28日

「いのちの山河」再び観る

 朝の新聞配達の時にまた雁行を見ることができました。すぐに車を止めて、デジカメをとりだして撮った写真はこれです。6時25分撮影。

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 写真は頸城三山をバックにしたものも撮りましたが、撮る位置が悪く、お見せできるようなものにはなりませんでした。また、挑戦します。

 きょうの午前は中山間地対策特別委員会でした。作業部会で検討してきた内容を宮崎委員長が説明し、審議するという形ですすめられました。委員会で確認したことは、①前文、本文ともに「です、ます体」で書くこと、②基本条例制定を先行させ、対象地域の具体的な支援を盛り込む個別条例はその後、作業を進めていくこと、③基本条例の制定は来年の6月議会をめざすことなどです。

 午後2時からはリージョンプラザで「いのちの山河」を観ました。試写会に続いて2度目です。「人間を尊重するということは、人間の生命と健康を尊重することにはじまる」という信念をもって、生存権を規定した憲法第25条の精神にもとづいて村づくりをすすめた深沢村長には学ぶことが多いと思いました。乳幼児死亡率ゼロを達成した瞬間の喜び、感動でした。私も負けずに“行脚と対話”で頑張ろうと思います。

 きょうは心に残る言葉をメモしようと愛用している小さなノートを持ち込みました。暗いなかでメモをとるのはむずかしかったですね。大きな字で書いたのですが、自分でも読めないところがありました。でも、「広報活動は民主主義のビタミン剤だ」「何よりの魅力は現金副収入」「私たちはクマではありません。冬の山伏峠、バスを通します」「まずは村民との対話から。村民の声を聴いてまわって豪雪、病気、貧困に立ち向かう心を一つに」「いのちと健康だけは格差がないようにしたい」などキラキラした言葉をいくつもメモることができました。

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2010年11月01日

上越市議会が新たな歩みを始めた記念日

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 きょうは上越市議会にとって記念すべき日となりました。議会基本条例が制定、施行され、新たな歩みをはじめたのです。上越市は県内で新発田市議会に次いで2番目の制定。自治体議会改革フォーラムの調べによると、全国で議会基本条例を制定した自治体議会は2010年11月01日現在、都道府県12、政令市3、特別区0、市76、町40、村3、計134議会となりました。

 この条例が施行されたことにより上越市議会は、市民に開かれた議会へとさらに努力をしていくことが求められます。市政運営の監視、評価をキチンと行い、市民への説明責任を果たさなければなりません。積極的に政策立案や提言に取り組むのはもちろんのこと、議員発議による条例制定に取り組むなど立法機能の発揮に努めていくことになります。市民の多様な意見を的確につかみ、市政や市議会に反映させていくことも求められることになりました。これまでほとんどなかった議員間の自由闊達な議論も議会活動の原則のひとつに位置づけられました。そして、市議会は不断の議会改革に努めていくことになったのです。

 上越市議会の議会基本条例づくりは昨年5月に議会基本条例策定検討委員会が設置されたことがスタートとなりました。以来、検討委員会を23回、検討委員会の幹事会的な組織である検討会を18回開催したほか、全議員に対する説明会を4回開きました。いうまでもなく市民説明会も開催しました。この開催は市内の4会場で行いました。また、パブリックコメントでは56件の市民意見を検討し、条例に反映させました。まだ、不十分なところがあるかも知れませんが、よくここまで来たと思います。

 きょうの市議会臨時会で提案理由の説明に立った内山米六検討委員会委員長は、「これまでの既定の議会運営にとどまらず、積極的・持続的な改革を断行しながら市民の信託に応えていくことが求められている」「二元代表制の一翼を担う議会として、時代の変遷に沿うその役割、果たすべき使命など、求められることは何かを議員一人ひとりが常に考え、議会として合意形成を図りながら不断の議会改革を行うことが重要である」「この条例案は議会基本条例策定検討委員会がゼロベースから誠意をもって真剣に検討し、全議員の総意と市民の期待に応えた結晶だ。新しい条例に魂を入れ、生きたものにするためには、全議員のさらなるご理解とご協力が不可欠」とのべました。最高の提案理由の説明だったと思います。内山議員に大きな拍手を送ります。

 提案された条例は全会一致で可決されました。いよいよ、きょうからこの条例に沿った活動をしていかなければなりません。繰り返し、条文を読み、議会活動の様々な場面で、「条例に照らしてこれでいいのか」と絶えずチェックしながら頑張っていきたいと思います。

 写真はきょうの朝の撮影です。市役所に向かう途中、南葉山を撮ろうとした時にハクチョウが飛んできました。私がハクチョウを撮影したのはこれが初めてでした。

2010年11月08日

紅葉、いよいよ平地に

 東京へ行っている間に市内の紅葉が進みましたね。尾神岳が赤くなったと思っていたら、紅葉はもう平地まで降りてきました。わが家の牛舎周辺も赤や黄色でにぎやかです。

 市役所に通う路のそばにある吉川区山方の敬徳寺のイチョウの木も黄葉しました。こちらは毎年同じ美しさを見せてくれます。このイチョウが黄色くなって、青い空があると車を止めたくなります。きょう、撮った写真です。

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 市役所へは先週の木曜日以来でした、出かけたのは。きょうの会議の途中に議員控室から外を見てびっくりしました。正面玄関入り口付近の雑木林などがすっかり紅葉して、美しくなったいたからです。「どこかへ出かけなくても、ここで紅葉は楽しめるね」と話ながら、みんなで外を見ました。

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 きょうは朝から会議の連続でした。午前に中山間地対策特別委員会の作業部会、午後から新幹線・並行在来線対策特別委員会、党会議と続きました。

 このうち、中山間地対策特別委員会の作業部会では中山間地域振興基本条例(案)の検討でした。支援対象地域の指定、「です、ます」調の文体での案文作りをしました。

 「です、ます」調の文体での条例づくりは川崎市の自治基本条例など全国的にもかなり進んできたものの、まだまだ「模索と実践の分野」です。語尾を「です、ます調」に変えるだけでなく、「もって」とか「鑑み」などの硬い言葉を何とかしたいと思いましたが、全員の合意を得て進めなければなりませんので、なかなかむずかしい。また、ワンセンテンスで条文をつくる点や、「並びに」「及び」というつなぎをなくして、もっとわかりやすくできないかと思いましたが、良い案文を提起できず、実りませんでした。

2010年11月11日

カマキリ博士、酒井さんの講演

 お昼までが勝負。市政レポート作成のことです。午後から妙高市で妙高、上越、糸魚川の3市議会合同研修会兼交流会がありました。午前に書いておかないと明日の朝までの作成、印刷は物理的に無理でした。時間がかかったのは、今回も「春よ来い」です。先日の市長のキャッチボールトークの時に、発言者のひとりが使ったフィールドスタディ(現地学習)という言葉がヒントとなり、9年前にわが家の牛舎で行った現地学習のことを書きました。牛舎に来てくれたのは旧源小学校の子どもたち、楽しかった子どもたちとの交流を書こうと思ったのです。最初はなかなか進まなかったのですが、途中で、学習のまとめとして書いた壁新聞を子どもたちからもらったことを思い出しました。

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4枚の大洋紙の書かれた文章を読んだら、当日のことがよみがえってきて、後は一気に書きました。「春よ来い」第128回は「モーモー探検隊」、日曜日にホームページに掲載します。

 3市議会の合同研修会は妙高市の勤労者研修センターで行われました。「自然災害に備えた未来観測」というテーマでカマキリ博士として有名な酒井與喜夫さんが1時間半にわたって講演してくださいました。

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 まず、カマキリの一生についての話。「5月の連休明けの頃から梅雨入り前までに孵化します。それも雨風なく、穏やかな日を察知して孵化が始まります」「梅雨明け頃に成虫になり、その後は恋の季節です。見合い時間は2時間、恋の時間も2時間、用が終わればただのエサとなります。私の家も同じようなものです」といった名調子に引き込まれました。

 これまで私が知っていたことは、カマキリの巣の位置が高いと大雪、低いと小雪というくらいでした。しかし、きょうの講演はそんなレベルではありませんでした。樹木に伝わる地中の微弱な震動をうけて卵のうの高さが決まってくる、それも大雨や地滑り、地震の発生とかかわりがあるというのです。地殻の変化に木は鋭く反応する。中越地震の時は、信濃川沿いのカマキリの卵のうは通常の5~10倍の高さになっていた。こういった話をとても興味深く聴きました。

 で、今年の冬はどうなるか。寒気は例年よりも10日ほど早くやってきて、12月は初旬から荒れる日が多くなりそうといいます。根雪は半月ほど早くなり、全般的に大雪傾向だとのことでした。上越地域で予想される今冬の最深積雪は、上越市役所が119センチ、大島区上達で327センチ、清里総合事務所230センチ、吉川総合事務所143~154センチでした。気になるのは雪よりも地震です。酒井さんの話では中越を中心にカマキリの産卵する高さが乱高下しているというのです。

2010年11月12日

バッハを聴いて育つパプリカ

 訊いてみるもんですね、何でも。パプリカを栽培しているハウスで軽音楽が流れていたので、管理をしている人に、「この音楽は仕事をしている人に聴かせるために流しているんですか、それともパプリカに聴かせているんですか」と質問してみました。そうしたら、「この音楽は仕事をしている人のためです。朝晩はパプリカのためにバッハの曲を流しています」という答が返ってきました。これはおもしろい。

 何でこんな質問をしたかというと、牛たちにいっぱい乳をだしてもらうおうと、牛をつないでいる牛舎内で音楽を流している人がいたからです。私の牛飼い仲間の一人でした。ひょっとしたら、植物を栽培している人のなかにも彼と同じことを考えている人がいるのではないかと思ったのです。そうか、バッハか……。バッハは幅広いジャンルにわたって作曲をした人です。いったいどんな音楽を流しているのか聴いてみたくなりました。

 さて、きょうは農村議員連盟の視察でした。その視察地のひとつが、農事組合法人えちご高田ワールドスーパーライスでした。同法人はコメの栽培を中心にした生産組織ですが、きょうはパプリカ栽培を見せてもらいました。上越市内では初めてでしょう、パプリカを大規模ハウスで栽培しているところは。

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 説明を聞いて初めて知ったことがいくつもありました。播種をして約4か月で収穫できるまでに生長するといいます。収穫を始めてから終わりまでは約8カ月持つとも聞きました。養液栽培。一本の茎を根っこから20センチほど上のところで2本に分岐させ、一本あたり、15個から20個くらい収穫しているそうです。パプリカには赤、黄色、橙、茶などいろんな色のものがあるそうですが、ここでは赤と黄色を栽培していました。黄色よりも赤の方が人気があるといいます。気に入ったのは色が完全についてから出荷していることです。外国産のように6割ほど色がついたところで収穫したものと違い、パプリカ本来の甘みが出て美味しいのです。では、最後に、太陽の光をいっぱい浴びている赤いパプリカをごらんいただきましょう。

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2010年11月17日

市民プラザで議会報告会

 おはようございます。またまた朝の発信となってしまいました。

 昨日は朝からいろいろやることがあって大忙しでした。明日から2日間、中山間地対策特別委員会の視察があります。ところが、食べるコメがない(精米してないのです)、雪が降ると車が使えないので妻が困る、といった状況です。精米、タイヤ交換など、やるべきことを一つひとつやっているうちにどんどん時間が過ぎていきました。

 さて、昨晩は滝澤議長になってから初めての議会報告会でした。会場は市民プラザです。議員以外の参加者は30人前後だったでしょうか。参加者は少なかったものの、いままで見たことのない人が何人か参加されていました。この点はよかったと思います。

 参加者からの発言のなかには重要なものがいくつもありました。そのうち、4つほど紹介します。一番最初に手をあげたYさんは、住宅リフォーム助成制度実現を求めた請願審査についてふれ、「審査にあたっては願意を重視するのか、それとも請願団体数の多さを重視するのか」といった趣旨の質問を展開、請願団体が二つであることを問題視して(制度実現を求める広がりが少ないと判断した?)同請願を不採択とした議会の対応を厳しく批判しました。当然です。
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 Yさんはまた、決算審査のあり方についても発言、「決算議会の進め方は工夫した方がいい。これからの行政運営では、新たな行政需要が出てきた場合、既存の事業を削って進んでいくことになると思う。審査にあたっては、認定するかしないかの質疑だけでなく、事業を継続するかどうかなど委員会として、議会としての意見を出していくことが求められる」とのべました。これは私も賛成です。町議会の時には、決算審査特別委員会でこうした意見のまとめを行った経験もあります。大事なことですね。

 高田区地域協議会委員を務めているTさんの発言も厳しかった。「9月議会をみて、ふがいないと思った。合併10年計画の折り返し地点なのに、一般質問では前議長がとりあげたくらいだ。これからの5年間をどうすべきか議論すべきだった。非常に一般的な質問で終わったような気がする。期待外れの議会だった」。合併検証という視点も含め、しっかりと受け止めたいものです。

 最近、ブログで積極的な発言を続けている杉本前議員も発言しました。「合併時に今後の財政運営では(一般会計での)財政規模は950億円でいかないと運営できないとしてきた。それを大きく上回ったことをどう見ているのか」「決算審査は次に生かす視点が大事だ。決算審査の内容を本気で次に生かそうというなら審査の時期をもっと早くすべきだ」とのべました。前者については3月の総括質疑で私も訊きました。後者の提案は、先日の財政勉強会(主催はくびき野地域問題研究会)でも出ていました。出納閉鎖後、監査委員の審査があり、その後となりますので、やる気になれば8月に早めることは可能だと思います。

 

希望館で議会報告会

 やだねー、朝食べた芋の名前が思い出せません。インターネットで検索してもわかりませんでした。ジャガイモくらいの大きさで、芋というより栗に近い味がします。ホクホク感が何とも言えません。名前が出てこないので、ま、写真を載せておきましょう。

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 きょうは朝から晴れ上がりました。先日、掲載した吉川区の敬徳寺のイチョウ、いい色になりました。

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 どうです、先日より黄色が輝いているでしょう。

 市役所では原稿書きに専念しました。市政レポートの作成です。いつもより1日早いものの、消防組合の視察、議会報告会、3市議会合同研修会など書く材料はいっぱいありました。文章を書くというより、削る作業となりました。まだ、「春よ来い」が未完成です。一眠りすれば、いい文章が浮かぶでしょう(?)。

 夜は昨日に続いて市議会主催の議会報告会でした。会場は頸城区の希望館第2会議室です。議員や議会事務局をのぞく参加者は20人足らずでした。ちょっとさみしかったですね。ある議員が言っていました。「何々さんを誘ったんだけど、去年と同じやり方ならおもしろくないすけ行かんと言われてしまった」と。どういう風に改革したらいいか提案をしてほしいものです。

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 今晩の会場で、参加者から質問や意見が出たなかで印象に残ったのは、新幹線・並行在来線問題です。二人の人が発言しました。

 旧市内のNさんは、「県が入手したデータによると上越駅(仮称)に停まるのは15本だけだ。停車本数によって、駅前開発、並行在来線にも影響を与える。影響をどう議論してきたか。いまのままだと手遅れになる。議会がキチンと問題意識を持って早急に対処してほしい」と訴えていました。

 いま一人は大潟区のKさん。「新幹線駅前開発などにこれからどれくらいお金を投入するのか。そして、いくら見返りがあるのか。シュミレーションをしてほしい。創造行政研究所という素晴らしい機関があるのだから、数値的なものを出してもらい議論を」と注文がありました。

 旧市内直江津区のIさんからは、地域事業費見直し問題で意見表明がありました。9月議会やキャッチボールトークでの市長の発言を意識されているのでしょう、「地域事業は合併時の約束事だったはず、地域事業費が減らされるのは問題だ。議会としてはどのように考えているか」と質問しました。これに対して滝沢議長が、「まだ、市長とこの問題で話し合ったことは一度もない。憶測だけでコメントするのは難しい」と答えました。この答弁に納得できなかったIさんは、「みなさんは市民の代表ですので、しっかりした情報をつかみ、早く対応してほしい」と訴えていました。

 今晩の報告会では、このほかにも、「議会として行革の審議機関をつくってほしい」「パブコメの結果、中身をしっかりとチェックを」などの要望、注文がありました。全体として、質問よりもこうした注文が多かったですね。共感できるものがいくつもありましたので、しっかりと受け止めて頑張りたいと思います。

2010年11月19日

中山間地対策特別委員会の視察です

 おはようございます。静岡市のホテルからの発信です。

 昨日から市議会中山間地対策特別委員会の視察で東京、静岡へと出かけてきています。昨日は九段会館で開催された全国過疎問題シンポジュームに参加しました。総務省主催のシンポなので、政府として力を入れたものになると期待していたのですが、「まずまず」といった内容でした。

 基調講演は、地方財政審議会委員の松本克夫氏。「無縁社会から豊縁社会へ」というテーマでした。無縁社会という言葉は今年の流行語大賞にノミネートされている言葉です。松本氏によると、死んでも引き取り手がいない人は年間3万2000人にも及ぶといいます。

 松本氏は、「世の中全体、人と人の縁が薄くなってきている。人生で大事なのは人と人の出会い、縁だ。これは人生の宝。無縁は、この世で、生きて宝物を失うことになる」と警告しました。こうした事態に陥った原因については「お金の円(縁)」を追求するようになったからだと述べました。

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 話はお金の円から経済の今日の状況に及び、いま問題になっているTPPについても発言されました。「貿易自由化によってお金を豊かにしようということだが、それでいいのか」「貿易の自由化はいい面もあるが、危ない面もある。地域的に勝ち組と負け組ができる。国栄えて山河なし。負け組のところは焦土作戦と同じような状態になる。農業で国際競争力を強めようとすると、ひとつの村に農業をやる人が一人いればよくなる。これでは過疎化を進めるだけだ」などと述べ、TPPに強く反対しました。

 松本氏は、無縁社会から豊縁社会へと再出発することが求められているとして、風土を生かした地域づくり、人間の在り方が重要になってくると強調しました。そして、「まだ、村には、風土を生かすワザと知恵が蓄積されている、その点に誇りと矜持をもち、人の縁を薄くするやり方ではなく、豊縁というやり方で経済を変えられないか」と語りかけました。

静岡市の中山間地域対策を学ぶ

 朝9時過ぎから11時まで静岡市役所で視察でした。テーマは同市が策定した中山間地域総合振興計画と集落支援員活動です。

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 まずびっくりしたのは市域の広さです。南北に広がり、1411平方キロメートルもあるのです。遠いところは市役所から車で1時間半もかかるといいます。私たちの上越市では50分くらいでしょうか、これでも広すぎると思っていたのに、さらに上を行く市がありました。次に、「えっ」と思ったのは65歳以上が過半数となっている集落の数です。これだけの広さがあるのに、今年の3月末現在で、17集落しかありませんでした。上越市は70あるのです。この違いは雪が降るところと降らないところの違いでしょうか、どうあれ、どこからきているのか、正確に知りたいものです。

 広大な市域のなかで中山間地域は81%もあります。静岡市の中心部にいるとどこに中山間地があるのかと思いましたが、これも広い。そこに、「山村と都市が共生・共育するまち 静岡」という将来像を掲げて10年間の中山間地域総合計画が策定されていました。重点目標は「中山間地域集落の再生、生涯元気集落の構築」。具体的なテーマとして、①既存集落構成員の定住支援、②新たな集落住民の移住促進、③内発的発展による集落の活性化支援の3つを追求している点もよく整理されているなと感じました。計画の中でもっと詳しく知りたかったのは、「共育」の実際と「内発的発展の取り組み」。時間があれば、『NPO法人フロンティア清沢』などの訪問と調査をしたかったですね。

 同市の集落支援員は昨年度当初から4地区に4人を配置し、今年度の10月からはさらに3地区で3人配置し、合計7人。経歴は警察OB、学校の元校長、大学で事務をしていた人、地域のお茶栽培農家など様々でした。当初、「この地域ではこういう仕事をしてください」という指示を示さなかったことから、民生委員と同じようなことをしている人もいれば、農作業を手伝う人もいたといいます。そこで、今年度からは目的や業務内容などを定めた集落支援員活動マニュアルを策定し、それに基づいた活動を展開してもらっているということでした。

 静岡市を離れてから、何人かの同僚議員と話をしました。きょうの視察をさらに充実したものにするには現地視察と集落支援員との懇談をしたかったね、というのが共通の言葉でした。ここらへんは委員会メンバーで事前によく話し合えばよかったと思います。ま、そう言っても、気付いたのはきょう、市役所の担当者から説明を聞いた段階ですから、教訓としておきましょう。

 きょうは青空が広がりました。東海道新幹線は数回乗っていますが、富士山がきれいに見えたのはきょうが初めて、デッキに出て、写真を撮りました。なかなかいいタイミングで撮れないもんですね。

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2010年11月22日

上越市、「事務事業の総ざらい」評価結果を公表

 朝、議員控室で上野議員に会ったら、「中山間地基本条例、新潟日報の社説に載っていたね」と言われびっくりしました。数日前の4面に基本条例素案についての記事が掲載されたことは知っていましたが、昨日の社説、「中山間地、上越モデルをつくりたい」は見逃していたからです。社説では、条例素案の内容をコンパクトに紹介するとともに、「条例そのものは中山間地対策の基本的な方向性を示すにすぎない。重要なのはそれをどう具体化させていくかである」とのべています。そして、農地を守るための集落連携など、これまで取り組まれてきた事例を組み合わせて「上越モデル」をつくり、全国に発信してほしいと訴えています。中山間地対策特別委員会では、今回の基本条例を制定後、具体策を盛り込んだ個別条例の制定をめざしていますが、この社説を書いた人はそのことも知っているようです。委員会のメンバーの一人として、社説でとりあげてもらったことは励みになり、とてもうれしく思います。

 きょうは午前に各派代表者会議、議会運営委員会、月例議員懇談会がありました。12月議会はこの30日からはじまって、来月15日までと決まりました。私どもの議員団では24日に団会議を行い、総括質疑のテーマを決めます。連日、いろんな予定が入っていますが、議案の内容を調査する時間を最優先して確保したいと思います。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。調査の対象は、事務事業の総ざらい、第2次男女共同参画基本計画、第3次人にやさしいまちづくり推進計画の3つでした。

 このうち、1つ目の事務事業の総ざらいは、市が2011年度(平成23年度)以降に実施を予定しているすべての事業について「見直すべき点や実施の必要性等をゼロベースで検証するため」、公的関与の必要性など6つの視点を設け、「直ちに廃止」「準備期間を設けて廃止」「廃止に向けて検討」「事務内容の見直し」「継続実施」など6つの評価を行ったものです。これらの作業は4月にスタートし、8か月かかりました。きょうは、午前の記者会見で市長が最終結果を公表し、午後から議会に説明しました。

 最終評価の結果、「直ちに廃止」は、まちづくり市民大学運営事業、観光写真コンテスト事業、上越レガッタ、きらり発見じょうえつ散歩委託料、農業塾など84件、「準備期間を設けて廃止」は、個別の道路整備事業、安塚・三和・吉川の各区ケーブルテレビ運営事業及び施設改修事業、母子栄養強化食品給付事業、若者の自立支援事業、みどりの基金事業、柿崎駅前駐輪場改築工事など186件、「廃止に向けて検討」は都市整備基礎調査事業1件となりました。この他、「事業内容の見直し」が127件、「あり方の検討」が33件、「継続実施」は残りの1570件です。

 この最終評価結果の一覧は、近く市のホームページに掲載されることと思いますが、すでに上越タウンジャーナルがPDFファイルを作成し、公開しています。ご覧ください。

 9月議会で村山市長など市幹部は、今回の最終結果は上越市の中期財政見通し、来年度の予算編成にも反映させるとのべてきました。事務事業の総ざらいの作業には一般市民を入れることなく、行政職員だけですすめてきた経過があります。それだけに市民代表としての議会のチェックは重要です。ところが、お昼休みに、この重要文書が関係議員に配布され、午後1時半から調査をしてくれというのです。事前にゆっくり読む時間も保障しない、じつに乱暴なやり方です。あるベテラン議員は、「こんなのは駆け込みだ。議会軽視だ」とカンカンでした。

 私がきょうの委員会で重視したことの1つは、各区の地域事業の扱いです。

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 総ざらいの対象となった2001の事業の中には、各区の地域事業も入っています。当然のことながら、「直ちに廃止」「準備期間を設けて廃止」と評価を下したものについては地域協議会に諮問をしていくことになります。「不同意」という答申が出た場合であっても、当市の地域自治区・地域協議会の制度をつくる過程で決まっているように市長はこの答申を尊重していかなければなりません。ところが、担当部長は「尊重していきます」と明言しなかったのです。尊重していかないようであれば、全国から評価されている当市の地域自治の仕組みは崩壊していくでしょう。今後、どういうふうになっていくか注視していきたいと思います。

 なお、きょうの委員会で、合併前上越市及び13区の地域事業のうち、「廃止又は改善と評価した事業数」と「経費削減効果」の一覧の提出を求めたところ、委員会閉会後、議員に配布されましたので掲載します。

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2010年11月23日

須坂のりんご配達と議会準備

 きょうはずっと小雨でした。雨が上がったら外へ出かけようと思ったのですが、なかなか上がってくれず、車を動かしました。午前中はりんご配達です。須坂市のりんご農家から持ってきてもらった「ふじりんご」を注文者に配達するのが私の仕事。午前中に終了することを目標にお茶飲みは1軒でしかご馳走にならずに頑張りました。りんごは今年も甘さ十分で、しかも適度の酸っぱさもあります。「このりんご食べると他のものはは食べられない」と好評でした。りんご配達は来週も行います。

 午後からは議会の準備でした。膨大な資料と格闘する時間が続きました。まいったのは第5次総合計画基本計画の見直しに関する委員会資料、変更前と変更後の比較の文字が小さく、とても全部を読む気にはなれませんでした。内容的にも市政のあらゆる分野のものが書かれています。審査にあたっては、総務常任委員会のメンバー以外の人たちの審査ができる体制を提案すればよかったと思いました。3時間ほど資料を読んだら、すっかり疲れてしまいました。

 夜は、これから直江津まで出かけます。党の会議があるのです。深夜の帰宅となるかも知れないので、日記はいつもよりも早めに書きました。いまの時間に書けば、眠気もなくていいなあ。それでは、出かけてきます。

2010年11月25日

中山間地域振興条例素案で行政側と協議

 市議会中山間地対策特別委員会は本日午後、中山間地域基本条例素案について行政側と意見交換しました。行政側からは野口自治・市民環境部長、五十嵐自治・地域振興課長などが出席しました。

 最初に宮崎委員長がこれまでの経過や素案の内容について説明、その後、行政側から意見や質問が出されました。主な意見は、「前文で『市域の6割を占める中山間地域』となっているが、今後、対象地域が変わる可能性もあるので、『市域の多くを占める』としたらどうか」、「上越市独自の考え方で中山間地域を設けるならば、根拠をどう説明するか。この部分はシビアで厳格な説明が求められる」、「『中山間地域の公益的機能』についてはもっと具体的に書いた方がわかりやすいのでは」などです。

 出された意見や提案などはきょうの協議の中でもある程度意見交換しましたが、あとは、29日の作業部会で検討することになりました。

2010年11月29日

定例会直前の団会議

 ぐーんと冷えてきました。夕方には雷も鳴って、いよいよ雪おろしかと思いました。パソコンなどの電源を切り、落雷に備えました。まもなく12時になりますが、いまのところ、まだ雪にはならないようです。

 きょうは午前9時から中山間地対策特別委員会の作業部会、その後は議員団会議でした。団会議は定例会直前です。明日の総括質疑、明日の夕方締め切りの一般質問通告の内容をめぐって意見交換しました。4人でリンゴを食べ賑やかにやっていると、一人では思いつかない視点に気づいたり、間違いを発見したりします。きょうの議論では、信越本線脇野田駅移設事業をめぐり重要なポイントに気づきました。明日登壇する上野議員が質疑でどう生かすか楽しみです。具体的な内容は明日のブログで書きたいと思います。

 団会議は2時半頃終了。その後、自動車修理に出かけました。私がいま乗っている車の運転手側のガラスの上げ下げができなくなっているのです。どうやらスイッチの交換などをしなければならないようです。また、お金がかかるなぁ。

2010年11月30日

半分わかって、半分わからない

 きょうから12月議会がスタートしました。総括質疑には公明党の杉田議員、市民クラブの柳沢議員、わが議員団の上野議員、市民ネット改革の吉田議員の4人が登壇しました。

 4人全員が質疑で取り上げたのは第5次総合計画基本計画の変更についてです。基本計画なので、これまでならば議案とはならなかったものですが、1日に制定した議会基本条例で議決対象のひとつに入れたので、初めて質疑対象となりました。柳沢議員、上野議員は、「基本計画の変更にあたり、事務事業の総ざらいの結果を反映させた」としていることについて質疑を行いました。

 「半分わかって、半分わからない」。基本計画の見直しにあたって、「事務事業の総ざらい等を反映」していくということについて訊き、市長の答弁を聴いた時の柳沢議員の言葉です。議場にいたみんなが同じ気持ちだったのではないでしょうか。市長の答弁は、「この度の変更における『事務事業の総ざらい等の反映』とは、総ざらいの手法を今後、計画の運用管理に生かしていくという趣旨だ。個々の事業に関する総ざらい結果については、基本計画の中に直接反映するものではなく、今後、計画を支える主要な事業を選定する際に活用すること」というものでした。答弁を文字にして繰り返し読まないとよく理解できない内容です。市長の答弁は、別な言葉で言えば、「基本計画は総ざらいの考え方、手法を取り入れたものにしました。総ざらいの評価結果は総合計画の実施計画に反映させていただきます」ということになるのでしょう。しかし、上越市は実施計画を議会に示したことがありません。総合計画の実施段階でどうなるかを具体的に示さないからなかなか理解できないのです。論戦を聞いていたある会派の議員が言いました。「3年(計画)でもいい。実施計画を出して説明すればいいんだ」。常任委員会審査では、より具体的に質問して、具体的な答弁を求めていきたいと思います。

 きょうの上野議員の質疑では、信越本線(脇野田駅)移設事業の実施設計委託が次年度にまで及ぶことになった経過をただしました。これの答弁もわかりにくかった。

 上越市と新潟県の要請で、同事業はJR東日本が「自社線の工事として行う」ことになりました。同事業をすすめるうえで関係団体の間で覚書、協定書を交わしていますが、9月議会で私の質問に答えて市長は、「今月中には新たな覚書と協定書を締結することになるというふうに考えております。今後この新たな覚書に基づき、県やJR東日本において移設区間の詳細な技術基準や駅の設備仕様を決定し、自社線として着実に移設工事を進めていただけるものと考えております」とのべていました。ところが新たな覚書、協定書が交わされたのは11月17日と大幅に遅れました。この遅れについて問われ、返ってきた答弁は、「関係者(団体)が多かったことや全面改定することとなったため、時間を要した」という言葉でした。私の質問は9月24日です。話し合いの最終段階で予期せぬ大きな問題が出てきたならば、わからないでもないですが、理解に苦しむ答弁でした。

 そしていまひとつ、JR東日本が「自社線の工事として行う」ことになった同事業について、上越市が実施設計の委託料を払うというのも理解できませんでした。設計、工事とも上越市が負担していくことは関係者間の協議で決まっているにせよ、JR東日本が自社線工事として行うことに変更されたなかで、引き続き委託料ということで予算計上するなら、どうしてそうなるかをもっと深く説明してほしかったですね。

2010年12月01日

一般質問の聞き取り

 きょうから来週の月曜日まで常任委員会審査です。午前に一般質問の聞き取りがあり、午後から傍聴しようと思っていたところ、委員会は午前中に終わってしまいました。
 
 私の一般質問は21番目。たぶん、10日になるだろうと思います。今回の質問テーマは、地域事業費見直し、事務事業の総ざらい、市町村合併の中間評価の3つです。具体的な質問の構成は、まだ、頭の中で定まっていません。そういうなかで答弁原稿を書く職員のみなさんに質問の趣旨を説明しました。どんなことを質問するか、ざっとしゃべったところ、登壇して発言する1回目の予行演習をやった感じになりました。ただ、今回の質問テーマは他の議員もとりあげていますので、どういうしゃべりになるかは実際にはわかりません。同じことを繰り返し訊くことにはなりませんので、その日になって質問の角度が微妙に変わるかも。まさに質問は生き物です。

 午後からはデスクワークでした。市政レポートの原稿書きをしました。途中、何回も睡魔が襲い、パソコンに向かいながらいびきをかいていたそうです。というわけで、きょうは早めに布団に入ります。

2010年12月02日

うかうかしていられない

 きょうの文教経済常任委員会、JAえちご上越などが提出した、TPP交渉参加反対を求める意見書を提出してほしいという請願審査の場において、議会基本条例制定後初めての委員間討議が行われました。もちろん、テーマはTPP交渉に参加すべきか否かです。いままでも総務常任委員会などで委員間討議をやったことがありましたが、きょうのように白熱した討議にはなりませんでした。だから、きょうという日を、「上越市議会において本格的な委員間討議が始まった日」として記憶しておきたいと思います。

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 「食料の安全保障がない、日本農業を守る措置がとられていないなかで参加していいのか。なぜ、TPPでなければならないのか。韓国も反対だ」「農業生産額は全体でもトヨタ1社の半分にも満たない。マクロ的には就業者、雇用者をどう守っていくかも考えなければならない。不参加を求めることは農業の鎖国政策をとれということだ」「TPPに参加すれば国内の農産物の生産額は4兆5000億円程度減少、食料自給率は40%から13%に低下する。上越市でも条例で食料自給率向上をめざしているが、これでは壊滅する」「多角的に見ていろんな問題がある。農畜産物の自由化で全部だめになったかというとそうではない。オレンジも牛も残っている。消費者には安くて、いいものを買う権利がある」賛否両論、委員が次々と発言しました。

 そして、ある委員が「(アメリカなどが日本に参加を求める今回の事態は)開国を迫る黒船に匹敵する」と発言したことを契機に意見発表から議論を戦わせる場になりました。「鎖国と言われたがそれは違うのではないか。日本の農産物の平均関税率は11.7%、アメリカに次いで世界で2番目に低い。日本は“鎖国”どころか十分開かれている」こんな調子でしばらく討論が続きました。これこそ議会だと思いましたね。

 傍聴していて思ったのは、各委員の発言を聴くと、誰がどれだけ勉強しているかがよくわかることです。きょうのやり取りを聴いていて、もし自分が討論する立場であったなら、どれだけやれるかなと考えました。率直に言って、「これはおかしな議論だ」と思ったものがいくつもありましたが、私が説得力のある反論ができるかとなると、できないものがいくつかあったのです。忙しい、忙しいと言って勉強しないでいるとひどい目にあいそうです。頑張らなくては。

 請願審査は14日にも継続して行われることになりました。委員からは請願者を呼んで参考人質疑したらどうかという声も出ていました。これが実現すれば、さらにいい議論ができるはずです。議会基本条例は制定後初の定例議会から威力を発揮しています。ぜひ、これも実現してほしい。

 夕方、早めに地元に帰りました。リンゴの配達があったからです。途中で、すっかり有名になった泉谷のイルミネーションを撮ってきました。今年もきれいです。ごらんください。

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2010年12月06日

「一括在姿譲渡」ではなく「選択改良譲渡」を

 きょうは私の総務常任委員会でした。議会基本条例の制定にともなって今回から議案となった第5次総合計画基本計画の変更については、委員の関心が高く、2時間近い審査となりました。

 「見直しに当たっての基本的視点」として市が打ち出したのは、①社会情勢の変化への対応、②政策・施策成果の評価検証、③計画の運用管理方法の見直し、の3点です。毎年度、予算編成前に計画の進捗状況を評価・検証するというのですが、市長が言う「市民がど真ん中」という立場で市民の参加をどう保障していくのか、答弁を聴いてもよくわかりませんでした。計画最終年度の市民アンケートをとるだけなら、「行政ペースの運用管理」ということになりかねませんね。

 今後の財政運営の健全化を考えた時、土地開発公社の経営をどうするかは大きな問題です。これまでの市議会の議論の中で、同公社が合併前からかかえている負債は合併前の上越市の地域事業費を充当することが妥当ということを確認してきています。「負債はそれぞれの市町村が責任を持って清算する」という原則は合併協議の総意でもありました。地域事業は平成26年度までです。今回の基本計画の変更では、この点を意識した内容変更があるかと期待したのですが、同公社の平成26年度の土地保有額目標数値は62億円、保有額=負債ではないにせよ、負の遺産を地域事業費で解決していこうという姿勢は見られませんでした。

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 信越本線脇野田駅移設事業の設計委託に関していくつか新たな事実がわかりました。委託協定が2年にわたることになったとのことですが、現在、準備作業を進めており、協定が成立するのは来月の中旬頃といいます。また、JR東日本が設計、工事をするにあたっては、6月21日付けの回答文書の中で、直江津ー妙高高原間の路線を一括在姿譲渡するなど4つの条件をのんでもらいたいとしていますが、今回の協定では「一括在姿譲渡」条項は「移設と関係ない」(竹田総合政策部長)ことなので盛り込まれないとのことでした。きょう、竹田部長とやりとりしていて、改めて思ったのは、JR東日本からは「一括在姿譲渡」という言葉を使うのをやめていただいて、「選択改良譲渡」の検討をしてもらわなければいけないということでした。

 なお、先月22日に私が情報公開請求していた、「6月21日の信越線移設に関するJRからの回答の際の話し合いの議事録」について非公開とする旨の決定通知書が夕方、竹田総合政策部長などから手渡されました。非公開の理由として書かれていたのは、「請求のあった文書については、関係機関である県が作成した文書であり、公開することにより、関係機関との協力関係を著しく損なう恐れがあるため」。私としては、「JR東日本の経営にかかわる重要情報でも書かれていれば、その部分は黒塗りにされ公開される」そう思っていただけに予想外の回答に驚きました。「協力関係を著しく損なう恐れがある」があるという言葉がとても気になりますね。本当にそういう内容だったのかどうか知りたいものです。もうひとつ、「公開できない理由」がなくなる時期については「無」という判定でした。つまり、永久に公開しないというのです。これも納得できないものです。今後、どうするかは同僚議員等と相談して決めたいと思います。

2010年12月07日

北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃に抗議する決議

 上越市議会はきょう午前、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃に抗議する決議を行いました。この決議は、党議員団の上野議員が議会運営委員会で提案、各会派で調整して実現したものです。ただ、市政みらい(矢野学代表)は、「こういう問題は地方議会の議決になじまない」との理由で反対しました。決議は以下の通り。

 北朝鮮は11月23日に韓国の延坪島に対して砲撃を行い、韓国軍との間で交戦状態となった。これによって、韓国軍兵士2人と民間人2人が死亡、さらに延坪島の住民にも多数の負傷者が出て、住民1600人が緊急避難する事態となった。

 北朝鮮は、砲撃の理由として「韓国軍が北朝鮮の領海で軍事演習を行ったため」だとしているが、この領海の境界線については双方の食い違いがあるにせよ、砲撃を受けた延坪島と同島への航路の領有権は韓国にあることは国際法上でも明らかであり、北朝鮮自身も認めており、それを武力攻撃することは断じて許されるものではない。

 民間人が居住する島への無差別の砲撃は、朝鮮戦争の休戦協定はもとより、国連憲章にも、北朝鮮自身が当事者である南北間の諸合意にも反する無法なものである。

 上越市議会は、北朝鮮の軍事的行動を強く非難するものであり、北朝鮮が攻撃とそれによって生じた被害の責任をとるとともに、軍事行動を繰り返さないことを強く求めるものである。

 上記決議する。

 
 平成22年12月7日

            上越市議会 


 

2010年12月09日

上吉野池のハクチョウの話に感動

 おはようございます。ちょっと休むつもりで横になったら朝になっていました。一日中、座って話を聴いているだけでもずいぶん疲れますね。答弁する市長に比べれば、楽なはずなんですけれど。

 昨日も一般質問です。古澤弘議員から始まって塚田俊幸議員まで6人が保健医療福祉ゾーン整備事業、第5次総合計画、事務事業の総ざらいなどについて市長等の見解をただしました。私が通告した質問テーマは地域事業費見直しや事務事業の総ざらいなど3つです。今議会では、私よりも前に同じ問題をとりあげる人が多くて、目を離せません。昨日の質問で改めて感じたのは、国の財政政策の変更を求めることを頭に置かないと、市の財政を維持するには「行政改革」を強力にすすめ、市民サービスを切り下げることが必要だということに議論が行ってしまうということです。市政運営の根幹部分を問う時は国政も視野に入れて論じる力をつけないといけません。勉強しなければと思いました。きょうも3人ほど私と質問がダブります。この調子だと、質問準備はぎりぎりまで続くことになりそうです。

 昨日の一般質問で議場全体がシーンとして、あったかい気持ちになったのは瀬下半治議員の質問でした。この人の人間性もありますが、最近、いい質問が続いていますね。上吉野池にハクチョウたちがやってきたのは平成8年頃からです。地域の人たちはハクチョウを守る会を結成し、ハクチョウを観察し、守り、「ハクチョウの来る池」を発信していこうと頑張っています。瀬下議員は、「ハクチョウたちは5、6羽ずつまとまって家族単位で空を飛んでいます。家族を見極めるためにハクチョウたちは鳴き声で判断します。朝の6時から8時ごろまでは、近所の人には迷惑かも知れませんが、大合唱です」と紹介し、上吉野池の環境整備を訴えました。私も市役所へ行く途中、ハクチョウたちと何度も出合っていますが、今度、朝の上吉野池を訪れてみたくなりました。

 さて、時間です。これから「しんぶん赤旗」日刊紙の配達です。きょうは木曜日、市政レポートも作成しなければなりません。大忙しの日が始まります。

明日の私の一般質問は午後1時頃から

 先ほど上野議員から電話がありました。突風による被害が大潟区から頸城区にかけて発生したとのことです。大潟区犀潟から頸城区矢住にかけて竜巻が襲ったようです。上野議員は現場を回り、総合事務所にも顔を出してきたと報告してくれました。夕方から、雷、ひょう、と大荒れの天気になってきました。

 きょうも柳沢周治議員など6人が一般質問しました。通告は24人なので、明日で全部終わります。私は21番目。明日の午後1時頃になる見込みです。ただ、早まった場合、1回目の質問だけ午前中に行われる可能性があります。質問の模様は市議会ホームページでインターネット中継されます

 今晩は市政レポートの印刷など、やることがいっぱいあるので、本日の一般質問については書いている余裕がありません。悪しからず。

2010年12月10日

一般質問終わる

 議会はきょうで一般質問が終わりました。ホッと一息というところです。地域事業費見直しの質問では、地域事業の計画管理ができていなかったことがはっきりとしました。どこの課が担当していたのかさえも答が出てきませんでした。地域事業は私の後に質問した宮崎議員ものべていたように“合併時の約束事”です。約束を守れない事態となっているのに、それを陳謝もせず、新たな仕組みを作ろうというのは理解できません。ただ、全市的に見た場合、厳しい財政事情のなかで優先度を明確にしていきたいというのは理解できますので、今後の議論をしっかりとやっていきたいと思います。

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 写真はきょうの質問の時のものです。これはたぶん、質問の前に吉川区内にある長峰温泉「ゆったりの郷」を紹介している時のものでしょう。この後の質問では厳しい表情に変わります。

 突風被害は予想以上にひどいものでした。市役所に来る時に、被害が出たところの一部を見てきました。被害が出た場所の中でいちばんひどいのは上野議員の地元です。被災された人たちの要望を聴いて、対応したいと思っています。写真は、防災局からもらった地図です。突風が動いたところがわかります。

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2010年12月13日

中山間地域振興基本条例(案)を議長に提出

 きょうは中山間地対策特別委員会がありました。特別委員会としての中山間地域振興基本条例(案)をまとめる会議です。対象集落の指定をめぐり、関係区の委員から「何々新田」と「新田」がついているのはどうしてかなど具体的な質問がいくつか出たほかは、先日、作業部会がまとめた内容で合意しました。ようやく一区切りです。この(案)は議長に提出しました。

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 今後は全議員への説明を行い、修正意見があれば、手直しをしたうえで市民説明会、パブリックコメントへと進みます。今回の条例は基本条例であり、特別委員会では、この他、支援対象となった集落への具体的な支援施策を盛り込む個別条例の制定もめざしています。来年2月の市民説明会までにどんな個別条例にしていくのかについても議論していくことになりました。

 これまでの条例検討の経過や内容については市議会のホームページに掲載してあります。ぜひご覧ください。

 きょうは午後から議員団会議でした。15日の討論内容について議論した後、議員団ニュースの編集、新年度予算要望のあり方などについて検討しました。

2010年12月15日

12月議会最終日

 朝からみぞれになり、市議会本会議が始まる頃には本格的な雪となりました。今年の初雪です。タイヤ交換は終わっているので心配していないのですが、切ないのは新聞配達に時間がかかること。明日の早朝配達までに落ち着いてほしいものです。写真は議員控室から見た雪の風景です。

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 きょうは12月議会の最終日です。午前に議案関係は終わりました。私たち議員団が今定例会で唯一反対したのは、市の第5次総合計画基本計画の変更についてです。討論には、久しぶりに私が立ちました。反対の理由としてあげたのは、①事務事業の総ざらいの手法を計画の運用管理に導入することにより、政策・施策の評価検証が行政主導になること、②基本計画の運営管理に事務事業の総ざらいの手法を反映させただけでなく、明らかに評価結果に基づく記述変更とみなされるものがあること、③人権尊重・非核平和の推進に関して。今回の変更で、これまでの「市民一人ひとりの基本的な人権が保障されるまちづくりをすすめるため」という記述が、「人権問題に対する正しい理解と認識を深めるために」と変更されたこと。これは、人権尊重を考えたら、明らかな後退です。そして④、土地開発公社の負債を地域事業費で整理することについての消極的な姿勢の4つです。

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 もうひとつ、注目の出来事がありました。JAえちご上越などから出されていたTPP交渉参加はやめろという意見書を出してほしいという請願は継続審査ということで本決まりしました。その後が賑やかでした。「将来に希望の持てる農業政策の確立に関する決議」をしようと一部の人たちが動き始めたのです。各派代表者会議で、「貿易自由化の議論を進める前に」農業政策の確立を求めるといった、交渉参加を前提にした文面を変更するよう迫ったところ、修正され、全会一致でこの決議は採択されました。でも日本農業、地域経済を守っていくにはTPP不参加の決議の方が価値があると思います。

2010年12月16日

クセ

 妻のところに宅急便で化粧品が届きました。たったひとつのビン入り化粧品ですが、包装は大がかりで、割れないようにクッション材を入れてありました。

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 見たことがあるでしょう、これは。このクッション材、じつは、私は大好きなのです。これを手にすると、空気の入った小さな袋をつぶしたくなるのです。始めたら、もう止まりません。最後のひとつまで、プツン、プツンとやってしまいます。これはもうクセですね。

 きょうは午前中、たまっていた雑用をいくつもこなしました。日中は青空も広がって、とてもいい天気になりました。写真は吉川コミュニティプラザです。

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 もう一枚、ごらんいただきましょう。お昼頃の米山です。

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 午後からは市政レポートの原稿書きでした。一般質問のやりとりの一部を紹介しようとインターネットで中継録画を繰り返し見ました。自分の映像を見るのはあまり気分のいいものではありません。答弁への切りかえしが不十分であったり、こちらの主張がなかったりと悪いことばかり目に入ってしまいますから。でも、何とか仕上げました。

2010年12月27日

地域事業費見直し問題などで市民懇談会計画

 朝早くから市役所へ行きました。生活相談で2人の方と会うことになっていたからです。それと、議員団会議の準備もありました。

 10時からは中山間地対策特別委員会の作業部会でした。中山間地域振興基本条例素案について、全議員への説明会で出された注文やその後、会派新政などから寄せられた意見の検討を行いました。条例前文に飲み水のことについても触れてほしいとの注文には、私の方で「大地にしみ込んだ水は命の源です」などと書いた修正案を用意し、検討してもらいました。元々の案文は中山間地域で生きてきた人間の中山間地域に対するイメージをもとに文章のリズムを意識して書いたものです。それに修正をかけるというのはなかなか難しいですね。

 条例素案については行政側からもいくつか注文や意見が寄せられているとのこと。来月の中旬に再び作業部会を持ち、その後、特別委員会、全議員説明会と続きます。きょうはその後の市民説明会の日程についても協議しました。市民説明会は2月中旬、福祉交流プラザ、吉川コミュニティプラザなど市内8か所で行います。

 午後からの議員団会議では午前中の作業部会について報告し、検討してもらいました。この他、党議員団主催の市民懇談会についても決めました。1月19日(水)午後6時半から高田の福祉交流プラザで、1月21日(金)は同じく午後6時半から頸城コミュニティプラザで行います。テーマは事務事業の総ざらいと地域事業費制度の見直しなどについてです。大勢の市民のみなさんのご参加をお願いします。

 午後3時過ぎからは市長への予算要望でした。昨年に続き、日本共産党上越地区委員会の伊藤委員長と党議員団全員が参加しました。要望は雇用と中小業者を守る対策、地域事業費など7つの柱で82項目に上ります。要望書を手渡した後、20分ほどではありましたが、村山市長と、子宮頸ガンワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの接種のこと、住宅リフォーム助成、TPP問題、公契約条例などで和やかに懇談しました。きょうの懇談での市長の話を総合すると、新年度予算ではかなり思い切った新事業が出てきそうな気がしました。写真は懇談の様子です。

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2010年12月28日

御用納めの日

 うれしいですね、この天気は。朝、市役所へ向かう時、妙高、火打、焼の三山は輝いていました。写真は上吉野で撮ったものです。左手前のカヤは小正月のサイの神用のものでしょう。きょうの景色に似合います。

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 今年最後の会議は各派代表者会議でした。新年度の議会予算について協議しました。党議員団からぜひ実現をと出しておいた委員会審議のインターネット中継については、来年度、議運などで検討していくことになりました。カメラなどの器具をそろえるだけで数百万円かかりますが、本会議だけでなく、委員会もインターネットで公開されれば、議会基本条例でいう市民に開かれた議会づくりにも大きく貢献するはずです。

 きょうは御用納め。市役所関係はきょうで休みになるので、「しんぶん赤旗」の新年号の配達をしました。ただ、市政レポートの作成はこれからですので、間に合いませんでした。次号の配達の時に折り込みますのでお許しください。

 年末の土壇場で生活相談が一つ解決しました。ずっと心に残っていたものだっただけに、一区切りついたという気分です。よかった、よかった。来年もこの良い調子でいきたいものです。

2011年01月17日

追加経済対策で40億円

 朝6時20分に家を出ました。一限から授業があるという妻を職場に送るためです。道路状況によっては2時間くらいかかるという想定で出発したのですが、一部ででこぼこ道となっていたほかは除雪状況はよく、1時間15分ほどで着きました。

 きょうは市役所で議員団会議をやり、その後、地区委員会事務所で仕事をしました。議員団会議は24日の臨時議会の議案の検討と19日の市民懇談会の準備です。

 臨時議会には一般会計補正予算など補正予算8件と上越人材ハイスクール条例の一部改正の合計9件の議案が提案されます。このうち補正予算は一般会計と特別会計を合わせると40億円を超えます。補正の中身は追加経済対策が中心です。保育所のエアコンなど各種修繕工事、学校耐震化などの地域活性化で17億6345万円、市道改修、公共下水道幹線・枝線整備事業などの社会資本整備で19億167万円、子育て、医療等の強化(子宮頸がんなどワクチン接種緊急促進事業)で2690万円、小中学校大規模改造事業など市独自の事業で3億2613万円となっています。エアコン整備や子宮頸がん予防ワクチンなど、これまで市民から求められていたものがいくつも盛り込まれました。

 議員団主催の市民懇談会は、こちら側からの報告は短くし、できるだけ市民の皆さんの意見や要望を聴く時間を多くしようということになりました。4人の議員がそれぞれ3~4分にまとめて報告をするというのですが、この時間制限を守るには準備をしないと。明日、どこかで時間をつくらなければいけません。

 きょうはめずらしく3食とも外食でした。朝飯は焼き魚定食380円、昼飯は市役所で定食520円、夕飯は味噌ラーメン650円。家に帰ったのは午後10時半ちょっと前でした。

2011年01月19日

地域事業費制度の見直しなどで市民懇談会開催

 中山間地域振興基本条例素案を発表して以来、議会全員協議会や行政などから意見や注文が出ています。「前文に水源保護についての記述を」「中山間地域の振興にかかわる施策についての年次報告は実施状況についても書いた方がいい」「対象区域の基準を明確にしてもらいたい」などかなりの件数になりました。これらについてはすべて中山間地対策特別委員会の作業部会で検討し、その後、委員会で議論しています。きょうはその委員会でした。作業部会でだした検討結果はほとんど了承されましたが、なかには委員会での議論で修正されるものもあります。条例の策定作業というのはたいへんですが、議論によってより良いものになっていくのがわかるのでとてもやりがいがあります。

 夜は党議員団主催の市民懇談会でした。テーマは事務事業の総ざらいと地域事業費制度の見直し問題です。10数人の市民の方から雪の中、参加していただきました。ありがとうござました。

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 懇談の中では、「事務事業の総ざらいをすることになった背景には地方交付税の削減など国の財政運営もあるのではないか。これとの関係をどのようにとらえているか」「今回の市のやり方で上越市の地域自治が試される。地域自治、地域協議会の制度があってよかったと思う」「木浦市政ではまがりなりにも地域事業を守ってきた。地域事業費制度の見直しは、13区で使うべきお金を新幹線駅関連整備に注ぎこもうとするものだ」「村山市政になって、大型公共事業抑制基調をひっくり返し、大型公共事業推進に切り替わってきたのではないか」「シニアパスポートの廃止は介護予防など行政が負っている責務から手を引くことになると思う」などの発言が相次ぎました。これらについては議員団会議で検討し、今後の議会活動に生かしていきたいと思います。

 家に戻ったのは9時半過ぎでした。雪が降り続き、車の腹がするほどになりましたので、また除雪機を動かしました。明日の朝までにかなり積もりそうです。

2011年01月24日

40億円の追加経済対策関連予算可決

 きょうは臨時議会でした。総額40億円余の追加経済対策で街灯修繕、側溝改良など市民生活に直結する細々した仕事から学校の耐震化工事など大きな仕事まで予算に盛り込まれました。市内の経済状況は、「全体として緩やかに回復しているものの、鈍化してきており、好転し始めた製造業も円高の影響を受け伸び悩んでいる」(村山市長)というのが実態です。市は今回の対策を講じる中で、仕様書で発注出来る工事の上限額を130万円から500万円まで広げるなどの改善措置をとることにしました。今回の対策が少しでも地域経済の好転につながってくれればと思います。一般会計補正予算など関連予算は全会一致で可決されました。

 議案の審査にあたって市が議会に提出した資料は、通常の委員会資料のほか、「追加経済対策の概要」「追加経済対策事業一覧表」だけでした。文教経済常任委員会で小関議員が指摘したように、今回の経済対策を提案するにあたっては、これまでの取り組みの総括や市内経済状況などについての資料も出すべきだったと思います。私も総務常任委員会で、「今回の対策がこれまでの経済対策の延長線上にあるなら、12日の経済対策本部で出した関連資料も出すべきだった。新年度予算でも当然、経済対策が盛り込まれることと思うが、検討してほしい」と注文しました。3月議会では、この点、配慮されることを期待したいと思います。

 総務常任委員会では消防施設について質問しました。今回の補正予算では防火水槽の漏水修繕などを実施するための施設管理費で1566万円、消火栓を多雪式に改良する経費など施設整備で2306万円計上されました。私は、「多雪地帯で大雪になっても消防施設がちゃんと使えるように施設を改良していくことが大事だ。例えば防火水槽は(積雪時に容易に吸水できる)サクションパイプを取り付けていく必要がある。こういうものが必要な個所は何か所あって、どこまで整備されているか」と質問しました。残念ながら、担当課ではこういう数値をつかんでいませんでした。市では昨日、大雪災害警戒対策本部を設置しています。今回の質問を契機に、消防施設についてもいっそう目を向け、多雪地域での消防施設の改良を大きく前進させていただきたいものです。

2011年02月02日

二七日法要の日に

 義父の二七日(になのか)法要の日。妻に車を貸したので、電車で市役所へ行きました。1件の生活相談を受けた後、徒歩で五智の党事務所へ向かいました。約40分歩いてわかったのは、歩道の除雪が間に合っていない実態があることでした。

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 車道の雪が歩道になだれ込み、一人歩くのがやっとというところもありました。歩道を歩く人はどんな人かと考えました。足の不自由な人、高齢の人であれば、歩ける道ではありません。

 正午過ぎに市役所に戻り、4時頃までパソコンに向かいました。書かねばならないものがいくつもあったのに、歩き疲れてなかなか集中できません。早めに市役所を出て電車に乗り、柿崎からはバスに乗って帰ってきました。

 バスに乗るのは久しぶりです。柿崎のバスステーションの待合室には丸ストーブが置いてありました。このストーブは親しみを感じますね。

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 市役所そばの春日山駅から柿崎駅までの電車代が400円、柿崎のバスステーションから私の地元までのバス代は350円です。所要時間は、1時間15分くらいでした。自家用車では所要時間は35分ですので、倍の時間がかかりますが、電車の中で1冊の本を読んでしまいました。たまには電車とバスに乗ってみるのもいいものです。

2011年02月15日

市民との意見交換会

 上越市議会は昨年11月に議会基本条例を制定し、そのなかで市民のみなさんとの意見交換会を開催して、そこでお聴きした意見や提案などを市政に反映させる仕組みをつくりました。その「市民との意見交換会」が昨日、きょうと市内の3会場で行われました。議会基本条例に基づく「市民との意見交換会」は今回が初めてです。

 私は今晩、浦川原区のコミュニティプラザで開かれた「市民との意見交換会」に参加してきました。参加者は議員、市役所職員も入れて20数名。そのうち一般参加者は6人でした。今回の意見交換会でテーマとなった地域活動支援事業では、「たいへん多くの人たちが関心を持ち、よかった」「この事業でこれからの浦川原区の方向性が見えてきた」と評価の声が出ました。注目したのは、Fさんの「地域活動支援事業は単年度で切れることを想定してつくってある。ひとつの取り組みを始めたら、自立できるまで補助してもらいたい。継続して事業がやれるよう制度設計してほしい」という発言です。これは同区内で結成された「お達者クラブ」による医療機関への送迎活動を念頭に置いたものでした。今後、この発言が課題調整会議、政策形成会議でどんな形で議論され実って行くか、発言をした人はもちろんのこと、聴いていた人も見ていくことでしょう。実れば、市議会の評価は高まるはずです。

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 家に戻ったら「しんぶん赤旗」日曜版編集部からファックスが届いていました。先日、大島区と吉川区で取材してもらった豪雪地帯での暮らし、豪雪対策などの記事が20日付の日曜版に掲載されるといいます。文章も写真付きでコンパクトにまとめてあり、とてもいい記事になっていました。日曜版が到着する木曜日が楽しみです。宣伝紙をいっぱい取り寄せ、多くの人たちに読んでもらおうと思います。

2011年02月16日

中山間地域振興基本条例素案で市民の意見を聴く会

 青い空が広がりました。午前も良かったけれど、午後がまた最高でした。今冬で一番の天気だったのではないでしょうか。大島区や安塚区では布団を干していた家もありました。午後からの行動では、同僚議員の車に乗せてもらいました。私の車の中にデジカメを忘れてしまい、午後の青空は撮ることができませんでしたので、午前の写真をごらんください。まず、柿崎区内の県道新井柿崎線脇で撮った写真です。

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 防雪柵の影が雪の上に映っているのがおわかりかと思います。午前8時頃だから撮れる写真です。次は大潟区内潟田付近の市道から見た頸城三山です。手前の雪原は田んぼ。ここに立つといつも思います、上越市はコメの大生産基地だと。

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 きょうは午前に選対会議に出席。午後からは中山間地域振興基本条例素案についての市民の意見を聴く会でした。大島区と安塚区で開催しました。意見を聴く会では、私は記録係です。右手薬指を傷めているので入力ミスの出やすい状態でしたが、何とかパソコンで記録をとることができました。

 大島区会場では約40人の方々が参加してくださいました。説明後の意見交換では、「条例制定後、どうなるのか聴かせてほしい。条例が出来たことによって、どれだけ目を向けてもらえるのか」「一般的に条例の制定は行政がやるのが通例。議会が取り組むことを評価する。農地は高齢化が進み、守り切れない。平場のみなさんから山間地を理解してもらわないといけない。この点、要望する」「公益的機能とは何ぞやというところを深めてほしい。中山間地だけ助けてくださいではだめ。自分たちが何かをしなければならないという点が弱いのではないか」「大事なところは、実際、図を書いてもらって、このへんで議会提案をするという図式を書いていただくとわかりやすいのでは」など次々と質問、提案が出ました。

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 私の従兄も発言してくれました。「議会側の提案はいい。昨年の大干ばつ、強かった。中山間地が一番ひどかった。肥料不足だったというデータが出た。議会はまず、現場に出てよく見てほしい。雪は暖冬多雪型だ。最高で4㍍60㌢降った。現場で出てきてもらえばわかる。うちがすっぽり埋まっているところもある。高齢者の生活状況、道路除雪など対応遅いと思う」。「議会はまず現場を見よ」という発言は出席していた滝沢議長などの心に強く訴えたようです。安塚区会場での開催まで時間があったので、議長は、私と地元の岩野議員とともに大島区田麦、竹平の雪の状態を見てきました。

 安塚区会場では約30人の出席でした。ここでもたくさんの意見や質問が出ました。「条例制定は良いことだが、すでに遅きに失している。現実に農業者がいなくなって、兼業でないとやっていけない。そこを考えていただきたい」「安塚も雪が多い。雪対策についてあまり触れられていないのではないか。雪との共生を盛り込んでほしい」「漠然としている。きれいごとに思える。中山間地では商人もいれば、工業の人もいる。これらの人たちが農業の人たちと一緒になっていかなければ発展していかない。連携が必要だ。農業だけではない。中山間地全体を考えて条例を考えてほしい」など条例素案に直接関連したものだけでなく、TPP問題や北陸新幹線開業後のほくほく線のあり方の問題でも注文が出ました。勉強になりましたね。

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 中山間地域振興基本条例素案についての意見を聴く会は明日は中郷区(はーとぴあ中郷。午後6時半から)で、明後日は吉川区(吉川コミュニティプラザ、午後6時半から)で開催されます。ぜひ出席してご意見を聞かせて下さい。


2011年02月17日

中山間地域活性化研修会

 午前は私の弟と同級生の人の葬儀でした。誰よりもふるさとの山を愛し、まじめに仕事をしてきた人でした。カメラが好きで、気に入った写真があるとすぐに現像して渡してくれました。私の市政レポートでも何枚か使わせてもらったことがあります。喪主を務めた若い息子さんが父親についてしっかり語り、母親への想いも語ってくれ、涙が自然と流れ落ちました。ゆっくり休んでほしいと思います。

 午後からは市が主催した中山間地域活性化研修会でした。静岡県浜松市天竜区のNPO法人「夢未来くんま」副理事長・大平展子さんの地域づくりについての講演、新潟大学の斎藤順さんの講演を聴きました。
 
 このうち、斎藤さんの講演は、国の中山間地直接支払3期対策にも影響を与えた上越市の取組について語られ、集落間連携の取組について踏み込んだ整理をしていて注目しました。講演の中で、きょうは新潟市でTPPについて講演されていた伊藤亮司さん(新潟大学農学部)の「櫛池の中の梨平集落」についての分析も紹介されました。同集落は2度ほど訪ねたことがありますが、集落中央部にある「屋号入り案内図」を見た途端、この集落は一味違うと直感したものです。「危機感バネ+少数精鋭の合意形成の速さ」「一見にぶい集落だが、内部に多くの宝が眠っている」。興味深い分析でした。

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 研修会の最後は市役所笹川肇農業振興課長が「集落間連携の推進方向について」(素案)説明しました。連携体制を構築し、いまある条件の中で最大限できることに取り組んで地域を守っていく。国県事業などの有効活用、地域のことを考える団体などとの新たなつながりの構築などが提起されました。上越市の集落間連携は様々な困難を抱えていますが、もう一段、階段を上がって行くなと感じました。

 夕方の6時半からは中郷区で中山間地域振興基本条例素案についての市民の声を聴く会でした。20数人の人が参加し、意見をのべてくださいました。主な意見は、「大綱で対策を定めたら、議会としても進行具合をちゃんとチェックしていっていただきたい。絵にかいたモチにならないように」「対象となっている地域は地滑り地域、土石流地域が多い。自助、共助として何をやっていくのか(考える必要がある)」「今回開催されない地域でもこういう会を開いてほしい」などでした。

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 明日は午後6時半から吉川コミュニティプラザです。ご都合のつく方はぜひ参加してくださいますようお願いします。

2011年02月19日

吉川区でも「市民の意見を聴く会」

 おはようございます。昨晩はパソコンに向かうことなく寝てしまいました。朝早くから市政レポートを作成し、印刷、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達、会議と続きました。人間の体は正直ですね。寝不足の時は信号を送ってくれるし、疲れればぐったりします。

 昨日の午後は上越地域消防事務組合の議会でした。2010年度の一般会計補正予算や新年度一般会計予算は第12次組合消防整備計画に基づいて編成され、関連議案とともに全会一致で承認されました。

 続いて行われた全員協議会では2010年の「火災・救急・救助の概況」が報告されました。火災発生件数は前年と同じで63件、2年連続で過去10年で最も少ない年となりました。救急出動、救急搬送は前年よりも増加し、「59分52秒に1回の割合で救急隊が出動」しています。救急出動の中で注目したのは労働災害による出動件数が前年の1.6倍(76件だったのが121件に)に急増したことです。この原因は「道路上での熱中症が多発したことのよる」ということでした。仕事で車を運転していたのでしょう。それにしても昨年の猛暑の影響はこんなところにも出るんですね。

 夜は吉川コミュニティプラザで、中山間地域振興基本条例素案について市民の意見を聴く会でした。参加者は吉川区、柿崎区が中心で、20人ほどでした。

 説明後、参加者からは、「条例を決めて提案するだけで、これを決めて、何々をするという段階ではないということか。県や国への働きかけの方向性はどうか。(困っている人たちに)救いの手を差し伸べるという将来的な手立てはないのか」「山間部で古い家屋を買い求めた地区外の方が大雪の対応ができずに潰れそうな感じの家があった。地区外から入ってこられる人たちには生活上のアドバイスが必要だ」「実態調査をこまめにやっていただく必要がある。議会でもやった方がいいのでは」「若い者が平場に下りて、年寄りだけが残るというのは姥捨てだ。このまま現在地に住み続けたいとする世帯が(前回調査よりも)増えていることは手放しで喜べる数字ではない」「コミュニテイが希薄化そのとおりだ。集落の高齢化にともない、市民が行きたいところに自由に行けることが第一歩だ。提案したい。安心安全、健やかなまちづくりにはまず人づくり、リーダー作りだ」などの質問、意見、提案が出ました。いずれも貴重な発言だったと思います。

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 市議会がこうした市民の意見を聴く会を吉川区で開催したのは今回が初めてでした。取材でカメラを回していた有線放送のSさんが、「いやー、新鮮でした。他区の議員さんの発言をこんなに聴けるなんて…」とのべていました。昨日の会の模様はケーブルテレビ2チャンネルで放映されますので、お楽しみに。

 昨日の新聞配達でわかったことですが、気温の上昇に伴い雪がくずれやすくなっています。雪崩発生危険個所を通られる方は特に注意してください。写真は大島区板山地内です。

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2011年02月21日

市議会広報広聴委員会の報告

 市長による新年度予算案についての説明、代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会、日韓議員連盟総会と続きました。

 新年度予算案についてはよく読んだうえでコメントしたいと思いますが、これ以外のことでぜひ書いておきたいと思ったことは、「市民と議会の意見交換会」についての広報広聴委員会の報告です。議会基本条例制定後初めて実施した「市民と議会の意見交換会」について内山委員長が議員懇談会で報告しました。

 今回の「市民と議会の意見交換会」は地域活動支援事業をメインテーマにして2月14日、15日の両日、公民館高志分館など3会場で行われました。出席した市民は合計で33人と少なかったものの、出された意見は貴重なものでした。「主な意見」として報告された意見は、「単年度事業となっているが、地域としては4年間を通じて事業を行うことで効果を出していきたいと考えている。継続事業を認めてほしい」「高齢者の医療機関への送迎サービス事業は、地域活動支援事業として継続していくのではなく、1~2年の活動状況を見たうえで、市として制度化した事業としてほしい」など4項目でした。これらは今後、市議会課題調整会議、政策形成会議で検討されていくことになります。市議会の頑張りどきです。

 内山委員長はまた、「市民と議会の意見交換会」について市民から寄せられた声についても報告しました。「内容がわかりずらい」「身近な問題をきさくに語れる場にしてほしい」「発言者が特定の人に限られている」というものです。こうした声を参考にして意見交換会の運営をどう改善していくか検討する必要がありますね。

2011年02月22日

総括質疑の準備

 昨日、新年度予算案が発表され、関連議案も明らかにされました。これらの審議は1日から始まります。しかし、質問通告は総括質疑に関しては24日まで。わずか4日間しかありません。今議会は私が登壇することになっていますが、時間があまりないので、4人で手分けをして質疑の準備をすることにしました。

 きょうは午前に議員団会議を開き、提案理由を読み合わせ、若干の議論をしました。質問項目も予算編成の基本など3つほど用意しました。明日も半日使って議論する予定です。明後日からは常任委員会の準備もしなければなりません。ところが、25日に私の所属する総務委員会を開催するというのです。しかも、その内容は新年度予算とも大いにかかわりのある地域事業費制度についてです。日程がとれずにここまで来てしまったというのが委員長の言い分でしたが、定例会の直前開催は理解できません。きょうも、市長を支持してきたベテラン議員の一人が「こんな時期に開くなんておかしい。おまんはどう思うか」と声をかけてこられました。当然だと思います。

 午後からは選対でした。県議選まであと1カ月余りです。議会と選挙を同時にやっていかなければなりません。しっかりと計画を立て、一つひとつ、やっていきたいと思います。

2011年02月23日

Sさんの葬儀

 午前はSさんの葬儀でした。Sさん宅はわが家の親戚筋にあたり、吉川区在住時にはいろいろとお世話になった方です。「春よ来い」の第68回「操作番号」のなかでも登場してもらいました。お連れ合いを2年前に亡くされていましたので、さみしかったことだろうと思います。Sさん宅はわが家と同じ真宗大谷派ですが、葬儀の冒頭、東本願寺の安原晃・宗務総長の弔辞が読み上げられました。宗務総長の弔辞を聴いたのは初めてでした。葬儀が終わった時、関川水系土地改良区の前理事長の太田さんと久しぶりに言葉を交わしました。Sさん宅は太田さんとも太いつながりがあるとは知りませんでした。世間は狭いですね。

 葬儀が終わってから市役所へ。お昼過ぎまで中山間地対策特別委員会の作業部会が行われ、先日の「中山間地域振興基本条例素案について市民の意見を聴く会」で出された意見にどう対応するかなどを話し合いました。今後、3月議会中に特別委員会を開催し、パブリックコメントにかける案づくりをしていくことを確認しました。午後からは議員団会議でした。総括質疑でとりあげる項目について話し合いましたが、新年度一般会計予算、国保特別会計予算を中心に質疑をすることにしました。明日も議員団会議を行い、質疑について深めていくことにしています。

 母のつくった干し柿が食べ頃を迎えています。今年は1月の気温が低かったことなどもあって、甘味が十分で、実の締まった干し柿が出来上がりました。

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2011年02月24日

「質問取り」で職員と議論

 午前は議員団の議案勉強会、午後は総括質疑の「質問取り」でした。夕方、選対ニュース届けをした後、地元の商店、モンマートカドヤで1缶105円の発泡酒(のどごし生)を購入しました。疲れをとるつもりで一缶だけ飲んだのですが、それだけで11時近くまで眠ってしまいました。久しぶりの発泡酒、ききましたね。

 総括質疑の「質問取り」では、地域事業費制度や今回の予算編成で職員とだいぶ議論しました。議場や委員会室では言えないこともかなりしゃべったので、本番でうっかり発言をしないか心配です。今回の新年度予算編成では、行政側が行った事務事業の「総ざらい」最終評価結果とは違った対応をしたものがあることを初めて知りました。職員だけの行政評価のやり方には賛成しかねますが、職員もいろいろと苦労していることもわかりました。あとは質疑の内容をよく整理し、本番にのぞむだけですが、土日はすでに予定がびっしり。いったいどこで時間を作ればいいのかと悩みます。

 今週の市政レポートは、発表された新年度予算、吉川区総合事務所の地域別懇談会など書きたいことがいっぱいあります。明日の朝、がんばって作成したいと思っています。今号は1490号、これまであまり意識していなかった1500号到達が見えてきました。到達は5月8日の予定です。到達後、これまで発行を支えてくださった人たちとささやかな祝賀会をしたいと思っています。

2011年02月25日

総務委員会で地域事業費制度見直し問題議論

 今年度の上越市政のなかで一番大きな問題となりそうなのが地域事業費制度の見直し問題です。合併前上越市における地域事業が、14市町村の合併時に約束した事業費配分額を超過しそうになってきたことなどから村山市長は同制度を見直したいとして各区地域協議会などに説明してきました。きょうはこの見直し案が総務常任委員会に示され、質疑が行われました。

 私は、「昨年の9月議会の一般質問や市民とのキャッチボールトークで、村山市長が見直し理由の第一に挙げてきたのが合併前上越市における配分額超過問題だ。どうしてこうなったかを点検するために、合併前上越市の地域事業の一つひとつがどうなっているか、金額の変遷を含め包み隠さず明らかにすべきだ。そこから議論は前に出る」と訴えました。遅くとも3月議会の総務常任委員会開催までに提出するよう求めましたので、どう対応してくるか注目したいと思います。また、地域協議会などに配布された資料には、土地開発公社問題の記述など誤解を招くものがあるとして修正を求めました。

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 きょうの委員会では残念ながら13区選出の4人の議員しか発言しませんでした。合併前上越市選出の議員からも積極的な発言をしてほしいものです。

 きょうは雨が降って、霧と呼んだらいいのか、多く発生し、車を運転していてもライトをつけないと走ることが出来ませんでした。写真は大島区板山です。まだ、2メートルを超える雪が残っていて、ひんやりしました。

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 最後にひとつうれしいことがありました。先日、「春よ来い」に書いた「動物たちの足跡」を子どもたちに朗読してあげようと思うがいいかとの問い合わせをいただきました。もちろん、ご自由にどうぞと答えましたが、ありがたいですね。

2011年03月01日

3月定例議会スタート

 きょうから3月定例市議会がはじまりました。きょうは市長の提案理由の説明の後、飯塚議員など4人の議員が総括質疑を行いました。

 最初の飯塚議員の質疑で注目したのは、事務事業の総ざらいで「真に必要なサービスが低下する懸念はないのか」という部分です。村山市長は、「市民に影響はない」と言い切りました。これは今後、常任委員会で個別の事業についてどうなのかチェックしていく必要があります。また、同議員は、「(市役所職員だけではなく)市民を巻き込んだ総ざらいでないといけない」と指摘しました。まったく同感です。村山市長は、なぜ、最初から市民を入れなかったかについて、全国各地で行われた事業仕分けにふれながら、「そうすると混乱が出るだろう。まずは第一弾として(市役所職員だけで)やった」と答弁していました。総ざらいは、今後、毎年実施していくことが総合計画の基本計画などで明らかにされています。市民が加わった評価の仕組みにできるかどうかが問われます。

 事務事業の総ざらい、地域事業費制度の見直し問題で村山市長が繰り返し述べていたのは、「説得ではなく、理解していただくことが大事」ということでした。一般論としてはそうですが、市が示している見直し案にノーという強い声が多い場合は撤回する勇気も必要です。市長からは「しっかりとした情報公開と説明責任を果たすことによって上越市の将来がある」との発言もありました。この点は、まさしくその通りだと思います。きょうの市長答弁では、ずいぶん思い切った発言がされていましたね。例えば、保倉川放水路問題や廃棄物処分場建設問題では、「これまでの行政がとってきた不誠実な対応が問題だった」とのべています。これは反省を込めた発言かも知れませんが、交渉相手となる人たちへの率直なメッセージとなるでしょう。

 私の総括質疑は明日の2番です。時間は早ければ午前10時40分ごろから、遅くとも11時には私の番がくるはずです。地域事業費制度、国保税引き上げ、繰越明許費の設定などで質疑を行います。インターネット、上越ケーブルビジョンで見ることが出来ます。
 

2011年03月02日

国保税滞納額、過去最高水準の12億8000万円に

 きょうは総括質疑の2日目でした。私の登壇は2人目、地域事業費の配分額を意識して予算編成したかどうか、国保税の改定にあたって国保加入者の生活状況をどう捉えているか、繰越明許費の設定は地方自治法の定めに従い、しっかりと対応したかなどをただしました。私のきょうの総括質疑は、問題点を深く掘り下げる点で不十分だったものの、この後に続く常任委員会審議に役立つ視点をいくつか提供できたのではないかと思います。

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 新年度予算編成にあたり、主な廃止・見直しとした109事業のうち、92事業は「事務事業の総ざらい」の最終評価結果に基づいたものとのことでした。残りの17事業のなかには、平成2010年度をもって事業が終了するため総ざらいの対象としなかったものや、「継続実施」と評価した事業でも予算編成の過程で所管課が独自に見直したもの、さらに「廃止」と評価としたものの実施手法などの工夫によって、「見直し」をした上で実施することで事業効果が見込まれると判断したものがあることが初めて明らかになりました。

 国民健康保険税についての答弁では、2010年度決算見込みで、加入者の営業収入、給与や年金収入等の減収により、1人当たりの課税所得が前年度比6万8000円、12.0%の減となる見込みであることが明らかにされました。また、滞納額は、滞納繰越分を含めて過去10年間における最高水準の12億8千万円になると推計されるとの答弁がありました。国保加入者の生活がいっそう悪化していることを裏付けるものとなりました。

 2010年度一般会計補正予算では、繰越明許費の設定について原則的な対応がされたかどうかを問い、緊急経済対策として予算付けされたものが効果を発揮しているかどうかを確かめようとしました。時間があれば、現段階の発注率、3月末段階での発注率見込みなどを聞けばよかったなと思っています。これらについては常任委員会のなかで明らかにしていきたいと思います。

 きょうは本会議が早く終わったので、明るいうちに地元に戻り、「しんぶん赤旗」の集金などの仕事をしました。きょうの日中は久しぶりに雪がちらつきましたが、夕方は晴れ上がりました。米山や尾神岳が白く輝いていて、きれいでした。ホッとします。

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2011年03月03日

要援護世帯に対する除雪支援などで議論

 きょうから常任委員会審査です。審査のトップは厚生常任委員会でした。午前中の審査の一部を傍聴しました。メモを議員控室に置いてきてしまったので、一部、実際の発言と微妙にズレがあるかもしれませんが、注目した議論のひとつは要援護世帯に対する除雪支援についてです。平良木議員が、「他の災害と違って雪の場合は災害救助法の適用前と後で簡単に分けられない。直前であってもいくぶんの遡及ができる補完措置が必要ではないか」と訴えました。答弁した担当部長は、「法での遡り、要綱での飲み込みなど(の手立てが)あるかも知れないが、どこで線を引くかは難しい。(どうあれ)間違いなく検証してみたい」前向きでした。この問題は、石平議員がとり上げていた要援護世帯の認定、民生委員のかかわり方などとともに今後、しっかり検討していくべき課題だと思いました。

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 繰越明許費の設定の理由について、平良木議員が昨日の議論を具体的に展開してくれました。「それぞれの事情を説明してほしいものがある」として同議員が説明を求めたものは、吉川ゆったりの郷の源泉ポンプ、ひまわり荘の浴室の改修、健康スティ上越2010事業の3つ。ゆったりの郷のポンプについては、「ポンプは汎用品ではなく特注品であり、納品まで50日ほどかかる。契約は昨日できた」と回答していました。ひまわり荘の浴室の改修については、「一気にやるのではなく、順番にやるので間に合わない。今回12室改修する、いつまでとは申し上げられないが…」とのべていました。健康スティ上越2010事業に関しては、「財政上の技術として、県から光を注ぐ交付金での対応を指示されたもので、我々としては23年度にできるものであればということで振替させていただいたものだ」と部長が答弁しました。答弁でのべられた内容は、昨日、私が総括質疑で指摘したように、「繰越明許費の設定理由一覧」でコンパクトにまとめて書いておくべきものです。今後の市の対応に注目したいと思います。

 きょうは、冬に逆戻りでした。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしていた時、何度か猛烈な地吹雪に遭い、車を止めました。夕方も朝ほどではなかったものの、地吹雪が発生していました。厚生常任委員会の傍聴後、生活相談、そしてデスクワークでしたが、ここのところまとまった休養をとっていないので、パソコンに向かうとコックリ、コックリ。なかなか仕事が前に出ませんでした。どんなに忙しくとも半日くらい、温泉でゆっくりした方が仕事の能率が上がるのかも知れません。

2011年03月08日

上越市らしさの出た中山間地域振興基本条例にしたい

 朝早く、上越地域消防事務組合本部を訪ねました。今冬の豪雪時の救急対応がどうであったかなどを教えていただくためです。小池消防長と懇談する中で、救急だけでなく、停電時の対応などいろいろと教えてもらいました。小池消防長はまた、私の『五センチになった母』や『春よ来い』をよく読んでおられ、乳牛を飼っていた当時の思い出などを語ってくださいました。懇談を終えて帰り際に、同消防長から、「橋爪議員から激励に来ていただきました」と職員に紹介され、ひと言挨拶させてもらいました。職員のみなさんが全員起立され、聴いてくださったのには感激しました。

 市役所では建設企業常任委員会が開かれました。きょうは2日目です。(仮称)厚生産業会館をめぐる議論に注目しました。同会館の建設は村山市長の選挙公約のひとつですが、地域事業費の不足などが表面化する中で、建設するかどうかを含めて慎重な対応が求められています。塚田俊幸議員が、「普通に考えれば、無いよりもあった方がいい。しかし、事務事業の総ざらいをやり、廃止・見直しで市道など待ちに待っていたものを削ってきた経過がある。先に延ばしてもいいのではないか。13区のみなさんがやる事業も、また遅れてしまうのではないか」などとのべていましたが、多くの議員の共感を呼びました。また、樋口議員も、「どういう規模のものをつくってもらう気か。市役所職員だけで検討するには限界があるというなら、市民に知恵を借りてこの施設がいるかどうかを含めて検討すべきだ」と訴えていました。これも当然のことだと思います。

 建設企業常任委員会終了後、中山間地対策特別委員会が行われました。先日、2日間にわたって実施した、「中山間地域振興基本条例素案についての市民の意見を聴く会」で出された意見や提案、行政側から出された意見等などについて検討しました。このなかで委員会メンバーの見解が分かれたのは、前文を修正するかどうかです。「全体として現状について書かれた部分をもっとコンパクトにした方がバランスが良い」とする見解と、「現行案の方が心に響き、わかりやすい」との見解です。私は、「これまで委員会でワークショップなどをやり、上越市らしさ、分かりやすさを考えて現行案をまとめてきた。修正の必要はないのではないか」と訴えました。

 きょうの議論を踏まえ、中山間地特別委員会の作業部会を15日に開催し、前文をどうするか最終的な詰めをすることになりました。この種の文章は短くすればするほど、「四季折々の美しい風景」などといったありふれた、抽象的な表現になりがちです。そういうなかで、より短い文章で、上越市らしさの出た、生き生きした表現をする。これは簡単にできる仕事ではありません。いろいろと検討をしてみたいとは思いますが、中山間地域をかかえる市町村ならば、どこでも使えるような前文にはしたくないものです。議会で検討してきた条例素案は上越市議会のホームページでご覧いただけます。ご意見をお寄せ下さい。

2011年03月11日

地震で市議会総務常任委員会もストップ

 地震が発生した時は市議会常任委員会の会議中でした。委員会室は市役所の5階にあります。ゆっくりした横揺れが次第に大きくなり、長い時間続きました。怖かったですね。恐怖感の程度は中越沖地震の時のものに匹敵するものだったと思います。もう会議どころではありません。いったん休憩した後、きょうの会議を閉じるために会議を再開し、午後3時過ぎには終わりました。続きは14日の午前10時からとなります。

 吉川区に戻り、総合事務所で被害状況を聞きました。吉川中学校で建物の壁にひび割れが発生したらしい(地震と関係があるか調査中)という程度の被害だったようです。ただ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしていた後援会幹部からの情報によると、「大きな揺れが続いたために、病気が起きたと思った人が数人いた」といいます。今回の地震で体調を崩した人がいるかも知れません。

 吉川区にある震度計のデータを教えていただきました。震度計は3.6を記録しています。

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 家に戻ってから、東京や千葉県など関東在住の親戚、友人の安否を確認しようとしました。いまのところ、東京のひとりと連絡をとれたのみです。

2011年03月15日

3月議会の一般質問は中止へ

 東日本大震災での被害が拡大する中で、上越市議会は明日からの一般質問を中止する見通しとなりました。被災地から上越市に避難してくる人たちの受け入れ準備や計画停電によって事実上本会議を開けなくなることなどが理由です。

 滝澤議長によると、本日の文教経済常任委員会後、市役所幹部から議長に対して情報提供があったといいます。その内容は、「福島県知事から新潟県知事に対して約7万人(推定)の被災者を受け入れてほしいと要請があった。泉田知事はその要請を受諾している。すでに新発田市などで受入れが始まっているが、当市でもその準備を直ちに行いたい」というものです。こうした事態を受けて、議長は、明日からの一般質問をやめる方向で動きました。

 一般質問は明日から23日まで5日間の日程で行われ、28人の議員が登壇する予定でした。本日、午後3時頃、滝澤議長から各派代表者に、「一般質問を中止することに同意してもらえるかどうか、質問予定者に確認をとってほしい」と要請がありました。これをうけて、午後5時から緊急各派代表者会議が開かれました。各派代表はいずれも「緊急事態だから、やむを得ない」「何よりも被災者救済だ」などとのべ、同意しました。

 私たち議員団では、4人全員が質問に立つ予定でしたが、本日午前、震災対策について協議するなかで、一般質問の延期や中止もやむを得ない緊急事態だと確認していました。今後、議会運営委員会が開催されますが、そこで一般質問中止を正式に決めれば上越市議会史上初めてのこととなります。

2011年03月22日

涙の討論

 3月定例議会が予定より3日早く終わりました。これは今回の大地震で一般質問を中止したことによります。きょう、参考資料として、「一般質問通告一覧表」が配布されましたが、このなかには「6月議会でもとり上げられることなく終わる質問」もあることでしょう。率直に言って、私の質問項目もそうです。「幻の質問」となるかも知れません。

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 きょうの本会議では、まず、東日本大震災で亡くなった人たちに1分間の黙祷を捧げました。その後、常任委員長報告、討論、採決と続きました。

 討論で、ジーンときたのは上野議員の討論でした。日本共産党議員団を代表して新年度一般会計予算に関する討論をしたのですが、前段で、「私の実家は岩手県釜石市にあります。また親戚や友人・知人が多数被災地に居住しています。そんなことからたくさんの市民の皆さん方からご心配や励ましをいただきました。17日早朝、実家家族の無事を確認しホッとしていますが、親戚の家屋は津波で流され……せめて無事を祈る毎日であります」とのべました。この時、急に感情が高ぶったのでしょう、上野議員の言葉は涙声になりました。後で本人に確認したら、「どういうわけか突然涙が流れ、原稿を読めなくなった」とのことでした。

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 震災対策は超党派ですすめていく必要があります。きょうの議会では、今回の東日本大震災、長野県北部地震にどう対応するかが話し合われました。各派代表者会議においては、滝澤議長が議会としてどう動いたらいいのか意見をきかせてほしいとのべました。当面、議会図書室に「地震対策室」を設け、情報を共有していくことを確認しました。来週には具体的な行動について議論されるものと思います。また、総務常任委員会では、早い時期に長野県北部地震で大きな被害が出た大島区や安塚区を視察することになりました。

2011年03月25日

総務常任委員会も大島区、安塚区を視察

 午前は「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、午後からは総務常任委員会による長野県北部地震被災地の視察でした。訪れたところは、私たちの党議員団が訪れたところと同じく、大島区菖蒲と安塚区和田の安塚やすらぎ荘と須川のキューピットバレイです。

 最初に訪問した大島区菖蒲では、総合事務所の幹部と地元町内会長さんから被害状況を説明してもらいました。最新の大島区被害データでは、全壊6(うち非住家5)、大規模半壊1、半壊1、一部損壊125(うち非住家9、その他6)。被災建築物応急危険度判定結果は、赤は9、黄29、緑6、となっていました。総合事務所で用意された資料には写真がたくさん掲載されていました。全戸を調査したなかで作成されたものだけにとても参考になります。

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 町内会長さんは、「地震の時にはこのセンターに4時10分には来た。余震も下からどんと来た。(雪が崩れ落ちて)道を歩くのも危険な状態だった。とにかく震度計を設置してほしい。田んぼは亀裂が入っているのではないだろうか。雪解け後が心配だ。いま水道は仮設(仮復旧)だ。雪が消えたら早めに本格的な復旧に尽力願いたい」とのべておられました。

 きょう、調査に参加したのは総務常任委員会のメンバーですが、ほとんどの人が震災後初めてだったようです。予想以上の被害と雪の多さにびっくりしたようです。これまで党議員団の調査では個人住宅の被災写真は遠慮してきましたが、きょうは住宅の所有者の方からお許しをいただきましたので、1枚だけ掲載します。ここの家でも水道は仮設です。パイプが外に出ているので、昨晩は凍って水が出なくなったといいます。

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 安塚区の調査内容はこれまでの党議員団調査とほぼ同じですので、省略します。

 夜、家に戻って27日付け「しんぶん赤旗」日曜版をゆっくりと読みました。26面の「読者のページ」を読んでいたら、私が知っている女性が投稿したらしい記事が掲載されていました。新潟の地で感じた東日本大震災被災地への想いが短く、素直に表現されていて、とても気持ちのいい文章です。明日にでも確認してみようと思います。

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2011年04月21日

震災対策などで質疑

 市議会総務常任委員会(委員協議会も)、月例議員懇談会、議員勉強会と会議続きの一日でした。

 総務常任委員会では現在パブリックコメントにかけられている第4次上越市行政改革大綱(案)について総務管理部より説明があり、質疑を行いました。

 第4次上越市行政改革は今年度から4年間の行政改革の基本方向と取組を定めるものです。行政側が大綱(案)のポイントとして示したのは、①地域主権を生かした自治体改革、②「事務事業総ざらい」で総括した課題の改善、③将来的な財源不足への対応、④第3次行政改革の課題の改善と成果継承、の4点です。村山市長が掲げた「すこやかなまち」づくりを下支えするものとして位置づけています。

 説明後、委員からは、行革大綱の目標、組織機構改革、「新しい公共」などで質問や注文が相次ぎました。

行革大綱(案)に数値目標が入っていないのはなぜ

 私はまず、今回の大綱案には数値を入れた具体的な目標が入っていないことを問題にしました。第3次行革大綱では、単年度収支の黒字化と貯金27億円の維持、土地開発公社の保有土地125億円の削減などをかかげていました。行政側は、「第4次行革では、大綱では記載せず、行革推進計画の中で記載していく」とのべましたが、なぜ大綱にかかげないのかについては説得力のある説明がありませんでした。大綱で大目標も数値目標も掲げないというのは理解できません。合併前上越市の地域事業で解決することになっている土地開発公社問題などがあいまいにされなければいいのですが。

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 組織機構改革に関して大綱(案)は、「13区の総合事務所のあるべき姿や木田庁舎との役割分担を見直す」としています。私は、「東日本大震災を経験して、改めて市役所が市民の命と暮らしを守るうえで大切な役割を果たしていると感じた。災害時などのことを考えると、13区は地元職員が多い方がいい。見直しというが、何が問題なのか」と質問しました。市村総務管理部長は、「(今の状態では)技術職員などが機動的に動けないなどの問題がある。防災のことを考えると、総合事務所職員は地域のことを熟知している人を配置していくことが大切だ。今回、大幅な異動人事を行ったが、4割から5割はそういう人を配置している」と答えました。総合事務所職員体制については、中郷区選出の吉田議員も、「防災については、土地勘がないと対応できない。危機感を持っている」と発言しました。

地滑り対策、万全を期せ

 総務常任委員会の委員協議会では、行政側から長野県北部地震への対応、東日本大震災避難者受け入れ等について報告がありました。長野県北部地震の被害状況ですが、4月14日現在、人的な被害は重傷者1人、軽傷者3人です。建物被害は、住家で全壊1、大規模半壊1、半壊2、一部損壊187という報告がありました。被災者支援に関しては、これまで半壊以上の世帯にたいして見舞金が支給されたほか、住宅リフォーム促進事業を活用した支援などが行われています。

 私は地滑り対策と被災住宅の支援、雇用促進住宅大潟宿舎での避難者の食生活などについて質問や確認をしました。

 まず、地滑り対策です。「大島区の菖蒲や西沢で何人かの住民の方から融雪期を迎えて地滑りが心配だという声を聴いている。万全を期してほしい」と訴えました。馬場危機管理監は、「地滑り対策については、県の関係機関もあるので遂次連絡を取りながら融雪期に備えた対応ということで万全を期すよう連絡体制をとっている」と答えました。

 被災住宅支援について私は、「マスコミ報道では十日町・津南地震という言い方がされている。(上越市の大島区などの)被災者の皆さんは(報道でも、行政側の支援でも)平らに扱ってほしいという思いがある。大島区地域協議会が近々、被災住宅支援策について十日町市と同等にという意見書を提出されるとのことだが、これに応える努力を」とのべました。馬場危機管理監は「一部損壊、応急措置については県の方で同等のものということで動いている。再建支援法についても県の方で同等のものを立ち上げることになっている。違いが出るとすれば、一部損壊の住宅リフォームのところかと思うが、当市としては特別枠を設けて、雪解け後に着手しても枠がなくなることがないように備えをした」とのべるにとどまりました。十日町市では、補助対象工事に要する費用の20%という点は上越市と同じですが、限度額は20万円(上越市は10万円)です。被災者支援という角度から、ぜひ改善してほしいものです。

 雇用促進住宅を避難所とされている人たちの炊事については、党議員団の上野議員が市役所に働きかけ、自炊ができる電気器具などの整備がすすめられることが約束されています。委員協議会では、その点、どうなっているか確認しました。馬場危機管理監は、「新潟県と福島県との協議のなかで、雇用促進住宅を避難所として使われることについては問題ない。その中で食事の提供についても、もしご自分で食事を準備されるので、弁当はいらないよということであれば、それは避難所であっても差し支えないということになっている。ご自分で作られるには冷蔵庫とかガスコンロなどが必要となる。いま、その手配をしているところだ。ただガスコンロはすぐ集まらない状況にある。ご希望されるところを優先に配置をしていきたい」と答えました。

 地震関連では、他会派議員も質問に立ちました。清里区選出の笹川議員は、被災した住宅支援について、私と同じく改善を求めました。また、三和区選出の宮崎議員は、「市独自でも地震計を(菖蒲地区などに)設置できないか」との質問しました。これにたいして馬場危機管理監は、「県の考え方とすり合わせながら、(観測体制は)どうあればいいのかというところから検討していきたい」と答弁しました。

原子力災害時の避難計画など見直しへ

 報告はなかったのですが、原子力災害に関連して質問が出されました。笹川議員は、「上越市内のモニタリングポストは(保健所の)1個所だけでいいのか」「水道水の放射能検査は上越環境科学センターでもできるようにしてほしい」と訴えました。馬場危機管理監は、「今後、検討が必要になる。環境科学センターについても、早めの対応ができるかどうか確認をしたい」と前向きでした。

 番外議員の石平議員は、「上越市は(地域防災計画の中に)原子力災害対策を盛り込んだ自治体だ。他市に先駆けて対応していく必要がある。その辺が見えてこない。県や柏崎・刈羽原発などにたいして、市として、明確な意思表示が必要だと思う。どうなっているか」と追及しました。答弁の中で馬場危機管理監は、「これまでEPZ(防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲)10キロという中で、(地域防災計画の中に)独自に原子力防災対策を盛り込んできた経緯がある。10キロというのは、福島原発の事案とはまったく適合しないという状況になっている。避難計画なり、避難マニュアルの作成が必要ということで内部的な検討に入っている。また先般、県の防災会議の原子力部会の方から声がかかり、19日に会議があった。そこで見直しの必要性について発言してきた。東電の柏崎・刈羽原発の所長さんもおられたので、地震、津波、発電設備の問題についても発言させていただいた」とのべました。

 

 

2011年05月19日

中山間地域振興基本条例案のパブコメの検討

 午前は市役所へ。しばらく岩手被災者支援に集中していましたので、久しぶりに市役所へ行った感じがしました。

 きょうは中山間地対策特別委員会でした。中山間地域振興基本条例(案)のパブリックコメント、板倉区での意見を聴く会で出された意見についての対応と回答案の検討が行われました。パブリックコメントでは、「中山間地域が有する公益的機能の維持をする記述を」など19項目について意見が、また板倉区での意見を聴く会では7項目の意見が寄せられました。

 委員会では「一部反映する」「反映しない意見」「その他の意見」に分類し、意見をお寄せいただいたみなさんに回答することにしました。これらについては、23日の全議員集会で報告し、議会としての最終的な対応、回答を決めることになります。この調子でいくと、6月議会で中山間地域振興基本条例案が提出され、議決されることになるでしょう。

 午後からは県立柿崎病院後援会の理事会でした。昨年度の決算、今年度の予算と活動方針が決められました。理事会では、「年4回の講演会にもっと参加を」「柿崎、吉川、大潟出身の医師を紹介してほしい」などの声が出されました。地域の医療を支えるしっかりとした取組が重要になっています。

 きょうは市役所での休憩時間や病院後援会の後で、何人もの人から、「釜石はどうだったね」「疲れたろね」などと声をかけていただきました。今回の岩手での活動については、きょう、党上越地区委員長に報告してきましたが、来週に一定の時間をとり、文書でまとめたいと思います。できれば、ルポ風に。
 

2011年05月20日

総務委員会、建設企業委員会が被災地視察

 きょうは市議会の総務常任委員会と建設企業常任委員会が一緒になって市内の長野県北部地震被災地を視察してきました。私が所属する総務常任委員会の被災地視察は今回で2度目です。今回は大島区、安塚区、清里区で道路や住家などの被害状況を見てきました。

 大島区では先月28日未明に発生した山地の崩落現場、住家の被害状況を視察しました。崩落現場は応急措置としての工事が終わっているものの、崩落したところに用水路があることなどから早急な復旧が望まれます。住家については、4月28日から5月13日にかけて2次調査が行われています。その結果、一部損壊から全壊に変更したもの1件、一部損壊から大規模半壊に変更したもの1件、一部損壊から半壊に変更したもの12件、新規に判明(半壊)1件という報告が17日にありました。大雪の中での地震でしたので、雪解けとともに被害の深刻さが明らかになってきました。写真は大規模半壊と認定された住家です。

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 大島区菖蒲では、地元町内会長などから、「菖蒲高原のベルハウスはキューピット並みに早期に復旧してもらいたい」「林道、県道などの災害復旧工事はこのままいくと早くて8月になるのではないか。もっと早く手をつけてほしい」「簡易水道はいまだに仮復旧のまま、(水道の黒ホースが太陽に暖められ)暖かい水を飲んでいる状態だ。早く本格的な工事を」などの訴えがありました。

 安塚区のキューピットバレイは5月の連休までに復旧をという要望が出ていました。連休には間に合わなかったものの、5月10日から始まる越後田舎体験には間に合いました。工事が終わったセンターハウスはすっかり片付いて、きれいに復旧されていました。

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 安塚区細野では市道細野上達線の法面が地震で崩落しています。この現場も見てきました。市道の被害はここと清里区赤池の市道赤池上牧線が一番ひどいですね。上の写真は細野、下は赤池です。

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 きょうの視察は午後4時半までかかりました。時間がないので後日ということになりましたが、早急に委員会として視察結果をまとめ、関係機関に働きかけることが求められています。
 
 

2011年05月22日

デスクワーク

 昨日よりも気温が10度近く下がり、寒い一日となりました。朝、高田まで妻を送る時、車の暖房を入れました。この時期に暖房を入れるのはめずらしいことです。

 きょうはデスクワークでした。委員会資料の整理、岩手県での被災者支援と調査活動のまとめなどで6時間ほどパソコンに向かいました。岩手へ行くにあたっては、多くのみなさんから物資などを寄せてもらっていますので、なるべく早く報告文書をまとめたいと思っています。

 夜は党会議でした。7月に実施される妙高市議選などの方針論議は活発に行われ、夜遅くまでかかりました。

 写真はヤマボウシです。わが家の近くの市道脇に咲いています。

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2011年05月23日

総務常任委員会で地域事業費制度見直し問題議論

 一日中会議でした。総務常任委員会、全員協議会、議員勉強会、中山間地域振興基本条例案づくりについての報告会、岩手県での被災者支援報告会と続きました。

 総務常任委員会の議題は地域事業費制度の見直し問題についてです。地域事業費制度は、合併協議会において、合併するしないに大きな影響を与えた重要問題です。市議会でも地域協議会でも慎重、丁寧な議論が必要です。今回は地域協議会での市の説明と審議の概要について総合政策部長から報告があり、質疑を行いました。

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 私からはまず、今回配布された「地域事業費制度の見直しについて」のイメージ図が2月25日配布のイメージ図と記述が変わっていることから、変えた時点で総務常任委員会にも説明すべきだったのではないかと部総合政策長に見解を求めました。部長は、「中身については基本的に変わっていない」としてゆずりませんでした。しかし、地域事業を追加する場合、「地域を元気にするために必要な事業」に関しては、「地域協議会が市長に意見(提案)」し、「市が要否を判断」するとしていたものを、「地域協議会と市が連携して事業提案」するという手順に変えています。このような変更をすることで地域協議会の自主性が損なわれないか心配ですが、この点については他の委員からも懸念する声が出ました。いずれにせよ、イメージ図の変更の時点で議会にも説明する丁寧さが必要だったと思います。

 地域協議会に対する市の説明にも意見させてもらいました。じつは、今回の委員会資料を読んだ議員から、それも複数の議員から「市の説明はおかしい。事実関係を正しく伝えていないところがあるし、誤解を与える説明もある」と言われていました。それで、昨日、「各地域協議会との意見交換記録」をじっくり読ませてもらいました。結果はそのとおりでした。
 きょうの委員会では、いくつかの事例をあげながら、地域協議会に対する説明では、①事実と違う説明をしないこと、②誤解を与える発言をしないよう努めること、③行政の継続性を重視して責任ある発言をすることを求めました。私はこういう発言はできるだけしたくはありませんが、地域事業費制度見直し問題は市政の当面の重要問題ですので、率直に言わせてもらいました。

 総務常任委員会が終わってから、3人の委員ときょうの議論や今後の審査のあり方について意見交換しました。そのなかで、ある委員は、「私は、なぜ見直しという事態になったのかなど市長に直接聞きたい。市長の見解を聞かない限り、委員会を開いても発言する気にならない」と言っていました。きょうの委員会では4人の委員しか発言しませんでしたので、ひょっとすると、他の委員も同じような気持ちなのかもしれません。他の委員とも意見交換し、委員長に進め方について提案していきたいと思います。

 きょうは委員会後、総務常任委員外の議員が何人も感想を寄せてくれました。「(市の説明は)釈然としなかったね」「逃げの答弁しちゃダメさ」「全市的な優先度の話に入ると、見直しに踏み込むことになるんじゃないの」などです。合併前上越市選出のあるベテラン議員からは、「地域事業費制度の見直しイメージ図に地域活動支援事業まで入れたのはおかしい。ますますわかりにくくしている。撤回させるべきだ」とまで言われました。まだ、私の追及が弱かったのかも。

2011年06月10日

林道、林業用施設災害復旧費は4億4300万円にも

 昨日から常任委員会審査が始まりました。文教経済常任委員会で注目したのは、農地、農業用施設、林道、林業用施設の災害復旧費です。

 まず、農地、農業用施設災害復旧費ですが、用水路、農道、農村公園、農業実習交流センターなどで174件、9施設の災害復旧に要する経費は1億2063万円ほどになっていました。

 次に、林道、林業用施設の災害復旧費ですが、林道被害の復旧費は予想通り大きな金額になりました。安塚区の坊金高山線、大島区の牛ケ鼻浦田線など7路線(2464m)で、3億9266万円です。測量、設計と進むとさらに復旧費は増えていくかも知れません。菖蒲高原のゲストハウスなど7施設の災害復旧費は2838万円計上されています。林道、林業用施設の災害復旧費全体では、4億4300万円にもなりました。

 質疑の中ではわが議員団の上野公悦議員が、現地調査を踏まえて県に早期復旧に向けて支援を求めたこと、被災地ではいっときも早く復旧を求めていることなどを訴えていました。

 休憩時間に他党派議員と情報交換しました。その際、話題となったのは泉田知事の大島区訪問です。一昨日、わずかの時間であっても菖蒲を訪問してくれたことは被災地を励ますものとなったこと、できれば、牛ケ鼻浦田線など大きな林道被害や県道菖蒲高原線の一部でもいいから視察して欲しかった、などの声がありました。

 私は昨日は午後から一般質問通告の準備をしました。締切は午後5時でした。通告では、長野県北部地震、原発、地域事業費制度の見直しをとりあげることにしました。ツイッターでこのことを発信したところ、隣の市の方だと思いますが、すぐにリツイートしてくださいました。感謝です。

2011年06月13日

初めて小水力発電所を視察

 市議会は建設企業常任委員会でした。長野県北部地震で被害の出た市道などの復旧経費が計上された一般会計補正予算などを中心に質疑が行われました。議案が少ないこともあって、委員会は午前中に終了しました。

 委員会で注目した情報は、午後の早い時間帯にツイッターで3回にわたり発信しました。議会情報を140字以内で発信するのはなかなかむずかしいもんですね。以下は、ツイートの内容です。

 大島区の市道、棚岡東線、菖蒲南線、熊田峠線、熊田西沢線、吉川区の大賀線の災害復旧工事は稲刈り前に完了へ。上越市議会建設企業常任委員会で奥田道路課長が岩野議員の質問に答えて、「とり入れ前に終わらせていきたい」と答弁。安塚区の細野上達線、須川中船線、清里区の赤池上牧線は11月末まで。

 上越市議会情報NO2。本日の建設企業常任委員会で田中ガス水道局長は、長野県北部地震で被災した大島区の水道について、「先週末の段階で各戸への給水管の復旧工事は残りがあと2件となった。また、これとは別に本管(配水管)とともに復旧するものが2件ある」と答えた。

 市議会情報NO3。上越市の小林総明都市整備部長は本日の建設企業常任委員会で住宅リフォーム促進事業の補正について、「市民の関心は高い。新年度予算での計上した1億円の経済効率、国の住宅エコポイントの動向を見ながら検討していく」と答弁。小林克美委員長の質問に答えた。

 さて、きょうの夕方、上越地域水道用水供給企業団第1浄水場へ行ってきました。目的は同企業団の敷地内に設置してある小水力発電所の視察です。22日の一般質問で自然エネルギーについて触れるので、ぜひ見ておきたかったのです。

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 同発電所は地域新エネルギー事業を活用して建設されました。同事業を活用したものとしては新潟県内で初の小水力発電です。稼働は2009年(平成21年)3月、容量80kW、年間602,200kWhの電気を発電しています。一般家庭の消費電力で換算すると、約180世帯分に相当するということでした。総事業費は9913万円。このうち半分は補助金です。

 視察に行って驚いたことがいくつもあります。ひとつは、小水力発電所という名前が付いているものの、発電機は予想したよりも大きかったことです。長さは3mほどありました。正善寺ダムと第1浄水場の落差が45メートルもあるというのもびっくりでした。発電所はこの落差を生かして発電していたのです。

 きょう、日本共産党は、「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を……国民的討論と合意をよびかけます」という提案を発表しました。新エネルギーに関しては、いろんなところへ行って勉強してみたいと思っています。

2011年06月14日

長野県北部地震と指定管理者への減収補填

 きょうは私の所属する総務常任委員会でした。総合政策部、総務管理部関係で質問しました。

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 信越本線移設事業については、昨年11月27日に新潟県、上越市、JR東日本の3者で交わした協定書の中で、これら3者と経営主体が協議して詳細を定めるとされています。新会社が出来ている現段階で、協議はどこまで進んでいるかと質問したところ、JR東日本が受託して新駅などの関する設計がすすめられていて、秋には具体的なものを示せるという答弁がありました。在来線移設後、いらなくなる既存の信越線鉄道施設は上越市が引継ぐことになります。線路の撤去などでどれくらいかかるのかという質問では、数字は示されませんでした。

 長野県北部地震は様々な分野に影響を与えています。市の所有施設を管理している指定管理者に減収等補填金を出すという予算が今年度の一般会計補正予算で計上されています。これは市と指定管理者の協定書で「不可抗力により発生した費用等の負担」についてどうするかという条項に基づいて支出されるものですが、上越市では、雪だるま高原施設でこの条項が適用される見通しです。予算では、キューピットバレイスキー場、センターハウスなど5施設に対して1834万円を補填する内容となっています。

 「不可抗力により発生した費用等の負担」についての条項が適用されるのは、上越市では今回が初めて。どういう手順に基づいてすすめられるのか質問しました。また、今回の地震では、大島区の菖蒲高原施設も被害を被り、今年度の営業を断念せざるを得ない状況に追い込まれています。ここにもこの条項が適用されるかどうかは、市が指定管理者に支払う委託料との絡みもあって、すぐには結論がでないようです。どうあれ、今回の地震に負けずに頑張れるよう温かい支援をしていただきたいものです。下の写真は、菖蒲高原のベルハウス。

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2011年06月15日

防災ラジオ購入契約めぐり疑問の声相次ぐ

 「入札価格と予定価格がまったく同じのは小説よりも奇なりだ」日下部議員の質問を皮切りに、昨日の総務常任委員会では、防災ラジオの購入契約をめぐり疑問の声が相次ぎました。しかし、採決では、「いまのままでは賛成か反対かの判断できない」と退場(棄権)した私以外は賛成し、可決しました。

 今回、市が入札にかけたのは、防災ラジオの今年度分、1万5275台の購入です。市は新井電機㈱、エフエム上越㈱など7社を指名し(1社は辞退)、入札の結果、新井電機㈱が8401万2500円で落札しました。市の予定価格は落札額とまったく同じ(税抜き)でした。

 私たちの党議員団では、これまで行われた3回の入札データを見たとき、公正公平な入札が行われたか疑問が残るとして委員会では態度を表明しませんでした。今後、調査をすすめ、24日の本会議での採決にのぞみたいと思います。今回の入札に関わる情報をぜひお寄せください。入札に参加した業者名と入札結果を表にしてみましたので、ごらんください。

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 上越市では、防災ラジオの購入と配備を一昨年から3カ年計画ですすめています。配備の対象は合併前上越市の世帯、町内会館など。防災ラジオは、自治体の災害情報や全国瞬時警報システムの緊急情報などを受信すると、自動的に大音量で放送するラジオで、すでに約2万5000世帯に配備されています。東日本大震災後は、700世帯ほどから申し込みが相次ぐなど注目されています。

2011年06月17日

防災対策に質問集中

 昨日から一般質問が始まりました。登壇したのは江口修一議員、中川幹太議員など6人です。東日本大震災があったこともあって、質問は防災対策に集中しました。

 江口議員は直江津の海に近いところに住んでいる議員です。市が3月にHPに掲載した「動く津波のハザードマップ」でのデータを紹介しながら、津波対策の確立を訴えました。話が具体的でぐいぐい引き込まれました。

 強く印象に残ったのは保育園の避難訓練の話です。6月6日の訓練では、保育士さんたちがゼロ歳児、1歳児をおんぶして古城小学校に避難しました。しかし、津波が来る時間までには学校につけなかったということです。かりに間に合ったとしても、じつは、避難所として指定されているこの古城小学校は、耐震化していない。どうしたらいいのかとの訴えに、津波対策、地震対策の不十分さが浮き彫りになりました。

 中川議員の質問も防災対策が中心でした。原発問題や自然エネルギー問題など私と共通のものがあるので、参考になりました。

 柏崎刈羽原発の安全性についてどう認識しているかという問いには、「国の原子力安全委員会が多重防護の思想を根幹にして、発電所の立地や設計の安全基準など約60件の指針を定めていたが、(今回の事故で)国においてこれらの指針の検証が進むものと考えている」と述べるとともに、当面の安全対策については、「電源喪失時の可搬型電源による代替確保、原子炉・使用済み燃料プールの注水・冷却機能の強化などが実施されるほか、今後2年間で防潮堤や防潮壁の設置も予定されている。早期に、確実に実施されるように望む」と答えていました。

 廃炉などについて言及があるかもと期待していましたが、それはありませんでした。きょうも何人かの議員が同じ問題で質問しますので、しっかり聴いておきたいと思います。

上野議員、津波対策で迫力に満ちた質問展開

 一般質問はきょうも6人が登壇。柳沢周治、上野公悦、田村武男、宮崎政國、水澤弘行、飯塚義隆の6議員が原発問題、津波対策、並行在来線対策などで市長の見解をただしました。

 論点整理のうまさで定評のある柳沢周治議員が昨日の原発事故対策の論戦を踏まえて質問を展開、市が一般災害対策編の中に位置づけている原子力災害対策について、独立編として編成することの大切さなどを訴えていました。位置づけの見直しは危険度の見直しでもあるとして、対策を進める組織のあり方にまで踏み込んだ点は感心しました。原発事故の情報収集と伝達では、電気事業者から県庁に伝えられ、その後、FAXで市に伝達される仕組みを、電気事業者から直接、市町村に伝えられるシステムにとの訴えも説得力がありました。
 
 わが議員団の上野議員は住宅リフォーム促進事業の早期補正と津波対策にしぼって質問を行いました。

 わずか2日間で今年度の予算枠を突破した住宅リフォーム促進事業について市長は、「本事業の実施効果などを見極めながら、一定範囲の中で実施すべきものではないか。国の第2次補正予算において、住宅改修に新たなポイント制度が検討されているとの情報もある。そうした動向なども踏まえながら判断してまいりたい」と答えていました。宮崎議員もこの事業で質問していましたが、近々、行政側に動きが出そうな感じがしました。

 上越市の住宅リフォーム促進事業の本年度の予算額は1億円。予算執行に当たっては、2千万円を長野県北部地震被災者への特別枠として、残りの8千万円を一般枠として設定し受付を開始しました。このうち、一般枠については、受付開始2日目までに856件、工事総額にして10億2,500万円相当の申請があり、予算額8千万円に達したことから、受付を終了しています。

 上野議員いまひとつの質問は津波対策です。大きな写真パネルを5枚持ち込んでの質問は、岩手出身の彼ならでは重みと迫力がありました。被災地についての説明では、私のルポ、「被災地に鯉のぼりたなびく」も参考にしてくれたことがわかりました。東日本大震災の被災地を2回にわたって訪れ、そこで学んだことをもとにハザードマップの見直し、避難ビルの設置などを訴えたきょうの質問は、必ず市政に活かされると確信しました。

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 当市の小・中学校では、地震や火災などを想定した避難訓練を年間2回から4回実施していますが、昨年度、津波を想定した避難訓練を実施した学校はありませんでした。東日本大震災では津波により、内陸部でも甚大な被害が発生しました。教育長は、この教訓を生かし、地域を問わず全ての学校に対し、津波に備えた安全指導の実施や避難場所、避難経路の確認等を含めた防災教育を実施するよう指示したと答弁しました。当市において、海抜10m以下に位置する学校は小学校15校、中学校4校(合計19校)です。これらの学校に対して、教育委員会は津波を想定した避難訓練を実施するよう要請し、このうち14校で既に避難訓練が行われたといいます。

2011年06月20日

地域事業費制度見直し問題の質問に注目

 一般質問は3日目です。笹川議員の地域事業費制度見直し問題の質問に注目しました。同議員は上越市の地域事業費制度について、「合併時の約束事であり、拠り所だった。当時としては、考えられる最高の制度設計だった」と評価した上で、各地域協議会での説明、協議は「外堀から埋め立てるやり方でいかがなものか」と疑問を表明しました。そして、見直し問題の最終結論はどこで出すのかと質問しました。村山市長は、「設計した当時の考え方を大事にしながらも制度を見直さざるを得ない。これまで所管事務調査などで真摯に議論してきた。13区の地域協議会からは、全体としては一定の理解を得てきている。(最終結論は)7月上旬には私の責任において見直しを決定したい」と答弁しました。

 さて、先日の総務常任委員会で質問が相次いだ防災ラジオの契約問題ですが、党議員団では過去3回の入札時の仕様書を入手し、予定価格の設定が妥当であったかどうかなどを分析してきました。しかし、入札そのものが公正なものであったかなど核心に触れる資料、情報は入手できず、これ以上の調査は無理と判断していました。ところが、本日の午後、ある人から、これまでの3回にわたる入札について実名入りで情報提供がありました。24日の本会議までにさらに調査を進めたいと思います。

2011年06月22日

一般質問4日目

 昨日は一般質問4日目。高波議員、岩野議員など7人が登壇し、長野県北部地震と危機管理、小中学校の施設整備、市長の政治姿勢、地域事業費制度の見直しなどについて質問しました。

 岩野議員が長野県北部地震で質問されたことにより、私が通告した、長野県北部地震対応、原子力防災対策、地域事業制度の見直しについての10項目の質問中、9項目はすべて他会派議員によってとりあげられました。さて、どうするか。昨晩は、私と同じ問題をとりあげた人の質問のメモを読みながら、作戦を練りました。後になって損をしたと思うのではなく、これまでの議論の到達点を踏まえた質問の展開となるよう努力したいと思います。

 きょうは一般質問最終日です。私は早ければ午後2時頃から、遅くとも3時半頃から出番がやってきます。インターネットでの中継もありますのでごらんください。これから、イメージトレーニングをやって、質問に備えます。

2011年06月23日

原発問題などで市長と論戦

 昨日は一般質問の最終日でした。私は最後から2番目、長野県北部地震、原子力災害対策、地域事業費制度見直し問題を取り上げました。私が通告した質問項目はすでに何人もの議員が取り上げていましたので、そこでの議論の到達点を意識して質問しました。

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 長野県北部地震では、被災者生活支援制度の拡充を国に働きかけることを求めました。というのは、上越市大島区などで全壊2、大規模半壊2、半壊15という被害が出ているにもかかわらず、上越市のような人口規模となると、全壊が10以上でないと適用外ということになっているからです。大島区に関して言えば、合併前の大島村なら適用されていた(適用基準は全壊2)ことを考えると、このままというわけにはいきません。それに全壊の世帯で最高300万円、一部損壊、店舗などは対象外というのも現実に合わないものです。市長は、「被災世帯数を基に法の適用が決まる現行制度のあり方には課題も多い。このたび県がとられた措置(公平性確保の観点から県独自に法適用と同等の支援をする)のような被災者支援制度の弾力的運用の必要性などについて、市長会等も通じて、国に働きかけてまいりたい」と答弁しました。

 原発問題。市長は、「いまの原発をどう思うか」との私の質問に答えて、「これまで国や電力事業者が唱えてきた『原発は安全』という前提が崩れ、『制御安全』により成り立ってきた原子力発電所の存立基盤が大きく揺らぎ、根底からの見直しが必要な状況となっている」とのべました。私は、再質問で、使用済み核燃料が全国で5万9000体、1万3530トン(このうち、柏崎刈羽原発だけで1万3160体)にも上っていることなどを紹介し、「いまの原発は本質的に未完成の技術だ。期間を定め、原発からの撤退を求めていく必要がある。少なくとも原発の新増設に反対を」と訴えました。市長は、「当面言えることは、休止しているもの、これから点検に入るもの、確実に安全が確保されるまでは再開するということは私たちの心情にそぐわない」と答えました。

 地域事業費制度の見直し問題で、合併前上越市の区域で来年にも枠配分を超える見通しとなったことなどから、市長は見直し案を示していますが、こうした事態となった要因と責任を明確にすることが大事です。責任について市長は、「課題が見えた時点で説明責任を果たすべきであり、議会の皆さんとも認識を共有しながら、議論を深めることが必要ではなかったか。これまでの経緯等について、議会や市民の皆さんに詳(つまび)らかに説明し、課題解決に向けて、真摯に議論を重ねることが大切であると考え、制度の見直しを提起してきたものでありますし、このことこそが、『私の責任を果たす』ことである」とのべました。地域事業費制度は14市町村間の合併時の約束事です。それが守れなくなったら、まず謝るのが行政のトップのあり方だと思いますが、今回も謝罪はありませんでした。見直し案をどこで最終的に決めていくか。今議会での議論を聞き、「最終的には市長の政治決断」という答弁に疑問を感じました。合併が議会の議決で決まったことを踏まえれば、合併時の大事な約束事は最終的に議会が決めていくことが筋だと思います。この点、議論で深めたかったのですが、残念ながら時間がありませんでした。

2011年06月24日

原発の段階的縮小と再生可能エネルギーへの転換求め意見書

 上越市議会最終日。注目の「原子力発電所の段階的縮小と再生可能エネルギーへの転換・促進を求める意見書」は賛成32、反対12で採択されました。提案理由の説明をしたのは、市民ネット改革の吉田侃議員。日本共産党議員団は、原発からの撤退と自然エネルギーへの転換をめざす立場から、全員が賛成者に名を連ねました。上越市は世界一の規模を持つ柏崎刈羽原発に隣接する自治体です。それだけに、今回の意見書提出は原発からの撤退の流れを大きくするうえで価値があります。この意見書は、国会並びに関係行政庁に提出されます。

 賛成討論に立った市民クラブの塚田俊幸議員は、「福島原発事故は決して他人事ではない。私たちは事故の教訓から、原発政策の見直しに向けて、原発の段階的な縮小をすすめながら、いままで国策として推進されてきた原発から、今度は国策として再生可能エネルギーへの転換を積極的に推し進めてもらいたいことを声を大にして求めなければなりません。上越市議会は、市民の命と暮らしを守るために安全、安心なエネルギー政策への転換を求める姿勢にあることを市民に示す時だ」と訴えました。

 しかし、今回の意見書採択に反対した人たちは反対討論に立ちませんでした。上越市議会議会基本条例では、「議会活動及び市政運営に関する自らの考えについて、市民への説明責任を果たすこと」(第3条)が求められています。これでいいのでしょうか。

 意見書の全文は以下のとおりです。

 原子力発電所の段階的縮小と再生可能エネルギーへの転換・促進を求める意見書

 去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、国内最大のマグニチュード9.0という超巨大地震とそれに伴う巨大津波により2万数千人の人命が奪われるなど、東北地方の太平洋沿岸部を中心に壊滅的で甚大な災禍をもたらしました。
 加えて、東京電力(株)の福島第一原子力発電所では、地震と津波の直撃を受け、原子炉が緊急停止したものの、絶対に有りえないとされた全交流電源喪失(ステーション・ブラックアウト)に陥り、炉心等の冷却システムが機能しなくなった結果、1号機から3号機で核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)が起こりました。
 そして、1号機から4号機までが次々と水素爆発を起こし、損傷した原子炉等から多量の放射性物質を外部へ放出し続けるという国際原子力事故評価尺度で最悪の「レベル7」の過酷事故に至りました。
 その結果、原発周辺30km圏内をはじめとして陸海を問わず広範囲に放射能汚染が引き起こされ、多くの人々が避難を余儀なくされ生活や生産の場を根こそぎ奪われました。また、避難区域以外の人々にとっても、農水産物等に大きな被害がもたらされるとともに、子どもたちの健康をはじめ、不安な毎日が続いています。そして原発事故の現状や放射能の特性を考えると、いつになったら元の生活に戻れるのかわからず、希望の持てない状況にあります。
 このように天災である地震や津波に加えて人災である原発事故が追い打ちをかける未曾有の複合大災害は、「原発震災」と言われ、専門家によって長らくその危険性が強く指摘されてきました。しかし、ついに国や電力会社はその指摘を安全対策に生かすことなく、破局的な大災害に突き進んでしまいました。これまでの原子力に対する安全神話は、それを作り出してきた体制とともに完全に崩壊したと言えます。
 したがって、今回の原発事故を真に教訓化するとすれば、地震や津波が集中する地域特性の我が国にあって原発がある限り原発震災は常に隣り合わせの危険にあること、ひとたび過酷事故が起これば取り返しのつかない事態に陥る放射能特性を持つこと、また、解決策の見いだせない放射性廃棄物の処分問題やトータルとしての原子力発電のコスト高等、無限のリスクを抱えていることを改めて冷静に考えることであります。そして、省エネルギーの努力や再生可能エネルギーを飛躍的に増加させることを通して速やかにエネルギー政策の転換を図ること以外にありません。
 また、上越市はこの間、世界最大の柏崎刈羽原子力発電所の立地隣接市として、国の原子力防災指針が示す原発から半径約8~10km圏の外側ではありますが、独自の「原子力災害対策」を策定して自主的、意識的に取り組んできました。今回の事故は、防災指針における国の認識の甘さを浮き彫りにしたものと言えますが、同時に当市の取組の意義を確認し更なる対策強化を促すものとなりました。このような立場から、改めて今回の原発事故及び既存の原子力災害対策に対する深い憂慮の念を覚えるものです。
 よって、政府並びに国会におかれては、下記の事項を実現されるよう強く要望します。

                記

1 国民の安全・安心を回復するために、福島第一原発事故に係る放射能汚染の徹底した調査・評価と正確で迅速な情報開示を行うとともに、一刻も早い原発事故の収束を図ること。
2 原子力発電に依存してきた従来のエネルギー政策を抜本的に見直し、効果的なエネルギー消費の削減策を立てるとともに、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーを基幹エネルギーとして位置付け、エネルギー源の速やかな転換を図ること。
3 原子力発電所の新たな建設計画は凍結し、既存の原子力発電所についても運転の計画的停止など段階的縮小を進めること。
4 原子力発電所の安全・安心を確保するために、「原子力安全神話」という虚構をもたらした推進体制・体質をはじめとする今回の事故原因の徹底した調査・検証を踏まえ、全面的な公開性の下に地震・津波対策などに関する抜本的な安全対策を講じること。
5 今回の事故対応の徹底した調査・検証を踏まえ、EPZの範囲拡大等を含む原子力防災指針等の抜本的な見直しを行い、危険な原子力災害から国民の命とくらしを守る対策の強化・充実を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成23年6月24日
                      上越市議会

上越市中山間地域振興基本条例制定

 きょうの市議会ではもうひとつ大きな出来事がありました。上越市中山間地域振興基本条例が全会一致で可決されたのです。中山間地対策の条例は京都府綾部市や福島県などいくつかの自治体で制定されていますが、議員提案で制定されたのはおそらく全国で初めてでしょう。

 条例づくりがスタートしたのはいまから3年前の5月です。議会内に中山間地対策特別委員会(宮崎政國委員長)が設置され、この間、委員会を27回、条例の策定作業を行う作業部会を14回開催したほか、桑取地区や大島区への現地調査、綾部市や米原市などへの先進地視察、市内9会場で開催した「市民の意見を聴く会」、パブリックコメントなどを行い、議会が主体となって条例をまとめてきました。特別委員、議会事務局がよく頑張り、そして行政の立場からも関係職員が知恵を出してくれました。本当によかったです。

 制定された中山間地域振興基本条例は前文、条文ともに「です、ます調」の文体で書かれています。これは、わかりやすくという思いから採用されました。条例は、「中山間地域の振興について、基本理念を定め、並びに市の責務及び市民の役割を明らかにするとともに、中山間地域の振興に関する施策の基本となる事項を定め」ています。そして、中山間地域の自然環境を保全することや中山間地域の集落の実情に応じて生活環境の向上を図ることなど7項目を内容とした施策の策定等に関する指針を定めています。市は、市民の意見及び中山間地域の現況を把握し、中山間地域の振興に関する施策に的確に反映させるために必要な措置を講ずるとともに、毎年、中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について議会に報告し、これを公表しなければなりません。

 提案理由の説明に立った宮崎委員長は、「このたび提案した条例は、市が中山間地域の振興に関する施策を継続的に推進していくための基本となる事項を定めたものであって、具体的な事業等を実施する条例ではありません。まずは、市民全体の共有の財産である中山間地域に目を向け、市長や議会、市民が一体となって中山間地域を支え、守っていくことの決意を現し、この条例にそって様々な施策が行われていくことを明示したもので、まさに、これが中山間地域の振興に向けた第一歩である」とのべました。

 条例の全文、及び条例の逐条解説は近く、市議会のホームページに掲載されます。

防災ラジオ取得の議案、採決では棄権

 きょうの本会議では、既報の防災ラジオ取得の議案も可決されました。今回の議案は総務常任委員会で賑やかな議論が行われましたが、その後、私たち議員団のところにある人から情報が寄せられ、それをもとに入札が公正に行われてきたかどうかを独自に調査してきました。しかし、現段階では判断できず、採決にあたっては退場しました。

 寄せられた情報は、防災ラジオを導入した平成21年度からの関係業界の動きをまとめたもので、A4の用紙で14ページにも及ぶものでした。そこには「5月20日午後1時30分に●●において●×と面談し、23年度入札に関して協議を行いました」などと書かれ、協議についても「過去の全国の入札の経緯から、4400円で勝てる。保険をかけるなら、4350円で入札願いたい。▲△へのコミッションは1台200で願いたい」とじつにリアルに書かれていました。

 私たち議員団は昨日、この人と会い、事の経過などを詳しくお聞きしました。しかし、今回の入札が公正でなかったとする決定的な証拠を得るには至りませんでした。ただ、防災ラジオの契約をめぐる動きについては信ぴょう性が高いと判断。それで今後、どういう展開になるかわからないので、現段階では棄権した次第です。今後の展開次第では、確実な調査ができる方法も考えなければならないかも知れません。

2011年06月30日

小学生が議場見学に

 よく書いて、よく眠った。でも起きたら木曜日、今度は通常の書き仕事がまた待っています。

 昨日、きょう30日までに書かなければならない原稿をすべて書き上げました。一昨日から書いていた原稿は見事に短くなりました。短く書いて、気持ちを伝える技術がちょっぴり向上したかも。

 昨日、原稿を書いている最中、廊下が賑やかだったので、ドアを開けてみると、小学生が議場見学するところでした。今回は担任の先生が議場について説明していました。上越市の議場は、国会型です。一番高い席に座った人が会議を仕切ります。この席に誰が座りますか、との先生の質問に、「市長」、「総理大臣」、という答えが多く、その次が「議長」でした。

 どこでも座っていいよ、と先生に言われて、子どもたちが急いで行った席はどこだと思いますか。議長席でした。みんな、元気が良かった。

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 さて、きょうは一日中吉川区にいます。懇談会、市政レポート作成と続きます。随想「春よ来い」は3分の1ほど書きました。時間があったら草刈もしたいなぁ。あ、そうそう、来月2日の「原発ゼロをめざす7、2緊急行動」に参加することにしました。

2011年07月12日

総務常任委員会で地域事業費制度見直しを議論

 昨晩は激しい雷が続いてインターネットは出来ませんでした。どういうわけか、わが家は雷の常襲地帯で年に2、3度、有線の受信機がやられています。昨日は雷が鳴り始めてから、受信機の電源などをはずして雷攻撃に備えました。

 昨日は総務常任委員会でした。テーマは地域事業費制度見直し問題です。委員会では隣席の宮崎議員が「先にやらせてくれ」と先陣を切り、「地域事業費制度見直しをせざるを得なくなったなら遺憾表明くらいすべきだ」などと厳しい質問を展開しました。私は二番手。「地域事業費制度見直しは、合併時の14市町村間の約束事という重い問題だから、幅広く市民の声を聞くべきだ」「全市的な優先度の設定に関して多くの地域協議会から周辺部が取り残されないような仕組みづくりを求められている。検討案ではどう担保されているか」などとたずねましたが、かみあった答弁が返ってきませんでした。

 委員会で答弁の機会が最も多かった竹田総合政策部長は優秀な人ですが、昨日はどうも体調が悪かったようです。吉田議員の「昭和の合併でも周辺部が廃れた。(合併によって周辺部がすたれることを)どう思うか」という質問に対して、「私は有田地区に住んでいるが、直江津市の合併では、そういうことはなかった」とのべるなどずれた答弁が目立ちました。

 委員会後、滝澤議長から電話がありました。それは市側から地域事業費制度に関して全員協議会の開催の要請が来ている、22日に設定したいと考えているが賛同してもらえないかというものでした。私からは、「総務常任委員会が継続審査と決めている。14、15日に市側が地域協議会にたいして説明をやるということだから、それらの報告と質疑を委員会で行うことが先ではないか」のべておきました。どういう展開になるか注目です。

2011年07月18日

明日から3日間視察に出かけます

 朝、高田でY夫婦と合流して妙高高原へ。きょうは後援会ニュースの配布活動でした。午前は少し風があったのですが、午後からは曇りだったものの、蒸し暑くてまいりました。

 明日から3日間、市議会総務常任委員会の視察です。3日間もいないとなると、当然のことながらリズムが狂います。木曜日にやることにしている市政レポートの作成などをいつもと同じようにやれるように、取材などの準備をしました。でも、原稿書きはまったくできませんでした。そのため、今回の視察ではパソコンを持参することにしました。

 夜は議会報告会でした。この時期、一番の悩みは暑さです。今晩は町内会長さんが事前に冷房のスイッチをいれておいてくださり、助かりました。報告後の懇談会のなかでは、「地域事業費制度の見直しの次には13区の総合事務所の統合が計画されているのではないか」「総合事務所職員がこれ以上少なくなると災害対応できなくなる」「住宅リフォーム促進事業は経済効果がこれほどあるとは思わなかった。早めに補正予算を組んでほしい」などの声を寄せていただきました。

 昨日はアルコールを飲まずがんばりました。今晩もと思っていたのですが誘惑に負け、のどごし生一缶飲みました。

2011年07月20日

福岡市でアセットマネジメントを学ぶ

 市の建物や橋などの寿命を10年、あるいは20年伸ばせないだろうか。そうすれば、財政的にずいぶん助かるはず……。そんな思いで公共施設の新たな維持管理手法、アセットマネジメントに取り組んでいる自治体が出てきています。

 昨日はそうした自治体のひとつ、福岡市を市議会総務常任委員会で視察しました。参加者は12人のメンバー全員。福岡市の財政局アセットマネジメント推進課の幹部の方たちから同市の取組について説明してもらい、その後、質疑応答が行われました。

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 アセットマネジメントは、「不動産などの資産について、最適な時期、規模による投資を行うことによりその価値を高め、利益の最大化を図ることを目的としています。また、単なる資産の管理だけではなく、最適な配置にするための取得、処分なども含んでいる」(日経BP社)といいます。

 福岡市が保有する主な施設は、建築物約2000施設、道路総延長3800㎞、橋梁約2000橋、公園施設1550か所、ダム、浄水場などの水道施設、下水道施設、地下鉄施設などです。大きな都市ですが、集落排水処理施設もあります。アセットマネジメント推進課の幹部からは、パワーポイントを使って、アセットマネジメント基本方針の策定に至った経緯、アセットマネジメント実行計画と導入による効果などについて説明してもらいました。

 総務常任委員会メンバーからは、「施設を長く使うことによって更新時期を先にのばすことは理解できるが、一斉に更新時期を迎えないようにするための計画的な更新が必要なのではないか」「建物の劣化状況を把握するためのチェックシート、チェックポイントは作成されているのか」「学校耐震化を平成23年度までに完了させるという方針はすばらしい。どういう経過で決まったのか」などの質問が次々と出されました。いい勉強になったと思います。

 説明のなかで印象に残ったのは、従来の「大量生産・大量消費」時代の「新規整備」ではなく、既存施設を大切に長く使い続ける「維持管理重視」に切り替えていくことが大事だということ。技術スタッフがいる施設では、それなりに日常点検などをやっているので問題はあまりないが、そうでない施設でも取り組める方針と体制が求められているというのもうなずけることでした。また、説明役の一人の職員は、私たちから質問が出ると、iPad(アイパッド)らしきものを持ち出して、データ探しをしていました。こういう使い方をしている人もいるんですね。

公共施設の適切な管理・運営について飯塚市で研修

 きょうは総務常任委員会視察の第2日目。福岡県飯塚市での視察でした。テーマは公共施設の適切な管理・運営についてです。同市の行財政改革担当者から同市の取組について説明を受け、意見交換させてもらいました。

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 飯塚市は2006年(平成18年)3月に旧飯塚市、旧穂波町など1市4町が対等合併してできた市です。人口は約13万3000人。面積は214平方㎞で、上越市の約4分の1ほどです。合併直後に財政非常事態宣言を行い、行財政改革をすすめてきました。

 公共施設の統廃合整理については、市の付属機関である行革推進委員会の公共施設のあり方検討小委員会(32人)で方針を定め、関係者と協議をするなかで取組をすすめてきました。合併当初711あった公共施設は現在600台後半になっているといいます。これまで、公共施設等のあり方に関する基本方針の下、第1次実施計画、第2次実施計画を策定し、取り組んできました。

 特徴的なことは、すべての公共施設について、どれくらいコストがかかっているかを人件費や減価償却費を含めて徹底的に調査し、そのうえで民間移譲、廃止などの方針を決めてきたことです。これは簡単そうで簡単ではありません。そもそも、個別の施設がいつ、いくらで取得したかわからないことが多いとか。そうしたなかで、きょう、いただいた「公共施設等のあり方に関する第一次実施計画」は何と226ページにもわたる膨大なものになっていました。すごいと感じました。

 計画を実施に移す段階では、いうまでもなく、施設利用者などの意見を聞きながらすすめることになります。担当者によると、「ひとつの施設をなくす」よりも「複数ある施設を整理する」方が難しいとのことでした。合併当初5つあった図書館については、3つを指定管理に、残る2つを図書室に変えようとしたが、議会からはダメだと反対されたという話もされていました。

 興味深く聞いたのは、合併協議で未調整に終わっていた事務事業が330からあって、それらについては、副市長の「行革のなかで2年以内に解決せよ」との指示の下、「解決」してきたという話です。実態をよく聞かないと簡単には評価できませんが、こういうやり方をしている自治体もあることを知ってびっくりしました。

2011年07月21日

3月11日以後の防災対策

 総務常任委員会視察の第3日目は三重県四日市市でした。3月11日以後、どこの地方自治体も防災対策の見直しを意識し、取組を開始しています。きょうの視察は、上越市以外の取組状況を初めて学ぶ機会となりました。

 歓迎の挨拶をされた毛利議長は、「マグニチュード9.0を想定防災計画の見直しを考えている」とのべていましたが、危機管理室の説明によると、現在は見直しを図る前段階だということでした。具体的には、次の基本方針をどうするかについて、名古屋大学の川崎先生や三重大学の川口先生などからアドバイスをもらいながら検討をすすめているといいます。津波の新たな想定をどうするか、備蓄品の種類と数をどうするかなど課題はいくつもあると受けとめました。

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 四日市市は太平洋岸にある人口31万人の都市。大工業地帯をかかえ、面積も少ない等上越市とは条件の違いもありますが、注目したことがいくつかありました。そのひとつは、耐震型貯水槽の整備です。市内に224か所も設置されていました。また、拠点防災倉庫の設置も注目しました。地震が発生した時に5000人ほどの帰宅困難者が出るという想定のもとに設置しているとのことでした。

 ところで、愛用のデジカメが急にトラブルを起こしました。昨年購入したばかりなのですが、スイッチを入れ、撮影モードにすると、常時ブルブル震えていてまともに撮影出来ないのです。明日には修理に出そうと思います。

2011年07月22日

全員協議会で市民との直接対話求める声続出

 本日午前、地域事業費制度見直しについての市議会全員協議会が行われました。村山秀幸市長は、「最終的には私自身が重い決断をしなければならない」とのべ、改めて地域事業費制度を見直すことを明らかにしました。

 村山市長は、約15分間にわたって、これまでの経過や自らの考え方を説明しました。そのなかで、「これまで議会や地域協議会などでの本気の議論を重ねてきた結果、総体としてご理解をいただけるものと確信している」「地域事業費の枠のなかではなく、上越市の将来にとって、また地域にとって必要な事業は何かを考え、適時に実施できる仕組みを整えながら予算編成に向かっていく。そして、地域のみなさんの不安を払しょくできるよう今後、地域を元気にするために必要な提案事業や事業の優先度の設定等の仕組みをしっかり構築していきたい」とのべました。

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 これを受けて、15人の議員が市長に対する質問や自らの見解表明を行いました。質問で多かったことのひとつは、地域事業費制度を見直さざるを得なくなったことにたいする市長の謝罪コメントなどを求めるものです。

 中川議員は、「合併前上越市の地域事業費の算出が甘くて、あるいはやっていなくて、合併前上越市の事業費枠を越えることになってしまったことについて市長の口から市民全体に対して謝罪の言葉があってもいいのじゃないか。そこをハッキリさせてほしい」と訴えました。石平議員も、「(見直しは)非常に残念だ。地域事業費制度は約束事のひとつであることは確かであり、この約束が最終的に実現できなくなった今、自らひとつの表現を市民に明確に示すことが必要だ」とのべました。

 これに対して村山市長は、「そういう状況になったことについては、行政の執行段階の管理をする時に、先延ばしせず、キチンと説明する時期が必要だった。そういう面では時期を失してしまったことについては申し訳なく思っている」とのべたものの、現行の地域事業費制度そのものを守れなくなったことについて、トップとしての責任と謝罪の言葉はありませんでした。
 
 今回の地域事業費制度見直し問題では、多くの地域協議会から周辺部に対する配慮を求める声が多く出されています。また、市民との直接的な対話を求める声も強くなりつつあります。こうした動きを受けた発言も多くありました。

 山崎議員は、「13区(地域協議会)のうち11区は『概ね了解した』と報道されているが、ほとんどは(反対を表明している)中郷区さんや三和区さんに近い部分の区もあると思う。私自身もそうだ。なぜ市長は、ソフトランディングという道を選べなかったのか」「来年は市会議員選挙、その後には市長の選挙もある。火種を残して決着するようなことがあってはならない。目線を市民のところまで下げて、地域をまわって、痛いところ、悪いところをくみ取って予算に事業化していくことが必要だ」と主張しました。また、柳沢議員は、「合併前上越市のところに財源、事業が集中し、そのしわ寄せを13区が受けるのではという心配の声がある。それをさせない担保が求められている」とのべました。さらに山岸議員は、「今回の見直しのあり方に問題を残した。そのひとつは、いくら上越の地域協議会の制度は民主的だと言っても市長の諮問機関だ。ほんとうの住民主権をやるなら、直接民主主義を徹底していくべきだ。地域協議会で論議をするだけでなく、一市民のみなさんも自分たちの思いを何らかの形で言える場をつくったうえで最終的な整理をしていくべきだ」と強調しました。

 私は4番目に発言しました。「新たな決意を表明されたが、残念と言うより、怒りを感じる。合併の時点で約束したことを守れないというよりは守らない、その部分が非常に強かった。大元は合併前上越市で守る努力をしてこなかったことにある。ところが、オーバーしそうなところで抑える努力をした形跡が見られない。そういうなかでの(新たな方針の)決意表明をすることはいかがなものか」「13区のなかで2つの区の地域協議会が反対されている現実は否定できない。市長はそこに出むいて合意形成の努力をされたか見えない。どうだったのか」と訊きました。

 これに対して市長は、「無駄な事業はしていないし、そう確信している。毎年どうしても必要な事業を選択していくなかで合併前上越市の事業が伸びた。不必要な事業の取組はなかった」とのべ、合併前上越市が配分枠をオーバーする見込みとなったことについての反省の言葉はありませんでした。反対表明している2つの地域協議会に出向いたかという質問には、「担当の部課長が膝づめで話をさせてもらった。私自身は会長さんのご意見もお聴きしている。今回また(地域協議会のみなさんと)お話しする機会があるので、そのなかでしっかりと話をさせていただく」とのべるにとどまりました。合併時の約束を変更する時は、十分な話し合いと合併前上越市と13区全体での合意形成は不可欠です。それなくして新方針に転換することは許されません。

2011年07月27日

「未満児保育の基準」などで厚生常任委員会が調査

 厚生常任委員会及び委員協議会でした。私の所属委員会ではありませんが、若竹寮改築、未満児保育、指定管理者制度など重要なことが議題となっていましたので傍聴してきました。

 市では、老朽化した児童養護施設「上越市若竹寮」の移転新築を計画するにあたって、設計者を選定するため、2、3月に公募型プロポーザルを実施しました。その結果、株式会社みかんぐみが最優秀者となり、きょうは、その提案をもとに委員の意見や提案を求めました。同施設は定員56人。今年度中に実施設計を行うことになっています。

 委員からは、「都会の人の設計だと思った。予算面でトラブルが出ないか(気になる)。(一般的に)建物に南の陽を当てたがるが、北の風を入れてやることが大事」(小林章吾委員)「敷地の東西50メートルで2メートルの高低差があるが、平らにできないものか」(平良木委員)「公共施設のひとうだから、太陽光エネルギーを使う観点が必要ではないか。屋根が北向きの勾配になっているが、これではパネルがのらない」(同)「敷地の境界線ギリギリのところに建てていいのか」(岩崎委員)などの発言がありました。

 なお、委員から、「公募型プロポーザルの審査結果を市のHPに載せる前に委員会に示すべきだったのではないか」「HPに載せていても委員会の調査資料として出すべきだ」「委員会がこれまで提案してきたことについて、(一つひとつ)どういう対応をしたかという説明がないのはおかしい」(森田委員、石平委員など)などの発言が相次ぎました。大事なことは委員会などで十分な調査ができるようにすることです。今後、議会に対して市の情報の出し方をどうすべきか、明確にした方がいいと思います。

 市議会と市民の意見交換会で「市立保育園における未満児保育の基準」がどうなっているかを問う声がありました。きょうは、それについて市から説明がありました。まず、当市の基準をごらんください。

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 表のとおり、1歳児の職員配置、施設設備については国基準を上回っていますが、これは、新潟県が私立保育園にたいして補助を行う際の「未満児保育実施要綱」に準じたものです。佐野保育・少子化対策担当部長は、「1歳児6人を1人でみるのは極めて困難。園児の安全などを考え、ゼロ歳児と同じ基準で対応している」とのべていました。

 委員からは、ゼロ歳児の基準や看護師配置について、現状でいいのか問う発言がありました。委員会では、今後、委員会としての一定の所見をまとめていく方針です。

2011年08月15日

情報伝達の遅れ、総合事務所の体制などで質問相次ぐ

 今回の新潟・福島豪雨についての対応をめぐって総務常任委員協議会が開かれました。直前に災害が発生したのであれば理解できますが、お盆の最中に委員会を開催するのは異例というより異常です。災害発生は先月30日。本来なら災害が発生してから速やかに現地調査をし、他のスケジュールを変更してでも議会としての対応を協議すべきでした。

 市役所の今回の水害対応については、マスコミなどから情報伝達が遅すぎるなどと厳しい批判の声がありました。委員協議会の冒頭、馬場和明危機管理監は、「この度の災害対応については、市民のみなさんにたいする避難情報の周知、伝達が遅れたことをはじめ、避難所の開設が不徹底であったことなど、市民の安全を確保するうえで、あってはならない不手際があった。対応に遅れが生じたこと、また、それ以上に水害に対する危険性の認識が十分とはいえなかったことを心から反省している。課題と原因をしっかりと整理しながら、今後このようなことがないよういっそう危機管理の意識を高め、対応を徹底していく。心からお詫びを申し上げる」と陳謝しました。

 新潟・福島豪雨のよって上越市においては、床上・床下浸水、道路の決壊、地滑り、田畑への土砂の流入など甚大な被害が発生しました。馬場危機管理監の報告によると、被害額は概算で、約9億9800万円(12日現在)に上るといいます。このうち、農地、農業用施設の被害が最も多く1254件、約6億3039万円になります。次に多いのは市道です。こちらは115件で、約2億5280万円。このほかに林道など林業施設の被害が約40件、2960万円ありますが、これは今後の調査によっては大きく膨らむ可能性があります。

 行政側の報告の後、質問が行われました。私がとりあげたのは、避難勧告にもとづく避難率の低さ、床上浸水被害者への支援の強化、治水予算の増大を求める働きかけの必要性などについてです。他の委員からは、災害時の情報伝達のあり方、地元在住の総合事務所職員が少なくなりすぎて、災害対応がまともにできないなどの問題がとりあげられました。総合事務所の災害対応については、6月議会一般質問で指摘しましたが、私と同じ主張を2人の議員がしてくれました。参考までに、7月3日発行の市政レポートに載せた各総合事務所職員の実態について掲載しておきます。

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 今回の豪雨で避難勧告が出た対象は、37町内会の1万8609人(委員協議会ではうっかり避難準備情報の対象者数を言ってしまいました)。このうち実際に避難した人の数は295人でした。私からは、「実際の避難者数は極めて少ない。増水して、堤防を越えるかもしれないという時にどうしてこういうことになるのか。過去の水害と比較しても低いのでは」と質問しました。馬場危機管理監は、「今回の避難勧告、出来るだけ早めにお知らせをというスタンスは変わらないが、避難の実態を含めて整理、検証していきたい」と答えました。

 三条市では床上浸水した家については、調査の上ですが、基本的には半壊扱いにして独自の支援をしているとのことです。上越市の場合は1万円の見舞金と新潟県の被災者生活再建支援制度の適用による30万円(最高で)を支給するだけです。少なくとも三条市並みの支援をとの私の訴えに、稲荷副市長は、「今後、今の水準が妥当なのか検討したい」とのべました。期待したいと思います。

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 河川の災害現場を歩くと、治水関係の予算の少なさからくる改修のスピードの遅さを強く感じます。「県の治水予算は大幅に減っている。このままでは、また被災する。関係機関に増額を働き掛けるべきだ」との主張に、稲荷副市長は「(治水関係)予算の確保が必要というのは県内市町村が共通して問題意識を持っている。いろんな立場、機会をとらえて予算確保に取り組んでまいりたい」と答えました。

 

2011年08月24日

田舎暮らし座談会

 都会から上越市内山間部に移住した人たちの生の声を聴いてみたい。できれば、そこから中山間地域振興のためのヒントを得たい。そんなことから、市議会中山間地対策特別委員会が移住者の人たちが頑張っている地域に出かけて田舎暮らし座談会を昨日、吉川区坪野と板倉区猿供養寺の2箇所で開催しました。

 このうち吉川区坪野では、冒頭、宮崎政国委員長が「中山間地域があるから平場、街場がある。私たちは3年かけて中山間地域振興基本条例をつくった。まずは柱をつくり、これから枝葉をつくって中山間地域を振興させていきたい。みなさんから、こんなことに困っている、こんなことができないだろうかなど、忌憚のない意見を聴かせていただきたい」と挨拶しました。

 続いて、徃住昭平町内会長が、「挨拶といっても大したことをしゃべれないので町内会の実情をお話しさせていただく」と挨拶。その中身がリアルで、よく整理されているのでびっくりでした。長くなりますが、その概要を紹介しましょう。

 同町内会長は、「昔は36戸あったが、いま、町内会戸数は22戸。そのうち5戸の方がたが移住されてこられた。人口は49人。ほとんどが65歳以上で、いわゆる限界集落だ。一人暮らしが5、お二人だけの世帯は13、3人以上は4世帯で、18世帯が年金生活世帯となっている。農家世帯は5で、町内会の外から耕作に入っておられる人が3人いる。耕作面積は10町歩。町内会のみなさんからは毎月1回集まっていただき、常会を開いている。農道普請などは年4回。市が取り組むクリーン作戦のほか、道路に花を植えることもやっていて、昨年はチューリップを植えた。主な行事としては、年始会、祭礼を春と秋に2回、冬はサイの神にも取り組んでいる。水源地域としては体育祭や雪上運動会もやっている。いま、何が心配かといえば、(柿崎)病院までのバス代が片道700円もかかることだ。車を持っていない世帯は7世帯ある。高齢化が進み、普請など町内会の義務を果たせない世帯も出てきている。それと、各種負担金が重い。学校後援会費などの負担金総額は1年間で1世帯当たり8866円にもなる」と紹介されました。

 座談会の前には自己紹介もありました。市議会の特別委員に続いて、町内会からの参加者の一人ひとりの自己紹介は個性あふれるものでした。「雪だけが苦になる。あとは苦にならない」「すごい緑に誘われて来た。泣き泣きの妻を連れてきた。(すぐ隣のお連れ合いが、すかさず、いまも泣いています、と発言)。山の中なので、灯りが恋しくてたまらない」「雪が降ったら引きこもっている」「当初、やぶだらけで、こんなとこに誰が住むかと思った。道も水道もなく苦労した。でも、いろんな出会いがあり、楽しんでいる」「田舎育ちだけど慣れるまで苦労した」みなさん、これまでの苦労やいまの思いをにじませた紹介をされましたね。

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 座談会の中では町内会の参加者から次々と発言が出ました。「県道、市道はまったく問題ないが、そこから木戸先までの除雪が大変だ」「雪が一番多くなったところで除雪機が壊れたがすぐには直してもらえなかった。部品が無いというので、メーカーの本社まで電話をかけた」「いまのデマンドバスは運転側のデマンドであって、利用者側のデマンドとなっていない」「いざという時に、消防署と警察の見解が違うのでまいった」「この間の大雨で宅地が滑った。でも災害で拾ってもらえない」「かなしいのは子どもの姿が見えないことだ」「ものをつくる楽しさをアピールすべきだ。売っている人参と自分で作っている人参とでは甘さが違う」などの発言は、特別委員会の今後の議論に役立つものばかりでした。

 板倉区猿供養寺での座談会は午後からでした。宮崎委員長の挨拶の後、猿供養寺の石曽根浩町内会長が、「もう5年、10年経てばどうなるか気にしながら生活している。今回の懇談会を契機によりよい町内会にできればと」と挨拶されました。また、寺野地区連絡協議会の丸山公星会長も挨拶、「ここは黒倉山があり自然が豊富で、歴史もある。たいへんな豪雪地帯で、最盛期には寺野地区で360戸あったが、いまは160余りになってしまった。山菜まつり、盆祭りなどいろんな取り組みをしているが、若い人からお年寄りまで安心して住めるところにしていきたい」とのべました。

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 寺野地区には「寺野の自然と暮らそうサポートセンター」という組織が昨年の5月にできました。同センターの三浦栄一代表から活動を細かく紹介していただきました。

 三浦代表は、「この地域の人口をいかに減らさないようにするかが課題だ。ここ数年、都会からの人が増えてきている。最初から定住をと言っても無理がある。入った人の状況をお聴きすると、都会と生活環境が違う。地域としても集落としてもいいとこ取りでは困る。同じ地域の中でもサポートしないとトラブルが発生して暮らしていけない。来られた方に快く住んでもらい、1戸でも増やしていきたい」「大震災後、都会からの脱出が増えてきている。それに応じた受け入れ体制をとっていく必要がある。議会にはいろいろな制度をクリアーできる体制を整備していただきたい。例えば、農地取得は50アール以上にならないとダメということでは自給自足の生活をやりたくてもやれない」「春先になって4戸の方が急に農業やめたいといってやめられた。やめると田畑は草ぼうぼうになる。外から来られた方にも協力してもらいたい。原発も心配だが、食料も心配だ」と報告されました。サポートセンターは、「農家の自給自足に係る作業への協力」、「日常生活で困っている人への協力」、「住まいの補修作業への協力、住まいの片付け、清掃、除雪など維持保全に係る作業への協力」が主たる活動だということでした。板倉区でこうした取り組みがあることを初めて知りました。

 座談会の中では、都会から移住して3年目の方が、ブログを開設して田舎暮らしの良さをアピールしていることが紹介されました。北折佳司さんという方です。北折さんは、「都会では選択肢がありすぎて身につかない。コメをつくる時の『手を動かして得る喜び』がいい。都会の人たちにアピールできればと思っている」とのべました。

 議会側との話し合いテーマとなったのは農地の取得制限についてでした。自給自足を希望して移住してきた人たちが少ない面積でも耕作できる仕組みづくりを考えていく点で一致しましたので、これは委員会の大きなテーマの一つになっていくでしょう。このほか、参加者からは、「お年寄りが病院へ行くにも厳しくなっているので、手当(支援)していただきたい」「引き受け手がいるかどうかが問題だが、冬期保安要員をここにも欲しい」「旧寺野小学校の空きスペースの活用を考えられないものか」「過疎地に住むメリットを条例を運用する中で考えていただきたい」などの声が寄せられました。

 今回の座談会は市議会が中山間地域振興基本条例を制定して初めての取り組みです。同条例を活かすも殺すも具体的な施策がきちっと打ち出されるかどうかにかかっています。その点から見た時、昨日の座談会はとても有意義でした。

 最後にお知らせです。先日の顕法寺城での烽火上げの時の太鼓集団、鼓舞衆のみなさんの太鼓を動画でアップしましたのでごらんください。

2011年08月31日

請願者が初めて意見陳述の申し出

 上越市議会が議会基本条例を制定したのは昨年11月のことでした。この条例が出来ていま、市民も議会も変わろうとしています。そうしたなかで、昨日、議会に請願を出した市民が9月議会で意見陳述をさせてほしいと申し出たのです。

 この人は大潟区の佐藤忠治さん、「住民自治と合併問題を考える会」の代表です。先月、議長にたいして、「13区住民を対象にした地域事業費制度見直しについての市主催の説明会を早急に開催すること」を求める請願書を提出していました。

 上越市議会基本条例には、「議会は、前項の規定にかかわらず、当該請願者又は陳情者が市民の場合で申出があるときは、当該請願者又は陳情者の意見を聴く機会を設けるものとする」(第8条第4項)という条項があります。これは、市民参画の機会の保障のひとつです。

 請願者が意見陳述する例は、私が市議になってから、まだ一度もありません。今回、実現すれば、初めてとなります。請願の趣旨からいって、請願を審査するのは総務常任委員会です。日程的には16日の午後の時間帯に意見陳述してもらうことになるでしょう。どんな展開となるか注目です。

2011年09月05日

9月議会スタート

 きょうから9月議会です。市長による提案理由の説明の後、総括質疑に入りました。通告を出した6議員のうち、4人が登壇して昨年度決算、一般会計補正予算などで質疑を行いました。

 注目したことのひとつは、高波議員の「総合事務所のブロック化」についての質問にたいする村山市長の答弁です。市長は、「現行体制の課題の検証をはじめ、求められる機能や組織の再編案について検討を進めてきた。具体的には、複数の総合事務所について、そのなかの基幹的な総合事務所に土木技師などの専門職を集約し、広域的に業務を行うことで効率化が図れないかとの考えから今年度にモデル地区を設定し、試行的に実施することをめざした。しかし、木田庁舎を含めた業務分担の精査や業務の集約化による影響等の検証を慎重に行うべきとの判断から引き続き詳細な業務分担の整理を行っている。できるだけ早い時期にその実施を考えている」と答えました。「特定の総合事務所の廃止は考えてはいない」とのことですが、「基幹的な総合事務所」という言い方がひっかかりました。

 もうひとつ注目したのは、信越本線移設事業費についてです。これは北陸新幹線新駅に現在の脇野田駅を併設するための事業費ですが、2005年度に専門のコンサルタントに委託して弾いた概算事業費は約30億円でした。ところが、今回、JR東日本が試算した数値は、それよりも12億円も多いものでした。市長は事業費が大きくふくらんだ理由について、路床改良、消雪設備、民間通信ケーブルの移設などが考慮されていなかったことをあげ、「当初の段階で、条件設定について精査されていなかった」とのべていました。市長の答弁を聞き、疑問がいくつも湧いてきました。疑問点はここでは具体的に書きません。明日の平良木議員の質疑でそのいくつかを訊いてもらう予定です。残りの疑問点は総務常任委員会で私が質問することになります。

 明日も総括質疑が行われます。まず、山岸前議長が久々に登壇し、その後、党議員団の平良木議員の番となります。

 

2011年09月06日

総括質疑2日目、熱い論戦続く

 総括質疑2日目。トップは6~7年ぶりに総括質疑に立ったという山岸行則議員でした。昨年度の決算については、全体としては一定の評価をしつつも、疑問や問題点があるとして重量感のある質問を繰り広げました。いくつかの財政指標の数値が改善したことについては、「国や県からの金が増えたから改善したのであって、自主努力によるものではない」と断定、行政改革についても「行革の努力はまだまだ」と厳しい評価を下しました。財政調整基金への積み立てについて、同議員が、「(経済対策などに)使うべきであり、使わなければならない財源だったのではないか。いま一歩、政策的に詰めていなかったのではないか」とのべた時、市幹部の顔が険しく見えました。

 二番手は日本共産党議員団の平良木哲也議員。事務事業の総ざらい、(仮称)厚生産業会館建設問題、信越本線移設事業、原子力防災などについて質疑を行いました。時間の制約があるなかで、今後の常任委員会審査の基調を定めるものとなったと思います。

 事務事業の総ざらいの評価に関して、平良木議員は、地域自治区が自主的に定めて取り組んできた地域事業まで行政側から先に評価を下し、その後、地域協議会の意見を聴くという手順はおかしいと指摘しましたが、市長は、「どちらが先か後かという形式的なことではない。実際にその事業が必要かどうかが問題だ」と答弁していました。しかし、これは都市内分権を重視するかどうかという本質的な問題です。「最終的には地域協議会に諮問する」手続きをとり同意を得たとしても、分権を尊重することとは相容れないものです。

 (仮称)厚生産業会館建設問題で市は、この施設の建設の実施を前提に、整備検討委員会を設置するとして、今回、関連経費を一般会計補正予算に計上しました。しかし、3月議会では、「(仮称)厚生産業会館の建設については、現在実施する環境には至っておりません」と市長がのべ、担当部長(当時)も「今後実施するしないも含めて今後のまた課題だとは思っております」と答弁していました。平良木議員は、「いつの間にか、建設実施が前提になっているのはどういうことか。あらためて市民に問うこともなく、建設実施が決められたのか」と追及しました。これに対して市長は、「市長選の公約であり、市民からは建設に期待する声がある。建設を前提に提案した」とのべました。確かに市長選の公約のひとつでしたし、その実現への期待もあるでしょう。しかし、学校耐震化など緊急課題が他にもある中で、現時点で建設を具体化するのは正しいかどうか。市民の声をしっかりと聴いたうえで対応すべきだと思います。

 さて、注目の信越本線移設事業です。2005年度に試算した事業費よりも10億円も増えた経緯と内容について平良木議員は、「地域事業費の見直し、枠の撤廃など、市の財政運営に関わって市民ぐるみで議論が行われ、力を合わせていくべきときに、これだけの財政支出が新たに発生することはたいへんなこと」「こうした事態になった経緯、何が原因でこうした超過が発生したのか、このことがいつわかって、それに対して市としてどういうリアクションを起こしたのか」と問いました。市側は、8月10日に具体的な数字が出たが、「内容的に個々の施設が必要かどうかの検討も進めた。出てきた数字を前回のコンサルの内容と比較作業にずいぶん時間を要した(ので24日開催の特別委員会に示さなかった)」(市長)「事業費をもう少し圧縮できないか、他にも技術的に詰められないか検討してきた」(総合政策部長)とのべるにとどまりました。詳細は総務常任委員会の場で、一問一答で詰めていくことになります。

2011年09月07日

(仮称)厚生産業会館の建設問題で活発な議論

 午前はOさんの葬儀でした。出稼ぎ先が父と一緒だったこともあり、わが家とは親しく付き合いをしてくださった方です。父が死んでからも何回か来て、思い出話をしてくださいました。遺影はふだんの姿そのまま、突然の死だったこともあって、亡くなったことが信じられませんでした。

 市議会の方はきょうから常任委員会審査です。今定例会では建設企業常任委員会がトップで、文教経済、厚生、総務の順です。

 きょうの注目は、(仮称)厚生産業会館の建設問題です。昨日も書いたように、3月議会で市長は、「(仮称)厚生産業会館の建設については、現在実施する環境には至っておりません」とのべていました。当時の担当部長も「今後実施するしないも含めて今後のまた課題だとは思っております」と答弁していました。樋口議員が、こうした発言と今回設置するとしている整備検討委員会との関連を追及しました。部長や副市長とのやりとりのメモを控室に忘れてきたので、正確さに欠けるかもしれませんが、副市長の答弁は、「地域事業費制度の見直しで建設を実施に移す環境が整った」という趣旨だったかと思います。確かに、制度の見直し前のままでは、合併前上越市の事業費枠をはみ出すので建設は公約だったけれども実施に踏み切れない。枠を撤廃する見直しを決めた段階では動き始めることを言いだすことは可能です。答弁を聴きながら、地域事業費制度の見直しの本質が見えたと思いました。

 きょうの委員会では、「選挙公約なんだから粛々と進めるべきだ」という発言がある一方で、「(市民の声を聞いて)もっと慎重に進めるべき」との発言がありました。現段階では、総事業費がいくらになるか概算も示さない、建設場所の候補地もいくつか上がっているが言わない、これが市側の対応です。市側は、「議会に示すところまで固まっていない」としていますが、自治基本条例では「市長等は、政策の立案、実施、評価及び見直しに至るまでの過程及び内容を市民に分かりやすく説明しなければならない」(第18条)とあります。市民を代表する議員、議会に対しては、もっと踏み込んで現在進行形の「過程」を示すべきではないでしょうか。

 かたい話ばかり書きました。最後にきょうの爽やかな風景をごらんいただきましょう。JAえちご上越吉川支店前から撮影しました。

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2011年09月08日

(仮称)厚生産業会館の建設スケジュール表、示される

 あー、情けない、情けない。2日連続で委員会資料、メモを控室に忘れてきてしまいました。きょうの建設企業常任委員会では、(仮称)厚生産業会館の建設スケジュール表が配布され、若干の質疑が行われた後、一般会計補正予算についての採決が行われました。スケジュール表には昨日の議論を反映させ、議会に報告する月、高田区地域協議会に諮問する時期などが入っていました。明日の午前、市役所に行きますので、具体的な日程は画像データなどで紹介します。

 採決の直前、党議員団の樋口議員が発言を求め、「(仮称)厚生産業会館は市長公約だが、公約と言えども建設の是非を市民に聴くべきだ。一方的に決めるのはおかしい」とのべました。当然のことです。採決の結果は、樋口議員だけが反対で、他は賛成でした。ただ、この問題では、他会派の何人かの議員が一般質問する予定だとも聞いています。私たちと同じ問題意識を持った議員もいますので、市民の間でも活発な議論が起きるよう期待したいと思います。

 昨晩は市政レポート作成で手間取り、3時間ほどしか眠りませんでした。午前中は何とか持ったのですが、午後はぜんぜん頭が回転しません。市政レポートのポスト下ろしを終え家に着いた時には、車を降りる力すらなく、車内で1時間ほど寝てしまいました。でも、この睡眠のお陰で夕方、大島区まで行ってくることができました。

2011年09月09日

副市長発言が波紋

 一昨日の建設企業常任委員会における稲荷副市長の発言が市役所職員や議員の間で話題となっています。その発言というのは、「地域事業費の見直しにつて一定のご理解をいただいたことで(仮称)厚生産業会館の建設を進める環境が整った」というものです。

 話題の発言は樋口議員の質問に対する答弁のなかで飛び出したものです。すでに、詳細な発言メモを持っている議員もいたので、見せていただきました。そのメモと私のメモとで稲荷発言を再現してみました。

 市長の公約である以上は任期中に(仮称)厚生産業会館を建設するということは基本的方針としては決まっていた。ただ、3月時点で市長が言われた「環境が整っていない」ということに関していえば、皆さんご案内の通り、地域事業費の関係が大きな課題だった。すでに合併前上越市の地域事業費が枠を確実にオーバーしてしまうことがわかっている中で厚生産業会館をやりますというのはあまりにも環境にマッチしたスタンスではない。それを踏まえたなかで、地域事業費の見直しを丁寧に議会のみなさん、地域のみなさんに説明してきた。(地域事業費の見直しについて)一定の理解が得られたというなかで、元々、市長としては公約に掲げていたので、環境が一定整ったという判断をし、今回、補正予算を出した。

 稲荷副市長は誠実な人なので、市の考えを素直にのべただけのことですが、波紋の広がりによっては今後の市政運営に大きな影響を与えることになるかも知れません。

2011年09月14日

コミュニティ政策学会の地域自治区調査

 きょうは岐阜大学の2人の研究者の方が木田庁舎に来られました。地域科学部の山崎仁朗先生と院生の東善朗さんです。お二人は昨日から吉川区などに入られ、上越市における地域自治区、地域協議会の活動について調査を進めておられます。吉川区については、地域協議会が独自に住民アンケートを実施したことや、7つの「地域づくり会議」をベースにして「まちづくり吉川」が活発な活動を展開していることなどに大きな関心を寄せておられ、今回の調査となったということです。

 きょうは、市議としての立場で、地域協議会が1期目と2期目でどう変化しているかとか、上越市が昨年から取り組んでいる「地域活動支援事業」、「地域事業費の見直し」などについてどう見ているかなど質問を受けました。約1時間半ほどではありましたが、研究者のみなさんの考えも聴くことができて、とても勉強になりました。そうそう、昨日からさがしていた旧吉川町公民館水源分館の活動の写真は今朝、市役所で見つけることができました。この写真のお陰で、かつて、学校が地域活動の拠点であったことを実感してもらえたのではないかと思います。

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 調査の合間に私の市政レポートのことやホームページ、ブログ、本などについても話題となりました。調査の準備としてだとは思いますが、ブログや本を丁寧に読んでいてくださったのはうれしかったですね。私が学生時代、えちご亭円志という芸名で落語をやっていたことを話したところ、全日本学生落語選手権大会の話になりました。今年の2月の大会では岐阜大学の三流亭今壱(さんりゅうてい・いまいち)さんが「二番煎じ」を演じ、最優秀賞を獲得したということです。岐阜大学が急に身近に感じられるようになりました。

2011年09月16日

信越本線(脇野田駅)移設事業で質問

 昨日、帰宅したのは午後9時過ぎでした。早朝から市政レポートの作成、印刷、総務常任委員会、党務と動きました。体も頭も動く限界があります。とうとう日記は書けませんでした。

 昨日の委員会では、北陸新幹線開業に伴う信越本線(脇野田駅)移設事業についての質問に集中することにしていました。先日明らかにされた総事業費は約42億円で、2005年度(平成17年度)に専門的なコンサルタントがはじき出した約30億円を大きく上回るものでした。昨日の質問ではそもそも5年前に出された数字はいくらだったのか、なぜ今回の総事業費と大きな差が生まれたのかなどについて説明を求めました。

 その結果、5年前の数値には設計費が入っていなく、設計費を含めるとその段階での総事業費は約32億円だったことが明らかになりました。また、雪処理など雪国では欠かせぬ対策など重要項目がいくつも抜けおちていることが改めて明らかにされました。大きな差がどこでどんな積算の中で発生したかについては、総合政策部長に、近く詳細なデータを議会に示すことを約束してもらいましたので注目していきたいと思います。

 今朝の新潟日報「窓」欄に吉川区の石野武安さんの投稿、「献体に協力 医学の進歩願う」が掲載されています。難病に長年苦しみ、たたかってきたお連れ合いは今年、亡くなりましたが、連れ合いへの手紙というかたちで献体に協力したことの思いを綴ってあります。長年、夫婦一体となって病気とたたかってこられた姿を見てきただけに涙が流れました。

2011年09月23日

個性あふれる質問

 昨日は一般質問2日目。柳沢周治、宮崎政国議員等6人が登壇し、質問を繰り広げました。6人ともそれぞれ個性があって、おそらく傍聴していた人は、「議員というのは一人ひとりこんなにも違うものか」と思ったのではないでしょうか。

 このうちトップに質問した柳沢議員は、原子力災害対策についての質問が光りました。東電柏崎刈羽原子力発電所の対応についての実態が見えてこない、敷地内の断層評価の見直しなどがどこまで進んだか。放射線の測定値の公表にあたっては、見解を付けて数値を公表することなど、一つひとつ丹念に訊いていく質問のやり方はこの人ならではのものです。

 宮崎議員の質問は公の施設の統廃合についてと第三セクターの今後の方向性についてでした。マスコミは公の施設の統廃合の質問に注目したようでしたが、私はどちらかといえば第三セクターに関連した持ち株会社の質問に引き込まれました。まあ、とにかく、三セクの社長などから事前によく聴いて、調べて質問を組み立てていたのはすごかった。特に、9月30日までに持ち株会社に参加するか否かについて各三セクが答を求められている、しかも参加しない場合は契約をどうするこうするという裏事情まで調べての質問には迫力がありました。

 質問のユニークさでいうなら佐藤敏議員の右に出る人はいないでしょう。日本舞踊、落語をこなす佐藤議員が質問を始めると議場は「演芸場」かと錯覚しそうになるほど笑いが起きます。直江津駅自由通路に小学生や老人クラブなどが絵画などを展示するギャラリーを常設して活性化をと訴えた質問では、NHKの夕方の番組の「児童画廊」でのアナウンサーを「実演」し、設置を迫りました。そして質問の最後の締めくくりは、徒然草第52段の朗読です。仁和寺に、ある法師、年寄るまで、石清水を拝まざりければ、心うく覚えて……。自分の得技を活かして、市民の願い実現を迫る姿は見事でした。

2011年09月27日

私の質問は27日夕方の可能性大

 いまほど起床しました。昨日は朝5時過ぎから夜8時半くらいまで、新聞配達、議会本会議、さらに地元での会議と連続し、すぐに寝てしまいました。できれば、もう1時間ほど眠りたいのですが、一般質問の準備を急がなければならないので起きました。

 私の質問は普通のペースなら明日、28日の午前なのですが、昨日は7人も登壇することになって、きょう27日の夕方になる可能性が大きくなってきたのです。早ければ、午後4時前後になるかも知れません。

 質問テーマは7月30日の豪雨と長野県北部地震、原子力防災対策の2つです。いずれも他の議員が質問したテーマなので、これまでのやりとりを整理して、質問の組み立てを考えないと「それはもう誰かが訊いた。はやくやめろ」という雰囲気になってしまいます。というわけで、これから記録ノートのチェックです。

難しい時間配分

 私の一般質問が終わりました。今回の出来は70点といったところでしょうか。テーマを2つに絞ったから1回目の質問は12~13分にして、その後の一問一答でじっくりと質問しようという作戦はうまくいきませんでした。1回目の質問で17分もかかってしまったので、再質問では原発問題に触れることができなかったのです。ここ数年、原稿を書いて読み上げる型の質問をやめていますが、原稿は書いた方がいいのかなと心は揺れています。

 今回の私の一般質問は、7.30豪雨災害と3.12長野県北部地震、原子力防災対策がテーマでした。このうち、豪雨災害に力点を置き、質問を繰り広げました。「同じ場所で同じ災害を繰り返すな」「情報を甘く見てはいけない」などという主張は、被災現場を何度も訪れ、関係者の声を聞いたうえでのものです。今後の行政に活かされるものと確信します。どういう切り口で質問するかについては、先日のさわやか福祉財団のシンポジウムがとても参考になりました。

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 一般質問は私が最後でした。したがって、明日の本会議はありません。明日は午前に市政レポートの原稿書きをし、午後から党議員団会議です。最終日の討論内容などについて議論し、まとめていきたいと思っています。

 

2011年09月30日

単独で修正案提出へ

 9月議会はきょうが最終日です。一昨日の午後、そして昨日の午前と連続して党議員団会議を開催し、最終日の議案対応で議論してきました。中心は今年度の一般会計補正予算です。建設すべきかどうか市民の声を聞くべきだと主張してきた(仮称)厚生産業会館検討委員会経費や私たちが反対してきたオラレ開設関連経費などが含まれていることから、他会派議員とも接触してきましたが共同歩調をとるに至らず、結局、日本共産党議員団が単独で修正案を出すことになりました。私たちが単独で修正案を出すのは今回が初めてです。修正案、提案理由の説明文の作成などでいままで経験したことのない苦労をしました。でも、反対なら対案を出すというのは当たり前のこと、がんばりたいと思います。

 昨日は正午前にいったん地元に帰り、午後2時半から上越地域消防事務組合議会の全員協議会でした。第1次総合計画案の説明、東日本大震災に係る緊急消防援助隊の派遣状況などが報告されました。

9月議会終わる

 9月議会がきょうで終わりました。4人の常任委員長報告に続いて、平良木議員が今年度上越市一般会計補正予算の修正案について説明し、討論、採決へとすすみました。修正案が提出されたのは、私が市議になってからでは、市総合計画と杜氏の郷への税金投入問題の時の2回だけ。ですから、今回で3回目となりますが、今度は日本共産党議員団単独での提出となりました。平良木議員が読み上げた提案理由は、4人で練ったものです。

 修正案の内容は、舟券売り場設置関連経費、くるみ家族園の指定管理者選定委員会経費、(仮称)厚生産業会館検討委員会経費の削除です。このうち、くるみ家族園については、指定管理者の指定を取り消し、当面直営とすることを主張しました。また、(仮称)厚生産業会館は市民の声を聴いてからにすべきで、時期尚早だと訴えました。提案理由の説明全文は明日、掲載する予定です。

 請願は、消費税の増税反対の意見書提出を求めたものと上越市の地域事業費制度の見直しに関して市主催の市民説明会開催を求めるものの2つでした。前者に賛成したのは、日本共産党議員団だけでした。また、後者についても、私たちと他会派の2人(中川幹太、水澤弘行議員)だけであり、不採択となってしまいました。今後、議会報告会などでとりあげられることと思います。

 きょうは議会終了後、「しんぶん赤旗」日曜版を一部地域で配達し、その後、柏崎へ行ってきました。柏崎の義母の顔を見に行ってきたのです。妻は20日に行ってきましたが、私の方は行くことができず、ようやく出かけることができました。足が不自由であまり外に出ていないとのことでしたが、それでも元気なので安心しました。

2011年10月02日

修正案、提案理由の説明などをアップ

 一昨日の日記でお約束した上越市の2011年度一般会計補正予算の修正案ならびに修正案の提案理由の説明をホームページに掲載しました。
 また、市政レポート1521号、「春よ来い」の第172回、「父の思い出の地」もアップしましたので、ごらんください。

2011年10月03日

上越市議会がマニフェスト大賞優秀成果賞受賞

 うれしいニュースです。第6回マニフェスト大賞の優秀成果賞に上越市議会の「議員提案による『中山間地域振興基本条例』の制定」が選ばれました。マニフェスト大賞は首長や議会、議員等の優れた活動に贈られるもので、上越市議会の受賞は初めてです。

 今回のマニフェスト大賞には全国から1340団体1670件の応募があったといいます。このなかで当市議会の中山間地域振興基本条例の制定が選ばれたことは、条例制定にかかわってきた議員の一人としてうれしく思うとともに誇りに思います。これからは、この条例を活かし、上越市の中山間地対策の充実に努めていきたいですね。

 同条例の制定過程などについては、上越市議会ホームページの中山間地域振興基本条例のページをごらんください。

2011年10月08日

久しぶりに大島区へ

 昨日、午前から午後1時近くまで大島区旭地区へ行ってきました。市議会が長かったこともあって大島区旭地区へはひと月ほど行っていませんでした。

 思っていた通り、旭地区はまだ稲刈りシーズンです。板山、竹平などではコンバインの音が聞こえました。豪雨災害で大きな被害をこうむった従兄にも会うことができました。先日の私の議会質問のことをよく知っていて、「ありがとな」と言われました。従兄の一人はインターネットで私の一般質問を見て、みんなに様子を伝えてくれたようです。これはうれしかった。

 大島区では10人ほどの人たちと話をしましたが、一番の話題は、議会での市長発言でした。大島区、安塚区の総合事務所の土木職員を浦川原区総合事務所に集め、新たな総合事務所の職員体制の試行をするという発言です。これには、思っていた以上に大きな反発があるなと感じました。「よりによって、災害のあった年にとんでもない計画だ。除雪ひとつとってみても職員は身近にいないと住民は困る」「総合事務所合理化の布石ではないか」などの声が寄せられました。

 午後からは市議会総務常任委員会でした。各種計画の事業を進めるにあたって優先度をどうするか、評価基準など具体的な方針を示して議員の意見を聞こうという会議でしたが、委員長が副市長の出席を求めなかったというから驚きでした。優先度に関しては事務的なことだと判断したのだとしたらとんでもないことです。最大の焦点は中山間地切り捨てにつながらないかどうかだったのですから。委員からもこの点でも質問や意見が出ていました。具体的な議論は市政レポートに書く予定です。

 昨日は懇親会もあって、直江津から電車で帰ってきました。風邪をひいていて頭がぼーっとしていたのですが、電車から降りた時、私よりもかなり若い女性の方に声をかけられしゃんとしました。「橋爪議員さんですよね、私、応援しています」と言われ、びっくりしました。どこの方かはわかりませんが、このブログを見ておいでの方かも知れません。ありがとうございました。

 きょうは午前から安塚区です。県立安塚高校が創立100周年を迎えたというので、党議員団を代表して記念行事に参加してきます。そして午後3時半の電車で長野市へ向かいます。帰りは明日の午前になる予定です。

2011年10月25日

岡山県中山間地域協働支援センターを視察

いま岡山市です。市議会中山間地対策特別委員会の視察です。岡山県が取り組んでいる中山間地域協働支援センターの活動の実際を学びに来ました。

 ここの協働支援センターは、3つのNPOが県からの委託を受け運営しています。今年度の事業は、①支える人を支える、②旗振り役を紡ぐ、③子や若者の目を向ける、④応援団を送る、⑤結び目を増やすの5本柱。実際にやっていることは、市町村からの推薦で県に「おかやま元気!集落」として登録された25集落を対象に、集落の集落機能を維持・強化するため、集落アドバイザーの養成、田植え、草刈りやお祭りなどへの支援要員の派遣などです。

 説明をしてくださったのはNPOの人たちと県の担当課の人たちです。「中山間地域の問題と言っても、都市部の人たちからも自分たちの生活にかかわってくる問題だと分かってもらうことが大事だ」「支援対象とはなっているが、お年寄りたちはとても元気で、目標を持って生きておられる。その元気な姿を見て応援に行った人たちも元気をもらってきている」「限界集落と言われているところでは、とにかくどうしたらいいのかをよく聴いて、それに応えることが大切」という言葉が印象に残りました。

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 県段階でこうしたセンターを持っているのは岡山県が初めてです。NPOの人たちが入ったこともプラスに影響したようで、県と市町村との連携もうまくいっているとのことでした。集落への支援は、作成されたパンフレットひとつ見ても工夫されていましたね。それと支援に入る人たちが若い、これがいい。今後、全国の自治体に影響を与えるかもしれないと思いました。

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2011年10月26日

編入区域で3年間の地域づくりプラン

 視察の2日目は滋賀県長浜市でした。長浜市は昨年1月1日に周辺6町を編入合併しました。編入されたところには中山間地域があって、集落の維持・強化対策や集落連携等に取り組んでいるというので余呉支所の幹部から説明してもらいました。上越市で中山間地域支援対策を充実するうえで参考になりました。

 説明を聴いて、「えっ、こんなところもあったんだ」と驚いたのは、編入区域で「地域づくりプラン」が策定されていたことです。このプランは、長浜市総合計画の地域計画として位置づけられていました。計画期間は3年、ただし、地域特性に応じて、短縮または延長することもあるといいます。上越市においては、第5次総合計画の見直しの時に、地域計画を策定すべきと主張したのですが、実現できないでいます。

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 余呉地域(旧余呉町)まちづくりプラン重点事業のトップには克雪・利雪・親雪対策事業が掲げられていました。平場でも1~2メートル、山間部では3メートル以上降るといいます。地域除雪作業委託、雪弱者世帯除雪支援に注目しました。2番目の重点事業は水源の里再生事業、昨日視察した岡山県と同じく、地域外からの集落応援活動のほか、コミュニティビジネス起業支援にも取り組んでいました。重点事業の中には山村文化等保存活用事業もあります。山村集落景観の保全や伝統的な祭りの保存などの視点は新鮮でした。

 今回の視察は北陸線などの電車の旅となりました。片道で6時間以上電車に乗っていたのではないかと思います。電車の中では勉強もできるし、本も読めます。昨日はずっと総務常任委員会(明日開催予定)資料を読み続け、きょうは岩波新書1冊と漫画本1冊を読みました。岩波は新刊の『本へのとびら』です。昨晩、岡山市のジュンク堂で求めました。宮崎駿が選んだ岩波少年文庫50冊の紹介がすごくよかった。文庫を読みなおして、ほんの数行で本の魅力を紹介する、しかも、すべて紹介の仕方が違っていました。ほれぼれしてしまいました。漫画本は金沢駅売店で購入しました。新書を読んでしまい、時間があったので気分転換がねらい。でも『思い出食堂』(お弁当の秋編・少年画報社)はなかなかアジのある漫画本でした。

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2011年10月29日

中山間地域振興基本条例に関する初の意見交換会

 中山間地域振興基本条例を制定後、具体策をどう進めていくか。昨日は中山間地対策特別委員会が開かれ、これまでの各種懇談会で出された市民の声を整理しました。私たち議員の任期は来年の4月までですので、それまでに対応できるもの、市に伝えるもの、議会の任期後の課題とするものなどに分類したのです。来月中旬には、この整理に基づいて、任期中にやるべき課題を議論し深めることになりました。

 昨日はまた、中山間地域振興基本条例に関する意見交換会が桑取地区横畑で開かれました。かみえちご山里ファン倶楽部のみなさん、谷浜・桑取地域協議会のみなさん、市役所自治・地域振興課など行政職員、それに中山間地対策特別委員などが一堂に会して意見交換しました。条例制定後、市内で初めて開催された意見交換会です。様々な課題が浮き彫りになり、今後、どうしていくべきかいくつかのヒントがもらえた感じがしました。

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 意見交換にあたって、事前にワークショップをやって課題の整理が行われていました。実行力のある条例の窓口をどうつくっていくか、都市住民に対する具体的な啓発方法、水のおおもとである森林荒廃に対する具体的な対策、ここに住みたいという魅力をどうつくっていくかなどです。このなかで「水のつながりを背骨にする」視点については重要なポイントだと思いました。意見交換では桑取地区の水問題で議論になりましたが、条例を理解し、深めていくには、この視点が重要です。私がこの条例を考える時、繰り返し読んできた『森は生きている』(富山和子・講談社青い鳥文庫)を思い出しました。

2011年11月05日

信州新町へ

 昨日は上越市議会と長野市議会との交流会でした。交流会の前に講演会とか視察とかが行われるのが恒例となっています。長野市が今年、「信州新町イヤー事業」に取り組んでいるというので、今回は信州新町を訪れることになりました。信州新町は昨年、長野市に編入されたばかりの町ですが、広い市域のなかで毎年、重点地域を決めて観光振興を図ろうとしている点がとても新鮮でした。これは上越市でも採り入れたいものです。

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 信州新町はバスで通ったことは何回かあるけれど、バスから降りたことはありませんでした。昨日は長野市立博物館分館である有島生馬記念館、化石博物館などを訪問し、学芸員から説明を受けました。有島武郎の弟に画家の生馬がいて、里見弴も弟であることを初めて知りました。兄弟がそれぞれ小説家、画家として活躍していたとはびっくりでした。

 分館から歩いて3分ほどのところに「かあさんの歌」(作詞・作曲は窪田聡)の歌碑があるというので、予定外でしたが、樋口議員と見に出かけてきました。「かあさんの歌」は、「かあさんが 夜なべをして手袋あんでくれた」というあの有名な歌です。この歌は窪田聡が戦時中に疎開していた信州新町の情景などを歌詞にしたといいます。歌碑は奈津女橋(なつめばし)という名の橋のたもとにありました。この歌碑を見たことで、なにかもうけたような気分になりました。

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 もうけたといえば、信州新町の道の駅で、高橋まゆみさんの『人形出会い旅』(信濃毎日新聞社)を入手できたこともそう。高橋さんの人形は先日、どこかで見たばかりでしたが、どこか思い出せません。ただ、人形だけは記憶に残っていました。そして、こんなにも人間の情愛を豊かに表現する作者はどんな人かと思っていたのです。購入した本はバスの中で一気に読みました。素敵な人形がいくつも掲載されていましたが、なかでも高橋さんのお父さん、お母さんをモデルにした人形とエピソードが最高でした。

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 交流会では顔なじみとなった前議長さんや日本共産党議員団のみなさんと話すことができました。議会改革のこと、この秋に行われた長野市議選のことなどが話題となりました。激戦を勝ち抜いた小林義和さん、佐藤久美子さん、原田のぶゆきさんなどから来年は応援に行くよ、と激励されました。交流会に出席した党議員だけで撮った記念写真です。

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2011年11月09日

再びファーム高森と北野生産組合を視察

 上越市食料農業農村議員連盟の農産物生産部会で農事組合法人であるファーム高森と北野生産組合を訪ねてきました。どちらの法人も5年前に視察したことがある農事組合法人です。5年間にどう発展してきたか、どういう課題を抱えているかなどを知ることができました。

 ファーム高森は、上越市高森にある法人です。戸数17という小さな集落の中で稲作を中心にしながら、イチジク、枝豆、オータムポエムなどの生産にも取り組んでいます。山岸代表の話によると、5年前とほとんど同じことをやっているがメンバーの高齢化で今後どうしていくべきか悩んでいるということでした。そうは言っても、県版所得保障のモデルになっていたり、飼料米の生産をはじめたりと、私の目にはけっこう新たなことにも挑戦している法人として映りました。

 経営状況説明の後、施設、農機具などを見せていただきました。ブロッコリー、オータムポエムの栽培状況なども見ましたが、なかなか意欲的な経営をされているなという印象が残りました。写真はハウス内での栽培状況を視察するメンバーです。

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 ブロッコリーの畑からハウスへと移動している時、突然、目の前をハクチョウたちが飛んでいく姿が目に入りました。「あれはなんだ」とびっくりした人もいました。もう、ハクチョウが来ているのですね。

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 清里区の北野生産組合。集落を守るためにはまず農地を守っていくことが必要と活発に活動している法人です。ここも稲作を中心にしながら、そばやキャベツ、青大豆、越の丸茄子などの栽培に取り組んでいます。

 羽深組合長さんなどから説明を受けましたが、驚いたことがいくつもありました。稲作では、地元北野だけでなく、青柳、赤池、さらには平場の菅原の田んぼもやっているというのです。中山間地の生産組合が平場まで手を広げて頑張っているというのは初めて聞きました。さらに、農繁期には他団体と連携して仕事をしているというのも感動的でした。とくに秋の稲刈りについては天候に大きく左右されます。刈り取りが遅れそうな時には、農業公社などから応援してもらうし、逆のこともあるといいます。

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 新たな取組としては、学校給食用の豆を生産し、供給していること、7000本の干し大根を作り、地元の食品加工会社に販売していることに注目しました。豆腐用の豆も地元で加工してもらい、地元で完全消費しているといいます。ここでは、地産地消の取組が目に見える形ですすんでいて、改めてすごいなと思いました。

2011年11月10日

今冬の上越市除雪計画発表

 今年度の上越市除雪計画が昨日の市議会建設企業常任委員会で発表されました。発表にあたって小林都市整備部長は、「今冬の降雪は12月は平年並みだが、1月が厳しい予想となっている。市民生活、経済活動への影響を最小限に抑えたい」とのべました。計画の基本方針は前年度とほぼ同じで、幹線道路や救急指定病院、消防署などの周辺道路、経済活動などで重要な路線を優先的に除雪するとともに、幹線道路に接続する地区内の重要路線が通行不能にならないよう努めるとしています。

 今年度の主な見直し点は、①雪捨て場については渋滞が生じないよう、開設時期を配慮するなどして交通渋滞の緩和に努めるとともに増設する、②交通量や地吹雪時の危険性、周辺の道路状況などを考慮し、除雪を行う路線を見直すとともに、除雪業者の担当路線についても区境などで効率的な除雪をするように見直す、③新規路線への対応や、1台当たりの除雪距離の平準化などのため、除雪ドーザ6台、ロータリ4台を増車する、④合併前上越市において、GPSを利用した道路除雪管理システムを活用し、除雪状況を把握することで、市民からの問い合わせに迅速に対応するほか、事務処理の効率化を図る、の4点です。

 この計画について、党議員団の樋口議員は、「昨年度、雪捨て場確保をめぐって一部でトラブルがあった。行政はしっかりとフォローしてほしい」「委員会メンバーと建設業者とで行った懇談会で、業者は寝ないで必死で作業していると訴えがあった。待機料、委託料金などについて受託業者と協議したか」などと質問しました。これに対して宮崎雪対策室長は、「除雪終了後、大浦安地域で懇談したところ、雪庇など山間地特有の問題について要望された。合併前上越地域は昨日話し合いを行っている。委託料は県に準じる形で経費をみている。待機料についても県とは若干違うが、それなりに対応させてもらっている」などと答えました。

 また樋口議員が、「要援護世帯への除雪支援について改善点はあるか」と質問したことを受けて、小菅高齢者支援課長は、除雪費助成制度についてどういう改善をしていくか検討中だ」とのべました。同制度は、自力で屋根雪等の処理ができない高齢者の世帯などに対し、除雪にかかった作業員賃金および機械除雪費の一部を助成する制度ですが、市議会や山間部をかかえる地域協議会などから、除雪道路から玄関前までの取付道路除雪についても支援をすべきだなどと改善を求める声が上がっていました。

 

2011年11月15日

上越の3市議会が合同で研修会

 上越地方の糸魚川、妙高、上越の3市議会の合同研修会が昨日、糸魚川市ヒスイ王国館で行われました。今回は新潟県交通政策局の坂井康一局長を講師に、北陸新幹線と並行在来線現在の状況について学びました。講演と質疑では、新幹線貸付料返還をめぐる最新の動きなどが明らかにされました。また、3市議会の特別委員会の活動報告も初めて行われ、とても有意義な研修会となりました。写真は講演する坂井交通政策局長です。

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 北陸新幹線と並行在来線問題は上越地方3市共通の重要課題です。並行在来線会社が経営をスタートさせてから30年間に膨大な赤字をかかえる予想がある中で、県知事が主張しているように新幹線貸付料の返還・還元が行われるかどうか、上越地方の2つの駅に新幹線がどれだけ停車するかなど注目すべきことがいくつもあります。

 研修会の中での坂井交通政策局長への質疑では、糸魚川市の新保副議長、上越市議会の平良木議員など5人が質問に立ちました。このうち、新保副議長は、「新幹線貸付料のなかには並行在来線の赤字分も含まれているとして県は国に返還を求めているが、県の考えている方向で(事態は)動いているのか、あるいは動きそうなのか」など5点を質問しました。これに対して坂井局長は、貸付料の返還については、「何らかの形で国が支援策を打ち出してくれるものと確信している」とのべました。また、経営分離に伴って、JRが資産買い取りを求めているのはおかしいのではという質問に、「一括在姿譲渡という言葉が無限定に聞えて、心配している方もあるかも知れないが、あくまでも並行在来線に必要な部分を精査するということで対応していく」と答えました。これらは重要な答弁だったと思います。

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 研修会後は恒例の懇親会でした。ここでは開催地である糸魚川市の市議会の積極的な対応が話題となりました。開会前に大糸線の美しい風景が映像で紹介され、大糸線をテーマにしたフォークソングも会場に流されました。また、最近、注目されている「糸魚川ブラック焼きそば」を多数の市議がイメージキャラクターの「ブラック番長」とともにアピールしました。糸魚川に来たお客を大事にし、糸魚川を売り出す、この姿勢と行動は3市議会研修会の歴史を変えるものとなりました。写真は、私も食べたブラック焼きそばです。

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 市政レポート1527号、「春よ来い」の第177回「人形出会い旅」をホームページに掲載しました。ごらんください。

2011年11月16日

保倉地区で初の議会報告会

 市議会主催の議会報告会が保倉地区で開催されました。同地区での開催は初めてです。参加者は60人を上回りました。

 これまでの議会報告会については、「常任委員長の報告に工夫が必要だ」「もっと大勢の人たちに参加してもらい、初参加の人も発言できるように」など改善が求められていました。議会の各派代表者会議などで一定の議論が行われましたが、今回の報告会では、委員会で焦点となった問題にしぼって常任委員長報告が行われる等の改善がありました。一歩前進です。

 保倉地区での議会報告会では、9月議会で大きな問題となった厚生産業会館(仮称)建設問題や地域事業費見直し問題だけでなく、保倉地区での大きな課題となっている保倉川放水路建設や農村部での人口減少と学校統廃合などについても参加者から発言がありました。直江津地区の工業地帯で水害の危険性が解消されないと大きな企業が撤退する可能性があり、その影響は4~5万人にも及ぶとの発言もありました。

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 昨日は議会の中山間地対策特別委員会等の会議もありましたが、休憩時間等での最大の話題は副市長人事でした。村山市長が稲荷副市長に替わって山岸前議長を副市長に据える方針を固めたという報道があったからです。私は14日の3市議会合同研修会で山岸議員から直接聴いていたのですが、議員やマスコミ記者、市民から、「副議長は新聞報道された15日まで知らなかったそうだ」「議会から出すなら一定の手順があってしかるべきだ」「いったいどこから出た話なのか。大物政治家の動きがあったのではないか」などの声が寄せられました。私どもの議員団では、12月議会での提案が確定した段階で話し合い、対応を決めていきます。それまでに、しっかりした情報が入ってくればありがたいのですが。

2011年11月19日

県道新井柿崎線整備で県土木部長に要請

 昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)のメンバー11人で県庁へ行き、田宮土木部長に要望書を手渡してきました。今回の要望活動には上越市選出の県議にみなさんからも同席してもらいました。

 要望書は歩道の設置、防雪柵の設置など21項目にのぼります。宮崎会長の趣旨説明をうけて、田宮土木部長は、「この路線にかける地域のみなさんの思いを切々と感じている。合併後の連絡道路としても重要だと思っているので、予算的には厳しい面もあるが精一杯やっていきたい」とのべました。

 具体的な要望個所については、折笠道路維持課長が具体的な回答をのべました。この中で同課長は、梶十文字付近の防雪柵についてふれ、「必要だと感じている。この区間だけ遅れた。仮設型の防雪柵を140メートル(延長)できるよう手配している。また、固定型の防雪柵についてはすでに調査費をつけている」とのべ、注目されました。また、歩道に関しても細かな対応策について言及、「整備手法を見直し、全線の歩道整備率を上げる工夫をしていきたい」と答えました。

 腰痛の方は、マイクロバスに乗ったことで痛みが強くなり、一日中、苦しみました。ただ、夕方、温泉に浸かり、横になっていたらだいぶ落ち着いてきました。きょうは、またハリ治療を受けようと思っています。

2011年11月21日

面白かったB級グルメ講演

 なかなかおもしろい市議会の勉強会でした。新潟大学法学部の田村秀教授の講演、「B級グルメでまちおこし」のことです。同教授は「地域を元気にするのが地方自治だ」とのべ、いまブームとなっているB級グルメについて語りました。

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 同教授はまず、地域活性化に関する課題や歴史についてふれ、「ハード中心からソフト中心へと移ってきている」「ないものねだりで奇抜なものを作るのではなく、地域の素材をうまく活かすことが大事」とのべました。そして、外から人を呼ぶ上で食べ物は大事なツールだとのべ、宇都宮の餃子や讃岐うどんなどの事例を紹介しました。

 なるほどと思ったのは、B級グルメの課題と成功の5箇条です。これまでのB級グルメで先行し、うまくいっているところでは、「地元に愛されていて、キーパーソンがいる」「B級の良さは安さにあり、食材は100%地元にこだわっていない」といいます。これらは、「B級グルメ成功の5箇条」(①地元の人に愛されなければ始まらない、②ご当地グルメと「地産地消」を混同しない、③なるべく海産物に頼らない、④メニューは凝りすぎない、⑤飲食業界ばかりの利益を求めない)にまとめて示されました。

 B級グルメについては、上越市では現在、焼きそばに力が集中している感がありますが、これについてもふれ、「焼きそばは全国各地で広がっている。地元で愛されているするてんや駅弁にもっと注目してもいい」とアドバイスしました。講演の前にわざわざ駅弁の「いなり寿司」を食べてきて、講演のなかでふれたのには、「さすがB級グルメの先生」だと思いました。

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 夕方、市内の山間部へ出かけたらなんと積雪が……。いよいよ冬ですね。

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2011年11月25日

放射能汚染のない、安全な学校給食を

 市議会文教経済常任委員会と放射能汚染を心配する団体のみなさんとの懇談会が昨日、市役所で行われました。団体から参加されたみなさんは約20人で、ほとんど女性です。これまでも中山間地対策特別委員会や新幹線・並行在来線対策特別委員会などが市民のみなさん、団体のみなさんと懇談することがありましたが、こんなに大勢の女性のみなさんと懇談したのは今回が初めてだと思います。

 今回の懇談は放射能汚染のない安全な学校給食を願う人たちの申し入れにより実現したもの。会を代表して説明した二人の人からは、「日本の食べ物の基準値は甘い。このままでは、日本の未来はチェルノブイリよりもひどくなる」「比較的安全な上越でも内部被ばくする。内部被ばくの原因は大気と飲食物だが、学校給食では、子どもたちは食べ物を選べない。汚染の心配のない食べ物を食べられるようにしていただきたい」「放射能計測器をもっと増やしてほしい。市内にはしっかりした検査をできるところもあるがお金がかかる。市から補助を出してもらえないか」などの訴えがありました。

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 参加者からの訴えも次々と出ました。「中学校で出てくる野菜はジャガイモ、玉ねぎなどは地元産だが、あとは地元外だった。できれば、上越のおいしいものを食べられるようにしてほしい」「住んでいる自治体で放射能対策に差が出るのは親としては切ない。しっかりとした対応を」「最初は抽出検査で大丈夫と出たが、あとで出ちゃったでは困る。できるだけ広く検査を」「私はネットは使えない。上越市では、どんな体制でどんなデータとなっているかキチンと伝えてほしい」「チェルノブイリでの被爆の実際を知って、ほんとに怖いことを実感した。テレビではわからない。現実を知る努力をしていただきたい」「上越市ではヨウ素剤を保管しているというが宝の持ち腐れとならないようにしてほしい」。日本共産党議員団では、こうした訴えをしっかりと受け止め、12月議会の質問等に活かしていきたいと思います。

2011年12月01日

きょうから12月議会

 早いもので、今年もあとひと月となりました。議会はきょうから16日まで定例議会です。昨日も私たちは党議員団会議を行い、市民のいのちと暮らしを守る立場に立って見た時、今の時点で何をどう問いただしていくかの議論を重ねました。原発事故と放射能、TPP、行財政改革など課題はいくつもあります。しっかり頑張りたいと思います。

朝、目が覚めなくて

 朝の3時半に目覚ましをセットしておいたのに、起きたのは5時少し前でした。この遅れが響いた一日となりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達もあったので、市政レポートの原稿書きと印刷が終わったのは8時45分。その結果、市政レポートのポスト下ろしがすべて終わらないうちに市役所へ向かうことになってしまいました。

 これまで、目覚ましをかけておいても、鳴らないうちに目が覚めたものです。それが最近は全くダメ。起きようとしても腰がなかなかいいことをきかなくて、再び眠ってしまいます。どこかでゆっくり休んで、腰を早く治さないと……。

 きょうから12月定例市議会がはじまりました。一般質問の通告の締め切りもきょうです。議員団会議で、質問テーマを決め、その分担までは決めてありましたが、通告文は書いてなく、午後3時半ころにようやくまとめました。私の担当はTPPと組織機構の見直しです。

2011年12月02日

放射能測定などを求める請願、まさかの不採択

 12月市議会2日目。午前から厚生常任委員会でした。注目は放射能測定などを市に求める請願審査です。私は全会一致で採択されるものと思っていたのですが、なんと日本共産党と市民ネット改革の委員が賛成しただけで、あとの委員は反対したのです。市民のみなさんもびっくりすることでしょう。

 放射能測定などを求める請願は、「上越市の子ども達を放射能から守る会」から提出されていたもので、「市内のすべての教育機関などのグランド、通学路などにホットスポットがないかの調査をして、速やかに結果と調査方法をHP、広報などで公表してほしい」「学校などで使う給食の食材に関して市独自の安全な放射能基準値を設定してほしい」「弁当の持参希望者に許可をしてほしい」ことなどを求めているものです。

 きょうの委員会での採決の先立つ意見表明では、日本共産党の平良木委員などが国の基準の甘さなどを指摘し、子どもたちの健康を守る立場から賛成しました。しかし、「新政」、「創風クラブ」所属委員が、「文科省が新たな基準を作成した。これでいい」「上越市には独自基準をつくる能力がない」などと言って反対しました。

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2011年12月06日

柿崎総合運動公園人工芝グランド視察

 昨日は市議会建設企業常任委員会でした。委員会審査の前に見ておこうと思ったのに、審査後になってしまったのは柿崎区の総合運動公園人工芝グランドです。夏に発注されていた同グランドの工事は12月20日までが工期ですが、すでに完了していて、きれいになっていました。

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 同グランドは人工芝グランドとしては市内で2番目、サッカー愛好者などに活用されるものと思います。供用開始は来年の4月です。昨日、審査されたのは都市公園条例の改正で、同グランドの使用料を1時間につき800円とすることが提案されました。ただし、営利または営業上の目的で使用する場合は1600円となります。利用時間は日の出から日没まで。16日の本会議で可決されると本決まりです。

 同グランドについては当面、市直営とする方針です。その理由は、現段階では利用者数、収入がどれくらいになるか見込めないので、一定の実績をつかんでから、指定管理制度に移行するかどうかを検討するということでした。

 なお、小林都市整備部長は説明の中で、「(都市公園施設の)使用料については来年度、本施設を含め、精査していく」とのべました。

2011年12月07日

総合事務所の見直しに厳しい意見相次ぐ

 きょうは私の所属する総務常任委員会でした。北陸新幹線開業に伴う信越本線脇野田駅移設工事の実施設計、工事ともJR東日本にやってもらうことになっていますが、総工事費がいまだに確定していません。市当局は9月議会以降、JR東日本と3回にわたり協議を重ねてきており、大詰めを迎えているとのべるにとどまりました。9月議会では、4年前に概算ではじいた数字よりも10億円も多くなる見込みとのことでしたが、設計も工事もJR東日本におまかせではなく、並行在来線新会社などの協力を得て、専門的な見地からのチェックをきちんとやってほしいものです。最終的にいくらになるか注目していきたいと思います。

 所管事務調査では、第4次行政改革推進計画に記述されている行政組織の再構築に向けた総合事務所のあり方についての議論が活発でした。質問のトップは私です。人事異動で総合事務所の職員を減らし、地元職員を減らす中で災害対応などに支障が出てきたのに、その点について反省がないまま、基幹的総合事務所づくり、総合事務所の事実上の再編をやろうとしていることを批判しました。また、市の方針を記述した文書で、基幹的な総合事務所の設置にあたっては、「白紙の状態から今後の総合事務所の在り方を検討」するとしていることについても追及、合併協議の積み重ねの中で決まった地域自治区の設置を意識し、これをベースにすべきだと主張しました。

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 他の委員からも、「まずは地方分権時代にふさわしい木田庁舎の組織改革がなされているかどうかが問題だ。部と部の壁も高いし、課と課の壁も高い。木田庁舎は全然変わっていない。ここも含めてどうするかの議論をしないといけない」、「課題となっている総合事務所の量的・質的な変化はみなさん方が人事異動でつくりだしたものだ。災害ひとつとってみても一番大事なのは、初動の対応だ。そこが人命にからむことになるが、きちっと対応できるのか。災害復旧にあたっては、災害を受けていないところから応援をしていけばいいことで、基幹的な総合事務所をつくらなくてもいい。これができると、総合事務所から基幹的な事務所へ行って、さらに木田事務所にということで、ワンステップ増えて、ますます時間がかかることになって住民は困る。総合事務所は合併の大きな柱であって、人員が減ると地域の住民の元気がなくなる」、「すでに定員適正化計画で総合事務所職員を50人減らすと明文化されていて、人員削減の算定根拠になっている。技術職の人を集めて対応したが、派遣されて不在となったところはどうなっていたか知るべきだ。(基幹的な総合事務所に)すべてを集めるというのは疑問だ」などの声が上がりました。

 

2011年12月09日

昨日から一般質問始まる

 昨日から一般質問が始まりました。今回は総勢24人。私たちの議員団では、4人が登壇します。私は21番目、13日の火曜日の午後の予定です。議員団で検討して、質問テーマを分担したのですが、私に与えられたテーマはTPPと行政組織機構の見直し問題です。そのうちの一部はすでに常任委員会で一定程度議論していますので、一般質問でどう切り込んでいくか、これから検討します。

 さて、昨日は市政レポートの作成日でした。「しんぶん赤旗」日曜版に折り込む分を印刷しポスト下ろしが終わったところで間違いに気づき、困りました。きょう、折り込む分はすべて破棄し、新たな原稿のものを印刷することにしました。これに伴い、「春よ来い」の最新版も全面的に直しました。一晩おくと、文章はがらりと変わります。さて、時間です、きょうもがんばろう。

2011年12月12日

上越市、後期高齢者の人間ドッグ助成等の検討へ

 きょうの市議会一般質問で村山市長は、後期高齢者医療広域連合が保険者として行う支援制度を活用して行う人間ドッグ助成や肺炎球菌ワクチン接種助成について検討することを明らかにしました。これは日本共産党議員団の樋口議員の質問に答えたものです。

 村山市長は、「現在、市は後期高齢者健康診査を実施しており、希望される方には、各種がん検診との組み合わせにより、人間ドックの検査項目に近い総合的な健診を、自己負担なしで受診していただいている」ことなどから、市として更に人間ドックを勧奨し助成を行う予定はないとのべつつも、「後期高齢者医療広域連合が保険者として行う支援制度については、高齢者の受診機会の選択肢の一つとして、その周知と窓口としての役割を果たすよう、実施に向けて検討していく」と答えたのです。

 75歳以上の後期高齢者に対する人間ドッグ助成、肺炎球菌ワクチン接種助成についての県内自治体の実施状況については、樋口議員が明らかにしたように、県内30自治体のうち、10自治体で人間ドッグ助成を、5自治体で肺炎球菌ワクチン接種助成を実施しています。上越市も、これに続いてほしいですね。

 特別養護老人ホームの入所待機者についても新たな展開がありました。樋口議員が、「待機者の実態調査を踏まえ、第5期の整備計画をどのように進めるのか、考えを聞きたい」と質問したことに対して、村山市長は、実態調査の結果、「特別養護老人ホームへの入所について緊急性や優先度の高い方は、調査対象とした999人のうち350人であることがわかった」とのべ、「緊急性の高い方が優先的に入所できるよう、特別養護老人ホームの入所指針の見直しのほか、保険者として市がそれぞれの施設の入所判定に関わる手法についても検討してまいりたい」とのべたのです。ただ、肝心の整備計画については、現在、介護保険運営協議会で審議中であるとして具体的な数値などは示しませんでした。

 先日のブログでも明らかにしたように、今回、市が行った実態調査では、特別養護老人ホームの入所待機者の状況が詳細に出ました。介護保険運営協議会に示されたデータを入手しましたので、一つひとつ丁寧に分析してみたいと思っています。下のグラフは、介護度別に見た平均待機日数です。「医療依存度あり」と「医療依存度なし」で区分されていますが、「医療依存度あり」の方が平均待機日数が短いことを初めて知りました。

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2011年12月14日

政府寄りの答弁目立つ

 いったいこの市の幹部はどこの市の人かと思った人もいたことでしょう。昨日の一般質問では、原子力災害対策でもTPP問題でも市民の願いにまっすぐ応えない答弁が目立ちました。TPP参加は亡国への道です。上越市の先進的な農業施策もズタズタにされることが目に見えているはずなのに、さらなる情報と国民的な議論を求め、反対を表明しない。これでは市民はがっかりです。

 一般質問は昨日で終わりました。日本共産党議員団からは、昨日、上野、橋爪、平良木の3人が登壇し、津波対策、原子力防災対策、TPP問題などをとりあげました。とり上げた問題の多くは、「防災計画の見直しを待たずにもっと避難所設置を」などこの間の議会報告会などで寄せられた市民の切実な願いです。個々の問題では一定の評価ができるものがありましたが、全体的には国、県の動き待ち、政府寄りの答弁が目立ちました。

 議会はきょうは休会です。党議員団では議員団会議を行い、16日の最終日に行われる討論の準備を行います。時間があれば、この議会中に寄せられた生活相談にも対応したいと思います。

2011年12月16日

副市長人事で5議員が討論

 12月議会はきょうが最終日でした。注目されたことのひとつは副市長人事案件です。これは、12月いっぱいで副市長を退職し県庁に戻る稲荷善之氏に代わって、12月1日に辞職した山岸行則氏を副市長とすることに同意を求めるもの。記名投票の結果、賛成33、反対11で同意することになりました。写真は投票風景です。

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 投票に先立つ討論には5人が登壇しました。わが議員団からは上野議員が登壇し、「提案された山岸氏は、長い政治活動の中で培われたさまざまな見識を持ち、議員在職中には、議長として議会改革にも積極的に取りくまれた実績ももっている。一般論としては、議員経験者が副市長として市政に関わることはありうることだ。しかし、12月1日まで現職議員として二元代表制の一方で市長の政治執行をチェックしていた人が、日を置かずして執行機関幹部に登用されることは疑問だ。また、今回の副市長登用の要請と内諾にいたる動きは、山岸氏が現職議員であったにもかかわらず、議長や会派代表者会議、議会運営委員会などに、正式には伝えられておらず、議会としては、まさに寝耳に水の状況であり、議会をまったく無視するものだとの声もある。今回の提案は、二元代表制のもとで議会の役割と権限が縮小され、今でも強い権限を持つ首長の力を強め、議会の形骸化につながりかねないものだ」と反対理由をのべました。

 上野議員以外の討論も一部ですが紹介しましょう。まずトップに登壇した水澤議員は反対の立場から、「山岸氏が任期を全うし、次の選挙に出馬せず、引退が確定した後であれば、ほとんど問題はなかったと思う。行政のプロとしての村山市長からの信じがたい提案にただ、ただ驚いている。周到さもなければ手堅さもない、ただ唐突で性急であり、違和感がある」とのべました。

 賛成討論のトップは山岸氏が先日まで属していた市民クラブの塚田俊幸議員。同議員は、「市長が市政遂行にあたって最も必要とする人材登用の提案であり、市長の考えをしっかりと受け止めなければならない。山岸氏は常に住民自治の定着したまちづくりを追求するとともに、開かれた議会活動をめざして活動してきた。議員経験で培ってきた政策能力を持ち、常に市民目線で市政の課題と解決策を見極め提言してきた。豊富な経験をいかす立場で頑張ってもらうことは多くの市民の利益につながるものだ」と強調しました。

 新政の田村議員も賛成討論でした。同議員は、「これから合併の真価が問われる時だ。議会と行政は車の両輪と言われているが、両者を熟知している山岸氏は大きな強みだ。議長として4年間、旧上越市はもとより13区の市民の声を真剣に聞き、行政施策へいくつかの提案を行ってきた。行政財政に明るく、先見性と指導力のある山岸氏に期待する」とのべました。

 討論の最後は永島議員。「山岸氏とは政党もイデオロギーも違うが、一人の人間としての技量は大変立派なものがある。行政は仕事が遅いなど市民は不満を持っている。それを解消するのは大事なことだが、山岸氏は官僚上りではない、一般市民の代表だ。行政のどこがどうなっているか一番熟知している人だ。村山さんは長年の行政マンだが、山岸氏に政治的な観念からの行政改革、職員の指導してもらいたい。上越市にとっては大事な時だ」と賛成しました。

2011年12月26日

今冬初の地吹雪

 午前は中山間地対策特別委員会作業部会でした。新規就農希望者と農地取得下限面積、荒廃した森林整備の基本方針などについてフリーに討論しました。いずれも地域に入った時に出された要望ですが、こうしたらどうでしょうかという提案にまとめるにはまだ多くの知恵が必要だと感じました。

 午後からは党議員団会議です。上野議員は岩手県の被災地へ行っているため、明後日28日に市長に提出する予算要望をまとめる作業を3人でやりました。原発や津波など緊急課題があることから、今回はいつもと若干違う形式でまとめることにしました。原子力防災対策のひとつとして、富山県又は長野県に避難先として受け入れを要請することも初めて盛り込むことにしました。

 きょうは市役所へ行く途中、猛烈な吹雪に遭いました。前方が真っ白になり、思わず車を止めてしまいました。まだ12月です。一昨年のように2月頃なら地吹雪もしょうがないかと思いますが、12月というのは早すぎます。今冬は大雪と地吹雪で悩まされる悪い予感がします。写真は上千原付近の信号機のところで停車中に撮ったものです。

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2012年01月20日

基幹的な総合事務所設置、再検討せよ

 大島区、浦川原区、安塚区でこの4月から予定している産業建設グループの集約化試行は見送るべきだ。13区選出の15人の議員が本日午後、村山市長に申し入れを行いました。

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 すでにお知らせしたように、大島区、安塚区の地域協議会や町内会長連絡協議会は今回市が予定している試行について、「住民の意向をくんでいない」「過疎化がますます進行する」などとして強く反対しています。今回の市議の申し入れは、こうした動きに応じたものです。

 申し入れでは、「昨年3月の長野県北部地震や7月末の豪雨災害などを体験された被災者からは、総合事務所職員の体制強化を望む声が多く聞かれます。このような中での産業建設グループの集約は、市民の不安を増大させる」として2項目の要求をしました。1つは、地域住民が頼りとしている総合事務所のあり方など組織機構の見直しを進める場合は、13区に暮らす人たちの理解が十分得られることを前提とすること。いまひとつは、該当区の地域協議会委員と町内会長には説明されたが、地域住民の理解を得ていないことに併せて、サービス低下を招かないための体制が明確になっていないことから、今年4月1日からの実施は見送るべきだということです。

 応対した村山市長は、「市議の皆さんからは応援していただけるものと思っていた。地域協議会や町内会長さんたちが理解してくださらないというなら、私が直接出向いて市民のみなさんから分かってもらうしかない」などとのべていました。昨日も総務管理部長や人事課長などが関係3区の地域協議会会長などを説得にあたりましたが、溝は埋まりませんでした。市長が市民のなかに入っていくことはいいことですが、説得しに行くのではなく、しっかりと市民の意見や気持ちを聞き、キャッチボールしてきてほしいものです。

 

2012年03月01日

総括質疑終わる

 昨日、2日目の総括質疑が行われました。樋口議員が議員団の集団的な検討をふまえ、さらに自分でも調査をして最後の総括質疑を落ち着いてやってくれました。行政組織、コミュニテイスクール問題など、今後の常任委員会審議に役立つ論戦になったと思います。
 昨晩は市政レポートの作成で手間取り、日記が書けませんでした。いま、ようやく書きあげ、これから朝の挨拶(辻立ち)に向かいます。ホームページの更新ができるまでいま一歩のところにきました。もう少しお待ちください。

市内のすべての小中学校に小型除雪機を配備へ

 きょうの市議会文教経済常任委員会で市教委の勝俣教育総務課長は、小型除雪機を市内のすべての小中学校に計画的に配備していく方針であることを明らかにしました。これは、日本共産党議員団の上野議員に答えたものです。

 今冬の豪雪では、学校の除雪作業も大型除雪車が入らないところではたいへんでした。市内の76の小中学校のうち、小型除雪機のないところは小学校が22校、中学校が7校あります。上野議員は、「後援会などで除雪機を導入したところもあるが、市費で整備すべきではないか」と質問。勝俣教育総務課長は、「各学校には必要だと思っているので、計画的に配備していきたい。また、すでに入っているところでも除雪機が古くなっているところもあるので、これらも順次更新していきたい」と答えました。

 特別支援学級に入る児童生徒が急増しています。市内の小学校では、今年は580人程度といいますが、来年度は650人ほどになるといいます。中学校も同じく、160人から207人へと増える見込みとのことです。

 なぜ、急増するのかについて、中川議員が質問していました。これは直接的には、市教委による実態把握がすすんだことによりますが、中野教育長は、「発達の遅れが目立つ子どもが増えてきている。最近は家族がだんだん小さくなってきている。子どもたちの成長のためには、たくさんの人たちとのふれあう機会が必要だが、これが少なくなった。これは大人のせい、世の中のせいだ。(発達の遅れを)早く発見し、対応すれば遅れは取り戻せる」とのべました。

2012年03月06日

心身障害者福祉団体連合会代表が陳情の趣旨説明

 福祉交流プラザを障がい者などの「福祉避難所」として指定してほしい。高齢の要介護の親と障がいを持った子どもが同じ屋根の下で暮らせる施設整備をしてもらいたい。吉川高等特別支援学校の生徒が通学しやすいように、高田発、板倉、三和、頸城経由の路線を新設するよう働きかけて……。上越市の心身障害者福祉団体連合会の代表が、きょうの厚生常任委員会で陳情の趣旨説明をしました。

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 藤田会長の話はとても新鮮でした。大地震の際に障がい者の人たちが右往左往することがないように「福祉避難所」を設置してもらいたいという話にしても、介護保険法の施設と自立支援法の施設を1階と2階にわけて造り、親子が同じ建物のなかで暮らせるようにという話にしても、初めて聞く話でしたが、きわめて当然の要望です。ぜひ、実現させたいものです。

 県立吉川高等特別支援学校の生徒の通学がたいへんだということは知っていましたが、今回の陳情で出てくるとは思いませんでした。今冬の豪雪の中で生徒も学校側も苦労したこと、それに、県道新井柿崎線沿いに通学バス路線がないために、吉川特別支援学校に入りたくても入れない人たちがいることを意識しての陳情だと思いますが、タイムリーな陳情だったと思います。中越、下越ではすでに実現しているそうですので、上越市でも早急に実現させてほしいですね。

 ホームページの更新がようやくできるようになりました。市政レポートはすべてアップしました。「春よ来い」は少しずつ、掲載していきたいと思います。

2012年03月13日

HPの改善、町内会館建設補助などで質問展開

 昨日は総務常任委員会の2日目でした。冒頭、板倉区国川の地滑りについて危機管理監から報告があり、それを受け、委員長より、地すべりの対応で防災担当は出入りがあると思うが、質問はその点、配慮してほしいと要請がありました。換言すれば、防災関連の質問は必要最小限にとどめてくれということです。

 私の主な質問は市のホームページのあり方、行政組織の改編、上越地域消防事務組合が配備する放射線測定器の運用、町内会集会場建設費補助、広島平和記念式典への中学生の派遣、自治基本条例の見直し、中山間地域対策についての共同調査研究でした。

 このうち、ホームページのあり方については、大事な行政情報は必ずとりあげ、もっと迅速に発信するよう求めました。具体的な例として私があげたのは、2月5日の市長による豪雪対策に関する国交大臣への要望書提出、信越線脇野田駅移設に関する1月16日の設計協定、3月6日の施行協定(いずれも市とJR東日本との間で結ばれた協定)です。2つとも、新聞報道されるまで、あるいは議会で質問されるまで事実が明らかにされませんでした。私は、「市民が関心を持っている重要問題なのにまったくとりあげられてこなかったのは問題だ。早急に是正すべきだ」と訴えました。市村総務管理部長は、「市が行っていることは基本的にはすべてオープンにすることにしている。そうしたものをできるだけお知らせするという基本姿勢は変わっていない。各課には広報主任を置いているので、広報主任会議などを通じて徹底していく」と答えました。当面、私が指摘した2つの事がいつ掲載されるか注目したいと思います。

 町内会集会場に関しては新年度予算で新築5件(頸城区2、吉川区2、三和区1)、修繕・増改築28件、緊急修繕対応で2452万円が計上されています。このうち新築については、補助率20%、限度額400万円となっています。宮崎議員と私がこの補助率、限度額のことを取りあげました。宮崎議員は集落の規模によって補助率を考えないと自己負担が重くなるところがあるので柔軟な対応を求めました。私も、「現行だと小さな集落では負担が重く、補助を受けられない。県内他市と比較してどうなのか。少なくとも県内の平均的水準まで補助率を上げるべきではないか」と質問しました。木村共生まちづくり課長は、「他市と比較すると、決して高い方ではない。低い位置にある。検討していきたい」と約束しました。

 広島平和記念式典への中学生の派遣については、現在、各校から1名派遣することが長く続いています。私は昨年の式典に参加した生徒たちの文集を読んだ感想として、「すばらしい文章がいくつもあり、平和なまちづくりをすすめていくうえで派遣の果たしている役割の大きさを感じた。糸魚川市のようにぜひクラス代表を送れるようにできないか」と派遣生徒を増やすよう求めました。これにたいして山岸副市長は、「財政との問題だろうと思う。毎年同じスケール、パターンでいいのか。どういう方向で行ったらよりよいことになるのか検討したい」とのべました。今後、どういう展開となるのか楽しみです。

2012年03月15日

最後の質問

 今期限りで引退する市議会議員が何人かおられます。この人たちにとっては今議会が最後です。上越市の議会は委員会審査が先にあり、一般質問はそのあとのため、ここでの質問が「最後の質問」となります。きょうは3人の最後の質問が光りました。

 トップバッターとなった樋口議員は小中学校における税外負担、TPPで持ち味を生かして果敢に質問しました。本来公費で負担すべき図書費や施設費などを学校後援会などで負担していることの不当性を明らかにし、最後は市教委に実態調査を約束させました。市教委側が善意や自主的な寄付行為でかわそうとした場面では原則論でぴしゃりと批判、議場内の大勢の他会派議員のやじによる「応援」もうけてぐいぐい押しまくりました。きょうの質問にあたっては、「使う言葉」を家でしっかり砥いできたのでしょう、切れ味は抜群でした。私は市議として7年間、彼女の質問を見てきましたが、今回は最高によかったと思います。

 2番手は松野議員。建築関係の仕事をしていて、最寄りの学校ではPTAなどの役員も務めてきました。きょうは、この経験を生かした得意分野での質問となりました。市が一昨年から取り組んだ住宅リフォーム促進事業は私たち議員団が繰り返し提案してきたものですが、これまで2000件、1億8000万円の補助を実現し、19億円余に及ぶ経済効果をもたらしたことを明らかにし、「今後もぜひ継続してほしい」と強く求めました。

 そして3番手は小関議員です。原発問題や新聞を活用した授業について質問しました。原発問題では、市がこのほど東京電力と結んだ通報協定についてとりあげ、その経過と市民へのわかりやすい説明を求めました。市では協定の内容を市民にわかりやすくお知らせする準備をしているという答弁でした。小関議員の質問の特徴は機関銃のように発する言葉と新聞記事を活用する点にあります。きょうは原発問題も新聞活用教育についても新聞の切り抜き記事を活用して、「ゆっくり」質問しました。最後の最後まで、新聞を活用して「新聞を活用した学校の授業」の質問を繰り広げたのは見事でした。そしてそれに答えた教育長も新聞への投書記事など新聞を使いました。これもさすが。

2012年03月17日

上江幹線用水路機能確保で要望書提出へ

 上越市議会は昨日、各派代表者会議を開き、板倉区国川地内の地滑りに関連して被害の出ている上江幹線用水路について協議し、19日にも新潟県知事や上越市長などに用水路の機能確保のために対策をとるよう求めた要望書を提出することにしました。

 同用水路は関川東部地域の約2400ヘクタールの水田に用水を供給する大幹線です。このブログでも紹介したように、用水路の中に直径1メートルの排水管2本入れて土砂に埋まっても水が通るように関川水系土地改良区が緊急対応しました。しかし、関係農家の間では、円形の排水管では水量が減るのではないかという心配の声も出ているといいます。要望書はこうした声にこたえたものです。写真を再掲します。

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2012年03月18日

明日の一般質問、私の出番は午前11時前後

 午前に一般質問の準備を少ししました。何を質問するかは決まっているのですが、どういう論戦にしていくか、その作戦はこれから。集めた資料のどれをどこで使うか。今晩はこのことで頭がいっぱいになります。明日の一般質問、私の出番は午前11時前後です。上越市議会のHPでインターネット中継していますので、時間がありましたならばごらんください。

 しつもんの準備をしているときに、窓をコンコンとつつく音がしました。カーテンを開けてみるとそこにはヤマガラがいました。カメラを向けても逃げずに動き回っています。これだけ人懐こくなると、かわいいもんですね。

 市政レポート1545号をホームページに掲載しました。「春よ来い」第195回、「春の音」はこの裏面にあります。これも時間がありましたなら、ごらんください。

2012年03月20日

今期、最後の一般質問

 市議会は昨日が一般質問の最後の日でした。いつもなら30人前後の議員が登壇するのですが、今回は19人しか質問に立ちませんでした。今期で引退する議員が多数質問に立ったのにたいして、4月の市議選に出馬を予定している人が少なかったように思えます。

 私の質問は18人目。質問では豪雪対策と並行在来線対策の2つをテーマにし、豪雪対策に絞り込んで再質問を繰り返しました。豪雪対策の質問の狙いは、災害救助法適用下にあっては「助けてという状態になっている人をすべて助ける」姿勢に立ってもらい、応急的で、一次的な救助なんだから資力、労力は問わないことを明らかにすることでした。質問にあたっては具体的な事例を示し、問題点をわかりやすくする点ではうまくいったと思います。とくに、豪雪時の災害救助が緊急かつ一次的な救助であることは行政側も議員にも事実を通してわかってもらえたと思います。ただ、質問の詰めが弱かった。豪雪時の災害救助に関して画期的な見解が国会で示されているのですから、「この見解に基づき救助すべきですが、この通りにやってくださいますね」という一言が足らなかったと反省しています。

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 並行在来線の問題では、2月17日の新潟県知事と前田国交大臣との合意によって、並行在来線会社の経営方針などの見直しが行われるのかなどいくつか質問しました。これに対して、今回の合意や急行「きたぐに」等の廃止、豪雪対策などによって、「計画策定時の条件が変わってきたため、新潟県並行在来線株式会社では、現在、全体を含めた経営計画の見直しを行っている」との答弁がありました。今後の動きを注視していきたいと思います。

 今回の質問では、地元の吉川区から後援会長、事務局長など3人の人たちが傍聴に駆けつけてくれました。知っている人たちが議場で聴いていてくださるというのはとてもうれしい。3人の傍聴者のうち、2人は初めて市議会での私の質問を傍聴してくださいました。「力強い質問だった。来てよかった」という声を聞いてホッとしました。

2012年03月21日

井上さとし参院議員が「上越市の問い合わせ」実態の調査へ

 先日の一般質問で私は、「豪雪時における救助は緊急かつ一次的なものだ。資力や労力などがあるかないか関係なしに救助すべきとの厚生労働省の見解(2月27日の参院災害対策特別委員会での政府答弁)どおり動くべきだ」と主張しました。これに対して野沢健康福祉部長は、県を通じて3回にわたり厚生労働省に問い合わせたが、「基本は変わらない。詳細は『災害救助の実務』の通りだとの答えだった」とのべています。これと同じ趣旨の答弁は、中川議員の一般質問でもありました。

 これは政府答弁とは食い違った重大な内容です。県と厚生労働省の間でどういうやりとりがあったのか、知りたいところです。この問題を上野議員のブログなどで知った井上さとし参院議員から昨晩、「あまりにひどいので、質問を起こして、厚労省に送り、実際に問い合わせがあったのか、あったのならどう回答したのか、国会答弁を否定するような上越市議会での答弁にどう対応するのか回答するよう求めているところです」とのメールが届きました。 

 私が一般質問で紹介した厚労省審議官の発言は事実であり、関係者にとっては朗報でした。この厚生労働省見解を積極的に受け止めて、救助を求めているすべての人たちを救助していくのが「市民がど真ん中」の市政ではないでしょうか。井上さとし参院議員の調査結果ももちろんですが、上越市の今後の対応に注目していきたいと思います。

2012年03月24日

昨日は議会最終日

 3月定例議会が昨日が最終日でした。常任委員長報告、討論、採決など本会議でのすべてが終わったのは午後2時頃となりました。討論では党議員団からは上野議員、樋口議員が登壇しました。このうち、樋口議員は、市議として最後の発言です。花粉症で鼻がぐすぐすしていましたが、しっかりと任務を果してくれました。本会議が終了してから、党議員団として彼女に花をプレゼントして労をねぎらいました。

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 本会議終了後、総務常任委員協議会が開催され、リフレ山里、㈱あさひ荘などの第三セクターについて報告があり、質問が行われました。このうち、㈱あさひ荘については2月末に自己破産の申し立てが行われています。協議会では、資金繰りのため、一昨年の12月から数回にわたって役員から借入を行ってきた経過について、「最大株主の市がこうした状況をどうみて指導してきたのか」などと質問が集中しました。率直に言って、もっと早い段階で手を打てなかったのかという思いを強く持ちました。

板倉区国川地内における地すべりに関する資料

 昨日は総務常任委員協議会終了後、総務常任委員会として板倉区国川地内の地すべり現場の視察を行いました。板倉区総合事務所で矢澤所長などから説明を受けたのち、国川町内会災害対策本部の訪問し、お見舞いの言葉を伝えたり、ご要望をお聞きし、その後、現場に入りました。私にとって、現場訪問は14日以来です。動きはだいぶ収まってきたなという印象を持ちました。

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 総合事務所での説明では地滑り発生から昨日のいたるまでの詳細なデータの入った、『板倉区国川地内における地すべりに関する資料』が配布されました。県など行政側が作成したたいへん貴重なものです。PDFファイルにしましたので下線部をクリックしてごらんください。

2012年04月11日

市議選告示まであと3日

 時間が経つのは早いもので、市議選の告示まであと3日となりました。きょうも「囲む会」を3会場で行いました。全市一区ですので、広い区域をかけめぐらなければなりません。まだ、まわっていないところがたくさんあるので、もっと時間がほしいなと思います。

 「囲む会」では時間をかけて訴えてきましたが、選挙戦では短時間で演説する必要があります。私の話は長くなりやすいので、できるだけコンパクトに訴えられるよう準備しようと思っています。第一声は別として、あとの演説は長くて5分、できれば3分にまとめたいものです。心をこめた話ができるかどうか。それが勝負を決めるうえで大きなポイントのひとつになります。とにかく、がんばらねば……。

 選挙に突入すれば、いままで以上に歩き、場合によっては走らなければなりません。皮靴ではなく、スニーカーを履いて頑張る予定でいたのですが、これまで履いていたスニーカーはすでにくたびれていて、新しいものを求めることにしました。明日、明後日はこうした細々した準備にも時間を割きたいと思います。

2012年04月12日

告示まであと2日

 今週の朝の辻立ちでは、これまでにない動きが出てきました。挨拶を交わす中学生が多くなったことがひとつ、もうひとつは学校の先生方が交通安全のために私の近くで立っておられることです。中学生は今週から自転車通学が認められ、朝7時すぎから数人の生徒が私のそばを通り過ぎます。もちろん、元気に挨拶して。

 きょうは朝早くから起きて、市政レポート1549号を作成しました。その後、印刷に入ったのですが、4000枚近くまで刷ったところで、「春よ来い」の文中にあるお寺の名前が変換ミスを起こしていることに気づきました。これにはまいりました。市政レポートは明日、ホームページに掲載します。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。選挙が目前になったこともあり、いつもよりも一日早くなりました。きょうは、「いよいよ始まるね、がんばってくんない」と激励されることが多かったですね。次号は選挙期間中となります。私が配達する時間はほとんどないと思うので、いまのうちにピンチヒッターをさがしておかなきゃいけません。

2012年04月14日

明日から市議選

 市議選は明日が告示です。きょうは朝から「しんぶん赤旗」日曜版の配達、支持者への挨拶回りなどで動きました。歩数計がないので、どれくらい歩いたのか不明ですが、歩き疲れました。でも、気持ちよい疲れです。多くの人たちから励ましてもらいました。

 きょうは時々雨がぱらつき、ずっとぐずついた天気となりました。そんななかで米山がこんな姿を見せてくれました。

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 天気予報によると明日は晴れ。街頭で演説するにも、ポスターを張るにも最高の天気になるはずです。事前の情報では、明日の出陣式にはこれまで思ってもみなかった人が応援に駆け付けてくださったり、メッセージをくださったりするとのことです。楽しみです。

 市議選の期間中はこのブログは書きません。公選法で大きな制約があるからです。次に書くのは投票時間を過ぎてからとなります。まあ、投票結果をお知らせするのが、次回の書き込みとなるでしょう。しばらくのお別れです。

 市政レポート1549号をホームページに掲載しました。「春よ来い」第199回の「再会(2)」は裏面です。読んでみてください。

2012年04月22日

当落は午後11時過ぎにわかる見込みです

 上越市議会議員選挙は本日、投票が行われ、午後9時過ぎから開票作業が始まります。開票状況は第1回目の途中経過が午後10時半、2回目は午後11時、第3回目は午後11時半です。最終結果は深夜の零時近くになる見込みといいます。ただ、一部の候補者を除き2回目でほぼ当落が決まるでしょう。当落がわかり次第、お知らせします。上越市役所ホームページの選挙管理委員会のページの方が私よりも早いかも知れません。下線部をクリックしてご覧ください。
 

2012年05月02日

会派届は5つ

 市議選後の注目点の一つは会派構成がどうなるかです。昨日夕方までの届けによると、これまであった「市政みらい」と「市民ネット改革」がなくなり、「創風」、「新政」、「市民クラブ」、「日本共産党議員団」、「公明党」の5つにとどまりました。会派に属さない議員は5人となっています。

 新議会の最大会派はこれまで2番目だった「創風」で、10人が所属しています。これまで最大会派だった「新政」は8人です。選挙戦での落選者が多く、「市政みらい」の2人などの新加入でようやく2番目を確保しました。党会派別議員構成はPDFファイルにしましたのでご覧ください。

2012年05月07日

新政、早くも代表者などの変更

 上越市議会で2番目に大きい会派、「新政」が7日付けで会派変更届を出しました。内容は代表者を佐藤敏議員から笹川栄一議員に変更したほか、新たに決めた副代表、幹事長など4つの役職の担当議員を届け出たものです。

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 会派、「新政」は1日付けで会派届を提出したばかりです。今回の代表者変更が議会人事と関連するものかどうかは不明です。明日の各派代表者会議で同会派が議会人事でどういう主張をするのか注目です。

2012年05月09日

手作りの囲炉裏に感動

 ようやくと言うか、とうとうと言うか、車のタイヤ交換をしました。普通タイヤをはいた車を運転すると、ハンドルも軽くなった気がしました。

 夕方、板倉区の友人宅へ。手作りの囲炉裏でケヤキの枝を燃やして、歓迎してもらいました。自然の暖かさは良いものですね。

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2012年05月11日

正副議長選で動き

 きょうは午前中が代表者会議でした。各議員の常任委員会の所属、一部事務組合の議員、特別委員会の設置などについて話し合いました。このうち特別委員会については、新幹線・並行在来線等対策特別委員会、中山間地対策特別委員会、中心市街地活性化対策特別委員会、そして災害対策特別委員会を設置することで合意しました。災害対策特別委員会の設置については長年にわたり求めてきたものです。昨年の災害多発が後押しした感じです。

 各派代表者会議後、正副議長選で動きがありました。会派、「新政」より副議長選に出たいので推薦人になってもらいたいと日本共産党議員団に要請があったのです。私たちのところでは、14日に議員団会議を開き、対応を決めます。議長については、最大会派の「創政」のメンバーのひとりが立候補する方向です。今のところ、私たちに働きかけはございません。各派代表者会議は14日に再び会議を行う予定です。

2012年05月14日

副議長候補と申し合わせ合意

 先週、会派「新政」より副議長にS議員をと思っているので協力してもらえないかと申し入れがありました。日本共産党議員団として、その後検討を重ね、議会改革などについての一定の条件を飲んでもらえたならば協力するとの方針を確認しました。

 きょうの昼休み、私たちが議論し、まとめた「申し合わせ(案)」をS議員に提示したところ、全面的に受け入れるとの回答をもらいましたので、正式に申し合わせ文書を交わしました。後日、私のホームページに全文を載せますが、主な内容は以下の通りです。

 ①副議長は上越市議会基本条例を遵守するとともに、その趣旨を日常の議会運営において実現するためのあらゆる努力を行う。②さらに開かれた議会を目指し、情報公開を率先して行うため、委員会審議の模様のインターネット中継、委員会記録のホームページ上での公開について任期中の実現をめざす。③副議長の職務を遂行するに当たっては、議事運営に習熟すると同時に、議会が執行部と対等同格以上に対応できる権威と識見を維持できるよう、修養に努める。少数意見を尊重し、議会の民主的運営に努める。

2012年05月22日

初議会で正副議長、常任委員長など決まる

 昨日は改選後の初議会でした。正副議長、常任委員の所属などが決まりました。すでにツイッターでもお知らせしていますが、より詳しく報告します。

 最初に行われた議長選挙では、日本共産党議員団の私と最大会派、「創風」の滝沢逸男議員が立候補しました。投票前に候補者の所信表明が行われました。持ち時間はそれぞれ5分間です。

 私は、「議会は今、転換期を迎えている。これまで以上に丁寧な議論、わかりやすい議論をしていく、市が抱える重要問題は党派を超えて全議員が力を合わせる、市民参加を広げる努力をしていくことが求められている。議長になったならば、今後2年間に、委員会審議のインターネット中継、本会議場でのプロジェクター使用を認めていく、議会報告会などの運営を改善し、より多くの市民の参加を実現していくことを約束する」と訴えました。

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 滝沢逸男議員は、「上越市は並行在来線問題など待ったなしの課題が多い。議会としての責務、役割を果たしていかなければならない。開かれた議会、信頼された議会市民に分かりやすい運営をしていきたい。政策立案能力を一段と高め、ときには行政と厳しく対峙する中で市民目線を貫いてまいりたい」とのべました。

 選挙の結果、滝沢逸男議員が20票を獲得して当選しました。私には6票入りました。日本共産党議員団のほかに3人が入れてくださったことになります。無効は6票でした。


 続いて行われた副議長選挙では会派、「新政」の佐藤敏議員が所信表明を行い、議会の民主的な運営などについてのべました。投票の結果、佐藤議員が25票で当選しました。所信表明はなかったものの、会派、「市民クラブ」の柳沢周治議員に1票入りました。無効は6でした。

 今回の議長・副議長選にあたって、「新政」からは副議長選での支持の申し入れ、「創風」からは、議長選での支持の申し入れがありました。私たち日本共産党議員団では、議会の運営などに関して3つの事項について合意できれば、申し合わせ文書を交わして協力するということにしました。「新政」との間ではこの合意はでき、文書を交わすことができましたが、「創風」との間では最終段階で文書を交わすことができず、私が立候補するということになりました。この際、どういう文書を交わす提案をしていたかを公開します。

 常任委員会、特別委員会の人事。総務常任委員長には、「新政」の笹川栄一議員が決まりました。日本共産党議員団の平良木議員が厚生常任委員会の副委員長になりました。上越市議会初の災害対策特別委員長には元消防職員の瀬下半治議員が就任しました。私は中山間地対策特別委員会の委員長になりました。中山間地対策の具体的な提案をまとめていく仕事が中心です。各議員がどの委員会に所属したかは追ってお知らせします。

2012年06月06日

大島あさひ荘の再開、村山市長はきわめて慎重な姿勢

 6月定例議会の初日でした。提案された一般会計補正予算などについては、総括質疑をしないで、委員会審査で対応できる内容との判断をし登壇しませんでした。ただ、杉田議員は大島あさひ荘の運営をどうするかなど2点を問いただしました。村山市長は答弁のなかで大島あさひ荘の再開に関しては極めて慎重な姿勢を示しました。

 今回の補正予算では、株式会社あさひ荘が取得した資産のうち、源泉のポンプ制御盤、空調循環ポンプ、送迎用車両など「大島あさひ荘」の施設に必要な資産を同社の破産管財人から買い取るもの経費、約1042万円(消費税込み)を計上しています。これらについては、「本来は市が整備すべきものと認められる資産」だから購入するという説明でした。

 注目の大島あさひ荘の今後について市長は、「市ではこれまでの間、施設を再開する場合に想定される運営形態、運営主体などについてコスト面を含め検討をしてきた。その結果、利用者数の減少傾向が続き、飛躍的な収支の改善が困難であることや、築後30年を経過し、老朽化の著しい施設の修繕費が今後かさむ実態も明らかになって来ており、また、地元の大島区内では同施設の事業運営に意欲を持つ引き受け手が現在は見当たらないなど、短期間での施設再開は非常に厳しい状況であることがわかってきた。地元からは早期の再開を求める声があるが、このような採算性が厳しい状況の中での再開は、結果として多額の財政負担を伴うこととなり、また、周辺の類似施設との再配置の観点からも広く市民の皆さんの理解を得るうえでは課題が多い」とのべました。

 また、市長は、「昨年10月、市は第4次行政改革大綱に基づく公の施設の再配置計画を決めた。平成26年度までに約1000ある施設のうち概ね1割を再配置することを目指している。そのなかで温浴施設については、直営施設を含め、総じて施設が競合しているだけでなく、全体として収益面での課題を有している。施設設備の老朽化も進んでいる。こうしたことから、施設の今後の維持、運営の検討にあたっては、5年先、10年先を見つめつつ、それぞれの地域にある施設をどうしていくべきか、地域住民や関係する皆さんと真剣な議論を積み重ねていく時期が来ていると考えている。あさひ荘についても、同施設の固有の状況を踏まえつつ、こうした考えのもとで地域の人を含め議論、検討していきたい」とも述べました。

 大島区住民を中心に大島あさひ荘の再開を望む声が強く、今議会では再開に向けた積極的な方針が示されるのではとの期待もありました。しかし、今回の市長発言は行政改革大綱に基づいた対応をしていくことを繰り返すものでした。

2012年06月08日

委員数が大きく減った常任委員会の審議のあり方

 昨日の報告です。一般質問の聞き取りが午前9時半から約1時間行われ、その後、委員会室で建設企業常任委員会の審査の模様を傍聴しました。委員会室に入ってびっくりしたのは、U字型に座って審査する委員席の空間が小じんまりとしていたことです。議員定数が48から32に減って、各常任委員会の人数も12人から8人へと減りました。正副委員長を除くとわずか6人です。少なくなったもんだと思いました。

 少なくなったからと言って、審査の中身まで小じんまりしたものにしてはいけません。その点で、昨日の審査は、これからの委員会審査の在り方を考える上であるべきひとつの方向性を示してくれたように思います。それは、常任委員がこれまで以上に意欲的に質問するとともに、傍聴席にいる番外委員も積極的に発言していくということです。

 このことの大切さを気付かせてくれたのは所管事務調査として行われた(仮称)厚生産業会館建設問題でした。市の検討委員会がいくつかの観点から建設候補地を高田公園内と高田駅前にしぼりこんできている中で、委員会では「(建設場所について)市民合意を得られているのか」「公園整備計画との整合性はどうか」などについて活発に質問が行われ、番外委員からも、「現在でも公園内のスポーツ施設の駐車場の確保が難しい。この計画でどうなるか」、「中心市街地活性化につながるかどうか」、「救急車がまともに動けなくなる事態が出てくるのではないか」などの質問が相次いだのです。様々な観点で問題に迫ることの大切さを改めて確認しました。
 
 一昨日から昨日にかけて市政レポート作成に手間取り、睡眠時間は4時間ほどしかとれませんでした。家に戻ってからは原稿の手直しと印刷作業、そして新聞屋さんへ印刷物を届ける仕事をしました。印刷が最終段階に入ったところで大きなミスに気付きました。一般質問の日の見込みと質問内容のお知らせを書き忘れていたのです。

 今議会で一般質問を通告した議員は18人。私の質問は11番目となります。質問者数をいままでと同じく1日6人としたときは、14日の午後3時ころからとなります。1日5人に減らした時は15日の午前10時からとなるでしょう。質問テーマは学校通学路の安全対策と災害対策です。豪雪時の災害救助の適用をめぐって論戦します。

2012年06月11日

板倉区国川の地滑り現場を視察

 久々に板倉区国川の地滑り現場を見てきました。すごい土砂の量です。こんなにも大量の土砂が滑り落ち、住宅を襲ったのですね。雪解け前に見た時は雪が大量に混じっているから大きな山になっていると勝手に思い込んでいましたが、この土砂の量は半端ではありません。

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 現場ではすでに壊れた住宅、作業所などの建物部分の撤去作業は終わっていました。先月15日、市長が地滑り災害に伴う廃棄物処理費用、約2200万円を専決処分したことにより、21日から撤去作業が始まっていました。いまは、コンクリートのがれき撤去などの作業が行われています。きょうの厚生常任委員会での担当課の説明によると、廃棄物の量は約370トンで、資源化できないものは最終処分場に持っていくとのことです。また、大量の土砂の撤去については秋ごろを予定していると説明がありました。

 ところで、住宅を失ったみなさんの住まいを今後どうするかですが、きょうの委員会で山岸副市長は、「当初、被災者の方々はここでは住めないという気持ちが強かったようだが、同じ国川に集団移転するか、いまのところに建設するかなど話し合っている。いまの段階で、いつまでにどうするかは定まっていない」とのべました。

2012年06月12日

公の施設の一部が第三セクター所有、速やかに是正を

 総務常任委員会並びに委員協議会が行われました。私は、新幹線駅周辺まちづくり事業、自治総合センターのコミュニティ助成事業、第三セクターの固定資産所有などで質問しました。

 コミュニティ助成事業では、神楽、音響設備、除雪機などコミュニティ活動に直接必要な設備に助成する一般コミュニティ助成事業と集会施設の建設整備に対して助成するコミュニティセンター助成事業などがあります。「当初見込みを上回る助成決定があった」との市の説明を受けて、申請と助成決定の実態などについて質問が集中しました。今年度は52件の申請があり、助成決定は17件だったといいます。どういう場合に助成決定となるのかなどまだよく見えない部分がありますが、町内会活動をすすめていくうえで、大いに活用した方がいいと思いました。

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 第三セクターの固定資産所有問題は今後の第三セクターの経営改善などを考えていくうえで重要な問題です。2年前の3月に、第三セクター経営検討委員会がまとめた報告書では、「第三セクターの経営改善を推進する上で、解決・解消すべき共通の課題」の一つに、「公の施設の一部として、指定管理者である第三セクター所有の固定資産があるなど、適正な固定資産の所有形態がとられていない」とあります。私は、適正でない実態が各第三セクターでどれだけあるのか、いつまでに改善していくかについて野口副市長や関係部課長に質問しました。

 所有の適正化が求められている各第三セクターの固定資産がどれくらいになるかについて、池田行政改革推進課長は、「決算書の貸借対照表の固定資産額が目安になる」と答えました。会議後、調べたところ、総額で2億322万円ほどになります。一覧表を作成しましたので、別表をご覧ください。今後の方針について行政側は、「数値などは確認しているところだ。今後の方向性はきちっと出さねばならないと考えている」(野口副市長)「だれがいつどういう判断でいまの状況になっているかという問題もある。速やかに整理していきたい」(土橋総務管理部長)と述べるにとどまりました。委員協議会で、私から、「遅くとも9月議会までに改善を」と求めましたが、今後の動きに注目したいと思います。

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 きょうは、市政レポート作成作業を始めました。原稿を書き上げ、印刷する日と一般質問の日が重なりそうなので、パニック状態です。

2012年06月14日

私の出番は早ければ午後2時半ころから

 昨日より一般質問が始まりました。杉田議員、近藤議員など6議員が登壇し、市政のみならず国政にもかかわる問題を取り上げて質問を展開しました。

 近藤議員の質問には私の質問とダブるテーマがあります。登校中の交通事故対策です。どういう対策をとっているかほぼ理解できました。答弁の中で、安全確保のために学校運営協議会の役割にも期待しているとの発言がありました。これは、私の頭にはありませんでした。中川議員の農山漁村部の人口対策の質問の中で、市外からの移住者の受け入れ態勢整備についての言及は私も関心を持っているところです。参考になりました。武藤、江口議員がパネルをうまく使って質問をしていました。江口議員の五智に並行在来線新駅をの提案は夢を語る提案で、わくわくするような内容でした。私も自転車に乗って、新駅から春日山あたりまで行きたくなりました。

 さて、私の出番はきょうの午後です。早ければ、午後2時半ころから、遅くとも午後4時には登壇することになるでしょう。質問テーマは、通学路の安全確保、災害対策です。これから、質問の組み立てを考えるところです。

 わが家のグミが実っています。カメムシに食べられないうちに食べたいと思っていますが、カメムシも必死です。

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2012年06月15日

通学路の改善要望、実現率は16%から35%

 昨日は最後に登壇し、一般質問を行いました。とりあげたテーマは通学路の安全確保と災害対策です。議場内は暑く、タオルで顔を拭き拭き質問をしました。

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 今回、とくに力を入れたのは、通学路の安全確保についてです。予想通り、学校、PTAなどから出されている歩道設置などの改善要望がなかなか実現されていない実態が浮き彫りになりました。平成18年度から23年度の間に学校などから提出された通学路に関する要望は762件でした。下表は教育長の答弁に基づいて私がまとめたものですが、横断歩道の設置・改修要望の実現率が最も低く16%、一番高かったガードレールなどの設置要望でも実現率は35%でした。

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 京都府亀岡市などで起きた通学路における事故を契機に、文科省は5月30日、通学路に関する安全確保を求める文書を出しました。それに基づいて、学校、道路管理者、警察などによる緊急合同点検が行われていますが、これは初めてだということです。私は単なるチェックに終わらないように、改善が確実に行われるよう合同点検のメンバーで改善をすすめていく組織体制の整備を求めました。

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 災害対策では豪雪問題を中心に取り上げました。今冬の豪雪のなか、屋根雪の下敷きになるなど3人の市民が亡くなられています。中には1ヶ月も発見されなかったケースもあります。私は、高齢化が進んだことなどにより、1人で除雪するケースが増えてきていることから、いざという時の警報装置、「雪かきビーコン」などの検討を求めました。市側の方も真剣に聴いておられましたので、今後、何らかのアクションがあるものと期待しています。

 また、災害救助法の適用についても触れました。厚労省が5月31日に災害救助担当者全国会議で、「大雪災害においては、自ら除雪を行う人員の確保が難しい状況であることが想定されるため、資力の有無にかかわらず、同法による住宅の除雪を行うことができる取り扱いとしているので、ご留意願いたい」と書いた文書を配布したことから、あらためて市長に、「労力、資力の有無にかかわらず、助けてくれという声をあげている市民全部を救助すべきではないか」とただしました。

 市長答弁は、「県を通して厚生労働省社会・援護局に説明を求めたところ、『豪雪災害における取扱いは、原則従来のとおりである。ただし、自衛隊派遣や広域応援が必要なくらいの豪雪災害においては、県を通じて厚生労働省と協議し、認められれば、資力の有無にかかわらず、災害救助法による住宅の除雪を行うことができる取扱いをしている』との回答をいただいた。国・県が示す運用に従い、災害時において緊急を要する場合には、現に救助を必要としている世帯が救助されるよう、十分に意を用いてまいりたい」というものでした。3月議会よりも前向きだったとは思いますが、「自衛隊派遣や広域応援が必要なくらいの豪雪災害」という表現が引っ掛かりました。これが適用をせばめることにつながらなければいいのですが、心配です。

 今回の一般質問のやり取りについては、市政レポートの24日号で詳しくお伝えします。

2012年06月16日

新人頑張る

 昨日は一般質問の3日目でした。新人議員が次々と登壇して初質問しました。これまで活動してきた分野の問題を取り上げた石田議員、さわやかで新鮮な質問でした。これからもスポーツ分野を中心にいい質問をしてくれそうです。地元の問題を取り上げ、これまでの議会でのやり取りまで調べたうえで質問した小林議員、堂々としていて、新人離れしたところがありました。堂々としていたといえば、桜庭議員もそう、これまでの活動でしゃべりの訓練がしっかりできていて、すごいなと思いました。議員経験の一番長い本城議員が、「新人に負けるな」と後から登壇した議員に激励の野次を飛ばしていたほどです。

 私の場合、初議会は農業問題を取り上げました。それは自分の仕事で、ある程度わかっていたからです。でも、あがりましたね。登壇した時は足が震え、手が震えました。質問回数は登壇した時を含め3回と聞いていたのに、うっかりしていて、2回目で質問を終えてしまいました。先輩議員から、「橋爪さん、もう1回できるんだよ」と言われるまで気付かなかったくらいです。いまから34年前のことです。私は、いまでもときどきあがります。頑張らなくてはと思いました。

 夕方からは吉川区地域協議会を傍聴してきました。こちらも、多数の新人が登場していて、これまで以上に活発な審議をしていました。昨晩は、地域活動支援事業の審査です。コミュニティプラザの多目的ホールを活用して文化活動をやり、地域活性化を図ろうという事業など14件を採択しましたが、特定企業の申請をどうみるか、吉川分として配分された額を下回ったので、それをどうするか真剣な議論が続きました。新人ががんばり、経験のある委員もがんばって発言する、良い雰囲気でした。写真は、昨晩の協議会の様子です。

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2012年06月19日

一般質問終わる

 昨日は一般質問の最終日でした。18人の質問通告者のなかでただ一人残っていた内山米六議員が登壇し、第三セクターの持株会社化、放射性物質について質問しました。また、契約案件などで追加議案が提出され、それらの委員会審査も行われました。

 内山議員は、放射性物質に関する質問に入る前に、今回の質問に至った理由を説明しました。同議員は、「昨年の12月議会に市民団体から出された『給食食材の放射能基準値の設定と検査体制の確立を求める請願』など2件の請願に不採択の態度表明したが、その後、これらの問題に真剣に向き合うある出来事があった」として、その事実を明らかにしました。
 それは、JR土呂駅の近くに住む彼の娘さん家族についてです。昨年10月頃からふたりのお孫さんに湿疹が出たが、これは放射性物質からくる湿疹だとわかった。娘さん夫婦も、甲状腺がやや正常ではなく、定期的な診断で様子を見るということになったというのです。現在、お孫さんと娘さんが内山議員の家に避難しているそうです。
 同議員は、「放射能というものが目に見えない極めて危険なものであることを改めて知った。子どもを内部被ばくから守るという観点から、早急に全市の幼稚園・保育園・小学校・中学校に供する給食用食材の全数検査体制を確立できないか」「保護者や関係者を対象に放射性物質に関する講演会の開催を」と訴えました。

 私の友人の親戚のなかにも関東地方から遠くへと避難した人がいますが、昨日の質問を聴いて、私もまた、放射性物質の危険性についての認識を新たにしました。それにしても、請願に反対していた事実を明らかにし、なぜ請願が求めた方向と同趣旨の質問をすることになったかも明らかにして質問した内山議員の誠実な姿勢には正直言って驚きました。議会基本条例を持つ議会議員としてのあるべき姿を示した質問であったと思います。

 議会が終わってからの帰り道、携帯電話が鳴ったので、頸城区にある公園の駐車場に入りました。車を止めた、ちょうど正面には桑の木が一本ありました。その枝には黒くなった実がたくさんついていたので、少し食べてきました。キイチゴのような甘みはないものの、美味かったです。もちろん、今年初めてです。

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2012年06月20日

強風でしたが、雨の心配はなし

 台風が来るというのでほとんど眠らず一晩過ごしました。頭にあったのは2005年6月下旬の豪雨災害です。牛舎に濁流が入り込み、人も牛も避難させた、あの災害のようなことにならなければいいがと思いながら構えました。でも、こちらは大したことがありませんでした。午前2時半ころ、強い風が吹いたぐらいで、雨は降らなかったのです。いま、外は静かで、ときどき、小鳥たちが鳴いています。被災された皆さんには心からお見舞い申し上げます。

 きょうは6月議会最終日です。議案などの採決が行われて閉会となります。議会報告を中心にしたビラを作り、7月8日の午後、新潟市のビッグスワン脇広場で開催される原発ゼロをめざす大集会とパレードを成功させるための諸準備に全力を挙げます。また、党創立90周年を目指した大運動でもがんばりたいと思います。

2012年06月21日

6月議会終了

 6月議会が昨日終わりました。今年度の一般会計補正予算など提出された議案はすべて全会一致で可決されました。本会議が終わってから総務常任委員会の所管事務調査です。これからパブリックコメントにかけるという暴力団排除に関する条例(素案)について説明を受け、質疑をしました。暴力団かどうかをどうチェックするか、行事などでの排除方法として誓約書で本当に効果があるのかなどいろんな疑問があります。9月議会に提案されるまでに、しっかり対応できるよう勉強しておきたいと思います。

 お昼を食べたのは12時半過ぎ。議員控室に戻ってからは市政レポートを作成しようと思いましたが、前の晩、台風を意識しすぎてほとんど眠れなかったので、まったく進みませんでした。椅子に座ってうとうとする状態が夕方まで続きました。夕方からは議員クラブと部課長会との懇親会でした。4人の新人議員が自己紹介に立ち、元気なところを見せていました。挨拶は全体で30分かかったのですが、長すぎるとは感じませんでしたね。同じテーブルに座った議員、課長さんたちと交流しました。

 隣席の柳沢議員と午後8時前に会場を出て、電車に乗り込みました。早く家に帰って原稿書きをと思ったのです。ところが、直江津駅で乗り換え電車を1時間近く待たねばなりませんでした。それで駅を出て、コーヒーを飲み、電車に乗り込んだら、市長もおられました。こんな時も電車で帰られるとはびっくりでした。電車には柿崎の武藤、草間議員も合流、結局、帰宅したのは夜10時前でした。懇親会で飲んだビールが効いて、目を覚ましたら朝になっていました。さあ、大変だ。これから短時間でビラ書きです。間に合うか。

2012年06月23日

中山間地対策特別委員会が懇談会開催へ

 印刷をしながらいまブログを書いています。昨日の午前は中山間地対策特別員会の初会合でした。今後、どういう活動をしていくか、特別委員会の設置目的を確認しながら話し合いました。その結果、まずは、現場に入ってがんばっている集落づくり支援員、元気な農業づくり支援員のみなさんと懇談会をやろうということになりました。これまでの委員会では、関係地域に入って、具体的な要望を聴く活動をしてきましたが、これからは「どうしたらいいのか」という視点で話し合う機会をつくっていくことの大切さも確認されました。懇談会は、来月の24日午後に、市役所の委員会室で実施の予定です。

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 今朝は朝5時半過ぎから市政レポートの印刷作業をやっています。順調にいっているときは、B4サイズの紙、500枚の片面をするのに約5分です。今回は8000枚ですので、1時間20分という計算ですが、7時でも終わらないな。だから実際は片面で1時間半かかりそう。このペースで行くと、年金者組合総会の開始までに作業を終えるのは厳しい。困った。

 きょうは年金者組合総会に出た後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。7月8日の「原発ゼロへ! にいがた県民大集会」(午前11時半から、ビッグスワン脇の広場)の案内をしたり、大運動の働きかけをしたりと、やるべきことはいくつもあるので、ゆっくりと、落ち着いてがんばりたいと思います。

2012年06月28日

久しぶりに視察受け入れ

 昨日の午後、村上市議会の人たちが上越市にやってこられました。昨年、議員提案で制定した中山間地域振興基本条例と上越市議会の議会報告会に学びたいということでした。このうち、条例関係を中心に私の方で説明をさせてもらいました。スライドで説明した後、村上市議会のみなさんから出た質問は、「行政側との調整はどうであったか」「今年度の中山間地対策全体の予算額と主な内容はどうか」などでした。視察においでになったメンバーのうち板垣議長さんは仕事の関係で何度も上越市を訪問されているということでしたが、上越市の山間部について詳しかったですね。

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 夕方からは有田地区での市議会主催の議会報告会でした。村上市議会、柏崎市議会など他市の議員や議会事務局の視察メンバーが10数人おられたようですが、全体で80人を超える盛況ぶりでした。議長が3月議会の概略を説明したのち、4人の常任委員長が委員会での主な審議状況を報告し、その後、参加された市民から質問などを受けました。

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 市民からの質問や要望は注目すべきものがいくつもありましたね。「新年度から設置された理事は本当に必要なのか、そこらへんの議論はどうであったか」「介護保険料が30%も上がったが、議会として、今後、国に対してどう働きかけていくのか」「水族館については、できるだけ多くの市民の声を聴く必要がある。どういう形を考えているか」「(仮称)厚生産業会館の決定過程を明確にして市民に説明をしてほしい。市長公約だからというのではだめだ」「水族館はすべての市民が使うものだ。すべての地域協議会に諮問するよう条例を変えてもらいたい」「北陸新幹線の開通で佐渡汽船の小木航路に効果はあるか。今後の運行体制を考える必要がある。議論はどのように進んでいるか」いずれもしっかり対応すべきものばかりでした。

 昨日はこのほか、(仮称)厚生産業会館の第6回検討委員会が行われました。最後の検討委員会になるという報道もあって、議員の関心も高く、私を含め4議員が傍聴しました。マスコミなどで注目された建設場所については、最終的に、高田駅前と高田公園内の2案併記でしたが、後者の方が多かったという答申となりました。委員会の中では、今回の委員会を最後とせず、公民館機能や子育て機能についてもっと議論を深めるべきとの声も出ましたが、それらの意見は採用されませんでした。ここにきて、議会報告会などでも、「そもそも必要なのか」「もっと市民の声を聴くべきだ」との声も大きくなってきている感じがします。経済界を代表してでておられる委員からも「これまでも上越市の施設は半端なものが多かったが、これも半端だ」という批判もありました。委員長さんからは、もう少しゆとりをもった丁寧な対応をしてほしかったですね。

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 検討委員会を傍聴して勉強になったことがいくつかありました。その一つは会議の進め方です。スクリーンをふたつ用意し、議題の説明をパワーポイントを使って行う。委員の発言や行政側の発言の要約をスクリーンに映し出す、そして、会議が終わるまでに主なやり取りをペーパーでまとめて委員に配布する。担当した職員のスキルのすごさを感じました。これらについては、議会の委員会審査などで大いに真似をすべきだと思いました。検討委員会の写真は担当課から提供していただきました。

2012年07月07日

3.6施行協定書、やっと公開

 昨日の新幹線・並行在来線等対策特j別委員会で信越線脇野田駅移設事業に係る工事の施行協定書が公開されました。同協定書の正式名称は「上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業及び信越線脇野田駅付近移設事業に係る工事」についての施行協定書です。本年3月6日、上越市と東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)との間で締結されていたものです。

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 協定書には、工事の費用及び負担、年度協定、設計変更等、工事費の清算、工事の完了確認、用地の処理、損害の負担などが盛り込まれています。注目の工事費は総額概算31億3102万円で、全額上越市が負担します。工事を進めるにあたって、上越市とJR東日本は年度ごとに当該年度ごとの施行協定を締結することになっています。JR東日本は、年度ごとに工事の決算額を出し、上越市は年度ごとの出来形確認及び竣工時の工事完了確認を行って、速やかに工事費を清算するとしています。

 今回の協定書に関しては3月9日の総務常任委員会で私がとりあげ、「協定書は基本情報だ。すぐに明らかにせよ」と迫りました。しかし市当局は、相手方であるJR東日本と協議するということで、すぐには公表されませんでした。今回の内容を見る限り、公開することによって問題が生じる要素はないと思います。なぜ3月時点で公開できなかったか理解できないですね。協定書全文は、近いうちにPDFファイルにしてこの日記に掲載します。

2012年07月10日

区出身職員割合31%に激減。総合事務所の在り方新方針に厳しい批判

 昨日の総務常任委員会で上越市は、「将来的な行政組織の再構築に向けた総合事務所の在り方」について、新たな方針を明らかにしました。これは大島、浦川原、安塚の3区で今年度から試行しようとしていた基幹的総合事務所への産業建設グループの集約化が関係地域住民からの激しい反対にあって取り組めなくなったことを受けて、これまでの方針を練り直したものです。

 新たな方針は、「総合事務所をいくつかのグループにまとめ、区別に実施している産業建設グループの業務を、グループ内の一か所の総合事務所に集約する」「申請・届出の受付や、相談・苦情の対応は従来通り総合事務所で実施する」「すべての総合事務所に農業委員会事務局の区駐在室を継続設置し、対応する」というもの。そして、現段階での試案として、旧東頸城(大島区、浦川原区、安塚区)、旧頸北(柿崎区、大潟区、頸城区、吉川区)、旧東頸・頸中・頸南(牧区、中郷区、板倉区、清里区、三和区)、旧西頸(名立区)の4つのグループ分けを示しました。

 新たな方針では、大島、浦川原、安塚の3区で今年度から試行しようとしていた「ブロック化」「基幹的総合事務所」という表現をやめ、「グループ内の一か所の総合事務所」に集約することにしたほか、農業委員会駐在室の継続設置を打ち出しました。市当局は、今回の方針に基づく取り組むことによって、「災害発生時の迅速かつ機動的な対応」「職員同士の情報交換による資質の向上」などの効果を期待できるとしています。

 これに対して委員会では委員長を除くすべての委員が質問に立ち、約3時間に及ぶやり取りが行われました。

 私からは、「なぜ大浦安での試行がうまくいかなかったか、そこからまず学ぶことが必要だ。うまくいかなかった背景には関係地域住民からの行政に対する信頼感の喪失がある。これは地域事業費制度の見直しなどが影響した。住民のみなさん方の声を聴いて、これからどうしたらいいかを中心にして議論していかないと今回もうまくいかないのではないか」「総合事務所の職員のうち、区出身者の割合は昨年4月の49%から今年4月には31%になった。地域のみなさん方の不安を人事異動で作り出している。これで再編なんて言っても無理がある。そもそも区出身者をどれくらい置くべきかが明確になっていない」「来年4月から13区で一斉に実施するというが、大浦安での試行でめざしたものは机上の議論だけで確認できるのか。まず試行、そして検証する。そのうえで実施とすべきではないか」「市民・議会・行政が一体となって真摯に議論するというが、その前になぜわざわざ『観念的・情緒的になることなく』なんて言葉を入れたのか。思い上がりではないか。削除すべきだ」などと質問しました。

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 私が質問の中で、区出身者の割合が大きく落ちていることを明らかにしたことは他の議員からも注目を集め、「初期の迅速な対応ができなくなる。都市内分権をすすめていくうえでも問題だ」なども声も上がりました。また傍聴していた議員からは「コピーをほしい」という声も寄せられました。来年度からいきなり実施ではなく、まず試行、検証、そのうえで実施するとなったら実施に移すという提起や「観念的・情緒的になることなく」という文言の削除要求も共感を呼びました。

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 昨日の委員会審査では、新たな方針の進め方は拙速であるなどいくつもの問題点が浮き彫りになりました。担当部長からは一定の修正を示唆する発言もありました。行政側では、今月の中旬から地域協議会や町内会長協議会などに説明するとともに意見交換を行うとしていますが、今回の委員会で問題点を多く出された以上、まず新たな方針を再検討し、地域協議会などでの説明の前にもう一度、総務常任委員会に示すべきだと思います。そういう丁寧さがないと、新たな方針も失敗に終わるでしょう。

2012年07月18日

北海道庁で視察

 北海道は札幌市内のビジネスホテルからの発信です。市議会総務常任委員会の視察で昨日、北海道にやってきました。今回の視察では、電子自治体の取組や原子力防災対策などについて学びます。視察は明日まで。

 昨日は午後3時過ぎから北海道庁で、官民連携した電子自治体化の取組について説明していただき、質問や意見交換をさせてもらいました。

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 この取組を学ぼうとしたのは行政改革の推進というよりも防災対策の観点からです。昨年の大震災では、東北の多くの自治体庁舎が被災し、住民基本台帳や納税などの電子情報を失ったということがありました。住民サービス提供に大きな支障が出たことは言うまでもありません。それを防ぐために、各自治体による情報の個別管理から官民連携の会社(株式会社HARP)を立ち上げて共同管理していく。北海道独自のこの方式はいま全国的に注目を集めています。

 北海道では2003年頃から国の「e_Japan戦略」など電子自治体推進方針を受けて、「住民サービスの向上」「行政の効率化」「地域経済の活性化」を目的に官民連携による電子自治体共通基盤『北海道電子自治体プラットホーム』の構築を始めました。簡単に言うと、道や市町村が電子自治体実現に向けて必要なシステムの構築や運用を民間とも連携しながら共同で取り組むということです。

 この取組の核となるのは株式会社HARPと北海道電子自治体運営協議会です。株式会社HARPは民間会社5社と道などが参加してつくった第三セクターで、自治体側では北海道のみが出資しています。運営協議会は道内の179自治体のうち、177自治体が参加しているそうです。現在、北海道と株式会社HARPでは、連携基盤の構築やふるさと納税、人事給与、財産管理などのシステムづくりと実証・評価などに取り組んでいるということでした。

 北海道方式の説明を聴いて、確かに災害対策としては有効であると思いました。パソコンと通信回線さえ確保できれば、よその施設や自宅からデータセンターに接続して業務を継続できますし、他自治体からの支援も容易となります。また、共同利用により経費の削減もできることもわかりました。7つの町村が参加している留萌地域電算共同化推進協議会の取組では、41%もの費用を削減できたといいます。ただ、懸念する点もありました。その一つは、自治体主導が貫けるかどうかです。本来自治体だけでやるべき取組、サービスですが、スキルを持った民間と一緒になる中で果たして自治体主導で進められるのか、疑問が残りました。また、災害によるリスクを分散し、サービス提供を続けることが可能というものの、データを集中することによって、逆にリスクが大きくなる心配は本当にないのか、その点もすっきりしませんでした。もっと勉強しないといけないなとあらためて思った次第です。

2012年07月19日

札幌市の原子力災害対策を視察研修

 室蘭市のホテルからの発信です。昨日は総務常任委員会視察の第2日目、札幌市が取り組む原子力防災計画づくりと室蘭市の老朽危険家屋対策について学びました。

 このうち札幌市では担当課長の中出さんから(仮称)札幌市地域防災計画(原子力災害対策編)の策定方針について、7月に行われた札幌市防災会議の資料に基づいて説明していただきました。

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 昨年の福島第一原発における過酷事故の発生は、「原発はクリーンで安全。もっともコストが安い」という「原発神話」を吹き飛ばすものとなりました。そして原発から10キロ以上の自治体においても原子力防災計画づくりが始まっています。札幌市は北海道電力泊原発から40キロ~80キロのところにあります。ここでも、事故発生時に飛んでくる放射性物質の対策や避難者受け入れなどを視野に万全の体制を整備したいと初めて地域防災計画の中に原子力対策編を盛り込むことにしました。

 今回の視察では、新潟県以外の都道府県で広域的な対策がどう行われようとしているのかを知ることができました。北海道ではこれまで原発立地自治体として泊村、共和町など4町村で取り組まれてきた原子力防災対策をまずは周辺部を含む13町村に広げ、さらに20町村まで広げることになりそうだということでした。そのための実務担当者レベルの協議が行われています。ただ、安全協定をどこまで広げていくか。安定ヨウ素剤の配備をどうするかなどについては国の動向を見ているという印象が強く、新潟県内自治体の方が危機意識を持って自主的な検討が進んでいると感じました。

 いまひとつ、原子力災害対策編のなかに何を盛り込むかの検討項目の整理状況も知ることができました。災害予防では、「事故、異常時の情報収集体制の整備」「市民への情報伝達体制の整備」「防災訓練の実施」などと並んで「放射線モニタリング体制の整備」「除染体制の整備」が入っていることに注目しました。また、災害応急対策では、「事故発生情報の収集及び連絡」「放射性物質による影響の早期把握」「下水汚泥等の放射性物質測定」「河川等の放射性物質測定」など8項目が検討項目として盛り込まれています。「下水汚泥等の放射性物質測定」や「河川等の放射性物質測定」が入ったのは福島第一原発事故の影響を踏まえてのものと判断しました。視察が終わってから気付いたことですが、地震などとの複合災害を意識したものとなっていないのはどうしてだったのでしょうか。これは今度メールなどで確認してみたいと思います。

 上越市はすでに地域防災計画の中に原子力災害対策編を入れていて、昨年の事故を踏まえた大幅修正作業をいますすめています。議会での審査、検討が必ずありますので、今回の視察で学んだことを活かして議論をしていきたいと思います。

2012年07月24日

出穂、ミンミンゼミの鳴き声を確認

 忘れないうちに書いておきましょう。昨日の夕方、地元に戻った時、田んぼを見てびっくりしました。吉川区下町の圃場で酒米・五百万石が出穂していたのです。助手席に乗っていた妻の話によると、私が浜松市へ出かけている間に出たらしい。どうあれ、穂が出たのを見るのは毎年のことながら感動です。

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 昨日は市役所へ向かう途中、頸城区手島付近でミンミンゼミの鳴き声も確認しました。午前8時ちょっと前くらいの時間帯です。私の記憶では、一昨年も同じ場所で初鳴きを聞いたように思います。それにしても、7月の23日というのは早い。

小川未明の童話の朗読と講演

 市議会の勉強会が昨日、第2委員会室で行われました。今回は高田が生んだ児童文学者、小川未明の童話の朗読を鑑賞したのち、上越教育大学の小埜裕二教授の講演を聴きました。こういう形での勉強会は初めて、とてもよかったです。

 朗読は小川未明の「大人向けの童話」作品の一つ、「月とあざらし」です。渡辺光子さんが朗読しました。バックには音楽も流れました。上越音楽文化協会の人たちの演奏です。小埜教授によると、小川未明の作品は出版されていないものがまだまだたくさんあるということでした。私にとって、この作品はまだ読んだことがないものでした。あざらしの心の動きが伝わってくる朗読でした。

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 朗読の模様は動画でも撮りました。カメラを手に持っての撮影ですので、手ぶれがあります。それに、私のカメラの能力の限界でしょうか、肝心の朗読の声をしっかりととらえることができませんでした。そういう動画ではありますが、雰囲気は味わっていただくことができます。クリックしてごらんください。

 小埜教授は、「小川未明文学の特質と意義」と題して講演。上越市にとって小川未明文学はどういう意義を持っているかを、「人の意義」「冬の意義」「景の意義」「文の意義」といった4つの角度から解説しました。未明の文学は、「時代に即応しながら、人間性を疎外するものと闘った」「私たち、上越に住む者は風や雪によって育てられていることを教えてくれる」などの指摘はなるほどと思いました。

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 今後の課題として小埜教授は、小川未明文学館の整備・拡充、未明顕彰に向けた中期計画の作成、未明文学の特徴に応じた読書推進活動、基本文献の整備と研究の促進などをあげておられました。今回の講演を機に、小川未明をもっと読み、学びたいと思います。

地域防災計画見直しはもっと主体性を持って

 上越市議会で初めて設置された災害対策特別委員会(瀬下半治委員長)の初会合が昨日、開催されました。議題は地域防災計画の見直しです。永野防災危機管理部長が市が進めている見直し状況を説明し、若干の質疑が行われましたが、委員からは一定の評価の声とともに、「国県待ちの動きとなっている」「もっと当事者意識を持て」などといった批判の声もありました。

 地域防災計画の見直し状況については、津波や原子力災害対策の見直しフロー、それぞれの検討ポイントと当面の取り組みについての説明がありました。総務常任委員会は他市の見直し状況を視察してきていますが、検討項目の整理状況を国や県の動きと関連させながら丁寧に説明している点は他市に負けないものがあると思いました。

 質疑の中で日本共産党議員団の上野議員は、「見直しでは国県待ちのフロー図となっている」「検討する部署に住民を入れていくべきだ」「応急対策ばかりに力が入っていて予防が手薄になっているのではないか」などといった指摘を行いました。これに対して担当課長は、「国県で大きな方針が議論がされていて、そこから具体的な対策が落としこまれてくるという流れがあるのは事実。国の動向は見極めなければならない」「応急対策をきちんと回すために予防がある」などと答弁しました。

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 今回は地域防災計画の見直しがテーマで「計画」そのものが議論の対象ではありましたが、心配なのは見直し前の段階で大きな地震が発生し津波がやってきたときどうするか、原発事故が発生した時にどうするかです。その備えはどこまで来たか、いまの段階でもう少し突っ込んだ説明がほしかったですね。

 

国保税、「払える人」、「払えない人」の線引きへ

 「国民健康保険税の医療給付費分と介護納付金分と比較すると、後者の方が収納率が低い。」「上越市の介護保険料はなぜこれほど高いのか。市民の負担は妥当なのか。議会で検討してほしい」こうした陳情が上越地域高齢者協議会から議会に寄せられたのは5月のことでした。市議会は23日の厚生常任委員会でこの問題を審議しました。

 行政側が提出した資料によると、医療給付費分と介護納付金分の平成22年度分の収納率を比較すると、後者の方が90.3%で医療給付金分の92.4%より2%ほど低くなっています。また、滞納世帯の割合を見ても、介護保険第2号被保険者の属する世帯(滞納世帯割合12.0%)の方が属さない世帯(8.8%)よりも3.2%高くなっています。野澤健康福祉部長は「我々も相当議論してきた。いまの制度の中でもう少し状況把握が必要だという問題意識を持っている」としたものの、この原因については分析しきれていないとのべました。

 滞納世帯の理由別状況(平成22年度決算)も明らかにされました。全体で2837世帯ありますが、滞納理由のトップは「意欲欠如」で51.3%、「生活困窮」や「営業不振」などの経済的な理由によるものは約20%でした。これについて日本共産党議員団の平良木議員が、「いまの生活を見たときに、大きな負担感があって払いきれない人まで『意欲欠如』に入れるべきではない」と主張しました。これに答えるなかで野澤部長は注目すべき答弁をしました。同部長は「『意欲欠如』という内容は丁寧に確認する必要がある。これまで収納課にお任せしてきたが、担当課の実務として、状況把握の意味でもっと踏み込むべきと思っている。20%の在り様はもう少し詰めて整理していくべきだと思っている。払えない人は払えない、払える人からは絶対いただく。その線引きを責任と自信を持ってやることから滞納対策はスタートする」と答えたのです。この答弁がどう具体化されるか注目していきたいと思います。

 介護保険料についても興味深い資料が提出され、審議されました。これについては追って報告します。

2012年07月25日

「中山間地対策をどう進めるか」意見交換会

 市議会の中山間地対策特別委員会のメンバーと地域づくり推進員、中山間地域元気な農業づくり推進員、市役所の担当職員が集まって、意見交換会を開催しました。テーマはもちろん、上越市の中山間地対策をどう進めるかです。

 最初に9人の推進員さんたちから活動報告をしてもらいました。まずは、顔と名前を覚えてもらうためにいろんな努力をしておられるんですね。各戸まわりだけでなく、イベント、集会に顔を出す、一緒に草刈りをする、「仕事のじゃまをしながら」見守りをする、「たっしゃかね」という便りを作って配布する、推進員さんは、それぞれの持ち味を出しながら一生懸命でした。なかには、「なかなか話に乗ってもらえない」ケースもあったといいます。でも、顔を覚えてもらう努力の効果は出ます。集落づくり推進員については正式スタートから一年以上が経過し、さすがに「何者かという声はなくなった」そうです。

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 実際の仕事の内容はじつに様々でした。「簡易水道が壊れたので、地域の人たちと一緒になって直した」「助成金の手続きを手伝った」「お年寄りたちがバス待ちのため、2時間もボーッとしているというので、バス停まで行って、バスを待ち、バスに乗ってみた」「町内会長さんの協力を得て、集落アンケートを実施。いまその結果報告をしている」「地域から出て行った人たちを対象に『摘み草御膳』を食べるイベントを計画し、取り組んだ」「古い法人組織の解散の手続きを手伝った」私が知らないことがたくさんありました。

 活動をやるなかで確かな手応えを感じ、さらに意欲を持って前に進んでいる人たちが何人もいました。「回っている集落だけでなく、(周辺を含む)地域全体を何とかしなくてはいけないと、盆踊りの復活に取り組んでいる」「集落は人が出入りすると活気づく。『こけ』を売り物にできないかと思っている」「母ちゃんたちはどんどん話をしてくるが、こちらは持たない。それでチームを作って一緒にまわることにした」「どこの集落を見るにしても女性の目が大事だ」次々と出される情報、考えに惹きつけられました。

 意見交換で議論の対象にしたのは、①空き家、廃屋対策、②除雪、③地域おこし協力隊、④女性の視点、⑤人材確保、⑥本当に必要な支援は何か、の6項目でした。時間の関係で全部をやれずに終わってしまいましたが、賑やかになったものがいくつかあります。

 その一つは、「地域おこし協力隊の導入について」です。「協力隊といっても受け入れ体制が重要だ。マネジメントと事務力が求められる」「単なる数値で網をかけるのではなく、手上げ方式でやるべきだ」など発言が相次ぎました。また、「本当に必要な支援は何か」についても活発な発言が続きました。「一番困っているのは冬季間の雪の問題だ。除雪支援は要援護者だけでなく、集落全体、集落ぐるみで考えないといけない」「かつてブルを除雪と災害対応で配置したことがある。バックホーを集落に配置できないか」「若者が雪で懲りて出ていくという現実がある。雪問題を解決しないと生活できない」「大事なのは人材をどうするかだ」等。今後の委員会活動の柱を考える上でとても参考になりました。

2012年07月27日

サッカーで有名な藤枝市からお客さん

 なでしこジャパンの勝利で男子サッカーの初戦も気になって、めずらしくサッカーの試合をはじめから終わりまで観ました。日本対スペイン戦です。前半に大津がゴールを決めてからは、勝利への期待が膨らみ、ハラハラドキドキしながら応援しました。すごい戦いだったと思います。ま、とにかく勝って良かった。

 昨日は午前に市政レポートを作成、印刷、そして午後からはサッカーで有名な藤枝市から議会運営委員会のみなさんが視察に来られ、杉田議員とともに応対をさせてもらいました。議会改革と中山間地対策が藤枝市議会のみなさんの研修テーマです。私の方は中山間地対策を中心にした説明と質疑応対でした。約1時間半という短い視察でしたので、物足りなかったのではないかと気になりました。終わってから、日本共産党の大石信生議員に声をかけられました。

 視察受け入れが終わってからは、安塚、大島区へ行きました。昨日はこの夏一番の暑さで、上沼道のトンネル内の温度表示は32度となっていました。トンネルの出口の気温なのか、トンネル内の気温なのか不明ですが、すごい暑さでしたね。本格的な夏を迎え、首からタオルといったスタイルで頑張りました。

産業建設グループ集約で上越市が方針手直し

 27日の市議会総務常任委員会の場で上越市は、総合事務所産業建設グループの集約については平成25年度に13区全体で試行・検証したうえで、平成26年度から本格的に実施する方針を明らかにしました。

 上越市は7日の総務常任委員会では、13区の総合事務所を4つのグループに分け、現在各区にある産業建設グループを「グループ内の一か所の総合事務所に集約する」方針を示し、平成25年度からいきなり13区で一斉に本実施する考えであることを明らかにしました。これに対して総務常任委員会では、「試行もせず本実施とはとんでもない」などと反発する声が相次ぎました。今回の方針はこうした指摘を受け、一定の手直しをしたものです。

 きょうの委員会で私は、前回の委員会での指摘を受け、一定の修正をしたことを評価しつつも、各区総合事務所において区出身職員を一定数確保することの重要性を依然として軽視していることを批判しました。また、平成25年度に試行・検証するとしていながら、何を試行し、どういうポイントで検証するかも質問しても、行政側は今後詰めていくとしか答えませんでした。これはまず集約ありきという姿勢を示したものあり、住民サービスにつながらないものだと言わざるをえません。

 行政側は「産業建設グループを集約しても、申請・届出・相談等の対応は従来通り総合事務所で実施し、市民の利便性を維持する」としていますが、これもあやしいものであることが明らかになりました。この対応のために一定数の職員を配置するというのですが、産業建設グループの職員を残すわけではありません。総務・地域振興グループ内にその担当メンバーを配置するというのです。これでは、総務・地域振興グループがやっていけなくなるのではないでしょうか。

今年度に廃止予定の施設を視察

 上越市は今年度末までに、公の施設としてほとんど利用がされていないとか、耐震基準を満たしておらず現状のまま利用継続が難しいと判断した23の施設を廃止する予定です。こうした中、市議会総務常任委員会は27日、廃止予定の施設のうち7施設を見て回りました。

 最初に視察したのは、国府1丁目にある上越青少年文化センター。建築後41年経過していて、老朽化が進んでいます。写真は雨漏りなどの状況を見ているところです。数十年前は、星の観測、科学実験などで先端を行く施設だったと思いますが、昨年度の施設利用者は約6万人で、ここ数年の間に急速に減っています。

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 次の写真は警察官が事件現場を調査しているように見えますが、板倉区針にある板倉郷土館を視察する総務常任委員会メンバーです。懐かしい民具や記録写真などたくさん置いてありました。明治初期の建物で、こちらも老朽化が著しい状態です。年間利用者は100人から200人ほどしかいないといいます。

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 きょう、視察した施設の中にはテニスコートが2つもありました。三和区の西部テニスコートと板倉区の板倉北部運動公園コートです。写真は板倉のコートです。どちらもまだ十分使える施設ではありますが、利用者はほとんどなく、困っているということでした。テニス人口が増え、昼も夜もテニスという時代は終わったのでしょうか。さみしい感じがしました。

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2012年08月01日

通学路、防雪柵設置などの要望を受け議員連盟が調査

 昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟の現地調査が行われました。市議改選後初めての行動です。調査には議員連盟に加入している市議全員(11人)と上越市区選出の県議全員、それと上越地域振興局の担当部課長が参加しました。

 今回の調査では地域から要望が上がっている23か所のうち9か所を選んで、車を降り、現地を歩いて関係地域のみなさんから要望をお聴きしました。このうち、野尻地内の歩道整備に関しては、私が一般質問でも危険個所として取り上げた場所の一つです。これについては県側から注目すべき発言がありました。今年度は幅広路肩として約100メートルを調査し、工事していきたいというのです。これまでの運動が実りました。地元町内会長さんは「古川県議さんの時代から要望してきた40年がかりで、ようやく動いた」といって喜んでおられました。次の写真は野尻地内でのものです。

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 三和区下中地内の歩道整備要望箇所については、そもそも道路幅が狭くて、しかもカーブしていることから極めて危険な個所です。上越振興局としては道路改良という形で要望をあげているといいます。一定額の調査費がついたということではありましたが、急いでほしい個所の一つだと思いました。地元の人が私に、「橋爪さん、ここは春になってゴミ拾いするとホイルキャップがいくつも落ちているんです」と声をかけてくださいました。冬場、対向車を避けて走る車が道路わきの歩道に接触して外れるということでした。

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 県道新井柿崎線は冬になると、地吹雪が荒れ狂う道路として知られています。西風、北風をまともに受ける道路だからです。防雪柵の設置はかなり進みましたが、依然として早期に固定型の防雪柵設置をという要望が上がっているのは、大潟区高橋新田から吉川区梶地内を経由して柿崎区江島新田の間です。私も今冬の地吹雪でひどい目に遭いました。梶十文字付近で車を降り、大潟区総合事務所と吉川区神田町町内会長さんから説明していただきました。県側の説明によりますと、今年、すでに一次調査(概略設計)が終わり、詳細設計に入っているということでした。具体的な整備までもう一歩のところまで来ました。

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 最後にデータを一つ紹介しておきます。県上越地域振興局によると、県管理の道路のうち、歩道整備が終わっているのは61.5%ということです。これは全県データです。まだまだ整備は遅れていますね。

 

2012年08月06日

肉体労働型の人間かな、私は

 きょうは午前が党議員団会議、午後からは視察の受け入れと続きました。このところ、上越市議会にやってこられる市町村議会が増え続け、議会の日程表にはほぼ毎日、視察予定が入っています。視察のテーマは議会改革と中山間地対策がほとんどです。私が担当する中山間地対策に関しては、きょうは鹿沼市議会の未来クラブのみなさんがやってこられました。今週の金曜日は岩手県宮古市議会のみなさんが来られます。いろいろな意見や質問が出て、いい勉強になります。

 夕方、家に戻ってから、約1時間半、牛舎の周りの草刈りをしました。先日の草刈りで残った部分です。草丈が1メートル50センチほどになっていて、しかもツルがからんでいたので苦戦しました。でも、汗をかいて気分は良好でした。私はやはり肉体労働型の人間のようです。精神労働だけで一日を過ごすよりも、肉体労働をある程度やった時の方が体調も気分もいいですから。今週は墓掃除など盆支度もしなければなりません。草刈りはしばらく続きます。

 牛舎の周りで草刈りをしていたら、母がやってきて、「畑の方も刈ってくれや」と言ってきました。草刈り機の音を聞き、うれしくなったのでしょう。畑の様子も見て、少し草刈りを始めたのですが、日没のためやめました。母は、暑い日中を避け、夕方にやってきたらしく、真っ暗になるまで畑にいました。写真中央に白く見えるのは、暗い中で畑仕事をする母です。

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2012年08月07日

市議会主催の市民との意見交換会

 上越市議会は議会基本条例に基づき、市民との意見交換会を開催しています。市議改選後は7月に議会報告会を行い、その際にもやっていますが、今月は3会場で「市民との意見交換会」を計画し、きょうがその最初の会でした。会場となった福祉交流プラザには30人ほどの市民がつどい、議会側に意見や注文、質問をしました。

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 当面する市政の重要課題では、寺町のNさんと高土町のKさんから、「並行在来線維持のためにも高田駅の西口整備は必要でビジョンが求められている。議会としてもうひと押しを」と要請がありました。また、北城町のTさんからは、「総合事務所産業建設グループの集約については、合併の時から予想はしていたが、職員数を減らして、いまの機能をどう向上させるのかが見えない。もっとするどく質問してほしい」と注文がありました。(仮称)厚生産業会館問題では、高田地区のYさんが、「最終案をまとめる前に市民の声を十分聴いてもらいたい」と訴えました。そのほか、空き家対策や雪対策の強化を求める声が相次ぎました。

 議会ではあまり取り上げられてこなかった分野についてもいくつか発言がありました。その一つは、東城町のNさんの高田開府400年の取り組みについての発言です。Nさんは、「まちづくりの問題としてもっと議論してほしい。上越市のまちづくり、人づくりがよく見えてこない。市議会はどうリードしていくか問われている。人間を動かす躍動感があり、その高まりが各区の個性を生かし、全体が盛り上がっていくようなプランを」と訴えました。しっかり受け止めなければならない発言だったと思います。

 議会の在り方そのものに係わる注文もありました。春日山町のNさんは、「地方自治法第99条に基づく意見書の提出を積極的にやってほしい。そして提出した意見書がどうなったかを追跡し、検証してもらいたい」と発言しました。また、Nさんからは、専決処分が乱発されているのではないかとの指摘もありました。板倉区のNさんからは、「もっと市民から関心を持ってもらえるようにすることが求められている。議会の委員会の様子をテレビやインターネットで中継してほしい」と要請がありました。

 市民との意見交換会は明日も開催されます。明日は午後6時半から牧コミュニティプラザと吉川コミュニティプラザの2会場で行われます。私は吉川会場の写真係として参加します。

2012年08月08日

議会と市民の意見交換会、笑いも出て活発に

 今晩の「議会と市民の意見交換会」は牧区と吉川区で開催されました。私は吉川コミュニティプラザ会場での意見交換会に参加しました。市民のみなさんの参加は20人ほどでしたが、時々、笑いも生まれるなどリラックスした雰囲気の中で市民側も議会側も率直な意見を出し合い、充実した意見交換会となりました。

 意見交換会で市民の側から最も多く出た意見は総合事務所の職員体制に関してです。「昨年7月30日の水害でひどい目にあった。担当職員さんは夜中まで一生懸命やってくださったが、赴任してくださったばかりで集落も家庭もわからない状態だった。もう少し地元になじみのある方、理解のある人がおられた方がありがたかった。とにかく右往左往させられた。何とかならないか」(道之下、Nさん)、「総合事務所の職員が少なくなっているが、これで災害時に対応できるのか。議会の考えを聞きたい」(大乗寺、Sさん)、「大雪や大雨などの災害を経験してきたが60%くらいは区出身者にいてもらいたい」(長峰、Tさん)など、災害対策とからめた発言が相次ぎました。また、「市は総合事務所職員を(平成32年までに)50人削減する計画だというが、どういう職種の人をどういう割合で減らすのか。合併前は保健師さんが3人も4人もおられた。各地域を回って保健集会をして、血圧測ってもらったり、保健指導してもらったりして、参加した地域の人たちは安心して帰ってきた。いまは一人、過酷なスケジュールで仕事をしている。こういう人がどんどん減らされていくのは問題だ」(山直海、Mさん)のように、保健、福祉の角度から現在、市役所がすすめているやり方に疑問を投げかける発言もありました。

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 人口減を憂い、地域の将来を心配しての質問もありました。二ヶ字のKさんです。Kさんは、「集落は一軒二軒と減っている。いまの子どもが大人になった時、周りに誰もいなくなるのではと心配している。まず何よりも地元に職があるということ、将来、発展性があることが大事だ。自治体が補助金で生きているところを改善しないと私たちの将来はないのではないか。少子高齢化対策と地域の発展を意識した議会の取組はどうなっているか」とのべました。議会ではこれまでこうした角度からの質問や提言は少なかっただけに重く受け止める必要があります。

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 このほか、「介護保険料は年金生活者の場合、年金から天引きされている。30%値上げは全国第3位だ。(負担増は)年間数万円になる。消費税増税が言われているなかで、負担が増えて生活できるのかと思っている。冠婚葬祭の付き合いができなくなってきている。ぜひ対応してほしい」(長峰、Tさん)、「原発の問題は一生懸命やっておられると思うが、廃止の方向で力を発揮していただきたい」(竹直、Oさん)、「中山間地についてのアンケート結果で課題と現状が示されているが、買い物支援についてはハードの部分だけでなくソフトの部分も大事だ。議会として地域に寄り添ったものを支援してもらいたい」(二ヶ字、Kさん)など、暮らしに係わる重要な注文、要請がありました。

 今晩の意見交換会では、市民の暮らしに根ざした切実な問題を具体的に取り上げたものがいくつもありました。また、答弁者もよく勉強してきているなと思いました。私もしっかりデータを踏まえた答弁ができるようにがんばりたいと思います。上越市議会の意見交換会はスタートしてからまだ3年ほどですが、今後、どんどん進化、発展していきそうな感じになってきました。

2012年08月11日

お盆前の最後の委員会

 今朝はいつもよりも薄暗く、目が覚めたのは6時過ぎでした。「起きなさい」といわんばかりに雨が屋根をたたきました。数日前から毛布なしには眠れなくなるほど涼しくなりつつありますが、今朝の雨で一気に涼しくなるかも知れません。

 昨日はお盆前の最後の公的な会議、中山間地対策特別委員会を午後から開きました。先日の推進員さんたちとの意見交換会の感想などを出しながらまとめを行い、今後の方針を話し合いました。推進員さんたちとの意見交換会については良かったとする声が多く、今後、必要に応じて開催することにしました。また、若い人たちから意見交換させてほしいという声が出ていることから、その準備に入ることも確認しました。

 今後の活動方針ですが、中山間地域が抱える諸課題を当面する課題と中長期的な課題に分けて整理し、委員会で力を入れていく課題を絞り込むことで合意しました。昨日の委員会では、マイクを使い、委員が立って発言するいつものやり方で進行しましたが、会議終了後、委員全員が自席にとどまり、自由な発言が続きました。しかも、委員会の正式な会議よりも盛り上がった感じがしました。委員長として、次回からの委員会の進め方に工夫が必要だと思いました。

 昨日は市政レポートを8500枚(表裏の両面)ほど印刷しました。午前中はこれを終わらせた後、各地の新聞屋さんへ折り込み分を持ちこみました。これに時間がかかりました。市政レポートに関しては、「うちらの方にも入れてくれ」という声が広がっていて、それらに完全にこたえようとすると約1万枚を印刷することになりそうです。問題は発行費用です。昨日の印刷分だけでも約4万7000円かかっていますので、カンパを集めるしかないかなと、仲間と相談しているところです。

 最後にバッタの写真を一枚載せます。どこにいるか探してみてください。難しいですよ。

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2012年08月22日

厚生常任委員会が老人福祉施設経営者などと意見交換会

 上越市議会の厚生常任委員会は22日、市内の老人福祉施設協議会に加盟している施設の施設長、事務長など12人と意見交換会を行いました。同委員会がこうした人たちと意見交換会を行うのは今回が初めてです。今回の意見交換会では、介護保険制度や施設運営の現状と課題などについて意見を出し合いました。

 冒頭、柳沢委員長は挨拶に立ち、「これまで委員会では、医師会など3団体と意見交換会をしてきた。いずれも所管する分野の現場の共有ができた。今年度、市の介護保険料は3割値上げがされた。このことの反響が大きく、市民からは原因と対策を問う声が多い。現場の実態と課題を浮き彫りにできればと考えている。また、介護保険や施設などについて、これからの在り方についても率直なご意見をお聞かせ願いたい」と今回の意見交換会の趣旨を説明しました。

 続いて施設側部会長の特別養護老人ホーム、「さくら聖母の園」の松矢園長が現況報告を行いました。このなかで松矢園長は、「各施設ごとにいろいろな問題がある。とにかく現場を見ていただきたい。4月に介護報酬が改訂された。新聞は1.2%介護報酬アップと書いたが、現実は違う。1割近いダウンだ。介護職員処遇改善交付金は前回の衆院選で、民主党のマニフェストでは1カ月に4万円にアップ、自民党のマニフェストでは1万5000円だった。実際は1万5000円にもならなかった。そして、今度の介護報酬の改定で、これまで別枠であったものを介護保険料に入れた。ごまかしの政治だ。いま、施設はどんどん増えているが、看護職員が足りない。看護師がいなければ、施設は成り立たない。通所で6割の人が利用していれば経営は成り立つという人もいるが、とんでもない。損益分岐点は7.5割だ。私たちは霞を食って生きてはいけない。今回の会合を契機にぜひ施設を見ていただいて、足しげく通っていただき、協議を進めていきたい」とのべました。

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 意見交換のなかでは、「施設の利用者が重度化してきている。胃ろうの人も一気に増えてきた。看護師は奪い合いになっている。5年後、10年後を見据えて、子どもの時から関心を持ってもらえるようにしてほしい」「介護職員の専門性が求められている現実があることを理解してもらいたい」「経営費のなかでの人件費比率は70から75%だ。安定経営のためにはこれを改善しないとやっていけない」「居宅サービス、施設サービス含め、利用者と施設側がマッチングできるようなネットワークを」「職員の定着率は3年から5年、長くて7年だ。処遇改善が必要だ」「施設の中での見取りについても理解してもらうことが大切ではないか」などの声が出ました。

 今回の意見交換会で出された意見や提案は、私の勉強不足もあるのか、初めて聞くことがたくさんありました。また、施設経営に携わっておられる人たちの苦労は並大抵ではないこともわかりました。今後は、きょう出された意見や提案を利用者の立場から見てどうなのか、しっかり議論していくことが必要だと思いました。

2012年09月01日

文教経済常任委員会も干ばつなどの現地調査

 市農林水産部の説明によると、8月28日現在、高温などによって市内の田んぼでひび割れ、枯れ被害が懸念されるところは牧区、安塚区、大島区、浦川原区などで合計57ヘクタールにもなるといいます。このうち、もっとも面積が多いのは牧区で34.8ヘクタール、次いで安塚区7.7ヘクタールとなっています。県、市、JA,農業共済などで対策を協議し、刈り取りや乾燥調製の方法などで注意喚起するほか、被害発生圃場の損害評価など的確に対応していきたいとのことでした。

 こうした中、上越市議会文教経済常任委員会は昨日午後、干ばつ被害の出ている牧区、安塚区、大島区を視察しました。干ばつ被害に対する関心は高く、昨日は委員以外の議員も私を含めて5人参加しました。

 最初に訪れたのは牧区です。ここでは前日の夕方、30ミリ近い降雨があったそうです。干ばつ地帯には恵みの雨でした。しかし、ひび割れた田には一滴もたまっていませんでした。ひび割れはひどいところで30センチほどの深さになっています。今年の収穫量も大幅減、そして来春、田に水を張れるようにするためにはブルを入れ、災害復旧工事をしなければならなくなりそうです。

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 安塚区の被害は今回、初めて見ました。上方、細野などの田んぼでは高温による稲の倒伏が目立ちました。高いところから田んぼを見ると、こうした被害の出ているところは色が違っていました。マイクロバスを走らせていても、「ほら、あそこはひどい」といった言葉が度々発せられていました。

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 大島区では上達地内の田んぼを2か所視察しました。こちらは高温による生育不良が深刻でした。私の見た感じでは、一反当たりの収量はよくて3俵、厳しく判断すると1俵かなと思いました。写真は旧大島村役場の近くの田んぼです。

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 最後は干ばつというよりも塩害被害の出た下五貫野地内の田んぼです。河口から約5キロという上流なのに海水が上ってくるという事態に参加者はみんなびっくりでした。耕作者組合の代表の方の説明によると、今回のような塩害は初めてのことだということでした。刈り取り後どういう対策をとったらいいのかという問題もあります。関係機関総力で支援していただきたいものです。
 
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2012年09月04日

きょうから9月議会

 きょうから9月議会が始まります。きょうは市長から提案理由の説明があり、その後、総括質疑に入ります。総括質疑通告を出したのは7人。私は6番目ですので、登壇するのは明日の午前になるだろうと思います。
 9月議会のスケジュールは下線部をクリックしてごらんください。これから市役所へ行きます。

本日は4人が総括質疑、私は明日の2番手

 きょうから9月議会が始まりました。きょうは市長が約1時間半にわたって提案理由を説明、その後、永島議員など4人の議員が登壇して総括質疑を行いました。

 総括質疑の中でこれは大事だなと思ったことがいくつかありました。ひとつは生活保護世帯の自立の問題です。今年の3月31日現在、上越市内の生活保護世帯は908世帯で、そこに1203人の人たちが暮らしておられます。そのなかで就労した人がどれくらいいたか。高齢者、母子、障がい者世帯の場合はどうで、18歳から65歳までの稼働年齢層ではどうかあったか、メモを取れなかったので、後日、インターネット中継録画を見て確認したうえで数値を書きたいと思います。

 農業分野での新規就農者の動向も注目しました。これも数字が明らかにされました。ここ2、3年、就農者の数が増え続けています。3年間で91人だったように思います。その内、親元で就農した人が19人、農業生産法人のところへ就農した人が67人、その他が5人でした。法人のところへ就農した人で、離農することなくずっと就農している人は44人にも上ることを聞いてほっとしました。市長の答弁で、「今後、どういう担い手が必要なのか」を議論していく必要があるという言葉がありました。大事なことだと思います。

 市民クラブの代表が会派内で議論して、昨年度の総括の視点をまとめていたのも大事なことだと思いました。私たちももう少し時間をかけて議論するべきだったと反省しています。というのは、昨年度の取り組みのなかで原子力防災対策も重要課題のひとつだったのに落としていたからです。これは常任委員会の審査の中で重視していきたいと思います。

 さて、私の出番は明日の2番手です。時間的には午前10時40分ころになるだろうと思います。地域事業費制度の見直し、行政改革、指定管理者問題、「地域支え合い体制づくり事業」などについて質問します。なるべく質問原稿を準備してのぞみたいものです。

2012年09月06日

総括質疑、高田夜の街オリエンテーリング

 昨日も市議会は総括質疑でした。笹川議員がトップ、私が二番、そして最後は内山議員と続きました。

 私の質疑の中心は昨年度の市政の総括です。合併時の約束を見なおすことになった「地域事業費制度の見直し」問題、第4次行政改革推進計画の評価の在り方、大雪災害重機貸出事業の評価と課題、観光施設を管理する指定管理者の経営状態のチェックの在り方、住宅リフォーム促進事業の評価などを市長に質問しました。

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 「地域事業費制度の見直し」問題について私は、「見直しをせざるを得なくなった最大要因は合併前上越市の地域事業の進捗管理がきちんとされていなかったからだ。この点についての事実と責任を明らかにすることなくして市民の行政への不信感は無くならない」とのべましたが、市長からはこの問題での謝罪も責任の明確化もありませんでした。それどころか、「見直しの最大要因は合併前上越市の地域事業の進捗管理だとは思わない」とのべ、進捗管理をきちんとしてこなかったことを事実上不問に付す態度をとったのです。驚きました。

 第4次行政改革推進計画の昨年度の取組評価について市は、「一部で十分でなかった取組があるものの、全体としては概ね順調に推移した」と評価しています。これに関連して、組織機構改革の取組を例に挙げながら、問題や課題があったものについても「順調」「おおむね順調に進捗」と評価して丸印をつけることはおかしいと指摘しました。組織機構改革の取組では昨年度、大島、浦川原、安塚の3区の総合事務所をブロック化し、産業建設グループを浦川原区に集約するモデル案を作成、そして今年度から試行をするという段取りでした。推進計画上での目標は、「モデル案を作成する」ことでしたからそれ自体で言えば、目標達成ということになるのかもしれません。でも現実は、そのモデル案がとん挫したのです。課題や問題が残ったものの評価はよくて三角印だと思います。取り組み評価は市民目線でしてほしいものです。

 大雪災害重機貸出事業に関しては、今冬の豪雪のなかで市民から歓迎されました。ただ、要援護者だけに限定するピンポイントではなく、集落全体を救助対象にすることが必要だと指摘しました。市は、常任委員会資料の中で、今後の課題、反省点などについては、「安全管理の徹底」しか触れていませんでしたので、どう答えるか注目したのですが、「災害救助法の適用下において県が行う同事業の救助対象である『要援護世帯』に対し、必要な救助が実施できたものと考えている」とのべるにとどまりました。でも、再質問に答える中で防災危機管理部長が、県の動きを詳しく伝えてくれ、今後、豪雪時の災害救助適用は改善の方向に向かって動き出していると確信しました。

 議会が終わってから、昨年大評判だった「高田 夜の街オリエンテーリング」に参加してきました。開会式が行われた「サウンドパーク米蔵」広場は400人を超える人がいてびっくりでした。若い参加者が多かったですね。

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 参加費は3000円で、事務局が準備したコースを回って4店で飲食できます。私は吉川区から参加したTさんとともにまわったのですが、1店目でビールを2杯飲んだら、すっかり酔いが回ってしまいました。3店目は「Moon Shine(ムーンシャイン)」というお店でした。ここに入ってまたびっくり、吉川区からの参加者が4人もいたのです。お寺さんに、板金屋さん、消防団の幹部の方…。さらに驚いたのは店主もまた吉川区出身(町田)だったことです。カクテルも美味しかった。

 昨晩は水曜日でしたが、高田の仲町通りは金曜日の夜の雰囲気がありました。不景気が続く中で何とか地域を活性化させようと自力でこうしたイベントをやるというのは大事なことだと思います。

 

2012年09月07日

常任委員会審査始まる

 昨日は大忙しでした。前の晩、仲町でのオリエンテーリングで飲み、遅くなったものですから、ひと眠りをして朝までに市政レポートを作成しようと思っていました。ところが、目をさましてみると、何と朝の5時です。時計とにらめっこしながら原稿書きをしました。途中、妻を駅まで送る時間がありましたが、9時までには何とか書き終わりました。その後、急ピッチで印刷して市役所へ。

 市議会は昨日から常任委員会です。午前と午後の前半まで傍聴しましたが、朝から忙しく動いたせいか集中力が落ちて、大事な質問でもろくなメモをとれませんでした。そういうなかで記憶に残っているのは福祉有償運送の議論と保健師の体制の問題です。前者については、私が知り得ている情報は古く、最新情報をしっかり入手しなければならないと思いました。保健師については木田庁舎にいったん集中させて、今度各区に戻す形をとったというのですが、いまひとつ実感がわかなかったですね。ハイリスクを持っている人たちのところを中心に家庭訪問をする意義はわかりますが、健康維持、予防の観点から普通の高齢者の世帯もまわり、「身近な保健師さん」として頼りにされていたかつてのような関係をつくれるかどうかが問われていると思います。

 夕方からは高校時代の同級生に誘われ、ハンガリーの人たちの合唱を聴きに行きました。世界の合唱コンクールでグランプリを何度も獲得しているグループですが、生の声の魅力を感じました。私は前列の2列目という、とても近いところで聴いたのですが、声が体の中から大きな音になって出てくる、そんな気がしました。すごい迫力です。そして何といっても一番の魅力はハーモニー、6人の歌い手さんはそれぞれ違う魅力的な声を持っていて、6人の違った声を組み合わせてひとつの演奏にしていく。人間の声だけでこんなにも美しく、魅力的な演奏ができるのかと感動でした。聴いた曲はみんな素晴らしかったのですが、私が一番よかったと思ったのは、「いい湯だな」(そう、ドリフの例の曲です)でした。残念だったことが一つあります。40数年ぶりで会えるのではと思った同級生を探したのですが、とうとうわからずじまいでした。

2012年09月08日

中山間地の若い人たちの声を聴く会の準備

 昨日は厚生常任委員会を午前11時半ころまで傍聴し、その後、大島区へ向かいました。中山間地対策特別委員会で取り組むことにした「中山間地に住む若い人たちの声を聴く会」(仮称)の準備のためです。大島区総合事務所で、「僕らの声も聴いてほしい」と言ってきた若者の一人、中村真二さんと話し合い、どんな会にするか意見交換しました。この話し合いには副委員長の鴨井議員とともに臨み、地元の集落づくり推進員さんからもアドバイスしていただきました。

 話し合いの中で、中村さんから、「若者にはへんなあきらめムードがあるが、何回か、会を重ねると先が見えてくる気がする」「若い人たちは話題をつくり、面白いことをやる。ただ、それをそこに住み、仕事につなげていくのが難しい。そこに経験ある人たちの支援があればありがたい」「会では何でも好きなことを言ってもいいようにしてほしい」などの意見や注文を出してもらいました。推進員さんたちからも、「大風呂敷を広げる会に」「若い人たちの本音、とてつもない発想を引き出す工夫を」などといったアドバイスをもらいました。

 昨日の話し合いでは、参加を呼び掛ける対象者、会の内容、日時などを検討しました。この話し合いをもとに、鴨井副委員長と、「中山間地に住む若い人たちの声を聴く会」(仮称)の案をまとめる予定ですが、時期的には、10月の下旬ころに取り組みたいと思っています。正式には中山間対策特別委員会に諮って決めます。若い人たちがどんな思いを語ってくれるのか、わくわくする気分になってきました。

2012年09月12日

(仮称)厚生産業会館問題で強い慎重論

 上越市はこのほど(仮称)厚生産業会館基本構想(案)をまとめ、昨日の建設企業常任委員会で明らかにしました。このなかで市は、建設理由及び目的について、「市内のホール系施設の稼働率は非常に高く、季節によっては予約が取れない」「高田地区公民館が施設の老朽化していることなどを踏まえ、生涯学習の拠点となる施設の建設要望が寄せられている」「市民活動の活発化や市内の地域内交流を促進するとともに、ひいては広域観光や中心市街地の活性化にもつなげることを目的としている」と説明しました。また、マスコミなどで話題となった建設場所については、高田公園内のプール跡地とするとのべました。

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 説明後の質疑では、もっと広く意見を聞くべきで、急ぐなという声が強く出されたのが特徴です。櫻庭、本城両議員から「市民のニーズが本当に熟しているかと言えば、熟していない。いまの経済状況の中で、この施設が本当に必要なのかしっかりと話し合うべきだ。検討委員会では、建設(の是非)そのものについて検討しないできている」「13区の利用を本気で考えているなら、13区の地域協議会にも諮問すべきだ」「まだ(建設場所をめぐる)陳情合戦が渦巻いている。事前に陳情者と話し合うステップを踏んでいるか。市民の中からはいろいろな声が出始めている。市民の合意を得るために、建設時期については合併特例債の期限を考えて、先延ばしもいいのではないか」などという声が出ました。

 こうした意見、質問に対して市側は、「これまでいろいろな人の意見を聞きながら構想案をまとめてきた。今後は地域協議会に諮るほか、パブリックコメントを行い、幅広く意見を聞いていきたい。諮問する地域協議会は、あくまでも建設する場所の地域協議会に諮るというルールから、高田区ということになる」「陳情者とは、市長が直接会って、話し合うという丁寧な対応をしてきた。市として急いでいるつもりはまったくない。検討委員会から報告をもらって、2カ月をかけて市としての考えをまとめた」と答えていました。

 質疑の中では、市の構想(案)で「中心市街地の活性化につながる」としている点について、滝沢一成議員などから「どうやったら中心市街地の活性化にむすびつくのか明確に説明していただきたい」など疑問視する声も相次ぎました。

 こうした声がある一方で、「行政対応が遅いといわれているなかで、よくここまでこぎつけた」「越後、上越の匠の技を活かした設計を」など賛成の声も2、3ありました。議会では、今後、この問題は一般質問でも議論されます。日本共産党議員団では、先日の「市民のみなさんのご意見をお聴きする会」でのご意見を踏まえて平良木議員が質問する予定です。

2012年09月14日

あさひ荘は12月議会くらいには再開するかどうかの判断

 昨日の市議会文教経済常任委員会で山岸行則副市長は現在閉館している大山温泉あさひ荘の今後について問われ、「できれば12月議会中ぐらいに議会と地元に方向性を出したい」とのべました。これは、日本共産党議員団の上野議員の質問に答えたものです。

 上野議員は、「6月議会で副市長は再開の模索、検討をしていくと答弁したが、その検討の結果を知りたい。また、この間、地元から様々な再開の要望が出されている。当施設は大島区の観光やまちづくりの中心であり、再開の要望は強い。採算の点など難しい点もあろうが、要望は強い。市とどのような検討をしているのか。展望を示すことは市の責任だ」と質問しました。答弁に立った山岸副市長は、「できれば12月議会中ぐらいに議会と地元に方向性を出して、再開できるならば来年度から再開するという方向を含め、12月中ぐらいに展望を示したい。再開できるならば、行政が直轄で運営をしていくのか、場合によっては民間でやってもらえるのか、また、再開できなければ今後どのような整理をするのかという方向を含めて、今の予定では、12月議会の段階で示せるように検討を進めている」とのべました。

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 同議員はまた、8月下旬にあさひ荘を議員有志で視察したことを踏まえ、「厨房などはぎりぎりまで業務をしていたことがわかった。このままでは水回りなどが傷みかねない。再開までしっかり管理をしてほしい」と訴えました。写真は大山温泉あさひ荘、8月28日撮影。

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2012年09月15日

入札予定価格の事後公表で昨年度は落札率が94.4%にも

 上越市は昨年の6月から入札にあたって予定価格を事前公表から事後公表に切り替えました。その結果、昨年度の落札率は前年度の90.48%から一気に94.4%に跳ね上がったことが明らかになりました。これは昨日の総務常任委員会で私の質問に答える中で市側が明らかにしたものです。

 委員会で私が問題にしたのは、市側が、「予定価格の事後公表として、入札の競争性・透明性のさらなる確保を図った」として事後公表を評価したからです。しかし、入札結果を見る限り、入札に参加した業者の高値落札を促しただけで、競争性や透明性が高まったとはとても言えません。

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 私の質問に答えて市側は、入札の競争性が「高まった」ことを示しているとして、「事後公表後、入札が複数回に及ぶケースが増えた」ことも明らかにしました。2010年度、2回以上の複数回入札および入札が不調に終わったケースは7件、1%(入札総数644件)でした。それが昨年度は、116件、19.5%(同592件)にもなったというのです。しかし、再入札が増えたことをもって競争性が確保されたというには無理がありますし、公正な入札であったかも疑問です。実際、再入札になったケースでは「談合の状況証拠」だといわれている一位不動がいくつも見られるからです。

 予定価格を事前公表から事後公表に切り替えることを促したのは建設業界であり、全国の都道府県に通知まで出した総務省・国土交通省です。入札制度はいま、曲がり角に来ています。ここら辺で、いま一度、公正、競争性のある入札制度改革についてしっかりと議論していく必要があります。

2012年09月19日

総合事務所産業建設グループ集約先(案)は10月下旬提示

 昨日は総務常任委員会の2日目、注目の「将来的な行政組織の再構築に向けた総合事務所の在り方について」(当面は総合事務所産業建設グループ集約問題)について活発な議論が行われました。午前10時過ぎから昼休みをはさんで午後3時近くまでかかりました。この中で、市側は、この間の地域協議会での説明の状況と回答、事務事業ごとの業務分担(案)、今後のスケジュールなどを示しました。総合事務所のグループ(案)および産業建設グループ集約先(案)は10月下旬に提示することが明らかにされました。

 私は昨日も質問のトップバッターでした。配布資料をもらって、最初に気になったのは、議会総務常任委員会でそれぞれの委員から提起された問題について回答あるいは検討結果がまったく記載されていなかったことです。各区総合事務所において区出身職員を一定数確保することの重要性の指摘、検証方法、本実施前提で試行をしようとしていることの問題点などは市側として整理して示すべきでした。この点についての指摘はほとんどの委員の共感を呼び、委員会終了後に「委員会で提起したことをまとめないでいいのか」などの声も出ました。

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 昨日配布された資料では見直しの留意点の書き方がまだろっかしい点を指摘し、「サービスを低下させない」「効率をよくし、迅速に処理する」2点かと聞いたところ、そういうことになるとの答弁でしたので、農林水産部をはじめ関係部合計218事務事業について、「サービスが向上するもの」「変わらないもの」「後退するもの」といったふうに2つの留意点に基づき、いまの時点で評価して示すように求めました。これについては肯定的な回答をもらいましたので、今後の対応を見守りたいと思います。

 このほか業務が忙しい時に集約した産業建設グループを分散配置する点、集約先を決める設置基準、そして試行から本実施への進み方についても議論しました。これら質疑の内容は市政レポートでお知らせする予定です。

2012年09月21日

一般質問始まる

 昨日から一般質問が始まりました。今回の質問者は総勢23人、昨日は杉田議員をトップに6議員が登壇しました。行政改革、除雪、柏崎刈羽原発の再稼働など各議員の持ち味が出ていたと思います。

 私の勉強不足かも知れませんが、他の議員の質問を聴いていて、初めて知ることが毎回必ずあります。昨日は、青森県では薬局も認知症の人の見守りに一役かっているとか、市内にはまだ墓地に余裕があり、600区画も空いているところがあるということを初めて知りました。保倉川放水路問題では野口副市長などの努力が功を奏しつつあるということもわかりました。

 私の一般質問は20番目です。おそらく4日目の25日午前になるだろうと思います。質問テーマは、入札・契約制度改革、第三セクター問題、そして総合事務所の在り方の3つです。このうち、あとの2つは委員会でもやっていますので、どんな組み立てにしようかと思案しています。

上越市、干ばつ災害復旧で467万円の補正

 上越市は今議会中に干ばつ被害対策として467万円の補正予算を提出することになりました。市の説明資料によると、対象となるのは大島区などの田んぼ約16ヘクタールです。補助基本額は1㎡あたり45円。復旧方法はブルドーザーによる整地です。上越市は2010年の干ばつの際にも、災害復旧費を予算計上し、対策を講じています。

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 写真は上越市牧区切光の被害田。8月22日撮影。

2012年09月22日

村山市長、「いまの状態では再稼働はあり得ないし、あってはならない」

 昨日も市議会は一般質問でした。鴨井議員を先頭に6議員が原発・エネルギー対策、北陸新幹線と並行在来線対策、行政改革などについて市長などに質問しました。

 このうち、平良木議員は、市民の命と暮らしを守る立場から柏崎刈羽原発の廃炉、再稼働、(仮称)厚生産業会館、並行在来線問題を取り上げ、論陣を張りました。

 平良木議員は最初に原発問題を取り上げ、「原発の危険性にかんがみ、柏崎刈羽原発の廃炉を求めるべきだ。再稼働には明確に反対を」と訴えました。これに対して村山市長は、「原子力発電という『技術』が社会に恩恵や利便をもたらすと同時に、相反する重大な影響を及ぼす危険性も有するものである」「原子力発電所の稼働等に関する急激な方向転換は、社会経済や国民生活に及ぼす影響が少なくない」とのべ、即廃炉や再稼働反対をなかなか言いませんでした。

 いまや原発ゼロは国民の世論では主流です。柏崎刈羽原発は上越市と近いところで18キロほどしかありません。東京電力福島第一原発事故の原因究明が極めて重要なことは言うまでもありませんが、いまの原発の技術ではいったん過酷事故を起こすとおさえることができない水準であることを認識しないといけません。「まずは国の責任において、客観的で信頼性の高い安全対策と事故防止策が確立されることが最も重要」と繰り返す市長。平良木議員が「少しでも危険なものはストップだという姿勢に立ってもらいたい」「少なくともいまの時点では反対であることをしっかり言ってほしい」と重ねて訴えると、市長はようやく、「いまの状態では再稼働はあり得ないし、あってはならないと思っている」と答えました。

 「(仮称)厚生産業会館はそもそも本当に必要なのか」「市民生活の他の分野でもっと急ぐことがあるのでは」などといった声が市民の間で広がっています。平良木議員はこうした声を取り上げ、市民の声をもっと聴き、慎重に対応すべきではないかと質問しました。しかし、市長は、「基本構想案で、施設の必要性や建設場所などについて市の考え方を整理している。市民の皆さんからも十分ご理解いただける」と答えました。この後も論戦が続き、平良木議員が「市長は市民にはいろんなところで資料を示した、ホームページにも載せた、だから理解してもらえると思うと言われたが、発表したから理解してもらえるというのはわからない。どうしてそういうことになるのか」と質問したとき、驚くべき発言が市長の口から出ました。「議論の過程も議論の心も細かい内容も全体(「市民の」という意味か)の皆さんにはお知らせしてある。そのことをわかりたいかわかりたくないか別にしても、お知らせしてある中でご理解はいただいている」という発言です。論理性を重視し、慎重な対応をされる市長だと一定の評価をしていただけに、この官僚的な、「上から目線」にはがっかりでした。

 昨日の一般質問で残りはあと11人となりました。24日の一般質問では日本共産党議員団の上野議員がトップで登壇、25日の午前には私の出番もやってきます。ぜひ傍聴にお出でください。

2012年09月25日

消費税過払い問題で市長が謝罪

 昨日は一般質問3日目でした。日本共産党議員団の上野議員が登壇し、TPP問題や地域医療センター病院の消費税過払い問題などを取り上げました。

 質問のなかで注目したことの一つは消費税過払い問題です。上野議員は、1億2000万円からの過払いは重大だとして、謝罪とかたちある責任の明確化を求めました。これにたいして村山市長は本会議の場で初めて謝罪を表明しましたが、責任については「私自身がしっかり考えること」とのべるにとどまりました。市政運営で大切なことは最小の経費で最大の効果をあげることです。市長が「違法性はない」と何度繰り返しても、この点での責任は免れないと思います。

 さて、きょうはいよいよ私の番です。早ければ午前10時半ころから、遅くとも午前11時には登壇することになります。これから質問準備の最終段階に入ります。

2012年09月26日

入札の「一位不動」などで質問

 昨日は一般質問最終日でした。田中聡議員をトップに5人の議員が質問に立ちました。私は2番手で登壇し、入札・契約制度の改革、第三セクター問題、総合事務所の在り方の見直しなどについて質問しました。

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 入札・契約制度の改善に関しては、これまでの上越市の入札・契約制度改善の取り組みを評価した上で、昨年度の入札の中で複数回に及んだ116件のうち93件が「一位不動」であったことを明らかにして、改善を図るよう求めました。市長は「入札参加企業が、入札額の積算に当たり、今まで以上にしっかりと取り組んでいる」「(一位不動が多く出たのは)落札した企業の強い受注意欲の表れであり、企業努力によるもの」と答え、再質問でも強気の答弁を繰り返しました。一位不動については、全国オンブズマンが「談合の状況証拠」とし、国交省などでも問題視し、監視を強めているなかで、今回の市長答弁は理解できませんでした。

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 第三セクター問題では、市所有施設の一部に第三セクター所有の固定資産があることを示し、早期に買い戻しの措置を取るよう求めました。市長は、「第三セクター11社の直近の決算書によると、第三セクターが所有する建物附属設備や備品などの有形固定資産の帳簿価額は、総額で約2億円」「過去において、緊急性を要する施設修繕について第三セクターが経費を立て替えて実施したことや、会社独自の判断で購入したことなど様々な理由から、第三セクターが固定資産を実際に所有している状況が生じている」「市としては、各第三セクターが資産を購入した経緯や市との事前協議の有無、また、指定管理業務において真に必要な資産か否か等について確認を行ったうえで、買戻しや寄附採納など、市として必要な対応を行ってまいりたい」と答えました。この買戻し等は株式評価までに行うことになる見込みです。第三セクターと丁寧な協議を行っていただきたいものです。

 総合事務所の在り方の見直し問題では、地域自治区の在り方への影響、産業建設グループの集約と災害時などでの分散、市役所組織再編の全体像などについて質問しました。これまで行政エリアの変更や総合事務所の統廃合はないと繰り返してきた行政側ですが、産業建設グループの集約自体が部分的ではあっても、事実上のエリア再編であることを指摘しました。また、今回の見直しで行政側が期待している効果として、「サービスの質の向上」と「職員資質の向上と組織的対応力の強化」をあげられていますが、「サービスの質が向上することになる事務事業は218事務事業のうち何件か」との質問に、「総務常任委員会などで示していきたい」と答えるにとどまりました。本当にサービスが向上するのかどうか、総合事務所の統廃合に事実上つながっていかないのか、今後、しっかりと議論していきたいと思います。

2012年09月28日

9月議会終わる

 4日にスタートした市議会の9月定例議会が昨日終了しました。詳しいことは10月7日発行の市政レポートでお知らせしますが、日本共産党議員団の平良木議員が昨年度の一般会計決算認定、国保会計決算、今年度一般会計補正予算などで反対討論しました。

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 このうち昨年度の一般会計歳入歳出決算については、反対の最大理由は、合併時の約束事であった地域事業費制度の見直しを行い、枠の撤廃をしたことです。地域事業の進捗管理をキチンとやらなかった事実も責任もあいまいにしたまま決算をすることは許されない、と言うことです。(仮称)厚生産業会館に関しては昨年度、市は整備基礎資料の作成を外部に委託し、この事業を大きく進めました。私たちは繰り返し、「建設の可否を含めて市民の意見をもっと聴くべきだ」と主張してきましたが、それは軽視されてきました。これも反対理由の一つにしました。

 本会議が終了してからも重要な会議が続きました。ひとつは全員協議会です。議場に国旗、市旗を掲揚するよう求めた陳情が3月議会で賛成多数で採択されたことを受けて、どうするかの議論が1時間近く行われましたが結論は持ち越しとなりました。私は反対の立場から、「上越市議会は議会基本条例の制定などで全国的に注目されている。これまで上越市議会は新しいことに取り組む時は全会一致ですすめてきたという伝統を守るべきだ」と主張しました。

 重要会議のふたつめは総務常任委員会の所管事務調査です。新市建設計画の見直しが議題でした。合併特例債が10年延長されたことから、とりあえず計画を3年延長し、平成29年度までにし、新たに(仮称)厚生産業会館の建設、新水族館の建設、上越斎場の建設などの事業を追加することが提案されました。調査は始まったばかりですが、市民の最も望んでいることは何かをしっかり押さえて見直しを進めるべきだと思います。

 昨晩から今朝にかけて市政レポートを7000枚印刷しました。今号は私の一般質問が中心です。ブログの記事を見直し、内容も多く記載しました。次の日曜日にはホームページにも掲載します。

2012年09月30日

農村議員連盟の視察、そして「ふれあいコンサート」

 上越市議会には食糧農業農村議員連盟の稲作体験グループがあります。これまで、大島区菖蒲の決まった圃場で田植えや稲刈り体験などをしてきました。今年は春耕期が市議選と重なったこともあり、昨日が初行動の日となりました。今回は刈り取りではなく、稲の出来を確認してこようと、菖蒲生産組合の横尾栄一さんや飯田英人さんから案内していただきました。

 現地の標高は500メートル前後。さわやかというよりも寒さを感じました。横尾さんの話だと、家では毛布を3枚かけて寝ていると言います。今年は豪雪と夏のからから天気の影響をもろに受けたようです。稲の分株が進まず、背丈も低い状態でした。来週には稲刈りをしたいということでしたが、収量は一反ベースで約300キロ(5俵)くらいになる見込みだそうです。でも味は抜群とか。今度、食べてみたいと思います。写真は飯田さんから説明を受けているところです。

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 そば畑も見せてもらいました。白い花がきれいで、これをバックに写真を撮る議員が何人もいました。

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 昨日は現地視察をしたのち、菖蒲にある古民家、飯田邸を見せてもらいました。萱ぶき屋根の修復作業が始まったばかりで、現場の足場組みがされていました。1200万円ほどかかると言います。それにしても見事な建物でした。

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 昼食後、大島音楽協会主催の「大島ふれあいコンサート」に出てきました。今回は須川展也のサクソフォン・コンサート。ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」などの古典、日本の民謡、童謡などの演奏をたっぷり聴くことができました。須川さんがNHKの朝ドラ、「 SAKURA」のテーマ音楽を演奏しているとは知りませんでした。この曲は生で聴くととてもよかった。あと、印象に残った演奏曲は「テイク5」です。生演奏の魅力、楽しさをいっぱい味わってもらおうと、舞台から観客席に下りてきての演奏は素敵でした。演奏の途中で聴こえた「ヴォッ」という音はサクソフォンの「おなら」かな。

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 昨日はこのほか、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、そして知事選、衆院選対策の会議もあり、帰宅したのは夜10時半近くでした。

2012年10月18日

大分県から30人もの視察団が…

 急に寒くなりましたね。毛布2枚をかけるだけでは寒く、とうとう掛け布団を使うことに。セミの鳴き声は一昨日のツクツクボウシが今年最後だったようです。秋が深まり、そろそろ初冠雪の情報が入ってくるのではないでしょうか。

 今朝は4時過ぎに起床。市政レポートを作成しました。市政レポートでありながら国政、県政の記事を書くことがありますが、今回はJA全国大会の赤旗記事を使うことにしました。脱原発の方針確認とTPP反対の立場から、これを衆院選の争点にしていくことにした特別決議を広く知ってほしいからです。この件については、日本農業新聞か「しんぶん赤旗」を読んでいないと詳しいことはわからないという事情があります。「しんぶん赤旗」日曜版折り込み用の市政レポートの印刷が終わったのは午前9時半過ぎになりました。

 午後からは大分県市議会議長会のみなさんの視察受け入れです。広報広聴委員会の杉田委員長とともに議会改革、中山間地対策などについて説明し、質問を受けました。大分県内には14市がありますが、きょうは13市から総勢30人弱の視察団でした。上越市の中山間地域振興基本条例についての関心は高く、閉会した後も何人もの議長さんから条例づくりの過程や今年度の取組について質問されました。中には、29日に予定している若い人たちとの意見交換会に出たいという議長さんもおられました。

 夕方、大島区経由で家に戻りました。途中で寄らせてもらった家では、「書いてきましたよ。お父さんも書いたって」と言われ、うれしくなりました。この人はインターネットで県議会のことなども見ておられるのでしょうか、「書く人があって良かった」などといっておられました。最近、タヌキが増えているようです。大島区から家に着くまでに5匹のタヌキが車の前に現れました。ひかなくて良かったです。

2012年10月22日

議会基本条例検証委員会による検証作業はじまる

 議会基本条例検証委員会の初会合がきょうの午前、行われました。前文から第3条まで、一つひとつについて取り組み状況、課題や問題点などについて評価を出し合い、検証結果として①条文に従いこれまでどおり取り組んでいく、②条文に従い新たな取り組みを検討する、③条文を改正する、④その他に分類していきました。全委員の評価が同じものは議論もなく次へと進みましたが、議会の活動原則や議員の活動原則の中には評価が分かれたものがいくつかあり、時間がかかりました。

 今回の検証委員会で議論が長引いたものは議会の常任委員会、特別委員会での傍聴者への資料配布と傍聴者の発言についてでした。無所属の委員から、傍聴者の発言を認める改正をすることが提案され、賛成する意見と反対する意見に分かれました。私は趣旨に賛成し、研究課題とするよう求めましたが、残念ながら検証委員会で賛同を得ることは出来ませんでした。委員会終了後、インターネットで調べてみたら、議会基本条例の中に、市民参画の一環として、傍聴している市民が常任委員会などで発言できる仕組みを持っているところがあることが分かりました。いまのところ、取手市しかわかっていませんが、今後、本格的に調査してみたいと思っています。

 きょうはこのほか、議会の月例議員懇談会、議会勉強会などが行われ、午後3時半過ぎに終了しました。その後、雑用を済ませ、帰宅しました。市役所からわが家まで要した時間は1時間43分でした。「えっ、なんでそんなに時間がかかったの」と思われるでしょう。じつは、市役所から自転車で帰宅したのです。今後、天気が良くて、時間に余裕があるときは、体力づくりを兼ねて自転車に乗ろうと思っています。

2012年10月26日

総合事務所産業建設グループの集約先案まとまる

 上越市は総合事務所の在り方について検討を進めてきましたが、産業建設グループ業務に係わる総合事務所のグループ及び集約先の案をこのほどまとめました。案は下表のとおりです。

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 集約先の設定にあたって市は、各区の人口や面積の他、農家数、道路延長など産業建設グループの業務と密接に係わる基礎的指標及び、災害発生履歴などの基礎データを抽出。それらをグループ内で比較、検証した上で、①各指標の数値が最大となる項目数がもっとも多い、②各指標の数値が13区全体に占める割合(構成比)の合計が最も高い、③総合事務所間の平均距離が最も短い、の3点を考慮して決めたとしています。

 今回のグループ設定及び集約先の案で特徴的なことの1つは、木田庁舎を入れたことです。これはいくつかの地域協議会で出された意見を参考にしたものだと思いますが、木田庁舎でのグループ化があまり進んでいない中で具体的にどういう組織体制にするのか議論を呼ぶことでしょう。

 今回の案については29日の総務常任委員会で正式に説明がされ、審議されます。委員会は午前10時開会です。ぜひ傍聴にお出かけください。

2012年10月30日

中山間地域在住の若い人たちとの意見交換会

 昨晩は市議会中山間地対策特別委員会主催の「若い人たちとの意見交換会」を安塚コミュニティプラザで開きました。合併前のことは調べてみないと分かりませんが、新市になってから市議会が若い人たちとの意見交換会を開くのは初めてです。はたして集まってもらえるだろうかと心配しましたが、NPO法人ふるさと越後・温かい音楽の会の中村真二さんや集落づくり推進員さんなどから協力していただいて、13人も集まっていただきました。そのうち5人は女性でした。

 参加されたみなさんから伸び伸びと自由に語ってもらいたいと心がけたつもりですが、まだ、ちょっと硬い感じもしたようです。委員長である私の挨拶が硬かったのかも知れません。でも、自己紹介になったら、みんないい雰囲気で発言してくれて、紹介が一人ひとり終わるたびに拍手が起きていました。これは予想外でした。2年前に上越に来たばかりの人もいれば、40年近くも山間部に住んでいる人もいました。自己紹介の最後は私、みなさん、素敵な自己紹介をしてくださったものですから、私の顔もすっかりやわらかくなりました。

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 意見交換会は2班に分かれて行いました。私は1班です。1時間半くらいの間にユニークというか、興味深い発言が次々と飛び出し、じつにおもしろかった。2年前に雪のないところから大島区に越してきたSさんに、「大雪で雪堀がたいへんだったでしょう」と言ったら、意外にも「屋根の雪下ろしは楽しかった」という言葉が返ってきました。そして、清里区の生産組合で働くOさんもまた、「雪掘りは楽しいです」。そして、「金を払って屋根の雪下ろしをしてもらうのではなくて、金をもらって、雪下ろし体験をしてもらったらどうか」「雪掘り道場を開設するといいのではないか」といった発言が続きました。さらに、「集落から転出した人にも呼び掛けて、集落の草刈りボランティアをやってもらい、終わってから飲み会をやったらどうか」「若い人が出て行くのは雪のせいではない。結婚を機に親が、『平場に家を建てて、そこにおれたち年寄りが入る部屋もつくれ』と言っているのではないか」といった発言も。

 「いまみなさんがこういうところに住んでいて一番困っていることは何ですか。今晩はそれが訊きたい」との柳沢議員の発言で、いろんな要望や注文が出ました。「子どもがほくほく線を利用して高校に通学しているが、駅までのバスの時間帯がうまくない」「中山間地でも働ける場所がほしい。中山間地で新しい雇用開拓の環境作りが必要ではないか」「婚活が大事だ。独身者対策を強めてもらいたい」などです。下の写真は1班での意見交換会風景。

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 偶然かどうかわかりませんが、1班、2班共通の話題もありました。それは子どもの遊び場の話です。1班では、「妻は東京ディズニーランドが大好き。ああいったものを日本海側にもほしい。長岡の越後丘陵公園のように、花が咲き、民家を活かした山里エリアもある。遊具もある。そんな場所がほしい」「中山間地の山里、雪も降る里こそ遊び場になるのではないか」「雪をプラスに転じて、やる気のある若者が育つようにしたらどうか」といった発言が出ました。2班でも、「子どもを遊ばせる公園が少ない。お母さんたちが集まって交流できる場所も少ないのではないか」という発言があったそうです。下の写真は2班です。

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 今回の意見交換会では、今後の中山間地対策を考えるうえでいくつもヒントをもらいました。たとえば、「いきなり、中山間地に定住というと難しい面もある。窓口をたくさん作ってあげるのもいいのではないか」という視点、これは思いつきませんでした。雪の問題をやっかいなものとしてとらえるだけでなく、楽しむ対象としてとらえることも大事だということは頭の中には一応ありましたが、若い人たちに言われて、その重要性を再認識しました。転出した人たちに対して「帰ってこいサイン」を送るという話も良い提案でした。意見交換会のまとめでは、今後もこういう会をやってほしいという声が紹介されました。ぜひ続けるよう頑張りたいと思います。

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 最後に今回の意見交換会開催にあたって、集落づくり推進員の飯塚さん、松本さん、藤田さんにはお力添えいただきました。また、地元議員の山崎さん、石田さん、桜庭さん、それに高田の滝沢いっせい議員からも協力していただきました。心から感謝します。

高田と直江津地区に車道用ロータリーをそれぞれ1台配置へ

 また冬の準備をしなければならない時期を迎えました。きょうは今年度の上越市除雪計画が市議会建設企業常任委員会の場で発表され、審議されました。

 小林都市整備部長などの説明によると、今年度の計画は、昨年の取組を総括した中で一部手直ししたところがあるものの、基本的方針は昨年度と変わらないといいます。今年度の車道除雪の延長は1704キロで、322台の除雪車が作業を行います。除雪延長は昨年度よりも約5キロ伸びました。また、歩道除雪については、総延長が132キロで、45台の除雪車で対応する計画になっています。各区ごとの除雪延長などは下線のついた部分をクリックしてごらんください。

 今年度の除雪計画で、これまでの計画の一部を見直し、新たな取り組みをすることのひとつは、高田地区と直江津地区に、どの除雪業者でも利用できる車道用ロータリをそれぞれ1台配置したことです。また、排雪作業が早めに完了する直江津地区等の除雪業者を、排雪作業が遅れている地域に投入できるよう応援体制を整えることにしました。これらは、昨冬の大雪で市街地の排雪作業が降雪に追いつかない事態が発生したことを踏まえたものです。いまひとつ、狭隘道路の除雪が拡大されました。これは高齢化などに伴って、要望が強くなってきていることから、小型除雪車を増強するなどして除雪路線を拡大することにしたものです。狭隘道路で日中に除雪する路線の延長は合併前上越市、清里区、板倉区などで約20キロになります。

 除雪体制も一部変更になりました。除雪機械に関しては、大雪でも道路の拡幅や排雪を迅速に行えるよう、車道用ロータリを5台増車するほか、歩道や狭隘道路の除雪の拡大のため、歩道用ロータリを2台増車することになりました。また、除雪ドーザ1台当たりの除雪距離の平準化を行い、除雪ドーザ3台を減車するといいます。昨年度、合併前上越市の区域に導入したGPSを利用する道路除雪管理システムは13区にも拡大されます。

 委員会では、「中山間地や旧市街地などの通学路の確保について、個所別に市教委と協議しているか」「新たに取り組むことになった応援体制の司令塔はどこか」「HPを見られない人たちへの情報提供はどうするか」「雪捨て場について、土地の所有者から早めに了解をとるべきだ」などの質問や意見が出ました。応援体制の指示については市が行うことが明らかにされました。

2012年10月31日

越後高田を見直す研修会

 毎年1回開かれている上越市議会と長野市議会の交流会が昨日、行われました。昨日は直江津の学びの交流館で高田瞽女の文化を保存・発信する会の市川信夫さんを講師に瞽女のことを中心に語っていただきました。私たちの手元には高田に関する資料が配布され、市川さんの講演の途中、ドキュメント映画「瞽女さんの唄が聞こえる」が放映されたこともあって、私としては越後高田を見直すとてもいい研修会になりました。

 講演の前に受講者の机の上に配られた資料の中に、たぶん、季刊雑誌「直江の津」に掲載されたものだと思いますが、上越市教育委員会の中西聡さんが書かれた、「『高田』のまちにこめた祈り」がありました。この文章で、高田城築城や寺町に関する考察がじつにおもしろい内容でありました。高田築城にあたっては、防衛とか交通の面から位置が定められたものではなく、新しい城の位置の吉凶を占い、福島城の真南に移動した。そして、占いに従ったのは高田城が軍事目的ではなく、戦のない平和な城下をめざしたものではないかというものです。これが単なる推測ではなく、地図との格闘、古文書資料の分析の中から導き出したものだけに説得力があります。ここでは書きませんが、寺町の位置の考察も参考になりました。

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 市川信夫さんの講演は初めて聴きました。瞽女さんについての研究は地道なもので、市川さん自身は「学校の先生」「研究者」といったイメージが強かったのですが、昨日の講演を聴いて、こんなにも庶民的な方だとは思いませんでした。市川さんが映画「ふみ子の海」に出演した時、俳優の高橋恵子さんから背中をさすってもらった。あの時、「これまで生きていて良かったと感じた」というエピソードの紹介で、ますます市川さんが好きになりました。講演や映画「瞽女さんの唄が聞こえる」で、懐かしい風景や話が次々と出ました。高田の雁木や町屋などの魅力がいっぱい出てきたと思います。高田を見直すいい研修会となりました。

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 研修会が終わってからの交流会では、上杉おもてなし武将隊のみなさんが力強い演武を披露してくれました。また、議員にクイズを出して、当たると塩をプレゼントする。なかなか面白い企画で会場を沸かせました。昨日の交流会を準備してくださったのは議会事務局のみなさんかと思いますが、これまでの交流会の中でも一番良かったです。感謝します。長野市議会の日本共産党議員の野々村さんや小林さんなどとも交流できました。

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虫の鳴き声、少なくなりましたね

 月明かりの下で虫たちが鳴いています。でもほとんどは独唱、ほんの数匹が鳴いているだけです。寒さの中で虫たちの活動は急激に弱まったようですね。まずは、虫の鳴き声をお聴きください。

 きょうは午前中に豊田市議会の議会活性化推進特別委員会のメンバー、総勢13人のみなさん方が行政視察でおいでになり、私の方で説明役をさせていただきました。テーマは議会活性化と議員提案です。上越市議会がなぜ中山間地域振興基本条例制定したのか、その制定過程がどうであったかを学び、参考にしたいということでした。私の方からありのままに説明し、質問にも答えさせてもらいましたが、お役にたてればうれしいのですが……。写真はメンバーのみなさんと議場で撮った記念写真です。

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 午後からは生活相談で久しぶりに法務局へ行ってきました。そこまでは良かったのですが、それから議員控室に戻って、原稿書きをしようと思っていたのにまったくダメでした。頭がもうろうとして、パソコンに向かいながら眠ってしまったのです。先週から休みなしで活動してきた疲れが出たのでしょう。少し、休まないといけませんね。

2012年11月13日

昨日から意見交換会

 くたびれました。昨日は朝9時から議会基本条例検証委員会、午後は中山間地対策特別委員会、そして夕方6時半からは市議会主催の意見交換会と続きました。いずれも気合を入れてかからなければならない会議でした。

 このうち中山間地対策特別委員会は今後の活動方針を巡ってフリートーキングをやりました。当面する課題と中長期的な課題として何に取り組むべきか、たくさん課題がある中で絞り込みをしたいと考えていたのですが、なかなかまとまりませんでした。でも、中身は先日の若い人たちとの意見交換などにも触れながら話が展開され、Iターン、Uターンした人たちの定住を目指すためにどうしたらいいかなどいくつかの課題でこれまでよりも深まりました。委員会活動でフリートーキングをずっとやるという方式もいいものです。

 夕方からの意見交換会、公民館谷浜分館が会場でした。上越市は海あり山ありなのですが、昨日は海岸部ならではの意見や要望が出されました。たとえば、海岸に流れ着くごみ対策、砂浜に埋まっている「かやゴミ」はとがっていて危険だ、しかし法律で昔のように燃やせない、なんとかしてもらいたいというのがありました。また、海岸を走る国道の草刈りについても苦情が寄せられました。さらに高波対策のついても発言がありました。民家5軒が高波をかぶる被害が出ているというのです。市や県などに繰り返し訴えてもなかなか前に出ない実態が浮き彫りになりました。市議会で対応策の検討を約束してきました。

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 意見交換会は14日が公民館新道分館と諏訪分館で、16日は三郷分館と北諏訪分館で、いずれも午後6時半から行われます。この2日間とも議会報告会とセットです。どうぞ気軽に参加してください。私は14日の諏訪分館で記録係をします。

2012年11月14日

3市議会合同研修会で観光戦略学ぶ

 昨日の午後、糸魚川、上越、妙高の3市議会合同研修会が行われました。今回は公益財団法人日本交通公社の梅川智也さんから「観光イノベーションの時代」と題して講演していただきました。講演は約1時間半。正直言って、前半は一昨日までの疲れが残っていたためぼんやりと聞いていたのですが、地域主導型観光の話の頃から頭がしゃんとしました。2015年の北陸新幹線開業を前にして、とても参考になる講演をしていただいたと思います。

 「これまでの観光旅行は大都市で企画し商品化してきたが、これからは旅行者を受け入れる地域の側が主体的に企画していく必要がある。それも地域の力を総動員しないといけない」「長野新幹線の開業以降、上越地域は忘れられた地域になっている。上越地域の地域イメージをどう構築するかが課題だ。何をアピールしたらいいか。ひとつは日本海、二つ目に妙高山・妙高高原、そしていまひとつは上杉謙信だ。これに食を加えたい。上越の食のレベルは無茶苦茶高い」こういった話に惹きつけられました。

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 講演が終わってからは3市議会議員の交流会です。日頃、お世話になっている糸魚川、妙高の共産党議員の皆さんと挨拶を交わすことができました。また糸魚川の鈴木勢子さん、久保田長門さん、吉岡静夫さん、妙高の宮澤一照さん、堀川義徳さんなどと議会での質問の仕方、議会報告ビラの作成、ブログなどについて意見交換できました。糸魚川、妙高市議会のみなさんのなかにも私のHPやブログを見ていて下さる方が何人かおられ、うれしく思いました。

2012年11月15日

解散・総選挙へ

 やぶれかぶれと言うか、ばくちを打ったと言うか。野田総理が自民党総裁との討論でいきなり解散の日を明言しました。昨日は、市議会の県道新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)の県土木部交渉があり、その後は市議会主催の議会報告会がありましたので、総理の発言については夜になって知りました。こうなったら全力で頑張るしかありません。国民の声は「民主党には裏切られた、さりとて自民党政治には戻りたくない」です。アメリカ、財界言いなりの政治をやめさせるためには維新の会でもダメ、日本共産党がはっきりと躍進したと言える状況を作り出さないといけません。これからの1カ月は勝負の1カ月になります。

 さて、県道新井柿崎線整備促進議員連盟の県土木部との交渉について報告します。交渉には同議員連盟に所属する市議10人と上越市選出の県議5人が出席、県側は長谷川誠土木部副部長と関係課長が対応しました。宮崎会長などが歩道整備、防雪柵設置などの要望をのべた後、長谷川副部長が「5月に現地調査をしたが、内陸部にしては真っ直ぐな路線という印象を受けた。この路線は早い時期に改良が済んでいたために、今となっては不便な点もある。連盟など地元とキャッチボールし、情報を共有し、理解し合いながら整備を進めていきたい」とのべました。

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 要望に対する具体的な答弁は岩澤弘和道路建設課長や丸山和弘道路維持課長が行いました。このうち、丸山課長は防雪柵について言及、柿崎区江島と大潟区高橋新田との間は、「23年度に測量・調査を終わっている。来年から用地買収に入り、買収が終わったところから着手してまいりたい。防雪柵はきちっとした恒久的なものを考えている」とのべました。ようやく工事着手が見えるところまで来ましたね。

2012年11月20日

「ゆっくり移住する」取り組みに注目

 以下の文章は鴨川市で朝書いたものですが、ホテルからの発信はできませんでした。先ほど、家に戻ったところです。
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 千葉県鴨川市からの発信です。昨日から中山間地対策特別委員会の視察で房総半島に来ています。ホテルの窓からは太平洋が見えます。波の音を聴きながら書いています。

 昨日の視察は鴨川市釜沼北集落を訪問し、農家・非農家が力を合わせて集落を維持、活性化させている取組について学びました。具体的には、中山間地域等直接支払制度を活用した農道、用水路の整備、棚田オーナー制度の活用、都市との交流についての経験を話してもらい、勉強しました。

 釜沼北をはじめこの付近は海底が隆起してできたところ。海岸部から少し平地があって、そこから奥は一気に急斜面となっていて、そこに田畑があり、山林があり、集落がありました。区長の高梨利夫さんは、「ここは粘土質で米はうまい。しかし、天から降った水を頼りに耕作しているので夏は苦労している。農業はきびしい。高齢化も進み、担い手は昭和ひと桁世代が主流。なるべく手をかけないで耕作できるよう水路などの整備をすすめてきた」と話しました。水路にゴミをためないための溝蓋整備は500枚以上になったということでした。上越市でも取り組んでいますが、中山間地域等直接支払交付金をどう活用したかを詳しく語っていただきました。

 昨日の研修で注目したのは、13年前に釜沼に移住してきた林良樹さんの話です。林さんは13年前、6物件に対して300名の応募がある中で現在の家を獲得しました。応募者の中で30代は林さん一人だったといいます。50アールの土地を貸してもらい、古い農機具も譲ってもらいました。そして農業をやりながら、都市交流などに意欲的に取り組んでいくことになります。

 林さんは、「小さな面積では生活できないので都市との交流に力を入れることになった。地域の炭焼き農家などいろんな人が先生になって持続可能な暮らしを学んだ。3.11以後、これからは自分の身を自分で守ろうという人が爆発的に増えている。農とか土などが注目されているが、そういうエネルギーを、山の再生に活かしていきたい」とのべていました。林さんによると、釜沼を含む大山地区は「ナンバーワンの限界集落」。でも、棚田オーナーなどの8割はリピーターで、都市部から通ってくる人が増えてきていて、「血縁を超えたふるさとづくり」が始まっているといいます。「通うことでゆっくりと移住する。そういう人が増える中で、都市と農村がグラデーションのようにつながっていけばうれしい」とも語っておられました。昨日の林さんの言葉の中で印象に残ったのは、「ゆっくり移住する」「農村社会は信頼で成り立っている」「交流事業が人口を増やす」。高梨さんや林さんの話を聴いて、上越市での取組のヒントをもらったような気がします。

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 昨日は話を集落のセンターでお聴きした後、棚田オーナーの取組をしている田んぼや炭焼き風景、ミカン畑などを訪れ、目での研修も行いました。写真は高梨さんや林さんから棚田の説明を聴いているところ、炭焼き小屋、棚田百選に入っている大山千枚田です。

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2012年11月21日

花とクジラの南房総市でも中山間地域対策

 鴨川市のホテルから車で南房総市に行き、中山間地域等直接支払制度や故郷・水と土保全対策事業を活用して農業や集落維持のために頑張っているところを視察してきました。車窓から見えた太平洋は青くサーフィンをやっているひ人たちの姿も見られました。道路沿いには君が代菊(?)やイワブキらしき黄色い花が咲いていました。ハウスのなかではたくさんの花が栽培されていることも確認できました。

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 視察地の説明と意見交換は和田浦の道の駅の隣のコミュニティ施設で行われました。説明にあたっては市議会産業委員会のメンバーが3人も参加してくださり、感激でした。川上委員長は挨拶の中で、「ここは東京が近く、暖かい。何をつくってもお金になる」と言っておられましたがうらやましかったですね。昨日の視察目的は同市の吹代地区での中山間地域等直接支払制度などを活用した環境保全型農業の取組の実際をよく見ることでした。栗原議員から農道の補修整備、伐採草木のチップ化と堆肥化、世代間交流事業について説明してもらいました。

 説明と意見交換の後は隣の道の駅へ。ここは9月にオープンしたばかり。市内では8つ目の道の駅といいます。同市では調査捕鯨も行われていて、クジラに関するもの、それからカーネーションやカサブランカなどたくさんの花がたくさん置いてありました。同施設は旧役場の跡地に造られたもので、支配人さんからは、「旧町場がなくなったなかで地域の人たちの大事な交流の場になっている。さらに、南房総地域全体をアピールする場にもなっている」と言われました。

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 その後、現地へ入りましたが、中山間地域と言ってもここは緩傾斜地域でした。同地区は竹があちこちで見られました。これらの竹や伐採した木などをチップ化して堆肥にしている現場も見せてもらいました。竹には乳酸が含まれているのでしょうか、1年くらいで堆肥になるそうです。堆肥の3年物はボロボロの土になっていて、カブトムシの幼虫がたくさんいました。これらの取組はまだ全市に広がってはおらず、今度、どう展開させていくのか注目です。栗原議員の話では、荒廃農地をよみがえらせ、3反規模の市民農園をつくりたいとおっしゃっていましたので、それらにも活用されればいいのかなと感じました。

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2012年11月23日

「委員会の公開」などをめぐって活発な議論

 昨日は午後から議会基本条例検証委員会でした。同委員会は今回で4回目です。約3時間半をかけて条例の第7条から14条までの検証作業を進めました。

 昨日の検証委員会で一番の議論になったのは、第7条1項です。本文は、「議会は、多様な方法を用いて、議会の保有する情報を積極的に提供し、市民との情報の共有を図らなければならない」。フェイスブックや無料動画サイトの活用、委員会の録音をホームページに載せること、傍聴者には委員会資料をできるだけ配布するようにすること、会議録をホームページに掲載することなどが提案され、技術的な部分も含めて議論されました。

 議論の結果、「委員会の公開については、その手法を含め、実施に向けて検討する。具体的なところは議運で議論する」「録音については次回の委員会までに調査をしたうえで検討する」「傍聴者への委員会資料の提供問題は議長預かりとする」とまとめられました。本会議の公開は進んでいるものの、委員会の公開についてはいまひとつといった現状は昨日の議論を契機に一歩前に出そうです。

 もうひとつ注目すべきは議決事件についての議論です。議決案件とはならないものの、所管事務調査などで重要案件とされたものは、委員会の意思を明確にするシステムづくりが必要ではないかという提案が市民クラブから示され、議論になりました。提案は私も大賛成です。先の総務常任委員会でも総合事務所産業建設グループの集約について準備不足などの批判が相次ぎましたが、委員の間で一定の合意がえられる場合は、委員会としてはこう思うということをまとめた方がいいと思うのです。せっかく議論しても行政に拘束力を与えるようなシステムがないというのは問題ですから。

 次回の議会基本条例検証委員会は12月18日の予定です。

2012年11月27日

総括質疑の準備

 午前は衆院選についての打ち合わせ会議、午後からは総括質疑の準備でした。最初は委員会で訊けばいいと思っていた問題も調べていくうちに、これは総括だなと思うようになりました。市営住宅条例の一部改正、指定管理者の指定、一般会計補正予算などについて通告をまとめたので、明日、議員団のメンバーからチェックしてもらって午後には提出したいと思っています。夜はビラ作成でした。

2012年11月29日

市政レポート印刷、ポストおろし、総括質疑質問どりと…

 早朝から市政レポートの印刷でした。昨晩のうち表面だけ刷っておいたので、おとは裏面だけ。約8000枚を約2時間半かけて印刷しました。順調に印刷できているときは気持ちがいいですね。

 きょうは午前中に市政レポートのポストおろしと新聞屋さんへの持ち込みをしました。「しんぶん赤旗」日曜版や商業新聞に折り込んでもらうためです。

 旧東頸城地域へ行った時に、大島区の従兄のところにも寄ってきました。足谷の従兄の家では、お母さんが、「おもしろいものがとれた」といって大根を見せてくれました。生後11カ月の孫さんと一緒に写真に収めました。ちょっとエロチックな形をしていますね。

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 母の実家では従兄の嫁さんが世話をしているという花を写真にぱちり。一昨日あたりからかなり冷え込んでいるというのにキク科の花は寒さに負けずに花を咲かせていました。

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 午後からは総括質疑の質問どりでした。議案の中には地域主権改革一括法がらみのものがいくつかあります。今回の総括質疑では、いわゆる「義務付け・枠付けの見直し」と市民の暮らしの問題で市営住宅条例の一部改正について訊くことにしました。高田開府400年イベントについては第四次観光振興5か年計画を読んでも、委員会資料を読んでもいまひとつ分からず、観光戦略の中での位置づけ、イベントの柱などについて質問します。

 昨日から防災無線で流される音楽が替わりました。吉川区においては、これまでの「夏は来ぬ」から「上越市民の歌」になりました。

2012年12月03日

12月議会始まる。明日から衆院選

 きょうから12月定例議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、総括質疑が行われ、私は日本共産党議員団を代表して質疑を行いました。とり上げたのは、市営住宅条例の一部改正、指定管理者制度の見直しに伴う条例の一部改正、指定管理者の指定、そして今年度一般会計補正予算です。

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 このうち、市営住宅条例の一部改正は昨年成立した地域主権改革一括法による一連の条例改正議案の一つでした。整備基準や入居基準については、これまで国が決めて、自治体に義務付けをしていましたが、これからは市が条例制定などにより、独自の基準作りもできることから、パブリックコメントなどで市民の声を聴くべきではなかったか、独自基準の検討はしたかなどを質問しました。これに対して、市長などは、「パブコメについては条例に照らして該当しないとの判断をした」「これまでと変わらないのでパブコメの対象としなかった」などと答えました。また、整備基準については、「参酌すべき国土交通省令を準用することとした」とし、入居基準についても、「同一地域内に市営、県営住宅が併設されており両公営住宅の入退居手続など管理を当市が一括して行っていることから、県営住宅の収入基準額との整合を図り、県と同様に旧基準で収入基準を設定することとした」と答えました。答弁を聴いて、「地域主権」をどう実現していくかという意識が弱いなと思いました。

 温浴施設を経営する第三セクターが指定管理者となっている施設については持株会社設立の動きがある中で、「平成25年度の指定管理は一律1年間の随意指定を継続することを方針化」しています。いつの時点で、どういう理由でこの方針を決めたのかを市長に問いました。平成22年3月に、「第三セクター経営検討委員会」が「上越市第三セクター経営分析報告書」を提出し、その中で、「第三セクターが管理する公の施設については、指定管理者の公募は行わず、随意指定により第三セクターを指定管理者として選定すべき」としています。市長は、この「報告書の提言を踏まえ、暫定的に来年4月から1年間の随意指定を行うこととした」と答えていました。なお、持株会社への不参加を表明している一部の第三セクターについても、1年間の随意指定を行うこととしていたので、その先はどうするかと尋ねたら、「1年後に再度、指定管理の更新期を迎えることから、その段階において改めて持株会社への参加について意向を確認する必要があり、あわせてその趣旨である将来の自立に向けた展望を質(ただ)す中で、状況によっては公募による対応を検討することもあり得る」とのべました。ずいぶん強気な姿勢だと感じました。

 さて、明日から衆院選です。このブログも公選法の制約を受け、選挙報道は書くことができません。市議会のことや身の回りの出来事などを書くことになりますが、ご理解ください。

2012年12月08日

柏崎刈羽原発再稼働反対の請願、委員会では採択ならず

 昨日は私が所属している総務常任委員会でした。まずは、「つなげよう脱原発の輪 上越の会」(代表は植木史将さん)が議会に提出していた「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願」の審査状況からお知らせします。審査の結果、私と石平委員が賛成したものの、他の5人の委員が反対し、不採択となってしまいました。

 同請願は、「柏崎刈羽原発は、中越沖地震で甚大な被害を受け大事故寸前になった。そして柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、今でも原発の構造上安全とは言い切れない状態である」が、政府と東京電力が再稼働を計画しているので、市民の生活と市民の命を守るために市議会から関係機関に柏崎刈羽原発の再稼働は認められないという意見書を提出してほしいというものです。

 昨日の委員会では植木さんが意見陳述。植木さんは請願書を提出後も柿崎区などで署名活動を続けていることを明らかにした後、「原発を語るうえでフクシマを外すことはできない。福島ではお父さんと子どもが遠く離れ離れでの避難生活を強いられている家族はもちろん、いまだに被曝を続け放射能の脅威に怯えながらその場で子供を育て、生活しているお母さん方がたくさんおられる。実際に、将来甲状腺がんに発展する可能性のある『のう胞』が大勢子供たちから見つかっている。波江町では世帯数が 1.5 倍超に激増。これは家族がバラバラなっていることを意味する。また、避難先の二本松市に作られた小中学校に通う児童生徒の数は事故前の20分の1以下だ。子どもたちのいない町にどんな未来があるでしょうか?今朝のニュースでは、原子力規制庁が安全基準が決まる来年7月を待たずに、前倒しで事前調査に入ることを決めた。(柏崎刈羽原発の)再稼働の準備は着々と進んでいる。市民の生活といのちを守るために、そしてこのふるさと・上越を守るために、『再稼働に反対』の明確な意思をしてください」と涙ながらに訴えました。

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 意見陳述の後、若干の質疑が行われ、その後、各委員が見解を表明しました。私はトップに発言を求め、「柏崎刈羽原発は中越沖地震によって3665件の事故・故障が発生した。地震当日、2号機では水位を調節するポンプが故障し、かろうじて全号機が冷温停止したのは21時間後で、一歩間違えば冷却できず爆発の危険もある状態だったという。ともすれば、福島原発事故よりも先にここで爆発が起きていた可能性がある。また、原発周辺には活断層がいくつもあり、いくつかの断層が連動する可能性も指摘されているし、専門家の話では原発直下にも活断層があるともいわれている。さらにもう一つ、原発の30キロ圏内には80万人もの人たちが暮らしていて、事故が起きても逃げようがない。いま止まっている原発は二度と動かしてはならない」と訴えました。

 石平委員も賛成の立場で発言しました。石平委員は、「請願者の趣旨を聴いていて、ぜひ採択すべきだと思う。請願の趣旨を超えた部分で質疑があったが、請願を審査する時、柏崎刈羽原発の特異性を考える必要がある。橋爪委員が指摘したこともある。それから、最大の出力を持つ原発でリスクの分散が無い。中越沖地震によって施設の内部に様々な問題が発生して、それが安全であるという実証的な確認がなされていないし、そもそも確認はできない。そういうなかでこれを稼働させることはあってはならないことだ」とのべました。

 そのほかの委員の発言はすべて不採択の立場からのものでした。各委員からは「上越市民の不安はよくわかるが、あそこでの雇用の問題や地域経済のことを考えると、いますぐ再稼働だめということには賛同できない」「(代表の植木さんが委員の質問に答えて、『再稼働は現段階だけでなく、ずっと認められない』とのべたが)私は現段階では稼働は認められないという立場だ。したがって請願に賛成できない」「原発が(福島で)なぜあれだけの事故が起きたかというと、事故で止まった時に冷やすことができなかったからだ。柏崎刈羽原発については、県の津波のハザードマップ以上の防護壁をつくっている。そして電源車と冷やさなければいけない電気のもとも今、確実に整備してきている。それに(止めておいたら)経済状態はどうなるか。いまの状況の中で電気代が上がったために企業の空洞化は絶対に起こる。(原発以外の火力などを使った場合に)温室効果ガスがどうなるかも危惧している」「上越市議会としては昨年6月に、国に意見書を出している。3.11の事故については徹底的な調査、評価、迅速な情報開示をしてくださいとしている。すでに出しているのだから、それ以上でも以下でもない。今回の意見書提出は必要ないと思う」などとのべていました。
 
 不採択の理由としては、こんなことでいいのかと思う発言がいくつもありました。例えば、原発を稼働しないと無責任になるとの見解です。私は、政治家として本当に責任ある態度は放射能の危険性から市民の命を守ることだと強調し、「原子力委員会が福島の事故と同様の過酷事故が起きる頻度は10年に1回としている」ことを紹介、こういう危険性があるものを再稼働させることこそ無責任だとのべました。また、廃炉を決めたあとでも原発での雇用はあること、今夏の猛暑でも「電力不足」にならなかったことについても追加発言させてもらいました。

 昨日の委員会は請願団体などから大勢の傍聴者がありました。そのなかには初めて議会を傍聴された方も何人かあったようです。その一人の方が傍聴した感想をブログに書かれています。ぜひお読みください。

産業建設グループ集約後の組織体制、職員配置方針を提示

 昨日の総務常任委員会報告の続きです。委員会では付託された一般会計補正予算などの議案審査の他、所管事務調査として「将来的な行政組織の再構築に向けた総合事務所の在り方について」及び「自治基本条例の検証について」が調査されました。このうち、「総合事務所の在り方」についての調査状況をお知らせします。

 行政側が昨日、新たに示したものは、産業建設グループ業務の集約に関連した組織体制及び職員配置です。次長の専任化等による業務管理とサービス確保、集約先の総合事務所においては専門性と組織的対応力の強化、木田庁舎にあっては、自治・地域振興課内へ(仮称)産業建設室を設け、専任の職員を置き対応することなどです。

 今回、市が示した方針について、私からはまず、「産業建設グループがいなくなる総合事務所においては、(道路、農業、観光などの)産業建設グループ関連の照会、相談、書類の受理などは総務地域振興グループ内に概ね3人の専任の担当職員を置くとしているが、この人たちはもっぱら産業建設グループ関係の仕事をすることになるのか」「次長が農業委員会駐在室の職員を指揮監督するようになっているが、次長も農業委員会職員となるのか」と尋ねました。これに対して岩野人事課長は、「相談窓口に置く職員は専任という位置付けだが、状況に応じては総務・地域振興グループの業務もやってもらう」「次長は農業委員会駐在室長を併任する」と答えました。

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 木田庁舎に集約されるところについては、「(農林水産部など3つの部)に集約される頸城区、三和区、名立区の職員は繁忙期に元の総合事務所にちゃんと戻って仕事ができるのか」「木田庁舎に集約される場合、関係する部の中に各区担当を置くとなっているが、その必要がある課と必要がない課がある。どう整理しているか」「(仮称)産業建設室の体制、どういう時にどういう役割をするのか、指揮監督はどうなるのか」などを問いました。岩野課長は、「繁忙期には各区担当だけでは足りないこともある。その場合は、状況に応じて関係課の事業担当を一定数派遣することになる」「すべての課に各区担当がいるとは思っていない。早急に詰めていきたい」「頸城など3区の市民から木田庁舎に直接お尋ねになることもあろうかと思っている。その場合、どの課に行っていただくかなどを考慮している。関係課につなぐだけではなく、その処理の進行管理をしていく。人数は室長を含め4人を想定している」と回答しました。

 最後に市側に訊いたのは来春の人事異動についてです。「職員はどこへ行っても地域に熟知してもらわなければならないが、来春の人事異動では平成23年度、24年度のように区在住職員を極端に減らすことのないようにしてもらいたいが、どうか」との私の質問に、土橋総務管理部長は、「(地域を熟知した職員配置については)基本は内部の職員教育で対応してまいりたい。ただ現実的には、いまでも一定の地域在住者を置くなど配慮している。その辺は現状を基本に考えてまいりたい」と答えました。

 他の委員からは、「(仮称)産業建設室を提案しているが二重組織になっているのではないか。なぜ必要なのかわからない。地域協議会に下ろしていくと反発が出ると思う」「平成25年度の職員については、できるだけ減らすことなく、検証結果に基づいて人数を決めてほしい」「(人事異動については)この2年間のやり方はバランスを欠いた急激なやり方だった。これが現実に、住民の不安や不満を持つことにつながった」「(今回の提案は)一見して組織が複雑でわずらわしくなったと感じた。何でここまで複雑にしなければならないのか」などの質問や意見が出されました。

 市側が今回示した方針の概要は以下の通りです。

 まず、①すべての総合事務所において、次長を専任化し、産業建設グループ関連業務の対応状況などの進行管理及び全体的な指揮・監督を担わせる。また、総務・地域振興グループ長も専任化し、地域振興の推進体制を強化する。
 ②集約先の総合事務所においては、現行の産業建設グループを産業グループと建設グループに分離して設置し、専門性を高める。さらに産業グループは、農政班と産業観光班により構成する。建設グループは、整備班と管理班により構成する。それぞれのグループの各班に各区担当の職員を配置し、日常業務を展開する。
 ③集約先以外の総合事務所については、現行の産業建設グループの関係業務に係る照会・相談、書類の受理などの業務は、総務・地域振興グループが担うこととし、専任のグループ長を置くとともに、専任の担当職員を概ね3人を増員配置する。総務・地域振興グループには専任のグループ長を置き、次長の指揮・監督の下で産業建設グループの窓口関連業務を統括する。
 ④集約先の木田庁舎については、関係総合事務所から集約する人員を、木田庁舎の関係課等(産業観光部・農林水産部・都市整備部の各課及び農業委員会事務局)に配置する。関係する区を担当する職員を明確にするとともに、職員間の相互連携及び支援の態勢を整え、弾力的な対応を図る。組織横断的に対応するため、自治・地域振興課内へ新たに室(仮称は産業建設室)を設け、専任の職員を置き対応する。

 このほか、予算、入札の管理についてはこれまでとは違ったやり方をすることが示されました。予算要求及び執行管理は、原則として、集約先の総合事務所及び集約先の木田庁舎が一括管理することとし、これまで木田庁舎で集中管理していた予算のうち、可能なものは集約先の総合事務所へ配当する。入札事務は、電子入札の対象案件の拡大に伴い、全て木田庁舎(契約課)で執行する。ただし、業者選定は、従来どおり各総合事務所と協議して決定するという方針が明らかにされました。

2012年12月11日

私の一般質問はきょうの最後か明日の1番目

 一般質問が始まりました。今回の通告は16人。昨日は武藤、江口議員など5人が登壇し、(仮称)厚生産業会館、高田開府400年事業などについて質問していました。
 
 私は11番目です。大山温泉あさひ荘の再開問題、(仮称)厚生産業会館建設問題、総合事務所の在り方について質問します。早ければ、きょう11日の午後4時前、遅くとも明日の1番目(午前10時)になると思います。

 今回は質問準備がまだ終わらず、まだ資料集めをやっています。外はあられが降っています。少し眠たくなってきました。

一般質問は明日午前10時からに確定

 私の一般質問は明日の1番目となることが確定しました。午前10時からです。夕方に登壇する気持ちになっていたので、何となく変な気分です。きょうは午後6時半過ぎに帰宅。夕飯を食べてから約2時間除雪作業をしました。

 一般質問の模様はJCV上越ケーブルビジョンで放映されます。また上越市議会もインターネット中継していますので、こちらでも見ることができます。ぜひご覧ください。

2012年12月13日

北朝鮮のロケット発射に抗議する

 昨日、私の一般質問が終わった時、前の列にいた上野議員から「北朝鮮がロケット発射した」と教えてもらいました。マスコミなどの報道で早くても1週間後とみていたのでびっくりしました。その場で、「ひどいね」と言いましたが、国連の安保理決議を無視した蛮行は絶対に許すことができません。日本共産党は昨日、志位委員長が抗議声明を出しましたが、上越市議会でも抗議の決議をすべきです。

 さて、昨日も大雪となりました。ブルは2回出動したようです。家では一昨日、朝と晩に除雪機で3時間近く除雪をし、昨日も除雪でした。市役所から戻っても家に入るところはすべて除雪しないといけない状態になっていました。というわけで、昨日も夜8時過ぎまで雪とのたたかいでした。おかげで体はぐったぐたです。市政レポートを作成しなければならないのに目が開きませんでした。

 昨日の一般質問では大山温泉あさひ荘、(仮称)厚生産業会館、総合事務所の在り方の3つをとりあげました。このうち、あさひ荘に関しては、2つの民間業者と交渉中であることが明らかにされました。これまで12月中には方針を明らかにするとのことでしたが、いまの交渉を大切にしっかりやってほしいと思います。(仮称)厚生産業会館については、市長から「答申として受け止める」との発言がありました。答申として受け止めるなら、平成19年に「上越市における都市内分権及び住民自治に関する研究会」が研究報告書で示したように、答申については行政側が「強い努力義務」を負うという立場で尊重すべきです。産業建設グループの集約問題で、「総合事務所の所管区域の変更に当たるのではないか」との質問に、地方自治法158条に基づき、「他の区の総合事務所の一部の事務を分掌させることは、市長の権限の範囲」と回答しました。これは今後の総務常任委員会で議論していきたいと思います。

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 さて、これから市政レポートづくりです。急がなければ……。

2012年12月17日

柏崎刈羽原発の再稼働認めるなの請願、賛成12

 上越市議会(定数32)の12月定例議会最終日。市民団体から提出されていた「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願」は賛成議員が12人となったものの、賛成少数で不採択となってしまいました。

 同請願は、「福島第一原発の1.8倍で日本一の規模と言われている柏崎刈羽原発は、中越沖地震で甚大な被害を受け大事故寸前になった。そして柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、今でも原発の構造上絶対に安全とは言い切れない状態だ」「にもかかわらず、政府と東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働を計画している」が、「市民の生活と市民の生命を守るために、再稼働反対の明確な意思表示を求める」というものでした。

 賛成議員は日本共産党議員団の橋爪法一、上野公悦、平良木哲也の3人の議員の他、市民クラブの柳沢周治、本城文夫、小林和孝の3議員、会派・新政の草間敏幸、滝澤一成の2議員、会派・みらいの中川幹太議員、無所属の石田裕一、石平春彦、永島義雄の3議員。

 請願不採択が決まった後、会派・創風の江口修一議員から動議が提出され、柏崎刈羽原発の再稼働についての意見書提案が議会運営委員会で現在、議論されています。

「柏崎刈羽原発再稼働反対」請願、平良木議員の賛成討論

 午前中に行われた「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願」に関する討論には、日本共産党議員団から平良木哲也議員が立ちました。賛成討論は中川議員も行いました。しかし、反対討論はなし。請願審査を行った総務常任委員会で「意見表明」したから討論しないと言うのかも知れませんが、本会議で「なぜ反対なのか」を明らかにすべきだったと思います。

 以下は平良木議員の討論です。

 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第6号「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める請願」に関して賛成の立場で討論を行います。
 福島第一原子力発電所の重大な事故では、いまだに6万を超える方が県外での不自由な避難生活を強いられているほか、いまだに放射能に怯えながら福島県内で生活している人々が大勢おられ、そのご苦労は察するにあまりあります。これらの方々は、故郷を奪われ、住まいや財産をも奪われ、そのうえ放射能による被曝と、将来の生命や健康まで脅かされているのです。
 このような悲惨な事故は二度と起こしてはなりません。しかし、福島第一原発事故では、放射能がいまだに拡散しており、事故の完全収束には至っていないほか、原因究明にもほど遠い状況です。
 ところが、こうした状況にも関わらず、政府は柏崎刈羽原発を2013年度中に再稼働させることを含む東京電力の再建計画を認定しました。これを受けて東京電力は企業再建のために、同原発の再稼働ありきで準備を進めています。
 こうした暴挙はとうてい許されるものではありません。
 そもそも原子力発電所の事故は、ひとたび放射性物資が大量に放出されると、その被害が空間的にも、時間的にも、社会的にも限定なしに広がり続け、人類は、それを防止する手段を持っていません。また、福島原発事故で大気中に放出された「死の灰」は、原子炉内総量の1割程度で、放射性ヨウ素やセシウムなどは1~2%に過ぎないと言われており、もっと大量に放出される事故も想定されます。まして、福島第一原発の1.8倍で、世界一の規模である柏崎刈羽原発では、ひとたび過酷事故が起こると、その被害は計り知れません。
 そして、その想定はきわめて現実的です。現に中越沖地震では、甚大な被害を受け大事故寸前になりました。大事故に至らなかったのは、たまたま偶然にことなきを得たにすぎません。また、柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、大規模な地震が繰り返し起こることも指摘されています。
 さらに、原子力発電所は、その稼働を続ける限り、処理する方法のない「核のゴミ」が増え続けます。核のゴミと言われる使用済み核燃料を安全に処理する技術はありません。すでに日本の原発からは2万4千トンもの使用済み核燃料が発生しており、再稼働すれば、プールは数年で満杯になることが明らかになっています。
 逆に、この夏は、大飯原発の再稼働を強行した関西電力管内を含めて、「原発なしで猛暑の夏を乗り切る」ことができることが実証されました。電力に心配はないのです。
 また、原発の再稼働をやめる決断をすることによって、年間4500億円にも上る原子力予算を再生可能エネルギーの研究開発や利活用に振り向けることができ、二酸化炭素の排出削減も進めることができるのです。
 一部に、代替エネルギーの解決策や雇用の問題もあり、原発の再稼働反対は、無責任な議論だという意見もあるようです。しかし、重大事故で命や財産を根こそぎ奪われては、代替エネルギーや雇用どころではありません。目先の経済に目を奪われて、命に関わる危険性をそのままにすることの方が無責任なのではないでしょうか。
 また、代替エネルギーの解決策ですが、今後再生可能エネルギーに本気で取り組めば、現在計画されている原発の再稼働とさして変わらない費用で解決でき、その後のランニングコストは原発どころか、通常の化石燃料よりもずっと定額で運用できることが、ドイツなどの例が証明しています。
 雇用の問題も、原発の廃炉にむけた作業に20年以上の期間がかかることや、その費用として5兆円にものぼる原発埋蔵金があることなどから、すでに解決策は準備されています。
 なお、以上述べたことのほか、柏崎刈羽原発には、市民団体も指摘している固有の問題もあります。その一つは、中越沖地震によるダメージが加わった配管や原子炉が、次に起きる地震に耐えることができず、重大な過酷事故を起こし、福島原発以上の大惨事になることが予想されることです。また、二つ目には、周辺の地盤が非常に軟弱であり、中越地震では想定をはるかに超えて大きな被害を受けた点です。今でも原発の構造上不備があることが指摘されています。
 加えて、同原発を管理する東京電力は、たび重なる事故隠しやデータ改ざんを繰り返すなど、管理能力が根本的に欠けている点も指摘されています。
 こうしたことから、柏崎刈羽原発の再稼働は、市民、県民の命と暮らしを守るためにはとうてい許すことができません。
 この願いは、すでに多くの市民共有のものとなっており、このたび請願を出された市民団体が請願とともに携えてこられた市民署名が、19127筆にものぼっていることが、そのことを物語っています。
 したがって、この度の請願は、きわめて妥当なものであり、市議会としても諸手を挙げて採択すべきものと考えます。
 以上、市民の思いを真っ向から受け止めて、原発再稼働をなんとしても許さないとの決意を込めて、賛成討論といたします。

上越市議会が「現段階では柏崎刈羽原発の再稼働に反対」意見書採択

 今ほど市議会で「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書」が賛成多数で採択されました。この主たる内容は、「再稼働には不安も多く、新潟県内においても県技術委員会が独自の検証を進めていますが、現段階において、柏崎刈羽原発の再稼働には問題があり、隣接自治体である上越市の議会としても市民の安全安心が確保されるまで、同原発の再稼働には賛同できるものではありません」というものです。この意見書に反対した議員は、田中聡、山崎一勇、塚田隆敏、笹川栄一、佐藤敏の5議員でした。
 
 既報の通り、午前の本会議で「つなげよう脱原発の輪 上越の会」(代表 植木史将さん)が提出した「柏崎刈羽原発の再稼働を認めないよう求める」請願は賛成少数で不採択となりました。同請願は、「福島第一原発の1.8倍で日本一の規模と言われている柏崎刈羽原発は、中越沖地震で甚大な被害を受け大事故寸前になった。そして柏崎刈羽原発の周辺には活断層が存在し、今でも原発の構造上絶対に安全とは言い切れない状態だ」「にもかかわらず、政府と東京電力は柏崎刈羽原発の再稼働を計画している」が、「市民の生活と市民の生命を守るために、再稼働反対の明確な意思表示を求める」というものでした。つまり、現段階だけでなく、ずっと再稼働させてはならないという内容でした。この請願に不採択の立場をとりながら今回の意見書に賛成した人たちは、「このままでは市民に対する説明責任が果たせない」「上越市議会が(現段階でも)再稼働に賛成と思われてしまう」とのべていました。私たち日本共産党議員団では、先ほどの請願内容よりもトーンダウンした内容ではあるものの、再稼働反対に一定の役割を果たすものと判断して賛成しました。

 意見書の全文は以下の通りです。

  柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に関する意見書

 東日本大震災に伴う福島第一原発事故は、立地自治体初め、周辺地域十数万人の市民が放射能汚染からの避難を余儀なくされました。事故後、1年半を経過した今も、新潟県内や当上越市への避難者の帰還目途が立っていません。
 事故検証作業のため、本年7月末までに民間・国会・東電・政府の各事故調査委員会の調査報告書が出そろいましたが、電源喪失等の事故原因に対するそれぞれの検証結果は見解が分かれており、かつ放射性物質の漏出特定箇所の断定には至らず、いまだ真相解明がほど遠い内容と言わざるを得ません。
 そして、何よりもこの事故検証を受けて、原子力防災対策の見直しや放射能汚染防止のための法的枠組み等、今後の原子力安全対策の全ての指針が確立されたわけではなく、全国の原子力発電所に対する国民の不信と疑問が払拭された状況にありません。
 このような中、去る5月、東京電力が2013年度中に柏崎刈羽原発の再稼働等を盛り込んだ「総合特別事業計画」を策定し、政府はこれを認定しました。これを受け、東京電力は同原発の来年度からの再稼働に向けた準備を進めています。
 しかし、再稼働には不安も多く、新潟県内においても県技術委員会が独自の検証を進めていますが、現段階において、柏崎刈羽原発の再稼働には問題があり、隣接自治体である上越市の議会としても市民の安全安心が確保されるまで、同原発の再稼働には賛同できるものではありません。
よって、国及び県におかれては、同原発の再稼働の判断に対しては、さらなる徹底した検証と慎重な対処をされるよう強く求めます。
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成24年12月17日                    

                              上 越 市 議 会

 

上越市議会がユーストリーム使って委員会中継へ

 本日の午前の各派代表者会議で重要なことが確認されました。市議会の来年度予算について協議する中で、ユーストリームを使って常任委員会や特別委員会の中継をすることを予算要望することにしたのです。

 委員会中継については、私たち日本共産党議員団やいくつかの会派、議員がずっと求めてきたことです。これが実現すれば、市議会の様子はこれまで以上に多くの市民のみなさんに見てもらうことができます。委員会での審議も活発になるでしょう。ぜひ実現させたいものです。

 今回の会議ではこのほか、常任委員会などの委員会会議録もホームページに掲載すること、議会だよりを全ページカラー化することも予算要望していくことを確認しました。議会だよりはカラー化しても経費はいまとほとんど変わらないそうです。

2012年12月21日

(仮称)厚生産業会館の基本設計、先送りへ

 きょうの午前、市議会建設企業常任委員会がありました。(仮称)厚生産業会館の基本構想案については高田地域協議会が不適当との答申を出し、そこに添えられた意見について市は考えをまとめ、17日に地域協議会に説明してきました。きょうの会議では、その経過と内容について市側が報告し、委員などから質問を受けました。

 特徴的だったのは、委員からの質問や意見は建設促進派であろうと慎重派であろうと、地域協議会ともっと協議すべきだという声が多かったことです。本城委員は新潟日報の投書を紹介しながら、「市は地域協議会と合意を得る努力をもって丁寧にすべきだ」とのべました。また櫻庭委員は、「高田区地域協議会の答申がどう取り扱われるか、市民の関心の的になっている」とのべ、答申の尊重を促しました。また番外で発言した永島議員も「このままでは『市民がど真ん中』ではなく、『行政がど真ん中』になる」と行政の動きを厳しく批判しました。私も番外で発言、「『答申を参考にする』というなら、具体的にどこを参考にするかはっきりさせて話し合う姿勢が大事だ」と訴えました。

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 きょうの会議で小林都市整備部長は、質問に答える中で、今年度中に予定した基本設計については「スケジュール的に難しくなってきた」とのべました。今年度予算では、昨日から始まった基本構想案のパブリックコメントの経費のほか、地質調査業務、基本設計業務委託の費用などが盛り込まれていました。

2013年01月16日

「中山間地域における活性化方策調査研究」の中間報告

 市議会中山間地対策特別委員会(委員長は私)を本日開催し、市が進めている「中山間地域における活性化方策調査研究」の中間報告について説明を受け、質疑を行いました。

 市は本日の特別委員会の中で、上越市の中山間地域の公益的機能の貨幣評価額、中山間地域における現況や課題の把握と市の施策の検証のために進めてきたモデル集落の取り組みについて説明するとともに、今後の上越市の中山間地域対策の指針となる「上越市の中山間地域における集落対策の方向性」について来月中には正式にまとめる意向であることを明らかにしました。

 このうち、「上越市の中山間地域における集落対策の方向性」についての骨子案では、「今後市内の小規模・高齢化した中山間集落の諸課題を市民共通の課題として捉え、集落を再生・活性化していくための課題として」、
 ①住民が主体となった集落再生や地域づくりをいかに展開していくか、
 ②市民や団体など市全体で集落を支えていく仕組みをいかに構築していくか、
 ③集落再生に向けた交流促進や居住環境の整備を今後どのように展開していくか、
 ④どのように集落の実情を正確に捉え必要な対策や支援を講じていくか、
  の4つに集約しました。

 そのうえで、こうした課題に応じて、市内の中山間地域において今後、集落対策を推進するための方向性として、
 ①集落の自発的な取組の推進
 ②集落を支える仕組みの構築
 ③都市との交流の促進に向けた環境づくり
 ④安心・安全な暮らしを支える仕組みづくり
 ⑤集落のモニタリング体制の充実
  を提起しています。

 説明を受けた各委員からは、「上越市の中山間地域の公益的機能の貨幣評価額を明らかにしたのは初めてのことだ。とてもいいことなので、市民にわかりやすく公表してほしい」「人が関わっているなかで公益的機能が維持される。そうした視点で対策を」「行政の役割は(集落を担う)人をいかに確保し、育てるかに尽きる。中心的な課題に入れてほしい」「集落の自発的な取り組みを重視しているのはいいことだ。地域通貨をどうなふうに考えているのか」などの質問や意見が出ました。説明を受けた事項については資料が委員にわたったのが遅かったこともあり、特別委員会では来月8日に改めて、「上越市の中山間地域における集落対策の方向性」についての骨子案について質疑を行うことにしています。

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 「上越市の中山間地域の公益的機能の評価」は、日本学術会議による評価手法を用いて、市内の森林資源はどの程度の公益的機能を有しているか、中山間地域の農地はどの程度の公益的機能を有しているかの2つの視点から行われました。その結果、市内の森林の公益的機能の貨幣評価額は年間約1,725億円、中山間地域で農業が営まれていることにより発揮されている公益的機能は貨幣評価額にして年間約186億円になると試算されました。各委員は、この評価額を見て改めて中山間地域を守ることの大切さを意識しました。

2013年01月25日

新水族博物館、集客予測などで質問集中

 市議会総務常任委員会(笹川栄一委員長)の所管事務調査が行われました。今回の調査は、新水族博物館の検討状況についてと新市建設計画の変更についての2つです。このうち、新水族博物館についての質問が次々と出て、調査は午後までかかりました。

 新水族博物館に関しては、新水族博物館の整備に係わる有識者検討委員会(以下、有識者検討委員会と呼びます)がまとめ、市長に提出した報告書について市側が説明し、それをめぐって質疑を行いました。

 有識者検討委員会は、新水族博物館の整備をめざし、経営面からの実現可能性を検討することを目的に設置されたもので、集客見通しや事業収支・損益分岐、実現可能な整備・運営手法、経済波及効果の把握・推計について議論してきました。その結果、集客数は、「標準パターンで開館初年度約60万人、2年目49万人、20年間平均で約37万人と予測」される、「(5年ごとに3億円の)再投資費用の確保を考慮しても十分事業が成立する」、と結論付けています。

 きょうの委員会調査で私は、「新水族博物館整備後の20年間の見通しを立てておられるが、今後の経済状況がどうなるかが大きく影響する。いまの厳しい状況からいって、簡単には雇用の拡大、消費の高まりは期待できないのではないか。悪くなる可能性もある。経済情勢は集客の前提となるが、その点、どう考えて検討されたか」と質問しました。これに対して竹田企画政策部長は、「経済状況については将来見通しできないし、議論していない。集客予測は過去10年、20年の状況を加味して予測している。決して楽観視していない」と答えました。他の委員からも、「北陸新幹線開業後、観光客が50%増えると見込んでいるが、九州のように観光資源が多くはない中で本当に見込めるのか」「集客のベースは上越地域の子どもだ。少子化がすすむなかで予測通り集客できるのか」という声が上がりました。

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 報告書では、「(新水族博物館の)運営事業者が早期から施設計画に関われる仕組みを取り込んだ新たな上越方式の整備手法の検討が必要」「設計前段階から指定管理予定者の募集を行い、早期に運営者を特定し協定を結ぶ手法」をとるよう提案しています。この点についても質問が集中しました。私からは、「(基本計画だけでなく)具体的な計画が決まらないなかで契約(協定)していくというのはイメージできない。全国の自治体でこういう手法を採用しているところがあるなら明らかにしてほしい」と質問しました。竹田部長は、「他自治体の事例は確認できない。法的、制度的には今後十分検討していかなければならない問題だ」と答えました。

 新水族博物館は建設費用だけでも約63億円かかります。党議員団では、今回の報告書をもとに、「市民のみなさんの意見をお聴きする会」などを開催し、建設の是非も含めて市民のみなさんの声をお聴きして対応していきます。ぜひご意見をお聞かせください。

 きょうは朝から荒れた天気となりました。午後2時過ぎに市役所を出て、大島区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしましたが、途中、猛烈な吹雪きに遭い、家に戻ってきたのは6時半頃となりました。車の前方が見えないだけでなく、ワイパーに雪がついて動かなくなるというのは久しぶりでした。写真は大島区田麦です。

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2013年01月30日

臨時議会、豪雪地帯視察

 おはようございます。昨日は臨時議会でした。主たる議案は一般会計補正予算と新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算です。これは前政権が「経済危機対応・地域活性化予備費等の活用」として打ち出した経済対策を活用した上越市の経済対策の第一弾ともいうべきものです。

 今回の補正予算について村山秀幸市長は、「早期に発注が可能なもので、農林水産業の振興や市民の安全対策に資する事業などを中心に選定した」といいます。一番多かったのは道路改良等工事です。市道長塚稲増線(板倉区豊原小学校の付近)の歩道整備、市道三ツ屋浜村中線の道路側溝工事等1億1531万円が計上されました。次に多かったのは土地改良事業関連です。農地・農業用用排水施設及びため池整備を前倒しして実施するための予算、6756万円が盛り込まれました。このほか南本町小学校大規模改造トイレ改修事業で4151万円、新幹線新駅東口駅前広場築造工事(路床工事)で5750万円が入っています。

 常任委員会の審査では、今回の経済対策をすすめるにあたっての市の経済対策本部などでどういう議論をしてきたかを私が訊いたほか、新幹線新駅東口駅前広場築造工事の今後のスケジュール、ため池整備の今後の計画などでいくつかの質問が行われましたが、採決ではいずれの議案も、委員会、本会議において全会一致で可決されました。

 臨時議会が終わってから党議員団で牧区、清里区、板倉区の豪雪地帯を見てきました。27日に私が単独で回った吉川区、大島区、安塚区、浦川原区などと違って、こちらはいつもよりも雪が少ないなという印象を持ちました。もっとも昨年は2月の降雪がすごかったですので、まだどうなるかわかりません。

 牧区は市の中山間地対策のモデル集落となっている高尾へ行ってきました。途中、通行者の安全確保のための雪庇落とし作業が行われていました。気温が上がる時は雪崩の危険性が高まります。早め、早めの雪庇落としが大切です。集落へ入って5人の人と話しました。山から水を引いて除雪をしているお父さんが、「これなら燃料費もかからず、楽だわね」とニコニコして語ってくれました。昨年の大雪の時もこの集落へは行ったのですが、消火栓も道路案内表示も埋もれることなく、昨年よりも少ないと感じました。でも、一人のおばあちゃんが「もう屋根に7回上がった」。これにはびっくりしました。昨年よりも少ないと言っても積雪は2メートルを軽く超えています。大変なことは大変なんですね。

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 清里区は、観測所のある青柳に行ってきました。毎年、みんなで「すごいね」と言っていた空き家が崩壊の一歩手前でした。雪がもう少し降るとつぶれるでしょう。ただ、近隣の家や道路への倒壊はないと判断してきました。観測所のある旧青柳分校があったところの積雪は2㍍80㌢でした。この観測所がある高いところから集落を見た時、「集落が雪に埋まっている」と思いました。

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 板倉区は機織と久々野へ行ってきました。昨年の災害救助法適用時にも訪問した豪雪地帯でした。ここも昨年よりもずいぶん少なかったですね。昨年、ロープを使って二階に出入りしていたヒサさんは、「屋根の雪下ろしはまだ2回。玄関前の池も雪消しに使える」と笑顔でした。昨年の写真と比べてみてください。

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2013年02月05日

党議員団会議、デスクワーク等続く

 おはようございます。

 昨日、日中は、党議員団会議とデスクワークなどでした。議員団会議で時間をかけたのは原子力防災対策です。東京電力と市の安全協定をどう評価するか、地域防災計画の原子力防災対策編(案)での論点は何かなどを3人で意見交換しました。また、15日(市民プラザ第一会議室。午後6時半~)に予定している新水族館についての市民のみなさんの声をお聴きする会に向けてどんな準備をしていくかについても話し合いました。

 午後からは市教育委員会の公民館担当の方と22日から4会場で行われる「元気の出るふるさと講座」(公民館主催)の打ち合わせを行いました。ここでは市の中山間地域振興基本条例について中山間地対策特別委員会の私と鴨井議員が説明することになっています。どんな内容で、どんなふうにやるかについて話し合った結果、私の方でスライドを用意することになりました。なお、この日、板倉区地域協議会からもこの条例について説明に出向いてほしいと要請があり、21日夕方、板倉区へ出かけることにしました。

 デスクワークは随想「春よ来い」の原稿整理です。これが当初予定よりも大幅に遅れています。それでも昨日は、これに3時間くらい集中し、仕事をすすめることができました。残りはきょうで済ませ、あとは「あとがき」の原稿書きだけのところまですすめたいと思っています。本にするときは、1話につき3ページになりますので、この長さを意識しながら、文章に手を加えました。

 夕方からは後援会幹部の方たちと「新春の集い」の反省会でした。うれしいことに予想を超える参加者がありましたが、食べ物が足りなくなったことを初めて知りました。そこは女性後援会員のみなさんが上手に対応してくださったということでしたが、やはりと思いました。会場が狭すぎたこと、足の悪い人が多く、テーブルと椅子のある場所にすべきだったこと、朗読は酒の入る前の方がより良かった、全員参加のゲームをもっと増やした方がいい等の声が出ました。これらを実現すると、来年はもっといい集いになりますね。

2013年02月07日

総務常任委員会、デスクワーク、くびきの研究会と

 おはようございます。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。自治基本条例の検証作業の最後の会議となりました。市議会に諮らないで市民投票する場合の条件などで委員間で討論が行われたほか、新たに「組織」「市の出資法人等」についても条文を設けるべきだとの提案があり、その点は全委員の合意をみました。後は、議長への報告だけとなりました。

 午後からはデスクワークです。新随想集、『あねさかぶり』の原稿における年月日の表示を全面的に書きかえたほか、市政レポートの10日号の「春よ来い」の原稿を書きました。今回は稲沢市に住む弟が母に贈ったプレゼントについて書いてみました。ちょっと苦しんだのは、井上さとし参院議員の2日の豪雪地調査の記事です。議員団ニュースでも書いているので同じくならないように、新たな情報も入れて記事にしました。

 夕方からは「くびき野自治体研究会」の学習会です。新水族博物館のこれまでの経過と課題について会員同士で意見交換しました。この問題については、15日の午後6時半から市民プラザで日本共産党議員団が「市民の意見をお聴きする会」を計画していますので、参考になりました。これまでの基本計画案や庁内検討委員会の報告書は定例議会で報告されているものの本格的な議論はこれからです。しっかり議論していきたいと思います。

 昨晩は冷え込んで、霧だか靄だかが立ち込めていましたね。きょうはこれから市政レポートを印刷し、ポスト下ろしで動き回ります。「しんぶん赤旗」日曜版も少しは配達したいと思っています。明日は会議が二つもありますので。

2013年02月08日

昨日は春一番

 おはようございます。昨日は春一番が吹きました。このおかげで雪消えも相当進みましたね。わが家の周りの雪はごそっと減りました。この調子ならば、毎日観察しているマンサクも数日後には咲くかも知れません。雪解け水は川へも流れ出しています。吉川の水量が増えつつあるなと感じています。

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 昨日は市政レポートを印刷し、その後、浦川原、安塚、大島区とポストおろしをしました。安塚では食堂で久しぶりにKさんと再会し、市政のことや市長選のことなどで話をしました。生活相談も1件ありました。大島区の奥の方は相変わらず積雪が多かったですね。

 さて、きょうは中山間地対策特別委員会と議会基本条例検証委員会があります。このうち中山間地対策の方は、行政側が対策の基本方向についての案をまとめたとのことで、その報告を聞き、質疑を行います。また、今後の重点課題についても決めたいと思っています。

 猛吹雪のため、朝の更新が遅れました。

2013年02月09日

中山間地域集落対策の方向性で議論

 おはようございます。昨日は中山間地対策特別委員会と議会基本条例検証委員会がありました。このうち、中山間地対策特別員会(委員長は私)では、市と財団法人地方自治研究機構が共同して行っている「中山間地域の活性化方策に関する調査研究」(報告書案)についての市から説明があり、質疑や注文をしました。

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 この研究報告書は、「上越市における中山間地域集落の現状」「上越市における中山間地域対策の現状」「モデル集落における地域活動・事業及び支援内容の検討」「集落における地域活動・事業を促進するための集落対策の方向性」の4章で構成されていて、昨日は最後の集落対策の方向性に関して質疑や注文が相次ぎました。

 委員からは、「ここでは方向付けとしてよく整理されているが、これからの進め方はどうするのか。問題は短期であろうが長期であろうが実施計画だ。何をするか集約されていないといけない」、「不足しているのは雪に対する認識だ。この方向性が薄いのではないか」「集落維持においてはキーマンが一人いるだけでも動く。(近くに住む他出者との連携も重要だが)よそから人を受け入れようというところが見えない」「最近、集落の70代の夫婦が都市部に移住し、住民にショックを与えている。過疎化のスピードが上がってきている点を考慮すべきだ」などの発言がありました。市側は「雪の問題では加筆していきたい」とのべるなど、全体として前向きでした。

 研究報告書はこの日の議論なども参考にし、3月末までにまとめられます。

 さて、昨日の特別委員会では今後の活動方針についても協議しました。特別委員会は来年の5月までですので、それまでにどんな課題で政策提言を行って行くか。協議の結果、特別委員会が取り組む重点課題は3つに絞られました。
 重点課題その1……生活環境の向上。特に雪の中での暮らしを守り、豊かにすること。
 重点課題その2……産業の振興。特に農林業の担い手確保、中山間地で生産 した農産物の買い上げ制度の創設。
 重点課題その3……定住の促進。特にI、Uターン受け入れ体制の整備、地  域おこし協力隊の導入、都市との交流の本格化。廃屋、空き家対策。
 頑張っていきたいと思います。

2013年02月16日

新水族館問題で市民の意見をお聴きする会

 おはようございます。昨晩は日本共産党議員団主催の「新水族館建設についての市民の意見をお聴きする会」でした。参加者は10数人と少なかったものの、「構想は都市近郊型の発想となっている」「直江津の核だ。中心市街地のまちづくりをしていくうえでいいチャンス」「直江津地区全体の計画をつくった中で位置や規模を決めていくべき」「イルカショーを観に出かけたが駐車場がいっぱいで帰ってきてしまった。おカネがけっこうかかるのでちょこちょこは行けない。集客は甘く見てはいけない」「市の財政難のなかで60数億もの大金を注ぎ込んでいいものか疑問だ」などの意見を寄せていただきました。基本計画案に対して実に様々な意見があることが分かりました。今後については、建設の是非も含め、市民の声を広く、しっかりと聴いて考えるべきだと思いました。

 この会を始める前に市立水族博物館を訪ねてきました。今の姿を見ないで市民のみなさんと話は出来ないと思ったからです。市立水族博物館へ行ったのは数十年ぶりです。最初に惹きつけられたのはクラゲでした。どこに頭があるのかわかりませんでした。開いたり閉じたりする単純な動きがとてもきれいだったです。次に気に入ったのはオニオコゼ、私が通っていた高校には「オコゼ」というあだ名をつけられた先生がいましたが、その先生にそっくりなのには驚きました。水槽の中には魚だけでなく人間もいました。壁塗りのパフォーマンスをやっているように見えましたが、水槽の掃除中だったのです。マリーンジャンボを見て、二階から一階へと降りる階段で雨漏り対策のバケツが2個置いてあるのを見つけました。確かに老朽化していることは間違いなしですね。

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 昨日は災害対策特別委員会もありました。これから新潟市ですので、帰ってきてから書きます。

2013年02月17日

災害対策特別委報告、にいがた自治体研究所総会

 おはようございます。まずは昨日お約束した15日の市議会災害対策特別委員会の報告から。この日の特別委員会では、上越市地域防災計画の原子力災害対策編の見直しについて防災危機管理部の永野部長、笠原防災計画課長が説明し、質疑が行われました。

 行政側は原子力災害対策編見直しのポイント、想定する原子力災害の初動~応急対策の流れについてパワーポイントを使って説明しました。原子力災害対策を実施すべき地域については、上越市全域が対象です。柏崎刈羽原発から距離に応じて即時避難区域(PAZ)、避難準備区域(UPZ)、屋内避難計画区域(PPA)が図示されましたが、約20万人の上越市民のうち避難準備区域に住む人たちは約1万8700人ということでした。計画では、県内市町村、県、国などと連携して「市民を被ばくから守る計画的な広域避難」の実現をめざすということで、緊急時モニタリング設備と体制の整備、緊急医療体制の整備、計画的な広域避難を実現していくとのことでした。説明に使ったスライドは当日の朝2時過ぎまでかけて作られたものですが、わかりやすく作成されていて、感心しました。

 今回の説明で注目したことを箇条書きにすると、
●県と市が分担して広域的なモニタリング体制を構築する。モニタリングポストは県が県立久比岐高校ともう1カ所に設置。市は、校庭、公園、側溝など身近な場所のモニタリングを行う。
●市は県が行う緊急被ばく医療に協力するため、健康管理、汚染検査、除染等の専門的な研修及び訓練に参加するなど人材育成に努める。
●屋内退避を基本とし、緊急時モニタリングの結果によって段階的に避難を開始。避難は町内会単位で行う。避難先はUPZ30km圏外の他市町村を前提とし、SPEEDIネットワークシステムも活用し必要に応じて県外避難も。避難の交通手段としては自家用車を基本とするが、バス、鉄道、船舶等の多様な避難手段を確保する。
●段階避難パターンの想定にあたっては、SPEEDIの予測結果を表示するベースとなる16方位円を基本に11のパターンに区分する。上越市はこのうち、3つのパターンに該当する。
●想定する原子力災害の初動については、原発の事故・故障または大規模自然災害の発生など警戒事象の段階、一定量の放射性物質漏れなどが確認された特定事象の段階、原子力緊急事態宣言が出された段階に応じて対策が講じられる。
●オフサイトセンターに設置される災害対策本部には副市長など当市スタッフも入る。

 質疑では日本共産党議員団の上野公悦委員が、「一人の被ばく者を出さずに安全に避難できることが大事だが、避難を想定している人の数からいって到底不可能ではないかと思う。風向き次第で変わるということや雪の問題もある。どう思うか」「良く作られてはいるが、机上の空論という気がする。再稼働を認めないという立場に立たないと実効性のあるものにはならないのではないか」「オフサイトセンターに派遣される職員の権限と役割がわからない」などと質問しました。

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 避難できるかと訊かれ答弁に立った笠原課長は、「町内会単位で避難するにしても、6人の町内会もあれば、3000人の町内会もある。避難は困難を極める。実効性のあるものにするにはこれから詰めていかねばならない。当日にならないとどこに逃げたらいいのかわからないこともある。そういうことも想定しながらいざという時に備えていく必要がある。避難出来るのかと言われても、今の段階で出来るとは言えないが、何とか実効性のあるものにしていかねばならない。県内の他の自治体とも協力して一生懸命やっていきたい」と答えました。再稼働の問題については、野口副市長が立ち、「ここで答えられる立場にない」と答弁を避けました。災害対策本部が設置されたときのオフサイトセンターについては笠原課長が、「副市長などのスタッフが入り、情報共有を図っていく。連絡機能もきちんと担保出来るようにしていきたい」と答えていました。

 原子力災害対策は市民の暮らしと安全を守る上で最重要課題の一つです。今後も引き続き議論していかなければなりません。

 さて、昨日は新潟市でにいがた自治体研究所の総会と講演会でした。改憲と道州制導入の動きが強まっていること、指定管理者制度の抜本的な見直しが求められていることなどを学んできました。神奈川自治体問題研究所の角田英昭さんの講演でびっくりしたのは、総務省が昨年11月6日に発表した指定管理者制度の導入状況調査結果です。指定取り消しなどの理由、指定取り消し後の管理を見ると、指定取り消し、業務停止、期間満了取り止めが激増し、多くの施設が休止・廃止、民間譲渡などに追い込まれています。「指定管理者制度は事実上破たんしていて、実態的には行政による公の施設の仕分け、再編・整理の手法になっている」という角田さんの指摘はその通りだと思いました。上越市における公の施設の再配置、指定管理者制度の状況についてもしっかり実態を抑えて発言していきます。

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 きょうは、午前中に原稿書きをし、午後から上野議員の地域の「新春の集い」に参加する予定です。

2013年02月20日

母が地元ケーブルテレビに

 おはようございます。今朝は再び雪です。もう10㌢は積もりました。毎日、観察しているマンサクですが、このところの冷え込みですっかり縮こまってしまいました。これじゃ、咲くに咲けないね。母のコンニャク作りの様子がきょうから1週間、地元、吉川ケーブルテレビの「おらったりの出来事」で紹介されます。どんな映像になっているか楽しみです。昨日から体調不良なので、きょうはどこまで頑張れるか、ちと心配です。

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 きょうは公民館の中山間地対策についての講座のスライド作り、市政レポートの原稿書き、団会議での総括質疑の検討、総務常任委員会の懇親会と続きます。

2013年02月21日

頭の中は議案の検討などでいっぱい

 おはようございます。昨日は午前から市役所へ行き、新年度予算関係資料をひたすら読み続けました。膨大な資料の内、やっと5分の1くらい読んだというところです。もう少し頑張らないと質問すべきことが見えてきません。党議員団会議での議論もあります。しばらく眠れない夜が続きそうです。

 きょうは市政レポートを書いて、印刷、その後、市役所へ。議案の検討とともに、午後からの消防組合議会の準備もしなければなりません。ああ、どうしたらいいんだろう、頭の中はやるべきことでいっぱいになっています。そうそう、夜は、板倉区地域協議会の中山間地対策の学習会もあります。

 母のコンニャクづくりの模様が地元のケーブルテレビで紹介されています。昨日は放映の初日。フフフ、フフフと笑いながらコンニャクづくりをする母は、いつもよりも大きく見えました。放映は26日まで、1日10回近く流されます。

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2013年03月01日

母、順調に回復。総括質疑終了。

 おはようございます。まず母の状況ですが、おかげさまで順調に回復してきています。昨日の夕方、病院へ行ったところ、とても元気でした。もうめまいはしなくなったそうです。立つこともできるし、トイレもポータブルではなく、看護師さん付きではありますが、普通のトイレに行くことができるようになりました。昼食はほとんど食べました。母の頭の中は、もうフキノトウを採りに行くことで一杯になっています。今日あたり、医師から退院の話も聞けるのではなかろうかと期待しています。写真は一昨日のものです。

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 予算議会が一昨日から始まりました。今回の総括質疑で日本共産党議員団の上野議員(写真)は、市が所有している福祉施設を民間団体に譲渡しようとしていることについて、「これで行政としての福祉における責任を全うすることができるのか」と批判しましたが、市長は、「行政が事業者として介護保険施設を所有し運営するという役割は既に終えた」「市民ニーズや代替機能などから議論を重ね、利用者を始め地元の皆さんに丁寧な説明をする中で決定したものだ」と答弁していました。この問題では、市長与党会派からも「本当に地域福祉の後退にならないか」という声が出ました。

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 豪雪に伴う災害救助法の適用についてもとりあげ、救助を求めている人を確実に救助するよう求めました。市長は、「国・県が示す運用基準に従い、災害時において現に救助を必要としている世帯が救助されないことがないよう、十分に意を用い、また市民の生命又は身体に危害が及ぶことのないよう、この仕組みを最大限活用してまいりたい」とのべていました。柔軟な対応を望みます。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と市議会建設企業常任委員会の傍聴です。母のところにも寄ってきたいと思っています。
 

2013年03月02日

母はきょうの午後退院の予定

 おはようございます。きょうはうれしいニュースからお知らせです。昨日、母の退院が決まりました。きょうの午後の予定です。昨日の夕方、病室へ行ったら、ちょうどご飯を食べ終わったところでした。ご飯は茶碗の3分の1くらい残しましたが、オカズはきれいにたいらげ、デザートとして出されたイチゴを美味しそうに食べていました。母によると、今回は救急車に乗っていた時もはきっぽくて死ぬかと思ったそうです。まあ、この調子なら、今春も山菜採りができそうです。

 昨日の市議会は建設企業常任委員会でした。(仮称)厚生産業会館問題で本城議員などが質疑を行いましたが、市側の答弁を聞いて驚きました。市は(仮称)厚生産業会館基本構想を高田区地域協議会と話し合う前に確定したというのです。具体的に書くと、市が基本構想を確定したのは高田区地域協議会に説明に入った2月18日の3日前、15日だったというのです。2月13日の建設企業常任委員会では、市は、委員から、「もっと市民合意を得るべく努力すべきだ」と言われていました。これは基本構想案について不適当との答申を提出した高田区地域協議会との協議を想定した要請でした。これでは市民合意どころか、不信感を募らせるだけです。

 前進面もありました。市は新年度、通学路のうち市道の50カ所で交通安全対策を行うことを明らかにしたのです。昨年、上越市は関係団体とともに通学路について緊急安全点検を行いました。その結果、国道、県道、市道の通学路上、182カ所で改善しなければならないことが判明していました。市道にはそういうところが77カ所あるということです。委員会で道路課長は、「これまで24カ所で対応してきた。新年度では50カ所対応していく」とのべました。具体的には、ガードレール、防護柵設置、側溝改良などが行われますが、大きな前進です。

 さて、きょうも大忙しです。「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、午後からは牧区です。公民館主催の「ふるさと講座」に鴨井議員とともに参加し、報告することになっています。

2013年03月06日

公民館分館の再配置基準(案)にびっくり

 おはようございます。昨日は夜の8時前に帰宅しましたが、パソコンに集中して向かうことができませんでした。やはり、しっかり睡眠をとらないとだめですね。

 昨日の文教経済常任委員会は教育委員会予算が審査対象でした。審査に当たっては全市的な観点で議論しなければなりません。ただ、そうは言っても、どうしても自分が住んでいるところはどうなるかという目で見ることも大事です。放課後児童クラブの問題はそんなことを意識しながら議論を聴きました。

 放課後、家に帰っても保護者がいない。そういう子どもたちのために上越市では、放課後児童クラブを設置しています。新年度は大島区の大島小学校、板倉区の宮嶋小学校および山部小学校でも開設され、市内の設置数は46カ所になります。委員会では上野公悦議員が、「今年度の目標の一つにクラブ室の過密状態を緩和するとあるが、どこまで改善されたか」と質問しました。これに対して、市教委は、「吉川、清里、名立の3つのクラブは小学校内に移転するので解消される。板倉の針も過密だが、今年度、山部と宮嶋で開設されることによって解消されると思っている。残りは、飯小学校だけとなる」と答えました。 「過密状態というのは一人当たりの面積が1.65㎡以下となっている状態」をいいます。飯小も校舎工事の準備が進められています。これでぐんと改善されますね。児童が安心して、のびのび遊べるような環境を早く作ってあげたいものです。

 昨日の委員会で注目したのは公民館の再配置問題です。武藤議員が地元、柿崎区黒川地区が新年度からどうなるかという実例を示しながら、「分館は地域の核となる場であり、避難所でもある」とのべ、基本方針(案)に疑問の声をあげました。また、永島議員は東本町、北本町の状況を明らかにしつつ、「あまりにも現場感覚がなさすぎる」と批判しました。言うまでもなく、公民館、分館は生涯学習の大事な場です。そして地域づくりでも大きな役割を果たしてきています。基本方針(案)を見てびっくりしたのは、「分館等の再配置」基準です。「現小学校の通学区域に1施設を存続する」ということが最初にあげられています。これでいくと、吉川区のように旧小学校区ごとにまとまりをつくっていたところの活動は大きく後退することになりかねません。合併後9年目に入り、また、大変な問題が浮上してきました。

 昨日は委員会終了後、妙高市関山に飛びました。元妙高村議の池田幸雄さんのお通夜式に参列するためです。長年、日本共産党員としてがんばってこられ、私に対してもいつも暖かく応援してくださった方です。池田さんの最後の顔を見せてもらってきましたが、いつものまんまの顔でした。穏やかで、やさしい顔でした。

 家に戻ってから、この間の日曜日、大島区の青空市場で購入した「香煎」(こうせん)を食べました。小豆を炒って、粉にしたものです。熱い湯を注ぎ、スプーンで少しずつ食べてみました。どろっとした感じ、舌触り…ああ、これだ、これだと思いました。ただ、私が子どもだった頃、母が作ってくれた香煎の方がもう少し甘かったような気がします。母はちょっぴり砂糖でも入れたのでしょうか。

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 きょうも文教経済常任委員会です。傍聴もしたいと思っていますが、最優先課題は一般質問の通告書づくりです。それが終わらないことには傍聴できません。きょうはデスクワークが中心の一日となりますね。

2013年03月07日

一般質問通告しました

 おはようございます。きょうは黄砂が舞っているのか、どんよりした天気になっています。それにしても昨日は暖かくて好い天気でした。わが家の雪割草は咲き始めました。本当は山の中まで入って写真を撮りたいところですが、時間がないので庭に咲く花でがまんしています。ここ1カ月ほど観察し続けたマンサクの花は満開状態となりました。いよいよ、野の花の季節がやってきます。写真は雪割草です。

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 昨日は一般質問の通告書づくりに集中しました。雪の問題では初めて除雪機の事故をとりあげます。また、総合事務所の在り方問題、そして公民館の再配置についてもとりあげることにしました。質問事項の詳細な検討は土日になります。質問日は19日の最後になりそうです。昨日の委員会は文教経済常任委員会の2日目でした。午後から少し傍聴してきましたが、メイド・イン上越推進事業(約480万円)で滝沢議員が質問中でした。基本的には新商品が対象ですが、既存の商品についてもブラッシングしたものは認証を等の同議員の主張はうなずけるものでした。発酵食品研究開発支援事業(これも約480万円)は昨年スタートしたものです。上越ものづくりセンターの沢海センター長の話を聴いていて、「発酵のまち上越」に向かって大きく踏み出す一年になればいいなと思いました。

 きょうはこれから吉川中学校の卒業式です。その後、市役所に向かいます。

2013年03月08日

吉川中学校卒業式に感動

 おはようございます。昨日は本当に暖かい一日となりました。車に乗っていても日が差すと室内が熱くなり、窓を少し開けたほどです。防雪柵の撤去も始まりましたね。いよいよ、本格的な春がやってくるという感じです。わが家の雪割草も開花しました。

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 昨日は地元の吉川中学校の卒業式に参加してきました。裏田校長の卒業生へのはなむけの言葉は「情報の海を自分の力で進め」でした。大学院時代の体験、エピソードをまじえてのお話は中学生には少し難しかったかも。でも心のこもった言葉でした。卒業生を送る言葉をのべたのは江村君、私の従弟の次男でした。「今度、学校をリードするのは僕らの番です」の言葉は頼もしかったです。そして涙が出そうになりましたね、卒業生の巣立ちの言葉は。巣立ちの言葉をのべた松原君は、「吉川の土地をつつんでいた雪は解け、旅立ちになりました」と切り出し、卒業生について、「すべての時を共に過ごしてきた存在、熱いきずなで結ばれている」と言いました。そこで、ぐっときたんだね、彼は……。お世話になった「先生方がくださった言葉の一つひとつが支えになりました」とやっと言いました。最後の卒業記念の合唱は筒井雅子の「あなたへ」、これもよかった。素敵な卒業式でした。写真は卒業証書の授与、送る言葉をのべた江村君、そして松原君です。

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 卒業式が終わって家に戻ったら、居間に母の姿がありませんでした。どこかに倒れているのではないか、とトイレや廊下などを捜しましたが、やはり見つかりませんでした。母はフキノトウを採るために外に出ていたのです。家の裏だとはいえ、心配させられました。その母が今年初めてフキ味噌を作ってくれました。もちろん、採りたて、作りたてです。フキならではの香りと苦み、とてもいいもんですね。

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 昨日は議会では一般質問の聞きとりがありました。市政レポートの作成と印刷もあり、家に帰ったらぐったりしました。でも、その後、よく眠りました。

 きょうも「しんぶん赤旗」日曜版の配達、市政レポートのポスト下ろし、一般質問の聞き取り、委員会傍聴とフル回転です。

2013年03月09日

認知症対応型グループホーム利用者負担金助成事業などで質疑

 おはようございます。昨日はもやっとした天気でしたね。私の方は市政レポートを印刷したのち、ポスト下ろしをしながら市役所に行きました。山間部もここ2、3日の暖かい陽射しでかなり雪解けが進みました。

 昨日の市議会は厚生常任委員会でした。一般質問の聞き取りが終わってから傍聴に行くと丁度、新年度の介護保険特別会計予算の審査が行われているところでした。

 注目したことのひとつは、特別養護老人ホーム入所指針の見直しと新規事業の「認知症対応型グループホーム利用者負担金助成事業」の関係です。
 特別養護老人ホームの入所待機者数は1月1日現在、1334人おられますが、いまの入所基準だと介護度1、介護度2の人たちが入所され、緊急性の高い人たち(介護度3以上の人)がなかなか入れない状況があるとのことでした。そこで、入所指針を平成25年度中に見直すというのです。
 そうなると、介護度が低い人たち、それも低所得の人たちの受け皿を整備することが求められます。このため、市は新年度から介護保険制度では助成対象となっていない認知症グループホームの食材料費・居住費など(いわゆるホテルコスト)ついて市独自の助成を行うことにしたといいます。対象者は市民税非課税世帯で、年間収入額が単身世帯で150万円以下、2人世帯200万円以下、介護保険料を滞納していないなどの条件を満たしていることが必要です。この新規事業に関して新年度予算では1137万円が計上されました。
 審査の中で日本共産党の平良木哲也議員は、新規事業を評価し、「有効利用できるようにしてほしい」とのべたうえで、「この助成をすることにより、グループホームにはどれくらいで入れることになるのか。基礎年金だけで入れるか」と質問しました。八木高齢者支援課長は「月額6万円で入れる」と答えました。

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 もうひとつ注目したことがあります。地域包括支援センターに関してです。地域包括支援センター(以下、センターと呼ぶ)は今や、地域住民の保健医療、福祉のことを考えたら、身近になくてはならない存在ですが、センターへの委託料について、実績払いを導入するとともに、見直しを行うというのです。
 この見直しの中では、センターのグループ化も検討するということでした。センターは現在、保健師など4人体制のⅠ型から1人体制のⅣ型までありますが、平良木議員は、「総合事務所の産業建設グループの集約だけでも地域住民に大きな影響を与えている。これは市役所の機構ではないが、軽々にやってほしくない」と訴えました。これに対して八木課長は、「実態を検証しながら、慎重に対応していきたい」と答弁していました。グループ化でセンターがなくなる区が出てこないか心配です。今後の動きを注視していきたいと思います。

 夜は党会議がありました。家に着いたのは午後10時前です。うとうとしながら日本と台湾の野球の試合を見て、寝ました。

 きょうは午前に葬儀です。帰ってからは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。月曜日からの総務常任委員会の準備もしたい。一日28時間にしてほしいです。

2013年03月12日

総合事務所産業建設グループ集約などで質問

 おはようございます。昨日は東日本大震災から2周年でした。私の所属する市議会総務常任委員会では午後2時46分に審査を中断し、全員で黙とうしました。一昨日の日曜日から昨日にかけて全国各地でいろんな取組が行われましたんですね。私の地元、吉川区から福島県に出かけて、追悼コンサートに参加した人もいました。

 総務常任委員会は昨日が初日です。財務部では単年度主義の予算のなかで繰越明許が多すぎるのではと指摘、総務管理部では総合事務所の在り方、市直営ケーブルテレビ事業などをとりあげました。

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 市では、13区の総合事務所産業建設グループを4月から4カ所に集約して仕事をすすめるとしていますが、それに伴い、行政組織規則で使っていた「所管区域」という言葉をやめ、「担当区域」という言葉にすること、各区地域協議会には必要に応じて集約総合事務所の産業グループ長か建設グループ長が参加することなどが明らかになりました。災害時の初期対応では市役所職員は一部の職員を除き基本的に住所地の総合事務所に参集することになっていますが、それぞれの総合事務所で参集者が何人になるのかを明らかにできなかったのは問題だと思いました。4月の人事異動で動くことだからと、人数を集約しなかったのかも知れませんが、これにはびっくりでした。

 市直営ケーブルテレビ事業は安塚区、三和区、吉川区で取り組まれ、地域放送や文字放送、行政情報の提供などが行われています。市では2年ほど前に事業見直しを行った結果、平成26年度末をめどに、民間事業者に施設を譲渡し、運営を継続していくことを方針としていますが、民間事業者の募集をしたところ、応募する事業者がなかったことが明らかになりました。私は関係住民を巻き込んでの議論をした経過を考えたら、そうした人たちにいまの状況を速やかに伝えるとともに、今後も民間事業者からの応募が無いということになった場合、市が責任を持って事業の継続をすべきだと訴えました。

 さて、きょうは総務常任委員会2日目です。企画政策部、防災危機管理部、自治・市民環境部関係の審査が行われます。夜遅くまでかかるかも知れません。午後には東京から新随想集『あねさかぶり』のゲラ校正後のものが到着します。これは明日の午前までに再度チェックして東京へ送ることになっています。また、徹夜かな。

2013年03月13日

原子力規制委員会の放射性物質の拡散予測図は参考にならない

 おはようございます。今朝も冷えますね。雪消えとともに周りの景色もどんどん変わっていきます。今朝は家の近くのハンノキの実になるのでしょうか、道路上に落ちているのが目に入りました。写真は朝日を浴びているハンノキです。

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 昨日も総務常任委員会でした。確認しておくべきこと、どうしてもこれだけは訊きたいというものに絞っていくつかの質問をしました。

 このうち、原子力防災対策に関しては、原子力規制委員会が昨年の秋に発表した放射性物質の拡散予測図に関して市の考えを訊きました。この予測図は、全国16の原発で東京電力福島第一原子力発電所のような事故が起きた場合に放射性物質がどう広がっていくかをシミュレーションしたものです。私は、この予測図が地形を考慮していない、気象条件の設定に問題があるなどいくつかの致命的弱点を持っていることから、「これを考慮して避難計画が作られたのでは困る。関係自治体との勉強会などでこの点、どう議論してきたか」と質問。これに対して笠原防災計画課長は、「これは参考にならないということで、上越市においては全域をPPA圏内だとして計画を立てている。新潟県も県内全域で避難しなければならないこともあるという想定で動いている」と答弁しました。当然だと思います。

 危機管理の面から冬期集落保安要員についても質問しました。市内には冬期集落保安要員が6集落(地区)に10人配置されていて、消防施設の除雪や要援護者の除雪支援などにあたっています。市では、新年度からさらに対象集落(地区)をひとつ増やす計画です。私は牧区今清水で頑張っておられる保安要員が防火水槽や消火栓をしっかり守って仕事をされていることなどを紹介しながら、市でさらに保安要員を増やす努力をしていくよう求めました。永野防災危機管理部長は、「今冬、旧東頸城地域を5回ほど訪問し、3㍍、4㍍の雪の中で暮らしを見てきた。そうしたことを踏まえ、必要なところはしっかり手だてをしていきたい」と答えました。

 総務常任委員会は自治・市民環境部の審査が残り、きょうの午後、委員会が開かれます。午前は市政レポートの原稿書きをし、その後、市役所に向かいます。きょうも忙しい一日になりそうです。

2013年03月14日

緊急除排雪支援などで質問

 おはようございます。外はまだ暗くてよくわかりませんが、昨夜は雨が降ったようです。きょうは急速に冷え込むとか。気をつけて一日頑張りましょう。

 さて、昨日の報告です。午前は主に家でデスクワークをし、昼少し前に市役所へ。午後からの総務常任委員会の準備をしました。委員会は自治・市民環境部関係の予算審査でした。

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 市の新年度の重点施策の一つは中山間地域の振興です。中山間地域の集落に住む人たちの暮らしを守り、集落機能を維持していくために、新年度の地域振興事業費は前年度よりも約5000万円増額され、9353万円が計上されました。かなり思い切った施策が打ち出されているので、この点を評価した上で、新規に取り組む緊急除排雪支援と地域おこし協力隊の導入について質問しました。

 緊急除排雪支援は、雪で家屋やそこに住む人に重大な被害が出そうだという緊急事態の時は、総合事務所長(旧上越市の区域にあっては自治・地域振興課長)の判断で除雪作業員の派遣や重機の貸し付けを行うというものです。委員会資料に、「既存の支援策の活用によってもなお自力の除雪が困難」の場合に支援すると書いてあったので、「緊急事態では即救助が必要だ。柔軟に運用すべきだ」と主張しました。これに対して塚田自治・地域振興課長は、「目の前に生命、財産に危害が及ぶ方がおれば理屈を問わず手を差し伸べる。あとの整理としては要援護世帯除雪費助成制度や法適用できるかどうかということがあるかも知れないが、まず救うことが最優先だ」と答えました。ぜひこの立場で頑張ってもらいたいものです。

 地域おこし協力隊は今年の10月をめどに大島区の菖蒲地区と吉川区の川谷地区に三大都市圏などからそれぞれ1名ずつ導入する計画です。私から、「どういう人を必要としているか」問われ、塚田課長は、菖蒲地区では深山そばと飯田邸を活用した地域おこしをリードする役割を、川谷地区では農業の担い手として役割を担ってほしいと考えていると答弁しました。また、「協力隊員から支援してもらうことになるが、ある意味では隊員を支える仕組みも必要ではないか」との質問には「私どももその点、重要だと思っている」とのべました。隊員には、出来れば、受け入れ期間を終わっても残っていただきたいので、しっかり対応してほしいと思います。

 さて、きょうから一般質問です。私は最後の23番目になっていますので19日の午後になるものと思われます。19日には追加議案の総括質疑もあります。この週末は大忙しです。

2013年03月15日

村山市長が出馬表明

 おはようございます。今朝は市政レポートの印刷のため午前1時過ぎに起床、いま片面だけ刷りあげたところです。もう片方を刷るには2時間ほど乾かした方が良いので、その間にブログを書いたり、総括質疑の準備をしたりしようと思っています。

 国の大型補正予算の成立を受けて、上越市でも経済対策の第3弾予算が19日に提案されることになりました。昨日は、提案される議案についてお昼休みや一般質問の休憩時間に議員団で検討し、総括質疑の質問項目を整理しました。その結果、これまでの対策の教訓をどう生かすか、道路整備、消防施設整備などにおける前倒しなどで私が質問をすることになりました。

 市議会は昨日から一般質問が始まりました。市長与党会派の代表が市長に秋の市長選に出馬するかどうかをきくということで、マスコミ関係者が大勢駆けつけました。市長は、この質問には通常の質問よりも時間をかけて答弁し、「信を仰ぎたい」と出馬の意思を明らかにしました。質問者は市長の出馬表明を聴いたら、(仮称)厚生産業会館や新水族館についても取り上げていたのに再質問をしませんでした。これにはびっくりでした。昨日の質問では市長に気をつかった質問や自己ピーアール型質問がいくつもあり、テレビを見ていた人から「こんなことでいいのか」という声が寄せられました。気をつけたいものです。

 きょうは、朝9時から各派代表者会議が行われ、10時からは一般質問が夕方まで続きます。一般質問が終わってから、課題調整会議、総括質疑の聞き取りもあります。ちょっと日程がきついです。

2013年03月16日

(仮称)厚生産業会館基本構想案のパブリックコメントに関する質問に注目

 おはようございます。昨日に続いて今朝も好い天気です。昨日は午前9時から各派代表者会議、一般質問、課題調整会議、総括質疑の聞き取り、さらに労働者後援会有志の人たちとの懇談会と続き、帰宅したのは午後10時頃となりました。

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 昨日の一般質問も7人が登壇、北陸新幹線開業に向けての課題、高齢者福祉、東電との安全協定、地域スポーツにおける体罰、高田公園基本計画、パブリックコメントなどについてとりあげました。このうち、高齢者福祉と地域スポーツにおける体罰問題については2人の新人議員が持ち味を生かしていい質問をしていました。スポーツの体罰問題は地域スポーツまで視野を広げて考えていく必要がある。私はそこまで考えていませんでした。勉強になりました。

 先に実施された(仮称)厚生産業会館の基本構想案についてのパブリックコメントをめぐっての滝沢一成議員の質問は注目しました。
 このパブリックコメントでは建設賛成派の一部の団体の皆さんがコメント提出を誘導し、「全く同じ表現の意見」が大量に提出されました。このコメント結果についてどう思うかと問われた村山市長は、「制度に則って提出されたものであり、貴重な意見であることに変わりはない。利用を想定される関係団体の熱意の表れだ」と評価しました。
 また、制度としてのパブリックコメントの在り方とルール策定についての質問には、「本制度の目的は広く市民に意見を募り、多寡にかかわらず、一つひとつの意見を尊重し、意思決定の参考にさせていただくことにある。なんらかの制約を設けることは制度の趣旨を損ねる恐れもあることから、当面、策定は考えていない」と答えました。
 パブリックコメントは「広く市民の意見を聴く」大事な場の一つですが、多くの市民から、「これでいいのか」という疑問の声が上がっていたことも事実です。「今後、どうあるべきかについてじっくり議論、検討してみたい」くらいの答弁があってもよかったのではないでしょうか。違和感のある答弁でした。

 きょうは市政レポートの追加分の印刷をした後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。このところ、時間がなく、集金が思うようにできません。読者の皆さんには迷惑をおかけしているので、最大限頑張りたいと思います。

2013年03月19日

本会議場での国旗・市旗掲揚を賛成多数で決める

 おはようございます。昨日は暖かったですね。日中に体が温まっていると、夜、ストーブの温度が17、18度でもなんとなく寒い気がするから不思議です。

 昨日は一般質問3日目。波多野議員からはじまって6議員が登壇し、並行在来線、原子力災害対策などについて質問していました。残るはあと4人。上野議員がきょうのトップバッター、そして平良木議員が3番目、私は最後の4番目です。早ければ、午後1時半頃に登壇します。質問テーマは小型除雪機事故対策、総合事務所産業建設グループの集約問題、そして公民館の運営及び配置に関する基本方針案についての3つです。

 一般質問が終わってからは全員協議会でした。上越市議会は昨日の全員協議会で議場での国旗、市旗の掲揚を賛成多数で決めました。日本共産党の3議員と市民クラブの柳沢、本城、小林議員、それに無所属の石平議員が反対、他議員は賛成しました。中川議員は棄権しました。

 議場は、市民のために様々な意見を交わす場であり、中立公正が求められます。それだけに慎重な対応が求められてきました。私たちは議会運営の基本にかかわる問題なので、全会一致とならない限り、掲揚すべきでないと訴えてきました。全員協議会では会議録が残らないため、本会議で討論し、誰がどういう理由で賛成したか、反対したかはっきりさせた中で決めるべきだという意見もありました。

 「日の丸」はかつて侵略戦争の旗印でした。日本が朝鮮半島を植民地にした時、その象徴だったのが「日の丸」でした。植民地支配された人たちにとっては抑圧の象徴でもあります。上越市議会には日韓議員連盟があり、長年にわたり浦項市議会と交流してきました。今回の掲揚決定がマイナスの影響を与えないか心配です。

 さて、これから一般質問と総括質疑の準備です。同じ日に一般質問と総括もするというのは議員生活で初めて。頭が混乱しなければいいのですが。

2013年03月20日

総合事務所産業建設グループ集約などで論戦

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 おはようございます。今朝も穏やかな天気になっています。けっこう気温も高いので、雪解けが一気に進むのではないでしょうか。わが家の周辺もごく一部に残っているだけとなりました。

 昨日は一般質問でした。私は小型除雪機事故対策、総合事務所の産業建設グループ集約問題、そして公民館の運営及び配置に関する基本方針案の3つをとりあげて、市長や教育長の見解をただしました。

 小型除雪機については一昨日も松之山で57歳の方がなくなるなど、今冬も各地で事故が相次いでいます。市内では死亡事故には至らなかったものの、機械の下敷きになる、衣服を巻きこまれるなどの事故が7件発生しています。私は、小型除雪機の所有状況、事故実態を訊くとともに市長会などで本格的な事故対策を協議するよう求めました。

 答弁の中で市長は、合併後8年間に市内で3人の方が亡くなり、57人の人たちが重軽傷を負ったことを明らかにしました。事故にあった人たちの約7割は65歳以下の人だということです。また、事故原因ですが、「投雪部の雪詰まりを取り除く際に、エンジンを止めずに作業を行ったため回転部に手を挟まれて負傷された事案が約半数」を占めていたそうです。今後は、市民への事故防止の呼びかけなどのいままでの取り組みに加え、新たに、事業者等との協力も検討していきたいと答えました。市長会での問題提起については、理解してもらえませんでした。

 13区の総合事務所は4月から4つのグループに分けられ、柿崎、浦川原、板倉、木田庁舎に産業建設グループ職員を集約します。この取り組みは1年間試行し、来年4月から本実施するとしています。この取り組みで、柿崎、浦川原、板倉の3区総合事務所以外では職員が激減し、災害発生時の初期対応やまちづくりがどうなるのかという不安や懸念の声が市民から上がっています。私は、こうした声をどう思うか、そして試行段階で市民サービスの低下がはっきりしたら本実施は見送るべきだと主張し、市長の見解を求めました。

 これに対して市長は、「災害発生時におきましては、まさに総合事務所と木田庁舎の関係課等の間において機動力を発揮した対応が図られることが可能」となる、「災害時における職員の参集方法を見直すなど、体制の充実も図った」と答えました。地域づくりの関係では、「各区の特色や独自性を確保することを基本とし、その上で、広域的な視点に立って、それぞれの地域が持つ資源等を最大限に発揮し、相乗的な効果を得ることのできる地域施策を企画し、推進してまいりたい」と答えました。私は災害発生時の職員配置や指揮命令がどうなるかをただすとともに、まちづくりについては第5次総合計画づくりの時に各区で議論して決めた地域別計画を戦略的計画として位置付け、推進していくべきだと提案しました。

 総合事務所産業建設グループの集約問題では、「地域自治区設置に関する条例」の改正をせまりました。同条例の7条には地域協議会の権限について書かれており、「地域自治区の事務所が所掌する事務に関する事項」についても自主審議できるとされています。柿崎、板倉、浦川原の集約総合事務所の所掌事務の範囲はこれまでの区内だけでなく、他区にも及ぶことになりますが、総合事務所の所管区域の変更など改正措置をとらないと矛盾が生じると訴えました。これにはまともな答弁が返ってきませんでした。最後に、試行に入る前に法的な整備をするよう求めましたが、このままずるずると試行に入って行くならば、大きな問題となるでしょう。

 公民館の運営及び配置に関する基本方針案については、先の文教経済常任委員会で説明があり、公民館関係者や活発な取り組みをしている地域住民から大きな関心が寄せられています。私は、「まずは、公民館の果たすべき役割と活動方向についての議論を先行させるべきで、それが十分になされない中で施設配置の基準を示すのは早すぎるし、手順が違う」「『分館施設等の再配置』に関する3つの基準を決めるにあたって、関係住民との話し合いはしてきたのか。また、今後の話し合いの中で変更もありうるのか」などを教育長に問いました。
 
 答弁の中で教育長は、「基本方針(案)は、分館施設等の再配置を含め、これからの公民館の全体像となる基本的事項を市民の皆さんに明らかにし、意見を聴くための案だ。今後の進め方としては、基本方針(案)の内容を議会の皆様からご理解いただいた上で、その後、地域協議会への説明やパブリックコメントを行い、広く市民の皆様のご意見をいただく予定としている。その結果を踏まえて、必要があれば教育委員会で修正を行った後、再び、社会教育委員・公民館運営審議会委員に諮り、議会の皆様にもお示しした上で、最終的に決定していくという過程を踏んでいく」とのべました。「必要があれば教育委員会で修正を行う」と明言されたことは重要です。大いに議論していきたいと思います。

 きょうは休日です。ほんとうは休みにしたいのですが、やるべきことが山ほどあります。原稿書き、生活相談、学習会と続きます。でも少しの時間を割いて里山に入りたいなぁ。野の花たちが待っていてくれるはずだから。

2013年03月22日

公民館の運営及び配置新方針で活発な議論

 おはようございます。今朝はうれしいニュースから。母が山菜採りで本格的に動き始めました。おそらく、1キロや2キロは歩いたのではないでしょうか。ノカンゾウとそれに山菜ではありませんが、栗も拾ってきました。今の時期に栗を拾うのは一昨年に続いて2回目です。いろんなものを採ってきて、料理して、みんなに食べてもらう、母のいつもの喜びが復活しました。緑色の山菜はノカンゾウです。

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 昨日は市政レポートの印刷をしてから市役所へ行きました。午後からの文教経済常任委員会の所管事務調査に注目しました。調査のテーマは公民館の運営及び配置に関する基本方針案についてです。今回は3月5日の説明と若干の議論に続いて2度目です。

 秀沢教育部長が追加資料を使って公民館と地域生涯学習センターの利用状況、協力員の配置、管理人の配置などについて説明した後、各委員から活発な意見が相次ぎました。

 日本共産党議員団の上野公悦委員は、「分館はこれまで、地域づくりの拠点として機能してきた。単なる貸し館施設という位置付けだと、地域のまちづくりの灯を消すことになるのではないか」と懸念を表明しました。これについて笹川生涯学習推進課長は、「中央公民館及び地区館を教育機関として置き、分館は社会教育事業を行う場としての教育施設として考えている。事業は基本的には地区館に集約させてもらい、そこに置く運営委員会に各分館からサポーターなどを出してもらい考えていく。必要なものについては分館あるいは分館以外の会場を使って事業を展開していく。まちづくり関係のイベントについては、公民館は橋渡し的な役割をしていく形にしたい。いままでの分館の枠を超えていくつかの分館の違う人たちが集い、連携していく中で新しい芽が育っていくのではないか」と答えました。これに対して上野委員は、「分館はまちやむらをつくっていく大きなエネルギーを発揮してきた。これがいくつか集まれば違う芽が出る、そんな問題ではない。これまで活発であったところは更に高めていき、あまり活発でない分館については先進地にならって活発化させていくことが大事だ」と訴えました。

 会派、「創風」の武藤委員も、「私も上野委員と同じ考えだ。合併後の公民館の果たす役割について共通理解が得られてこなかったというが、行政の指導に問題があったのではないか。また、旧上越市の15区には新たに常駐員を配置する一方で、これまで常駐員がいた柿崎と頸城ではいなくなる、この差は大きい。とても承知できない。一律のものに直していくことで弊害がでるのではないか。さらに、案では、公民館が地域づくりから手を引くイメージがある、こんなことでいいのか」と追及しました。これに対して笹川課長は、「正直言って合併前の市町村で運営方法などについて考え方が大きく違っていた。それを引きずっている。これまでサポーターの配置などをし、その差を縮めるべく努力してきたがまだ大きく残っている。このままではいけないということで今回提案をさせてもらった。職員配置について差があったことは事実だ。そのなかで社会教育館としての公平性を考えた時に、みんな同じような形で受けられるようにと考えている。地域づくりからまったく手を引くことは考えていない。NPOとか振興会があって、そこにまかすことのできるところはそちらに移行し、公民館では新たな課題に取り組むというサイクルを作りたいと思っている」と答えました。

 同じ会派の大島洋一委員は、まず、「今回の案でいくと、いくら削減することになるのか、分館数はいくつ減るのか」と質問しました。笹川課長は、「どこを廃止するか具体的に決まらないと金額は決まらない。旧市内は分館の看板が地区館に替わる。分館はおおむね20から22減ることになる」と答弁しました。昨日の大島委員はその後も執念を持って質問を続け、内容的にも文科省の通知を引用する等、目を見張るものがありました。大島委員は、「市教委は統一的な基準でやろうとしている。不活発な地域の活動のレベルを上げる基準なら好ましいことだ。問題にしたいのは、活動が活発な地域の気持ちをそぐ施策をされるところがあることだ。なんでレベルを下げなきゃいけないのか。分館を削減するとなると、高齢化が進む中で遠いところへ行かなきゃならない。それらの手立ては考えているのか。(分館は)いままで地域の精神的な支柱だった。こちらからこちらへ移すというようなことは簡単にはできない。公民館活動には一定の歴史と努力がある。こういう形でやるのには無理がある。平成15年6月の文科省の生涯学習政策局長通知の中で、市町村合併などに際し、公民館の配置が見直される場合は、地域住民の利用上の便宜を損なうなど公民館活動の進展が妨げられることがないよう十分に留意願いたいとある。どう考えるか」と質問しました。笹川課長は、「高齢者への配慮した場所としては、学校の空き教室を使う、地域の町内会館に出かけていくことなどを考えている。われわれは統一的な方針のもとで事業数は増やしていきたいと思っている。少ないところでは目標を持って一定のところに持っていきたい。公民館の活動をすぐ意思はいっさいない。通知についても配慮した中で方針を出している」と答弁していました。

 昨日の議論は新しい方針についての議論の出発点です。これから地域協議会などに入って議論することになりますが、方針の説明にあたっては、文教経済常任委員会での議論もしっかり伝えていただきたいものです。

 さて、時間になりました。これから小学校の卒業式に出てきます。その後、市役所に向かいます。

2013年03月26日

(仮称)厚生産業会館建設事業関連経費削除の修正案提出

 おはようございます。昨日あたりから、また、寒くなりましたね。昨日は朝から夕方まで市役所でした。午前10時からの4人の常任委員長報告は2時間かかりました。その後は修正案の提案説明、討論、採決と続きました。

 今回の議会では総合事務所の産業建設グループの集約、(仮称)厚生産業会館建設事業など市民から注目された問題がいくつもありました。このうち、(仮称)厚生産業会館建設事業については数日前に、会派「みらい」の中川幹太議員から関連経費の削除を盛り込んだ一般会計の修正案を共同提案できないかとの申し入れがありました。私たち日本共産党議員団では、一般会計予算については、総合事務所の産業建設グループ集約を前提にしている問題や学校給食の民間委託が拡大されるなど他にも黙過できない問題点があるものの、地域協議会の意思を軽んじた市政運営の変更を迫るためにも共同提案することにしました。

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 修正案は会派「みらい」の中川幹太議員、櫻庭節子議員と日本共産党の3議員で提出、中川議員が説明、上野公悦議員と櫻庭議員が賛成討論しました。上越市は、(仮称)厚生産業会館基本構想を確定するにあたり、高田地域協議会やパブリックコメントで出された意見を一部反映させたものの、構想の根幹というか基本的なところは高田区地域協議会において不適当とされた当初の基本構想案を変えませんでした。私たちは、さらなる協議や対話に基づいた市民合意なしに平成25年度予算に計上することは適当ではないとして削除を求めました。採決の結果は、提出した私たち5人だけでなく、無所属の永島義雄、石平春彦、石田裕一議員の3人も賛成してくれました。他議員は反対だったため、否決されたとはいえ、議会の4分の1の議員が削除を求めたことは重いと思います。

 今回の議会に提案された案件は、報告、決議などを含めて113件、日本共産党議員団はこのうち39件に反対しました。こんなに多くの案件に反対したのは、公の施設の再配置で施設の廃止案件がたくさん出たからです。これらについては追ってお知らせします。

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 さて、3月議会は昨日で終わりましたが、議会報告の準備などやるべきことは目白押しです。どこかで一息入れて、またがんばりたいと思います。

2013年04月23日

産業建設グループ集約に伴い、「受付管理システム」構築

 おはようございます。今朝はすばらしい天気になりました。わが家の周りの小鳥たちもうれしいのか、とても賑やかにさえずっています。

 昨日は午前に市議会各派代表者会議がありました。議題は議会報告会、国旗・市旗の議場での掲揚場所、委員会インターネット中継等についてでした。

 議場は議長席の後ろに富岡総一郎の冬の絵がうめこまれています。私は国旗・市旗の掲揚は反対ですが、百歩譲って認めるにしてもこの作品の価値をうすめるような掲揚の仕方はしてほしくありません。掲揚方法について各派で持ち帰り検討することとしましたので、ぜひこの点での配慮をしてほしいものです。

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 委員会のインターネット中継についてはすでに予算もついて、あとは実行段階に入るための準備だけとなっています。昨日は代表者会議のメンバーでテストを行い、カメラの配置などについて検討しました。カメラが1台だけなので、質問者も答弁者もちゃんと映るようにするのは難儀するようです。映し出される画像は思っていたよりも良く、まずまずといったところです。委員会の中継はユーストリームを使います。実際の中継は6月議会の委員会審査からとなる予定です。議員は委員会で市民の立場で発言しているかどうか、発言力があるかないか、勉強しているかどうかなどが映像を通して市民に伝わっていきます。今まで以上によく準備して委員会に臨まないといけなくなりました。

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 午後からは総務常任委員会でした。テーマは総合事務所のあり方です。4月から「試行」を開始した13区(合併前の旧町村)総合事務所の産業建設グループ集約について市側から説明があり、質疑が行われました。

 市は今回の集約を実行に移すにあたり、行政組織規則を「改正」し、総合事務所の各グループの事務分掌について、これまで使っていた「所管区域」という言葉だけでなく「担当区域」という言葉を新たに導入して整理しました。わかりやすくするためというのが理由です。しかし、「改正」された規則の文言を読むと、「所管する事務に係わる担当区域内の他の総合事務所との連携調整に関すること」に代表されるように、わかりにくいという印象を持ちました。私からは、「所管区域」という言葉をこれまで通り使い続けても法的に問題がないなら、「上越市地域自治区の設置に関する条例」の改正を検討すべきだと主張しました。

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 市は今回の取り組みをすすめるにあたり、自治・地域振興課内に「連携調整室」を設置するなどの機構改革を行いました。スタートしてからまだ3週間でありますが、市ではこの間、「窓口事務が迅速かつ確実に行われている」「職員による地域情報収集の取り組みが始まった」などと成果を強調しています。また、事務の迅速で効率的な処理をすすめるために、「受付から処理までを一括管理する13区共有の受付管理システム」を構築したことも明らかにしました。システムについては市民要望などをしっかり受けとめ、スムーズに対応していくためは勿論のこと、いまの職員体制の中で力を集中したり、手助けをするためにもいいことだと思いました。でも、実際には市民要望がスムーズに処理されていない現実がありました。私からは、道路補修要望が実現まで8日もかかった事例を示してどうしてこういうことになるのか検証せよと訴えました。写真は「受付管理システム」です。

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 さて、きょうは午後から会議がひとつあります。その準備や『あねさかぶり』の配達をしたいと思っています。明日は会議や講演などがあり、大忙しとなりますので市政レポートの作成も少しはしておかないといけません。無理をせず、山間部での野の花も楽しみながら活動します。

2013年04月25日

高野誠鮮さんの講演に感銘

 おはようございます。今朝は晴れ、小鳥たちが賑やかに鳴いています。私は4時に起床、いま市政レポートの作成中です。ああ、時間がない。

 昨日のハイライトは市議会と食糧農業農村議員連盟共催の講演会でした。「限界集落」の活性化はどうすれば可能か。石川県羽咋市の高野誠鮮(たかの・じょうせん)さんから上越市に来てもらい、講演してもらいました。会場の市民プラザ第3会議室は満員でしたね。講演ではいっぱいヒントをもらいましたが、「山の植物は枯れても腐らない」が一番印象に残りました。硝酸態窒素の害、遺伝子組み換え食品の恐ろしさ、改めて考えました。植物だけでなく、人間も化学肥料ではまともに育ちません。最も人間らしい暮らしをしていくためには、自然のなか、中山間地での暮らしが一番いいと思います。そしてそれを実現していくのはそこに住む人間です。私の住む上越市の中山間地には、それをやり抜く人たちがいます。中山間地対策で何をやるべきかが見えてきた講演でした。

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 昨日は講演会の後、講師を囲んでの懇親会があり、午後9時前に帰宅しました。お酒を飲んでしまったので原稿書きが大幅に遅れています。きょうは柿崎区の地域協議会、くびき野研究会と会議が続きますが、それまでに原稿書きが終わるかどうかが問題です。

2013年05月01日

自衛隊の武装パレードで抗議と要請

 おはようございます。今朝は曇り空です。メーデー行進の時には晴れてほしいですね。

 さて、昨日は大忙しでした。午前中に中山間地対策特別委員会を開催し、平成25年度の取り組み方針等に関して議論をし、今後のスケジュールについても決めました。昨年度の市と財団法人地方自治研究機構との共同調査研究が行われたことにより、新年度の方針は昨年度よりも実践的になったと感じました。委員からは地域おこし協力隊の活用や中山間地対策についての市の推進体制などについて質問が行われました。

 午後1時からは市長への抗議と要請でした。陸上自衛隊高田駐屯地の隊員約170人が高田城百万人観桜会を盛り上げるためとして4月20日、「市中武装行動(パレード)」を行った問題で、上越地区平和環境労働組合会議、上越地区労働組合総連合、社会民主党上越協議会、日本共産党上越地区委員会の4団体で抗議と要請をしました。
 応対した山岸副市長は、「時代の流れとともに自衛隊が市民に認知されている状況がある。(今回のことについては)市民の違和感はほとんどなかった」としながらも、「装備はどの程度まで許容範囲か検討したい」「今回の結果を踏まえ、みなさん方の意向や考えも踏まえながら、市としての次の方向を考えていかなければならない」とのべました。抗議文は下線部をクリックしてごらんください。

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 午後2時からは視察の受け入れでした。今回のお客さんは山口県岩国市議会のみなさんです。中山間地域振興基本条例について私が説明し、条例制定後の取り組み状況について塚田自治・地域振興課長が報告しました。岩国市では6月にも中山間地の条例を制定するとのことでしたが、上越市へ足を運んで、「ホームページなどでは知ることができないことを知ることができた」と喜んでいただきました。私も担当課長がどういう報告をするのか、この目で見て、とても勉強になりました。写真は視察終了後の記念撮影です。

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 夕方からは頸城区の地域協議会を傍聴しました。市内でも活発な公民館活動をしている区のひとつなので、議員の傍聴は大潟区、柿崎区、吉川区、頸城区の6議員にもなりました。笹川生涯学習推進課長による公民館の運営と配置に関する基本方針案についての説明後、方針案に厳しい批判の意見が相次ぎました。主なものをあげると、「公民館のあるべき姿については非常にいいこと書いてあるが、公民館統廃合して(一部の分館を)なくしましょうというのは間違っている」「基本方針と公民館の再配置はロジック的に結びつかない。まず分館をなくせというのは極めて乱暴な意見だ」「いまの分館は地域に密着して活動している。分館なくなったら、地域の人にとって非常に遠いものになる。分館を減らせば、さらに参加者は減り、目的とは逆方向に行く。地元の人にとっては迷惑です」となります。答弁で、内山公民館長が、頸城区のように活発に活動をしているところの水準を下げないようにしたいという趣旨のことをのべましたが、これをとらえて井部会長が、「頸城の分館でやっているようなモデルケースをこれから全市に拡大していくという解釈でいいんですね。ならば、活動は活発だから頸城はこのままいこう、ということで協議会としてはこれ以上論議しないということにしたい」と発言、会議場は緊張感に包まれました。この問題については、10日の地域協議会で議論を続けることになりました。

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 きょうはこれから市役所へ行き、デスクワークです。午後からはメーデーに参加する予定でしたが、建設企業常任委員会が開催されるということで、議員団で分担した結果、私が傍聴することになりました。

2013年05月14日

委員会のインターネット中継、23日にテスト

 おはようございます。土日に休養しなかったせいか、昨日は夜の会議が終わってじきに眠ってしまいました。小鳥たちは早起きですね。4時6分から鳴き始めました。

 昨日は午前が各派代表者会議でした。市議会主催の議会報告会の分担、議場における国旗・市旗の掲揚場所とその方法、委員会のインターネット中継、委員会の会議録の公開などについて協議しました。このうち、委員会のインターネット中継については6月議会から本格実施されることが決まっていましたが、その前に、今月23日の午後1時30分からの厚生常任委員会所管事務調査の模様を試験放送することが決まりました。また、委員会記録のインターネットでの公開については、委員会であろうが、委員協議会であろうが3月議会から公開することで決まっています。いま、公開に向けて準備中とのことでした。3月議会での委員会記録は、A4で2665枚にもなるそうです。

 午後からは高田でした。高田東ロータリークラブの例会でスピーチをしてきたのです。テーマは「一人ひとりが輝く地域づくり」です。山菜の「嫁泣かせ」や一昨日の立石用水普請などを例に楽しく、話をさせてもらいました。最後は拙著『あねさかぶり』(同時代社)所収の「スマイルカフェ」を朗読しました。みなさん、集中して聴いてくださり、うれしかったです。同クラブの集まりに参加することも話すことも今回が初めてでした。

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 きょうは母が病院に行く日です。定期的に診てもらうものですので、ご心配なく。帰ってきてからは参院選の関係で動きます。

2013年05月16日

大潟区で市議会主催の議会報告会

 おはようございます。今朝は曇り空です。午前3時過ぎに起床し、市政レポートの作成で、現在、苦闘しております。

 昨日は午前に床屋さんに行ってきました。明後日の甥の結婚式の準備です。行く途中、母の三輪自転車を追い越しました。どこへ行くのかなと思っていたら、同じ床屋さんでした。母とこういうところで一緒になるとは……。一昨日から母と一緒の時間がけっこうあって喜んでいます。きょうは白のネクタイを購入しなくちゃ。何年も使わないでいたら、色がパッとしないので。

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 昨日の午後は街頭宣伝で、吉川区、浦川原区、安塚区をまわり、夕方からは大潟区で市議会主催の議会報告会でした。参加者は10数人で少なかったのですが、議会活動や市、市教委の方針への意見、疑問、注文などが出されて参考になりました。出された主な声を紹介します。

●「(仮称)厚生産業会館基本構想に関して『諮問事項について、市が途中で、構想そのものの是非ではなく、施設の環境等への影響を諮問している』としたのはおかしいのではないか」
●排水設備はすでにつないである人への補助はない。すでに接続した人にもメリットのある方法を考えてほしい。
●合併後9年目になるのに、公民館の活動に差があるのは問題だ。もっと早く是正すべきだった。議会でも頑張ってほしい。
●市教委の説明では混乱する。実際に利用している人の意見を聞いていないのではないか。
●新幹線開業後、優等列車もさることながら、大潟区では、信越線、ほくほく線が大事なので、現行のダイヤを維持できるようにしていただきたい。
●宿泊施設が10軒以上あるのは市内ではここだけだ。しかし、温泉街の観光ルートが見えてこない。
●公民館の基本方針案は利用者にまったく伝わっていない。(地域協議会だけでなく)直接、住民説明会を開くよう働きかけていただきたい。議会と地域協議会が意見交換するようにしてもらいたい。(仮称)厚生産業会館問題では、多数の議員が地域協議会を傍聴されたが、傍聴だけで、意見交換がなかったのは残念だった。市議会に特別委員会を設置して、地域自治制度を今後どう進化させていくか検討すべきでないか。
●先日の吉川区の火災で、サイレンの音が消防車かパトカーか区別できなかった。原発事故を想定した防災訓練が必要だ。原発事故用のサイレンの音ももつべきだ。

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 きょうは、引き続き、市政レポートの作成作業をすすめ、印刷、そして配達に出る予定です。

2013年05月21日

市議会総務委員会が老朽危険家屋現地調査

 おはようございます。今朝は曇り空です。いつも小鳥たちは4時5分頃には鳴き始めるのですが、今朝は10分ほど遅かったです。

 昨日はホテルで朝食をとった後、市役所へ向かいました。総務常任委員会の管内視察というか、現地調査があったからです。調査はこのところマスコミなどでも取り上げられている老朽危険空き家の現状把握が目的です。市が危険空き家として把握している87の家屋のうち、昨日は11の家屋を調査してきました。

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 調査に入ってまず驚いたのは、町場の中にこういう家屋、建物がいくつもあることでした。屋根に穴があいていて崩れ始めているもの、道路に倒れる心配があるので、つっかい棒をしてあるもの、屋根のトタンなどが強風で飛ぶ可能性があるのでネットをかぶせてあるものなどがありました。これらを見て、近所の人たちは迷惑しているし、通行人にも危険が及ぶこともあるなと判断してきました。ある駅の近くでは、老朽家屋が連なっていて、そこに危険家屋がありました。たまたま出会った高齢者の方から、「たぬきの住処になっている。あそこは亡くなって誰もいない。そのそばの家は施設に入っておられ、ここもまた管理する人がいないのです」と言われて、問題は今後、大きく広がっていくという予感がしました。高齢化が進み、他人事ではないのです。どこでもこういうことが起こりうると思います。写真は個人情報保護の問題もあり、家屋を紹介できませんが、ご理解ください。

 終わってから市役所で委員会を開催し、約1時間議論しました。委員会では、「危険状態になるまでに把握しておく必要がある。危険度調査はどのようにしているのか」「87の老朽危険家屋のうち、市税の滞納がある件数はどれくらいか」「老朽危険家屋の管理者に通知を出しているというが、どんな中身か、また、通知後の次の一手としてどんなことを考えているのか」「住宅用地にたいする課税標準の特例の解除については老朽危険空き家を無くすために逆効果となることもある」などの質問や意見が出ました。市の答弁でわかったことですが、所有者が判明している81家屋のうち、連絡しても返事がないケースは43にも上っているとのことでした。深刻ですね。委員会では今後も引き続き、この問題の解決策を求めて話し合っていくことにしています。

 市政レポート1605号、「春よ来い」第253回、「用水普請」をホームページに掲載しました。ごらんください。

 さて、きょうは午前中に生活相談、午後からは月例議員懇談会、議員勉強会と続きます。

2013年05月24日

ユーストリームによる市議会委員会中継のテスト

 おはようございます。今朝も上天気です。昨日のような暑い日になるかどうかはわかりませんが、上着の要らない一日となりそうです。

 今年2回目のスマイルカフェが昨日、県立吉川高等特別支援学校で行われました。今回は、同校の後援会総会の後、カフェに入り、カプチーノを飲んできました。新聞などで開催の情報が広がり、昨日は高田方面からもお客さんがありました。カフェのスタッフは1年生、まだ緊張していましたね。でも、彼らの元気のいい挨拶の声を聞くと、こちらまで元気になります。

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 ユーストリームによる上越市議会委員会生中継のテストが行われました。テストは昨日の厚生常任委員会の所管事務調査の中継です。音もきちんと拾っているし、画像もまずまずでした。傍聴している議員の姿もはっきりとわかります。傍聴した8人の議員のうち、委員長席に近い傍聴席に座った6人が写っていました。委員会では、新クリーンセンターの整備と(仮称)谷浜・桑取地区新保育園整備について説明があり、その後、熱い質疑が行われました。
 いつもより活発な質疑になったのは、テーマにもよるかも知れませんが、やはり委員会の実況生中継効果と言ってよいでしょう。「ユーストリーム日本」→「上越市議会」と検索すれば、昨日の厚生常任委員会の調査の模様を録画で見ることができます。

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 平成17年の大合併後初の新築市立保育園となる(仮称)谷浜・桑取地区新保育園は、LED照明、未満児室と子育て広場の床暖房、全室エアコン付きとなります。これは昨日の厚生常任委員会で、市側が明らかにしたものです。今後、保育園の新築や改築が行われる時には、これらのものが必要な設備として用意されることとなるでしょう。
 昨日の委員会では、「完成予想図で見ると、子どもが使う建物としては色彩が暗すぎるのではないか」「地場産木材を使うなど、もっと農林水産業をアピールできるものにしてもいいのでは」「玄関口の風対策や桑取川との境の安全対策はどう検討したか」などの質問や意見が相次ぎました。同保育園の園舎は木造平屋建で、床面積が約600㎡。7月にも建築工事等の契約が結ばれ、来年の9月にはオープンの予定です。写真は建物の色などが問題とされた完成予想図。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達、そして日本共産党長岡市議団との意見交換があります。市政レポートのポスト下ろしは午後になるかも知れません。

 

2013年05月29日

直江津港湾協会の総会と講演会

 おはようございます。今朝は久しぶりに雨が降っています。畑はかなり乾いていますので、遠慮しないで降ってもらいたいものです。

 直江津港における貨物量が増えています。昨年度は前年比52%増の355万トンにもなりました。外国コンテナ貨物も産業機械などの輸出の伸びにより3年連続で過去最高を記録しているということです。こうしたなか、昨日は直江津港湾協会の通常総会と講演会が行われました。講演会は、北陸地方整備局次長の松原裕さんが、「港湾行政の動向と直江津港への期待」と題して話をされました。直江津港は日本海側拠点港としてエネルギー輸入などの拠点となっていることや3.11東日本大震災の教訓を踏まえて防災機能を強化していく必要があることなどが印象に残りました。

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 後援会後の懇親会にも参加してきました。車に乗って行きましたので、ウーロン茶でがまんしました。懇親会の場では、港湾協会の会員である企業の人とも話ができました。わが家が尾神にあった当時の家を建てたN建設の社長さんとも再会できました。

 きょうは午前9時から議会基本条例検証委員会、団会議、そして街頭宣伝と続きます。市政レポートの作成もしなければなりません。無理をせず、がんばりたいと思います。

2013年05月30日

党議員団会議で質問の分担決める

 おはようございます。今朝は雨がパラパラと降っています。昨日よりも少し気温が下がったように思います。

 昨日は午前に議会基本条例検証委員会が行われたほか、党議員団会議を開催し、6月議会対策について話し合いました。一般質問については、地域防災計画、公民館の運営及び配置の基本方針案、観桜会での自衛隊のパレードなどについて3人で分担して質問することを決めました。

 昨日は午後から街頭宣伝の予定でしたが、頭がふらふらするので帰宅し、休みました。きょうは少し良くなったので、予定通り、参院新潟選挙区予定候補の西沢さんと宣伝に回ります。午前は葬儀に出席の予定です。

2013年06月06日

6月定例議会始まる

 おはようございます。晴れの天気が続きますね。今朝は小鳥たちが3時55分から鳴きだしました。4時前から鳴くんですね。早起きだなぁ。天気が続き、水不足が心配になってきました。わが家では母が早朝と夕方の2回、畑で水くれをしています。

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 昨日から定例議会が始まりました。提案理由の説明、総括質疑が行われましたが、私たちの議員団では、委員会での審査で対応できるとして総括質疑には立ちませんでした。杉田議員の質疑では、板倉区国川地内の下水道整備の完了時期、住宅の移転数などがとりあげられました。市長は整備工事は秋までに完了予定で、曽根田地内に移転を希望している3世帯の住宅工事に影響はないと答えていました。介護保険料延滞金未徴収問題では、先日の厚生常任委員会でのやり取りとほぼ同じことが繰り返されました。気になったのは、議場での市長の謝罪でも、総括の質疑でも責任問題に一切触れなかったことです。原因究明が終了段階で明らかにする予定だというくらいの言葉があってもよかったのではないでしょうか。

 会議が終了してから、コピー用紙などを購入し、その後、帰宅しました。中野教育長から腰が痛いなら、はり治療だけでなく、整体もいいよと勧められ、吉川区内の若手整体師のところに行ってきました。長男と同級生ですが、説明は丁寧だし、じつにしっかりしています。納得のいく治療をしてもらいました。背中が真っ直ぐになるのはいいもんですね。今度は立ったまま、靴下も履けるし、パンツもはけます。

 きょうから常任委員会です。これから市政レポートを作成し、印刷したのち、市役所に向かいます。

2013年06月07日

厚生常任委員会で2団体が口頭で訴え

 おはようございます。今朝は何かうすら寒いですね。小鳥たちはどこへ行ったのか、鳴き声がほとんど聞こえてきません。

 昨日は市政レポートを作成してから印刷、そして市役所へと向かいました。今号の市政レポートは吉川区向けとその他向けに分けて作成したのですが、市議会厚生常任委員会を傍聴しようと大急ぎで印刷したら、すべて吉川区内向けのページを印刷してしまいました。商業新聞に折り込む段階では注意したいと思います。

 厚生常任委員会では、議案審査後、所管事務調査と請願陳情の審議が行われました。昨年11月、衆議院解散に先立ち、ろくな審議もしない中で、今年10月から3年間で、年金を2.5%もカットする法案が成立しました。全日本年金者組合上越支部のみなさんが、「年金2.5%削減中止を求める意見書」を関係機関に提出してほしいと請願書を提出、そして昨日、長谷川正委員長が口頭で年金者の置かれている現状と年金カット中止の必要性をとてもわかりやすく説明されましたが、日本共産党議員団の平良木委員以外の委員は不採択の立場を表明、採択されませんでした。昨今の生活必需品の高騰などを考慮し、年金生活者のことをもっと考えてほしかったですね。

 昨日は、上越市の心身障害者福祉団体連合会のみなさんも口頭で委員会メンバーに訴えをされました。こちらは福祉交流プラザを「福祉避難所」に指定してほしいなど14項目について陳情されたことの趣旨説明です。藤田会長の熱の入った訴えに中には、有価物集団回収奨励交付金廃止の問題や県立吉川高等特別支援学校の通学支援など今後、十分関係者と話し合い、解決を求めていく必要があるものがいくつもありました。

 昨日は委員会が比較的早く終了したので、終わってから、三和、浦川原、安塚、大島と回って、帰宅しました。大島区では従兄の家に入ると、Y子さんが越後田舎体験でやってきた子どもたちから送られてきた写真やお礼の手紙を見ているところでした。私も見せてもらいましたが、手紙には「雨の中の山菜採り、おはぎ作りなど都会では出来ないことをたくさん出来てよかった」「ぜんまいと数の子を大根で巻いたお漬け物が好きです」などと書いてありました。「お父さんもお母さんも喜んでくれたって……」Y子さんがそう言いながら、とてもうれしそうだったのが印象に残りました。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら、市役所に向かいます。建設企業常任委員会の傍聴です。委員会が終われると、再び配達です。きょうから3日間はめちゃくちゃに忙しい日になります。

2013年06月08日

除雪車の取得、(仮称)厚生産業会館などで質疑

 おはようございます。今朝は早くから小鳥たちが賑やかです。昨日の雨は期待外れでした。朝のうちにパラパラ降っただけで終わってしまったのです。これでは田も畑も水不足を解消できませんね。

 昨日は市議会建設企業常任委員会でした。議案審査で注目したのはロータリー除雪車、小型除雪車など除雪関係機械の取得です。このうち、ロータリー除雪車は新潟トランシス㈱と㈱日本除雪機製作所しか製造していません。入札にあたっては、㈱山崎サービスと㈱KCMJ上越営業所しか制限付き一般競争入札に参加せず、入札では1回目で落札とならなかった場合には2回目を辞退するケースが4件もありました。こうなった理由は、製造側のロータリー車製造数の関係によるとの答弁でした。製造2社が分け合っているのではないかと感じた一幕でした。

 所管事務調査では、(仮称)厚生産業会館のスケジュールと基本設計に向けた方針などが明らかにされました。この6月から現況測量、文化財試掘調査に入り、地質調査は10月から行われます。基本設計については、プロポーザルで9月までには業者を決定し、業者主導のもとにワークショップなどをやって、市民とともに設計を練り上げていく方針だということでした。委員からは、プロポーザルで審査を行う委員やワークショップのメンバーの選定などについて質問がありました。私も番外で質問に立ち、「文化財発掘調査が実施設計よりも先行すべきではないか」「ワークショップを主導するのは業者か」などを確認しました。

 市議会の委員会の審査の模様については一昨日からユーストリームによる中継が行われています。昨日の委員会終了後、板倉区の方から電話があり、「番外議員の発言は音が小さすぎる。(番外の)質問者の姿も見えない。改善すべきだ」と声が寄せられました。カメラが1台しかないことや番外発言を拾うマイクがないことによるものですが、今後、議運などで検討するよう提案したいと思います。

 きょうは午前に総合事務所の地区別懇談会に出席し、午後から夜まで「しんぶん赤旗」日曜版の配達をする予定です。

2013年06月11日

思いがけない人から声を掛けられ……

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 おはようございます。今朝も晴天です。もう日があたってきています。台風の影響を受け、天気は下り坂かと思っていたのですが、これじゃ、きょうも降りませんね。

 この天気続きは農作物にも様々な影響を与えています。吉川区では有線放送で、共済組合が干ばつ被害調査に乗り出しているので連絡してほしいということが流されています。また、高温により、稲の生育が平年よりも1週間ほど早くなっていることから、早めに中干しをするようにとの訴えも放送でされていました。こうした中、私がこのブログやフェイスブック等で干ばつの記事と写真を載せたことから、一部の新聞記者が取材に入りました。私が視察した場所のことが近々、載るかもしれません。

 昨日は文教経済常任委員会でしたが、私は自分でしなければならない議会の仕事があり、傍聴は、午前の1時間のみでした。ひがし幼稚園の高田幼稚園への移転、公民館の運営および配置に関する基本方針案についての所管事務調査が賑やかでした。傍聴メモを市議会に置いてきてしまったので、記事は追って書きます。公民館の基本方針案は叩き台です。昨日の大島、武藤、上野3委員の質疑と野澤教育部長の答弁を聴いていて、今後、当初案とはかなり違った姿をした方針案が示されてくるのではないかという予感がしました。時間がある方は市議会のホームページから委員会の録画が見ることができますので、ごらんください。

 昨日はいろんな人と話ができました。昼休みには現市長応援団に名を連ねた一人の議員から声を掛けられました。「あなた方は出さないのですか、出せば相当の批判票が出ますよ」と生々しい話をされたのにはびっくりでした。やはり32議員中28人が集まって市長応援団を結成したというものの、中身は様々だという気がしましたね。

 夕方には上越市に編入された旧町村の幹部だった方から電話がありました。合併協議会当時から付き合いのある方です。本屋で私の『あねさかぶり』(同時代社)を買って読んでくださったそうで、「母がいかに偉大だったかを思い出した。野球のグローブがほしいと訴えたら、母は小豆を売って、金をつくり買ってくれた」など次々と様々な思い出を語ってくださいました。この方は現市政についても感想を語られ、合併当時に考えていた地域自治の仕組みが壊され、中央集権的になっていく感じがする、がんばってほしいと激励されました。

 私の住んでいるところの隣の集落でめずらしい野の花を見つけました。白い色のアザミです。赤紫色のアザミがたくさんある中で、5、6本の白い花がありました。一番上の写真は、そのうちの1本です。私も初めて見ました。フェイスブックで紹介したところ、大きな反響がありました。

2013年06月12日

聴覚障がい者向けの戸別受信機設置を訴える

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 おはようございます。昨晩の10時半過ぎ、雨の音がしたので大喜びしたのですが、ぬかよろこびでした。雨粒が5分ほど落ちただけで、道路も濡れるところまでいかなかったのです。今朝はまた晴天、台風も進路を変えたし、これからどうなるか心配です。

 昨日は総務常任委員会でした。書きたいことはたくさんあるのですが、時間がないので、いくつかに絞って記録しておきたいと思います。

 まず、防災行政無線戸別受信機設置工事契約です。委員会資料に工事概要が出ていたのですが、それに関連させて、先日、市心身障害者福祉団体連合会のみなさん方が要望された項目の一つ、「聴覚障がい者用の文字付き戸別受信機」設置について訴えました(写真)。工事対象区域となっている吉川、頸城、三和、安塚の4区には聴覚障がい者は現在93人おられますが、このうち、電車の音をガード下で聞くくらい大きな音でないと聞こえない障害手帳2級の人は28人です。災害などでもっとも支援が必要なこうした弱者に情報を伝えることができるようにとの訴えに、野口副市長は、「とりあえずは共助が大事だが、検討する」と答えました。これで一歩前進するでしょう。

 新潟日報会上越支部などから提出されていた「新聞への消費税の軽減税率適用を求める請願」は、思いがけない展開となりました。紹介議員からの説明が終わって、意見表明の段階では、4人が意見をのべ、このうち3人が反対を表明したのです。私は、「消費税を上げなくても、富裕層への課税強化など税制改革と不要不急の事業などをやめるなどの政策転換をすれば、福祉や教育などを守っていくことは可能だ。請願は消費税増税を前提にしているので賛成できない」とのべました。石平委員も「メディアで増税を主張していながら、いざ施行ということになったら自分たちのところを軽減してくれというのはおかしい」など4つの理由を上げて反対しました、塚田委員は、「私は大反対だ」とのべ、他への波及を懸念しての反対でした。採決では、採択に賛成が4人、反対が3となりました。

 昨日、審議で一番時間がかかったのは自治基本条例の見直し問題です。市議会では総務常任委員会の場で議論を重ね、3月末には議長名で市長に対して条例改正の提言を提出しました。それに対する市長の回答が先日あり、昨日は行政側から回答についての説明と質疑が行われました。回答書は、条例の解説で一部で議会提言をとり入れるとしたものの、出資法人等についての条文を新たに設けることなどの条例の一部改正提言を、「現時点で不都合や時代にそぐわない内容がない」などの理由でことごとく退けました。出資法人等の規定の必要性は、ここ数年、指定管理者が協定書通りに管理していないことや、それへの行政のチェックが甘かったことなどが浮き彫りになっていたことを思い起こせば、当然だと思うのです。回答は理解できませんでしたね。この見直し問題については19日も引き続き審議することになりました。

 さて、きょうから一般質問です。私は明日の午後遅い時間帯になるでしょう。TPPとドクターヘリについて質問します。質問の準備はまだ始めたばかりです。市政レポート作成もしなければなりません。今晩は眠る時間がなさそうです。

聴覚障がい者向けの戸別受信機設置を訴える

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 おはようございます。昨晩の10時半過ぎ、雨の音がしたので大喜びしたのですが、ぬかよろこびでした。雨粒が5分ほど落ちただけで、道路も濡れるところまでいかなかったのです。今朝はまた晴天、台風も進路を変えたし、これからどうなるか心配です。

 昨日は総務常任委員会でした。書きたいことはたくさんあるのですが、時間がないので、いくつかに絞って記録しておきたいと思います。

 まず、防災行政無線戸別受信機設置工事契約です。委員会資料に工事概要が出ていたのですが、それに関連させて、先日、市心身障害者福祉団体連合会のみなさん方が要望された項目の一つ、「聴覚障がい者用の文字付き戸別受信機」設置について訴えました(写真)。工事対象区域となっている吉川、頸城、三和、安塚の4区には聴覚障がい者は現在93人おられますが、このうち、電車の音をガード下で聞くくらい大きな音でないと聞こえない障害手帳2級の人は28人です。災害などでもっとも支援が必要なこうした弱者に情報を伝えることができるようにとの訴えに、野口副市長は、「とりあえずは共助が大事だが、検討する」と答えました。これで一歩前進するでしょう。

 新潟日報会上越支部などから提出されていた「新聞への消費税の軽減税率適用を求める請願」は、思いがけない展開となりました。紹介議員からの説明が終わって、意見表明の段階では、4人が意見をのべ、このうち3人が反対を表明したのです。私は、「消費税を上げなくても、富裕層への課税強化など税制改革と不要不急の事業などをやめるなどの政策転換をすれば、福祉や教育などを守っていくことは可能だ。請願は消費税増税を前提にしているので賛成できない」とのべました。石平委員も「メディアで増税を主張していながら、いざ施行ということになったら自分たちのところを軽減してくれというのはおかしい」など4つの理由を上げて反対しました、塚田委員は、「私は大反対だ」とのべ、他への波及を懸念しての反対でした。採決では、採択に賛成が4人、反対が3となりました。

 昨日、審議で一番時間がかかったのは自治基本条例の見直し問題です。市議会では総務常任委員会の場で議論を重ね、3月末には議長名で市長に対して条例改正の提言を提出しました。それに対する市長の回答が先日あり、昨日は行政側から回答についての説明と質疑が行われました。回答書は、条例の解説で一部で議会提言をとり入れるとしたものの、出資法人等についての条文を新たに設けることなどの条例の一部改正提言を、「現時点で不都合や時代にそぐわない内容がない」などの理由でことごとく退けました。出資法人等の規定の必要性は、ここ数年、指定管理者が協定書通りに管理していないことや、それへの行政のチェックが甘かったことなどが浮き彫りになっていたことを思い起こせば、当然だと思うのです。回答は理解できませんでしたね。この見直し問題については19日も引き続き審議することになりました。

 さて、きょうから一般質問です。私は明日の午後遅い時間帯になるでしょう。TPPとドクターヘリについて質問します。質問の準備はまだ始めたばかりです。市政レポート作成もしなければなりません。今晩は眠る時間がなさそうです。

2013年06月13日

一般質問始まる


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 おはようございます。昨日は暑い一日でしたね。台風の影響か、朝の頸城三山、夕方の米山、尾神岳のきれいだったこと……。まあ、こんな日は一年に何回もないでしょう。夜は本格的な夏の夜空で、こちらはまた星がきれいでした。

 昨日から市議会は一般質問が始まっています。杉田議員、近藤議員など5人が登壇し、市長や教育長に対する質問を展開しました。注目したことのひとつは、公民館の運営及び配置に関する基本方針(案)についての教育長答弁です。上野議員から「基本方針(案)は、もっと地域特性等を生かせるよう抜本的に見直すべきではないか」と問われて、「分館の配置については、地域ごとに利用実態が異なり、施設に対する思いも様々なものがあるから、地域ごとに施設機能や効果を検証するとともに、その地域の他の公の施設の状況も考慮した上で、分館の将来的なあり方について市民の皆様と丁寧に論議を重ねてまいりたい」と答えたのです。今後、議論が活発になり、より良い方向に向かって深まっていくきっかけになる答弁だったと思います。

 さて、きょうは私の番です。おそらく午後の3時過ぎには登壇することになるでしょう。TPPをめぐる新展開と市長の認識、新潟県ドクターヘリの問題をとりあげます。徹夜を覚悟して準備をすすめるつもりでしたが、体は休めろという命令が脳から出たようで、市政レポートの印刷後、約5時間眠ってしまいました。それにしても、印刷機の故障にはまいりました。よりによって、こんな時に故障しなくてもいいのに。

2013年06月14日

ドクターヘリ運航、改善に向け大きく前進

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 おはようございます。今朝はめずらしく曇り空です。でも、小鳥たちは早起きですね。朝の3時49分から鳴き始めました。気温はどれくらいなのでしょうか、蒸し暑い感じがします。

 昨日は一般質問2日目。私は最後の登壇となりました。まず、TPP問題。安倍首相の裏切りによって重大な局面を迎えていますが、「コメ、乳製品など重要農産物の関税撤廃の『聖域』確保はできる見通しと認識しているか」との質問に、市長は、「正確な情報が少ない中で、聖域確保が可能かどうかを見通すことは非常に困難」とのべました。農業団体などが言っているように、「聖域確保の具体的な証拠がない中での参加表明だった」との認識を示してほしかったのですが、政府の見解を全面的に容認する答弁ではなかったので、まあまあの答弁だったと言えます。ただ、アメリカ産牛肉の輸入規制緩和やかんぽ生命保険の新規商品販売中止に関しては、アメリカの圧力を否定し、アメリカとの交渉とは無関係なことと答弁したのは納得できませんでしたね。

 もうひとつのドクターヘリの運航についての質問では、積極的な答弁をしていただきました。「ドクターヘリのランデブーポイント(救急車とヘリが合流する場所。離着陸場)は増設に向けて上越地域消防事務組合と連携して取り組む」「ランデブーポイントがどこにあるかは市のホームページからも見られるようにする」「ドクターヘリの相互応援協定山形、福島両県だけでなく、長野県とも結ぶよう県に働きかける」、こういった答弁です。市民の方から、要請を受け、消防事務組合に働きかけたのに続いて、今回の質問により、よりよい方向に向かっていくと確信しています。

 さて、きょうは一般質問の最終日です。市役所に行くまでに、「しんぶん赤旗」日曜版の配達を1時間ほどやれればと思っています。一般質問が終わってからは議会基本条例検証委員会もあります。なかなか息抜きできません。

2013年06月15日

一般質問終わる

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 おはようございます。今朝は薄雲が空全体に広がっています。米山もうっすらとしか見えません。このまま、雲が濃くなって雨が落ちてくれればいいのですがどうでしょう。近くの林で、朝早くからキビタキが鳴き続けています。首の下と背中にオレンジ色の部分があるとか。一度も姿を見たことがないので、ぜひ見てみたいものです。

 議会は昨日が一般質問3日目。じつは前の晩、蒸し暑くてほとんど眠れませんでした。情けない話ですが、睡魔との闘いになってしまいました。そのため、ほとんどメモもとらずじまいとなりました。平良木議員の質問で、金谷山ボブスレーのソリの管理にそうとう前から問題があったことが明らかにされ、今回の質問準備を契機に部品交換、部品管理(特にブレーキ関連)も正常化へ向かっていることが分かりました。ことは利用者の命と安全にかかわる問題ですので、事実を一つひとつ解明していく展開が質問に求められていましたが、平良木議員はそれをきちんとやってくれました。内山議員と滝沢議員の質問を聴きながら、自分なら、この故郷の文化についてどれだけ語れるのかなと不安になりました。この分野についてはもっと勉強しなければなりません。

 昨日はめずらしく缶ビールをひと缶飲みました。もらったアサヒのスーパードライ350ccが冷蔵庫にひとつだけ残っていたのです。いやー、うまかった。そのおかげで、爆睡しました。

 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、午後から参院新潟選挙区候補の西沢博さんとともに街頭宣伝行動を夕方まで行います。街頭演説は以下の場所で行いますので、ぜひお出かけください。時間は多少前後することがありますが、ご了承ください

 吉川区原之町 県立吉川高等特別支援学校前 午後2時25分
 浦川原区顕聖寺 道の駅付近            午後2時55分
 牧区柳島 中心部                   午後3時40分
 三和区番町 郵便局付近               午後4時15分

 街頭演説が終わると、夜は大島区でいとこ会準備会です。千葉や埼玉からも従弟たちがやってきます。楽しみです。

2013年06月20日

6月議会終わる

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 おはようございます。今朝は雨です。先ほどまでかなり強い雨でしたが、いまは止んでいます。昨日の雨は、市内の山間部では恵みの雨になりました。その一方で、交通止めなども出て、恨みの雨にもなりました。きょうも雨がどうなるか、気をつけなければなりません。

 昨日は議会最終日でした。委員長報告のあと、討論、採決が行われましたが、討論に立ったのは日本共産党の3議員だけでした。委員会で意見を述べたからいいやではなく、本会議でも反対なら反対、賛成なら賛成の討論をしてほしいものです。

 今年度の一般会計補正予算についての討論では、平良木議員が登壇し、「この度の補正予算では、(仮称)新クリーンセンターの整備、運営事業者を選定するための入札公告にあたり、債務負担行為を設定するとしている。この事業者の選定は、DBO方式という民間事業者に事業をそっくり任せる方式が前提だ。行政にとって最も重要な市民サービスであるごみの焼却事業は、あくまでも行政が責任を持って直接運営をすべき」とのべ反対しました。採決の結果、私たち3人だけの反対であったため、賛成多数で可決しました。

 新聞への消費税の軽減税率適用を求める請願については私が反対討論しました。この請願は、消費税増税に際し、複数税率の導入と新聞に軽減税率を適用するよう政府に対して働きかけてほしいという内容でありますが、私たちは、消費税増税を前提にした請願は認めるわけにはいきません。そもそも消費税増税は一度も国民の審判を受けていませんし、消費税増税を認めるかどうかは参院選の争点のひとつにもなっています。私は、「今、国民の暮らしを守るために必要なことは、消費税の増税を前提にした、複数税率の導入ではありません。消費税増税の中止です。消費税増税中止の国民の審判を下すために全力を挙げ、地域で朝早くから頑張っておられる新聞販売店のみなさんをはじめ、多くのみなさんの暮らしと経営を守っていきます」と訴えました。採決の結果、賛成多数でこの請願は採択されました。私たち3人と、石平、佐藤、塚田、田中の4議員が反対でした。

 年金2.5%の削減中止を求める意見書提出に関する請願については上野議員が登壇し、賛成の立場で討論しました。上野議員は、「昨年11月16日に、衆議院解散に先立ち、ほとんど国会で審議されることなく、年金がことし10月から3年間で2.5%も削減される法律が強行された。年金削減によって、深刻な生活苦の中にある高齢者の皆さんの生活をさらに圧迫し悲惨な結果を招くことも危惧される。高齢者の主な収入源である年金の削減は、地域の経済にも大きな影響を及ぼし、自治体の税収入にも直結してくることは明らかだ」とのべました。写真は、この請願の採決です。私たち3人と市民クラブの4人、滝沢一成、永島、石田の3議員が賛成でした。結果は賛成少数で不採択でした。

 さて、きょうからは参院選に全力を注げます。きょうは市政レポートを作成したのち、選対会議、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。22日午後2時から新潟市の県民会館で行われる日本共産党大演説会のお誘いもしなければなりません。

2013年06月22日

地域協議会でも第三セクター持ち株会社化資料説明

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 おはようございます。昨晩はすごい雨が降りましたね。あれがもう少し続いていたら、豪雨災害になるところでした。今朝の吉川はかなり増水しています。わが家の近くで河川改修工事が行われていますが、工事用の1トンパックがいくつも崩れ落ちていました。

 昨日は市政レポートを印刷してから「しんぶん赤旗」日曜版を配達しました。印刷に時間がかかったのと、配達では参院選のお願いなどで対話がはずんだことなどから、まだ相当数、配達が残っています。きょうの午前中に終わらせたいと思います。

 昨晩は吉川区地域協議会がありました。上越市がいま取り組んでいる第三セクターの持ち株会社化について説明があるという情報が入っていたので、傍聴に出かけたんですが、7時過ぎに出かけたこともあり、担当の説明は聞くことが出来ませんでした。ただ、上越市第三セクター持株会社設立準備会が5月に株主説明資料として関係者に配布した「上越市第三セクター持株会社化の概要について」という文書が手に入ったので参考になります。

 文書を見たら、私たちが予想した通り、持株会社の設立に参加する会社は8社ではなく、7社でした。昨年の9月議会で市長は、「宿泊・温浴施設等の運営を委託している第三セクターの経営基盤の強化に資する」として、持株会社の設立準備のために必要な経費2086万円盛り込んだ一般会計補正予算を提案しました。この中には、第三セクター8社の株式を評価するために公認会計士に業務を委託する経費、945万円が含まれていました。その後の動きについては、どうしたことか、まだ議会に説明がありません。

 さて、きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の残りを配達したのち、新潟で演説会です。穀田恵二国対委員長の話を生で聴くのは初めてですので、楽しみです。

2013年06月29日

十日町市池谷、柏崎市荻ノ島を視察

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 おはようございます。今朝は曇り空です。ちょっぴり寒かったですね、朝方は。小鳥たちはきょうも早くから賑やかな鳴き声を聞かせてくれています。

 あと5年持つかと言われた集落に若者がやってきて、集落に活気が戻ってきた。わずか8世帯19人の集落がいま、ほんとうの人間らしい暮らしとは何かを問い、新潟県の、いや日本の農村を変えようとしています。上越市議会中山間地対策特別委員会は昨日、いま全国から熱い視線を浴びている十日町市池谷を訪ねてきました。コシジシモツケソウが咲く道を登り、「やまのまなびや」となっている旧池谷分校に着くと、特定非営利活動法人十日町市地域おこし実行委員会の多田朋孔さんたちが待っていてくれました。多田さんから中越大震災を契機に大きく変わったムラづくり、山清水米を中心とした農産物の直販、都市との体験交流事業、移住促進、中山間地域の保全をめざす情報発信などについて、スライドを使い、熱く語ってもらいました。「一つの集落という狭い範囲で持続可能な社会をつくりだし、全国に広げていきたい。わたしはこの活動に人生をかけようと思っている」という多田さんの言葉が私たちの心に響きました。池谷に負けない取り組みを上越でもつくりだしていきたいと思いながら、次の視察地に向かいました。写真は「やまのまなびや」の2階で多田さんの説明を聴いている委員会等のメンバー、体育館で懐かしい竹ののぼり棒などを見ているところです。

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 次の視察地は柏崎市荻ノ島(旧高柳町)です。ここは「茅葺きの里」を打ち出して今年で20周年を迎えています。これまで3万人からのお客さんを受け入れてきましたが、最近は茅葺きの家もかつての20軒から8軒にまで減ってきています。このままではいけないと、荻ノ島の今後を探るワークショップをやり、新たな集落づくりをスタートさせました。昨日は集落代表の春日俊雄さんから話を聞いてきました。荻ノ島を再生させるためにどうするか。春日さんは、①茅葺きの景観の保全、②外部人材の導入と若者の定住促進、③小さなブランドづくりを重点に取り組みをしていくと語りました。「最大の課題は、このムラで自活する人を迎えることだ」「大勢がぞろぞろ歩いているムラではなく、荻ノ島をのどかなムラ、訪れてホッとするような日本のふるさとにしたい」「これからの集落は、経営するところがないとやっていけない」「合併後、市役所の事務所が大事だと思っている。身近なところに事務所があることでホッとする」「学校がなくなると若い人を誘致できない」「伝統料理をベースにして時代の先端に結びつけたい」といった言葉が印象に残りました。

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 さて、きょうは「さようなら原発集会」が午後2時から上越市のリージョンプラザで開催されます。上越市内で初めて取り組む大規模脱原発集会です。ぜひご参加ください。

2013年07月02日

自治基本条例の一部改正を議会提案へ

 おはようございます。今朝も晴れです。一昨日入院した母はだいぶ良くなりました。ただ、まだフラフラ感はとれず、少し様子を見ることになりました。きょう、耳鼻咽喉科の先生の診断で退院の日が決まるものと思われます。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。前回の委員会で、自治基本条例の見直しについて、議会からの条例の一部改正提案は受け入れられないとした行政側の回答を受けて議論をしましたが、結論は出ませんでした。昨日の委員会は見直しをどうするか、結論を出す会議でした。

 昨日の議論では、「議会では十分議論した結果が議会からの提案になった。3つの改正点をそのまましゅくしゅくと提案していくのが基本だ。ただ、意見の一致をみるなら柔軟に対応したい」「現時点で不都合や時代にそぐわない点はないというが、そうではない。特に出資法人の追加については譲れない」などの意見が表明されました。私は議会提案全体を議員提案として出すのが基本としつつも、委員会での一致点での行動を重視していきたい、とのべました。議論の結果、最終的には、全会一致で出資法人の規定を追加することを確認し、議長に報告することになりました。

 総務常任委員会が自治基本条例の見直しで一致をみたのは、「出資法人等」に関する規定を第5章(市政運営)に追加することです。具体的には、「第 条 市長等は、市が4分の1以上出資している法人その他の団体(以下、「出資法人等」という)に対して、適切な情報公開及び個人情報の保護が行われるとともに、市の出資した目的が効果的かつ効率的に達成できるよう、必要な指導及び助言を行うことができる。2 市長等は出資法人等の財政状況を市民にわかりやすく公表しなければならない」と考えています。

 きょうから4日まで総務常任委員会の視察です。6時の電車に乗って出かけます。

2013年07月03日

デマンドバスはドア・ツウ・ドアで運行が当たり前


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 おはようございます。今朝は岡山県高梁(たかはし)市からの発信です。こちらは雨が降って、静かになっています。

 昨日から3日間、総務常任委員会の視察に出ています。柿崎駅で電車に乗ったのが午前6時24分、岡山県の備中高梁駅に着いたのが午後2時33分、じつに8時間にも及ぶ長旅となりました。でも、高梁に来て良かったです。中山間地域における公共交通をどうしたらいいかをたくさん学ぶことができたからです。昨日のテーマはデマンド交通についてでした。

 新高梁市は9年前に周辺の4町と合併して出来た市。人口は約3万5000人のまちです。面積は547平方キロ㍍、上越市の半分です。高齢化率は36.1%という高さで、旧備中町については50%を超えているとのことでした。でも、みなさん元気でした。この高い高齢化率を逆手にとって高梁の取組が全国のモデルとなるよう頑張っているのです。定住に力を入れ、子ども医療費は18歳になる直前まで無料、高校生の通学費は2分の1補助、そして地域おこし協力隊は旧4町のうち3町ですでに隊員を配置し、残りの1町も1名が内定していると言います。

 こうしたなかで公共交通はどうなっているか。民間の4条路線バス、市の生活福祉バスが走り、それと「ふれあいタクシー」とか「乗り合いタクシー」と呼ばれている10人乗りのデマンドバスが山間部の5地区で運行されています。デマンドバスを導入は、バスの停留所まで歩いていくことが困難な高齢者などをどうするかが出発点だったそうです。家から出てバス停まで歩くのが大変ですから、買い物をして、その荷物を持ってバス停から家に戻るのも大変です。だから、デマンドバスはドア・ツウ・ドア、自宅送迎型の乗り合いタクシーにしたというのです。利用料は場所によって300円から700円かかりますが、これで病院通いも買い物もできる。多くの市民から喜ばれていることがわかりました。

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 市の担当者の説明を聴いた後の質疑応答は活発でした。私は上越市の山間部でバスの行かない集落を思い浮かべながら、ドア・ツウ・ドアの考え方、旧高梁市内にも広げようとしている「公共交通空白地」対策について訊きました。高梁市では「デマンドバス=家まで行く」ととらえていて、周辺市町村でもこれが当たり前になっていることがわかりました。デマンドバスは事前予約制が原則ですが、高齢化が進み、電話をかけることも面倒くさがる人も多く、事情を承知している運転手が予約を取っているケースが多いこともわかりました。同市では、バス停から400メートル以上離れている地域、400㍍以内でも1日に1回しかバスが通らない地域については、「公共交通空白地」としています。こうした地域の住民は、路線バスの利用がぐっと減り、「外出難民」になりやすいので、今後、計画的にデマンドバスを入れていきたいという説明に、「これが本当の市民サービスだ」と思いましたね。「補助金を出していながらも、乗車している人がいないことの多いバスを運行するよりも必ず人が乗っているバスを運行する方が住民感情もいい」という言葉もうなずけました。
 
 昨日の午後、母が退院しました。病院にいた妻からの連絡によると、体を起こして食事もできるようになったと言います。これで一安心しました。

 さて、きょうは視察の2日目。山口県下関市まで足をのばし、市立しものせき水族館、「海響館」を視察してきます。老朽化している上越市立水族館をどうしたらいいのかについて考える参考になればと期待しています。

2013年07月04日

市立しものせき水族館、「海響館」で学ぶ


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 おはようございます。今朝は山口県下関市からの発信です。こちらは現在、曇り空です。朝早いせいか、何となくどんよりしていて、しかもちょっぴり寒い感じがします。

 昨日は岡山県高梁市から電車で山口県は下関市に移動して、市立しものせき水族館、「海響館」を視察しました。同市の水族館は昭和31年にオープン、当時は水産都市下関のシンボルとして東洋一の規模を誇っていました。現在の水族館、「海響館」は二代目です。平成13年に開館し、その後平成22年にリニューアルしています。建設事業費はリニューアル分を含めて146億2900万円。水族館の規模は展示水量で比較するのだそうですが、ここの展示水量は約3200トン、水槽数は75基です。上越市の水族館は約3400トンで、ここよりも少し大きいということでしたが、私には下関の方が大きいように見えました。管理運営は平成18年度から指定管理者制度に移行し、現在、市が100%出資の公益財団法人下関海洋科学アカデミーが管理しています。入館者数はオープンした年が142万人、その後、リニューアルで一時回復したものの減り続け、現在は70万人くらいだということでした。

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 昨日は石橋敏章館長などから概要説明してもらった後、水族館の展示部、管理部とも見せてもらいました。下関と言えばフグです。「海響館」では、世界にいる約430種類のフグのうち、約100種類のフグを展示していました。まあ、フグにもさまざまなのがいるもんだと思いましたね。トラフグ、ミドリフグ、マンボウなどたくさんのフグを見ていたら、水槽のガラスに映る私の顔までフグに見えてきました。やはり太り過ぎだなぁ。

 ペンギン村は亜南極ゾーンと温帯ゾーンに分かれていました。このうち、前者の水槽は世界最大級の水量約700㎥で、最大水深が6㍍もあります。見学場所は水槽の上部から下の方へと展開し、水中トンネルなどからペンギンが見えるようになっているのにはびっくりでした。温帯ゾーンでは、一人の女性飼育員がちょうど餌をくれているタイミングでした。30匹くらいといったらいいのか、たくさんのフンボルトペンギンが餌を求めて彼女の周りに集まる中で、どうやって全部に与えることができるのかとじっと見ていましたが、私の目ではわかりませんでした。飼育員に訊いてみると、ペンギンは全部、標識などにより区別できるんだそうです。すごいですね。

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 通年でやっているイルカショーも見ることができました。イルカショーを見るのは初めてです。激しい雨風が吹いている時でしたが、屋根つきの場所でアザラシとイルカが繰り広げる数々のパフォーマンスに酔いしれました。圧巻だったのは、イルカたちが水上へとジャンプしているときに近くの海峡を大型コンテナ船が瀬戸内海側から日本海側へと航行する姿が見えたことです。ゆっくり、海をすべるようにして移動していく光景はすごくインパクトがありました。

 昨日は、餌をつくっている場所、展示前に育てている水槽、様々な機械器具などバックヤードも見せてもらいました。これも初めてです。展示される華やかな部分を支えている人たちの苦労が少しではありますが、わかりました。

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 昨日の視察で、改めて思ったのは、水族館は癒しの空間だということでした。フグやイルカなどを見ているだけでとても楽しくなる、私の友達に水族館がたまらなく好きだという人がいますが、なんとなくわかった気がしました。他の水族館との差別化をすることの大切さも再認識しました。フグを活かし、関門海峡というロケーションも活かす、この企画力はたいしたものです。そして、近くには観覧車など娯楽施設もありました。石橋館長さんが、「遊具施設と駐車場が集客力に大きな影響を与える」とのべられた言葉も印象に残りました。

 さて、きょうは参院選公示日です。選挙が気になりますが、この視察は選挙日が確定するずっと前に決めてあったことから変更できませんでした。地元の仲間のみなさん、よろしくお願いします。きょうは福岡県豊前市で空き家対策について学んできます。上越市でも大きな問題となっているテーマだけに、どんな解決策があるのか探ってきたいと思います。帰りはずっと電車です。夜の9時前には家に戻ります。

2013年07月05日

福岡県豊前市の「空き家」対策を学ぶ


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 おはようございます。今朝は雨がぱらついています。パソコンに向かっていますが、何となく手がべたつきます。まだ、雨が降るのでしょうか。
 
 昨日は下関市から福岡県豊前市へ移動し、同市の空き家バンクや「空き地及び空き家管理の適正化条例」の取り組みを学んできました。空き家バンクの取り組みが停滞している自治体が多い中で、同市は担当職員を専任化し、市内の不動産業者とも協力関係を維持しながら実績をあげているのには感心しました。同市の条例には、措置命令を出しても不適切な管理状態が改善されない時は代執行できることが盛り込まれていますが、簡単にはいかない現実であることもわかりました。

 同市の空き家バンクは正式には、「豊前市空き家情報バンク」と言います。「豊前市民と都市住民との交流の拡大を図り、定住促進による地域の活性化を図ることを目的に」平成23年度から取り組みが始まりました。市内には750軒ほどの空き家があったそうですが、これを、A(使用可)、B(軽微な修理必要)、C(大規模修理が必要)、D(半壊)、E(全壊)に区分しました。このうち、A、B対象に調査し、住める空き家は約300軒としたうえで、さらに詳しく調査して絞り込み、68軒をバンクに登録したそうです。この登録数に対して購入または借家の希望数は125件にも及び、これまで契約が成立したのは30件ということでした。担当者の説明によると、「同じ県内でも担当者を専任化しているところとそうでないところとで差が出ている」「利用者は多いのに登録件数が少ない」と言います。

 同市の「空き地及び空き家管理の適正化条例」は、元々、空き地で草や木が伸び放題となっていることの苦情から出発し、平成22年から「空き家」も入れる改正をしたそうです。この条例のなかには「措置命令」に従わなかった場合には代執行できるという全国でもめずらしい規定が盛り込まれていますが、実際にはまだないということでした。

 昨日は視察が終わってから電車で約8時間半移動して家に戻りました。疲れている割にはあまり眠気に襲われず、西岸良平の漫画、『鎌倉ものがたり』や重松清の『小学五年生』を読みました。重松清の本は初めて読んだのですが、私の心の波長にぴたりと合致する本でした。むずかしい言葉を使わないで、誰もが経験するような子ども時代の思い出、軌跡をコンパクトに描いています。読後、心の中でやさしく、じわっと来るものは何なのでしょうか。重松の本にはまりそうです。

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 さて、きょうは市政レポートの印刷が終了次第、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金に出ます。選挙での支持のお願いも遅れているので、この点でも頑張りたいと思います。

2013年07月20日

比例は日本共産党、選挙区は日本共産党候補者へ


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 こんばんは。今晩も涼しいですね。ブログはこのところ、朝に発信していますが、明日は参院選の投票日ですので、公選法にふれないように12時前に発信することにしました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日刊紙の配達から始まって、後援会ニュース届け、電話かけと動きました。有権者の願いは、消費税を上げないでほしい、日本の農業や医療、保険を守ってほしい、戦争をしない国でいてほしいということです。そのためにも日本共産党を躍進させて、自公の悪政にストップをかけようではありませんか。比例は日本共産党へ、選挙区は日本共産党の候補者へ。よろしくお願いします。

 後援会ニュース届けでは、多くの人たちから激励していただきました。すでに投票を済ませた人も2人ほどありました。そのうちの一人は、「西沢さんと共産党、入れてきたでね」と言いながら、自分の畑でとれたというメロンをプレゼントしてくださいました。2、3日寝かせてから食べてくださいとのことでしたので、来週の月曜日あたりにいただきます。

 報告が遅れましたが、先月下旬に入院した母はすでに元通りに動き回っています。3日ほど前には老人会の日帰り旅行に参加させていただきました、きょうも、夕方には三輪自転車に乗って畑へ行きました。無理をさせないように注意して見守ってやろうと思います。

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2013年07月31日

南あわじ市議会よりお客さん、佐渡航路問題のその後

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 おはようございます。今朝は曇り空です。ニーニーゼミが賑やかです。ミンミンゼミの鳴き声、昨日、原之町で確認しました。いよいよ、あっちっちの夏になりますかね。

 昨日は午前中に友人の葬儀に参列してきました。吉川農協時代から農機具などでお世話になってきたKさんが亡くなったのです。10日ほど前に見舞いに行った時は、田んぼをどうするか等の心配をされ、ベッドの上で涙を流しておられました。死が迫ってきていることが分かっておられたのでしょうね。ミンミンゼミの鳴き声は葬儀が行われた福正寺で聞きました。

 いったん、家に戻ってから区内のいくつかの農産物直売所をまわりました。キューり、かぼちゃ、ナス、メロン、トマトなど新鮮な野菜がたくさん並んでいました。このうち、福平・長坂の直売所は昨年からスタートしたところです。お母さんたちが交代で店番をし、販売していますが、口コミでうわさが広まり、順調に売り上げを伸ばしています。お母さんたちの楽しい交流の場にもなっていました。ここでは、アスパラ、メロン、サヤインゲン(?)を買ってきました。上の真は福平・長坂直売所です。

 午後からは視察受け入れです。瀬戸内海の淡路島南部、南あわじ市議会から政真クラブのメンバー3人が上越市の中山間地域振興基本条例を学びたいということで来られました。今年は多いところで雪が4㍍を超えたという話をしたところ、「雪が1センチふっただけでも大騒ぎになる」と言っておられました。気象条件は大きく違っても、高齢化、人口減少などによる集落機能低下の実態は同じです。条例適用の実態、中山間地域等直接支払制度や農産物買い上げ制度などについて話がはずみました。上越市の年度ごとの方針や到達点についての議会報告の在り方と議会の審査についても質問を受けました。きちんとチェックする場を設けることの重要性を再認識しました。写真は議場での記念撮影です。

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 竹島県議から佐渡汽船問題について調べてもらったことの報告をもらいました。佐渡汽船、佐渡市、上越市、新潟県の4者協議の際の資料、レジュメ、会議録などを入手できないかと注文しておいたのですが、県からは秘密会議で、公開されていない、議事録もとっていないとの返事だったと言います。億単位の税金を投入する事案でありながら、公開しないですすめるというのはおかしいですね。また竹島県議から県議会での会議録を送ってもらいました。このなかで坂井交通政策局長は、「国道350号は昭和49年に国道に指定された路線であり、新潟―両津間及び小木―直江津間の海上部分については海上国道と呼称される場合があるが、道路区域には含まれておらず、道路法上の道路と位置づけられていない。新潟―両津航路及び小木―直江津航路は海上運送法の規定に基づいて佐渡汽船が国から許可を受けて運営している航路であり、そこに就航する船舶を道路法上の道路ととらえることは難しい」「しかし、佐渡航路は島民生活や観光に欠かすことのできない重要な航路であることから、運航事業者による対応を基本としつつも、必要に応じて公が支援することもあり得る」「両航路及びそこに就航する船舶は道路と同様に大切な交通手段であることから、交付税の算定基準に必要額を組み入れる等、国に対して一定の責任分担を求めることが必要」とのべていることが分かりました。これらは今後の議論をすすめる上で参考になります。

 さて、きょうは午前中に原稿書き、午後から県道新井柿崎線整備促進議員連盟による同路線の現地調査と県への要望が行われます。暑くならなければ助かるのですが……。

2013年08月01日

県道新井柿崎線の7か所で現地調査

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 おはようございます。夜中に少し雨が降ったおかげで、今朝はちょっぴり涼しい朝となりました。まだ、屋根から雨だれの落ちる音が時々します。

 昨日は午前中、市役所でデスクワーク。午後から県道新井柿崎線整備促進議員連盟の現地調査と県上越地域振興局への要望活動でした。いつもは上越市区選出の県議さんも同行するのですが、昨日は全員が都合悪く、秘書さんが2人同行されたのみで、少しさみしかったですね。現地調査では、県に要望する21か所のうち、7か所で車を降り、地元町内会長さんなどから具体的な要望をお聴きしました。上の写真は吉川区梶地内で市議メンバーや県の関係者に要望する地元代表の五十嵐文吉さんです。

 7か所の現地調査では、「ここは通学路。子どもたちが落ちないように、一時も早く側溝改良を」「危険度からいえば、ここは一丁目一番地だ。カーブで大型車が通ると、歩行者は危ない」「深夜、大型車が通るたびに震度3から4の揺れに悩まされている」「猛吹雪の時に車が何台も落ちたのを見たことがある。早急に防雪柵の設置をしてほしい」「歩道がフラットでないため、高齢者の電動カーが転ぶこともある」「冬になると歩道が使いものにならない。子どもたちは車道の端っこをびくびくして歩いている」などの切実な訴えが相次いで出されました。すでに手がつきはじめているところもありますが、なかには何年も同じ所で同じ要望が繰り返されているところもあります。通学路など市民の安全にかかわる箇所については急いでほしいものです。

 現地調査が終わってからは、県上越地域振興局の地域整備部のみなさんとの意見交換会でした。このなかで田辺地域整備部長は、「財政事情があるので、要望を受けたところは優先順位をつけてやっていきたい」「幅員の狭いところは戦略的に考えて対応していく」と挨拶しました。昨日の現地調査で一番早く整備が必要と言われている三和区下中地内の改良については、中川道路課長が、「ようやく事業化が決まった。これは粘り強い要望活動の結果だ。ただ、地図困難の場所もあり、スタートが遅れている」とのべました。また、同課長は、今後の整備手法にふれて、「車道や路肩を広げていくという切り口で要望を実現していくことも考えなければならないのではないか。上越市などと相談しながらやっていきたい」と答えました。また、多くの町内会長が参加して要望活動を行っている梶十文字周辺の防雪柵設置に関しては、近藤維持管理課長が、「昨年から事業化された。いま、設計を直しつつ、高橋新田の方から工事を始めて行きたい」と語りました。

 きょうは午前9時から各派代表者会議です。終わり次第、地元に戻り、市政レポートの印刷、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金の仕事をしたいと思っています。

2013年08月02日

上越でも大雨、でも被害はわずか


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 おはようございます。今朝はいい天気になりました。太陽さんの顔も見られます。それにしても、昨日の雨はすごかったですね。朝8時過ぎに家を出て、9時頃市役所に着いたのですが、途中、3回ほど車のワイパー全開でした。上の写真は午後1時過ぎに撮った写真、吉川橋のすぐ上流です。

 昨日は午前に各派代表者会議でした。総務常任委員会でまとめた自治基本条例の一部改正案を専門的な立場から検討していただき、叩き台を修正したものについての検討会議でした。9日にも代表者会議が行われ、パブリックコメントにかける案文が正式に決まります。

 お昼は吉川区に戻ってから。旧吉川町時代に旧源小学校、旧竹直小学校で教鞭をとっておられたTさん(80歳)が吉川区を久しぶりに訪問されました。昨日は、その歓迎昼食会に招かれました。20数年前の学校の様子や最近の参院選の話まで出て、とても楽しい会となりました。そこで出された料理のひとつがこれ、茹でたヨウゴとカニ風蒲鉾です。料理も美味しかったです。

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 昼食後は市政レポートを印刷し、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達を兼ねながら、浦川原区、大島区、吉川区と豪雨災害がなかったかどうか確認のために回ってきました。浦川原区の虫川で山水が土砂とともに流れ出た場所がありました。時間40ミリからの雨が降った大島区では大きな被害は出なかったようです。県道があちこちで泥だらけになったのは吉川区の山間部です。県道大潟高柳線、県道川谷十町歩線で土砂を片づけたところが数か所ありました。今回も2年前とほぼ同じ所で大きな雨になったんですね。写真は下川谷と上川谷の間で撮ったものです。

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 28日付けの市政レポート1615号、「春よ来い」の第263回、「盛之助日記」はすでにホームページに載せてあります。お知らせを忘れていました。お許しください。

 きょうは朝から夕方まで「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、そして生活相談です。夜は会議と続きます。明日は午後3時から吉川区の原之町商店街で「越後よしかわやったれ祭り」です。県立吉川高等特別支援学校の生徒のみなさんによるダンスパフォーマンスにはじまり、民謡流し、稲穂竿灯、神輿の運行と楽しいイベントになります。とくに稲穂竿灯は県内外で話題になるほど注目されています。ぜひ一度ごらんになってください。

2013年08月06日

観光開発めぐり活発な議論

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 おはようございます。今朝は落ち着いた朝となりました。昨日は日中、青空が見えたものの、夜は雷を伴う激しい雨でした。上の写真は吉川区のシンボル、尾神岳です。

 昨日は新潟から少し早めに帰り、夕方の「市民との意見交換会」の準備をしました。議会基本条例や自治基本条例の見直し問題、原子力防災対策、並行在来線対策、総合事務所の産業建設グループの集約など、いまでは忘れている議論を思い出すために、いろんな資料に目を通しました。でも、事前に予想して準備したものはひとつも出ませんでした。おもしろいものですね。

 昨晩は市内の3会場で「市民との意見交換会」が開かれました。私は文化会館会場の当番で、総務常任委員会を代表して答弁する役でした。市民の参加者は10人と少なかったのですが、このうち8人が、「歩道が踏切に入った途端なくなって危険だ」「春日山城を生かした観光は市内の他地域、他市との連携が求められているのではないか」「史跡指定されたところの開発は難しいが、もてなしの施設をつくってほしい」「介護保険料の延滞金問題は議会としてのチェックが甘すぎる」「(おれおれなど)詐欺行為にたいする注意喚起は議会でもことあるごとにやってほしい」「市の公共工事の落札率は95%と高い。新潟市並みにするだけでも数億円の金が(他の分野で)使える。もっと努力を」などの意見、要望を出してくださいました。参加者の多くは発言したくて参加されている、そのことを再認識しました。

 「市民との意見交換会」は午後6時半から8時までの1時間半です。昨晩の会でもったいないと思ったのは春日山城を中心とした観光開発についての議論です。マスタープラン、他地域との連携の在り方などで議論が深まりそうなところまでいったのですが、そのまま続けていると、他の参加者が発言する時間がなくなりそうだったので、打ち切りとなりました。前半45分はテーマを決めて意見交換する、後半45分は何でもけっこう、そんな工夫をするといいかも知れませんね。

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 市政レポート1616号、「春よ来い」の第264回、「風が通るとき」をホームページにアップしてあります。お時間のあるときにごらんになってください。

 きょうは母を病院へ連れて行く日です。眼の定期検査です。たまには親孝行しようと思っています。

2013年08月10日

中郷区でも市議会意見交換会

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 おはようございます。昨日の強い風はどこかへ行き、今朝は静けさを取り戻しています。もっともセミたちの鳴き声はいつも通りですが。

 昨日は5日に続いて市議会意見交換会でした。名立、板倉、中郷の3会場で行われましたが、私には中郷区の「はーとぴあ中郷」を割り当てられ、担当した仕事は書記でした。会場には中郷区地域協議会の人たちを中心に12人の方が集まってくださいました。

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 この会場も先日の文化会館と同じく、参加者数は少なかったものの、発言は活発でした。「中郷の宝物は自然と子どもだ。定着できるよう小さくてもいいから就職できる企業誘致をしてもらいたい。またスポーツ指導できる教員の増員を」「北陸新幹線の開業後、相互乗り入れ、ダイヤ編成では、なじんでいる区間で不便を与えないようにしてほしい」「自殺率が新潟県は2番目だ。一時下がったが、なぜ、また上がったのか。松之山方式で解決したところもある。診療所を設置して、そういう相談もできるようにしてもらえないか」「LED照明について、上越市には補助制度がない。市独自として助成制度作るべきだ」などの声が出ました。これらの意見や要望については市議会の課題調整会議で対応策を決めます。

 昨日は、意見交換会のもち方、周知方法についても注文が出ました。「もっとテーマを絞った中で意見を集約してやっていかないと根に入った意見が出てこない」「町内会関係者がだれも来ていない。地域協議会委員ばかりだ。町内会(宛て案内文に)に2、3人お願いしたいくらい書いてもいいのではないか」などの声です。議会側からは、「テーマ設定については過去にもやったことがあるが、発言者が少なくいまの方式にしたが、検討してみたい」などの答弁をしました。他会場でも、意見交換会のあり方について検討すべきとの声が出ているようです。議会と市民が実りのある意見交換をするにはどうしたらいいのか。テーマ設定、意見交換会の長さ、議員の発言の在り方のついて真剣な検討が求められていますね。

 きょうは、午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をした後、頸城区希望館で開催される「住民自治と合併を考える会」の10周年記念集会に参加します。私は会員ではありませんが、勉強会の講師を務めたこともあることから、きょうは来賓として招待されています。夕方からは高校の同期会です。どんな人たちと再会出来るのか、とても楽しみです。帰りは夜遅くなるでしょう。

2013年08月21日

吉川区上川谷地内の県道が大雨で決壊、交通止めに


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 おはようございます。昨日は夜中まですごい雨でしたね。私の住む吉川区の観測所では降り始めから夕方までの降雨量が100ミリを超えたところもありました。夜の降雨量もプラスするともっと大きな数値になるでしょう。

 私は昨日、視察の受け入れなどがあり、午前から市役所に行き、そこから離れることができませんでした。夕方、家に戻って、吉川の水位をみてびっくり。もう少し降り続ければ、堤防を越える事態になりかねない状況でした。これはたいへんだと、総合事務所へ行くと、やはり今年1、2番の降りで、被害も出ていました。主要地方道上越安塚柏崎線で道路が決壊し、通行止めになっていたのです。場所は吉川区上川谷地内です。説明を受けてから現場に飛びました。途中、上川谷の町内会長さんにお会いしましたが、崩れ落ちるときはすごい音がして、隣の家の人と見に行ったそうです。沢を流れ落ちてきた大量の水が道路をオーバーし、道路を削り取ったようです。この決壊で舗装は浮いた形になりました。災害復旧工事が終わるまで大島区板山と吉川区上川谷の間は通れなくなります。地元の人たちは遅くても冬が来るまでには復旧させてほしいと言っていました。新潟県には急いで工事着手してもらいたいものです。写真は現場の写真です。

 昨日は午後から京都府福知山市議会議会運営委員会のみなさんが視察に来られました。中山間地域振興基本条例の制定とその後の動きについて学びたいとやって来られたのです。議会各会派の幹部クラスの人がはいっておられ、私の説明後は、「議会基本条例との関連はどうなっていたか」「市や市民の責務、役割は書きこんであるのに議会の役割が書いたないのは疑問だ」などの質問が相次ぎました。意見交換後は議場や第1委員会室を見て、ここでも意見交換しました。ユーストリームを使ったインタネット中継は福知山市議会よりも上越市議会の方が一歩前に出ているとのことで評価してもらいましたが、「一般質問で2回目以降も市長や部長が自席で答弁しないのはおかしい。改革が必要だね」という声もいただきました。いい勉強になりました。

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 きょうは午前から会議の連続です。午後には定例議員懇談会、勉強会などがあり、夜8時過ぎにならないと帰れそうもありません。原稿書きの方がちょっと間に合わないなぁー。

2013年08月22日

介護施設の譲渡などの問題点が明らかに


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 おはようございます。今朝は5時半からお宮さんの掃除でした。明日の町内会の祭りの準備です。ビビラで掃除したのですが、汗びっしょりになりました。今朝の天気は曇りです。ちょっと蒸していますね。

 昨日は朝刊を見てびっくりしました。地元新聞で市長選についての記事が掲載され、その中で、「共産党は今回、独自候補者の擁立を現段階で見送る方針」と書いてあったからです。いま、まさに候補擁立をどうするか最終的な検討に入るところだっただけに、「えっ」と思いました。擁立するかしないかは組織政党ですから機関で決めます。その決定をしたかどうかの確認をしていただければ、こういう記事にはならなかったはずです。新聞社には訂正記事を書くよう要請しましたので、明日にはその記事が出るでしょう。選挙報道については昨年の知事選で、ある新聞社がわが陣営の候補者を間違って報道する事態も起きています。他社よりも早くという気持ちはわかりますが、取材はきちんと行っていただきたいと思います。

 昨日は厚生常任委員会と市社会福祉協議会の懇談会にはじまり、議員懇談会、議員勉強会、議会基本条例検証委員会の懇親会と続きました。このうち、厚生常任委員会と市社協の懇談会についてお知らせします。

 今回の懇談会は市社会福祉協議会からの申し入れにより実現したものです。大竹敏一事務局長から社会福祉協議会の現状と課題について報告があった後、意見交換が行われました。上の写真はその時のものです。

 上越市社会福祉協議会は、上越地域14市町村の合併に伴い、平成16年12月28日に誕生した組織で、上越市の地域福祉推進の中核的な存在となっています。しかし、合併後9年目を迎えるなかで、国や市の厳しい財政状況が反映して、運営財源にも影響が出てきています。大竹事務局長の報告では、介護保険等サービス事業からの繰り入れで地域福祉活動を行っている状況だということでした。そして、今後予定されている交付金の減額や介護保険制度の見直しによって、いっそう厳しい運営を強いられる見通しといいます。市社会福祉協議会では職員の減員、組織体制へのブロック制の導入などに取り組んでいるものの、市からの支援が欠かせないと訴えていました。

 意見交換の中で、厚生常任委員からは、「これまで市所有だったデイサービスなどの介護施設が市から社協に譲渡された。今度、社協が施設を所有して経営して行くとなると、減価償却費などがかかってくる。これまで指定管理者として運営してきたなかで、デイサービスなどの収入が財政面でどれだけ貢献してきたか」「地域福祉の事業は、社協のみなさんだけでなく、市も自ら取り組んでいかなければならない事業がある。市の行政とつき合わせをしているのか」「施設の譲渡が終わっている段階に来て、維持修繕費がかかる、土地代金などが社協持ちになり、財政が厳しいという声が出るのは残念だ。しっかりと今後の方向性を示してほしい」などの声が出ていました。

 これに対して市社会福祉協議会の幹部からは、「いただいた意見についてはこれから私たちも協議して行きたいと思っている」「いまさら、維持管理費や土地代金のことなどを言いだされてもとの声があったが、(介護施設の)譲渡の際、市長にも陳情したし、いろんなところに何とかしてほしいと訴えてきて、今日に至っている」「いま本当に必要とされている地域サービスを担っていると思っているので、それらは継続しなければならない」などの回答がありました。

 今回の意見交換では、合併によって、財政運営面にマイナスの影響が出ている点や市からの施設譲渡の矛盾も見えました。また、今後、介護保険制度の見直し、改悪が社会福祉協議会の運営にも大きな影響が出ることが明らかにされました。この点、成果だったと思います。しかし、双方のやり取りがなかなかかみ合っていなかったのは残念なことでした。

 さて、きょうはこれから市政レポートを仕上げて、印刷に入ります。その後、お昼過ぎまで、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後から、文教経済常任委員会を傍聴する予定です。

2013年08月23日

文教経済委員会、再び佐渡汽船㈱を召致して参考人質疑


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 おはようございます。今朝は雨です。きょうは地元町内会の祭りですが、23日は雨の日が多いですね。

 昨日は市政レポートを印刷後、浦川原、大島、安塚と回りました。これらの地域では、先日の雨被害はたいしたことがなかったようです。上の写真は大山温泉の上の方で撮ったものです。ソウメンカボチャがたくさんなっているので、懐かしくなりました。というのは、かつて、わが家の牛舎の堆肥場付近には種もまかないのに、このカボチャがたくさんなったことがあったからです。

 午後からは文教経済常任委員会でした。小木直江津航路の運航支援について、佐渡汽船㈱から木村専務と尾崎経営企画部長を参考人として召致しての質疑、支援する上越市側の担当幹部に対する質疑が行われました。

 最初に佐渡汽船㈱の方から中型高速カーフェリーの導入計画概要の説明がありました。この中で明らかにされた主なものは、以下の通りです。

 ●航海時間を片道100分以内とすることで、1隻体制による利用しやすい2往復ダイヤが可能となる。ゴールデンウィークや夏季繁忙期などでは、需要に応じて3往復ダイヤも可能。
 ●新たに購入する船については、納期と建造実績からカタマラン(双胴船)を軸に検討をすすめていること。
 ●小木直江津航路の収支シミュレーションをしたところ、平成27年度、輸送人員20万人、航送換算台数3万6500台で試算すると、平成24年度実績と比較して、運航収益は3億2600万円増えて10億8400万円に、運航収支は2億2200万円改善され、マイナスの1000万円となる見通しである。
 ●今年の9月には造船会社と建造契約を締結したい。
 ●運航ダイヤは北陸新幹線との接続を含めて検討していく。

 佐渡汽船㈱に対する質疑では、日本共産党議員団の上野議員が、「支援スキームに狂いを生じた場合、いったん立ち止まるというのは間違いないか」と確認しました。これに対して木村専務は、「まさしくその通りだ」と答えました。さらに、同議員は、「収支シミュレーションによると、新船舶導入で運航収支のマイナスが大きく減るとなっているが、そんなに効果を発揮できるのか」と質問しました。これについては、尾崎部長が、「100分運航が可能になれば、利用しやすいダイヤが組める。それに北陸新幹線開業に伴う改善もある。夢の数字を出しているわけではない」と答弁しました。他の議員からは、「収支シミュレーションは平成27年だけではだめだ。複数年を示すべきだ」などの質疑がありました。

 この後、上越市当局が小木直江津航路についての「公的支援の考え方」を明らかにしました。この中で、「負担割合に係る佐渡市との協議は平行線だが、その後の協議で、『公的支援にあたり、両市それぞれの立場で、それぞれの根拠を基に支援すること、またその結果、船舶購入費に不足が生じた場合は、佐渡汽船㈱が自ら負担すること』については、8月19日に佐渡市との間で合意した」、その結果、「当市の負担割合は21.7%とし、支援額を上限2億6040万円とする」とのべました。簡単に言うと、合意は出来ていないが時間がない、ついてはそれぞれの市が考える根拠に基づき、支援を行おう、足りない分は佐渡汽船㈱で出してもらうということです。なんか、しっくりしませんでしたね。こんな形で公的支援が決められていいのでしょうか。

2013年08月28日

9月議会資料との格闘始まる

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 おはようございます。昨日もいい天気でしたね。写真は市役所へ向かう途中、頸城区で撮ったものです。遠くに中部電力の煙突が見えます。でも、今朝は先ほどから雨になりました。この降り方だときょうは稲刈りできないかも。

 昨日は党市議団会議でした。膨大な9月議会資料との格闘がはじまりました。まずは提案理由を3人で読み合わせ、それぞれが所属している常任委員会の資料を読んで、質問すべき課題を提起することにしました。(仮称)厚生産業会館をめぐる諸課題、総合事務所産業建設グループの集約、市教委のコミュニティスクールなどがクローズアップされることになるでしょう。当面する問題では佐渡汽船㈱の新造船問題にどう対応するかで議論しました。また、公務員給与削減問題では市職労と情報交換したいと思っています。

 党議員団会議のなかでは議会運営委員会のことも報告されました。一般質問をいつやるかが議論されています。定例議会の最後の方で一般質問をやっていますが、これだと通告したことを直前の委員会で議論されてしまうことがあります。また、常任委員会の最中に行政側から質問について聞き取りを受ける時間もとられるケースが多くなっています。他市町村議会では議会の最初の段階で一般質問をするところが多いと聞いています。私も町議会時代はそうでした。県議会もそうです。改善してほしいものです。通年議会の取り組みについてはメリット、デメリットがあることから引き続き検討していくことになったそうです。

 きょうは午前中に市職労事務局と意見交換、その後は党議員団会議です。水曜日ですので、市政レポートの作成もしなければなりません。きょうは1週間で一番忙しい日になります。

2013年08月31日

総括質疑の通告は11項目にも


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 おはようございます。今朝は寝坊してしまいました。涼しくなってきたら、よく眠れるようになったようです。外の天気はいいようで、セミたちの鳴き声が賑やかです。

 昨日は総括質疑の準備、聞き取りで忙しい日となりました。朝、8時半に家を出て、高田周りで市役所に到着したのが9時半過ぎでした。それから、質疑の通告文を書くために約2時間かかりました。通告した内容は、(仮称)厚生産業会館整備事業の総括、デイサービスセンター等の民間事業者への譲渡、介護保険の総括、北陸新幹線上越妙高駅周辺地区における企業等の立地の促進に関する条例、一般職の給与削減、小木直江津航路への支援など11項目です。党議員団で質問すべきだというものをほとんど通告にあげました。

 お昼を食べて12時半より担当課から質疑についての聞き取りがありました。いつものことですが、課長さんたちとやり取りしているとつい熱が入ってしまうことがあります。昨日も一部でそういう場面がありました。聞き取りが終了したのは午後2時半過ぎでした。途中で、同席していた平良木議員からも言われたのですが、通告事項が多すぎた感は否めません。1回目の質疑だけで45分くらいかかるんじゃないかと言われてしまいました。質疑はコンパクトに、核心を突くようなものにすること、を意識して前日までに準備したいと思います。なお、私が総括質疑で登壇するのは早ければ、5日の午前、遅くとも同日の午後になるでしょう。

 昨日は市役所から地元に戻って、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金でした。天気が悪かったので、ほとんどの読者の方が家におられました。上の写真は、そのうちの1軒で撮らせてもらいました。干しナスづくり、最近、よく見かけるようになりました。大量にとれるナスをどう保存するか、冷蔵庫に入れるにも限度があります。こうして干せば、量も少なくなるし、甘みもうま味も増すということです。夕食では母の漬けたナスを食べました。

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 きょうは朝8時に家を出て、午前中、総合防災訓練です。その後は、地元に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金で動きます。

2013年09月01日

北諏訪地区で総合防災訓練実施

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 おはようございます。今朝は屋根から落ちる雨の音が聞こえます。ポツン、ポツンと……。昨晩、いっときでしたが、強い雨風になった時には「いよいよ、でっけ雨が来たか」と覚悟したのですが、ホッとしています。

 昨日は市の総合防災訓練の日でした。今年度の当初予算では、大規模水害を想定した総合訓練を行うために489万円の予算を計上していました。今年の夏の豪雨災害を見たら、この想定はどんぴしゃりでしたね。今回の総合防災訓練は、市民や市役所職員など1000人を超える人たちが参加し、私が市役所へ行くとき必ず通っているルート、北諏訪小学校周辺などで行われました。北諏訪小学校は飯田川のすぐそばです。

 今回は飯田川や保倉川が氾濫しそうだとの想定での訓練でした。一昨年の7月末、上越市の吉川区、大島区を中心に大きな被害の出た水害では、避難に関する情報伝達がうまくいかなかったことが問題になりました。今回の訓練は、この点を意識したものとなっていました。防災行政無線や防災ラジオなどを通じて出された避難準備情報や避難勧告などがきちんと伝わったかどうかが試されました。昨日聞いた限りではうまくいったようです。

 平場での水害で近くに高台がないところでは、避難先となるのは学校です。当初、川のすぐそばの学校へ避難するのはどうかなという思いがあったのですが、一定の高さのある学校の教室棟、屋上というのは避難場所としてはもっとも安全な場所です。納得できました。今回の訓練の前に、地元の町内会ではワークショップをやって、どういうルートで避難したらいいか、危険個所はどこにあるかなどを検討したといいます。避難者の列のなかにリヤカーでお年寄りや車いすを運ぶ姿を見て、今回はいままでと違うなと感じました。

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 言うまでもなく、総合防災訓練では避難訓練だけでなく、災害時緊急放送訓練、土のうによる水防訓練、医療救護訓練など様々な訓練が行われます。昨日は上越ケーブルビジョン、上越地域消防事務組合、医師会、東北電力、赤十字など20近い組織が参加していました。そのなかで私が注目した訓練のひとつは医療救護訓練です。大水害によって多数の負傷者が発生した場合、現場では傷の程度を即座に判定し、治療や搬送の優先順位を決めなければなりません。そのために、トリアージ・タッグを使って負傷者を黒、赤、黄、緑の4つに分類する。災害時ならではの対応で出来るだけ多くの人を救助する仕組みが考案され、取り組まれていることを恥ずかしながら初めて知りました。上越総合病院のカゴシマ先生が、医師と救命士の連携の重要性、負傷者を分けるときなどにボランティアが大勢必要であることなど、とてもわかりやすく説明してくださいました。

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 もうひとつ、今回の訓練で注目していたことがあります。それは今年度予算で約260万円かけて導入された「災害時等情報連絡システム」(木田庁舎、教育プラザ、13区総合事務所をつないでテレビで会議を行う仕組み)がどう機能したかです。昨日はこのシステムを使った会議を初めてやったとのことでした。東京都の半分にもなる大きな面積がある上越市にとって、災害時の緊急会議を1か所に集まらないで行えるかどうかは重要な問題です。残念ながら、昨日は北諏訪地区にずっといましたので、この会議の模様は見ることができませんでした。防災危機管理課が記録をとっているなら、議会側にも見せてもらいたいものです。

 さて、きょうは日曜日です。天気の様子を見ながら、草刈りをするか、議会の準備をするか思案しています。

2013年09月05日

9月議会始まる


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 おはようございます。今朝はまた雨です。しかも湿度が高いときています。太っている人間は汗をかきやすいようで、朝替えたばかりの下着をまた替えなければなりません。

 昨日から9月議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、4議員が登壇し、総括質疑を行いました。きょうも3議員が登壇します。私は最後の7番目、通告項目が11項目にも上り、どれだけ、コンパクトに質疑を行うかが課題です。水曜日から木曜日の朝は私の1週間の中でも最も忙しい時です。市政レポートの作成、印刷があるからです。昨晩から片面ずつ約4000枚の印刷をしました。総括質疑の最終段階の準備はこれからです。どうも間に合いそうもありません。

 昨日は議会が終わってから高田をまわってきました。駅近くで「夜の街オリエンテーリング」があるというので、その様子を見に出かけたのです。今回はたしか3回目だったと思います。昨年はチケットも買い、いままで出かけたことのない店に入りました。そして、こんなふうにすれば夜の街は賑やかになるよ、ということを学びました。今回は議会準備などがあってチケットを買わなかったのですが、気になって出かけてきたのです。何人もの知り合いと会い、よかったです。開始ちょっと前から雨が本格的に降りだし、私は午後7時過ぎには現地を離れました。写真は開会前のものです。

 では、これから出かけます。

2013年09月06日

(仮称)厚生産業会館整備事業などで総括質疑

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 おはようございます。今朝は涼しいというより寒さを感じました。毛布1枚では足りず、もう1枚、引っ張り出しました。外は曇り空です。「しんぶん赤旗」の配達の際、尾神岳を見たら、霧が発生していました。写真がそれです。

 昨日は総括質疑2日目でした。私は3番目に登壇し、昨年度の一般会計決算、介護保険特別会計決算、今年度の一般会計補正予算などについて11項目質疑を行いました。質疑の範囲が広く、荒削りとなってしまいましたが、委員会での議論の基調を定める上で一定の役割を果たせたのではないかと思っています。市長にとっては任期最後の定例議会です。市民も市長の発言や態度に注目しているようで、ケーブルテレビを見ていた人から、「おまんの答弁になったら、市長の声が急に大きくなった」などという声が寄せられました。ま、みなさん、よく見ていらっしゃいますね。

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 (仮称)厚生産業会館整備事業については昨年度、一番と言ってもいいくらい関心が高まった事業でした。当初、基本構想を作って、基本設計等もやる目標でしたが、基本構想案に対する地域協議会などからの反発があって、予定通りには行きませんでした。決算は総括の場ですから、目標に対しての達成度、成果と問題点などを整理して議会に示すべきでした。それらを繰り返し指摘しましたが、「パブコメなどで市民から多くの意見をいただいた。今後の基本設計、実施設計においても、今まで同様、市民の皆さんからご意見をききながら丁寧に進める」と答えるのみでした。他の事業のように成果や課題をきちんと整理したのかどうか疑問が残りましたね。

 デイサービスセンター等を民間事業所に譲渡したことに関しては、先の厚生常任委員会で、市社協の幹部から、譲渡について合意したものの、譲渡後の施設の減価償却費や土地代金などについて、市長やいろんな人に働き掛け、解決を見ずに今日に至っているといったニュアンスの発言がありました。これらのことをとりあげたのですが、市長は、「今回の譲渡は、各事業者が経営判断に基づき個々の施設を選択し、双方合意の下でなされている。未解決の課題があるとは認識していない」とつっぱねました。どうあれ、市社協がきびしい運営をせざるを得ない状況は残っているので、今後の動きに注目していきたいと思います。

 昨年度の改定で上越市の介護保険料は全国で第3位になりました。あちこちから高額保険料に対する悲鳴が聞こえてきています。市長は、「現行の介護保険料は、第5期の計画期間において大幅に増加した給付費に対応するため、一定のルールに基づき算定し、増額となったものだ」「(なぜ高くなったなどの問い合わせなどに対しては)要介護認定者が多く、介護保険給付費の増加が直接介護保険料に反映されること、また、この給付費を下げるために生活習慣病予防などの『介護予防』の取組に努めていることなどを丁寧に説明させていただいた」とのべるにとどまりました。昨年度の介護保険運営を振り返って、「居宅サービスと施設サービスのバランス」を強調していることから、その内容、何故、このバランスを追求しているのかについては、論理的説明を得意としている市長にしてはまったく意味不明の答弁が繰り返されました。今後の厚生常任委員会で実務を担った幹部職員がどう発言するかしっかり見ておきたいですね。

 まだまだ書きたいことはいっぱいありますが、この総括質疑については録画をいま一度見て、次回の市政レポートなどでお知らせします。少し時間をください。

 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。文教経済常任委員会の傍聴です。また、生活相談もたまっており、その対応もしたいと思っています。

2013年09月07日

文教経済委員会1日目は教育委員会関連審査

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 おはようございます。先ほど「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版の配達から戻ってきたところです。日曜版の配達は、議会開会中なのでいつもより遅れていますが、お許しください。今朝はまずまずの天気です。吉川区の旧旭中学校のそばではホールクロップサイレージの袋がいくつも並んでいました。牧草が植わっていた記憶はないので、飼料用稲のサイレージかも知れません。

 昨日から市議会は常任委員会が始まっています。トップは文教経済常任委員会です。教育委員会関係の昨年度の決算について審査が行われました。

 市内には教員住宅が板倉、吉川など5か所30戸あります。昨年度の入居戸数は22戸でした。市教委は、建物の老朽化が進んできていることなどから、教員住宅の今後の在り方の検討に入ることにしていますが、5か所の中で最も古い板倉教員住宅(昭和49年建築)については、地域に民間アパートもあるので廃止の意向であることを明らかにしました。教員住宅は貸付料が月額1万5000円から3万9000円と比較的安いことから、教員のみなさん方には助かっている人たちがいることも事実、今後の動きに注目です。

 放課後児童クラブの施設については一人当たり1.65㎡が基準になっています。昨日の委員会では過密状態になっている東本町などのクラブについて早期に解消するようせまる発言が相次ぎました。放課後の子どもの居場所を確保し、健全育成に貢献するこのクラブは、現在、市内で43か所開設されています。未設置区域をなくすことは勿論のこと、特別な配慮を要する子どもへの対応などで一層の改善が進むよう努力してほしいものです。

 昨年度、市内のすべての市立幼稚園、小中学校においてフッ化物洗口が実施されました。ただし、希望者への実施という形です。小学校では約300名の児童が、中学校では約500名の生徒が希望しなかったといいます。日本共産党議員団の上野議員は、「野澤教育部長は問題ないとしているが、20数年前からいまも議論が続いているし、弁護士会の訴えもある。押し付けとならないよう慎重を期すべきだ」と訴えました。これに対して野澤部長は、「親御さんたちに判断材料を示しながらやっていくが、情報の出し方については検討していく」と答弁しました。

 昨日の委員会では厳しい議論がある一方で、委員会室が笑いで包まれる場面もありました。テレビが子どもに与える影響は大きいきものがありますが、中野教育長は、TKBとかTKCという言葉を紹介して笑いを誘いました。TKBは「テレビを消して勉強する」、TKCは「テレビを消してコミュニケーションする」という意味だとか。また、吉田学校教育課長は、小学校と中学校の特徴を説明するのに、母性と父性という言葉で説明し、委員会室にいたみんなをうならせました。理論的ではないけれど、現場での経験から出た言葉はじつにわかりやすかったですね。

 さて時間です。これから中学校の運動会に行ってきます。その後は「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2013年09月10日

文教経済委員会2日目


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 おはようございます。朝起きて、空を見上げたら、一面雲です。どんどん広がっていくのがおもしろく、しばらく見入ってしまいました。

 昨日は文教経済常任委員会2日目でした。市長選対策会議の準備や生活相談に追われながら、委員会の様子が気になりました。いままでと違って、助かるのは、インターネット中継を見ながら議員控室で仕事ができることです。聞いてみたいところはパソコンの画面で見る、あとは音を聴きながら別の仕事をする。慣れてくれば、同時進行でいくつも仕事ができます。もっとも基本は傍聴です。委員会の雰囲気をまるごとつかむにはネット中継では不十分ですから。それに、委員会室にいないと、番外発言もできません。写真は中継画面です。

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 文教常任委員会では、党議員団の上野議員がいます。「買い物利便性向上モデル事業」「佐渡汽船㈱小木直江津航路の支援」などについて質問していました。このうち、買い物利便性向上モデル事業では、私の地元で2つの商店が活用して、移動販売や無償送迎業務行い、利用者のみなさんから喜ばれています。上野議員もこれらの取り組みを評価する発言をしていました。決算審査ですから、厳しく追及しなければならないことが多いのですが、評価すべきことがあるときはちゃんと評価することも大事です。佐渡汽船㈱については、この間、新船舶造りにあたっての支援問題で幹部の発言が揺れました。佐渡、上越両市の支援額で足りなかった場合にどうするかで会社方針が二転三転したのです。上野議員はこれまでの事実経過を確認し、会社の誠意ある対応を求めて市も動くよう求めていました。

 きょうからは厚生常任委員会です。平良木議員が先日の総括質疑を踏まえ、どんな論戦をしてくれるか楽しみです。間もなく、妻を柿崎駅まで送り、そのまま市役所に行きます。

2013年09月11日

医療費の伸び、昨年度は0.7%にとどまる

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 おはようございます。今朝もいい天気になりました。実りの秋、イネはもちろんのこと、クリも収穫時期を迎えています。わが家の近くでは、たくさん生っていて、とてもいい姿を見せてくれています。写真は、この栗の木の今朝の姿と空です。

 昨日は厚生常任委員会でした。議員控室でインターネット中継を見ながら生活相談などの対応をした後、午後の後半から委員会の傍聴をしました。

 注目した議論のひとつは昨年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算の審査です。すばらしい議論でした。市が平成20年から取り組んできた糖尿病・高血圧等生活習慣病予防について、「上越市の疾病別医療費の状況と今後の課題」としてまとめ報告、それをめぐってじつに活発な議論が行われました。

 報告の概要は、「医療費の伸びは対前年比約3%で推移してきたが、平成24年度は0.7%の伸びにとどまった。60~74歳の医療費が安定化してきており、糖尿病等は改善傾向にある。健診受診とその後の保健指導による効果が現れてきているものと考える。今後は50歳代の受診率の向上、保健指導の徹底で脳出血等、循環器疾患減少に向けた取り組みを強化したい」というものです。

 これに対して中川委員は、脳出血、高血圧性疾患などがこの間、一時減少したものの、再び増加していることの分析、健康診断を受診した人の発症率等を問いただしました。また、日本共産党議員団の平良木委員も、「効果が現れてきたというが、まだ1年こっきりだ。手放しで評価できないのではないか。疫学調査は何年も調査して結論を出すものだ」と質問しました。

 中川委員の質問に対しては、担当の国保年金課長だけでなく、健康づくり推進課の渡辺副課長が専門家としての見解をのべました。副課長が堂々とした態度でテキパキと答弁するので、感心してメモをとるのを忘れるくらいでした。報告にあった、「脳出血者は健診・医療機関も未受診者が多い」「男性が多い」ことなどが具体的に、丁寧に明らかにされたのです。栗本健康福祉部長も、平良木委員の質問に、「まだ期待の段階だ。さらに分析が必要だ。例えば、糖尿病についていえば、いい薬が出て下がったのではというのもある。もう少し様子を見なければならない」と応じていました。

 担当課がまとめた報告は全体で7ページ。表あり、個別分析ありで、じつにわかりやすいものでした。それがあったから、昨日のような真剣な議論ができたのではないでしょうか。そして、もうひとつ、昨日の委員長のさい配は見事でした。

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 きょうも厚生常任委員会です。なるべく早く市役所へ行って仕事をしたいと思っています。一般質問の通告の締め切りも明日の夕方までです。この準備もしなければなりませんし、市政レポートの原稿書きもあります。忙しい一日になりそうです。

2013年09月12日

厚生常任委員協議会で特養などについて厳しい議論

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 おはようございます。今朝は雨がぱらついています。一昨日、昨日と晴れが続いたので、きょうもと期待した稲作農家も多かったのではないでしょうか。太陽さんが一回、ちゃかちゃかすれば刈り取りできるので、晴れてほしいですね。写真は昨日、頸城区で撮ったものです。

 昨日は市議会厚生常任委員会と委員協議会でした。委員協議会では今期の介護保険事業計画に登載されていた特養とミニ特養(今回は1つ)について整備事業者が「決まった」との新聞報道を受けて、急遽、開催されたものです。議長や委員長にも事前に情報が伝えられていなかったこともあって、活発な議論が行われました。

 委員協議会で健康福祉部長と担当課長が経過説明の中で、「議会への配慮が足りなかった」と陳謝しました。また、事業者を選定するにあたり、法人としての姿勢、職員配置、地域との連携など通常の評価項目の他に、新たに入所待機者数が100人を超えているかなど「加点評価」を導入したことを明らかにしました。

 これに対して委員会では、「地域バランスを考えるべきだ。市政にそういう配慮がないのか」(平良木委員)「入所する人はできるだけ自分の住んでいるところの近くで終わりたいというのがある。市は政策的判断を持つべきだった。途中で、わざわざ待機者の多い地域ということを加えたのはなぜか」(柳沢委員長)、「地域バランスが大事だ。新しく造るときこそ配慮がないと、合併すれば人口の多いところへ(施設は)行くということになる。地域にどうバランスよく配置し、どう使われるかが問われる。さみしい話だ」(宮崎委員)など疑問の声が続出しました。

 今後。今回選定された整備事業者と県や市が事前協議して、正式に事業者が決まりますが、今後、どう動くか注目です。委員会では正副委員長で所見案をまとめ、今後どうするかについて議論していくことにしています。

 きょうはこれから市政レポートを印刷して、その後、市役所に向かいます。

2013年09月13日

昨年度の住宅リフォーム促進事業、執行残271万円


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 おはようございます。今朝は曇りです。ただ、先ほどから時々、太陽の光が見えますので、ひょっとすると、日中はいい天気になるのかも知れません。母はこの天気を見越して、一昨日、昨日と大根の種まき、白菜の苗の移植をしました。

 昨日は建設企業常任委員会でした。一般質問通告の締切日だったので、それを最優先し、委員会の傍聴は少ししかしませんでした。気になったのは住宅リフォーム促進事業です。昨年度は8166万円の予算だったのですが、271万円もの執行残が出てしまいました。理由は「工事内容の変更による補助金額の減や、事業の取りやめが25件発生した」ことによるのだそうです。同事業は前期と後期に分けてあり、前期での取り止め分は後期分に追加したといいます。ただ、後期分については多くが年明けに出てきて、対応できなかったというのです。でも、もう少し、頑張ってほしかったですね。1月になっても家の中でのリフォーム工事ができます。1月末あたりにもう一度抽選会をやってもよかったのではないでしょうか。この事業の経済効果は13.9倍(市の説明)だといいます。宮崎建築住宅課長は「どのような手法があるか検討してみる」と発言していましたので、期待したいと思います。

 きょうは、市政レポートの印刷をしたのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら、市役所に向かいます。

2013年09月18日

市職員の給与削減などで論戦


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 おはようございます。今朝も朝の陽射しがとても心地よく感じられます。朝は涼しさを通り越して寒くなりました。昨晩はとうとう布団をかけて眠りました。

 議会は昨日から私の所属する総務常任委員会が始まっています。昨日の私の質問は一昨日の豪雨災害で、増水した飯田川にいた作業員への情報伝達の話からはじまりました。全体としてコンパクトに質問するように心がけたのですが、昨日の審査は午後8時近くまでかかりました。

 たくさん質問しましたが、その中からいくつかを紹介します。市所有地の未登記問題では、市が取得済みの土地で未登記のものがまだ7800筆もあることがわかりました。測量などが必要なものがあったりしてたいへんだとは思いますが、しっかりとした計画を立てて解消に努めるよう求めました。高田駅前のコミュニティルームは利用者が年間約3500人ほどであることから、市は廃止も選択肢のひとつとして考えているといいます。ミュゼ雪小町などのオープンでどういう影響が出るか見極めているようですが、疑問に思いましたね。市職員の給与削減に関しては、全国市長会などが地方交付税税削減をてこにしていることや地域経済に重大な影響を与えることを指摘して反対しています。地方交付税が削減された段階から、それ以前の市長会の決議とは違った対応をせねばならないとする総務管理部長などと、あくまで市長会の決議の精神の立場に立って組合との合意を追求すべきだったと論戦しました。

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 きょうも総務常任委員会です。企画政策部、防災危機管理部、市民・自治環境部の審査です。たぶん、遅くなるでしょう。その後、市政レポートの作成もしなければなりません。眠る暇があるかな。

2013年09月19日

避難計画づくりの遅れに批判、注文相次ぐ


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 おはようございます。3日連続で晴れとなりました。近くの転作田ではそばの花が咲き始めました。来月各地で行われる新ソバの各種イベントが楽しみです。

 昨日は総務常任委員会の2日目でした。企画政策部、防災危機管理部関係の審査が行われました。委員会では、原子力災害対策でずるずると先延ばしされている避難計画づくり等に対する批判、注文が相次ぎました。避難計画をつくれない状況を見て、改めて、原発は廃止するしかないと思いました。冬期保安要員についても一定の議論をしましたが、市は、今後、中山間地域全体を対象とした労力支援策を模索していく考えであることを明らかにしました。高齢化に伴い保安要員を確保できなくなってきたことなどが理由です。今後とも大いに議論し、研究していく必要があります。

 きょうも総務常任委員会は続きます。その前に市政レポートの印刷もしなければなりません。大忙しの一日が始まりました。

2013年09月20日

男女共同参画推進体制どうすべきか検討へ


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 おはようございます。今朝もさわやかな天気ですね。早朝は寒く、今朝の「しんぶん赤旗」配達では一時、車の暖房を入れました。

 昨日も総務常任委員会でした。質疑が始まって最初に質問が集中したのは、山岸副市長のいどばた懇談会についてです。塚田委員が、「市長のキャッチボールトークと同じように公開し、ホームページなどでも見れるようにすべきだ」と訴えました。しかし、行政側は、「特定の問題で気楽に何でも話せるようにということを重視して取り組んでいるので公開は考えていない」と突っぱねました。これに対して、私を含めて3人の委員が「原則公開にすべきだ。どうしても公開できない事案が出たときはそれなりの対応をすればよい。ホームページにもアップする。こうしてこそ開かれた市政だ」と主張しました。山岸副市長は、「非公開を原則にしているわけではない。参加された方が自由に日頃思っていることを言える雰囲気を作りたいと思っていただけだ。公開してくれと言われれば公開することにやぶさかではない」と答え、笹川自治・市民環境部長も「公開が原則だ。ただ、参加されたみなさんとざっくばらんの話をしたいというのもある。委員のみなさんの意見を踏まえながら今後の方向を検討させてもらいたい」とのべました。

 男女共同参画推進事業については私から、「担当が男女共同参画推進課から共生まちづくり課になって数年経った中で、センター主催のイベント、行事等に参加者はどうなったかなど、推進計画に照らしてどれだけ前進したかをチェックするべきだ。ここらへんでいったん立ち止まり、いまの体制でいいのかどうかも含めて見直すべきではないか」と訴えました。山岸副市長は、「市民全体を底上げしながら、かつ着実に推進していくにはどうあるべきか、ちょうどいい機会なので、委員の言われたことを含めて、行政内部の体制も含めて一度検討したい」と答えました。今後の検討結果に注目したいと思います。

 地域支え合い体制づくり事業は、昨年度途中から取り組んだ事業です。この事業は、中山間地にあって、高齢化率が50%を越えていることなどの条件を満たした集落が除雪機を購入する場合に最高で250万円補助するものです。32の集落で手を上げた。このうち11が採択されました。採択されなかった集落については本年度の市の単独補助事業で救済されたのですが、昨年度と補助額の差が出ました。私は、「平成25年度では除雪機購入の助成が変わることを採否の段階で伝えたか」と尋ねたところ、行政側は、「25年度の予算平成の中で救済の措置をとることを具体化したので、お知らせの段階ではそのことを伝えることはできなかった」と答えました。また、今後この事業を継続していくのかとの問いには、「高齢化の進行は確実だ。高齢化率50%を越える集落は次から次へと出てくると思う。今後の中山間地の住民を守るのは地域の支え合いだと思っている。該当する集落が出てくれば、同じような救済をするべきであろうと思っている」と答えました。

 きょうから一般質問です。これから「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。
上の写真は17日に撮ってもらったものです。

2013年09月21日

お月さんが迎えに


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 おはようございます。今朝もいい天気になりました。これで5日連続です。ちょっぴり寒いけど、じつにさわやかです。

 昨日から市議会は一般質問が始まりました。5人が登壇し、行政改革、災害対策、子育て支援など様々な市政の課題についてとり上げていました。24日が2日目となりますが、この日も5人とのことです。となると、私は15番ですので、25日の最後となる模様です。おそらく、午後3時過ぎとなるでしょう。

 昨日は議会終了後急いで帰宅しました。わが家の親せき筋の人が亡くなり、お通夜に駆け付けたのです。お寺さんの話では中秋の名月のときにお迎えにきたのではないかということでした。亡くなったお母さんはまだ73歳、突然の死で苦しまれたのではないかと思ったのですが、顔はお月さんのようにまんまるで、すやすやと眠っているようでした。たぶん、夢の中で4年前に耕運機事故で亡くなった姉さんやお連れ合いと再会して喜んでいるのではないかと思います。

 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし吉川福祉まつりに参加します。その後は大島区で「しんぶん赤旗」の配達です。

2013年09月25日

教育長答弁に惚れ惚れ

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 おはようございます。今朝もさわやかな天気ですね。ミンミンとツクツクボウシが一昨日までは鳴いていたのですが、昨日はどうだったでしょうか。おやっ、ツクツクボウシかな、鳴き始めたのは。

 昨日は一般質問2日目でした。宮崎議員から始まり、草間議員まで5人が登壇しました。

 市長の4年間の市政について質問したのは本城議員です。同議員は一定の評価をしたうえで、「行政マンらしい手堅いところがあったが、一方で、もう一歩踏み込んだ合意形成が甘かったのではないか」とのべ、最後には、「おごり高ぶりのない市政をやっていただきたい」とのべて締めくくりました。(仮称)厚生産業会館問題への対応を意識しての発言だったのかと思いました。

 学力テスト問題で市立小中学校全体の平均正答率の公表を求めたのは草間議員でした。中野教育長がこの問題では熱弁をふるいました。聴き惚れてメモを取るのを忘れてしまいましたが、ひとつやふたつのことで子どもの学力を評価してはならないという学力のとらえ方の基本を改めて教えてもらいました。答弁の中では、学力テストの公開に躍起になっていたどこかの首長についてもグサリ、議場では拍手も起きました。

 きょうは私の出番です。きょうの5番目ですから、早くて午後2時半頃から、遅くても午後3時半過ぎには登壇することになるでしょう。がんばります!

2013年09月26日

一般質問終わる


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 おはようございます。今朝は曇り空です。週末はイベントだらけなので、晴れてほしいです、しばらくは……。昨日、家に戻って、質問に一区切りついたので、発泡酒(115円)ひと缶飲んだら爆睡してしまいました。いま、大慌てです。

 昨日は一般質問の3日目でした。日本共産党議員団からは上野幹事長と私が登壇しました。上野議員が特別学校への通学支援についてとてもいい質問をしてくれました。関係市民からの強い訴えがあり、それをきちんと調べて、市教委の問題点もクローズアップしての質問展開は見事でした。彼の質問で特別学校への通学支援は改善されるでしょう。

 私の方は総合事務所の産業建設グループの集約の現状と課題、公共交通の課題について質問しました。産業建設グループ集約については市民はじっと我慢し、耐えている感があります。今回は市民サービスがどうなっているか、災害対策はどうなったか、地域のまちづくりはどうなるか、この3つの角度から切り込むつもりでしたが、時間配分を誤り、十分突っ込むことはできませんでした。本当は県道柳島ー信濃坂線の視察(今月上旬実施)で4総合事務所長がでるようなかたちで本当に効率性が高まっているといえるのか、といった話もしたかったのですが、時間が足りませんでした。公共交通については、答弁で移動権についての言及もあり、公共交通空白地域の解消に向けて一歩前進だったと思っています。この点は今後の動きに期待したいと思います。

 時間がなくなりました。これから市政レポートを印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。では、また。

2013年09月27日

消防車両の更新対象は46台も

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 おはようございます。今朝は寒かったですね。朝起きて机に向かったものの、暖房がほしいくらいでした。わが家に庭には金木犀が咲き始めました。昨日、車から降りるときにいい香りが漂っていたのでわかりました。

 昨日は一般質問、課題調整会議、総務常任委員会勉強会と続きました。このうち総務の勉強会では議論が盛り上がり、空き家対策条例についてのイメージが膨らみました。老朽家屋をどう処理するかだけでなく、活用についても盛り込んだ条例……。市議会が提案する新しい条例として、議会基本条例、中山間地域振興基本条例に続いて3つ目の条例の本格的な検討がまもなく始まります。

 防災危機管理部から新しいデータが全議員に配布されました。消防水利の未充足地域、消防施設などの更新に関する資料です。これらのデータについては先の総務常任委員会での私の質問に基づき、総務常任委員会として要求していたものです。

 防火水槽など消防活動を行う際の水利施設の配置については、消防庁の「消防水利の基準」で定めがあります。それによると、「市街地・準市街地」にあっては、一つの消防水利から半径100mの範囲に防火対象物が包含するよう、また、その他の地域にあっては、一つの消防水利から半径140mの範囲に防火対象物が包含するよう配置することが求められています。
 上越市では、昨年度、消防庁が実施した消防施設整備計画実態調査時に、市内にある全ての消防水利を地図に落とし、上記の範囲で円を描き、防火対象物があるが円に包含されない個所を消防水利未充足地区としましたが、この消防水利未充足地区が市内全体で664カ所もあることが昨日配布されたデータでわかりました。市では、防火対象物棟数や隣の建物との間隔により緊急度を検証し、緊急性の高いところから年次的に整備していきたいとしています。

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 先に行われた決算審査では、市が所有する消防車両、小型動力ポンプなどのうち、更新が必要なものがどれくらいあるかを問題にしました。上越市では、それぞれ更新目安の基準を設け、使用状態等を踏まえながら更新しています。
 更新対象の基本は、消防器具置場については、築30年超の建物、消防車(ポンプ車・積載車)は、製造から20年超の車両、そして小型動力ポンプは製造から15年超のもの、としています。
 これらの基本に照らしてみた場合、どれくらいの更新対象があるか、これも本日、資料が公開されました。図をご覧ください。消防車両は対象数が285台で、そのうちまだ終わっていないものが46台もあります。無駄を削ってこういうところにこそ予算を使うべきです。

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 きょうはこれまで市政レポートを6900枚印刷しました。これらを商業新聞に折り込んでもらうために新聞屋さんへ持ち込む仕事があります。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。天気を見て、牛舎の周りの草刈りもしたいです。

2013年10月01日

9月議会終わる

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 おはようございます。今朝は雲がやさしく感じられますね。暑くもなく、寒くもなし。こういう時は草刈りでもしたいものです。

 昨日は9月議会最終日でした。決算等の審査をした常任委員会の委員長報告の後、討論、採決が行われました。提出された議案はすべて全会一致か賛成多数で可決しました。日本共産党議員団は平成24年度上越市一般会計歳入歳出決算認定など12議案に反対しました。反対の議案がいつもよりも多くなったのは職員給与削減関連議案が多かったことによります。

 平成24年度一般会計決算認定についての討論で平良木議員は、「昨年春の予算審議の際に、私たちは、子ども医療費助成の拡充、住宅リフォーム助成制度の継続、保育料の値下げといった積極的な点を評価すると同時に、一方で、『市民こそど真ん中』という公約とは、相容れない市長の政治姿勢について、問題点を指摘しました。その指摘が、当を得ていたものであることが、今あらためて明らかになった」として、産業建設グループの集約などにより、地域住民の暮らしを確実に支え、身近で顔の見える行政サービスを遂行していく上で欠かせない総合事務所の充実に背を向けたこと、(仮称)厚生産業会館の建設問題では、高田区地域協議会の反対の答申にもかかわらず、建設ありきの姿勢を続けていることなどを指摘しました。

 一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正(いわゆる職員給与削減条例)について平良木議員は、まず国のやり方を批判、「国は、人件費の削減分に相当するものとして、総額5億円を超える交付税を削減してきた。これは、地方交付税が、すべての自治体に一定水準の財源を保障する見地から、国が代わりに徴収して再分配するという自治体にとっての固有財源であり、国の恣意的な裁量で増減できるものではないという原則に反する不当なやり方だ。それを、たまたま国が分配権を握っていることから、自治体に対して、要請の名のもとで、人件費の削減を強要する手段に使うという、このやり口は、とうてい許されるものではない」とのべました。そのうえで、「国のこうした要請に対しては、最後まで毅然とした態度を貫き、結果として国の言いなりになってしまうような給与削減はやめるべき」「3億円を超える給与削減は、地域経済に重大な影響を与える。また、この削減提案は、新潟県や新潟市など、県内の多くの自治体がまだ提案をしていない中での提案であり、しかも、市職員組合との間ではいまだ合意にいたっていない」とのべ反対しました。

 定例議会終了後、市長選について日本共産党上越地区委員会の上野公悦委員長が記者発表を行いました。この中身については昨日のブログに書きましたのでご覧ください。ブログやフェイスブックで見解を発表したところ、多くの反響がありました。予想以上に多くの市民のみなさんが関心を持って見ていてくださったこと、候補擁立に期待を寄せていてくださったことを知り、ほんとうに申し訳なく思っています。

 昨日は他にもいくつか重要な動きがありました。ひとつは(仮称)厚生産業会館についてです。上越市が株式会社石本建築事務所と同会館の基本設計委託契約を9月20日に締結したのです。契約額は2362万5000円(消費税込み)。市は、同会館の基本設計業務委託の受託者選定にあたり、公募型プロポーザル方式により技術提案書を求め、(仮称)厚生産業会館基本設計業務委託公募型プロポーザル審査委員会(委員長 樋口秀長岡技術科学大学准教授。委員は他に4人)により審査を行ってきました。これらについては、昨日の午後、定例議会終了後の建設企業常任委員会で明らかにされました。地元地域協議会などの反対を無視した推進の動きはここまで来ました。

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 いまひとつは、本会議場での一般質問の席について「慎重な討議がされるよう」市民有志から全議員に要望書が提出されたことです。これは、各派代表者会議で来年度の議会関係に関する予算要望をどうするか議論した時に、会派・創風のみなさんが「現在の質問席だと答弁者から見下ろされた感じがする」などを理由に常設の質問席をつくるよう提案したことが発端です。私や無所属の議員などから、「いまのままでよい」という意見を出したのですが、私と同じような意見が多数にはならず、結局、議会事務局からいろいろなイメージ案(経費も含め)を出して検討していこうということになっています。要望書では、「改めて早急に各会派所属および無所属の全議員の意見などを訊いた上で、メリットやデメリット、緊急性や代替案の可能性等、慎重な討議がなされること」などを求められています。当然の思いだと思います。この要望書は議員に少なからず影響を与えるでしょう。

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 市政レポート1624号、「春よ来い」の第272回、「頑張ってこいや」をホームページに掲載しました。

 きょうは9月議会の後始末です。いろいろやることがいっぱいありますが、生活相談最優先です。それらをやった後、時間があれば原稿書きもしたいし、ポケーとした時間もほしいです。

2013年10月05日

10数年ぶりに板倉区の光が原へ


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 おはようございます。今朝は曇り空です。平場では稲刈りがほとんど終わり、もみ殻を使ったクンタンづくりが始まりました。秋深まる、そんな感じです。

 昨日は板倉区を訪れ、中山間地対策特別委員会主催の「若い人たちとの意見交換会」(11月11日午後7時から、板倉コミプラ予定)の準備をしてきました。せっかくでしたので、ここ数年、施設の管理運営で話題となった光が原高原へ行ってきました。建物の中には入れませんでしたが、牧場等はとてもきれいにしてありましたね。途中、ミンミンゼミの鳴き声が聞こえました。これが今年最後でしょう。同高原を訪れたのは、わが家の牛を連れていって以来ですから10数年ぶりです。

 きょうは市政レポートの印刷を終わらせてから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、吉川まちゼミ視察などへ出かけます。帰るのは夕方になります。

2013年10月09日

厚生常任委員会が特養ホームなどで市長に申し入れ

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 おはようございます。空は曇り空、台風の影響でしょうか、何となくあやしい空模様になってきました。それでも外ではツクツクボウシが鳴いています。写真は今朝の吉川橋です。

 昨日は午前に党議員団会議を行いました。9月議会の報告をどうするかなどについて話し合いました。議会報告ビラは10月の市長選が終了してから発行することにし、党議員団の議会報告会は今月の29日(火)に市民プラザで、来月9日(土)は板倉コミプラで開催することにしました。いずれも午後7時から1時間半くらいの予定です。いまから都合をつけておいてくださいますようお願いします。

 議員団会議では一昨日の厚生常任委員協議会のことも話題になりました。介護保険の第5次事業計画と特別養護老人ホーム設置についてです。市は、介護保険施設整備等検討委員会による審査について、本年2月に評価ポイントを変更し、あらたに「介護老人福祉施設入所申込者が多い圏域での整備」を加点評価項目としましたが、これには委員全員が反発していました。これでは地域格差は広がるというのが主たる理由です。この問題では昨日、厚生常任委員会の正副委員長が委員会の名で市長に対して、「評価項目の是正を行い、第6期介護保険事業計画の策定と実施においては、万全の準備と十分な注意を持って臨むべき」などを内容とした申し入れをしました。重要な内容です。下線部をクリックしてお読みください。申し入れとは別に、日常生活圏域における高齢化率、認定率、施設入所申込者数などの一覧(市が作成したもの)をホームページに掲載しましたので、これもごらんください。

 午後からは生活相談などで柿崎区、吉川区と動きました。途中、わがふるさと、蛍場を訪れました。蛍場の中心部にある半鐘のそばで伯父が畑仕事をしていました。この半鐘は私が消防団員時代、予防週間や実際の火事で私が何度も叩いた半鐘です。伯父からは美味しい柿をもらってきました。

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 きょうは一日中、吉川区にいます。市政レポートの作成や生活相談などがあるからです。台風の影響で予定がくるわなければいいがと心配しています。そうこうしているうちに風が強くなってきました。

2013年10月12日

長野市へ


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 おはようございます。今朝は雨風になったり、曇ったりといった天気です。昨日も30度前後の気温になったことで、体がなんとなくおかしな感じです。

 昨日は長野市議会との交流会でした。毎年、恒例となっている会ですが、今年は長野市が会場でした。毎年、「講演会+懇親会」または「視察+懇親会」という形になりますが、今回は後者でした。 旧松代町(現在は長野市松代町)にある気象庁精密地震観測室と今年7月にオープンしたばかりの児童発達支援センター「にじいろキッズらいふ」を視察してきました。どちらも長野市議会事務局の松坂次長がバスガイドと間違えるほどきれいな声で、しかもたっぷりと説明してくださいました。前職は観光課長だったとか。もちろん、現地では担当の人の専門的な説明もありましたよ。

 旧松代町はこれまでも2回ほど訪ねたことがありましたが、地震観測室訪問は初めてです。同室の橋本徹夫さんがパワーポイントを使って、精密地震観測室の沿革や仕事の内容について説明してくださいました。同観測室では、世界で発生する地震を観測できるだけでなく、核実験も探知できるそうです。説明の中で活断層の地震発生確率ランキングも明らかにされました。上越市に近い糸魚川ー静岡構造線は30年以内に発生する確率が14%で第2位、高田平野東縁断層はほぼ0~8%で第9位でした。地震発生の仕組みや津波についてもわかりやすく説明してもらいました。

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 橋本さんからは同観測室のセンターや地下のトンネル内の地震観測機器などを見せてもらいました。昨日の長野市は30度を越える暑さでしたが、トンネル内は14度、ひんやりして快適な空間でした。夏でも冬でもこの気温は一定であり、それが観測機器のためにはいいのだそうです。年季の入った古い地震計も最新のコンピューターがずらりと並んだ観測センターも見てびっくりでした。私たちの命と安全を守る観測の最前線でどういうことが行われているかを知ることができました。

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 昨日は上越も長野も青空が広がっていました。地震観測室を出てバスに乗ろうとしたとき、空を見たら見事なうろこ雲が空いっぱいに広がっていました。

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 続いて訪問したのは、児童発達支援センター「にじいろキッズらいふ」です。社会福祉法人、長野市社会事業協会の理事長さんや事務局長さんなどが説明と施設の案内をしてくださいました。同センターは障害児相談支援事業、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業などを行っています。障害を早期に発見し、ライフ・ステージに応じた支援していく、きめ細かな体制がとられているのには感心しました。同センターは1966㎡の建物で、総事業費は4億5600万円。同法人の事務局があるほか、指導訓練室、プレイルーム、会議室、デイサービス施設などが配置されていました。市議会の厚生常任委員会メンバーのみなさんは、上越市の若竹寮も見ているが、4億5600万円にしては施設がよくできていると驚いていました。

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 懇親会では日本共産党議員団の佐藤久美子、小林義和市議も参加していました。佐藤市議とは20日告示の長野市長選のことや議員団の活動などについて話ができました。また、他党派議員とも議会での活動や日常活動などについ語り合うことができました。議会改革や産業振興など、市が違っても共通課題がいくつもあります。いい意見交換ができたと思います。

2013年10月30日

県土木部長交渉、党議員団の議会報告会

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 おはようございます。今朝もいい天気になりました。気温は昨日の朝より高く17度です。木々を照らす陽射しが暖かく感じられます。

 昨日は県道新井柿崎線の整備についての県土木部長交渉、党議員団主催議会報告会と忙しい一日となりました。

 まず、県道新井柿崎線の整備についてですが、市議会の県道新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)のメンバー9人で新潟県庁へ出かけ、田宮強志土木部長にたいして吹き払い柵の設置促進、歩道の整備・フラット化、路盤改良などを要請しました。
 このなかで昨冬、柿崎区地内の吹き払い柵が壊れた原因究明はまだ終わっていないものの、約3000万円かけて約200㍍の整備・修繕を行うことが改めて明らかにされました。これは9月県議会で補正予算が計上されています。梶十文字周辺の固定型吹き払い柵の設置はこの原因究明後となるとのことでした。また、野尻から新井方面の歩道設置要望については幅広路肩で対応し、要望個所を今年度で整備完了させる考えであることも明らかになりました。
 県道新井柿崎線は上越市内の中央部の南北を通るまさに幹線県道です。超党派の議員連盟の粘り強い現地調査と要望活動、上越市区選出県議との連携などにより少しずつではありますが、整備が進んできました。

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 交渉が終わってから小林前都市整備部長、稲荷前副市長を表敬訪問しました。このうち、稲荷前副市長とはお茶を飲みながら懇談、県議会の様子などを教えてもらい、楽しい時間を過ごしました。どんな話で笑っているかですって、それは忘れてしまいました。ごめんなさい。

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 昨晩は日本共産党市議団主催の議会報告会を市民プラザで開催しました。平良木議員が約20分間、市政の重要課題について報告した後、質疑応答、意見交換を行いました。参加者は10数名で少なかったものの、意見交換などは活発で、予定時間を30分もオーバーするほど盛り上がりました。
 参加者からは、「避難は原発が爆発してからでは遅い。それ以前に対応できるよう働きかけを」「風による放射性物質がどんなふうに運ばれていくかだけでなく、原発からの放射線そのものがどうなっていくのかも究明すべきだ」「どんな避難計画を立てようと机上の空論となりやすい。原発は廃炉にする。これをめざして徹底した運動を行うことが重要だ」「高齢者世帯などでゴミを分けても出さないところが増えている。もっと支援を」など原発問題とゴミ問題でたくさんの質問、意見が寄せられました。
 次回の党市議団主催の議会報告会は11月9日午後7時からです。会場は板倉コミュニティプラザ3階、市民活動室です。ぜひお出かけください。

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 きょうは地元での活動となります。明日から2日間、中山間地対策特別委員会の視察で静岡県浜松市へ出かけますので、その前に市政レポートなどの作成もしなければなりません。さーてと、まんまは炊けたかな。

 

2013年11月01日

浜松市で中山間地対策学ぶ

 
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おはようございます。今朝は浜松市からの発信です。よそで泊まるとよく眠れず、頭がしっかりしません。

 昨日は、浜松市中山間地域まちづくり事業の視察でした。市役所市民協働・地域政策課の担当者から説明してもらった後、約1時間半ほど質問や意見交換させていただきました。

 同事業は、鈴木市長の選挙公約を具体化したもの。中山間地域内の地域密着型NPO法人から事業提案を受け、地域づくりや地域課題解決に資するとして認められた場合、市が資金提供することになっています。事業期間は昨年度から平成33年度までの10年間。これまで、6つのNPO法人に1億6471万円交付されています。
 
 視察メンバーからは、「行政としてNPO法人に取り組んでもらいたいニーズは何か」「最初の年度に交付金の全額を渡す、そのねらいは」「市の中山間地域振興計画の中でどう位置付けているか」など、質問が相次ぎました。

 今回の視察で私達が注目したのは、中山間地域のNPO法人への資金提供を通じて地域の担い手づくり、市民生活を守る事業をやっている点です。行政だけでなく、中山間地域内のNPO法人との協働によって中山間地対策を進めていくことは重要ですので、浜松市の取組に学んでいきたいと思います。

 きょうは、天竜区へ行き、実際に頑張っているNPO法人の姿を見てきます。

2013年11月02日

天竜区のNPO法人「夢未来くんま」訪問

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 おはようございます。今朝は寒かったですね。私のところでも気温はひとケタ台、9度まで下がりました。そのかわり、外は快晴です。きょう、明日、あさってと文化行事、イベントを計画されている人たちはにこにこ顔じゃないでしょうか。

 さて、昨日は中山間地対策特別委員会の浜松市視察の2日目。中山間地域、天竜区で頑張っているNPO法人、「夢未来くんま」を訪ねてきました。まずは上の写真、ごらんください。阿多古川の清流です。きれいでしょ。これを守るために、地域の人たちは子どもの頃から、川と生物の関係を学び、どういう生物がいなくなったら川の汚れが出てきたかを判断できるといいます。

 NPO法人、「夢未来くんま」は平成12年に設立された特定非営利活動法人ですが、昭和の40年代から地域おこしの活動をやってきた婦人会など女性陣の奮闘がありました。他に先駆けた農産加工や文化活動などは高く評価され、平成元年には農林水産祭の農林水産大臣賞、天皇賞を受賞しています。昨日はその活動の中心になっていた2人の女性、副理事長の金田さんと副理事長兼事務局長の大平さんから案内していただき、これまでの取り組みについて学んできました。

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 お二人の話を聴いて思ったのは、地域おこしにかける情熱です。農産加工、農家民宿、自然学習、文化活動などいずれも全力を挙げて、粘り強く活動を続けてきたことが分かりましたが、その根底には「夢未来くんま」が大事にしている「豊かさ」「優しさ」「楽しさ」があるなと思いました。この法人は全戸加入ですが、組織的にも、みんなが助け合って楽しく活動できる仕組みづくりを重視していることもわかりました。そしてもうひとつ、中山間地域を活性化させていくには持続的な組織が必要だということです。これらのことについては近く整理し、市政レポートに書きたいと思います。

 視察が終わろうという頃、駐車場に見たことのない車が停まっていました。農協の移動金融窓口専用車です。キャッシュカードを使えない人たちにとってはたいへん喜ばれているということでした。こんな配慮は中山間地で必要だと思いました。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、その他で大忙しとなります。

2013年11月08日

新ソバいただきました


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 おはようございます。昨日から天気は大荒れですね。風は吹く、アラレは降る、冬がぐんと近づいてきたなという感じです。今朝はアラレを今年初めて見ました。写真は昨日、大島区竹平で撮ったものです。

 昨日は市政レポートの印刷で苦労しました。張り切って配布地域ごとに記事をかえたところまでは良かったのですが、両面印刷であることをすっかり忘れていました。寒くなってきたこともあり、印刷したばかりの紙はすぐには乾きません。その結果、いそいでもう片方の面を印刷するとミスが出るのです。昨日は500枚に十数枚の割合でミスが出て悪戦苦闘しました。何度、この失敗を繰り返しているのか。次回からは「急がば回れ」、そう「急がば回れ」!

 昨日は安塚区でお寺さんから「天女の羽衣蕎麦」をいただきました。家に戻ってから妻と一緒に食べたのですが、香りも味も抜群でした。いよいよ、新ソバの季節です。しばらく、美味しいソバを食べられそうです。

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 きょうは市が今冬の除雪計画を発表します。その計画について建設企業常任委員会で審議されます。その後、各派代表者会議、糸魚川、妙高市議会との合同研修、交流会と続きます。

2013年11月09日

福島原発事故現場を空撮した無人飛行機を見た

 
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 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。ただ、周りの景色は冬支度を始めた感じがします。

 昨日は、建設企業常任委員会、各派代表者会議、妙高市、上越市、糸魚川市の3市議会合同議員研修と続きました。

 建設企業常任委員会では、今冬の市道等の除雪計画が発表され、質疑が行われました。計画によると車道除雪の総延長は1735㎞にもなり、昨年度よりも31㎞増えました。除雪車は市内全体で326台、昨年度よりも4台増えます。
 委員からは、「狭わい道路の除雪拡大はどうやっていくのか」「倒産などにより業者の守備範囲が変わった。その説明を」「1人暮らしの高齢者の負担軽減、福祉部門、町内会とどう連携していくか」などの発言がありました。
 私も番外で発言しました。総合事務所産業建設グループの集約による業務分担を定めた「事務手順」が示されたので、「緊急時の業者への指示は誰が出すのか」「手順に改善すべき点が出たらすぐ改善するか」など質問しました。市側は、「集約元総合事務所において緊急事態が起きた時は、そこの所長、次長が指示することになる」「改善すべき点が出たら改善し、議会にも報告する」と答えていました。

 建設企業常任委員会でもうひとつ、重要なことが報告され、審議されました。(仮称)厚生産業会館基本設計にあたり、市民意見をどう反映させていくか、そのイメージ図が示されるとともに、作業予定も明らかにされました。それによると、ワーキングチームにはホール施設、公民館施設、こども施設それぞれにつき、ワークショップで利用者代表を8~10人、調整会議で2~3人参加してもらうということでしたが、利用者代表については利用団体から選出し、一般公募はしないということでした。市民の中には利用者団体に入っていなくても施設を利用する人もいますし、そういう人の中からも大いに意見を出してもらうことが大事です。一般利用者の声は、公募に寄ることなく、ホームページやフォーラムで意見ももらえばいいというのは理解できませんね。

 各派代表者会議の主要議題は、一般質問の発言席をどうするかでした。日本共産党議員団と無所属議員が議員席の前に質問席を設ける現行のやり方でいいと主張しましたが、他会派は議員席の最前列の中央部に演壇を設け、質問席とすることを主張、それが多数であったのでその案で決まりました。私は、発言の中で、今の方がフラットで使いやすい、市民からも現行でいいとの声が多く寄せられているとのべました。また、照明については、議場の天井に照明器具を増設するのではなく、簡易な方法で対応すべきだと発言しました。今回の決定で工事が行われると照明と演台設置関連工事合計で約40万円かかるとのことです。

 会派代表者会議では、私の方から、「伊豆大島と上越市は友好関係にある。今回の台風被害救済のために議会からも募金をしたらどうか」と提案しました。これは全会派から賛同してもらいました。良かったです。

 昨日は午後3時から妙高市で3市議会合同研修会と意見交換がありました。研修会では、「翔べ夢を載せて」と題して、㈱エアフォートサービスの山崎健吾社長が講演してくださいました。同社は2年前の福島第一原発事故の際、飛行機で現場を空撮し、一躍有名になりました。山崎さんは、福島第一原発の写真や津波で大きな被害に遭った地域の写真、上越市、糸魚川市、妙高市の市街地の様子の写真などをスライドや動画で紹介しながら、「上から見ると、人間の感性、ものの見方が変わる」「1000㍍上空から地上を撮影すると、写真では30㌢くらいのものまではっきりとわかる」「いま一番悩んでいるのは、一歩間違うとこれらはテロ兵器になることだ。楽観していたが、警察からは飛行スタッフごと拉致される可能性もあるので注意するようにと言われている」などとのべました。講演後、飛行機にさわってみましたが、ものすごく軽いのでびっくりしました。上の写真は福島の事故などを空撮した飛行機、下の写真は講演でラジコンヘリを飛ばす山崎さん。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夜7時からは、板倉のコミプラ3階で、日本共産党議員団の議会報告会です。お近くの方はぜひお出かけください。

2013年11月12日

中山間地対策特別委員会が意見交換会

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 おはようございます。さぶいですね。今朝はまた霰が降りました。昨日は板倉の光が原で10㌢降ったとか、安塚のキューピットで数センチ降った等の情報が入ってきました。私の車も急遽、冬場向けのスノータイヤにはき替えました。写真は今朝の吉川橋です。橋の工事も本格化してきました。

 昨日は午前中、障がいを持っている方の生活相談で福祉交流プラザなどへ行きました。生活費がたいへんで風呂に入る回数を減らしているなど、切実な訴えが寄せられました。それが終わってからはいったん家に帰り、タイヤ交換をしました。夜の天気がどうなるか心配だったのです。

 板倉での中山間地対策特別委員会主催の「若い人たちとの意見交換会」は板倉区から5人、中郷区から4人、安塚区から1人参加していただき有意義な会となりました。「(医療環境が悪く)子どもを産むのも大変だ」「ハウスは冬場、10日間で重油450㍑も使うことがある。オータムポエム等を作っても合うのかどうか」「住民組織が自立できるように支援してもらいたい」「山間地から離れていった人たちは決してそこを嫌いになったわけでない。山間地ならではの魅力をつかむことが大事だ」などたくさんの声を寄せていただきました。これらの声を十分検討して市に提言していきたいと思います。ご協力くださったみなさん、ありがとうございました。写真は開会前の風景です。

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 きょうはこれから市役所へ行き、午後からは三和区へ行きます。日本共産党大会の議案が審議される中央委員会も午後から開かれるので、それもインターネットで見たいです。

 市政レポート1630号、「春よ来い」の第278回、「山芋掘り」をホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

2013年11月19日

市議会主催議会報告会初日


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 おはようございます。今朝も晴れ。予想ではこれから崩れていくようですが、今のところ、いい天気になっています。写真は今朝の日の出です。午前6時43分でした。

 昨日は党議員団会議を午前に行いました。通年議会や地域協議会制度の検証などについて協議しました。その後、市役所でデスクワークをするつもりだったのですが、足元が寒く、事務所に戻りました。

 市議会主催の議会報告会が昨日からはじまりました。今回は9月議会の報告と意見交換が中心で、会場は高士地区公民館、頸城希望館など4会場です。昨晩は清里コミュニティプラザ会場の報告会に参加してきました。次回は明日の夜です。希望館と公民館和田分館で午後6時半からです。

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 町内会長や地域協議会委員等、市民の参加者は約30人。佐藤副議長の挨拶のあと、4つの常任委員会の委員長または副委員長が報告し、その後、参加者から質問や要望が次々と出されました。北陸新幹線の上越妙高駅が近いこともあって、新幹線駅へのアクセスや観光などに関する発言が多かったですね。参加者の主な発言を紹介します。

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●(仮称)厚生産業会館の建設を進める前に土地開発公社の売れ残りの土地を処分すべきだ。
●住宅リフォーム制度は非常にいい制度だ。経済を活性化できる方策だが、予算が足らず抽選となっている。これだと制度を使える人と使えない人が出て不公平感が残る。議会として(予算の増額を)求めてもらいたい。
●9月の台風で用水路が傷んだ。地滑り指定区域から30~40㍍離れていて、一部負担があるという。かつては地元負担がゼロだったと聞いている。地元負担なしでやってもらえる手立てはないか。
●ここから新幹線を利用するにはマイカーが基本となる。駐車場の雪対策をキチンとやると同時に、長靴を入れるロッカー設備等細かいところに配慮を。今年度、市は介護保険について大きな方向転換をしたとみている。施設の無償譲渡をしているが、老老介護で倒れたら終わりだ。基本的には施設を拡充しないといけないのではないか。学校運営協議会の委員には交通費が支給されるが、私の場合は片道11円だ。それでも振込手数料がかかる。子どもたちの本代に回してもらいたい。また任期が1年というのは短すぎる。最低でも2年にすべきだ。
●牧には古墳、清里には坊が池と隕石、板倉にはえしんの里などいいところがいっぱいある。ところが高速、新幹線駅を下りても食事をするところがない。これでは通過点になってしまう。そういう施設を作り、隕石などのレプリカを展示する、物産を販売することなどができるようにしてもらいたい。
●ここの宝は雪と自衛隊だ。関山演習場の見学ができるようにならないか。
●選挙の公営掲示場だが、町内に1カ所くらいでいいのではないか。区内には50㍍くらいしか離れていないところに2ヶ所設置されているところもある。

 きょうは朝から生活相談が2件入ってきました。弁護士さんとも連絡を取らないと答えを出せない問題です。明日は一日中会議が続くので、きょうのうちに明日書く予定のものを前倒しして書かねばなりません。書けるかどうか。

2013年11月21日

希望館でも市議会主催の議会報告会

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 おはようございます。今朝は不安定な天気となっています。昨晩より空はごろごろ鳴りっぱなしです。そういうなか、先ほど、雁の群れがわが家の上空を飛んで行きました。急いでカメラを持って飛び出しましたが、残念ながら間に合いませんでした。

 昨日は、午後から上越地方広域事務連絡調整会議がありました。この会議は若竹寮や五智老人ホームの運営、管理について糸魚川市、妙高市、上越市の間で協議する場です。昨日は、若竹寮の改築事業について報告があったほか、旧上越地方広域事務組合承継事務基金の廃止、平成26年度以降の負担金について協議しました。調整会議では、昨年以降、この会議の在り方について検討してきましたが、会議で議題とする大きな課題はなくなったとし、今回で解散することになりました。確認書などは来年の3月議会で必要な議決がされたのち、正式に糸魚川市、妙高市、上越市で交わすことになります。

 夕方からは市議会主催の議会報告会でした。公民館和田分館と頸城区の希望館の2会場で開催されましたが、希望館の方へ行ってきました。参加者は議員と議会職員を除くと17人。頸城区を中心に安塚区、直江津区などから参加されていました。
 参加者からの質問、意見、要望の主なものを紹介します。

●道路と歩道がほぼ同じ時間帯に除雪されるので、子どもたちが学校へ行く時間には雪が積もってしまい、本来の歩道除雪が意味をなさない。何とかならないか。
●水族館の検討状況をききたい。いま現在、収支バランスがとれているのか。新築して、経費かけてうまくいくのか。
●このままやっていても赤字になるから新築するんだと聞いている。新築して20年後以降赤字にならない工夫が必要だ。明日の総務常任委員会で計画が出されるが、駐車場対策がなく、他施設との関連など出されていない。チェックを。新しい水族館は外貨を稼ぐ使命を持っている。
●原子力発電はすぐやめた方がいいと思っている。小泉元総理の発言はもっともだと思っている。新潟県以外の原発事故を視野に入れているのか、教えてほしい。志賀原発はここから100キロくらいしかない。お天と様、風次第では影響が出る。どう考えているか。
●直江津学びの交流館の駐車場はいつも満車状態だ。前々から問題になっている。市は抜本的な対策を取るべきだ。
●何のために道路パトロールやっているのか。何を見ているのか。雑草を生い茂っていれば、すぐ対応することが必要だ。町内会からの要望があれば対応するというのではだめだ。
●議会を見ていて残念だったのは市長選で28人が応援団になっていたと報道されたことだ。市民としてはがっかりした。なれあいの民主主義になっているのではないか。何のために議員になったのか信念を持ってほしい。
●一般質問の質問席。市長からの目線が高いか低いかは市民から見ると関係ない。たったそれだけのことで決まるのは納得できない。市長の4年間を見ると、市民がど真ん中だとは思っていない。(仮称)厚生産業会館の時のパブリックコメントに参加してがっかりした。パブリックコメントのあり方を検討してほしい。
 この他にも発言があったと思いますが、私は急ぎの用事ができ、午後8時前に帰宅しました。

2013年11月22日

総務常任委員会など4つの会議続く


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 おはようございます。昨日の疲れがたまっていて、先ほど起きたばかりです。今朝は雨です。室内の気温は10度ですので、そう寒くはありません。

 昨日は大忙しの一日となりました。市政レポート作成で睡眠不足状態のまま、総務常任委員会所管事務調査、上越地域消防事務組合議会全員協議会、月例議員懇談会、商工会議所青年部との懇談会・懇親会と続けて参加、なんとか頑張りぬきました。

 総務常任委員会所管事務調査は上越市新水族博物館基本計画(案)見直し検討委員会の検討結果報告を聴き、質疑を行いました。今回の見直しは、建設場所、基本コンセプト・展示計画・施設計画、施設規模の3点です。
 質疑では、「五感で学ぶ日本海」という基本コンセプトについて発言が集中、「地味でありふれている」「インパクトがない」「固い感じだ」などの発言が相次ぎました。また、建設費用が高騰していることから、「建設費は当初計画の68億円よりも大きく膨らむのではないか」といった質問も出ました。
 私からは、直江津区以外の地域協議会に対しても説明し、意見を聴くべきだと主張しました。「呼ばれたら出ていって説明する」ということでなく、積極的に出ていって意見を聴くようにと訴えました。また、基本コンセプトや展示計画については、「山と海とのつながりが弱い」と感想をのべてきました。

 消防事務組合議会の全員協議会。議題は第13次整備計画(平成24年度~26年度)のローリングでした。具体的には、平成26年度に、名立分遣所庁舎移転工事、消防ポンプ自動車購入、(上越北消防署)、浴室改修工事(同)などを行う、職員採用計画については、平成26年度の採用を17人にとどめ、総職員数を290人(これまでの計画よりも7人減)とするというものです。いずれも全会一致で承認されました。
 このうち、名立分遣所については、「老朽化が進み、雨漏りが激しくなっている。現庁舎の改修、庁舎の新築、移転整備の選択肢があったが、厳しい財政の中で移転整備を選択した」ということです。移転先は名立区総合事務所の2階、車庫は新築するといいます。概算費用額は約2600万円とのことでした。

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 夕方からは商工会議所青年部の皆さんとの懇談会でした。ここでは、竹田企画政策部長の講演を聴いた後、「上越妙高駅を中心にした二次交通のあり方」をめぐりにぎやかな議論をしました。上越妙高駅に「乗る時の二次交通」の課題としては、ほくほく線の上越妙高駅への乗り入れ、信越線の強風対策などが浮き彫りになりました。上越妙高駅を「降りてからの二次交通」に関しては、「新水族館を通って直江津港へ行くルートを太くすべき」「観光地でゆっくりできるおまけを」「二次交通を使うことを目的にした観光があってもいい」などの提案が出ました。一番上の写真は講演を聴いている時のものです。
 懇談会終了後の懇親会では、㈱ホテルハイマートの山崎さん、寿司・食堂の町屋さん、高達倉庫(有)の加藤さん、税理士の竹内さんなどと楽しく交流できました。

 きょうは、市政レポートの印刷、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、生活相談、12月議会対策会議と続きます。

2013年11月27日

12月議会の準備で党議員団会議

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 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。家のそばの吉川橋へ行き、妙高山の方へカメラを向けたら、ポールが立っていました。昨日、立てられたのでしょう。冬が来ることを知らせるポールですね。

 昨日は午後から党議員団会議でした。市長の提案理由の要旨を読み合わせしながら、総括質疑の検討をしました。市長1期目の総括、選挙公約、提出議案などについて、どこを訊くか意見交換しました。通告は29日までですが、きょうの午前中には提出する予定です。質疑に立つのは私になりました。

 一般会計補正予算を見て初めて知ったのは「灯の回廊」の拡大です。来年2月に予定されている「灯の回廊」はこれまでの安塚区、大島区、浦川原区のほか牧区でも取り組むことが予定されています。これが実現すると、全体で11万本のロウソクが灯されることになるとか。関係者の皆さんはギネスブックに登載できるようにしたいと意気込んでいます。12月議会で審議される上越市一般会計補正予算にはロウソク代3万本を追加する予算、66万2000円が計上されました。写真は今年2月、ほくほく大島駅前で撮影したものです。

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 昨日の午前は自分の事務所でデスクワークでした。しかし、風が強く、外はゴーゴーという音がしました。なかなかパソコンに集中できず、外に出るとナラやクヌギ、サクラ等の木が風とたたかっていました。写真はクヌギです。

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 夜、悪法、秘密保護法が衆院を通過したとのニュースが流れました。議員として調べたいことも調べられない、書きたいことも書けなくなるそんな気がします。何よりも何が秘密かわからないなかで、こちらの動き次第では逮捕されることもあるなんというのはめちゃくちゃです。何とか廃案にしたいものです。

 きょうはこれから市役所へ行き、午後からは大島区菖蒲で食糧農業農村議員連盟の収穫祭です。

2013年11月28日

菖蒲収穫祭で美味しい手作り料理を堪能

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 おはようございます。昨晩はまた強い風が吹きましたね。冬に向かって、さらに一歩前に進んだ感じがします。写真は昨日、昼間、わが家の庭で撮った写真です。庭の木々のなかで真ん中付近にあるカエデだけが紅葉をつけたままになっていました。よくがんばってくれました。

 昨日は午前に生活相談1件に対応し、その後、総括質疑の発言通告を出してきました。今回は市長再選後初の議会です。所信表明と子ども・子育て会議条例に関して4点ほど訊くことにしました。お昼前には柿崎区まわりで事務所に戻り、3時過ぎまで原稿書きに専念しました。市政レポートの原稿が中心です。天気がよかったので外に出たい気持ちをぐっとおさえ机に向かい続けました。

 夕方からは大島区菖蒲に行きました。市議会食糧農業農村議員連盟が作っている田んぼの収穫祭です。地元の生産組合代表の横尾さんの話では、今年の稲作は上々で、収量、品質とも良かったということでした。横尾さん、農議連の武藤会長が挨拶した後、懇親会です。私は今回の参加が2度目でしたが、前回同様、地元のお母さんたちが手作りの美味しい料理を次々と出してくださるので食べるわ、飲むわでお腹は一杯になりました。美味しい料理を写真でごらんいただきましょうか。写真はその一部です。

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 料理の中で特にうれしかったのはトコロです。これは横尾さんのお連れ合いが作ってくださったとか。ホクホク感のある黄色のトコロは話題になりました。議員の中でもトコロを初めて食べる人がほとんど、少しずつ食べておもしろい顔をしていましたね、みんな。苦い食べ物なので、「これ、胃腸薬か」と訊いてくる人もいました。柿の天ぷらも話題になりました。なんでも先日テレビで紹介されたばかりだそうです。それをまねて作ってみたということでした。いい味でした。

 懇親会の後半にはここの自慢のそばが出てきました。私は厨房でお母さんたちが作っておられる様子も見学させてもらいました。カメラを向けたら、「今度、(市政レポートに)載るんかいね」と言ってくださり、しばらくレポートの話になりました。それにしても、みなさんいい顔をして作っておられましたね。美味いものは笑顔の中で作られる、そう思いました。

 さて、今回の懇親会を盛り上げたのは佐藤副議長でした。佐藤副議長は落語家柳家小さんの弟子として落語をやってきた経験があります。また、踊りの師匠さんでもあります。見事な小噺と踊りで会場は楽しさいっぱいになりました。

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 さて、きょうは、これから市政レポートの原稿書きの続きと印刷、ポスト下ろし、そして直江津ではある会社の社長さんと懇談することになっています。秘密保護法反対の街宣もしなければなりません。忙しい一日となりそうです。

2013年12月04日

人間ドッグ


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 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。このままいくと、青空も広がるかもしれません。この時期、一日でも晴れた日が多いとうれしくなりますね。

 昨日は午前中が人間ドッグでした。朝7時過ぎには家を出て、ドッグの会場、医師会館に着いたのは8時前でした。順番は5番目。昨日わかったデータでは、血圧は正常、体重は横ばいでしたが、腹囲や中性脂肪の数値が前年よりも改善されていて、気分を良くしました。最後の医師の診察と保健指導でも「よくなりましたね」と言われました。ここ1、2カ月、意識して里山歩きなどをしたのが改善につながったのかも知れません。

 午後からは一般質問通告書づくりでした。党議員団で何をとりあげるか話し合い、私の質問分担も決まったのですが、ここ数日、バタバタしていて準備は進みませんでした。そのため、通告書を提出したのは午後4時頃になってしまいました。順番は19番目、ともすると質問者の最後になってしまったかも。今回は空き家対策、市有施設内の第三セクターの資産、入札制度改革について質問することになりました。

 きょうから12月議会です。これから生活相談を1件対応し、その後、市役所に向かいます。総括質疑は、私は2番目ですので、早ければ11時頃の登壇となるでしょう。

2013年12月05日

12月定例議会始まる


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 おはようございます。今朝は雲があるものの、これから青空が広がりそうな感じがします。写真は吉川橋から柿崎方面を見たときの風景です。雲に明るい色がついた時はいい天気になりますよ、きっと。

 さて、昨日から12月定例議会が始まりました。村山市長再選後、初の定例議会です。市長は所信表明のなかでこれまでの4年間の総括と今後の行政運営の基本的なことをのべたのち、提出議案の提案理由をのべました。続いて、総括質疑では、杉田議員、私、櫻庭議員の3人が登壇しました。

 総括質疑の中で私は、「市長に言うべきはきちんと言う、応援すべき時は応援する」とのべたのち、所信表明と子ども・子育て会議条例について質疑を行いました。

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 このうち所信表明については、普通交付税等に係る国の合併自治体に対する新たな支援措置の検討の動きと財政計画の見直しについて見解を求めました。市長は「将来的に大幅な歳入不足が見込まれる全国の合併自治体からの要望活動が活発化していることを受け、国においても、平成の大合併により広域化された市町村の財政需要を把握した上で、これを普通交付税の算定に反映させるための検討が進められている。見直しの方向性としては、住民サービスの維持・向上、地域コミュニティの維持や災害対応等に重要な役割を果たしている、合併団体の支所に要する経費の反映、並びに合併による区域の拡大とともに人口密度が低くなったことに伴い増加が見込まれる消防や保健・福祉サービス等に要する経費の割増しなど、合併した団体に共通する需要の増加への措置のほか、交付税の算定の基礎となる標準団体の面積を拡大し、これに伴い必要とされる消防施設等の公共施設数を見直すなどの視点から検討された上で、複数年にわたって見直しがされるものと承知している」と答えました。「支所などいま考えられるもので試算すると、当市ではどれくらいになるか」という質問には答えはありませんでした。

 子ども・子育て会議条例については、子どもの権利に関する条例との関連について訊きました。すでに子どもの権利委員会がある中で子ども・子育て会議が必要かという質疑に市長は、「一部に委員を推薦いただく団体の重複はありますが、それぞれ所掌事項が大きく異なることから、子ども・子育て会議を新たに設置する」との答えでした。また、子どもの意見を反映させるために、会議に子どもが参加できる仕組みを作るべきではないかとの質疑に、「基本的には必要ないと考えているが、議論の中で必要性が出てくれば考える」とのべるにとどまりました。これは栗本健康福祉部長答弁です。

 きょうはこれから市政レポートを作成、印刷し、市役所に向かいます。一般質問にたいする聞き取りがあるので、建設企業常任委員会の審議をどれだけ傍聴できるか……。きょうも大忙しです。さあ、原稿書きだ。

2013年12月06日

一般質問の聞き取り


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 おはようございます。今朝は小雨が降っています。でも寒さを感じません。写真は今朝の吉川橋です。少し上流から撮りました。

 昨日は一般質問の聞き取り、委員会傍聴、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。一般質問は、市有温浴施設の中の民間所有資産問題、老朽危険空き家対策、それと入札問題です。このうち入札問題では、昨年の9月議会と同様に入札実態と入札改善策をとりあげます。ただし、今回は市長部局だけでなく、ガス水道局関係もとりあげます。質問の中では市内の業者から寄せられた「談合情報」もつかいます。どんな展開で質問していくか、作戦はこれからです。

 午後3時過ぎに市役所を出て、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。どこでも、話題は県議選出馬のことです。「よく決断したね」、「市議候補はどうなるのか」、「もう票を頼んでいるよ」など次々と声をかけていただいて、時間がかかりました。家に戻ったら、8時近くになっていました。きょう、明日も配達は時間がかかりそう。でも、たくさんの人たちから激励していただき、感激しています。頑張らねばなりません。

 きょうはこれから市政レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。文教経済常任委員会の傍聴、その他、きょうもやることがいっぱいです。

2013年12月07日

東京での秘密保護法反対大集会とデモに参加

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 おはようございます。今朝は東京でした。朝6時過ぎの新幹線に乗り、先ほど戻りました。途中で発信しようとしたのですが、タブレットの電気切れで遅れてしまいました。高崎付近では晴れて、美しい山々が見えたのに、トンネルを越えたら雪景色でした。こんなにも違うんですね-。写真はほくほく大島駅で撮った写真です。

 昨日は市議会文教経済常任委員会を傍聴してから、午後3時過ぎに電車に乗り、東京に向かいました。夕方の秘密保護法反対大集会とデモに参加したかったからです。日比谷の野外音楽堂についたのは午後6時40分過ぎ、でも参集者があふれていて、とてもなかには入れませんでした。演説もほとんど聞き取れませんでした。入ったのは集会が終わってからです。

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 当初、集会後、少しだけデモに参加して午後8時50分東京駅発の新幹線で帰る予定でしたが、いったん、会場に入ったら途中で抜け出ることはできなくなってしまいました。午後8時40分頃、昨日のうちに家に戻るのは断念して、デモに最後まで加わることにしました。デモはすごい盛り上がりでした。いろんな団体が参加していて、国会議員とも連携して闘いを進んでいるのがよく伝わってきました。何人かの知人とも会いたいと思っていたんですけど、とても無理でした。でも、参加して良かったです。感動したし、力が湧いてきました。

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 動画も撮りました。最終盤の盛り上がった様子を感じてください。

http://youtu.be/YAySxK_Vb8s

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、夕方からは地区労連の結成20周年の行事に参加します。さあ、頑張ろう。

2013年12月10日

秘密保護法、日米共同訓練などで大忙しに


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 おはようございます。今朝も晴れています。昨日のような青空にはならないかもしれませんが、この時期、雪が遅くなるのは何よりもうれしいです。スキー場のみなさんには申し訳ないですが。写真は今朝の吉川橋です。

 昨日は一昨日のつどいに参加した人たちへのお礼の挨拶、厚生常任委員会の傍聴、秘密保護法案強行採決や関山演習場での日米共同訓練に対する対応、党会議で忙しく動きました。

 厚生常任委員会の傍聴は1時間ほどでしたが、ちょうど板倉区の寺野交流センターの地元町内会への無償譲渡をめぐって賑やかな議論がされている時でした。同センターは鉄骨2階建、382㎡の床面性を持つ建物で、現在、下久々野町内会の町内会館として使われていますが、取り壊しには約2200万円かかると試算されています。「将来は壊すことになる時期が来るが、はたして地元町内会で対応できるのか、その点どうするのか」などといった声が委員から次々と出たのです。山岸副市長は、「その時点で考えることになる」と答えるにとどまりました。今後、市有施設の譲渡が相次ぐ中で、こうした点はさらに議論されることになるでしょう。

 昨日の動きの中で一番時間を要したのは秘密保護法案の廃案を求める請願の対応です。6日に強行されてしまいましたので、同じ内容の請願を審議するわけにはいきません。いったん取り下げてもらい、採決強行にたいする抗議の決議をしようということで決議文の検討、会派間の交渉などで動きました。もうひとつ、来年2~3月に関山演習場で予定されている日米共同訓練に対する抗議行動をどうするか、市議会での対応をどうするかも緊急課題でした。これも時間がかかりました。市民クラブ議員などとの意見交換をし、12日に市に対して社民党、日本共産党、その他いくつかの民主団体と一緒に申し入れをすることになりました。

 というわけで、昨日は当初予定していた総務委員会の質問準備、一般質問の準備などはまったく手がつけられられませんでした。きょうは総務常任委員会の本番です。早めに出かけて、少しでも準備をしないといけません。

2013年12月11日

日米共同の訓練内容の確認はまだこれから

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 おはようございます。今朝も曇り空です。昨晩までの強風は過ぎ去りました。きょうは静かにしていてほしいものです。

 昨日は県道新井柿崎線の防雪柵(最近は「吹き払い柵」と呼んでいるようです)を見ながら市役所へ向かいました。先般、同線の整備促進議員連盟で県土木部長と会った際、昨冬、江島ー馬正面間の一部で柵が飛ばされるという事故が起き、その原因を究明したのち、修繕工事を行うと聞いていたので、どうなったかを見ておきたかったのです。上の写真でわかるように工事が始まっていました。これで一安心です。事故原因については情報が入り次第、お知らせします。

 市議会は昨日、総務常任委員会でした。一般会計補正予算では新幹線関連と新水族博物館で多くの議論がありました。私は、新水族博物館問題で、地域協議会への説明と意見聴取を直江津区地域協議会だけでなく、すべての地域協議会で説明して意見を聴くよう求めましたが、竹田企画政策部長は、「お呼びがかれば出向く」というこれまでの答弁を繰り返しました。

 議案外でしたが、委員長の許可をとって質問したのは来年2月下旬から3月中旬にかけて関山演習場で行われる日米共同訓練についてです。上越市は北関東防衛局から訓練概要の説明は受けたものの、どこでどんな訓練が行われるか具体的なことはほとんどつかんでいない状態であることが判明しました。また一昨日、北関東防衛局長に提出した要望書の中で、「オスプレイが演習に参加する場合は、最大限の安全対策を」求めたとのことですが、一般的なことをのべただけで、飛行の高度とかヘリモードへの転換場所に対する注文など具体的なことは一切触れていないことがわかりました。

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 昨日の委員会で私はまず、「どういう訓練なのか見えてこない。高田の自衛隊が参加することになっているが、高田駐屯地と関山演習場の間で(ヘリなどの)動きはあるのか」、「機能別訓練はどういう訓練なのか説明受けたか」と質問しました。これに対して土橋総務管理部長は、「いま現在、具体的に答えられる状況にない。訓練の概要というレベルの情報を持っている。そのなかに示されている情報だけだ」と答えました。続いて、上越市と妙高市の市長および市議会議長連名で渡邉北関東防衛局長に提出した「関山演習場における日米共同訓練実施に対する要望」書についてふれ、「オスプレイが参加する場合については、『最大限の安全対策』を講じるようにとしているが、『最大限の安全対策』とは何か、具体的に何を求めたのか」と追及しました。これに対して土橋部長は、「(関山演習場での)日米共同訓練はこれまで9回行われている。これまでも隊員や車両の移動にあたっては、周辺の交通状況に十分配慮するように働きかけてきた。また音や訓練の時間帯についても(市民生活に影響があるので)配慮してほしいとか、要請してきた。訓練全般についてお願いすることなので、昨日の段階ではどうこうするようにとは具体的にのべていない」と答えました。

 私の発言後、一部の委員から、「議題外のことで発言を許可するのはいかがなものか」との発言がありましたが、定例議会においては、重要問題であれば、委員長の許可を得て発言できるのが正しいあり方だと思います。私も旧吉川町議時代にはそうしてきましたし、上越市議会でもそうだったと思います。

 さて、昨日の所管事務調査は、総合事務所の在り方問題でした。この件が昨日の委員会では一番発言があったのではないでしょうか。私は、これまでの試行のなかで市民の声をしっかりつかんでいるかどうかが一番気になっています。行政側は地域協議会や町内会長連絡協議会、地区別懇談会などで市民の声を聴くべく努力しているものの、私がふだん耳にする、「職員が少なくなって不安だ」「役所が遠くなった気がする」といった声はほとんど確認できませんでした。私が耳にしたことは極めて少数なのかどうか、独自の調査の必要性があるなと感じた次第です。昨日は、このほか、「何が産業建設グループを集約をしたことによる成果なのかわからない」「住民の立場から見た場合、役割分担と連携がうまくいっているのかどうか」などの発言も出ていました。

 きょうは本会議です。一般質問が始まります。私は19番目ですので、おそらく16日になるものと思われます。

2013年12月12日

一般質問始まる


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 おはようございます。今朝は雨です。みぞれに近いかな。でも雪にならないで良かったです。写真は今朝の吉川橋です。

 昨日から一般質問が始まりました。近藤議員が粘り強く庁舎禁煙をとりあげ、ようやく実現に向け本格的な検討が始まりそうです。柳沢議員は介護保険問題、江口議員が新水族博物館問題などで聴きごたえのある質問をしていました。残念ながら。議員控室にメモ用紙を置いてきてしまいましたので、他の議員については後刻書きます。

 今朝は市政レポートの印刷がうまくいかず大苦戦しています。9時からは市長交渉もあるので困りました。

2013年12月13日

オスプレイ参加反対の申し入れをと市に要請

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 おはようございます。今朝は晴れていますが、寒い。昨日の雪が凍っています。市役所へは早めに行きたいと思います。

 昨日は午前9時から上越地区平和環境労働組合会議、上越地区労働組合総連合、社民党、新社会党、日本共産党の代表などとともに上越市長に対して、日米共同訓練におけるMV22オスプレイ参加の中止を防衛省に働きかけるよう申し入れました。
 野口副市長等が応対し、「北関東防衛局に安全確保に万全を期してもらいたいと申し入れた。それに対して北関東防衛局では承知したということだった」「オスプレイについては安全性が確保されているものと判断している」「日米共同訓練は国においてアメリカとの合意の中で取り組まれるものだ。情報収集は行い、明らかにしていくつもりだ」という回答でした。
 私からは、「そもそもオスプレイはベトナム戦争やアフガン戦争で使われたように奇襲・侵入作戦に使うものだ。こんなものを関山演習場で使うことは許されない。副市長は安全だと言われたが、防衛省のMV22の事故率にはからくりがあり、クラスB,クラスCの事故が含まれていない。もっと市民の立場に立って情報収集に努めるべきだ」と訴えました。
 現地闘争を含む今後の闘いがますます重要になってきました。

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 市議会は昨日も一般質問でした。武藤議員に始まって上野議員まで総勢7人が質問しました。1日に質問者7人というのは久しぶりです。でも、聴いている方も疲れます。6人で終わってもよかったと思います。質問の中では上野議員が、住宅リフォーム促進事業の継続と商店リニューアル事業の創設を訴えているのが印象に残りました。今後、新たな展開が起きるのではないかという予感がしました。

 夕方、大急ぎで家に戻りました。お世話になったNさんのお通夜に出るためです。ところが式場を間違え大騒ぎ、最後は直江津まで行きました。ここでも道に迷い、到着したのは何と午後6時50分でした。お通夜式が終わっていました。喪主さんに謝っているところへ、私と同じように道に迷って大幅に遅れて到着した人がありました。中野教育長です。二人して、やはや、やはやという顔をして笑いあってしまいました。

 さて、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら出勤です。

2013年12月14日

一般質問は3日目


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 おはようございます。今朝は雪です。先ほど吉川橋の写真を撮りましたが、まるで夕方のような雰囲気です。走る車はライトをつけています。きょうは大雪になりそうな気配がします。

 昨日は一般質問3日目でした。平良木議員が放課後児童クラブ問題で事業の狙いや指導員の労働条件などをとりあげ、突っ込んだ質問を展開しました。質問時間は答弁を含め1時間15分くらいかかりました。そのほか、塚田議員、滝沢一成議員など4議員が上越地方の偉人顕彰、高田開府400年、経済対策、津波対策などをとりあげました。このうち滝沢議員が郵便の父、前島密の幅広い分野での活躍をとりあげたのには注目しました。今議会では新年度予算編成に向けて経済対策の一環として住宅リフォーム促進事業の継続と充実を求める質問が続いていますが、波多野議員もとり上げました。

 昨日の最後の質問で17人が終わりました。月曜日、16日は18番目からです。私は19番目ですので、午前10時半過ぎになろうかと思います。上越ケーブルビジョン、インターネットでご覧いただけます。

 議会が終わったのは4時半近くになっていました。それから、新聞記者のインタビューに答え、後は地元へ直行。「しんぶん赤旗」日曜版の配達で7時近くまで頑張りました。夜は市政レポートの印刷です。印刷機の故障原因はローラーでした。部品を取り換えてもらい、ようやくいつものような調子で印刷できるようになりました。ただ、時間がないので、5000枚までの印刷でとどめました。来週は10000枚近い印刷をする予定です。

 さあ、雪がたくさん積もらないうちに山間部へ行きましょう。平場での「しんぶん赤旗」日曜版の配達は申し訳ありませんが後回しとさせてください。

2013年12月17日

入札談合を明らかにして質問

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 おはようございます。今朝は雨です。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達の後、うとうとしてしまいました。このところ、土日の休みなしですので、だいぶ疲れがたまってきているようです。

 さて、昨日は私の一般質問でした。朝早くの段階ではあっさりした質問になると思っていたのですが、その後、入札問題で入札に参加した業者の作成した資料を使って質問することになり、大慌てで質問準備をしました。

 今回の質問テーマは3つ。1つは、市有温浴施設問題です。
 ここでは主に、第三セクターが所有していた備品の市への移管状況について訊きました。答弁の中で市長は、「持株会社への移行を予定していた7社分については、減価償却後の適正な簿価で買取りを行うこととし、今年度予算として約1億800万円を計上した。その後、市の顧問公認会計士による指導も踏まえながら、施設の管理運営に必要不可欠であり買取りの対象とすべき資産を特定するとともに、当該資産について減価償却後の適正な簿価を精査した。その結果、最終的な買取り価格を備品分として1,221万円、附帯設備分として8,242万円の総額9,463万円とし、本年9月に各第三セクターとの間で売買契約を締結した上で、既に当市への移管手続を完了した」とのべました。
 また、これら7社以外についても、「温浴・宿泊施設等の指定管理を行っている第三セクターの中で、資産を所有している事例があるが、各社が取得するに至った経緯やその背景、また、市が備品等の資産買取りを行った際の影響等を勘案し、それぞれの事情に応じて買取りの必要性を検討している」ことを明らかにしました。
 再質問ではいくつかの第三セクターから聞いた情報を基に、持ち株会社に参加した三セクでもリース物件やクレジット物件は対象外となっていることを明らかにし、それらも検討するよう求めました。

 2つ目は老朽危険空き家対策です。5月にスタートさせた老朽危険空き家除却促進事業について、一定の評価をしたうえで、関係市民から、どんな要望がどれくらい寄せられているかを問いただしました。また、補助要件緩和などの改善についても市の考えをただしました。しかし、防災危機管理部長からは整理した件数の報告は出ませんでしたし、現行制度は来年度もいまのままでいくという答えでした。私のところには補助対象の要件を緩和してもらえないかなどの声も届いているのですが、このままだと、市民税の所得割免除世帯以外の危険空き家の除却は今後、遅々として進まなくなる可能性があります。また、すでに空き家をこわしたものの、お金の工面ができなくて、廃棄物として処分できない世帯もあります。これらを含めて総合的な対策が求められています。

 3つ目は入札の実態と今後の対策です。昨年の9月議会でも質問しているのですが、今回はガス水道局発注の入札についても含めて市長などに見解を求めました。今回も入札の中での高い落札率と一位不動問題をクローズアップして質問しました。市長は答弁の中で、市長発注分とガス水道局発注分にわけて実態を明らかにしました。注目したのは平成24年度のガス水道局関係の一位不動です。全277件の入札のうち4.3%に当たる12件が再入札又は再々入札により落札者を決定しており、この12件は全て、最初の入札で最低価格を入札した業者が再入札等において落札していたのです。私は、こうした高落札率や一位不動の実態について、市側の見解をただしたのですが、相変わらず、「落札業者の強い受注意欲の表れと企業努力の結果だ」との見解を今回も繰り返しました。そこで、今回は、一市民から寄せられた談合情報を元に質問を展開しました。この情報は平成24年の2月6日に1業者が公取委に談合を告発した文書です。「入札参加はしたものの、当時調整役をしていたK社Y社長、S社S会長により入札金額を自由に入れられない状況でした」「落札予定者は平成23年5月までは、予定価格が事前公表なので、予定価格の95%以下の数字で応札し、その他の業者は、予定価格の95%以上で応札していました」などの中身を聴いた議員や市、ガス水道局の幹部のみなさんの驚いた感じが私にも伝わってきました。私は平成22年の談合場所、日時なども一部は伏せて公表しました。私の「調査せよ」との要求にガス水道局長は、「事実ならばゆゆしき問題だ。調査する」と答えました。

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 きょうはこれから市役所です。農村議員連盟の学習会と明日の本会議の準備です。忙しい一日となりそうです。

ガス水道局発注本支管工事の談合疑惑で緊急記者会見

 
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 日本共産党上越市議員団は本日午後3時から上越市ガス水道局発注の本支管工事における談合疑惑問題で記者会見を行いました。会見には10数社のマスコミが駆けつけ、テレビも5台入りました。今回の会見では、私たち議員団に寄せられた資料について説明するとともに、真相解明への決意を語りました。緊急に記者会見をすることにしたのは、本日の午前の段階で、資料については何一つ隠すことなく全面公開してもよいという資料提供者の了解を得たこと、そしてガス水道局に入手資料を手渡したからです。マスコミからは、資料提供までのいきさつ、今後の真相解明の見通しなどについて訊かれました。これを契機に真相解明に全力を挙げたいと思います。

 ※記者会見で明らかにした資料は2つに分けて私のホームページに掲載しました。ガス水道局入札談合疑惑資料その1ガス水道局入札談合疑惑資料その2です。下線部をクリックしてごらんください。

2013年12月19日

議長に100条調査委員会の設置求める


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 おはようございます。今朝は曇り空です。雪はほとんど消えました。まだ、根雪にはなってほしくないです。

 昨日は12月議会最終日でした。委員長報告の後、日本共産党議員団の平良木議員が一般会計補正予算や子ども子育て会議条例の制定に、「子ども・子育て新制度は、多くの国民の願いに反して、自治体が実施義務を負っている現在の保育制度を壊すもので、福祉としての保育から、保護者の自己責任による利用へと仕組みを変えるものだ。子ども子育て支援新制度に対応した電子システムの導入関連経費が計上されています。この予算は、子ども子育て会議条例の制定とともに、国による子ども子育て新制度の施行を大前提としている」とのべて反対討論を行いました。

 注目された「特定秘密保護法の採決強行に抗議する決議」(案)ですが、残念ながら14対16で否決されてしまいました。この決議案は「同法は、国民の知る権利を侵害し、国民主権を形骸化するとの指摘もあり、同法案に対しては、報道関係者、学者、文化人、法曹界関係者、映画人など様々な分野の人たちや多くの国民から廃案や慎重審議を求める世論が圧倒的でもあった。ところが、国会で審議が開始されてからも、衆議院においては、政府側からの答弁には数々の不一致があったり、次々に変わったりするなどして、審議が混乱し、一部野党からの修正案を取り入れた4党修正案についても、わずか数時間の審議で採決がなされてしまった」などを指摘し、採決強行そのものに抗議する内容です。ところが、これに対して桜庭節子議員は、決議案の趣旨にほとんどふれることなく、秘密保護法の「必要性」について長々と演説しました。議場からは大ブーイングが飛び交いましたが、当然のことです。討論は案件の賛否を具体的にのべ、意見を戦わす場です。今後の教訓として、二度とこういうことがないようにしなければなりません。こうした討論に対して、上野議員の討論は明快でした。決議案が法案に賛成かどうかを問題としていないことを確認したのち、世論調査などに明らかなように強行採決に抗議の意思を示し、議会制民主主義を守っていこうと訴えました。

 昨日はガス水道局の談合疑惑問題でも動きました。日本共産党上越市議団は昨日、入札参加者が赤裸々に談合した事実をのべたことやガス水道局から最低制限価格などが業者に漏れた可能性が大きくなったことを重視し、瀧澤議長に対して、地方自治法第100条に基づく調査委員会を設置するように申し入れました。瀧澤議長は、「皆さんの気持ちは分かるが、ガス水道局が調査すると言っている。また市議会建設企業常任委員会も調査をされるようなので、その様子を見て判断したい」とのべました。写真はその時のものです。市議会建設企業常任委員会も24日午後からこの問題で、委員協議会を開催することを決めました。

 きょうはこれから市政レポートを印刷し、市役所に向かいます。老朽危険空き家対策についての総務常任委員の勉強会です。

2013年12月20日

総務委で空き家対策の勉強会

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 おはようございます。今朝は比較的暖かいのですが、風が強いです。家の周りの雪はほぼ消えました。

 昨日は大忙しでした。市政レポートの作成と印刷があったからです。このため、前の日からの睡眠時間は3時間ほどしかとれなく、ずっとぼーっとしていました。午前9時過ぎにはいったん印刷を中止し、市役所に向かいました。総務常任委員会の勉強会があったのです。勉強会は、空き家対策条例の制定に向けての議論でしたが、空き家の実態調査の徹底、どういう視点と内容にするかで1時間ばかりかかりました。来年からピッチが上がっていきそうです。

 昨日は勉強会の後、いったん事務所に戻り、その後、三和区などで上越地区委員会の橋本副委員長と一緒に党勢拡大の活動をしました。「しんぶん赤旗」日曜版を2軒で購読してもらえることになりました。途中、雪をかぶった尾神岳、三和での夕焼け風景に出合いました。

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 今朝は4時過ぎから市政レポートの印刷をしています。印刷枚数は約1万枚。今回は市議会でとりあげた談合疑惑問題がメインです。各区版を作らず、すべて同じものを印刷するので、いつもよりも楽です。あと、30分も頑張れば終わるでしょう。きょうは、印刷後、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。そして夜は、地域協議会の忘年会です。

2013年12月25日

談合疑惑で録音データを調査委に提出

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 おはようございます。今朝は曇り空です。吉川橋から南の方角を見ると、頸城三山には朝日があたっています。

 昨日は午後から建設企業常任委員協議会がありました。この委員協議会は先日、私が一般質問で明らかにしたガス水道局の入札談合疑惑についての報告と質疑でした。ガス水道局は19日に調査委員会を立ち上げたこと、今後23社54人から聞き取りを行うことなどを報告しました。

 私からは、この間のガス水道局の調査で何が明らかになったかなどについて質問しました。答弁の中でガス水当局は、先日の一般質問で私が読み上げた予定価格事前公表時の入札時の業者間ルールなどの記述がほとんど間違いないことを明らかにしました。質問の中で私は、業者間で入札に関して激しい議論になっていた会議の録音データを業者から新たに入手したことも明らかにしました。この録音データはガス水道局に手渡しました。

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 この録音データには、「SさんやHさんは上越でたいそしてまとめて来たわけでしょ。おまんたを長老だと思って仲良く出来るものは仲良くしようと思ってきた。長老と言われる人だったら、もう少し、周りや下の人の意見も聞いてくれなきゃ、我慢できないですよ。2社だけが入札でどんどん取っていくなんてとんでもない」(中略)「工事は経済対策のために出したんでしょ。おまんただけが口の中に入れるんではなくて、まわりにも回すとかいう考えないんですか」「いいよ、いくらでも回すよ。ちゃんと言ってくれよ」など激しいやりとりが記録されています。

 ガス水道局発注の入札については昨日も某営業所についての新たな情報提供がありました。ガス水道局が設置した調査委員会の調査の進み具合によっては、今後、新たな展開も起こりそうな気配になってきました。

 きょうは三和区へ行った後、市役所で仕事をします。いつも年末はバタバタするのですが、今年は一層忙しくなりました。

2014年01月22日

高田開府400年についての講演

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 おはようございます。今朝は雪です。大降りではないものの、積もる雪です。除雪機が修理中で家にはないので、しばらく降ってほしくないのですが……。写真は今朝7時前の吉川橋です。

 昨日は総務常任委員会の勉強会、各派代表者会議、中山間地対策特別委員会の「市民の声」検討会議、月例議員懇談会、議員勉強会、文教経済常任委員会委員協議会、くびき野地域問題研究会と続きました。最後の会では、頭の方はもうろうとするようになりました。帰宅したのは午後10時ちょっと前です。帰りでは、居眠り運転をしないようにアイスクリーム(もなか)を買って食べました。

 総務常任委員会の勉強会は、「空き家等の適正管理および活用促進に関する条例」(仮称)制定に向けた勉強会です。正副委員長によるたたき台をもとに委員間で約1時間半にわたり意見交換しました。意見交換で私は、「適正管理だけでなく、活用をもっと前に打ち出すべきで、活用についてはそのための条文も用意した方がいいのではないか」「これまで空き家問題で受けた相談の中には、壊すことは壊したが片づける費用がない人がいた。また、その後の、固定資産税の増税にも苦しんでいる。この減免・猶予についても書きこんだ方がいい」などとのべさせてもらいました。他の委員からは、「市民の責務を入れるべき」「命令に従わなかった場合は罰金規定も」など多様な意見が相次ぎました。今回のような自由な議論は来月もう1度行い、その後、委員協議会で正規の議論を行っていくことを確認しました。

 午後の予定で楽しみにしていたのは中西聰文化行政課長の議員勉強会での講演です。「高田開府400年を迎えて~頸城は一つな里~」と題した講演で中西さんは、「きょうは謙信公の誕生日です」と切り出し、わずか7年間の間に春日山城から福島城、そして高田城へと移った、その経過や寺町の形成の意味などについてわかりやすく語りました。中西さんの話はいつもたんたんと語りながら、興味深い事実を示して聴衆をひきつけます。昨日も福島城と高田城は南北線上にあり、その中間には高田城を造るときの工事事務所兼暫定的な役所の機能を持った御仮屋(おかりや)が置かれていたことなどを明らかにしました。

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 きょうは一日中、総務常任委員会です。市の行政改革大綱や地域協議会検証会議について市側から報告があり、議論します。

2014年01月23日

第5次行政改革大綱策定に向けて議論


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 おはようございます。今朝は穏やかな天気となっています。昨晩の降雪量はわずかで車の上の雪を落とすのも楽です。ただ、少し風が出てきました。写真は午前7時過ぎの吉川橋です。

 昨日は総務常任委員会の所管事務調査でした。第4次行政改革大綱等の取り組みと第5次行政改革大綱の策定に向けた方針、上越市地域協議会検証会議の検証状況の2つが中心でした。このうち、第4次行政改革に関して市側は、「おおむね順調に進捗し、将来の財政負担軽減等に一定の成果をあげた」と評価しつつも、「実行体制のあり方を検討していく必要がある」とのべました。これに対して私からは、「以前と違って市民サイドのチェック機関がなくなっている。行政のセルフチェックと議会のチェックだけではなく、市民サイドチェック機関を」と訴えました。土橋総務管理部長はこれまで通りのやり方で行くと回答しました。第5次行政改革大綱策定については、総合計画との整合性を意識してめざすべき目標などを定めていくといいます。私からは市民の必要なサービスは維持していくこと、地域主権を生かした自治体改革の姿勢に立つことなどを求めました。私の質問に対する答弁で注目したのは、新年度に前回と同じような徹底した事務事業の見直しを行うことを明らかにしたこと、そして、13区の総合事務所は計画期間も維持していくことを表明したことです。今後の動きを注視していきたいと思います。

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 地域協議会検証についても賑やかな議論となりました。一番活発な議論となったのは、地域協議会に対する諮問と答申です。私からは「合併協議会の時から、地域協議会の答申については首長が基本的に尊重することになっていたはずだ。その方針は変わらないか」と質問、これについては笹川部長は「その通りだ」と答弁しました。また、(仮称)厚生産業会館基本構想をめぐる諮問、答申に関連して、一部に「答申は建設の良しあしではなく、生活環境等への影響について答えるものだ」との見解が流れたことについて触れ、「地域協議会設置に関する条例第7条の趣旨からすれば、建設の是非についてふれることに問題はない。市側の見解を再確認させてほしい」と質問しました。これについては、山岸副市長が私の見解通りであると答えました。

 きょうも総務常任委員会です。新直江津水族博物館に関しての調査です。昨晩は市政レポートの作成で徹夜状態ですので頭が回転するかどうか心配です。

2014年01月24日

新水族博物館基本計画(変更案)パブコメ結果出る


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 おはようございます。今朝は冷えましたね。太陽光線で照らしだされた雪はダイヤモンドのようにキラキラと光っています。きょうは天気が良いようで、吉川橋の向こうには妙高山がよく見えます。

 昨日は総務常任委員会の所管事務調査でした。上越市の新水族博物館基本計画(変更案)にたいするパブリックコメント結果が報告され、質疑が行われました。

 市に寄せられたコメントは12人、1団体から78件。このうち最も多かったのは、地元河川の再現・生物展示等展示内容に関するもので15件、ついで付帯設備に関して11件だったといいます。寄せられたコメントのうち、計画に反映したものは5件、一部反映したものは1件。反映しなかったものは24件、他はすでに計画に記載済み、計画外のコメントとの報告でした。コメントを寄せてくださった市民、団体への回答はまだ出してなく、速やかに出していくそうです。

 質疑で私からは、パブリックコメント結果を受けて、改めて新水族博物館建設についての市の認識をただしました。市側は、「市民の期待は大きい、よりよいものを造っていきたい」と答えました。前回の委員会で市側は、直江津区以外の地域協議会から説明要請があれば出向くと答弁していましたが、要請はなかったといいます。

 委員会終了後、安塚、大島区へ行きました。2週間ぶりに訪ねたら雪の量が増えていました。山間部では2㍍を優に超えています。母の実家では積雪が2㍍50㌢になっていました。これでも昨年よりは1㍍ほど少ないそうです。

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 きょうは午前10時から建設企業常任委員会です。ガス水道局発注の本支管工事における談合疑惑調査についてが議題です。ガス水道局がどんな内容の報告をするか注目です。きょうは夕方からはガス水道労組の旗開きもあります。忙しい一日となりそうです。

2014年01月25日

ガス水道局発注工事の談合疑惑、認めたのは2社のみ

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 おはようございます。今朝は穏やかな天気です。写真は吉川区小苗代の農道から撮ったもの、きょうの朝日はやわらかな感じがします。

 ガス水道局発注の本支管工事における談合疑惑調査の中間報告が昨日の市議会建設企業常任委員協議会で行われました。報告はガス水道局の談合情報等調査委員会(宮越浩司委員長・ガス水道局長)がこの間、関係業者や関係職員から聞き取り調査したものをまとめたものです。
 報告によると、平成18年4月から平成23年6月の間の談合を肯定したのは2社のみで他社は否定したといいます。また、職員等の聞き取り調査で、「予定価格や最低制限価格または設計額の全部または一部を業者など部外の第三者に漏えいした者は認められなかった」ということです。いわゆる官製談合を認めた者はいなかったということですね。
 今後、調査委員会は、これまでの調査を分析、評価した上で最終報告書をまとめるとのことですが、私からは、談合を認めた業者と否定した業者に分かれた中で、このまま疑惑が解明されないで終わるのは問題だとし、解明に向けた調査を引き続き行うよう求めました。もう少し突っ込んだ調査をしてほしいのです。宮越委員長は、「必要があれば再度聞き取りなどは排除するものではない」とのべました。今後の調査に注目したいと思います。
 昨日の委員協議会に配布された中間報告文書は下線部をクリックすると読むことができます。ごらんください。

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 委員協議会終了後、いったん、吉川区に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をやり、夕方再び市役所のある地区へ。ガス水道労働組合の旗開きがあったからです。初めて会う人が多かったのですが、話してみると、妻の実家近くに住んでいるとか、私の子どもがお世話になったところで仕事をしている等、なんらかのつながりがある人が多く、話がはずみました。来るまで行ったので、昨日はノンアルコールで頑張りました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をし、午前10時半からは伯母の壇払いです。その後、吉川区の新年会に参加します。

2014年02月08日

東城保育園の民営化などで活発な質疑

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 おはようございます。今朝も冷えましたね。屋根から伸びるつららの長さは今冬で一番です。ガラス戸を割りかねないので、ブログを書いたら、長い棒で落とそうと思っています。道路もつるつる、これで連続3日となりました。写真は今朝の吉川橋です。

 昨日は厚生常任委員会と委員協議会が行われました。テーマは保育園の再配置計画についてと「子どもの家」の在り方についてです。このうち、保育園については約2時間半に及ぶ調査となりました。

 保育園はいま市内に公立、私立合わせて67園あります。このうち私立は18園です。平成24年3月に策定した、「上越市保育園の再配置等に係わる計画」では、「公立保育園と私立保育園がバランスよく配置され共存できる環境の中で、公立私立を問わず保護者の価値観によって特色ある保育を選択できる状況を目指していく」としつつも、「保育園施設が構造的に今後も使用可能で、安定した運営が見込める規模の公立保育園については、民営化を検討することとします」としていました。昨日の委員会では、この方針に基づいて、東城保育園を社会福祉法人フランシスコ第三会マリア園に移管する計画が示されました。計画によると、移管の時期は平成27年の4月1日。保育園として10年間運営する条件をつけたうえで、土地は無償貸付、建物、備品は無償譲渡するとしています。引き継ぎについては1年間かけて「引継保育」を実施するとのことです。

 質疑では、平良木委員が、「『再配置等に係わる計画』で公私の保育所をバランスよく配置するとしているが、現在の状態はバランスよく配置されているのではないか。できるだけ民営化するという方針の積極的意義は何か」「今回の民営化について言うと、受ける法人の保育士の賃金総額だけを見てもぐんと下がる。市民サービスの低下につながらないか」「引継保育を1年間としているが、一般的には最低2年間もうけるべきだと言われている。1年間とした根拠は何か」などと質問しました。これに対して行政側は、「バランスに基準があるわけではない。東城が市立の運営になったとしてもバランスが崩れるわけではない。市立の全部を民営化することを考えているわけではない。総合的な判断だ」「保育内容については、現在、東城でやっていることを実施することが大原則だ。宗教色を出さないことで了解を得ている」「引き継ぎの期間については明確な根拠があるわけではない。引き継ぎの様子を見ながら対応していきたい」などと答えました。

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 保育園については、吉川区における保育園の再編についても報告と質疑がありました。同区には2つの市立保育園と1つの私立保育園がありますが、いずれも建物は老朽化していますし、少子化によって定員割れが続いています。こうしたなかで地域協議会が議論し、3園の統合により一定規模を確保し、新園舎建設を求める意見書を市長に提出していました。これに市長は、「地域や保護者、関係団体の意見をうかがいながら一緒に協議を進めていく」と答えていました。

 報告を聴いた後、宮崎委員等から、「本当に地域で意見交換の場を設けたのか。議論の前段で地域の人たちが不安を持っている」「3園統合というが、公設民営となるのか、予算措置はどうなるのか」「3園はそれぞれ特徴がある。それらを踏まえた設置方針を示してほしい」などと質問しました。これに対して行政側は、「私立で建てて補助金をのせていく、市で建てる、この2方向で検討している」「各園とも老朽化している。建設場所をどこにするのか、運営は公でやるのか私立でやるのか、整理して示したい」と答えていました。具体的なところはまだ出てきませんでした。

 夜は「住民自治と合併問題を考える会」(佐藤忠治代表)との意見交換会でした。談合問題では「テープを公取委に提出すべきだ」「共産党を含めて議会が疑惑解明に本腰を入れているようには見えない。もっとがんばってほしい」「告発した業者だけが損をするようなことがないようにしてほしい」などの声が寄せられました。また、総合事務所の産業建設グループの集約に関しては、「今年度は試行と言っているが、雪も少なく、普段の年とは違う。試行期間を延ばすべきだ」「市民サービスがどうなったか、サービスを受けた市民から直接聞いて検証するよう行政に働きかけてもらいたい」などの声が出て、議論になりました。意見交換は熱を帯び、予定時間を30分延長しましたが、それでも終わりませんでした。

 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。朝から急な生活相談が入り、ブログの書き込みが遅くなりました。

2014年02月11日

また懐かしい写真が出てきた


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 おはようございます。今朝は曇り空です。道路は昨日の雪が残っていて危険な状態が続いています。ご注意ください。写真は吉川橋から下流方向を見た風景です。橋脚工事の状況もご覧いただけるかと思います。

 昨日は午前に総務常任委員会の勉強会、午後は中山間地対策特別委員会の勉強会がありました。総務の方は老朽危険空き家対策条例の内容をどうするか、たたき台に基づいて検討しました。税務課からも参加してもらい勉強したのは、空き家の固定資産税についてです。取り壊し後、減免措置を一定期間とれないか、市長の命令に従わなかった場合の罰則規定を入れるかどうか等、他市の例等に学びながら勉強し合いました。

 午後からの勉強会では中山間地対策特別委員会がこの間、取り組んできた視察や懇談会などを振り返りながら、生活環境の向上、産業振興、定住の促進の3分野でどういう提言にしていくかを自由に話し合いました。熊本大学の徳野貞雄教授のT型集落点検、半農半Xの取り組みなどが議論になりました。20日の特別委員会には提言のたたき台を出し合い、本格的な提言書づくりが始まります。

 夕方、私の事務所に戻ったら、机の上にアルバムと古い現金封筒が置いてありました。弟が牛舎の二階で見つけたのだそうです。私の結婚式ものもとか、従姉の結婚式の時の写真などがたくさん出てきました。30数年前に引っ越しをやり、そのまま行方不明になったものが一度に出てきた感じです。見つかったのは昨年の冬に続いて2度目です。懐かしい思いにひたりました。下の写真は母の実家で撮ったもの。4人のキョウダイ全員がそろって母の実家を訪ねたことがあったとは……。

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 きょうは午後1時半から市民プラザで、「市民とともに談合疑惑解明を求めるつどい」を開催します。午前はそのための準備と市政レポートの原稿書きをします。大勢の皆さんのご参加をお待ちしております。
 

2014年02月18日

ガス水道局の調査委、「公取委への通知が適当」と判断

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 おはようございます。いま、外では細かい雪が降っています。雪の本場としてはしょうがないでしょう。今朝は4時46分に党地区事務所から電話をもらい、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。当初の予定では午前9時頃、新聞が到着する見込みとのことでしたので、びっくりしました。おそらく関越道が使えたのでしょう。ともかく、ホッとしました。

 昨日は各派代表者会議、建設企業常任委員協議会等、全部で5つの会議がありました。

 このうち建設企業常任委員協議会ではガス水道局所管の本支管工事に伴う談合疑惑の調査報告と審議が行われました。
 報告は12月19日にガス水道局に設置された談合情報等調査委員会による調査の最終報告です。それによると、調査委員会は「文書類に関する調査結果等から、談合の有無は判断できないが、録音データ1(私が提出した2つの録音データのうち最初に提出したもの)に関する調査には、談合を存在を疑う発言があることから、公正取引委員会へ通知することが適当」と判断しました。しかし、官製談合の可能性については、「調査の結果、予定価格や最低制限価格または設計額の全部または一部を業者など部外の第三者に漏えいした者は認められなかった」と結論付けました。
 調査報告を聴いて、1月24日の中間報告以降、録音データなどの聞き取り調査を再度行う等、一定の前進面があるなと感じました。とくに録音データにあった、「談合」「調整の中に盛り込む」「一本ずつ分け与える」などの発言について、いま一度聞き取りをやり、確認したことは重要です。ただ、、「一位不動」の入札結果や談合の日時、場所など談合を疑うに十分な資料が提出された中で、文書類の調査からは「談合の有無は判断できない」とすることには不満が残りました。いったいどこまで資料を出せばいいのでしょうか。私は番外で発言を求め、「四日市市発注の水道用鋳鉄管入札談合に係る損害賠償請求住民訴訟事件」での判決文の一部を読み上げ、一位不動の入札結果と入札に関する談合日時、場所の記録と符合すれば、少なくとも「談合が疑われる」と判断してもいいのではないかと追及しました。ガス水道局長は「調査は可能な限りやったが、その結果、判断できないということになった。(後は)公取委の判断にゆだねる」と答えていました。

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 委員協議会審査では本城議員などが頑張りました。「市民からも(いまの調査のやり方について)疑問の声が上がっている。入札監視委員会等など第三者機関に調査をしてもらい、ワンクッションおいて通知してもいいのではないか」「公取委にいつ通知するのか。その場合、談合に関する資料を市はすべて提出するのかどうか」「談合情報等調査対応事務処理要領などを含めた改革が必要ではないか」などと発言しました。これに対して行政側は「内部調査を繰り返しても同じ結論になってしまうので公取委へ通知して進めることにした。入札監視委員会には談合の調査権はない」などと答えました。
 委員協議会でガス水道局は、①公取委への通知は上越市長名で速やかに行う、②今後の入札契約事務については、指名に関する措置を含め、現在検討中。また、談合防止措置として、予定価格等の管理の徹底、工事内訳書の提出義務化、誓約書の徴収を考えていることを明らかにしました。これらについては3月議会で議論したいと思っています。
 今回の談合疑惑に関してはこれで一件落着というわけにはいきません。数多くの疑問があり、疑惑が解明されていないなかで議会が持っている調査権を生かさないとしたら、市民からは「議会は何をやっているのか」という声が上がることでしょう。私たち議員団では12月18日、滝澤議長に100条調査委員会の設置を申し入れました。その際、議長は「まず行政側の調査を見てから判断したい」とのべていました。議長に早急な決断を求めたいと思います。

 昨日の会議のなかには災害対策特別委員会もありました。津波浸水被害想定など市民の命とくらしを守る重要課題の議論が行われましたが、そこでの議論等は後日、まとめたいと思っていますので、お許しください。

 きょうは市議会文教経済常任委員会が開かれます。テーマは公民館問題です。傍聴に出かけたいと思いますが、このところ、休みなしで走っていますので、午後になるとぐたっときてしまいます。午前は少し、ゆっくりしようかと思っています。

2014年02月19日

公民館の運営、配置基本方針案の修正方向示される

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 おはようございます。今朝は曇り空です。夜のうちにうっすらと雪が降ったようです。吹けば飛ぶような軽い雪です。写真は吉川橋です。朝のバスが橋の上を通りぬけていきました。

 昨日は妻を映画館に送った後、市役所に向かいました。市役所では3月議会に提出される請願の対応、談合疑惑解明に向けた今後の方針などについて党議員団で協議しました。また、文教経済常任委員会を傍聴しました。

 文教経済常任委員会は「市立公民館の運営及び配置に関する基本方針(案)」についての所管事務調査でした。当初案が出たのは昨年の3月でした。公民館活動の再構築と施設の再配置をめざした当初案はその後、市議会文教経済常任委員会や柿崎区、頸城区地域協議会などで強い反発が出て、市教委では見直し作業を進めてきました。昨日はその見直し、修正のポイントが示され、議論が行われました。

 説明にあたった野澤教育部長は、「これまでの市民との意見交換の中で、それぞれの公民館によって実情が大きく異なっていることが改めてわかった」「『地域の実情に応じて柔軟にできるように対応できる方針とする』」という観点から、すべての項目の内容を見直したい」とのべました。主な修正内容は、①用語の解説を加える、②公民館の役割について、記述を追加修正する、③公民館事業の目的について記述を追加する、④地区公民館の運営体制は地域が実情に併せて構成できる柔軟な仕組みとする、⑤分館施設(建物)の配置については公民館独自の基準を設けない、の5点です。これらについては今後、社会教育委員による検討を経て、3月中にはまとめたいとのことでした。

 注目したのは、従来からの運営組織があれば、新たに運営委員会を置くことはないとしたことや、現行の分館は当面維持するとしたことなど市民との意見交換で出された意見をかなり採り入れたことです。しかし、「管理には地域が主体的に係わるようにする」など一般論としては当たり前のことをわざわざ書きこむ等、もう少し具体的に見てみないと評価できないものもあります。これまで市民が心配した主な点は、「地域が生きていくための活動拠点がなくなるのではないか」「施設の再配置などでより安上がりの行政改革が進められ、社会教育活動が後退するのでは」ということでした。修正された方針がどんなものになっていくか注目し、党議員団としても対案を出せるように頑張りたいと思います。

 きょうは生活相談2件に取り組み、その後、市役所で上越地域消防事務組合議会に臨みます。

2014年02月21日

中山間地対策特別委員会で自由討議


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 おはようございます。今朝は穏やかな朝となっています。先ほどヤマガラの鳴き声が聞こえてきました。春に向かって動き出しているって感じます。写真は先ほど撮ったばかりの吉川橋です。

 昨日は午前が中山間地対策特別委員会でした。昨日の委員会は市長への提言書作りに向けた自由討議でした。生活環境の向上、産業振興、定住の促進の3分野で提言項目とその内容について提案してもらい、議論しました。「機械除雪の支援はもうしなくていいのか」「林業にもっと目を向けるべきでないか」「農村サポーター制度の創設はどうか」「中山間地と市街地に住む若者だけによる中山間地活性化委員会の設置とあるが、市街地の人はわかるだろうか」など活発な議論が展開されました。私は委員長です。自由討議のコーディネートは久しぶりでした。なかなか難しいもんですね。

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 午後からは、市政レポートを印刷したのち、山間部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。大島区の母の実家では、つい先だってまでインフルエンザで寝込んでいた従兄が元気な姿を見せてくれました。お茶に誘われ、居間に入ると、近所の人といっぱいやっているところでした。何十年もここの家で使っているという燗鍋を見せてもらい、酒談議で楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

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 夜は高田でくびき野地域問題研究会の例会でした。地域協議会の検証、産業建設グループの集約問題等、活発な議論が9時頃まで行われました。私の方は、一日フル回転だったので、帰りの車の運転が心配になり、眠気覚ましにアイスクリームを食べました。おかげで欠伸も止まり、無事、家まで帰ることができました。

 きょうも会議の連続です。総務常任委員会、議員懇談会、勉強会と続きます。

2014年02月22日

空き家対策条例案まとまる、そして談合疑惑解明の動きも

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 おはようございます。今朝は曇り空ですが、なんとなく明るい感じがします。いい天気になるのかも知れません。上の写真は頸城区で昨日撮った米山です。昨日の夕方は米山だけに陽があたっていて素敵でした。

 昨日は午前に総務常任委員会、午後から議員懇談会と勉強会でした。総務常任委員会は空き家対策条例案の検討です。これまで検討してきたものを整理し、議長への報告をどうするかまできました。単なる対策ではなく、活用も視野に入れた案になっていますので、ぜひ実らせたいものです。勉強会では直江津港にあるLNG基地について会社の方からパワーポイントを使って説明していただきました。これも知っておかなければならない大事なことです。ガスが富山や静岡方面まで供給されるとは知りませんでした。

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 昨日の大きな動きとしてお知らせします。くびき野地域問題研究所(後藤紀一代表代行)と住民自治と合併問題を考える会(佐藤忠治代表)の2団体が市議会議長にガス水道局所管の談合疑惑究明を求めて百条委員会を設置するよう働きかけました。3月議会を前に議長がどう動くか、24日には議運もあります。注目です。

 それからもうひとつ、これは身近な話題です。昨日からヤマガラ君が私の仕事部屋の近くにやってくるようになりました。久しぶりです。まだ、しばらく、「コンコン」とガラスをつついてやってきてくれそうです。これは楽しみです。

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 きょうは市政レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、その後、新潟へ。新潟では京都大学の岡田知弘教授の講演を聴いてきます。それが終わり次第、上越市に戻り、「灯の回廊」めぐりをしたいと思っています。強行軍です。

2014年02月25日

市長が上越市新年度予算発表


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 おはようございます。静かですねー、今朝は。遠くでキツツキの音が聞こえるくらいです。風もほとんどありません。

 昨日は朝からいい思いをしました。飛ぶ白鳥に出合ったのです。昨年も1回ありましたが、飛んでいる白鳥と出合ったのはこれで3度目でした。場所はごみ焼却場の付近です。大急ぎで車を止めて何枚か撮ったのですが、なんとかなったのはほんの1枚だけでした。その写真が上の写真です。

 昨日は午前に市長による新年度予算説明が行われました。新年度の一般会計の予算額は1064億9188万円です。昨年よりも若干伸びています。市長は合併10年目であること等から「節目の年」であることを強調し、公約に基づいて予算をどう編成したか語りました。時間は約30分。質疑なしの発表です。党議員団では議会運営委員会後、党議員団会議を開き、予算内容の検討に入りました。中山間地対策や災害対策などで一定の前進がある半面、紙おむつ助成事業等、思い切った見直しをしてサービスを切り下げたものも少なくありません。にぎやかな論戦をしなければならないようです。

 夕方からは、先日の「新春のつどい」の地元反省会でした。手づくりの美味しい料理をたくさん御馳走になりました。このなかには採れたてのフキノトウの天ぷら、大根餅、モロヘイヤ入りコンニャク、そうめんカボチャなどもありましたよ。また、「懐かしのメロディ」をみんなで歌い、落語も聴きました。じつに楽しい会となりました。これで勢いをつけて3月議会に臨みます。

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 そうそう、昨日は野の花にも出合いました。オオイヌノフグリです。今年初めてです。いよいよ大好きな野の花のシーズンが始まります。

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 市政レポート1645号、「春よ来い」の第293回、「青い雪」をホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 

2014年02月27日

PM2.5だとは


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 おはようございます。今朝は曇り空です。昨日ほど靄は掛かっていませんが、どんよりした感じは同じです。

 それにしても昨日の靄がPM2.5だったとはびっくりでした。朝、有線で注意するよう放送が流れた時はついに来たかと思いました。この問題での緊急放送は初めてです。主たる原因は中国の大気汚染だといいますから、健康や環境保護のためにも政府から中国に改善を強く求めてほしいものです。上の写真は昨日の午後、市役所の5階から上教大方向を撮ったものです。

 昨日は午前中に「しんぶん赤旗」の集金活動をやり、その後、市役所へ行きました。市役所では平良木議員とともに総括質疑の検討を行いました。上野議員は柏崎刈羽原発の再稼働反対の署名を持って、県への要請行動に参加しました。私も参加したかったのですが、総括質疑の質問者ということで今回は断念しました。総括質疑では、財政運営や総合事務所の産業建設グループ業務の集約、避難所等整備事業、地域集落支援事業などをとりあげることにしました。

 数日前にT子さんから私の似顔絵スタンプをもらいました。彼女の友人であるY子さんが消しゴムを彫り、作ってくださったということです。スタンプ台を購入してきて、いろんなものにペタペタと押しています。いいものをいただきました。T子さん、Y子さん、ありがとうございました。

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 きょうは、先ほど書きあげたばかりの市政レポートを印刷したのち、市役所に向かいます。市役所では総括質疑についてのヒアリングがあります。それが終わり次第、山間部で、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をします。

2014年02月28日

総括質疑に対するヒアリング


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 おはようございます。昨晩から先ほどまで雨が降っていました。雪があるところでは霧と言ったらいいのか、靄といったらいいのかが発生し、霞んで見えます。

 昨日は総括質疑の通告に対するヒアリングでした。交付税と財政政策、中山間地域振興事業、食育、指定管理者制度と新水族館などについてどういう趣旨で質問するかをこちらから語りましたが、担当課長や係長と議論になることがしばしばです。公開されてはいないけれど、みんな率直に意見を出し合うので、ある意味では、このやりとりが第三者から見れば一番面白いかも知れません。こちらの誤解もあるので、とても勉強になります。

 ヒアリングが終わってからは、山間部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。生活相談も2件入っていて、その対応もあり、家に戻ったのは午後6時近くになりました。

 夜はぐったり。ひと眠りしてから、ユーチューブで沖縄県議会百条調査委員会の仲井真知事にたいする尋問の様子を見ました。国会での証人喚問の様子は何度か見ていますが、地方議会の方は初めてです。上越市ガス水道局所管の談合疑惑解明で調査特別委員会を設置した場合のことも意識しながら見ました。事実関係を追っていくには、そうとう事前に準備しておかないといけないこと、前の質問者とダブらないように、その場で質問を考えていく能力が求められることなどは国会と一緒ですね。

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 きょうは、ただいま市政レポートの印刷中です。約5000枚、裏表の印刷です。今晩も3000枚を予定していますので、今号は合計で10000枚を超える見通しです。印刷がある程度、進んだら、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2014年03月01日

雪割草も咲いた


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 おはようございます。今朝はまず、うれしいお知らせから。わが家の雪割草が咲きました。上の写真がそうです。この花はわが家の、通称、「ポンポコ山」からわが家の庭に20数年前、母が移植したものです。標高250㍍くらいのところにあったものが育つか心配したのですが、毎年、美しい花を咲かせてくれます。それにしても今年は半月以上も早いです。

 昨日は市政レポートの印刷がほぼ終わってから市役所木田庁舎へ。市役所では県立吉川高等特別支援学校の生徒さん達が来てくれました。昨日は校外学習でした。木田庁舎の建物と仕事についての学習です。5階の議会フロアは私が案内役を務めました。「ここでどんなことを話しあっているんですか」「村山さんはどこに座っているんですか」「この席(書記席)にはどんな人が座るんですか」など質問続出でした。木田庁舎滞在の予定時間は1時間だったから、5階での説明が長すぎたかも知れません。でも、久しぶりに1年生と再会できてよかったです。

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 午後からは印刷した市政レポートの新聞屋さんへの持ち込みと「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。途中、地元の山でキクザキイチゲの花を撮ってきました。こちらはかなり前から咲いていたようです。この花は春の野の花の中でも特別に好きな花のひとつです。いろいろな表情を見せてくれます。今度は晴れた日に開花している写真を撮りたいです。

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 きょうは、午前中に、「しんぶん赤旗」の購読のお願い行動、配達、集金です。そして午後からは、㈱杜氏の郷の新酒を楽しむ会に参加します。飲みすぎないようにしなければ……。

2014年03月04日

3月議会始まる


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 おはようございます。今朝は久しぶりに冷えました。写真は吉川区下中条から見た尾神岳です。田んぼでは雪が消えていますが、氷が張っていました。これなら凍み渡りができる、そう思って牛舎脇の畑へ行きました。うれしかったですね。今冬初めてです。雪の上を歩くことができましたよ。

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 昨日から3月議会が始まりました。市長の所信表明の後、武藤議員、草間議員、近藤議員、杉田議員の4議員が登壇し、市長の所信表明や新年度一般会計予算などについて総括質疑を行いました。

 興味深かったやり取りがいくつかありました。その1つは中山間地域振興です。武藤議員が「中山間地域の振興策全体のなかで力点をどこに置いているのか」との問いに、市長は、農業の継続と農地の保全、そして地域コミュニティの維持だと答えていました。これは行政のトップとしての見解です。私としてはこれに林業を加えてもらいたいですね。今後、委員会などで大いに議論がされることでしょう。

 総合事務所の産業建設グループの集約問題では、草間議員と近藤議員がとりあげました。草間議員から、これまで1年間の試行の総括を求められた市長は、「(地域協議会などから)評価の声が多数寄せられている。一定の評価が得られたものと思っている。取扱業務に支障はなかった」と答えていました。また、総合事務所の次長職は4月から総務地域振興グループ長を兼務する形に戻すことを明らかにしました。近藤議員が、大雪を経験しない中で、「4月からの本実施は危惧する。集約元相互い事務所管内の市民にこの取り組みの検証結果を報告し、意見を聞くべきだ」とのべたのは正論だと思います。

 きょうは私の出番です。午前10時40分頃には登壇することになろうかと思います。昨日から風邪をひいて、体調不良です。でも、よく眠ったのが良かったのでしょう、登壇できそうです。

2014年03月05日

総括質疑終わる

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 おはようございます。昨日と違って、今朝は雨です。雨のためか、小鳥たちはやってきません。これだけ雨が降るとさらに雪解けが進み、野の花は一気に開花していきそうです。昨日は風邪のため早く帰りましたが、マンサクの花が迎えてくれました。この黄色い花を見ただけで元気が出てきます。

 昨日は内山議員と私が総括質疑で登壇しました。私がとり上げたのは、普通交付税の合併特例措置の段階的な縮小と新たな支援措置、市が所有する施設の長寿命化、「歳出の構造改革」、総合事務所産業建設グループ集約の試行と災害対策、食育推進支援事業、新水族博物館と指定管理者制度などです。いずれも、きょうから始まる常任委員会審査を意識し、委員会で議論を深めていくうえで基本的な問題提起となるよう心がけました。

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 このなかで特に印象に残ったのは、「歳出の構造改革」です。一昨日の所信表明で「歳出の構造改革」が言われたで、「行政サービスの水準低下につながる懸念はないか」と問うたところ、財政計画策定にあたっては、「サービスを受ける皆さんの負担能力を考慮した給付の実施など、サービス水準の見直しも視野に入れた歳出の構造改革が不可欠であり、市民の皆さんに少なからず我慢していただくことや負担を伴う見直しは避けて通ることができない」との答弁が返ってきました。今後、市民生活に大きな困難をもたらす導火線にならなければいいのですが、心配です。

 総合事務所の産業建設グループの集約と災害対策、市民サービスでは、大雪災害での対応が心配だということをのべました。一昨日の近藤議員もそうでした。ところが、「これは集約をやろうがやるまいがずっと意識して取り組み、改善されてきたことだ」という趣旨の答弁がありました。委員会で試行段階で検証すべき課題に入っていなかったかどうかも含め、確認していきたいと思います。

 ところで先ほど、関山演習場での日米共同訓練に関する情報が入ってきました。昨日、演習に参加していた自衛隊の車両が燃料漏れを起こし、地元の川が汚染されたというのです。地元住民が異臭に気付き、連絡したそうですが、市役所に連絡が入ったのは数時間後だったようです。もちろん、議員にはまだ正式には情報が入っていません。ひどすぎますね、これでは。

2014年03月06日

関山演習場で軽油漏れ事故発生、現場へ

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 おはようございます。今朝は冬に逆戻りです。風が吹き、時々、雪が舞っています。この調子だと、地吹雪も起きるかもしれません。写真は先ほど撮ったばかりの吉川橋です。

 昨日は朝早く、日米共同訓練をやっている関山演習場で軽油漏れ事故が発生したというニュースが入り、現地に向かいました。総合事務所で経過説明を受けたのち、演習場へ。現地では自衛隊のトラックがたくさん並んでいました。積雪は1メートル近くありました。現地に着くと、ちょうど運よく、市役所職員や地元の江口集落の方がおられ、状況を聴くことができました。現地は、うっすらと油の匂いが漂っていました。流れ出た量は約500リットル。すぐ傍の三箇用水にはオイルフェンスが張ってありました。地元の江口集落の方は、「すごい臭いがした。こんなことがあっては困る。この用水は中江用水とも合流するんだ」と怒りをあらわにされていました。

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 午後からは市議会厚生常任委員会を傍聴しました。注目していた紙おむつ助成事業についての質疑は平良木、柳沢両委員の質問が光っていましたね。
 最初に質問したのは平良木委員。同委員は、「(いまの税の仕組みから言えば)所得が多ければ税負担は重くなって公平性は確保される。(所得制限を導入すると、ここでも負担が強いられ、公平性がなくなるから)実際のサービスでは一律にするのが基本だ。要介護の方がおられるところには、市も手厚く支援し、社会としても支援してくれているということで、心のよりどころになっている。介護を社会で担っていくんだという考え方からすると、相反することになる。考え直してほしい」と訴えました。
 これに対して栗本健康福祉部長は、「今後の市の財政状況を踏まえた中では、どうしても市民の方から(我慢して)負担をしていただかなければならない。その点は理解していただきたい。介護度の高い人については、(助成金額だけでは足りないという)実態を踏まえて助成を増やす」とのべるにとどまりました。
 柳沢委員も、「介護保険事業に関して言えば、入所系(施設系)の施設を利用した場合、紙おむつを利用しても個人には負担がかかってこない。在宅系(居宅系)についてはその部分は、介護保険外の負担になってくる。介護保険の本来の趣旨からすれば、在宅系介護のなかで社会的な支援をやっていくというのが本来の姿だ。在宅系が入所系に比べて軽視をされているのではないか。単純に(市民税所得割の」課税、非課税で線を引くというのはおかしい。政策的な議論を市はやったのか」と質問しました。これは、これまでの委員会では出てきたことのない視点からの突っ込みでした。
 八木高齢者支援課長は、「この部分の検討については確かに落ちていた。今後のあり方については整理していきたい。今回は課税、非課税の整理の仕方でお願いしたい」と低姿勢でしたね。

 夕方からは小田原清三郎さんのお通夜でした。長年にわたり、旧吉川町の農業委員会会長を務めた人です。私と一緒に農業後継者を訪ねて、記事を書いたり、農業経営の分野でも協力してくださいました。私が転作作物として「飼料用ヒエ」を栽培してサイレージにしたいと言ったら、自分の田んぼで作付してくださったこともありました。たぶん、刈り取り後はヒエの始末でたいへんだったと思いますが、私には何一つ愚痴をこぼされませんでした。昨日、最後のお顔を見てきましたが、普段と変わらないおだやかの表情でした。安らかにお眠りください。ありがとうございました。

 きょうはこれから市政レポートを作成したのち、印刷し、市役所に向かいます。市役所では厚生常任委員会の傍聴、生活相談などが待ち受けています。

2014年03月07日

社会福祉協議会の陳情採択へ


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 ああ、よかった。ようやく入力できるようになりました。おはようございます。今朝は雪から曇りになっています。写真は午前7時半頃の吉川橋の風景です。

 昨日は市政レポート(「しんぶん赤旗」折り込み分)を印刷したのち、市役所へ行きました。建設企業常任委員会の傍聴と生活相談の対応でした。

 社会福祉法人上越市社会福祉協議会(以下、社会福祉協議会と記す)の訴えが昨日の市議会厚生常任委員会で認められました。よかったです。社会福祉協議会は、先月7日に市議会に陳情書を提出し、「地域福祉事業運営費の補助を増やしてほしい」「介護保健施設の土地使用料の減免を」と訴えていました。今後、市がどう動くか注目です。
 昨日の厚生常任委員会では社会福祉協議会の大竹事務局長が口頭で陳情趣旨を説明しました。同局長は、「運営費は新年度から1812万9000円となるが、これは職員3人から4人分に値する金額で、これでは13区を含む上越市の事業をこれまでと同じように行うことができない。中山間地を抱える13区では高齢化がすすみ、減少が減少する中、地域住民同士が互いに支え合い、元気で、健康で、毎日が生きがいを持てるような事業の取組が必要とされている。この運営費では13区はもとより、合併前上越市内の支所も廃止せざるをえなく、悩んでいる。このままでは、高齢者、児童、福祉団体などの弱者の窓口を失うことになる」「やすらぎ荘は長野県北部地震で被災しての再建。社会福祉協議会にとっては貴重な財源を投じての再建である。使用料の減免については他施設と同様に斟酌してほしい」とのべました。

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 委員会では、日本共産党議員団の平良木委員が、「行政と二人三脚で地域福祉に貢献してきた。ここで事業が滞ってしまうことになれば、市民の福祉にとって大変な痛手となりかねない。他市の状況を見ても、新潟市、長岡市などでは人件費補助金は交付税の算定にかかわらず数倍出ている。(補助を増やすことは)妥当だ」と陳情採択を主張、他の委員も一部で、「もう少し、現場を見るなどのために継続審査にしたらどうか」という声があったものの、「地域福祉を後退させるわけにはいかない」「基本的に理解できる」という声が多数を占めました。採決の結果、全会一致(会派みらいの委員は退場)でこの陳情は採択されました。

 夕方、浦川原区、大島区をまわり、吉川区の上川谷から家に戻りました。雪がすごかったですね。降雪量はたいしたことがなかったの位ですが、吹雪ました。写真は母の実家の付近です。

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 きょうはこれから市政レポートの印刷をし、その後、中学校の卒業式に出ます。その後は妙高市に飛び、市議会に向かいます。

2014年03月10日

きょう、注目の百条調査委員会設置要求陳情の審査

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 おはようございます。昨日はすばらしい天気でした。一昨日の降雪後に青空が広がったこともあり、白と青で美しい風景をあちこちで出現させていましたね。写真は吉川区山直海(川袋)地内から尾神岳を見た風景です。空も大地も川もきれいでした。

 昨日は午前に「しんぶん赤旗」日曜版の集金をしました。久しぶりに訪ねたところが多く、話がはずみました。従姉の家では「ひんねり餅」をもらいました。もち米だけでなく、うるちも入ったひんねり餅はめずらしかったです。このもちの一部は午後からも党会議の場にも持っていき、おすそ分けしました。

 夕方、母と一緒に大相撲観戦をしました。母は、一昨日、わが家にやってきた姪夫婦と赤ちゃんについてたくさんしゃべるわ、しゃべるわ……、とてもうれしかったのでしょう。フキノトウの天ぷら、昨日も食べました。これで今年、3回目かな。

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 昨日とかわって今朝は雪です。ここのところ、除雪車が連日出動しています。昨日のように青空が広がることもあるけれど、3月になってようやく、2月の雪が降ってきた感じです。写真は先ほどの吉川橋です。

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 きょうは建設企業常任委員会審査です。午前は自分の委員会の準備をし、午後から傍聴の予定です。午後3時からはガス水道局所管の本支管工事談合疑惑で百条調査委員会設置の陳情について審査されます。陳情者の口頭陳情もあります。委員会では市民の代表として良識ある決断を示してほしいものです。

2014年03月11日

何と全委員が百条調査委設置に反対

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 おはようございます。今朝はよく晴れています。わが家からは信越国境の山々も見えます。写真はわが家のそばから西の空を見た風景です。

 昨日は建設企業常任委員会でした。注目は上越市のガス水道局所管の本支管工事における入札談合疑惑解明のために市議会は百条委員会設置を、という3つの市民団体の陳情審査でした。結果はびっくりでした。全員で不採択にしたのです。日本共産党議員団の委員はいません。

 審査の前に陳情を提出していた3団体の代表がそれぞれ陳情趣旨の説明を行いました。説明したのは、くびき野地域問題研究会の杉本敏宏事務局長と住民自治と合併問題を考える会の佐藤忠治代表、東頸城の明日を考える会の吉野誠一代表です。

 杉本さんは、「今回の件は市民の目から見てもきちっと解明する必要がある。百条委員会は議会のなかでも絶大な権限を有している。市民の目に見える形で調査されるのは百条委員会しかない。ぜひ設置を」と訴えました。佐藤さんは、「この問題は市民のなかで行政不信を増大させている。公取委での審査と並行して議会も解明の努力を要請する機運が市民のなかで高まっている。百条委の設置で解明を進め、上越市の信頼回復に努めてほしい」とのべました。最後に吉野さんが、「問題は公取委が本腰を入れて調査をするかどうかだが極めて不確実だ。調査するにしても、着手がいつになるかも不明だ。官の関与を疑う声も小さくはない。市民が求めているのは議会が先頭に立ち、強力な調査権をいっときも早く発動することだ」と強く訴えました。

 3人の説明の後、それぞれ、委員長の方から、「委員のみなさん、何か、質問ありませんか」と声がかかりましたが、誰一人質問する人はいませんでした。これもびっくりでした。

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 各委員の意見表明については録音データを起こしてみました。その要約です。
(本城委員)
 「3団体の趣旨説明については理解する。これまで提出された文書や録音データで、相当高い確率で談合が行われていたと推測できるのではないか。ガス水道局の調査では疑いはあるけど確証がないとされた。今後は一定の権限を持つ捜査機関に疑惑解明をゆだねるのは市の姿勢としても前進だ。百条委の設置の是非については、本来、解明の努力として市民に事実関係を明らかにする、議会の監視機能を高めていくという姿勢を持つべきことは当然だが、今回の場合、これまでの建設企業委員会での質疑を見る限り、決定的な資料や証拠など独自の調査に欠ける部分を感じている。調査委を設置しても有効に機能するか疑問と不安がある。現段階でも調査のプロである公取委の調査を優先する方がいいのではないか。推移を見守っていきたい」
(瀬下委員)
 「大筋で本城委員の言う通りだ。市長は2月に公取委に通知したということだ。今後は公取委の調査にゆだねて、見守るべきだ。現段階では百条調査委設置は必要ないものと判断している」
(櫻庭委員)
 「この問題についてはわが会派でも話し合ったが、事実をどれぐらい判断できるものかを含め、会派としても意見が割れている。一番大事なのは、こういう談合が二度と起きないような方向に向かっていくことだ。百条委をどうしても設置しなければならないかを考えた時、百条委は重要な委員会になるし、時間的にも精神的にも相当の意識を集中して行わなければならない……(「時間関係ないよ。仕事だよ」の声あり)。その重要なことをなすために私たちが十分なバックアップがあるか、ベースがあるかどうか考えなければならない。私たちは市民の願いがどこにあるかを冷静に判断したうえで百条委の設置を判断すべきだ。現段階はその必要な段階に来ているとは思われない」
(鴨井委員)
 「瀬下委員の言われたとおりだ。市も本当に調査するだけして、市長が公取委に要望出したということだし、百条委については私は反対だ」
(石田委員)
 「(建設企業常任委員会で)なぜ談合が起きたかを考え、私も入札の現状を自分なりに少し調べた。きょうの委員会でこの3月から新しい入札に向けて、談合ができない状態の入札にガス水道局の方々が考えられたことと、2月に公取委に通知を出したということで、私は現段階では必要ないと思う」
(佐藤委員)
 「私も結論的に言うと必要ないと思う」
(波多野委員)
 「これまで行政側の対応を審議してきた。そのなかで、より調査権も持つ公取委へゆだねるということなので推移を見たい。そのなかで当議会としても、委員会としても、こういったことが今後起きないように入札方法の見直しということを市長に提案していくべきだ」

 これらの陳情は3月議会最終日の本会議で採決が行われ、最終的な議会意思が決定されます。

 きょうはこれから市役所に向かいます。一般質問のヒアリング、文教経済常任委員会の傍聴等があります。昨晩、あるお寺の住職から話をしてほしいと要請されたので、その準備もあります。


 

2014年03月12日

新随想集の表紙装丁決まる

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 おはようございます。今朝は穏やかな天気になっています。風が吹いてはいますが、寒くはありません。

 さて、最初にお知らせです。私の5冊目の随想集が今月中に刊行の見通しとなりました。タイトルは『背中かき』(190ページ、北越出版)です。4月には店頭に並ぶ予定です。価格は最終調整に入っていますが、1000円程度になる見込みです。昨日は表紙の装丁が決まりました。写真は雪の中に丸椅子を置き、その上に本とコーヒーをのせたものです。写真は大出口で撮ったフキノトウです。今回も地元カメラマン、平田一幸さんから提供していただきました。

 昨日は市議会文教経済常任委員会でした。私は傍聴せず、一般質問のヒアリングを受けたのち、自分の所属する委員会審査の準備をしました。財務部、総務管理部、企画政策部、防災危機管理部、自治・市民環境部と重要議案が続くのでたいへんです。一般質問のヒアリングはきょうもあります。当面、準備しなければならないことがたくさんあって、質問準備はなかなか進みません。

 昨日の夕方は真宗大谷派高田教区第12組の研修会でした。会場の吉川区の遊ランドには60人ほどの人たちが集まりました。研修会では富山民族の会の加藤亮子さんが「刀利谷の信仰生活」を語り、旧刀利村の谷中定吉さんが「刀利谷をつくった山崎兵蔵」を紹介してくださいました。すぐれた教育者として、また産業振興など他分野でも活躍した山崎兵蔵は、「刀利の神様」としていまも地域の人たちの心に生きているといいます。「文化は山から」という言葉が気に入りました。交流会では、私からも明治16年3月12日に発生した尾神岳雪崩事故についての「内山盛之助日記」のことを紹介させてもらいました。写真は講演する加藤さんです。

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 きょうはまもなく市役所へ向かいます。一般質問のヒアリング、明日からの委員会の準備、本の校正作業、市政レポートの原稿書きとやるべきことが目白押しです。

2014年03月13日

議会準備などで大忙し


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 おはようございます。今朝は曇り空です。外は小鳥たちの鳴き声もせず、とても静かです。昨日の高温で雪解けは一気に進み、数日前に降った雪もいつ降ったのかといった感じになりました。わが家の庭の雪割草も元気でいました。写真をご覧ください。

 昨日は一般質問のヒアリング、総務常任委員会の準備などで大忙しでした。出版社との打ち合わせもありました。消費税増税のあおりを受け、製本業者が超多忙で、私の新随想集『背中かき』の刊行時期は4月1日にずれ込みそうです。市内の書店に並ぶのは4月の上旬となるかもしれません。

 夕方には表紙写真を撮ってくださった平田一幸さんと会い、表紙写真について意見交換もしました。撮った本人も「よくなったね」と言ってくださり、ホッとしています。装丁を担当してくださった方は吉川区梶出身の室橋さんです。室橋さんも喜んでくださることと思います。

 きょうはこれから市政レポートを印刷し、その後、市役所に向かいます。

2014年03月14日

総務常任委員会1日目

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 おはようございます。今朝は雨が降っています。いまは時間との闘いです。市政レポートを5320枚印刷し、清里まわりで市役所へ10時までに滑り込むことができるかどうか。

 昨日から、市議会は総務常任委員会が始まりました。財務部、総務管理部の審査を終え、企画・政策部に入っています。財務部では昨年フェイスブックでとり上げた木田第1庁舎の窓修理について予算化されていたので、改めて現状を確認しました。開閉できないところは全体の40%、105か所、一部開閉できないところは全体の20%、51か所になることが明らかにされました。この庁舎に関しては新年度に空調設備改修のために730万ほどが予算化されています。庁舎も古くなると維持管理が大変ですね。

 企画政策部関係では新幹線新駅周辺整備事業で議論が集中しました。私も上越妙高駅東口に設置するというシンボル像について質問しました。シンボル像は、躍動感のある、威風堂々とした馬上の上杉謙信公だそうです。制作は彫刻家の峯田敏郎氏に依頼するとか。事業費は6500万円。地元企業の寄付金をもとに制作するとのことですが、現在市内では、春日山城、埋蔵文化センター、リージョン前広場にあります。それと今度は上越妙高駅です。それぞれ違ったイメージの謙信公像ができることになります。峯田さんはすばらしい彫刻家ですが、これでいいのかなあという思いもあります。歴史研究者などいろんな分野の人の意見をじっくり聴いてシンボル像の制作をお願いしたいものです。写真は委員会に配布された東口のイメージ図です。

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 ところで、これまで印刷したレポート中の「春よ来い」に「ショウショウ寺」の場所を柏崎市上輪の「よな姫神社」と混同して書いていました。ホームページでは訂正しますので、お許しください。

 さて、印刷に集中、集中、時間が足りない。

2014年03月15日

原子力安全協定に関する請願、3対4で不採択に

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 おはようございます。今朝は雪が舞っています。ま、春のあわ雪でしょう。写真はわが家から吉川橋を見た風景です。

 昨日は総務常任委員会2日目でした。企画政策部関係では、並行在来線対策事業と新水族博物館整備事業に質問が集中しました。このうち、新水族博物館については、現水族館と新たな水族博物館を同じ業者・団体に指定管理者になってもらうと説明されてきたことから、どういう協定書になるのかわかるように、検討素案を示すよう求めましたが、示してもらえませんでした。「こんな感じになりますよ」というものくらいは出してほしかったですね。委員会では設計コーディネーター、展示・演出手法等アドバイザリー業務委託などがなせ必要になるのかの質問もありました。

 昨日は請願・陳情の審査も行われました。請願は、「つなげよう脱原発の輪 上越の会」(植木史将代表)から提出された、「東京電力との原子力安全協定に関する請願」で、原子炉施設の増設や装置の変更及び再稼働に対し事前了解を織り込んだ原発立地自治体並みの協定締結を求めてほしいというものです。私からは、「現協定は協定前から比べれば一歩前進だった。しかし、(請願者が主張するように)事前了解まで踏み込めない。立地自治体並みに協定を(改善)充実することには賛成だ」と採択を主張しました。これに対して、委員会からは「現協定で十分だ」という趣旨の発言がいくつかあり、採決の結果、賛成3、反対4で不採択となってしまいました。写真は請願審査で趣旨説明する植木代表です。

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 陳情は、「くびき野地域問題研究会」(後藤紀一代表代行)と「東頸城の明日を考える会」(吉野精一代表)が提出した、総合事務所産業建設グループ集約の試行の延長を求める陳情です。市民にこれまでの試行結果と検証内容が十分伝わっていないこと、大雪の下での検証ができていないことなどが理由です。私と市民クラブの近藤委員、それと石平委員が採択に賛成しましたが、他の委員は本実施に踏み切ることを認め、不採択を主張しました。採決の結果はこれも3対4で不採択でした。
 なお、この陳情審査の前に産業建設グループ集約の問題で所管事務調査が行われました。当初、総務管理部が示した事務事業ごとにどういう検証結果が出ているのかを質問したところ、行政側は事業ごとには結果を示せず、全体的な評価に終始しました。検証できなかった事務事業数も明らかに出来ませんでした。大雪の下での検証については、ちょっと突っ込み不足だっかかな。合併後、確かに除雪体制も充実してきており、その点は(歴代の)市長の努力を評価したいと思いますが、新たな体制でもうまくいくかどうかが問題です。私は心配です。

 さて、きょうも市政レポートの印刷をしています。きょうは5300枚、両面です。いま、片面が終わりましたから、もう1時間くらいかかるでしょう。印刷後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2014年03月18日

総務常任委員会終わる


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 おはようございます。今朝は早起きしました。疲れがたまり、昨夜は目を開けていられませんでした。7時間たっぷり眠ったので、今朝はいい気分です。写真は6時前の下中条池で撮ったものです。朝焼けが始まるちょっと前でした。

 昨日は総務常任委員会の3日目でした。防災危機管理部と自治・市民環境部の審査でした。

 防災危機管理部では土砂災害ハザードマップの作成の状況、今後の計画について訊きました。また、指定避難所の見直し問題で、災害対策基本法の改正に伴い義務付けられた「指定緊急避難所」「指定避難所」等について、「原子力災害の場合、どうするか」「大規模災害を災害種別でどうとらえるか」などを質問しました。

 自治・市民環境部では中山間地対策を中心に質問しました。そのうちのひとつは、除雪機購入補助です。平成24年度、25年度と続いた集落の除雪機購入費補助は新年度も続けられることになりました。対象は集落内の高齢化比率が50%を超えていて、集落の除雪機が無いところです。15集落を予定していて、予算額は3000万円。補助率は100%、限度額は200万円です。
 私からは、「新年度にこういう予算付けをされたのは歓迎だ。おそらく実態調査を踏まえた中での予算計上だと思うが、今回は15集落にしぼっている。回ってみると、除雪機は全体的に見て、更新の時期を迎えてきている。この補助は今年度限りになるのか」と今後の見通しについて質問しました。塚田自治・地域振興課長は、「昨年の4月1日現在で、あと13が対象として残っていることを把握した。今年の4月の調査でプラスアルファが出てくるだろうということで予算措置をした。今後については新たに条件に該当するところが出てくることが想定されるが、もっと有利なコミュニティ助成事業の活用などを働き掛けながらフォローしていきたい」とのべました。
 山岸副市長にも最後の質問をしました。いどばた懇談会で把握した住民のねがいをどう市の施策に反映させたかということを総括的にのべてもらいました。

 きょうはこれから各派代表者会議、そして本会議と続きます。きょうから一般質問です。日本共産党議員団からは木曜日に平良木議員が、来週の月曜日には上野議員と私が登壇します。

2014年03月19日

一般質問、初日は5議員が登壇


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 おはようございます。今朝は穏やかな朝を迎えています。鳥たち、といってもヤマガラですがとても賑やかです。求愛行動なのでしょうか。それにしても、朝、明るくなるのが早くなってきましたね。写真は昨日のものですが、午前6時の写真です。

 昨日から市議会は一般質問が始まりました。江口議員、飯塚議員など5人の議員が登壇して、防災対策、高田開府400年などについて質問しました。

 注目した質問のひとつは江口議員の津波対策についての質問です。地震発生から10分で津波が襲ってくるかもしれないと言われているなかで、保育園などで津波避難訓練をした実情をパネルを使ってわかりやすく説明し、実際には避難まで13分かかることを明らかにしました。また、避難行動要支援者がどう思っているかをアンケート結果を紹介して、支援策の強化を求めました。江口議員がよく知っているというおばあちゃんの「とにかく若い人は全員助かってほしい」という言葉には胸が熱くなりました。今回、江口議員が質問で使ったパネルは16枚、同議員も言っていましたが、「プロジェクターを使えばもっとわかりやすくなる」と思います。早く、議場で使えるようにしたいものです。

 瀬下議員の防災対策の質問も注目しました。私も前にとりあげたことがある防火水槽の改修では、まず、無蓋の防火水槽をなくすよう求めました。現在、市内にある防火水槽は1717基で、このうち176基が無蓋となっています。危険なので、周囲に防護柵を設けるなどの対応をしながら使っているとのことですが、今年度は8基、有蓋化するそうです。もうひとつ、防火水槽の耐震化を進め、「大容量の耐震型貯水槽」を整備し、災害時の水の確保をという提案も光りました。この提案に積極的な反応はありませんでしたが、今後、必ず、日程にのぼってくるでしょう。「昔から水と空気はタダだが、安全は金で買え」と言われているが、防災対策をもっと推進をという訴えもよかったです。

 きょうは午前10時から。近藤議員がトップバッターです。もう1時間、原稿書きをして、それから出発します。

2014年03月20日

一般質問2日目、感動のやりとりも


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 おはようございます。今朝は曇り空です。わが家の庭にあるツバキが膨らんできました。もう1、2日で開花するでしょう。

 昨日は一般質問2日目。近藤議員から始まり、永島、宮崎、鴨井、石田、櫻庭の各議員が登壇しました。近藤、永島の両議員がオリンピックに出場する選手が市内から出るようにしたいと体育行政について論じました。また、石田議員が障がい者支援強化を切々と訴え、注目されました。同議員は市内における障がい者の就労実態、小中学校における特別に支援を必要とする児童生徒の実態を浮き彫りにしながら、「障がいを持って生まれても上越市では普通に暮らせるように」してほしいと訴えました。市長もこれに応じ、自分の周りに起きた事例を紹介しながら答弁していました。心が温まる、とてもいいやりとりだったと思います。

 さて、私の方はいま市政レポートの作成に追われています。あと1時間以内に完成させ、印刷もしなければなりません。間に合うかどうか。

2014年03月21日

平良木議員が入札制度改革で一般質問

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 おはようございます。今朝は曇っています。風もあり、これから風雪になるのでしょうか。ここまで来たら、静かにしていてほしいものです。このところの高温で雪解けが進んでいます。近くを流れる吉川は泥濁り状態です。写真は吉川橋上流です。

 昨日は一般質問3日目でした。草間議員、小林議員など6議員が登壇しました。全体として、丁寧な質問が多かったですね。法や基本的な計画などを調べたうえで、事実関係をひとつひとつ確認しながら次の質問につないでいく、これは学ばなければいけない点です。県の水防計画と河川の整備計画、アーケードと建築基準法など、勉強になりました。ユニークさが目立ったのは、滝沢一成議員の質問でした。市の将来展望について、「言語目標と数値目標を持て」「この市のカタチを定めよ」と迫ったのは同議員が初めてでしょう。

 日本共産党議員団の平良木議員は入札制度改革がメインテーマでした。ガス水道局発注の本支管工事において談合疑惑が発覚し、行政側の調査委員会が公取委に通知する事態となっていますが、同議員はガス水道局がこのほど明らかにした制度改革について一定の評価をしたうえで、「一位不動」「不落隋契」問題などをクローズアップし、本支管工事以外でも本格的な制度改革をと迫りました。しかし、市長はこの期に及んでも、高落札率や「一位不動」を「それぞれの応札者が適正な積算に基づき応札された結果と捉えており、入札執行者として、証拠に基づかず単に可能性があるということだけをもって談合の存在を疑うことは、慎むべきこと」とのべていました。入札の制度改革は行政改革の大きな課題のひとつです。こういう認識でいいのでしょうか。

 夕方、吉川区地域協議会を少し傍聴してきました。ここで総合事務所は吉川区内の保育園の統合について、市長の方針が決まったということで明らかにしました。それによると、園舎は市が建設し、保育園の運営は、現在、吉川保育園を運営している社会福祉法人・吉川福祉会が行うといいます。新保育園は3年後の平成29年度に開園の予定です。建設場所は未定です。今後、関係者だけでなく、区民の声を聴いたうえで、吉川区地域協議会でしっかり議論してほしいと思います。

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 きょうは市政レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。早く終わらせて、一般質問の準備を少しでもできればいいのですが。天気も荒れそうだし、早め早めとやりたいですね。

2014年03月24日

会議の後、リラックスする時間も


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 おはようございます。今朝は雲ひとつなし、すばらしい天気になりそうです。小鳥たちも朝からはしゃいでいます。写真は昨日、わが家の庭で撮った雪割草です。わが家の雪割草はほとんど出そろいました。

 昨日は党地区委員会の研修会2日目。樋渡県委員長から支部指導などについて講演があり、その後、討論しました。研修は午前中で終わり、午後からは別の党会議でした。研修、会議と続いて、だいぶ疲れました。夕方まではリラックスして、近くの里山に入りました。雪がほとんど消え、木々も草花も春の準備を大きく進めていますね。写真は夕陽です。子どもたちの遊び声も聞こえてきました。

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 きょうは一般質問4日目。私は3番手で登壇します。原発政策、医療政策、そして合併の総括の3つがテーマです。いずれも追及するような質問でないので、あっさりとした質問になりそうです。ま、たまには、そういうのもあっていいでしょう。

2014年03月25日

一般質問終わる

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 おはようございます。今朝も晴れています。ウグイスの鳴き声も初めて聞きました。家族の者によれば、だいぶ前から鳴いているとのこと、どおりで鳴き方も上手でした。写真はわが家の庭、雪は消え、これだけになりました。

 昨日は一般質問4日目。私は3番目に登壇し、原発政策、医療政策、市町村合併について市長に質問しました。1回目の発言、ゆっくりしゃべりすぎたら、2回目以降の時間が13分となってしまいました。当初、原発と医療で再質問をしよう考えていたのですが、原発だけしかできませんでした。それもあわてたのか、民主党時代の原発の収束宣言の質問で、「撤回」という言葉を落としてしまうなどいくつかのミスがありました。「やはや、やはや」という気持ちです。

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 それでも注目すべき答弁を引き出すことができました。それは原発問題です。「ベースロード電源という位置付けについてはどう考えるか」との質問で市長は、「どういう状況の中で原子力の電源を活用するかということになれば、これだけの被害を受けて、汚染水についてまだ処理できていない、どういう原因でどういう対処をするか、この対策についてきちっとした議論がない中で、そういう議論というのは、いくらベースロード電源にふさわしいものとしたとしても出てこないものだと思っているし、出てくるはずがないと思っている」とのべたのです。いまの段階での再稼働に疑問を呈した発言と受け止めました。

 市立診療所の今後の方向についてですが、市長は「各診療所は、中山間地域における市民の拠り所として、医療のみならず、健やかな暮らしを支える上で重要な役割を担っているものと認識している」「上越地域医療センター病院との病・診連携体制も視野に入れながら、診療所の安定的な維持が図られるよう検討してまいりたい」と答えました。再質問は出来ませんでしたが、基本的には各診療所の存続を前提にした答弁だったと思います。今後の動きを注視していきたいと思います。

 市政レポート1649号、「春よ来い」の297回、「手っぱずれ」をホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうはこれから市役所です。農村議員連盟の会議、党議員団会議等があります。

2014年03月26日

農業改革勉強会、新随想集『背中かき』

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 おはようございます。今朝は曇り空です。道路の路面が濡れているので昨晩、雨が降ったようです。写真は昨日撮ったキクザキイチゲです。

 昨日は午前に農村議員連盟の勉強会と総会がありました。昨年12月に発表された安倍内閣の農業分野の4つの改革について市の農業振興課長から説明してもらい、若干の質疑をしました。農地中間管理機構の説明を聴いて、心配になったのは認定農業者以外の農業者がどうなるかということと、農業委員会の役割でした。農業委員会は農地集積事業では事実上排除されますね、この仕組みでは。ひどいと思いました。

 昨日は午後から病院へ見舞いに行き、その後、地元に戻りました。この間、ずっと撮れなかったキクザキイチゲの写真をようやく撮ることができました。野の花を見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。

 そうそう、新しい随想集、『背中かき』(北越出版、1000円)の出来上がりが最終的に決まってきました。31日に私のところに届きます。市内の本屋さんに並ぶのは4月の上旬とのことです。いつものことながら、出来上がりが近くなるとドキドキしてきます。

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 きょうは本会議です。最終日でもあります。しっかり頑張ってきます。

2014年03月27日

3月議会終わる


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 おはようございます。今朝は雨です。しとしとと降っています。今週に入り、わが家周辺の景色が一変しました。河川改修工事に伴い、橋のたもとの1軒が壊され、わが家の南側に移転されたのです。いままであったものがなくなると、なんか、さみしいですね。

 昨日は3月議会最終日でした。議員団で準備した討論原稿は朝の段階で最終チェックしたのですが、議場に入ってからも、加筆すべき事項が見つかったりして、手直ししました。今回は消費税増税で料金値上げというケースが多く、反対案件が36件にもなりました。解釈改憲反対の請願や原発立地自治体並みの原子力安全協定を求める請願は賛成少数で不採択となってしまいました。

 本会議が終わってからも、総務常任委員協議会、文教経済常任委員協議会等が開かれ、会議が終わったのは3時過ぎでした。それから生活相談、市政レポートの作成と夕方までかかりました。疲れましたね。

 夕方からは退職する部課長などの送別の意味を込めた懇親会が議員の会と部課長会共催で行われました。江口議員、村山市長、今回退職される山岸副市長がそれぞれ味のある挨拶をされました。写真は山岸副市長です。私は山岸副市長とは合併後の付き合いですが、議長選で応援する場面もあれば、また議論し合う場面もあるといった関係でした。本当にご苦労様でした。

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 きょうは市政レポートを作成したのち、印刷、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金と続きます。

2014年04月07日

道普請、そして議会報告会


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 おはようございます。今朝は晴れ! やはり晴れた方がいいですね。昨日は小雨は降るし、寒いし、雪までちらつきましたから、きょうの天気は最高です。

 昨日は午前が地元町内会の道普請と江さらいでした。農業用水路にたまった泥を上げるのが私も入ったグループの仕事でした。スコップを使ったのは数か月ぶりなので、いまのところは大丈夫ですが、これから腕や腰がどうなるか心配です。用水路にはカワニナとシジミがいっぱいいました。アケビのツルが水路まで伸びていたところ、ヒメオドリコソウが用水のコンクリートの隙間から花を咲かせていたところもありました。きつい仕事でしたが、地元の人たちとゆっくり話ができてよかったです。上の写真はアケビです。

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 午後からは上野公悦市議の議会報告会とお花見の会でした。上野市議は3月議会の様子を丁寧に説明し、市民のいのちと暮らしを守る日本共産党議員団の役割を浮き彫りにしました。竹島県議は桜の季節に合わせた服装で登場、「まずは全身を見ていただいて……」と自己紹介したのち、新潟県政の特徴を明らかにし、原発再稼働をめぐる情勢を報告しました。私も挨拶をかねた議会報告を若干しました。ガス水道局所管の入札談合疑惑をめぐる動きが中心です。道普請で疲れていたものの、大勢の人が集まってくださったので、元気に報告できました。第2部のお花見の会では、特養ホーム入居者の自宅の除雪や在宅介護などについてたくさんの質問と要望を寄せていただきました。悪天候の中、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

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 きょうは吉川小中学校、そして吉川高等特別支援学校の入学式です。ずっと地元で動くことになります。

2014年04月15日

山岸前副市長の送別会

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 おはようございます。今朝もいい天気です。青空がもう見えます。毎日、こんな天気だとうれしいです。わが家の庭ではベニコブシに続いて、今度はプラムが花を咲かせ始めました。上の写真です。

 昨日は私の事務所で仕事をしてから、電車で市役所に向かいました。柿崎から高田方面に向かうには朝の通勤通学の時間帯を過ぎると、お昼近くまで直江津駅での乗り換えにかなりの時間を要し、実に不便です。そのため、昨日は午前11時25分発の電車に乗りました。これだと、春日山駅にお昼前の11時58分に着きます。

 市役所ではいくつかの生活相談に取り組み、その後、市政レポートの原稿書きをしました。あ、そうそう、次号から、私の報告ビラはタイトル名をかえて、「橋爪のりかずの活動レポート」になります。活動の範囲が市政だけでなく、県政にも及ぶことが多くなることからの変更です。これまで同様のお付き合いをよろしくお願いします。

 昨日はうれしいことがふたつありました。ひとつは集落づくり支援員のみなさんと5階の議会事務局前でばったりと会ったこと。中山間地担当の職員さんが議会事務局に異動になったことから、この職員さんの顔を見に来たとか。みんな元気な様子で安心しました。もう一つ、高田の若い女性の方から、「大事な人から誕生日プレゼントに(私の随想集)『あねさかぶり』と『背中かき』をもらいました」というメールが届いたことです。一度もお会いしたことのない女性ですが、こういう便りをもらえるのはうれしいですね。

 夕方からは前副市長の山岸行則さんの送別会でした。参加者からのプレゼントのひとつに保冷バッグがあったことから、山岸さんは挨拶の中で、「この間、山仕事をして暖かいビールを飲んだ。もう少し前にいただくとありがたかった」と笑わせ、その後、行政と本格的に対峙できる議会改革の継続、長野北部との連携を訴えていました。知事や副知事とのエピソードも入った興味深い挨拶でしたね。山岸さん、本当にご苦労様でした。

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 きょうはこれから市役所です。きょうは災害対策特別委員会から始まって、会議がいくつも続きます。

2014年04月16日

任期後半の議会体制の議論始まる

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 おはようございます。昨晩は雨が降りました。車が汚れていたのか、空気中の汚れなのかフロントガラスが汚くなりました。いまは晴れです。ほんとうは畑のためには半日くらい雨がほしいところです。

 昨日は午前が災害対策特別委員会の傍聴、午後から課題調整会議、各派代表者会議、生活相談と続きました。

 このうち、災害対策特別委員会では津波対策についての報告に基づく議論が活発でした。上野議員はハザードマップなどが公表され、「これくらいなら大丈夫」という誤った認識が広がらないように手立てを講ずることを求めました。宮崎防災危機管理部長は「当然のことだ」とのべ、予期せぬ大津波に対する警戒感を持つことの大切さを強調しました。また、上野議員が、日本海側でも大きな地震が相次いでいるにも関わらず、日本海側の津波研究が弱いとして、国に対して働きかけるよう訴えました。これについて宮崎部長は、「検討する」と答えました。

 各派代表者会議では、今月末で任期の中間点を迎えることから、議会の委員会構成等の審議が行われました。昨日の会議では特別委員会のついて、いまの4特別委員会のうち、災害対策と新幹線・並行在来線は残し、他は廃止することにしました。廃止するところは、今後、常任委員会の場で議論すればよいとしたものです。新たな特別委員会については人口問題、観光、エネルギー対策などについてどうかと提案がありましたが、まとまりませんでした。次回まで各派で検討することになっています。常任委員会・特別委員会の正副委員長、委員構成をどうするかなどは次回以降の代表者会議で議論します。任期後半の議会人事を決める臨時議会は来月22日に開催予定です。

 きょうはこれから市役所に向かいます。観桜会での自衛隊のパレード反対の申し入れを行い、その後、議員団会議を行います。

2014年04月22日

行政改革、人口減少問題でも特別委員会設置へ

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 おはようございます。今朝は雨模様です。昨日から天気は崩れて雨が降り、少し寒く感じられます。写真は昨日夕方の尾神岳です。

 昨日は月例議員懇談会からはじまって、いくつもの会議がありました。懇談会では消防組合議会のことを私が報告することになっていたのですが、原稿を作っておいたものの、プリンターの調子が悪く、議会事務局に原稿ファイルをメール送信しました。ところが、届いていませんでした。開会5分前に大慌てでパソコンを立ち上げ、ぎりぎりセーフ。こういうこともあるから、時間の余裕をみておくべきだとつくづく思いました。

 午後からの各派代表者会議では、特別委員会についての議論が前回に続いて行われました。特別委員会設置は複数の常任委員会に係わるようなテーマで行われるのが通例です。いったん設置されれば、そのテーマについては予算、決算の時以外は常任委員会で議論できなくなるのではとの懸念も出されましたが、その点は柔軟に対応することでまとまりました。昨日の会議で、新たに設置が決まったのは、行政改革調査対策特別委員会、人口減少問題調査特別委員会の2つです。災害対策特別委員会、新幹線・並行在来線等対策特別委員会は継続されます。

 昨日は地元に帰ってから、来月5日午後3時から吉川多目的集会場で行われる、議会報告と山菜料理を楽しむ会の準備会議がありました。会の次第をどうするか、誰が何を担当するかを決めました。問題は山菜です。例年よりも山菜は早く出ていて、会が行われる日には、コシアブラ、タラノメが終わってしまうことなどから、どういうものを準備するか、みんなで考えました。会に参加を希望される方は参加費1000円です。どなたでも参加できますので、遠慮なくご参加ください。

2014年04月25日

中山間地対策特別委員会で自由討議、「柊」閉店イベント


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 おはようございます。昨晩はアルコールが効き、テレビの前で寝込んでしまいました。目が覚め、さあ、寝なきゃと思ってみたら時計は朝の5時、外はもう明るくなってきていました。きょうもいい天気です。写真は午前5時過ぎの米山です。

 昨日は活動レポートの印刷と細々とした用事をいくつかこなし、市役所へ行きました。大気がきれいで遠くまできれいに見通せました。午後からは中山間地対策特別委員会でした。前回同様フリートーキングです。提言書づくりに向けての作業は、生活環境の向上、中山間地農業振興、定住の促進の3分野についてグループで書いてきたものをたたき台にして議論しました。だいぶ煮詰まってきた感じがしますが、提言書にできるまでにはまだまだ練る必要があります。連休明けの9日が最後の委員会となります。それまでに正副委員長案をまとめることが求められました。さあ、たいへんだ。

 夕方は高田の大町へ。長年お世話になった「柊」という居酒屋さんの閉店イベントに参加してきました。海の幸、山の幸がたっぷり出され、美味しくいただきました。また、いろんな人と語り合うことができました。武蔵野酒造の杜氏さんと吉川高校醸造科をめぐる思い出話をしているところへ、「こんばんは」とやってきたのはMさん夫婦と「僕」。Mさんの感謝の気持ちがあふれた誕生日祝いのプラカードにはびっくりしました。閉店というと、さみしい感じがしますが、こんなふうにして盛り上げてくださる方がいると、次へのエネルギーになりますね。「柊」のママさんは地元の中郷区で喫茶店らしきものをされると聞いています。また、出かけてみたい。

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 きょうは午前に総務常任委員会があります。夕方には集会もあります。その間に、「しんぶん赤旗」日用版の配達、集金もしなければなりません。大忙しとなります。がんばろう。

2014年04月26日

県議選勝利めざす決起集会、涙が出る寸前だった


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 おはようございます。今朝は久しぶりに散歩しました。近くの野道、池の周辺などです。オオイワカガミが咲きましたね。この花は吉川中学校の近くの六角山に大群落があります。5月の連休には山全体がオオイワカガミに覆われた感じになるので、私は「花さき山」と呼んでいます。

 さて昨日は大忙しでした。「はしづめ法一活動レポート」の印刷、「しんぶん赤旗」日曜版の配達の後、市役所へ。総務常任委員会では総合事務所の職員体制について質問しました。4月から13区の総合事務所は産業建設グループを集約した柿崎区など3つの事務所を除き、職員が1~2名減りました。また、地元出身の職員割合が26%台まで落ち込みました。地域の密着した行政運営ができるかどうか、少人数となり、組織的対応力が低下しないか、心配しています。他の委員の質問で、水道局職員の市長部局への異動、産業建設グループ集約によって、職員定員適正化計画の見直しが検討されることが明らかになりました。

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 夕方は越後くびき野100キロマラソン実行委員会の発会式がありました。100キロマラソンは全国で100を超えているそうですが、ここの100キロマラソンは、食べ物、沿道の声援が素晴らしく、全国的な評価が高いことで有名です。オープニングで合唱サークルの人たちが上越市民の歌、「夏は来ぬ」などを合唱しました。そのなかに薄波実行委員長がいました。私の高校時代の恩師です。先生の挨拶も素晴らしかったです。

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 発会式は途中で失礼させていただき、県議選勝利をめざす党と後援会の決起集会に向かいました。会場にはすでにいっぱいの人が席を埋めていてくださり、北信越ブロック事務所の今井さんの訴えが行われていました。
 着いて、5分ほどで私の出番がやってきました。ポスターの話をして会場の参加者の顔を見ていたら、長野にいるはずの友人が隅っこに座っているのを見てぐっときてしまいました。そして会場は暑く、とうとう上着を脱いで話をさせてもらいました。話の中では3日前の県交渉の模様とか、母の介護の問題とかを織り交ぜました。私のつたない話を真剣に聞いてくださる姿がうれしかったですね。後半の女性後援会員有志によるパフォーマンス、「私が好きなのは旦那と橋爪さんです。原発再稼働反対で頑張ってください」「これ以上太らないで」などと激励していただきました。最後はタンポポの歌と造花のプレゼント、私のことを知りつくした人たちのプレゼントでした。入り口で参加者と握手をしていたら、大島区の従兄や嫁さんの姿もありました。これもうれしかったです。家に戻ったのは午後10時前、母がつくったウドの甘酢漬けを食べ、発泡酒350㏄を飲み、疲れをとりました。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」の記者さんが来られ、私の新随想集、『背中かき』の取材をしてくださることになっています。それが終わったら、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、そして夕方からは、郷人会、「川谷会」の総会で挨拶、交流することになっています。

2014年04月29日

正副議長選などで話し合い


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 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。昨日と比べると、下り坂かも知れません。写真は昨日の午後撮ったものです。

 昨日は党議員団会議でした。7日に予定されている各派代表者会議に向けて、常任委員会委員、特別委員会委員などの配置について話し合いました。また、正副議長選にどう臨むかについても話し合いました。独自候補を立てるかどうかは、私たちがこれから示す、議会改革、入札談合疑惑解明の姿勢などについて共同を申し入れてきている会派がどう反応してくるかによります。連休明けは議長人事で動きが活発化するでしょう。

 夕方からは「橋爪法一を囲む会」でした。山菜などを食べながら、議会の様子を語り、当面する課題について意見を交わしました。「原発と談合疑惑についてはしっかりやってほしい」「総合事務所がどうなっていくか心配だ」などの声をたくさん寄せていただきました。

 きょうはこれから長岡市へ向かいます。電車に乗って、「里山資本主義」の著者の一人である藻谷浩介さんの講演を聴いてきます。楽しみにしています。

2014年05月08日

2つの会派に議長選申し合わせ案を示す


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 おはようございます。天気が続きますね。これだけ晴れて少雨が続くと、田んぼの水が心配になります。天気が続いて、きれいな夕日が何回も見られます。写真は昨日のものです。

 昨日は連休後初日、久しぶりに市役所へ行きました。各派代表者会議が開かれ、改選期を迎える常任委員会の所属、正副常任委員長人事、特別委員会の継続、廃止、新設などについて協議しました。議長人事についても動きが活発化してきています。昨日は、党議員団でまとめた申し合わせ案を、支援要請のあった市民クラブと新政の代表に手渡しました。

 申し合わせ案の主な内容は、①上越市議会基本条例の遵守、②「本会議場における発言の際に、プロジェクターの使用ができるようにする」「本会議場への議員によるパソコンまたは類似の機器の持ち込みと使用ができるようにする」などの議会改革、③ガス水道局の本支管工事入札談合疑惑について、市民に対する説明責任と議会としての責務を果たすため、6月議会までに公正取引委員会の動きが見えない場合、議会内に地方自治法第100条に基づく調査特別委員会を設置する、④「少数意見を尊重し、議会の民主的運営に努める」など議長職務遂行にあたっての注文です。

 午後からは地元に戻り、生活相談や「しんぶん赤旗」の集金をしました。下の写真は尾神で撮ったヤマブキです。

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 きょうは活動レポートを印刷したのち、お世話になった人の葬儀に参列します。その後は「しんぶん赤旗」日曜版の配達の予定です。

2014年05月10日

最後の中山間地対策特別委員会


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 強い風が吹いていますねー。おはようございます。今朝は晴れて入るものの、寒く、風が強いです。市内のポスターがどうなっているか心配です。写真は今朝の吉川橋です。写真には写っていませんが、橋周辺の工事が進んでいます。

 昨日は午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達、生活相談などで動きました。配達中にはいろんなことがあります。昨日は「母の日プレゼント」でもらった花の名前を教えてほしいと言われました。野の花は割合と知っている方なんですが、園芸種は苦手です。結局、ネットで調べました。花はバラのような花びらをつけたベゴニアでした。

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 午後からは中山間地対策特別委員会でした。中山間地対策特別委員会は会議としては最後の日でした。前回の委員会で議論してもらった市長への提言書案を連休中に整理し、副委員長や議会事務局からもチェックしてもらって委員会に臨みました。これまでの記録を整理しているなかで森林資源の活用について触れる必要があると判断し、薪ストーブや新集成材などについて新たに書き加えました。昨日の議論で文言整理が必要なところが出てきましたので、それらを整理したのち、14日、全員で議長に報告する予定です。提言書は最終確認が終わってから全文を公表しますが、生活環境の向上、農業の活性化、定住の促進の分野で提言をまとめました。その中には雪の観光資源としての活用、若者中心の「中山間地活性化委員会」(仮称)の創設など若い人たちとの意見交換会で出された提案も盛り込みました。私の委員長としての仕事もまもなく終わります。

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 会議が終わってから控室で仕事をして、夕方、歯医者へ向かいました。私はもともと歯が悪いのですが、このところ、しゃべっているうちに歯が浮いたりして口の中が混乱するのです。口の中の混乱は言うまでもなく、しゃべりにも大きな影響を与えます。しばらく治療が必要になりました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、花見の会、川谷の用水普請、地域協議会主催の市職員歓送迎会です。体はひとつ、こころもひとつ、事故に注意しながらがんばります。

2014年05月15日

22日の臨時会に向け、副議長選の動きも

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 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。昨日は暑かったですね。上着を脱いでも暑いものですから、車の窓は開けっ放しでした。議員の中には半袖姿の人もいました。写真は上越市の桑取地区で昨日撮ったもの、川の流れが涼しく感じられました。

 昨日は中山間地対策特別員会のメンバーで議長に、中山間地対策特別委員会がまとめた提言書を提出しました。提言書はこれまで2年間の間に懇談会や視察などを通じて学び、議論し、いま、こんなことをやったらどうかと意見の一致を見たものをまとめたものです。提言しようと思っていたことで、すでに行政が取り組みを開始したこともいくつもあり、それらは省きました。生活環境の向上では、雪と森林資源の活用を盛り込みました。中山間地農業の活性化では独自ブランドの確立などが入りました。そして、マスコミなどから注目されたのは定住促進策です。若者中心の中山間地活性化委員会(仮称)の設立や農村サポーター制度(仮称)の立ち上げなどを提案しています。これらは、私のホームページでも全文公表します。

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 昨日は各派代表者会議もありました。事前に調整の動きがあり、常任委員会、特別委員会の正副委員長人事はすぐに決まりました。あとは正副議長です。昨日は議長選の出馬予定の新政の佐藤敏議員が笹川代表とともに来られ、私たちの提案した申し合わせ案に対する見解を明らかにされました。議会改革と談合疑惑解明で私たちとは距離があるなというのが実感です。副議長については副議長選に出たいということで創風の江口修一議員が挨拶に来られました。私たちは22日の臨時会までに態度を決めます。

 午後からは原稿書きの後、桑取地区へと車を走らせました。ここは上越市の西側の農村部、私の地元と似た雰囲気があります。土口のSさんに会ってきました。

 きょうは活動レポートの印刷と「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。印刷の枚数が多いので、時間がかかります。夜は浦川原区で開催される市議会主催の議会報告会に出ます。

2014年05月16日

浦川原区での議会報告会に参加

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 もう雨は終わりでしょうか。もっと降ってほしかったですね。おはようございます。今朝は雨上がりの天気です。近くの林の中ではウグイスがきれいに鳴いています。

 昨日は活動レポートを約4000枚印刷後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達とポスター貼りに出ました。うれしい場面が何度かありました。ポスターを貼らせてくださいと初めて声をかけた家はおばあちゃんの一人暮らし、「はしづめ法一です」と挨拶すると、「ああ、おまさんかね。おまさんの広告(レポートのこと)、いつも楽しみにしているがだがね。どこでも貼ってくんない」と快く応じてくださいました。また、高鳥衆議院議員のポスターを事務所の中、外に貼ってある会社の社長さんに思い切って頼んだら、「貼るんだったら目立つように5枚くらい貼っていけ」と言ってもらいました。感謝です。

 配達、ポスター貼りの途中、2つの総合事務所によりました。そのうち1か所で、安定ヨウ素剤の保管状況を視察させてもらいました。災害備蓄倉庫のなかにしっかりと保管してありました。安定ヨウ素剤だけでなく、さまざまな備品が用意されているのを見たのは初めてです。勉強になりました。来週以降、日本共産党議員団で市内10か所の保管個所を視察したいと思っています。

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 夕方からは市議会主催の議会報告会です。私は浦川原会場へ行ってきました。副議長、常任委員会報告の後の質疑、たくさん出ました。
 ガス水道局所管の入札談合疑惑問題では、100条調査委員会を設置していない議会に対して、「ほんとうに市民の方に目を向けているのか疑問だ」という声が出されました。答弁者は、「議員としての資質を問われていると思う。すごく難しい問題だ。委員会としても、これで終わりにしたわけではない。しっかりやっていきたい」と答えていました。発言した市民は、「時間が経つと意識が薄れていく。今回はいいチャンスだ。ずるずるいかないようにもう少し、早めに対応をしてほしい」と訴えていました。
 このほか、「2万円だった人間ドッグ補助が半額になった。元に戻してほしい」「ほくほく線の上越妙高駅までの乗り入れがなかなか前に進まない原因のひとつに技術的な問題がある。よく研究して実現を」「上越市では教育の日を設定したが、それだけでは意味がない。どんな人も等しく教育受けられるようにと思っている。幼稚園から高校まで無料化してほしい」などの訴えがありました。
 中山間地対策に関しても、耕作放棄地が出ないようにという訴えがあり、私からも答弁させてもらいました。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と生活相談で動きます。

2014年05月23日

議長に佐藤敏議員、副議長には江口修一議員

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 おはようございます。今朝は曇り空です。昨日の雨によって、近くの山林も何となく落ち着いた感じがします。田んぼや畑を耕作している人たちにとっては恵みの雨でしたね。

 昨日は臨時議会でした。議長、副議長選挙が行われたほか、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会のメンバーも正副委員長も決まりました。

 議長選挙では佐藤敏議員と本城文夫議員が立候補しました。所信表明では佐藤議員が、「公平、公正な議会運営に努め、議会報告会では誰でも気軽に参加できるようにしたい。市民目線で市民の要望に応えていきたい」とのべました。本城議員は、「北陸新幹線開業を迎え、まだ合併10年を迎え、上越市は課題が山積している。市民目線を大切にした議会運営をする。開かれた議会をつくるためにさらに情報公開を進めたい」とのべた後、大会派の数の力で議会人事が決まっていくことに懸念を表明しました。投票結果は佐藤議員が19票を獲得し当選、本城議員は12票でした。日本共産党議員団は議会改革や談合疑惑解明などで申し合わせをした本城議員に投票しました。上の写真は投票風景です。

 副議長選では江口修一議員と上野公悦議員が立候補。所信表明で江口議員は、「あくまでも議長の補佐役。目で見てもわかりやすい議会運営を追求する。議員はあくまでも市民の奉仕者でなければならない」と訴えました。上野議員は、「議会は、市民から負託された市民の暮らし・福祉・安全をしっかりと守るために存在することは言うまでもない。いささかもこの原則を外れることは許されない。不断に議会活性化に関する取り組みを進めていきたい。ガス水道局所管の本支管工事の入札談合疑惑については、6月議会までに公正取引委員会の動きが見えないときは、議会内に地方自治法第100条に基づく調査特別委員会を設置していく」ことなどを主張しました。結果は江口議員が21票、上野議員が9票で江口議員が当選しました。

 正副常任委員長、特別委員会正副委員長人事では、文教経済常任委員会副委員長に平良木議員が就任、災害対策特別委員長に上野議員が就任しました。私は県議選出馬のため任期途中で辞職することがはっきりしているので、その点を考慮して常任委員会の所属などを決めました。厚生常任委員会、行政改革調査対策特別委員会の所属です。長年務めていた上越地域消防事務組合議員は平良木議員と替わりました。

 きょうは生活相談と「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。活動レポートの印刷もあります。

2014年05月30日

各派代表者会議、厚生常任委員会


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 おはようございます。今朝もよく晴れています。近くの山々ではヤマボウシ、ガマズミ、エゴノキの白い花が目立ちます。写真はエゴノキ、朝から蜂が蜜を求めてぶんぶん飛び回っていました。

 昨日は各派代表者会議と厚生常任委員会がありました。このうち各派代表者会議では議席をめぐって議論になりました。当選回数を基本に再考をという提案があったのです。結論は出ず、持ち帰りとなりましたが、現在は多数会派に入っていると少数会派の多選議員よりも後ろの席に座れるという状況になっています。合理性のある一定のルールが必要かも知れませんね。

 厚生常任委員会は臨時議会後初の委員会でした。新クリーンセンターの整備について、これまでの経過説明があり、廃棄物処理施設整備及び運営事業の事業者の選定がほぼ終わったことから報告がありました。これを受けて質疑ができたのですが、6月議会にこの施設の整備事業の建設工事の契約審査を控えているので、どこまで踏み込んでいいのか迷いました。しかも総合評価方式での一般競争入札です。建設工事部門+運営事業の価格、それに「安心、安全で安定した施設」「環境保全に限りなく配慮した施設」など非価格的要素審査も加えて総合評価で決めるのですが、1位の業者は805.4点、2位の業者は800.2点という僅差になりました。微妙なところがあるので、6月の議案審査ではもう少し調べて発言しようと思っています。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達の出かけ、その後、葬儀に参列、いったん地元の戻り、再び配達、そして午後からは2つの会議があります。

2014年06月01日

やさしさが一番力を与える

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 おはようございます。きょうも暑くなりそうですね。今朝はめずらしく小鳥たちの鳴き声が聞こえてきません。どこへ行ったのでしょうか。写真は昨日撮ったミヤマヨメナです。漢字で深山嫁菜と書きます。私の大好きな野の花のひとつです。

 昨日は午後から私立保育園協会の「保育を高める集い」に参加してきました。この集いは30回目。市内の15園から200人を超える保育士さんたちが参加しました。今回は書家の金澤泰子さん、翔子さん親子による講演がメインでした。翔子さんはNHKの大河ドラマ「平清盛」の題字を担当し、若手書家として注目されている人です。

 講演の前に翔子さんが大きな筆で「感謝」という文字を書きました。書きあげた時、翔子さんが小さな声で何かをつぶやきましたが、お母さんの泰子さんが「そんなことはないよ」と言われたのが耳に入ってきました。立派な作品になったよとおっしゃったのでしょう。出来上がった作品は力強い見事な書でした。

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 泰子さんは「天使がこの世に降り立てば~ダウン症者の書家 翔子と歩んできた道~」と題して約1時間半、話をされました。「翔子は不思議なところがある。多くの人が翔子の書を見て涙を流してくださる。また多くのことが叶うようになった」と前置きした後、翔子さんがダウン症だとわかった時のこと、パートナーであるお連れ合いや妹さんが相次いで亡くなったこと、個展を開くことになったきっかけ、一度だけのつもりで開いた個展が250回も開くことになったことなどを語りました。一つひとつの話に惹き込まれました。

 泰子さんの話には、翔子さんとの歩みの中でわかったことが詩のような言葉で出てきます。「翔子は生まれながらの感性が汚れていない」「明るい中では光は見えないが、闇の中では光は良く見える」「比べなければ障がいなんてない。翔子は一度も苦しんだことはない」「人間として見ると、ひとつも悪いところはない」「優秀な子にかぎって、いろいろな可能性を捨てているのが見える」「生きてさえいれば絶望はない」「翔子にとって花も人間も犬も月もみんな同じ魂なんです」「やさしさが一番力を与える、エネルギーになる」いずれも心にビンビンと響くものでした。

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 驚いたのは泰子さんの講演の後半に、待ちきれなくなった翔子さんが会場に入り、演壇の前で踊りだしたことでした。「年中、恋をしている」(泰子さんの話)翔子さんの今の恋の相手はマイケルジャクソン、彼の曲に合わせて楽しさいっぱいの踊りを披露してくれました。そして最後は、「私、マイケルジャクソンと結婚します。みなさん、幸せになってください」。天国のジャクソンも喜んだでしょうね、この言葉には。

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 講演が終わって、また、サプライズがありました。素晴らしい講演に胸がいっぱいになっている保育士さんたちや来賓の人たちが、この講演に感謝したいと思っているタイミングに何と司会者の方が、「翔子さんの誕生日は6月12日です。少し早いですが、感謝とお祝いの気持ちを込めてハッピバースディを歌いましょう」と提案したのです。会場は全員大合唱、感動の歌声となりました。

 きょうは午前に訪問活動、午後から原稿書きの予定です。

2014年06月04日

朝宣伝、何人もの懐かしい人と出会い感激


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 キイチゴや桑の実が食べられるようになったので、庭のスモモの木を見たら大きくなってきました。おはようございます。春から夏へ。いろいろな美味しいものが実ってきますね。

 昨日は朝宣伝したのちに市役所へ行って、会議とデスクワークでした。朝宣伝は久しぶりに直江津でした。知っている人は少ないだろうと思って出かけたのですが、旧吉川町出身の人、私の中学時代の恩師のお連れ合い、次男の学級担任だった方などたくさんの人と出会いました。びっくりでした。私の声を聞いて、わざわざ出かけてくださった方もありました。みなさん、ありがとうね。

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 夕方からは地元に戻り、久しぶりに尾神の親戚の家に行きました。5年前に夫婦とも事故で亡くなった家です。先月の26日が命日だったので、まずは仏壇のところへ行って手を合わせました。その際、仏壇に飾られたもののなかに私の本と「春よ来い」の265回、「ノノバの花」の切り抜きがあるのを見つけました。この本の中にも「ノノバの花」の中にも親戚のことが書いてありました。こんなふうに受けとめてもらって、うれしく思います。

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 親戚の家に向かう途中、笹採りしていた母と出会いました。友達がやっている農業生産法人に頼まれての仕事ですが、すでに午後7時をまわっていましたので早く帰るように促しました。母のキョウダイはみんな暗くなるまで仕事をするのが癖、何度、注意してもなおりませんね。

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 きょうはデスクワークです。一般質問の通告締め切りは明日、どこまで整理できるか、大事な一日となります。

2014年06月06日

いいことがいっぱいありました。


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 ウグイスが鳴いています。今朝は少し蒸し暑くなっています。おはようございます。いい朝を迎えましたか。きょうも晴れそうですね。写真はヤマホタルブクロです。朝の「しんぶん赤旗」配達時に見つけました。

 昨日はいいことがいっぱいありました。ある町内会長さんのところへ電話を入れたら、おばあちゃんが電話に出てくださいました。「お父さんは山に行っている。私は動けないけど、字だけは読める。おまさんが橋爪さんかね。毎週、『春よ来い』の便りを楽しませてもらっていますでね。あんたの声を聞けるなんて運がいい。ああ、きょうはいいことありそうだ」と。ここまでほめてくださるなんて、最高にうれしい。まだ、一度も会ったことのない人ですが、今度、会いに行く約束をしました。このほか、山間地での活動レポート配布では、数カ月ぶりに柏崎から戻ってきたおばあちゃんと再会しました。先日、近所の家のお父さんが亡くなり、この家の周りにはにはだれも住まなくなって、ほんとに一人暮らしになってしまったおばあちゃん。「さみしいでねー。よく来てくんなったねー。ありがとねー。おまさんの本、全部読んで、また最初から読ませてもらってるでね」と言って私との再会を喜んでくださいました。まだまだありますが、きょうはこれくらいにしておきます。写真はそのおばあちゃんの家のそばの杉林のところにすっと立っていたオオナルコユリです。

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 昨日は午前中に議員団会議をやり、一般質問の通告を整理しました。分担も正式に決まり、私は総合事務所の職員体制と人事政策、並行在来線対策、農業委員会制度の見直しの3つがテーマとなりました。6月議会はきょうからです。新聞報道では総括質疑がないのはめずらしいとありましたが、私たち議員団では、委員会での審査で十分訊けるような議案の時には総括質疑をしないことにしています。今回は他党、他会派も同じ判断をしたのでしょう。

 きょうはまもなく家を出ます。「しんぶん赤旗」の配達をしながら市役所に向かいますので、少し早めに出ようと思っています。

2014年06月07日

6月議会スタート

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 朝、道路へ出たら路面が濡れていました。雨が降ったんですね。おはようございます。昨晩もぐっすり眠ることができました。写真はソモツケです。きれいでしょう。この花が咲くと、コシジシモツケソウもじきに咲きます。これも楽しみです。

 昨日は定例議会が始まりました。議案では基本問題をただすような内容はなかったため、本会議での総括質疑は行いませんでした。委員会で細部にわたった質問をしてまいります。その準備も兼ねて、昨日は、議会終了後、市役所の近くにある私立高志保育園を訪れて来ました。保育園の建物はどういう考えでつくられているかを学びたかったのです。ここは昨年、県内産木材をたっぷり使って増築したばかりの保育園です。弾力性のある木の床や壁は触っても、ぶつかってもやさしくていいですね。廊下も広くとってありました。そして興味深かったのは、隣接する小学校や地域自治会との連携です。「こうりゅうのかけ橋」というのがあって、ここを渡ると、ちょっとした林があり、そこに手づくりの遊具もある。子どもたちには人気の空間だそうです。坪井園長さんの「子どもはたっぷり遊んで育ちます」という言葉が印象に残りました。

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 夜は吉川区総合事務所主催の地区別懇談会に参加してきました。昨晩は勝穂地区が対象でした。参加者は少なかったものの、意見や注文がいくつも出ました。指定緊急避難場所は歩いて半径1.5キロ以内の施設にということになっていますが、集落によっては2つの施設、どちらにしたらいいかというところも。どうしたらいいかと質問が出ました。なかには案には載っていないが、自分たちの町内会館では駄目なのかという声もありました。このほか、県道の草刈りを集落でやる場合に草刈り機の歯や燃料費補助はあるかといった質問や、大出口川の河床掘削をもっと本腰を入れて進めてもらわないと水害が大きくなるという指摘もありました。

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 きょうはこれから高田で街頭宣伝、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2014年06月10日

たにはま保育園を視察


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 すがすがしい朝を迎えました。おはようございます。今朝は晴れ、わが家の庭のスモモもだいぶ大きくなってきました。写真はスモモの木を見上げた時のものです。

 昨日から議会は常任委員会です。文教経済常任委員会がトップでしたが、まだ当初予算が決まってからそう日が経っていないこともあって、大きな補正はなく、短時間で審査は終わりました。

 私の委員会はきょうです。議論に直接反映させることがあるかないかはともかく、議案として出てくる保育所条例の一部改正のもとになる有間川保育園など4園の統合保育園となる「たにはま保育園」を見ておきたくなり、出かけてきました。案内役は大島組の田澤さん。現場は来月の工期を前に最後の追い込み体制に入っていました。新潟県産材がたくさん使われていて、木の香りもしました。遊戯室も保育室もゆったり感がありましたね。同保育園は有間川、長浜、下綱子、桑取保育園を統合してできる新たな保育園で、9月上旬に開園します。

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 きょうは青野十文字でスタートする青空市を見て、市役所に向かいます。委員会は午前中で終わることでしょう。

2014年06月11日

診療所医師確保などで議論


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 静かな朝を迎えています。おはようございます。今朝は涼しいですね。県内の一部では雨が降っているようですが、こちらはまとまった雨がほしいところです。写真は昨日、直江津の石橋にある、軽食喫茶「あひる」の外で撮ったカシワバアジサイの花です。

 昨日は青野十文字をまわって市役所に行きました。青野十文字近くの広場で農産物直売所、青空元気市がスタートしたからです。寄ってみたら、安塚区や浦川原区、頸城区の知っている人たちと何人も会いました。ミズナと今の時期としては珍しいフキノトウを買ってきました。この市は上越市の中山間地や北部の人たちなどと旧市域の人たちとの交流拠点のひとつになるかも知れません。

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 市役所では厚生常任委員会がありました。一般会計補正予算や診療所特別会計補正予算の審議で、診療所の医師の安定的確保を問題にしました。担当部課長の説明では、医師の給与改善だけでなく、24時間拘束される体制のことや医療機械整備などで要望が出ているとのことでした。私からは、「お医者さんから来てもらうことと同時に、長く勤務していただけるよう条件整備が重要だ。全体としてどういう対策をどう進めていくかを9月議会までに整理して議会に示してほしい」と訴えました。栗本健康福祉部長は、文書で整理できるよう努力したいと約束しました。詳しいところは活動レポートに書きます。

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 きょうは建設企業常任委員会があります。傍聴に出かけてきます。注目はガス水道局関連の所管事務調査です。談合疑惑解明、入札制度改革で前進があるかどうか。

2014年06月12日

談合疑惑関連情報公開請求めぐり白熱の議論


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 小雨が降って何かうっとおしいですね。おはようございます。昨晩から雨がパラパラ降っています。野山の木々、畑や田んぼにはもっと降ってほしいと思うのですが、人間というのはわがままなところがあって、雨が降れば降ったでいやな気分になることもあります。

 昨日は市議会建設企業常任委員会でした。議案審査よりも所管事務調査が注目されました。私が12月議会でとり上げたガス水道局所管の談合疑惑問題と入札改革の議論が行われると思ったからです。

 談合疑惑問題では市が公取へ談合の疑いありと通知したものの、解明の動きはさっぱり見えません。通知を受けたかどうかも調査の都合上、明らかにしないということもありますが、私たち議員団の独自調査でも市内の業者に対して調査の動きは確認できていません。昨日の委員会では委員の質問に答えて、宮越ガス水道局長は、「公取委に2回、電話で確認したが、いずれも『教えられません』という回答だった」とのべていました。やはり議会の100条調査権発動が必要ですね。このまま、推移した場合、発注側であるガス水道局も困るはずです。一部で談合を認めた業者があるなかで、いつまでもこのまま入札を続けることができないからです。

 昨日は談合疑惑解明での審議は進みませんでしたが、想定外のことで議論が白熱化しました。市内のインターネット会社、D社が請求した情報公開関連で情報公開・個人情報保護審査会が9日、市長に答申しましたが、その中で、ガス水道局の決定は妥当としながらも、「実施機関が請求当初の部分公開決定の際に対象文書として認識せず、決定処分から遺漏していた文書があったことが、異議申立人の指摘を受けて初めて明らかになった」「このような誤った情報公開性その運用は(中略)市民の知る権利の保障をうたった条例の趣旨を埋没させる行為」「実施期間には、このことについて猛省し、条例第3条の責務を果たすよう強く求める」としたからです。また、「対象文書の遺漏のほかにも、この間の実施期間の対応には不十分な点があったことが認められる」とも書かれています。

 この答申をとりあげたのは本城委員。同委員は答申の主要部分を読み上げ、「答申がガス水道局の責任を指摘している点は重い。第3条の理念をどう理解されているのか」「ガス水道局は高飛車だ。もっと真摯に対応すべきだ」と追及しました。宮越ガス水道局長は、「十分な対応はできていなかった」と認めました。また、「原因としてはその文書まで思いが至らなかった」と答えました。

 私は委員ではありませんが、委員長の許可をもらい質問しました。私は「今回の問題は(情報公開を求めた)市民と市の関係にとどまらず、公正で透明性のある入札を実現していくうえで重要な問題だ」とのべた上で、「答申には『決定処分から遺漏している文書があった』と書かれているが、遺漏した文書はいくつあったのか。その中身は何か」「なぜこういう遺漏という事態になったのか、この徹底分析がない限り、二度とこういうことが起きないというところにつながっていかない。どの場で議論し、どういう結論になったのか」などと質問しました。

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 当局は、遺漏していた文書は、(委員)協議会の読みあげ原稿、想定質問の一部、委員協議会の席図、委員協議会の議事録の4点だと答えました。誰が見ても公開の対象になる文書でしたね。また、こうした文書を遺漏したことについては、「通常、議会のために準備する文書が自ら作成する文書に該当するということが抜けていた。ある意味、盲点だった。確認は課の中での検証だ」と答えました。いずれにしても今回のようなことは二度とあってはならないこと、宮越ガス水道局長は「今後、情報公開で問題が起きないよう、速やかに対策をとる」と答えていました。

 きょうは総務常任委員会です。集団的自衛権の行使容認反対の意見書を提出してほしいとの請願書の審査もあります。注目の一日となりそうです。

2014年06月13日

集団的自衛権に関する請願、不採択に

 
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 雨が梅雨時らしい感じで降っています。おはようございます。ちょっと寒いくらいですね、今朝は。朝の4時過ぎから印刷作業をしていますが、4時半頃には朝焼けもちらっと見えたのに、いまは完全に雨です。いよいようっとおしい季節に入たようです。

 昨日は総務常任委員会でした。注目は2つの請願が採択されるかどうかでした。ひとつは「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書提出に関する請願」、いまひとつは、「入札監視委員会の開催と入札制度検討委員会設置に関する請願」です。結果から言いますと、前者は賛成3、反対4で不採択、後者は賛成4、反対3で採択でした。
 このうち、「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書提出に関する請願」は、「立憲主義を守る市民有志の会」(代表、馬場秀幸弁護士)から提出されたもので、政府並びに関係機関に対して、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使を容認しないことを求める意見書を提出することを求めたものです。
 趣旨説明した馬場弁護士は、「居ても立っても居られない思いできた。集団的自衛権というのは簡単に言えば、他国のやる戦争に参加する権利だ。日本国憲法では、第9条で戦争放棄・戦力不保持を規定しており、日本の歴代政権も、同9条の趣旨から、日本の武力行使については、他国からの急迫不正の侵害に対する必要最小限度の防衛行為のみしか認められないとして、集団的自衛権の行使ができないものとしてきた。集団的自衛権の行使が憲法9条の規定に反するものであることは明白だ。安倍内閣はこともあろうに、この集団的自衛権の行使を容認するために憲法9条の解釈変更を閣議決定ですることを企図している。これは憲法を破壊するクーデターだ。仮に、どうしても変えたいというのであれば、憲法改正手続きに従って行うという王道を進むべきだ」とのべました。

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 委員会での意見表明では、「国会で議論されている中で、意見書提出は時期的にも重要だ。大賛成だ」「願意はよく理解できる。時の政権の解釈で国の根幹にかかわる事を決めるのはおかしい。憲法を否定することにつながりかねない」「歴代の自民党の重鎮と言われる(多くの)幹事長の発言でも解釈改憲の不当性は明らかだ。世論調査でも解釈による改憲反対は多数になっている」などという賛成意見が出ましたが、賛成は3委員にとどまりました。反対した委員は、「請願の内容は理解できるが反対だ。いまの世界情勢を考えると、解釈改憲で必要最小限のことをしなければならない」「請願書の趣旨では集団的自衛権反対と解釈改憲は立憲主義に反することが並列的に扱われている。これでは賛成できない」などとのべていました。反対した委員の理由は、請願趣旨説明などで論破されたものや十分説明されたものを持ち出すもので、理解できませんでしたね。
 いまひとつの「入札監視委員会の開催と入札制度検討委員会設置に関する請願」が採択されたのは極めて当然です。ガス水道局所管の入札で談合したという業者が事実を告白し、市長も「談合の疑いあり」ということで公取委に通知を出している中で、市長部局発注工事も含め入札をしっかりと監視し、一位不動や入札不調時に最低価格入札者と随意契約している実態は何とかしなければなりません。

 きょうから一般質問です。私は12番目ですので月曜日の最後か火曜日のトップになるでしょう。

2014年06月14日

一般質問始まる


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 季節は春から夏へ。本格的な梅雨の時期に入りましたが、いまなお、咲いている春の野の花があります。レンゲツツジです。残り花とでも呼びたくなりますが、緑いっぱいの中でオレンジの花はうつくしい。おはようございます。今朝は雨の朝を迎えました。

 昨日は市宣伝の日。宣伝カーで流し宣伝をやりながら向かったのですが、音がよく出なくてまいりました。どうもテープレコーダー本体に問題があったようです。途中、ガソリンを入れるためにスタンドに寄ったところ、初めての職員さんから、「たいへんですね、がんばってください」と声をかけていただきました。これで気持ちは高まり、街頭演説も気持ち良く行うことができました。演説では議会での請願審査の様子も紹介しながら、安倍内閣が集団的自衛権行使容認を閣議決定しようとしていることを糾弾しました。

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 市議会は昨日から一般質問です。永島議員を先頭に5議員が登壇し、観光やスポーツ振興などについて質問していました。4番目に登壇した武藤議員の質問の中には私と質問項目がだぶっている農業委員会問題があったので注目しました。答弁した農業委員会会長は、農業委員公選制廃止などを打ち出している政府の規制改革会議の動きを「到底容認できるものではない」と断言しました。いい答弁だったと思います。私の質問ではこの点を評価しつつ、質問をしていく考えです。

 会議が終わってから高田の大島画廊へ。吉川区出身の市村徳和さんが友人の横山義信さんと「写真二人展」をやっているので観に出かけてきたのです。中国、ベトナム、ミャンマーなどで人々の暮らしを温かな眼差しで切りとっていて、気に入った写真がいくつもありました。息子さんが用意したという生け花、飾りも素敵でした。観終わってから、お連れ合いとともに懐かしい話をいっぱいしました。

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 家に戻ったのは午後6時半過ぎでした。事務所で仕事をしようと思っていたら、雨が降ってきました。近くで笹採りしていた母もずぶぬれになりました。風邪をひくよと言ったんですが、息子の言うことは聞かず、三輪自転車に乗って家に戻りました。まあ、達者といえば達者なんですが。困ったもんです。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をやり、高田へ向かいます。

2014年06月16日

『背中かき』の出版記念会開催へ

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 おはようございます。朝、庭にあるネムノキを見たら、緑色のつぼみができているのを見つけました。これがピンク色の花になります。ここまでくれば、咲くのはもうすぐです。

 まずは昨日の日記に書き忘れたことから。一昨日、市内の有志の方々が集まってくださり、私が今春出版した新随想集、「背中かき」(北越出版)の出版記念会実行委員会が開かれました。記念会の開催日時は7月13日(日)午後1時半から。会費は5000円。場所は直江津駅前のホテルハイマートです。
 参加を希望される方は事務局の仕事をしてくださる平良木哲也さんまで申し込んでください。はがき、電話、ファックス、メールいずれでもかまわないとのことです。平良木さんの連絡先は以下の通りです。
 〒943-0884 上越市上中田243番地8
  携帯電話 090-1808-6919
  ファックス 025-522-5812
  メール nanten@joetsu.ne.jp

 昨日は上越市消防団吉川方面隊の演習に来賓として参加してきました。早朝の駆けつけ放水にはじまり、機械器具の点検、ポンプ操法などが行われました。講評に立った上越市消防団の笹原副団長は、「きびきびした良い訓練だった」と評価しました。私もそう思います。団員の中には吉川区に移住して日が浅い人もいました。こういう場でも頑張ってくれるというのはうれしいですね。

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 「はしづめ法一の活動レポート」の第1661号、「春よ来い」の第309回、「チマキ」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうは一般質問2日目です。私は明日の1番目か2番目になる予定です。

2014年06月17日

一般質問2日目

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 今朝は小鳥たちが早いですね。午前3時50分から鳴き始めました。おはようございます。きょうもいい天気になりました。

 昨日は市議会本会議、一般質問の2日目でした。笹川議員から始まって平良木議員まで5人が登壇、人口減少問題、福祉施策、中心市街地活性化、医療介護など多様なテーマで質問を繰り広げました。どういうわけか、自分で質問している時とは違って、他の議員が質問している時の方が冷静にやりとりを見つめることができます。それにしても、昨日はいい質問が続きましたね。小型家電製品回収を通じた福祉支援、歴史遺産などを視野に入れた中心市街地活性化策、父親の役割を意識した子育て、医療・介護法案の矛盾などいずれも聞きごたえがありました。写真は平良木議員です。

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 きょうは一般質問3日目です。日本共産党議員団の上野議員がトップ、私が2番手となります。活動レポートの作成と重なり、準備はまだまだですが、ひとつでも前向きな答弁を引き出したいものだと思っています。私が登壇する時間は午前11時頃になるでしょう。

 

2014年06月18日

乗り継ぎ割引は年内公表へ


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 今朝は穏やかな朝になりました。おはようございます。天気が続いているので、笹採りを頼まれている母は大忙しです。昨日も三輪自転車に乗って採りに行ってきました。市役所から戻ってくる途中、母の姿を見かけました。

 昨日は一般質問3日目でした。私は2番手です。私の一般質問のテーマは総合事務所の人事、並行在来線等対策、農業委員会制度の見直し(改悪)の3つでした。

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 市内13区(旧町村)総合事務所職員の地元出身割合は4月時点で26.6%と過去最低を記録しています。私は地域を熟知する研修とともに地域限定の職員採用の検討を求めました。地域を限定した職員採用について市長は、「人事異動の機会が極端に限定され、職員の能力開発を阻害する恐れがあるほか、意欲や向上心の停滞など、人材育成の面で課題が多い。現段階では考えていない」と答弁しましたが、これにはがっかりでした。旧町村の狭い区域の中でも優秀な職員がたくさんいることを知っているからです。せめて、島根県の取り組みくらいは視察して検討してみたいという答弁がほしかったですね。

 並行在来線などの対策では、初乗り運賃がまともにかかると事実上、運賃値上げになることを明らかにさせ、急いで対策をとるよう求めました。市長答弁では、「JRをはじめとする隣接各社と実施を前提に協議を行っているところであり、割引の内容を含め、年内に決定し公表する」とのことです。石川県では関係各社間ですでに合意しています。上越妙高駅へのほくほく線の乗り入れについては、えちごトキめき鉄道と北越急行が協議をして決める必要があります。協議が始まっていないなら速やかに協議するよう働きかけてほしいと訴えました。市長によると、「両鉄道事業者からは、信越線は単線であり上下線のすれ違いに制限があるため、利用者の利便性の向上が特に期待される朝、夕のダイヤが混み合う時間帯においての乗り入れが困難であること、また、乗り入れには国土交通省から許可を得る必要があるが、そのためには乗り入れ区間となる直江津・上越妙高駅間において、北越急行の車両をえちごトキめき鉄道の乗務員が操作訓練する必要があるとのことであり、開業前にその訓練を実施することは極めて難しいと聞いている」ということです。私は、「訓練さえ済めば乗り入れ可能」というふうに受けとめました。

 農業委員会については政府の規制改革会議の「農業改革に関する意見」で、委員の公選制廃止、行政庁への意見・建議もやめさせ、市長村長の下請け機関化しようとしています。この意見を受けて自民党も10日、さらに改悪を進める提案をまとめました。私は自民党の動きを批判した農業委員会の新聞、全国農業新聞を手に閣議決定させない働きかけを急いでするよう農業委員会長に求めました。会長は「とうてい容認できない」という全国農業委員会長会議の決議にふれながら、前向きな答弁をしました。会長が堂々と答弁されている姿に感銘を受けました。

 きょうは一般質問の最終日です。宣伝カーで流しながら市役所に向かいます。

2014年06月19日

初の政策形成会議スタート

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 おはようございます。昨晩からの雨でちょっとべとべとしています。でも、農作物にとっては恵みの雨となりました。

 市役所へ行く前に直江津で宣伝行動がありました。私の宣伝カーで集団的自衛権行使容認の動きを批判し、医療介護総合法案の参院厚生労働委員会での可決を問題にしました。委員会審議の中でサービス利用料の説明にでたらめな点が明らかになったにもかかわらずごり押ししたからです。この法案は昨日、参院本会議で可決成立してしまいました。ひどいもんです。

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 昨日は一般質問最終日、2人の議員が質問し、午前中に終えました。午後からは追加議案の審査と政策形成会議が行われました。政策形成会議は上越市議会史上初のことです。課題は空き家対策条例です。これまで総務常任委員会で審議してきたことを引き継ぎます。初の座長には笹川栄一議員が就任しました。

 きょうは高田で市宣伝をした後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけます。議会は休会日です。

2014年06月20日

クガイソウも咲いた


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 夜中に降った雨も上がり、小鳥たちが盛んにさえずっています。おはようございます。今朝はいつもよりも起床が遅くなりました。少し疲れがたまっているのでしょう。

 自民公明の集団的自衛権を巡る交渉が続き、緊迫した政局となっていますが、閣議決定による憲法改悪を許してはならないという思いでいっぱいです。69年間続いてきた「戦争をしない国」から「戦争をする国」への転換は絶対許せません。昨日は高田の朝市で街頭演説をしてきました。何人かの人が立ち止まり、じっと聴いていてくださいました。ここ数日の間に市民の意識にも変化が出てきたように思います。もっと多くの人に訴えていきたいです。

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 高田での演説が終わってから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートの配布で大島、吉川区の山間部へ行きました。天気はいまいちだったのですが、野の花がきれいでした。とくに大島区の田麦川沿いは今、キオンとコシジシモツケソウが真っ盛り、黄色とピンクの花があちこちで咲いています。吉川区の大賀ではクガイソウとヤマホタルブクロが咲いていました。紫色のヤマホタルブクロは大賀に多いですね。

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 山間部では郵便局長さんや地域のお母さんたちとお茶を飲みました。一緒になった郵便局長さんはかつて吉川郵便局におられた人、私と付き合いのある郵便局員さん(元も含めて)などの懐かしい話で盛り上がりました。あるお母さんからは「たんぽぽ」の歌を教えてもらいたいと頼まれました。なんでも高齢者施設でのボランティアの際、みんなで歌いたいのだそうです。こういう相談は初めてでした。「たんぽぽ」の歌はこんな歌です。クリックしてお聴きください。最初は少しパチンコの宣伝が入っています。数秒後にスキップできます。

 きょうは6月議会最終日です。本会議は午前中に終わると思います。その後はいくつか会議もあります。さて、朝ご飯にしましょう。

2014年06月21日

6月議会最終日


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 今朝は3時57分からキビタキが鳴き始めました。いつもこの小鳥に起こされています。おはようございます。今朝は穏やかな天気になりました。

 昨日は6月議会最終日。常任委員長報告の後、議案などの採決が行われました。注目された「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書提出に関する請願書」は賛成が少数で不採択となりました。採択に賛成したのは日本共産党議員団、市民クラブ、それに無所属の石平議員の8人でした。「入札監視員会の開催と入札制度検討委員会設置に関する請願」も賛成少数で不採択でした。賛成は、日本共産党議員団、市民クラブ、それに無所属の石平議員、永島議員の9人でした。討論の詳しい内容は来週の活動レポートに掲載します。写真は賛成討論する平良木議員です。

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 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。途中、ある読者の方から作りたての「おぼろ」と「おから」をもらいました。まだ、あったかい状態でした。早めに家に戻り、「おぼろ」をご馳走になりました。初めて生のまま食べてみましたが、とてもうまかったです。

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 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせ、午後から直江津へ。くびき野地域問題研究会の総会と懇親会があります。

2014年06月24日

だいにちスローライフビレッジ、サンクス高田を視察

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 きょうは静かな朝を迎えています。おはようございます。梅雨に入ったと言えど雨らしい雨は降らず、気温もこのところ低い状態が続いていますね。

 さて、昨日は午前中に党議員団会議をやり、6月議会を振り返るとともに、今後の課題について検討しました。議会報告ビラをどんな内容で編集するかなど、時間をかけました。来月11日午後7時から議員団主催の議会報告会を市民プラザで開催することになりました。ぜひお出かけください。

 午後からは厚生常任委員会の管内視察でした。㈱リボーンの「だいにちスローライフビレッジ」と㈱くびき野ライフスタイル研究所のサンクス高田を訪問してきました。どちらも新しい施設(増築も含め)です。スローライフビレッジでは、小さな畑があり、働く場所もある。地域の人たちと交流できる。居住空間もゆったりとしてよかったですね。とても新鮮な感じがしました。建物も新潟県産材をふんだんに使ったもので、集成材があちこちで露出されていて、興味深く見てきました。ここでは元上越市議もがんばっていて、うれしい再会をしました。サンクス高田の訪問は2度目ですが、こちらもどんどん発展しているなという印象を持ちました。働く人も地元の人が多く、地元町内会との交流が活発なところもすごいなと思いました。

 きょうは午前に人口減問題の特別委員会、午後からは行政改革の特別委員会です。

2014年06月25日

新特別委員会がスタート

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 空は真っ青。梅雨時とは思えない快晴の朝を迎えました。おはようございます。今朝は3時53分から小鳥たちが鳴き始めました。天気がいい時は賑やかですね。

 昨日は高田で街頭宣伝をした後、市役所へ。午前、午後と特別委員会がありました。

 午前の人口減少問題調査特別委員会では、創造行政研究所の職員がデータを駆使して説明、上越市の状況が浮き彫りになりました。自然減と社会減で人口減少は進んでいます。40年前には1年間に3200人ほどの出生数でしたが、いまはその半分ほどになってしまいました。合併で東京都の面積の半分にもなった上越市においては、市内でも人口の流動が進んでいます。人口減の多いところほど高齢化がすすんでおり、中山間地と中心市街地が深刻です。

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 午後からは行政改革特別委員会でした。私は今度、この新しい委員会に所属することになりました。きょうの議題は上越市第5次行政改革大綱などの策定、事務事業の総点検など3つです。
 行政改革大綱の構成案が示され、「さいごに」(行革に取り組む行政の市政)のところで「市民目線で取り組む」というのがあったので、「これは最初に持ってきて、市民へのメッセージとすべきだ」と主張しました。また、「さらなる行政改革の必要性」と「第5次行政改革の目指す姿」の間に「将来展望」として「回避すべき未来」と「目指すべき未来」を書き込む予定だと説明があったので、「これは必要ない。分かりにくくなる」と訴えました。
 「事務事業の総点検」は評判の悪かった前回の「事務事業の総ざらいの第2弾」といいます。1670もの事務事業の点検をするというのですが、市民サイドのチェックを入れるべきだと主張しました。「必要に応じて市民との意見交換をしていく」ということでしたが、「どれくらい対象があるかは分からない」ということでした。次回は示していただきましょう。

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 きょうは午前に活動レポートの編集作業を行い、午後からは訪問活動です。

2014年06月28日

平和行進、友人の葬儀など

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 空を見たら素敵な雲が広がっていた。それだけで気持ちのいい一日が送れるような気がしますね。おはようございます。今朝の雲はまさにそういう雲でした。

 昨日は平和行進がありました。原水協の行進は新潟から長野へ引き継がれました。上越市での集会は午前9時から。平和委員会や年金者組合などの団体から50人ほどが集まりました。「通し行進者」は東京・板橋の山内金久さん、がっしりした体の人でしたが、トランペットを吹く素敵な人でした。県原水協や地元平和委員会などに続いて、私からも挨拶させてもらいました。被爆70周年を前に集団的自衛権の行使容認の閣議決定をするのは許されないと訴えました。

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 昨日は午前に市議会政策形成会議がありました。私もメンバーですので、行進には参加せず、こちらに出ました。上越市議会史上初めてとなるこの会議では空き家の棄権防止対策と活用を柱とした条例の検討がテーマです。昨日はこれまでの総務常任委員会での議論と到達点を確認し、新たな検討課題はないかも含め、どう進めていくかを話し合いました。9月中に検討を終え、全員協議会に説明したのち、市民の皆さんの意見を聴く会、パブリックコメントなどをやり、12月議会には成立させたい考えです。

 午後からは40年近くの付き合いがある友人の葬儀でした。まだ66歳の若さです。妹さんや子どもさんの泣き声を聞いたら、涙が出て止まりませんでした。葬儀には元の職場の仲間や青年団時代の仲間、さらに小学校の元校長、地元高校の校長なども参列しておられました。そういえば、「畑の学校」の先生をやっていたんですね。参列した同級生などからは、「あのきれいなサツキはもう見られないのだろうね」などといった声も聞きました。惜しい人を亡くしました。

 夕方、家に戻った時、スモモが食べ頃を迎えていることがわかり、わが家の庭にあるスモモをもぎました。梯子がないので、自動車の屋根に乗って、ズボンのポケットにいっぱいとりました。甘酸っぱい、いい味でしたので、夜の会議参加者に食べてもらいました。喜んでもらいました。

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 きょうはこれから直江津で宣伝行動をやった後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集いと続きます。

 

2014年07月09日

宣伝行動で思わぬ助っ人が


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 昨夜はすごい雷雨でしたね。吉川の流れは泥濁りし、道路の路面には木の葉や花が叩きつけられています。おはようございます。今朝になったら、外は静かになり、曇り空となっています。きょうは静かでいてもらいたいです。

 昨日の午前は街頭宣伝でした。直江津の朝市で宣伝を準備しているところにMさんが声をかけてくださいました。旧吉川町出身の人です。ひょっとするとこのブログで私の行動を知り、駆け付けてくださったのかもしれません。うれしいスタートでした。三和での宣伝はマイクの調子がいまひとつでしゃべりにくかったのですが、何とか最後までやれました。ここでもうれしことがありました。原之町に親戚があるというおばあちゃんが何軒かの近所に電話をして、私の話を聴くように訴えてくださったというのです。演説後にそのことを知り、挨拶に行ってきました。昨日はマイクの調子に気が取られ、写真を撮ってもらうのをすっかり忘れてしまいました。

 午後からは人口減少問題調査特別委員会でした。移住定住施策の調査からはじまり、企業誘致、産業育成、雇用対策、子ども未来応援プランとじつに幅広い分野の問題に目を向けながら人口減少問題に迫ろうというのでしょうが、核心に迫っていくのはたいへんだなという印象を持ちました。ただ、説明を聴いていくなかで、あまり知らなかった補助事業などもあって、私の勉強不足を感じました。また、興味深いデータも明らかにされました。たとえば、来春卒業する高校生の就職希望です。前年6月が311人だったというのですが、今年の6月現在の数値は468人にもふくらんでいます。どうしてこういうことになっているのか、知りたいものです。

 夕方は浦川原区のSさん宅へ行き、飼育されているカブトムシを見せていただきました。黒だけでなく、赤いカブトムシもいました。びっくりしたのはひっくり返っているのがいくつもいたことです。死んでいるのかなと思いきや、みんな眠っていたのです。上向きになり、足を広げ、万歳をしている人間様と同じだと思いました。

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 きょうは9時から高田の市で朝宣伝を行い、10時からは市役所で新潟県社会保障推進協議会の要請行動に参加します。

 

 

2014年07月11日

おまさんの言う通りだ


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 今朝はヒグラシの鳴き声で目が覚めました。おはようございます。鳴き声がしたのは午前4時半でした。小鳥たちとセミの朝の大合唱はまもなく始まります。

 昨日は活動レポートの印刷をした後、街頭宣伝でした。板倉区で演説した時、熱心に聴いてくださるお母さんたちがおられ、握手をしに行くと、「おまさんの言うとおりだ」と言われ、年金や介護の話でにぎやかになりました。初対面の人たちとは思えないほど溶け込んで、またお茶を飲みましょうということになりました。集団的自衛権のことも、原発のことも、語れば語るほど関心は深まっていくという感じがしました。

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 街頭宣伝後、大島区へ飛びました。後援会員さんから、「ニュースにも流れていたよ」と聞いて、現場を見ておこうと思ったからです。出かけた場所は大島区大島の市道、道田線です。土砂が大きく崩れて道をふさいでいました。上の写真はその現場です。

 午後からは市議会厚生常任委員会と上越歯科医師会との懇談会でした。パワーポイントで同会の取り組みについて説明を受けたのち、訪問口腔ケアや在宅歯科医療連携室のことを中心に意見交換しました。

 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達、そして午後からは政策形成会議、党議員団主催の議会報告会と続きます。

2014年07月12日

政策形成会議、議会報告会


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 今朝はヒグラシが4時13分から鳴き始めました。おはようございます。涼しくなり、外は小鳥の声とともに虫の鳴き声もします。気分がいいのでしょう。近くの林の縁ではヒヨドリバナがいま花盛りです。

 昨日は午前、小雨が降る中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、新聞屋さんに「活動レポート」の折り込みを依頼するためにも動きました。何を考えていたのか、予定よりも1000枚余計に刷ってしまい、隣の区の一部に入れてもらうことにしました。配達途中、七夕飾りがいくつか目に入りました。写真はその一部、大人も子どもも楽しんでいますね。

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 午後からは政策形成会議でした。空き家管理条例を議員提案するための会議です。昨日は条例の中に、空き家等対策計画を入れるかどうか、立ち入り検査、緊急安全代行措置をどう考えるかなどで議論しました。対策計画についてはすんなり決まったのですが、緊急安全代行措置については、即時執行という概念の中で考えるべきだという声があり、今後継続して議論することになりました。また、管理不全家屋の認定をどうしているかなど行政当事者はどう対応しているかを聞きました。これは今後の条例づくりに反映することになるでしょう。

 夕方からは党議員団主催の議会報告会でした。3議員がそれぞれ、医療介護法、原発、消費税、行政改革、談合疑惑などについて報告したのち、参加者から質問や意見などを寄せてもらいました。昨日は参加者が10人ほどでしたが、「ガス水道局所管の工事では談合が常態化していた」「町内会の会計係をしているが、いろんなところから助成金を出してほしいという要請が多くなってきている」「市長は原発ノーとなぜ言えないのか」「市役所に非正規雇用がこのまま増えるとブラック企業化するのではないか」「空き家対策で補助制度はどうなっているか」「毒ガ駆除の補助はないか」などたくさんの声を寄せていただきました。ありがとうございました。今後の活動に生かしていきたいと思います。

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 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせ、午後から談合問題シンポ、高田高校校友会に参加します。

2014年07月18日

山武市で木質バイオマス発電などの取り組みを視察


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 ヒグラシの鳴き方が賑やかになってきましたね。今朝は4時16分から。あっちの森、こっちの森とお互いの声を確認し、邪魔をしないで鳴いています。おはようございます。今朝は曇り空です。近くの田んぼでは稲の穂が出始めています。昨夕、気付きました。

 昨日は千葉県山武市での視察でした。ここは山武杉で有名なところですが、スギ非赤枯性溝腐病で8割が被害にあっているといいます。市内産木材使用の住宅への補助事業、ウッドバイオマスプラスチックの活用、ペレットストーブの普及なども興味深かったのですが、なんといっても、大きな衝撃を受けたのは市民みんなで木質バイオマス発電所をつくろうという取り組みでした。農水省の補助事業を活用したこの取り組みはずっと注目し、こちらでも同じことをやってみたいと思いました。

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 時間がなくなりました。きょうはこれから福島視察です。途中で追加記事を書きます。

2014年07月23日

議員勉強会など会議の連続

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 蒸し暑い朝を迎えています。おはようございます。外は曇り空、セミや虫たちの鳴き声がにぎやかです。草むらの中からきれいな鳴き声が聞こえてくると虫たちを探したくなります。

 昨日は午前9時半から各派代表者会議、総務常任委員会、月例議員懇談会、議員勉強会と続きました。終わったのは午後4時です。

 各派代表者会議では議会だよりの名称が決まりました。市民から応募のあったもののなかから議員が投票して決めたのは、「かけはし」でした。

 総務常任委員会は指定避難所の見直しが議題でした。8月15日には新たな避難所への変更が実行に移されるのですが、委員会では「わかりにくいという声が市民の中では多い、どうするか」「津波については総務省からの通知に基づいた対応がされているか」などの質問が出ていました。大事なメモを議員控室に忘れてきてしまいましたので、後でこの委員会報告は書き直します。

 昨日の議員勉強会は地元の造り酒屋の社長さんとワイン造り会社の社長さんの講演でした。どちらも聴きごたえのある内容で、勉強になりました。頸城酒造㈱の八木崇博さんは柿崎区での若手稲作農家と一緒になった取組を紹介、「美味しいものをつくれば売れるが、それだけではきびしい。存在意義を地元の人たちから認めてもらえ、愛されるようにならないといけない」とのべ、東横山での米づくり、それを使った酒造りを語りました。2年間の取組の中で得た結論は、「農業をする人が地域にいないと続かない」でした。中山間地の現状や特性にもふれた話は上越市の中山間地域振興基本条例そのものに沿った内容でびっくりしましたし、うれしくなりました。㈱岩の原葡萄園の坂田さんは川上善兵衛の苦闘の歩み、いまのワインをめぐる現状と造りへの思いを語りました。質疑応答のなかで市議会が取り組んでいる地酒で乾杯条例にも言及、「ワインは地酒に入らない」「若者に押し付けにならない配慮を」との率直な指摘は今後の条例づくりにも影響を与えそうです。

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 夕方は大島区へ飛びました。8月1日の午後7時からリージョンプラザで行われる日本共産党演説会のバス運行について打ち合わせをするためです。親戚のみなさんには世話になって、助かっています。今週はこの演説会のための準備で忙しい毎日になりそうです。

2014年07月25日

政策形成会議、上越地域医療センター病院訪問

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 家の近くの畑では百日紅のピンクの花が咲き始めました。夏が来たって感じです。外へ出たら青空でした。おはようございます。昨夜も寝苦しく、寝たり、起きたりを繰り返しました。しばらく、じっとりした暑さが続くのでしょうか。

 昨日は午前中に「活動レポート」を予定した半分くらい印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。ところが領収書を忘れ、集金できずじまい、困りました。午後からは政策形成会議、厚生常任委員会と続きました。

 政策形成会議は空き家対策条例の検討です。「管理不全な状態」の認定、「著しく危険な家屋」「危険家屋」の区別、緊急安全代行措置、立ち入り検査をめぐって活発な議論を重ねました。

 厚生常任委員会は上越地域医療センター病院の訪問です。前半は施設見学、後半は病院長などとの懇談会でした。

 施設は新しいところと古いところの差が大きかったですね。リハビリ棟では水や音など様々なものを使っているのにびっくりしました。

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 懇談会では、病院側から「消費税の税率アップで燃料代などが大幅に上がった」「医師確保については慢性的に苦労している」「当病院は慢性期医療、回復期医療を担う病院で、地域医療連携のカナメになっているが、黙っていると、寝たきり病院になってしまう」「病院ができて40年以上になる。リニューアルが一番の課題だ」「10年先を考え、快適な医療環境で医師を迎えたい」などの声が出されました。議員側からは、病院の体制や経営実態を問う質問などが相次ぎました。

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 率直に言って、これまで病院側と行政、議会の情報共有が十分できていなかったことを感じました。今後の病院のあり方を考える時、もっと現場を知った上で議論しないといけないなと思った次第です。もうひとつ、国の医療政策の転換で病院が翻弄されていることを感じました。病院側とは、今後も懇談会、意見交換会を重ねていくことで合意しました。

 きょうは「活動レポート」の印刷、新聞店への持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、生活相談と大忙しです。

2014年08月05日

議員連盟が新井柿崎線の現地調査


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 今朝はミンミンゼミが早いですね、もう鳴いています。おはようございます。朝起きて空を見上げたら、雲がきれいでした。

 昨日は党議員団会議、県道新井柿崎線整備促進議員連盟の現地調査と県への要望会と続きました。現地調査は猛暑の中でしたので、きつかったですね。

 議員連盟は上越市議11人が超党派でつくっている組織です。昨日の調査には県議4人と県上越地域振興局の担当者が同行しました。今回の調査では地元から橋梁改良、歩道整備などの要望の出ている24か所のうち、7か所でマイクロバスを降りて調査しました。地元住民からは「車が通ると風圧がすごい。ここは通学路だ。とにかく人が通るるようにしてほしい」「お年寄りが手押し車を押していても車道にひっぱられてしまう。歩道を平らにしてほしい」などの声が出ました。訴えが切実でしたね。一部で前進はあるものの、全体としては危険個所の整備のテンポはまだまだです、何とかしなければなりません。

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 現地調査の後、県の担当者との意見交換会が行われました。担当者からは「歩道整備については道路改良とセットでできないものか検討している」「歩道の除雪が必要でない場所については、車道と同じ高さにして、車道除雪の機械で除雪することを試験的にやってみたい。その結果次第では全体に広げていきたいと思っている」など注目すべき説明がありました。新井柿崎線は生活関連、産業振興上も重要な路線ですので、これからも整備促進をみんなで求めていきたいと思います。

 すべてが終わってから、懇親会も会費制で行われました。県の担当者からは、議員団が出している議員団ニュースや私のレポートが参考になるという声を寄せていただきました。現職県議のみなさんとも懇談できました。もっともこちらは来春の選挙のことが中心です。「橋爪さんに追いかけられている感じがする」「橋爪個人の攻撃をしてもダメだから、最後は共産党攻撃をやるしかない」など生々しい話が飛び交いました。私は正々堂々と政策中心のたたかいをしていきます。

 さて、きょうはこれから市役所です。生活相談が溜まっていますし、原稿書きもあります。

2014年08月19日

市議会主催の意見交換会始まる


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 窓を開けて寝ていたら、朝は寒くて目が覚めました。おはようございます。今朝は素敵な雲が広がっていますね。すじ雲にうろこ雲、さわやかな青空の中をゆっくり流れています。

 昨日はお盆が終わり通常の生活になった初日です。党議員団会議で9月議会の焦点になりそうな課題について議論しました。行革大綱、新こども政策、経済対策などです。経済対策では、今月の上旬、市の経済対策懇談会に提出された資料が参考になりました。9月議会は来月3日から、26日には議会運営委員会が行われます。

 夕方からは市議会主催の市民のみなさんとの「意見交換会」でした。今回は20日までの3日間で6会場。私は昨日と明日の20日が当番です。昨日は公民館諏訪分館で厚生常任委員会の担当でした。お盆明け初日にもかかわらず、地域の方々が14人ほど参加してくださいました。参加者からは、「先日の台風時に避難所に避難しない住民のことが報じられていた。上越市はどういう対策をとっているのか」「公民館の制度が変わり、使いにくくなった。カギの管理を以前のように戻すなどもっと手続きを簡単にしてほしい」「真砂から戸野目間など地吹雪がひどく、命にかかわる。対策を講じて」「地域活動支援事業は評価している。今後の見通しは」「3月議会で柏崎刈羽原発に関する安全協定の充実を求める請願を出したが不採択となった。その後、市議会として安全対策をとるよう動いているか」「ふるさと納税を増やす施策はどうなっているか」などたくさんの質問が出され、予定時間を超えました。とても活発な会になったと思います。

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 涼しくなってきて、秋の花も次々と開花の準備をはじめました。写真はオトコエシです。

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2014年08月20日

食糧農業農村議員連盟の管内視察

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 今朝も青い空が広がっています。おはようございます。牛舎脇の大きな榛の木ではミンミンゼミが盛んに鳴いています。昨日。今春と言ったらいいのか、前の冬と言ったらいいのでしょうか、テレビで「青い雪」についての研究がされているとの報道がありました。空が青く見えるのも関係あるのかなと、ふと思いました。

 昨日は朝市宣伝の後、市議会食料農業農村議員連盟の管内視察でした。板倉区で午後2時過ぎまで農家民宿、水耕栽培の工場、光ヶ原高原での野菜栽培などを見てきました。
 最初に、横浜から農家民宿をやりたいと板倉区久々野に移住し、開業したばかりの「泊処 来食の(くくの)」を訪問しました。宿主の大淵さんは「ゆっくりすごしていただけたらと思っています」と言って、豊かな自然とともにゆっくり過ごしていただくことに力点を置いておられました。古民家を活用した宿で私が気に入ったことのひとつは窓です。子ども時代、わら二階にあった小さな窓を思い出しました。

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 続いて、「新鮮で美味しい野菜を食卓へ」を目標に板倉区筒方で水耕栽培の研究をしている上越ニュービジネス研究会の取組を視察してきました。非結球レタスのほか、ネギなどいくつかの野菜で実験を重ねていて、一部は販売もしているそうです。レタスは播種から育苗、定植、育成を経て収穫するまでに約6週間。収穫した葉を口にしてみたら、パリッとしてとてもいい感じでした。この取り組みを知ったあるグループホームからは、「みんなで楽しみながら育ててみたい」という声が寄せられているとのことでした。研究会では、当初、太陽光など自然エネルギーを使った栽培をしたいとしていましたが、いまはまだそこまでいっていないといいます。今後、どう発展していくのか注目していきたいと思います。

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 最後は、板倉区の光ヶ原高原でそばを作っている新井清三さん、ブロッコリーを栽培をしている中島茂さんの話を聞いてきました。牧場が廃止された後、草地が荒れるのを防ぎ、跡を継いでくれる若者の出現を待っているという新井さん、経営的には厳しい中で、「ここにいるのが一番いい、老人の趣味の世界だ」と言って笑いました。中島さんも、「雪のない時期に一回きりの出荷、雪が降ったら終わり」とたいへんさを言いながら、それでも、ブロッコリーや大根栽培についてうれしそうに語りました。農業を愛し、ふるさとを愛する二人の生き方に感動を覚えたのは私だけではなかったようです。帰りのマイクロバスの中で、参加した議員はみんなが「すごい人だ」と評価していました。この二人の努力が無駄にならないよう、行政に働きかけなければと思います。写真の左から2人目が中島さん、3人目が新井さんです。

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 きょうは午前中に活動レポートの原稿書き、午後からは厚生常任委員会の勉強会、夕方からは富岡の芙蓉荘で市民との意見交換会です。

2014年08月21日

意見交換会最終日


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 いやー、蒸しますねぇ。おはようございます。今朝は曇り空です。19日、20日と何人かの農家の人と一緒になる機会がありましたが、米価の話が必ず出て、「こんなんじゃ、やっていかんね」。農民連幹部も価格安定の緊急対策をと農水省に駆け付けたようです。当然です。写真は昨日、頸城区で撮ったものです。

 昨日は午前中に活動レポートの原稿書きをし、午後から厚生常任委員会での勉強会でした。子育て新システムで何がどう変わるかを知り、今後の市の対応について意見交換をということでしたが、制度改正に伴う省令などの整備が3カ月ほど遅れていて、見えないことが多く、「何で介護保険のような仕組みにしなければならないのか」などといった声が出ていました。「子育ては国の責任ではやらない、自分たちでやりなさい。こちらは財政事情を見ながらできる支援はしましょう」こんな声がどこかから聞こえてきそうな内容でした。

 夕方からは意見交換会の3日目でした。私は富岡の芙蓉荘での会に参加してきました。私の担当は書記でした。
 自己紹介の後の意見交換では、「武道館は県知事は上越にと言っている。これを中規模にするのか大規模にするのか伝わってこない。議会からも伝わらない。全国大会やれるように周辺整備も必要だ」「議会は厚生産業会館をプールの跡地にすることを承認したのか。なんであのところがよいのか」「来年度は介護保険法は改定だ。上越市はどう考えているのか」「富岡小学校の駐車場は冬になって雪が降ると、一般の人が使うスペースがない。議員は知っているか」など追及型の質問が相次ぎました。この会場では、こういう人が多かったですね。議員でも気付かないことが多いので、駐車場のような問題はぜひ早くお知らせしていただきたいです。会の中では、 「津波対策として、交差点に標高表示を出してほしい。矢印をつけてこっちの方が高いというのがわかるようにしてほしい」等、提案型の発言もありました。

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 きょうは、いま、活動レポートの印刷中です。これを1時間ほどやってから、「しんぶん赤旗」日曜版を山間部で配布し、その後、市役所に向かいます。午後からは各派代表者会議、議員懇談会、議員勉強会と続きます。

2014年08月22日

柏崎刈羽原発の再稼働を許さない本


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 朝5時半からお宮さん掃除がある、それを意識していたら午前4時半には目が覚めました。おはようございます。それにしても昨日は暑かったですね。35度近くまで気温が上昇したように思います。写真は昨日、大島区板山で撮ったものです。私の日常的な行動範囲の中で空がきれいに見えるスポットがいくつかあります。吉川区の岩沢、浦川原区の東俣、そしてこの板山です。

 昨日は午前中に浦川原、大島、安塚をまわり、市役所へ。市役所での最初の会議、各派代表者会議では、新潟文理の活躍が話題になり、議長もまずこの話から入りました。昨日は県内各地で逆転勝ちした新潟文理の話で盛り上がったのではないでしょうか。議員勉強会では、高田河川国道事務所の芦屋所長から、「関川・保倉川における治水対策の現状」について講演してもらいました。いま、広島で大災害が発生していますが、自分たちの足元をしっかり確認しておくことが重要です。保倉川で放水路ができたとしても浸水戸数が1400戸を超える可能性がある、それを少なくするためには市や県と連携して減災に努めなければならないことがはっきりした講演内容だったと思います。

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 にいがた自治体研究所がじつにいい時期にいい本を出してくれました。『規制委員会がふりまくニセの「新・安全神話」で“豆腐の上の原発”を動かしてはならない』(税込み756円)です。昨日、入手し、一気に読みました。立石雅昭新潟大学名誉教授が福島第一原発事故後の現実、再稼働のテコになっている新規制基準、柏崎刈羽原発の危険性、防災対策・避難計画と自治体の構えなどについて50ページほどにまとめてくださいました。7月に福島へ行った際、マイクロバスの中で立石先生が話してくださった内容そのものです。活字になったことで繰り返し学ぶことができます。また、郡山市から新潟に避難してきている磯貝潤子さんの手記も心に響きます。「原発ゼロをめざすなら福島の現実を知り、被災者がどういう状況に置かれているかをリアルに語ることが必要だ」という立石先生の提案で盛り込まれたのでしょう、ぜひこの手記も読んでください。この本は柏崎刈羽原発だけでなく、全国の原発の再稼働を許さない闘いを進める上で大いに役立つものです。全国に広めましょう。注文は、にいがた自治体研究所へ。電話025ー240ー8645、ファックス025-240-8646、メールnjitiken@yahoo.co.jpです。

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 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、午後からは市職労の大会です。

2014年08月27日

9月議会は3日から29日まで


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 今朝は涼しかった、というよりも寒かったですね。おはようございます。雨も上がって、今朝はいい天気です。ツクツクボウシも鳴き始めました。

 昨日は議会運営委員会があり、9月3日から29日まで9月定例会が行われることが決まりました。党議員団では午後から市長の提案理由の説明などを読み、総括質疑の検討に入りました。配布された資料は重ねると約15センチもあります。これらを検討して29日の夕方までに発言通告を出せというのは無理がありますね。昨日の段階では提案理由の説明などからいくつかを拾い上げ、質問するかどうかの検討をしました。

 配布された資料を読む側としては自分が所属している常任委員会でどんなものが出ているかが一番気になります。厚生常任委員会資料としては一般会計補正予算の中に、吉川区で予定されている統合保育園関連の予算のところに目が行きました。予算には吉川区内の私立吉川保育園、市立中央保育園、市立旭保育園の3園を統合し、新たに建設する保育園の現況測量、地質調査、建築設計等の委託料1434万円が計上されました。資料によると、建設場所は現在ある旧吉川総合センター。これを来年度に壊し、この跡地に建てるということです。新たな保育園は定員が100人程度で、建設は市が行うことになりますが、運営は社会福祉法人吉川福祉会が行うとしています。いわゆる公設民営方式です。写真は現在の旧吉川総合センターです。私的なことですが、私たち夫婦は昭和50年の10月にここで結婚式をあげました。ここでの会費制結婚式第1号でした。

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 昨日、「子どもと孫の未来を考える上越の会」(代表は田中淳哉弁護士)が作成した「みんなからのひとことメッセージ」という手づくりパンフレットを入手しました。このパンフレットは「集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める請願書」とともに議員向けに提出されたものです。この中には、「国の強さは武力で他国と戦うことではないと思います。戦わないと誓う国民の心が本当の強さだと思います。力と力のぶつかり合いからは何も生まれません。私は祈ります。どうぞ、子どもたちの未来が戦争のない未来でありますように」(40代、女性)、「など集団的自衛権行使容認に不安を抱く人たちの声がたくさん掲載されています。

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 昨晩は「住民自治と合併問題を考える会」との意見交換会でした。テーマはガス水道局所管工事における談合問題です。これまでの経過など情報を出し合い、今後の対策について意見交換をしました。この成果は9月議会などに反映されるでしょう。

 きょうは午前中に原稿書きを行い、午後から党議員団会議です。やることがいっぱいあります。

2014年08月28日

入札制度改革の話し合いは公開が原則です


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 虫たちの鳴き声が大きく聞こえるようになってきました。おはようございます。深夜、トイレに行くとき、大きな鳴き声がずっと聞こえていました。一体、彼らはいつ眠るのでしょうか。

 昨日は妻と一緒に出て、市役所まで一緒でした。その後は、私は市役所で仕事、妻は高田へ行きました。市役所では議員団会議と原稿書きです。会議では次々と用事が飛び込み、なかなか集中できませんでしたね。きょうも午後から議員団会議をやり、総括質疑の検討などを行います。

 ガス水道局の入札談合問題で一昨日、住民自治と合併問題を考える会との懇談をやり、そのなかで明日、29日、入札監視員会で入札制度の現状と課題について意見交換することが分かりました。ところがこの会議は、「法人に関する事項」を審議するため非公開とします、となっていたため、市民注目の問題で非公開とは何事か、原則公開としてやるべきだとの声が多数出ました。当然です。昨日は担当課長にこの点、早急に見直すよう申し入れました。近々、回答があるものと思います。

 党議員団会議が終わろうとしている時にビッグニュースが入ってきました。北陸新幹線の開業日と運行本数などが発表されたというニュースです。速達型の「かがやき」は上越妙高駅に一本も止まらない、「くびき野」は廃止、代わりの快速は1日2往復という情報にびっくりでした。これで本決まりになるとすれば大問題です。対応策を検討しなければなりません。

 夕方の帰りは電車でした。春日山で乗り、直江津駅で乗り換え、くびき駅へ。ほくほく線は久しぶりでした。駅から見えた米山は霞んでいましたが、きれいでしたね。

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 きょうは10時から課題調整会議、午後から人口問題特別委員会、議員団会議、くびき野地域問題研究会と続きます。

2014年08月29日

入札制度の意見交換も公開


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 明け方になって眠りが深くなりました。小鳥や虫たちの鳴き声も耳に入ってきませんでした。おはようございます。今朝は晴れ、青空の中に雲が浮かんでいます。わずか1匹のツクツクボウシの鳴き声といくつかの虫の鳴き声だけが聞こえる静かな朝です。

 昨日は午前中に政策形成会議がありました。空き家対策条例案がほぼ出来上がりました。正副座長ががんばり、事務局が支え、メンバー全員の集団の智恵が発揮されて条例が作られていく、これまで中山間地振興基本条例、議会基本条例で身につけてきたやり方が今回も踏襲されています。今後、行政側の意見、市民の意見を聞き、さらに磨きをかけていくことになります。議会への正式な提案は12月になりそうです。

 会議が終了後、山間部の「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。山間部の稲もずいぶん黄色くなってきました。途中、市役所の契約課長さんから電話が入りました。きょう、29日の午後1時半からガス水道局4階401号室で開催される入札監視委員会で行われる「入札制度の現状と課題」に関する意見交換は公開することにしたとの連絡です。党議員団では平良木議員から傍聴してもらうことにしました。どういう意見が出るか注目です。

 市役所に戻ったのは午後3時過ぎ、その後は党議員団会議でした。総括質疑についての検討です。今回は上野幹事長が登壇します。質疑項目はきょうの昼休みに最終的に詰めます。

2014年09月03日

きょうから9月議会


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 いつ寝ていつ起きたのか。おはようございます。昨晩からパソコンに向かい、疲れたら布団に入る、目が覚めたらパソコンに向かう繰り返しでした。

 昨日は生活相談に追われました。予定外も含めて3件、議会などで忙しい時ほど相談があるから不思議です。安倍内閣は景気が回復に向かっているように言いますが、市民の暮らしの中に入って調べてほしいですね。ほんとに困っている人たちは確実に増えてきています。政治はそういう人たちを無視したり、軽視したりしたら終わりです。

 議会が始まることから、いつもより早めに原稿を書こうと思ったのですが、これはなかなか前に進みませんでした。とくに随想は、最初に書いたものがどうしても納得できず、全面的に書き直しました。それでも締め切りぎりぎりになると原稿は書けます。今回も滑り込みセーフでした。これも不思議です。

 きょうから9月定例議会です。きょうは提案理由の説明と総括質疑が行われます。終わってからは高田で商工団体の夜のオリエンテーリングです。

2014年09月04日

「かがやき」の上越妙高駅への停車求めて決議

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 今朝は印刷機の音を聞きながらパソコンに向かっています。おはようございます。昨日も今朝も晴れ、秋らしい天気になってきましたね。写真は昨日の午前、市役所に向かう途中に頸城区中城付近で撮ったものです。雲がとってもきれいでした。

 昨日から9月議会です。開会前の各派代表者会議で北陸新幹線開業後の運行計画のことがとり上げられ、早急に決議をしようということになりました。いうまでもなく速達型の「かかやき」が上越妙高駅にも停車するよう求める決議です。お昼の直前、午後1時、総括質疑3人目が終わった時点、午後4時過ぎと各派代表者会議は繰り返され、決議文を練りました。日本共産党議員団もお昼休みにA4サイズ一枚の決議文案を提出しました。最終案には私たちの案文の一部も反映されています。決議の全文は以下の通りです。

 北陸新幹線の運行計画に抗議し、上越妙高駅への速達型列車「かがやき」の停車を求める決議

 上越市は、これまで長年にわたり北陸新幹線の建設促進運動等を展開し、夢と希望を抱き開業を見据え、地域振興に向けた取り組みを市民と近隣自治体との連携のもと一丸となって進めてきたところである。
 このことは、ひとえに北陸新幹線開業によってもたらされる交流人口の拡大による経済効果や地域住民の利便性が高まることへの大きな期待感などがその原動力となっているものである。
 そのような中、8月27日にJR東日本等から公表された北陸新幹線開業に伴う運行計画の概要では、速達型列車「かがやき」が県内の駅に全く停車しないことが明らかになった。これは、新潟県、特に上越地域の期待を大きく打ち砕くとともに、経済原則と速達性を理由に、北陸新幹線建設に対し多額の負担を行う新潟県や沿線自治体の受益を著しく損なうものであり、極めて遺憾な対応と言わざるを得ない。
 上越市議会は、このような極めて厳しい情勢を踏まえ、これまでの要望活動や地域の活性化に向けた努力が無駄にならないよう、更なる魅力あるまちづくりに努めるとともに、地域振興に向けより積極的に取り組むことを決意し、開業に向けて上越妙高駅への速達型列車「かがやき」の停車を強力に求めることを決議する。

 平成26年9年3日
             上越市議会

 議会が終わってからは「高田の夜の街オリエンテーリング」でした。この企画は地域をにぎやかにしようと地元の商工業者のみなさんが考えたもので、今回で4回目。私は1回目に続いて2度目の参加です。集合場所へ行ったら、いろんな人の顔があり、驚きました。私が知っている小学校の校長先生、地域活動を精力的にやっている人、中学時代の同級生、消防団幹部の人などと出会いました。このオリエンテーリングでは4つのお店をまわって3000円です。あっという間に終わりましたが、美味しいものをご馳走になったし、いろんな人との新たな出会いがありました。美味しいものといえば、駅前通りのお店でくじら汁を食べました。くじらの肉が3切れも入っていて、冬瓜、ジャガイモ、玉ねぎ、ミョウガも入っていましたよ。最後のお店では若いママさんが私の顔を見て、「橋爪さんじゃないですか、ポスターと同じ顔をしてますね」と声をかけてもらいました。小さなお店ではありましたが店の雰囲気は上々、今度、飲み会があった時などに寄ってみようと思います。

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 さて、きょうは総括質疑2日目です。党議員団からは上野幹事長が登壇します。

2014年09月05日

総括質疑2日目

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 またぐずついた天気になりましたね。おはようございます。雨が降り続けると田んぼが乾かないし、人間もしめっぽくなります。今朝は5時前から印刷作業をやり、先ほど終わりました。じめじめするもんだから、除湿機は動きっぱましです。

 昨日は総括質疑2日目でした。中川幹太議員が病気から立ち直り、総括に立ちました。元気に頑張ってほしいものです。名立での防災訓練で市長が津波被害想定の見直しに言及していましたが、質疑で柳沢議員が津波災害をとりあげ、市長は再度、見直しを表明しました。日本共産党議員団の上野議員は、提案理由や一般会計補正予算などについてとり上げました。その中で合併市に対する交付税の加算内容について質問、市長は、「13の総合事務所に要する経費として総額で約29億円が加算される」ことを明らかにしました。

 ところで、いま、牛舎を解体した跡に小さな平屋建ての事務所を作っています。完成は11月ころになる予定です。50年近く頑張ってくれた牛舎管理舎(これは尾神にあった牛舎を移築したもの)兼私の事務所も近く解体します。

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 きょうは活動レポートを新聞屋さんに持ち込み、その後、市役所に向かいます。

2014年09月06日

(仮称)厚生産業会館問題で副市長が陳謝


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 いまほど、「しんぶん赤旗」日曜版の配達から戻ってきました。おはようございます。今朝は蒸し暑いですね。下着がもう濡れてしまいました。家に戻ったら、ミンミンとツクツクボウシが賑やかに迎えてくれました。毎年のことですが、ミンミンがいつまで鳴くか気になります。

 昨日は建設企業常任委員会でした。委員会の開会冒頭、(仮称)厚生産業会館問題が取り上げられ、「建設費が基本構想よりも10億円も増えたにもかかわらず、議長にも担当の常任委員長にも行政が知らせていなかったのは議会軽視だ」と批判されました。これを受けて野口副市長は、「慎重さに欠けていた。今後、こういうことがないようにしたい」と陳謝しました。当然です。
 同会館の建設費は基本構想段階では18億3500万円でしたが、今回、議会に示した基本設計では28億9500万円に膨らんでいました。議員は議会初日に配布された資料や当日の一部の新聞報道でこの事実を知り、議員の間では不満と批判の声がいくつも出ていました。床面積が530㎡増える、ホールを可動式の椅子に変更するなど内容を含めて変更事項は8月の半ばごろには決まっていたとのことで、なぜ議会側に知らせなかったのかとの追及はまだ続きそうです。
(仮称)厚生産業会館に関する所管事務調査は8日の午前10時から第1委員会室で行われることになりました。写真は同会館の建設予定地です。

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 きょうは午前中にたにはま保育園の開園式に出ます。午後からは残りの「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、その後、長岡市に向かいます。大学時代に付き合いのあった工学部の後輩のみなさんが私に会いたいと言うので、顔を出してきます。40数年ぶりの再会です。今晩は泊まりです。

2014年09月09日

ガス水の談合疑惑問題、100条調査委設置請願、またも不採択

 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。きょうは私の事務所の建前ということもあって、朝からバタバタしています。

 さて、昨日は建設企業常任委員会でした。所管事務調査ではいくつも重要なことが調査対象となっていますが、まずは(仮称)厚生産業会館問題。基本構想時から建物の構造も建設費用も大きく変わり市民から注目されています。番外で質問に立った日本共産党議員団の平良木議員は、「これだけの大幅変更であれば、あらためて市民に問うべきではないか」「ワークショップで市民の思いを受け止めるのは有意義だが、行政としては費用の上限を示して、希望との調整をすべきではなかったか」とただしました。これに対して行政側は、「あらためて市民に問う考えはない」「ワークショップでは個々の施設希望の費用を算出したわけではなく、自由に思いを出してもらった」と答えました。議員団では、今後、一般質問でもとり上げていきます。

 次に「ガス水道本支管工事の入札状況について」の審議です。本年3月以降8月までのデータによれば、平均落札率は91.26%であり、昨年1年間の指名競争入札よりも3.24ポイント低くなっています。宮越ガス水道局長は「業者間の競争が高まった」と評価していました。全体としては、ガス水所管の入札制度改革は進んでいると私も見ていますが、気になったのはこの間、最低制限価格とまったく同額で落札したケースが14件もあり、入札を重ねるごとに増えているという事実です。この点について昨日、私が委員外発言で質問したところ、宮越局長は「県の最低制限価格設定の仕組みなどを知っていれば、最低制限価格ギリギリや同額のものがありうることだ。新潟市では1件の入札で同額を入れた業者が8人もいたことがある」と回答しました。しかし、ガス水所管のこれまでの6ヶ月間の入札では同額となったケースではすべて1業者のみです。しかも談合疑惑で告発業者から「談合を仕切っていた」と指摘された業者も入っています。今後、同額入札者が同じ入札でも複数でてくるのかなど注視していかなければなりません。写真は私が番外で質問しているところです。

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 もうひとつ、請願審査がありました。上越市ガス水道局所管本支管工事入札談合疑惑で、「くびき野地域問題研究会」(後藤紀一代表)という市民団体が100条委員会を設置して真相解明をという請願書を提出していましたが、昨日の建設企業常任委員会での審査では、「現在の段階では公取委の審査を優先すべき。1年経っても動きがないなら設置すべきだと思う」「談合はいけないことだ。でも、いまの時点では公取委の推移を見ていきたい」などの意見ばかりで、誰一人賛成する委員がいませんでした。こんなことでいいのでしょうか。ちなみに、この委員会には日本共産党議員団所属の委員はいません。写真は請願の趣旨説明をする後藤代表です。

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 きょうは文教経済常任委員会です。高田の朝市宣伝に参加したのち、市役所に向かいます。夜は活動レポートの作成です。

2014年09月10日

放課後児童クラブの質疑、建前

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 すがすがしい朝を迎えました。おはようございます。昨日に続いて、きょうも晴天になるようです。わが家から東の方角を見たら、巨大な鳥のような雲が静かに、ゆったりと動いていました。

 昨日は文教経済常任委員会でした。高田での朝市宣伝の後、市役所に向かいました。委員会では平良木議員が党議員団の管内視察をもとに放課後児童クラブの問題をとりあげていましたので、それだけ傍聴しました。この問題では子どもたちが安全かつ有意義に過ごせる環境になっているかがポイントです。平良木議員は、冬季間の出入り口確保、指導員の資格、一人当たりの面積基準と過密状態の解消などについて質問しました。答弁の中で市教委は、「出入り口確保は問題ない」「原則複数配置のところは一人のところは有資格あるいは経験ある人を配置している。途中でそれが崩れる場合は指導主事を派遣するなどの対応をしている」「国が基準が定める、あるいは上越市が定める基準に基づいて有資格者を求めていきたいと思っている。ただ、夕方の時間に47か所求めていくのは困難な状況にあることを理解してほしい」「今度は市がしっかりと方針を持つことになる。市としての方針を決めて条例を出すことになる。できるだけルールを守れるように努める」とのべていました。なお、委員会で市教委は47か所ある放課後児童クラブのうち11か所が県の指針である「一人当たり面積1.65㎡」を下回っていることを明らかにしました。

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 昨日はわが家の牛舎跡地に計画していた私と妻の仕事場となる建物の建前でした。委員会傍聴を早めに切り上げ、現場で作業を見守りました。激しくミンミンゼミが鳴く中、大工さんたちの槌と金槌の音が響きました。気持ちのいい音でしたよ。平屋の小さな建物なのですが、5トン用のレッカー車がないとかで、昨日はなんと25トンレッカー車がやってきました。建前は順調に進み、明日には屋根が吹かれるということです。写真は昨日の夕方の時点のものです。

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 夕方から夜にかけて何本もの電話がありました。このところ生活相談が増えてきています。物価上昇、消費税率アップがじわじわと庶民の生活を押しつぶしていく感じです。そういうなかで、うれしいニュースも入りました。この間の活動レポートに書いた「愛の記念像」というタイトルの文章を読んで、わざわざ現地まで足を運んでくださった人たちがいるという情報です。議会が終わったら、私ももう1回行ってこようと思っているのですが、うれしいですね。こういう人たちがいるというのは。

 きょうは市役所でデスクワークです。活動レポートの作成と質問準備がメインです。順調にいけば、文教経済常任委員会の傍聴もしたいと思っています。

2014年09月11日

失敗続きでまいりました


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 すごい雷と雨でしたね。おはようございます。雷雨のおかげでパソコンはネット通信ができず、困りました。いまは落ち着いています。

 昨日は市役所でデスクワークでした。一般質問の通告書づくりと活動レポートの作成です。通告書は最終的には議員団でもう一度調整してから項目を公表します。レポートの方はいつもよりも2時間近くも早く出来たので、すぐに直江津の事務所へ送信しました。ところが深夜になって、平良木議員からメールが来て、びっくりしました。放射線量測定結果のデータのところが空白になっている、ビラの日付も前号のままになっていたのです。今朝になって、もう一度読み直したら、そのほかにも間違いがありました。すでに直江津、柿崎、頸城、大潟の分は印刷済みですので、修正前のものが配布されますが、申し訳ございません、お許しください。

 市役所からの帰り道、夕焼けが美しかったので、頸城区で何枚か写真を撮りました。上の写真はその1枚です。

 きょうはいま、活動レポートの印刷中です。終わり次第、市役所に向かいます。きょう、明日と私の所属する厚生常任委員会です。

2014年09月12日

厚生常任委員会1日目


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 月明かりがきれいだと思えば、急に雲が出て雨が降る。しかし、じきに止み、今度は青空が広がり始めました。おはようございます。激しく天気が変わりますね。今朝は寒くて毛布だけでなく、布団をかけて寝ました。

 昨日から厚生常任委員会が始まりました。審議がスタートしてすぐに、社会福祉協議会への補助金、民生児童委員の問題をめぐって長時間の議論になりました。どちらも市民生活にかかわりのある問題だけに委員が次々と発言しました。私は前日の寝不足がたたり、エンジンがっかったのは午後から。日常生活用具助成事業、紙おむつ助成、保育園の施設整備などをとりあげました。そのうちのいくつかは自分の家であったことや管内視察で見てきたことをもとに発言しましたので、空中戦にはならずに済んだと思います。ただ、大きな失敗は国保関係の質問資料を家においてきてしまったこと、まさか、こんなに早く進むとは思いませんでした。質疑の中ではけっこういい答弁も引き出せましたので、それらは録音を確認してから活動レポートに掲載しようと思います。

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 きょうは新聞屋さんへ活動レポートの折り込み依頼をしてから市役所に向かいます。厚生常任委員会の2日目です。終わり次第、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夜までかかりそうです。

2014年09月13日

初めて診療所の医療機器整備計画公表

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 ご心配をおかけしました。家に戻ってから、パソコンに向かうことなく、そのまま朝市宣伝に行き、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら先ほど戻ってきました。写真は今朝撮った空です。お月さんが出ていました。

 昨日は厚生常任委員会の2日目でした。いくつか注目すべきことがありました。そのひとつは、上越市の診療所における主な医療機械、器具等の整備計画が初めて示されたことです。これは6月議会で私が求め、栗本健康福祉部長が計画づくりと公表を約束していたものです。
 公表にあたって栗本部長は、「必要な機械が早く壊れた時には前倒しということもある。また、医療技術、機械等の進歩によって計画に載せてある機械とは別のものを購入することもあるので理解してもらいたい」とのべていました。栗本部長はまた、私の質問に答えて、「今後とも診療所の医師などと意見交換をしていく」とも答えました。データは、後日、PDFにして紹介します。

 特別養護老人ホーム申込者の最新の状況についても明らかにされました。要介護1の人が115人、要介護2の人は212人、要介護1から5まで全体で1173人。これが上越市における7月1日現在の状況です。昨日の市議会厚生常任委員会で私はこの資料の提出を求めるとともに、7月28日に行われた全国介護保険担当課長会議の資料も使いながら、介護保険改悪によって要介護1、2の人は特例入所対象者以外の者は申込すらできなくなることを問題にしました。特例入所者がどれくらいになるかはまだ明らかにできませんでした。このデータは次週の活動レポートに掲載する予定です。

 もうひとつ、きょうの上越タイムスにも掲載されましたが、雪中貯蔵のことが話題になりました。上越市はこのほど、雪中貯蔵による食品の成分変化について、科学的な検証による成果が得られたと発表しました。昨日の厚生常任委員会では、このことを渡辺議員と私がとりあげました。市の説明によると、コーヒーやお酒など5品目で研究したところ、成分変化というよりも嫌な臭いを抑えることによる効果が出た、ということですが、お酒について、このことが明らかになったのはおそらく全国で初めてと言います。今後、大いに研究を重ねて、上越ならでは食品を開発することに結び付けてほしいものです。笹川自治・市民環境部長は農林水産部などと連携して取り組むことを表明しました。

 きょうは午後から「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、それに生活相談もあります。

2014年09月17日

総務常任委員会はじまる

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 原稿書きが進まず、寝たり起きたりをしていたら、いつの間にか朝になっていました。おはようございます。朝早くに鳴いていたセミの声は全く聞こえなくなりました。夏が終わったのでしょね。今朝はどんよりした空となっています。カメラを向けてみたものの、撮る気になりませんでした。上の写真は一昨日の朝のものです。ブログに載せておかないと忘れてしまいそうなので、ここにアップすることにしました。いろいろな朝があります。

 昨日から総務常任委員会がはじまりました。私は生活相談と原稿書きに追われ、傍聴できたのは午後からのほんの1時間ほどでした。職員のメンタルヘルスのことや市のホームページのことなどが議論になっていました。職員の健康確保のなかでも、なかなか難しいのがメンタルヘルスと言われています。毎年メンタルへルス不調の職員が多く出るのは重大なことです。重要課題として位置付けて取り組みを強化してほしいと思います。ホームページでは市長の「ゴボウのつぶやき」が1年半も更新されていないことがとり上げられました。マイナスイメージになるから削除するか改善をという声が出ていました。愛読者も多かっただけに更新されないのは残念ですね。

 昨日になって急遽、総務常任委員会の所管事務調査として新水族館問題をやりたいという話が委員長から所属委員にありました。どうやら、私たち議員団が県教育庁に問い合わせたことが市役所にも伝わったようです。これまでの調査では県の対応にも市の対応にも問題があると、私たちは見ています。どういう問題なのかは明日のブログに書く予定です。

 きょうは市役所で総務常任委員会の傍聴が中心です。途中で原稿書きもしたいと思っています。ああ、時間がほしい。

2014年09月18日

新水族館で新たな動きか


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 朝から雨が降ったり晴れたりしています。おはようございます。この天気では稲作農家はたいへんです。しっかりした晴れが続いてほしいものです。

 昨日は総務常任委員会の2日目でした。注目したのは新水族館の動きです。私ども議員団のところには、「建設予定地に難点がある、市はそれをクリアーできるかどうか」との心配の声も入っていて、竹島県議を通じて県教育庁にも問い合わせてきました。

 委員会では上野議員が、「予定地の土地所有の関係などで大きな問題点が残されているのではないか」と質問しました。これに対して坂井新水族博物館整備室長は、「12月議会でも関係者のみなさんから整備について協力していただけることを確認していると報告してきた。これまでも(土地の)関係者全員から(事業の進め方についても)ご理解いただいている。ただ、地権者や現在の利用者との事前調整が必要ということで基本計画に明記している」と答えました。また、川上企画政策部長も「土地の利用者、組合の方からもご理解をいただき、学校からも理解していただいている。担当は県に出向き県(教育庁)の理解もいただいている。善光寺組合(土地の利用組合)のことは重要な個人情報でもあり、私どもの方からは申し上げられない。地域のみなさんの協力も必要なので町内会、地域協議会などと協議してきた。そのなかで、グランドが高台に移転すると、南側のみなさんが砂ぼこりを心配されるなどいろんな問題が出てきている。現在、全体のこと、レイアウトを含めて、指定管理者や設計者の意見も聞きながら総合的に検討している」と答弁しました。細かいところまで議論が行かなかったので、断定できませんが、部長の答弁はいくつかの問題が浮上していることを示唆する内容となっています。今後、新たな展開が起きるかもしれません。

 集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を求める意見書を提出してください……「子どもと孫の未来を考える上越の会」(代表は上越中央法律事務所の田中淳哉さん)の請願審査が昨日の総務常任委員会で審査され、採決の結果、5人の委員が賛成(反対は2人)し、採択されました。
 請願の趣旨説明で田中さんは、「この請願は集団的自衛権の行使の賛否を問うものではありません。このような重要事項を憲法の手続きによらずに一内閣だけの判断で決めていいのかというものです。憲法に基づく政治を取り戻す請願だ。憲法の改正は国民の理解を得た上で行うべき」と訴えました。
 審査では一部に、「日本の周辺の情勢は厳しい。一国平和主義の発想では日本は守れない」などとして反対する委員がいましたが、大半は、「立憲主義に基づいてしっかり手続きを行うことは大賛成だ」「憲法は国家権力の暴走を許さない。政府は国民の声を聞いて結論を出すべきだ」などの賛成意見でした。議会としてこの請願を採択するかどうかは29日の本会議で決まります。

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 昨日は早めに事務所に戻り、デスクワークをしました。途中、気分転換でずっと気になっていたヤマボウシの実を採りに出かけました。梯子を持っていったのでたくさん採れました。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、その後、市役所に向かいます。市役所では午後から政策形成会議が予定されています。

2014年09月19日

秋の野の花、次々と開花


 今朝は穏やかな朝を迎えています。おはようございます。わが家の近くに咲いているオトコエシは朝日を浴びてうれしそうです。

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 昨日は午前中に山間部へ「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。山間部へ配達で行ったのは2週間ぶりです。これほどの期間をおくと、さすがに景色は違っていましたね。一番目に入ったのは秋の野の花の風景です。嫁泣かせ(アキギリ)、ツリフネソウ、シラネセンキュウなどが咲いていました。いずれも私の大好きな花です。今年は駄目かと思っていたカラハナソウも咲きました。どの季節に咲く花もそうですが、その年に初めて見た時の感動は大きいものがあります。昨日は最高に幸せな一日となりました。以下の写真は、アキギリ、ツリフネソウ、シラネセンキュウ、カラハナソウの順です。

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 午後からは政策形成会議でした。空き家対策条例案の検討です。行政側からの意見をめぐって議論し、今後のスケジュールを決めました。当初予定していた12月議会への上程は日程的に厳しく、3月にずらしました。

 きょうから本会議です。一般質問です。20人が登壇しますが、私は20番目、25日の予定です。内容などは追ってお知らせします。

2014年09月20日

一般質問はじまる

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 近くの山林の中に赤い葉を見つけました。おはようございます。きょうから、9月の下旬、朝が寒くなって、いよいよ紅葉のシーズンですね。

 市議会は昨日から一般質問が始まりました。トップの永島議員から始まって飯塚議員まで6議員が登壇し、市長の政治姿勢、災害対策、中小企業対策などで質問を展開しました。6人の質問のうち、中川議員と近藤議員の質問の一部が私の通告とダブっていたので注目して聴きました。中山間地域の集落が維持できるようにするには総合的な対策が必要とする市長とポイントを定めて対策をすすめたらどうかという議論は聴いていて矛盾する話ではないなと感じました。総合的な対策という視点は中山間地域振興基本条例の視点でありますし、市長の言う「成功のモデルを大事にしながら、知恵と工夫でエンジンとなるような施策を」という話は中川議員のポイントを定めてということに通じるものがあります。近藤議員の質問の中の土砂災害の危険個所の部分は私もデータを集めています。昨日の議論を聞きながら、どう質問を組み立てようか考えています。

 昨日は市役所へ行く前に高田で朝市宣伝をしてきました。平良木議員の宣伝カーがエンジントラブルを起こし、演説は出来ずじまいでしたが、その分、ゆっくりとお店をまわることができました。お店をまわるときは活動レポートを配布するのですが、最近は「私にもください。楽しみにしているんですよ」という声が必ず寄せられるようになってきました。今度のレポートには朝市でマムシとタケノコを販売しているおじさんのことが書いてあります。そのおじさんに渡すととても喜んでくださいました。

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 昨日の日記にひとつ書き忘れていたことがあります。ひと月ほど前、高田図書館の市民ギャラリーで開催された写真展へ行った際の私と妻の写真を一昨日、Mさんから届けていただきました。こういう場へいた時の写真はこれまで撮ってもらったことがありません。それだけに一人の出展者から説明を受けている写真はとても新鮮でしたし、私の表情を上手にとらえているもんだなと感心しました。その写真、スキャナーでコピーしたものです。ごらんください。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後からはガス水道労組の大会です。懇親会もありますので夕方までかかります。

2014年09月22日

秋晴れの下で街頭演説


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 起きたばかりの時はいい天気になるかなと思わせてくれたのですが、いまはパッとしない空になっています。おはようございます。2日間、いい天気に恵まれ、稲刈りはぐんと進みましたね。

 昨日の午前は街頭演説、楽しくやれました。秋晴れの下で、というのは気分がいいですね。案内なしの、突然の街頭演説にもかかわらず、外に出て聴いてくださる方が何人もあり、拍手までもらいました。演説終わってからは、聴いてくださった方のところへ走っていって、対話もしてきました。「背中かき」を買ってくださる方もあったし、「しんぶん赤旗」日曜版の購読をひとりの方から約束してもらいました。最後はタイ焼きを買いに行ったら、3つもおまけを貰っちゃいました。

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 午後からは仕事場の新築工事の打ち合わせ、それから党会議と続きました。一般質問の準備の時間は結局とれずじまい、活動レポートの原稿書きもあるし、また土壇場で苦しむことになりそうです。党会議へ行く途中、柴栗を9個拾いました。木の上にはいっぱいなっていたんですが、高くて、何もできませんでした。あ、写真だけ撮りました。

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 きょうは一般質問2日目。滝沢一成議員が(仮称)厚生産業会館問題をとりあげます。先日の高田区地域協議会では厳しい意見が相次いだと聞いています。大勢の傍聴者もありそうですから、厳しい質問になるでしょう。このやりとりを聞いてから、党議員団の質問(この問題は平良木議員がとりあげます)も工夫します。

2014年09月23日

フェイスブックで傍聴呼びかけ


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 今日もいい天気になりましたね。おはようございます。わが家に庭のスモモの木の葉が落ち始めました。これから落ち葉とのたたかいがはじまります。

 昨日は一般質問2日目。滝沢一成議員がフェイスブックを通じて傍聴を呼びかけ、20数人も集まりました。しかも質問に反映させようと電子署名にも取り組みました。これは上越市議会史上初めてのことです。これから議員の活動の仕方も変わるかも知れません。注目した(仮称)厚生産業会館問題ですが、建設費の大幅増と行革との整合性を問われた市長は逃げの答弁をしました。私たち日本共産党議員団は当初予算にも反対しましたが、これだけの増額をする余裕があるなら紙おむつなどの市民サービスをなんで削ったかと言いたいですね。先日の高田区の地域協議会でも増額に反対の声が相次いだといいます。高田公園の基本計画との関係もすっきりしません。24日の最後になるか、25日のトップバッターになるか、平良木議員がふたたび(仮称)厚生産業会館問題をとりあげます。ぜひ傍聴に出かけてくださいませんか。激しい論戦になるはずです。写真は市役所からの帰り道、頸城区で撮影しました。

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 きょうはこれから直江津で朝市宣伝です。その後、街宣を続けながら事務所に戻ります。そろりと一般質問の準備を本格化させないと。

2014年09月25日

1時間40分にも及ぶ大論戦

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 今朝は雨です。いまも屋根を打ちつ雨の音が聞こえています。おはようございます。昨日、帰宅したら、母が炬燵を出していました。いよいよ寒い季節に向かってきたなという思いです。

 昨日は一般質問3日目。波多野議員から始まって6人が登壇しました。内山議員が総合計画の概要版をもっと親しみやすく、読みやすいものにする方法としてイラストをふんだんに使ったパンフレットの作成を提案していましたが、今後、行政の広報は大きく変わっていくだろうなと感じました。

 さて、昨日のもっとも注目は、平良木議員の質問でした。(仮称)厚生産業会館野問題、入札談合疑惑をとりあげたからです。平良木議員の質問は1時間40分にも及ぶ大論戦になりました。1回目の質問を3分で切り上げて、残りの27分を一問一答の時間にしたのがよかったですね。「市民サービスを削ってきたことと(仮称)厚生産業会館建設費増額は矛盾しないか」と問われた市長は、「私は財政を理由に削ったことはない。真に必要な事業かどうかで判断してきた」と言い、これまでの「総ざらい」などの「行政改革」の背景にある財政危機との関連を否定しました。私はすりかえ答弁だと思いました。もっとも、「限度額を提示しないでワークショップをやったのか」という質問には、「設けなかった」と素直に答えましたが。それにしても、民間なら、当初の計画を大幅に超えるような財政規模になりそうになった場合、計画を縮小したり、先送りしたりするのが当たり前ですが、そうしないところにいまの市政のおかしさがあります。「いまの時点であらためてアンケートや住民投票で市民の意見を聞くべきではないか」という質問にも「必要はない」と突っぱねました。これを受けて平良木議員は、「私たち(日本共産党)でアンケートを実施します」と宣言しました。来月から市内の約6万世帯にアンケート用紙を配布し、取り組むのです。これから、大忙しになります。

 きょうはいま活動レポート印刷中です。これが終わったら、午前9時から代表者会議、そして本会議と続きます。私の登壇は午前11時前後かと思います。土砂災害防止対策、中山間地対策、原発について質問します。ご都合のつく方はぜひ傍聴においでください。

2014年09月26日

アンケート実施に期待高まる

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 昨晩は早く寝たというのに今朝の起床は何と5時、びっくりしました。特別委員会の質問準備、レポートの印刷などやるべきことがいっぱいあったからです。おはようございます。今朝は比較的穏やかです。でも少し冷えているのかな。田んぼではもやがかかっていました。

 昨日は一般質問最終日。上野議員と私が登壇しました。1回目の質問をいつもより5分短くしたおかげで一問一答の時間を20分確保できました。委員会よりも質問と答弁の間の時間が長いので、やりにくいところもありますが、土砂災害対策や中山間地対策ではけっこう具体的に訊けたと思っています。ただ、原発は再質問したいことをいくつも残してしまいました。今回の質問によって、土砂災害対策の遅れを数字で浮き彫りにできました。市内では比較的進んでいる地滑り工事でもまだ半分以下の整備率です。国民の命と安全を確保するためには財政的にもこの分野にもっと金を入れてもらわなければなりません。中山間地対策では特別委員会の提案を真摯に検討していることが分かりました。私が提起したように、中山間地域でこそ人間らしい暮らしができることを中心に据え、広げるべきモデルを明確にしていってほしいですね。

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 一昨日の一般質問で平良木議員が明らかにしたように、私たち議員団では(仮称)厚生産業会館についてアンケートを実施する予定です。このことについて昨日、きょうと議会内外から激励の声が寄せられています。議員の中には、「アンケートに協力するよ」と言ってくださる方が何人かあり、そういう人たちからもできるだけ力を発揮してもらえるように工夫したいと思っています。市民の方からの電話も相次いでいます。その多くは、「うちらのところにも入れてくれ」というものです。頑張らなければなりません。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版を配り、活動レポートを新聞屋さんに届け、議会の委員会へ行きます。行革特別委員会と総務常任委員会があります。

2014年09月27日

新水族博物館はグランドをやめ、第1駐車場に建築へ


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 早朝から印刷作業で大忙しになっています。おはようございます。きょうも青空が広がってきましたね。いいあんばいです。写真は私の事務所脇のナラの木とその上の雲です。ドングリがいつから落ちるか毎日観察しています。

 さて昨日は行政改革特別委員会と総務常任委員会がありました。特別委員会は第5次行政改革大綱素案、手数料の見直しが案件でした。大綱と推進計画の関係、数値目標など審議しました。素案は今後のの行政運営の大本になる計画ですが、国の交付税削減の動きなどから厳しい財政運営、それも市民サービスをカットすることを推し進めるものとなりそうです。昨日は職員数の「適正化」(という名の削減)に異議を唱える発言が相次ぎました。写真は質問している私です。

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 午後からは注目の新水族博物館の調査でした。総務常任委員会です。やはり上越市新水族博物館の建設場所は県立直江津中等教育学校の野球グランドをやめることになりました。新たに建設場所として市が決めたのはすぐ東隣の第1駐車場とその周辺です。昨日は総務常任委員会の所管事務調査で施設本体を含めた施設の配置が説明されましたが、市は今回の変更を「大きな変更」としては認めず、これまで最適としてきた中等教育学校グランドをどんな理由で、いつ断念したかを明確にしませんでした。グランド敷地については、これまで所有者や利用者からの理解を得ているとのことでした。たしかにグランドを移転した場合にその周辺の住宅地に砂ぼこりが立つかもしれないと心配する声はありましたが、本当にそれだけだったのでしょうか。疑問を持ったのは私だけでないと思います。何人もの委員が、「施設本体工事は市の所有地で行うことが好ましい」などと説明したことに対して、「物事を決めて、決めたことを前提にして理屈をつけている」などと批判したのは当然のことです。もっとストレートに、ありのままに説明すべきだったと思います。なお、施設本体を第1駐車場とその周辺にしたのは月曜日(22日)だったといいます。

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 きょうは午前が吉川福祉まつりです。普段あまり会うことのない施設入所者のみなさんと会えるのが楽しみです。午後からは高校の発表会に参加します。その合間に「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしなければなりません。

2014年09月29日

生活相談、街宣、写真展、会議と続く


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 今朝は目覚ましのおかげで目が覚めました。おはようございます。最後に布団に入ったのは午前2時半、目覚ましを6時にセットしておいてよかったです。外に出たら、道に落ち葉がいくつもありました。オオヤマザクラやナラも葉を落とし始めたようです。転作田では朝日が注いでいました。大豆も順調に育っているようです。

 昨日は午前に生活相談があり、現場に行ってきました。用水路の山側が崩れ始めていて、行政に働きかけてほしいというものでした。

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 生活相談が終わってからは街頭演説です。頸城区などで演説しながら高田図書館へ向かいました。頸城や稲田で通りがかりの人が手を振ってくれました。頸城区できれいに咲いているコスモスを見つけ、写真に撮りました。青い空と米山とコスモス、いい組み合わせでしょう。なかなかこういう場所はあるようでありません。

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 高田図書館では2年に1回開催されている「写友かたくり」写真展を観に行ってきました。お昼休みの時間しか時間がとれず、ゆっくりはできませんでしたが、紅葉や山、野の花など素敵な作品がいっぱいありました。私のポスター写真を撮ってくださった方の写真もありました。写真は私の書いた、随想集『背中かき』(北越出版)の表紙写真と私です。たくさんの作品を観ながら、改めてこのフキノトウの写真は見事だなと思いました。写真は平田一幸さんから撮っていただきました。

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 午後からは党会議でした。お土産にヤマボウシの実を持って行きました。というよりも、これを使って話のタネにしようと思ったのです。

 きょうはこれから高田で朝市宣伝です。その後、市役所に向かいます。9月議会最終日です。

2014年09月30日

9月議会最終日、高田区地域協議会も傍聴

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 一日中というか夜遅くまで動いた日はだめですね。すぐに寝てしまい、がんばりがききません。おはようございます。今朝は小鳥たちよりも早く起きました。ただ、仕事ははかどらず、朝の散歩をしてリフレッシュしました。写真は午前6時前の近くの里山の風景です。

 昨日は朝市宣伝をこなった後、市議会へ。午前10時からの本会議では常任委員長報告だけでも1時間半ほどかかりました。その後、討論です。私は一般会計決算など7議案で討論しました。午前中に終わらせるのかと思い、用意していった原稿のうち一部をカットして読んだら、文面がおかしくなっていたことを討論後気付きました。情けない話です。昨年度の一般会計決算の討論では、住宅リフォーム助成制度の継続や中山間地対策の強化などの事業を評価した上で、黙過できない問題点として、高田区地域協議会の答申を無視し、十分な市民合意がえられないまま推し進めてきた(仮称)厚生産業会館の建設事業、市長部局において本格化しない入札改革、総合事務所の産業建設グループの集約などをとりあげ、反対の理由としました。

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 午後からの注目は「立憲主義を堅持する立場から集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定の撤回を求める意見書」の採択を求める請願でした。賛成、反対の激しい討論の後、採決した結果、賛成11、反対20で不採択となってしまいました。討論を準備する段階で反対討論の内容がある程度わかったので、平良木議員はそれらを意識した討論を展開しました。平良木議員の討論は後日、全文をホームページに掲載します。反対の討論では請願の趣旨とは違ったところで長々と演説し、しかも一部の国に悪罵を浴びせる内容もありました。議長からきびしく注意すべきだったと思います。ガス水道局の談合疑惑を解明するために百条調査委員会の設置を求めた請願は賛成が日本共産党議員団と石平議員の4人、反対が27人でした。こんなことでは、市議会は何をやっているという声が強まるでしょうね。

 夕方から高田区地域協議会を傍聴してきました。議題の1つは(仮称)厚生産業会館基本設計の見直しを求める意見書提出についてでした。提案したのは元市議の杉本敏宏委員。同委員は、「(基本設計は)基本構想とずいぶん違った。名前が同じでも中身は変わっている。改めて諮問を求めたい」等とのべ、建設費を含む基本設計の見直しや基本設計について諮問することを求めました。委員からは、「意見書を出すことに大賛成だ。今回は許せない。最初からやり直すべきだ」等の意見が相次ぎました。賑やかな議論が行われた後、採決の結果、自主審議にあげること、市長に意見書を提出することを決めました。今後、どういう内容になるのか注目です。写真は意見書をあげることに賛成した高田区地域協議会の様子です。

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 きょうは午前中に活動レポートの原稿書きを終わらせ、市役所に向かいます。市役所では政策形成会議があります。

2014年10月01日

活動レポート編集作業、政策形成会議

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 静かになりましたねー。今朝は虫たちの鳴き声もほとんど聞こえません。朝の散歩では東の風が笹の葉や野の花をなでるように吹いていました。杉林の中では山芋の葉が黄葉してきました。これからの山野は色の変化を楽しめます。

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 昨日は午前11時半過ぎまでパソコンに向かっていました。活動レポートの編集作業です。朝早くからいろいろな仕事が次々出てきて、落ち着かず、原稿書きはなかなか進みませんでした。新聞記者のみなさんはどんな環境でも原稿書きができるようですが、見習いたいものです。編集作業で面倒なのは記事の取捨選択です。今号のように伝えたいことがいっぱいあるときはいつも悩みます。新水族博物館の記事にするか一般質問にするか、悩んだ末に、今号は一般質問にしようと割り切りました。

 午後からは2時間ほど政策形成会議が行われました。空き家対策条例に「空き地」を含めるのはいかがなものかという声が、先日の全員協議会で出されたことや行政側からの意見聴取の中で「公表」などで慎重意見が寄せられていることもあって、それらの検討をしました。行政側は条例とともに考えなければならない規則の制定を視野にいくつも注文を出してきています。それらの検討もしました。

 きょうは午前中にいくつかの用を足した後、事務所の掃除、街頭宣伝と続きます。夕方まで声が続くかどうか。水分補給をしながら頑張りたいと思います。

2014年10月08日

アンケート配布準備作業始まる

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 寒くて布団から出る気にならない。そんな季節になったんですね。おはようございます。ここ数日、朝晩、ぐんと冷えました。ストーブをちょっとだけでもつけたい感じです。昼間、外ではツクツクボウシがまだ鳴いていたのに、晩になると冬が遅くない時期にやってくることを意識します。

 さて、昨日は私の事務所でも市民アンケートなどを閉じる作業が始まりました。昨日は午前中だけの人を含めて総勢11人で3900世帯分を用意することができました。最初は列を作って流れ作業方式でやっていたのですが、3人でチームを作り、1人が2つのアンケート、ビラ、返信用封筒を集め、2人がホッチキスどめ作業を行う方が能率的であることを学びました。楽しい会話の中で進められた作業、きょうは昨日よりも速いテンポで進むでしょう。もう2日くらいしたら、いよいよアンケート用紙の配布が始まります。

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 19日、吉川区では50回目の駅伝大会が区内で行われます。私は地元チームの補欠選手として登録されています。昨夜は初めての練習日、体をほぐす体操をやった後、みんなでランニングをしました。先日、左ひざを痛めたので、どうかなと思ったのですが、1キロほど走ってみました。まだまともに走れそうにありません。それでも、汗びっしょりになりました。

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 昨夜、旧吉川高等学校で酒を造っていた時代の酒、「吉川乃若泉」がまだ数本残っていることを初めて知りました。現物を見た時に「まさか」と思ったのですが、冷蔵庫でずっと冷やしてあったのですね。まだあったなんて夢のようです。保管していたのは吉川区下町にあるお店、「ニュー信濃」(電話 025-548-3792)です。

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 もうひとつ、私と妻の仕事場がだいぶ出来てきました。平屋の小さな建物ということもあり、工事現場の夜景はいい感じです。完成は来月半ば過ぎということです。

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 きょうは総務常任委員会です。次期総合計画がテーマですので傍聴してきたいと思っています。時間は9時半からです。お昼には地元事務所に戻り、活動レポートを作成する予定です。

2014年10月09日

総務常任委員会で新総合計画の所管事務調査


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 見事な天体ショーが終わって、今朝は静かな朝を迎えています。おはようございます。朝日が気持ちいいですね。

 昨日は午前が総務常任委員会の所管事務調査でした。議題は新総合計画です。川上部長から説明さあった後、委員から、「地域主権については受け身的な表現ではなく、市の主体的な表現が必要だ」「空き家対策がとり上げられていない」「地域自治推進のために地域自治区制度を将来的にどうするか方向性をはっきりさせるべきだ」「地域拠点と生活拠点の分け方、役割がよくわからない」などの質問や注文が出ました。新総合計画については現在、パブリックコメントを実施中ですが、この後、総合計画審議会での議論を経て、最終案をまとめ、12月議会にかけられる予定となっています。

 午後からは地元事務所に戻って活動レポートの原稿書き、アンケートのホッチキス止め作業をしました。ホッチキス止めは昨日で終了しました。私の活動区域ではきょうから配布作業に入ります。市民からは期待の声も大きく、何本もの電話が来ていますし、マスコミの取材も入っています。配布は簡単な作業ではありません。多くのみなさんからお手伝いいただければ助かります。よろしくお願いします。

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 昨夜は皆既月食の日でした。晴れた夜でしたので、きれいに見ることができました。私も何度も外に出て、カメラを変化していくお月さんに向けました。天体ショーをこんなに一生懸命見たのは生まれて初めてです。

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 そうそう一昨日の母について書くのを忘れていました。母の1年ぶりのMRI検査結果ですが、おかげさまで、頭の中の動脈瘤の大きさは1年前と変わりませんでした。母も喜んでいました。

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 きょうは高田で朝市宣伝をした後、地元に戻り、吉川区敬老会に参加します。終わってからは旧東頸城方面へ「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。忙しくなります。

2014年10月11日

長野市議会との交流会、弟帰省


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 めずらしくヤマ鳩の鳴き声が聞こえてきます。おはようございます。今朝も冷えましたね。この冷え方なら、日中は秋晴れとなるでしょう。

 昨日は午前中、アンケートの配布と「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。あちこちでおしゃべりしながらの活動でしたので、けっこう時間がかかりました。もっともあちこちに咲いている野菊やアキノキリンソウとも対話しましたので、そっちの方が時間かかったかも。下の写真はアキノキリンソウです。

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 午後からは高田周りで市役所へ。途中、訪問した家の玄関には私の随想集、『背中かき』(北越出版、1000円)のダイジェスト版が置いてありました。もうすでに4部ほど持って行かれた人があるそうです。ダイジェスト版に掲載されているのはわずか3話ですが、これを読んで、私の本への関心が高まってくれればうれしいです。

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 夕方からは長野市議会との交流会でした。今回は長野市議会のみなさんが火力発電所や港などを視察したのち、上越市議会と意見交換、懇親会となりました。歓迎挨拶では佐藤議長が日本で一番美しい夕日のこと、上越で発電した電気が長野に供給されていることなどをユーモアたっぷりに話されました。挨拶は一級です。さて懇親会では、日本共産党議員団の野々村博美、佐藤久美子、阿部孝二の3議員はもちろんのこと、他党派議員とも交流できました。会場には上越の酒蔵の16銘柄がずらりと並びました。これが評判でしたね。酒を愛する人たちが列になる場面もありました。安塚区出身の佐藤久美子議員がリンゴなど地元の果物の宣伝をしていたのには驚きました。見習わなきゃ。

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 午後7時半過ぎ、愛知県稲沢市に住む弟夫婦が帰省しました。「かちゃ、来たよ」の声に母は玄関まで出迎えて、「待ってたよ、さあさ、上がってくんない」とやっていました。うれしかったのでしょう。誰が来たのかと階段の踊り場からそっとその様子を見ていたわが家のネコさんです。

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 きょうは大潟区に住む姪の結婚式です。これから残りの「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、8時半過ぎには式場がある長野県飯縄高原へ向かいます。


2014年10月14日

女性の集い、賑やかに開催


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 台風は通過したようです。こちらではたいした雨も風も吹かず、安心しています。おはようございます。ただ、台風の影響はこれからかもしれません。風の音が次第に強くなってきました。

 昨日は朝8時20分に出て、夜9時前に帰ってきました。一日中、直江津、高田にいたことになります。朝市宣伝では吉川区在住の人と出会いました。「今度、県議だってね。がんばってくんない」と激励されました。また、見知らぬ男性、それも背の高い体格のいい人が市場の裏通りから出てきて、「アンケート、いいねぇ」とほめてくださいました。気分良くしていたら、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

 お昼休みの時間帯、寺町へ行き、友人の坂井亮円さんの「希望の虹」作品展を観てきました。お寺の空間を使った作品。空にまたがるきれいな虹ふたつ、その空から地上へと下りてくる希望。だいたんな発想が美をつくり上げていました。坂井さんを応援する人たちの作品もよかったです。写真は坂井さんの作品と杉田彰さんの作品です。

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 午後からは「橋爪さんを県政へ、女性の集い」でした。50人ほどの人たちが集まってくださいました。リレートークでは、「橋爪さんの声を聞くと一日幸せになれます。いままで声をかけたことのない人にも声をかけます」「子どもは男の子が4人、女の子が1人います。男の子たちを戦争には送りたくありません」「人間と核は共存不可能です。原発は即廃止を」「TPP反対の思いを県議会に届けてください」「消費税が上がってお客さんが減りました。仕入れも値上がりしています。消費税増税反対です」「非正規の保育士をやっています。収入は月額12万円、ボーナスなしです。なんとかしてほしいです」など、たくさんの願い、たくさんの励ましの言葉を寄せていただきました。集い終了後、街頭でアピールしました。

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 夕方からは市議会政策形成会議主催の「空き家対策条例(素案)についての市民の意見を聴く会」でした。参加者はわずか6人でしたが、「負の資産だ。義務だけ課す条例にすると放棄するのが出てたいへんだ。年寄りばっかだ。管理できない。税制上の措置をきめ細かくやってほしい」「責務と役割のなかで定期的に確認するとなっているが、上越市はやっているか。市に見てもらって、行政側から管理が不適切だからと指導できるのか」などの声が寄せられました。意見を聴く会は16日にも開催されます。私は当日、浦川原会場へ行きます。

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 きょうはこれから市役所で団会議です。その後は天候の状況を見て、宣伝行動をするかデスクワークをするか決めます。

2014年10月17日

浦川原区で「空き家対策条例素案についての意見を聴く会」


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 まだ布団に入ってから3時間ほどしかたっていないのに目が覚めてしまいました。おはようございます。外は真っ暗、虫が一匹だけ、「ギッ、ギッ、ギッ」と鳴いています。

 昨日は活動レポートの印刷、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と大忙しでした。その間に高田へも行ってきました。これは妻を学校まで送ってきたのです。浦川原、大島では山が少し色づいてきました。空はまさにスカイブルー、そこに浮かぶ雲もまたきれいでした。下の写真は高田の消防署前の通りで出合ったしだれ柳の「散髪」風景です。丸坊主になることで、来年、またきれいなしだれ柳を見ることができます。

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 昨晩は浦川原区で「空き家対策条例素案について意見を聴く会」が開かれました。市議会主催です。10数人が集まってくださいました。参加者からは「所有者が言い訳できないような状態で(きめ細かく)取り組んでほしい」「学生さんのなかには住みたいけれど、金のない人もいる。市がお金を出し、家賃を回収する対策できないか」「壊せと言われてもお金がかかりすぎる。法律で言われても万歳してしまう」「認知症になって施設に入っている人に対してはどうするのか」「平場と中山間地では違う。地域を考えた条例づくりができないか」などたくさんの質問、意見、要望が出されました。

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 2、3日前の日記に書くべきことをひとつ忘れました。今年の原水爆禁止国民平和大行進で北海道から東京まで「通し行進者」を務めた山内金久さんから平和大行進日記が贈られてきていたのです。文章も写真も素敵です。いうまでもなく上越市での行進についても書かれています。こういう日記は初めて手にしました。山内さん、がんばりましたね。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。7時前には戻り、妻とともに東京へ行ってきます。高市総務大臣などと会うことになるかと思いますが、「35年以上勤続感謝状」を何人の人がもらいに行くのか、まったくわかりません。電車の中で本を読めるのが一番の楽しみです。

2014年10月21日

大島でもアンケート配布


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 今朝もスズメだけが鳴いています。おはようございます。他の小鳥たちはいったいどこへ行ったのでしょうね。昨日の雨でさらに冷え込みました。吉川の河川敷や土手の草はすっかり枯れ草模様となりました。

 昨日は午前に大島区でアンケート配布でした。従兄にも手伝ってもらい、総勢9人で取り組みましたが、用意したアンケート用紙が足りず、深沢の一部が残りました。全体として留守の家が多かったですが、誰かがおられるところでは、レポートの話などで対話がはずみました。ありがたいことに、私の活動レポートは新聞折り込みにもかかわらず、よく読んでいてくださいます。「楽しみだ」とおっしゃる方がほとんどでした。ただ、ひとつ気がかりだったのは(仮称)厚生産業会館についての関心がいま一つだったことです。アンケートにどういう影響が出るのか心配です。

 午後からは政策形成会議でした。昨日は行政側との意見交換が中心でした。空き家等対策条例については、「空き地」の扱いをめぐり、対象とする土地をどうするかなどで議論が続きました。行政では、条例で対象とすることでこれまでの民間での自主的な草刈りが少なくなるのではないかなどを懸念する声が出ていました。会議では来月の遅くない時期に、先日行った市民の意見を聴く会の結果について検討を加え、素案のバージョンアップを図りたい考えです。

 きょうは各派代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会と続きます。

2014年10月22日

月例懇談会、アンケート配布


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 雨がしとしと降っています。おはようございます。今朝は急ぎの仕事が終わらず、日記の書き込みが遅れました。

 昨日は午前中に私用があり、午後から月例議員懇談会がありました。その後、勉強会を兼ねた第16回海事観光立国フォーラムに参加してきました。来年3月14日の新幹線開業に向けて、海でも陸でもどういう風にしていくか考えるきっかけになったと思います。このフォーラムが日本海側で開かれるのは初めてだとか、会場のホテルハイマートには200人を超える人たちが集まっていました。

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 夕方、戸数がわずか19の小さな集落で市民アンケートを配布してきました。留守の家2軒、夕方5時過ぎにはカギをかけるという家1軒、合わせて3軒以外はみんな対話できました。ひとりのおばあちゃんが私の左腕をつかみ、「まあ、おまさんが橋爪さんかね。おら初めて顔見た。うれし~い」と声をかけてくださいました。こっちこそ、うれしかったです。

 きょうも市民アンケートの配布と街頭宣伝です。夕方まで頑張ります。

2014年10月28日

厚生常任委員会で障害者福祉計画案などを審議


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 冷たい風が吹いています。おはようございます。急に冬の風になりましたね。家の周りのケヤキの葉もどんどん飛ばされています。スモモの木はまもなく丸裸にされそうです。写真はそのスモモの木です。

 昨日は厚生常任委員会でした。そこでは現在進められている上越市障害者福祉計画づくりや第6期介護保険事業計画づくりなどについて報告があり、質疑を行いました。
 まず、障害者福祉計画づくりについてです。国連の障害者権利条約を批准することが昨年の臨時国会において全会一致で承認されました。障がいのあるなしにかかわらず誰もが平等に暮らせる社会を実現するため、国も地方自治体も責任を持っていかなければならなくなりました。そうしたなかでの上越市障害者福祉計画づくりです。市ではこれまでの取組を検証したうえで、「だれもが住み慣れた地域で安心して暮らせる自立と共生のまちをつくる」ことを基本目標にし、日常生活支援の充実、就労支援・雇用促進、相談支援体制の充実などの5つを施策の柱に据えています。
 私は、「グループホームは知的及び精神障害者用の施設が不足しているとあるが、障害種別にみると、『知的』、『知的・身体』の待機者数はそれぞれ15人、3人と数字が出ているものの、『知的・精神』『精神』『精神・身体』は待機者数が記載されていない。もっと具体的に示してほしい」「障害者雇用率は国が1.76%、県が1.65%となっている。ところが上越管内雇用率は1.51%で低いし、上越市そのものの数値がわからない。しっかりとつかむべきだ。また、なぜこれほど低いのかの原因をハッキリさせないと次期計画は立てられない」と訴えました。これにたいして牛木福祉課長は、数字をつかむなどの努力をしていくと答弁しました。また、私の質問で相談支援専門員が厚労省の基準よりも12人も下回っていることが明らかになりました。上越市内の相談支援専門員は現在28人です。栗本健康福祉部長は、「今後とも基準に近付くよう努力していく」と約束しました。
 続いて、第6期介護保険事業計画・第7期高齢者福祉計画(案)づくりについてこれまでの取組が報告されました。私からは、これまでの取組の検証についての報告がないことを指摘するとともに、特別養護老人ホームなどの施設整備について集中的に質問しました。
 市側の説明によると、今年1月1日現在の特養申込者数は1293人でした。そのうち特養に入所したり、亡くなったりした人などを除いた893人について調査したところ、家族の判断や介護支援専門員等の判断で「1年以内に入所必要」とした人の数は398人でした。そのうち「すぐに入所したい」入所緊急型が240人だとのことでした。施設整備(案)はこの入所緊急型人数をベースに施設整備の規模等を割り出しています。
 私から「介護支援専門員は専門的な立場から『1年以内に入所必要』者を398人としているのではないか」と確認したところ、八木高齢者支援課長はその点を認めました。また、施設整備(案)では特別養護老人ホームなど国民年金受給額の範囲で入所できる施設だけでなく、高負担が求められる介護付き有料老人ホーム等も含めて入所緊急型の人たちの入所を計画している点について問題にし、「計画案の数値はもっと精査すべきだ」と主張しました。栗本健康福祉部長は「今後詰めていく」と約束しました。これらの問題については11月の中下旬にも再び厚生常任委員会で所管事務調査を行うとしていますので、今後の動きの注目です。

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 きょうも市議会厚生常任委員会です。その前に各派代表者会議もあります。厚生常任委員会の終わりの時間が早ければ、県庁へも行く予定です。

2014年10月29日

県土木部長へ要請、高田開府特別展


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 今朝は少し寒さも和らいだようです。おはようございます。外はスズメとカラスが鳴いています。青空も見えてきました。この時期、天気だと助かります。

 昨日は会議や要請行動などで大忙しでした。昨日も厚生常任委員会の所管事務調査がありました。議題は一般廃棄物処理基本計画と新クリーンセンター整備についてです。上越市では2008年(平成20)4月から家庭系ごみは有料化されていますが、全国の特例市、40市の中で有料化したのはは上越市など13市しかなく有料の市は少数派です。そのなかでも生ごみが有料なのは長岡市と上越市だけ。生ごみは資源ごみとしても活用できることなどから、無料に戻すべきだと主張しましたが、行政側は考えていないと譲りませんでした。下水道などの普及により、し尿収集対象世帯も収集量も大幅に減ってきています。市では現在の収集体制を見直す考えであることを明らかにしています。くみ取り家庭や業者の声を十分聴いて対応するようにという質問に、「そうしたい」との答えが返ってきました。写真は新クリーンセンターの完成予想図です。

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 午後、県道新井柿崎線の整備促進について同線の整備促進議員連盟が県土木部長へ要請行動を行いました。要請場所については事前に現地調査して、昨日の要請に至っています。歩道設置、防雪柵の設置などについて宮崎政国会長が最新の写真などを示し、早期実現を訴えました。応対した高橋猛部長は、「よく通る路線で承知している。要望項目はたくさんあるが、交通量も7000台からあり、安全対策については優先順位をつけながら順次整備していきたい」と答えていました。

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 夕方、上越市立総合博物館で開かれている高田開府400年記念特別展、「越後の都 高田と徳川家康の血族」を観てきました。この特別展のために博物館のスタッフは4年もかけて準備してきたそうです。展示されているものの中には高田開府400年だから貸していただけたものが少なくないといいます。秀吉が上杉景勝にあてて書いた米沢へ行けという命令書(朱印状)、初めて見ました。伊達正宗がわが子、五郎八姫にあてた手紙、やさしさに満ちていましたね。伊達正宗の甲冑倚像は前だけでなく背中も見られました。たくましさに圧倒されました。これまで実物にはお目にかかることのなかった一節切(ひとよぎり)、乃可勢(のかぜ)もありました。全体として、高田が越後全体の都であり、北信にも影響力があったことがよくわかります。この特別展は11月16日(日)までです。100年に一度しか見られないものをぜひご覧ください。

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 きょうはこれから高田で朝市宣伝、そして党会議、夕方からは大島区菖蒲での農村議員連盟の収穫祭と続きます。

2014年10月30日

菖蒲で収穫祭

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 あー、よく眠った、眠った。今朝は朝日がかなり高くなってから目がさめました。おはようございます。きょうもいい天気になりましたね。

 昨日は高田での朝市宣伝からスタートしました。寒かったせいか人出はいまいちでしたが、何人ものお店の人やお客さんと話ができました。あるお店のお母さんに、「よく来るね、もうすっかりおまさんの顔、覚えたよ」と言われ、ふたりで大笑いました。小学校の児童も見学に来ていて、指導者の人とも話できました。子どもたちは元気で、盛んに質問やっていましたね。

 朝市宣伝の後は会議、デスクワークでした。活動レポートの作成はぎりぎりのところで締め切りに間に合わせることができました。もっとも介護保険関係の記事中、見出しの一部に間違いがあることが今朝、判明、ホームページに掲載する時に修正することにしました。急ぐとろくなことがありませんね。

 夕方からは大島区菖蒲のセンターで市議会食糧農業農村議員連盟の「市議田」の収穫祭でした。収穫祭では生産組合のお母さんたちが手づくりしてくださった料理や新そばをご馳走になりました。横尾理事長さんのお連れ合いが用意してくださったトコロも出ましたよ。おいしかったです。トコロは4個もいただきました。よく眠れたのは前日、3時間ほどしか寝ていなかったこともありますが、ここでのお酒がきいたんですね。

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 きょうは活動レポートの印刷をした後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。夕方までにどこまでできるか。母を病院へ連れていく日でもありました。

2014年11月05日

厚生常任委員会で生き生きサロンなどを視察


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 連休の疲れがどっと出たようです。おはようございます。書かねばならない原稿があったにもかかわらず、爆睡してしまいました。外は晴れてはいますが冷え込んでいます。

 昨日は午後から市議会厚生常任委員会の管内視察がありました。市社会福祉協議会が取り組んでいる生き生きサロン、支え合いマップづくり、成年後見制度の普及啓発、法人後見の状況を見たり、聴いたりしてきました。
 「背筋をピーンと伸ばしてください。背もたれにおっかからないと10歳若返りますよ」社会福祉協議会のSさんの指導で参加者全員がピーンと背を伸ばします。郷土の民謡、春日山節の歌に合わせて手を動かし、足を動かす体操、チャチャチャン、チャチャンというリズムに乗って、「そうだ そうだ その意気だ その心意気」とやる。いやー、みんな楽しそうでした。いきいきサロンのあとは支え合いマップ作りをしている北城4丁目を訪問、地域の支え合いで要援護者を救済する仕組みづくりをしている様子などをお聞きしてきました。説明をされた人の「役割ができるとみんな生き生きとしてくる」「知ることによって助けられる」という言葉が印象に残りました。法人後見、県内の社会福祉協議会では4か所で取り組んでいるそうです。上越では26歳から86歳まで17件受けているとのことでした。
 視察の最後に市社会福祉協議会の主な事業や予算についても説明をしてもらいました。地域福祉事業の運営が財政的に一段と厳しくなってきていること、介護保険の制度改革でまだ情報が入ってきていないことへの不安などが語られました。

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 吉川区山方にある敬徳寺の銀杏の黄葉が見頃を迎えています。きょうあたりは青い空をバックにして見事な黄葉をごらんいただけるはずです。お近くにお出かけの方、ぜひご覧ください。

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 きょうは午前中、デスクワーク、午後から市議会の政策形成会議です。

2014年11月11日

大島あさひ荘問題で報告と質疑

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 遅くなりましたが、おはようございます。今朝はフェイスブックへの投稿に時間がかかり、こちらは後回しになってしまいました。きょうは青空が広がり、穏やかな天気になりましたね。写真は近くの杉林です。

 昨日は午前に文教経済常任委員協議会があり、大島あさひ荘の指定管理者の指定取り消しと施設の休館について市が報告し、質疑が行われました。
 市は、「昨年7月のあさひ荘再開以来、毎月赤字が続き、指定管理者である業者から、これ以上の運営継続は困難、撤退させてほしいと申し出があった」と経過を説明するとともに、こうした事態になった原因についても「業者の経営努力が十分ではなかった」「地元住民の思いと業者(の運営)がかみ合わなかった」などとのべました。
 これに対して委員からは、「地元の人たちの応援の気持ちが次第に遠のいていったとのことだが、これはたいへんなことだ」「地元からの閉館時間の延長などの要望はなぜ受け入れられなかったのか」「行政には指導責任がある。業者選定の仕方についても、もっと深く検証していくべきだ」など厳しい発言が相次ぎました。
 大島あさひ荘を今後どうするかについて市は、「市内には他に温浴施設がいくつもある。行政改革の中でこれらの施設の再配置について検討している。これと一緒に(同時進行で)あさひ荘をどうするかを検討していきたい」としています。今後に注目です。

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 午後からは大島区地域協議会でした。ここでもメインの議題は大島あさひ荘の指定管理者の指定取り消しと施設の休館でした。市の説明の後、委員から、「経営努力なしで赤字、赤字と言われ、とても残念だ」「市に対しても3カ月、2カ月で(収支などの)報告が業者からあったと思う。市の監督責任はどうなっているのか」「前の時は利用者がもっと多かった。あまりにも差がありすぎる。市としてどうみているのか」「契約の途中なのにペナルティはないのか」などの質問や意見が相次ぎました。市側は、「毎月報告をもらっている。2月には社長とも直接お会いした。気付いたことは指摘させてもらってきたが改善されなかった」などと答えていました。

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 夕方からは議会報告会・意見交換会でした。私は公民館谷浜分館で行われた会に参加してきました。会には30人近い人が参加され、地元だけでなく、遠くから若い人たちの参加もありました。うれしかったですね。
 この地域の人たちはいつも積極的に発言されます。「鳥獣による農作物被害、今年は増えた。5㌶ほどの田んぼを耕作しているが電気柵で囲むと約80万円かかる。これでは続けていく意味がない。対策を研究してほしい」「保育園があり、中学校がある、この近くでクマが生息している。柿の木には爪でひっかかれたあとがあり、大量の糞もある。すぐに対策を」「介護保険の説明会場、もっと増やしてほしい」「議会のこうした会にも女性がもっと参加するように呼びかけるべきだ」「春日山城周辺の杉の木が伐採されたのが保管されているが、木が腐っている。腐らせてしまうのはもったいない」「谷浜公園のドッグラン、県外からもお客が来ている。利用者の声を聴いてほしい。五智公園並みの管理ができないか」「たにはま保育園の入り口がよくわからない。看板設置を働きかけてほしい」などたくさんの意見や質問がでました。

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 議会報告会・意見交換会は、きょうは吉川コミプラと牧のコミプラでも開かれます。いずれも午後6時半からです。ぜひご参加を。

 きょうは活動レポートの印刷のし直し、デスクワーク、そして議会報告会への参加と続きます。

2014年11月12日

初めて米山林道へ。吉川でも議会報告会

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 やはり雲が広がってきましたね。おはようございます。朝起きると、空を見上げるのが癖になっています。じっと見ていたら、遠くから電車の音が聞こえてきました。朝は静かです。写真は今朝のわが家上空です。

 昨日は活動レポートの印刷からスタートしました。印刷の紙が湿気を持ったのか、それとも印刷機の具合が悪いのか、今回もプリントしないのが150分の1くらいの割合で発生し、手間がかかりました。日曜日に表裏両面とも同じ内容だった活動レポートを入れてしまった地域には今朝の新聞に折り込みしましたのでご覧ください。申し訳ございませんでした。

 午後からはデスクワークでした。ところが頭がまったく回転しません。昼寝をと思って横になってはみましたがこれもだめでした。昨日は天気が良かったので、家にいては気分転換できないんですね。最後は車を走らせ、柏崎市の大平へ。米山林道を約2時間歩きました。原発が見えるところまで上がったので、標高500~600㍍くらいかな。紅葉や野の花をゆっくり見ながら歩いたので、とてもいい気分でした。その時の写真です。

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 夕方からは私の地元、吉川区での市議会主催の議会報告会・意見交換会に参加しました。今回は傍聴ではなく、書記としての参加です。
 おやっと思ったのは、説明スタッフの工夫です。江口副議長が得意のパネルを使って9月定例議会の概要を説明、総務副委員長の滝沢一成議員は報告要旨を参加者に配布して総務常任委員会の報告をしました。パネルは細かすぎて見にくかったけれども、より分かりやすくの姿勢はいいですね。他の議員の報告もコンパクトにまとめてありました。
 会で出された質問、意見のいくつかを紹介しますと、「(仮称)厚生産業館会館、基本設計では大幅増額となっている。社会資本整備総合交付金はどういう交付金か。財政危機の中、厚生産業会館、本当に必要なのか。高田地域協議会では不適当との答申だった。最近、見直しを求める意見書が出されている。いったん白紙に戻すべきではないか」、「私個人としてはどうやったら早く安く東京へ行きたいかが関心事だ。ほくほく線に快速走らせてほしいと思っている。議会で議論されたか」、「(仮称)厚生産業館会館について訊きたい。13区に比べると旧市は施設が多い。こみ合ってどうにもならないのか。維持費はどうなのか」、「(仮称)厚生産業会館、勘定が赤字になっていいもんではない。どのような収支計画が提示されているのか。ペイできるのか」、「人口問題で聞きたい。国の将来を考えた時、人口の動態が重要だ。上越市でも適格に実態を把握してほしい。どのような対策をとるのか」、「区内では人口が減って、たったひとりの町内があるが、もう少し大きな集落にまとめるよう政治家のみなさんから提案してほしい。町内のお墓を誰が守るのか。政治の力で区割りをやってほしい。女性に就職先がない、箱モノよりも雇用だ。議会が市長の追認機関でなく、少ないところの声を聞くところになってもらいたい」といったところでしょうか。全体として、(仮称)厚生産業館会館と人口減少についての質問が多かったですね。
 昨日の吉川区会場は35人を超える参加者となりました。吉川区におけるこれまでの市議会主催の会としては最高の参加人数でした。議員も「いっぱい集まったね」とびっくりしていました。

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 きょうはデスクワークの続きです。「橋爪法一を囲む会」の準備もあります。きょうも時間との闘いになりそうです。

2014年11月14日

雨風のなか街頭宣伝


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 きょうも午前中は荒れるのかと覚悟していたら朝焼けでした。おはようございます。予報が外れていい天気になった時はうれしいですね。でも、雲の動きは早く、風もあります。荒れる可能性も頭に入れて動きたいものです。

 昨日は直江津の朝市宣伝日でした。天気は荒れ、演説していた時は何とか持ったのですが、ビラ配布の時には雨模様に。出たお店の数も少なかったし、お客さんも数えるほどでした。お店の人に「こんがな天気に頑張っているね」と声をかけたら、「おまんたも」という声が返ってきました。そしてひとりのお母さんから美味しい漬物をもらっちゃいました。白菜とニンジン、菜っ葉、それにリンゴが入っていました。薄い塩味で最高でした。

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 市宣伝が終わってからは市街地で街頭宣伝でした。いうまでもなく総選挙必至という情勢ですから、安倍内閣の政策の行き詰まりを批判し、国民の暮らしと安全を無視した暴走にストップをと訴えました。ただ、時々陽は差すものの、演説をしようとすると雨風です。アラレが混じった時もありました。これにはまいりましたね。良かったのは防寒着を持っていったこと、これがなければすぐ中止でした。

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 昨日は早起きしたおかげでたくさん仕事は出来たのですが、午後から疲れがどっと出ました。午後からは厚生常任委員会があり、「上越市子ども・子育て支援事業計画(素案)」を中心に説明と質疑が行われました。質問ではこれまでの子ども未来応援プランなどこれまで市が取り組んできた事業との関連や新制度において市が定める基準などについて訊きました。よりわかりやすい計画にということで放課後児童クラブの計画などの改善も求めました。ただ、子ども・子育て支援法施行細則や子ども・子育て会議の会議録をきちんと読んでいれば訊く必要もないことまで質問しましたので、準備不足は否めませんでした。それと、終わってから関係課長などから説明を聴きましたが、市民サイドに立った努力は一定の評価をしていくべきでした。分厚い資料を2日前に配布してもらったこともありますが、初歩的なことも含めてもっと勉強しておかなければと思った次第です。

 きょうは行政改革特別委員会です。印刷しながら分厚い資料と格闘しています。午後からは糸魚川市において糸魚川市、妙高市、上越市の市議会交流会があります。きょうも遅くなりそうです。

2014年11月15日

行革特別委、3市議会合同研修会


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 昨晩はすごい雨と雷でした。おはようございます。今朝も荒れ模様です。先ほどはアラレがバチバチと来ました。写真は濡れた紅葉です。

 昨日は午前が行政改革特別委員会でした。新行革大綱案、行革推進計画策定の考え方、公の施設の使用料の見直しなどについて報告と質疑が行われました。大綱案については「定員適正化計画」との関連を訊きました。上越市の職員体制は広大な市域に総合事務所などがあるなかで市民サービスをきちんとやれるものでなければなりません。具体的な数値がまだ示されておりませんが、これ以上の職員削減は無理があると私はみています。委員からは普通交付税についての最新情報に沿った記述を求める声も出ました。一番賑やかになったのは公の施設の使用料改定です。「受益者負担の適正化」を旗印に、一定の数式に基づき新料金を示すやり方については心配するいろいろな声が出ました。体育施設や集会施設で大幅な引き上げがされる施設も多くあり、今後、地域協議会などで反発の声も上がりそうです。

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 午後からは糸魚川市へ。糸魚川、妙高、上越の3市議会合同研修会があったのです。会場は糸魚川駅のすぐそばの「ヒスイ王国館」でした。
 第一部はえちごトキめき鉄道の島津社長の講演。同社の経営計画や開業準備状況などをお聴きしました。そのなかで上越の観光にふれ、二本木のスイッチバックや筒石の地下駅などの鉄道そのものも観光資源のひとつだとの指摘はその通りだと思いました。どんなピーアールをしていくのか注目です。
 講演後の質疑では、上越市議会議員から、開業を4カ月後に控え、JRからの資産譲渡がどうなっているかの質問が出て、島津社長は、「不要な資産はいただかない。現在、県を通じてリストをもらい、チェックしている段階だ」と答えました。また、同社の2つの路線は通学利用が多いことから、「朝の通学では直江津駅で乗り換えなしの、糸魚川から新井までの直通運行を」との要望も出されました。これには「開業年度は運行本数を増やすことに力点を置きたい」との答弁がありました。糸魚川市議会議員からは、新潟への特急列車が1本になったことなどをあげて、「糸魚川は負担に見合った利益を享受できていない。トキ鉄として利便性を上げる努力を」との訴えもありました。
 第2部は新らしくなった糸魚川駅の視察です。自由通路、在来線の改札口、電光表示板などを見てきました。JRの東と西では、電光表示板などのイメージが違うものだということが話題になっていました。それにしても寒かったですね。

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 きょうは朝から生活相談が入り、発信がだいぶ遅れました。これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。午後からは大浦安の芝居を見に行ってきます。終わってからはまた、配達です。

2014年11月21日

新聞配達、総選挙準備と忙しい一日


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 ぐーんと冷えました。おはようございます。今朝は初めて凍りました。車のガラスも水たまりも凍っています。冬がまた大きく近づいた感じです。

 昨日は家の用事を済ませたのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。衆院の解散がきょうされることから、「また大仕事が出たね」「がんばってくんない」などたくさんの激励をいただきました。初めて読者になっていただいた家に新聞を届けたら、本人は留守でしたが、高齢のお母さんが、「まあ、おまさんが橋爪さんかね。いっぺこと話をしたいすけ、お茶飲んでいってくんない」と迎えてくださいました。ありがたいですね。とった野菜を乾かしている人や越冬させる準備をしている人もいて、白菜をもらってきました。

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 昨日は天気もよく、あちこちで美しい景色と出合いました。配達途中で出合った田んぼの風景、近くの森の中で見た風景、3枚ほど紹介します。

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 夕方からは総選挙対策のための会議がありました。超短期決戦なので、準備も大変ですが、安倍自公政権の暴走にストップをかけ、政治を変えるチャンスでもあります。全力で駆け抜け、大きな躍進に結び付けたいものです。

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 きょうは各派代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会、街頭宣伝と続きます。衆院比例代表北陸信越ブロックの藤野やすふみさんが上越入りし、午後3時半頃からジャスコ近くのかにいけ公園付近で演説します。

2014年11月22日

石塚正英さんが講演。比例の藤野さん上越で演説


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 少し前に事務所に戻ってきました。おはようございます。今朝はレポートの印刷をした後、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と大忙しでした。出かけるときは西の空が少しだけ明るかったのですが、いまはだいぶ青空が広がりました。写真は家の近くで撮ったものです。

 昨日は各派代表会議から始まって、議員懇談会、勉強会と続きました。このうち議員勉強会は「北陸新幹線に関する取組について」がテーマ。講師は私の高校時代の同級生で、東京電機大学教授の石塚正英さん。今回の議員勉強会には議員や行政マンでもない2人の市民の方が参加しました。初めてのことです。議員が市民とともに学ぶ機会を持つというのはいいことだと思います。
 石塚さんはくびき野の歴史風土について、鎌で切りつけて風を撃退する風の神儀礼や川上善兵衛が近代的なまちを作ろうとしたことなどをあげながら説明しました。石塚さんらしい切り口だと思いました。石塚さんはくびき野の特徴を「野人性」と「助け合い」の2つにまとめました。住民の雨乞い地蔵の扱いが途中から正反対になるなんて知らなかったです。「助け合い」は「もらい風呂」が広く行われていたので、よくわかります。くびき野の特徴を生かすために、石塚さんが提案した衣食住の地産地消、善兵衛の放射線道路のまちづくりに見習う、文化の地産地消など7つのこと、新鮮でした。並行在来線に関しては、川上善兵衛に習って、「駅の駅」構想や女性で賑わう場づくりなどを提案していました。おもしろい講演でしたね。

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 議員勉強会が終わったのは午後3時25分。それから大急ぎで日本共産党の街頭演説会に駆け付けました。高橋ミキ子さんの訴えは聴けませんでしたが、比例代表の藤野さんの訴えは全部聴くことができました。消費税増税、集団的自衛権行使容認、原発再稼働といった安倍内閣の暴走にストップをかけ、暮らしを守る政治を日本共産党とともにつくろう。新潟市での演説もそうでしたが、藤野さんの演説はわかりやすく、しかも力強いものでした。

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 きょうは午前中に私の事務所にある事務機などを新しい建物に運んでもらいます。選挙と重なってしまいましたが、仲間たちが手伝ってくれるというので助かります。午後からは上越市の北部で高橋ミキ子さんとともに街頭演説を行います。

2014年11月27日

尾神出身の人たちと楽しく食事

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 時折強い風が吹いています。おはようございます。今朝はそう寒くはないのですが、風が吹いているせいか冬っぽく感じます。近くの吉川橋を通る車もライトをつけて走っています。

 昨日は政策形成会議が午前9時半からありました。前の日はほとんど寝ていなかったので、頭はなかなかしっかり働いてくれませんでした。空き家対策条例の原案作りも大詰めに来ていますが、市側は空き地については対策の対象となる土地についての基準づくりが極めて困難として譲りませんでした。政策形成会議としては残念ですが、空き家に絞った条例にすることにしました。また、国会で空き家対策法が成立したことから、それとの整合をはかる必要がある部分について市側と協議しました。これまでの素案もかなり変更部分が出てきます。それらは12月議会中に確認し、当初の予定通り年内にパブリックコメントに入ることにしました。

 会議が終わってから石橋の食堂、「あひる」に行きました。入ったら、見たことのある女性が3人食事中でした。いずれの人も現在は市内各地にばらばらに住んでいますが、吉川区尾神出身の人です。「あら、まあ」ということになって、にぎやかにおしゃべりを楽しみました。食堂を切り盛りしているSこさんも尾神出身です。食事が終わってからもコーヒーを2杯もいただき、「子どもの時にはしだれ桜は気付かなかった」とか、水源分校への通学路がどうだこうだなどと懐かしい話をしました。私は1時間ほどで市役所に戻ったのですが、3人のおしゃべりは続き、3時半までいたとか。楽しかったんでしょうね。

 午後からは活動レポートの原稿書き、質問準備でした。総括のテーマはなかなか定まりません。今回は見送りも含めて午後には最終判断をしなければなりません。

 きょうは活動レポートの印刷をしてから大島、安塚方面へ行きます。午後5時半過ぎからは新潟市で街頭演説、選挙対策会議と続きますので、あわてずゆっくりと動きたいと思っています。

2014年12月02日

いよいよ衆院選公示


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 いやー、すごい風ですね。おはようございます。予報通り、今朝は大荒れの天気となりました。車は冬タイヤを履いていないので、雪だけは落ちてこないように。

 昨日は衆院選準備の都合上、変則的な議員団会議をやりました。12月議会の一般質問の通告についての協議です。一応、前回の会議で分担していたのですが、一部修正を加え、最終決定をしました。私は(仮称)厚生産業会館、介護保険、障がい者福祉について質問することになりました。福祉の分野はしばらくとり上げていなかったので、いつものような準備ができるかどうか。時間がないのが一番せつないところです。

 きょうはこれから衆院新潟6区の高橋みきこさんの第1声の会場へ向かいます。第1声は直江津のイトーヨーカドー前にて午前9時からの予定です。大荒れですので、寒さ対策をして、駆け付けていただきたいと思います。

 午前10時からは12月議会の初日です。会議が終わったところで、私は街宣車に乗り込み、魚沼のみなさんとのバトンタッチ地点まで行きます。

2014年12月03日

強風の中、衆院選始まる


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 寒くなりましたね。おはようございます。手が冷たいです。いよいよ本格的な冬がやってくる、そんな感じです。でも、今朝、外を見てホッとしました。白くなっていなかったからです。タイヤ交換、急がなくてはなりません。

 昨日は衆院選の公示でした。新潟第6区の高橋みきこ候補の第一声に行ってきました。高橋さんの演説は、荒れた天気を吹き飛ばすような明るい、元気な訴えでした。私も応援演説をしました。昨日、ネットで視た俳優、菅原文太さんの沖縄での1万人集会での訴えを引用しました。国民を飢えさせてはならない、安全な食べ物を、戦争は絶対してはならない。これが政治の役割だ。安倍内閣は逆のことをやっている。安倍内閣の暴走にストップをかけることのできるのは日本共産党の躍進です。ぜひ大きなご支持をと訴えました。市議会の本会議が終わった午後2時過ぎからは候補者カーの先導役と応援弁士を務め、大潟区、頸城区、三和区、浦川原区、大島区へと行きました。

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 昨日から12月議会が始まりました。委員長報告、提案理由の説明の後、総括質疑が行われました。私たち議員団では選び出した質問項目は委員会の中で訊くことのできるものばかりでしたので、通告しませんでした。昨日のやりとりの中で、大山温泉あさひ荘を休館後どうするかについて、市長は温浴施設の再配置の検討をする中で新年度予算が決まるまでには明らかにしたいという趣旨の答弁をしていました。

 そうそう大事なことを忘れていました。昨日、地方議員在職35年以上の総務大臣感謝状伝達式が本会議前に行われました。すでに東京で一度もらっているのですが、議会関係者の心遣い、感謝です。ありがとうございました。

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 きょうは厚生常任委員会です。2つの請願審査もあります。終わり次第、活動レポートの仕上げと一般質問の聞き取りがあります。その後は選挙活動です。

2014年12月04日

産廃調査請願、不採択に

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 雨が降っています。おはようございます。寒いですが、雪が落ちてくるほどの寒さではありません。助かります。

 昨日は朝市宣伝に行った後、市議会厚生常任委員会でした。注目は午後でした。三和区宮崎新田地内にある産業廃棄物中間処理施設跡地の産業廃棄物の調査などをしてほしいという請願が市内の2つの団体から提出され、審査が行われました。2つの団体は「三和の水とみどりを育てる会」と「住民自治と合併問題を考える会」。審査の結果、どちらの請願も採択に賛成は私を含めて3人、採択に反対が4人で、1票差で不採択となってしまいました。先日、私も現地を見てきましたが、大量の産廃が雨ざらし状態で、異臭が漂っていました。現地はいま市有地です。このままでいいはずがありません。たたかいはこれからです。詳しくは活動レポートに書きました。写真は「三和の水とみどりを育てる会」の前山忠事務局長です。

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 時間です。きょうはこれから候補者カーの先導です。

2014年12月09日

午後5時から「あすとぴあ高田」)前で井上参院議員演説


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 雨の朝です。おはようございます。雨がやむのを待ってごみ出しをしてきました。大雪の前に母がとり入れた野菜の葉っぱなどが大量にあったので、生ごみの量が多くなりました。降っている景色を見ていても元気は出ないので、昨日の晴れ間の写真を掲載しました。榛の木とキハダの木です。

 昨日は午前から4時前まで地元にいました。生活相談が2つ入ったのと、事務所の移転に伴う電話などさまざまなものの移動の手続きや工事をいくつもやっていただきました。電話やインターネットなどは明日には完全移転します。電話番号やアドレスは変わりませんのでよろしくお願いします。あとは最終的な片付け作業が残っています。家具なども一部残っていて、天気を見て一気にやりたいところです。

 午後4時過ぎからは新潟6区候補者の高橋みきこカーの先導と応援でした。相変わらず寒かったですが、防寒着を着ての応援ですので暖かかったです。候補者も完全に風雨対策をして乗り込んでいますが、寒いのに元気いいですね。選挙戦もあと5日となりました。風邪をひかないようにしてがんばってもらいたいです。写真は県立吉川高等特別支援学校前の県道での街頭演説です。

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 議会はきょうから一般質問です。私の登壇は明日になります。今晩、どこまで準備できるか。井上参院議員もきょう、上越入りします。できれば、午後5時から「あすとぴあ高田」(旧長崎屋跡地にできた建物)前での街頭演説に駆けつけたいところです。

2014年12月10日

井上参院議員迎えた演説会、盛況


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 穏やかな朝です。おはようございます。朝から雲がだんだん少なくなっていきそうです。青空も出てきました。いいやんべです。

 昨日は市議会本会議でした。一般質問に近藤議員、中川議員など5人が登壇しました。パネルを使い始めて11年という江口議員が今回もまたパネルを駆使して質問していました。議場で早くプロジェクターが使えるようになるといいなと思います。どれだけわかりやすい質問になるか、一度だけでも試験的にやらせてもらいたいものです。中川議員は上越地域医療センター病院についてとり上げていました。改築の検討が始まるようだといいのですが。

 夕方からは街頭演説会でした。井上参院議員を迎えての演説会です。強風の中、大勢の人たちが集まってくださいました。井上議員は消費税増税問題、原発再稼働問題の他、政治とカネの問題でもわかりやすく訴えていました。「日本共産党の躍進で政治の大掃除を」はピタリでした。私も高橋みきこ候補の次に少し訴えさせてもらいました。話したのは米価暴落対策です。

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 きょうはこれから市役所です。一般質問は午前の最後か、午後一番に登壇することになりそうです。プリンターが故障して、質問資料の準備が間に合わない。困りました。

2014年12月11日

障がい者支援で前向き答弁

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 起床6時。よく眠りました。おはようございます。前の日がレポートの作成と印刷、質問準備と重なり、ほぼ徹夜状態でした。やっぱり寝ないとだめですね。今朝はすっきりしています。外は小雨です。週末から再び寒波がやってくるといいます。たいしたことがなければいいのですが。

 昨日は一般質問2日目でした。石田議員が障がい者問題をとりあげ、具体例をあげていい質問をしていました。新年度から障がい者支援では利用計画の作成が必要となることから相談支援員の不足は深刻です。石田議員の質問に答えて、担当部長は遅れている計画づくりについて、4月までに100%やると約束しました。また、私の質問に答えて、現在28人となっている相談支援専門員を増やすよう努力していくと言明しました。基幹支援センターも4月からスタートできるよう準備を進めていると市長が私に答弁しました。注目の(仮称)厚生産業会館ですが、私たちのアンケート調査結果では「いったん白紙に戻す」が67%を占め、一昨年の年末から市が取り組んだパブリックコメント結果と正反対の結果が出たことから、市民の意思を再確認する必要があるのではないかと質問しましたが、市長は、「厚生産業会館は当市にとって真に必要な施設であり、将来に向けた『価値ある投資』として市民の皆さんにも十分ご理解をいただいているものと考えている」とのべ、必要性を認めませんでした。今後、市民意思確認についてどうしていくか議員団で詰めていきたいと思います。

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 夕方、家に戻り、事務所移転のための整理作業をしました。作業ではいろいろなものを再発見していますが、昨日は、1枚の賞状が出てきました。高校時代の校内マラソンの表彰状です。体重50数キロ時代のものですが、これで「かつては長距離ランナーだった」ということを証明できます。いまの体型では誰も信じてくれませんので。

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 きょうも一般質問です。「しんぶん赤旗」日曜版の配達、選挙と大忙しとなります。

2014年12月12日

一般質問3日目


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 雨が降り続きましたね。おはようございます。今朝は曇り空、いつまでも明るくなりません。昨晩の雨は長時間続いたので、吉川は梅雨時と同じくらい増水しています。おそらく山間部の雪解けのせいもあるのでしょう。写真は昨日と同じ場所のもの、雪がどれだけ消えたかがお分かりいただけると思います。

 昨日は一般質問3日目でした。滝沢いっせい議員、大島議員など5人が登壇しました。滝沢議員がAEDのコンビニ設置を訴えていました。市長は24時間使えることの大切さがわかったとしながらも、「体育施設などまだ優先的に設置すべきところがある。市の施設を優先して考えたい」と答弁していました。市の施設でAEDは247台設置してあり、そのうち25台(25施設の聞き間違いかも)は24時間使えるといいます。今後の課題ですね。内山議員が障がい者雇用の促進についてとり上げ質問しましたが、市役所では、正規職員で32人、非正規職員で11人、合計で雇用率は2.33%となり、法定雇用率(2.3%)を上回っているとの回答でした。市内では障がいをあること明らかにしたら、賃金差別をされたという情報も私たちのところに入ってきています。障がい者の雇用実態について、よく調べないといけないと思いました。

 本会議が終わったのは午後4時17分。その後、山間部へ「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけました。読者のみなさんのところに着いた時にはすでに真っ暗でした。そういう中で、玄関の戸を開けたらパッと明るくなって花が目に入ってきたのは母の実家です。いつも花いっぱいというのはいいですね。

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 配達の区切りをつけて家に戻ったのは午後8時半過ぎでした。夜は仕事場移転に伴う片付けを深夜までやりました。書類を整理する中で数十年前に町政レポートに活用した手描きカットの原画が何枚も出てきました。4コマ漫画も3つほどありました。いつ描いたのかな。写真は花火のカットが妻が描いたもの、親子で寝ているカットは私が描いたものです。

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 きょうは一般質問最終日です。終わってからは新潟6区の高橋みきこ候補の候補者カーの先導と応援弁士を務めます。きょうも、夜遅くなります。

2014年12月13日

議会終了後候補者カーの先導


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 寒いと思ったら再び雪です。おはようございます。今朝は雪が降り始めました。これからだんだん強く降るのかも知れません。遠くの空から雁の鳴き声が聞こえてきます。だいぶ待ちましたが、きょうはわが家の上空へは来ませんでした。

 昨日は午後1時半近くまで市議会でした。一般質問の最終日、鴨井、上松、渡辺の3議員が登壇し、人口減少問題や男女共同参画の取り組みなどについて質問していました。終わってから、大急ぎで大山温泉近くの広場へ急行、十日町方面で街宣を続けていた新潟第6区の高橋みきこカーを迎えました。ここで引き継ぎ、大島、浦川原、安塚、吉川、柿崎とまわりました。心配した雪はたいしたことなく、当初の予定通り、動くことができました。虫川交差点近くで演説していて、そう思ったのですが、通行中の車の中でも大型トラックの反応がとてもいいですね。今度の選挙、比例はどこでも共産党と書いていただけばいいですので、みなさん、よろしくお願いします。

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 きょうは総選挙の最終日。早めに「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせ、みんなと合流したいと思います。

2014年12月15日

日本共産党、久々に大躍進


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 静かな朝を迎えています。おはようございます。雪はちらりぱらりです。このまましばらく降らないでいてもらいたいものです。写真は「しんぶん赤旗」配達時に撮ったものです。この色を見ているだけで元気になります。

 まずは昨日の選挙結果から。日本共産党は大きく躍進しました。8議席から21議席へ。北陸信越ブロックの比例で日本共産党が議席をとったのは11年ぶりです。これで参議院に続いて衆議院も変わることでしょう。写真は昨晩、党事務所で、選挙結果を受けて記者会見する上野地区委員長と高橋みきこ候補、それと私、平良木議員です。

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 昨日の日中は棄権防止と仕事場移転に伴う片付けでした。仲間からも手伝ってもらい、大きなものはほぼ終わりました。きょうから業者さんが入ってきます。午後からは市議会の政策形成会議もあります。

 活動レポート1687号、「春よ来い」の第335回、「宝探し」をホームページに掲載しました。ごらんください。

 

2014年12月16日

空き家対策条例案について議長に答申


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 ようやく明るくなってきました。おはようございます。朝も曇っていると8時近くにならないと明るくならないんですね。夜、冷えたので、道は凍っています。

 私の仕事場の移転作業、昨日から業者にも入ってもらいました。もうすべてお任せしてあるのですが、それでも「これはいるか」「これはいらないか」と時々声がかかります。若い女性職員さんが、「これはとっておいたほうがいいんじゃないですか」と持ってきてくれたのは、高校1年時の学生証でした。いったいどこから出てきたのか。

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 午後からは市議会の政策形成会議でした。昨日、政策形成会議は、「空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例(案)」をまとめ、議長に答申しました。条例案は老朽危険空き家対策や空き家の活用などを中心に29条にまとめられています。当初、議会で盛り込むことにしていた空き地対策については、空き地の管理不全状態を合理的な基準で示すことがむずかしいことなどを理由に行政側が難色を示し、残念ながら、今回は見送りました。写真は議長へ答申書を渡しているところです。

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 きょうは12月議会最終日です。まもなく市役所に向かいます。

2014年12月17日

産廃調査請願、本会議では僅差で不採択


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 今朝は吹雪いています。おはようございます。強い風の音が聞こえます。夜はほとんど降らなかったので、それだけでも得をしたと思いますが、これからが心配です。写真はわが家から私の事務所に向かう車を止めて撮りました。

 昨日は12月議会最終日でした。委員長報告、討論の後、議案の採決が行われ、総合計画関連議案だけ大島議員の反対があり賛成多数で、その他は全会一致で可決されました。
 
 注目の三和区宮崎新田の産業廃棄物の調査を求める請願(「三和の水とみどりを育てる会」提出)は賛成15、反対16という僅差で不採択になってしまいました。残念です。
 採決に先立つ討論では市民クラブの本城文夫議員が、この問題の一連の流れを事実に基づいて説明しながら、「当市は環境都市宣言をしている自治体であり、放置は許されない。行政の責任において積極的に最大限の努力をしていくことは合併協議でも決まっていることだ」とのべると議場は静まりかえりました。また、日本共産党の平良木議員も、産廃放置を合理化する説明を繰り返してきた市行政を批判、「こうした姿勢を一刻も早くあらため、地域住民だけでなく、下流域の多くの市民の安全と環境保全を願う請願者の思いに応え、予算上の措置を講じることを始めたとした具体的な取り組みを行政に求めることは、市民の代表としての議会がはたすべき重大な責務だ」と賛成討論をしました。
 水とみどりを育てる会の請願とは別に、同所での産廃調査と産廃処理のための積み立てを求めた、「住民自治と合併問題を考える会」提出の請願も賛成12、反対19で不採択となりました。

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 きょうは活動レポートの作成、仕事場の片付けを中心に動きます。雪が強くなってきました。何時になれば明るくなるのでしょうか。

2014年12月23日

介護保険事業計画中の施設整備計画で見直し案

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 風のない静かな朝を迎えています。おはようございます。今朝はたいした雪も降らず、道路の路面も凍っていません。ホッとしています。

 昨日は午前に生活相談とデスクワーク、午後から厚生常任委員会でした。委員会は第6期介護保険事業計画・第7期高齢者福祉計画の策定に説明があり、若干の質疑を行いました。
 注目したことのひとつは計画期間中の施設整備についてです。これまで特別養護老人ホーム、小規模特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホーム、介護付有料老人ホームで新たに177床確保する計画でしたが、このうち介護付有料老人ホームについては介護専用型から混合型に転換し、別枠で98床整備する計画へと見直しがされました。これは事業者からの要望に基づく見直しだとしていますが、前の委員会で特別養護老人ホームと費用負担面で大きな差があるものを同じグループに入れることに疑問の声を出したことも影響を与えたようです。今回の見直しの結果、特別養護老人ホームの計画は11床増えて121床になりました。
 新しい総合事業の訪問型、及び通所型サービスの報酬単価(案)も示されました。現行よりも緩和した基準によるサービスでの報酬は現行の7割程度を予定しているとのことでしたが、事業所などの経営面での影響は免れません。理解が得られるかどうか疑問です。

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 夕方、家に戻ると、落花生とJRカレンダーが届いていました。亡くなった叔父に代わって千葉県習志野市に住む従弟が今年も送ってくれたのです。子どもの時からずっと楽しみにしている年末のプレゼント。これをもらうたびに今年も終わりに近づいたなと思います。今年のカレンダーには北陸新幹線を走るE7系電車が載っていました。ありがとう、えっちゃん。

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 きょうはこれから朝市宣伝、会議、忘年会と続きます。

2015年01月07日

街頭宣伝と訪問活動


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 まだ外は真っ暗です。おはようございます。今朝はもう事務所に来ています。原稿書きが間に合わないのです。睡眠時間は3時間ほどです。どこかで眠らないと。今朝も雪は降らず、静かです。

 昨日は午前中にデスクワークを終わらせる予定でしたが、お客さんがあったり、眠かったりしてなかなか進みませんでした。午後からは街頭宣伝と訪問活動でした。強い風と雨にたたられ、訪問活動にシフトしての活動となりました。訪れたある企業では、会社幹部の方の、「今回は共産党さん、伸びましたね」からはじまり、地域経済の動向などについて意見交換させてもらいました。ここでは十数年ぶりに職員を採用するといううれしいニュースを聞きました。

 午前の段階でようやくホームページの更新をしました。活動レポートと議員団ニュースだけなのですが、更新には40分ほどかかります。活動レポートの1690号、「春よ来い」の第338回、「そば打ち体験」は下線のついたところをクリックしてごらんください。

 きょうはこれから新潟です。市民オンブズマンの方との打ち合わせです。夕方からは政策形成会議の懇親会(会費制)もあります。電車がまともに動いてくれるかどうかが心配です。

2015年01月15日

我孫子市で提案型公共サービス民営化制度を視察

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 今朝は曇り空です。おはようございます。関東の空と違いますね、この空は。昨晩は雪が凍り始めたからひょっとすると今朝は凍み渡りができるかもしれないと思ったのですが、まだ実現できていません。もっとも凍み渡りの本番はたいがい3月ですけどね。写真は近くの林です。雰囲気的には3月です。

 昨日は千葉県我孫子市にて提案型公共サービス民営化制度を視察してきました。平成17年度からスタート。市の全事業を公開し、NPO、市民団体から提案してもらい、そこに実施してもらう仕組みです。これまで、123件の提案をしてもらい、55件を採用したといいます。取組みにより、サービスの向上とコスト削減を実現したほか、行政の発想では生み出せなかった事業と団体の新たな結びつきなどが出たとのことでした。上越市の指定管理者制度などと比べてどうかは議論が必要です。写真は総務課長さんなどから説明を聴く行政改革特別委員会のメンバーです。

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 上越市に戻ってからは緊急議員団会議、長岡市での選対幹部との打ち合わせと続きました。帰ってからは議員団ニュースの印刷、活動レポート作成でした。

 きょうは活動レポートの印刷をした後、街宣、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。

2015年01月16日

同級生が大きく手を振ってくれた

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 おはようございます。天気予報では降雪もありうると覚悟していたのですが、穏やかな朝となりました。予報とは違っていい天気になるのは大歓迎です。写真は「しんぶん赤旗」配達中に柿崎区上直海付近で撮りました。

 昨日は午前が街頭宣伝でした。お昼前の最後の街頭演説を終えて、さあ、帰ろうと車に乗り込んだとき、池の向こうの150㍍ほど離れたところで大きく手を振ってくれている人の姿が目に入りました。車から降りて、私も大きく手を振ったら、むこうも盛んに手を振ってくれました。たぶん、高校時代の同級生のRさんだと思います。胸がいっぱいになりました。ありがとう、ありがとう、がんばるよー。

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 夕方、この日の「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終えてから、一人暮らしのお母さんを訪ねました。私が赤ちゃんだった頃、母の乳が足りなくて、私に自分の乳を飲ませてくれたお母さんです。薪ストーブで暖めた部屋のなかで手づくりの甘酒と漬物をご馳走になってきました。甘酒は麹を使いコタツの中でつくったものだとか。ほどよい甘さで、とても美味しかったです。漬物はハヤトウリの粕漬です。これがまた、甘酒とよく合いました。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所へ向かいます。厚生常任委員会と行革特別委員会があります。夕方からは市職労の旗開きです。

2015年01月17日

市長部局でも入札契約制度を改善

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 強い風が吹いています。そして寒い。おはようございます。ぐっすり眠ったので、気分は上々です。疲れた時は眠るのが一番ですね。

 昨日は午前が厚生常任委員会でした。今回は「市障害者福祉計画」(案)の所管事務調査でした。私は計画(案)で、「福祉的就労においても、ある程度の収入が得られ、生活の支えになるような取組が必要」「虐待防止対策の充実に努める」としながらも、対策について一歩踏み込んだ具体的な記述が足りないとして、改善を求めました。栗本健康福祉部長は「言われた意見を検討していきたい」と約束しました。

 午後からは行政改革特別委員会でした。市は、新年度から始まる行政改革推進計画の中で、平成27年度から制限付き一般競争入札の対象をこれまでの5000万円以上から2000万円以上にし、入札時に工事費内訳書の提出を義務付けことを明らかにしました。これは昨年6月に入契法が改正されたこと、私たち議員団や市民団体が運動してきたことを受けての改善措置です。先日の入札監視委員会の意見書でも一定の改善措置を求めていました。委員会で私は2000万円ではまだ高すぎ、県内自治体でも高い方だ、もっと引き下げるべきだと主張しました。土橋総務管理部長の説明では、県内自治体で2000万円以上にしているのは長岡市だけ、談合問題が発覚した新潟市は1000万円以上、他は500万円以上、130万円以上という状況ですから、上越市は改善したとはいうものの、県内ではまだまだの水準ですね。写真は行革特別委員会で質問しているの時のものです。

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 夕方からは市職労の旗開きでした。希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ。冒頭の挨拶で沢田委員長は岩波新書の「希望の作り方」を紹介して、組合員を激励しました。うれしかったのは乾杯。乾杯の音頭をとった本城議員は社民党の小山県議だけでなく、私の名前も挙げて県議選勝利を訴えてくださいました。また、参加した組合員のところをまわった際、「フェイスブック読んでますよ」「春よ来い、楽しみです」「応援していますよ」などと何人もの人から声をかけていただきました。元気が出ます。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達をした後、牧区で新年会に出ます。新年会はしばらく続きます。

2015年01月22日

参考になった鈴木地域振興局長講演


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 道路が乾いています。おはようございます。ふつうなら、乾き始めるとじきに雪になるのですが、いまはその気配がまったくありません。外はまだくらいので、今朝は昨日午前の写真を載せました。私の事務所近くの原野の風景です。

 昨日は午前に活動レポートを作成し、昼食後、市役所に向かいました。議員懇談会、議員勉強会があったからです。

 月例議員懇談会ではこれまで常任委員会、特別委員会の視察報告などを行ってきましたが、各派代表者会議で議会での提案を意識した会派及び議員の視察報告もやっていいことになりました。昨日の懇談会では中川議員と滝沢いっせい議員が会派の視察報告をしました。ふたりともパワーポイントを駆使して、障がい者の就労支援やオープンデータについての視察について説明しました。わかりやすい、いい報告だったと思います。今後、提案をどう具体化していくか、注目です。

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 新潟県上越地域振興局長の鈴木興次さんが上越市議会の議員勉強会で講演しました。タイトルは「上越地域の今後の課題と展望などについて」。北陸新幹線開業、広域観光連携、二次交通などの現状と課題を明らかにしたほか、農林振興部、地域整備部など各部の仕事についても概要を説明しました。疲れていたものですから、最初はうとうとしたのですが、「上越地域は脳血管疾患の死亡率が高い。国が100とすると、県は103、管内は118だ」「土砂災害警戒区域の指定率は県が73%なのに上越地域は47%だ。ちょっと恥ずかしい」こういった大事なことが数字とともに語られたので完全に目が覚めました。県の仕事を具体的につかむことができて、とても良かったです。

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 夕方、イトーヨーカ堂で行われていた直江津おもてなしプロジェクト写真展を見てきました。昨年秋のえちご・くびき野100㌔マラソン。直江津地域でのおもてなし、ボランティア活動はたいしたものだったんですね。祇園祭りの屋台を出しての応援、神社のお守り配布など創意工夫がいたるところにありました。案内をしてくださった磯田一裕さんは、今回のマラソン大会で700枚からの写真を撮ったと言います。展示されている写真のなかに自分の姿を見つけて喜んだあるお母さん、「(写真、それとも体?)でっけね」と磯田さんに言葉をかけておられました。これもいい風景でした。おもてなしは私の地元も良かったですが、直江津は直江津らしさが出ていて、これまたすばらしい。こういう写真展もいいですね。

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 きょうはこれから電車で新潟です。午後の遅くない時間帯に帰りたいと思っています。

2015年01月23日

新潟で3中総報告集会


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 なんかパッとしない天気ですね。おはようございます。今朝は鉛色の空、時々雨が降りそうな感じです。それにしても昨日の雨で雪がだいぶ消えましたね。畑も姿を現し始めました。

 昨日は新潟でした。日本共産党の第3回中央委員会総会をうけて、選挙総括、当面の活動方針、いっせい地方選について県委員長から報告があり、意見交換をしました。県内各地の議員や予定候補などの発言を聞き、それぞれ工夫をしながら頑張っているなと思いました。安部政治の暴走は他分野にわたっているので、農業団体、商工団体などと懇談会を持っているという発言は参考になりました。

 新潟への行き帰りはえちご往復切符を使い、帰りは特急で戻りました。車中はパソコンを使っての原稿書き、集中できたおかげでビラを1枚書きあげました。最近、電車の中でパソコンを使うのがくせになってきました。適度な揺れ、気分転換になる車窓の景色……、私に合うのです。そのうち、原稿を書くために電車に乗りたくなるかもしれません。

 地元に帰ってからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。小雨が降るなか、どんよりした空でした。写真は隣の集落内にある小苗代の池です。ここは銀色のきれいな池になっていましたね。

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 きょうは朝市宣伝から始まり、議会厚生常任委員会、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、地区労連新年会と続きます。新年会はきょうから3連発、飲み過ぎ、食べ過ぎに気をつけながら楽しみたいと思います。

2015年01月24日

第6期介護保険料基準額(案)は月額6358円に

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 なんかいい予感。おはようございます。今朝は曇り空ですが、わが家の上空は青空です。きょうはなにかいいことがありそうな予感がします。

 昨日は朝市宣伝からはじまり、猛烈に忙しい一日となりました。朝市宣伝では国の新年度予算、日本共産党の新潟県知事への予算に関する申し入れを中心に話しました。寒いので、出店者は少なく、さみしかったですが、救いは写真のお店に出ていた蝋梅、この木の周辺には素敵な香りが漂っていました。春を感じさせてくれる花です。

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 午前10時半からは厚生常任委員協議会でした。介護報酬などについて国の方針が決まったことから、最新の第6期介護保険料(案)が出されてきました。保険料基準額は第5期と比べて133円低い6358円(月額)です。これくらいでは被保険者の負担は相変わらず重いですね。担当部長の説明後、私の方から、地域支援事業費が前回よりも731万円少なくなったことの理由と中身、計画期間の途中で公費軽減割合が変わっても保険料を換えてはいけないという法的な根拠などについて質問しました。次回、この問題で質問するのは3月議会の常任委員会となります。

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 会議後は山間部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。夕方、西の方角を見たら夕日が雲を染めていました。尾神岳の南側にある国造山はわが家の尾神にあったころ、じゃがいも畑があったところです。祖父は炭焼きもここでしました。その山がとてもきれいでした。

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 夕方からは上越地区労連の旗開きでした。ここの旗びらきの特徴は単組ごとの活動報告があることです。しかも全員が発言するのです。アルコール類も入っているのに、みんなきちんと報告し、みんなが静かに聴いています。今年は農協労組とさいがた病院の労組から若い人たちが何人も参加していました。元気の出る旗開きでした。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、生活相談、そして吉川区新年会と続きます。

2015年01月29日

小さなパン屋さんを視察

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 いやー寒いですね。おはようございます。今朝は松本市からの発信です。外は晴れていますが風はとても冷たいです。散歩も途中でやめて帰ってきました。写真はホテルの窓から見た風景です。方角不明。

 昨日から市議会厚生常任委員会の視察で出ています。直江津に駅の構内で特急はくたかを待っている時、同僚議員の間で話題となったのはホームの屋根です。骨組みは鉄道のレールで出来ているそうですが、フェイスブックに紹介したら、直江津の佐藤和夫さんから、「明治16年、関東から碓氷峠越えの鉄道建設を支援するため、直江津から南進した鉄道(信越線)工事で、イギリスから輸入され直江津港に陸揚げされたレールです」と解説を寄せていただきました。きょう、もう一度、しっかり見てみようと思います。

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 1日目の視察地は神奈川県伊勢原市の小さなパン屋さん。ここは障がい者を積極的に雇用しているスワンベーカリーのチェーン店のひとつです。店を経営している比企野雄二社長さんからこれまでの取組と課題についてお聴きしてきました。同店は就労継続支援A型事業所で働いている10数人のうち障がい者は約4割です。店は明るく、とてもいい感じでしたね。売上は3900万円ほどになっているのですが、原価率が45%と高く、また、店で売るよりも外で販売する割合が高いことなどもあって経営的にはきびしいといいます。障がいのある人もない人も、ともに働く職場を維持していくにはたいへんだということがよく理解できました。社長さんのお話ですと、将来的には現在のお店を中心に、いくつかのミニベーカリーカフェを展開し、より多くの障がい者を雇用していきたい、保護者がいなくなった時のことを考えてグループホームの開設を視野に入れていきたいということでした。視察させていただいて、最大の課題はほとんど無給に近い状態で、まさに無休で働いている社長さんの後継者をどうしていくかだと思いました。その点は社長さんもすでに検討されているようですが、事業を継続するには絶対不可欠なことのひとつだと思います。

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 視察が終わってから電車で長野県松本市へ。ホテルのロビーには本棚があって、そこには信州に関する本が並んでいました。そのなかで私が手にしたのは、『動物たちのメッセージ』(郷土出版社)です。酒井朝彦の「雪の夜の子馬」は親馬が売られていった夜、残された子馬の切ない気持ちがつづられています。もちろん馬を売りに出した人間たちの思いも。牛や馬を飼ったことのある者にとっては胸がキュンとなる作品です。林芙美子の「狐物語」にも牛が出てきます。狐の視点から見た人間の子どもたち、牛などがよく描かれています。羽生田敏の「とおい道」も心に響く作品でした。小熊にあいたくて志賀高原の奥にある温泉まで行く少年の心の動きは私もかつて経験したことのあるもので、この作品も忘れられないものになりそうです。羽生田敏は黒姫童話館の館長さんです。一度お会いしたいものです。なお、本のカバー絵はいわさきちひろの「水仙の花のなかのうさぎたち」です。

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 きょうは松本市で視察です。夕方には帰ります。

2015年01月30日

健康寿命延伸都市宣言をした松本市を視察


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 穏やかな朝を迎えています。おはようございます。今朝は凍ることもなく、冬とは思えない朝です。吉川橋の200㍍ほど上流ではカモでしょうか、私の歩く音にびっくりしていっせいに飛び立ちました。

 昨日は厚生常任委員会の視察2日目でした。松本市内の朝の気温はなんとマイナス9度、歩いている時の頬にあたる風の冷たいこと!この時期、松本市で朝を迎えたのは初めてでした。

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 同市での視察目的は健康維持対策です。同市の菅谷昭市長はお医者さんであり、チェルノブイリで診療活動をされた経験もある人として全国的に有名な方です。松本市は一昨年、健康寿命延伸都市宣言をしました。昨日は担当課の林裕子さんなどから丁寧に取り組みを説明していただきました。林さんによると、健康寿命については当初、松本市独自に算定方法やっていたが、国の方針に基づいて計算し直したといいます。介護保険のデータを使って算定したのだそうですが、平成22年平均寿命との差を少なくするのが目的で、10年計画を立てたそうです。計画はメタボリックシンドロームとロコモティブシンドローム対策の2つ柱で出来ていて、行政だけでなく地域、団体と連携していくことを重視しているとのことでした。計画はよく練られているなと思ったのですが、実践的にもかなり前に出ています。市内のすべてとなる35地区でウォーキングマップを作成しているのには驚きました。

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 きょうは活動レポートを印刷したのち、新聞屋さんへ折り込み依頼、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2015年02月11日

大島区、安塚区、牧区の新潟県災害救助条例適用

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 穏やかな朝になりました。おはようございます。昨晩からの雪もたいしたことがなくホッとしています。でも、山間部は4㍍を越えたところも出てきており、たいへんです。油断はできません。

 昨日は出勤前の門前ビラ配布があるというので午前7時過ぎに出たのですが、市役所へは8時過ぎの到着になりました。ただ、残念なことに、昨日の朝は大雪の対応でみんな忙しく、ビラ配布活動は中止となりました。

 午前10時から政策形成会議がありました。空き家対策条例案のパブリックコメントに対する回答について協議しました。パブリックコメントは10数件ありましたが、条例案を変更することになるものは見当たらず、このまま3月議会に提案される見込みとなりました。ただ国交省の方で指針の作成作業が行われており、その内容によっては、一部修正が出てくる可能性はあります。

 午後からは街宣活動の予定でしたが、大雪でどこも道幅が狭く、雪が落ち着くまで中止としました。その結果、私の方は予定外だった床屋さんでの散髪、写真撮り、デスクワークなどをやりました。

 床屋さんへ行っている時に、竹島県議から緊急電話が入りました。大島区、安塚区、牧区に県災害救助条例が適用されたという連絡です。この連絡を受けて、きょうはこれから大島区などの状況を見てきます。

2015年02月18日

懐かしがって声をかけてくださる方も


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 今朝は曇り空です。おはようございます。朝5時過ぎから事務所に来て、原稿書きをしています。昨日は里山歩きなどをして気分転換をしながら仕事をしたのですが、原稿書きの方はいっこうに進みません。
 
 昨日は午前中に三和、板倉、中郷方面へと宣伝カーを走らせました。中郷区での街宣では、私の話を聴いた後も家に入らないお父さんがいました。この方はわが家に何度か来たことがある、懐かしくなったと声をかけてくださいました。日米共同訓練時の油流失事故の際、私が現場付近に駆けつけたことを知っている人もいました。私のレポートを読んでいてくださる人が何人もいましたね。昨日は福祉施設や農業生産法人も訪問し、深刻な話もお聴きしてきました。

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 きょうは一日中議会です。各派代表者会議、総務常任委員会、建設企業常任委員会、厚生常任委員会と続きます。全部は出られませんが、いずれも重要なことが審議対象となっています。

2015年02月19日

新水族博物館。説明不足、資料不足の声、相次ぐ


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 今朝は雪模様になってきました。おはようございます。先ほどから雪が降ったりやんだりしています。このところ冬の青空を何回か見ているので、雪になってくると気が重くなってしまいます。

 昨日は各派代表者会議、総務常任委員会、厚生常任委員会等会議がいくつも続きました。各派代表者会議で注目したのはガス水道局所管の工事における談合疑惑解明の動きです。市議会の会派、市民クラブ(柳沢周治代表)が議長に「100条委員会の設置を検討するための代表者会議の開催を求め、申し入れを行い、それを受けて3月4日の本会議終了後、100条委員会の設置をするかどうかの協議を行うことが決まったのです。この動きは歓迎です。

 概算事業費が当初の71億4000万円から113億3000万円へと大きく膨らんだ新水族博物館整備事業について昨日、市議会総務常任委員会の所管事務調査が行われました。
 この中で市は、「日本海側を代表する水族博物館になるとともに、市民の誰もが愛着と誇りを持ち、未来を担う子どもたちに夢を与え、それを育んでいける場」「当初予定していない工事費や現下の経済情勢から資材等の高騰により事業費が増加することになるが、これまで積み重ねてきた市民の思いを具現化し、当市に相応しい魅力ある水族博物館を整備するために必要な事業であり、事業費である」と説明しました。
 これを受けて、委員からは、「これまで新水族館は必要、まちづくりにも大きな役割を果たすと賛成してきた。だが、前回の説明では場所の変更により事業費は安くなるということだったはずだ。1.6倍というのは計画が甘かったのではないか」「価値ある投資だと思うが、わずか1年の間にこれだけアップしたことの説明が不足している。説明する資料としては貧弱だ」「(言い方がおかしいかもしれないが)身分不相応でもいいから、すばらしい水族館であってほしい」「日本一にするために増やしたとみているが、基本計画の中では、63億円を最大限にするとなっていたはずだ。もっと細かい説明が必要だ」「ぜひ建設をと張り切っていたが、(今回の計画を見て)正直言って疲れがどっと出た。説明の内容がどんぶり勘定的に聞こえてならない。どうしてもというなら、もっとデータをきちっと出してほしい。具体的に積み上げた部分を書きもので提示すべきだ」などの声が相次ぎました。
 今後、より詳しい資料が出てくると思いますが、採算性を含め、しっかりしたものを提示してほしいものです。このままでは市民は納得しないでしょう。

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 上越市は昨日の厚生常任委員会で上越市保育園の再配置等に係る第2期計画(案)を発表しました。
 保育園の再配置等に係る計画は保育園施設の老朽化や少子化の進行に伴う保育環境整備として平成23年度から取り組まれています。これまでの第1期計画では、有間川保育園など4園の統合、下正善寺保育園の廃止、東城保育園の民営化などを進めてきました。
 平成27年度から30年度までの第2期計画(案)のなかでは、「施設の老朽化と安全な保育環境への課題」についてふれ、公立認可保育園43園、地域保育園1園のうち、18園が耐用年数を超過していることや、0歳児受け入れのために必要な乳児室や設備等が不足している施設もあることなどを明らかにしています。子どもたちの安全な保育ということを考えたら、これらは早急に解決すべき課題です。
 第2期の計画(案)で取り組む具体的な内容として今回示されたのは、吉川区新保育園の整備及び民営化(吉川中央保育園・旭保育園、私立吉川保育園が対象)、北本町保育園の移転整備、中央保育園・古城保育園の統合、移転整備、名立区新保育園の整備及び民営化(名南保育園、私立たちばな保育園が対象)です。
 保育園の再配置は子どもや保護者のくらしにも大きな影響を与えます。市の保育の責任を明確にしつつ、関係者と十分に話し合ってほしいものです。

 きょうはこれから朝市宣伝です。急がなければ。

2015年02月21日

市民投票実施の発議案を議長に提出


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 素晴らしい朝です。おはようございます。朝日が山に田んぼに川にそそいでいます。もちろん人間にも。とても気持ちのいい朝になりましたね。田んぼの雪もキラキラと光っていました。

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 昨日は活動レポートの印刷後、新聞屋さんへ行き、その後、市役所へ。午前の新幹線公共交通特別委員会が長くなり、お昼休みに議長に会いました。市民投票実施の発議案を提出したのです。
 現在の基本設計に基づく(仮称)厚生産業会館の建設の是非について市民意見が二分されていて、市民に直接その賛成又は反対の意思を問う必要があるとして、市民投票を行うという案です。この発議案の取り扱いについては、23日の議会運営委員会で決まります。
 日本共産党議員団が昨年10月に行った市民アンケートには、2413通の回答が寄せられました。アンケートの結果は、「(約28億9500万円の)新提案による建設に賛成」が7.1%、「(約18億3500万円の)当初の規模程度にすべき」が17.7%、「いったん白紙に戻す」が67.6%と、圧倒的多数の回答が現在の基本設計による建設には異議を唱えるものとなっていました。

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 午後からは浦川原、安塚、大島へと車を走らせました。新潟県災害救助条例が適用された大島区では、高齢者世帯などの除雪状況を視察してきました。除雪にあたっている業者、労働者からは、「時間が足りない」「無理をせざるを得ない」などの声も寄せられました。

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 きょうは午前中が街頭宣伝、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2015年02月24日

朝から夜まで会議の連続


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 まだ外は真っ暗です。おはようございます。昨日から朝の時間帯の時間の使い方を変えました。いままでより早く起きて、ブログを書く時間も2時間近く早めました。明るくなる時間帯には外で活動できるようにするためです。

 写真は昨日、三八市でもらった花です。じつは議会の都合で昨日の市宣伝は仲間にまかせたのですが、どうしても市に行きたくなって、議会運営委員会開催の時間帯にちょっとだけ顔を出してきました。お店のみなさんからは、「どうしたのか」「仲間とはぐれたのか」など声をかけてもらいました。お店の人たちの顔を見るとホッとします。市では「幸来花」がほしいと思っていました。でももう花の時期は終わったようです。かわりにもらった花が写真の花です。これも幸せを呼ぶ素敵な花だとか。

 市役所では市長による新年度予算の発表と説明がありました。新年度一般家計の予算規模は1029億6601万円、前年度当初に比べて35億2587万円、3.3%少なくなっています。減額の主な理由は上越妙高駅を中心とする各種整備事業が大幅に縮小したからです。まだ、予算の中身はさわりしか見ていませんが、地球温暖化対策に本格的なに乗り出す計画づくりなど評価すべき事業がいくつかあります。その一方で、(仮称)厚生産業会館建設事業にまず2億1111万円投じるなどこれは問題だと思う事業がいくつもあります。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会でした。議員勉強会は郷土史家の西山耕一さんの講演です。中央電気株式会社の電力開発を進め、上越地方を重化学工業地帯に育てた国友末蔵をとりあけての話でした。寝不足が続いていて、最初はうつらうつらしていたのですが、興味深いことが次々出てきて、惹きつけられました。水力発電所など、上越地方に近代化資産がたくさんあることを再認識させられましたね。

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 さて、時間になりました。きょうはずっと市役所で仕事です。午後からは行政改革特別委員会もあります。
 

2015年02月25日

マンサクも咲いていた


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 静かな朝です。おはようございます。今朝も5時過ぎに起きて事務所で原稿を書いています。活動レポートの原稿です。

 昨日は朝宣伝をした後、市役所へ行きました。朝宣伝ではクラクション、ライト、手上げが増えてきました。年に何回かお世話になる料理屋の社長さんも窓を開けて手をあげてくださいました。よくわかったなぁ。

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 午後からは行革特別委員会がありました。議題は行革推進計画、公の施設再配置計画、定員適正化計画、事務事業の総点検の結果など重要課題が目白押しでした。でもすべて確定済みのものばかり、質問によって内容が変わるものではありません。3月議会の前の説明会と言った感じでした。入札・契約では2000万円以上のものを制限付き競争入札にしていくという案が出て、もっと引き下げるよう求めていましたが、下がりませんでした。また、議論していかなければなりません。

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 さて、時間です。きょうは議員団会議です。

2015年03月04日

ひなまつり

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 今朝は雨です。おはようございます。三寒四温とはよく言ったものです。暖かくなったり、寒くなったりが日替わりメニューで出てきます。

 昨日は木田の市役所入り口交差点での朝の挨拶から始まり、朝市宣伝、議会本会議と続きました。朝市ではマンサクやネコヤナギ(写真上)が出ていました。お店を出している人は主には海産物を販売するのですが、時々、こうした季節を感じさせる素敵なものを販売します。いよいよ、春が大きく近づいてきましたね。

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 議会では市長が提案理由を説明したのち、宮崎、杉田、近藤、櫻庭の4議員が総括質疑を行いました。宮崎議員が上越市版の「地域包括ケアシステム」について「きびしいのではないか」という評価をしているのには注目でした。新幹線駅の駐車場料金については市民からも不満の声ががっていますが、同議員は「下げる気がないのは問題」だとズバリ発言しました。近藤議員が上越地域医療センター病院のあるべき姿について質問していました。これにも注目しました。

 家に戻ったら、絵手紙が届いていました。ひな祭りを意識した絵手紙です。ありがたいし、なによりもうれしいです。

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 時間です。市役所に向かいます。

2015年03月05日

(仮称)厚生産業会館建設の是非で市民投票実施を提案


 まだ強い風が吹いています。おはようございます。昨日からの強風、なかなか収まりませんね。この風にはまいりました。外での活動ができる程度の風になってもらわないと困ります。

 昨日は総括質疑2日目。滝沢一成議員と平良木議員が登壇し、地方創生、新水族博物館など箱もの建設にたいする市長の認識などを問いただしました。大型ハード事業を次々と打ち出す市長の考えを訊かれ、市長は、「私自身が箱ものを次々と建てるということではなく、現実的にそういう場面に立ち会っているということだ」とのべました。福祉関連予算との優先性をどう検討したかという平良木議員の質問にも、「施設整備と福祉関連施策は優劣をつけずに、それぞれの事業ごとに判断する」と答えていました。昨日の質疑では答弁側にとって「思わぬ質問」も出て、関係部長が何度も動きまわる場面もありました。

 昨日の本会議で(仮称)厚生産業会館の建設の是非を問う市民投票の実施について提案しました。連日の街頭演説で声が枯れているのにはびっくりでした。提案理由は以下の通りです。
 (仮称)厚生産業会館の建設については、基本構想の段階から高田区地域協議会が「不適当」とする答申を行うなど、行政の提案に対して市民からは多くの疑義が出されています。特に、昨年示された基本設計では、基本構想で示された概算建設費を大幅に上回る費用がかかることなどから、多くの市民の間から、建設の是非にまで及ぶ異議が出されています。
 一方、基本設計を行うにあたって取り組まれてきた市民ワークショップでは、この施設を利用・活用する予定の市民を中心にして施設内容を練り上げるとともに、一刻も早い建設を望むとの声も出されています。
 こうしたことを背景に、日本共産党議員団が昨年10月に行った市民アンケートには、2413通の回答が寄せられ、市民の間には次のように様々な疑義があることが明らかになりました。
  アンケートの結果は、「(約28億9500万円の)新提案による建設に賛成」が7.1%、「(約18億3500万円の)当初の規模程度にすべき」が17.7%、「いったん白紙に戻す」が67.6%と、圧倒的多数の回答が現在の基本設計による建設には異議を唱えるものでした。この結果は、一昨年、基本設計が示されていない段階で市が行ったパブリックコメントの結果とはまったく異なるものであり、まさに市民は現在の基本設計による建設を否定しているとすら言えるものでした。
 ただし、このアンケートは、配布した数が6万枚(市内7万3千世帯のうち、6万世帯に配布)であるのに対して、返送されたのは約2400ということであり、すべての市民の意見を網羅したとは言えません。同時に、パブリックコメントへの意見を一桁上回る2000を超える規模の回答が寄せられたことから、一定の市民の意見が表出されていることも確かです。
 以上のことから、現在の基本設計に基づく(仮称)厚生産業会館の建設の是非については、市民意見が大きく二分されていることが明らかであり、市民に直接その賛成または反対の意思を問う必要があります。
 したがって、上越市自治基本条例第39条及び上越市市民投票条例の規定に基づき、市民投票の実施を求めるものです。

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 きょうは街宣です。

2015年03月09日

朝市、そして訪問活動

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 まだ暗いので昨日の素敵な夕日を。おはようございます。今朝は穏やかな朝のようです。雨も風もなくとても静かです。これから小鳥たちが鳴くことと思います。

 昨日は朝市宣伝からスタートしました。朝市は春が近づいてきたこともあって、賑やかになってきましたね。しばらく出店していなかった花屋さんとも会いました。8日付けの活動レポートにマンサクとネコヤナギ等を売っているおじさんの写真を載せたので、そのおじさんのところへ行き、ビラを渡すと、「これで2回、載せてもらった」と喜んでいただきました。市ではマンサクとネコヤナギを売っているお店が増えました。朝市は季節の変化に敏感です。

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 市での宣伝活動を終えてから、元上越市議だった人とその人の支持者だった人のところを訪問し、私を紹介していただきました。その人は足が早く、付いていけないスピードでした。訪ねた家々では、「あらまあ、懐かしい。元気かね」から始まり、私の議員活動の紹介などでけっこう時間がかかりました。これらの人たちの中には数十年ぶりに会った懐かしい人がいました。また、吉川区に親戚がある人にも会いました。世間は狭いですね。それと、高齢の女性の人(複数)からは、キムチ、キウイフルーツ、お米などいろんなもらいもんをしてきました。目出度い印の入った家にも行ってきましたよ。下の写真は訪問先で撮ったお地蔵さんです。

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 夕方からはこのところ遅くなっている「しんぶん赤旗」の集金活動をしました。選挙戦が終わるまで、配達は代わってもらっているのですが、集金だけは私の方でしないと、どうしたのかと心配されます。午後7時近くまで10数軒回ることができました。

 きょうもこれから朝宣伝です。朝市での宣伝が終わったら、市議会厚生常任委員会です。これは明日まで続きます。

2015年03月10日

介護保険条例一部「改正」案などを審査


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 外が少しずつ明るくなってきました。おはようございます。風が吹き、空はどんよりしています。これから大きく崩れていくのでしょうか。まだ、まともな写真を撮れる時間ではないので、数日前、わが家の庭で撮った雪割草の花を載せます。

 昨日は高田の朝市宣伝へ行ってきました。このところの朝市では「春のもの」の何が出てくるかが楽しみです。昨日の朝市では「かたくり」が出てきました。おひたし、和え物にして食べるとおいしいですよ。お金を持って行っていれば、ひと束、買ってきたのですが。ま、近いうちに近くの山でも採れるでしょうから、それまでがまんします。

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 昨日から2日間、市議会厚生常任委員会です。きょうは健康福祉部に関係する議案の審査を行いました。以下、私がとりあげたいくつかの質問を紹介します。

 まず、農福連携障害者就労支援モデル事業です。これは、「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用して、農業分野での障害者の就労機会の拡大を図っていこうというものです。約200の農家、農業組織について障害者の就労についてのニーズ調査を行うとともに、障害者の自立を支援する事業所で組織している「上越ワーキングネットワーク」で作業難易度を数値にして示せないかなどを検討してもらおうというものです。栗本健康福祉部長によると、今回の交付金が出る前から、この取り組みについて庁内で検討してきたそうです。

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 注目の上越市介護保険条例の一部改正案。全国で3番目に高いとされてきた上越市の介護保険料ですが、第6期介護保険基準額はこれまでよりも167円低い月額6358円が提案されました。
 改訂後の個々の介護保険料ですが、階層としては一番低い第1段階で、第5期よりも引き上げられる人たちがいます。「引き上げられることになるのはどれくらいの人たちか」と質問したところ、約450人にも上ることが明らかになりました。全国的な順位は下がる見込みですが、新潟県内20市のなかでは今回も高い方から1番目です。介護保険運営協議会の議論では第5期は高くとりすぎたのではないかなどの声があったといいます。
 私は、全体として介護保険料は若干負担が下がったものの、一部に値上げとなる人たちがいること、また、相変わらず高止まりになっているとして、この議案に反対しました。

 要援護世帯除雪費助成事業については区域設定、助成限度額の見直しをすべきではないかと質問したところ、八木高齢者支援課長、栗本健康福祉部長は検討を約束しました。
 上越市のこの事業は、自力で除雪が困難の一人暮らし高齢者などの要援護世帯に対し、「多雪区域」で、ひと冬につき、1世帯当たり6万5600円、「その他の区域」で4万1000円を上限に助成する制度になっています。
 私は、「前回見直しが行われてからかなり経っている。高齢化、過疎化が深刻化するなかで、実際の除雪費用がどれくらいかかっているかを調べて、見直しを検討すべきではないか」と質問しました。これに対して、担当部課長は検討を約束してくれました。今後の動きに注目です。

 きょうはこれから朝宣伝です。その後、市役所で厚生常任委員会があります。一般質問の締め切りも今日です。

2015年03月11日

特養入所指針の見直しはいまだ終わらず


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 おはようございます。風が強かったこともあり、雪は今のところ、少し積もっただけです。心配した大雪にはなりませんでした。外は薄暗いのできんかんの写真を載せました。

 昨日は厚生常任委員会2日目でした。一昨日の夜から風邪をひいたらしく、頭がボーッとしている状態が続きました。それでもいくつか質問できました。

 介護報酬は平均で2.27%、過去最大の引き下げが行われ、大きな問題となっています。「介護報酬の引き下げの影響を受けて事業を縮小、廃止に追い込まれているところはないか」との私の問いに、八木高齢者支援課長は、「4月いっぱいでディサービスをやめるというケースを1件、聞いている。他には聞いていない」と答えました。

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 介護保険制度の改悪で特養ホームの入所については、要介護度が1、2の人は原則として入所申請すらできないことになりました。ただ、特例として入所できるケースを設けるということで、入所指針の見直し(基準づくり)が進められてきました。私は、4月を前に、それがどこまで進んだのか質問しました。八木課長は、「年度内に県の指針が示されるかどうかは危うい。最終的に県の指針をどのタイミングで出していただけるのかしっかり確認した上で、施設長会議を持って、最終的に市の方針を決定したい」と答えました。今後の動きがどうなっていくか、注視していきたいと思います。

 きょうはこれから朝宣伝です。猛烈に寒いはずなので着込んでいきます。市役所では一般質問に関する行政側の聞き取りもあります。

2015年03月12日

原発裁判報告会


 春は簡単にはやってこない。おはようございます。昨日、そう思った人が多かったのではないでしょうか。朝から夜まで強風が吹き荒れました。下の写真は夜、家に帰る時のものです。吹雪が怖かった。

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 昨日も朝宣伝からスタートしました。雪まじりの最悪の条件の中、6人の後援会員さんたちが一緒に朝の挨拶に立ってくれました。手を振ってくださるドライバーを見つけると、女性後援会員さんたちが、いっせいに、「ありがとうございます。橋爪法一です」と声を出してくれます。声が届いたでしょうか。明るい元気な声です。

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 朝宣伝後、市役所で一般質問の質問どりです。非核平和友好都市宣言と平和政策、原発、農業問題で関係課長さんなどとやりとりしました。このやりとりを通じて、質問の展開とイメージはふくらんでいきます。私の一般質問は14番目、たぶん、23日の早い時間になるだろうと思います。

 質問どりが終了後、地元で用を足し、活動レポートの作成作業をやりました。このところの疲れがたまっていて、パソコンに向かっていてもなかなか集中できません。結局、出来上がったのは午後3時頃になってしまいました。

 夕方からは柏崎刈羽原発運転差し止め請求訴訟の報告会です。40人ほどの人が参加していました。原告弁護団の松永仁弁護士は訴訟の特質、論点を中心に報告、昨年5月の福井地裁の判決をめざしたいとのべました。柏崎刈羽原発は中越沖地震で被災した原発ですが、被災後、規準地振動を1200ガル~2300ガルにしています。どういう補強工事をして性能を高めたかなどが論点となっています。高野義雄弁護士による活断層の問題と基準地震動についての話も興味深いものでした。次回の裁判は7月9日15時からです。

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 きょうはこれから朝宣伝です。その後、県立吉川高等特別支援学校卒業式、中小業者の重税反対集会と続きます。

2015年03月17日

夜明けが早くなってきました


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 夜明けがますます早くなってきました。おはようございます。5時半頃には小鳥たちがチッ、チッと鳴いています。また近くの池からはカモたちでしょうか、その鳴き声も聞こえてきました。

 昨日は朝宣伝の後、市役所でデスクワークをするつもりでした。でも、パソコンを開くことなく、片付けに没頭しました。机の上が書類だらけになっているので、そこから始めて、引き出し、ロッカー、本棚と整理を続けていったらお昼近くになってしまいました。遅くない時期にやらねばならないことでしたので、一段落してホッとしました。

 午後からは街頭宣伝行動でした。昨日は女性後援会員さんたちと一緒です。私が演説している間に、ビラを配ったり、聴衆の方のところへ行ったりととても元気に動いてくださいます。私はこれまでずっとオレンジの帽子と防寒着姿で演説してきましたが、昨日はちょっと暑かったですね。下に着込んでいるスーツの上着を脱いで演説しました。

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 きょうはこれから朝宣伝です。その後は昨日やりのこしたデスクワーク、総務常任委員会の傍聴です。

2015年03月18日

市民投票の実施議案、賛成2、反対5で否決

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 おはようございます。今朝は晴れです。東の空が明るくなってきて、きょうもいい天気になりそうです。

昨日の総務常任委員会で私たち日本共産党議員団が提出した発議案、「現在の基本設計に基づく(仮称)厚生産業会館の建設の是非を問う市民投票実施について」は審査の結果、日本共産党の上野委員、無所属の石平委員が賛成、他の委員は反対したことで否決されてしまいました。

 (仮称)厚生産業会館の建設については、昨年示された基本設計で基本構想時の概算建設費を10億円も上回る建設費となることが明らかになるなかで、多くの市民の中からこのまま建設を進めていいのかという声が上がっていました。日本共産党議員団ではこうした声を受け、昨年10月に独自のアンケート調査に取り組みました。その結果、基本設計に基づく建設に賛成は約7%で、「いったん白紙に戻す」が67%、「当初の規模程度に戻すべき」が約17%出合ったことから、基本設計に基づく建設の是非については世論が大きく2分されているとして市民投票実施を提案しました。

 委員会では私からパブリックコメント時の結果と私たちが取り組んだアンケート結果の比較などについて若干の説明をしましたが、質問はなく、委員間討議が行われました。

 そこでは、賛成の委員から、「私のところに入って来る市民の意見のほとんどは『考え直した方がいい』、『なんでこういう建物を建てるのか』というものだった。市民には緊縮財政を打ち出しいるなかでバランスは取れていない。市民投票で市民の意向を聴くべきだ」「高田区地域協議会の答申は不適当だったが、これは世論だ。もっと民意を聴いたうえで取組をどうするか決めるべきだ」などという見解が表明されました。一方、反対の委員からは、「市議会は将来のために必要だと判断し、大多数の人が賛成で通している。共産党のアンケートは回答数が少なく、この時点で勝負はあった。とぼしい根拠に従って市民の意見が2分されていると言われるのは議会制民主主義とはなじまない」「とても悩ましい。城町では(賛否は)半々というのが実感だ。ネットの世界では9割ぐらいの方が白紙という強い意見だが、声なき声を聞いたときにネットの意見が多数意見かというとそうではない。市民を逆に二分するような市民投票をする必要はない」「将来に向け重要かつ必要な施設。一般財源については最小限の支出で造られる。アンケートに2万や3万返ってくるのであればわかるが、市民の意見が2分されているとは思えない」などの見解が出されました。

 この発議案は26日の本会議で正式に可否が決まります。

2015年03月20日

一般質問はじまる


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 外が少し明るくなってきました。おはようございます。今朝はトイレに起きてから眠れず、早々と事務所へ来ています。外はとても穏やかです。上の写真は市役所で見つけた馬酔木の花です。

 昨日は朝宣伝の後、高田の朝市宣伝へ行ってきました。演説が終わってからいつものようにお店周りをしていると、地元小学校の児童のみなさんと会いました。午前中は朝市で「おもてなしの校外学習」なんだそうです。子どもたちに寄って行ってと誘われ、美味しい飲み物と飴をまぶした(?)芋をご馳走になってきました。子どもたちからは、「風邪をひかないようにがんばってください」と激励されました。やはり、子どもはいいねぇ。

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 市議会は昨日から一般質問です。杉田議員からはじまり5人の議員が登壇しました。各議員と市長等とのやりとりを聴いていると、いま、自分が考えていることと重なるテーマに関連することが時々出てきて参考になります。たとえば、上越市が地方都市としてどう維持可能な自治体になっていくか。市長の、「食という基盤があり、バランスのとれた産業、製造業がある」「都市との交流では生協との付き合いがあり、顔の見えるなかで上越の産品が届けられている」との認識は私と同じでした。私がこれはお薦めだと思っている信越トレイルについては、利用者が開設時の平成17年に1万人くらいだったものが、認知度が高まり、3万4500人ほどになっているとのこと、これからどんどん人が入ってくる予感がしました。もっとも課題もあり、長野県飯山市とこちら側の対応には大きな差があることも正直に明らかにされました。勉強になります。

 夕方、事務所に戻ってからは活動レポートの印刷がありました。7000枚ほどの印刷なので大変だなと思っていたら、「妻が印刷くらいなら私やってあげるよ」と言ってくれたので、助かりました。

 さて、これから朝宣伝です。その後、市役所で議会本会議です。きょうは一般質問2日目です。

2015年03月21日

「公の施設の再配置計画」に疑問の声大きく


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 うー、寒いっ。おはようございます。今朝は冷え込みましたね。夜明け前に近くの池に行ってきました。寒い中でも小鳥たちがさえずっていました。朝早くからみんな元気です。

 昨日は一般質問2日目でした。近藤議員から始まって6人が登壇して、原発や教育などの問題についてとり上げ、市長に問いただしていました。一番最後の登壇したのは清里区出身の笹川議員、「最初にして最後でしょう」と言っていましたが、地元から傍聴者を大動員する中で「公の施設の再配置」問題をとりあげました。山荘京ヶ岳を平成28年度で休止するという計画に、「いきなり休止を突き付ける」ことに激しく反発、再考を促しました。市長が首を縦にはふらない中、最後は、(仮称)厚生産業会館や新水族館に大きなお金を注ぎ込んでも、こういうところにお金を使わないのかとも発言しました。改めて市の行革路線に疑問を投げかけることとなりました。いい質問だったと思いました。

 昨日で一般質問は11番目まですすみました。次は23日です。私は14番目ですので、おそらく23日の午後のトップバッター、午後1時頃となるでしょう。平和政策、原発、農業問題をとりあげます。

 きょうはこれから朝宣伝、街頭宣伝などで夕方まで頑張ります。夜はガス水道局所管の入札談合疑惑ついての集会もあります。

2015年03月23日

きょうは一般質問で登壇します


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 強く吹いていた風が収まったようです。おはようございます。昨晩からの風がどうなるか心配したのですが、ホッとしました。外は穏やかな風景になりました。

 昨日は朝、明るくなってから目が覚めました。久しぶりです。地元へ配布するビラを作成し、午前はその配布活動をしました。「いそがしいのに、わざわざありがとうね」「いよいよだね」などと声をかけていただきながら気分よく動くことができました。遠いところへは車で移動し、家がまとまったところで車を降りて歩きました。歩いていると目に入るのは花です。昨日はミツマタとキクザキイチゲを見ることができました。忙しい時にこういう花を見ると癒されます。

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 午後からは党員集会があり、参加してきました。県議選を目前にして、北陸信越のブロックの今井所長さんから党議員を増やして地方政治を変えていった事例や選挙での先進的な取り組みの報告をしていただき、地元の仲間からは経験交流の時間帯にいろいろな活動の紹介していただきました。

 夜は父と同じ造り酒屋さんで長年仕事をされていた方が亡くなったので、お通夜式に参列してきました。父が大変お世話になった人です。いつもと変わらぬ穏やかな表情で眠っておられたのが印象に残りました。

 きょうはこれから朝宣伝をし、その後、市議会です。午後からは私の一般質問となります。バタバタしていて十分な準備ができていませんが、市議会議員として最後の一般質問になりますので、しっかりやってきたいと思います。テーマは非核平和友好都市宣言と今後の取組、原発問題、農業問題です。

2015年03月24日

37年目にして初めて妻が傍聴に来てくれた

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 強い風が吹いています。おはようございます。先ほどまでは雷も鳴っていました。きょうは大荒れのようです。冬に逆戻りするのでしょうか。写真は一昨日、地元で撮ったヒュウガミズキの花です。花言葉は「おもいやり」。

 昨日は朝宣伝の後、市役所へ行きました。私の一般質問の日でしたので、準備が残っていました。朝市宣伝は仲間にまかせました。

 私の質問は午後から一番目でした。市議として最後の質問でしたので、いつもよりも緊張しました。自席にいた時、近くの議員が、「最後の質問だから、挨拶ぐらいあるんだろう」と言い、それが気になり、質問に入る前に、お礼と市議としての思い出を少し語りました。思い出として話したのは、市議になって最初の質問のことです。県立柿崎病院後援会設立を訴えたら、当時の木浦市長が「関係市議と連携して努力していく」と答弁してくれたこと等を語りました。その分、昨日の1回目の質問時間は長くなり、19分もかかりました。おかげで2回目以降の質問はポイントとなる点をいくつか訊くだけのものとなりましたが、それもしょうがないでしょう。これまで、お世話になったみなさん、ありがとうございました。

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 私の昨日の質問は市議として最後で、40回目の質問でした。休憩時間に傍聴席を見たら、なんと妻の姿があるじゃありませんか。びっくりしましたね。議員生活37年目にして初めて私の質問を聴きに来てくれました。うれしかったです。

 昨日は党議員団が全員登壇しました。平良木議員、上野議員ともいい答弁を引き出してくれました。平良木議員は三和区宮崎新田の産廃問題をとりあげ、「現状は違法状態にある。早期に処理をすべきではないか」と追及。市長からは、「効率的、効果的な処分方法を、財源を含めて検討する」という答弁をもらいました。上野議員は、「商店リニューアル支援事業」について再度提案しました。市長から、「事業者のニーズを把握するとともに、先行自治体の状況を確認する中で検討する」という答弁を引き出しています。

 さて時間です。朝宣伝に向かいます。議会では4日目の一般質問が行われます。

2015年03月25日

議会はもう一日


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 夜明けがぐんと早くなりました。おはようございます。写真は午前5時半です。今朝はこれから青空が広がりそうです。

 昨日は朝の辻立ちが厳しかったです。少々風邪気味で鼻水が出るようになりました。気をつけないと。宣伝行動が終わって、市役所脇を歩いていて、トサミズキの花が咲いていることに気づきました。ずっと前から、何だろうと気になっていたのです。初めて出合った花です。この間の日曜日、ヒュウガミズキに出合っていなかったら、トサミズキとはわからなかったでしょう。花言葉は「優雅」だそうです。

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 市議会は一般質問の4日目。滝沢一成議員など4人が登壇しました。上越妙高駅の駐車場問題、新水族館問題などがとり上げられました。

 会議が終わってから政務調査費の資料作りなどのデスクワークをしました。私が市議会の会議に出るのはあと26日の1日だけです。やるべきことがいくつもあって、頭の中はパニック状態です。仲間に迷惑をかけないように頑張りぬきます。

 昨日は私の誕生日でした。長女からお菓子をもらいました。たくさんのメッセージもいただきました。ありがとうございました。

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 時間です、市役所に向かいます。

2015年03月27日

最後の市議会


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 冷え込みましたね。おはようございます。今朝は車のフロントガラスもがちがちでした。野の花も凍りついていましたね。

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 昨日は、私にとって忘れられない日になりました。市議会、最後の日だったからです。3月議会最終日は討論、採決が行われる日でした。時間のあるときに様子を書きますが、「反対討論すると言ったら、おまん、共産党になったのかねといわれた」などの問題発言が出て、削除される場面があったり、市民投票では同じ会派内からヤジが飛ぶ場面があったりといろいろでした。市民投票実施案には私たち以外に中川、石平、永島の3議員が賛成してくれました。

 すべてが終わって、最後の挨拶、胸がいっぱいになりました。市議や行政職員にお礼を言いました。

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 時間です。これから朝宣伝です。午後に記事を追加します。

2015年05月29日

市議会主催の議会報告会でパワーポイントも活用


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 おはようございます。夜中にトイレに起きたら、母もトイレに行きたくて起きてきました。大急ぎですませました。高齢者となると、もようしてから出るまでの時間が短くなるようです。再び布団に入ったので、最終的に目覚めたのは6時近くになっていました。

 昨日は午前に来客があり、その後、直江津にある日本共産党事務所、市役所へ行きました。市役所では近藤議員などから「元気かね」と声をかけてもらいました。昨日は選挙後初めて会った市議は7人です。懐かしかったですね。

 午後3時過ぎに地元事務所に戻り、国会中継を見ました。安保法制特別委員会での論戦を見たかったからです。志位委員長の質問はアメリカが行った違法な先制攻撃や日本政府も関与したベトナム戦争、イラク戦争についてもとり上げ、アメリカ政府の主張にべったりだった歴代の日本の政権の対応状況を浮き彫りにしました。アメリカに従って集団的自衛権を行使するとどういうことになるか、はっきりとわかる論戦だったと思います。

 夕方からは市議会主催の議会報告会、意見交換会でした。議会報告は3月議会の報告です。報告では初めてパワーポイントを使って議長が3月議会の概要を報告しました。いいことだと思います。私は、議会史上初めての当初予算の組み替え動議提出、住民投票の提案に係わった者として、これらがどう説明されるのかに注目しましたがあっさりとしたものでした。また、これらについて質問が出た時に、場合によっては発言するつもりでいました。これらに関する市民からの質問はありませんでした。

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 報告に対する質問や意見交換の中では、「公の施設の再配置で廃止が打ち出されている高士スポーツ広場を残してほしい」「新総合事業は社会福祉協議会への丸投げでないのか。車がないと人が集まらない」「公民館は使用料がとられる。13区のコミュニティセンターは無料だ。これでいいのか」「防災士を増やしてほしいと言われるが、養成には6万円かかるし、ヒマデもある。負担軽減できないか」「人口減少は我々の一番の心配だ。議会としてどう取り組んでいくのか」などの発言がありました。

 きょうは活動レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。

 

2015年06月05日

5月のさわやかさと夏の雲を楽しみながら


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 おはようございます。周りの景色がどんどん変わっていきますね。今朝は4時半頃起床、歩いて事務所に来ました。先日の雨で草は毎日伸びています。ススキはもう私の背丈を超えました。クズのツルも横に伸び、目立つようになりました。

 昨日はレポートを書きあげたのが午前8時過ぎになってしまいました。「しんぶん赤旗」日曜版への折り込み作業をしてくださる方たちを待たせることになりました。申し訳ないことです。日曜版への折り込み用の印刷、折り込み作業が終わってから、みんなでコーヒーを飲み、私はポスト下ろしをしました。

 昨日から市議会は6月定例会が始まりました。直江津の事務所、伯母の家に寄ってから市役所へ。上野市議の総括質疑を聴いておこうと思ったのです。ところが、議場に着いたのが午前11時半過ぎで、すでに終わっていました。会議中の本会議を傍聴席から見た最後は、合併前のころでしたから少なくとも10年以上経過しています。何人かの議員さん、部長さんなどと目が合いました。議員席からは、「おい、橋爪たいしょ来てるでや」といったふうな声が聞こえてきました。

 午後からは牧区、安塚区、浦川原区とまわりました。レポートの下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。天気は午前の曇りからすかっとさわやかな青空に変わり、あちこちで美しい景色と出合いました。おかげで写真撮りもけっこう忙しかったです。下の写真は牧区の中心部を流れる飯田川、大島区の正面倉、そして大島区板山の田んぼです。

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 きょうは午前が直江津の地区委員会事務所で仕事、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、夕方からは妙高市へ行きます。

2015年08月27日

希望館での意見交換会に参加


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 おはようございます。今朝は虫たちの鳴き声がじつによく聞こえてきました。秋に入ったなという感じです。写真は昨日、草刈りの時に撮ったキリギリスです。

 昨日、日中は地元にいました。昼前から約2時間草刈りに専念しました。ほとんど休むことなく作業を続けたら、左手の震えが夕方まで続きました。やはり、きちんと休みをとりながら作業はしないといけませんね。

 昨晩は頸城区希望館で行われた市議会意見交換会に参加してきました。市議を辞職して、一市民として参加するのは初めてでした。でも、いまだに議員感覚が残っていて、市民から質問があると、「どう答えたらいいんだろう」と考えてしまいます。

 意見交換会に参加した市民は議員を除くと約20人です。参加者は頸城区を中心に、吉川区、三和区、大潟区、直江津などから参加していました。前日、前々日と他会場で注目された若者参加はほとんどなかったですね。女性も一人だけでした。発言にあたって、地元優先とかいうのはなく、司会者からは、「発言される方は出来るだけ多くの人が発言できるように2項目程度にお願いします」という要請があっただけでした。

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 市民からの発言で最初に出たのは、公共施設の使用料改定に伴う減免問題でした。「ある種の減免指針を設けて、それに該当する団体に適用するように」という提案でしたが、底流にはスポーツ団体にも適用してもらいたいという願いがありました。公共施設の使用料引き上げ問題は自主的な活動を進めている市民団体の活動に影を落としている、まだ終わっていないと感じました。

 「終わっていない」と言えば、(仮称)厚生産業会館問題もそうです。「財政が厳しいなら建設はがまんすべき。公共施設使用料の引き下げなどに使うべきだ」「駐車場はいまでも困っている。このまま行くと大混乱となる」などの声が上がりました。

 現在、上越市は原子力災害避難計画案市民説明会を行っていますが、避難計画案をめぐっての発言に私は注目しました。「屋内退避を基本にし、避難経由所を設けるなら、そこにもモニタリング装置を置くべきではないか。避難計画を立てたら再稼働ということにならないようにしてほしい」「市民説明会では予算的に無理とのことだったが、モニタリングポストだけでなく、個人向け線量計も配備すべきではないか」などの声が出ました。

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 このほか、交付税対策、少子化対策、産業団地の活用方法、地域活動支援事業の見直し、公民館活動などについても意見や質問が出されました。議会改革について発言はありませんでしたが、議会や議員の姿勢として、「強い立場で市民の命を守る。行政をただしてほしい」といった発言が2人の市民からあったことは印象に残りました。

 全体として意見交換がテニスや卓球のラリーのように続けられることはなく、多くは、市民が質問し、議会側が答えるという形で終わりました。こういう状態をどのようにして変えていくかは議会の今後の課題ですね。

 きょうは活動レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金に出ます。

2015年09月03日

戦争法案反対の意見書再び不採択に怒りの声

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 寒い朝になりましたね。おはようございます。今朝は寒くて目が覚めました。寝るときは布団をかけていたのですが、いつの間にか、布団はずれていました。外は虫の鳴き声だけ、セミはいつから鳴くのでしょうか。あっ、やま鳩も鳴いています。

 昨日は市議会9月定例議会2日目。上野市議の総括質疑と安保関連法案の制定中止を求める意見書提出をめぐる議論を聴こうと市役所に行ってきました。市役所へはほぼ2か月ぶりでした。何人もの職員さんから「毎日頑張っていますね」「元気ですか」などと声をかけていただきました。うれしいですね。本会議場の傍聴席は6月議会以来です。午後からの会議開始前に傍聴席にいる私を見かけた議員が次々と、「ここあいてるよ」などと言って、私が座っていた23番の席を指さし、挨拶してくれました。

 さて注目の安保関連法案の制定中止を求める意見書ですが、残念な結果になりました。市民クラブや日本共産党議員団などが提出した意見書案は賛成10、反対20で不採択になったのです。市内でも世論は廃案、制定中止を求める声がどんどん大きくなっているというのに、国に意見をあげないとはがっかりでした。

 提案理由の説明に立った上野公悦議員は、「政府の安全保障関連法案では、これまで禁じられていた『戦闘地域』への自衛隊派兵を認めようとしている」「自衛隊の武器使用についても、『自己防護』(正当防衛)に限られていたものから、大きく拡大されようとしている」「『存立危機事態』と政府が判断すれば、集団的自衛権を発動する仕組みをつくろうとしている」「住民の命と暮らし・安全に責任を負う自治体として、日本が、戦争をする国へと歩もうとすることを看過することはできない」などとした意見書案を朗読し、賛同を求めました。
 
 賛成討論で本城文夫議員は、「私は戦中、戦後の貧困を経験してきたが、日本が再び戦争への道を進んではならないと思っている一人だ。いま平和憲法が脅かされ、武力行使に進む大きな危険が現実になる寸前だ。いま国民の6割は反対だ。この法案は到底許されるものではない」と主張しました。

 反対討論した議員は永島義雄議員など3議員。3人とも共通して北朝鮮、中国脅威論を展開して「安全保障関連法」の制定が必要だとのべました。また、国会での論戦などで憲法違反であることが明白になったにも関わらず、「憲法違反ではない」と強弁し、「自衛隊は海外で武力行使できないこと、これは何も変わっていない」などと述べた議員もいました。反対討論の中身は全体として、国会での議論の到達点を無視したものとなっていましたね。

 賛成した10議員は、小林和孝、上野公悦、柳沢周治、平良木哲也、近藤彰治、石平春彦、本城文夫、滝沢一成、中川幹太、草間敏幸議員でした。

 結果を知った市民からは、「何を考えているのか、怒りの気持ちでいっぱいだ」「非核平和都市宣言もそのうち看板を下ろすのでは」などの声が上がっていました。

 きょうは午前中が党地区委員会勤務です。午後2時過ぎから「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2015年09月19日

市議会一般質問傍聴


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 今朝は曇りから雨に変わってきています。おはようございます。起きてからすぐに「しんぶん赤旗」の配達にでました。晴れていればと期待していた場所でも雨、尾神岳は霧に包まれていました。

 昨日は午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後から市議会本会議場へ行きました。一般質問の傍聴です。渡辺隆、平良木哲也、上野公悦の3議員の質問を聴きました。このうち平良木議員は、介護の新総合事業、子育て支援、安全保障関連法案をとりあげ、上野議員は原発災害と公の施設利用料減免問題をとりあげていました。時間がなくなりました。これらのうちいくつかは活動レポートで紹介しようと思います。

 きょうは朝の8時半から眼科です。精密検査があるのです。これまでの診察で白内障の疑いが指摘され、視野狭窄などの問題がないかも調べてもらいます。

2015年10月07日

大きな出来事がふたつ

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 おはようございます。今朝は6時に起床しました。気温は昨日とそう変わらないのでしょうが、なんとなく暖かい感じがします。写真は尾神岳です。草むらに入って撮ったら、靴がびしょびしょになりました。

 昨日は母の定期検査日でした。MRI検査で注目したのは頭の中の動脈瘤が大きくなっているかどうかでした。前回よりもやや小さめになっていたのでホッとしました。お医者さんの話では、小さくなったというよりも測定の微妙な差だということでした。診察室ではお医者さんが丁寧に説明してくださったのですが、母は「はい」と答えるだけです。「ちゃんと聴こえているいるがか」と母に訊くと、どうもさっぱりのようです。この様子にお医者さんも看護師さんたちもニコニコ顔でした。

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 病院から家に戻る途中、妻より緊急電話が入りました。次男の連れ合いのお産が近いらしい、病院へ戻れないかという電話でした。すでに、家に近くなっていたので、まずは家に母を連れて行きました。そのうち、次男からもメールが入り、明け方ごろになるようだとの連絡がありました。それで予定通り、動いていたのですが、夜の会後の途中、病院にいた妻からメールがあり、「生まれた」との知らせです。会議は大事な会議でしたが、途中で退席し、病院へ行きました。私にとって初孫は男子です。予定よりも1カ月ほど早い出産となりましたが、とても元気です。泣き声も初めて聞きましたが、大きな声でした。下の写真は深夜、母に生まれた子の写真を見せているところです。母は、「似ているなぁ、お父さんに。いかったいかった」とお喜びでした。

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 昨夜は上越地区委員会の会議がありました。ここで私にとって大きな出来事となることが決まりました。来春の市議選に上野、平良木両現職と私の3人を擁立することを正式に決めたのです。当選すれば、1年ぶりに市議に復活ということになります。市民の命とくらしを守るために4年間、全力を挙げてがんばる決意ですのでよろしくお願いします。下の写真は午後の活動の途中見つけた野菊です。風の中でしっかり花を咲かせている姿が気に入り、パチリとやりました。

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 きょうはにいがた自治体問題研究所で会議です。夕方には帰れるかと思います。

2015年10月08日

にいがた自治体研究所で会議


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 秋の空は変わりやすいですね。おはようございます。朝起きたときの雲はいまにも雨が落ちそうでした。それがいまは晴れ模様、いいやんべです。

 昨日はにいがた自治体研究所の会議でした。高速バスで往復しました。電車と違い、車中でパソコン操作は無理、原稿書きは携帯電話のメモ機能を活用して行いました。でも、私は携帯の文字入力が苦手なんです。あまり進みませんでした。会議は安倍内閣の暴走が憲法、農業、医療福祉など様々な分野で進む中で研究活動をどう進めていくかを協議しました。私からは上越市の地域協議会の見直し、介護分野での新総合事業の取組などを報告しました。やはり、各地の動きを聞くものですね。新潟市や阿賀野市、津南町などの取組を聞き、とても勉強になりました。写真は高速バスから撮った写真、ひとつは米山大橋付近、もうひとつは角田山の夕焼けです。

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 昨日はブログやフェイスブックで発信した上越市議選のことでたくさんのコメントやメールをいただきました。「市議再挑戦とのこと、素敵なお知らせです。心から応援しています」「上越市議会にはなくてはならない人です、良かったです、期待しています」「来年の4月が楽しみですね。頑張ってください」などのコメントに励まされました。心から感謝申し上げます。

 きょうは活動レポートを印刷したのち、ポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達で動きます。晴れてくれればいいのですが。

2015年11月13日

柿崎での市議会主催の議会報告会に参加


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 今朝も冷えました。おはようございます。5時半に起床し、事務所に来ました。外は晴れています。めずらしく小鳥の鳴き声を聴きました。

 昨日はいい天気でした。「しんぶん赤旗」日曜版折り込み用の活動レポートを印刷してから、ポスト下ろし、新聞配達に出ましたが、米山の景色が抜群でした。こういうときに白鳥でもいればなぁと思っていたら、運よく田んぼに白鳥が……。水の張ってある田んぼで、しかも米山をバックに撮れたのは初めてかもしれません。

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 ポスト下ろし後は直江津、春日山、安塚経由で大島区へ行きました。母は昨日もデイサービスを休んでいました。なるべく早く帰ろうと、急いで配達しました。でもいつもの家での生け花、チャンと撮りましたよ。秋が深まり花が少なくなってきている中で、色が変わっていく木の葉を活用して飾ってあるのには驚きました。見事なものです。

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 昨晩は市議会主催の議会報告会・意見交換会に行ってきました。会場は柿崎地区公民館です。市民のみなさんの参加は15人ほどでした。
 今回は9月議会報告が中心でした。全体的な報告は副議長がパワーポイントを使って行い、4つの常任委員会報告を所属議員が行いました。パワーポイントによる報告はこれまでよりもぐんとわかりやすくなっていましたね。ただ、行政の報告ではありませんので、市民の立場でどうチェックをしたかなど議会としての視点をもう少し意識してもいいのではないかと思いました。
 参加した市民からは、「長野、石川などと比べるとこの上越は観光の目玉がないと思う。どう考えるか」「福島の災害で避難してきた子どもたち、短期間の保育園入園はダメとのことだったが、もっとゆるやかにできないか」「子どもの貧困化がもっと進むのではないか。上越市の実態を把握しているか」「柿崎区に住宅団地造れないか。(中心部だけでなく)まわりが栄える施策を打ち出してほしい」などの質問や要望が出ていました。

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 きょうは午前に直江津周りで高田まで行きます。生活相談への対応です。その後は地元に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2015年12月02日

母の付き添い、街宣と

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 今朝も冷えました。おはようございます。起床したのは6時半となりました。母ですが、昨日の午前、6時間近くも吐き続けました。口の中はただれ、外側もかわいそうなくらい赤くなりました。お医者さんに往診してもらい、点滴してもらったおかげで午後からは落ち着いています。写真は今朝の下中条池です。

 昨日は午前中、家でデスクワークをしました。と言っても、その間、看護師さんが見えたり、お医者さんが見えたりして母の部屋にいる時間が長かったのですが。点滴は約2時間かかりました。そのかいあって、母の状態は安定しました。母はここ10日間くらい、体調がよく、安心していたのですが、昨日の朝の状態を見ると、何とか早く耳鼻咽喉科で調べてもらわなければならないと思っています。行きつけの病院で耳鼻咽喉科があるのは火曜と金曜だけです。母の調子のいい日と重なってくれるかどうか。

 午前10時過ぎからは地元テレビで市議会の中継を見ました。注目したのは総括質疑です。テレビを見ながら、いまの市政は本気で公共工事入札における談合を防止する気があるのか疑問に思いましたね。
 総括質疑で、日本共産党議員団の上野議員は、(仮称)厚生産業会館建築工事及び電気設備工事の入札で「談合の状況証拠」とも言われている「一位不動」(入札が複数回行われたとき、一番低い価格を入れた業者が毎回変わらないことを言います)が起きたことや、入札が不調に終わっても(電気設備工事)最低価格を入れた業者と随意契約に持っていったことをとりあげ、市長の考えをただしました。
 これにたいして市長は、「この案件をみて、一位が変わらないということで、あやしい、調査することにはならない。結果して、意欲のある業者のみなさんが対応したということだ」と答え、まったく問題はないという認識を示しました。
 これまで全国オンブズマンが「一位不動」について「談合の状況証拠」だと指摘していることや裁判の判決で「談合の典型的特徴」といわれたこともあることを全く無視した答弁です。上野議員が再度の質疑で示した国土交通省入札談合再発防止対策検討委員会資料(平成17年7月29日付)にしても、「一位不動」が問題だからこそ、国交省が一定期間監視すべきだとしているものです。それを、「一位不動」が一定期間続くようなら問題だが(それはそれで大問題ですが)一回くらい「一位不動」があったとしても、それは業者の努力の結果だとするような構えでは、いつまでも談合はなくならないし、税金の無駄遣いはなくなりません。
 建築工事で落札したのは植木・田中・久保田共同企業体です。落札額は17億2000万円でした。また電気設備工事の入札は予定価格以下の応札がなく不調に終わり、3回連続で最低価格を入れた東光・大和・電設共同企業体と4億2700万円(税別)で随意契約(仮)を結びました。いずれも12月市議会で可決されれば、正式契約へと進みます。市議会建設企業常任委員会での厳しい審査を望みます。

 午後からは予定通り街頭宣伝に出ました。雨がぱらつき、寒かったので、防寒着、長靴のスタイルで演説を続けました。ドライバーの手を振っての応援、うれしかったですね。

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 きょうは午前が会議、午後からは母の眼科の通院の付き添いです。母がお昼までに外へ出られる状態にまで回復してくれるかどうか、心配です。

2015年12月11日

ポスト下ろし、配達、議会傍聴と大忙し


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 雨です。おはようございます。今朝は雨の音で目が覚めました。数日、いい天気が続いたので、その反動で、気持ちが重くなります。写真は昨日の訪問活動で撮ったものです。フキノトウも暖冬の影響でしょうか。

 昨日は午前中というよりもお昼過ぎまでレポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。明日、12日午後2時からリージョンプラザで行われる日本共産党演説会に行ってもらう人のお誘いもしました。配達で吉川の山間部から大島区に入ったのですが、時間がなく、予定した配達は半分くらいしか出来ませんでした。写真は毎週楽しみにしている家の玄関の生け花(?)です。花が少なくなって、実や葉、それに今回は枯れたウドの茎も加わりました。大胆な作品になっています。

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 午後から市議会本会議の傍聴の予定でした。議場に入ったのは午後2時過ぎでした。ちょうど平良木議員が一般質問しているところでした。それから休憩をはさんで上野議員の質問まで聴いてきました。ふたりは医療介護問題、子育て支援、TPP問題で頑張っていましたね。やりとりのうち、子育て支援やTPP問題は次号のレポートで紹介する予定です。もう一度、録画をみたうえで記事にしたいと思います。

 夕方、活動レポートの「春よ来い」の題名などで一部誤字があることを教えてもらいました。「鉄索」とすべきところを「鉄策」としてしまったようです。変換ミスなのですが、「こりゃ、失策だったね」と笑われてしまいました。後から印刷した分は修正しましたが、すでに折り込み分は誤字のままとなっていますがお許しください。

 夜はテレビを観ました。NHKの「ごきげん歌謡笑劇団」です。直江津の三八市や㈱よしかわ杜氏の郷での酒造り、郷土料理が紹介されるということを事前に聞いていたので、楽しみにしていました。いつも仲良くしている市のみなさんや吉川区の小池さん、小田さんなどたくさんの知人、友人が登場し、うれしくなりました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2016年03月02日

総括質疑を傍聴


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 いやー、こんなに雪が降るとは。おはようございます。昨夜は雪が降り続いたんですね。20㌢ほど降り積もっていました。ブルも出動しました。ただ、小型除雪機を出動させるまでには至っていません。今朝は5時過ぎに起床、いま、事務所でパソコンとにらめっこしています。

 昨日は朝の挨拶後、市役所へ。近藤議員と上野議員の総括質疑を傍聴してきました。近藤議員の質疑で注目したことのひとつは「老朽危険空き家対策」です。市はこれまで3年間、除却費補助金を出していましたが、いったん廃止し、新たな空き家対策計画の中で「事業の在り方」を検討しているとしていますが、部長答弁の中で除却にとどまらず、改修なども含めた補助を検討する方向性が示されました。どんなものになっていくのか注目です。なお、これまでの補助事業では、今年の2月末までに73件補助されたということです。

 上野議員の質疑では、定住促進奨学金制度の創設、子ども医療費助成の拡充に関する質疑に注目しました。定住促進奨学金制度の創設では、対象者を公共交通機関を利用して市外の大学等に通学する学生に限っていますが、この理由をただしていました。答弁では、大学入試を機に転出してしまう人が多いことから、住み続けながら通学する人を対象にしたとのことでしたが、下宿などになっても、卒業後はふるさとで頑張ることを約束してくれた人にも対象を広げてほしいと思いましたね。子ども医療費助成では、上野議員は高校生まで対象を広げたことを評価しつつ、一部負担金の撤廃まで広げなかった理由などをただしました。

 午後からは訪問活動と街宣をし、夕方、地元に戻りました。家では先日、といってもひと月以上も前ですが、安塚区のOさんからいただいた天然の山芋をつかって「いもじり」(とろろ汁)を作り始めたので、その手伝いをしました。私はすりこき棒の担当です。長時間にわたって、腕を使ったので、パソコンのキーボードを思うように打てなくなりました。久々の「いもじり」、とても美味しかったです。

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 きょうはこれから朝の挨拶、そして帰ってからは原稿書きです。

2016年04月17日

きょうから本番


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 おはようございます。今朝は5時前に目が覚めました。ネットで熊本地震の様子を見ましたが、これまで私が経験したことのない地震の動きになっています。被災された皆さんには改めてお見舞い申し上げます。上の写真は昨日の米山です。

 昨日は一日中、地元にいました。きょうからの市議選の準備です。党支持者や地元の多くのみなさんに助けていただいて、ここまで来ました。今回は定数を2名オーバーという少数大激戦が予想されます。あと1週間、全力で動き回り、必ず期待にこたえていきたいと思います。

 昨日はウドの差し入れがありました。挨拶回りをしていて山菜料理も食べさせてもらいました。山菜はもう盛りという感じです。

 さて、まだ、いろいろと準備があります。よろしくお願いします。

2016年04月18日

昨日から市議選スタート


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 こんばんは。一日の活動が終わって、通常の事務所でやっとパソコンに向かう時間がつくれました。いつも朝の時間帯に更新していたのに、昨日のままになっていて心配をおかけしたかもしれません。今朝はやるべき仕事がいくつもあって、ブログを書いている余裕がなくなってしまったのです。お許しください。

 昨日から市議選がスタートしました。出陣式を午前9時から予定していたのですが、雨まじりの強風が吹き荒れ、たいへんでした。後援会長さんや地元の選対責任者の方から挨拶してもらった後、私の第一声でした。私は冒頭、熊本地震のことに触れながら薩摩川内原発を停止すべきだと訴えました。その後、前夜、90歳の女性から「橋爪さんには身近にいて頑張ってほしい」って、電話をいただいたことや「橋爪法一を囲む会」で寄せられた市民の皆さんの願いを紹介しました。そして最後に、146億円にもなる財政調整基金を活用し介護保険料などの市民負担を軽減すること、柏崎刈羽原発の再稼働に反対するとともに災害に強いまちづくりを進めること、安倍内閣の暴走に立ち向かい、市民の暮らしと平和を守ることを約束しました。上の写真は第一声のときのものです。

 昨日の強風は午後3時過ぎまでひどく、まともに立っていられなくなったり、風上に背中を向けて演説したりと大騒ぎでした。道路にはあちこちに木の枝が落ちていました。選挙のポスター掲示板が風で倒されたところも何か所かあったようです。でも、初日の街頭演説は15か所で行うことが出来ました。昨日は吉川区と大島区のほぼ全域、それに浦川原区の中保倉地区を中心にまわりました。

 きょうは風も止み、静かになりました。きょうは柿崎、浦川原、安塚区をまわりました。午前はマイクが使えなくなるハプニングがあり、演説か所はわずか4か所にとどまりました。午後からはほぼ順調で8か所で演説することができました。天気はまずまずでしたが、寒かったですね。上着を持っていかなったので、宣伝カーの運転手さんからジャンパーを借りました。きょうの活動では、演説後、本の注文をしてくださる方があったり、元町議だった方が熱烈な応援をしてくださったりと、うれしいことも続きました。

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 明日は午前に清里区と牧区、午後からは板倉区と中郷区の予定です。


2016年04月23日

地元町内会の人たちも大勢参加して宣伝


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 今朝は目覚まし無しで起きました。5時過ぎに家を出て、事務所でデスクワークをしています。来る途中、米山の写真を撮ってきました。きょうはいい天気になりそう。選挙戦は最終日ですので、ありがたいですね。

 昨日は選挙期間中の最後の朝宣伝、4人の人が応援に駆け付けてくれました。生憎の空模様でしたが元気に宣伝しました。これまで応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

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 昨日の候補者カーは柿崎、中郷、板倉、清里、牧、安塚、浦川原とかけめぐりました。午前中は地元町内会の人たちが大勢、一緒に動いてくださいました。感激でした。板倉区では遠くで一生懸命手を振ってくれている女性がいました。だんだん、車が近づくと、その女性が中学時代の同級生であることがわかりました。涙が出るほどうれしかったです。清里区では、高齢の女性が私たちの車を止めて、「高田図書館へ行くバスがほしい」と訴えてこられました。こういう要望が選挙運動中も寄せられるというのはありがたいです。

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 夕方、選挙事務所にいったん戻るとき、夕焼けがきれいでした。

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 (きょうの候補者カーの運行予定時間)

 きょの候補者カーは浦川原経由で大島区、大島区をまわります。うれしいことに長女も候補者カーに乗り込んでくれます。候補者カーの運行予定は以下の通りです。時間はあくまで予定です。時間がずれることがありますので、その点、ご理解ください。
 大島区下岡(8:15)、千原(8:25)、上岡(8:35)、大平(8:45)、細越(8:55)、深沢(9:05)、上達(9:20)、大島郵便局前(9:35)、棚岡(武田清さん宅前)(9:55)、中野(10:10)、石橋(10:25)、仁上(10:35)、熊田(10:45)、三竹沢(10:55)、牛ヶ鼻(11:05)、菖蒲東(11:15)、菖蒲西( 11:25)、達(11:50)、田麦(13:20)、竹平(13:30)、藤尾(13:40)、板山(13:55)、吉川石谷(14:20)、村屋(14:40)、尾神(16:05)、坪野(16:15)、高沢入(16:25)、大下(16:40)、東田中(16:55)、道之下(17:05)、下町(17:15)、原之町(17:25)、大乗寺経由竹直(18:00)、長沢(18:20)、西野島(18:30)、小苗代経由泉谷(18:50)、下小沢(19:00)、赤沢(19:25)、下中条(19:35)、代石神社前(19:45)

ワイシャツ姿で街頭演説


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 こんばんは。明日の朝になると書けなくなるので、いまのうちに、きょうのことを書いておきたいと思います。

 きょうは大島区、吉川区を中心に街頭宣伝を行いました。気温はどんどん上昇、朝のうちはジャンパーの上にヤッケを着て演説していたのですが、暑くなり、まず、ジャンパーを脱ぎました。お昼近くになって、今度はヤッケを着て演説するのも暑く、とうとうワイシャツ姿で動き回りました。候補者カーのスタッフの皆さんから、「今度は何を脱ぐのかな」などとからかわれるほどでした。

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 選挙戦最終日とあって、どこでも反応はいつもと違いました。家から出てきてくださる方はぐんと増えました。それだけに演説にも力が入りました。これまでの選挙では最終日の演説は3分演説と決めていたのですが、きょうはつい5分、6分と長くなりました。そのつけは最後にきました。午後5時台から当初の予定個所での演説が出来なくなりました。

 演説では、介護保険料や国民健康保険税の軽減などで市民の暮らしの応援をすること、市民に頼られる市議会をつくっていくこと、市民生活に大きな影響を与えているアベ政治を許してはならないことなどを訴えました。候補者カースタッフの一人として演説を聞いていた長女から、母の介護度は1ではなく、2となったことを指摘され、途中から修正しました。演説を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。

 明日は朝から棄権防止活動などを行い、夜は選挙事務所で開票結果を待ちます。

2016年04月25日

日本共産党候補全員当選、私は2位

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 本日投開票の上越市議選(定数32)、私には3659票を寄せていただき、第2位で当選しました。日本共産党の平良木候補(2506票)、上野候補(2041票)、橋本正幸候補(1634票)もそれぞれ当選です。日本共産党は現有2議席(前回改選時3議席)から4議席へと躍進することが出来ました。

 今回の選挙では地元町内会のみなさんをはじめ多くのみなさんから大きなご支援いただきました。選挙戦は、当初静かなたたかいでしたが、日本共産党が4人立候補を発表して以来、自共対決の様相を呈した激しいたたかいとなりました。そうしたなかで勝利できたのはアベ政治の暴走への市民の怒りが広がっていること、日本共産党議員団がいまの市政に対して「いいことはいい、ダメなものはダメ」と厳しくチェックし、市民の要望実現のために奮闘してきたことへの評価などがあったからだと思います。市議会では4人で力を合わせ、市民の暮らし第一の市政をつくるために頑張っていきます。よろしくお願いします。

2016年04月26日

当選証書付与式、党議員団会議

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 ぐっすり眠りました。おはようございます。起きたのは6時過ぎです。外はすっかり明るくなって、実にさわやかです。木々の葉がとても素敵です。ゴミを出して、事務所へ来ると、もうお客さんがおいでになっていました。上の写真は事務所脇の空き地にある榛の木です。

 一昨日は3時間寝たかどうか。朝7時前にいつもの場所へ行くともう後援会長さんが待っていてくださいました。この日の朝宣伝は投票日の翌日とあって、多くの人が立ち寄ってくださいました。スピードを緩めて、「よかったね」「がんばってね」と声をかけてくださる方も何人かおられましたね。携帯にかかる電話も相次ぎました。

 午前は吉川区内で街頭宣伝をしました。「市民の暮らし第一です。公約実現に向けて頑張ります」「引き続き活動レポートを発行し、春よ来いも書き続けます」といった短い言葉を流すだけですが、あちこちで激励を受けました。選挙期間中、気になっていた野の花もいくつか見て、写真に撮ってきました。そのうちのひとつはエチゴルリソウです。市内ではめったに見ることが出来ないだけにいつも楽しみにしています。写真に収めるには少し遅かったですが、なんとか間に合いました。

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 午後はまず市役所へ。初の党議員団会議、当選証書付与式があったからです。市役所でも市役所職員さんだけでなく、掃除のおばさんや生協の職員さんなどから、「お帰りなさい、待っていましたよ」「カムバック、おめでとうございます」「顔が黒くなって変わりましたね」などと声をかけていただきました。なつかしい顔に会えてとてもよかったです。当選証書付与式では何人もの議員と握手を交わしました。

 初の議員団会議は付与式を挟んで行われました。議員団の役職、議会の常任委員会所属、当面の課題などについて話し合いました。この結果、議員団長には上野公悦議員から引き続きやっていただくことになりました。副団長は橋本正幸議員、平良木議員は会計です。あっ、私は幹事長に就任することになりました。当面する課題のひとつはガス水道局所管工事の談合裁判対策です。28日午後3時から新潟地裁で開かれますので、傍聴者を急いで組織しないといけません。下の写真は党議員団の4人が当選後そろい、議会事務局の職員さんから撮ってもらったものです。

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 会議が終了後は浦川原区、大島区をミニ宣伝カーで午前と同じやり方で流しました。天気が良かったこともあって、田んぼや畑からの反応が多かったです。握手をするために飛び出してこられた方もありました。「お茶飲んでいかんねがかえ」と言って、さみしがる人も。ありがたかったです。昨年ずっと楽しみにしていたある家の玄関前の生け花、昨日は街頭から見えたので、写真を撮らせてもらいました。八重桜と菜の花がいっぱい、相変わらず、豪快さのある生け方です。

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 家に帰ったら、生活の党の森ゆうこ元参院議員から祝電が届いていました。森さんは参院新潟選挙区の予定候補者、野党統一、市民との共闘の力でなんとしても国会に出てほしいと思います。

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 昨夜はゆっくり休みました。夜も働いていたのは母です。大量にフキをいただき、喜んで皮をむき、アク出しをしていました。

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 きょうは後片付けをした後、デスクワークの予定です。お客さんが少なければの話ですが。

2016年05月10日

改選後初の各派代表者会議


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 おはようございます。今朝は仲間からのメールで目が覚めました。メールは「今朝は配達できますか。出来なければかわります」という内容です。今朝は私が「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのですが、「疲れて配達できないのでは」と心配してくれたのです。ありがたいですね。なんとか起きて、私が配達しました。写真は配達時に吉川区原之町で撮ったものです。

 昨日は党議員団会議、各派代表者会議がありました。このうち、各派代表者会議は1年1カ月ぶりでしたが、無所属の人が今回はいないので、集まったのは「新政」、「みらい」、「創風」、「日本共産党議員団」、「公明党」の5会派(正確には5「党・会派」と書くべきなのでしょうが、一応、会派としておきます)の代表5人と議会事務局だけ、いままでよりも小さな集まりになりましたね。

 会議では議員控室について協議したのち、議会人事を決める臨時議会を18日(水)午前10時から開催することで合意しました。私からは「すでに議員の任期は始まっている。地震などの災害が発生した時に議会の構成が決まっていないのでは困る。早期に開催を」と主張しましたが、前回よりも3日早くなったので了解しました。その後、議席、議長・副議長選、常任委員会、特別委員会などについて協議しました。これまでのところ、私どもの議員団のところには議長選、副議長選に関する他会派からの申し入れはありません。このまま推移した場合、私が議長選に上野副団長が副議長選に出ることになります。次回の各派代表者会議は11日、午前10時からとなります。

 午後からは健康保険のことや人間ドッグのことなど私用で動きました。選挙後、やるべきようじがまだたくさんあるので忘れないようにしないといけません。

 夜は上越地区委員会でした。市議選後初ということもあって、選挙戦での数々のドラマが語られました。みんながんばったんだなということを改めて感じました。県委員会から応援に入った川俣さんは、選挙結果について触れ、①いまの共産党に対する期待が象徴的に表れた、②挑戦する闘いでは困難が大きいが、それを乗り越えての勝利だった。参院選では、支持拡大などこれまでに築いた嶺をさらに大きくすることが求められている、③われわれは市民に支えられてきた。まとまなことをやっていれば最後は市民が支えてくれる、とのべました。参院選に向け、元気の出る会議となりました。

 きょうはこれから葬儀です。

2016年05月12日

各派代表者会議、全県キャラバン


 おはようございます。今朝は4時半に起床し、これまで活動レポート作成にかかりっぱなしでした。そのため、朝の発信が遅れました。

 活動レポートはある程度まとまった時間をとらないとなかなか進みません。昨日は日中、夕方と他の活動で目いっぱい動いたこともあって疲れました。原稿書きも集中できなくなりました。睡眠を十分取らないと頭がしゃんとしないですね。

 昨日は午前が各派代表者会議でした。主な議題は議員控室、議席、特別委員会の設置などです。議員控室はこれまでの市民クラブが入っていた部屋に日本共産党議員団が移ることになりました。特別委員会については、これまでの災害対策、行革、人口減少、交通対策の委員会を引き続き設置することを基本的に了承、新たに広報広聴に関しても特別委員会として新設することを合意しました。

 午後からは党務で3時過ぎまで仕事をし、その後、参院比例候補の西沢博さんと街頭宣伝を行いました。今回の宣伝は日本共産党の全県キャラバンの一環です。党市議団から平良木議員と私が行動を共にしました。最後の演説はイトウヨーカドー前、ここでは新潟へ行っていた上野、橋本議員も加わって行いました。西沢さんは新潟選挙区で野党統一候補が誕生したので、森ゆうこ候補の当選目指し全力を挙げると決意表明した後、安倍内閣の暴走をストップさせ、国民生活を守るために消費税増税の中止などの政策を訴えました。演説はますます磨きがかかってきました。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。10時から各派代表者会議があるのです。

2016年05月13日

各派代表者会議での議会人事協議終わる


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 やはり風邪をひいたようです。おはようございます。鼻がぐずぐずしています。昨日の早朝、原稿書きの途中で布団をかけないで横になったのがいけなかったようです。声も選挙で枯れたときのような感じになってきました。ただ、熱はたいしたことがないようなので、じきに回復するでしょう。上の写真は5時過ぎに撮った朝日です。下は今朝の朝露です。

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 昨日は午前も午後も各派代表者会議でした。中心議題は常任委員会、特別委員会の正副委員長の割り振りです。だいぶもめたのですが、午後3時前後にはほぼ決まりました。私たち、日本共産党議員団は当初、常任委員会の正副委員長をひとつずつ、特別委員会の副委員長をひとつ要求していたのですが、なりませんでした。最後は特別委員会委員長がひとつ、常任委員会副委員長がひとつ配分される見通しとなりました。

 私が会議に出ている間に、平良木議員と橋本議員が控室の移動に伴う仕事をしてくれました。机、書棚、本類の移転です。上野議員は所用で役所を離れていましたが、午後2時過ぎから合流して頑張ってくれたようです。新しい控室は南側の一番奥、南葉山や信越国境の山々が見えて、景色のいい場所です。疲れている時にぼーっとするにはいい場所です。

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 市役所を出てからは党事務所に寄り、その後、地元で「しんぶん赤旗」日曜版の配達を少ししました。途中で、先日、見せていただいたモッコウバラをいま一度見てきました。空は青空でしたので、それをバックに写真に収めたかったのです。市内ではあちこちでモッコウバラを見かけますが、ここの家のものは横幅も高さも最高です。横5㍍、縦3㍍はあるでしょう。

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 きょうは午前中に高田で協会けんぽの手続きをし、午後から安塚、大島区へと行ってきます。「しんぶん赤旗」日曜版の配達が主です。

2016年05月17日

初議会前の各派代表者会議終わる


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 やっと起きました。おはようございます。一昨日からの風邪が悪化し、早めに寝たものの、だるさがぬけず調子が出ません。外は雨がしとしと降っています。昨日の30度越えの高気温から一気に低くなったので、なんかいやですね。写真は昨日の夕方、地元事務所の近くで撮ったものです。

 昨日は浦川原物産館前のスタンディングからスタートしました。5のつく日が日曜日の場合は翌日に実施するということがしっかり伝わっていなかったらしく、参加者はNさんと私の2人だけでした。「運動が小さくなったように見られるのもいやだからやめとこうか」「でも、せっかくここまで出かけてきたのだからやった方がいいんじゃない」という言葉を交わした後、国道沿いに立ちました。通行する車はいつもより少ない感じがしたものの、ライトを点灯してくれる人、手を振ってくれる人がいて、ふたりで、「やっぱし、やってよかったね」。

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 その後、市役所にて各派代表者会議が行われました。議会で設置することになった特別委員会の一部の名称、委員会条例の一部改正、18日の臨時議会の審議日程案などについて検討しました。30分足らずで代表者会議は終了しました。同じ時間帯に党議員団会議を開くことにしておりましたが、議長、副議長選に関する動きが流動的で、前に進みませんでした。正副議長選にどう対応するかは、きょうの夕方、最終的に判断します。

 午後の早い時間帯に吉川区に戻りました。市役所への行き帰り、気になっていたお花畑があります。そこの地主さんがおられたので、写真に撮らせてもらいました。来年はもっと増やす計画だとか、楽しみです。私の事務所の近くにクマの看板が出ているのを初めて見ました。2日続けてクマが出没していますので、当然の処置だと思いますが、困ったものですね。

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 昨日は夜も会議があったのですが、体調が悪く、途中で帰らせてもらいました。昨年も選挙後、1カ月ほど経ってから風邪にやられ、10日以上苦しむことになったのですが、同じパターンだなと警戒しています。

 きょうは午前に参院選対策の会議、請願団体との意見交換会などがあります。

2016年05月18日

パソコン使えず


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 おはようございます。私のパソコンで予期しないことが起きてしまいました。ウインドウズ10のアップロードが始まったのです。たぶん、私の操作ミスだと思いますが、これで予定した時間内に更新することは不可能となりました。写真は朝方、近くの大久保池にて撮影したものです。今朝は冷え込んで、このような幻想的な風景が出現しました。

 昨日は市役所にて臨時議会の準備をしました。準備と言っても、議長、副議長選をめぐる交渉です。具体的なことは相手方のこともあるので書けませんが、まとまった部分とまとまらなかった部分があります。「まとまらなかった部分」と書きましたが、趣旨については理解してもらっていますので、臨時会開催ぎりぎりまで実現の可能性を探ることにしました。

 家に戻ってからは母に頼まれて買い物の手伝いをしました。久しぶりの買い物ですので、あれもこれもとなってたいへんでした。野菜苗を買うため、ホームセンターへ出かけたら、何人もの女性の方、高齢の方です、から母に声をかけていただきました。「こういうのを作れば、気になって毎日畑へ行くようになるんだよね。それで元気になれるんだわ」「まあ、このおばあちゃんが新聞に載る92歳のおばあちゃんですか。達者でいなるね」等など。声をかけてくださった方はお一人を除き、まったく知らない人ばかり、母もうれしそうでした。

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 買い物が終わってからは地元事務所で仕事をしました。窓の外がとてもいい色に染まってきたので、外へ出たところ、雲が夕焼けに染まっていたのです。近くの田んぼまで行き、カメラに収めました。

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 きょうは臨時議会です。正副議長など議会人事が中心です。

2016年05月19日

初議会、北陸信越ブロック全議員集会

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 今朝は4時に起床しました。おはようございます。早く起きたのは活動レポートの原稿を書くためです。でも、早朝からお客さんがあり、ブログの発信は遅れました。風邪が悪化して体調がよくないので、昨夜は早く横になったのですが、なかなか眠れませんでした。

 昨日は初議会でした。1時間ほど早めに出かけました。それは会派、新政の栗田議員との申し合わせが実現するどうかを見定めて、党議員団会議をすることになっていたからです。申し合わせが実らなかったことが最終的に確定したのは午前9時45分。その後の議員団会議で協議した結果、副議長選では白票を投じることにしました。結果的には所信表明の機会も失うことになりましたので、今後の正副議長選での対応については、想定外となった今回のことを教訓にして、次回に臨みたいと思います。

 議場へは1年2か月ぶりに入りました。風邪で体調が思わしくなく、頭がボーッツとしている状態が続きました。議長選、副議長選を前にした所信表明もメモを取ったものの、途中で投げ出してしまいました。議長選では、「若者が議会に出やすいように環境整備が必要」との発言は定数削減などにつながるかもしれないと警戒心を持ちました。また、「議会の安定と市政の安定が市民生活の安心につながる」との主張や「議会の公開よりも議会からの発信が重要」との発言も気になりました。今後、大いに議論していかなければならないと思います。

 正副議長は選挙の結果、議長には内山米六議員が、副議長には宮崎政国議員が当選しました。

 議長選では内山議員が18票を獲得。日本共産党が議会運営などをめぐり申し合わせを文書で確認して臨んだ近藤彰治議員は14票で、届きませんでした。

 副議長選では宮崎議員が17票を獲得、栗田英明議員は11票でした。副議長選でも日本共産党は栗田議員との間で議会開会ぎりぎりまで申し合わせによる連携を実現すべく努力しましたが、実りませんでした。そのため、日本共産党議員団はやむなく、白票を投じました。

 日本共産党議員団が近藤議員との間で交わした申し合わせの概要は以下の通りです。
 ◆議長は上越市議会基本条例を遵守するとともに、その趣旨を日常の議会運営において実現するためのあらゆる努力を行う。◆議長は、市民の福祉の向上及び公正で民主的な市政の発展に寄与する議会の役割を自覚し、不断に議会活性化に関する取組をすすめるとともに、さらに開かれた議会を目指し、情報公開を率先して行うため、必要な取組を行う。◆ 議長の職務を遂行するに当たっては、① 会派などの代表としてではなく、議会の代表として発言し、行動する。②少数意見を尊重し、議会の民主的運営に努める。

 議会と関連した会議が終わったのは午後4時頃。その後、日本共産党の北陸信越ブロック全地方議員集会にかけつけました。会場は市内頸城区の希望館です。ちょうど、西沢博参院比例候補が新潟県内のたたかいの現状について元気に報告しているところでした。その後、毛利栄子長野県議(写真)の、これまた力強い報告を聞くことができました。いずれの報告からも有権者が安倍政治に怒りを燃やし、平和と暮らしを守りたいかつてない情勢となっていることが明らかになりました。参加者によると、上越市安塚区出身の佐藤久美子長野市議は、上越市議が参加していない状況を見て、躍進した上越市議選結果についても言及してくれたとのこと、うれしい限りです。会議では、私とともに終了20分前にかけつけた上野公悦上越市議が歓迎とお礼の挨拶をかねた報告をし、大きな拍手を浴びました。会議はかつてない情勢の中、心を一つにして頑張ろうという熱気があふれていましたね。

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 きょうは活動レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、参院選の準備です。

 

2016年05月26日

1年2か月ぶりに委員会審議に参加


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 おはようございます。今朝は4時に起床し、事務所で原稿書きをしています。いつもひと眠りすると内容はともかく、すらすらと書けるようになるのですが、今回だけはうまくいきません。外は曇り空です。雨が落ちてきそうです。写真は事務所脇の黒竹です。

 昨日はスタンディングからスタートしました。都合の悪い人、風邪をひいた人が次々と出て、参加者はわずか3人でした。それでも、予定した時間いっぱい、元気に頑張りました。戦争法廃止まではやめるわけにはいきません。

 その後、いったん、家に戻り、市役所へ。今回は2回目の臨時議会でした。案件は上越市新水族博物館新築工事の請負契約についてなど3件。市議会選後初の論戦です。私は先日の臨時議会で総務常任委員会所属が決まっていましたので、契約案件2件を委員会で審査することになりました。委員会質問は昨年の3月以来でした。今回、質問したのは上越市新水族博物館新築工事の請負契約についてが中心です。制限付き一般競争入札に参加したのは大成・田中・高舘共同企業体のみ。落札率はなんと99.93%。契約額は87億2640万円にもなります。私は「1共同企業体だけの入札参加では競争性を確保することはできない、落札した共同企業体はいったいどこと競争したのか」「入札を延期するなどの措置をとるべきだったのでは」と追及しました。市側は競争性は確保されているとして譲りませんでしたが、納得できませんでした。傍聴していた議員からも、不満の声が上がっていましたね。

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 夕方からは上越市と妙高市の民進党、社民党、日本共産党、新社会党などの野党幹部が集まり、参院選新潟選挙区予定候補の森ゆうこさんを上越、妙高でどう押し上げていくか話し合いました。

 母が何を思ったのか、餅をつき、黄な粉餅を作ってくれました。昨日、きょうと妻がいないのでこれを夕飯にしました。

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 きょうはこれから大急ぎで活動レポートを作成し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、支持拡大などで動きます。午後からは大島区へ行く予定です。

2016年05月31日

各派代表者会議、党議員団会議などの会議続く


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 まだうとうとしています。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、次第に良くなってきました。写真は少し前に事務所の近くで撮った田んぼと里山です。ヤマボウシの花がまだがんばって咲いています。

 昨日は午前からずっと旧市内に出かけていました。まずは市役所で各派代表者会議でした。課題調整会議の在り方、市議会議員に挑戦しやすい環境整備、各地域協議会との意見交換、月例議員懇談会・議員勉強会の在り方などについて協議しました。ほとんどが各派持ち帰りという結果になりましたが、「市議会議員に挑戦しやすい環境整備」など新議長の思いが強く出ているなと思いました。若い人が議会に挑戦しやすいようにするにはどうしたらいいか、私からは一般論としてはわかるが、議員定数削減、議員報酬のアップとリンクさせるものなら異論があると述べておきました。

 会議の中では、地元のラジオ局、エフエム上越から新番組、「上越市議に訊く」を7月からスタートさせるので協力をとの要請があったことが明らかにされました。毎週火曜日午後1時18分から1時32分が放送時間だそうです。立候補の動機、政治信条、実績、いまの上越の問題点などを語る内容となっています。短時間なのでコンパクトに語ることが求められますね。楽しみです。

 各派代表者会議が終わってからは議会運営委員会があり、その間、議員控室にて待機しました。そして議会運営委員会終了後、今度は党議員団会議を行いました。各派代表者会議や議会運営委員会の報告と協議を行った後、来月7日から始まる6月議会対策を中心に話し合いました。議案そのものについては、議論になるものは見当たらず、一般質問をどうするかで時間がかかりました。質問テーマをどうするか、誰がどの質問を分担するか、もう1回協議する必要があります。

 日中のすべての会議が終わってから、「しんぶん赤旗」の集金活動などで動きました。今回初めて会う人が多く、時間がかかりました。でも、なつかしい人と再会できましたし、「おれも山の人間です。ブログ読んでいます」「ホームページもブログも橋爪さんの肩書は前市議になっていますよ」などと声をかけてくださる方がありましたし、うれしかったです。

 きょうは午前に私の活動区域の選対会議があり、参院選対策などについて話し合います。その後は地元に戻る予定ですが、新たな行動提起もあり、どうなることか。

2016年06月07日

きょうから6月議会

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 よく眠れないまま朝を迎えました。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番で、寝すぎてはならないと目覚ましもかけて早めに寝たのですが、目覚ましが鳴る30分も前に起床しました。外は少し曇っていたものの、寒くも暑くもなくいい感じでした。写真は柿崎区の坂田池付近を通った時に撮影したものです。

 昨日はスタンディングからスタートしました。前回、前前回と参加者が少なかったので、どうなるかと心配したのですが、お知らせらしいこともしないのに総勢9人が集まりました。月曜日とあって、車の通行量は多く、手を振ってくださる方、頭を下げ挨拶してくださる方、何人もおられました。写真は小学生が登校する姿です。この場所では小学生も中学生も「おはようございます」と声をかけてくれます。

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 スタンディングが終わってからいったん事務所に戻り、その後、病院経由で市役所へ。党議員団会議があったからです。会議では4人の一般質問について個別に検討しました。4人で議論しながら、通告文を修正したり、新たな質問項目をおこしたりしました。私は北陸新幹線・トキ鉄開業1年を迎えた課題と対策、消費税増税先送り、原子力災害時の避難計画の3つをとりあげることになりました。昨日、決まったばかりの項目もありますので、事前によく準備しないといい質問になりません。頑張らなければ。

 市役所からは帰りは病院に通院している母を迎えに行きました。病院でしゃべり疲れたのか、いつもよりも口数は少なかったです。

 昨日は午後から生活相談と「しんぶん赤旗」の集金活動でした。

 きょうから6月議会です。きょうは提案理由の説明の後、総括質疑が行われる予定です。党議員団では提出議案の検討をした結果、総括質疑をせず、委員会での質疑でやれる内容だと判断しました。

 

2016年06月08日

改選後初の定例議会、記念撮影も


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床しました。すでに日は昇っていましたが、朝日は雲に隠れていました。こういう時の方が気持ちよいのでしょうか、小鳥たちが盛んに鳴いています。写真は事務所近くにある榛の木です。ずいぶん大きくなりました。

 昨日は6月定例議会初日でした。改選後初の定例会とあって、開会前に市役所玄関前で記念撮影が行われました。開会は午前10時から。永年勤続表彰などが行われた後、提案理由の説明、総括質疑がありました。総括質疑では、城下町高田再生推進事業や雪室商品等市場開拓支援事業についていくつかやりとりがありました。質問でとり上げられたことは私の所属する総務常任委員会で基本的なことを含め、しっかり訊いていきたいと思います。

 初日は11時頃には終わり、一般質問の聞き取りが行われました。ただ、行政側の都合で、聞き取りが行われたのは原子力災害に伴う避難計画についてだけで、あとはきょう行われる予定です。私の通告は13番目で、16日の午前か午後のどちらかに登壇することになりそうです。改選後、初めての一般質問ですから20人以上登壇すると思ったら、わずか14人です。市民のみなさんはがっかりされるのではないでしょうか。

 では、これから市役所に向かいます。きょうは厚生常任委員会です。午後4時からは柿崎病院後援会の理事会もあります。

2016年06月09日

厚生常任委員会傍聴、柿崎病院後援会


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 5時半過ぎまで寝てしまいました。おはようございます。昨夜はよく眠れませんでした。今朝は何となく蒸し暑いですね。外はやや曇りです。写真は昨日の午後、吉川区下町で撮った米山さんです。

 昨日から市議会は常任委員会審査です。厚生常任委員会があったのですが、私の方は一般質問の聞き取りが残っていて、そちらが優先でした。北陸新幹線、トキ鉄をめぐる問題、消費税増税の先送り問題に関して担当課の職員さんたちとやり取りしました。通告は出したものの、まだ質問の展開が定まっていないものもあり、職員さんには申し訳なく思っています。もっとも質問はいくら準備をしても、生き物と同じで、本番で思わぬ展開をすることもあります。

 10時半からは厚生常任委員会を傍聴しました。ちょうど新井頸南広域行政組合の解散について審議中でした。上越市が新クリーンセンターで中郷区、板倉区の廃棄物焼却処理を予定しているので、妙高市長に共同処理事務の解消を申し入れたということでしたが、委員からは、経塚斎場の利用などを例に挙げて疑問の声も出ていました。行政組合の解散は来年3月末を予定しているとのことですが、まだ議論は続きそうです。

 午後4時からは県立柿崎病院後援会の理事会でした。昨年度の活動報告と決算、今年度の活動計画と予算などを話し合いました。このなかで議論になったのは上越市からの補助金が削減され続けている問題です。「行政改革」の一環として打ち出され、今年度は2万円が削減され、来年度はゼロにする予定とのことですが、異論が相次ぎました。ただ、後援会幹部と市との間ですでに協議が行われているとのこと、今後の成り行きに注目です。

 きょうは市議会の建設企業常任委員会を傍聴した後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かける予定です。帰りは遅くなりそうです。

2016年06月10日

建設企業常任委員会、街頭演説


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 いい雨でした、昨晩は。おはようございます。雨の音を聞きながら眠ることができました。でも畑の様子を見る限り、まだ雨は足りないといった感じですね。今朝は尾神岳も米山も雲の中です。上の写真は米山です。

 昨日は建設企業常任委員会でした。ロータリー除雪車や除雪ド―ザの契約案件(全部で4件)は制限付き一般競争入札、指名競争入札が行われたうえで提出されたものですが、落札率は77.5%から82%でした。先日の臨時会に出された新水族館新築工事もこれくらいの競争をやってもらえば、17億円ほど安くなったのですが。委員会では、ロータリー除雪車等の更新までの期間の違いについて質問が出ただけでした。一般会計補正予算では大島区にある市道道田線の災害復旧について、単独復旧となった経緯などについて質問が出ていました。2人の新人議員が現場を見たうえで質問していましたが、大事なことですね。下の写真は昨日の工事現場です。

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 委員会が終了してから大急ぎで直江津のイトーヨーカドー付近へ行きました。参院比例代表の武田良介予定候補の街頭演説に参加するためです。武田予定候補はまだ36歳ですが、演説はどんどんうまくなっていきますね。うらやましい。野党統一と日本共産党の躍進で安倍内閣の暴走にストップを、の訴えは明快で、集まった人たちから大きな拍手を受けました。車からの応援の手振りがぐんと増えてきました。写真は上越市直江津のイトーヨーカドー付近で撮ってもらいました。

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 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。浦川原、安塚経由で主に大島区で頑張りました。何軒かでお茶に誘われましたが、1軒だけにとどめました。時間がなかったからです。大島区内を通る主要地方道上越安塚柏崎線の大平と板山間はいま、キオンとコシジシモツケソウが見事に咲いています。いつもの家の玄関先ではこのふたつが入った生け花となっていました。それから、ずっと気になっていたモウセンゴケの花ですが、まだ咲きませんね。ただ、写真の中央部に写っていますが、緑色のつぼみらしきものが出てきました。もう少し待てば、開いた花を見られることでしょう。

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 きょうは、いま、活動レポートの印刷中です。これが終わり次第、市役所に向かいます。市議会は文教経済常任委員会があります。

2016年06月11日

文教経済委員会、「しんぶん赤旗」日曜版の配達


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 6時になってやっと起きました。おはようございます。昨夜、めずらしくテレビをコタツで観て、そのまま2時頃までうとうとしてしまったのがよくなかったようです。鼻水も出ています。

 地元事務所を8時半過ぎに出発し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいました。ある家ではちょうど、チマキをゆでているところでした。それも大きな釜を使ってです。写真に撮らせてもらいました。いいもんですね。

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 昨日は市議会文教経済常任委員会でした。一番質問が集中したのは中心市街地活性化対策事業で補正することになった「まちづくりワークショップ事業」です。浦川原区の岩室の会が実施主体となって大学生も呼び、高田市街地について調査し、ワークショップをやり、市外に住む若者の立場で提案していく。地域住民やまちづくり団体とも交流するということですが、同時並行で取り組むという城下町高田再生推進計画づくりととの関連などを問う質問が相次ぎました。委員会資料や口頭説明だけではわかりにくく、もっとわかりやすい資料をつくってほしいという声が出たのは当然のことだと思います。

 委員会が終了してからは、板倉区、牧区、安塚区、大島区へと車を走らせました。昨日は青空が広がっていて、いい景色があちこちで見られました。途中、気になったのは野の花です。コシジシモツケソウ(このブログの上の写真)やヤマアジサイ(下の写真)が見事でした。

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 きょうはこれから上越妙高駅に向かいます。北陸4県の選挙区候補の合同街頭演説があるからです。それが終わり次第、弟が入院している病院へ行きます。昨夜の手術結果を聞きに行こうと思っています。

2016年06月15日

一般質問始まる


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 すっきりした気分で目が覚めました。おはようございます。今朝はいい天気ですね。青空も広がり始めました。写真は私の事務所付近で撮ったものです。

 昨日から市議会は一般質問が始まりました。今回の通告は14人、昨日はそのうち5人が新幹線開業と地域開発、交通安全などで質問しました。注目されたのは新人議員として一般質問のトップに立った橋本洋一議員、元上越警察署長です。新人離れした落ち着きとわかりやすい語り口、それにときどきユーモアを交えながら、核心をズバッと訊く。長身で大柄とあって、市長と対峙した時は二人のトップがやりあう感じになりました。初めてやりとりを聴いた議員の中には、「署長のときにどう対応したのかな」という声が一部にあったものの、「これはたいしたものだ」という声がたくさんでした。こういう新人議員が出るとみんながんばります。かくいう私も明日が出番、そろりと準備を本格化させねばなりません。

 きょうは一般質問の続きです。新人が何人か出ます。お時間のある人は傍聴にお出かけください。午前10時開会です。さてと、スタンディングの時間です。

2016年06月16日

スタンディング、一般質問


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 おはようございます。今朝は4時半に起床し、事務所に来ています。質問準備でパソコンとにらめっこです。写真は事務所脇の広場に出てきたミントです。牛舎解体工事ですっかりなくなったと思っていたのですが、ちゃんと生き残っていたんですね。

 昨日は浦川原物産館近くでのスタンディングからスタートしました。都合の悪い人が何人かいて、総勢5人でしたが、元気に「戦争法廃止」を訴えてきました。毎回会うブルーの車の運転手さん、いつも手を振ってくださいましてありがとうございます。そこまで書けば、郵便局員さん、バスの運転手さん、ゴミ収集車の運転手さんにも感謝しなければ。いつもありがとうございます。

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 スタンディングからの帰り道、浦川原区と吉川区をつなぐ朔日峠(ついたちとうげ)で、草刈りをしたばかりの山道があるのを初めて知りました。何か、古くからの道のような気がします。どこにつながっているのか調べてみたくなりました。

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 市議会は一般質問2日目でした。持ち時間を残して質問する人が相次いだ結果、昨日は6人が登壇しました。このうち3人が新人です。わが議員団の橋本正幸議員も初質問しました。三和区の産廃処理問題で市長は、サンプル調査の結果、当初見込んでいた新クリーンセンターでの焼却は困難とし、「市としては、産業廃棄物を最終処分場に直接埋め立てる方法や資源化する方法など、焼却処理以外の方法の調査・検討も必要と判断し、現在、県内外の複数の処理業者に、必要に応じて現地の状況を確認のうえ、処理方法を始め、処分施設と搬入可能な時期、運搬費などの経費見積りを含めた提案を求め」ていることを明らかにしました。新しい動きです。

 きょうは一般質問最終日、私も2番手で登壇します。午前11時前後になるでしょう。午後からは追加議案に対する総括質疑もあり、これにも登壇します。鼻水と咳がたびたび出るので、まともにしゃべられませんが、頑張りたいと思います。

2016年06月17日

1年3か月ぶりに一般質問


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 よく眠りました。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。昨夜からの雨はやんでいて、穏やかな日になっています。

 昨日は一般質問でした。午前の2番手で登壇しました。県議選に出馬したため、私は昨年3月以来の一般質問となりました。ここ数日、咳と鼻水が止まらず、しゃべれるかと心配したのですが、質問中はぴたりと止まり、無事質問を終えました。
 質問の中では、北陸新幹線・えちごトキめき鉄道が開業してから1年3か月を経過したなかでの課題と対策、消費税増税問題、原発事故時の避難計画をとりあげました。質問後、市の幹部の一人から、「今回はおだやかに、しかしズバッといきましたね」と言われました。おだやかに質問できたのは、新幹線とトキ鉄の接続の悪さの改善、消費税増税の影響などについて、まじめで、前向きな回答があったからです。詳しくは活動レポートに書きます。
 なお、昨日は有田地区に建設される新小学校の契約問題で総括質疑も行いました。

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 きょうはこれからお医者さんへ行きます。少し落ち着いてきたようにも思えるのですが、咳がまだ出ますし、鼻水も止まりません。状態がよければ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、議員団会議が待っています。

2016年06月22日

いよいよ歴史的なたたかいスタート

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 いい朝になりました。おはようございます。いよいよ、きょうから歴史的なたたかいの本番です。野党統一候補と日本共産党の勝利のために全力をあげます。今朝目覚めて目に入ったのは巨大なクレーン車です。吉川橋の架け替え工事も新たな段階に入るのでしょう。

 昨日は6月議会最終日でした。各常任委員長報告の後、市税条例等の一部「改正」で日本共産党議員団の橋本正幸議員が、「安倍首相の『新たな判断』で事実上増税先送りが決まっているなかにおいて、消費税増税を前提にした改正内容を含む今回の一部改正はすべきではないと指摘してきた。これは、『地方税法が変わることが分かっているのに、なんで無駄なことをやるのか』という市民感覚からも当然のこと」と反対討論を行いました。賛成の起立をしなかったのは日本共産党議員団と「体調が悪く採決に気づかなかった」という永島議員だけでした。本会議が終了してからは各派代表者会議などが行われました。

 午後3時過ぎからは日本共産党上越地区委員会事務所で参院選準備の会議や実務でした。猛烈に忙しいですね。

 夕方、森ゆうこ事務所に行き、その帰り道、7月末で閉店するという柿村書店に寄ってきました。同店は地元の人たちが出版したものを応援しています。私もずいぶん助けてもらいました。奥さんには会った時に、「ご苦労様でした」とねぎらってきました。写真は同店に出ている私の本です。

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 きょうは参院選の公示です。地元でポスター張りなどをした後、上越での森ゆうこの第1声(イオン近くのかに池交差点付近で午後6時半から)に行きます。

2016年06月28日

議員勉強会


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 おはようございます。今朝は5時前に起床、事務所でパソコンに向かっています。外は小雨、最近、事務所玄関ではアマガエルをたびたび見かけるようになりました。

 昨日は午前が党地区委員会事務所で文書作成の仕事と生活相談でした。選挙期間中ですから大勢の人が出入りします。そのなかで仕事に集中するのは慣れないとなかなかできません。それでも2つの文書を作成することができました。生活相談は電話でやりとりしました。また、昨日は、日本共産党に入党したいという方の訪問を受け、その対応もしました。こういう場面に立ち会えるのはうれしいですね。

 午後からは市議会主催の議員勉強会でした。テーマは「広域合併団体に配慮した交付税算定方法の見直しについて」です。地方交付税は、地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どこに住んでいようが一定の行政サービスを受けられるよう財源を保障するためのものです。平成の大合併をした自治体では、合併後11年目からこの算定方式について変わることになっていますが、合併時点では想定されなかった財政需要もあり、いま関係自治体ではそれらを交付税算定に反映させるべく努力が続いています。昨日の勉強会では地方交付税の仕組みの基礎を学ぶとともに、こうした動きについても説明を受けました。地方交付税法第17条の4に基づく意見申し出等により、合併自治体の要望が実った点があることなどを具体的に知ることができました。

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 昨日は夜の会議を勘弁してもらい、はり灸へ行ってきました。腰の具合は少しよくなりました。

 きょうはこれから日本共産党の比例代表候補のたけだ良介カーの先導と応援弁士です。
街頭演説個所は以下の通りです。
 午前 9時10分 直江津三八市(深堀印刷前)
     9時50分 木田2丁目ホンダ前
    10時30分 あすとぴあ高田前
  11時00分 昭和町1丁目TSUTAYA前

2016年06月30日

消防組合議会、議会報告会


 おはようございます。今朝は小雨が降っています。家に帰ったのは午前1時半過ぎで、5時前には再び事務所に戻り、原稿を書いています。水曜日の夜に外に出ると活動レポートづくりは厳しくなります。

 昨日は午前に党地区委員会事務所で選挙関連の仕事をしました。その後、市役所に向かいました。午後2時から上越地域消防事務組合の議会があったからです。この日の案件は空席となっていた議長の選挙と監査委員の選任です。議長には指名推薦で内山米六議員が選出されました。また監査委員には渡邉隆議員が選任されました。ふたりとも上越市議会から選出された組合議員です。

 この日は上越地域消防事務組合全員協議会も行われました。こちらでは、組合消防のあり方に関する内部検討結果、消防施設整備計画(案)、消防本部・上越北消防署整備基本計画の概要について説明と若干の質疑が行われました。
 
 私からは、「消防事務組合のホームページには議会情報がほとんど載っていない。いま議会でどんなことが審議されているかなどの情報を市民に知らせるべきだ。少なくとも会議録くらいは載せるよう秋くらいまでに検討してほしい」と訴えました。伊藤公雄消防長は、「秋までにできるかどうかわからないが、速やかに検討する」と約束しました。また、救急出動に関して、私から、「中山間地への対応は走行にある程度時間要するので、現場に居合わせた人(バイスタンダー)による応急手当が大事だとして、そういった人たちの養成を重視しているが、それよりも基本は救急自動車などの充実を図ることが大事なのではないか」と問題提起しました。市内のどこに住んでいようと安心できるよう、何よりも救急体制の整備を強化してほしいものです。下の写真は3年前の5月に撮ったものです。

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 夕方から上越市議会主催の議会報告会でした。改選後初めての報告会です。新道地区公民館と大島地区公民館で行われましたが、大島区会場へ行ってきました。

 まず3月議会の様子について、宮崎副議長や総務など4常任委員会の代表が報告した後、市民からの質問がいくつかあり、意見交換も行われました。

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 以下は報告会での主な質問や要望です。私のメモに基づいて編集したものですので、実際に使われた言葉と違っているところもあります。ご承知置きください。

◎公の施設の再配置で憩いの場が廃止、あるいはその方向で向かっていて危惧している。集落のセンターの譲渡では中山間地の振興という観点からご配慮をお願いしたい。
◎大島区は特別な施設がないと地上波テレビは見れない。今回、運用しはじめたら難視聴があった。テレビ組合では市で(改善方を)お願いしたいと要請したが、やりたかったら自分たちでやれと言われた。1局だけだが観られない。その辺をよく知っていただき、応援をお願いしたい。
◎浦川原区の小学校統合後の跡地利用の話が聞こえてこない。あまり進んでいないようだ。議会はどんなふうに考えているのか。
◎上越市には市立の特別支援学校がない。末広小をそういう形で使えないかと提案した。大島から特別支援学校に通うにはたいへんだ。(高田までの)途中に支援学校ができればと思っている。そういう方向で検討してもらえないか。ひとつでもこういう施設ができれば中山間地に人が来るかもしれない。子どもの将来、市の発展につながるのではないか。
◎区内に道田線がある。前にも崩れたが、また昨年の暮れに崩れた。調査費が計上されているが、工事は来年なのかなと思っている。いざ、災害があったときのう回路として利用される道だ。3年、4年もかかることなく、できるだけ早く終わるようにしてほしい。
◎過疎現象は想像以上だ。合併前の各町村は真剣に検討してきた。13区の独自的なものが崩れてきている。専門的な部局をつくってほしい。市議会に特別委員会をもう一度設けてもらいたい。
◎農地環境整備事業で農道、ため池整備をやってもらって助かっている。そこに行くまでの市道の整備の見通しが立っていない。何とかならないか。
◎いま使える空き家がたくさんある。都会の人たちから入ってきてもらえるように頑張ってほしい。

 報告会で出された意見、要望などは市議会に設置してある課題調整会議で検討され、その結果は公表されます。

 きょうはこれから新潟です。10時から新潟地裁で談合裁判があります。帰ってからは比例候補者カーに乗り、夜は議会報告会に出ます。

2016年07月01日

新潟地裁で裁判、街頭演説、議会報告会と続く


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 寝坊しました。おはようございます。前の晩の睡眠時間がわずかでしたので、まあ、しょうがないですね。それと夜中に、母が呼んだのではないかと一度目を覚ましたのも影響したようです。今朝は晴れ、転作田の豆がこのところの降雨によって元気な姿を見せてくれています。

 昨日は午前が新潟地裁でした。例の談合裁判の7回目の口頭弁論です。今回も裁判長と原告側ならびに被告側の弁護士のやりとりが行われただけで、30分ほどだったでしょうか、かかった時間は。次回は提出された書面をめぐって終局的な主張と反論があり、その後、証人尋問などが行われるものと思います。次回の口頭弁論は10月3日の午後1時半からです。上越市からは原告側だけでも10数人が傍聴に出かけました。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、そして参院比例候補の西沢博カーの先導でした。浦川原、安塚、大島で街頭演説を行いました。西沢候補は元気ですね。声を枯らすことなく、演説していました。演説では、今回の選挙の最大のテーマは安保法制を廃止し、憲法改悪を阻止することにあると強調しました。また、投機マネー頼りだったアベノミクスを批判、雇用の確保と最賃の引き上げなどにより実体経済を豊かにしていくことの大切さを訴えていました。浦川原や大島の国道沿いでの演説では通行中の車からの反応が大きかったですね。大島では、近所の住民が次々と家から出てきて、訴えを聴いてくださり、スタッフ全員感激していました。ますます、頑張りますよ。

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 夕方からは吉川コミュニティプラザで行われた議会報告会に参加してきました。市民は地元を中心に15人ほどでした。前日の大島会場と同じく副議長や各常任委員会代表の報告の後、質疑、意見交換が行われました。以下は主な意見、要望です。

◎選挙の投票率低い。ぜひパーセントをあげるべく努力してもらいたい。
◎大型の箱物建設の一方で市民の困窮が出ている。剣道やっているが交流大会をやると、使用料がぼんと上がるという問題がある。体育課などに申し入れていくつもりだが、100%減免を続けていっていただきたい。
◎地域協議会は地域の声を直接聴ける立場にある。我々の声を区民の声として聞いてほしい。
◎原子力災害避難計画は国や県任せにしてはいけないと思っている。避難計画説明会を集落ごとにやる計画はないのか。もっと小規模でやってもらえたらと思う。柏崎の避難計画説明会に行ってきた。国、県、東電から情報がスムーズに入るか不安に思っておられるようだ。混乱したなかで自治体同士、きちんと情報交換できるか。
◎基金の種類どれくらいあって、残高はどれくらいあるのか。これからの基金活用の方向性についての考え方をききたい。
◎分館活動が活発に行われている。学校の元体育館を活動の場として使っているが、新しい防災計画では耐震強度がないということで避難所から外されている。耐震強化をやっていただかれないとなれば、分館の活動拠点がなくなる。
◎三和区宮崎新田の産廃は24年経過しているがいまだに残っている。市が自分の土地に放置している。市議会はチェックできなかった。法的にどうなのか検討した形跡がない。野ざらしで置いてある。県は違法だと認めた。(不採択という)あの決定は妥当であったか検証をやってもらいたい。

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 報告会が終わってから橋本正幸議員を送って直江津まで行きました。家に帰ったのは10時過ぎです。さすがに疲れました。

 きょうは活動レポートを約3000枚印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2016年07月09日

「しんぶん赤旗」日曜版の配達、議員勉強会


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 おはようございます。起きて、玄関まで行ったら、母が笹の葉を整理する仕事をしていました。どうやら、昨日、近くで笹の葉採りをしたようです。今朝は小雨が降っています。明日の投票日は雨が落ちないでいてほしいです。

 昨日は午前が「しんぶん赤旗」日曜版の配達の手伝いでした。私の分は一昨日に終了しています。手伝ったのは車を運転しない人の分です。一時も早く読者の皆さんから読んでいただき、支持の輪を広げてほしいということで手伝いました。私の顔が見られたということで喜んでくださる方もありました。

 午後からは市議会の財政問題勉強会でした。昨日は「予算と財務会計について」というテーマで、市の担当者から説明を受けました。興味深かったのは、上越市の自治基本条例に基づいて予算書の記載方法などをどうわかりやすくしたか、それを具体的に説明してもらったことです。予算書、決算書等の見方が少し変わるかもしれません。そして、市民目線で、こんな風にしたらもっとわかりやすのではという提案が出来るかも。いい刺激になりました。

 夕方、党地区委員会事務所に寄り、柿村書店にも寄ってきました。昨日の赤旗コラムで紹介された憲法特集が載った週刊ビッグコミックスピリッツを読んでみたかったのです。思った通り、憲法に関心を持ってもらうために工夫された特集で一気に読みました。店員さんによると、売れ行きも好調だということでした。

 きょうは地元支部のみなさんと最後の追い込みです。森ゆうこ当選と比例の日本共産党躍進のために全力をあげます。

2016年07月23日

「しんぶん赤旗」配達、勉強会などでフル回転

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 空が少し赤くなっていることがわかり起きてしまいました。おはようございます。今朝はゆっくり休む予定でしたが、4時半に起床しました。空の色を見て、写真を撮りたくなったのです。上の写真は柿崎区百木地内で撮った米山です。

 昨日はフル回転でした。活動レポートを印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出たのが午前8時半過ぎでした。吉川区の山間部から大島区をまわりました。途中で会った人と久しぶりに話しこみました。この人からはガス水道局所管工事の談合事件について、「共産党はとことん追及していないのではないか」という声が出ていると言われました。新聞報道も私たちの宣伝も少ないことの影響です。裁判に持ち込んでがんばっていることを紹介したら、この人もビックリ顔をされていました。裁判報告集会の開催は急ぐ必要があるなと思いました。この人とは介護保険が急速におかしくなってきていることも話題となりました。新潟日報が一昨日、1面で「厚労省、介護サービス縮小検討」を大きく報じ、昨日は社説にも書いていたこともあって、関心が高まりつつありますね。

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 山間部をまわっていて、昨日は青空とその下で咲く花の美しさに惹かれました。田んぼの土手に咲くヤマユリなどの野の花も、花壇で育てられている数々の園芸種もきれいでした。ヤマユリは大島区板山で、花壇は同区菖蒲にて撮りました。

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 いつも玄関先にその時々の花を生けている家にも行ってきました。グラジオラス、ヤマユリなど色鮮やかで、ビッグな感じのする素敵なものとなっていました。

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 お昼からは弟が入院している病院や新聞折り込みをしていただいている新聞屋さんなどへも足を運びました。

 午後3時からは改選後初の月例議員懇談会、議員勉強会と続きました。昨日の議員勉強会は新潟県立看護大学の藤田尚准教授の「長寿のための食卓」と題した講演でした。長寿のために何を摂取すべきかについて語るなかで藤田准教授は、「日本が世界一の長寿国になったのは、医療の質の向上とともに、戦後数十年間に取り組まれた食生活の改善によるところが大きい」「長寿には動物性たんぱく質の摂取が必要」「低コレステロールでは長生きできない」などとのべていました。肉は肥満につながり、できるだけ避けた方がいいと思っていましたから、考えさせられましたね。

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 夕方の6時半からは議員と部課長などによる会費制の懇親会でした。1年に1度しかない会でもあり、参加してきました。こういう会は「あのときの質問(あるいは答弁)はおかしかったのではないか」などと始めたらぶち壊しです。昨日の参加者はその点、心得ていて、普段、あまり聞くことのないような面白い話、興味深い話をたくさん聞くことができました。県立吉川高等特別支援学校の卒業生、保護者が成人式を企画しているとか、ブログやフェイスブックはどういうときに書いたらベストかなどためになることが多かったですね。なかには、「橋爪さんのブログには下ネタも入っているのでは」とニコニコして声をかけてきた人もありましたよ。実際は下ネタではなかったのですが、どうも私の使った言葉が誤解を生んだようです。

 きょうは活動レポートの追加印刷をした後、新聞屋さんなどに行きます。半日くらいは休みたいですね。

2016年07月26日

「アール・ブリュット展in上越2」を観ました

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 いやに蒸しますね。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。空はどんよりしていて、朝の風景写真を撮る気になりませんでした。

 昨日は午前に党議員団会議でした。6月議会前に行った市内のボブスレー場視察の第2次分を来月9日、キューピットバレースキー場と尾神岳にある施設を見てくることにしました。また、来月5日午後6時半から市民プラザで行うことにしている党市議団の議会報告会では前県議の竹島良子さんから来ていただき、県政における医療・福祉について話していただくことになりました。

 午前の会議が終わって食事をし、昼休みの間に「あすとぴあ高田」へ行ってきました。上の写真は1階に飾ってある和傘です。きれいでした。「あすとぴあ高田」へ行ったのは、5階のミュゼ雪小町で開催中の「アール・ブリュット展in上越2」を観るためです。展示されたものの中には、ぐっと惹きつけられる作品がいくつもありました。なかでも、鎌江一美さんと魲万里絵さんの作品、気に入りました。鎌江さんの作品にはつぶつぶがものすごくついていますが、恋する人への想いがつぶになって爆発しそうな勢いがありましたね。魲さんの屏風作品は最高にきれいでした。彼女の心の中はこの絵と同じようになっているのだろうと感じました。こんなふうに表現できる人はうらやましい。なお、1階の和傘はこの展示とは無関係です。

 午後からは財政問題勉強会、各派代表者会議と続きました。夜も会議があり、家に帰ったのは午後10時をまわっていました。

 きょうは上越地域消防事務組合議会の全員協議会が午前にあり、午後からは党事務所の日直当番です。

2016年08月04日

納棺、3つの会議

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 今朝は3時頃に事務所にきました。おはようございます。昨晩、ある程度がんばってみたのですが、やはり昨日の議会の疲れからでしょうか、原稿書きは進みませんでした。家で3時間ほど眠り、事務所に戻ってきたのです。写真は事務所の南側の風景です。右下の方で槐(えんじゅ)が花を咲かせたのがお分かりでしょうか。

 昨日はまず親戚の家に行き、納棺の準備、そして納棺でした。亡くなったお父さんの兄弟の人やお母さんの兄弟の人などが手際よく、いろいろとやってくださるので助かりました。ひと区切りしたところで市役所に向かいました。

 市役所では昨日、3つ会議がありました。

 そのうち一つ目は交通政策調査対策特別委員会です。上越妙高駅周辺の開発の進捗状況や北陸新幹線の利便性の向上と並行在来線等の現状と課題について報告があり、質疑が行われました。
 注目の北陸新幹線の利用状況ですが、乗降者数は通常期で平均3900人、イベント時で5400人とのことでした。通常期は当初の推計値を上回っているとのことです。私が6月議会一般質問でとり上げた新幹線とえちごトキめき鉄道との接続問題で、上越市内から東京・金沢方面へ移動する場合、東京・金沢方面から上越市内へ移動する場合の状況も示されました。私が一番ひどいと具体的に示した金沢方面から上越市内へ移動する場合、接続時間が31分以上のものが5本(30分以上でまとめると6本)にものぼることが明らかにされました。このほか平行在来線の開業後の運賃増加率も他社との比較の中で出されました。
 質疑の中では、日本共産党議員団の橋本正幸議員が、「新幹線駅2階にトイレを設置してほしいとの要望があるが、どう対応しているのか」「主要駅の乗降者数を前年との比較で示してほしい」「トキ鉄の利用者負担軽減策として回数券配布などが行われたが、申請件数、配布実績はどうか」などと質問しました。トイレについては、「物理的にいまのスペースでは配置できない。とりあえず、どこにトイレがあるかをわかるように改善している」と答えるにとどまりました。トキ鉄の乗降者数ですが高田駅で2162人(2013年は2200人)、春日山駅が696人(同700人)、直江津駅で1778人(同2700人)だそうです。驚いたのは回数券の実績については「営業上の問題があるので公開しない」としたことです。これでは負担軽減策は効果があったのかどうかさっぱりわかりません。うまくいかなかったのでこういう対応をしたのではと勘繰りたくなりますね。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。まず財務部関係です。平成28年度の普通交付税及び臨時財政対策債の算定結果、市町村の姿の変化に対応した交付税算定についてなどについて報告と質疑が行われました。
 平成28年度の普通交付税は193億5938万円で前年度より17億8021万円の減となっています。また臨時財政対策債は31億559万円で前年度よりも5億4975万円減となっています。
 平成の大合併で市町村の姿は大きく変わっています。合併特例措置がはずれる11年目以降については、このままでは自治体経営ができなくなることから合併自治体などがこれまで連携するなどして普通交付税の算定方法の見直しを求めてきました。その結果、支所経費等の一本算定への加算、人口密度による需要の見直しなど一定の成果が出ました。しかし、全国最大の合併をした上越市では、この見直しによる復元額は当初見込んでいた復元額約61億円(復元率65%)よりも下回る約53億円(復元率56%)となる試算が出たことから、その対応で苦慮しています。
 昨日の報告では、理事や担当部課長などが先月22日に総務省交付税かと意見交換したほか、27日には市長が27日、同省に市単独で要望書を提出したということでした。こうした事態を受けて、議会も18日、正副議長や総務常任委員が上京、総務省に要望することにしています。
 企画部関係では地方創生推進交付金事業について、説明があり、質疑が行われました。報告ではすでに地域再生計画は国に提出済みで今月中には認定される見込みとのことでしたが、提出前に概要等を示し、議会の意見を聞く場が設定されなかったことからもめました。とても疲れた論戦でしたが、次回以降は改善されるかなと思ったところだけが成果です。

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 3つ目の会議は各派代表者会議です。9日午後、先日の豪雨災害現地視察を行うことが議長から提案され、了承されました。災害対策特別委員会メンバー、文教経済常任委員会と建設企業常任委員会メンバーなどで主だったところへ行きます。こうしたことはもっと早くやるべきでしたね。

 きょうは活動レポートを仕上げ、その後印刷し、ポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と動きます。夕方からは直江津セレモニーホールへいあんにて親戚のお父さんのお通夜ですので、大忙しです。

2016年08月09日

党議員団会議、光徳寺作品展


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 生暖かな風が吹いています。おはようございます。昨夜はほとんど眠れませんでした。オリンピックの柔道を観ていたこともありますが、暑苦しくて寝つかれないのです。4時過ぎには「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。

 昨日は午前が党議員団会議でした。先日の議会報告会で要望の出たものへの対応、9月議会の準備をどうするか、お盆までの課題などについて協議しました。9月議会は来月1日からですが、その前の準備の時間がほとんどありません。これでは総括質疑の準備がまともにできないなという声が出ました。議運でも日程的に無理のないようにしてほしいものです。

 午後からは柿崎区直海浜の光徳寺にて行われている作品展を観てきました。この作品展には市内各地から絵や写真、彫刻などさまざまな作品が集まります。そして、いつも何か発見があります。竹かごを背負う部分、そういえば、布で作られていたものもありましたね。わが家はわら製でしたけど。朝どりの農産物を売る人はやはり、おばあちゃんのイメージです。絵は直江津の三八市で見かけるおばあちゃんとそっくりでした。作者名を見て、「この人はこういう能力もあるのか」と思うものもありましたよ。今回も楽しませてもらいました。

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 作品展を観てからは旧国道、国道を走り、直江津まで行ってきました。一番上の写真、見たことがありませんか。火野正平の自転車の旅に出てきた「バイオリン弾き」です。ようやく見つけることができました。直江津では次男の嫁さんの実家へ「壇参り」に行きました。金沢に帰ったものと思っていた孫がまだいたので、おもちゃを使いながら一緒に遊んできました。

 さて、きょうは午前中に党議員団でボブスレー場の視察です。午後からは市議会で大雨災害現場を視察します。32人の議員中、28人が参加するとか。しっかり見てきます。

2016年08月10日

党議員団の視察、市議会の視察と続く


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 気持ちの良い朝を迎えました。おはようございます。今朝は5時に起床し、6時まで原稿書き、そしてこれまで自宅まわり、事務所周辺の草刈りをしました。お盆前にどうしてもやらなければならないことだったので、気持ちがすっきりしました。

 昨日は午前が党議員団によるボブスレー場の視察です。市内にある4か所あるボブスレー場のうち、金谷山、名立はすでに視察済みです。今回はキューピット、尾神岳の2か所を見て回りました。一部に修繕が必要な個所もありましたが、全体としてよく管理されているなという印象を持ちました。前回はたしか3年前だったと思いますが、「危険標識がよく見えない」「草刈りが不十分」などいくつか率直に指摘させてもらったことがきちんと改善されているのを確認できて、安心しました。

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 キューピットでは雪室コンビニも視察してきました。先の総務常任委員会で雪室などの普及で地域産業のイノベーションを図ることが計画されていることが明らかになりました。今後の議論を発展させるためにも見ておきたかったのでよかったです。雪室の内部は気温2度、天国でしたね。そして分けてもらった人参の甘さ、抜群でした。私が手に持っているのはニンジンジュースです。

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 午後からは市議会による先日の大雨災害の現場視察です。災害対策特別委員会メンバーのみならず、文教経済、建設企業常任委員会のメンバー、そして、その他の有志議員も加わって30人近い視察団になりました。私の知る限り、市議会の災害現場視察としては最大規模です。これまで市議会が現場を訪れたのは長野県北部地震被災地や板倉区国川の地滑り現場などを所管の委員会で見たくらいだったと記憶しています。春日山城跡の地滑り災害は、歴史遺産などでの災害対策をどう進めるかが問われます。注視していきたいと思います。居多の県道はあぶなっかしい場所です。早急に手を打ってほしいですね。写真は春日山城址、居多地内の県道大潟上越線の現場です。

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 視察が終わって、何とはなしに現場を見たら、セリ科の白い花とツリガネニンジンの薄紫色の花が目に入りました。ツリガネニンジンは今年初めてです。花の様子から言って、かなり前から咲いている感じでした。山に咲く花が海岸部でも見られるというのはびっくりでした。写真はツリガネニンジンです。

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 視察が終わってから企画政策課の地域創生担当の職員さんたちと意見交換させてもらいました。先日、総務常任委員会でなかなか本題に入れなかった地方創生推進交付金事業についてです。短い時間ではありましたが、勉強になりました。こういう機会はもっとあった方がいいですね。

 夕方からは吉川区尾神にあるわが家の墓場の草刈りに出かけてきました。墓場はわが家と分家の墓しかありませんので、そう時間はかかりませんでした。残念だったのは数年前耕運機転落事故で夫婦して亡くなった分家の墓の周りに咲いていた雪割草とツリガネニンジンが消えてしまったことです。どちらも分家の父ちゃんが死んでも楽しめるようにと植えたものと思いますが、なんとかしないとかわいそうです。

 きょうは午前11時から総務常任委員会です。活動レポートの作成作業もあります。忙しい1日になります。

2016年08月17日

葬儀、そして柏崎へ


おはようございます。今朝は電車の中からの発信です。朝の3時過ぎに起きて、事務所にて活動レポートを作成し、印刷、ギリギリで間に合わせました。事務所では、ブログを書いている余裕がありませんでした。

昨日は午前に、お世話になった人の葬儀でした。私の父と同じ歳だった人でしたので、特別な思いがありました。台風の影響で、いろんな雲が出て、それを見ながら亡くなった人のこと、父のことを思いだしました。

午後からは柏崎の妻の実家に行きました。お盆でしたが、義母はデイサービスで留守、義兄とおしゃべりをしてきました。行き帰りは柿崎区の峠を越えての道です。ツリガネニンジンやオトコエシなどの野の花を楽しみました。

きょうは市議会総務常任委員会の視察です。

2016年08月18日

沼津市でリノベーションによるまちづくり学ぶ

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 久々によく眠れました。おはようございます。今朝は東京は赤坂のビジネスホテルからの発信です。外は曇り空、セミの声も小鳥の声も聞こえてきません。さみしいもんですねぇ。上の写真は昨日、わが家から柿崎駅に向かっている時に撮ったものです。

 昨日から市議会総務常任委員会の管外視察がはじまりました。19日までの3日間です。

 1日目の昨日は、沼津市にて、「リノベーションのまちづくり」を学びました。リノベーションというのは最近流行りのカタカナ語ですが、「既存建物を大規模に改装し,用途変更や機能の高度化を図り,建築物に新しい価値を加えること」(ヤフー辞書)をいいます。同市には空き家が全体の16.5%を占める等増え続ける遊休不動産が大きな問題となっています。これを逆手に取り、こうした不動産を活用して街を再生していこうというのです。上越でも同じ課題を抱えていますので、強い関心を持って取組状況をお聞きしてきました。

 同市は市域は187平方キロで上越市の5分の1以下ですが、人口は20万人弱とほぼ同じです。視察に先だって同市議会の浅原和美議長が、「立ち上げてまだわずかですので参考になるかどうか」といいながら、同市の特徴や鉄道高架事業などの主要事業について説明しました。また、5年前の議員定数削減(34人から28人へ)に触れ、「若い者が議会に出にくくなった」と振り返りました。興味深い言葉でした。

 さて本題です。説明役をしてくださったのは、同市の企画部、「ぬまづの宝推進課」の植松係長です。説明によると、産業の停滞だけでなく、東海地震による津波懸念もあって人口に転出超過が続いているということでした。「リノベーションによるまちづくり」は、上越市と同じく「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のなかで位置づけられた取組です。一定のエリアにおいて、複数の遊休不動産再生を面的に展開して、雇用の創出、コミュニティの再生、エリアの価値向上を図りたいということでした。

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 説明では、まちづくりシンポなど様々な取り組みをする中で、サイクルショップやカレーパン屋さんなどの成功事例がいくつか出てきているものの、なかなか面的展開には至らないと、率直に語っていただきました。不動産オーナーの問題などいろいろとあるんですね。同市では本格的な取り組みのために、リノベーションスクールにも取り組むとか。「小粒でも街をあたためることが重要」という植松さんの話には説得力がありました。植松さんからは北九州市など全国の取組状況も教えていただきました。これも参考になりました。

 質疑では、「不動産オーナーの理解をどう得ようとしてきたのか」「リノベーションスクールへの参加申し込みはどうか」など総務常任委員会のメンバー全員が質問しました。私も、リノベーションによるまちづくりの意義、可能性について一定の評価をしながら、「市全体の経済が活性化していかないとこの取り組みは持続していかないのではないか」「市議会での議論はどうなっているのか」と質問させてもらいました。家に帰ったら、今回の研修視察の成果を整理し、9月議会の質問に活かしていきたいと思います。

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 ところで、沼津市議会でいただいた資料の中に興味深いものがありました。「市政ミニ概要」です。自動車の免許証よりもちょっと大きいくらい。市の人口など主なデータ、予算決算、主な施策などがコンパクトに掲載されています。最近、上越市議会でも話題となっている斎場使用料金、沼津市では火葬使用料は無料となっていました。ただし、霊安室、待合室は1回につき1000円かかりますが。参考になりました。

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 きょうは普通交付税の算定方法の見直しなどで総務省へ要請行動します。その後、春日部市に向かいます。

2016年08月19日

総務省への要請、春日部市での行政視察

 おはようございます。今朝は春日部市の小さなホテルからの発信です。大雨の心配をしていたのですが、たいしたことなく朝を迎えています。

 昨日はまず総務省への要望活動からスタートしました。これは総務常任委員会としてではなく、上越市議会としての活動です。正副議長を中心に総務常任委員も加わったという形です。
 総務大臣への要望は、「市町村合併により広大な面積を有し、将来的な市政運営、特に財政運営についてたいへん憂慮している。今後の市政運営にあたり、国の支援が重要不可欠」だとし、普通交付税の算定方法の見直しに関して、「『合併関係団体数』や『面積』、『人口密度』等に着目した見直しとするよう、特段のご配慮を」お願いしたものです。
 内山議長、宮崎副議長が訴え、自治財政局交付税課の進龍太郎理事官などが対応しました。進理事官は、「我々も問題意識として強く思っている。いただいた要望書を踏まえ検討していきたい。上越市当局からも思っているような形で交付税が入っていないということを聞き、どういったところが足りないのかということについて意見交換もさせていただいたところだ」と答えました。

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 総務省との意見交換では、内山議長、武藤総務常任委員長、近藤議員、私が発言、「普通交付税の合併算定替と一本算定のかい離額の復元率が当初考えていたよりも低く、このままでは市の財政運営が極めて厳しい」「上越市の合併では13の町村が加わる中で総合事務所などの公共施設が地域の活性化に果たしている役割は大きい。公共施設面積を意識した算定方式の検討を」などと訴えました。進理事官は岡山市の合併に係わってきたことや愛媛県で市町村課長を経験し、交付税問題で悩み、国に提言をしてきたことも披露されていましたが、検討の結果については大いに期待したいと思います。

 昨日は要望活動の後、総務省の地域力創造グループから「地域力創造に係る施策について」「地域経済好循環推進プロジェクト」の説明もしていただきました。過疎地域等における「集落ネットワーク圏」の取組、地域おこし協力隊、「地域おこし企業人」の取組など最新の情報を聞くことができました。

 午後からは埼玉県春日部市での視察です。ここでは、行政評価の取組について学んできました。

 まず行政改革の担当者から、「評価指標の設定見直しと行政の最適化」ということで、これまでの行政評価の取組の概要、その検証と課題、そしていま、見直しをどう進めているかについて説明していただきました。
 説明の中では、「行政評価制度の導入時の目的」が抽象的で、何のためにやっているか曖昧だったこと、行政評価シート作成に多大な労力を費やしてきたこと、評価シートそのものも市民にはわかりにくいものであったことなどについて率直に語られ、それらの改善に向けての方針が示されました。説明を聞いて、「行政評価も進化してきているなぁ」と思いました。

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 説明の後の意見交換では、「行政評価シートの公開によって市民の反応はどうか」「行政に無駄がないかをチェックするところに意義があると思うが、アンケート結果では職員の関心が薄い。職員向けの勉強会などが必要ではないか」「行政評価の対象を大幅に絞り込んでいるが、誰がどういうふうに絞っていったのか。事務事業全般を対象にしなくてもいいのか」などの声が出ました。

 こうして他市の取組を学ぶと上越市の取組を他市との比較において見ることができます。9月の決算議会に活かしたいと思います。

 ところで、春日部市での視察で「これはすばらしい」と思ったことが2つありました。その1つは私たちに配布された資料の「出し方」です。たいがい、視察先では大きな袋に資料が入って机の上に置いたあります。ところがここでは、資料がわかるようにきれいに順序立てて、並べてあったのです。この気遣いがうれしかったですね。いま一つ、議場には議員であろうが市の幹部であろうが机の下に防災ヘルメットが置いてあったことです。東北大震災からの教訓としてこういう措置が取られているとのことでしたが、感心しました。

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 きょうはこれから高崎市に向かいます。ここでも行政評価や合併自治体としての財政運営などを学んできます。

2016年08月20日

最終日の行政視察は高崎市

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 今朝は少しひんやりしていますね。おはようございます。よく眠れて、気持ち良い朝を迎えました。5時過ぎに起床したのですが、日が昇るにつれて、ツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声がにぎやかになってきました。写真は地元事務所脇の今朝の風景です。

 昨日で市議会総務常任委員会の3日間にわたる行政視察は終わりました。最終日は高崎市です。「行政効率化に向けた取り組み」ということで高崎市の先進的な取り組みを学んできました。

 高崎市は人口37万5000人、群馬県第一の都市です。新幹線で東京まで1時間と近く、いくつかの鉄道や高速道が集まる交通の要衝となっています。平成18年1月から市町村合併を3回行い、いまの規模になってきました。政治面では、全国的に有名となった「まちなか商店リニューアル助成事業」などで注目され続けています。

 昨日は市役所の南雲財政課長などから対応していただきました。高崎市のみなさんからは、高崎市のまちづくりの現状、行財政改革の取組などについて説明していただいた後、意見交換しました。

 高崎市のみなさんが時間をかけて説明してくださったのは、「さらに『新しい高崎』の創造」という冊子にまとめられた同市のまちづくりです。この中では、「50万都市と同じ活力と機能をもった、さらに『新しい高崎』をめざしてすすめられている施策」が網羅されていました。注目したのは人口を減らすことなく、増やすことを目標にしていること、ここの施策は空き家対策のように解体、跡地管理、空き家活用など総合的な取り組みになっているものがいくつも見られたことでした。多数の自治体が合併したので財政面できびしい状況が生まれているのかと思いましたが、財政力指数は平成26年度で0.83となっているなど上越市とは大きく違っていました。

 意見交換では、「(正規)職員数は2300人となっているが、これで対応できているのか」「救急患者受入促進補助金はどういう趣旨で用意されたのか」「高齢者買い物支援事業ではどんなものになっているのかもっと詳しく知りたい」「保育士さんを十分な状態にするには何人必要なのか」「合併地域にもにぎわいや活性化をもたらすというがどんな取り組みをするのか」などの質問が相次ぎました。私からも「まちなか商店リニューアル助成事業」などについて質問させてもらいました。

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 意見交換は分野が多岐にわたり、専門部署のみなさんがおられないなかでしたのであまり深まりませんでしたが、全体的な印象として高崎市でもきびしい状況はあるのでしょうが、そこはバタバタしないで着実に行政を進めている、そう感じました。

 行政視察が終わってから電車に乗るまで時間があったので、高崎市の従姉や伊勢崎市の従兄と食事を共にしました。もう何年も会っていなかったので懐かしく、吉川の山間部の様子とか、それぞれの家族の状況など語りあいました。わずかな時間であっても、会えて良かったです。

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 昨日は地元に戻ったのは午後4時過ぎでした。それから大急ぎで「しんぶん赤旗」日曜版配達を始めました。きょうもがんばって配達を完了させなければなりません。

 3日間の行政視察の報告については、ブログでは概略しか書いてありません。今後、一定の時間をとって、視察先の行政マンの答弁を含め、もう少し詳しいものを記録として残す予定です。

2016年08月23日

消防組合議会、主要地方道新井柿崎線関連要望会

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 夜中にいっとき雨脚が強くなりましたが、たいしたことありませんでした。おはようございます。みなさんのところは台風被害、いかがでしたでしょうか。被害に遭われたみなさんには心からお見舞い申し上げます。写真は今朝の尾神岳です。

 昨日は午前が日本共産党議員団会議でした。平良木議員は特別委員会でしたので、本当は4人そろってやりたかったのですが、ここに来て、全員そろうことが難しくなってきています。会議では改悪される介護保険制度への対応、市内の病院の状況、談合裁判の取組、9月議会対策などについて話し合いました。9月議会の総括質疑はきょう、検討しますが、決算議会なので、昨年度、議席があった2人の議員の1人からやってもらうことにしました。

 午後1時からは上越地域消防事務組合議会の全員協議会と臨時議会でした。協議会では、前回示された(仮称)消防本部・上越北消防署整備基本計画(案)について補充された内容について説明がありました。補充されたものというのは、整備事業費についてです。事業内容としては、本体工事、構内通路築造工事などの施設整備と高機能消防指令センター整備が行われ、総事業費は約55億円~約60億円になるとの見通しです。このうち本体工事は約35億円、指令センター工事は約9億円等とのことでした。
 臨時議会の方は一般会計補正予算の審議でした。(仮称)消防本部・上越北消防署整備計画に基づいた地質調査や基本・実施設計などの経費、1億3173万円を追加し、予算総額を28億2947万円とする者です。これは全会一致で承認されました。

 午後から予定されていた主要地方道新井柿崎線の現地調査は台風の影響があるかもしれないというので、朝の段階で中止となりました。その結果、当初、時間的に無理だと思っていた日本共産党別府市議団との交流ができました。同市議団は、上越市の自治基本条例を学びに来ていました。こちらは4人が参加して、議会基本条例と実際の姿などについて意見交換させてもらいました。上越市議会の議会改革はまだ道半ばですが、それでも、委員会のネット中継、記録のホームページへの掲載、委員間討議などに注目してもらいました。

 夕方からは主要地方道新井柿崎線の要望会・意見交換会が高田でありました。主要地方道新井柿崎線は上越市の中央部を南北に縦貫する全長31㌔あまりの道路です。旧基準で造られた道路で狭いのですが、一日当たり約7500台の車が通ります。通る車の6台に1台は大型車です。この道は狭くて見通しの悪い道路線形の区間が多く、とても危険です。道路の一部は通学路にもなっていますが、歩道がないところもあります。冬になれば、地吹雪が発生して、フロントガラスが真っ白になってしまうところもあります。きょうは、地元市議でつくっている整備促進議員連盟が新潟県上越地域振興局の地域整備部長などに早く整備してほしいと要請しました。要請後、県の担当者からは、今年度取り組んでいる三和区下中地内の道路改良など6か所について説明があり、今後の整備の進め方についても言及していただきました。

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 家に戻ったのは夜の9時近くでした。うれしかったのは活動レポートに書いた記事に関してお礼の手紙が来ていたこと、そして大学の後輩から久しぶりにメールが来ていたことです。そのうちメールについては、むのたけじの訃報に関連したもので、私が学生時代、後輩に「たいまつ16年」をプレゼントしていたのですが、その本を息子さんの結婚式に贈られたことなどが書かれていました。これまたうれしいことでした。

 きょうは地元町内会の祭りです。しかも祭り当番でもあります。午後からは党議員団会議もあり、夕方からは市議会主催の意見交換会もあります。大忙しです。

2016年08月24日

地元町内会の祭り、市議会主催の「意見交換会」


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 清々しい朝になりました。おはようございます。祭り当番なので、今朝は旗揚げに行ってきました。本祭りは昨日なのですが、天候が不安定だったため、これまで旗はしまいっぱなしでした。写真は今朝の事務所脇の風景です。雲がどんどん動いています。

 昨日は午前が地元町内会の祭り、しかも祭り当番でした。代石神社の祭りにやってこられる神主さんを迎えに出たところ、「先日、(大島区の)板山に行ってきましたよ。『春よ来い』によく出てくる板山って、あそこですよね」と声をかけていただきました。「そうです、町内会長は私の従弟です」と答えたところ、驚いておられました。昨日は雨が心配でした。「湯の花」は雨が降った時には「洪水を呼ぶ」というのでやらないそうですが、ちょうど雨の心配がなかった時間帯でしたので、出来ました。「湯の花」はある種の占いです。神主さんがまいたお米が湯釜にたくさん入っていると豊作だとか。町内会長さんは、「いっぺ入っているすけ、今年は豊作だわ」と言っておられました。

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 祭りが一段落してから市役所に向かいました。党議員団会議があるからです。議員団会議では昨日配布された市長の9月議会の提案理由の説明を読み合わせした後、委員会資料なども見ながら総括質疑の項目の検討をしました。質疑の期間は30分以内ですので、質問項目は5つくらいが限度かと思っていますが、昨日は4つまで決まりました。きょうの新潟への行き帰り途中での議論で、もうひとつかふたつ出るでしょう。

 夕方からは上越市議会主催の「意見交換会」です。大潟コミュニティプラザで行われました。議員以外の参加は15人ほどでした。私は総務常任委員会を代表して市民のみなさんの質問に答え、意見交換させてもらうのが役目でした。
 市民の皆さんからは、「上越のモノ作りでの製品展示、市民プラザでは見えないところにある。上越妙高駅などのお客さんから見えるところに展示を」「ほくほく線の電車、トイレがない。何とかならないか。また、電車はすべて犀潟駅にとまるようにしてほしい」「路線バスへの補助はどれくらい出ているか。路線バスの再編で収益性は改善されているのか」「海岸には釣り人がたくさん来る。ゴミは落とすが金は落とさない。料金をもらい、管理人を置けるようにできないか」「地域事業の見直しで海岸部の整備が中断されたままになっている。知恵を貸してほしい」「地方創生の内容が私たちのところに届いていない」「大潟区出身の職員比率が落ちている。大潟区のために熱意を持って企画立案する職員でないと困る。どう考えるか」などたくさん寄せていただきました。偶然ですが、私が答弁しなければならないものが多かったですね。

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 さて、時間となりました。きょうは新潟市で日本共産党の全県議員会議があります。議員団4人が1台の車に乗って行ってきます。

2016年08月25日

全県党議員会議


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 おはようございます。今朝は4時に起床しました。活動レポートの作成、町内会の祭りの片付けなどがあったからです。いま、ようやくレポートの印刷に入りました。

 昨日は新潟市にて日本共産党議員の全県会議でした。9月議会を前に参院選後の情勢を確認し、住民の要望を決算議会にどう反映させるかを学ぶことが狙いでした。参院選後の情勢については先日の党創立94周年記念講演を学ぶことの重要性を再確認しましたね。医療福祉の問題が重要課題にになっていることも明らかにされました。会議では恐らく初めてとなる分科会を午後からやりました。全員発言できるようにという工夫です。決算審査のやり方がそれぞれの議会によって大きく違うんにはびっくりでした。

 きょうはこれからスタンディング、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達、月例議員懇談会、議員勉強会と続きます。

2016年08月26日

大忙しの一日

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 また蒸しますねぇ。おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。前の日の睡眠時間が極めて少なかったんで、けっこうよく眠ったようです。資源ゴミ当番なので、準備をし、その後、遠回りして事務所へ来ています。途中、見上げた空の雲はやはり秋という感じです。

 昨日はめちゃくちゃに忙しい日となりました。祭り当番で片付けに行って、もっとも時間通りに行ったらほぼ終わっていましたが、それからブログを書いて、活動レポートを印刷しました。昨日の朝はスタンディングでしたが、着いたのは8分遅れとなりました。浦川原物産館近くの国道沿いでは5人が戦争法廃止を訴えました。写真は自撮り、全体がよく写っていません。

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 スタンディングが終わってからは大島区へ「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。総合事務所の裏では、ちょうどゲートボール大会が行われていました。知っている人が何人も参加していて、久しぶりの再会を喜び合いました。

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 大島区へはいつもと違って、午前に行ったので、「何かあったのか」とびっくりした人もいました。昨日の空は秋模様でした。下の写真はいつもの家の今週の花です。ウドやススキなど野のものに園芸種の花がひとつ入った形でしたが、違和感がまったくありません。上手なもんです。

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 大島区での配達が終わってから、安塚、春日山、直江津と活動レポートのポスト下ろしをして市役所へ。市役所へは1時半までに着けばいいと、ゆっくり動いていたら時間を30分、間違えていました。最近、情けないことに、スケジュール管理ができていないケースが複数回ありました。しっかりしなければなりません。

 市役所では月例議員懇談会と議員勉強会がありました。このうち議員勉強会では、秦野市公共施設マネジメント課長・志村高史さんから公共施設更新問題について講演していただきました。人口減少が続く中で公共施設をどうしていくか。いまの公共施設の量(数)を維持し続けることは不可能との見地から秦野市だけでなく、上越市のデータも駆使してスライドを作成して講演する姿勢はすごいと思いました。内容的にはよく検討しなければならないと思いますが、原則として、新規の公共施設(ハコモノ)は建設しない。建設する場合は、更新予定施設の更新を同面積(コスト)だけ取りやめる。公共施設白書を作り、行政に都合の悪い情報も、利用者に都合の悪い情報も包み隠さずすべてを見せる、など参考になることがたくさんありました。

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 昨夜はいつもより早く家に帰りました。母も起きていて、家に着くと、「スイカ、食えや」と冷蔵庫から出してきたものを半分にして私にくれました。スイカはそろそろ最後ですね。

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 きょうは柿崎区で勉強会があり、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をしながら市役所に向かいます。市役所では総括質疑の最終検討会をします。

2016年09月01日

行く先々で知事選が話題に


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 おはようございます。きょうは木曜日、きょうから議会ですが、バタバタしています。活動レポートをいま、印刷しました。これから折り込み、配達しながら市役所へ向かいます。

 昨日は一日中、事務所周辺で雑用、デスクワーク、生活相談と大忙しでした。生活相談は忙しい時に入ってきますが、これも仕事ですから、覚悟して臨んでいます。昨日は行く先々で県知事選のことが話題になりました。みなさん、心配しておられるんですね。一時も早く県民の暮らしのことを第一に考えてくれる候補を決めてくんない、原発はだめだよ、そんな声をいくつもいただきました。また、3日の午後1時から柏崎で行われる原発再稼働反対集会のお誘いもしました。下の写真は昨日の米山です。相変わらずきれいです。

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 きょうは9月議会初日です。議会後、お通夜も出なければなりません。

2016年09月02日

9月議会始まる


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 さっきまで涼しいと思ったら、また暑くなってきました。おはようございます。今朝は5時半過ぎまで寝てしまいましたので、大忙しです。いま、活動レポートの印刷中、ようやくブログを書けるところまで来ました。

 昨日は悲しいことが続きました。お世話になっていたお母さんが亡くなったということを朝方の新聞で知りました。そして、これまたよく知っている人の息子さんが若くして亡くなったというニュースが入ってきました。さらに、夕方には高校時代の同級生が経営しているお菓子製造屋さんが倒産したというニュースです。こういうこともあるんですね。がんばってほしいです。

 昨日から9月議会が始まりました。昨年度の市政運営をしっかりチェックしていきたいと思います。昨日は市長の提案理由の説明の後、総括質疑が行われました。財政運営や第6次総合計画などとともに質問が集中したのは上杉謙信公、景勝公の愛刀、「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)の取得問題でした。
 昨日の提案理由の説明、総括質疑でこれまでの経過についてはかなりわかってきましたが、もう一度確認したいところ、まだわからないところもあります。例えば、取得することを最終決断したのかどうか、したとすれば、それはいつ、どこでしたのか。太刀の所有者との話し合いはどこまで進んでいるのか。すでに話がまとまっているとすれば確認書などの合意文書はあるのかどうかなど。
 きょうの総括質疑では日本共産党議員団の上野議員がこの問題でも質疑を行います。

 議会が終わってから春日山町に住む伯母を訪ねてきました。伯母は昨日が誕生日、子どもや孫に囲まれてブドウを食べていました。伯母とは母のこと等をたっぷり話が出来ました。

 きょうは議会2日目です。総括質疑が終われば、本日の日程は終わりです。その後、フル回転で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。

2016年09月06日

国宝の太刀、「山鳥毛」取得問題で質疑


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 またしても遅くなりました。おはようございます。今朝は、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。当番のときはいつもどんな風景に出合えるのか楽しみにしています。きょうは素敵な朝焼け、朝日のあたった頸城三山と出合うことができました。写真は頸城三山と田んぼです。

 昨日は生活相談、総務常任委員会審査の準備、文教経済常任委員会の傍聴、党会議等忙しい一日となりました。

 このうち文教経済常任委員会の審査で注目したのは国宝の太刀、「山鳥毛」取得問題です。昨日の文教経済常任委員会の審議では多数の委員が「購入は快挙」などとして賛意を示しました。しかし、市民の声は賛成の声ばかりではありません。「市民の暮らしが大変なのに購入はおかしい」など反対や疑問の声もたくさんあるのです。それだけに、話し合いはどこまで来ているのか、合意はどこまでしているのかなど、これまでの経緯などについてしっかりと説明するよう求めるとともに、市民の声を聴いていく姿勢が議会や議員にも求められています。

 昨日の委員会では上野公悦委員が、太刀の所有者が文化庁に提出した「売渡しの申出」についてとりあげ、「ここには所有者の住所、氏名、譲渡の相手方の氏名又は名称、予定対価の額などを書くようになっている。市は所有者と合意しているのではないか」と質問しました。これに対して答弁に立った野澤教育次長は、「これは所有者の意思として国に届け出をするものであり、交渉の一過程だ。契約の文書ではない」「岡山県も承知され、国にあがっている文書だ」などと答弁しました。

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 たしかに国宝を譲渡する場合の一手続きであり、文化庁から許可が出ない限りは仮契約も、その後の議会への提案も出来ないでしょう。しかし、上野委員が繰り返し求めたのは市が所有者とどこまで合意しているのかということでした。所有者の提出した「売渡しの申出」は所有者が岡山県や譲渡予定者などと十分協議してのものだと思います。もっときちんと答えてほしかったですね。

 きょうは母の通院日です。午前中に終われば、午後から市役所に行けるかと思います。

2016年09月07日

母の通院、委員会質問準備

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 ミンミンが元気なく鳴いています。おはようございます。朝早くから悲しいニュースが入ってきました。大島区の大山温泉あさひ荘で数年前まで毎年行われていた母の同級会の幹事の方が亡くなられたというのです。80代の半ばに「もう歳だから今回を最後にしよう」ということになった同級会のメンバーは6、7人でした。ぽつりぽつりと亡くなり、その情報を母に伝えてくださったのがこの幹事さんでした。この幹事さんが亡くなって、同級会メンバーで残っているのは母一人になりました。

 昨日は午前が母の通院の付き添いでした。病院では予約制ですが、検査、診断、会計、薬の受取まで入れると2時間半はかかります。スマホを操作しながら、時間つぶしをしていたんですが、時々、知り合いに偶然会うことがあります。昨日は合併前のある町の議会議長さんだった方と懇談することができました。話題の中心はもっぱら県知事選のこと、知事の不出馬のこと、新たな候補のことなどで意見交換しました。

 午後からは市役所に行きました。時間があれば、文教経済常任委員会の審議を傍聴したいと思ったのですが、私が所属している総務常任委員会の準備がなかなか間に合いません。とくに昨年度については、私が市議会から離れていた1年間です。うっかりしていると、この1年の間に変更になったことも知らずにとんでもない質問をしかねません。ちょっとおかしいなと思ったことは課長さんなどに訊くようにしていますので、けっこう時間がかかります。

 夕方は6時頃に市役所を出て、家に戻りました。蒸し暑さから寝不足になり、その状態で市街地まで2往復しましたので疲れ、夜はパソコンに向かう元気も出ませんでした。

 きょうは議会外のことがいくつもあります。午前は日本共産党上越地区委員会の行事で、永年党員、50年党員の人たちを祝うことになっています。その責任者を務めます。また、夕方からは高田の夜の街、オリエンテーリングに参加することになっています。その合間に、市役所に行けるかどうか。

2016年09月09日

医療実態調査、党議員団会議


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 6時半近くまで寝てしまいました。おはようございます。夜中の雨で「もっと眠りなさい」と促されたようです。今朝は雨模様のせいか、セミの声はまったくしません。秋になったなという感じです。

 昨日は党議員団で上越地域の救急医療などに関して調べるために、医療機関や上越地域消防本部などを訪問し、懇談させてもらいました。これには元日赤病院の看護師長だった人からも同席してもらい、専門的な観点からの調査になるよう力を貸していただきました。医師不足の問題は上越地域の住民にとって重大問題だということを改めて確認できました。

 午後2時半頃からは生活相談と議会準備でした。一般質問は議員団で手分けして行いますが、その最終的な相談も行いました。今議会では私たちの議員団を含め、一般質問は20人を超えたようです。私はたぶん、23日の最終日に登壇となります。私は国宝の太刀取得問題、TPP、地域おこし協力隊のことを質問することになりました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。途中、葬儀がありますので、時間によっては、市役所へは午後になるかもしれません。

2016年09月10日

葬儀、一般質問の聞き取り

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 おはようございます。5時半に起床して、ごみ出しついでに回り道しながら事務所にきました。早い時間帯ではパッとしない天気だったんですが、徐々に青空が広がってきています。稲刈りは五百万石、越路早生等の早生品種の刈り取りがほぼ終わり、来週からはコシヒカリがはじまります。

 昨日は午前が活動レポートの印刷と「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。レポートの印刷はB4サイズ、約4000枚の裏表です。輪転機のインクの新しいものが1本もなくなっていましたので、印刷はひやひやしながら作業を進めました。でも、インクは最後までなんとか持ちました。ギリギリまで注文しないクセは直さないとだめですね。配達は地元です。青い空のもとで気持ちよく配ることができました。

 お昼過ぎから友人の母さんの葬儀でした。生前は何度も一緒にお茶を飲ませてもらい、親しくお付き合いをさせてもらったお母さんです。歳は私の母よりもひとつ下、母よりもいくつも若い人と思っていただけに、歳を聞いてびっくりしました。最後のお別れのとき、顔を見させてもらったら、穏やかな顔で安心しました。安らかに眠ってくださいね。

 葬儀が終わって、着替えてから市役所へ。当初、建設企業常任委員会の傍聴をする予定でしたが、一般質問の聞き取りの時間に切り替えました。聞き取りでは私から質問の趣旨を説明して、一定の意見交換を行います。これが中心です。ところが、今回の通告は大急ぎで作成し、そのまま提出したので、通告した質問文には舌足らずのところや一般質問になじまないものもありました。答弁原稿はたいがい、担当課長、副課長などが最初の原稿を書きます。そうした立場から率直におかしいと思われる点などを指摘してもらいました。財務規則の中身を聞くような質問通告をしていたとは赤面の至りです。一般質問の聞き取りは月曜日も行われます。

 夕方、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みや配達者へのお願いで動きました。その際、いただいたのは甘龍カボチャです。初めて見たカボチャですが、細長くて、皮が薄い。そして味はぽくぽくということでした。煮て味付けしてなら、厄介ですが、これは食べられる大きさに切ってレンジにかけるだけでいいよと教えていただきました。やってみて、こんなに簡単にカボチャ料理ができるとは思いませんでした。味は栗味、とても美味しかったです。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達でフル回転です。

2016年09月13日

一般質問の聞き取り、総務委審査の準備

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 朝からちと疲れました。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。夜中の大きな雨は小降りとなりましたが、写真を撮ることもろくにできないし、雨の中の配達はさみしいですね。上の写真は今朝の配達時に撮った唯一のものです。

 昨日は上野議員を迎えに行き、党地区委員会経由で市役所へ行きました。午前は一般質問の聞き取りです。地域おこし協力隊関係、国宝の太刀、「山鳥毛」取得問題で関係課長さんなどに対する質問趣旨の説明と意見交換を行いました。注目の「山鳥毛」問題、だいぶ整理しましたが、質問の組み立ては当初考えていたものとは大きく変わりそうです。

 午後からは総務常任委員会の委員会審査の準備です。膨大な資料の中から何をクローズアップするか、いつも迷います。簡単な問題は、担当課に電話で質問してチョン。じっくり訊こうという問題は過去に入手した資料を引っ張り出したり、担当課に事前に訊いたりとかなり時間がかかります。きょうは財務部の決算から始まります。

 注目の「山鳥毛」取得問題ではいろいろな動きがありますが、市役所の文化行政の第一線で働いている職員が取得について賛同を求める電子署名を始めました。組織ぐるみということはないと思いますが、肩書まで書いてあるのにはびっくりしました。

 きょうから私の所属する総務常任委員会での審査が始まります。欲張らず、なるべく絞って質問をしていきたいと思っています。

2016年09月14日

入札や並行在来線対策などで質問


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 今朝も雨です。おはようございます。今朝は資源ごみを出す日なんですが、雨に打たれながら出してきました。雨の中、きれいな花を咲かせているのはオトコエシです。ツユクサとのツーショットをごらんください。

 昨日から総務常任委員会審査が始まりました。財務部からはじまって、総務管理部、そして企画政策部の途中まで審査は進みました。細かいことはなるべく訊かないようにしたつもりでしたが、さすがに何度も質問していくと、質問の展開がスムーズに行きません。広報対話課をすぎたあたりからおかしくなりました。最近は喉がやられていることを忘れてしまうことが多いのですが、水分補給を心がけたいものです。

 決算審査で私がとり上げた主なものは、入札不調後の対応、職員の労働安全衛生、ホームページにおける記者会見の掲載、行政監査など監査委員の活動、「越五の国」の連携、平行在来線対策です。
 このうち、入札不調後の対応については、昨年度、26件に及んだ入札不調があり、「随意契約に移行したもの」13件、「改めて入札を実施したもの」が13件となったことから、この2つにわける基準、考え方について明確にするようせまりました。担当課長の答弁では、「随意契約に移行する基準としては市の内規として定めている。予定価格と最低応札価格の差がおおむね10%以内で、かつ再度、公告入札にふすと適正工期の確保が困難となる場合としていて、案件ごとに総合的に判断している」とのことでした。私からは「再入札が原則だ。やむをえず隋契に持っていくなら、内規は文書化すべきではないか」と主張しました。池田財務部長は、「事務要領として整備していきたい」と答えました。
 市長の記者会見の模様についてはホームページに掲載されるまでの期間が長すぎるとして改善を求めました。担当課長は、「かつては会見から22、23日かかっていたが、いまは14日以内にアップできるようになった」とのべていましたが、それでも長すぎますね。こうした情報は古くなればなるほど読む人は少なくなります。市担当課としては、「より分かりやすく」するために編集作業に時間を費やしているようですが、記者会見後、速やかにアップするように改善してほしいものです。
 並行在来線対策では、JR東日本から在姿譲渡されるとしていた資産について、「改良されたものがあったか。あったらそれを具体的に教えてほしい」「JRの資産についてはトキめき鉄道が必要とするもの、不要なものがあったはずだ。どこがどうなったか主だったものでいいから示してほしい」と訴えました。これについては後に資料として示されることになりました。このほか、切符の自動販売機の設置状況、運賃値上げ対策として実施された回数券の発行実績等についても質問しました。また、北越急行の電車にトイレを設置してほしいとの声が強く出されていることを紹介して対応を求めました。こうしたところは活動レポートでお知らせします。

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 きょうも総務常任委員会です。帰りは遅くなるかもしれません。帰ったら活動レポートの作成も待っています。忙しい一日になりそうです。

2016年09月15日

交通安全指導などで賑やかな議論


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 おはようございます。今朝は3時半に目覚ましをかけておいたのに、起きたのは5時ちょっと前になってしまいました。活動レポートの作成が大幅に遅れています。

 昨日は総務常任委員会の2日目でした。企画政策部から始まって防災危機管理部、市民・生活環境部と審査が急ピッチで行われました。終わったのは午後7時半、さすがに疲れましたね。

 委員会では「統計要覧」、水族博物館の運営、交通安全対策、冬期保安要員設置事業、非核友好都市宣言推進事業、ふるさと交流、地域振興事業等をとりあげました。

 このうち賑やかな議論になったことのひとつは交通安全指導員についてです。すでに市は今年度の末をもって指導員制度をなくし、新たな制度に移行することを表明していますが、私からは指導員制度を生かしつつ、発展させた新たな制度を作るべきだと主張しました。担当課は、「指導員のなかには40数年やっておられる人もいるが、高齢化が進んできて後継者のいないところもある。安全教育アドバイザーという制度をいま検討中だ」と答えていました。これに対して他の委員からも、「交通安全がおろそかにならないか。交通安全に特化した方がいい」などの異論が相次ぎました。市では12月までに新たな制度案を示すとしましたので、12月議会はこの問題で再び大きな議論となりそうです。

 非核友好都市宣言推進事業では昨年度が戦後70周年であり、宣言20周年でもあることから、様々な取組が行われました。こうしたなかで、上越市戦争体験談集の一部を朗読グループの皆さんの力を借りて有線放送が取り組んだCD作成とその中身について、私の方から紹介し、改めて、いまの時点での戦争体験の掘り起こしの重要性を指摘しました。今後、新たな取り組みがはじまることを期待したいと思います。

 きょうは活動レポートの作成を早めに終わらせ、「しんぶん赤旗」の日曜版の配達に出たいと思っています。夕方には松代に行くことになっていますので、安塚、大島方面は午後からになります。

2016年09月17日

一般質問1日目、写友かたくり写真展


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 もう窓を開けて寝るのはやめなきゃ。おはようございます。いつものくせで窓を開けて寝ていたら、ちょっと風邪をひいたようです。毛布1枚かけているんだから、もう涼しいというより寒い風は要りませんね。写真は今朝の尾神岳です。稲刈りがどんどん進んでいるので、残っている稲が愛おしくなります。

 昨日は一般質問1日目。杉田議員から始まって、ひさしぶりに6人登壇しました。今議会では23人が登壇する予定ですので、このくらいのペースでいかないと4日間では終わりません。昨日は三郷小学校の児童が傍聴にきました。杉田議員と武藤議員の質問が子どもたちの目にどう映り、耳にどう響いたのでしょうか。小中学生が傍聴したときは感想を聞きたいものです。

 武藤議員が農業のいわゆる30年問題をとりあげ、生産数量目標配分なし、直接支払い制度なしとなった場合の対策をとりあげている点に注目しました。鳥獣被害、イノシシ対策として電気柵、川が流れている時には二重の柵が必要との指摘はうなずけました。三和区の宮崎新田の産廃問題をとりあげた宮崎議員、6月議会で橋本正幸議員が引き出した答弁の到達点をふまえないで質問を展開するのはいかがかと思いました。その一方、7月末の豪雨災害での被害状況を見たうえで、河川の雑木処理、河床掘削などを求めた質問の展開はさすがでした。牧田議員が柏崎刈羽原発の再稼働について質問しました。このなかで市長が立地自治体と東電、周辺自治体と東電の安全協定の内容はほぼ同等と答えていましたが、聴いていた議員には「えっ」という感じでしたね。

 一般質問が終わってから高田図書館へ行ってきました。「写友かたくり写真展」が開会されていたからです。テーマは「自然からのメッセージ 光・彩・香」、17人の写真仲間のみなさんが十日町市の星峠、長野県の戸隠、剣岳などで撮った写真をそれぞれ4つずつ展示されていました。この写真展では光をどうとり入れるか、風景写真の中の野の花の位置など参考になることがたくさんありますね。写真はいつもお世話になっている吉川区の平田さんの写真のそばで撮っていただきました。平田さんは最近、身近なところでの題材を使ったものが多くなってきている感じがしますが、身近なところでの新鮮な発見が光ります。

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 きょうは、まずまだ終わっていない「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせて、ガス水道労組の大会に来賓参加します。明日も忙しいので時間があればデスクワークもしたいです。

2016年09月21日

一般質問続く

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 今朝も寒かったですね。おはようございます。朝方、毛布を1枚から2枚に増やしました。このところ、ずっと雨が続いています。ただ、今朝は少し青空が出ました。それだけでも気分はよくなります。写真は近くの転作田です。小豆の葉が黄色くなってきました。

 昨日は一般質問2日目でした。石田議員から始まって滝沢一成議員まで6人が登壇し、障がい者差別、児童虐待、新水族博物館周辺整備、国宝太刀無銘一文字(号 山鳥毛)取得などについて質問が展開されました。注目したことのひとつは国宝太刀(山鳥毛)取得に関する滝沢一成議員の質問でした。質問内容は私の質問通告とほぼ重なっていましたので、メモを取りながら聴きました。市教委が太刀の所有者のところへ3回出かけたとか、依頼した3人の鑑定額はそろって3億2000万円だったことなどが明らかになりました。いくつかの事実が明らかにされたものの、私が質問すべきことはまだたくさん残っています。質問を聞きながら、私の1回目の質問は短くしないと、2回目以降の時間がなくなりそうだなと感じました。質問の展開を変える必要も出てきました。

 昨夜は活動レポートの作成のため、1日目の一般質問の様子をインターネットで見ました。質問者が2回目以降、質問席で質問している時、私の姿が丸見えです。「この質問はおかしいな」と思って目をつむったり、額に左手をあてて、下向きの姿勢で話を聞いていたりすると眠っているようにも見えます。これじゃ、完全に誤解されますので、気をつけないといけません。

 さて、きょうも一般質問です。まもなく事務所を出ます。

2016年09月22日

一般質問は3日目

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 おはようございます。今朝は4時半に起床し、事務所でデスクワークをやっています。中心は活動レポートの作成です。下準備は昨日のうちにやっておきましたので、何とか締め切りに間に合わせることができました。写真は昨日の午前の段階のものです。頸城区のクボタ農機の近くで撮りました。

 昨日は一般質問3日目でした。田中議員から始まって橋本正幸議員まで何と7人が登壇しました。時間はいつもと変わりませんでしたので、30分の質問時間をフルに使わなかった議員が何人もいたということです。

 昨日の質問ではいくつも勉強になること、参考になることがありました。そのひとつは田中議員のごみ質問です。県内自治体におけるごみの分別品目数が明らかにされました。一番多いところで21品目、一番少ないところは9品目、平均は14.3品目でした。上越市は平均並みの14です。

 山田議員は初質問。穏やかな口調で、しかも落ち着いて建設業や農業などの担い手問題、子育て支援について質問していました。質問の中で、「じょうえつ子育てハンドブック」が市民プラザに置いてあることが担当部長の話で紹介されました。ネットでも見れますが、冊子になっているものをまだ見ていません。今度、入手して活用したいと思います。

 丸山議員も同じく初質問ですが、論理の展開がすばらしく、初質問としては6月議会の橋本洋一議員の質問とともに印象に残るものとなりました。丸山議員は、山荘京ヶ岳の再配置問題をとりあげ、「最近の市政をみると、市民がど真ん中がゆらいでいる。まるで市民が隅っこに追いやられたようだ。単に赤字が多いから、類似施設が多いからということで廃止ありきの休止はおかしい。結論を先に出し、後で市民の声を聞くようではいけない」と批判しました。特に感心したのは山荘京ヶ岳と深山荘を比較して質問を展開した部分、今後の調査結果を待たないと何とも言えませんが、評価に係わるデータの出し方に疑問を提示しての追及は迫力がありました。

 昨日の最後は日本共産党議員団の橋本正幸議員。住宅リフォーム促進事業では、事業が始まって7年目を迎えるなか、補助率のアップと限度額の引き上げを求めました。また、一度補助をもらった人でも再度申請できるようにすべき、少なくとも10万円の限度額に届かなかった人は認められないかと迫りました。訥々とした語り口での質問は、「さて、どうしたのかな」と思わせることもありますが、この人ならでは魅力です。答弁で市側は、「まずは新規を優先していく。過度の引き上げは避けるべきだ。いまでも抽選している。一度補助した人の再申請を認めるのは時期尚早だ」などとのべていました。

 きょうは活動レポートの印刷をした後、レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金に出かけます。

2016年09月24日

一般質問終わる、米山氏の知事選出馬表明

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 さわやかな朝を迎えました。おはようございます。やはり、雨が降っていない朝の方がいいですね。今朝は5時半過ぎに起床し、事務所に来て、印刷作業中です。上の写真は近くの市道です。

 昨日は一般質問の最終日でした。朝早く家を出て、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に行きました。議会に着くと、出欠の表示板のボタンを押し、議員各自のレターケースに入っているものを取り出すのがお決まりの行動パターンになっていますが、昨日は、「おやっ」というものがレターケースに入っていました。「じょうえつ子育てINFO」という子育てハンドブックです。私のブログの記事を担当の部長さんが読んで、すぐに対応してくださったのです。中身は想像した通り、なかなかよく出来ています。しっかり読んで活用したいと思います。

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 一般質問は4人が登壇しました。トップの平良木議員は多くの市民が心配している介護保険の改悪問題を中心にしながら、学校給食費の無料化を求める質問を展開しました。上野議員は上越妙高駅のトイレ、市内の病院、診療所の医師確保、そして住宅リフォームの商店版、店舗改装促進事業をとりあげました。今議会では医師確保問題を質問したのは上野議員だけ、注目されました。最後に質問に立ったのは渡辺議員、「きょうは家内を傍聴に誘い、来てもらいました」にはびっくりしましたね。私は妻を傍聴にくるよう誘ったことは一度もありませんが、昨年の3月議会一般質問に妻が初めて傍聴にきました。その時は、どうも議員生活最後の質問になるかもしれないと思ったようです。

 さて、私の一般質問は国宝「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)」取得問題を中心に行いました。いつも1回目の質問に約15分あてて、その後、一問一答に進むやり方をしていたのですが、昨日は1回目の質問を大胆に短くしました。約6分です。今回はこれまでの経過を丁寧にたどり、事実関係をはっきりさせること、市民説明会には市教委だけでなく、市長も参加してもらうようにすること、そのふたつを獲得目標に質問を展開しました。太刀所有者との3回にわたる面談の内容、所有者が文化庁に提出した「売り渡しの申し出」が本年6月25日に提出され、「国は買い取らない」という通知が出たことも明らかになりました。私が提案したWEBアンケートには否定的でしたが、市長が市民説明会に参加する感触を得ました。上越タウンジャーナルが行ったWEBアンケートでは上越市民の47%が購入に反対していることが明らかになりました。その主な理由は税金の使い方です。ぜひ市長に参加してほしいですね。

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 質問が終わってから、廊下である幹部が言われました。「まるで警察の取り調べを受けているようだ」という声が出ていたよと。一問一答を延々と続けたので、そう写ったのでしょうが、まあ、ごり押しをさせないという姿勢で質問しましたから、それはしょうがないことです。

 議員控室に戻って、ビッグニュースが入ってきました。民進党の米山隆一さんが離党届を出し、新潟県知事選に無所属で立候補するというんです。うれしかったですね。夜の党会議ではさっそく選挙対策を話し合いました。

 きょうは高速バスに乗って新潟に向かいます。森ゆうこ参院議員の国会報告会に参加するためです。たぶん、事実上の米山知事候補の決起集会になるでしょう。がんばらねば。

2016年09月28日

9月議会最終日

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 朝から大忙しです。おはようございます。今朝は5時に起床し、デスクワークに集中しています。エッセイ、「春よ来い」は今回は書けないとあきらめかけていたのですが、パソコンに向かったら、指がスムーズに動いて9割り方書きました。昨夜よく眠れたのがよかったのかも知れません。文章って本当に不思議です。写真は昨日の尾神岳です。

 昨日は市議会9月定例議会の最終日でした。各常任委員長の報告、討論、採決が行われました。議案の討論では、日本共産党議員団から平良木議員が登壇しました。昨年度の一般会計決算等9つの議案に反対したのですが、討論の主な内容は活動レポートの次号に書く予定です。

 ただ注目された案件、太刀購入準備予算を含む今年度一般会計補正予算についてだけ書いておきます。この案件は、残念ながら日本共産党議員団(4人)だけが反対、他の議員は賛成となり、賛成多数で可決されました。

 採決に先立つ討論では、日本共産党議員団の平良木議員が、「この刀剣の取得については、市民の間でも賛否の意見が分かれているところだが、まず市民の意見をしっかりと聞いてから事を起こすことが必要。(市は)取得を前提にした予算を提案したが、順序が逆だ。まずとことん市民の意見を聞いた上で、関連予算を計上すべきであり、市民の声を聞かずに予算化することには反対だ。私たちのもとに寄せられた市民の声は、その圧倒的多数が、多額の費用を負担しての国宝の購入よりも、まず暮らしをしっかり守ることにお金を使ってほしいというものだった。『将来への価値ある投資』と言うが、本当に価値ある投資は、市民の暮らしを守ることだ」と訴えました。

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 今回の補正予算に賛成した議員は、「またとないチャンスだ。この機を逃してはならない。愛刀の取得を大いに支持する」(公明党・山田議員)、「投資にとって千載一遇のチャンス。入手に向けて積極的に動くべき。市長の判断は適正だ」(創風・大島議員)、「国宝が戻ってくることはたいへんありがたい。本物があることは歴史の証明にもなる」(みらい・永島議員)、「基本的には取得に賛成。市民の宝として多くの市民が期待している」(新政・草間議員)などとのべました。

 議会本会議が終了してからは各派代表者会議、総務常任委員協議会などが行われました。このうち、総務常任委員協議会について報告します。

 昨日の市議会総務常任委員協議会では、上越市消防団員の報酬に関するアンケート調査結果が明らかにされました。この調査は6月の総務委員協議会で私が市当局に求めていたものです。

 調査は今年の7月19日から8月1日の期間に各消防部の部長222人を対象に行ったもので、団員報酬の取り扱いの実態を明らかにするとともに、課題やその対応方針を探ることを目的にしています。

 調査の結果、現金による全額支払いがされているのは48部(21.6%)、現金による一部支払いは91部(41%)、現金による支払いなしは67部(30.2%)、その他は16部(7.2%)となっています。市では、「明文化された会計ルールがない」(91.4%)「報酬を全額消防部の運営経費に充てている」(30.2%)などの問題点が浮き彫りになったとして、透明性の向上、情報伝達の向上、事務執行体制の強化などを図っていくとしています。

 具体的には消防団としては、報酬支払方法を含めた規約の制定、ルールの周知徹底、明瞭な会計事務等に取り組むなどとしています。市でも、市が支出している報酬額の個別通知、ルールの明文化に向けた支援等を行うとのことです。

 市の説明後の質疑で、私は、「各消防部の構成員人数はさまざまだ。現金による全額支払い、現金による支払いなしは団員の実数ではどうなっているか」「消防部に残したお金を消防部の必要経費として使っているケースが多いが、必要経費の中には本来、市費で対応すべきものがるのではないか」などを問いただしました。報酬支払い状況の実数は、担当課で調べたうえで私や他の委員に報告されることになりました。また、消防部の必要経費の中には長靴やスノーダンプなど市費で払うべきものがあることも明らかになり、この点でいま一度調査し、対応することが約束されました。

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 きょうはこれから知事選の準備です。直江津に向かいます。

2016年10月13日

新潟県土木部長交渉


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 おはようございます。今朝は6時少し前に起床しました。目覚ましは5時に設定しておいたのですが、体がいいことききませんでした。写真は今朝の米山です。

 昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)で、新潟県土木部の美寺寿一部長に要望書を提出してきました。参加したのは宮崎会長を含め7人の市議です。上越市選出の県議も同席してくださいました。

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 今回の要望は、道路・橋梁改良、歩道整備の促進、雪寒関係施設整備促進などに関連する18項目です。

 議員連盟の宮崎会長が要望書を読み上げたあと、土木部の道路関係課長が一つひとつ、要望に答えました。丁寧でしたね。この中で、防雪柵設置については、大潟区米倉新田〜吉川区長峰地内が一番風が強いとして、「少しでも早く、予算を多目につけて促進する。その後、南部に進んでいきたい」と回答しました。また、歩道整備については、「県内全体で300か所要望が出されているので、優先順位をつけて整備している。従って、交通安全指定道路、交通安全プログラムに載っているところが優先される」。その点、踏まえた対策をと言われました。

 じつは、今回、私たちが要望したなかには交通安全指定道路(国の補助事業である特定交通安全施設等整備事業で対策するべき道路として指定された道路)に指定されていない箇所が複数ありました。今後、新井柿崎線の整備を促進していくためには、新井柿崎線のような市民生活と産業に大きく係わる道路の予算の増額を求めていくとともに、議員連盟サイドでの活動の進め方も研究する必要がありそうです。

 地元に戻ったのは午後4時頃です。家には上越地域消防事務組合から大きな封筒が来ていました。4日の上越地域消防事務組合定例議会で私が要求していた資料が入っていました。

 定例議会では、消防、救急車両の走行距離がどうなっているかについて質問。当局は、「3カ月、6カ月、12カ月点検、車検をきちんと行い対応している」と答弁していましたが、具体的な数値が明らかにされなかったことから、私は、台数の多い消防ポンプ自動車、高規格救急自動車の走行距離の一番長いもの、一番短いもの、平均を資料として提出するよう求めていました。

 下表を通り、1番走行距離が長い車は上越北消防署救急2号車で、走行距離は何と27万8406㎞です。ただ、この車は本年11月に更新予定だということです。

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 きょうは吉川区の敬老会です。会が終わってから、私は直江津の選挙事務所に向かいます。

2016年10月15日

長野市議会との交流会


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 おはようございます。今朝も冷え込んだ朝となりました。日中はすばらしい天気になりそうです。いま、活動レポートの印刷中です。

 昨日は月例議員懇談会、長野市議会との合同視察、交流会と続きました。視察先は上越バイオマス循環事業施設です。今回は生ごみや汚泥を肥料にする施設を見せてもらいました。やはり、建物の中では臭いは強いですね。肥料は500キロで6000円、数十袋を購入するところもあるとか。視察では、長野市議会の佐藤久美子、滝沢真一、生出光市議と言葉を交わすことができました。残念だったのは、私の地元事務所で使っている木質ペレット製造現場を見られなかったことです。ま、次回に期待しましょう。

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 長野市議会との交流会。私の隣の席は信州新町出身の西沢議員でした。合併前と後について、たくさん語り合いました。もちろん、日本共産党長野市議団の4人とも。写真は阿部孝二、佐藤久美子、橋本正幸議員とともに記念撮影したものです。

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 きょうは知事選最終日、これから浦川原でスタンディングした後、直江津の選挙事務所に向かいます。

2016年10月25日

議会基本条例検証委員会、ゆったりの郷創業20周年


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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床、新聞を読んだ後、事務所でパソコンとにらめっこしています。今朝も寒く、車のフロントガラスの曇りを取るまで時間がかかりました。朝は車の中も暖房なしではいられなくなりました。上の写真は昨日の午後のものです。昨日は雲が出ていたものの、米山や尾神岳の山容がはっきり見えて、とても素敵でしたね。

 昨日は午前に党議員団会議、議会基本条例検証委員会がありました。議員団会議では、党大会成功をめざす大運動、議会基本条例検証に臨む方針について協議し、そしてきょう、新潟で私が報告することになっている「上越市の地域自治組織の現状と課題」の内容の確認を行いました。党地区委員長を兼ねている上野議員は新潟にて重要な会議があり、欠席でした。

 午後は3時過ぎまで地元事務所でデスクワークをした後、夕方、長峰温泉ゆったりの郷へ行きました。㈱ゆったりの郷の創業20周年記念式典、懇親会があったからです。会場となったゲートボール場には株主や地元の人など約180人が集まり、20周年を祝いました。中村幸一社長からの熱のこもった式辞に続いて、ホールディングの伊藤社長も挨拶しました。そして土橋副市長、小山県議などが来賓としてお祝いの挨拶を行いました。私も地元市議として、温泉開発に係わる思い出などを語らせていただきました。

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 きょうはこれから浦川原でのスタンディングです。それが終わったら、地元事務所でデスクワークをし、新潟市に向かいます。新潟市では「にいがた自治体研究所」の「連続自治体講座」があり、石崎新潟大学教授の講演があり、私も報告します。

2016年10月27日

厚生常任委員会で新斎場問題を議論

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 おはようございます。今朝は5時に起床したのですが、活動レポートの作成が遅れ、発信が遅くなりました。

 昨日は午前が友人の葬儀でした。旧吉川町時代から長く体協会長を務めていたYさんです。地域協議会委員も長く務めておられました。まだ68歳、とても残念です。告別式が終わってから、杖をついて式に出席した彼のお母さんは、「先にちゃわちゃわといってしまった。1か月ほどの間に痩せちゃった」と言い、とてもさみしそうでした。Yさん、長い間、お世話になりましたね。

 午後からは団会議でした。議員団ニュースの検討、新斎場建設問題への対応、臨時議会対策などについて協議しました。新斎場問題は午前に行われた現地調査時の行政当局の発言などを分析、どう対応するか話し合いました。

 新斎場問題についての厚生常任委員会は午後1時半からでした。市は平成33年度までに合併特例債を活用して新斎場を建設し、供用開始する方針を明らかにしました。建設場所は現在の上越斎場の北側を予定しているとのことです。新斎場の供用開始に伴い、柿崎区にある頸北斎場は閉じ、妙高市の経塚斎場を利用する場合の補助も打ち切るということです。

 この方針について委員会では田中、平良木、牧田議員などが次々と質問に立ちました。

 一部にはいま、「新斎場建設は合併時の新市建設計画に載っているもので、頸北斎場の廃止も合意されている。一自治体内に複数の斎場がある場合は合併特例債を使えない」と思っている人たちがいます。日本共産党議員団の平良木哲也議員(写真下)は、こうしたことを念頭に、新築ではなく、長寿命化で対応できないか、合併協定書にどう記載されているか、複数の斎場となっても合併特例債の活用はできるのではないか、頸北斎場を廃止するかどうかをどこの地域協議会に諮問するかなどについて質問を行いました。

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 平良木議員はまず、「いろいろ不具合が生じてきていることは分かるが、増築しながら修繕も重ねていくなどの方法と新築する方法とで経費の比較検討をしたか」と質問しました。これに対して横山健康づくり推進課長は、「火葬施設なので増築は容易ではない。今後、団塊世代が死亡期を迎えると約1・2倍必要となってくる。市民のニーズも多様化してきている。それらに配慮した対応が必要だ。大規模修繕と新築を比較した資料は持ち合わせていない」と答えました。この費用比較数値は委員会として資料要求することになりました。

 同議員は次に、「新斎場を造ることにより、来年から予定されている経塚斎場利用者への補助はなくなるのか。頸北斎場は廃止となるのか」と質問。八木健康福祉部長は、「経塚斎場への補助は新斎場の供用開始をめどに打ち切りとさせていただきたい。合併特例債を使うものですから頸北斎場は廃止とさせていただく」と答えました。

 この合併特例債の活用については、平良木議員が総務省の「合併特例債の対象」に関する文書を読み上げ、「新市の均衡ある発展に資する整備」として頸北斎場を残しても活用は可能ではないかとただしました。八木部長は、「ぎりぎりまで詰めている認識はない。しかし、仮に残した場合、結果的には修繕費用などが増していく。全市的な視点で考えていきたい。ただ、押し付けた形にはしてまいりません」とのべました。

 注目の合併協定書への記載ですが、新斎場建設については記載されているものの、頸北斎場の廃止は記載されておらず、今回の基本構想をまとめる段階で廃止方針としたことが横山課長の答弁で明らかになりました。

 平良木議員はまた、「頸北斎場は廃止となると、地域経済などに大きな影響が出る。この斎場は旧大潟、柿崎、吉川の3町が金を出し合って造ったもの。3区の住民からキチンと意見を集約してそれに従うべきではないか。諮問については3区の地域協議会にするべきだ」と主張しましたが、横山課長は、「条例に従い、新築については予定地の直江津区地域協議会、廃止は所在地の柿崎区とする」と答えるにとどまりました。

 夕方からは大島区菖蒲の飯田邸にて農村議員連盟の収穫祭でした。楽しく、過ごさせていただきました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。

厚生常任委員会で新斎場問題を議論


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 おはようございます。今朝は5時に起床したのですが、活動レポートの作成が遅れ、発信が遅くなりました。

 昨日は午前が友人の葬儀でした。旧吉川町時代から長く体協会長を務めていたYさんです。地域協議会委員も長く務めておられました。まだ68歳、とても残念です。告別式が終わってから、杖をついて式に出席した彼のお母さんは、「先にちゃわちゃわといってしまった。1か月ほどの間に痩せちゃった」と言い、とてもさみしそうでした。Yさん、長い間、お世話になりましたね。

 午後からは団会議でした。議員団ニュースの検討、新斎場建設問題への対応、臨時議会対策などについて協議しました。新斎場問題は午前に行われた現地調査時の行政当局の発言などを分析、どう対応するか話し合いました。

 新斎場問題についての厚生常任委員会は午後1時半からでした。市は平成33年度までに合併特例債を活用して新斎場を建設し、供用開始する方針を明らかにしました。建設場所は現在の上越斎場の北側を予定しているとのことです。新斎場の供用開始に伴い、柿崎区にある頸北斎場は閉じ、妙高市の経塚斎場を利用する場合の補助も打ち切るということです。

 この方針について委員会では田中、平良木、牧田議員などが次々と質問に立ちました。

 一部にはいま、「新斎場建設は合併時の新市建設計画に載っているもので、頸北斎場の廃止も合意されている。一自治体内に複数の斎場がある場合は合併特例債を使えない」と思っている人たちがいます。日本共産党議員団の平良木哲也議員(写真下)は、こうしたことを念頭に、新築ではなく、長寿命化で対応できないか、合併協定書にどう記載されているか、複数の斎場となっても合併特例債の活用はできるのではないか、頸北斎場を廃止するかどうかをどこの地域協議会に諮問するかなどについて質問を行いました。

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 平良木議員はまず、「いろいろ不具合が生じてきていることは分かるが、増築しながら修繕も重ねていくなどの方法と新築する方法とで経費の比較検討をしたか」と質問しました。これに対して横山健康づくり推進課長は、「火葬施設なので増築は容易ではない。今後、団塊世代が死亡期を迎えると約1・2倍必要となってくる。市民のニーズも多様化してきている。それらに配慮した対応が必要だ。大規模修繕と新築を比較した資料は持ち合わせていない」と答えました。この費用比較数値は委員会として資料要求することになりました。

 同議員は次に、「新斎場を造ることにより、来年から予定されている経塚斎場利用者への補助はなくなるのか。頸北斎場は廃止となるのか」と質問。八木健康福祉部長は、「経塚斎場への補助は新斎場の供用開始をめどに打ち切りとさせていただきたい。合併特例債を使うものですから頸北斎場は廃止とさせていただく」と答えました。

 この合併特例債の活用については、平良木議員が総務省の「合併特例債の対象」に関する文書を読み上げ、「新市の均衡ある発展に資する整備」として頸北斎場を残しても活用は可能ではないかとただしました。八木部長は、「ぎりぎりまで詰めている認識はない。しかし、仮に残した場合、結果的には修繕費用などが増していく。全市的な視点で考えていきたい。ただ、押し付けた形にはしてまいりません」とのべました。

 注目の合併協定書への記載ですが、新斎場建設については記載されているものの、頸北斎場の廃止は記載されておらず、今回の基本構想をまとめる段階で廃止方針としたことが横山課長の答弁で明らかになりました。

 平良木議員はまた、「頸北斎場は廃止となると、地域経済などに大きな影響が出る。この斎場は旧大潟、柿崎、吉川の3町が金を出し合って造ったもの。3区の住民からキチンと意見を集約してそれに従うべきではないか。諮問については3区の地域協議会にするべきだ」と主張しましたが、横山課長は、「条例に従い、新築については予定地の直江津区地域協議会、廃止は所在地の柿崎区とする」と答えるにとどまりました。

 夕方からは大島区菖蒲の飯田邸にて農村議員連盟の収穫祭でした。楽しく、過ごさせていただきました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。

2016年11月01日

田村市で視察


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 今朝は宇都宮市内のホテルからの発信です。外は完全に曇り空です。昨日は上越でも大宮でも郡山でも空にはうろこ雲がありました。きょうの天気は崩れるのかも知れません。写真は昨日の視察地、福島県田村市の船引駅にあった魔よけです。

 昨日は朝7時過ぎに家を出て、上越妙高駅で市議会災害対策特別委員会のメンバーと合流しました。今回の視察は原子力災害対策と水害対策について他の自治体の取組から学ぶことが目的です。視察地は福島県田村市と栃木県栃木市です。

 お昼少し前に田村市の船引駅に着いた私たちは、駅近くの食堂で、「たむら八彩(やさい)カレー」を食べました。じつは食事ではどんなメニューを頼んでもいいことになっていたのですが、偶然、全員一致しました。このカレーは田村市のご当地グルメプロジェクトでお薦めのメニューでした。地元産の旬の野菜を使って、こういう取組を市内各地でするというのはいいですね。味も良かったです。

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 さて、視察ですが、2011年3月に福島原発事故で厳しい対応を迫られた自治体のひとつ、田村市で、事故発生当時の避難状況やその後の地域防災計画の見直しの進み具合を学ぶために出かけました。昨年1月に竣工したばかりの庁舎の1室で生活環境課や原子力災害対策課の幹部から説明していただきました。説明にあたっては事故発生から時系列で記録された詳細な対応状況が示されました。説明と質疑の時間は約2時間、市民の命と暮らしに係わる最重要課題の一つだっただけに、濃密な時間となりました。

 田村市は東京電力福島第一原発から近いところで20㌔、遠いところで40数キロという位置にあります。原発立地自治体ではありませんでしたので、地域防災計画のなかには原子力災害対策はありませんでした。視察受け入れ先の議会を代表して挨拶した大和田議長は、「(原発事故発生で)当局も議会も困惑した。たいへんだったなと思っている。(5年経過し)震災関連はほぼ回復したが、相双地区はいまだにたいへんな状況となっている」とのべました。また、現在の生活環境課長、当時の課長は、「田村市は20㌔、30㌔圏内に入っていたが、避難計画については特記したものがなく、当時の防災計画でこなさざるをえなかった」とのべるとともに、「(事故の進行に伴い)避難者受け入れと避難が重なり、幹線道路では地元の避難者が使えない混みようとなった」「市民からは『水は飲めるのか』などの問い合わせが相次ぎ、子どもたちと妊婦の水を優先的に確保した」などと生々しい状況を語りました。

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 いま、議会事務局長をしている事故発生当時の生活環境課長は、検討しておいた方がいいこととして3つあげました。
 1つは、半径何キロというときの起点をどこにするか明確にしておくこと。これは災害補償などにもかかわってくると言います。
 2つ目は、避難道路がどうなっているかの広報が大事であるということ。主要道は避難者が来るので、地元の人たちが幹線道路に出れなくなった。二重の避難となったとのべました。
 3つ目は原発事故では20㌔、30㌔というのは便宜上の目安だ。事故発生当時の気象条件を加味していくべきだということです。
 実際に経験した人ならではのまとめだなと、参考になりました。

 説明や質疑などが終わってから、田村市の庁舎を見学させていただきました。庁舎は昨年1月に竣工したばかり、木が多く使われている点や明るさが印象に残りました。注目したのは災害対策本部室があること、それから議場に画像を使って質問できるようにテレビ大の装置が2か所設置してあったことです。上越市議会でもほしいです。

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 いまひとつ庁舎見学をしていて教えてもらったのは放射性物質の飛来状況を調べるモニタリングポストが田村市内には100か所あるということでした。上越市の面積の半分の田村市でこれだけあるというのはショックでした。上越市内はたしか2か所だったと思います。

 きょうは栃木市です。

2016年11月02日

大雨特別警報の出た栃木市などで視察


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 寒くてまいりました。おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。昨日から咳が出るなと思っていたら、起きた段階で喉の調子もおかしくなっています。めったに風邪をひかないのですが、午前の様子を見て医者へ行くかどうかを判断します。写真は今朝撮ったものです。西の空が明るくなってきました。

 昨日は午前に宇都宮市、午後からは栃木市でした。午前に視察したのは宇都宮市にある栃木県立防災館、防災関係のあらゆるものが展示されていて、強風、大雨、地震などいろんな体験もできる施設になっていました。地震体験では新潟地震、関東大震災のときの揺れを体験しました。風は風速30㍍を久しぶりに味わいました。怖いですね、やはり。

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 午後からは栃木市役所を訪れました。市役所についてびっくりしたのは1階がデパートになっていたことです。後で確認したら、2階から上の階にある市役所の部分はデパートから買い取って改修したんですね。

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 栃木市での視察は昨年9月に発生した関東・東北豪雨災害対策から教訓や課題を学ぶことが目的でした。この豪雨では大雨特別警報が発令されています。最初に地元ケーブルテレビが作成したというビデオを見せてもらい、その後、担当課から被害状況及び対策の検証結果、そして今後の対策について説明していただきました。印象に残ったのは、「夜中に警報が出て、混乱してしまった」という言葉です。正直というよりも、事実をありのままに見て、今後の対策を考える姿勢に立っているなと感じました。

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 質疑の中では、「災害弱者の避難にあたって、どういう支援をしたのか」「特別警報が出た中で、どんなところに思いを巡らせて対応したか」などの声が上がりました。災害弱者支援については、特別の対応ができていなかったが、いま策定中の「支え合い条例」の中で対応していきたい、とのことでした。特別警報が出て、危機管理課の中でもパニクったとも。そうした経過を踏まえて、同市ではいま、「初動体制を強化する」「正確な情報を収集し、共有する」「情報を迅速に発信する」など7つの柱からなる対策を考えているということでした。

 視察が終わってから、議場などを見せてもらいました。前日の田村市と同じく、ここでもデジタル画面が2つ設置してありました。ただ、質問ではまだ使っている人がないようで、表決の時だけ活用しているとのことでした。

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 きょうは臨時議会です。まもなく市役所に向かいます。
 

2016年11月03日

補正予算審議の臨時議会

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 おはようございます。きょうは朝4時から事務所に来ています。いつものレポートづくりです。ようやく印刷が終わります。疲れた~。写真は近くで撮った今朝の尾神岳です。

 昨日は臨時議会でした。国の平成28年度第2次補正予算が10月11日に成立し、これに呼応した上越市の取組も定まり、昨日の臨時市議会で平成28年度一般会計補正予算などが提案されたのです。いずれも賛成多数または全会一致で可決しました。

 今臨時会に市長が提案したのは平成28年度一般会計補正予算、平成28年度下水道事業特別会計補正予算など5議案です。このうち一般会計補正予算は、歳入歳出予算総額に33億9,948万円追加するもので、予算規模は1,188億1,721万円になりました。

 追加された主な予算は、(仮称)厚生産業会館建設工事(4億2,700万円)、新水族博物館新築工事(4億3,140万円)、総合博物館の改修工事(5億1,431万円)道路新設改良工事(3億6,217万円)、ソフトボール場跡地整備整備(1億8,632万円)、公営住宅の改修工事(1億2,517万円)などです。

 付託された委員会での審査では、私は総務常任委員会ですが、平成29年度に予定していた事業の前倒しはどういうふうにして選んだのか、前倒した事業は年度内に発注するのかなどを質問しました。本当はもう少し詰めて、前倒ししなかった事業の中に市民の立場に立てば急ぐべきものがなかったかどうかについても確認すればよかったと反省しています。

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 日本共産党議員団は提案された5議案のうち、一般会計補正予算と都市公園条例の一部改正((仮称)厚生産業会館建設に伴い従来のソフトボール場を廃止するため)に反対しました。

 討論の中で平良木議員は、「園芸振興事業における有害鳥獣対策や土地改良事業の促進、公営住宅改修の促進など、市民生活を支える事業予算を計上していることは評価できる。しかし、予算の多くをつぎ込んでいるのは、大型施設の建設予算であり、その中には再三指摘しているように、市民合意が得られないままに建設を強行している(仮称)厚生産業会館などがあって、今回の補正予算は、市民の暮らしを支える予算になっていない部分がある」とのべました。

 採決の結果は日本共産党議員団だけの反対でした。他会派は賛成しましたので、可決成立しました。

 きょうは文化の日ですが、通常と変わらず動きます。「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金が中心になります。

2016年11月12日

議会基本条例検証委員会、議会報告会と続く


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 昨夜もよく眠れました。おはようございます。今朝は6時少し前に起床しました。咳の回数が減り、横になっても安心していられるようになりました。これなら明日は東京へ行かれそうです。今朝は小雨が降っています。いい写真は撮れませんので、昨日の尾神岳の写真をアップしました。昨日は日が時々当たり、いろんな景色を生み出していました。

 昨日は午前中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。外で仕事をしていたのは落花生を洗っている人くらいで、あとは家の中におられるか外出中でした。遠くの妙高、火打、焼がよく見えましたが、いずれも純白でした。「ここ1週間ほどの間に気温も落ちて、冬にぐんと近づいたね」などといった声がいくつも聞かれました。紅葉も一気に進んで最終盤です。

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 午後からは第3回目の議会基本条例検証委員会でした。前文、総則、議会及び議員の活動原則について意見を出し合いました。全体として条文そのものを修正したらどうかというものはごく一部しかなく、基本条例にうたわれたものを物差しにこれまでの活動を振り返る発言が多かったですね。私からは「議員の不断の研さん」「会派活動、とりわけ調査、政策立案における職員の協力」などについて率直にのべさせてもらいました。

 市役所から地元に戻って間もなく、素敵な夕日を見ることができました。ここのところ、朝も夕方もきれいな風景が出現していますね。

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 夕方からは議会報告会・意見交換会でした。私は浦川原コミュニティプラザで行われた会を傍聴してきましたのですが、一般市民の参加者は9人でした。でも中身は良かったです。5人が次々と発言、市議会が今後、力点を置くべきいくつかの課題を再認識させられました。そのひとつは空き家対策と定住促進についてです。安塚区からやってきた参加者の一人は、「国勢調査で安塚も5年間に400人減った。危機感もっている。民間で移住者支援の活動を始めている。(中山間地などへ)移住したいと思った時、多くの人はネットを見る。(上越市のものは)外の人が見てもウエルカムという感じではない。空き家バンク見ると、危険空き家が主眼になっている。外へのピーアール、こうした方がいいというものを入れるべきだ。外からの人が見てどう思うかということを重視してほしい。建築住宅課ではなく移住担当の方でやるべきではないか」(大要)と発言しました。これを受けて、議会側も何人かが発言、この問題を今後深めていくことが確認されました。このほか出された主なものは要援護世帯除雪費助成額の増額、鳥獣被害対策の強化、国宝太刀、「山鳥毛」の購入と展示時期などでした。

 きょうは午前が「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。午後からは取材の予定です。明日の準備もしなければなりません。

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2016年11月15日

人口問題特別委員会にて移住・定住対策などの議論


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 いま、浦川原から戻ってきました。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達、スタンディングと続き、大忙しでした。でも、寒くなかったです。いいやんべです。写真は昨夜のスーパームーン、雲が出ていてダメと思っていたら、いっとき雲が切れて写真を撮れたというわけです。午後9時32分のことでした。

 昨日は午前が人口減少問題調査対策特別委員会でした。昨年、市議会が行政側に提出した提言にもとづいて議論が行われました。
 そのなかで注目されたことのひとつは移住・定住支援についてです。提言では、「お試し住宅」として入居可能な市営住宅や空き家を短期間、低料金で提供することに提起していました。
 市営住宅をお試し住宅として活用することについて建築住宅課長は、「市営住宅は964戸あるが、空き室となっているのは50戸、そのうち合併前上越市の区域では22戸、13区では28戸だ」「公営住宅は基本的には低所得者向けのもので、お試し住宅となると用途廃止をかけていく必要があり、難しい」とのべました。
 現在、上越市には「お試し住宅」は大島区板山、吉川区大賀、板倉区寺野、柿崎区下牧に4か所あります。この利用状況ですが、自治・地域振興課長によると、平成27年度は全体で33人が175日利用されたということです。ただ、これが実際の定住につながったかどうかは確認しておらないということで、委員からはもっとPRし、しっかり実態を把握するよう指摘されていました。

 午後からは妙高市にて、妙高、上越、糸魚川の3市議会合同研修会でした。観光カリスマの山田桂一郎さんが「選ばれ続ける地域とは」と題して講演を行いました。「里山資本主義」の藻谷浩介さん同様、数字を駆使してバチッ、バチッと問題点の指摘と提案をしてくる話しぶりはすごかったです。たくさんのスライドの中から印象に残ったものを何枚か紹介します。

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 夜は党会議でした。会議が続くと疲れますね。

 きょうはこれから黒井まで行き、午後からは第7回中央委員会総会の模様をインターネットで見ます。

2016年11月19日

昨夜も議会報告会・意見交換会


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 雨ですか。おはようございます。きょうは吉川橋の渡り初めだというのに…、晴れてほしかったなぁ。雨はトタン屋根に落ちる音がするくらいの降り方です。渡り初めは午後1時半からですので、それまでには止んでほしいです。写真は昨日の小苗代池です。素敵な風景でした。

 昨日は午前、「しんぶん赤旗」日曜版の配達途中、直江津に向かいました。あるものを求めて三八市へ行ってきたのです。昨日は青空が広がっていて、保育園児、小学校の児童、老人福祉施設の入所者など大勢が訪れていました。やはり、市は賑やかなのが一番いいですね。あちこちのお店でおしゃべりをしてきました。そのなかには母の料理をほめてくださる方も。ありがたや、ありがたやです。で、かんじんの「あるもの」は残念ながらありませんでした。市ならあるはずだと思ったのですけれどね。その代わり、市を離れてしばらくして、思わぬところでグミを見つけました。

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 午後からは「しんぶん赤旗」の配達と集金でした。素晴らしい天気でしたので、行くところ、行くところでいい景色に出合い、話も弾みました。今年も小苗代池ではオニバスの花が咲いたのですが、その開花したオニバスをアップして撮った人がいて、公民館に飾られることになったとか。私も見てみたくなりました。

 夕方からは市議会主催の議会報告会・意見交換会でした。私は諏訪地区公民館で行われた会に手伝い要員として参加してきました。参加者は地元だけでなく、頸城区や大潟区在住の人を含めて9人でした。
 参加者は少なかったですが、その分、一人あたりの発言回数、時間が多くなりました。司会者が「1回とは言わず、何回でも発言してください」と言っていました。
 主な質問や意見は、「国宝の太刀を購入したいということだが、購入のメリットはない。何で買うのか。所有者から借りてくるだけでもいいのではないか。3億というお金は私は無駄だと思う」「農業委員は公選制から任命制になるが、問題はないのか」「新水族館はどのような建物になるのか。具体的なプランは出来上がっているのか」「諏訪地区の活性化のために、都市ガス、何とか引っ張ってこれないのか」「上越市でも動物も人間と一緒に避難できるように、マニュアルなど検討する部会をぜひつくってもらいたい」「大きなプロジェクトが同時に始まっている。今後、財政的に問題ないのか」「冬場、風と直角になる道路には吹きだまりができる。入ってしまって、助けることもある。どうしたらいいかご指南いただきたい」等です。
 雪の吹きだまりができて危険だという問題。参加者の中で唯一の女性が、「毎年、話を出しているのに前進しない。どうしてこうなるのか」と怒りの声をあげました。行政には伝えているはずなんですが、繰り返し要望を出しても実現しないと、行政だけでなく議会も怠慢だとみなされます。

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 議会報告会では市内各地に出かけます。昨日は地区公民館が会場でした。興味深かったのは壁の掲示物です。諏訪地区の「宝物」などについての子どもたちの手書きのものがいくつも貼ってありました。二貫寺の森や地域のお寺など子どもたちの思いがわかっていいですね。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の残りの配達をした後、地元に戻ります。渡り初めがあるからです。

2016年11月25日

災害対策特別委員会で大雨災害総括

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 また冷えましたね。おはようございます。今朝は霜が降りました。写真は事務所に来るとき撮った尾神岳です。朝焼けが始まっていました。時間があれば、もっと朝焼けが広がった写真になったかも。でも、これはこれできれいでした。

 昨日は午前が災害対策特別委員会でした。今年の7月、8月、9月と上越市で発生した大雨災害の状況を再確認し、総括する会議でした。防災危機管理部の方で、情報発信や予測困難な気象状況への対応などでまとめの文書を公表し、それを中心に議論しました。私からは「総括においては対策の評価とともに課題を明らかにすることが必要であること」を指摘し、「天候の急変に対応できうる体制整備をどうしたらいいかなどでもっと具体的に」するよう求めました。他の議員からも「避難所を閉鎖して1時間も経って避難準備情報解除するという対応はいかがなものか」などの発言が出ました。総括会議ではありましたが、道路災害、農地災害なども発生しているのにそれらの対応状況や課題が示されませんでした。今後の会議でさらに議論していきたいと思います。

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 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしでした。集金もしながらですので、けっこう時間がかかりました。いつも楽しみにしている野の花はほとんど終わりました。そういったなかで、花を大胆に生けている家でツルウメモドキのリングを玄関に飾ってあるのが目を引きました。輪をゆるやかに、しかも実の配置も考えてつくる、この人の美的センスは見事です。従兄の家ではおいしいソーメンカボチャをいただきました。

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 夕方、家に戻ったら、高田のYさんから久しぶりに絵手紙が届いていました。それも縦50㌢、横70センチという大作です。真ん中の「つる首カボチャ」の周辺には知事選勝利の喜びの気持ちなどが書かれていました。これはどこかに飾ろうと思います。

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 昨夜は安塚区のどさん娘ラーメン店にて「新ソバを味わう会」があり、妻とともに参加させていただきました。咳が出るので、妻からは「人様に迷惑かけないよう、あまり動かない。そばを食べたら早めに帰る」よう言われていたのですが、おいしいそばを食べていたら不思議と咳が止まり、とうとう最後まで楽しい時間を過ごさせてもらいました。そばを作ってきてくださったのは昨年、初めてそば作りを体験させていただいた石橋の秋山先生でした。

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 きょうも「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。活動レポートの手直しもあります。

2016年12月02日

12月議会始まる

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達だと思って、大潟区まで取りに行ったらありませんでした。私の当番ではなかったのです。とほほ。いま、活動レポートの印刷中です。ブログの発信が遅れました。

 昨日から12月議会が始まりました。冒頭、議長や市長から市内でも発生した鳥インフルエンザについての報告がありました。その後、市長の提案理由の説明、総括質疑などが行われました。日本共産党議員団では提出された議案を検討した結果、総括質疑で訊くまでもなく、委員会審査で十分との判断から通告は出しませんでした。委員会での審査はきょうから4日間かけて行われます。きょうは建設企業常任委員会です。

 午後からは議会基本条例検証委員会でした。一番議論になったのは広報広聴委員会についての規定です。現在、この委員会は特別委員会になっていることから、条文の改正が必要だという点では一致したのですが、議会と市民の関係における広報広聴委員会の位置づけ、役割、他の委員会との関係などでいろいろと意見が出ました。

 検証委員会が終わったのは午後3時前でした。この後、私はFM上越で13日午後1時18分から放送される予定の「市議にきく」という番組の収録をしてきました。この日は議会の本会議ですので生放送とはいかないのです。本番前にアナウンサーからどんなことを聞くか説明があったので、何故、野の花が好きかとか、政治の道に入るきっかけとなったことは何かなどたっぷり話をしました。たぶん、放送される内容よりもこちらの方が面白かったと思います。初めてのラジオ番組、ヘッドホーンをつけたら、自分の声とは違う声が聞こえてきました。いつかラジオで30分くらいしゃべってみたいなぁ。

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 夕方、市内3か所で鳥インフルエンザについての住民の不安を解消するために住民説明会が行われました。私はそのうちの1か所に参加してきました。説明会では上越家畜保健衛生所所長などが発生状況、防疫作業などについて説明し、参加住民から質問を受けました。参加者からは、「殺処分したニワトリを土中に埋め立てる方法で大丈夫か」「これまで養鶏所に対してはどういう指導をしてきたのか」「発生農場への交通規制はしているのか」「感染経路はどう考えているか」などの質問が出ました。鳥インフルエンザは、飲食物から感染する可能性はないとのことです。農場の近くの井戸水などの検査も防疫措置をとったことによる環境への影響を調査するためのものだということです。ご安心ください。全体として丁寧な説明でした。報道では発生した場所、農場名などが伏せられていますので、私もそれにならい、具体的な記述は避けました。

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 きょうはこれから市役所に向かいます。午後には各派代表者会議もあります。 

 

2016年12月03日

都市ガス料金割引制度新設へ


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 おはようございます。今朝は6時半過ぎまで寝ていました。それから、ごみ出し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をして事務所に来ています。今朝の尾神岳はいつもよりも遠くから撮っています。

 昨日から市議会の常任委員会審査が始まりました。初日は建設企業常任委員会です。審査の中で注目したことのひとつは都市ガス料金割引制度新設です。来年4月から都市ガスの小売りが全面的に自由化されますが、上越市では今議会においてガス供給条例の全部改正を提案しています。その中で都市ガス料金割引制度の新設が含まれています。割引の中身は新規物件に対する割引と子育て家庭に対する割引の2本立てです。下の画像をごらんください。

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 昨日の委員会では、日本共産党議員団の橋本正幸議員の質問で、新規物件の件数見込みについては30件程度であることが明らかになりました。市内の都市ガス区域で新築全体の半分近い200世帯が都市ガス利用世帯ですが、当局の考えでは、今回の制度を活用して毎年、30世帯くらいずつ利用世帯を増やしていきたいとのことでした。また他の議員からは、「子育て家庭に関する割引対象を中学校3年生までではなく高校3年生までの子どもがいる世帯に拡大できないか」という質問もありました。ガス水道局長は、「福祉的な観点で導入しているわけではない」としながらも、「効果を見ながら拡充するかどうかを検討したい」と答えていました。

 午後からは各派代表者会議でした。議員の厚生年金制度や鳥インフルエンザ問題、上越教育大学との懇談会など当面する課題について話し合いました。

 市役所での会議が終わってからは大急ぎで地元事務所に戻りました。活動レポートの印刷、約4000枚の仕事が残っていたからです。すでに裏面は印刷済み、あとは表面だけでしたが、印刷終了後、新聞屋さんに届けなければなりませんでした。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、そして途中で戻り、葬儀に参列です。吉川区の中心部のお寺のご住職ですので、時間がかかりそうです。

 

2016年12月06日

文教経済常任委員会審査、衆院6区に上野市議出馬


 おはようございます。今朝は荒れましたね。雷の連発、風を伴った雨、ちょうど、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達と重なったため、ひどい目に遭いました。

 昨日は安保法制廃止を求めるスタンディングから始まりました。印象に残ったのは軽乗用車に乗った親子、しっかり私たちを見て、賑やかに手を振ってくれました。また、いつもの青い乗用車さん、昨日もライトを点滅し、手をあげて応援してくださいました。心配した気温の方は暖かく、手袋なしでもボードを持つことができました。途中から朝日が当たり始めたら、防寒着を脱ぎたくなりました。

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 スタンディングを終えて、そのまま市役所に向かいました。朝飯を食べていないので、コンビニでおにぎり2個(お茶を入れて379円)を買って食べました。昨日は夜まで予定が入っていたので、昼食(500円定食)も夕食(つかそば天玉中華430円)も外食となりました。下の写真は最初に買い物をしたコンビニのそばで撮った景色です。昨日撮ったものの中では唯一の風景写真です。

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 市議会は昨日は、文教経済常任委員会でした。議案審査よりも所管事務調査に議論が集中しました。教育委員会関係では「上越市第2次総合教育プラン(案)」の調査でした。市教委が提案した(案)そのものには「小中一貫教育の推進」など問題点もいくつかありますが、委員会では、学力問題で見識を示した中野教育長の発言が注目されました。

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 教育長は、議員の質問に答えるなかで、「子どもの学力は学校の授業だけで決まるものではない。家庭的なものや地域の状況など(を含めて)トータル的に見なきゃいけない。学力は考え直さなければならない時期に来ている。算数や国語など数値で表れる、そんな一部分で学力といい、それに順位をつける、それしか見ていない。ランキング競争が全国的に始まっている。これはマスコミも文科省も悪い。文科省は、最初はそんなことするなと言っていた。成績の悪い子を抜き出したり、指さしたりして、昔の問題をやらせたりしている。こういうことをやれば先生方も一番やらんきゃならないことがいい加減になってしまう。最近、不登校やいじめが増えてきているが、私は(このことと)タイミングが合ってきていると思う。私たちは一人ひとりの子ども能力を伸ばしていきたい」とのべました。傍聴していて、拍手を送りたくなりました。

 農林水産部関係では第3次上越市食育推進計画(案)が示され、議論されました。この中で、日本共産党議員団の上野議員は「子どもの貧困」という視点、角度の重要性を強調しました。
 今回の計画(案)では、「『実践』の環を広げよう」をキーワードに、「一人ひとりの食育の実践から、多様な関係者の連携で、食育をつなぎ、伝承する」という基本的な考え方に立って、4つの基本方針と主な施策が組み立てられています。
 上野議員は、「書かれているポイントは、それはそれでいいが、大事な視点が抜けている。食育といった場合、福祉や医療、教育とも絡んできて、幅が広い。食生活では『朝食を欠食する人の増加』が課題の一つになっているが、これを家庭の問題、個人の問題として特化しているんじゃないか。経済的に食べたくても食べられない子どもがいる。子どもの貧困という視点で(食生活を)見ていく必要があるのではないか」と指摘しました。
 担当課長は、「指摘されたことは、いまの段階では調べていない。今後この計画を進めるうえで、(言われたことを)踏まえて検討していきたい」と答えていました。

 昨日、日本共産党は衆院選の候補者名を発表しました。第1次分です。このなかに新潟第6区も入っています。この間、参院選、県知事選で大活躍した上野公悦地区委員長が予定候補になりました。友人である長岡市議の細井良雄さんも2区の予定候補です。みんなで支えて応援していきたいと思います。

 きょうは厚生常任委員会です。いくつかの用を足しながら10時前には市役所に到着したいと思っています。

2016年12月07日

高齢者施設での防犯対策、犀潟センターの医師確保請願などで議論

 小雨が降っています。おはようございます。予報では山間部は雪ということでしたので、平場も冷え込むと思っていたのですが、まだ暖かい方です。ただ、まわりの景色はまったくパッとしません。毎朝撮ってきた風景写真も今朝はお休みです。

 昨日は厚生常任委員会がありました。質疑が行われたことの1つは高齢者施設などの防犯対策です。今回の補正予算では、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金398万円を使って、「あいれふ安塚」、「ショートスティあさひ」など6施設で人感センサー、防犯カメラなどを設置する経費を計上しました。委員会では、既に設置済みのところの経過などを問う質問や人感センサーや防犯カメラで効果をあげるには、それを使う体制ができていることが重要だとの指摘がありました。大切なことだと思います。

 市はこれまで、宿泊を伴う市内の福祉施設175のうち、施設側の独自の努力によって全体の約4割にあたる71施設で防犯カメラなどの機器が設置されていることを明らかにしてきました。今回の設置で防犯機器の設置率は少し上がりますが、もっと高めていくためにはどうしたらいいか、新年度に向けてさらに議論が必要になってくるなと感じました。

 来春スタートする「よしかわ保育園」(運営は社会福祉法人 吉川福祉会)についても質疑が行われました。ここは市立の吉川中央保育園と旭保育園を廃止し、よしかわ保育園に統合する形になります。委員からは、「希望する子どもが全員入れるのか」「職員確保などで人的支援が必要なのではないか」「通園バスの運行はどうなるのか」などの質問が出され、秋山保育課長は、「希望する子どもたち全員が入所可能」「職員数は(私立吉川保育園の)現在よりそう増えるわけではない。市からの人的支援は考えていない」「通園バスは保育園に無償貸与し、引き続き運行していく」などと答えていました。新しい「よしかわ保育園」の建設工事は外溝工事を含め今月中に終わる見通しです。

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 上越地域の精神科医療の要として、大きな役割を果たしてきた国立病院機構 さいがた医療センター。同センターは、近年、慢性的な医師不足の状態が続き、日常的な診療にすら支障を来しかねない状況になっています。そうしたなかで全日本国立医療労働組合犀潟支部は、今議会にさいがた医療センターの医師確保に関する請願書を提出しました。

 この請願審査は厚生常任委員会に付託され、昨日、審査の結果、残念ながら賛成3、反対4で不採択となりました。各委員の意見表明では、「たいへん重要なこと」「市内病院全体で共通する課題」との認識は一致したものの、「さいがたのセンターだけ出すというのはいかがか」「まずは地元関係団体と協議すべきだ」「時期尚早だ」などといった声が出て、僅差の不採択となりました。請願の最終的な採択、不採択は15日の本会議で決まりますが、不採択となった場合でも、このままにしておけないという空気が強く、上越市全体の問題として市議会でも何らかのアクションを起こすべきではないかという声が上がっています。下の写真は昨日のさいがた医療センターです。

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 きょうは総務常任委員会です。議案そのものは少ないものの、所管事務調査もあって、けっこう時間がかかりそうです。まもなく市役所に向かいます。

2016年12月08日

総務常任委員会、重要問題がいくつもあり、活発な議論

 いま5時53分です。おはようございます。今朝は5時20分に事務所に来て、印刷作業をやっています。いうまでもなく活動レポートです。きょうは10時から本会議、その前にやることがいくつもあるので、いつもよりも早く作業を進めています。

 市議会は昨日で委員会審査を終えました。昨日は私の所属する総務常任委員会でした。当初予定していなかった課税誤りについての報告が入ったこともあって、4つの委員会の中では一番遅い午後6時少し前に閉会となりました。

 財務部の審査では市民プラザの管理者指定の議案で質問に立ちました。指定管理者の指定に関しては公募を行うもの、行わないものがあります。公募を行わないものであっても、指定管理者として適切かどうかの審査を事務方で行っています。私は公募を行わないもののうち、市民プラザのように大勢の市民が利用する施設については、公募のケースと同じように管理やサービスなどどうなのかを点数付けし、その結果を公表すべきだと思っています。市民プラザについては、「総合的に見て適切」だという報告しかなかったので、その内容をただすとともに、審査結果をもっと具体的に公表するよう迫りました。池田財務部長は検討を約束しました。

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 財務部の審査が終わったところで、都市計画税の課税誤りについて報告がありました。市は課税が漏れていたものについては過去5年分を、誤って課税したものについては過去10年分を明らかにしました。課税漏れは土地については1筆(5万3500円)、家屋については42件(33人、87万4363円)でした。誤って課税したものは家屋64件(55人、254万9076円)で、土地はありませんでした。議論になったのは、今後の対応です。市は「課税漏れについては、地方税法に基づき、過去5年分の本税を納めていただく、誤課税分については過去10年分の本税に還付加算金をつけて返還する。領収書など納付を確認できるものを提示していただいた場合は、過去20年まで遡って本税に還付加算金を加えて返還する」ことを明らかにしました。委員会では、「領収書などがある場合だけ20年さかのぼるというのは課税側の勝手じゃないか。推計できるものも対象に加えるべきではないか」などの質問が相次ぎました。

 総務管理部関係は一つの質問もありませんでした。

 少ない議案にもかかわらず委員の質問が集中したのは企画政策部関係でした。具体的には一般会計補正予算で計上された「町屋を活用した大学生用シェアハウスの工事請負費が27年度補正予算で当初計上した1965万円に、今回799万円プラスして2764万円に膨らんだことが問題となりました。委員会資料では「耐震及び防火対策が必要であることが判明した」と記述してあったことから、「いつ耐震、防火対策が必要とわかったのか」「当初の時点で耐震、防火をどうみていたのか」「799万円の内訳は」などの質問が次々と展開されました。答弁は一転二転しましたが、最終的には、当初の時点ですでに約400万円の耐震、防火工事費用をみていたこと、今回の補正の799万円は耐震、防火とそれ以外のものも含まれることが明らかになりました。

 企画政策部関係の所管事務調査は地方創生推進交付金事業についてです。城下町高田歴史・文化を生かした「街の再生」、雪室・利雪による地域産業イノベーションの地域再生計画が示され、審査に付されました。私は地域再生計画のついては案の段階で示さないで、認定を受けて示すようでは審査の意味がないと指摘しました。国段階でギリギリになってことをすすめ、自治体の事務方がそれに翻弄される事態となっていたことは承知していますが、それにしても案ではなく決まったものを議会の委員会に提出して意見を聴くというのは極めて異例です。私の記憶では議員になって初めてです。

 防災危機管理部関は今回は所管事務調査のみです。第10次上越市交通安全計画案と(仮称)地域安全支援員制度を中心とした交通安全教育推進とその体制の2つがテーマでした。

 まず第10次上越市交通安全計画案ですが、計画の目標に「平成32年までに年間の交通事故死者数を4人以下にすることを目指します」という提案に私を含め3人の委員が、「なぜゼロにしないのか」と反発しました。ここ数年、交通事故死者数は7人、5人、13人、5人、6人と推移していますが、2人であろうが3人であろうが人命です。4人以下になれば「評価できる」というものではありません。また、最近、大きな問題となっている高齢者の事故対策についても意見が相次ぎました。私は前日の夜に放映されたNHKのクローズアップ現代の高齢者対策の内容を紹介しながら、全国の先進例に学び、最先端を行く計画を作るよう求めました。

 もうひとつの交通安全教育とその推進体制は昨日の委員会では一番活発な質疑が展開されました。とくに今年度末で、交通安全指導員を廃止して(仮称)地域安全支援員制度をつくりたいとする市の考えに、「現在の交通安全指導員から新制度について意見を聴いたのか」「1中学校区に1人配置するというが、私の地元では小学校が7校ある。対応できるのか」「意欲ある指導員の地域安全支援員への活用と言うが、どこで線を引くのか」「なぜ制服をやめてベストにするのか」など質問が集中しました。質疑の結果、新制度設計をする上で現在の交通安全指導員の考えを十分聴いていないことが判明、塚田防災危機管理部長は、「交通安全指導員や(PTAなどの)関係団体の声を聴く」ことを約束しました。

 市が示した(仮称)地域交通安全支援員制度は交通安全教育と啓発に特化した活動を行うことを目的にして、各中学校区に1人配置する(全体で22人)予定です。支援員は、交通安全、防犯等に関する活動の経験及び知識を有する人から市長が委嘱するとのこと。任期は2年。再任は妨げないとしています。これまで交通安全指導委員の活動の1つであった街頭指導は状況の変化が出てきているとして外されました。

 きょうから一般質問です。「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。安塚、大島方面は代わってもらいました。

2016年12月09日

一般質問1日目は5議員が登壇


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 今朝は5時40分から事務所でデスクワークです。おはようございます。写真を撮ろうと、7時前に事務所を出ると、空はオレンジ色、それもやわらかいいい色でした。近くでは小雨が降っていたらしく、虹も出ていましたよ。

 昨日から一般質問が始まりました。今回の通告者は19人、そのうち5人が登壇しました。トップバッターは杉田議員でした。同議員の質問で注目したのは国宝太刀無銘一文字(号 山鳥毛)の募金額です。最新のデータで240万円(市外からは108万円)だということでした。「思ったよりも少ないな」という声が聞こえてきました。永島議員の質問では市長の三選出馬の意思を確認する質問がありました。しかし、市長は「当面、新年度予算編成に全力を注ぐ」とし、出馬するともしないとも言いませんでした。議員の中では、市長のこれまでの動きを見て、出馬する可能性は高いとみている人は多く、表明はいつするのか注目されています。橋本洋一議員の質問で、一昨日の総務常任委員会で激論となった(仮称)地域交通安全支援員制度がとり上げられました。市長の答弁を聴いていて思ったのは、一昨日の議論が市長に伝わっていないなと感じたこと、一般質問で取り上げられる予定の問題が委員会で議論された場合は、その概要くらい伝えておいてほしいものです。

 昨日はガス水道局所管本支管工事をめぐる談合裁判が新潟地裁で行われました。私は議会があったので傍聴に行きませんでしたが、午前10時から始まり10分ほどで終わったとのことです。昨日の口頭弁論は最後で、結審したと言います。判決は3月6日、午前10時過ぎに出ます。勝利を確信していますが、議会終了後、原告団会議を開催し、報告集会などについて話し合いたいと思っています。

 きょうも一般質問は続きます。私は10番ですので、きょうの午後登壇することになります。時間は早くて午後2時半頃、遅くても3時過ぎには登壇することになるでしょう。質問テーマは大雨災害対策、原発、斎場建設の3つです。

2016年12月10日

斎場建設にあたっては頸北斎場を残す可能性も

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 おはようございます。今朝は3時半頃から事務所に来て、デスクワークをしています。夜中に一度目が覚めたら、眠れなくなったのです。眠れなくなった主因はやるべき仕事がたまっていること。となれば、布団の中に入っているだけではもったいない、と起きました。外は小雨が降っています。朝のうちに、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、2つの集落だけやってきました。

 昨日は一般質問2日目でした。市役所に着くと、武藤総務常任委員長から話がありました。それは(仮称)地域交通安全支援員制度に関する市長答弁についてです。前日、議長に、「常任委員会の議論が市長に伝えられていないのでは」と言ったところ、調べてくれたのです。委員長からは、「担当部から市長には伝えてある」との回答があったということでした。ブログには、「伝えてほしいものです」と書いておいたのですが、ホッとしました。防災危機管理部のみなさんにはご迷惑をおかけしました。

 控室に入るとお客さんがおられました。富山市で議会改革を進めようと運動をしている市民団体の方たちです。「上越市議会は議会改革が進んでいる」と聞いて、やってきたということでした。上野議員などが議会の取り組みを説明し、その後、夕方まで一般質問を傍聴されていました。お昼を一緒に食べたのですが、視察に来られた人の一人は、「上越市議会はいいですね」とほめてくださいました。一般質問のやり方、ひとつとっても何か感じるものがあったようです。

 さて質問は昨日も5人が登壇しました。今年ドイツを訪問したという石田議員はいきなり、「グーテンモルゲン」(おはようございます)と言ってみんなを驚かせました。同議員は、ドイツとの交流の方向性などについて質問したのですが、とてもわかりやすく、傍聴していた小学生たちにも伝わったものと思います。質問が終わった時点ではふたたびドイツ語で「ダンケシェーン」(ありがとうございました)とやったので議場は湧きました。日本共産党の橋本議員は6月議会に続いて、三和の産廃問題をとりあげました。市は同議員の質問に答え、10月の産廃調査での分析結果を初めて公表しました。それによると、水銀やダイオキシンなどいずれの物質も環境基準を下回るものだったということです。

 私は大雨災害、原発、斎場建設の3つの問題をとりあげました。このなかで土砂災害危険個所の整備率(平成27年調査)が土石流で24.6%(平成25年は24.3%)、地滑りで42.4%(同41.9%)、がけ崩れで8.4%(同8.4%)であり、遅々として進んでいないことが改めてわかりました。原発の問題で市長は、「検証が終わらすして再稼働の議論は出来ない」とこれまでの答弁を繰り返しました。

 昨日の私の質問で一番注目されたのは斎場建設についてでした。斎場建設に関しては、市が居多に新斎場を建設し、供用開始とともに頸北斎場を廃止するという案(たたき台)を10月26日に示して以来、関係地区住民から大きな反発の声が上がっています。私はこうした声をもとに、斎場の複数配置の可能性や合併特例債の活用との関連などについて市の考えをただしました。私の質問に対して、健康福祉部長は「基本構想の内容は今後の審議の中で当初示したたたき台と変わることがありうる」「最初は統合すると説明したが、市民からは残せという意見だった。(斎場の)分散配置の課題についても協議したい」などと答えました。合併特例債の活用については、藤野保史衆院議員事務所の力も借りて、複数配置でも活用の可能性があるということを私から明らかにしました。上の写真は昨日の一般質問で登壇した時のものです。カットは2回目以降の質問で質問席で発言している様子です。

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 きょうはずっと、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2016年12月13日

平良木、上野両議員が登壇


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 目覚ましで起きました。時間は5時です。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達があったのです。幸い、雨は降らず、順調に配達できました。これからは何をするにも雪がどうかという心配がつきまといますが、いまの暖かさなら、まだしばらく楽をさせてもらえそうです。

 昨日は本会議、一般質問でした。昨日も登壇した議員は5人です。日本共産党議員団の平良木議員、上野議員も登壇しました。平良木議員は子ども医療費助成制度、介護保険事業をとりあげたのですが、介護の専門学校に通う学生のための経済的支援などで前向きな答弁を引き出していました。上野議員は新しく知事になった米山知事と会って、どのういう印象、来たいと持ったかと市長に聞きました。先月20日の知事を励ます集いで一度聞いていたのですが、謙虚で誠実な方という言葉が今度も聞けました。県と市との間で良い関係がつくれそうな気がしました。

 昨夜は議会とは別の会議もありました。昨夜は月がとってもきれいでしたね。

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 きょうも本会議です。一般質問が終わった後、追加議案の提案、審議、そして家庭用ごみ袋の不具合に関して厚生常任委員協議会が開かれます。

2016年12月14日

指定ごみ袋の一部の不具合で厳しい声相次ぐ

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 体は正直に反応するもんですね。おはようございます。昨夜は夜遅くまで原稿書きに精を出しました。そのせいでしょうか、目覚めたのは何と6時50分でした。外は雨がしとしと降っています。雨が雪に変わる、そこまでいくことはなさそうな比較的暖かい朝です。

 昨日は市議会本会議、一般質問は宮崎議員をはじめ、4人が登壇し、鉄道遺産の活用、創造行政研究所のあり方、町内会館整備の補助、農業政策の強化などについて市長や教育長の見解をただしました。鉄道遺産については昨日の質問で、私が思っていた以上にあるということを知りました。まだまだ活用の余地がありそうです。「創造行政研究所があり、企画政策部もあるという中で、研究所はもう少し市民の中に入り、市民に開かれた活動を」という提案は現場にどう受け止められたのでしょうか。ニュースレターや講演などで見てきた活動は貴重でした。さらなる発展を期待したいですね。

 一般質問や追加議案の審査が終わった段階で厚生常任委員協議会が行われました。この協議会では「指定ごみ袋の一部の不具合について」市から説明がありましたが、正副委員長をのぞく全委員から、「対応が遅く、誠実さがない」など厳しい批判が相次ぎました。上の写真は協議会の様子です。
 
 市の説明によると、市の指定ごみ袋(燃やせるごみ・生ごみ用)で、今年の4月から6月にかけて約300の販売所に納品したもののうち、破れやすくて使いものにならないものが約8万4000組あった(約4万組は回収)と言います。原因は古米と廃プラスチックの配合の調整が不十分だったことによるとのこと。市役所への市民の苦情や問い合わせは250件以上にのぼったそうです。市としては今後、原料配合の改善や検査工程の追加などの再発防止策をすすめるとともに、不具合のある袋の買い置きについては、レシートがある場合は求めた販売店にて、ない場合は製造業者または市役所の生活環境課まで連絡してもらいたいと広報するとしています。

 これに対して委員からは、「わかった段階ではなく、12月上旬まで公表しなかったのはどういう判断に基づくものか」「組織としての危機管理、最初の対応が間違っている」「苦情を言ってきた人はほんの一部だ。もっと多くの人たちが被害に遭っている」「不具合の申し出があった場合はレシートがなくても事情を確認して交換措置をとるべきだ」「4か月もだまって売っていたなんて信じられない」「行政側に誠意がない。広報には謝罪もない。全世帯にお詫びし、10枚になるか何十枚になるかわからないが配るべきだ」「代わりの袋の製造が間に合わなかったら、買い物袋などでの緊急対応もできたはずだ」「たんなる袋の問題ではない。ごみ袋が有料化された中で、2枚重ねて使うなど市民に負担を強いている問題だ」などの声が相次ぎました。
 
 これに対して土橋副市長は、「有料化に伴って、市にはしっかりしたものをつくる責任がある。結果としてご迷惑をおかけし、不信をまねいた。心からお詫び申し上げたい。今後、どうするかは改めて検討したい」とのべました。今後の動きに注目です。

 きょうは一日、地元で活動する予定です。場合によっては夕方、市役所に向かいます。いま、緊急連絡が入りました。近くの大事な親戚のお母さんが亡くなったということです。そちらに集中することになります。

2016年12月15日

近くの親戚のお母さんの世話人の一人として

 おはようございます。今朝も目覚ましのお世話になりました。5時に起床し、事務所で印刷作業をしています。外はまだ暗いです。

 昨日は近くの親戚のお母さんが亡くなり、世話人の一人として動きました。これまで長年にわたり議員をやっていて、議会と告別式が重なったのは近くの叔父の葬儀の時の一度だけ、あとはすれすれで重なりませんでした。今回もお通夜が今晩、明日が告別式ですので重なりませんでした。もちろん、きょうの市議会本会議には出席します。

 亡くなったお母さんは双子でした。お連れ合いの葬儀の時には、その双子のもう一人の人と今回亡くなったお母さんがあまりにもそっくりなのでびっくりしたものです。先だって双子のもう一人の人が亡くなったと聞いていますが、双子がほぼ同じ寿命だったというのも驚きました。遺伝子で寿命が決まっているのかと思ってしまいます。

 昨日は亡くなったお母さんの親戚の方が次々やってこられました。そのなかでもお母さんの子どもにあたる人が来られた時は切ないですね。娘さんは、お母さんの寝ている場所へ行くと、「お母さん、がんばったね」とひとこと声をかけ、お母さんの顔を見ていました。もう亡くなるのを覚悟されていたのでしょうか、涙は見えませんでした。

 きょうは12月議会最終日です。討論は議員団の仲間がします。私は週末の講演会の準備などがあって外してもらいました。

2016年12月16日

初雪のなか12月議会終わる


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 おはようございます。今朝はブルが出動しました。いよいよ雪のシーズンです。昨日から降り始めた雪はいまのところ10数センチです。大きな降りにならないでほしいです。

 昨日は12月議会最終日でした。注目のさいがた医療センター医師確保に関する請願はわずかな差(数は2、3人)で不採択となってしまいました。地域内だけでなく、全県的にも大きな役割を果たしているだけに極めて残念です。このまま、はい、そうですかというわけにはいきません。次の手を打つために全力を注ぎます。

 昨日は本会議が終わってから、全員協議会が開催されました。協議会では、高病原性鳥インフルエンザ発生に係る対応等について、市の対策本部から説明があった後、質疑が行われました。そこでは、市や県の対策を評価しつつも、「防疫作業に従事した職員の健康確保にいっそう努力してほしい」「井戸水の検査について不安の声が出ている。検査場所がどこか、おおまかでもいいから明らかにできないか」などの声が出ていました。私からは、「ホームページに掲載された対策本部会議情報に関しては次第書だけでは意味がない。公表できる中身を掲載すべきだ」「鳥類飼育者リストの整備をすすめると言うがどこが責任もって行うのか」などと発言しました。後者については市と県が共に進め、情報を共有するという答えでした。

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 きょうはこれから親戚の葬儀です。

2017年01月21日

議会基本条例検証委員会、竹直生産組合祝賀会などに出席

 おはようございます。今朝は6時20分に起床、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら事務所に来ました。7時を過ぎても外は暗く、パッとしない天気になっています。

 昨日は午前が議会基本条例検証委員会でした。一番議論になったのは議会の「広報広聴」についてです。現行の条例では広報広聴委員会を置くとなっていますが、昨年の5月に特別委員会として立ち上げる際に、条例の改定が必要だということで、今回の検証委員会で検討しようということになっていました。しかし、昨日の議論の最初の段階では、現行でいいとする会派と改定すべきだという会派に分かれ、なかなか収拾がつきませんでした。この問題は次回に持ち越されました。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会がありました。このうち議員勉強会では国立国会図書館の塚田洋さんが「一般質問・政策形成に使える議会図書室」という演題で講演してくださいました。上越市では議会図書室をこのような形で利用する人はまずいないのですが、今回の話を聴き、インターネットの活用でも、図書館ネットワークを活用した場合でもいろんな方法があるんだと勉強になりました。もっと詳しく書けばいいのですが、資料を議員控室に置いてきてしまいましたので、お許しください。

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 夕方からは吉川区の農事組合法人竹直生産組合が平成28年度農林水産祭 日本農林漁業振興会長賞(農産部門)を受賞したことから、その祝う会が開催されました。同組合のメンバーをはじめ、行政の関係者、近隣の仲間など約50人が、受賞を祝いました。

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 竹直生産組合が受賞したのは省力化と低コスト化を進めるなかで高収量大豆生産をしていることと「越後竹直味噌」に代表される6次産業化の取り組みが評価されたことによります。平成27年のデータでは、同組合の大豆生産量は10アール当たり289㎏(同年の全国平均は171㎏)と飛びぬけて高く、上位等級比率も67%(全国平均57.7%)となっています。すごいですね。

 同組合は設立から20年。集落農地の維持・発展で先駆的な役割を果たしてきました。祝う会では、これまでの歩みを振りかえるとともに30年問題などをどう乗り越えていくかが語られました。

 きょうは午前中に「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、午後1時からは談合裁判報告集会、午後3時半からは吉川区の新年会です。忙しい1日になりそうです。

2017年01月31日

議会基本条例検証作業最終段階へ


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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。雪がうっすらと降り、風が強い状況でしたので、気をつけながら車の運転をしました。大潟区に近いところでは、車のドアを開けるときに風の方向を考えて開けなければなりませんでした。写真はわが家の近くの農道です。

 昨日は午前が議会基本条例検証委員会でした。前回議論になった「広報広聴」に関する議論は今回も続きました。現在、「広報広聴」の推進機関として広報広聴特別委員会がありますが、これは期間限定ではなく、議会がある限り、存続させなければならないものです。現行の条例のままで行くか、それとも改正していく形をとるのか、各派が持ち帰り、検討することになりました。次回で検証作業はほぼ終わるところまで来ました。

 午後からは党議員団会議でした。前回の会議からの課題である国宝太刀取得問題に関する見解のまとめは議論したものの、他の会議参加者があって、全員そろわなかったため先送りしました。会議中、関山演習場での日米共同訓練要請文をめぐる修正等も入ってきてなかなか進みませんでした。頸北斎場の視察については議員団メンバーの日程調整ができ次第、実施したいと思っています。

 夕方、家に戻ると、土曜日に三和区で行われた「橋本ひろば」(橋本正幸議員を囲んでの交流会)の参加者の方が私が写っている写真を届けてくださいました。助かります。Tさん、ありがとうございました。写真はそのうちの1枚です。

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 夜は党会議がありました。先に閉幕した党大会における志位委員長の結語をみんなで視聴しました。

 きょうは午前中、地元で活動し、午後からは柿崎区へ行きます。柿崎病院後援会の理事会もあります。

2017年02月07日

スタンディングそして総務常任委員会、議員研修会と


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 おはようございます。今朝は新潟市のホテルからの発信です。風が吹いていて、先ほどまでは雪が舞っていました。写真は部屋から見えるビッグスワンです。

 昨日は安保法制廃止を求めるスタンディングからスタートしました。薄暗く、ドライバーの顔は見えませんでしたが、それでも手を振ってくださるのは確認できました。ありがたいですね。昨日の浦川原スタンディング参加者は5人でした。

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 いったん地元に戻り、その後、市役所へ。総務常任委員会があったのです。総務常任委員会では、交通安全教育の推進とその体制について質疑が行われました。メインは交通安全指導員制度を廃止して新たに(仮称)地域安全支援員制度を今年4月からスタートさせることについてです。これまで委員会では、交通安全指導員や関係団体に対する説明と意見聴取が十分行われていないこと、交通安全指導員から支援員を選任していく基準が明確でないことなどに強い不満の声が上がっていました。

 最初に防災危機管理部長が前回の委員会以降、交通安全指導員や交通安全協会支部長、PTA会長などに説明した内容と反応を報告し、それらを受けて、地域交通安全指導員制度を見直したことを明らかにしました。それによると、関係者からは一部で反対の声があったものの、ほとんどの人が新制度への移行を容認したことのことです。(仮称)地域安全指導員は立哨を行わず、交通安全、防犯、防災に関する教育、啓発活動を行います。定数は前回示された22人が31人へと増えました。これは児童数や世帯数が平均値を超える9校区で2人体制にしたことによります。任期は2年。交通安全、防犯等に関する活動の経験及び知識を有する人から市長が委嘱します。教育・啓発活動など1回につき報酬および会場までの費用弁償を支給するとのことです。今後、3月末までに支援員の候補を選出するとともに、安全教育等の実施計画を作成するといいます。

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 質疑では、「交通安全指導員に対する説明会では諦め感があって意見が出にくい状況がったのではないか」「指導員から支援員を選任する基準が依然として明確でない」「支援員相互の連携、支援員とボランティア、行政との連携はどうなるのか」「支援員は立哨しないということであれば制服でなくてもいい。任務に相応しい帽子とベストを」などの発言が続きました。

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 総務が終わってから新潟に向かいました。日本共産党の全県議員研修会があったからです。その内容は続報します。

 きょうは研修会の2日目です。夕方には上越市に戻ります。

2017年02月09日

タブレット検討委員会、議運と続く


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所でデスクワークをしています。中心は活動レポートの作成です。原稿は昨夜のうちにほぼ出来上がっていたのですが、やはり、朝になって見直すと直したくなりますね。1時間くらいかかりました。いま、片面を印刷し、乾かしているところです。写真はわが家のそばの旧吉川橋、新しい橋ができたのでこの橋の取り壊しが始まっています。

 昨日は午前がタブレット検討委員会と議会運営委員会でした。新潟に行った上野市議に頼まれて代理出席をしてきました。タブレット導入の検討はかなり進んでいますが、委員会などでの傍聴者への対応、障がい者が議員になった場合にどうするかなどまだ検討課題はありました。昨日はタブレットの慣れ、それを導入しての質疑の慣れなどをどうしていくかなどスケジュールも示され、協議しました。議会運営委員会では、一般質問する場合の挨拶対象、本会議や委員会で質問者が答弁者を指名することの是非などいくつかの検討をしました。一般質問時は議長にだけ頭を下げる、質問時に答弁者を指名してもいいが、その判断は議長や委員長がするなど常識的なところで落ち着きました。

 午後からは地区委員会事務所に酔った後、友人のおじいさんが亡くなったことから、お参りに行ったり、明日、東京へ行くための切符を買い求めたりしました。

 夕方からはずっとデスクワークでした。

 きょうはこれから活動レポートを印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。午後からは富山市議数人の視察受け入れがあります。日本共産党以外の議員からの視察受け入れは久しぶりです。明日は東京ですので、安塚、大島区への配達は仲間に頼むことにしました。

2017年02月14日

各派代表者会議、地区党会議などの打ち合わせ


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 忙しい朝になりました。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でしたが、起床したのは5時50分と予定よりも30分以上遅くなってしまいました。しかも朝から雪です。帰ってきたのは7時10分頃になりました。写真は6時半頃、杜氏の郷の近くにて撮ったものです。ほんの数分だけ、ぬくもりのあるほんわか色の朝焼けを見ることができました。

 昨日は午前が各派代表者会議でした。市民から厳しい目が向けられている政務活動費の報告と公表について、活動費の支払い時期の変更についてなどを協議しました。次回の会議では正式に決まると思いますが、いままでよりも透明性の高い制度になるものと思います。このほか、地域協議会の正副会長さんたちとの意見交換会のあり方などについても話し合いました。

 午後からは地元で活動しました。「活動」には違いないけれど、極めて私用に近い用事で動きました。家に戻ったのは午後4時半近くです。それから、久しぶりに除雪機を動かしました。約1時間半がんばったら、汗びっしょりとなりました。着替えて、直江津の事務所に向かいました。事務所では来月予定されている上越地区党会議などについて打ち合わせをしました。下の写真は除雪中に見ることのできた夕焼けです。めずらしい色合いに感動し、機械を止めて撮影に専念しました。

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 きょうはこれから農村議員連盟の視察です。午後からは三和地区公民館において地域協議会長さんなどとの意見交換会があります。

2017年02月15日

雪下野菜の生産、簡易雪室貯蔵の現場視察


 おはようございます。きょうから2日間視察があるので、5時に起きて活動レポートを作成中です。外は真っ暗、昨夜も雪が降って除雪しなければならないので困りました。時間がありません。

 昨日は午前に市議会食料農業農村議員連盟の雪下野菜の生産、簡易雪室貯蔵の現場視察がありました。最初に訪ねたのは三和区山腰新田の小山田房子さんの畑。糸かぼちゃの後作で作ったという人参は甘く、とても美味しい味でした。小山田さんのところでは、白菜も雪下野菜として栽培しているそうです。驚いたのは簡易雪室貯蔵です。シルバーシート、コンパネなどを使って4箱のコンテナに人参を貯蔵していました。意外と簡単にできるんですね。農協の担当者は、雪室の活用によって、「時間差攻撃」(出荷)出来ると言っていました。小山田さんは、「みんなでやれば、大きなことができる」と夢を膨らませていました。

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 小山田さんの簡易雪室の次に視察したのはJAえちご上越農協の「あるるんの杜」にあるハイブリッド雪室でした。これは安塚区にある雪だるま財団の利雪アドバイザー伊藤親臣さんが設計されたもの。リーファーコンテナを2台使って雪によって冷えた空気を循環させています。事業費は約1000万円(そのうち9割が補助金とか)。湿度は90~100%、温度は0度~5度。この雪室にはネギやジャガイモ、玉ねぎなどの野菜が入っていましたが、実験の意味合いもあるとのことでした。

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 これまで私は雪室貯蔵の米の美味しさを味わったことがありましたが、野菜については今回が初めてでした。ここでの雪室貯蔵実験が雪国上越の農業に希望を与える契機になってくれるとうれしいですね。

 さて、時間です。

2017年02月16日

秩父地域の「ちちぶ定住自立圏構想」を学ぶ

 おはようございます。今朝は秩父市のビジネスホテルからの発信です。今朝は5時過ぎに起床しました。これまでずっとフェイスブックのチェックをしていました。外は少し明るくなってきました。いい天気になりそうです。

 昨日から市議会総務常任委員会の視察です。北陸新幹線で高崎まで行き、そこから八高線で寄居へ行き、そこから秩父鉄道に乗り換えるというルートでした。

 高崎では待ち時間が1時間以上もあり、つい本屋さんに入ってしまいました。家には読むべき本がまだたくさんあるというのに、また1冊買い求めました。俵万智の「小さな言葉」(岩波現代文庫)です。けっこう楽しんで読んでいます。

 寄居は駅に行くまであまり意識していなかったのですが、父が長年出稼ぎに出ていた造り酒屋がある街です。駅に地元特産品コーナーでもあるかな、あればそこの一升瓶を撮りたいと思っていましたが、見つかりませんでした。あったのは時刻表の脇に書きこまれた「白扇」という文字。「あっ、これって親父の…」と思ったら胸にぐっとくるものがありました。駅の構内には蝋梅の花が飾ってありました。

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 秩父鉄道で降りた駅名は「御花畑」。これも気に入りました。そして市役所に向かって歩くと石灰岩の山、武甲山が見えました。段切りしてあって、独特の山容になっていました。この山を見ただけで「秩父セメント」の町にやってきたと思います。

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 昨日の市議会総務常任委員会の視察は秩父市など1市4町が取り組んでいる「ちちぶ定住自立圏構想」でした。平成の大合併で9市町村の合併をめざしたものの、1市4町になった秩父地域がいま、医療、保健福祉、産業振興など10分野20項目で協定を結び、圏域全体で必要な生活機能を確保、定住促進を目指しています。参加自治体の関係は対等、住民ニーズに合わせた行政サービスだけで連携する。こういうところもあるのかと勉強になりました。この定住自立圏構想の取組と実際の姿をお聴きするなかで、全国屈指の大合併をした上越市の行政をこれまでとは違った角度から見ることができました。

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 きょうは松本市に行き、地域づくりシステムについて学んできます。

2017年02月17日

松本市の地域づくりシステムについて学ぶ


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 よく眠りました。目が覚めたのは窓の外に日が射すようになってからでした。おはようございます。今朝は上天気ですね。忙しい1日になりますので助かります。

 昨日は秩父市から電車で移動し、松本市へ。途中の南アルプスの山々がとてもきれいでした。考えてみれば、私が鉄道で山梨県から長野県に抜けたのは初めてです。午前の時間帯に大自然を満喫できて良かったです。

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 昨日の市議会総務常任委員会の視察は松本市でした。経済地域委員会委員長の小林あや市議が歓迎の挨拶。地域づくり課の担当者から説明していただきました。上越市とほぼ同じ広さの市域のなかで35の地区の人たちが地域力を土台に福祉や防災、交通など地域課題を解決していく仕組みは、長年にわたり公民館活動が活発だった松本市ならではのもので、興味深く聴いてきました。

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 注目したことがいくつかありました。その一つは、地区内の各種団体と町会による緩やかな協議体が必要に応じて地区の地域づくり計画策定を目指していることです。上越市では一時期地区別計画づくりが議論されたものの、そのままになっているので、何とかしなければならないと思いました。もう一つは、地域づくり課の担当が各地域の職員については地域を熟知した職員が一定数必要であるとしていることでした。合併後、10年以上たったいま、改めてこのことについて上越市でも議論したいと思いました。

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 次に松本市を訪問する際は、地域づくりの現場を見てみたいと思います。新たな発見がありそうな気がします。

 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。午後からは消防組合議会など2つの会議があります。

 

2017年02月22日

新鮮で勉強になった新幹線講演

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 気持ちのいい朝です。おはようございます。今朝は晴れ。早朝は冷えていましたが、いま、徐々に気温上昇中です。事務所へ来る途中、何枚か写真を取ってきました。上の写真の右上のちょっぴり姿を見せているのが尾神岳です。

 昨日は9時過ぎから市長による予算説明会でした。予算審議前だからというのでしょうか、質疑なしの、まさに説明だけの会です。説明や答弁の機会のない市の幹部も出席して、一種の儀式みたいな感じです。考え直した方がいいと思います。どうあれ、市議にとっては新年度予算に接する最初の機会です。国宝太刀購入予算はどうなっているか。(仮称)厚生産業会館はどうなるのか。市長選の年だから市民にアピールするために何を持ってくるのかなどに注目して説明を聴きました。説明会が終わって、議会運営委員会を経たのち、党議員団で市長の提案理由の説明を読み合わせしました。

 午後からは月例議員懇談会と議員勉強会でした。議員勉強会の講師は青森大学の櫛引基夫教授。先生は新聞記者出身という経歴の持ち主で、講演が始まる前から「面白そうだな」と感じさせる演出をしていました。ジャンパーを着て、首にはタオルを巻いていたものですから、私のそばの議員は、「あの人が教授か?」と訊いてきました。私は冗談で「どっかのおっさんじゃないの」と答えておきました。すぐにわかったことですが、タオルは東北新幹線のタオル、ジャンパーは上越妙高駅のそばにある「フルサット」のジャンパーでした。

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 講演のタイトルは、「『かがやき』をどう超えていくか」。たくさんのスライドを聴衆に示しながら、大事なポイントでしかスライドは使わず、会場を動き回り、語り続ける。型破りの講演でしたね。「よく乗降者数がどうだとか、観光客がどれくらい来たかと言う人がいるけど、そんなことよりも大事なことは市民がどれだけ幸せになったかじゃないですか」「都会をめざすのか、それとも持続性のある地域をめざすのか、そこを考えてください」「隣の飯山駅へみなさん行ったことがありますか。あそこは地域の住民が集まりたくなる時間と空間のあるところになっていますよ。北信、北信濃の想いが詰まっています」など心にどんと響く言葉がいくつもありました。「駅前に何もなければ、それを逆手にとって雪合戦をしている」ところがあり、「地域に化けものみたいに面白い若者がいる」ところもある。北陸新幹線を活かすヒントがぼんぼん出てくる講演でした。

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 きょうはこれから党議員団による勉強会です。新年度予算について勉強し、総括質疑の内容をどうするか決めていきます。午後3時半からは党議員団で頸北斎場を見学してきます。日頃見ることのできないところも見せていただく予定です。一般の方で、一緒に見てみたいという方はご連絡ください

2017年03月02日

3月議会始まる


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 今朝も寒い朝となりました。おはようございます。ただ、気温は凍み渡りができるレベルまでは下がっていません。先ほどカメラをぶら下げて歩いていたら、またキツネと出合いました。猛スピードで逃げていきましたが、簡単には写真を撮らせてもらえません。写真はキツネとウサギの足跡です。

 昨日から3月議会が始まりました。委員長報告、市長による提案理由の説明の後、杉田、江口、波多野の3議員が登壇して、総括質疑が行われました。江口議員の行政改革についての質疑の際、再答弁に立った市長はこれまでの「成果」を時間をたっぷり使って語りまくりました。いよいよ市長選が始まったなと感じさせる答弁でした。

 議会が終わってから、「しんぶん赤旗」の集金に出て、地元事務所に戻ったのは6時近くでした。途中、原之町の高校下でやさしさいっぱいの夕焼けに出合いました。この場所は場々谷池が見え、何度も美しい景色と出合います。

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 きょうは総括質疑の2日目です。私の登壇は午前10時からです。

2017年03月03日

総括質疑、新斎場建設事業についての新方針

 昨夜はゆっくり寝ようと思って早めに帰宅したのですが、だめでした。おはようございます。寝たのは午前1時過ぎ、起きたのは6時半近くになっていました。遅くまで起きていたのは、インターネットで小池晃参院議員の質問を昨日の分だけでなく、その前日のものも録画で見てしまったからです。国民の立場に立った質問というのはこうあらねばならないと思いました。とにかくすごい迫力、質問力でした。

 昨日は総括質疑2日目。私の出番でした。一般質問と違って、議案の中身をただす、それも登壇は3回だけ。こういうのは余ほどよく準備していないとうまくいきませんね。昨日は、定期巡回・随時対応型巡回訪問介護看護サービスを2016年度、新たにやろうとしたことができなくなった理由と今後の対応、新水族博物館整備事業の繰越明許費の理由として掲げた「労働力を確保できない」ということ、国宝太刀収集事業での交渉の進め方、現段階での寄付金の状況などについてただしました。

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 定期巡回・随時対応型巡回訪問介護看護サービスは第6期介護保険事業計画に載っているものです。やろうとしていたことは、当面は訪問介護と訪問介護の連携で対応できるということですが、その原因をしっかり探り、どうしたら7期につないでいけるかしっかり検討してほしいものです。新水族博物館整備事業での繰越明許費は理由は具体的にしてもらったことで理解できました。ただ、「労働力を確保できなかった」という書き方はいただけません。普通なら、「手が足りないんだったら、工事をとるなよ」ということになります。今後、どう変わっていくか注目です。

 昨日の質問でマスコミが一番注目したのは国宝太刀収集事業でした。太刀取得の意義、交渉の進め方、寄付金の最新情報などを質問しました。答弁の中で市長は、「(3億2000万円という数字は)刀剣に関する学術研究者などによる価格評価を行い、提示された金額であり、市が購入するに当たっての上限額だ」とのべました。また、寄付金は「2月末現在では、市内外の個人・法人合わせて1,882件、約3,041万円」となったことを明らかにしました。

 文化庁に「売り渡しの申し出」をして国が買うことになった場合は、申し出書に記載された予定対価の額は動かないことを示し、市の場合はどうなのかとの質問に、教育次長は、市教委が交渉にあたり、いくらにするかを決めていくこと、国宝だから、市の文化財調査審議会に買収について諮問をしないことを明らかにしました。市教委の事務方だけで決めるのでしょうか。

 通告を出してから「しまった」と思ったのは、市民との合意形成について通告から落ちていたことです。これは今後の委員会審査などで訊いていくしかありません。

 昨日は開会前に議場の机の上に各種資料が配布されました。その中には厚生常任委員会の所管事務調査資料もありました。そのなかで上越市は新上越斎場建設事業について新たな方針を発表し、頸北斎場を少なくとも更新時期までの期間は残すことを明らかにしたのです。

 方針のなかで上越市は、①新上越斎場建設事業と頸北斎場の今後のあり方については、別の問題として切り離して検討する、②頸北斎場については、適正な施設管理の下で更新時期を迎えるまでの間は、維持管理に努め運営する、としました。

 今後、新上越斎場の規模をどうするか、頸北斎場について、なぜ「更新時期を迎えるまでは」としたのかなど議論が必要ですが、とりあえずは新上越斎場の建設とともに頸北斎場を廃止することはなくなりました。

 上越市は昨年10月、新斎場建設について、居多で新しく建設するとともに、その供用開始とともに、頸北斎場、経塚斎場の利用者(中郷、板倉区)も新斎場に集約する方針を打ち出しました。これには日本共産党議員団など一部市議、柿崎、大潟、吉川3区の地域協議会などが猛反発、多くの関係住民からも新斎場ができても「頸北斎場を残してもらいたい」「経塚斎場を居多と同じ料金で使えるようにしてほしい」という声などが上がっていました。今回の新たな方針は、世論と関係住民の運動がもたらしたもので、一歩前進です。

 この注目すべき情報はただちにSNSを通じて発信するとともに活動レポート5日号にも書きました。昨日のうちにこのレポートを読んだ人からは、「よかったね。引き続きがんばってくんない」という声が寄せられました。

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 きょうはこれから吉川中学校の卒業式に出て、その後、市役所に向かいます。

 

2017年03月04日

きょうは「オスプレイ来るな、日米共同訓練反対集会

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 おはようございます。今朝も外がすっかり明るくなってから起きました。ごみ出しをして、久しぶりに平和橋の近くまで行き、尾神岳の姿を撮りました。日の出がじつにまぶしかったです。きょうもいい天気になりますね。

 昨日は午前が吉川中学校の卒業式でした。大勢の在校生、先生方、保護者などに見守られて、52名の生徒が巣立ちました。良かったですね。おめでとうございました。

 卒業証書を授与された体育館の舞台には、人工的に早めたのでしょうか、桜の花が見事に咲いていました。証書を渡し終わってから、加納博志校長は、「中学校は人生の滑走路。みなさんはまさに離陸直前だ。これからは失敗を恐れず、挑み続ける心を持ってほしい」と卒業生にはなむけの言葉を贈りました。途中、言葉が出てこない場面がありましたが、先生も胸がいっぱいになられたようです。

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 在校生からの「送る言葉」を受けて、巣立ちの言葉を述べたのは重原千桜さん、「楽しかった3年間は一生の宝物。これから、吉川のために何ができるか考え、行動していく」と力強く挨拶しました。一度は外へ出ていくのもいいけど、将来はふるさと吉川に戻ってほしいですね。

 いつも感動するのは卒業生全員の合唱です。今回は、「旅立ちの日に」。歌詞もいいし、歌いっぷりも最高でした。みんないかったよぉ。

 午後からは市議会厚生常任委員会の審査の模様を傍聴しました。

 上越市は今年の4月から保育料を見直し、職員配置も充実させます。まず保育料ですが、市民税所得割課税世帯の保育料を一律5%引き下げるほか、年収470万円未満相当世帯については、第3子以降の保育料を無料にします。職員配置については、3歳児クラスの職員配置を変更し、これまで3歳児20人に対して保育士1人でしたが、15人に対して1人になります。

 昨日の市議会厚生常任委員会では、今回の保育料引き下げを評価する声とともに、県内での水準、今後の見通しなどの質問が続きました。今回の引き下げにより、上越市の平均保育料は1万8123円となり、県内20市の中でちょうど真ん中(10位)となるそうです。

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 議論になったのは「潜在的待機児童」についてです。上越市では昨年4月1日現在で9人、今年の4月1日現在の見込みは12人とのことです。担当課長の説明によると、12人はいずれも第1希望の保育園に入れなかった人で、通園可能な他の園をすすめるなど入園調整を行ったが、どうしても特定の園でなければならないと辞退されたということです。これに対して日本共産党の平良木委員は、「保護者は、いろんな事情のなかで希望されている。他というわけにはいかない事情があるのではないか。こうした人たちも厳然たる待機児童だ。ぜひ解消していただきたい。隣の妙高市も糸魚川市ゼロとなっている」と訴えました。

 参考までに市内保育園の定員と希望者数(通年における見込み)をお知らせします。

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 きょうは午後1時から、上越市のかに池公園にて「オスプレイ来るな、日米共同訓練反対集会」が開かれます。ぜひ参加をお願いします。

2017年03月08日

工藤貞夫作品展へ

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 今朝は雷の音で目が覚めました。おはようございます。昨夜からの雪は25㌢ほど降りました。除雪機の出番ですが、最低限にしておこうと思っています。

 昨日はスタンディングからスタートしました。久しぶりの雪。傘をさしてのスタンディングになりましたが、何人ものドライバーから手を振ってもらいました。ここ数年、私に必ず声をかけてくれた女子中学生が昨日は来ませんでした。考えてみたら、先日、卒業したんですね。さみしくなりました。

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 スタンディングの場所から市役所へ。市役所では一般質問の準備、というよりも何を質問するかの準備です。通告の締め切りは本日の夕方までですので、きょうの午前中には確定させたいと思っています。いまのところ、斎場問題、オスプレイ、そしてもう一つくらいでしょうか。午後2時頃、市役所を離れました。総務常任委員会審査の前提としていくつか現地を見ておきたかったからです。

 夕方は妙高市のスタジオゼロに久しぶりに行きました。吉川区在住の作家、工藤貞夫さんの作品展を見ておきたかったのです。「ああ、長崎」など「すごいな」と思う作品がたくさん並んでいてびっくりしました。この人の作品をみていると、工藤さんの感性の豊かさをいつも思います。
 会場ではReiko Tojoさんと楽しいおしゃべりをさせてもらいました。工藤さんのお連れ合いが作られたという沖縄のお菓子、「サーターアンダギー」も美味しくいただきました。

 作品展は妙高市のスタジオゼロ(第四銀行の近く)で25日まで開かれています。時間は午後1時~6時。木、金曜日はお休み。土日は工藤さんもおられるとか。ぜひお出かけください。

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 きょうはもうじき市役所に向けて出発します。一般質問の準備、活動レポートの作成とやるべきことは山積みです。

 夕方、

2017年03月09日

控訴を正式決定

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 おはようございます。今朝は5時半から事務所に来て仕事をしています。夜に降った雪はたいしたことがなくて良かったです。いまは日が射してきました。写真は事務所の近くの風景です。

 昨日は市役所にてデスクワークをずっとしました。一般質問通告日だったことから、議員団のメンバーの通告書をお互いにチェックしたり、議論したりしました。通告を出したのは32人の議員のうち、24人で、昨年の改選以来最多となりました。日本共産党議員団は22日に全員が登壇します。上野、橋本、橋爪、平良木の順番です。

 ところで先にお約束しておいた、国宝・太刀「山鳥毛」購入についての日本共産党議員団の見解ですが、文教経済常任委員会での審査、一般質問を経た段階で、明らかにすることにしました。まだ審議をしないと評価できない部分があるからです。

 市役所を離れたのは午後5時20分。その後、橋本正幸議員とともに、初めて上越教育大学の食堂で夕食を食べました。ご飯、味噌汁、それに3品のおかずがついて450円。安い割にはボリュームがあり、満足しました。

 その後、ガス水道局所管工事をめぐる談合裁判の原告団会議でした。6日の判決を受けて、協議しました。その結果、正式に控訴することを決定しました。資金も集めなければなりませんし、大忙しとなります。

 きょうは活動レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら、市役所に向かいます。活動レポートは今回の号から見たときの印象がかわると思います。じつは行間、文字幅と間隔を操作したのです。

2017年03月14日

総務常任委員会1日目


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 おはようございます。今朝は曇り、霧も発生しています。6時半に起床し、メールチェックなどをしていたらあっという間に7時50分、時間が経つのは早いです。

 昨日は日米共同訓練の総合訓練がオスプレイ参加のもとで行われるということで、100人ほどの人たちが関山演習場へ行き、反対デモを行ったということです。私は所属している総務常任委員会があるので、参加できませんでした。

 総務常任委員会での審査は財務部関係の条例や予算審査が時間がかかりました。このうち、市の広告式条例はインターネットを活用するので、市民が「ほとんどみていない」掲示場を木田庁舎だけにするという「改正」案が出されました。議論している中で、地域自治区制度を持っている上越市が、こんなことでいいのかという思いが強くなりました。ちなみに県内20市のなかで掲示場を1か所に集約したのは8市だということです。新潟市、佐渡市などは集約していません。

 審査は総務管理部関係を終え、企画政策部の途中まで来ました。あと防災危機管理部、自治・市民環境部と続きます。質問したいことはたくさんありますが、時間に限りがありますので、出来るだけ絞り込んで質問していきたいと思います。

 昨日は夜も会議があり、帰宅は11時ちょっと前でした。昨日から風邪気味です。マスクは外していますが、無理は出来ませんね。何よりも頭が回転しません。

 きょうも総務常任委員会です。

2017年03月15日

新水族博物館整備事業に公共事業請負業者4者から2億7000万円の寄付

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 やっと起きました。おはようございます。2日続けて夜遅くなり、体はぐったり、本も読まず、メールチェックもせずに眠りました。心配した風邪もおかげさまで悪化せずに治まりそうです。写真は事務所脇の野草です。たぶんハコベでしょう。上に向かって伸びようとしています。

 昨日は総務常任委員会2日目。ちょうど北陸新幹線開業2周年記念日だったことから、2億407万円の新幹線整備促進費をめぐって議論が続出しました。私は先日の飯山駅視察で学んだことを頭に置きながら、この2年間の動きに触れつつ、新幹線駅及び周辺開発のあり方を考えるべきだと強調しました。また新規事業として打ち出された優良建築物等整備事業補助金について対象施設はどれくらいを想定しているか、補助金交付要綱はどうなっているかと質問しました。答弁で担当課長は補助金交付対象としてホテル2棟、分譲マンション1棟を予定していることを明らかにしました。補助金交付要綱はすみやかに策定していきたいとしました。

 今年度のビッグ建設事業である新水族博物館整備事業、新年度一般会計予算に82億784万円が計上されました。私は、この事業に寄付金4億4000万円ほどが充てられることになっていることに注目し、その内容を明らかにするよう迫りました。

 担当課長によると、寄付は「ふるさと納税」によるものと、一般的な寄付の2種類になります。その内訳は「ふるさと納税」によるものが3934万円、一般的な寄付は4億120万円ほどになるといいます。

  「ふるさと納税」で寄せられた寄付金のうち「水族館整備事業にお使いください」と指定されたものは11人分、3103万円です。新水族館整備事業では、このほか、水族館とは限定しないで、「市長にお任せします」という「ふるさと納税」の中から33人分、831万円を充てるとのことでした。

 注目したのは「ふるさと納税」以外の一般的な寄付金です。「水族館整備にお使いください」との寄付が14人分だけで、なんと4億100万円にもなるというのです。

 大口の募金があったことがわかりますが、これらのなかには上越市発注の公共工事請負業者関係者から寄せられたものもあることが私の質問で明らかになりました。

 課長答弁では5者(社と言ってもいいかもしれません)ということでしたが、これは委員会終了後、4者だったと訂正がありました。委員会の中では明らかにしませんでしたが、その後の調査でこの4者の寄付金額は2億7000万円にもなることが判明しました。

 こうした寄付について担当課長は、「いい水族館をつくってほしいという思いに基づく、自発的な行為」で問題ないとのべ、野口副市長も「寄付はありがたいことだ」とのべました。

 確かに、法的な規制はないようですが、市発注の工事を請負う関係業者がこういうかたちでかかわってくるのは道義的に問題がありますし、市政をゆがめられる可能性があります。私は前橋市の「補助事業における契約手続き等の取り扱いについて」という文書を示しながら、「市によっては請負業者(下請け業者、その役員など)からの寄付金などの資金提供を受けるなと、一定の規制をしているところもある。検討すべきだ」と訴えました。下の写真は総務常任委員会の審議の模様です。ただ、撮影は一昨日です。

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 防災危機管理部の審査では「消防団の適正配置計画」、消防水利活用方法などの検証をとりあげました。

 このうち「消防団の適正配置」計画は消防団員数が減ってきている中で、必要な地域消防力を持続的に維持できるようにするのが目的とのことです。消防団関係者、町内会、自主防災組織、防災士、学識経験者で検討委員会を設置し、そこで5回にわたって議論した上で、計画策定そのものは委託に出すということでした。私からは地域の声をしっかり聴くこと、委託で324万円使うのではなくて自力できるのではないかと質問しました。担当課長は地域での声を聴くことについては前向きでした。計画の自力策定について担当部長は、今の体制では難しいとのべました。

 自治・市民環境部の審査では、町内会集会場の耐震診断、耐震補強工事、非核平和友好都市宣言推進事業、中山間地域振興事業、移住定住対策事業などをとりあげました。

 このうち町内会集会場の耐震診断、耐震補強工事では、まず現状を質問。市内の818の町内会のうち、自分たちの集会場を持っているのは725町内会。このうち今の耐震基準にあっていないものは335町内会の集会所とのことでした。新年度予算で耐震診断は4件、耐震補強工事はゼロの計上でしたので、町内会集会所耐震化のスピードアップのために、制度の見直しを求めました。担当部長からは前向きの答弁をいただきましたので、今後の動きに注目したいと思います。

 非核平和友好都市宣言推進事業の質問では、映画、「この世界の片隅で」を2回観て、NHKのクローズアップ現代+を観たことの感想から入り、新たな視点で、若い世代がもっと参加する取組にするよう求めました。移住定住対策事業では「ふるさと暮らしセミナー」に参加した女性の暮らしぶり、ネットでの発信などを紹介し、市役所からの発信は、「上越市の中山間地域に住みたい」と思ってもらえるよう、これまで以上に生き生きしたものにしてほしいと訴えました。

 昨日の自治・市民環境部の審査では市役所の説明員の他、傍聴席に関係職員が何人か傍聴していました。その人たちの中には、質問者がなるほどなと思わせる質問をした時や自分の上司にあたる女性課長がしっかりと答弁した時に微笑む女性がいました。こういう光景はこれまで見たことがありません。委員の質問もなぜかま~るくなっていましたね。不思議なものです。

 きょうはこれからデスクワークをした後、市役所に向かいます。休会日ですが、午後からは党議員団会議があります。

 ※コメント欄に書き込みしていただいても私のところに届かない不具合が発生しています。お手数ですが、コメントを寄せてくださる場合は、私のメールに直接お願いします。アドレスはhasiznyg@ruby.ocn.ne.jp です。


2017年03月16日

昨日は休会日。党議員団会議を開催。


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 めずらしく余裕です。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床したのですが、事務所に来て、活動レポートの印刷作業まで、すでに終えました。いつものペースよりも1時間も早いというのは気分がいいです。写真はアセビです。昨日、市役所から出るとき、花を確認しました。

 昨日は午前10時過ぎまで細々とした用事を足し、その後、市役所に向かいました。前日までの2日間は寝不足でしたので、役所に着いても、パソコンも立ち上げることなく、ボーッとしていました。と言っても、ずっとそのままだったわけではありません。数日前に寄せられた生活相談で、担当課長から説明を受けました。

 午後からは党議員団会議でした。会議のメインは議会基本条例の検証作業です。これまでの議会の実態を条例に照らしてどうであったか、整理する作業を続けました。議会中なので、ゆっくり議論することなく、思いついたことを率直に語ってもらい、それを検証シートに書きこむ形で進めました。おかげで、1時間余りで作業を終えました。

 市議会はきょうから一般質問に入ります。これから、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら、市役所に向かいます。

2017年03月17日

一般質問始まる


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 おはようございます。今朝は6時過ぎから事務所に来ているのですが、昨日作成したレポートのレイアウトが気に入らず、手直しを始めたら、あっという間に2時間が経ってしまいました。写真は今朝の吉川橋です。古い橋の撤去もけっこう時間がかかります。

 昨日は本会議でした。一般質問が始まりましたが、今議会の通告は23人、昨年の改選後の議会では最高の通告になりました。一般質問のための日は4日しかとってありませんので、最終日をのぞいて1日当たり6人ずつということになります。昨日は武藤議員、池田議員、永島議員など6人が登壇、斎場問題、糸魚川大火の教訓、今後の市政運営の基本などについて質問していました。

 私の質問とかぶる武藤議員の斎場問題質問、再質問では、12月議会での私の質問に対する市長答弁や新方針の「微妙な言い回し」を踏み込んで質問していました。国宝の太刀購入問題では5人がとりあげますが、昨日は春日山城の地元の小林議員がとり上げました。太刀の「写し」を埋蔵文化センターでも公開をとの求めに、「一般的な写しと違う。国宝と同じ扱いをするので博物館での公開となる」との答弁が返っていました。これから4人の質問ではどういう展開があるか、注目です。

 夕方、五智の歴史の里会館へ行ってきました。親しくしている西山英夫さんの切り絵展を観るためです。作品のほとんどは食堂の「あひる」で観ているのですが、それでもと思い、出かけてきました。見落としている作品もあって、とても満足しました。この作品展、懐かしさもののかたまりです。

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 作品展を観てからは安塚周りで午後9時半頃、家に戻りました。安塚ではおいしいソバをご馳走になってきました。

 きょうはこれから議会です。

2017年03月18日

一般質問2日目


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 よく眠れました。おはようございます。おかげで気持ちよく朝仕事をしています。昨夜から始めた印刷も終了しました。外は小雨が降っていますが、晴れるような気がします。写真は昨日、「しんぶん赤旗」日曜版を配達中に見つけたオウレンです。

 昨日は一般質問2日目でした。1番手は宮川議員、斎場問題を12月に引き続いてとり上げました。12月の時もそうでしたが、同議員と部長などとのやりとりが私の質問の組み立てに役立ちそうです。注目の斎場問題は私の質問が最後となります。昨日も6人登壇しました。そのなかで元上越署所長の橋本洋一議員の組織管理、危機管理の質問に注目しました。問題が発生した時の対応の基本は、「逃げるな。隠すな。ごまかすな」だといいます。これは国会や市議会での議論においても言えることです。

 夕方は「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。少しでもと思い、午後6時半過ぎまでかけて10数部配達しました。

 昨日は彼岸の入りでした。事務所で活動レポートを片面だけ印刷し、早めに家に帰りました。飯台の上には母と仲良しの人からもらったというぼた餅がありました。持ってきてくださったときに、母が眠っていたのか、メモ書きが残されていました。私が帰ってから、その人にお礼の電話をしていました。話ができて、母も喜んでいましたね。

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 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後からは党会議です。時間があれば行ってみたいところもあるのですが……。

2017年03月22日

きょうの午後、一般質問で登壇

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 おはようございます。今朝は6時半に起床、事務所でデスクワークをしています。外は曇り空です。ちょっぴり寒いですが、昨日よりはいい天気になるかもしれません。雪消えが一気に進み、軒下の雪もなくなりそうです。写真は事務所から見えるフキノトウ、ずいぶん大きくなりました。

 昨日は一般質問3日目。富山市から県議補選に出た星野先生をはじめ3人の方が議会改革の様子をじかに見たいということでおいでくださいました。そのうちの1人は女性で、私たち議員団の一人ひとりに手作りのお菓子を持ってきてくださいました。美味しかったです。ご馳走様でした。

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 一般質問は昨日も6人が登壇しました。このうち、党議員団の上野議員は、米山県政のもとで原発に関する検証が進みつつある中で、東電との安全協定や当市の避難計画の見直し、就学援助制度における新入学準備金の入学前支給について市長や教育長などの見解をただしました。原発に関しては検証作業が事故原因だけでなく、避難計画などについても本格化することから、上越でも動きは出てくるなという印象を持ちました。

 夕方、家に戻ると、ちょうど母が診療所での診察を終えて帰ってきたところでした。長女によると、母は31日に退職される山本医師に最後のお礼を言いに行きたかったようです。「先生にお礼言ったかね」と訊くと、「うん、言った。先生からいつまでも長生きしないって言われた」と言って下を向きました。母は涙を流していたのです。考えてみれば、20年もお世話になったのですから、切ないですよね。

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 もうひとつありました。高田のYさんから絵手紙が届いていたのです。しばらく絵手紙が来なくて、10日ほど前に久しぶりにいただいたのですが、それに続いての到着です。やはり、オスプレイの訓練参加に怒りの気持ちがわいたのでしょう。そのことがメインになった絵手紙でした。

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 きょうは一般質問4日目。党議員団からは橋本、橋爪、平良木と続きます。私は早ければ午後1時半頃から登壇します。日米共同訓練、新斎場建設、介護保険住宅改修をとりあげます。

2017年03月23日

市長、「頸北斎場を残すことを前提に新上越斎場建設」と明言

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 おはようございます。今朝は予定した時間よりも1時間遅く起きたため、大忙しとなりました。活動レポートの印刷はいまもやっています。写真は事務所脇の朝の風景です。

 昨日は一般質問の最終日、渡辺議員をはじめ5議員が登壇して質問しました。このうち、日本共産党議員団の上野議員以外の3人が登壇し、論戦を展開しました。

 私は午後の2番手でした。オスプレイが参加した日米共同訓練については、一昨日に届いた絵手紙、一昨日の長野市議会で全会一致採択された意見書を引用して質問を行いました。

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 力が入ったのは、新斎場建設問題です。3月2日に示された新方針について、事実関係を一つひとつ確認するやり方で市の考えをただしました。

 市長は最後に、「地域に(当初方針を)お話ししたところ異論が出て、昨年末には新斎場と頸北斎場のあり方は切り離すべきだと指示をした。そのなかで、3月2日に新方針をお伝えした。(新上越斎場に関しては)このことをやめて、こっちで効率的にという話はまったくない。頸北斎場を残しながら新しい斎場をきちっと考えることにしようと整理した。新斎場をどう造っていくかというときに、頸北斎場があることを前提にすれば、火葬炉は何基必要なのか、将来の見込みをどうするか、専門家の知見も入れて考えていきたい」と答えました。

 昨日の私の質問については各方面から反響がありました。「テレビでずっと見ちゃったよ。迫力あったね」と言ってくださったのは70代の男性です。びっくりしたのは元市の幹部だった人からも「明快な質疑、感心しました」とメールが来たことです。うれしかったですね。

 きょうは党議員団会議、明日の準備、お通夜と続きます。

 

2017年03月24日

議会基本条例検証委員会、活動レポート1800号の印刷

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 今朝は寒さがぶり返しましたね。おはようございます。朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。いっとき、尾神岳周辺がいい色になったので、もう少し経てばもっと良くなると思って、撮影しないでいたら、逆に悪くなってしまいました。残念!写真はうっすらと雪が降った事務所周辺です。

 昨日は午前が党議員団会議でした。議案についての討論内容の確認などを行いました。ほんとうはもっと時間をかけて議論したいこともあったのですが、私を含めて2人の議員が午後から公務が入っていて無理でした。きょうの本会議では平良木議員が登壇して、討論を行います。

 午後からは議会基本条例検証委員会でした。各会派から提出されていた条文ごとの検証結果をそれぞれ説明し、意見交換しました。一番議論になったのは、委員会のインターネット中継です。中継できる委員会室は、現在、第1委員会だけです。昨年の改選以降、1回だけでしたが、委員会の同時開催があり、その結果、片方しか中継されない事態がおきました。平等に中継できるようにするためには同時開催をやめるか、中継設備を増やし、他の委員会室でも中継できるようにするしか方法はありません。今後も議論は続きそうです。

 夕方、お世話になった人のお通夜に出てきました。土建会社に勤務されていて、吉川での仕事がほとんどでした。仕事だけでなく、私の議員活動でもいろいろと助けていただきました。喪主を務めるお孫さんの話だと、亡くなる前の日は久しぶりにお孫さんと一緒にビールを飲み、美味しいものを食べたとのこと、「苦しんだのはほんの2、3時間だったのでは」という話を聞いて、こういう亡くなり方をする人もいるんだなと思いました。Kさん、ありがとうございました。

 夜は活動レポートの印刷作業でした。今号は1800号、記念号にふさわしく、特集記事を書こうかと思っていたのですが、書いた日は私の一般質問の日でした。しかも、速やかにお伝えすべき内容がありました。やはり、特集記事というわけにはいきませんでしたね。このレポートは日曜日の朝に、私のホームページに掲載します。

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 きょうは3月議会最終日です。がんばります。

2017年03月25日

3月議会最終日

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 おはようございます。今朝はまずまずの天気ですね。6時半に起床し、事務所に寄ってから浦川原区でのスタンディングに参加してきました。写真は昨日、市役所で撮ったトサミズキです。市役所では2か所で咲いています。

 昨日は3月議会最終日でした。各常任委員長による委員会審査の報告が2時間近く行われましたが、思いがけないことが起きました。厚生常任委員会報告後に、議長から、「ただいまの報告について質問ありませんか」という言葉を受けて、平良木議員が手をあげて質問したのです。斎場問題での審査報告の一部に違うところがあるのではないか、という質問でした。これについては委員長、議会事務局、担当部長などが審査記録を確認し、お昼前に、改めて斎場問題に関する報告が行われ、訂正されました。このような質問は、上越市議会では29年ぶりとのことでした。

 午後からは議案についての討論です。テレビカメラが3台動く中での討論となりました。議会5会派の代表が登壇し、討論を行いましたが、注目は3億2000万円からの国宝の太刀購入費についてどう見解を表明するかです。日本共産党議員団からは平良木議員が、「市民生活が厳しくなっている中で、これだけ高額な支出を、市民負担の軽減や行政サービスの充実よりも優先してはならない」などとのべました。しかし、反対の見解をのべたのは私たちだけで、他会派代表は、「上越市の歴史と文化を証明するもの」「市民の宝として戻るビッグチャンス」などと評価しました。この購入費用が入った予算は、新年度一般会計予算です。残念ながら、反対は日本共産党議員団のみでした。各議案に対する討論概要は活動レポート1801号でお知らせします。写真は討論する平良木議員です。

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 議会終了後は各派代表者会議、日韓議連の会議などが続きました。帰り道、夕日がきれいでした。写真は頸城区にて撮ったものです。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金でフル回転です。

2017年04月13日

2班に分かれて議会基本条例検証作業

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 おはようございます。今朝は冷えましたね。霜も降りました。5時前に起床し、活動レポートの作成で大忙しです。

 昨日は午前に地元で活動し、午後から議会基本条例検証委員会でした。委員会は今回から2つの班に分かれて検証を行うことになりましたが、意見が活発に出ましたね。昨日は議員の活動原則に関してだったのですが、私の所属した班では市民に対する議会、委員会の公開について、夜間、土日開催などできることから始めようという声が何人かから出されました。もちろん、私からも。委員間討議については、課題も見つかり、議論が尽くせませんでした。次回も継続される見通しです。

 夕方には糸魚川市能生の佐藤たかし事務所に行き、市議選の応援、手伝いをしました。事務所では、これまでスライドを使ってやっていた写真をA3サイズに印刷して、紙芝居風にミニ集会で使えるようにしました。ちょっとした集まりでどんどん活用すると、思わぬ効果が発揮されるかもしれません。

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 能生の小泊漁港で夕焼けを見ました。海岸で見る夕日、夕焼けは2日連続です。夕焼けは海岸部もいいですね。

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 きょうは活動レポートの印刷をした後、能生に向かいます。

2017年04月19日

ホワイトボードミーティングを学ぶ


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。早く寝た割には、ぐっすり眠ったという実感はありません。外は昨日に続いてきょうも強い風が吹いています。早く咲いたヤマザクラは完全に散ってしまいます。上の写真は近くの原野で咲くスイセンです。毎年増え続けています。

 昨日は午前が「市議を目指しやすい環境整備検討会」の3回目の会合でした。前回は上野議員に代わってもらっていました。今回は吉崎利生さんを講師にホワイトボードミーティングを学びながら、どんな提言書にしていくかを話し合いました。最初のホワイトボードを使った対話の訓練、私は滝沢議員となぜ議員を目指したかなどを話し合いました。相手の話をよく聴き、情報を共有していくにはエピソードまで語り、イメージ化しないとうまくいかないことなどがよくわかりました。この方式、かなり訓練を積まないとうまくいかないなと思いました。

 お昼は久しぶりに直江津の食堂、「あひる」へ。常連客である名立のTさんなどと会いました。Tさんが来られるまでは食堂スタッフのS子さん親子と私だけ。ふるさと尾神にいた人たちの思い出話に花を咲かせました。父とS子さんの父親が気が合ったことなど初めて知ることがいくつもありました。この店に行くと、なぜかホッとします。

 地元に戻ってからは、一昨日歩いた山道で出合ったスミレをもう一度確認するために、30分ほど山に入りました。このスミレは活動レポートの次号、または次次号で写真を載せる予定です。

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 夜は原稿書きに専念しました。このところ、書きたいと思ったことが定まらず、苦労しています。昨日も2時間近くパソコンに向かったものの、予定した原稿の長さの3分の1ほどしか書けませんでした。事務所から家に戻ったのは10時過ぎ、この遅い時間に母はコゴミの整理をしていました。どうやら、近くの川で採ってきたようです。

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 きょうはこれから柏崎まで出かけてきます。原稿書きはその後になります。

2017年04月22日

築140年の料亭で勉強会


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起きたものの、雑務に追われ、発信が遅れました。外は花曇りです。少し寒いですね。

 昨日は午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、市役所へ行きました。市役所では、午後1時半から各派代表者会議が開かれました。その中では、長期欠席議員の報酬をどうするかの検討を早期に行い、6月議会で条例化をめざそうということになりました。

 今月の市議会議員勉強会は昨日の午後、高田にある料亭・宇喜世で行われました。議員勉強会を市役所から離れてやるのは初めて、それも「料亭」でやるというのですから、「ええっ」と思われる人もあるかも知れません。じつは、いま、この宇喜世が中心になって全国の「百年料亭」のネットワークづくりが始まっているのです。それも、まちづくりと連動させる形で。市議会がこの動きを学ぼうと出かけ、出張勉強会を開催したのです。
 
 昨日の講演では㈱宇喜世社長の大島誠さんから「百年料亭復活への挑戦」を語っていただきました。

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 料亭・宇喜世は、数年前に大島さんらが経営再建に乗り出しました。再生に向けての努力が続きました。男性だけでなく女性からもお客として来てもらう、夜だけでなく昼間の営業もするなど様々な取組などを行い、お客さんを年間1万人から3万人へと増やしてきています。でも、改修に向けた資金調達ができないなどの悩みは全国の他の「百年料亭」と共通だと言います。

 こうしたなか、大島さんなどが全国各地で空襲を逃れ、いまも続いている料亭を現地に足を運び、調べました。その結果、築100年以上の木造建築物で料亭をやっている、あるいはそこまでいかない建物であっても、経営は100年以上続いているなどの「百年料亭」は全国で60を超える(京都は入っていない)とのことです。いずれも経営的に厳しい状況になっていて、大規模改修ができなくなっているとか、後継者がいない、将来への希望が見出せない、などの悩みを抱えていると言います。

 そして、いま、「百年料亭」のネットワークづくりが始まりました。先月の7日、全国から18の「百年料亭」が集まり、「百年料亭ネットワーク」設立総会が宇喜世で開催されたのです。そこでは「百年料亭」を核にしたまちづくりについて学び、今後、連携して取り組む課題などが明らかにされました。それと連動するように、昨日から3日間、「高田仲町ランチ+バル」が始まりました。昼間の仲町に昨日は食事客が700人も集まったそうです。

 宇喜世は築140年の料亭。大広間は153畳という広さです。古い建物で、何度も大きな地震に揺さぶられてきましたが、それに耐えてきました。土台は丸石、力を分散させているそうです。先人の知恵はすごいですね。でも、最大で26㌢(㌢でなく、度かな)傾いているところがあるとか。歩いてみると、傾き、老朽化がハッキリとわかる場所がいくつもあります。

 昨日は、大島さんの講演が終わってから、支配人さんの案内で2階、3階などの客室、広間など見させてもらいました。料亭といえば大人の遊び場所、密会、談合の場というイメージが強いのですが、「会いたくない人間と会わないで逃げるためにトイレの出入り口は2か所ある」「この部屋は人の家ということがわかるように入り口に小さな屋根がついている」など興味深い解説に引き込まれました。お城の天守閣のように四方を望める部屋、庭の紅葉を楽しめるように工夫した部屋、一枚板で造られた廊下、水車の材料を使った階段などを見て、改めて見事な木造建築だと思いました。黒柿をふんだんに使ったテーブルも初めて見ました。いい勉強になりました。

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 昨夜はめずらしくテレビを観ました。NHKプレミアムで放映した藤沢周平原作の時代劇です。原作の「化粧する女」は読んだばかりだったので、どこが原作と違うかなどがわかって面白かったです。いい作品になっていましたね。

 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2017年04月28日

第4回「市議を目指しやすい環境整備検討会」


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 今朝の米山です。おはようございます。今朝は雨の音で目が覚めました。その雨をもたらした雲のせいでしょうか、米山の上部の方は見えません。明け方、街頭演説している夢を見ました。大型宣伝カーの上では市川文一元議長と平良木議員も一緒でした。面白い夢を見るものです。写真は、「しんぶん赤旗」を配達していた時に撮りました。

 昨日の午前は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしでした。ポスト下ろしを終わって車に乗り込んだところで、前方から犬を連れて散歩していたお母さんから、「橋爪さんですね。いつも読んでますよ」と声を掛けられ、しばらく話をしました。こっちはまったく知らない方でしたが、まるで長年の付き合いがある雰囲気で親しげに話してくださいました。いったい、どこのどなたなのでしょうか、名前くらい訊いておけばよかったです。

 午後からは「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。前回に引き続き、吉崎利生さんを講師に迎え、ホワイトボードミーティングの練習でした。オープントークを進めるなかで、現状を出し合い、問題点とその原因を探る、解決策を考えていく。昨日は4人ひと組で、「5月というとどうですか」と質問して、練習したのち、「なぜ若者や女性が市議に出にくいのか」をテーマにボードを使って話し合いました。次回からはこの方式を使い、講師なしで、取り組みます。

 夕方、地元に帰る途中、夕焼けを楽しみました。田んぼではいま、代かきが盛んです。代かきの終わった田んぼでは、夕焼けが水面に映ってとてもきれいでした。写真は吉川区下町の市道から撮ったものです。まんなかあたりに県立吉川高等特別支援学校があります。

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 きょうは9時過ぎから山菜採りに出かけます。30日午後1時から吉川多目的集会場で行われる「山菜料理を楽しみ、政治を語る会」で使う山菜を採ってくることが主目的です。それと、先日、川越市の友人からお酒を贈ってもらったお礼用の山菜も採れればいいなと思っています。

2017年05月10日

各派代表者会議など会議が3つも


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに目が覚めたのですが、布団の中でスマホをずっと見ていました。というのは、昨日の参院予算委員会での小池晃党書記局長の論戦があまりにも見事で、引き込まれたからです。外は小雨です。少し寒さを感じます。上の写真は昨日の夕方の散歩で見つけたサギゴケです。

 昨日は午前から夜まで3つ会議がありました。寝不足だったので、午後からはきつくなりました。午前は各派代表者会議です。すでに、長期欠席議員の報酬、手当について条例づくりをしていくことを確認し、各派代表者会議の場で具体的な検討作業を行うことにしていましたが、昨日はその1回目でした。協議の中では、現在の報酬等に関する条例のなかに組み入れるか、それとも単独条例を制定するのか、欠席をどの時点からとみなすのか、減額の対象を報酬だけにするか期末手当などを含めるか、などを話し合いました。協議の結果、市民にわかりやすいものとするためにも単独の条例とすることを決めましたが、減額の対象、期間になどについては各派に持ち帰り検討することになりました。

 午後からは、5回目の「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。市議を目指さない原因の洗い出しを全員がカードに何枚も書いて、ホワイトボードに貼りだし、それを整理、分類する作業を2時間ほど行いました。メンバーは実際に目指し、当選した人たちですので、苦労したことなどを思い浮かべながら作業を進めました。寝不足もあったとは思いますが、整理、分類は意外と難しかったですね。

 夜は党会議、すべて終わって家に戻ったのは11時半でした。

 きょうはデスクワークが中心です。地元などでの生活相談の対応もあります。

2017年05月12日

党会議、農村議員連盟総会と続く


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 おはようございます。きょうは日中、ほとんど市内にいないことから、やるべきことを少しでも早くやっておこうと、印刷などをやっています。外は曇り空です。写真は雨が降った直後に撮ったものです。

 昨日は午前、憲法改悪、共謀罪をめぐる情勢が緊迫化している中で、どう動いて行くかなどを話し合う会議でした。8、9日の衆参予算委員会の様子を見ている人が何人かいて、とても活発な話し合いになりました。当面は、13日の午前11時からかに池交差点にて市民連合・上越主催で行われる市民と野党合同の緊急街頭演説に集中しようということになりました。

 午後からは上越食料農業農村議員連盟の総会、講演会でした。総会はあっという間に終わりました。このところ、雪室、雪下栽培の視察など活発に動いている連盟ですが、いま、農政が大きく変わろうとしている時、上越市の食料農業農村基本条例の原点に立った上越市農業、農政の検証が必要だと思います。もう少し、具体的な提案が出来るようになったら提起するつもりです。

 会が終わってから、大島、安塚に行きました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしです。大島区ではいつもの家で生け花写真を今週も撮りました。安塚では、どさん娘ラーメンで今年初めて、タケノコ汁をご馳走になってきました。

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 一昨日は寝不足だったので、昨夕は早めに家に帰りました。私の連れ合いが母の日にと取り寄せた花がすでに到着していて、母に渡しました。母は、「まあ〜、こんがにいっぺこと」と言って喜んでいました。そして、花を仏壇へ持っていき、「とちゃ、花、もらったよ」と亡き父に報告していました。

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 きょうはこれから市役所に向かいます。災害対策特別委員会の柏崎刈羽原発視察です。

2017年05月13日

柏崎刈羽原発などを視察


 おはようございます。今朝は5時半に起きて、事務所に来ています。外は雨、予報通りとなっていますね。なんとなく蒸し暑く感じます。

 昨日は朝の9時から災害対策特別委員会がありました。防災危機管理部長から45分ほど、この間の上越市の原子力防災対策について説明を受けたのち、バスに乗り込んで柏崎市に向かいました。オフサイトセンターや柏崎刈羽原子力発電所を視察するためです。この視察には参加を希望した委員外の議員も一緒でした。

 まず視察したのは、新潟県放射線監視センターです。ここは災害が発生した時の諸対策を決めていく大本のデータを集める場所です。移動式モニタリングポスト、放射線監視テレメーターシステム、サーベイメータなどの説明をしてもらいました。事故が発生前から監視していますが、発生した場合は、通常の8人体制が60人体制をとるとのことでした。写真はゲルマニウムガンマ線分光分析装置の説明を聴いているところです。野菜などに含まれている放射性物質の種類や濃度を調べる機械です。

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 続いてオフサイトセンター(柏崎刈羽原子力規制事務所)です。専門官から同センターの概要説明を受けたあと、施設内を見学しました。説明を聴いていて「えっ」と思ったのは一時、大きな話題となったスピーディについてです。もうすでに用済みで、契約が切れているとの説明でした。泉田前知事などが主張していたようにモニタリングと合わせ活用することによって、避難経路もより現実的なものになると思っていただけに、ショックでした。

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 同センターは柏崎刈羽原子力発電所て緊急事態が発生したとき、その対策の拠点施設です。専門官によると、緊急時、最大で150人からのスタッフが集まるとのことです。ところが、仮眠室は狭く、女性専用のものはありません。県原子力災害対策(現地)本部も狭いのです。県振興局の建物がすぐ近くにあるにもかかわらず、地下道もないという指摘もありました。

 福島の事故以降、オフサイトセンターについては、原発からの距離を中心に問題になりましたが、センターの機能についてはもっとしっかり見直す必要があるなと思いました。同行した議員の中からは、「事故が起きないという前提で造られたのではないか」という声もあがっていました。

 昼食後、柏崎刈羽原子力発電所の視察です。すでに何度か視察していますが、東京電力は福島の事故以降の様々な対策を説明し、理解を得ようと必死という感じでした。免震重要棟、防潮堤、防潮壁、地盤問題などの説明に注目しました。でも敷地内の活断層の有無一つ見ても、従来の主張を繰り返すだけでした。写真は原子炉の模型のところで説明を聴いている場面です。

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 きょうはこれから町内会の班の集金をし、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の集金、そして11時からは「かに池交差点」にて市民連合と野党の合同演説会、スタンディングに参加します。

2017年05月15日

市議会主催の議会報告会、初めて日曜日に開催


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 少し眠い朝です。おはようございます。やはり、日曜日に休んでおかないと疲れがとれないみたいですね。今朝は5時過ぎに起きて、ごみ出し、そして散歩しながら事務所に。写真は事務所の近くで撮ったものです。私は田植え後の田んぼの風景大好きです。

 昨日はゆっくりするつもりでしたが、そうはいきませんでした。事務所の周りの草刈りで1時間半ばかりがんばりました。ずっと前から気にはしていたんです。草丈は長いもので60㌢くらいになっていました。終わったら、汗びっしょりになりました。

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 午後からは市議会主催の議会報告会でした。今回は、昨日から連続3日間、議会報告会が行われます。昨日は午後1時半から春日謙信交流館にて行われました。市議会がこれまで議会報告会をしてきたのはすべて平日の夜でした。初めて、日曜日に、しかも日中に行われることから注目されました。議員以外の市民の参加者は8人と少なかったのですが、議会事務局によると、8人のうち、初めての参加がなんと5人(男性3人、女性2人)だったということです。これは大きいですね。

 報告会では議長や各常任委員長などの報告の後、質問や意見がいくつも出ました。いつも思っていることですが、この報告会は、議会の定数が減った中で市民の幅広い声を聞く大切な機会の一つになっています。

 今回も、参加者からは、「防犯灯のLED化の補助は市が直接補助するときは50%補助、地域活動支援事業で補助を受ければ100%。これでは市民の間で不公平感を与える」、「糸魚川から移住してきたが、ゴミ収集は複雑だ。新聞と広告チラシは一緒に収集できないのか。ビニールのリサイクル率はどれくらいか」、「空き家バンクについての市のホームページは見にくい。これでは、移住しようという人に、『市は移住対策に不熱心だ』と思われる」などの声が上がりました。

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 議会報告会が終わって、市役所駐車場に戻るとき、「あれっ」と思ったのはニセアカシアです。もう花が咲き始めたんですね。そういえば昨日、セミの初鳴きも聞きました。自然界は夏に向かっで大急ぎをしているようです。

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 きょうはこれから浦川原区にてスタンディング、その後、直江津にて党会議です。

2017年05月16日

安塚でも市議会主催の議会報告会


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 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。天気は一時、青空が出るほどだったのですが、雲の流れが速く、あやしい天気になってきました。

 昨日は浦川原区の物産館近くでのスタンディングからスタートしました。共謀罪法案が近く衆院本会議で強行されるかもしれないということもあってか、いつもの倍以上の10人が参加しました。ドライバーの手ぶり、会釈などの反応も多かったですね。

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 午前は上越地区の議員団会議でした。妙高、上越、糸魚川の3市の日本共産党議員8人がそろっての会議は久しぶりでした。糸魚川市の「お出かけパス」と頸城自動車の路線のこと、妙高市の経塚斎場のこと、各市のごみ収集の実態などを出し合い、共同して取り組む課題がいくつもあることを確認できました。また、「つどい」の開催の方法、議員団や議員独自の議会報告ビラの発行状況などについても出し合い、意見交換しました。

 夕方は友人のお連れ合いのお通夜でした。きょう、77歳の誕生日を迎えるはずだった人です。式場に入ってびっくりしたのは遺影です。若々しくて、とてもきれいだったからです。おそらく、一番美しいときのものを遺影にと決断されたのでしょう。とても素敵なことです。遺影を見て、私は、お連れ合いに初めて会った30数年前のことを思い出しました。

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 通夜式が終わってから安塚に向かいました。安塚コミュニティプラザニティプラザで市議会主催の議会報告会があったからです。14人の市民の方が参加してくださいました。

 市民のみなさんからの質問や意見表明では、「地域協議会について、地域の課題を自分たちで解決することが役割だと議会報に書かれているが、地域協議会は行政の実施機関ではない。これは違うのではないか」「空き家対策も大事かもしれないが、一人暮らしなどにたいするより大きな応援を」「市は国宝の刀、山鳥毛の購入を前提に説明会をしたのではないか。議会も購入が決まっているなかで議論したのではないか」「地域協議会委員は市政に貢献しているのに、報酬無し、ボランティアというのはおかしいのではないか」「田植えの一番忙しい時期になぜ報告会をやるのか。もっと開催時期を考えてほしい」などの声が相次ぎました。

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 昨日は議会報告会後、事務所に立ち寄ったので、家に着いたのは午後11時過ぎになりました。

 きょうはこれから市役所に向かいます。議会基本条例検証委員会があるからです。
 

2017年05月17日

議会基本条例検証委員会、厚生常任委員会、議会報告会


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 いい天気になりましたね。おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、歩いて事務所に来ました。空を見上げると、すじ雲が流れていてきれいでした。

 昨日の午前、市役所に行く前に後援会長さんから「どこどこにギンランが咲いていますよ」と連絡が入りました。会長さんは、私が野の花を好きだということを十分承知されていて、教えてくださったのですが、じつは、ギンランの開花を私はまだ確認できていませんでした。おかげで、いいタイミングで花の写真を撮ることができました。

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 さて、市役所ですが、昨日は午前に議会基本条例検証委員会がありました。昨日も「議員の活動原則」をめぐって、活発な意見が出ました。とくに議論になったのは、委員会での委員間討議をどういう場面で行うかです。明らかに見解がいくつかにわかれていて、委員間討議をやった方が問題を深めることができ、聴いている人もわかりやすくなる、それを委員長がどう判断していくかが問われます。委員長の資質、会派意見との調整などについても意見が出ました。「議員の活動原則」をめぐっては次回も議論される見込みです。

 午後からは厚生常任委員会の所管事務調査でした。福祉避難所、上越地域医療センター病院、第7期介護保険事業計画・第8期高齢者福祉計画づくり、地域包括支援センター再配置などについて説明があり、質疑が行われました。

 このうち、上越地域センター病院については平成12年に国から譲渡をうけ、上越医師会が市の指定管理者として運営しています。病院の経営改革プランでは、現行制度について「比較的自主的な運営が可能であり、民間事業者の経営ノウハウを幅広く活用できる形態」としつつ、今後、経営形態をどうしていくか具体的に検討するとしています。これに関連して、日本共産党議員団の平良木議員が、「具体的に何を考えておられるのか。安易に民間経営にすることがないように」と訴えました。担当者からは、プランに基づいて今後検討していくこと以上に踏み込んだ答弁はありませんでした。今後注視していく必要がありますね。

 いま一つ、注目したのは地域包括支援センターの再配置についてです。同センターは、高齢者が安心して暮らせるようにするために、社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師などが力を合わせて様々な活動をしていますが、いまや高齢者の生活支援の拠点となっています。市内には今、Ⅰ型6か所、Ⅱ型4か所、Ⅲ型3か所、Ⅳ型6か所、合計で19か所あり、38人が働いています。来年からは、地域の高齢者人口を考慮してエリア設定を行い、拠点施設としてⅠ型の地域包括支援センターとサテライト(なしの地域も)を置くという形にしたいとしています。

 これについて委員からは、「全体的に見ると職員数は若干増え、ある意味で強化されるということになるかもしれないが、旧東頸城地域を例にとってみてもわかるように、非常に大きな面積をカバーしなければならなくなる。人口だけでなく面積もファクターに入れるべきではないか」「金谷区と三郷区のように隣接しない設定でも問題ないか」などの質問が出ました。八木健康福祉部長は、「人口に注目したのは事実だが、(Ⅰ型とサテライトの)職員が必ずしも顔を合わせなくてもいいという意見もいただいている」などと答えました。これも今後の動きに注目です。

 委員会終了後、いったん地元に戻り、夕食をとってから大潟区のコミュニティプラザで行われる市議会主催の議会報告会に向かいましたが、途中、夕日、夕焼けがきれいで、写真を撮りまくりました。下の写真は吉川区と柿崎区にまたがる農道から撮ったⅠ枚です。

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 大潟区の会場に着いたのは午後7時過ぎになりました。ちょうど、議長の報告が始まったばかりでした。昨夜の議会報告会は3月議会報告会としては最終回、一般の参加者は10人でした。

 議長と常任委員長報告の後、5人の参加者から質問や意見がありました。質問では、「米山知事が上越のタウンミーティングで上越妙高駅を活用した地域づくりについて提案していたが、議会ではどう考えるか」「市の掲示板を木田庁舎1か所に集約するというのはいかがなものか。できれば改善してほしい(集約をやめてほしい)」「合併でどうしても中心部へお金を持って行かれた気がしてならない。地域事業費は合併後見直しされ、最後は事業費枠をとっぱらわれたが、各区がどこまで達成したかを報告してほしい」などの声があがりました。

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 フリーテーマでの意見交換では、「衰退している地域を再生するためにどうしたらいいか」をめぐって活発な意見交換が行われました。「総合事務所の裁量で使えるお金をもっと増やすべきだ」「いまこそ、総合計画の地域版づくりをするべきだ」などの声が次々と出ました。

 きょうは地元で活動します。

2017年05月23日

各派代表者会議で長期欠席議員の報酬等減額条例案づくり

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 おはようございます。今朝は4時半過ぎに起床しました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達があったからです。大潟に向かっている時、右側の空がいい色になってきたのは5時少し前でした。米山から始まる日の出前の風景、とてもやさしい色合いで素敵です。

 昨日は午前が各派代表者会議でした。長期欠席議員の報酬、手当を減額する条例づくりがメインの会議でした。これまでの議論の積み重ねの上に立って、事務局から条例素案を作成してもらい、検討しました。これから、各派に持ち帰り検討することになったのは、病気で欠席の場合に医師の診断書提出を義務化するかどうか、減額期間と減額幅です。日本共産党議員団ではこれらについてきょうの議員団会議で協議することにしています。

 昼食後は金融機関や写真屋さんへ行ったり、パソコン内のファイルの整理をしたりして過ごしました。時間はあっという間に経ちますね。途中、家に戻ると、母が笹の葉を数えていました。大潟区の弟から採ってきてもらったものです。今年も笹採りの時期を迎えました。

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 午後3時からは県立柿崎病院後援会理事会でした。この春、病院長が藤森さんから大田さんにかわりました。新病院長は牧区の出身と言います。挨拶を聴きながら、親しみやすい方だなと思いました。理事会では昨年度の決算、新年度の予算と行動計画が提案され、全会一致で原案通り可決されました。

 きょうはこれから市役所に向かいます。党議員団会議、月例議員懇談会、議員勉強会、そして夕方の6時半からは、市民プラザで日本共産党議員団の市政報告会と続きます。きょうは6月議会の議案も発表されます。大忙しです。

2017年05月24日

6月議会を前に会議がいくつも

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 ほんのいっとき雨が降りました。それもパラパラとです。おはようございます。やっと曇り空になってきました。田んぼも畑もみんな「雨よ降ってくれ」になっています。しとしとでいいですから、できるだけ長く降って大地にしみ込んでほしいものです。写真は今朝の米山です。

 昨日は大忙しでした。たぶん書ききれないと思います。まずは議員団会議です。議会運営委員会後、行いました。6月議会では国宝の刀剣、「山鳥毛」の購入契約案件が出る可能性が高い、契約案件が出次第、直ちに検討して総括質疑の準備をと意気込んでいたのですが、出てきませんでした。議運では追加議案で出てくる可能性についても言及がなかったと言います。なんか肩透かしを食った感じです。ざっと議案を見る限り、総括質疑の対象となる案件はなく、委員会審査で対応できると判断しました。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会でした。このうち、勉強会では西城病院から2人の先生においでいただき、認知症について理解を深める勉強をさせてもらいました。正直言ってわが家も縁のない病気ではありません。8年前に他界した父もそうでした。それだけに興味深く聴きました。おかしいと思ったら、なるべく早めに医療機関や地域包括支援センターに、ということでしたが、病院へ連れていくにもたいへんなケースがあります。認知症は故人の病気という範疇だけでは収まらず、社会問題としても議論されてきています。もっと勉強しなければ、と思いました。

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 勉強会の終了後、党議員団で大町にある町屋シェアハウスを見せてもらいました。町屋の良さを生かしつつ、快適な生活ができる建物になったな、と感じました。茶箪笥、箱の階段、土間、そして昔のまんまの柱、いいですね。学生の皆さんから大いに利用してもらい、地域にも溶け込んでほしいと思います。

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 夜は党議員団主催の市政報告会でした。初めて4人が一緒になってスライドを見ながらしゃべるという新しい形式で議会報告をし、参加者と意見交換させてもらいました。昨日に報告会を設定したのは国宝の刀剣購入の案件が6月議会に出るという想定をしていたからです。参加者のみなさんも、この機会にこの問題でひと言言っておきたいという人が多かったですね。質問の大半は刀剣問題でした。次いで多かったのは談合問題です。これは新聞報道などの影響かもしれません。いずれにせよ、充実した報告会となりました。

 きょうはこれから新潟です。

2017年05月27日

党議員団会議、検討会と続く


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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起きたものの、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、妻を駅まで送るなど大忙し、バタバタしています。写真は近くの田んぼです。

 昨日は党議員団会議、そして若者と女性が議会に出やすい環境整備検討会と続きました。前者の会議では一般質問の検討、後者は議員向けアンケートの検討と市民のみなさんとの意見交換会の具体化についての協議でした。

 二つの会議が終わってからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金、それと活動レポートの見直しです。このうち、レポートについては、「春よ来い」の下段をほぼ全面的に見直しました。まだ、修正するかもしれません。下の写真は地元事務所に飾ってあるツクバネウツギです。

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 さて、時間です。これから地元小学校の運動会です。

2017年05月30日

新クリーンセンター視察、ササユリ開花

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 おはようございます。今朝は5時前に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。晴れている時は日の出風景が気になります。今朝は少し靄がかかっていたので、やわらかい朝日の姿を撮ることができました。

 昨日は午前中が党議員団会議でした。一般質問の内容確認と順番を決めました。国政の動きと市政、県と連携して対応すべき問題、市の独自課題など様々です。通告で整理できた段階で具体的な質問内容をお知らせします。

 お昼はめずらしく家に戻りました。その際、吉川区大乗寺のやまぎし農園直売所に寄ってみたら、トマトの販売が始まっていました。ここのトマトはいまや「上越・吉川の美味しいトマト」として有名になりました。さっそく3袋購入してきましたが、味はいつもと同じく抜群でした。

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 午後からは厚生常任委員会の新クリーンセンター視察に同行させていただきました。同センターは1日当たり170トンのごみを焼却する施設で、日立造船が3か年かけて建設してきました。総工費121億円。焼却熱を利用した発電(6200kw。約7000世帯の消費分)もします。そうそう、くるみ家族園への温水供給(80度)も続けます。

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 新施設は昨日、火入れ式をしたばかり。来月12日から試運転をするとのことです。外構工事を含めた工事の竣工は6月末。10月1日から本格稼働することになっています。

 昨日は外観だけでなく、焼却の工場内を見て回りました。ごみを搬入するプラットホームや焼却炉、灰処理物ピット、中央制御室、ロードヒーティングの場所などを見学しました。まさに、巨大ごみ工場といった感じでしたね。ごみピット、灰処理ピットはとても深く、怖いくらいでした。写真は焼却炉の説明、灰処理ピット、ごみ搬入プラットホーム、発電施設、ロードヒーティングの場所の順です。

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 視察は約2時間に及びました。とても暑かったですね。

 視察終了後はいったん地元に戻り、上下浜駅の状況調査などを行いました。夕方まで暑かったので、ひょっとしたら、一昨日の夕方に確認したササユリが咲いたかもしれないと思い、車を走らせると、やはり開花していました。開花したばかりの花はものすごくきれいです。

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 きょうは議会基本条例検証委員会、各派代表者会議と続きます。

2017年05月31日

議会基本条例検証委員会と各派代表者会議

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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。一昨日の寝不足がたたり、昨日はうとうとすることが多かったので、眠れるだけ寝ていようと思ったのですが、外が明るくなるといつまでも寝ていられませんね。暖かい日が続いて、近くにあるキイチゴが食べ頃になりました。早いですね、今年は。

 昨日は午前が議会基本条例検証委員会でした。第2条の「議員活動の原則」をめぐってのまとめが委員長から示されましたが、委員会審査の審査方法について、委員長の裁量で「大きなくくり」で審査できるとまとめてあったことから議論になりました。基本は事業費ごとに審査することになりますが、「委員長判断で、それよりも広い範囲で一括審査できるにしても、もう少し具体的に出来ないか」などの意見が出て、なかなかまとまりませんでした。正副委員長が次回、いま一度まとめ案を示すことになりました。第7条の「市民との情報の共有、公開」についても意見交換しました。こちらは始まったばかりです。私からはこの間、委員会の同時審査があったことをとりあげ、ネットで中継するのはひとつの委員会だけということは避けるべきだとのべ、改善の方向を探ろうと問題提起しました。

 午後からは各派代表者会議です。長期欠席議員の報酬、手当に関する条例案をめぐって活発な議論となりました。一番大きな議論となったのは、市民の声を聴くかどうかです。「制定前にパブコメにかけるべき」「急いでいるので、とりあえず制定し、その後、市民から改善を求める声が出れば改正すればいい」などの意見が出ました。これらは各派に持ち帰り、検討することになりました。

 地元に戻ってから、夕方、散歩に出ました。その際、見つけたのがキイチゴの実と白いアザミです。このアザミは毎年、同じ場所で咲いています。

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 きょうはこれから議員団会議です。

 

2017年06月01日

党議員団会議、一般質問の聞き取り


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 おはようございます。今朝は4時半過ぎに起床し、事務所で原稿書きをしています。原稿そのものは7時前にほぼ書き上げたので、散歩してきました。昨夜から雨が降り、今朝は雨はあがったものの、曇り空。米山さんも尾神岳も見えませんでした。写真は田んぼの畦に咲くハハコグサです。

 昨日は午前中に党議員団会議を開き、一般質問の通告の検討をしました。私の質問は憲法改悪問題、核兵器廃絶条約草案、ほくほく線など鉄道利用者の願い、13区総合事務所の体制と地元出身職員割合についてなどです。4人での検討はお昼直前まで続きました。終わってからは久しぶりに4人で外に出て昼食をとりました。

 午後からは質問準備、そして一般質問の聞き取りでした。聞き取りは質問の趣旨を確認して答弁を準備するためのものです。私の質問の4分の1くらい終わりました。きょうも本会議終了後、1時間程度聞き取りに時間を割きたいと思います。なお、一般質問の通告者は21人だそうです。

 夕方、家に戻ったら、グミが食べ頃になっていました。ほとんどがカメムシの被害に遭っていますが、食べられないわけではありません。いつくか食べて、懐かしい味を楽しみました。

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 きょうから6月議会です。活動レポートの印刷作業をしてから市役所に向かいます。

2017年06月02日

6月議会始まる

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 おはようございます。昨夜はよく眠れず、うとうとした時間をずっと過ごし、今朝、布団から出たのは5時半過ぎでした。眠れないので、久しぶりに大好きな山本潤子の「卒業写真」を聴いたのですが、かえって目が覚めてしまいました。困ったものです。写真は今朝の散歩時に撮ったものです。

 昨日は6月議会の初日でした。活動レポートを大急ぎで印刷して、ポスト下ろしをしながら市役所には9時45分に入りました。10時開会。佐藤敏議員の表彰状、内山議長に対する感謝状贈呈が行われた後、厚生常任委員長による所管事務調査報告、市長による提案理由の説明、総括質疑が行われました。総括質疑については、私たち議員団では、総括質疑をするまでもない、委員会での方が良い質疑ができると判断し、しませんでした。

 本会議が終わってから、一般質問の聞き取りが12時過ぎまで行われました。質問通告に基づいて、担当課の課長などが聞き取りをしたのですが、そのなかには、数年ぶりに再会した職員もいました。懐かしくなりましたね。既報のように、私は憲法、核兵器廃絶条約、在来線問題などをとりあげるのですが、聞き取りをやったことによって、質問はより具体的になりそうです。

 聞き取りが終わって、議員控室に戻ったところ、議会事務局から教育委員などの人事案件についての同意案件候補者名簿がまわってきました。どういう事情かわかりませんが、異例ともいえる人事案もあり、控室では、驚きの声が上がりました。

 市役所での仕事が終わってから、三和、安塚、大島区をまわりました。大島区では、いつもの家で生け花を撮影しました。ツツジやムシトリバナが入って、ウドの葉も入れてありました。橙、赤にウドの緑とは考えたものです。その後、ある家で3人がお茶飲みをされていて、強く誘われ、ご馳走になってきました。その際、ほうの葉で包んだ赤飯をいただいてきました。ほうの葉に包んだ赤飯は今年初めてでした。美味しかったです。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら、市役所に向かいます。議会は文教経済常任委員会審査です。

2017年06月03日

文教経済常任委員会審査、通夜式

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 おはようございます。今朝は二度寝の影響か、6時40分に起床しました。外は小雨が降っていて寒いです。写真は今朝の米山さんです。雲がかかっています。

 昨日は6月議会2日目、文教経済常任委員会の審査でした。一番議論になったのは、「教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正」についてです。元は国の関係法律が変わったことによるものですが、委員からは「実質的にどう変化するのか」『教育の行政からの独立は守られるのか」などといった質問が相次ぎました。教育総務課長は、「教育長と教育委員長が一本化され、迅速な危機管理ができ、責任ある教育行政ができる」などと答弁していました。また、教育長は、教育の独立性についての不安について、「そういう懸念がないわけではないが、当市ではそのため総合教育会議を設置して、市長と教育委員の間で協議するようにしている。教育は中立と継続性と安定性が大事だが、当市では十分保たれると思っている」とのべました。日本共産党議員団は今回の条例「改正」は国の教育制度改悪を追認するものとなるとして反対します。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。午前の、雨が降り、激しく風が吹いた荒れた天気はどこかへ行き、実にすがすがしい天気になりました。写真は尾神岳です。遠くからでもよく見えましたね。

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 夕方からは父の代からお世話になっていた人の通夜式でした。私のふるさとである尾神から柏崎市へ移住した夫婦など懐かしい人と何人も再会しました。そして、昨日の通夜式ではこれまで経験したことのない感動を覚えました。
 まず、お経が始まるちょっと前でした。車いすに乗ったMさんは息子さん夫婦に支えられ、夫であるGさんの棺のところへ行きました。その時、棺のそばにいたお寺さんはMさんの顔を確認すると、目を大きく開いて、「よくここへ来ましたね」といった表情になりました。それがとてもいい感じでした。
 そして、お通夜式が終わって、お寺さんが退場されるときのことでした。普通なら、お寺さんは真ん中の通路をまっすぐ歩いて式場を出られます。ところが、昨日のお寺さんはMさんのところへ寄って、ひと声かけられたのです。何を言われたかは聞こえてきませんでしたが、Mさんを慰め、元気づける言葉であることは遠くにいた者でも分かりました。Mさん、とてもうれしそうでしたから。私はこれまで、通夜式に数十回出ていますが、こうした光景を見たのは初めてでした。

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 きょうはこれから直江津に出ます。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2017年06月06日

厚生常任委員会で国保の広域化などの経過報告

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。朝5時に起床し、1時間ほどかけて配達を終わりました。すでに農作業をやっている人もいて、朝早くても外は賑やかです。写真は吉川区の竹直にて撮ったものです。田んぼの緑がいっぱいになってきました。

 昨日は浦川原区での共謀罪廃案、憲法9条改悪を許すなスタンディングから始まりました。初めて参加した人もあって活気あるものとなりました。共謀罪法案の審議の舞台は参院ですが、国民世論の高まりの中でなんとしても廃案に持ち込みたいものです。昨日の参加は9人でした。

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 市議会6月定例会は3日目。厚生常任委員会審査でした。議案の方は、障害者施設助成事業で367万円が追加されることから、その経過などを訊く質問がありました。担当課長によると、「上越市では、平成29年度から、国県の補助が付かなくても市の助成をすることにした」とのことで、今年、整備を行うグループホーム1か所の整備事業費助成330万円、共用備品整備補助で37万円、行うということでした。なお、これまでの国県補助の採択ですが、平成25年度は1件(申請2件)、平成26年度0件(申請1件)、平成27年度0件(申請6件)、平成28年度0件(申請4件)だったということです。今年度については4件の申請です。

 議案外ですが、報告事項が2件ありました。そのうちの1件は後期高齢者医療のシステム設計に誤りがあることが判明した問題でした。全国的に保険税(料)の軽減判定に野誤りが発生し、過大・過小徴収のあったことが問題になりました。上越市では、後期高齢者医療で追徴が16人、21万3900円、還付が29人、45万9400円あったといいます。また、同システムは国保でも同じ誤りをもたらし、当市では、追徴19人、51万6700円、還付4人、17万4600円に上るということでした。
 
 国民健康保険の広域化についても報告がありました。新潟県国民健康保険運営方針は11月に決定するということでした。関係市民が一番心配しているのは保険税がいくらになるかです。県内統一されることなく、市独自で決めていくことになるとのことですが、現在、当市の保険税は1人当たりで10万832円で高い方から13番目、世帯当たりでは13万5000円ほどで高い方から20番目だといいます。それにしても高すぎますね。

 委員会終了後は各派代表者会議でした。長期欠席議員の報酬、手当の減額に関する条例制定に関してはこれまで数回協議してきましたが、パブリックコメントをするかしないか、本人が全額カットを希望した時の条項を入れるかどうかでまとまらない状態が続いています。7日の総務常任委員会終了後、再び協議することになりました。

 夕方から直江津で会議がひとつあったので、食堂で夕食をとり、その後直江津海岸を目指して散歩しました。ちょうど夕日が雲に入っている状態でしたが、海面が輝き始めていて、美しい光景を目にすることができました。

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 家に戻ったのは9時半過ぎです。金沢市の住む次男夫婦の子どもの動画が送られてきていて、みんなで見ました。とうとう歩き始めたのです。足取りはかなりしっかりしていましたので、歩き始めてから10日くらい経っているのかも知れません。それにしてもかわいいものです。母に見せたら、「いい子になったない」と大喜びでした。

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 きょうはこれから市役所に向かいます。建設企業常任委員会が始まる前に議員団会議を行うことになっています。

2017年06月07日

(仮称)上越市体操アリーナ整備事業総事業費は、23億円~26億円程度へ


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 おはようございます。今朝は5時半に起床、歩いて事務所に来て原稿書きをしています。外は曇り、穏やかです。写真は事務所近くの田んぼから米山さんを撮ったものです。

 昨日は建設企業常任委員会でした。予算が成立してからあまり時間が経っていないこともあって、今議会の補正予算や関連条例の案件は少なめです。建設企業常任委員会でも、大町のシェアハウスに関する条例や除雪ロータリー、ドーザの取得に関する議案などが審査対象になっただけでした。このうち、シェアハウスは市の新しい取組なので入居の仕組みなどをめぐって多くの質問が出ました。除雪機械であるロータリーやド―ザの取得にあたっては入札が行われたのですが、落札率は81.2%が2件、他は82.4%、92.5%という結果でした。以前の90%台がずらりと並んだ入札と比べて大きな変化です。ま、今回のような結果は当たり前のことなんですが。

 午後からは文教経済常任委員会の所管事務調査でした。調査対象は(仮称)上越体操アリーナ整備事業です。「正直言ってびっくりした」「財政計画との整合性がとれるのか」「唐突感があってびっくりした」……昨日の所管事務調査で各委員からは驚きや疑問の声が相次ぎました。

 それもそのはずです。当初の財政計画で4億5000万円だった(仮称)上越市体操アリーナ整備事業総事業費が23億円~26億円程度へと一挙に増えたのですから。

 今回示された計画では、(仮称)上越市体操アリーナを①県大会や北信越大会などのブロック大会が開催できる体操競技の専用施設にするとともに、市民の健康体操や軽運動などの活動を支援できる施設にする、②大潟体操アリーナとの相乗効果によって、大学やスポーツクラブなどの合宿の受け入れ及び東京オリンピックの事前合宿に対応できる機能を備えた施設とすると位置付けています。

 建設候補地は大潟区九戸浜にある1万1719㎡の敷地。所有者は国際石油開発帝石㈱。ここに縦40㍍、横42㍍、高さ14㍍のアリーナ、固定席250からのギャラリー、幅1.8㍍、延長170㍍ほどのランニングコースなどを備えた鉄骨造2階建の建物を造ろうというのです。総事業費は23億円~26億円程度で、そのうち、本体工事費は18億円強、設計委託料は7000万円~8000万円、それ以外は概算の概算ということでした。市は、今年度中に用地取得と造成工事を行い、来年度には建設工事に入る計画を立てています。竣工の予定は平成31年の12月を見込んでいます。

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 市教委の説明後の質疑では、日本共産党議員団の上野公悦委員が、「(一昨年に市が明らかにしていた)当初計画では、延床面積は約1500㎡だったが、今回3812㎡に拡大された。敷地面積も約3800㎡が1万1719㎡に増えている。当初出されたものよりも規模が大きい」「概算の総事業費は当初の5億円程度が23億円~26億円程度へと増えていて、まだこれを上回る可能性がある。いままでの財政状況からして市民が承知するだろうか」などと質問しました。他の委員も、「財政計画と整合性がとれる説明ができるようにしていただきたい」「唐突感があってびっくりした。これだけのものをなぜ議会に説明してこなかったのか」「市民から理解してもらう必要があるのではないか」などと市教委の見解をただしました。

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 これらの質問に対して市教委側は、「オーレンプラザや水族館とは違って、(総事業費が)増えたのは国際規格のアリーナにするという機能が変わったことによる。(今回の整備のレベルは大潟区民などから出された)請願の思いまで及んでいない」(野澤次長)、「(総事業費が)当初の4億5000万円が膨らんだのは事実だ。23億円~26億円が上限額だと考えている。財政計画では普通建設事業費として、箇所付けた分、箇所付けていない分を含めて年に100億円を確保している。合併特例債も活用を見込んでいる。財務部と協議したが、財政計画の中でまかなえるものと考えている」(柳沢教育部長)などと答えていました。

 今回のことは今朝の朝刊でも一斉に報道されています。市民の暮らしと営業が厳しい状況が続いているなかで、まずは市民のみなさんがどう考えているか、しっかり聴いたうえで対応すべきでしょう。

 きょうはこれから市役所です。総務常任委員会があります。

2017年06月08日

共謀法案の慎重審議求める請願、総務委では採択


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 おはようございます。今朝は5時半から大忙しです。やっと、活動レポートの記事を書き上げ、いま印刷中です。写真は事務所近くで見つけたスイカズラの花です。

 昨日は総務常任委員会でした。審査対象となった議案はいくつもなく、市税条例の一部改正、県と合同で行う総合防災訓練などで議論がありました。活発な審査となったのは請願です。

 結論から先に言いますと、共謀罪に関する請願(正式には『テロ等準備罪』を新設する組織犯罪処罰法改正に関する請願)は審査の結果、採択に賛成4人、反対が3人となり、採択されました。

 審査にあたっては、「立憲主義を守る上越市民有志の会」代表の馬場秀幸弁護士が趣旨説明に立ち、まず、「参議院で共謀罪の審査が行われているが、慎重審議するために意見書をあげていただきたい」と訴えました。そのうえで同弁護士は、「犯罪の対象が277ということだが、テロ対策ということで、あまりにも対象犯罪が広すぎる。共謀罪というのは悪いことを話し合うということで、生活上の話し合い自体が議論の対象となる。私たちの日常生活が警察の捜査の対象となる。だから、犯罪と私たちの日常生活の線引きが非常に曖昧になってきて、私たちが捜査の対象になる恐れがある」「いままでは(犯罪の)結果があって捜査してきたが、今度は話し合いだけで捜査することになるから、私たちの自由な行動の範囲が狭まってくる。テロ対策は必要だが、日本の刑法ではいろんな犯罪が既にできている。重要なことはテロ対策のために法律をつくることよりは、既存の法律をどう動かしていくかだ」とのべました。

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 請願者に対する若干の質疑をした後、各委員が意見表明を行いました。

 請願に反対の委員からは、「重要な法案だ。イギリスでのテロを見て、テロを事前に防ぐことが重要になっていると思う。請願にあるような懸念はないと思うので、意見書の提出は必要ない」「一般市民に当てはめて議論する内容ではないのではないか。国際犯罪の、重大犯罪の水際での対策は急務であり、犯罪を未然に防ぐという立場から、この法案はきちっと進めていくべきだ」などといった発言がありました。

 請願に賛成する委員は、「国民の中には(この法案に対する)不安がある。日本としてはかつて厳しい状況もあって、反省もある。それだけに国民の不安を取り除く必要がある。これからは国民が納得して理解を得られる審議をしていくべきだ」「私もブログをやっているが私も処罰されるのかなと思っている。表向きはテロ対策、2020年のオリパラに関しての共謀罪だが、277の犯罪だが、みなさんわかりますか。金田法務大臣何もわかっていないじゃないですか。担当大臣がわからないものを国民がわかるはずがない。この慎重審議(を求める)請願は絶対認めるべきだ」などとのべました。
 
 私はこの請願の紹介議員です。私からは、「請願者の説明を聞いてこの法案の危険性を改めて痛感した。現在の刑法では(基本的に)犯罪を実行した段階で処罰されるものが、今度は前の段階で話し合っただけでも処罰される可能性がある。これは大転換だ。こういったことは市民が心配している。国会の論戦を聞く限り、一般人(の行為)か組織的犯罪集団(の行為)かの区別もわからない。今回の請願は慎重審議を求め、国民の不安や懸念をとことんやってくれということだから、賛成の人も反対の人もその点では同意できることだと思う。全会一致であげてもらいたい」と訴えました。

 この請願は15日に本会議で討論、採決が行われます。

 きょうから市議会は一般質問です。まもなく出発し、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。

2017年06月09日

昨日から一般質問始まる

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 やっといい天気になってきました。おはようございます。今朝は青空も出て、すがすがしいですね。写真は事務所近くの田んぼです。

 昨日から市議会は一般質問に入りました。杉田議員、橋本洋一議員など4人が登壇しました。障害者福祉施策の充実を求めて杉田議員は、「埋め込み型用人工鼻」にたいする助成制度について提案しましたが、市長は日常生活用具給付の追加品目として検討していくと答えていました。橋本議員は、光ヶ原高原センターのトイレ、シャワーの使用について強く求めましたが、市長は利用度が低いとして、現在の簡易トイレ設置での対応に理解を求めました。橋本議員の提案は私も理解できます。これ、何とかなりませんか。

 昨日の一般質問は4人ということだったので、午後2時頃には終了しました。私はその後、三和、安塚、大島とまわって、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に精を出しました。雨の中でしたので、動きにくかったですね。

 大島区では、いつもの家で生け花写真を撮りました。比較的シンプルな生け花として魅力あるものとなっていて、フェイスブックで発信したところ、「鮮やかです、濃いブルーが涼しさを運んでくるように思います」「毎回、その辺で身近にある植物や花を活けている、まさに生け花。素晴らしい感性ですね」などの感想が寄せられました。

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 夕方からは前議長の息子さんのお通夜でした。まだ41歳という若さでの突然の死だったこともあって、同級生や前議長と交流のある人などがたくさん参列しました。会場係の人に案内されて席に着いたところ、隣の人が私の右腕をつつき、誰かと見たら、市の元助役でした。「元気にやってるね」と声をかけていただきました。喪主を務めたお連れ合いが赤ちゃんを抱っこしながら挨拶された姿にはぐっときました。

 きょうは一般質問2日目です。夕方までかかります。

2017年06月10日

一般質問は2日目、6人が登壇

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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。外は雨だったのですが、いまは上がり、時々太陽も顔を見せてくれます。写真は朝日を受けたキイチゴです。

 昨日は一般質問2日目。石田、牧田、栗田、滝沢(一成)、宮川、山田の6議員が登壇し、市や教育委員会の見解をただしました。

 上越地域医療センター病院の今後を問うた宮川議員の質問の中で、質問者も答弁した市長も長野県の佐久病院について触れ、「市民とともにある」「市民に愛される」病院の姿を紹介しました。じつは私も40数年前に新婚旅行で同病院を訪れ、母の人間ドッグの予約をしてきたという思い出があります。当時は若月さんが院長でしたが、同病院はいまも農村医学の先進を行く病院としてがんばっているんですね。私もいま一度行ってみたくなりました。

 市の職員が育児や介護休業をとりやすくするように「イクボス宣言を」と訴えたのは山田議員。提案は受け入れられませんでしたが、実態が明らかにされました。そのなかで、育児休暇をとっている率は女性が100%(全国平均81.5%)、男性は5.4%(同2.7%)であり、男女とも全国平均をうわまっていることがわかりました。

 一般質問が終了して議員控室に戻ると、携帯電話にメールが入っていて、安塚区まで行ってきました。そこで、ひとり親世帯の若い男性から、「子どものオムツを換える時に女性トイレを使わなければならないことが多く、気を使っている」と相談がありました。これまで、こういう悩みを持っている人がいることはわかりませんでした。大事な問題だなと思いました。

 夜は党会議でした。安塚から直江津に向かう途中、あまり見たことのない雲がありました。気になったので、写真に撮りました。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。早く終われば、かに池交差点での共謀罪法案反対スタンディングに向かいます。

2017年06月13日

一般質問3日目、共産党議員団の3人が登壇


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 おはようございます。今朝は4時40分に起床し、事務所で一般質問の準備をしています。再質問用の資料を読んでいたら、当初イメージしていた質問の展開を大幅に変えることになりました。準備はぎりぎりまでかかりそうです。今朝は晴れ、写真は5時前に撮った尾神岳です。

 昨日は市役所に行く前に、かに池交差点で現地確認をしてきました。というのは、一昨日の夕方5時過ぎ、かに池交差点の横断歩道を渡っていた車椅子の人が道路の割れ目のところで前つんのめりになり、転倒したと聞いたからです。怪我はされなかったようですが、ポールをもって現場を確認し、改善方を市道路課を通じて県に伝えてもらいました。どうやら、割れ目の拡大したところに車いすの車輪が入った感じです。早くなおしてもらいたいものです。

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 昨日は一般質問3日目でした。日本共産党議員団の私以外、3人が登壇しました。このうち、橋本議員は今回も地元の産廃問題をとりあげ、取組状況などを確認しました。市側は、今月16日の入札で事業者を決定するなどとし、8月中には廃棄物の撤去に着手できる見通しを明らかにしました。上野議員は店舗改装などについてとり上げ、平良木議員は教員の多忙化問題などで教育長と丁々発止のやりとりをしました。

 きょうは一般質問最終日、私は午前10時から質問に立ちます。憲法改悪、核兵器禁止条約草案、在来線対策などをとりあげます。

2017年06月14日

憲法「改正」問題などで一般質問

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。1時に寝て、起きたのは5時です。最近、眠れない日が続いているのです。どうもやるべきことが多すぎる。配達はいつもカメラを持って、楽しみながらやっています。写真は今朝撮った風景の1枚です。

 昨日は一般質問の最終日でした。市役所に着くと、「住民自治を進める会」(佐藤忠治代表)の人たちが政務活動費をめぐって公開質問状を議長に提出するということで賑やかになっていました。この問題で各派代表者会議をやるという段階になって、質問状の全文が私のところにも届きましたが、日韓親善議員連盟の韓国視察の効果、市政への反映、会派の視察が議会活動にどう反映されたかなどが書かれていました。基本的には、質問の対象となった会派、議員などがきちんと説明すればよいことだと思います。会からは来月15日までに回答を求められているので、来月3日の各派代表者会議で検討することになりました。

 私は昨日の一般質問のトップバッターでした。憲法改悪、核兵器禁止条約をめぐる動き、在来線対策、13区総合事務所の現状と今後の対策などについて質問しました。

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 このうち憲法問題では、「安倍首相の5月3日の憲法9条に関する発言についてどう認識しているか」と質問したのですが、市長の答弁にはがっかりしました。「現行憲法の基本理念であります『国民主権』、『基本的人権の尊重』、『平和主義』は、我が国が今後とも堅持すべき大原則」としつつも、「制定から70年が経過し、国内外の情勢も大きく変遷する中で、それらを踏まえた上での憲法改正の議論が行われることは必要」と答えたからです。しかも、答弁の中では、昨年末の糸魚川大火のことなどにふれて、「憲法第9条の改正を行うか否かについては、このような自衛隊の現状を踏まえ、国会において国民的な議論が十分に行われるものと考えている」とまで述べたのです。前の市長が「この平和憲法がさきの戦争の惨禍を乗り越え、今日の日本の繁栄をもたらした礎となった」「日々の市政運営に当たりましては、常にこの憲法の理念をすべての施策の根底に据え展開しているものと考えている」とのべたことを踏襲してもらえるものと思っていたのですが、これでは話になりません。ただ、市長は、核兵器禁止条約を交渉する国連会議のエレン・ホワイト議長が発表した核兵器禁止条約草案については、「当市の非核平和友好都市宣言の趣旨にも通じるもの」と評価しました。

 13区総合事務所の職員の現状については久しぶりの質問となりました。思っていた通りでしたね。大合併から13年目。私の一般質問に答えて市長は、総合事務所全体において、区出身者および区在住者の割合が24.5%であることを明らかにしました。その後、担当課から細かい資料をもらいました。下表をご覧ください。市長は、職員から地域のことを熟知してもらうため、「全職員が地理や歴史・文化、地域特性などの基礎的事項を学ぶほか、日々の業務を遂行する中で、地域固有の課題などの情報を共有していく」の大切さを強調しましたが、それはそれでいいとは思いますが、東京都の半分にもなる面積をかかえた市の行政では、区総合事務所に身近で顔見知りの職員の存在は大きいものがあります。今の職員採用の仕組みを絶対のものとすることなく、制度改革を含めて対策は必要だと思うのです。

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 最後の問題、地域包括支援センターの再配置については市民の声を聴いて、慎重にすすめてほしいと質問したのですが、時間が足りませんでした。市側は、第6期介護保険事業計画で方向性を出していることや地域包括支援センター運営協議会などで協議していること、厚生常任委員会で説明していることなどをもって、拙速ではない、慎重にすすめていると答えていましたが、厚生常任委員会が終わって翌々日には再配置案を最終決定し、議会にはそのことを伝えない、その案について市民の声を広く聴こうともしない。そして24日からは運営法人の募集手続きに入ったのです。しかも手続きには「問題と思われる」こともある。私は質問の前に地域包括支援センター職員等何人かの関係者に聞き取りを行ってきましたが、再配置案に対する不安や疑問の声はいくつもありました。今後の動き、目が離せません。

 きょうは午前中にデスクワークをし、午後から市役所で議員団会議です。

2017年06月16日

共謀罪法案の強行、市議会本会議でも批判の声

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 おはようございます。今朝は寝坊しました。夜遅くまで印刷していたこともありますが、その前からの疲れがたまっていたのかもしれません。明け方なんでしょうか、雨が降ったのは。事務所まで歩いてきたとき、路面は濡れていました。写真はネムノキです。花がもうすぐ咲くでしょう。

 昨日はスタンディングをしてから短いブログを書いて、大急ぎで市役所へ。共謀罪法案が強行され、同案の慎重審議を求めた請願の扱いがどうなるか心配だったからです。議会運営委員会では、議論はあったものの、国会の結果とは別に普通に審議されることになってホッとしました。

 本会議場に入るとき、先日、息子さんの葬儀を終わらせたばかりの滝沢逸男議員と再会しました。多くの議員が励ましの声をかけていました。がんばってほしいと思います。

 本会議で賑やかになったのはいうまでもなく、共謀罪法案の慎重審議を求める請願でした。委員会審査では賛成多数で採択されていました。それがどうなるか注目されました。結果的には賛成12、反対19で不採択となってしまいました。議会人なら、慎重審議を求めるのは、法案に賛成反対に関係なく当然と思うのですが。討論では、牧田議員が、昨日の朝の参議院での強行採決を批判、「議会制民主主義を否定するもので、参議院の自殺行為だ」とのべました。平良木議員も、「中間報告に名を借りた暴挙」だと批判しました。討論内容については25日付けの私の活動報告でお知らせします。

 議会が終わってからは活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達で夕方まで頑張りました。大島区ではいつもの家で生け花を撮りました。今回はコシジシモツケソウなど野の花も入ったのですが、暖かい日だったので、元気をなくしているものもありました。フェイスブックで発信したところ、「水揚げの悪い花は切り口を焼くかお湯につけるといいかも」というコメントも寄せられました。道中、コシジシモツケソウやキオンなどきれいでしたね。

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 地元に戻ってからは、柿崎まで出かけ、コピー用紙を大量に購入してきました。活動レポートの今号は8800枚印刷しなければならないからです。夜はパソコンでデスクワークをしながら印刷作業をしました。テレビで「本屋さんで新刊のタワー積みというのが流行っているというのをみたので、ちょっと遊びこころに印刷済みのレポートでまねごとをしてみました。

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 きょうはこれから議会基本条例検証委員会です。定例議会が終わっても、休みなしって感じです。。

 

2017年06月17日

「市民の議会に対する関心」で活発な議論

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 おはようございます。すばらしい天気になりました。今朝は6時過ぎに起床し、うっかり忘れていたレポートを約1500枚追加印刷しました。これで明日の18日号は合計1万300枚印刷ということになります。写真は今朝のもの、事務所近くの農道です。

 昨日は議会基本条例検証委員会が午前にありました。第7条は、「情報の共有および公開」です。議会に対する市民の関心が低いとして、どうしたら関心を持ってもらえるかに発言は集中しました。その中で、政務活動費については先の新聞報道で大きな関心を寄せられているという一人の委員の発言を契機に、「市民は関心を持っている分野がある。そこに目を向けないといけない」「議会モニター制度を導入したらどうか」などの発言が相次ぎました。次回までに正副委員長と事務局でまとめ案が示されますが、いい提案が出てきそうです。

 午後からは活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みと「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。一昨日も昨日も、あちこちで野の花が目立ちました。昨日はお寺の大きなケヤキの木のそばにそっと咲いているヤマホタルブクロを見つけました。いいですね。そろりとトリアシヨウマやヤマブキショウマも白い花を見せてくれるはずです。

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 夕方、配達にひと区切りして家に戻ると、高田のYさんから細長い絵手紙が届いていました。今回はペンを使った絵で、上越の市街地と田んぼなどがある地域が描かれています。「上越での共謀罪NO!の訴えは全国につながっていた」とのコメント、その通りです。力が湧いてきます。

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 夜、久しぶりにテレビのスイッチを入れました。そこで映し出されたのは「ヨーコさんの言葉」でした。昨夜の話は伯父さんが5年間、認知症(?)になった伯母さんのお世話をした話。一つひとつの言葉が絵とともに語られていてジーンときました。この人の絵、私、大好きです。この番組を観たのは二度目ですがはまりそう。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夕方には大島区の石橋で行われる蛍イベントに妻とともに参加する予定です。

2017年06月20日

夕方は柿崎区下牧の「田舎体験ハウス」へ


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 おはようございます。過ごしやすい、穏やかな朝を迎えました。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達で5時過ぎに起床しました。日の出からだいぶ経っていましたので、きょうの1枚目の写真は遅くなりました。でも、もう田んぼ仕事をやっている人がいるんですね。

 昨日の午前は生活相談で動きました。月曜日はいつも会議が続くのですが、昨日はめずらしく少なめで、生活相談で動くには都合が良かったです。定例の議員団会議も2人の議員が市外に出張しており、休みました。

 昼食はこれまためずらしく自宅でとりました。その後は事務所でパソコンと向き合い、デスクワークでした。活動レポートの原稿書きをと意気込んだものの、テーマが絞り切れず、ぜんぜん進みませんでした。外はさわやかで、時々、雲の流れを見ては気分転換をしました。

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 夕方の6時半からは柿崎区下牧にある「田舎体験ハウス」にて、市議会と「柿崎を食べる会」との意見交換会でした。「食べる会」のメンバーは若く、みんな農業に意欲的です。平場や中山間地で頑張る人たちの生き生きした姿を知ることができました。会ではまた、「移住者を迎えたいが近くに老朽危険空き家があると困る」などの要望も寄せられました。写真は会場から臨んだ妙高山など頸城三山です。

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 意見交換会は午後7時半すぎに終了しましたので、地元事務所には8時前に戻りました。

 きょうは午前が各派代表者会議です。午後からは大島区旭就業改善センターにて、市議会と「やまざと暮らし応援団」のメンバーとの意見交換会に参加します。

2017年06月21日

大島区旭地区で意見交換会


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 おはようございます。今朝は雨。傘をさして事務所まで歩いてきました。久しぶりの雨といった感じがするいい雨になっています。事務所の周りにある木々も草も喜んでいるように見えます。

 昨日は午前が各派代表者会議でした。長期欠席議員の報酬に関する条例案について、市民の声をどう聴いていくかをめぐってこれまで議論してきたものをまとめてもらい、それをもとにさらに議論を重ねました。まとめ案ではパブリックコメントの対象とはならない、議会報やホームページなどで案を公表し、市民から意見が寄せられたら、それらに誠実に答えていくとなっていました。これらについては会派に持ち帰り、次回の代表者会議で最終的にまとめられることになりそうです。昨日の代表者会議では、葬儀の欠席はどこまで認めるべきかをめぐっても議論がありました。これについても次回の会議でつめられる予定です。

 午後からは市議会と市内移住サポート団体との意見交換会でした。昨日は吉川区と大島区で頑張っている「上越やまざと暮らし応援団」です。小山章喜理事長と天明伸浩事務局長、そして大島区田麦でコメ作りをしながら農家民宿を準備している牛田さん&三浦さんから参加してもらいました。

 まずは、牛田さんたちが住んでいる家で、農家民宿のことや雪がある暮らしの楽しみ方などを教えてもらいました。2人が購入した家は現在、リフォーム中でしたが、築100以上と言われているだけあって、存在感がありましたね。

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 続いて、旭就業改善センターで意見交換を行いました。

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 小山さんや天明さんからは、「単に人が来てくれればいいということではなく、定着して田んぼや山を守ってもらいたいと思っている」「住民票を持って来たからには他所者扱いするなと言ってきた」「いま、中山間地域を残せるかどうかの切羽詰まったときにある。中山間地域で(対策として)やっていることを平場でもやっていかないと、そこもダメになる」「雪をバカにしてはならない。雪が降るから水がある。平場の人の中には、水が山から下に勝手に流れていると思っている人がいるかもしれないが、山が荒れると水は出ない」「来る人が(魅力のある)何かを見つけて、仕事を作ってくれるといい。そういったものをいくつか組み合わせられると(なお)いい」「押しつけではなく、ほんとうに好きなことをやれるようにすることが大事で、それを下支えする仕組みを」などと語ってもらいました。

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 会は小山理事長さんの巧みな話術などの影響もあって、とても楽しい雰囲気の中で進められました。会で出された意見は、上越市中山間地域振興基本条例の基本的なことを再確認することにつながりました。また、今後、急いで進めていくべきことのヒントとなる提案がいくつもありました。今回は意見交換というよりも、「やまざと暮らし応援団」のみなさんから教えてもらうことが多かったですね。

 きょうはまもなく家を出ます。午前は総務常任委員会の勉強会、午後からは若者などが議会に進出できる環境整備検討会の打ち合わせ、新水族博物館の工事現場の視察などがあります。

2017年06月22日

総務委の視察事前勉強会、新水族館工事現場視察などで大忙し

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 おはようございます。今朝は4時過ぎに起床し、事務所でデスクワークをしています。木曜日に市役所へ9時半までに行かなければならないのはきついですね。

 昨日は午前が総務常任委員会の勉強会でした。委員会では、来月の4日から3日間、糸島市、北九州市、対馬市を視察することになっています。その視察のテーマのひとつは域学連携です。上越市では、大学と地域の連携で地域の維持、地域おこしなどに取り組んでいるところがいくつもありますが、今回は島ぐるみ域学連携をやっている対馬市などに学び、上越市での取組をさらに発展させたいとしています。勉強会はその事前学習でした。

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 午後からは「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。ここでは23日午後から市民プラザにて2回行う若い人たちとの意見交換会をどう進めるか、その準備でした。会のプロクラム、検討会メンバーの任務分担などを話し合いました。当日は4班に分かれて、どうしたら「市議を目指しやすくなるか」を探ります。

 午後2時半からは直江津で建設中の新水族博物館の建設状況の視察でした。これには20数人の市議が参加しました。工事事務所にて設計、工事担当者よりパワーポイントを使って説明してもらった後、現場に入りました。工事の進捗状況はまだ20%強とのことでしたが、すでに建物のおおよその姿が出来つつありました。ただ、まだそれぞれの展示空間をつかむところまではいっていません。現場まわりもほんのいっときで終了しました。

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 視察終了後は地元事務所に戻りました。
 

2017年06月23日

農議連でNPO法人・かみえちごファン倶楽部を訪問


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 おはようございます。いい天気になってきましたね。今朝は5時前に起きて事務所でデスクワークをしています。写真は5時過ぎに撮ったものです。少し靄がかかっていたのでしょうか。朝日がよく写りました。

 昨日は午前9時半までに市役所へ行かなければならなかったので大忙しでした。活動レポートを印刷すると、「しんぶん赤旗」日曜版に折り込み、すぐに事務所を飛び出しました。

 市役所に急いだのは、市議会の食料・農業・農村議員連盟でNPO法人・かみえちごファン倶楽部を視察することになっていたからです。

 現地ではまず、同倶楽部がうけている「くわどり市民の森」へ行き、ガイドさんの案内で散策しました。ここはかつてゴルフ場の建設が予定された地域でしたが、市民の猛烈な反対運動の中で守られたという経過があります。水源地としても重要な場となっています。散策ではエゾアジサイやヤマブキショウマなどの野の花を楽しむことができました。モリアオガエルの卵も見ることができました。写真は「市民の森」から下るときに見つけたオタカラコウです。数年ぶりに見ました。

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 散策後は「市民の森管理棟」にてファン倶楽部事務局長さんから同クラブの活動について説明していただきました。倶楽部の活動フィールドは谷浜、桑取、中ノ俣、正善寺の4地区です。このうち桑取地区は写真家の濱谷浩の「雪国」の舞台となったところでもあります。

 同倶楽部は、この地域の民族文化の保全と記録で大きな役割を果たしてきました。昨日の説明の中で「伝統生活技術のレッドデータ」なるものを紹介していただきましたが、こういったことに注目して活動されてきたことに驚きに似たものを感じました。伝統生活技術にたいしては諦め感が強かったからです。

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 倶楽部はまた、この地域の自然、棚田、文化などの資源を活かしてコメの販売から農産加工、古民家再生など幅広く取り組んでいます。暮らしの土台ともいうべき部分にも力を入れているのです。昨日の視察でびっくりしたのは、空き家をいくつも買い取り、民具の保管などをやっていることです。雪の多い地域ですから、雪から建物を守るだけでもたいへんな労力とお金がかかります。

 倶楽部の活動地域では、他の中山間地域と同じく、高齢化が進んで人口減少も急ピッチで進んでいます。「予防福祉」にも取組み、食の問題や仲間づくりなどにも目を向けていました。「冬の給食会」の活動は初めて知りました。

 今回は時間の関係で多くは書きませんが、同倶楽部の活動では「公的事業」を無収入でやっていることが多いこと、市の行革の削減対象となったことにより、児童生徒の自然観察などの活動が弱まった点があることなどもわかりました。これらのことは、さらに調べていきたいと思います。

 視察から市役所に戻ったのは午後2時過ぎでした。その後、直江津の事務所に寄って、三和、安塚、大島へと車を走らせました。活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達があったからです。

 大島区菖蒲地区では、2人のおばあちゃんとお茶飲みをしました。「さあさあ入って、入って」と誘われて居間に上がらせてもらうと、飯台の上に天ぷらが並んでいました。そこで、私は初めてサワナの天ぷらをご馳走になりました。サワナはミズナとも言います。味噌漬け、粕漬けで食べることが多いのですが、天ぷらもあるとはびっくりでした。まずまずの味でした。緑色のがサワナです。出されたサワナの天ぷらは初物とのこと、「初物は食べると、75日寿命がのびる」とか。これで、少し長生きできそうです。

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 配達の途中、「小豆島から上越の山間部にお嫁に来たお母さん」と偶然、出会いました。先日の「春よ来い」で「花に惚れた」女性として紹介した人です。「いやー、反響ありましたよ。浦川原からも電話がありました。おまんちにそんな花があったかいだって」「近所の人たちも、みんなわかったわね」。お母さんは昨日も山菜の仕事をしておられました。まあ、ほんとによく稼ぐ人です。

 いつもの家の生け花、事前に遅くなると電話を入れておいたので、今回は花がしおれることもなく、いい状態で写真に撮ることができました。ホタルブクロやエゾアジサイなど野の花もたっぷり入った生け花となりました。いつものことながらきれいなもんです。

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 朔日峠を超えて吉川区に戻ったのは午後7時近くになっていました。昨夕は夕焼けが見事でしたね。写真は吉川区の片田地内で撮ったものです。ごらんください。

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 きょうは午後から「市議を目指しやすい環境整備検討会」主催の市民との意見交換会があります。市民プラザにて、午後1時半からの部と午後7時からの部があります。

2017年06月24日

「市議を目指しやすい環境整備」で意見交換会

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 遅い発信となりました。おはようございます。今朝は遅く起きたうえに、早めにやっておかなければならない原稿の手直しがありました。いま、ようやく終わったところです。写真は今朝撮ったオカトラノオです。私の事務所から30メートルのところに咲いています。

 昨日は「しんぶん赤旗」日曜版の配達を午前11時過ぎまで行い、市役所に向かいました。生活相談の対応があったからです。最近は、一つの問題が終わるか終わらないうちに次の問題が寄せられます。

 午後からは市民プラザにおいて、市議会の「市議を目指しやすい環境整備検討会」主催の市民との意見交換会でした。午後1時半からの部と午後7時からの部がありました。いうまでもなく2回とも主催者側として参加しました。

 やはり、違いましたね。「若い人や女性が市議を目指しやすい環境整備」について、現職の市議が考えていることと市議でない人の考えていることは。いきなりある人から「『若者・女性が市議を目指せない要因は?』というテーマは違うんじゃないですか。『若者・女性が市議を目指したくなるには』でしょう」と言われてしまいました。

 午後の1回目の意見交換会のときも、夜の2回目のときも、参加者から出された意見には、「市議を目指しやすい環境整備」について考える角度、視点が新鮮なものが多かったですね。それらのなかからいくつかについて書きます。

 まず、1回目のときのある女性の一言、市議は「遠い存在」だという言葉です。これはその人の周囲にいる議員のことか、市議一般のことかはわかりませんが、「身近に感じられない」というのはショックでした。「もっとそばで活動する姿を見せてください」「私たちの身近な問題をとりあげてください」「発言するとき、発信するときはもっとわかりやすい言葉を使ってください」ということなのでしょうね。

 2つ目。これは夜の意見交換会でした。「市議と私たちの間には深い溝があるんです」。これも女性参加者の言葉でしたが、昨年春に市議になったばかりの人を前に「議員になったとたんに、違う存在になってしまった感じがする」とも言われました。そしてその隣にいた女性が続きました。「議員にはK、M、Kのイメージがあるんです。暗いし、難しいことばを使うし、固いんですよ」。これらの言葉を聞いたときはみんなで笑っていましたが、少し経ってから、「ああ、こんなふうに思われているのか」と思ったら切なかったですね。

 意見交換のときには、当然のことながら同意できない意見も出てきました。テーマから離れてしまうことになるかもしれないと思い反論しませんでしたが、例えば、「歳をとった市議はやめればいい。そうすれば若いものが出ることになる」がその代表かな。議会は市民のあらゆる階層から出て、様々な意見を反映できるようにすることが大事なことだと思うのです。ま、これは別の機会に議論するとしましょう。

 昨日の意見交換会はホワイトボードミーティング方式で行われました。率直に言って、この方式で本当に掘り下げた議論が行えるのだろうかという気持ちがありました。でも、昨日はそうした懸念を吹き飛ばす結果になったと思います。何よりも、参加したすべての人から意見を聞くことができました。議員でない人ならではの率直な声が次々と出されました。これで、議員だけで検討してきた課題が、議員以外の声を反映したなかで整理、分析出来ますね。

 最後に、意見交換会が終わってから、ある参加者に言われた言葉を書いておきたいと思います。この人は昨日参加できなかった人から伝えてほしいと言われたということですが、その言葉というのは、「もっと議員は輝いてください。あの人のようになりたいと(市民が、若者が)思うような存在になってください」。たしかにその通りですね。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。午前に終わらせたいと思います。

2017年07月04日

豪雨で避難勧告も

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 おはようございます。写真は7時28分、吉川橋です。再び水位が上がってきました。雨脚も強くなってきました。山間部も強い雨となっているとのこと、これから先どうなるか心配です。きょうからの行政視察は中止となりました。まもなく地元総合事務所に行きます。

 昨日は早朝から水害対策で大忙しでした。午前6時にはわが家を含む吉川区吉川地域に避難勧告が出ました。下の写真は午前7時頃の吉川橋付近です。

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 柿崎区では桜町橋の橋げた底面と水面との差が10㌢ほどになりました。上原橋の上流、下流とも河川内の雑木が流れを邪魔していました。県道柿崎牧線の高速道の下は水がなかなかはけませんでした。柿崎地内では福祉施設の人から相談も受けました。

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 吉川橋周辺は午前7時頃から、堤防を超えて川の水が流れ込み始めましたが、消防団などの土のう積めによって防がれました。母は朝食後、区内に住む伯母の家に避難しました。

 吉川の水位が下がり始めてから浦川原区、大島区の状況の確認に行きました。気になったのは大島区の足谷です。6年前の大雨で大きな被害が出た現場です。現在もまだ、工事が続いていますが、現地では小規模な崩れがあったものの、たいしたことがなく安心しました。写真は堰堤工事現場です。

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 午後3時半からは各派代表者会議でした。長期欠席議員の報酬に関する条例案については、協議の結果、議会報などに掲載し、市民の意見を聴いたうえで成案とすることで一致をみました。また、冠婚葬祭に伴う本会議の欠席に関しては、協議の結果、議会内で内規は設けず、議長は議員から提出された欠席届を社会常識にのっとり判断することとなりました。会議終了後、市民団体から出された政務活動費に関する質問について意見交換しました。

 まだ雨が強く降っています。これからどうなるか心配です。雨の状況等は昨日同様、フェイスブックで発信します。

2017年07月08日

深夜に核兵器禁止条約採択のニュース


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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、事務所でひたすら印刷作業をしています。九州豪雨はすさまじいですね。心からお悔やみとお見舞い申し上げます。上の写真は吉川橋のそば、先日の豪雨の際、積まれたトンパックです。

 昨日は午前に生活相談と議会基本条例検証委員会がありました。このうち、検証委員会は、第18条の政策形成について、これまでの取り組みを振り返り、検証を進めました。この中では、市民の声を課題調整会議で議論し、整理していくときに、「行政に伝える」と分類したものを意見提出者にしっかり返すことが重要だ、その点どうだったかとか、議会の各種会議で提言、提案されたものを課題調整会議でも取り上げていく必要があるのではなどといった意見が出ました。

 午後からは4時近くまで党会議でした。その帰り道、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートのポスト下ろしをしました。途中、朝日池で見た米山さんがきれいでしたね。それと、ヤマユリ、今年初めて見ました。大きく咲いた花は今年も美しいです。

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 昨夜はうれしいことがありました。テニスを見て、その後、深夜0時前のニュース、天気予報の時でした。国連で核兵器禁止条約が採択されたというのです。日本共産党の志位委員長らも国連に出かけていましたが、歴史的な採択です。今後はこれを力に核廃絶へ運動を大きく盛り上げていかなければなりませんね。

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 きょうは午前に活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、夕方からは高田高校の校友会総会です。

2017年07月14日

「しんぶん赤旗」などの配達、市役所での会議と続く


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 相変わらず蒸しますね。おはようございます。今朝は6時に起床、事務所までてくてく歩いてきました。上の写真はそのときに見た雲です。同じような雲が並んでだんだん大きくなる雲、咲き始めたばかりの萩の花とともに撮りました。この写真を見て、「だんだん幸せになる写真」と言ってくれた人がいました。たしかにそんな気がします。

 昨日は午前が安塚、大島方面への「活動レポート」ポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。大島区のある家でお茶を誘われ、いただいてきました。そこの家では2人の女性がおられ、楽しいおしゃべりをしてきました。2人とも花が大好きな方です。先日、「春よ来い」に書いたツキヌケニンドウの赤い花の話から始まってヒヨドリジョウゴの個性的な花のことまで、次から次へと興味深い話を聞きました。下の写真はそのときいただいた新ジャガと大根の煮物です。

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 大島区ではいつもの家で生け花の写真を撮りました。オカトラノオやタチアオイなどの花が元気いっぱいな感じでした。やはり、午後に撮るよりも午前の方が生き生きしていますね。

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 午後からは会議が続きました。最初はDMO勉強会世話人会、どんなふうに勉強していくかを講師の具体名をあげて検討しました。この会で話題となったことのひとつは市長の公約です。市議会での大島議員の質問時には慎重な答弁をしていた市長が今度の選挙戦の公約では、「上越版DMOの調査研究・検討」と書いたのです。メンバーはみんな驚いていましたね。

 月例議員懇談会に続いて行われた議員勉強会。今回の講師はFM妙高のパーソナリティ、「ゆみ」さん。いただいた資料や講演メモを議員控室においてきたので詳しいことは書けませんが、笑顔の効能、作り方などについて実践的な話をしていただきました。印象力の学習と言ってもいいかと思います。勉強会で女性の講師は確か初めてだったと思います。とても素敵な女性で、話もよかったので、みんな目を輝かせて聴いていましたね。

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 会議が終わってからは、地元に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。

 きょうはまもなく出発です。市教委に寄り、その後、市役所にて会議です。

2017年07月15日

市議を目指しやすい環境整備検討会他


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 おはようございます。今朝も蒸し暑いですね。ごみ出しをして、車でぐるりと回って事務所に来ましたが、空は、またもや秋っぽい雲が広がっています。

 昨日は午前が「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。検討会では、先日、市民プラザで行った市民との意見交換会の記録、市民の感想、そして各議員に求めたアンケート結果が示され、今後の検討方向について話し合いました。提出された資料が膨大だったこと、欠席した議員が2人いたことなどから次回、提出された資料をもとに分析、議論していこうと確認しました。

 会議が終わってからまもなく、市役所内で火災の緊急放送が流れ、吉川区内だと聞いてびっくりしました。向かっている途中で「鎮火」の情報が入ったので、他の用事を済ませてから、現場を見に出かけてきました。近くには民家もあるのですが、猛暑の中、広がらないで良かったです。

 午後からは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。気温は35度前後まで上昇していて、ちょと動いただけで汗がにじみます。途中で、いったん事務所に寄ってファックスを確認、議会事務局から1通届いていたので、それに関する調査もしました。配達は一部地域だけ残りましたので、きょうの午前に終わらせる予定です。

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 昨日は政務活動費について動きがありました。先日の各派代表者会議で、住民団体から提出されていた公開質問状に対する回答案が示されていましたが、会派や議員個人への質問に対する回答は、関係者が答えるべき内容だとして議論の対象外となりました。議会全体に問われた質問への解答だけ議論したのですが、回答書は昨日、住民団体代表に届いたようです。テレビで報道されていましたが、質問状を提出した時とマスコミが取り上げた内容はだいぶ違って、視察の効果について重点が移っていましたね。

 きょうはこれからスタンディング、戦没者慰霊祭と続きます。

2017年07月25日

雨を気にしながら会議の連続


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 雨がやんでいます。おはようございます。昨日から、また大雨になるかとひやひやしています。幸い、昨夜はたいしたことがなく近くの吉川の水位も下がりました。

 昨日は午前が議会基本条例検証委員会でした。第7条の市民との情報の共有などに関して今後の対策として議会モニターの設置などを確認したのち、第18条の政策の形成について議論を交わしました。市民からの意見、要望に関しては、どう政策化していくかについて一定の手順書があります。その他の議員や会派、委員会などからのものについてもそういったものが必要かどうかでかなり議論しました。次回にはその件の対策で具体的な記述を決めていくことになりそうです。

 午後からは党議員団会議でした。各種委員会担当者からの報告に続いて、市長選での対応に関して一定の議論をしました。その後、市政をめぐる重要課題として新上越体操アリーナ問題、市内を走る鉄路と課題などについて意見を交換しました。28日、29日とこの担当である山添拓議員が新潟県にやってくることから、その対応についても協議しました。

 夜は直江津にて会議でしたが、雨が強く降ったり、やんだり。地元から心配のメールもあり、落ち着きませんでした。夕方の雨が一番多く降ったのでしょうか、直江津から帰ると、吉川橋のそばの水位はかなり上昇していました。写真は吉川橋の周辺の昨夜10時半頃の様子です。上昇した水面が光っています。

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 きょうはこれからスタンディング、母の通院、街宣などと大忙しです。

2017年07月28日

重要な会議いくつも

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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。玄関を出て空を見上げると明るいきれいな雲が見えました。こうなると、回り道をしたくなります。米山さんの見える場所を通って事務所へ来ました。事務所では昨日作成したレポートの修正作業をしています。一晩おいただけで、修正箇所が何か所も見つかるから不思議です。

 昨日は午前が「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。8時半に事務所を出て、約3時間動きましたが、1軒のレポート読者のところで、お茶飲みをしている最中でした。そこで20分くらい、ご馳走になってきました。私がいたからではないと思いますが、安倍内閣のデタラメぶりがお茶飲みでも話題になっていました。やはり、この内閣は末期だと思います。大島区ではいつもの家の玄関先の生け花、昨日も撮ってきました。ウドの花が入っているのがまず目に入りました。もうウドの花の季節になったんですね。

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 昨日の午前、市議会では議運と各派代表者会議が行われました。代表者会議は上野議員に代わってもらいました。あとで電話にて報告してもらいましたが、一昨日、議会事務局からメールにて、「住民自治を進める会から葉書が着いたかどうか午後5時までに報告を」と連絡が入った件も議論されたようです。私は最初、会からの要請で着信したかどうかの確認だと思っていたのですが、そうではなく、議会サイドでの判断に基づくメールだったとのこと。こういうことは自主的な団体の活動への介入につながりかねません。2度とするべきではありません。

 午後からは「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。事前に渡された先の市民との意見交換会のまとめや現職、元職の議員アンケート結果に基づいて議論をしました。座長をはじめ、何人かの議員がポイント整理をしてくれていて、勉強になりました。私は資料を読むだけで精いっぱいだったのですが、読んで強く印象に残ったことを4つほどにまとめて発言しました。次回からはポイント整理がさらに進み、今後の取り組みについての本格的な議論が始まりそうです。

 夜は市民連合・上越の呼びかけによる会議でした。昨年の参院選、県知事選についてきちんと総括をしよう、メンバーの中からそう言う声が出ての会議開催だったと言います。集まった人たちの選挙戦を振り返っての良かったこと、課題とすべきことが出され、活発な会議となりました。時間が足りなかったので、遅くない時期にもう一度会議をすることになりました。次回は衆院選のことなども話し合われるものと思います。

 きょうは午前は「しんぶん赤旗」の配達と集金、レポートのポスト下ろしなどをします。午後からは日本共産党の山添拓参院議員、武田良介参院議員と行動を共にします。山添議員は初めて会う議員ですので楽しみです。

2017年08月05日

災害対策特別委開催。指定避難所の洋式トイレ設置は83%


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 おはようございます。今朝は蒸し暑いですね。朝の散歩で2キロほどゆっくり歩いたのですが、汗がじわじわ出てきました。上の写真は散歩時に撮ったものです。遠くの山は米山さんです。

 昨日は午前が災害対策特別委員会でした。今回の委員会は委員会は先月上旬の大雨災害についての総括の場でした。防災危機管理部長から今回の水害全般の状況説明や市としての総括が示された後、質疑が行われました。

 私はこの間の関係職員の努力を評価したうえで、水防情報についての市と県との共有・連携、指定避難所における洋式トイレの設置、農地の維持に係わりがありながら、行政から災害復旧の支援を受けられないケースの対応などいくつかの問題点、課題について指摘し、改善を求めました。

 このなかで体制の問題として、警戒対策本部や対策本部を設置した時の休日、夜間のあり方として、木田庁舎であろうが総合事務所であろうが正面玄関を開けておくべきだが、実態はどうだったかと質問。木田庁舎については開けておいたこと、総合事務所など14か所については7か所で開け、6か所では案内表示を出しながら、「夜間・休日出入り口」を使ったと答弁がありました。今後、どうなるか注目です。また地元に熟知した職員配置、職員づくりが課題だったが、その点もチェックするよう求めました。

 指定避難所のトイレについては高齢者などに配慮しての洋式トイレ設置が不可欠です。私の質問で。市の指定避難所129か所のうち洋式トイレが設置されている避難所は107か所で、設置率は83%であることが明らかにされました。私は残っているか所について、早急に、計画的に整備するようにと訴えました。防災危機管理部長は、「お金がかかる問題であるので、和式トイレを洋式化して使う備品整備も含め、検討していく」と答えました。

 また、比較的大きな規模の土砂崩れが畑のそばで発生しているにもかかわらず、災害復旧は行政からの支援が受けられないケースがあることを紹介し、制度の弾力的な運用をするか、それができない場合は新たな救済の仕組みづくりを国、県に働きかけるよう求めました。担当課では治山事業などの可能性を探ってきたが、むずかしいと答えていました。

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 きょうは越後よしかわやったれ祭りです。その前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達などもしなければなりません。

 

 

2017年08月07日

歩行天祭り、市民フォーラムへ


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 おはようございます。昨夜は蒸しましたね。変な夢を見たし、よく眠れなかったし、暑いし、参りました。上の写真は今朝の5時過ぎに撮りました。日の出前後の風景です。

 昨日は午前が草刈りの共同作業でした。猛暑でしたので、休み休み作業にあたりました。草刈りをしていてヌマトラノオの群落と出合いました。もったいないなと思いつつも草刈りを続行しました。草刈りは休みの時間も入れて約3時間、疲れましたね。

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 お昼近くになって安塚へ。歩行天まつりを見るためです。今回は、わが家で使ったことのあるヤンマーのディーゼルエンジンを見たいと思って出かけたのですが、ありませんでした。わが家のものよりも年代の古いのが多かったですね。猛暑の中の祭りでしたので、姉さかぶりをしながら動きました。安塚区の総合事務所長さんも私が誰かわからなかったようです。会場では丸太切りの真っ最中、着物姿の女性の頑張りが目立ちました。

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 午後から市の教育プラザにて「介護人材確保のための市民フォーラム」がありました。テーマは“老いても安心して暮らすために”です。教育プラザ3階の研修室には、参加者が座りきれないほどの人たちが集まりました。私は途中参加で、特養ホームよねやまの里施設長の石田浩二さん、上越保健医療福祉専門学校校長の歌川孝子さんなど3人のシンポジストの話を聴くことができました。また、全体討議も聴くことができ、介護人材確保の現状と課題をつかむことができました。

 このうち、特養ホームよねやまの里の石田さんの報告では、介護施設の人材不足が極めて深刻であることが浮き彫りになりました。人材不足は施設利用者へのサービス、職員の労働環境などにも重大な影響を与えます。施設の運営で人件費が76%を占め、これまでの蓄えを切り崩して運営しているそうです。上越市が進めてきた総合事業については、利用者は増えているものの、収入はいままでの8割にカットされていることから、「制度改正の課題」の一つだとして明らかにされました。

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 全体会の中では、元日本介護福祉学会会長の井上千津子さんがシンポジストの発言、報告を整理してくださいました。人材不足が介護サービスの質の低下、過重労働などの悪循環をつくりだしているということ。介護には専門職の人が必要であるということ。いま介護に求められているのは、量と質。人材不足を解決し、介護の質を高めていく取組が求められていることの3点です。とてもいいフォーラムでした。

 フォーラムからの帰り道、カントリーエレベーター周辺の景色がとても素敵でしたので、田んぼ道から写真を撮りました。

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 活動レポートの1818号、「春よ来い」の第465回、「ウワミズザクラの実」を私のホームページにアップしました。ご笑覧ください。

 きょうは午前が市議会厚生常任委員会です。午後からは党議員団会議もあります。


 

2017年08月08日

厚生常任委員会などの会議いくつも

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 おはようございます。今朝は台風で荒れ模様になるかもと覚悟していたのですが、いまのところ大丈夫です。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達も無事終わらせることができました。上の写真は配達時に吉川区下町付近にて撮ったものです。

 昨日は午前が厚生常任委員会が開かれ、市の健康増進計画、歯科保健計画、障害者福祉計画などの所管事務調査が行われました。このうち、歯科保健計画では、「フッ化物の塗布、洗口はリスクも明らかにしながら保護者の同意をとるべきではないか」「歯周病対策は啓発から一歩踏み込んだ対策を」「医師の偏在について、どうしたらいいのか検討すべきだ」などの意見が出ました。また、障害者福祉計画では就労移行支援で交通手段のことや災害時の避難についてのアンケートのことなどがとり上げられました。災害時、近所に助けてくれる人がいないと答えている人がいまだに25%もいるとはびっくりでした。

 午後からは党議員団会議でした。鉄路政策と現地調査、上越体操アリーナ建設問題への対応などについて議論を交わしました。9月議会対策についても話し合いました。この結果、8月24日午後7時から市民プラザにおいて、党議員団主催で「市民意見をお聴きする会」を開催することを決めました。

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 昨日は夜も会議があり、家に戻ったのは10時少し前でした。暑かったこともありますが、疲れましたね。

 きょうは市議を目指しやすい環境整備検討会、その後、街宣です。

2017年08月09日

台風を気にしながらの一日

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 おはようございます。今朝は二度寝したら6時ちょっと前まで寝てしまいました。外は曇りです。昨日からの雨で近くの吉川は増水していますが、これ以上降らなければ、大丈夫です。上の写真は吉川橋のそばから撮りました。上流方面です。

 昨日は午前が市議を目指しやすい環境整備検討会でした。前回までの資料を滝沢座長が整理し、市議になりにくい要因として、政治への無関心、議会・議員のイメージ、選挙の困難さなど6項目をあげました。昨日はそれらについて座長が説明し、その後、ホワイトボードミーティング方式で政治への無関心の原因を探りました。

 午後からは街宣の予定でしたが、台風が県内に近づいていて、人の気持ちがそこに集中している時に街宣は違和感を与えるのではないかと判断し、中止しました。ということで、午後からは「春よ来い」の取材をかねて浦川原、安塚方面へ出かけました。先日から心に残ったことがひとつあったので、その取材です。中身は、いまは秘密です。

 夜は原稿書きの予定でしたが、たまった書類の整理を始めたところ、終わらなくなり、約2時間半、書類と格闘しました。

 きょうはこれから食料農業農村議員連盟の視察に参加します。くびき野森林組合での勉強、吉川区勝穂地区でのドローンによる防除作業などの見学をします。

2017年08月10日

農議連の視察


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 おはようございます。今朝は5時前に起床し、事務所でデスクワークをしています。途中、米山、尾神岳がきれいでした。上の写真は尾神岳です。

 昨日は市議会食糧農業農村議員連盟の視察でした。板倉区の高野生産組合、くびき野森林組合、ドローン実証事業実演会視察を朝9時にスタートし、午後3時半頃までかけて行いました。詳しいことは活動レポートの次号に掲載しますが、高野生産組合では、国の農業政策の新たな展開の中での低コスト農業生産についての必死の努力が伝わってきました。くびき野森林組合では中川組合長などから厳しい実情を報告してもらいました。ドローンの実演は小雨の中、決行しました。農薬でなく、水を散布しての実演となりました。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金と活動レポートのポスト下ろしです。吉川、柿崎、大潟、直江津、安塚、大島とまわります。夜は松之山で学習会です。

2017年08月26日

市民と野党が一体となり森ゆうこ国会報告会

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 おはようございます。今朝はまた暑くなってきましたね。夜中に大きな雨の音がして目が覚めてから、よく眠れなくなりました。5時過ぎには布団を出て、事務所で原稿書きをしています。活動レポートの手直しと昨夜の森ゆうこ参院議員国会報告会のまとめです。上の写真は事務所の近くで撮りました。

 昨日も大忙しでした。朝の9時前には事務所を出て大潟、直江津、そして木田へと車を走らせました。活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達があったのです。数日前にわが愛車、ホンダライフは走行距離が23万キロを超えました。

 市役所では午前に議会基本条例検証委員会、午後から「市議を目指しやすい環境整備検討会」が開かれました。検証委員会では、議会図書室の活用について検証し、これで事実上、検証作業が終わりました。あとはまとめです。午後からの検討会は「市政への無関心からの脱皮」をテーマに活発な意見交換をしました。盛り上がったのは意見交換会の改革と議員の活動と生活を知ってもらう取り組みでした。32人の市議の活動を映像でコンパクトにまとめ、ユーチューブで発信するなど面白いアイデアがいくつも出ました。

 会議が終わってから地元にいったん帰りました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達があったからです。また、その足で、一昨日亡くなった蕎麦屋のお母さんのところへも行ってきました。先日、柿崎病院で手を握ったのが最後になりましたが、その時とおんなじ顔をされていたので、声をかけたら涙が出て止まらなくなりました。

 昨夜は、リージョンプラザで森ゆうこ参院議員(自由党)の国会報告会がありました。集まったのは300人くらいの市民だったでしょうか。この会はいままで味わったことのない感動的なものでした。受付には日本共産党の議員や民進党などの応援者がいる。司会は自由党の地元秘書と市民連合共同代表、マイク係は社民党の前市議といったふうに、報告会の運営に携わっているスタッフは新社会党を含めすべての野党と市民団体のメンバーまたは応援者だったのです。こういう国会報告会は初めてでした。選挙のときだけでなく、その後も市民と野党が力を合わせて頑張る。当たり前のことではありますが、とても元気が出ます。

 森ゆうこ参院議員の報告会ですから、いうまでもなく、同議員の国会での活動報告が中心です。でも、その報告の前に市民連合共同代表が主催者あいさつをし、社民党、日本共産党、新社会党、民進党(発言順)の地元代表が応援スピーチをしました。これも良かった。

 市民連合の馬場弁護士は、「閣議決定は乱発する、国語辞典の中身まで変えようとする、都合の悪いところは隠す、安倍政権の暴走はとどまるところを知らない。森ゆうこ議員の加計学園問題での勇猛なんとかという追及を見て、森さんを送り出して大正解だった」と評価しました。

 社民党県連代表の小山県議も、「森さん、当選して本当に良かったと痛切に感じている。都議選では安倍政権の崩壊が始まっている。森さんを中心に野党と市民一体になってたたかっていきたい」と決意を語りました。

 日本共産党の上野上越地区委員長は、「森さんの国会質問を見て、感動した近所の人が声をかけてきた。昨年の新潟での市民と野党の共闘が勝利の方程式だと全国に発信してきた。今回の会もひとつになって準備してきた。私たちはずっと森さんを支えていきたい。私も頑張る」とのべました。

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 新社会党の牧田市議は、「森さんが国会で頑張っている姿を見て感動している。選挙の時、安倍総理が新潟に3度も来たのは、加計学園で森さんに追及されたくなかったからではないか。さらに国会で大暴れし、国民本位の政治つくってもらいたい」と期待を表明しました。

 他の会議と重なったために遅くなった民進党の新潟6区総支部長の梅谷前県議は、「森さん、活躍されていますね。質問の順番が後になると、質問はなかなか難しいところがあるが、森さんは見事な追及をされている。安倍さんは地方と本気で向き合おうとしていない。安倍政治は許せない。安倍政権を倒すために頑張ろう」と訴えました。

 森ゆう子参院議員が登壇する前には市民連合のメンバーが編集した森ゆうこ議員の加計学園追及のダイジェスト版を放映、きびしく農水省や文科省の幹部を追及する姿をみんなで確認しました。

 さて、本人の出番。森ゆうこ参院議員はまず、森友、加計学園での国会論戦に触れながら、「安倍一強と言われているが、安倍内閣の政治は究極のえこひいき政治であり、独裁政治だ。官僚は本当のことを言えない、ものすごく気の毒だ。こんなひどいことをする国会初めて見た。森加計問題はみなさんの税金の無駄遣いの象徴だ」とのべ、今後も追及していく決意を語りました。

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 続いて、これまでの安倍内閣の悪政の数々を紹介しつつ、平和と野党共闘について言及しました。同議員は、「政治の最大の失敗は戦争で国民にトタンの苦しみを与えることだ。政治とは戦争をしないことでなければならない。先日、若いお母さんや子どもたちと会い、話をしてきたが、このままで子どもたちの未来を守れるのだろうかと思った。いまこそ野党が結集して究極のえこひいき政権を倒し、国民の99%の側に立つ政権を本気でつくっていかなければならない」と訴えました。いま、県内では衆院新潟5区での補選でどういう形で野党共闘を実現できるかが話題になっている時だけに、この発言は重く、貴重でした。

 報告会の最後は質疑応答と言ったらいいか、森ゆうこ参院議員との意見交換です。森議員の元気で、展望を持てる報告で盛り上がった会場からは、「民進党からはもっとしっかり頑張ってもらいたい。共産党を外さないで野党は結集すべきだ」「森ゆうこ議員は種子法廃止でもよく頑張った」などの発言が続きました。とてもいい報告会になりましたね。

 きょうは、午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達、午後からは川谷地区大運動会です。

2017年08月29日

北朝鮮の野蛮なミサイル発射に抗議します


 おはようございます。朝からとんでもないニュースが飛び込んできましたね。私は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達中でした。携帯が鳴り、防災無線の音声も聞こえてきました。北朝鮮が日本の上空を通過するミサイルを発射したとのこと、断じて許されません。この野蛮な行為に断固、抗議します。下の写真は今朝の風景です。柿崎区の坂田池にて撮りました。

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 昨日は午前9時前に事務所を出て、直江津の三八市に寄ってきました。「あれっ、橋爪さんでねかな」という声が聞こえたので、「橋爪ですよ」と言うと、70代の男性でした。名前を聞くのを忘れましたが、何度かお会いしている人でした。市からは市役所へ。10時半から党議員団会議を予定していたからです。

 議員団会議が始まる前に議会運営委員会に出席していた上野議員が控室に戻ってきました。上野議員が戻った時、一番最初に私たちが訊いたのは国宝の太刀、「山鳥毛」の取得契約が出るかどうかでした。6月に続いて9月も出そうにないことがわかりました。所有者との交渉が難航しているようです。このことをフェイスブックにアップしたところ、「どういうことでしょうか」「予算がつけばすぐ取得みたいな言い方していたのになぜ…?」「足下見られてるんでしょうね」「今でもいらないですねぇ」「この『刀を取り戻す』という、意識に間違いの始まりがあるような気がします」などのコメントが寄せられました。真相は9月議会で明らかにしてもらいたいものです。

 議員団会議では市長の提案理由の説明を読み合わせをし、若干の議論をしました。(仮称)上越市体操アリーナについては、用地造成工事費(温泉井の廃坑・配管撤去含む)として4988万円が、用地取得費として1億5872万円が一般会計補正予算に計上されたことから、どう見るかなどについて議論しました。明日の議員団会議で提出議案の本格的な検討をします。

 夕方、DMO勉強会についての世話人会議があり、その後、夕食を食べてから直江津海岸へ行きました。久しぶりの直江津海岸、もう完全に夏が終わっているという感じでしたね。

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 夜は党会議でした。ここ1週間ほどの活動を活動を振り返り、8月末から9月にかけての活動方針について議論しました。このなかで一番時間を費やしたのは上越市長選対策です。これまで選挙対策委員会のメンバーで動いてきたことを報告し、了承されました。本日、上野地区委員長が何らかの形で日本共産党上越地区委員会の対応を明らかにすることにしていますが、現在の村山市政では市民の暮らしを守れないということで動いてきたものの、対抗軸を明確にした候補の擁立はできないでいます。

 きょうは市議会で野球場などの視察をした後、十日町市へ上野議員とともに向かいます。10月22日の衆院新潟5区の選挙実施とともに総選挙の動きがにわかに活発化してきたことに伴い、選挙方針を協議するためです。

2017年08月30日

文経委がオーレンプラザ、陸上競技場を視察

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 おはようございます。今朝はゆっくり起きようとしたのですが、6時過ぎには布団から出ました。資源ごみを出す日であったからです。外は曇り空、パッとしません。先ほど事務所に来て、近くの道端にて撮ったのはオトコエシ(上の写真)です。比較的長持ちする花なので、しばらく楽しむことができます。

 昨日は忙しかったですね。まずは文教経済常任委員会の現地視察です。同委員会所属の上野議員だけでなく、党議員団メンバーは全員参加しました。視察したのは9月29日に正式オープンするオーレンプラザ(名前が決まる前は(仮称)厚生産業会館といっていた建物)、と陸上競技場の2か所でした。

 このうちオーレンのプラザは子育て広場と公民館、それにホールが入った総合施設です。建設までには、建設の是非を市民にしっかり問うことなく進められたことなどいろいろ問題をかかえた施設ではありました。でも、出来た以上は市民の皆さんが安心して、使いやすい施設にしていかなければなりません。

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 子育て広場の空間は思っていた以上に広く、明るい感じになっていました。遊具がたくさんあり、それでいながら空間に余裕があると思いました。目を見張ったのは子ども用トイレです。どんどん成長していく子どもの体型に合わせて、便器そのものが使いやすく、だんだん大きくなっていく。こういうのは初めて見ました。あとは運営ですね。

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 公民館としての活用の空間。会議室は机と椅子がある教室方式の場だけでなく、和室もあります。調理室や工作できる部屋も用意されていました。陶器づくりをするために電気炉が用意されていましたが、これも初めて見ました。

 注目のホールは観客席が親子一緒に見れる場所を含めて606です。そのうち、かなりの席が可動式です。使い方に応じてステージと同じ高さの空間を広くとることができます。観客席を歩いていても揺れはなく、これならいいかなと思いました。音響とかいう面は、素人では判断できませんね。実際使ってみないとわからない部分もあるかも知れません。

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 昨日、施設見学に行ったメンバーが共通して感激していたのはお堀のハスです。すでにハス祭りも終わっているのですが、花は終わっていません。とてもきれいでした。カメラを向ける人が何人もいましたね。

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 さて、陸上競技場です。ここは陸連の全天候型舗装第2種公認競技場で、5年に1度の公認検定に合わせた整備などが行われました。すでに工事が終了していて、トラックが一新されていました。レンガ色から今度はブルーです。担当課の説明によると、最近ブルーが多くなってきているとのことですが、ブルーは高揚感を与えるとか。私も100メートルほど試走してみましたが、いい感じでした。改修工事ではこのほか、競技に必要な機材を収納する場が出来て、使いやすくなっていました。

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 午後から上野議員とともに十日町市へ行きました。これは日本共産党の上越地区委員会と魚沼地区委員会の幹部が集まって、衆院新潟6区のたたかいをどうすすめるか話し合うためです。それぞれの地区内の選挙情勢を出し合い、野党共闘をどう進めていくかを中心に協議しました。その結果、遅くない時期に上越市内で6区全域住民を対象にした日本共産党演説会を行うことで合意しました。早急に具体化していかなければなりません。

 きょうは午前、地元で活動し、午後から市役所にて党議員団会議です。

2017年09月02日

雲も良し、夕焼けも良し


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 おはようございます。今朝は寝坊しました。まさか6時半まで寝ているとはね。大急ぎで事務所まで歩いてきて、デスクワークをしています。上も写真は今朝、撮ったものです。

 昨日は午前が総括質疑の「聞き取り」でした。科学館、体育課、契約課、観光振興課など通告の部署の職員さんが控室に来て、質問内容の確認をしていきました。どの部署の職員さんもまじめタイプで、仕事をしっかりされている人ばかりなので、ずいぶん勉強になりました。この聞き取りをもとに答弁書が用意されます。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。朝はさわやかでしたが、気温はどんどん上昇し、絶好の干し物日和となりました。ごまを干している家もありました。また、空の雲が夕方近くになるにしたがい美しく、何枚も写真を撮りました。

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 家に戻ってから、西の空を見たら、前日に続いて見事な夕焼けです。近くの田んぼまで行き、写真を撮りまくりました。下の写真はその1枚です。

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 きょうは、これから総合防災訓練です。

2017年09月05日

きょうから9月議会始まります。


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 おはようございます。今朝は5時前に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜も遅かったので、ちょっときつかったですね。でも朝日も朝焼けもきれいでした。それが救い。写真は柿崎区江島新田付近にて撮りました。

 昨日は午前が生活相談とデスクワークでした。相談が寄せられるときは続くもので、一つの相談が終わらないうちに次の相談が電話で寄せられました。もちろん、別の人です。昼食をとったら眠くなりました。午後も市役所にいたのですが、1時間以上は自分の机のところで眠っていましたかね。

 夕方からは党会議でした。衆院新潟5区の支援、6区の情勢と日本共産党の活動など県委員長を交えて協議しました。今月は17日に、小池晃党書記局長が長岡市にやってきます。忙しい月になります。

 きょうはこれから浦川原にてスタンディングです。そして9月議会がきょうから始まります。私は午後の3番目に、総括質疑に立ちます。きょうは電車で春日山駅に向かいます。

2017年09月06日

北朝鮮の暴挙に対して全会一致で抗議決議


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 雨の音で目が覚めました。おはようございます。今朝は久しぶりの雨となっています。5時過ぎに起床し、歩いて事務所に来ました。歩いている時、足元で背丈の低いメマツヨイグサの黄色い花が雨に濡れていたのが目にとまりました。上の写真がそれです。事務所では「春よ来い」の原稿書きをしました。もう少しです。

 昨日は午前7時過ぎに車で迎えに来てもらい、浦川原でのスタンディングに臨みました。北朝鮮が日本上空をこえるミサイルを発射し、さらに核実験を行ったあとだけに、北朝鮮への怒りとともに安倍内閣の制裁一辺倒の姿勢にも批判の声が上がっていました。スタンデイングに集まったのは9人、自動車のライトを点灯してエールを送ってくださる人や会釈で応えてくださる方がたくさんいました。

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 スタンディングが終了してから、ほくほく線、トキ鉄と乗り継いで市役所のすぐそばの春日山駅へ。25分で到着。料金は530円でした。これくらいなら、電車通勤も悪くないですね。もっとも駅が近ければの話ですが。昨日は帰りも春日山から直江津(130円)、直江津から柿崎まで(320円)電車に乗りました。下の写真は浦川原駅を出たばかりの頃、撮りました。

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 昨日から9月定例市議会が始まりました。閉会中の委員会審査報告、市長による提案理由の説明、総括質疑、北朝鮮の核実験に抗議する決議案の審議などが行われました。昨日の市長の提案理由の説明や答弁では、お疲れなのか、めずらしく、何度も数字を読み間違えたり、「総括質疑」を「一般質問」と言ったりするミスが目立ちました。もっとも他人(ひと)のことを言っている場合じゃありません。1回目の質問を短くやろうと、私も久しぶりに原稿を作成し、総括質疑に臨んだのですが、原稿を飛ばしてしまったりする間違いを起こしました。それに時々、顔をあげてしゃべり始めると脱線します。予定した時間を5分もオーバーしてしまいました。質問原稿を書いたら、それをきちんと読まないといけないことを再認識した総括質疑になりました。

 総括質疑は3番目に登壇しました。とりあげたのは昨年度の一般会計歳入歳出決算の認定など3議案です。入札契約制度の見直しに関して取組の評価が適格ではないのではないか、「必要に応じて」見直しを行うというなら、東京都のように高落札率や一者入札などを対象に監視を強めて改革を行うことにならないのか追及しました。(仮称)上越市体操アリーナについては用地の取得費、造成費などが今回の補正予算で計上されました。市民理解が得られると考えているのか、市議会への説明は不十分だったのではないか、敷地は本当に安全なのか念には念を入れることが必要ではないかなどと質問しました。詳しくは活動レポートなどで追ってお知らせします。

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 昨日の市議会では、総括質疑後、北朝鮮の暴挙に対して急きょ全会一致で抗議決議を採択しました。当初、議長は昨日原案を示し、本日採決する予定だったようですが、私たち議員団などから即採択すべきだという声が上がり、採択となりました。
 決議は、日本上空を通過する弾道ミサイルの発射など、北朝鮮が国連決議に違反する暴挙をくり返していることを指摘し、「我が国を始め、アジア・太平洋地域の平和と安全を脅かすものであり、国際社会全体に極めて深刻な危機を及ぼし、重大な不安を与える行為は断じて許すことはできない」とする強い抗議の意思を示す内容となっています。

 本会議が終了してから代表者会議が開催され、長期欠席議員の報酬などの扱いに関する条例案の検討などが行われました。9月議会最終日には採決される見込みです。

 昨日、電車で市役所に行った直接の理由は夕方、友人と直江津にて夕食会をやることになっていたからです。約2時間楽しく過ごすことができました。

 家に戻ったら、高田のYさんから久しぶりに絵手紙が届いていました。唐辛子の絵に、まどみちおの「水はうたいます」という詩が書かれた素敵な丸い絵手紙でした。

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 きょうは総括質疑の続きです。その後、総務委員会などの会議もあります。まもなく市役所に向かいます。

2017年09月07日

総括質疑、夜の街オリエンテーリング


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 おはようございます。今朝は起きたのが5時20分になってしまいました。やはり、夜出ると朝はきついですね。外は小雨、写真は5時半頃のものです。

 昨日は総括質疑2日目、桜庭、大島両議員が登壇し、昨年度の決算認定や今回の一般会計補正についてとり上げていました。私はめずらしく3番目に登壇したのですが、後になればなるほど質疑しにくくなることがよくわかりました。

 本会議では水族館解体工事の契約案件の審査も行われました。前日、総括質疑で入札契約制度についてとり上げていたこともあって、99.6%もの高落札率になっていることが気になり、委員会で論戦を行いました。行政側からは、「落札率はあくまでも予定価格に対する落札額の割合を示したものにすぎない」「96.6%という落札率はあくまで入札の結果」とする答弁がされ、びっくりしました。今回は談合の疑いが高いことに加えて、行政側の姿勢に問題ありとして反対討論もしました。

 本会議後、厚生常任委員会の所管事務調査も行われました。議題は地域包括支援センターの新年度からの新たな配置体制についてです。前回の事務調査から2日後にはパターンを決定したことから私も6月議会の一般質問で問題にしていたのですが、今回の調査ではそれに加えて募集要項の一部が募集開始後変更されたことなども問題となりました。

 夜は高田で「夜の街オリエンテーリング」でした。地元から3人で参加したのですが、高校時代、一緒に下宿していたTさんと再会し、感激しました。ただ、今回もアルコールは全く飲めず、残念でした。

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 きょうはこれから地元で会議です。終わり次第、建設企業常任委員会の審査を傍聴に行きます。

2017年09月08日

委員会審査の質問準備スタート


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 おはようございます。今朝は活動レポートの印刷の他、班長としての仕事もあり、大忙しでした。いま、やっとブログを書き始めたところです。写真はカラハナソウの雄花、昨日の夕方、大島区にて撮影しました。

 昨日は午前が地元での会議でした。会議の中ではいろんな話が出ます。まいったのは「橋爪さんは大丈夫だろうね」。何のことだと思ったら、政治家の不倫の話です。そうしたら、別の人が、「この人と付き合いのある女性は70代、80代の人ばっかだから、大丈夫」。みんな大笑いでした。でも、この種のプライベートなことが政治に大きな影響を与えるとしたら、気をつけないといけませんね、政治家は。

 午後からは市議会の建設企業常任委員会を1時間ほど傍聴し、その後、生活相談や質問準備の仕事をしました。自分の所属している総務常任委員会の資料を読む、現場の確認をする、関係者に訊く、こういったことがいくつも必要になってきています。それに、一般質問の準備にも入らなければなりません。

 午後3時過ぎには市役所を出て、三和、安塚、大島と活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。いつもの家ではススキの花がいくつも入った生け花を写真に収めました。オレンジ色の花が外に2つ、これがまた素敵でした。

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 きょうはこれから家を出て、市役所に向かいます。傍聴したい気持ちもありますが、質問準備が間に合いそうもありません。途中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしたいと思っています。

2017年09月09日

質問準備、党議員団会議


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 おはようございます。今朝は5時半に起床しました。もう少し眠っておきたいとは思ったのですが、目が覚めてしまいました。数日ぶりに明るい朝です。ごみ出しをして朝の写真を数枚撮りました。上の写真はそのうちの1枚です。

 昨日は直江津の三八市に寄ってから市役所へ行きました。市役所では、日本共産党全県議員研修会の資料や議案資料を読みながら、質問準備をしました。質問準備と言っても、何を質問するかのチェックですので、実際は質問準備の前段階です。午後2時半頃からは党議員団会議です。党議員団として、何を一般質問で取り上げるか、議論して割り振りました。来月市長選ですから、これまでの総括を聞くのはいいとしても、「これからどうしますか」という問題は質問しにくいですね。

 下の写真は市から市役所に向かう途中、撮りました。海岸に人間の姿を全く確認できないと、やはり夏は終わりという気がします。

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 議員団会議が終わってからは、議会の質問準備のために、高田周りで家に帰りました。そのとき、見かけた高田のお堀のハスです。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2017年09月12日

国宝太刀購入、体操アリーナめぐって激論


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 おはようございます。今朝は新聞配達、妻の送り(駅まで)などで忙しく発信が遅れました。外は曇り空、雨にならないだけでもありがたいです。写真は今朝の5時40分頃のものです。

 昨日は午前が市議会文教経済常任委員会の傍聴、午後から党議員団会議、傍聴と続きました。午前の審査の中では、いじめ・不登校問題に注目しました。JAST(じょうえつあんしんサポートチーム)への相談件数が昨年度360件に上っているそうですが、「ネットを通じた嫌がらせも増えてきている」「(いじめは)全国的にはアンケートで出てくるが、上越は本人、保護者がいうケースが多い」などの説明を聞いて、地域的な特徴があるんだなと思いました。

 午後からは(委員会に出ている)上野議員を除く3人で議員団会議をやりました。一般質問通告の最終調整です。1時間くらいで終わると思ったら、2時間以上かかってしまいました。おかげで、委員会で聞きたかった国宝の太刀購入問題は聞けませんでした。これは後でインターネットで聞きました。

 上越市が購入しようとしている上杉謙信の愛刀でもあった国宝の「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)」をめぐり、市長は8月28日の記者会見で、所有者と契約金額で折り合いがつかない状態となっていることを明らかにしています。

 昨日の市議会文教経済常任委員会では、委員から、「鑑定のことでどうだったのかと感じている。何故こうなっているのか」「(市教委の説明を)すっきり飲みこめない。本当にお金の折り合いなのか。それが本音なのか合点がいかない」「(購入をめぐって)世論は二分した。なぜこうなったのか不思議でならない」「鑑定額の3億2000万円を越える数字を相手が出してきたとき、どうするのか」「募金などがすでに行われているが、ダメになったら市民にどう説明していくのか」などの声が相次ぎました。

 これに対して市教委側は「想定外の事態となっているが、与えられた予算ななかで誠心誠意努力していきたい」「世論が二分したという感触はもっていない。これまでしっかり手順を踏んできた。もしダメになったら、その理由を堂々とすべて明らかにする」と答えました。市教委側の答弁には交渉がかなり厳しくなっている様子がにじみ出ていましたね。

 午後からの傍聴で注目したのは(仮称)上越市体操アリーナ問題です。上越市体操アリーナ建設に向けて、用地取得費など2億円余りが予算計上されたことで、各委員からは、「大潟にもうひとつ体操アリーナ作る必要があるか疑問だ。もっと多くの市民の声を聞くべきだ」「予算などに反対しない。が、不満に思うことがある。議員に対してもう少し丁寧な説明をしてほしかった」「市民が感じているところが多々ある。もう少し市民理解を得る努力をすべきだ。市民が理解する時間が必要だ」などの声が相次ぎました。市長はこうした声に応えるべきです。

 きょうはこれから市役所に向かいます。

2017年09月13日

ほぼ一日中、一般質問の「聞き取り」


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。天気はパッとしませんが、いまほどミンミンゼミが1匹鳴いていました。青空も一部出ていますので、少しは良くなるのかもしれません。写真は事務所近くの田んぼです。

 昨日は午前、午後とも一般質問の「聞き取り」でした。私の質問は今回、核兵器禁止条約採択と市長の対応、7月豪雨災害の総括、指定管理者制度と労働条件など3項目です。答弁次第では、今回の質問はあっさりと終わるかも知れません。午後からは総務常任委員会の審査の準備をしていたのですが、途中から、橋本議員の一般質問の「聞き取り」にも同席しました。議員団会議での議論も行政側に伝えておいた方がいいと思ったからです。こちらも、けっこう時間がかかりました。

 市役所には午後5時過ぎまでいて、その後、地元に戻りました。地元では次の日曜日、17日午後2時から長岡駅前で行われる日本共産党街頭演説会の参加者をどう増やしていくかなどを話し合いました。今回の演説会は来月行われる衆院新潟5区の補欠選を意識したものです。当日は小池晃書記局長のほか、社民党、自由党など他党からも演説してもらうとのことです。楽しみです。上越からの参加希望の方はバスの利用も可能ですのでお知らせください。

 きょうは、これから直江津回りで市役所に向かいます。

2017年09月14日

要援護世帯除雪費助成事業、見直しへ


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。いつもなら5時前から事務所に来て、原稿を書いているのですが、昨夜のうちに書き上げたからです。と言っても、見直すのに30分以上かかりました。外はいっとき青空が出たものの、いまは曇り空です。

 昨日は午前、午後と厚生常任委員会の傍聴でした。注目したやりとりがいくつかありました。

 その1つは要援護世帯除雪費助成事業です。上越市は要援護世帯で一定の要件を満たす世帯を対象に、多雪地帯の場合はひと冬、6万5600円(多雪地帯以外は4万1000円)助成しています。この事業について、本日の厚生常任委員会で、市当局は、今冬を見据えて、「除雪の範囲」と「親族要件」を検討し、一定の結論を出すことを明らかにしました。

 「除雪の範囲」については、これまで屋根雪と玄関の雪が対象でしたが、これに加えて屋根から降ろした雪の始末についても対象とするかどうかが検討されます。また、子どもが車で30分以内のところに住んでいる場合は、原則的に対象としないことにしていました。これも見直すようです。

 もうひとつ書きましょう。緊急通報装置をめぐる議論です。いざというときには緊急通報装置が役に立つことを再認識させられました。上越市がまとめた昨年度のデータによると、市が緊急通報装置を貸与している件数は1133件ですが、このうち通報装置を使って発信したケースは51件。そのうち48件は救急車の要請だったと言います。これは委員会で橋本洋一委員の質問に応えて高齢者支援課長が明らかにしました。

 上越市は「日常生活用具助成事業」を行い、市民税所得割非課税世帯の、おおむね65歳以上の一人暮らし世帯を対象に、緊急通話装置や電話などの貸与をしています。もちろん無料です。

 午後は4時ことに市役所を出て、地元に戻りました。いくつか用があったからです。市役所の建物の中にいる間に晴れが広まっていたんですね。あちこちで稲刈り風景を見ることができました。

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 夕方、吉川区の長峰まで行く用が出来ました。ついでに長峰池に寄ったところ、夕焼けが見事でした。デジカメは忘れたので、スマホにて撮りました。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版を配りながら市役所に行きます。午後の障害者団体の口頭陳情を聞いたのち、三和、大島方面へ行きます。

 

2017年09月15日

障害者団体が陳情

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 おはようございます。今朝は寝坊して6時まで眠ってしまいました。いま、大急ぎで印刷中です。今朝はスタンディングもあるので、間に合うかどうか。写真は事務所に来る途中、撮りました。

 昨日は厚生常任委員会2日目でした。午後に行われた障害者団体の陳情に注目しました。陳情項目は身体障害者用グループホームの増設と医療的補助、公共施設内のバリアフリー化の推進と誘導員配置、浦川原区に特別支援学校の整備をなど大きく分けて5項目でした。藤田会長の口頭陳情を聴いて、びっくりしたのは、市の施設の中には観覧席の車いす対応ができていないところがあるという発言です。そこら辺は調査する必要がありますね。委員会では全会一致でこの陳情が採択されました。

 陳情審査が終わってから市役所を出て、三和、安塚、大島とまわりました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしです。大島区では一人暮らしのおばあちゃんからお茶を誘われご馳走になってきました。「きょうこそはとずっと待っていたがだ」と言われれば、入らないではいられません。でも、美味しい煮物が用意されていました。

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 いつもの家では今回も玄関先の生け花を楽しませてもらいました。赤いガマズミとコスモスがバランスよく配置されていて、見た瞬間、きれいだと思いました。

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 大島区からは吉川区の川谷へ出て、家に戻りました。途中、白いツリフネソウと出合いました。また、夕日、夕焼けがきれいでしたね。

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 きょうはこれからスタンディングです。その後、市役所に向かいます。

2017年09月16日

入札結果、第2庁舎火災などで質問


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 おはようございます。今朝は5時半から活動レポートの印刷をしました。今号の印刷の最終回です。これで木曜日からの印刷枚数は1万800枚になりました。印刷後、柿崎、大潟とまわり、新聞折り込み分の届けをしてきました。写真は印刷中に近くの道端にて撮ったゲンノショウコです。

 昨日は午前7時半から浦川原にてスタンディングでした。7時過ぎに北朝鮮がまたしてもミサイルを発射したため、スタンディングメンバーのなかでの話題はもっぱらこの話でした。野蛮なこの行為、断じて許せません。

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 10時からは総務常任委員会でした。昨日の委員会では、入札契約制度の改革、第2庁舎火災を受けての防火・防犯対策などをとりあげました。

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 入札契約制度に関しては、「落札率はあくまでも予定価格に対する落札額を示したものにすぎない」とする市側の姿勢を批判しました。その際、朝日新聞「キーワード」(2011年10月16日)が「落札率」について、「100%に近いほど落札業者の利益が大きく、談合によって落札率が上がれば、それだけ税金が無駄遣いされることになる。全国市民オンブズマン連絡会議は『90%以上は談合の疑いがあり、95%はその疑いが極めて強い』と指摘している」と書いていることなどを紹介しました。落札率に対する認識を改めてもらわないと入札制度改革は進みませんね。

 第2庁舎の火災では、法令にもとづく消防設備がどうなっていたかなどを質問。担当課長は必要な消防設備を確保し、設置基準を満たしていることを明らかにしました。そうした状況にもかかわらず公文書3300冊などに重大な被害が出たことから、私は設置基準の見直しを含めた対策強化が必要ではないかと訴えました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。早く終われば、議会の準備をしたいと思っています。

2017年09月20日

町内会集会場の耐震補強工事助成制度など見直しへ


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、30数年前まで住んでいた尾神まで行ってきました。一昨日の忘れものを取りに行ったのです。途中見た尾神岳と空の景色、2つの大きな雲が対峙しているようで、素敵でした。今朝は晴れ、ミンミンが鳴いています。

 昨日は総務常任委員会2日目。防災危機管理部と自治・市民環境部関連の議案審査でした。

 防災危機管理部関係では大規模火災時の消火体制検証会議をとりあげました。上越市は今年4月、「大規模火災時における消火体制に関する検証会議」を立ち上げ、作業を進めています。委員会で私は、昨年12月26日にNHKの「時論公論」において、今後、大規模火災を引き起こさないために、①密集市街地を洗いだし、火災に強いまちづくりをすすめること、②最近の地域の実情を踏まえた消防力のあり方を考えること、③火災に対する警戒を再確認すること、が重要なポイントになるとしていたことを紹介。そのうえで、住宅密集地対策として、「不燃領域率」(地区内に公園などのスペースや鉄筋コンクリートなどの燃えにくい建物がある割合)を増やしていくことが重要ではないかと訴えました。これにたいして担当部長は、「まずは国の有識者会議でまとめた項目に沿っての検証となる。まちづくりは時間がかかるので、今回の検証会議ではこの視点は入れていない。今後の課題だ」と答えていましたが、まちづくりの視点での議論の先送りはどうかと思いましたね。検証会議は年度内にまとめをするそうですので、そこでまた議論をしていきたいと思います。
 2枚目の写真は昨年12月、大規模火災のあった糸魚川市の住宅密集地帯。糸魚川市の市街地の「不燃領域率」は30%から40%だということです。

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 自治・市民環境部関係では町内会集会場整備補助、平和政策、各区の公の施設の緊急修繕、中山間地対策、移住対策などをとりあげました。

 上越市は町内会集会場の新築・増改築・修繕補助、耐震診断・耐震補強工事への補助制度を見直し、来年4月からスタートさせることを明らかにしました。これは私の質問に答えたものです。

 昨年度の取り組みの中では、新築件数が6件、増改築修繕が31件あったものの、耐震診断や耐震補強は申請がゼロでした。私から、「市は制度の見直しを検討する必要があるとしているが、どこで、どう直していくのか」と質問したのに対して、担当課長は、「見直しは町内会連絡協議会の正副会長さんの意見も聴きながら、共生まちづくり課だけでやっていきたい。限度額のあり方、補助率について検討していきたい」と答えました。

 上越市では高齢化が進んでいる中山間地域の集落を対象に、集落づくり推進員の配置、地域おこし協力隊派遣などの取り組みをしてきました。しかし、高齢化集落がますます増えてきています。
 
 昨日の委員会では、こうした事態を受けて、「協力・支援体制のあり方を検討する必要がある」として、担当課ではすでに、推進員の担当区域をどうするか、推進員と市の担当職員との連携の在り方などについて検討を開始していることを明らかにしました。

 委員会で私は上越市の非核平和友好都市宣言推進事業についてもをとりあげ、「今年は7月7日に国連の会議で核兵器禁止条約が採択されたこともあって、非核平和への思いは強まっている」として、これまで以上に取り組みを強化するよう求めました。

 上越市では市内小中学校の児童生徒を対象に平和学習を行っていますが、「平和学習を中心に、より広く多様な取り組みが求められているが、どのようなことをやっているのか」との私の質問に担当課長は、「今年度から2カ年計画で市内の全校を巡回する平和展を開始している。1校あたり10日間開催している」と答えました。

 また、私は小中学校の児童生徒だけでなく、一般市民全体を対象とした取り組みを強化すべきだとして、市役所幹部や議員は率先して平和の重要性について語ろうと呼びかけました。その際、ある新聞に掲載された俳人、金子兜太さんへのインタビュー記事の中で引用された田中角栄の「戦争を知っているやつが世の中の中心であるかぎり、日本は安全だ。戦争を知らないやつがでてきて、日本の中核になったとき、怖い」という言葉を引用しました。答弁に立った自治・市民環境部長は、「職員の中でも意識的に取り組んでいきたい」とのべました。

 昨日は請願審査も行われました。上越民主商工会婦人部のみなさんが提出した「所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願書」です。採決の結果、賛成4、反対3で採択されました。

 審査に先立ち、同婦人部の曽根きよ子部長は、「所得税法第56条の『配偶者その他の親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない』は時代錯誤で人権問題だ。国連もこの条項の廃止を勧告している。ぜひ、廃止を求める意見書を国に提出してほしい」と訴えました。

 委員会では「創風」「みらい」など一部の会派が青色申告の条項があることなどを理由に反対しましたが、日本共産党と「新政」会派は「請願者の説明、気持ちはよく理解できる。ごく当たり前の要求だ」などとのべ賛成しました。写真は請願の趣旨を説明する曽根きよ子部長です。

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 昨日は議会での用事が終了したのち、総選挙対策の会議があって帰宅は午後8時半過ぎになりました。

 きょうはこれから市役所に向かいます。議会基本条例検証委員会があります。

2017年09月21日

議会基本条例検証委員会終わる


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 おはようございます。今朝はいっとき激しい雨が降りました。でも、その後、雨が上がり、いま青空が出ています。私は5時に起床し、これまで活動レポートを作成、印刷していました。いつもよりも30分ほど早く作業を終えることができました。

 昨日は午前が議会基本条例検証委員会でした。今回が最終回でした。8回に及ぶ検証委員会では条例の見直しだけでなく、条例に基づき議会がどう取り組んできたかも検証しました。その結果、議会活動の「見える化」、議会モニター制度導入に向けた研究など4項目の提言をまとめました。これらは28日に正副議長に渡すことになります。

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 午後からは議員控室にてデスクワークをしました。活動レポートの原稿書き、衆院選の準備の文書作成などです。早く終われば、一度地元に帰りたかったのですが、その余裕は有りませんでした。夕方からは選挙対策の会議でした。

 きょうはこれから市議会本会議です。途中、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら向かいます。

2017年09月22日

一般質問はじまる


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 おはようございます。今朝は6時まで寝ていました。いま、事務所に来て印刷作業をやっています。時間がないので大忙しです。上の写真は今朝の吉川橋です。

 昨日から一般質問が始まりました。永島議員、杉田議員等6議員が質問に立ちました。昨日の質問で特徴的だったことのひとつは市長の政治姿勢を問うなかで市長がこれまでの成果や課題を明らかにしたこと。これはある意味では市長選を意識したものだったかもしれま専。それと、もう一つ、大潟区に建設を予定している(仮称)上越市体操アリーナの質問が相次いだことです。この質問はまだ続きます。市民の関心がそれだけ高くなっているということでしょうか。

 夕方、くびき駅の近くで撮りたかった写真を1枚撮ることができました。ただ、ぶれが出てしまったので、今度、再挑戦するつもりです。

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 きょうはこれから葬儀に出ます。出棺まではいられず、途中退席して議会に向かいます。

2017年09月26日

昨日の一般質問は7議員


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 おはようございます。今朝は5時40過ぎに起床、いま、事務所で新聞を読み、質問の最後の準備に入っています。写真はきょうの日の出風景です。吉川区下中条地内にて撮影しました。

 昨日は7時半から浦川原区内の国道沿いにてスタンディングでした。衆議院が解散必至の情勢となり、参加者はこの話題で持ちきりでした。昨日も車の中から手を振ってくださる方、会釈してくださる方、多かったですね。写真を撮るのを忘れてしまいました。参加者のみなさん、ごめんなさい。

 いったん家に戻ってから、市役所に向かいました。昨日は一般質問3日目、なんと7人が登壇しました。橋本洋一議員の質問では自主防災組織、防災士会の役割を改めて確認するものとなりました。滝沢一成議員はJ‐ホールディングス㈱の運営をとりあげていました。新しい社長のもとで、どういう経営をされていくのか注目ですね。大島洋一議員の保倉川治水対策の質問は放水路整備をめぐるものでした。今後の行政の動きに注視です。

 きょうは一般質問最終日、山田議員から始まり6議員が登壇します。私はきょうの5番目です。早ければ2時半頃から、遅くとも3時半には登壇することになります。

2017年09月27日

一般質問終わる


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床、自宅周辺、事務所周辺の草刈りをしました。ずっと気になっていたんです。できれば議会前にと思っていたのに、しないで、ずるずる日が過ぎていく。いい気分じゃありませんでした。1時間半の草刈りで気持ちはすっきりしました。上の写真は事務所脇の風景です。

 昨日は一般質問最終日、日本共産党議員団は4人全員が昨日になりました。市民の暮らしを守る立場から、それぞれ持ち味を出せたと思っています。

 私は今回、核兵器禁止条約、災害対策、指定管理者制度をとりあげました。このなかで答弁に立った市長は、核兵器禁止条約の採択について、平和首長会議が政府への要請書なかで、「『核兵器のない世界』の実現への第一歩であり、心から歓迎する」との見解を示しているが、私も思いを同じくする」とのべました。また、指定避難所の避難スペースでのトイレの洋式化を強く求めたところ、「短期的には、資機材の備蓄により対応するとともに、中長期的には、避難所として指定している施設の整備にあわせて、トイレの洋式化を図ってまいりたい」と答えました。昨日の私の質問に対する答弁は、全体として前向きでしたね。質問の大要は1日付けの活動レポートで書きます。

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 議会が終了して、夕方からは議会基本条例検証委員会の慰労会でした。他会派のみなさんや議会事務局のみなさんと飲みながら交流できる機会はめったにありません。一般質問の感想を出し合ったほか、議会基本条例検証をめぐって視察の動きもあることなども出されました。議会事務局のみなさんとも普段は話せないjことも話が出来ました。有意義な時間を過ごすことができたと思います。それと、昨年の選挙やこれから行われる衆院選や市長選の動きについても話題になりましたよ。ある議員からは「昨年、知事選の前に、米山さんになったら県庁に赤旗が立つ、というビラを配布したと言ったら、橋爪さんに『これで米山さんは勝つ』と言われたが、その通りになった」などと言われました。よほど気になっていたのでしょう。

 きょうはこれから市役所です。明日が議会の最終日なので、討論の準備に入ります。

2017年09月28日

休会日も大忙し

 おはようございます。今朝は5時30分に起床し、活動レポートを作成しています。いま印刷しながらこれを書いています。

 今朝の新聞のお悔やみ欄を見て愕然としました。子どものころからずっとずっとお世話になっているおばあさんが亡くなっていたからです。しかもきょうが葬儀、どうしたらいいのでしょう。なんとか最後のお別れだけはしてきたい。

 昨日は休会日、議員団できょうの最終日の討論の準備をしました。お昼は全員で地区委員会事務所に向かい、遊説にきている藤野衆院議員を迎えました。野党再編の動きがあわただしくなってきて、先の見えにくい情勢になってきました。小池新党に振り回されている勢力にはあきれます。

 きょうは9月議会最終日です。これから葬儀場へ行き、その足で市役所に向かいます。

2017年09月29日

9月議会最終日、市民連合・上越の会議にも参加

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 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」の配達に行ってきました。ここ数日、朝は冷えますね。最初の段階では、車の暖房を入れて走りました。写真は6時半頃のものです。

 昨日は9月議会最終日でした。基本的には、委員長報告、討論、採決という流れの中で進みました。

 日本共産党議員団を代表しての討論には橋本正幸議員が立ちました。昨年度の一般会計歳入歳出決算認定については、「市民生活がますます厳しくなっている中で、国保税や介護保険料などの市民負担を軽くし、行政サービスを充実させることよりも、箱物の建設を優先してきた」などを理由に反対しました。また、(仮称)上越市体操アリーナ建設用地の購入費などが計上されている今年度の一般会計補正予算については、「市民の暮らしを支えるサービスが十分ではない中で、すでに体操アリーナがありながら、不十分とされる機能の拡充ではなく、新たな施設を多額な費用をかけて建設することは、少なくとも現時点ではふさわしくありません。また、市民への十分な説明と同意を求める努力もきわめて不十分」とのべて反対しました。日本共産党議員団が反対したのは上記2議案を含む8議案で、他は賛成しました。写真は橋本正幸議員。

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 今年度の一般会計補正予算に関連して、会派「新政」の5人の議員が「(仮称)上越市体操アリーナ建設が『価値ある投資』として市民に資するという理由を、また広く市民に利活用を呼び掛けるため具体的な利用内容を、市民へ提示し市民理解を得ることを強く求める」という付帯決議案を提案しました。日本共産党議員団は、市民理解、市民合意なしにこの事業を推進することには反対ですので、この決議に賛同しました。採決の結果は不採択でしたが、賛成が10人となりました。

 請願審査で注目されていた「所得税法第56条廃止の意見書」は、総務常任委員会では採択すべきものとなっていたのですが、本会議では1票差で逆転、不採択となってしまいました。討論内容は追って掲載します。

 昨日は村山市長の任期最後の定例会最終日。すべての議事が終了してから、村山市長は挨拶に立ち、感謝の言葉をのべるとともに、人口減少など今後の課題について「さらに力強く歩んでいきたい」と決意を表明しました。意外だったのは、挨拶が終わった時点で誰ひとり拍手をするものがいなかったことです。市長支持の人たちが拍手をすれば、こちらも拍手する構えでいたのですが。

 夜は市民連合・上越の会議でした。急展開している衆院選の動きの中で、情勢について語り合い、率直な意見交換を行いました。この会議には市民団体、個人の他、民進党の近藤貞夫元県議、自由党の土田県連副幹事長、そして日本共産党から私と平良木市議も参加し、意見をのべました。民進党が希望の党に吸収されようとしているなかで、私は、「希望の党は自民党の補完勢力。これまでの協議で政策的には4月5日の4党合意でいくことを確認してきた経過もあるので、梅谷氏が無所属で出馬するなら応援する用意はある。しかし、希望の党から出ることになれば別の候補を立てる選択をせざるを得ない」と発言しました。会議に参加したほとんどの人が「無所属で出馬すべき」と発言していましたね。その結果、本日、市民連合・上越の馬場秀幸共同代表が梅谷氏に無所属での出馬を要請することになりました。この要請にどういう返答が返ってくるのか、回答次第では、私たちも重大な決断をせざるをえません。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。午後からは衆院選対策の会議が続きます。

2017年10月07日

きょう10時から梅谷決起集会、11時半からは藤野前衆院議員が街頭演説


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で印刷作業をしました。商業新聞折り込み用のレポートの印刷です。昨日の午前の印刷で足りなくなった分も印刷できました。今号は最終的に6000枚の印刷でした。写真は事務所の近くで撮った赤まんまです。

 昨日は午前が市議会災害対策特別委員会でした。今回は上越市の地域防災計画の修正案が議題です。土砂災害対策、火山災害対策、大規模広域災害対策などでの修正案について説明を聞き、質疑を行いました。

 私からは、「昨年の1月下旬、中越地方で発生した短期間の異常降雪と地吹雪などでの交通渋滞の経験を踏まえて、市・県・国のとの間で連携調整体制を整備するとの案になっているが、次の降雪まで2カ月ほどだ。どうなっているか」「消防防災ヘリ、ドクターヘリは山間地などで多数の負傷者の搬送に支障があるときは、必要に応じて医療機関に搬送するとしているが、負傷者が1名でも搬送してもらわなければならないこともある。どう考えるか」などと質問しました。下の写真は昨年1月24日夜に撮ったものです。

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 これに対して防災危機管理部の担当者は、異常降雪、地吹雪などでの大渋滞を防ぐ連携調整体制については平成29年の降雪時にもできていたし、今後ともこの体制でのぞむと答弁しました。また消防防災ヘリ、ドクターヘリの出動については、「計画はそうなっているが、現実には1名でも対応している。今後、文言の修正要求が出たことを県にも伝えていく」とのべました。

 午後からはまず、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みでした。途中、浦川原区でサラシナショウマと出合いました。びよーんと白い花が伸びているので、アピール力抜群です。花だけでなく、人にも会いましたよ。農協の売店で、「お父さん、お久しぶりです」と声をかけていただきました。振り向くと、吉川区出身で、現在、浦川原区在住のSさんでした。約2年ぶりの再会でした。

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 夜は梅谷守事務所と市民連合スタッフ等との合同会議でした。きょう、午前10時からリージョンプラザにて行われる梅谷守決起集会の最終打ち合わせ、公示日の出陣式の打ち合わせなどなどでした。その後は、市民連合のみなさんと選挙戦を戦うイメージを膨らませました。

 きょうはこれから梅谷守衆院新潟6区予定候補の決起集会です。集会には米山知事、森ゆうこ参院議員、藤野保史前衆院議員などが応援演説します。私も壇上に上がります。集会が終わって、午前11時半からは日本共産党の前衆院議員、藤野保史議員が街頭演説を行います。場所はかに池交差点です。ぜひご参加ください。

2017年10月27日

党会議、「環境整備検討会」と続く


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 おはようございます。今朝もいい天気ですね。朝起きて、外へ出たら、空の雲が輝いていました。すでに日の出は過ぎていましたが、適度に雲があって、それがまたいい景色をつくりだしていました。写真は尾神岳です。

 昨日は午前が党会議でした。総選挙の結果が出たので、それをうけてメンバーがそれぞれ感想を出し合い、総括をしました。話はどうしても新潟6区のことに集中しがちですが、全国的な動き、新潟県全体の結果などを出し合い、市民と野党の統一でたたかったところでの前進を確認する中で、これからの方向が見えてきた感じです。情報交換する中で夫婦で3000枚のビラを配布した人や病後にもかかわらず450枚のビラ配りと百数十名の支持拡大をした人がいたことなどを聞き、感動しましたね。改めて、みんなが頑張った選挙であったことを確認しました。

 午後からは「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。今回のテーマは議会、議員のイメージアップ、選挙に出る困難さの2つ。総選挙、市長選があったばかりなので、「組織がバックにないと勝てないというのは違う」「選挙はいろんなことがあっても覚悟が重要だ」など実際の選挙戦を思い出しながらの議論になりました。

 会議が終わってからはすぐに地元に帰り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。選挙が終わったばかりなので、「惜しかったね」「日頃何もしていないところがいきなり出てきて票をとっていくというのは信じられない」などいろんな声を寄せていただきました。

 昨日は晴れ上がり、米山さんなど山々がきれいでした。それに、久しぶりの夕日、夕焼け、これも素敵でした。写真はたくさん撮りました。

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 今朝は6000枚からの活動レポートの印刷で大忙しでした。ブログの更新遅れて申し訳ありません。きょうは活動レポートの印刷が終わり次第、ポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。午後は大島区に行く予定です。

2017年11月07日

厚生常任委員協議会等を傍聴


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 おはようございます。やはり、朝は寒いですね。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしました。雲ひとつない天気、朝の風景写真を撮れるので楽しみでした。尾神岳、米山などを何枚も撮りました。写真は米山です。拡大してみたら、雁行らしきものが写っていました。

 昨日は浦川原区でのスタンディングからスタートしました。このところ、朝は冷えています。プラスターを持つ手が冷たかったですね。参加者は総勢9人。ドライバーの皆さんの応援があると元気が出ます。

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 上越市はこのほど、家庭ごみのこれまで分別について、来年の4月から一部変更することを明らかにしました。変更の主なところは、現在、「燃やせないごみ」として分別しているバケツなど「プラスチック製のごみ」や長靴などの「ゴム製品」を「燃やせるごみ」にすることです。昨日の市議会厚生常任委員協議会で市当局は、その内容を説明し、質疑が行われました。

 今回の変更はごみ焼却炉を新しくしたことによるものです。市の説明に対して、委員からは、「市民の多くは、プラスチック類はみんな『燃やせるごみ』扱いと思っている。(プラスチック製の容器包装はこれまでと同じく『資源ごみ』であることなどを)丁寧に周知するべきだ」「ごみ全体から見ると『燃やせるごみ』が多くなっている。『これは燃やせないごみです』という周知の方がいいのではないか」「冬期間、プラスチック製の資源ごみをストックさせている家庭が多い。資源ごみ回収ステーションに『プラスチック製容器包装』を回収するスペースを確保できないか」などの声が上がりました。

 市では新年早々から小学校単位で市民説明会を開催し、2月の広報では、ごみ分別の区分変更の特集を組むなどして周知徹底したいとしています。下の写真は頸城区の資源ごみ回収ステーションです。

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 厚生常任委員協議会が終わってから、市議会厚生常任委員会と市内の障害者団体との懇談会が市役所において行われました。

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 懇談会には厚生常任委員の全員と上越市身体障害者連絡協議会、上越市手をつなぐ育成会など6団体の代表が参加しました。私は総務常任委員ですが、この懇談会が市民の暮らしを守るうえで大切な会の一つだと思い、傍聴してきました。

 冒頭、挨拶に立った上越市心身障害者福祉団体連合会の藤田こう至会長は、「私たちは広範囲の障害を持っている者の団体。いろいろ障害があっても、どうしたら社会参加できるか話し合っている。お願いする団体ということだけではなく、社会貢献する団体になっていきたい」とのべました。

 懇談の中では、「頸北地区に障害者用グループホームをつくってもらいたいとお願いしてきた。いま中古物件を探している。小さくても、自分たちで造ったというものをつくりたい」(Yさん)「医療的なケアが必要な人と言われても誰が該当しているのかわからない。災害など非常事態になったとき個人情報ということで教えてもらえないのでは困る」(Mさん)「精神障害者にとって主治医がいるかいないかは大きい。ある病院では前回かかった先生と今回の先生は違うという状況が続いている」(Yさん)「浦川原区の旧末広小学校の建物を活用して市立特別支援学校を設立してほしい。これは経済的負担だけでなく、通学上の時間的負担も軽減してもらいたいと思うからだ。市は『新たに(開校することを)考えていない』との回答だが、上越市の教育を県に任せておいていいのかという思いがある」などの声が出ました。

 懇談会は貴重な情報交換の場であっただけでなく、今後の議会活動でも参考になることがいくつもありました。

 午後からは地元に帰り、いくつかの雑用をこなしました。明日から4日間、総務常任委員会の視察、東京吉川会への参加で地元にいないので、やるべきことがたまっています。いくつか終わりました。昨日は好天気でした。夕方、山間部へ行ったついでに久しぶりに大出口に行ってきました。夕日がじつに見事でしたね。

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 きょうは母を市内の病院へ連れて行きます。MRIの定期検査があるのです。その後は、デスクワークの予定です。

2017年11月09日

域学連携について学ぶ

 おはようございます。今朝は長崎県は対馬市からの発信です。上越市でも取り組まれている地域と大学が連携した地域づくりをさらに発展させるためにはどうしたらいいのか。そんな問題意識を持って、域学連携の先進地のひとつである長崎県対馬市を昨日から訪問しています。

 ツシマヤマネコについての研究をしていて、13年前に対馬市に移住したという対馬市しまちづくり推進部の前田剛さんから同市の取り組みの説明をしていただきました。

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 説明を聴いて認識を新たにしたのは、域学連携は単なる地域づくりの手法ではなく、人口減少などによって衰退の一途をたどる地域、自治体が生き残っていく可能性を高めていく理論と実践であることです。

 対馬市全域を大学の「対馬学舎」として位置付けるなかで、年間約500名の学生と約100名の研究者が島にやってきて、「少子高齢化問題や環境問題などの現状を学び、身近な問題としてとらえるようになった」「地元の住民は対馬の魅力を再確認し、自分や対馬の未来を深く考えられるようになった」などの変化が生まれています。「対馬学フォーラム」も地元内外から300人も集まるそうです。そしてびっくりしたのは、島へやってきた学生や研究者のなかから何人もの有能な人たちが次々と移住していることです。島の出身でない人が島のために頑張っていてくれるのに地元の若者が立ち上がらないでいいのかと言って、対馬を見直す動きも出てきています。対馬市が域学連携を市政の重点に位置づけ、そこでの成果を市の諸政策に反映させようとしている点は大いに学ばなければなりません。

 前田さんの説明の中で印象に残ったことのいくつかの発言を記録しておきたいと思います。前田さんは「対馬に惹かれた大きな理由の一つは島に住む人たちのやさしさです。なぜやさしいのか。それは島という厳しい環境の中で助け合って暮らしてきたからではないか」とのべました。これは雪国の山間部で暮らす人のやさしさと共通することだと思いました。いまひとつ、「人口の1%が変わるだけでも、全体が変わっていく」という言葉です。域学連携の取り組みの中で有能な人材が育ち、確保されつつあることの自信の表れだと思いました。話の中では、(社)中越防災安全推進機構の稲垣文彦さんの「足し算の支援」理論も紹介されました。「まず地域に寄りそい、地域がプラスの状態にならなければ、いくら掛け算をしても良くならない」。勉強になりました。

 きょうはこれから九州です。別府市などへ行きます。写真は夜に追加します。

2017年11月10日

産業用ロボットや自動車部品を見て感激しました


 今晩は。明日も早朝に東京へ出発するので、いまのうちに、きょうのことを書きます。

 きょうは総務常任委員会視察の最終日でした。きょうは2001年4月にオープンした北九州学術研究都市(通称は学研都市)を訪れ、話を聞いてきました。ここには理工系の大学や研究機関が同じキャンパスに集まり、「環境技術」と「情報技術」を中心に旺盛な研究活動をしています。

 まず、北九州産業学術推進機構(FAIS)のキャンパス運営センター長の櫃本礼二さんなどから学研都市の目的や整備事業などについて説明を受けたのち、産業用ロボット導入支援センターや自動車技術センターをまわり、説明を受けてきました。

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 産業用ロボット導入支援センターでは実際にロボットを動かしてもらい、作業をするところをしっかり見せていただきました。正確さとスピードがすごかったですね。自動車技術センターでは1台の自動車をすべて部品に分解して展示してある部屋で説明を受けました。1台の自動車の部品は3万点にものぼること、電気自動車は部品数が4割も減ることなどを教えてもらいました。

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 今日の視察内容は視察時のメモを読み直してから書き直します。視察の疲れで欠伸ばかり出ています。では、おやすみなさい。

2017年11月14日

雪国観光圏の研修


 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしました。その後、妻を柿崎駅まで送り、テレビをずっと見ていました。羽鳥モーニングショーで雪エネルギー、雪室のことがとり上げられるという情報が入っていたので、いま出るかいま出るかと待ち続けたのです。9時25分からやっと出ました。というわけで、いつもよりも2時間も遅い発信となりました。

 昨日は市議会のDMO勉強会のメンバーで越後湯沢へ行ってきました。雪国観光圏の代表理事、井口智裕さんと雪国観光圏推進協議会事務局長の南雲剛さんから、同観光圏のこれまでとこれからの取り組みについてお話していただき、若干の意見交換をさせてもらいました。

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 私は北陸新幹線が開業後、越後湯沢駅での乗降客が激減する中で、どんなふうに地域の観光を守っていこうとしているのか程度の問題意識で研修にのぞんだのですが、まったくの不勉強でした。観光というよりも地域づくりそのものだったのです。そして、その内容には地域での暮らしをどう守り、維持していくかを考えていくうえで極めて重要な視点や手法が盛り込まれていました。

 その1つは、地域で魅力を出していかないと人がいなくなってしまうということ。地域のフアンが多くなっていく地域づくりが求められている。これは観光地だけの問題ではなく、すべての地域について言えることです。人口減が各地で進んでいますが、この視点なくして解決の糸口は見えてきませんね。
 2つ目は、お客さんの満足度に焦点を当てて、地域を見直すことです。圏域の中で、そこの顔となるものを選別し、絞り込んでいくことが大事だというお話でした。いろんな魅力がいっぱいあり、混在していてはお客さんに魅力が伝わらないという指摘はうなずけるものでした。

 井口さんは地域づくりのステップには、①地域独自の価値の設定、②目標となる顧客像の設定、③地域独自の価値を顧客に体感させる、④仕組みづくりの4段階があることを具体的に明らかにしました。世界でここにしかない価値をどうつくっていくか。雪国観光圏では、「真白き世界に隠された知恵に出会う」ということに絞りこみました。目標となる顧客像は、「都内在住 40代独身の女性管理職」と定めています。ここに到達するまでには戦略会議などでしっかり調査され、議論されたと感じました。

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 今回の研修ではパワーポイント使っての説明がメインでしたが、観光圏で作成した動画が見事でした。動画を見たら、一度訪ねて見たくなる、宣伝はそのレベルまでもっていく必要があることを改めて認識しました。これは議会活動でも同じことです。どこまで近づけるか。頑張りたいと思います。

 夕方からは市議会主催の議会報告会・意見交換会が名立区で行われました。私は名立区での議会報告会の参加は初めてでした。市民のみなさんの参加は7人(うち2人は女性)でした。

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 私は受付兼マイク係でしたので、市民のみなさんの発言をしっかりメモする余裕はなかったのですが、「(国宝の太刀)山鳥毛の購入はどうなっているのか」「(上越市の市域は広いので)選挙区を5つくらいにわけるべきでないか」「地域協議会から市に意見書を出しても意味がないのでは」「議員でHPを開設している人はいるか」「労災病院の医師不足の解決方法をどう考えるか」などの発言が相次いでいました。

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 名立区は地元に議員がいない区の一つです。「何かあったときに、誰に頼んだらいいのか」「桑取で県道が崩落したが、う回路ができるまでに時間がかかっているのは地元議員がいないからでは」などの声が上がっていました。出席した議員は、「議員は地元代表としての面だけでなく、全市的な立場で動いている。(困ったことがあったら)いつでも呼んでほしい」と答えていました。いままで以上に議員空白区に入ることが大事だと思いました。

 きょうは取材およびデスクワーク、そして会議と続きます。

2017年11月18日

タブレットを使って模擬委員会


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 おはようございます。今朝も寒かったですね。朝6時半に起きて、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。区内では道路工事現場があり、朝の段階でないと車に乗って配達に行けない地域があります。事務所に来て、榛の木とキハダの木を見たら、キハダは葉がほどんど散り、実だけが木に残っています。榛の木の葉も散り始めました。

 昨日は午前がタブレットを使った模擬委員会でした。率直な感想です。同時に2つのデータを見ながら、質問することがむずかしい。一番てっとり早いのは2台持ち込みかな。写真データを委員同士で共有することは可能だが、答弁者側には紙データを配布することになる。これじゃ、話になりません。モニターを入れるか、答弁者側もタブレットを持つか、なんらかの改善が必要だと思います。

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 午後からは、活動レポートの印刷としんぶん赤旗」日曜版の配達でした。途中、用があり、柿崎区総合事務所にも行ってきました。その時に見た日本海方向の写真です。

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 きょうはこれから直江津の三八市に行き、その後、頸城、直江津、高田と動きます。

2017年11月21日

総務常任委員会等2つの会議


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 おはようございます。今朝は5時20分に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。配達が終わる頃になって、ようやく明るくなり始めました。冬の朝は明るい色を見つけるとうれしくなります。今朝は北の空に見つけました。動物たちの足跡も見え始めました。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。自治基本条例が見直しの時期にあたっているので、行政内部での検証作業が大詰めを迎えています。今後は検討委員会での検証と議会での所管事務調査で前にすすめていきます。検討委報告書(案)にたいするパブリックコメントは来年2月の予定とのことです。

 自治基本条例の見直し議論の後、委員長の許可をもらい、ある医院へ行ってきました。先週の後半に風邪をこじらせ、他の病気も出てきたと判断し行ったのですが、3年前にもかかった泌尿器系の病気であることが判明しました。完治までには、根気よく医院通いを続けなくてはなりません。医師によると先週出た熱もこの病気から来ているということでした。困りました。

 午後は2時過ぎに「市議を目指しやすい環境整備検討会」の会議に合流しました。候補者本人が立候補を決意したものの周囲から理解してもらえないような場合、どう事態の打開をしていくかなど2班に分かれて協議しました。メンバーそれぞれ、いろんな体験があるので、面白い議論になりましたね。

 夜は、ある編集部に頼まれている原稿書きに専念しました。

 これから市議会に向かいます。午前9時から月例議員懇談会、その後、午前10時から、文化会館中ホールにて山田桂一郎さんの講演会があります。市民のみなさんも参加できますのでぜひ。

2017年11月22日

山田桂一郎講演会、農議連の収穫祭

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 おはようございます。今朝はパソコンの具合が悪く、発信が遅れました。今朝は6時40分過ぎに起床し、資源ごみを出してから事務所に来ました。冷え込んでいましたが、日も昇り、田んぼなどの景色はきれいでした。上の写真は事務所近くの農道です。

 昨日は午前9時から月例議員会議、その後、議員勉強会と続きました。今回の議員勉強会は、市民の皆さんに公開してのもの。文化会館中ホールを使って、観光カリスマである山田桂一郎さんの講演を聞きました。山田さんの講演を聞くのは今回で、2度目です。ホームページなどに載っている数字を活用して、生産年齢人口割合が大きく減少していることや地消地産がうまくいっていないことなど上越市の課題を浮き彫りにしました。市民が市内での消費を1%増やすだけで約24億円の消費増になるなど、数字を駆使しての話には今回も圧倒されました。

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 午後からは議員団会議でした。上野議員の議会運営委員会終了を前に、昼休みのうちに総括質疑通告を準備しました。今回の質疑には上野議員から立ってもらうことにしました。質疑のテーマはいま話題の国宝の太刀、山鳥毛の購入断念問題です。これまでの経過や責任などについて教育長にただします。上野議員からは議運の会議終了後、直ちに質疑の通告を提出してもらいました。おそらく、総括質疑のトップバッターを日本共産党の議員が務めるのは上越市議会史上初めてです。

 夕方からは食料農業農村議員連盟主催の収穫祭でした。恒例となっている大島区菖蒲でのイベントですが、国道253号線の青空市場近くで大型の車運搬車が横転するという事故が発生し、私は橋本議員とともに安塚区行野まわりで大島区に入りました。会場となった飯田邸ではお母さんたちの手作り料理が美味しかったですね。私は車でしたので、お茶を飲み続けたのですが、桜庭議員が教えてくれたそば茶が香ばしくて、とても美味しくいただきました。今度から、これにします。議員や地元の生産組合の人たちと話題になったのは市長選、衆院選、そして今年の秋の天候不順でした。菖蒲では未収穫となった稲がいくつかの圃場であったとのことです。お気の毒ですね。市内の山間部ではまだまだあるのかも知れません。

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 きょうは新潟市で日本共産党議員の全県議員研修会です。

2017年11月29日

直江津でオオイヌノフグリが咲いていた


 おはようございます。今朝は6時前に起床しました。外はまだ薄暗いですが、事務所に来て、パソコンに向かっています。

 昨日は午前に議員控室にて一般質問通告書の整理と質問準備です。橋本正幸議員と一緒に仕事を進めました。原発の問題や労働行政に関して、よくわからないことがいくつもあって、それらを学習することにも時間を割きました。わかっているつもりのことで、知らないことがけっこうありますね。

 お昼は久しぶりに石橋の「あひる」へ。着いたら、草むらに紫色のものが見えたので、「ひょっとすると……」と思ったのですが、大当たりでした。なんと、この時期にオオイヌノフグが花を咲かせていたのです。12月になって、それも暖冬のときに開花したのを見たことがありましたが、11月は初めてでした。早春の花がいまごろ咲くなんて驚きです。

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 午後からは一般質問の聞き取りでした。課長さん、室長さん、副課長さんなどから質問してもらい、だいぶ整理できました。項目によっては、まだ深めないといい答弁が返ってこないものがありそうです。少し時間を置いて、さらに質問内容を掘り下げていきたいと思います。

 聞き取りが終わってからは、買い物をし、地元に戻りました。途中、夕焼けがきれいで写真を何枚も撮りました。いまごろの時期にこんなにもきれいな夕焼けに出合えるなんて最高です。

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 きょうはこれから東京です。東京高裁で談合裁判の判決を聞きに行ってきます。夕方遅くなって、上越に戻る予定です。

2017年12月02日

国宝の太刀購入問題、メールなども示すべきだ


 おはようございます。今朝も寒いと思ったら、雪が降っていたんですね。家の屋根にはうっすらと雪が積もりました。

 昨日は12月議会初日でした。市長による所信表明、提案理由の説明の後、上野、杉田、滝沢(一成)の3議員が総括質疑を行いました。3人とも国宝の太刀、「山鳥毛」の取得断念、取得関連経費に係わることをとりあげ、これまでの経過や責任などについて言及しました。下の写真は上野議員の質疑です。

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 この中で野澤教育長は、市教委が太刀購入について所有者と契約できると思った根拠について、平成28年6月25日付で所有者が文化庁に「国宝・重要文化財売渡申出書」を提出し、相手先を上越市とし、予定対価を3億2000万円としていたこと、同年7月6日の所有者との面会での感触などをあげました。これらは常任委員会資料での市教委の見解表明と基本的に同じですが、同年12月に所有者からのメールで「国に売ればよかった」と送信してくるなど所有者には動揺があったこという事実を明らかにしました。

 上野議員、滝沢議員が共通して指摘したのは議会への重要情報の提供がなかったことです。答弁で明らかになったのですが、所有者が3億2000万円に上乗せする金額を提示してきたのは本年3月8日から3度(いずれもメール)に渡っていた、しかも「上乗せする金額については、メールのたびに、大きな幅で変動する脈絡のない、また、混乱とも思われる提案であった」ということです。また、こうした動きが市長に伝わったのは3月議会が終わった日よりも後の29日であったことも判明しました。これらも新たに判明した事実です。教育長は、交渉においては、「真摯に、また誠実に所有者と向き合ってきた」といいましたが、議会に対してはこういう重要な動き、情報がありながら、なんら示さず、予算審議をすすめてきたのは大きな問題だと思います。
 
 国宝の太刀、「山鳥毛」の問題については6日の市議会文教経済常任委員会でも大きな議論になること必至です。事実関係を明らかにするためには、交渉経過をより詳しく知るために交渉メモや所有者と交わしたメールの全体などを議会に示すべきです。

 夕方からは柿崎区にて柿崎、大潟、吉川区の地域協議会有志のみなさんとの忘年会でした。会も楽しかったのですが、そこでは、お店の店長さんが若い後継者の話をしてくださるとか、懐かしい人と再会するなど、感激のドラマがありました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、大浦安の芝居鑑賞などの予定です。

2017年12月05日

要援護世帯除雪費助成事業などで質問相次ぐ


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、雨の中、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜はよく眠れず、頭がぼーっとしています。よわったもんです。

 昨日は市議会の厚生常任委員会でした。いくつか注目した質問、議論、報告について書いておきます。

 まず地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準の一部改正案が議論されました。今回の改正措置は、平成30年4月から地域包括支援センターを11の圏域に再配置するため、同センターに係わる職員に関する基準を見直すものです。介護保険法などの引用条項などを改めるほか、「当該地域包括支援センターが担当する区域において必要があると認められる場合は、通常の職員配置に加えて、社会福祉士その他これに準ずる者を1人以上置かなければならないこととする」を新たに加える内容となっています。

 委員からは、「新たな条項を入れなくても従来の条例でも対応できるのではないか」「従来の拠点とかわるのか」などの質問が出ていました。市側は「新たな条項を入れないと前の条項は生きてこない」「圏域の拠点については最終的な調整の段階だ。1月15日の広報などでお知らせしていく」と答えていました。

 要援護世帯除雪費助成事業は今冬から従来の親族要件を廃止し、助成対象となる範囲を広げました。それに関連して、12月議会では1594万円の補正予算(増額)が計上されました。委員からは、「今回の見直しによって、親族要件廃止でどれくらい、除雪の範囲の見直しで、それぞれどれくらい増えるのか」「限度額の見直しを求める声が出ているが、何故か、積極的に調べてほしい」などの質問が出ました。

 市側は、「親族要件廃止によって200世帯が増える。内訳は多雪地域で約30世帯、その他地域で170世帯と見込んでいる。この関係で助成額は680万円増える。また、除雪範囲の見直しで、910万円増え、対象助成額は約1.2倍となり、全体でも1.2倍となる」「昨年度の助成額の実績は、多雪地域で限度額6万5600円のところ、56%、3万6000円ほどになっている。その他地域では37%、約1万5000だ」「(助成限度額の見直しについては民生委員などの情報を聴いて対応していきたい)と答えていました。

 今回の補正予算には頸北斎場の建物の点検及び診断、長期的な修繕計画作成費として37万8000円が追加されました。委員からは、「これは頸北斎場を継続使用するということを前提にして、長寿命化を図るための点検だ。市民の願いに応えたもので、ありがたい。今回長期的な修繕計画を作成するというが、長期のスパンはどれくらいと考えているのか」「50年というこの建物の平均寿命をのばしていきたいということか」などの質問が出ました。

 これに対して市側は、「鉄筋の場合は50年だが、頸北斎場については今後、適切な維持管理を行っていきながら、できるかぎり長く使っていきたいと考えている。斎場の利用のピーク時は平成47年から51年と試算している。そのピーク時を迎えられるようキチンと適正な維持管理していきたい」「(平均寿命をこえて使用していきたいという質問は)その通りだ。基本は50年。そこは今回、診断することで修繕の年次計画をキチンと立てていきたい」と答えました。

 きょうは市議会建設企業常任委員会です。これから市役所に向かいます。

2017年12月06日

建設企業委はわずか1時間で終了


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 寒いと思って布団にもぐり直したら、何と7時20分まで寝てしまいました。おはようございます。今朝は再び雪となりました。いまのところ、落ち着いていますが、これからが心配です。写真は近くの原野です。

 昨日は午前が建設企業常任委員会でした。都市整備部、ガス水道局とも議案の中には大きな議論となるものはなく、わずか1時間ほどで委員会は終了しました。いつもこの委員会は他の委員会よりも早く終わる傾向があります。総務常任委員会や文教経済常任委員会の所管する分野の一部を移してもいいと思いますね。

 会議が終わってから、友人の家に寄って届けものをし、その後、地元に帰りました。議会開催期間中に自宅でお昼を食べるのは久しぶり、妻も驚いたようです。友人の家では、数日前に漬けたばかりという味美菜をご馳走になってきました。先日は野沢菜、昨日は味美菜、いよいよ漬物のシーズンですね。下の写真は味美菜の漬物です。

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 午後からはストーブのそばに長座布団を敷いて横になりました。一昨日から体調がいま一つなので、横になったのですが、寝たり起きたりして4時間くらい過ごしました。下の写真はいっとき日が射した時に撮ったものです。

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 夜は事務所で原稿書きをしました。今週は私の委員会もありますし、本会議もあります。少しでも原稿を書いておかないとビラは間に合いません。

 きょうは文教経済常任委員会です。9時過ぎに家を出て市役所に向かいます。

2017年12月07日

印刷トラブル

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 おはようございます。今朝は印刷トラブルでパニクっています。参りましたね。白紙が大量に出てしまい、思うように印刷できなくなったのです。

 昨日は市議会文教経済常任委員会でした。今定例会では、一番にぎやかな議論となりそうなのがこの委員会でした。国宝の太刀購入断念に伴う減額補正が出ていましたし、(仮称)上越市体操アリーナの議案もあります。いずれもこの委員会に付託されたからです。

 (仮称)上越市体操アリーナについては、この施設を建設する用地取得の案件が出ています。大潟区九戸浜にある国際石油開発帝石株式会社所有の土地、1万3156㎡を1億5700万円で買い入れるという内容です。委員からは、「正直、なぜこんなところに決めたのか」「9月議会以降、市民への説明はどんなふうだったのか。どんな意見が出たのか」などといった質問が出ました。市教委側は、場所については「議会に図面を示し説明してきた」と経過を説明しました。また、市民の声を聞く会のようなものは開かず、ホームページで情報を公開し、いくつか市民の意見を寄せてもらったと答えました。採決の結果は日本共産党の上野委員以外賛成で可決されました。

 注目された国宝の太刀、「山鳥毛」については教育部長が事実関係について時間をかけて説明したのち、議論が行われました。購入に賛成してきた委員からは「判断に甘さがあったのではないか」などの質問が出ました。これに対して市教委側は、「命をかけてきた。心外だ」と反発すると同時に、市議会での論戦等にまで言及していました。上野委員は太刀購入を含む予算が議会で審議されているときに所有者が数度にわたりメールしてきているのにもかかわらず、議会にその情報を示さなかった理由や購入断念の情報が議会に伝わる前に一部マスコミで報道された経過についてただしました。

 今回の一般会計補正予算にはいくつかの前進面があります。そのひとつは中学校就学援費補助事業です。平成30年度中学校入学予定者への新入学学用品費について入学前に支給するために、490万円が計上されました。上野委員は今回の補正措置を歓迎するとともに、小学校での新入学学用品費の入学前支給の検討状況を質問しました。市教委側は、「平成30年度予算に計上し、平成31年度入学予定者から支給できるよう準備中である」と答えていました。

 きょうは私の所属する総務常任委員会でした。

2017年12月08日

自治基本条例の見直し作業も


 おはようございます。今朝は6時半過ぎまで眠りました。外は小雨です。昨日の夕焼けを見て、ひょっとすれば晴れるのかもと期待したのですが、やはり12月ですね。

 昨日は総務常任委員会でした。大きな議論になる議案はなく、久しぶりに静かな委員会となりました。私が質問したのは高田駅前のコミュニティルーム条例の廃止と寄付金問題くらいです。このうち寄付金問題は、国宝の太刀、「山鳥毛」に関連するものです。行政側は、「いったん寄付してもらったものを返すのは初めて」「税の問題も出てくる可能性があるので税務当局と相談して対応していく」と答えていました。

 昨日、一番議論になったのは自治基本条例の見直しについてです。行政側が、「自治基本条例に係わる検証報告書(素案)」を議会に示してきました。前回は①社会経済情勢の変化に照らして条例の規定はこれでいいのか、②条例の規定に照らして実際の市政運営はどうなのか、この2つの視点で議会や市民もともに検証作業が行われてきました。ところが、今回は①の視点に重点を置き、検証、見直しを進めるというのです。私からは②の視点も入れるべきだったのではないかと主張したのですが、前回、市民グループで検証を進めてきた委員からは、「②の視点で並行的に検証していくと、どうしても現実に合わせて条文を直したくなるから、今後は①の視点と②は切り離して検証を進めることになったはずだ」という発言もありました。前回、市議会側が一部条例改正を提案しましたが、それをめぐって様々な動きがあったようです。どうあれ、今後の検証作業を注視していきたいと思います。

 きょうから一般質問です。委員会モードから本会議モードに切り替え、頑張ってまいります。

2017年12月09日

一般質問はじまる


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 おはようございます。今朝はこの時期にしてはいい天気です。朝、7過ぎから事務所に来て、活動レポートの印刷作業をしています。木曜日に印刷トラブルを起こしたので、昨日、きょうの印刷は気を使い、片面は前日に印刷しておき、一晩おいて反対側の面を刷るという風にしています。上の写真は家から出るときに撮った吉川橋の写真です。

 昨日から市議会は一般質問に入りました。村山市長が3選されて初の議会で、所信表明もあったので多くの議員が質問するかと思ったら、通告者は20人どまりでした。3期目となると、こういうことになるのでしょうか。

 昨日登壇したのは杉田議員、牧田議員など5議員です。質問内容は3期目の市政運営、国宝の「太刀無銘一文字(号 山鳥毛)」(以下、山鳥毛と呼びます)の取得断念、災害対策などでした。このうちヒートアップしたのは山鳥毛取得断念問題です。春日山の地元の小林議員はこれまでの経緯をただすとともに、「なんらかの可能性を残すもう一段の努力」をする意思がないか確認しました。答弁の中で野澤教育長は、「(所有者は)10億、5億という思いはずっとお持ちだったのだと思う」とのべていましたが、小林議員は、「最初から10億という話が聞こえていれば……」「しっかり相手の気持ちをつかんでから市民に発表してほしかった」などと振り返っていました。同議員と教育長とのやりとりの最中、議員の中からは「大失態だ」というヤジも飛んでいました。会議後、これまで山鳥毛購入のために運動していた議員の一人は、「(こういう結果になっても)責任をとろうとしないんだから」と言っていましたが、気持ちが収まらないようです。

 昨日の質問では市長選の結果や原子力事故災害対策など私が通告していた項目のほぼすべてがとり上げられました。同じ項目でもまったく同じでは何だということになりますので、視点を変えて質問する必要があるものも出てきました。明日にでもその作業をしようと思います。

 今日は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。午後からは藤野衆院議員を迎えてのつどい(午後2時から市民プラザ)に参加したいと思っています。
 

2017年12月12日

一般質問2日目は6人が登壇


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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。積雪が10センチ前後で、私の住んでいる地域では除雪車が出ましたが、他は出ませんでした。大潟区、柿崎区の海岸に近い地域では除雪してないため、スリップしやすい路面状況でしたので、ゆっくり走りました。配達時間は1時間半近くかかりました。

 昨日は午前8時過ぎに家を出て、橋本正幸市議とともに市内のある介護施設を訪問してきました。最近の介護施設での動きなどを教えてもらいに行ったのです。説明してくださった職員さんは、橋本議員や私のことも知っておられ、丁寧に応対してくださいました。私の書いているものも読んだことがあるとかで、いい雰囲気の中で情報交換ができました。

 議会は一般質問の2日目でした。石田議員から近藤議員まで6人が登壇し、質問を展開しました。今議会で一番とり上げられている国宝の太刀、無銘一文字(号 山鳥毛)の取得断念問題では丸山議員と上野議員がとりあげました。丸山議員は「所有者についての不安材料が増している時に(内部に)ブレーキ役はいなかったのか」と追及しましたが、野澤教育長は、「3月2日の話で確定したと思っていたので迷いはなかった」と強調しました。また上野議員は、「3月議会で関連議案を審議中に所有者の(不安材料となる)メールが来ていたのに、議会に伝えなかったのは議会の権能を狭めるものではなかったか」などと追及しました。これに教育長は、「みなさんに説明する問題とは思っていなかった。(ゆれは)お金を持てば収めることが出来ると思った」と答えていました。どうあれ、こうした一連の事実を交渉事だからとしてほとんど明らかにしなかったことが、議会で予算を通りやすいようにしたことにつながりましたし、賛成した市議の中からも不満の声が上がることにもつながりました。

 きょうも市議会では一般質問が行われます。きょうは5人の予定とか。わが議員団の橋本議員も登場します。

2017年12月13日

橋本正幸議員、人工透析患者の特養入所で質問


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 おはようございます。昨夜は寒かったものの、降雪量は2センチほどでした。今朝は除雪作業を覚悟していましたので助かりました。写真は吉川区の今朝の下中条です。

 昨日は一般質問の3日目でした。滝沢一成議員からスタートし、橋本正幸議員まで5人の議員が市長や教育長などに質問しました。このうち橋本正幸議員は三和区宮崎新田での産業廃棄物撤去や医療的な措置が必要な高齢者の特別養護老人ホームなどへの入所について市長や健康福祉部長に質問しました。

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 医療的な措置が必要な人の特養への入所問題で答弁に立った村山市長は、上越市内の人工透析患者が314人(このうち50代が46人、60代が108人、70代が80人、90代が53人)に上り、毎年新規患者が30人くらいずつ増えていることを明らかしました。また、人工透析が必要な人を受け入れることが可能な施設は特養で9、老人保健施設で1、認知症グループホームで7となっていること、特養入所している1人が人工透析を受けていること、特養の入所を待機しながら在宅で人工透析を受けおられる要介護3以上の人は5名となっていること、本年10月末現在、人工透析や径管栄養など特別な医療が必要な人で、特養に入所している人は187人に上っていることなども明らかにしました。

 また、橋本議員の再質問で今後の対応を問われた八木健康福祉部長は、「私どもは、施設のみなさんから医療行為も必要な人の受け入れもしていただけるような環境整備をそれぞれの施設でしていただければいいなと思っている」と答えていました。利用者負担を増やさずに介護報酬を引き上げさせ、施設の職員を増やしていく、そういう運動が重要になってきました。

 議会が終わってから泌尿器科の医者へ行ってきました。おかげ様でだいぶ良くなりました。薬だけはもう少し飲み続けますが、完治までもう一歩です。

 家に戻ったのは午後7時前。天気予報はまだまだ雪が降りそうでしたので、これまでやれないでいた除雪機の試運転をやっとやりました。エンジンは一発でかかりましたし、オーガなどもまともに動きます。燃料も準備できています。これで、いつ降ってきてもオーケーです。

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 きょうも一般質問です。私は午前10時から。冬道は何があるかわかりませんから、いつもよりも早く市役所に向かいます。

2017年12月14日

一般質問終わる


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 おはようございます。深夜の2時前に家に帰り、6時には事務所に来て、活動レポート作成中です。当初、昨日の議会のことも入れて記事を書こうと思ったのですが、「春よ来い」に時間がかかり、断念しました。外は穏やかです。事務所近くでウサギの足跡を発見しました。

 昨日は一般質問の最終日でした。トップは私です。三和区の美守小学校の児童が傍聴に来てくれました。議員生活は40年近くになりますが、小学生が傍聴してくれたのは初めてです。どんな感想を寄せてくれるか楽しみです。

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 質問では市長選結果の受け止め、原子力災害対策、「働き方」改革をテーマに質問しました。10月の市長選は大激戦となり、村山市長がかろうじて勝利する結果となりました。それだけ批判票があったということです。そうした背景などについて率直に発言させてもらいましたが、市長答弁は選挙で圧勝したのかと錯覚しそうになるほど強気の答弁でした。頭の回転のいい方ですので、もっと市民に寄り添い、市民の声をしっかり聞く姿勢が確立されれば、いい仕事をされると思うのですが。

 きょうは議会休会日です。いまほど活動レポートの印刷が終わりました。これから「しんぶん赤旗」日曜版に折り込み、吉川、大潟、直江津、三和、安塚、大島とまわります。夕方には長野からふじりんごが再び到着しますので大忙しです。

2017年12月16日

12月議会最終日

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 おはようございます。今朝はおだやかですね。7時過ぎに起きて、その後、ひとつの集落だけ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。上の写真はそのときに撮ったものです。

 昨日は浦川原区でのスタンディングからスタートしました。いつもの立つ場所には雪があることを全く想定していませんでした。足の裏がどんどん冷たくなって行くのを感じました。それでも何人もの人が手を振ったり、会釈したりしてくれて気分よく終わることができました。その後、市役所へ直行しました。

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 昨日は12月議会最終日、提案されていた議案などの討論、採決が行われました。討論に立ったのは日本共産党議員団の橋本正幸議員だけでした。同議員は(仮称)上越市体操アリーナの用地取得議案や上越科学館の指定管理者の指定など8議案について反対の立場で討論しました。このうち、市民注目の(仮称)上越市体操アリーナ関連議案では、「約束された市民説明と市民の了解が得られた状況とは全く言えない状況であり、こうした中での建設ありきの進め方には全く賛成することができない」とのべました。また上越科学館についての議案では、「教育施設である上越科学館は、あくまでも市の直営で運営されるべき」と訴えました。採決の結果、(仮称)上越市体操アリーナの用地取得議案は日本共産党議員団と丸山章議員の反対、他の日本共産党が討論した議案は日本共産党議員団だけでの反対となり、賛成多数で可決されました。橋本議員が討論した8議案以外はすべて全会一致で可決です。下の写真は討論する橋本議員です。

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 議会が終了してからまもなく市役所を出て、昼食後、地元で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。青空が出ていたので、あちこちで写真を撮りました。冬の青空はいろんなところで素敵な風景をつくりだしてくれます。下の写真は国田地内で撮ったものです。遠くに見える山は尾神岳です。柿の色と白い雪がマッチしています。

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 そうそう、次号の「春よ来い」では今年、再び見ることはできないでしょうと書いたコアカミゴケも見に出かけてきました。雪の量がたいしたことがなかったので、つぶされていないものを見ることができました。良かったです。

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 夕方からは牧区で総選挙のご苦労さん会があるというので参加してきました。牧区の人を中心に安塚などからも参加されていました。私は生活相談があったので少し遅れて参加したのですが、行ってみたら、何と来賓扱いされていて、しかも挨拶の時間までつくってありました。びっくりしましたね。会場では吉川区に親戚があるという人や「初めて共産党の人と酒を飲む」という人などもいて楽しい会となりました。会では梅谷守さんや市長選に出た中川幹太さんとも話が出来ました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、生活相談など目白押しです。

2017年12月19日

市議会が初めて若手農業者と意見交換

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。5時半過ぎに家を出て、1時間10分かかりました。6時半を過ぎても暗く、重苦しい朝でした。写真は7時台後半の撮った近くの市道です。雪が消えそうです。

 昨日は午前が「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。ホワイトボードミーティング方式で、「議会になぜ女性が必要か」「女性が議員に出やすい状況はどうすればいいのか」について話し合いました。なかなかいいアイデアは出てきませんが、どこの自治体議会でも共通の悩みがあると思うので、広く訴えて、この問題でフォーラムをやったらどうかと提案しました。

 午後からは、市議会広報広聴委員会主催でJAえちご上越青年部の10人と意見交換会を行いました。市議は私を含めて18人が参加しました。

 JAえちご上越青年部長の平野さんから青年部の活動報告をしてもらった後、3班に分かれて意見交換しました。

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 私が参加したグループでは、兼業農家の人、法人を作って経営している人、家族経営で頑張っている人、全部で4人の若手と話ができました。兼業農家以外の3人は30ヘクタール前後の稲作をやっているとのことです。意見交換では、若手のみなさんがこれからどうやって農業や地域を守っていくかを真剣に考えていることがよくわかりました。

 例えば、農業生産工程管理(GAP)の認証を取得して、消費者などから高い評価を得る農産物の生産をしようとしていることです。2020東京オリパラではGAP認証が調達食材の基準になったとか。学校給食に地場産の農産物をもっと使用してもらうために、どうしたらいいかも考えていることがわかりました。大きな悩みの一つは圃場整備を新たに取り組む場合には2割からの面積について園芸作物などへの転換が迫られることです。園芸作物の価格が安定しない中でどうやっていくかは大きな課題です。

 意見交換の中では、GAP認証取得にはお金がかかるので長岡市のような農業生産工程管理推進のための補助金制度を上越市でも創設してほしいことが訴えられました。私からは、圃場整備での新たな制約については、国への働きかけが必要ではないかという提案をさせてもらいました。学校給食については活発な意見が出ましたね。「地場産野菜をもっと使用してもらうためには中間組織が必要ではないか」とか、「農家の顔が見える取り組みにならないと農業の大切さが子どもたちに伝わらない」などの声です。JAえちご上越青年部では、様々な課題とその対策についてまとめたポリシーブックをいま作成中と聞きました。どんなものが出てくるか注目です。

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 若手農業者からは、昨日のような意見交換会を毎年やってほしいこと、それも「第二部付き」でやってほしいと要請がありました。とても有意義な会でしたね。

 きょうは市議会厚生常任委員会です。介護や自殺予防など重要な計画が議論されます。

2017年12月20日

厚生常任委員会で各種計画の審査


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 おはようございます。今朝は寒いなあと思ったら、うっすらと雪が降っていました。でも、いまは晴れ。青空も少し見えています。写真は事務所の近くで撮りました。

 昨日は厚生常任委員会所管事務調査でした。健康増進計画からはじまって、データヘルス計画、介護保険事業計画、高齢者福祉計画、歯科保健計画、自殺予防対策推進計画、障害者福祉計画と検討計画案は盛りだくさんでした。このうち注目したことの1つはデータヘルス計画です。市民の医療や健診などのデータをもとに分析し、課題を抽出していく。これは重要ですね。「課題から導き出された主な目標」は「脳血管疾患・虚血性心疾患・糖尿病性腎炎の国保医療費割合を0.9ポイント減少させる」「介護保険第1号被保険者の要介護認定率の伸びを0.8ポイント以内に抑える」(いずれもH35までの中・長期目標)など具体的でした。委員会では「国保以外の保険との連携を強化すべき」「特定検診受診率の向上の目標は低すぎではないか」などの声が上がっていました。

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 午後2時から春日謙信交流館で開催されていた「空き家の利活用フォーラム」に参加してきました。「空き家」対策は危険家屋の除去、空き家の利活用の両面から進めていく必要がありますが、昨日のフォーラムは後者に重点を置いたものでした。私は生活相談が入っていたので、前半しか参加できなかったのですが、建築住宅課の佐藤副課長の「上越市の空き家対策について」という報告と自治地域振興課の高橋さんの「上越市ふるさと暮らし支援センターの取組」報告がとても役に立ちました。佐藤副課長の報告では、これまでの経過をコンパクトにまとめると同時に、市が取り組んでいる除却や利活用がどこまで到達しているのかがよくわかりました。1例をあげると「空き家情報バンク」、昨年始まった制度ですが、今月1日現在、バンク登録数は32件(ただしホームページ上は所有者の許可があったものだけで14件とか)で、このうち、売買成立が4件、賃貸成立が1件になっているとのことでした。

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 夕方、平良木議員と文化会館へ行ってきました。それは13日の平良木議員の一般質問で、市長が、「(来年)2月にも、館内(大ホール)の床面に左右6席ずつ車いす専用スペースの表示を行うとともに、後方の座席については、付き添い者の優先席に」することを明らかにしていたからです。現場を確認しておきたいということから、指定管理団体にお願いしておいたのですが、昨日、時間をとっていただきました。大ホールについては、車いす専用の観覧スペースを設けていないことから、これまで、通路の広い部分を活用し、通路機能を確保しつつ車いす利用者のスペースとして、観覧してもらっていたことなど館長さんから丁寧に説明していただきました。ホール内に「車いす利用者の専用スペース」として表示されることで、車いす利用者もいままで以上に気持ち良く観覧できると思います。

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 きょうは地元で活動します。

2017年12月27日

市の庁舎再編基本方針(案)で活発な質疑


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 すごい吹雪になっていますね。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、ごみ出し後、事務所で活動レポートの作成をしています。まもなく印刷作業が終わります。

 上越市は昨日の総務常任委員会で「上越市庁舎再編(配置の最適化)の基本方針(案)」を明らかにしました。(案)の中心部分は木田の第1庁舎に加えて現在のガス水道局庁舎を市長部局の基幹庁舎として位置付けるというものです。

 今回の方針づくりの直接的なきっかけは8月6日に発生した火災です。これにより第2庁舎(992㎡)を失い、そこに入っていた組織は第1庁舎、第3庁舎、教育プラザなどに分散配置されました。

 市はこれまで行政職員だけで、庁舎配置のあり方検討委員会及び検討部会を開催し、長期的な庁舎配置に関する計画の検討を行ってきました。その結果、火災前も市民のプライバシーに配慮した相談スペースやミーティングスペースが不足していたことなどを踏まえ、現在のガス水道庁舎を改修して、これも基幹庁舎とする。ガス水道庁舎は謙信交流館南側に新庁舎を建築するという(案)をまとめたというわけです。

 総務常任委員会では財務部長から方針案の説明を受けた後、活発な質疑が行われました。特徴的なことは、木田第1庁舎を80年使うことを目標とするなど長期計画となっているにもかかわらず、市民抜きで検討してきたことや本日に総務常任委員会審査をやって、明日からもうパブリックコメントを実施することにしていることに批判や疑問の声が相次いだことです。

 私からは、「長期的な計画になる中で、行政職員だけで検討してきたのは問題だ。何故、有識者や市民を加えた検討をしてこなかったのか」「自治基本条例には協働によるまちづくりがうたわれている。庁舎のあり方はこの視点からの検討も必要だ」などと訴えました。近藤議員は、「明日からパブコメ、〝あれー、拙速だ〟と思った」などとのべ、市民からの意見をしっかり聴くよう求めました。内山議員(議長)は、「市民のみなさんに再編によって便利になったと思われるようにしてもらいたい。災害に対する機能を(この際)充実させることが必要ではないか」と質問しました。栗田議員は、「いまは職員の執務のためにどういう機能が必要かを中心に考えているが、何人かの議員が発言したように、〝市民にとっての庁舎〟となると、それだけでいいのか」とのべていました。

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 昨日の委員会でのいくつもの指摘や今後行われるパブリックコメントを受けて、庁舎配置のあり方検討委員会が基本方針をどのように修正してくるのか、注視していきたいと思います。なお、庁舎再編基本方針(案)は本日、市のホームページに掲載されるはずですのでごらんください。

 きょうは市議を目指しやすい環境整備検討会等があります。

2017年12月28日

会議が2つ


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 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床しました。昨夜降った雪はほんの数㌢、助かりました。今朝も除雪機を動かさずにすみました。外はときどき吹雪いていますが、続きません。

 昨日は困ったことが起きました。上の歯の大事な一本が付け根のところで折れてしまったのです。歯を磨いていて、異変に気付きましたが、ときすでに遅し。しゃべりにくいこともあって、10時からの会議に遅刻させてもらい、治療を優先しました。きょうから、しばらく歯医者に通う必要がありそうです。

 昨日は午前に「市議を目指しやすい環境整備検討会」がありました。15回目の会議だったように思います。前回のまとめをふくめ、提言書の概要版、本編の体裁、本編文の素案が提示され、検討されました。私は40分ほど遅れて着きましたので、後半しか参加できませんでしたが、ぎろんになったことはあまりなかったようです。

 午後からはDMO勉強会でした。ホワイトボードミーティング方式でこれまでの勉強を踏まえ、上越市のこれからの観光について話し合いました。そのなかで、市がいま進めている第5次観光基本計画がもう22年で終わること、創造行政研究所がこの問題でも研究を進めていることなどから、次回は市の担当課、創造行政研究所から説明を受けることになりました。

 昨日は柏崎刈羽原発の再稼働について、原子力規制委員会が「合格」を出したというニュースがかけめぐりました。福島第一原発と同型の原子炉としては初だということですが、あの大事故の原因すらまともに究明できていないのに、「合格」を出すなんてとんでもないことです。知事などが検証を先だということ重ねて主張していますが当然です。

 きょうは午前に歯医者へ行き、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。大島区にも行きます。

2018年01月11日

市役所職員さんなどと意見交換会


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 おはようございます。今朝は5時半に起床、事務所にてデスクワークをしています。雪は思ったほど降らずホッとしています。いま、外は青空も出てきました。いいやんべです。

 昨日は長岡市を6時半過ぎに出て、国道を走りながら市役所に向かいました。柏崎はちょうど通勤の時間帯でしたので、安田ー鯨波ルートで走りました。それでも安田交差点は大渋滞でした。市役所に着いて、エレベーターに乗った時、教育委員会の職員さんたちに「1月に人間ドックの予約をするのはどうですかね」などと言われてしまいました。ブログに正直に書きすぎたかな。

 9時半からはDMO検討勉強会でした。昨日は市役所の観光振興課幹部や創造行政研究所の研究員などと意見交換をしました。このなかで、観光やDMO(観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人)については市民の暮らしをどう守っていくか、地域づくりをどうすすめていくかという視点からの接近が重要であること、広い市域の中で観光資源の「見える化」が大切となっていることなどの意見が出されました。短い時間ではありましたが、率直な意見を出し合うことが出来て、良かったです。行政側とのこういう意見交換会、議会の審査とは別に時々やりたくなりました。私も地域特産の寿司、山菜料理、野の花のことなどを例に挙げながら自由に意見を述べさせてもらいました。

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 会議が終わっての昼食、今年初めて石橋の「あひる」に行きました。そこでは運よく、切り絵作家の西山英夫さんと会うことができました。しかも、展示している作品の入れ替えもありました。食事時でしたので、多くは語り合うことが出来ませんでしたが、よかったです。西山さんの作品は忘れかけた遠い日の思い出を蘇らせてくれます。昨日展示されたうちの1枚を紹介します。

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 午後からは体をほぐしてもらうためにマッサージに行ってきました。前日、よく眠っていなかったので、ぐっすり眠りました。体重も増えた影響か、膝や腰に負担がかかりすぎています。このままでは体がガタガタになりそうなので、意識的に体改革に取り組まないといけません。よわったものです。

 きょうは午前に会議がひとつ、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろし等があります。

2018年01月16日

自治基本条例の見直しで所管事務調査


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。雨も降ってなく、ほぼ順調にまわることができました。ごく一部ですが、まだ圧雪の残っているところがありました。なかなか融けないもんですね。

 昨日もいい天気になりました。朝、市役所に向かう時、ずっと見続けたのは頸城三山です。妙高、火打、焼ともはっきりしていて、とてもきれいでした。市役所では東側の眺望も抜群で、日本共産党議員団の控室からは南魚沼の八海山などがよく見えました。

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 昨日の午前は総務常任委員会でした。自治基本条例の見直しについての所管事務調査です。担当の部課長から見直し検討委員会での検証状況について説明を受けた後、若干の質疑を行いました。このなかで私は、国宝の太刀購入問題での情報の取り扱いなどを例に挙げながら、条例に基づいて市政運営がどうであったかをしっかり検証する必要があると訴えました。課長は担当部でそれぞれ整理して議会に報告すると答えました。

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 総務常任委員会は約40分で終了しました。予定よりも早く終わったので、市役所に比較的近いところに住んでいるMさん宅におじゃまし、お茶飲みをしてきました。Mさんによると、昨日の陽射しはもう春の陽射しだそうです。お茶は春を意識して、桜の絵の入った湯のみ茶碗で出してくださいました。Mさんとは近くの学校のサクラのこと、小川未明などの児童文学のことなどたっぷり話が出来ました。一度ゆっくり話をしたかったので良かったです。下の写真はMさん宅に向かった時の撮った風景と、お茶をいただいた湯呑みです。

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 午後からは議員控室にてデスクワークをしました。もっともパソコンは地元事務所においてきたので、スマホでネットを見たり、文章を書いたりが中心となりました。

 きょうは母の通院日です。運よく時間がとれたので、私が付き添います。

2018年01月23日

今年初の各派代表者会議

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 おはようございます。今朝は4時半に起床し、地元事務所でデスクワークをしています。思ったほど雪が降らず、昨夜の降雪は5センチ弱でした。ブルも出動していません。写真は先ほど撮ったものです。

 昨日は午前9時に家を出て市役所へ。市役所では各派代表者会議などがありました。このうち各派代表者会議では、会派視察に関する政務活動費のあり方、議会への報告期限、市民との意見交換会で出された(仮称)上越市体操アリーナについての説明会開催要求について、議会モニター制度の取り組みについて協議しました。

 会派視察は一部構成員による視察については、政務活動費支出を原則として認めないが、会派の意思で視察することになった場合などについては議長に申し出て相談することとなりました。会派の視察報告はこれまで、政務活動費の報告書提出時でいいことになっていましたが、今後は1カ月以内に議長に提出することに義務付けられました。当然です。(仮称)上越市体操アリーナについての説明だけを目的にした説明会を議会としては行わないことになりました。ただ、3月議会後に予定している議会報告会や意見交換会で質問や意見が出れば、答えることは言うまでもありません。議会モニター制度は新年度から実施される見通しとなりました。昨日の会議で全会一致で市議会の予算に計上していくことが確認されたからです。これは3月議会の予算確定後に正式に決まります。

 午後からは月例議員懇談会やタブレットのミニ講習会が行われました。その後、議員勉強会があったのですが、私は議長にお願いして休ませてもらいました。医療機関に行く必要があったからです。写真は帰りの道です。

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 きょうはこれから柿崎駅に向かいます。電車で上越妙高駅へ行き、新幹線で東京へ。その後、羽田から熊本へと向かいます。昨年の秋の台風で中止になった災害対策特別委員会の視察です。


2018年01月24日

熊本市で地震対策学ぶ

 おはようございます。今朝は熊本市内のビジネスホテルからの発信です。少し雲が出ているものの、こちらはいい天気です。朝日もあたり始めました。今朝は5時過ぎに起床し、パソコンに向かっています。

 昨日からきょうの夕方まで市議会災害対策特別委員会の視察です。本当は昨年秋の予定だったのですが、台風の影響で延期となっていました。ですから、この時期になってしまいました。今度は雪の影響で中止になるかも知れない、そんな心配もあった今回の視察でしたが、無事、視察先の熊本市に到着することができました。途中、飛行機で雪が降った景色を見ることもできました。きれいでしたよ。飛行機からはいくつかの空港、四国と本州を結ぶ連絡橋が見えました。

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 熊本市へ来たのは言うまでもありませんが、地震対策を学ぶためです。熊本は一昨年の4月に震度7以上の地震の連発で大きな被害が出たところです。復旧、復興で忙しいところではありますが、全国の自治体から熊本の経験をもとに地震対策を強化してほしいと視察を受け入れるようになったこともあって、実現しました。
 
 昨日は熊本市政策局危機管理防災総室の平井副室長などから対応していただきました。説明していただいた委員会室からは熊本城の修復工事の様子がよく見えました。冒頭、挨拶された熊本市議会の藤山副議長は、「上越市の取り組みからも学びたい。熊本城の本丸はまもなく終わるが、石垣、櫓は復旧まで20年くらいかかる見込み。多くの文化財も被害を受け、復興は道半ばだ。いつどこで災害が起きるかわからない。今後、連携を深めていきたい」とのべられました。

 「熊本地震の対応と教訓」と題して報告された平井副室長の話は、「職員中心の避難所運営体制には限界がある。避難者がお客さん化してしまった」「議員の中には、全体の状況を見ないで地元の個別要求を持ってくる人がいて、困ったこともある」など実際の体験に裏付けられた、率直な見解も明らかにされ、とても参考になりました。報告後、質問や意見交換もさせてもらいました。メモをA4の紙にびっしり3枚とりましたので、来週の活動レポートにその概要を書く予定です。

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 きょうはこれから市内の被災現場に行ってきます。

 

2018年01月25日

被災した文化財の復旧作業を見る

 
 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、歩いて事務所に行きました。強烈な風が依然として吹いていて、わが家のそばの道は完全に雪に埋もれてしまいました。そんな中でも近所の人たちは、除雪機を動かし、頑張っていました。

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 昨日は視察の2日目。熊本地震で大きな被害の出た熊本城の災害復旧現場を見てきました。1時間半ほどという時間的な制約のなかでボランティアのTさんから、主な被災現場を丁寧に説明していただきました。そのなかで注目したのは石垣の復旧です。被災前の写真などと照らし合わせながら、崩れた石をひとつひとつ特定する作業を行っていました。文化財の災害復旧については、これまでも春日山城の土砂崩れなどを見る機会がありましたが、石垣の作業の専門性の高さというか、丁寧さにはびっくりでした。

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 帰りは行きと逆コース。現場視察終了後、熊本空港へ行き、羽田、東京駅経由で戻ってきました。飛行機は前日同様、窓の外が見え、渥美半島、伊豆大島、房総半島などを確認できました。怖かったのは着陸前、予定通り着陸できず、再び上昇したときです。何か重大なことが発生したのではないかと疑いました。原因は私たちよりも早く着陸予定の飛行機にトラブルが発生し、その対応に時間がかかったからでした。

 上越妙高駅で新幹線を降り、トキめき鉄道のホームに降りたら案の定、地吹雪でした。電車は直江津駅までは数分の遅れでしたが、信越線の直江津から柿崎間は大幅遅れでした。ただ、幸運にも乗ろうとしていた電車の前の快速が遅れて入ってきて、それに乗れたのです。おかげで、家には午後9時に入ることができました。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしです。

2018年02月02日

胃カメラ検査、新聞配達


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 おはようございます。今朝は冷え込みましたが、すばらしい天気になりましたね。こんな日は日の出を撮りたかったぁ。遅く起きたためにダメでした。写真は朝日が当たり始めた段階での写真です。

 昨日は朝の早い段階で胃カメラによる検査を受けました。来週には正式な結果が出ると思いますが、食道や胃にはおかしなところが見つからなかったようです。インフルの検査も受けてきました。こちらも陰性でした。ただ、声がおかしくなっていること、下痢が続いていることなど風邪の症状は治まりません。しばらく無理は出来ませんね。

 終わってから市役所へと急ぎましたが、昨日の会議は短時間で終わり、着いた頃には次回の会議日程などの協議中でした。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。2軒でお茶をご馳走になり、ゆっくりさせてもらいました。喉も乾きやすかったので助かりました。お茶をご馳走になったところでは、小泉元首相の原発発言のことや「灯の回廊」のことなどが話題になりました。

 帰り道は大島区の旭地区から吉川区川谷ルートです。夕焼けがきれいでしたね。

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 きょうはこれから農業委員仲間だった人の葬儀です。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2018年02月07日

有田小学校を視察


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、資源ごみ収集場所へ。当番でしたが、すでに前日、もう一人の人が除雪していてくれました。助かりました。今朝は昨日朝までの降雪がウソのようないい天気です。気持ちいいですね。

 昨日は診療所で先日の検査結果を聞きました。食事の偏り、運動不足を改善するよう求められました。魚を1週間に3回以上摂ること、歩くことをすすめられました。その後、叔父が入所している施設を訪問してきました。数カ月ぶりの対面でしたが、叔父は「よく来てくんた」と喜んでくれました。元気で安心しました。

 午後からは市議会文教経済常任委員会の有田小学校の視察に同行させてもらいました。雪道が心配なので1時間以上早く家を出たのですが、余裕はなく、学校に到着したのは予定よりも5分ほど前でした。

 有田小学校は4月の開校にむけて工事が進められてきて、すでに完成しています。昨日は教育部長などから案内していただきました。校舎は冷暖房完備、ふんだんに使われている木材が温かみを感じさせます。南向きの教室が特に気持ちよさそうでした。教室が小じんまりした感じな中で、学年ごとの多目的スペースは広いと思いました。火災などに備える防災システムも最新の機能を備えたものとなっていました。

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 視察後、地元に戻りました。除雪が残っていたからです。事務所周辺を中心に2時間ほど除雪機を動かしました。昨日は朝の段階と夕方頑張ったので疲れましたね。作業が一段落してから、市内の雪の降雪状況を表にしてみました。「6日の降雪量」は5日の午前9時から6日の午前9時までに降った量です。市内の海岸部、北部中心に降ったのですね。

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 きょうはデスクワークをし、雪が緩んだら、除雪もしたいと思っています。

2018年02月20日

4つの会議が連続


 おはようございます。今朝は5時半頃起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨日の朝のような降り方でなくて助かりました。

 それにしても昨日の降り方は厳しかったですね。忙しい一日の朝にドカンとやられるのは一番困ります。吉川での降雪は、総合事務所で41センチ、坪野で48センチ、下川谷で58センチでした。柿崎や大潟でもかなり降ったとのことで、今回も北部、海岸部が多かったのが特徴です。吉川区では県の災害救助条例適用基準まで20数㌢というレベルになりました。

 昨日は会議の連続でした。まず、厚生常任委員協議会。介護保険料や後期高齢者保険料などについて説明と質疑が行われました。注目したのは介護保険の基金運用、「もっともっと積むべき」との意見がある一方で、依然として高い水準にある保険料を意識して、適当な水準とは何かを議論する声が複数ありました。市では1億2000万円(2日分)が望ましいと回答していました。

 午後からは上越地域消防事務組合議会(妙高市、上越市が所管地域)の定例会でした。2017年度の一般会計補正予算、2018年度の一般会計予算などが審議されました。管理者の提案理由を聞いていて、「えっ」と思ったのは消防行政の分野まで「将来に向けた価値ある投資」「真に必要な事業」という文言が出ていたことです。これは上越市が行革などで使ってきた文言です。消防、救急、救助の分野にまで使われることに違和感を覚えました。新年度一般会計予算は新庁舎建設などがあることから前年度に比して49.9%増の42億9421万円になりました。消防本部・上越北消防署整備事業の他、高士所の非常電源設備整備、屈折はしご付消防ポンプ自動車整備などが盛り込まれています。予算は全会一致で可決されました。

 午後4時からは総務常任委員会の所管事務調査です。庁舎再編(配置の適正化)の基本方針案についてのパブリックコメントの結果報告とそれをうけて一部手直しした最終基本方針の説明があり、質疑が行われました。パブコメの応じたのは2人の市民と1つの団体と少なかったのですが、行政の効率化ばかりでなく、既存建物を活用した分散配置を求める意見や今回の方針を決めるにあたってアンケートや説明会開催などを求める声が出ていたのは当然だと思いました。私からは、行政主導で進めてきたことを批判し、今後の40年の庁舎配置の基本を定めるものとなるのでじっくり決めてほしいと訴えました。

 夜6時半からは、「市議を目指しやすい環境整備検討会」主催の市民との意見交換会でした。検討会がまとめた概要版をもとに滝沢座長が説明、その後、3つの班に分かれて意見交換しました。たいへん足元が悪い中で11人の市民のみなさんが参加してくださいました。内容は次回の活動レポートに掲載する予定です。

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 きょうはこれから市役所です。市長による新年度予算説明を聞き、その後、長野市議会との交流会に参加します。

 

2018年02月21日

新年度予算発表、長野市議会との交流会


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 おはようございます。今朝はやっと起きました。疲れがたまっているようです。それでも、昨夜降った雪は1センチ足らずでしたので、助かりました。

 昨日は午前9時から市長による新年度予算説明会でした。一般会計の予算規模は965億4337万円で、合併後初めて1000億円を下回りました。昨年までの大型建設事業が一段落したことが要因です。新年度予算では、私たち議員団や市民、市民団体が要望してきた子育て支援策が充実されました。こうした前進面がある一方で、上越科学館に指定管理者制度を導入するなどの問題点もあります。議員団では数日中に予算を分析した上で質疑や態度表明を具体化していく予定です。

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 予算説明会後、議会運営委員会が開かれ、3月議会の日程が決まりました。3月1日から26日間です。これから猛烈に忙しい日が続きます。

 昨日は議会運営委員会少量後、長野市に向かいました。昨年秋に行われた長野市長選などの関係で延期されていた上越市議会と長野市議会の交流会が行われたのです。

 交流会では、早稲田大マニフェスト研究会の議会改革度ランキングで上越市議会が第9位となっていることから、上越市議会の内山議長が上越市議会の議会改革の最新の動きについてスライドで説明し、話題提供しました。タブレットの活用、議会モニター制度などに関心が寄せられました。

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 交流会に先立って、新しくできた長野市役所庁舎や長野市中央消防署を視察させてもらいました。

 市役所では災害対策本部室が最新装備付きで出来ていました。上越市の市役所の庁舎再編ではこういう市民の命と安全を守る対策室を重視してほしいと思いました。議場は栗の木が多く使われていました。傍聴席と議員席の高さに大きな差がないのもいいなと感じました。議場では安塚区出身の佐藤久美子議員の席に座らせてもらいました。

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 長野市中央消防署は、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造5階建て。活断層が近くにあることを重視し、耐震安全性確保に力が入れてありました。建築面積は1245平方メートル、延床面積は3772平方メートルで、総事業費は12億8043万円。(仮称)上越地域消防本部・上越北消防署整備事業に比べると安い事業費なのでびっくりでした。また、訓練棟はなく、近隣の住宅街に配慮し、屋内訓練場が3階西側に設置されていました。こういうところもあるのですね。

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 きょうはこれから党議員団会議、月例議員懇談会、議員勉強会と続きます。

2018年02月22日

議員団会議など4つの会議に参加


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 おはようございます。昨夜は布団に入っても眠れず、明け方になってようやくひと眠りしました。なにも興奮状態になる要素はなかったのですがねぇ、どうしたんでしょうか。今朝は晴れ、積もったふわふわの雪が木々などから落ち始めています。

 昨日は党議員団会議、月例議員懇談会、議員勉強会、各派代表者会議と続きました。議員団会議は言うまでもなく、3月議会の準備です。具体的には総括質疑項目の整理作業をみんなで行いました。きょうの午前に確定します。項目はたくさんありすぎる感があるので、時間がかかるかも。議員勉強会はアクティブスポーツ協会の小竹潤さんがこれまでの取り組みや今後について約1時間語りました。自転車やボードなどを使ったスリル満点のスポーツ、いいもんですね。ずっと引きつけられました。

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 きょうは、これから党議員団会議です。会議終了後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2018年02月23日

党議員団会議、その後、新聞などの配達へ

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 おはようございます。今朝もすばらしい天気になりました。ピンボケの写真ですが、遠くの妙高山がわかるでしょうか、肉眼でもとてもよく見えます。

 昨日は、午前が党議員団会議でした。謙信公通りは除雪作業で渋滞するかもしれないと大潟区から国道で市役所に向かったのですが、黒井を過ぎた時点で排雪作業による渋滞に巻き込まれました。大事な仕事をしていただいているので、やむをえませんね。団会議では総括質疑通告の最終的な詰めをしました。今回は平良木議員が登壇します。

 午後からは三和、浦川原、安塚、大島区とまわり、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。青空が出ていて、きらきらした新雪もある。こういうときはカメラが大忙しです。あちこちで美しい景色と出合いました。それにしても大島区の旭地区は、積雪がグーンと多くなりましたね。軽く3㍍を超えたようです。

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 配達に区切りをつけて地元に戻ったのは午後4時半過ぎでした。上越地域消防事務組合事務局から19日に行われた全員協議会で約束していただいた「平成29年救急出動における現場到着までの時間」に関する資料が送られてきました。現場到着所要時間の最短は0分。これは消防署に本人や家族で駆け込み救急要請したケースだそうです。こういうのもあるんですね。所要時間の最長は51分でした。管轄署の救急車が出動中で、隣接の消防署から出動した事案で、道路も雪で悪かったとのことでした。

 夕方、母に送られてきたお菓子を渡しました。高崎の従姉からの宅急便です。母は、「こんがに、いっぺこと」と大喜びでした。

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 きょうはこれから直江津まで行き、帰ってきてからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2018年02月28日

歯の治療再開、DMO勉強会

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 おはようございます。今朝は資源ごみを出す日、それまでゆっくり寝ていました。外は昨日に比べれば暖かく、凍っていません。写真は事務所近くの今朝の風景です。

 昨日は午前が歯医者でした。昨年12月に、1カ月以上経ってから来るようにと言われていたものの、2日連続の治療になるという制約もあって、なかなか行けませんでした。3月は議会で大忙しとなりますので、最優先にして行ってきました。

 午後からは市役所へ。いくつかの用を足した後、デスクワークをしました。と言っても、原稿を500字ほど書いただけですけど。

 午後4時からは上越コンベンション協会にてDMO勉強会の会合がありました。協会の片岡事務局長、武石観光振興専門官とDMOをめぐり、意見交換をさせていただきました。武石専門官からは、「まず組織づくりではなく、DMOの機能、役割を研究しようとしている」「観光客は何よりも食べ物、そして花とか絶景に惹かれてやってくる。新水族館に来ていただいて、その先どこへ行くかが問われる」「上越市は観桜会のシーズン以外は弱い」など率直に語っていただきました。

 夕方の6時からは武藤市議のお母さんのお通夜式でした。お母さんとは一度もお会いしたことがありませんでしたが、とても働き者で頑張り屋さんという印象を持ちました。車いすに乗ったお父さんの姿を見ましたが、牛飼いの現役時代、何度もご一緒させてもらいました。当時と変わらぬ、かくしゃくとした姿でした。

 きょうも午前は歯医者です。午後からデスクワークの予定です。

2018年03月01日

マンサク咲く


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 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。いま、印刷作業に入っています。昨日、事務所近くのマンサクが黄色い花を咲かせていることを確認しました。例年よりも厳しい冬でしたので、マンサクの花を見るといつもよりもうれしいです。

 昨日は午前が歯医者でした。その後、地元でいくつかの用事を足し、午後からは生活相談にも対応しました。その中で、高校時代からの友人とも久しぶりに再会しました。お互いに老けましたが、元気です。話が弾みました。そんなわけで、原稿書きは当初よりも遅くなってからスタートさせました。

 きょうから市議会定例会です。印刷終了後、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら、市役所に向かいます。

2018年03月02日

3月議会始まる

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 すごい風でしたね。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達を少ししてきました。いまは、活動レポートの印刷中です。

 昨日から3月議会がはじまりました。閉会中の委員会報告、市長の提案理由の説明、総括質疑と続きました。

 総括質疑を行ったのは杉田議員と日本共産党の平良木議員、波多野議員の3人です。このうち平良木議員は、第三セクターに対する市の関与方針、(仮称)上越市体操アリーナ問題、上越市版オレンジプラン、庁舎再編の基本方針などについて質疑をしました。

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 答弁の中で注目したことのひとつは、第三セクターに関するものです。市長は、「平成26年8月に総務省が策定し『第三セクター等の経営健全化等に関する指針』に示された『第三セクターの抜本的改革』を進めてまいりたい」と答えたのです。この指針では、「事業継続の是非や事業手法の選択について、第三セクターの存廃も含めて判断する」とされているだけに今後の取り組みを注視していかなければなりません。

 もうひとつは住宅リフォーム促進事業です。昨年6月、個人の資産形成に寄与する住宅リフォーム促進事業については、次年度以降の社会資本整備総合交付金事業の交付対象としないことを、県を通じて通知があったということですが、国の方針として、「私的財産への補助が公共事業予算としての適合性を疑われる恐れがある」ということを再び持ち出してきたことです。こうした中で、上越市は前年度の市持ち出し分に1500万円追加するなど積極的な姿勢を堅持していますが、国のこうした方針転換を国政レベルで追及していく必要があるなと感じました。

 総括質疑はきょうも続きます。

2018年03月03日

板倉区からハガキ


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 おはようございます。今朝はすばらしい天気になりました。遠くの景色も良く見えます。それにしても雪解けが進みましたね。近くの田んぼでは畔が見え始めました。下の写真は畑です。ここでもどんどん進んでいます。

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 昨日も総括質疑でした。大島、栗田両議員が市長の所信表明、市長公約、財政運営、中小企業・小規模企業振興基本条例について質疑を行いました。このうち中小企業・小規模企業振興基本条例については、前から求めてきたものなので大いに賛成なのですが、振興にむけてどう具体化していくか、さらに議論しなければいけないなと感じました。昨日は一昨日と違い、早く終わりました。

 本会議終了後、総務委員協議会や市議を目指しやすい環境整備検討会、党議員団会議に参加し、3時過ぎには市役所を出て地元に戻りました。

 家に戻ったら1通のハガキが来ていました。板倉区在住の匿名の女性からです。先週、活動レポートを新聞折り込みしたのですが、私の「春よ来い」を読み、「とかくギスギスしがちな世の中にビタミンを補給してくださるようで、とてもうれしく読ませていただきました」との感想を寄せていただきました。板倉区からの便りは初めて、うれしく拝見しました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。午後からは吉川区の遊ランドにて「新酒を楽しむ会」があります。これも楽しみです。

2018年03月06日

第39回吉川中学校卒業式


 おはようございます。今朝は目覚ましをかけていたにもかかわらず、予定より30分遅れの6時に起床、大急ぎで「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出てきました。曇り空でしたが、雨は落ちず、助かりました。

 昨日は午前が地元の吉川中学校の第39回卒業式でした。卒業生は27人。開校以来初めての1クラスだけの卒業式となりました。

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 卒業式を迎えた3年生のクラスについて、在校生代表の弓納持さんは、「人数の少なさを感じさせない頼もしさがあった」と評価しました。卒業生を代表して挨拶した中村さんは、「最後の最後まで頑張ることの大切さを部活で学んだ。中学校で学んだことは人生の糧になる」とのべました。いつもそうですが、在校生の送る言葉と卒業生代表の新たな決意には感動します。

 加納校長はノーベル賞受賞者の大村智さんの「人生の分岐点では、楽でない方の道を選ぶと自分を高めることになる」という言葉を卒業生に贈りました。

 すごいなと思ったのは、壇上の桜の花です。この花は用務員さんが中学校の技術室で桜の枝を見守り続け咲かせたということです。以前の卒業式でも見たことがありますので、卒業式めがけて桜を咲かせるのは伝統になっているのかも知れません。どうあれ、卒業式にピタリで、きれいでしたね。

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 午後からは3時間ほど市議会文教経済常任委員会の審査の模様を傍聴しました。

 注目したことのひとつはいじめ問題、昨日の江口議員の質問に答えて、学校教育課長は、上越市のいじめ発生率(1000人当たりの発生)は最も新しいデータで、小学校で2.7人(国4.8人、県4.2人)、中学校で20.6人(国30.1人、県28.3人)であることを明らかにしました。上越市は国や県より数値的には低いものの、それで楽観できない状況があります。

 先日、4月に開校する有田小学校を市議会で視察してきましたが、その時に話題になったことのひとつが冷暖房でした。いよいよ、市内のすべての学校で教室でも冷房の時代になると喜んだのですが、昨日の教育長の答弁ですと、「有田小学校は敷地選定の中で中廊下方式をとらざるをえなかった。風通しの悪さから導入したものだ。時代の要請はあるが冷房を標準化する第1号ではない」(要旨)ということでした。冷房はまだ先なのでしょうか。第1号として位置付けてほしいものです。

 昨夜は市民連合の会議があり、日本共産党を代表して参加してきました。議題は憲法改悪を許さない3000万人署名をどう推進するかです。3月11日午後1時半から市民プラザでキックオフ集会、4月30日にはリージョンプラザで大規模集会が予定されています。

 さて、時間です。これから市役所に向かいます。

2018年03月07日

ネコヤナギも開花


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 おはようございます。いい天気ですね、今朝は。6時半過ぎに資源ごみを出しながら、米山さんの写真を撮ってきました。まだ、ぼんやりしていますが、これからきれいに見えてきます。

 昨日は午前9時半過ぎに市役所に到着。議員控室にて、一般質問通告書づくりをしました。午後からは委員会審査にあたっている上野議員を除く3人で団会議を行い、一般質問通告の検討、調整等を行いました。あまり時間をかけないで終わりたいと思っていたのですが、突然、パソコンがネットに接続できない事態となり、思うように進みませんでした。下の写真はお昼休みに市役所で撮ったアセビです。まもなく開花しそうです。

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 午後3時少し前に市役所を出て、地元事務所に向かいました。ネットがつながる状況のもとでデスクワークをしたかったからです。もっとも地元に帰ったら、まったく別の行動をしてしまいました。川のそばを通ったら、ネコヤナギがどうなっているか気になり、長靴にはき替えて川べりを歩きました。2種類のネコヤナギの花を確認できました。ネコヤナギは子どものときから大好きです。

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 柿崎に出向き、買い物もしてきました。今週末に印刷するレポートの用紙、予定では9500枚くらい必要ですので、コピー用紙を3箱購入してきました。

 おかげでデスクワークは夜に。9時半過ぎまで事務所でパソコンに向かっていました。

 きょうは市役所で一般質問通告に対するヒアリングです。9時過ぎにこちらを出る予定です。

2018年03月08日

一般質問の聞き取り


 おはようございます。今朝は6時20分に起床し、事務所に来てデスクワークをしています。いま、活動レポートの印刷を終えたばかりです。

 昨日は市役所にて一般質問の聞き取り(ヒアリング)でした。さっと終わるだろうと思っていたのですが、午後2時までかかりました。課長さんなどとやりとりして、こちらの勉強不足や資料の少なさがよくわかりました。質問までは10日以上ありますので、しっかり準備して臨みたいと思います。

 午後3時前には市役所を出て、地元での用事を足し、その後、デスクワークをしました。朝から忙しい時間を過ごしましたので、少し疲れました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。午前は厚生常任委員会を傍聴したいと思っています。

2018年03月09日

厚生常任委員会審査、「しんぶん赤旗」日曜版の配達

 おはようございます。今朝は雨です。6時前から事務所に来て、活動レポートの印刷作業をしています。今号は昨日午前の印刷分を含めると、全部で約8800枚になります。今朝は裏面を印刷しました。ミスプリは1枚もなくスムーズでした。

 昨日は大潟、直江津回りで市役所に10時20分頃到着。その後、厚生常任委員会の審査を傍聴しました。

 昨日の市議会厚生常任委員会では、今年の4月1日から行われるごみ分別品目変更やそれについての市民説明会の様子、ダイオキシンなどのチェック体制などごみ問題に質問が集中しました。
 このうち市民説明会については、72会場で81回開催され、延べ2780人の市民が参加したということです。市民からの質問や意見で一番多かったのは、プランター、家庭園芸マルチなど個々の品目を例示して変更後どうなるかを問うもの。2番目は大きめのごみを小さくして袋に入れたら出せるかという確認。そして3番目はプラスチックの焼却でダイオキシンが出るのではという心配の声だったということでした。
 新しいクリーンセンターでは、すでに昨年の稼働時からプラスチックを焼却していることも明らかにされました。
 下の写真は稼働中のクリーンセンターです。昨日の午後、撮影しました。

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 厚生常任委員会は午前で審査が終了。その後、安塚、浦川原経由で大島区へ。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。2軒でお茶やコーヒーをご馳走になっていました。そのうちの1軒は従兄の家です。おいしい蒲鉾、野沢菜漬などを食べながら、今後の雪の行方、春の農作業などについて話を聞きました。近くに住むもうひとりの従兄も同席していて、従兄同士で楽しく飲んでいました。こんなことを書くと、千葉の従弟が飛んでくるかも。

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 帰りは吉川区の山間部を通ってきました。途中、雪崩危険個所が何か所かあります。すでに雪庇落としが始まっていますが、雪が落ちていたところもあり、関係者に連絡しました。

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 これから、いくつかの新聞屋さんへ活動レポートを下ろしながら市役所に向かいます。

2018年03月13日

年金の過少支給問題で緊急要請

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。冷えて、水溜まりには氷が張りました。凍み渡りもほんの1、2分ですが、してみました。写真は米山さんと尾神岳です。

 昨日は建設企業常任委員会でした。私が一般質問で通告している庁舎再編にからむ予算が計上されているガス水道局の議案が審議されるので、傍聴してきました。トップに質問したのは橋本議員。同議員は新しく建設するガス水道局庁舎選定の過程や建設予定地をサッカー練習場として使っている団体との合意の有無などをただしました。また他の議員や議長からは、「新しい庁舎の事業費はおおよそどれくらいになるか」「市長部局のスケジュールの関係でガス水にしわ寄せがいっているのではないか。1年遅らせてもいいのでは」などの質問も出ました。3月議会初日の総括質疑で見えなかった部分も少し見えてきました。後は22日に予定されている私の一般質問で掘り下げたいと思います。下の写真は昨日の委員会審査の様子です。

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 午後の一番に八木健康福祉部長のところへ行きました。「しんぶん赤旗」日曜版や朝日新聞などで報道された日本年金機構の年金過少支給問題で不利益を被った市民から電話があり、議会などでとりあげてほしいと要請があったことから、日本共産党議員団で緊急要請したのです。要請では、問題が起きた背景を説明するとともに、今回の事態を受けて年金機構が相談のための専用ダイヤルを設けた他、申告書が提出されれば、さかのぼって年金を支給するとしているとして、市役所もホームページや広報などで市民にこうした情報を伝えるよう求めました。応対した部長は、私たちの要請にうなずき、前向きに対応することを約束しました。

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 要請行動が終わってからは議員控室でデスクワークをし、夕方からは党会議に参加しました。国政が大激動しているなかで、どう運動を進めていくかを中心に話し合いました。

 きょうはこれから総務常任委員会です。

2018年03月14日

総務常任委員会1日目


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 おはようございます。きょうもいい天気になりそうですね。気温も上がりそうです。日の出の時間がだんだん早くなり、資源ごみのごみ出しをしてから事務所に向かうと、お天道様はすでに尾神岳の上の方にありました。写真は雪消えが進む事務所近くの田んぼと農道です。

 昨日は一日中、総務常任委員会でした。財務部から始まって、総務管理部、企画政策部と続きました。夕方の6時に区切りをつけたのですが、「全体の半分くらいまで審査は進んだ」と武藤委員長は言っていました。

 昨日の委員会では、未登記土地問題、第三セクターへの関与方針、域学連携などについて質問しました。

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 このうち、一番力が入ったのは第三セクターの経営改善事業。市は9年前と同じ3人の専門家で構成する検討委員会を再度立ち上げ、これまでの取り組みについて検証するとともに、4年前や本年2月の総務省通知に基づき、廃止を含む改革を進めようとしています。最終方針を決定する前に第三セクター関係者、地域の声を十分聞いて対応するよう迫りました。総務管理部長は、検討を約束しました。

 域学連携は市内でも43事例あるとのことでしたが、昨年11月の総務常任委員会の視察で学んだことを生かして、発言しました。長崎県対馬市で言われた、域学連携は「生き残りの可能性をさぐっていく」重要な取り組みであると指摘し、「43の事例はそれぞれの地域で大きな役割を果たしていると思われるが、市政でももっと重視する、43の間で情報を共有すべきだ」などとのべて、取り組み強化を訴えました。私の発言を契機に他の委員もこの問題でいくつも質問しました。

 きょうも総務常任委員会です。質問はできるだけしぼって行いたいと思っています。

2018年03月15日

総務常任委員会審査2日目


 おはようございます。今朝は超忙しい朝になっています。昨夜は4時間の睡眠で、午前5時過ぎには事務所に来て、活動レポートの作成をしました。午前7時過ぎには書き上げ、印刷。その後、浦川原でのスタンディングに向かいました。そして今、再び印刷作業をやっています。

 昨日は総務常任委員会2日目でした。主に防災危機管理部と自治・市民環境部の審査で午後6時半過ぎまでかかりました。昨日も外は気温が上がったのでしょうか、委員会室窓際にいる委員は、暖房が切ってあるにもかかわらず、汗をかいていましたね。もちろん私も。発言するとますます汗をかきました。

 審査の中で私がとりあげたのは、柿崎の免許センター移転、安塚幹部交番での免許更新、東日本大震災関連の避難者への支援、災害備蓄食料と避難所運営、非核平和友好都市宣言事業の充実、地域起こし協力隊への支援、移住定住対策などです。

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 これらの質疑については25日発行の活動レポートでお知らせしますが、前向きの答弁をいくつもいただきました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、活動レポートのポスト下ろしなど目白押しです。

2018年03月17日

一般質問初日

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 おはようございます。今朝は穏やかです。6時半近くまで寝ていて、その後、ゆっくり新聞に目を通しています。外は雪消えが急ピッチで進んでいます。写真は事務所近くの風景です。

 昨日は一般質問の1日目でした。近藤議員、永島議員など5人が登壇し、観光、中小企業支援、雪対策などについて質問しました。

 近藤議員が大潟区に建設する(仮称)上越市体操アリーナについて、「多くの市民から建設に疑問の声があるなか、市としてどのように市民に説明し、理解を得ていくのか」と質問したのに対し、野澤教育長は、「建設への賛否は市議会の議決をもってしていただいた。将来にわたる価値ある投資なので、最小の経費で最大の効果を出していきたい」と答えていました。(仮称)上越市体操アリーナについては滝沢一成、丸山議員も質問通告しています。丸山議員は別として、12月議会で(仮称)上越市体操アリーナ整備事業用地取得に賛成した議員からも質問が続くのは注目です。

 宮崎議員が中小企業・小規模企業振興条例について質問しましたが、すでに総括質疑や文教経済常任委員会審査などでおおかた議論された段階での一般質問ですから、質問した本人も遠慮がちでした。こういうやりとりを聞いていると、一般質問はやはり、会期の早い段階、委員会審査の前に行った方がいいと思いますね。

 きょうは土曜日、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に全力をあげます。今回は通常の2倍近い配達部数です。

2018年03月20日

一般質問2日目


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 おはようございます。今朝は頭がすっきりしません。悪い夢に苦しめられ、ほとんど眠れなかったからです。きょうの日中は睡魔とのたたかいとなりそうです。写真は昨日、市役所駐車場のそばで撮ったトサミズキです。ようやく咲き始めました。

 昨日は一般質問の2日目でした。山田議員から始まって橋本洋一議員まで6人が登壇し、雪対策、健康増進計画、少子化対策などで質問を展開しました。このうち滝沢一成議員の雪対策、田中議員の水道管損傷問題は私の通告と完全にダブりました。質問で少し視点を変えるか、その項目だけやめるかの選択が迫られます。

 質問の中で注目したことの1つは石田議員の健康増進計画。平均寿命が延びる中で健康寿命をどう伸ばしていくかが問われていますが、昨日の質問では、学校教育との関連、スポーツとの関連のなかでこの問題をとりあげていて、新鮮でした。

 本山議員の地域おこし協力隊についての質問での答弁にも注目しました。答弁の中で村山市長は、十日町市で地域おこし協力隊員が大勢活躍している背景について、地震や大地の芸術祭などとの関連もまじえながら丁寧に解説していました。隊員と受け入れる側とのミスマッチをどう防ぐかという視点も重要なことのひとつだと改めて思いました。先日の総務常任委員会では、上越市での取組の良さも浮き彫りになりましたから、それらも合わせて考慮し、取組を強化してほしいと思います。

 昨日の昼休みは、直江津は石橋の食堂・喫茶「あひる」に行き、定食を食べてきました。そこで、新しく展示された西山英夫さんの切り絵を観賞してきました。いつもなつかしい作品がいっぱいです。

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 きょうは一般質問3日目です。これから市役所に向かいます。

2018年03月21日

一般質問3日目

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 おはようございます。今朝は6時40分過ぎまで眠りました。昨夜はよく眠れたので、今朝はすっきりした気分です。昨日あたりからでしょうか、また少し寒さがぶり返してきました。もう雪は積もるほど降らないとは思うのですが、どうなるやら。

 昨日は一般質問3日目でした。櫻庭議員から始まって栗田議員まで6議員が登壇しました。このなかで小林議員が避難所の運営訓練について質問したので、注目して聴きました。2017年度4か所でやったということでしたが、これは図上訓練で、市役所職員、自主防災組織などの関係者が延べ101人が参加したとのことでした。訓練では重要性と同時に難しさも感じたとの答弁でした。今後はすべての指定避難所で取り組むということです。今年度はぜひこの訓練をみてみたいと思いました。

 江口議員がまたしてもパネルを使って質問を展開しました。行政改革などの質問内容は賛同しがたいものがいくつもありましたが、パネルを使ってわかりやすくという姿勢は評価できます。ただ、パネルで使ったデータは市長等一部に渡っていたものの、私たちには渡らないし、パネルも見えない。せめてタブレットに入れてみんなが見れるようにしてほしかったなと思いました。この点の改革は、議会全体の課題です。

 きょうは休日ですが、会議や質問準備があります。時間があれば、取材をかねて観たいものもあるのですが、すべて質問準備の進み具合にかかっています。

2018年03月23日

一般質問終わる


 おはようございます。今朝はゆっくり起きました。穏やかな朝です。雪消えがどんどん進み、庭にあった雪もほとんどんなくなりました。

 昨日は一般質問最終日、上野議員から始まって5議員が登壇しました。私は3番手、午前に1回目の質問だけやって、昼休みに入るという一番いやな形になりましたが、やむをえません。

 質問では、「3日間連続して運休した信越線、その背景には人手が足りない、新型投排雪機がうまく働いていないことなどがあるのではないか。抜本的な対策強化を求めるべきだ」「上越市の庁舎再編の基本方針は計画。(上位計画である)総合管理計画で行政庁舎の個別施設計画を策定する前に決めるのは順序が逆だ。ガス水道新庁舎建設の基本構想が正式に決まっていないなかで基本設計費委託料などの予算を計上するのはおかしい」などと力を込めました。

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 テレビをたまたま見ていた妻によると、「質問と答弁がかみあっていなくておもしろくなかった」と言われました。最初の質問をみていなかったせいもありましょうが、もっと工夫する必要があるようです。

 さて時間です。これから小学校の卒業式です。

2018年03月24日

たゆたえども沈まず

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 おはようございます。予報通り、いい天気になりました。青空もどんどん広がっています。事務所近くにあるチョウジザクラ(写真)も膨らんできました。もうすぐ開花すると思います。こういうのを見ているとうれしくなります。

 昨日は地元の吉川小学校の卒業式でした。生憎の雨で、児童たちの「お別れの言葉」、卒業生の合唱の時には激しい雨の音がしました。それでも、子どもたちは気にせず、元気に声を出し、歌を歌いました。下の写真は卒業証書授与の場面です。

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 先日、中学校の卒業式で池田隆校長に、「今回も絵を描かれるんですか」とお聞きしたところ、うなずいておられましたが、卒業生への励ましの言葉のところで出てきました。フランスのパリ市の紋章に「たゆたえども沈まず」という言葉が書いてあるのだそうです。「人生は揺られて当たり前、でも沈まない」という意味だとか。池田校長は「たゆたえども沈まず」と題した絵の中に卒業生29人が船に乗っている姿を入れ、それを紹介しながら卒業生を激励しました。バックは米山と葛飾北斎風の荒波、児童の一人ひとりの顔は似顔絵になっていました。今回も見事な絵でした。「たゆたえども沈まず」、いい言葉を教えていただきました。

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 卒業式が終わってから、活動レポートの印刷作業をやり、新聞屋さんへ。そして、山間部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。雨がぱらついていたこともありますが、寒かったですね。大島区の大平では気温が4度でした。雪消えも少しピッチが落ちているようです。旭地区ではまだまだ雪が残っています。写真は母の実家です。私が生まれた家でもあります。

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 配達中に上野議員から緊急議会運営委員会について情報が入りました。会派、「新政」の近藤、牧田、丸山議員から新年度一般会計予算の組み替え動議が提出されたということです。電話では、その対応について話し合いました。動議の内容は(仮称)体操アリーナの建設予算を削り、組み替えて、当初予定した規模で再提出せよというものです。日本共産党議員団は(仮称)体操アリーナについては市民合意なくして進めるなと一貫して主張し、これまでも関連議案に反対してきましたので、動議に賛成します。その討論には平良木議員が立つことになりました。

 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。私の誕生日ですので、出来れば、午後から、のびのびできる時間を過ごしたいと思います。

2018年03月27日

3月議会最終日、体操アリーナ建設への批判広がる

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 おはようございます。今朝は寝坊してしまいました。目覚ましをかけたにもかかわらず、6時に起床、大急ぎで、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。上の写真はその時のものです。

 昨日は3月議会最終日。常任委員長報告の後、討論、採決が行われました。組み替え動議があったこともあり、討論者は7人にもなりました。

 注目された(仮称)上越市体操アリーナ新築関係予算の削減と組み替えを求める動議は、会派「新政」に所属する近藤、牧田、丸山の3議員が提案しました。日本共産党議員団はこれに賛成しましたので、賛成は7人となりました。日本共産党議員団はこれまで、市民合意が出来ていないことなどを理由にずっと反対してきましたが、また、ひと回り反対が広がったということでしょう。

 まず議案に対する討論。日本共産党議員団を代表して討論に立った橋本正幸議員は、新年度一般会計予算について、「年々収入は減る一方、負担は増える一方という中、多くの市民からは、『今必要なのは箱モノではなく負担を軽くすること、暮らし、福祉や医療、介護、教育などのサービスを充実させることだ』という声が寄せられていることを紹介。その上で、今回の予算には、市民の暮らしを守る視点からは見過ごすことのできない問題がいくつもあるとして、①23から26億円というきわめて大規模な建設費をかけて作ろうとしている(仮称)上越市体操アリーナは、十分な市民への説明に基づく市民の了解が得られた状況とは言えない。②学校給食調理業務の民間委託の拡大が止まらず、今年度は合計43校にまで増加したことなどを理由にしました。また、「地域経済の活性化に資する住宅リフォーム助成事業は、国の交付金を使いにくくなったとはいえ、今年度に比べ大きく予算規模が縮小されている。商店リニューアル助成も、2年連続で減額されたとして、良い制度を縮小することは残念でならない」とのべました。

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 今回は平良木議員も討論に参加しました。これは組み替え動議での賛成討論です。同議員は、「日本共産党議員団は、この間の委員会審議や本会議における討論でも明らかにしてきたように『以前の市民による請願の趣旨とは異なる』『市民への説明が全く不十分であり、納得も得られていない」、「建設規模の大きさの検証が全く不十分である』『この施設のみならず大規模施設の建設が目白押しであるが、今は市民の暮らしや福祉を優先すべきである』という点を指摘してきた。これらの点は、いまだ顧みられず、改善されていない。このように、上越市体操アリーナの建設計画については、十分な市民への説明に基づく市民の了解が得られた状況とは言えない」と訴えました。

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 日本共産党議員団は新年度一般会計予算、ガス事業会計予算など8議案に反対しました。反対は日本共産党議員団のみで、他は賛成でした。ただ、新年度一般会計については丸山議員が退場(棄権)しました。

 議会での用事が終わってから、外に出ました。その際、議員駐車場脇に咲いているトサミズキの黄色い花が目に入りました。先日見た時に比べ、花が下に大きくさがっています。青空をバックにすると、とてもきれいでした。

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 夕方まで市役所にいて、夕方からはオーレンプラザへ。コンサート、「日本とチェコに架かる橋」を鑑賞してきました。主催は私も入っている「夢をかなえる会」。ピアノの市村幸恵さんの演奏は久しぶりに聴きました。上越市出身の人が外国で頑張っていて、こうしてふるさとにもやってきてくれる。うれしいですね。前の方の席にいたので、ピアノ、チェロ、ヴィオラ、クラリネットの音の響き、しっかり伝わってきました。ベートーヴェンなどの曲を聴いて、最後に日本の「ふるさと」の演奏、よかったです。

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 きょうは午前が改装された上越市立歴史博物館の視察、午後からは総務常任委員会の所管事務調査です。

2018年03月28日

リニュアルされた歴史博物館

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 おはようございます。今朝は尾神岳のふもとにあるスカイトピア遊ランドからの発信です。6時前に起床し、お風呂に入ってきました。気分はさわやかです。上の写真は旧吉川町役場跡地の紅梅です。昨日撮りました。

 昨日は午前が市議会文教常任委員会の管内視察があり、私も参加させてもらいました。視察先はリニュアルされた市立歴史博物館です。定例会が終了した翌日ということもあってか、参加者は13人どまりでした。

 学芸員の花岡さんなどの案内で館内を見せてもらいましたが、まずは1階の大きな写真にびっくり。床に上越市全域が写ったものが刷り込んであったのです。それも市内にある約7万の家々がすべて確認出来るのです。私の家も数年前に壊した牛舎や管理棟もありました。そして2階へ。2階の受付を過ぎると、正面の壁に越後国頸城郡絵図があります。約400年前の上越市のほとんどが描かれています。これもすごい迫力でした。2階の常設展示は、越後の都が変遷していく様子を壁面で表示しているほか、フロアーでは模型、プロジェクションマッピングなどを使って工夫を凝らしてありました。花岡さんの解説には今回も引き込まれました。

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 視察したメンバーは初めて見る展示に驚くとともに、正面玄関上部の歴史博物館の文字が読めない、模型の展示に工夫が必要だなどの注文を出していました。歴史博物館はこれから開館準備に入り、7月21日にリニュアルオープンの予定です。

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 午後からはDMO勉強会の議長への報告、提案、総務常任委員会の所管事務調査と続きました。所管事務調査は自治基本条例の検証です。昨日の会議で一区切りしました。

 夕方からは吉川区内のスカイトピア遊ランドで母の誕生日祝いでした。もっとも3月生まれが母の他にも3人もいて、その人たちの祝いも兼ねたものとなりました。地元のお菓子屋さんで大きなケーキをつくっていただき、夕食後、みんなで食べました。祝いの会の主役は母。母が山菜採りに行ったときのことや料理、漬物などの話が次々と出されました。母は耳が遠くなったこともあり、食べることに集中、「すごい食欲だね」と言われるほどよく食べていました。

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 きょうはデスクワークが中心です。時間があれば、市役所へも行きたいと思っています。

2018年04月03日

会派「新政」が解散し、2会派誕生

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 おはようございます。今朝も黄砂が舞っているのでしょうか、遠くの景色が霞んでいます。上の写真は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達の際に撮った米山さん、下の写真はムシカリです。これも今朝、撮りました。

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 昨日は新年度が事実上スタートした日。市役所の木田庁舎も各総合事務所も年度初め挨拶回りなどで賑わっていました。議会事務局にも新しい職員さんが何人か入りました。みなさん、すがすがしい感じがしていいですね。

 議員団会議は10時からでした。年度替わりに伴う仕事の確認や議会報告会の日取りなどをしました。この中で、3月議会の報告会は4月26日午後6時半から市民プラザにて行うことにしました。どうぞ誘いあってご参加ください。

 議会フロアーでは昨日、私たちだけでなく、会派「新政」のみなさんも最後の会議を行っていました。同会派は、いままで上越市議会の中では最大会派だったのですが、3月31日付けで解散し、8人の会派「輝」(かがやき)と「市民クラブ」の2会派が誕生しました。議会は5月に任期の折り返しを迎え、議長、副議長、常任委員長などの議会人事が行われる見込みです。それに向かって、新たな動きが出てくるかもしれません。

 午後3時前に家に戻ると、父が大好きだったミニコブシの花が満開となっていました。いつもよりも1週間ほど早いですね。この花を見ると、9年前に亡くなった父のことを思い出します。

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 夕方からは朝日池総合農場の創業祭に参加してきました。同農場とは笹の葉や山菜などを出荷させてもらっていて、創業以来ずっと付き合いが続いています。昨日は同じ農業仲間の人や同農場とかかわりのある人たちが大勢集まりました。参加者全員が自己紹介し、いろんな思いを語り合う、素敵な集いでした。私は終わってからも用事があったので、お酒は飲まず、がまんしました。

 きょうは久しぶりに直江津の三八市に行き、その後、「しんぶん赤旗」の集金などで動きます。

2018年04月21日

臨時議会を視野に各派代表者会議


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 6時過ぎまで眠りました。おはようございます。障子戸を通して入ってくる朝日は、きょうは快晴となることを教えてくれます。とても明るく、やわらかい。ここ数日、暖かい日が続き、また野の花の開花が勢いづきそうです。写真はオオイワカガミ、今朝、撮ったばかりです。

 昨日は午前にデスクワークをしました。主に政務活動費のまとめとチェックです。昨年よりも余裕を持って提出の準備をすることができました。その後、高士地区をまわって直江津は石橋の食堂、「あひる」へ。定食を食べていると、どこかで見たことがあるような女性がカウンター席の私の後方にいました。ソプラノオペラ歌手の山崎弘子さんです。県知事の辞職問題から始まって、歌声列車の取り組みまで、けっこう話が出来ました。山崎さんとは初めての出会いでした。

 午後からは各派代表者会議でした。今回は来月に市議の任期の折り返しを迎えることから、特別委員会の設置をどうするか、常任委員会や消防議会議員の割り振りをどうするかなど話し合いました。これらを正式に決めるのは臨時議会ですが、これは5月24日に開催することを決めました。注目の監査委員ですが、制度改正によって議会から出す義務付けはなくなりました。私たちと公明党が出さなくていいのではないかと主張したのですが、他会派はもうしばらく様子を見たいということで、市議の任期、再来年の5月まではこれまでどおりにすることに落ち着きました。次回の各派代表者会議は27日の午後の予定です。

 現在、議会の議員控室や委員会室が工事中です。会議があっても決まったたまり場がなく、廊下や応接室などでは会派に関係なく交流することになります。昨日は知事選や県議補選のことが話題の中心でしたね。直江津地区のある保守系議員はすでに県議候補が内定したのでしょうか、私たちの動きが気になるようでした。どうあれ、無競争はありえません。

 きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。その後は宣伝活動を予定しています。

2018年04月25日

デザイナーの川西康之氏などが講演


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 雨がしとしと降っています。おはようございます。今朝も5時過ぎに起床、事務所に来ました。デスクワークをするためです。事務所周辺はここ2、3日の間に緑がどんどん増えてきています。市道のそばにあるウワミズザクラが白い花を咲かせ始めました。

 昨日は午前の早い段階から出かける予定でしたが、母が体調不良を訴え、元気がなかったことから近間にいることにしました。お昼頃には、みかんを少し食べるようになったので、議会の会議、勉強会に向かいました。母はその後、家族のものが診療所へ連れていき、点滴してもらいました。どうも、軽い脱水症状を起こしたみたいです。

 午後からは議員勉強会がありました。昨日はえちごトキめき鉄道㈱の嶋津忠裕社長と㈱イチバンセンの川西康之氏がこれからのトキ鉄のあり方やリゾート列車・雪月花と地域づくりについて講演されました。嶋津社長の講演は2度目、著名なデザイナーでもある川西氏の講演は初めてでした。

 川西氏は「デザインは必ずしも色や形や模様をつくるわけではない。仕組みづくりや人づくりだ」と強調し、総事業費6億円をかけた雪月花への思い、工夫などを語りました。そのなかで、「オール新潟県でつくって、新潟県のショールームにする」「楽しみをぞんぶんに提供し、楽しみ切れなかった感をつくりだすことでリピートにつなげる」「車両の東西の出入り口はホテルの出入り口と同じようにした」「日本有数の照明の設計をし、演色性の高い素材をつかった。窓ガラスは鏡にならないよう、外の明るさの変化に応じて照明に少しずつ絞りを入れていくようにした」など興味深い話をしました。

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 同氏はリゾート列車だけでなく、駅などの公共空間についても言及、高知県の中村駅づくりを例にあげながら、「市民の声なき声を集めよう。見えないニーズをくみ取ろう」と訴えました。「アンケート調査は一方的になりやすい。その奥にある本当に必要なものは何か探ることが大事」「公共施設では商品に光を当てるのではなく、市民に光を当てなければならない」「人口が減っていくからこそ、上越市にしか出来ないことをさがそう」などの言葉が印象に残りました。

 きょうはこれから新潟市へ行きます。
 

 

2018年04月28日

各派代表者会議、高田瞽女の文化を保存・発信する会総会


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 おはようございます。今朝は晴れるかと思ったら、どんよりしています。これから良くなるのでしょうか。事務所の周辺は草が伸び始めました。そろりと草刈りの準備をしなければなりません。

 昨日は当初から忙しい日でしたが、母の体調が良くなくなったこともあり、それを気にしながら動きました。これまでなら点滴をしてもらえば、めきめき元気になるのが母だったのですが、昨日は診療所へ迎えに行ってもふらふらでした。ただ、夕飯は少し食べました。食べれば、だんだん良くなるものと思います。

 午後は各派代表者会議でした。特別委員会は3つにすることで合意しました。災害、交通、移住・定住問題にしぼりました。常任委員会を含めて各派の配分数は決まりましたので、次回は正副委員長などについての話し合いに入ります。臨時議会は5月24日です。来月は選挙準備もあるし、忙しい月になりそうです。

 夕方からは高田瞽女の文化を保存・発信する会の総会と懇親会がありました。私は妻とともに会員なのですが、初めて参加しました。初めてご一緒する人がほとんどだったのですが、瞽女文化について参加者からたくさん教えられる会となりました。高校時代の同期生である石塚正英さんとも思わぬ再会をしました。

 夜、県議会についての情報が入ってきました。日本共産党の渋谷県議が金谷議長の辞職を求める申し入れをしたというニュースです。一昨日のNHK報道によると、政務活動費の一部をこともあろうに選挙区内の催しの祝儀にあてていたというのですからひどすぎます。返したからいいというものではありません。即刻議員辞職すべきです。

 きょうは吉川多目的集会場において午後1時半から、「春よ来い」500回到達を祝う会」です。どんな人たちが参加してくださるのか楽しみです。

2018年05月10日

平良木市議が記者会見

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 おはようございます。今朝は大忙しです。5時前に起床し、活動レポートの作成、「しんぶん赤旗」日曜版の仕分け作業などを行いました。写真は昨日見たギンランです。きれいですね。

 昨日の午前、私たち議員団のメンバーの平良木哲也(ひららぎ・てつや)市議が記者会見し、6月1日告示の新潟県議補選(上越市区)に立候補することを明らかにしました。

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 平良木市議は、「この1年半、県政は大きく変わってきた。原発再稼働は3つの検証が済まない限り議論できないということだけではなく、給付型の奨学金制度の創設や子ども医療費助成制度の拡充、安心して医療を受けられる体制づくりなど県政は変わりつつある。この流れをここで立ち切ってはならない。幸い、昨日、池田千賀子さんという素晴らしい知事候補が決まった。これから池田候補と共に、県民の暮らしの願い、原発再稼働はごめんという願いを実現するための県議会の一員として頑張っていきたい。同時に、危機に瀕している憲法9条を守るために安倍政権にしっかりと対峙する勢力の力となっていきたい」と決意をのべました。

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 立候補するにあたり、平良木市議は、日本共産党公認ではなく、無所属で出馬し、市民と野党の共闘を知事選だけでなく県議補選(定数1)でもすすめるべく頑張りたいとものべました。

 同市議は秋田県の横手市の山間部生まれ。60歳。新潟大学理学部数学科を卒業したのち、高校教員となり、2008年4月より10年間上越市議として活動してきました。抜群の論戦力と政策立案能力を持っている人ですので、県民のいのちと暮らしを守る先頭に立ってくれるものと確信しています。

 応援、よろしくお願いします。

 記者会見では思わぬ話も出ました。平良木議員の出身地、横手市増田が漫画家の矢口高雄と同じということから、まんが美術館のこと、矢口高雄の漫画とエッセイなどが話題になりました。私も矢口高雄の文章が大好きで、「ボクの学校は山と川」(講談社文庫)などのエッセイ集は「です、ます調」の文章を書くときの手本にしています。

 きょうは、これから各派代表者会議です。

2018年05月11日

各派代表者会議


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 おはようございます。今朝は5時20分過ぎに起床し、事務所でデスクワーク、その後、印刷作業をしています。写真は今朝の5時半過ぎの風景です。今朝は久しぶりの晴天となりそうです。

 昨日は議会人事を話し合う各派代表者会議でした。常任委員会、特別委員会の割り振り、正副委員長の希望などを出し合い、協議しました。正式には24日の臨時議会で決まりますが、日本共産党議員団からは常任委員会のひとつで副委員長、特別委員会のひとつで委員長に就任する議員が出そうです。

 各派代表者会議は当初、午前で終わるかもと思ったのですが、調整が午後に及びました。この協議の中で、議長、副議長の話は一切出なかったのですが、候補者として誰が出てくるのかだいたい予測がつきました。正副委員長への就任を打診しても固辞する場面があったり、逆に就任を了解する場面があったりしたからです。いまのところ、議長、副議長選で他会派から私たちの日本共産党議員団への協力要請はなく、独自の判断をしていくことになりそうです。

 会議が終了してから、安塚、大島区へと車を走らせました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしです。あまり、人と会わなかったのですが、一人の女性が私が「春よ来い」で書いたコシノコバイモを探したという話をしてくださいました。前にもいくつか情報が寄せられたところから判断すると、野の花への関心は高いですね。

 きょうは、昼間は「しんぶん赤旗」日曜版の配達、夕方からは県知事選、県議補選に向けた諸準備です。

2018年05月16日

議会報告会柿崎会場へ

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 おはようございます。今朝は6時過ぎまで寝ていました。と言うよりも、布団から出ませんでした。風邪が悪化しているので、少しでも横になっていようと思ったのです。上の写真はヤマボウシです。一気に開花しましたね。

 昨日は午前に、旧吉川町時代の課長だった石野武安さんの庭に行ってきました。今年も、なんじゃもんじゃの木の花が咲いています。写真の左上の白い花がそれです。名前自体が面白い木の花ですが、これについては石野さんの手作りの案内板によく書かれています。どうです。なーるほどといった感じでしょう。それにしても、石野さんならではの、味のある字体と文章です。

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 石野さんのところからいったん家に戻り、それから直江津の事務所へ。そこでは、選挙準備の様々な事務が待ち構えていました。これまでやったことのない書類の書き込みとか、原稿書きなどをしました。主に告示前に使うビラの作成作業にもかかわりました。いろいろな人の意見を聴いて作成しただけにいいものが出来ました。印刷が終わって届いたら、ごらんいただきますね。

 お昼は石橋の食堂喫茶・「あひる」へ行ってきました。このところ、カウンター席で食べていたのですが、昨日はテーブル席で定食をいただきました。そこで目に入ったのは西山英夫さんの新しい切り絵作品です。額のガラスが反射するので斜めから撮らせていただきました。その1枚、コタツに入ったばあちゃんにつかまっている女の子、いいですねぇ。

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 夕方、地元事務所に戻ったところ、近くの山林からセミの鳴き声が聞こえてきました。ただちに動画に撮り、フェイスブックで紹介しました。昨日は、あちこちでセミの初鳴きを確認した人がいたようです。

 夜は柿崎地区公民館へ行きました。市議会主催の議会報告会・意見交換会が一昨日から始まっていて、昨夜は柿崎が会場だったのです。私は写真係として参加しました。

 議長や常任委員会の正副委員長が議会の概要、委員会審査の特徴などについて報告した後、質疑や意見交換が行われました。

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 昨夜は、市民の参加者が7人と少なかったのですが、「イルカを購入するというが、繁殖はどうなっているのか、獣医はいるのか」「市は第三セクターに(財政的な)支援しているが、ここまでいったら手をひく、そういう線を引くべきではないか」「風力発電、市がやってるのはおかしい。市が手を出すのはナンセンスだ」「中小企業振興条例制定に基づき、何か予算がついたのか」「体操アリーナは、優秀な選手を育てる施設と言っていいのか」「中心市街地活性化計画は周辺部を衰退させかねない。市街地への支援と周辺部への支援、そこらへんのバランスについては、どう議論しているか」などと言った発言が相次ぎました。

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 私は質問に答える立場ではなかったのですが、会が終わった後、「土地開発公社の土地はどうなったか」などと聞いてくる人がいました。まだまだ、しゃべりたかったようです。

 今日は、これから直江津の事務所で仕事をします。

2018年06月05日

6月議会始まる


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 おはようございます。今朝も上天気です。5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。久しぶりに米山さんの姿を写真に撮りましたが、朝日を撮るには少し遅かったですね。

 昨日は朝一番に大潟区のSさんのところに行きました。じつは、日曜日の朝からホームページを更新できない状態が続いていたのです。日曜日に私の更新を待っていてくださる方が大勢おられるので、なんとかせねばとパソコンに詳しいSさんから助けてもらいました。おかげで更新できるようになりました。

 昨日から市議会6月定例会がはじまりました。開始前に全国市議会議長会からの永年勤続表彰伝達式がありました。10年以上、20年以上などの区切りの表彰です。私は25年以上の表彰状をいただきました。私を支えてくださったみなさん、いまも支えてくださっているみなさんに心から御礼申し上げます。

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 議会は総括質疑すべき案件もなく、初日は20分ほどで終了しました。ただ、本会議終了後、総務常任委員会などいくつかの会議がありました。

 昨日は県知事選、県議補選の最中ですので、言うまでもなく、すぐには帰らず、寺の池田ちかこ選挙事務所で仕事を夜9時頃までしました。新聞報道でも大接戦と報じていましたが、知事も補選もたいへんなたたかいになってきました。手を緩めた方が負けになるでしょう。

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 きょうは、これからスタンディング、そして選挙事務所での仕事です。

2018年06月08日

青空のもとで元気に

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 おはようございます。今朝は曇りから徐々に晴れに変わりつつあります。田植え後の苗はしっかり根付いて、青々してきました。そして、待望のキイチゴが熟してきています。

 さて、選挙は最終盤です。昨日はかに池交差点にて、池田ちか子県知事候補とひららぎ哲也県議候補が合流、集まった120人ほどの人たちを前に演説しました。

 ひららぎ県議候補は、「池田知事候補とともに、原発の再稼働を確実にストップさせるために全力をあげる。池田さんは市議、県議として、私は市議として、みなさんの暮らしを守るため全力を尽くしてきた。この経験を、県政で生かさせて」と訴えました。

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 応援演説した人たちは、「池田ちか子は子どもたちの未来を守るために立ちあがった。原発再稼働させようという安倍政権に負けないと立ち上がった。この勇敢な女性をみんなで押し上げていただきたい」(菊田真紀子衆院議員)、「投票日まで4日。マスコミの調査では相手候補一歩リードだ。厳しいが、相手候補の肩に手がかかっている。残された期間、池田勝利のために頑張ろう」(小山芳元県議)、「池田さんは、一人ひとりが自由でいられる、ありのままでいられる、あたたかい社会目指して県政を導いてくれる。みんなで県政史上初の女性知事を誕生させましょう」(梅谷守元県議)と訴えました。一昨日も上越市に来た候補の娘さんも、「たくさんの応援をいただき感激している。いま、もう少しのところまで来ている。みなさんのお力で母、池田ちかこを勝たせていただきたい」と必死でした。

 最後は池田ちかこ候補。同候補は、「私は新潟の地に根差し、みなさんの暮らしを見てきた生粋の新潟県人だ。1票差であっても負けたら、新潟のみなさんのいのちと暮らしを守る立場になれない。みなさんのいのちと暮らしを守る県政運営をやらせていただきたい。上越で、上越で、上越で勝たせてください。いま地方自治は基礎自治体が主役だ。上越市では特徴を踏まえて様々な活動がされているが、広域自治体である新潟県がそれを支えていく。上越市が輝き、新潟県が輝く、そういう県政運営をしていきたい。中央政府とのパイプよりもみなさんとのパイプを太くしていきたい」と訴えました。

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 昨日は立憲民主党の福山哲郎幹事長や法政大学教授だった五十嵐仁さんなどから上越市で応援活動を繰り広げていただきました。

 昨日の「県政と上越市民をつなぐ会」のニュースです。解像度を落とさないとアップできないのが残念ですが、ごらんください。

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 きょうはこれから議会です。

2018年06月09日

核兵器禁止条約に関する請願、全会一致で採択

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 おはようございます。今朝は7時近くまで寝ていました。寝たのは午前2時ですから、しょうがありませんね。外は曇り空。これから崩れていくのかも知れません。写真はミヤマヨメナです。ササユリとほぼ同じ時期に咲くのですが、忙しくて咲いているところへなかなか行けませんでした。今年も会うことが出来てホッとしています。

 昨日は総務常任委員会でした。付託された案件では、発言は少なく、市の総合計画の後期基本計画策定に関する所管事務調査の方がむしろ発言がありました。前期基本計画が検証され、課題の洗い出しなどが行われていますが、後期基本計画がどんなふうにまとまられていくのかが気になりました。分厚い冊子の改訂版が出されるよりも、後期基本計画は別の冊子になった方がこれまでの前期計画と比較もでき、いいと思うのですが、今後の動きに注目です。

 昨日の総務常任委員会では、「核兵器禁止条約の調印を求める意見書の提出に関する請願書」の審査も行われました。冒頭、説明に立った新潟県原爆被害者の会の会長、山内悦子さんの話は感動的で、委員会室は静まり返りました。山内さんは90歳とか、じつにしっかりしておられましたね。

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 以下は山内さんの発言の大要です。

 「私は女学校4年生の時に広島で被爆した。父は内務省、いまで言えば国土交通省職員。(学徒動員で)私の会社は爆心地にあったが、原爆が落とされる2週間ほど前に、引っ越していたから、こうして生かされている。髪の毛はすぐに抜けず、3年ぐらいたってから抜けた。髪も眉もまつ毛も抜けると、自分の顔を見るのも怖いぐらいだった。夫はあわれと思ったのか、私を放り出しもしないでいてくれた。貧血がひどくて、私はじき死ぬと思っていた。でもあちら(お連れ合い)が先に逝き、私が一人残っている。いま、被爆体験の話をあちらこちらでしている。核兵器を持って平和など絶対ありえない。世界が平和になるには核兵器の廃絶ということを心から願っている。新潟には被爆者は最初300人ほどいた。全部、兵隊さんだった。とくに魚沼の方にたくさんいらした。いま、ほとんど生きていない。ティーンエイジャーで被爆したのは私ひとりだ。父の転勤で新潟勤務となり、私は新潟県人となった。私のつたない話を聴いていただき感謝している」

 山内さんの説明後、質疑はなく、採決の結果、この請願は全会一致で採択されました。18日の本会議でも採択の見通しです。

 委員会が終わってからは池田ちかこ県知事候補事務所で仕事をしました。選挙は最終盤です。県議補選について、マスコミから取材も受けました。

 昨日は時間をもらい、地元で「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしました。その際、家に寄ったのですが、母は「笹かんじょ」をしていました。弟が採ってきた笹の葉を選別し、一定の大きさごとに分類、100枚ごとに束ねていく作業です。今年はもうやめたのかと思っていたら、また再開しました。「笹かんじょ」をしている姿を見ると、ホッとします。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の残りを配達し、その後、池田ちかこ事務所に行きます。

最終日はスタンディングなどで訴え


 今晩は。久しぶりに夜の発信です。ひと眠りしたら、この時間になりました。公選法の制約から12時前に発信しないといけない情報があり、急いで書きます。

 きょうは選挙運動の最終日。「しんぶん赤旗」日曜版の配達をした後、かに池交差点など3か所で行われたスタンディングに参加しました。「イケイケイケダ、イケイケチカコ」「イケイケヒララギ、イケイケテツヤ」とメガホンを使ってドライバーなどに訴えました。最後の日とあって、手を振ってくれる人が多かったですね。午前のスタンディングには、100人を超える人が参加したということです。午後もかに池交差点で行われました。

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 夕方からは候補者カーの最後の訴えに参加です。ひららぎ哲也県議候補の地元、上中田では司会を務めました。60人くらい集まったでしょうか。そして最後の訴えは「あすとぴあ高田」のそば、土田竜吾さんの司会のもと、県政と上越市民をつなぐ会代表の馬場弁護士、新社会党の牧田正樹市議が訴え、その後、ひららぎ候補が最終演説を行いました。福島から避難している人が涙を流しながら、ひららぎ候補を激励してくださったことなど、選挙期間中のエピソードも紹介しながらの演説は8時4分前まで続きました。力が入っていましたね。写真は上中田でのもの。

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 明日は投票日です。電話による投票の呼びかけなど忙しい日となります。県知事は池田ちかこ、県議はひららぎ哲也、何としても当選させたいものです。

2018年06月12日

一般質問はじまる

 おはようございます。今朝は曇り空です。昨日、北陸地方は梅雨入りしたそうですから、これからは曇っているくらいなら、良しとしなければならないでしょうね。写真は栗の花です。あちこちに咲いています。

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 昨日はまず、新潟県婦人連盟研究大会の開会式に参加。来賓席に座らせていただいたのですが、私の隣は上越市連合婦人会の元会長、保坂いよさんでした。保坂さんとは合併協議会以来のお付き合いです。久しぶりに懇談できました。

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 午前11時半からは議会各派代表者会議、午後1時からは本会議でした。議場では、昨日から一般質問が始まりました。通告者は12人、昨日は杉田議員、滝沢一成議員、牧田正樹議員が登壇しました。選挙戦の疲れも見せず、質問していましたね。私は8番目ですので、きょうの最後あたりに登壇します。県知事選の結果の受けとめ、消防器具置き場の整備をとりあげます。

 議会は4時をまわったところで終わったので、それから高田へ。選挙中に相談を受けていた上越方面隊の2~4分団の消防器具置き場を見て回りました。いや、質問する前に見ておいて正解でした。思っていた以上に老朽化が進んでいることがわかったからです。下の写真は第4分団の器具置き場で撮ったものです。床のひび割れ、壁の中の鉄筋の露出と腐食がわかるでしょうか。

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 夕方、池田ちかこ上越事務所につめていた一人の女性から電話をいただきました。昨日、お礼の挨拶に事務所に来られた池田ちかこさんに、私の母がつくった赤飯をプレゼントしたというのです。私としては、当選に至らなかったので、候補者に渡すのは失礼だと思い、遠慮していたのですが、この女性は独自の判断で渡してくれたようです。「とても喜んでおられましたよ」という言葉で安心しました。

 さて、時間です。これから、質問の準備をしなければなりません。つまらん質問をするなと笑われないように、頑張りたいと思います。

2018年06月13日

初の米朝首脳会談、そして私は一般質問

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 雨がぱらついています。おはようございます。今朝は6時前に起床しました。たくさんのパソコンメールが来ていたので、それを整理し、返信すべきは返信しました。事務所の近くでは、トリアシショウマがもう少しで花を咲かせようとしています。その奥にある白い花はドクダミです。ドクダミの花を見ると、亡くなった千葉の叔父を思い出します。

 昨日は歴史的な米朝首脳会談の日でした。朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終戦合意、日本人拉致問題がどうなるかなどに注目しました。共同声明では、朝鮮半島の完全な非核化と永続的で安定した平和体制構築に向けた決意が示されました。これまでの激しい敵対状況を考えると、大きな転換です。合意内容はまだこれからの部分が多いのですが、昨日の会談は重要な一歩です。武力による解決はあり得ませんから。

 議会は、一般質問の2日目でした。私は5番目に登壇、冒頭、米朝会談について触れ、合意文書に調印したこと、会談では日本人拉致問題も話されたことを伝えると、「オー」というような声が議員席から聞こえてきました。

 今回、私は、「新県知事誕生をどう受けとめたか」、「原発再稼働については立地自治体だけでなく、隣接自治体もイエス、ノー言える仕組みにすべきではないか」、「消防器具置き場は消防活動の拠点、老朽化などでひどくなっているところがある。実態と課題について把握しているか」、こんなことを訊きました。

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 最初の県政に関する質問、正直言って、わが陣営の勝利を確信して質問通告したのですが、急きょ、シナリオを変えて質問しました。花角新知事が「県民生活最優先」を言っていたが、これは私が自分の選挙でずっと使ってきた言葉のひとつ、原発再稼働問題などで必ず貫いてほしいものだと言った上で、花角新知事の誕生を市長はどう受け止めたかとの質問しました。市長は、「選挙は、著しく損なわれた県民の信頼を回復し、県政の安定を取り戻す上で大変重要な意味合いを持っていた」「新たな知事の下におきましても、引き続き、当市の現状や課題を御理解いただけるよう、市民の声を県政に届けるとともに、県市長会などを通じて対話を重ねていきたい」と抑えた答弁をしていました。

 「新県政と上越市の関係についてどうしたいと考えているか」との質問には、「県と基礎自治体、そして知事と市長村長との関係は、それぞれの権限と果たすべき役割を共に理解し合い、そして、協力・連携を図りながら、民生の安定、地域の振興に力を尽くしていくことが本分であると考えている」と答えました。

 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関して、私は今回、米山前知事の4月5日の定例記者会見の発言に言及し、「立地自治体のみならず、近隣自治体にも同意を求めるべきではないか」と質問しました。これに対して市長は、「国が専門的な知見に基づき、評価基準等もあわせて示すべき」と答えました。こういう姿勢だと、再稼働に前のめりの政府を喜ばせるだけです。もっと、原発に不安をいだいている市民の気持ちをくんでほしいと思います。

 消防器具置場の質問で市長は、360棟にも及ぶ器具置き場のうち45%、162棟が町内会や農家組合等の地域の皆さんが所有され、残りの198棟は市が所有していること、既に消防団の活動には使われず、町内会の防災資機材等の物置として利用されている建物が55棟になっていることを明らかにしました。

 老朽化が進んでいるところ、耐火、耐震構造となっていないところには早急に手を打ってほしいとの質問では、市長は、「建物の数が多く、また、全体的に老朽化も進んでいるので、今後、消防団活動に必要な建物の再整理をしながら、財源の確保も含め、計画的な建て替えをどう進めていくかが課題」「(現在の地域消防力の維持・確保を前提に)必要とされる消防部の再編成や現在ある消防器具置場等の適正な配備については、たたき台を作成し、各消防部や地域の皆さんと協議しながら具体の検討を進めることとしている」と答えました。具体的に指摘した上越方面隊の第四分団の実態については、私の通告後、担当の部長などが現地視察されています。今回の質問を契機に、大きく改善されることを期待したいと思います。

 今日は、三八市へ顔を出してから市議会へ行きます。一般質問はきょうが最終日です。

2018年06月14日

母、体調崩す


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 真夏のような日差しです。おはようございます。今朝は寝坊して、大慌てで活動レポートを作成しています。

 昨日は、市役所に出かける直前、母の体調がおかしいという連絡が入り、診療所、そして病院へと行きました。検査の結果、軽い脳こうそくでした。口のまわりと左手にしびれが残りますが、見た目は元気です。どうあれ、早めの対応をして良かったです。急いで病院へ運ぶ必要があるとの判断から、家族などに任せず、私が運転したことから市役所は遅刻しました。関係者にはご迷惑をおかけしました。議会は4人が一般質問を行い、終了しました。あとは18日の本会議だけです。

 会議が終わって、急いで家に戻りましたが、母はいつもどおりに動いていました。ホッとしました。夜は、うつらうつらしながらパソコンに向かいました。

 今日は、まもなく事務所を出て、市役所に向かいます。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートのポスト下ろしです。

2018年06月17日

「しんぶん赤旗」日曜版の配達、「万引き家族」


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 今朝は4時半頃、起きました。というよりも、眠れず、布団から抜けだしたといった方が正確かも。おはようございます。今朝もいい天気になりましたね。とても梅雨に入っているとは思えません。写真は今朝の米山さんです。

 雨が少ないもんですから、川の流れもぐんと少なくなりました。わが家のそばを流れる吉川も水が少なくなり、普段は見られない石がたくさん見られます。

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 昨日は午前中が「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。留守の家が多く、集金は何軒も出来ませんでした。配達時に、花や風景の写真をたくさん撮りました。天気がいい時は、こういう楽しみが加わるので、うれしいです。キイチゴも食べました。

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 午後からはオフ。妻とともに映画、「万引き家族」を観てきました。家族のきずなというのは血のつながりではなく、心のつながりだということがよくわかる映画でした。ただ、映画としては、「ミッドナイトバス」の方が心に響きましたね。映画を観終わって、吉川に戻ると、尾神岳の緑が夕日に照らされて、最高の美しさを見せていました。

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 今年は春から、花が咲くのが早いと言われ続けました。秋の七草のひとつ、ハギももう咲いていました。まだ、6月の半ばだというのに、どうしたことでしょう。写真は今朝撮ったばかりです。

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 活動レポート1862号、「春よ来い」の第510回、「笹かんじょ」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうは地元、吉川方面隊の演習があります。夕方には選挙の慰労会も。忙しくなります。

2018年06月19日

市議会最終日、新水族館視察

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 おはようございます。大阪で被災されたみなさん、心からお見舞い申し上げます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。早い段階の空は薄曇り、景色はいまひとつでした。そんななか、コスモスが咲いているのを見つけました。早く種をまいたのでしょうか。この時期でも咲くんですね。

 昨日は2週間ぶりに直江津の三八市へ。「選挙、惜しかったね」「もうちょっとだったのに」などたくさんの声をかけていただきました。市へ行った時に必ず見るのは聴信寺の掲示板、今回は貼り替えてありました。「ニセモノは見えるところだけ飾るだけで、いよいよ本当の偽物になる」。納得のアピールです。

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 10時からは市議会本会議でした。各常任委員長の報告の後、橋本正幸議員が市税条例の一部改正、(仮称)上越市体操アリーナ関連の契約案件、小林古径美術館の増築契約、旧第1クリーンセンター除去工事契約案件の6件について反対討論しました。市税条例関係は3月に自公が共産など野党の反対を押し切って成立させたもの、それへの抗議を込めて反対しました。契約案件のうち3件は“談合の状況証拠”と言われている「一位不動」が入札時に発生していることから、公正な入札が行われた疑問だとして反対しました。「一位不動」となっていない(仮称)体操アリーナ関連の案件では、その建設に市民から依然として疑問の声が上がっていることや高い落札率を問題にしました。(仮称)体操アリーナ関連の議案は、日本共産党議員団と市民クラブの近藤、丸山議員が反対、この他の2つの契約議案は日本共産党議員団だけの反対でした。

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 議会が終わったのは11時半過ぎでした。午後からは、新水族館うみがたりの視察でした。100億を超えるお金を投じただけあって、すごい水族館になったな、という印象でした。大水槽でイワシなどの大群が泳ぐ姿には圧倒されました。ミニイルカショーも見せてもらいました。昨日は視察の途中で、柿崎に向かいましたので、今度、ゆっくり見たいと思います。そうそう、気になったことがあります。日本海側の景色です。電線、何とかなりませんかね。美しい景色が台無しです。視察時の写真はたくさん撮りましたが、きょうの内覧会が始まったらアップします。

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 柿崎病院後援会理事会が昨日行われ、新年度事業計画や予算などが承認されました。予算は総額で55万円です。今年度から、「頸北地区の医療を考える会」がスタートし、講演会などを行うことも決まりました。

 柿崎での会議が終わって、いったん、家に戻ったところ、母が笹かんじょをしていました。フキを採りに行きたいとも言っていましたが、やはり、母は何かしていないと落ち着かないようです。

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 きょうは地元で動いたのち、市役所にてデスクワークをする予定です。

2018年07月24日

各派代表者会議など会議の連続


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 おはようございます。今朝は朝曇りです。米山さんも尾神岳も雲で覆われていました。この雲がなくなるとまたぎらぎらした暑さがやってくるのでしょう。連日の猛暑ですが、近くの山ではヤマボウシの実が大きくなってきました。

 昨日は会議や勉強会の連続でした。まずは午前9時から各派代表者会議です。議会改革の検討委員会で議員定数や報酬については別の組織で慎重に議論すべきだとしたことを受けて、来月の月例議員懇談会前後にこの組織が立ち上げられることが決まりました。議会報告会・意見交換会の改革については、議会側の報告が長すぎるなどの声を受けて、①議長、または副議長の報告は全体的なことを短く行う。これまで4つの常任委員会報告を連続して行っていたものを改め、各常任委員会ごとに報告と質疑を17分くらいの時間の中で行う。一回りして、残った時間で委員会の議論についての再度の質疑や意見交換を行う。②各層との意見交換会は対面型をやめ、車座型にする。各常任委員会とコラボし、年4回くらい行う。この2点が確認されました。

 会議が終わってから直江津の三八市へ行ってきました。猛暑の中でお店の人たちは頑張っていましたね。私は市役所に財布を置いてきてしまったのですが、オクラをもらいました。気温が上昇する時間帯だったこともあってお客さんは少なかったですね。駐車場へ戻ると、どこからか、「ここは海水浴場ではありません。市内の海水浴場は…」というアナウンスが聞こえてきました。それにつられて海岸に出ると、砂浜でハマゴウの花が真っ盛りでした。地中の茎がどんなになっているのか掘ってみたくなります。

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 午後からは月例議員懇談会と議員勉強会でした。勉強会は今春、農水省からやってきた近藤農林水産部長を講師に、日本農業の現状と課題について説明してもらいました。用意された資料は全体で約60ページ。これまで見たことのないデータがたくさんあって、とても参考になりました。資料はもう一度じっくり読みたいと思います。

 きょうはこれから災害対策特別委員会です。

2018年07月25日

土砂災害などで災害対策特別委員会

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 おはようございます。今朝は久しぶりに涼しい朝を迎えました。ここしばらくは暑くて掛け布団もタオルケットもいらなかったのに、この涼しさ……、ありがたいです。写真はウワミズザクラの実です。熟して黒くなった実が多くなってきました。うっすらとした甘さがなつかしい。

 昨日は午前が災害対策特別委員会でした。土砂災害対策、原子力災害対策、津波災害対策についての所管事務調査です。市の担当部長が説明し、活発な質疑が行われました。

 このうち土砂災害対策では、昨年の3月にひと区切りした土砂災害警戒区域の調査と指定、ハザードマップ作成経過などについて説明を受けました。上越市における土砂災害警戒区域の調査は平成17年からはじまり、ようやく全体がまとまったことになります。旧東頸城や旧中頸城の山間部で指定個所が多いことがよくわかります。警戒区域に指定されたか所は全体で1828か所にもなります。このうち、「住民の生命または身体に著しい危害が生ずる恐れがある」特別警戒区域は1042か所にのぼります。上越市は土砂災害の危ないところが多いですね。

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 説明後の質疑で私は、「避難などソフト対策も大事だが、危険個所のハードでも思い切った対策が求められている。急傾斜地、土石流、地すべりの危険個所の整備状況はどうなっているか」と質問。これに対して担当課長は、「急傾斜地が8.4%、土石流は24.6%、地すべり42.4%となっている」と答えました。これらの数値は4年前に私が質問したときの数値とほとんど変わっていません。私は、「上越市民にとっては土砂災害は大きな危険のひとつだ。それに行政が立ち向かっていく姿勢が重要だ。土砂災害についてはハード面も含めて本格的な対策を国に求めるべきだ」と訴えました。担当部長は、「私どもも精一杯要望していきたい」と答えました。この点では、内山前議長も「行政だけでなく、議会も一緒になって国に働きかけていこう」と提案しました。この提案は具体化したいものです。

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 質疑の中で、新潟県が土砂災害防止法制定以前からの土砂災害危険個所のデータに基づいた整備率の数値を持っていることが明らかになりました。土砂災害防止法上の数値と混乱しないよう整理すべきだと思います。

 原子力災害対策では新たな事実が判明しました。上越市は14市町村合併時から(旧吉川町ではそれ以前から)上越地域医療センター病院など市内10カ所で安定ヨウ素剤を独自保管してきました。しかし、本年2月下旬、市独自に購入した安定ヨウ素剤が使用期限を迎えるなかで、県の安定ヨウ素剤の配布・服用体制に従うことにしたというのです。その結果、これまで市内10か所での分散配備は中止され、上越保健所の1か所にUPZ内住民の3回分、UPZ外住民の1回分を保管する体制に変更されました。重大な後退です。

 市の担当課によると、上越市としては、これまでどおりの場所で分散配備を認めるよう要請してきたが、県はPAZ外のすべての住民分は、各地域の保健所等に一時的に配備し、分散配備や住民への配布方法を検討することとしているので、譲らなかったということでした。私は、「これではいざというときに間に合わない。住民は(安定ヨウ素剤が)身近にあるということで安心感を持ってきた。早急に県に働きかけてなおしてもらいたい」と訴えました。防災危機管理部長は、「我々は指をくわえていたわけではない。県には強く要求していく」と答えました。写真は安定ヨウソ剤です。

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 午後からは交通政策調査対策特別委員会でした。北陸新幹線敦賀開業に向けての取り組み、第三セクターの利便性向上、次期総合公共交通計画の策定について報告があり、質疑が行われました。

 私は1時間ほどしか傍聴できませんでしたが、注目したことのひとつは、ほくほく線のトイレの問題です。普通運賃及び通勤定期運賃の10%引き上げ(12月予定)と同時に利用者サービス向上策として「トイレ車両の早期導入」が検討されているということが明らかになりました。現在の計画では平成36~41年の間に12両の車両を更新する予定ですが、この計画を前倒しするというのです。橋本正幸議員が前倒しについて具体的に明らかにしてほしいと尋ねましたが、担当課長は「何年からということは聞いていない」と答えました。関係住民の強い要望ですので、北越急行は早く具体的な計画を示してもらいたいですね。

 委員会室を出てからは医師会館で健康相談でした。1月の人間ドッグで保健指導を受けることが決まり、ドック後、半年を経過したので体重などの計測をして、指導を受けてきました。今回の相談日までに体重は1キロ落とす計画になっていましたが、まったく動きませんでした。指導をしてくださった職員さんからは、「体重が増えないで変わらないことは評価できますよ」と言われ、ホッとしました。間食の回数を減らすことと涼しくなったら軽度の運動を、とアドバイスされてきました。

 きょうは午後から会議です。その前にデスクワークもしなければなりません。

2018年08月07日

干ばつ被害対策で議論

 おはようございます。今朝は気温26度でした。30度以上の高温で苦しめられてきたので、ずいぶん楽に感じます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。最近はラジオのFMを聴きながら運転することが多いのですが、今朝はスイッチを入れた途端、美空ひばりの「1本の鉛筆」が流れてきました。8月は、やはり平和を考える月ですね。

 昨日は午前が党議員団会議でした。先週の干ばつ被害実態調査と市の農地渇水対策本部の資料を見ながら午後からの委員会審査にどうのぞむかを協議しました。そのなかでは、消雪用井戸の活用が難しいようだとの情報もあり、その点を中心に質問することになりました。しかし、同じ時間に行われた農地渇水対策本部で、市の消雪パイプ用水の活用が打ち出されており、午後の委員会では多くの時間を割く必要がなくなりました。

 午後1時からは農政建設常任委員会でした。上越市雨水管理総合計画についてが今回の所管事務調査のメインでしたが、この調査後、農地の渇水対策などが市から報告され、この方が質問がたくさん出ました。

 農地の渇水対策などについての報告と質疑の概要をお知らせします。まず水稲などの被害状況ですが、水稲に関しては、安塚区、浦川原区、牧区、吉川区など8つの区で106ヘクタール(このうち、12ヘクタールでは枯死)に被害が発生していることが明らかにされました。畜産関係では、この暑さで7371羽の鶏、乳牛1頭が死亡しています。また、干ばつ被害についての相談窓口を農政課および各区総合事務所に開設したところ、82件の相談があったとのことです。いずれも5日、午後5時現在のデータです。

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 上越市は昨日の農地渇水対策本部で「農作物等の被害に対する応急対策等について」という緊急対策を決めました。これは市のホームページに掲載されましたので、下線のついた部分をクリックしてみてください。この対策の一部として、消雪用井戸の利用についても市のホームページに掲載されています。本日、7日から関係農家は誰でも利用できます。これも下線部をクリックしてごらんください。

 市の説明後、委員からは、「7月30日以前の情報収集はどうしたか。しっかりした調べを早めにやっておくことが大事だ」「被害状況をどうとらえたらいいのか」「前回の被害のときにため池を造ったらいいのではないかと提案したが、その後、どうなったか」「2次被害のことについての意識はあるか」「園芸の被害は把握しているか」など質問が出ました。これに対して担当部課長は、「調査は7月19日からやっている。被害の区分のついては県の指導を受けた」「ため池は(前回の干ばつ以降)安塚区などで12か所新設してきた。ため池整備は有効だと思っている」「園芸についてはJAで調査中だ。まもなく明らかにできる」などと答えていました。

 農政建設常任委員会には日本共産党議員団から委員を出していません。委員長の許可を得て、私から番外質問をしました。1つは被害調査についてです。5日午後5時現在の調査結果には、被害を受けているにもかかわらず名前が載っていないところがあることから、「調査は漏れ落ちなく、早めにやっていってほしい」と訴えました。2つ目は消雪用井戸の利用についてです。今回、市内7か所の市所有井戸を利用できるということですが、「どこの地域に住んでいても利用できるのか」と聞きました。また、「県所有の消雪用井戸の利用についてはどうなっているのか」とも質問しました。市所有井戸は地域に関係なく利用できるし、そのことを広報するとの答弁でした。県所有の井戸については土地改良区などが県と交渉中との答えでしたが、そうであれば、その結果を含め、市のホームページに載せるべきだと私から注文を付けました。3つ目は干ばつ常襲地域のため池整備についてです。干ばつのたびに耕作放棄が進んでいる実態があることを明らかにしつつ、「農地を(ため池に転換し)減らしてでも耕作を可能とする思い切った対策が求められているのではないか」と訴えました。このことについては私の質問の表現の仕方が悪く、担当部長からは、「農地の多面的な役割は大きい」ということで一般的な答えしか返ってきませんでした。今後、議論したいと思います。下の写真は議員傍聴席から「番外質問」する私です。

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 夕方からはお世話になった人の通夜式に参列してきました。私とは小中学校が一緒で、1級下の人でした。源地域や地元集落では極めて大事な人の一人でした。残念でなりません。わが家は牛飼いでしたので、この人の家とは切っても切れない関係でした。通夜式が終わっても、お連れ合いはなかなか涙が止まりませんでした。

 きょうは、これから市役所です。主要地方道新井柿崎線整備連盟の総会や現地調査があります。

2018年08月22日

市村幸男さんの葬儀、代表者会議と続く


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起きて、お宮さんへ。明日の代石神社の祭りを前に参道等の掃除があったのです。大勢ですので、約30分で終了しました。

 昨日の午前は、旧吉川町議として16年間一緒に活動した市村幸男さんの葬儀でした。市村さんは日農組合員であり、革新系議員として、米価闘争、県知事選などで頑張ってくださいました。何よりも農業を愛した人だったと思います。合併して上越市になってからも親しく付き合ってくださり、「レポート、よく出してくんなる。ありがたい」などと、いつも励ましてもらいました。若い頃、馬に乗って会いに行ったという女性は、いまのお連れ合いです。ときには私的なこともさりげなく語り、いつも笑顔でした。昨日もきょうも晴れ。今ごろは、高いところから、黄金色になった田んぼを眺めてニコニコされていることでしょう。

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 午後からは市役所でした。午後1時からは代表者会議です。「在来線と地域のあり方を考える直江津・頸城の会」から鉄道各社の課題についての要望があったこと、「市議を目指しやすい環境整備提言書のマニュフェスト大賞への応募、来年度予算についての議会要望のとりまとめなどが話し合われました。

 このうち、「在来線と地域のあり方を考える直江津・頸城の会」からの鉄道各社の課題についての要望については、JR東日本、北越急行、えちごトキめき鉄道各社に対して、「新潟方面への直通快速列車の運行復活」(JR東日本)、「車内トイレの設置」(北越急行)、「JR水準で据え置かれている現行運賃の継続」(えちごトキめき鉄道)など8項目の要望を各社に働きかけてほしいというものです。今後、決算議会でも取り上げるとともに、議会としてどうするかをしっかり議論していきたいと思います。

 来年度の議会予算の要望については、議長から来月14日までに各会派でとりまとめを行い、議会事務局に提出するようにということでした。私からは、「会派での要望のまとめも大事だが、この間、議会では各種提言が出されている。このなかには、市議を目指しやすい環境整備検討会提言書にもあるように予算をもとなうものがある。たとえば、「映像、メディアの活用」をご覧いただきたい。それらは議会運営委員会などでまとめて、予算要望していくべきではないか」と提案しました。これについては代表者会議で合意されましたので、今後の動きに注目です。

 この会議の最後に事務局から、「委員会のインターネット配信サイトの変更」について報告がありました。これまで、Ustreamで配信を行っていましたが、今年8月6日以降は動画サイトYoutubeで配信を行うことにしたということです。市議会のHPからのアクセス方法は従来と変わりません。生放送及び録画放送はパソコン、スマートフォン等から視聴できます。

 午後1時半からは月例議員懇談会でした。農政建設常任委員会からの視察報告のあと、新水族博物館から、入館者数の動き、周辺交通の状況と対応、バンドウイルカの死亡などについて報告がありました。土日など混み合う際、入館できるまでの予想時間のお知らせ、道路の混み具合などのお知らせをどうするかなどいくつかの質問が出ていました。9月議会でも議論を呼びそうです。

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 市役所での用を済ませてからまっすぐ吉川に向かいました。お昼頃に購入した餅を早く母に届けたかったからです。途中、小猿屋付近から見た田んぼ、カントリー等の風景が素敵でしたね。

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 きょうは、日本共産党の全県議員研修会です。まもなく新潟に向かいます。

2018年08月23日

新潟にて党議員研修会


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 おはようございます。朝から暑いですね。異常です、この暑さは。こういう高温が続くと、体がまいります。

 昨日は日本共産党市町村議員の研修会でした。上越市からは3人の議員と平良木前市議が参加しました。学んだのは、党綱領と当面する課題、国保や介護保険の動き、新潟県政の花角知事の行政運営など盛りだくさんでした。

 会場は新潟市でした。行きも帰りも上野市議の車に乗せてもらいましたが、外に出ると猛暑で、くらくらっつときました。

 帰ってからは活動レポートの作成に追われました。いまほど、ようやく刷り上がったところです。これから折り込み作業をして、市役所に向かいます。きょうは農政建設常任委員会の干ばつ被害の視察に同行することにしています。

2018年08月24日

農政建設常任委員会で干ばつ被害調査


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 おはようございます。5時過ぎに起床し、事務所に来てデスクワークをしています。というよりも「しようとしています」の方が正しいかな。新聞はなんとか読んだものの、パソコンに向かってもうとうとしていてまったく仕事が出来なかったからです。寝苦しい夜でした。上の写真は昨日撮ったウドの花、色が変化し始めました。

 昨日は午前8時50分から農政建設常任委員会の管内視察でした。マイクロバスに乗って、干ばつ被害の出ている牧区の荒井、同区樫谷、浦川原区真光寺、同区谷、安塚区坊金、大島区仁上とまわりました。

 最初に、市の農林水産部から市内全体の被害状況について説明がありましたが、下表のとおりで、吉川区、安塚区、浦川原区で多くなっています。参加した議員の中からは、「どういう被害把握の仕方をしているのか。被害(面積の数値)が少なすぎる」という声があがっていました。私も同感でした。ポンプ等の借り上げ、購入補助の仮申請については132件出ているとのことでした。

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 昨日まわった田んぼのうち、安塚区の坊金以外は私も初めて被害状況を見ました。これまで共産党議員団が視察した田んぼと同じように、ひび割れ、立ち枯れ、不稔、出穂に至らないものなど深刻な広がりがありました。写真は牧区荒井、浦川原区真光寺、安塚区坊金、大島区仁上の順です。

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 視察が終わって市役所に着いたのは12時半過ぎでした。今後、農政建設常任委員会で今後の対策について検討し、関係機関に救済策を要請していくとのことですが、ぜひ被災農家、農業団体から要望を事前に聞いておき、議論してほしいと思います。いまの段階で打つ手は限られています。私どものところへは、県への補助申請はできるだけ柔軟に対応してほしいこと、来春の作付が出来るよう被害田の復旧に支援してほしいことなどが寄せられています。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。12日号と19日号が合併号だったのですが、「先週、きなんねかったね」という声も一部にありました。次回の合併号の時には気をつけたいと思います。

 大島区ではある家でカメンバチの巣の撤去を手伝ってきました。お茶をご馳走なっていたら、巣を見てほしいということになり、見たら、子どもの頭大の大きさになっていて、怖そうなハチが出入りしていました。あらかじめ薬をシューっとかけておいて、棒でかき落としました。共産党の議員というのはなんでもしなければなりません(笑)。でも、「これで安心だ」と喜んでもらえました。下の写真はこの家でご馳走になった「えご」です。

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 夕方には大島区竹平にて2人の従兄とお茶飲みをしました。なかなか一緒になることがない中で久しぶりでした。地域協議会の動きや干ばつ対策などでいろんな情報を教えてもらいました。

 きょうは地元を中心に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。午後からは高田に向かいます。

2018年08月30日

大島区などの災害現場視察


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 おはようございます。今朝は5時45分に起床しました。昨夜もよく眠れず、また、きょうもうとうとしそうです。写真は6時前の米山さんと朝日です。朝日はちょうど雲に隠れていたので、撮ることができました。

 昨日は午前中、総括質疑の聞き取りでした。人事課長、高齢者支援課長などとやりとりをしましたが、今回の質疑は深く掘り下げるものは少なく、全体としてあっさりした質疑になりそうです。ただ、この質疑をもとに委員会審査や一般質問につなげればいいなと思っています。

 午後からは浦川原区、安塚区、大島区、吉川区と災害現場を見て回りました。一昨日、回り切れなかったところを見ておきたかったからです。大島区嶺(竹平)ではちょうど草刈りをしているMさんがおられ、被害状況を説明してもらいました。また、吉川区石谷でもSさんが仕事をしておられて、被害時の状況などについて聞くことができました。写真は浦川原区印内、大島区竹平、吉川区石谷のものです。

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 きょうは午前から「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金が中心です。夕方には長野から友人がやってきます。

2018年09月04日

9月議会始まる

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 おはようございます。今朝は5時半頃起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出てきました。早起きのおかげで久しぶりに日の出直前の風景を見ることができました。上の写真は柿崎区の上直海と吉川区竹直の田んぼを左右に見ながら走ることができる農道から撮りました。

 昨日は市役所に行く前に直江津の三八市に寄り、ビラ配布をしてきました。配り始めて1分も経たないうちに、私が歩いている反対側から、「橋爪さーん」という大きな声が聞こえてきたので、誰かと思ったら、最近、お店をあまり出さなくなったMさんでした。元気な様子を確認できて良かったです。市には20日ぶりくらいで行ったこともあって、「水、大丈夫だったかね」などたくさんの人から声をかけていただきました。

 さて、昨日から9月議会です。前日までいろんなことで飛び回っていたので議会モードに切り替えるのはたいへんだと思っていたのですが、すっと切りかえることが出来ました。市長の提案理由の説明の後、山田、近藤、桜庭、そして私の4議員が登壇し、総括質疑を行いました。

 私は質疑に入る前に、先の干ばつ被害で、このままでは再生産出来ないと訴えている農家の声を紹介し、農家の要望をしっかりと聞きとり、対応してほしい、また補助事業については、遡及適用することがあることから、その場合は柔軟に対応してほしいと訴えました。下の写真はたぶん、その時のものです。

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 私が質疑したのは、市職員のストレスチェック、事務事業の総点検、公の施設再配置と市民の声の反映、第三セクターの経営健全化、敬老祝賀事業、診療所特別会計など6項目です。全体としてあっさりした質疑でしたが、市長答弁には注目すべきことがいくつかありました。

 そのひとつは、第三セクターの健全化対策です。「現在、市が現在、 25 %以上出資している会社法人8法人とJ-ホー ルディングス株式会社 の事業7法人を加えた 法人を加えた 15 法人において、 累積欠損金を抱える法人が 9法人あり、その うち2法人が債務超過となるなど、第三セクターの経営健全化が喫緊課題」となっていることを明らかにした後、「上越市第三セクター等経営検討委員会」において、これ までの取組 までの取組 の評価と検証を進めている。その結果を踏まえ、今後の市の対応方針を整理してまいりたい」とのべました。質疑を繰り返すなかで、市長はこれまでよりも一歩踏み込んだ方針を出すと感じました。

 敬老祝賀事業では、昨年度、194の受託団体により敬老会が実施され、75歳以上の人たちが8611人参加したということですが、75歳以上を対象としている団体が111団体、57.2%、65歳までの範囲で対象を広げている団体が70団体、36.1%になっている、といった答弁がありました。市では平成20年度から対象を75歳以上としていますが、参加対象者の見直しの必要性は数字の上でも裏付けられたと思いました。

 まだ、いくつか注目したことがあったのですが、それらは次の活動レポートに書きます。

 昨日は夜も会議がある予定だったのですが、台風の影響で延期されました。帰ってくる途中から気になったのは夕焼けです。台風前ということもあって、いつもと少し違う空の表情を感じました。家に着いてから撮った写真には2本の木がおしゃべりを楽しんでいるような夕方の風景をとることが出来ました。

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 きょうも総括質疑です。これから市役所に向かいます。

2018年09月05日

台風接近するも被害ほとんどなし

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 おはようございます。みなさん、眠れたでしょうか。強い風と雨を伴った台風21号は各地で被害をもたらしました。亡くなられた方もあります。亡くなられた皆さん、被災された皆さんに心からお悔やみとお見舞い申し上げます。上の写真は今朝6時頃の吉川です。水位はだいぶ上がっています。

 私のところも夜10時頃まで強い風が吹きましたが、被害はたいしたことなかったようです。今朝は資源ごみの収集日、プラごみなどを集積場に持っていくと、「おらったりは、たいしたことなくて、いかったね」という言葉が挨拶がわりとなりました。

 昨日は市役所に行く前、久しぶりに青野十文字近くの広場で開催されている青空市に顔を出してきました。そこで、初めて私の活動レポートを見たというお客さんがいました。この人は9月議会の日程表を見て、「こんなに会議があるんですか」「おや、私の出番、いいですね、これ」と言ってくださいました。いつも「私の担当」と書いていたのですが、今回はどういうわけか、「私の出番」になっていたんですね(笑)。

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 市議会は昨日、総括質疑の2日目でした。田中、大島両議員が登壇し、財政状況や産業戦略などについて質疑を行いました。質疑の中で注目したことのひとつはものづくりです。とくに市内で、小型薪割り機が開発されたという情報に関心を持ちました。開発したのは三和区末野新田の桝屋、ホンダウオークとのこと、10月には製作発表されるとのことです。

 午後から議員団会議で一般質問の検討をした後、急いで家に帰りました。というのも、台風による風対策が必要と考えたからです。とくに事務所脇に設置したプレハブの物置は強い風にやられやすいので、鉄管を打ち、ロープで固定しました。

 昨日は台風に備え、学校や保育園などで早めに児童生徒を帰宅させるところが相次ぎました。ところが、学校によっては、早期帰宅に協力を求めた保護者向けのメールの到着が夜になったところがあり、どうしたのだろうという声が出ていました。そのうち、説明があるでしょう。

 また、雨が強くなってきました。大雨注意報が出ていますので、気を緩めず、対応したいと思います。8時半過ぎには市役所に向かいます。きょうから常任委員会審査です。

2018年09月06日

要援護世帯除雪費助成事業などで審査


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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、事務所で活動レポートの作成です。3日の総括質疑をコンパクトにまとめたいと思ったのですが、無理でした。今号と次号の2回でお知らせすることにしました。外は秋らしい雲が出ています。セミもミンミンミーンと活発です。

 昨日から常任委員会審査が始まりました。まず、厚生常任委員会です。私は委員会室で1時間ほど傍聴したのち、議員控室で委員会のネット中継を見ながら、自分の委員会の質問準備をしました。

 委員会審査のなかで注目していたことの1つは、要援護世帯除雪費助成事業です。同事業は昨年度見直しが行われ、親族要件を廃止するとともに納屋や住宅敷地内の車庫などを助成対象にしました。その結果、助成対象世帯は1089増えて2262世帯となりました。助成金額も大幅に増えました。

 昨日の厚生常任委員会では、この見直しについて、「見直しで申請しやすくなった」「非常によくなったと思っている」という評価の声が上がりました。その一方で、助成限度額や多雪地域とその他地域の線引きの見直しについての質問が続きました。

 横田高齢者支援課長は、「限度額については今後の利用状況を見ながら検討していきたい」とのべました。また、多雪地域とそれ以外の線引きについては、「最近は少雪でデータをとれない年が続いている。何か新しい線引きを検討する状況にはない」と答えていました。

 夕方、中央病院へ行き、友人を見舞ってきました。思いがけない入院でした。早く、回復してほしいと願っています。

 きょうは市役所で委員会対応をした後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。忙しい1日になりそうです。

2018年09月07日

どこでも話題は北海道の地震


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 昨夜も会議があったことなどから寝るのが遅くなって、起床したのは6時40分過ぎになりました。早起きしてレポートの印刷をしようと思ったのですが、いまごろになって印刷しています。写真は家の近くで撮ったスイカズラです。

 昨日は厚生常任委員会審査の2日目でした。午前の部だけ傍聴して、午後から「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。どこでも話題は北海道の大地震のことでした。みんな中越沖地震や中越地震のことを思い出したようです。露になった山肌は山古志や中越沖のときに被災した吉川区の山間部を思い出すことにつながりました。災害は、いつでも、どこでも、誰にでもふりかかってくる。今年の台風、豪雨、地震被害を見たとき、そう思います。改めて災害対策は万全かチェックする必要があります。

 大島区へ行ったら先日の大雨で土砂崩れした現場で復旧作業をしている人たちに会いました。規模は小さくても、早めに農道などの復旧をしないと目の前の稲刈りが出来ないからでしょう。きょうの市議会農政建設常任委員会では農業被害状況も明らかになるものと思います。

 大島区ではいつもの家の玄関先の生け花を撮りました。赤いサルビアはしおれていましたが、ススキやガマがいまの季節を感じさせてくれます。これに赤色が入ったことでアクセントになるんですね。なるほど、こんな風に活けるのかと感心しました。

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 きょうは、まもなく市役所に向かいます。委員会を傍聴したいのですが、一般質問の締め切り日です。また、インターネットで見ながら、デスクワークをすることになりそうです。

2018年09月08日

農政建設委員会の傍聴、一般質問の聞き取り

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 おはようございます。今朝は雨が降っています。5時半過ぎから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。昨日、一部も配達できなかったことから、今朝の早朝配達となったのです。残りは10数部です。写真は一昨日、大島区竹平のセンターの近くにて撮ったツリフネソウです。

 昨日は午前が党議員団で一般質問通告の調整と準備でした。上野、橋本、橋爪の順で通告しましたので、21日か25日のいずれかに各議員が質問することになります。私は災害対策と原発問題が中心です。今年、見聞きした身近なことを中心に質問を展開します。たぶん、私は25日に質問することになるだろうと思います。

 午後からは農政建設常任委員会の審査でした。稲作や畜産振興等に関心を持ちながら聴きました。

 農政分野の審査が終わったところで、控室に戻り、一般質問のヒアリング(聞き取り)を待ちました。開始は4時ごろ、終わったのはなんと6時過ぎでした。これだけ時間がかかったのは危機管理課でのやりとりに時間を要したからです。国土交通省の言う災害の「新たなステージ」への対応をめぐり、意見交換したのですが、防災のすべてを統括する仕組みなどについて議論となり、質問項目の表現、絞り込みに苦労しました。今回は原発問題などの質問もありますので、絞りましたが、遅くない時期にハード、ソフト全体を視野に入れた議論を展開したいと思います。

 今日は、これから直江津に行き、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の残りを配達します。

2018年09月11日

ガス水道局庁舎の基本計画文書まとまる


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 おはようございます。今朝は5時20分に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。このところ雨ばかりだったので日の出にはお目にかかれなかったのですが、今朝はこのタイミングだけ晴れました。いまも時々降っています。

 昨日は午前が生活相談の対応と常任委員会審査の準備でした。面白いもので、生活相談は私が動いた時にやってくるケースが多いですね。「おまん、いいところに来てくんなった」といった感じで。どういう形であろうが、相談は相談です。どこでも、いつでも遠慮なく声をかけてください。

 午後からは農政建設常任委員会を傍聴しました。私は今年度予算審査の段階で、基本計画が決まっていない段階でガス水道局の新庁舎関連予算を組むのはいかがかと疑問を呈していましたが、「ガス水道局庁舎の新築工事基本設計について」という文書がようやく発表されました。基本方針としては、①利便性の確保、②非常時・災害時対応、③セキュリティ対策の向上、④事業PRの推進、⑤経済性、経営への配慮、⑥環境への配慮の6点をあげました。建物は鉄骨造地上3階建て、駐車場は78台分確保すると言います。概算事業費は約11億~13億円とのことです。今後、基本設計、実施設計を今年度中に行い、工事は来年度から2か年、新庁舎への移転は2020年度の後半の予定としています。

 委員会を傍聴してからは議員控室で総務常任委員会審査の準備をし、夕方からは2つの会議に参加してきました。帰宅したのは夜の9時半近く、さすがに疲れましたね。

 きょうから文教経済常任委員会審査です。午前に傍聴し、午後からは議員控室にてデスクワークです。

2018年09月12日

教育相談事業審査に注目


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 また寝坊してしまいました。おはようございます。目覚ましをかけないでいたら、また6時半頃に、やっと目が覚めました。どうも朝方になると眠りが深くなるようです。写真は今朝の尾神岳です。

 昨日の文教経済常任委員会審査の1日目。午前の教育委員会関係の決算審査を傍聴しました。

 冒頭の質問は上野議員、先日の台風の接近に伴い、児童生徒を早めに下校させるという措置をとったことを保護者に伝えるメールがとんでもない時間に届いた問題をとりあげました。市教委は届かないことがわかった時点で別の連絡方法をとるなどの動きをしたそうですが、この問題は委員会の冒頭、報告と謝罪ががあった方が良かったと思いました。

 午前の審査で一番大事だと思ったことの1つは教育相談事業をめぐる上野議員と市教委のやりとりです。上野議員は児童虐待やいじめが深刻化するなか、学校訪問カウンセラーなどの取扱件数があまりにも多いと指摘、「学校訪問カウンセラーの相談件数は2251件、学校問題解決支援プロジェクトチーム(JAST)の相談件数も250件にもなっている。これでは過重負担となっているのではないか」とのべ、教育相談活動にあたる職員を増やすよう強く求めました。

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 これに対して親跡学校教育課長は、「ぎりぎりのところでやっている。一人当たりかかえている件数も多いがチームでみている。どこまで継続してできるか努力している」と厳しい現状を語りました。野澤教育長も、「いろいろな職を含め足らない状態にある。困っているお子さんをどう支えていくか、お金の使い方の大転換の時期に来ている」とのべました。来年度の予算がどうなっていくか注目です。

 午後からはデスクワークでした。委員会審査の準備や議員団ニュースの原稿書きをした後、3時過ぎには市役所を出て地元に戻りました。昨日は天気が良く、米山さんも尾神岳もよく見えました。稲作農家にとっては稲刈り日和でしたね。あちこちでコンバインの姿を見かけました。

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 地元事務所では原稿書きです。「春よ来い」は3回分ほどメモがたまっているのですが、原稿にするとなると、メモした当時の感動が薄れているものが多く、やはり、新しいメモ書きのものが書きやすいですね。下の写真は事務所の近くでとってきたエビヅル。黒くなった実がいくつもあり、食べ頃になっています。すっぱいものが好きな人にはお薦めです。

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 きょうはまもなく市役所に向かいます。明日からの総務常任委員会審査の準備が中心です。

2018年09月13日

終日、デスクワーク


 おはようございます。今朝は6時少し前に起床しました。5時に目覚ましかけておいたはずなんですが、無意識のうちに止めたようです。外は激しく雨が降っていましたので、よく聞こえなかったのかも知れません。

 昨日は終日、デスクワークでした。きょうからの総務常任委員会の質問準備です。なんとか一通り読むべき資料に目を通したのですが、いざ質問となるとまだまだ準備不足です。今回はあまり深い質問ができないかもと心配しています。

 夜は活動レポートの作成でした。上越斎場の写真があるはずなのに見つからず、写真探しだけで1時間以上も費やしました。考えてみれば、最近、膨大な写真ファイルを整理していません。時系列で見れるはずだと思っていたら、簡単にはそうはならなかった。別の写真を使わざるをえませんでした。

 きょうから総務常任委員会審査です。委員会に集中し、夜は大量印刷が待っています。がんばらなくっちゃ。

2018年09月14日

総務常任委員会審査1日目


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。昨夜遅くまで活動レポートの印刷作業をしていましたので、これでも寝不足です。外は曇り、まずまずの天気です。

 昨日から総務常任委員会審査が始まりました。朝から「しんぶん赤旗」日曜版の配達などがあり、大急ぎで動いていたら、委員会室に着いた時には汗びっしょり、髪の少ない頭までべたべたでした。

 委員会での審査は財務部からはじまり、総務管理部、企画政策部とすすみました。庁舎管理費に関しては昨年の8月に第2庁舎で火災があったこともあり、このことの原因、管理、今後の対応をめぐり質疑が相次ぎました。私からは「市民の大事な財産を失ったことはたいへん大きな残念なことだった。にもかかわらず、火災に関する記述が少ない」としてその姿勢を問題視しました。

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 深い議論にはなりませんでしたが、注目したのは栗田議員の入札の質問です。平均落札率を工種別に表にした資料が今回初めてでたのですが、管工事だけ80%台であとは90%台となっています。栗田議員はその原因を質したのですが、宮下契約検査課長は、「結果である」点を強調していました。たしかに結果ですが、管工事では再入札がなかったことなどを総合的に見れば、「競争となった結果」であることは明白です。今後、議論を深める機会を作りたいと思います。

 総務管理部関係で昨日、一番いい議論になったのは、所管事務調査での第6次行政改革についてでした。内山議員が「真に必要な行政サービス」「真に必要な施設」について明確な判断基準を作るべきだと主張、「市民がわかったという計画づくりを」するよう迫りましたが、まったく同感でした。私からは「温浴・宿泊施設等の見直しが進んでいない」背景、原因分析をしっかりやるよう求めました。

 企画政策部関係は明日書きます。きょうは、これから新聞屋さんをまわりながら市役所に向かいます。

2018年09月15日

総務常任委員会審査2日目

 おはようございます。今朝は雨で起こされました。土曜日だというのに、こんなに降ってもらいたくないですね。虫も鳴きません。

 昨日は総務常任委員会審査2日目でした。まず企画政策部ですが、ここは一昨日の分もまとめて書きます。私がとりあげた問題のひとつは、域学連携です。ちょうど創造行政研究所がニュースレターでこの問題をとりあげていたことから、この内容を紹介しつつ、企画政策課との連携の下、域学連携の意義などについて重視するよう訴えました。他の委員も予算が少ないことなどをあげ、域学連携にもっと力を入れるよう求めていました。

 並行在来線問題では今冬の豪雪について振り返りました。私自身も大混乱した事態の中にいたのですが、鉄道各社が豪雪時の対応などについてしっかり総括し、改善点を明らかにすることが重要です。降雪期まであと3カ月、鉄道各社にこの点、どうなっているか確認するよう迫りました。市では豪雪時の市と鉄道各社との連絡体制、市民への連絡などでも課題があるとして、答弁していました。これは確実にお願いしたいところです。

 防災危機管理部関係では消防団適正配置検討委員会についてとりあげました。この委員会は市民の命と安全を守る大切な組織、消防団をどうしていくのかを検討しています。ところが非公開としていることから、その中身はほとんど伝わってきていません。私からは公開し、一定の方向性が出たら、議会の意見も聞くようにしてもらいたいと訴えました。笠原防災危機管理部長は、次次回あたりから公開していきたいと答えました。また、議会での検討にたいしても前向きでした。

 自治・市民環境部では非核平和友好都市宣言推進事業の中で取り組まれている平和展について提案を行いました。それは平和展を維持し、充実させていくため、に戦時下の資料の保存を意識的に積極的にやるべきだということです。戦時下の資料は文書であれ、日常の生活物資であれ、戦時の生活を語り、平和の尊さを教えてくれます。戦争体験者の高齢化に伴い、こうした資料も消えつつあります。私は戦争体験を語る平和の語り部と同じように、こうした資料も「無言の語り部」の役割を果たしているとして意識的に収集し、活用していくべきだと訴えました。市当局は検討を約束しました。

 文化振興企画でも提案をしました。それは偉人顕彰事業を進める上で総合学習の積極的な活用です。私は坂口謹一郎や川上善兵衛、鈴木昌司のことについてふれながら、高士小学校が学校ぐるみで取り組んだ川上善兵衛についての総合学習が地域に誇りを持ち、郷土のためにどう生きていくかを学ぶ上で大きな役割を果たしていると述べ、偉人学習で総合学習を積極的に進めることを提案しました。

 このブログを書きながら活動レポートの印刷をしているのですが、昨日から印刷機の調子が悪く、印刷する紙に汚れがついてしまっています。486万枚も刷ったので、印刷機が限界なのかも知れません。また、金がかかるのだろうかと心配しています。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。活動レポートを新聞屋さんに届けることもしなければなりません。

2018年09月20日

一般質問始まる


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 おはようございます。少し寒くなりましたね。外の空気も空も完全に秋模様になりました。写真は昨日のお昼休みに市役所に撮ったものです。ハナミズキの実と青空です。

 昨日から一般質問が始まりました。近藤議員から始まって丸山議員まで5人が登壇しました。近藤議員は今回も庁舎禁煙をとりあげていましたが、昨日のニュースでは千葉市で罰則付きの全面禁止条例が成立したそうです。当然の流れですね。

 登壇した5人のうち、杉田議員と丸山議員の質問テーマのひとつは災害対策で、私とかなりダブっています。市長等とのやりとりを聴いていて、私の質問の流れは変えないとだめだと思いました。広島の災害の教訓、最悪の想定の吟味の必要性等、もう一度、頭の中を整理して、一般質問に臨みたいと思います。私の質問日は25日です。

 昨日は開会前に議運が開かれ、一般会計補正予算が出ることが明らかになりました。中身は干ばつ被害による田復旧工事の助成などで1億6298万円です。議員団では、この中身などについて議論しました。補正予算は25日に上程される見込みです。

 きょうは一般質問2日目。昨日はほんの数時間しか寝ていないので、睡魔とのたたかいになりそうです。

2018年09月21日

一般質問2日目


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 おはようございます。今朝は寒かったですね。もう毛布だけでは風邪をひきそうです。5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」の配達と活動レポートのポスト下ろしをした後、事務所でデスクワークをしています。週末が猛烈に忙しいため、いつもと違う朝仕事になっています。写真は今朝の大乗寺です。

 昨日は市役所に行く前に半日分くらいの仕事をしました。活動レポートの最終チェック、印刷、チラシの「しんぶん赤旗」日曜版への折り込み、そして配達と3時間以上頑張りました。これだけ動いても会議開始15分前には議員控室に入ることができました。

 10時からは本会議。一般質問2日目でした。山田議員から始まって7人の議員が登壇、観光政策、災害対策、第三セクターなどについて質問を展開しました。橋本洋一議員の地域防災の質問を聴いていて、一昨日の杉田議員の質問が活かされ、防災対策の質問は「新たな展開」を見せているなと思いました。きょうは宮川議員がまた災害対策をとりあげるので、それを聴けば、私の質問をどういう流れにするかが定まります。

 会議が終了してから「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら帰宅。家に戻ったら、飯台の上には母のメモが私のところにおいて有りました。自民党の総裁選の結果はこうなったよ、と教えたかったのかもしれません。どうあれ、安倍氏の3選で憲法改悪のスピードが上がりそうです。頑張らないといけません。

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 きょうはこれから大島区周りで市役所へ行きます。一般質問の3日目です。

2018年09月22日

一般質問3日目


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 おはようございます。朝早くからの雨で7時前まで家から出ませんでした。いまは落ち着いています。昨夜は初めて布団をかけて寝ました。いよいよ布団の季節です。

 昨日は朝6時半には家を出て「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。吉川区、大島区とまわったのですが、議会中の開始時間前に大島まで行ってきたのは初めてかも。従兄の嫁さんから「あら、早いわね」と言われました。早朝にこの方面に行ったのは新聞配達のこともありましたが、この時期に咲くシラネセンキュウを見たかったこともあります。吉川区の川谷で開花を確認、大島区板山で撮影出来ました。上の写真がそれです。

 大島区ではいつもの家の玄関の生け花も気になっていました。秋の花が咲き始めたのに2週続けて行かないでいると、いまの時期ならではの花が見られないと思っていました。行ってみたら、いくつかのキク科の花とナナカマドの赤い実がうまく組み合わされ、入れてありました。そのほか、あとで気づいたのですが、サルビアらしきものも上の方にありました。全体的に、みているものをぐいっとひきつける感じです。フェイスブックで発信したところ、「いやー、美しい。ありがたい」「最高‼️ いつまでも見ていたい❣️ 色がわかることの幸せを感じさせられる写真です」などのコメントが寄せられました。

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 その後、安塚、三和経由で市役所へ。10時15分前には到着することが出来ました。予定通りです。

 市議会は一般質問3日目でした。本山議員から始まって7人が登壇しました。7人というのは2日続けてですが、これまでにない記録かも知れません。このなかで宮川議員と小竹議員が災害対策をとりあげました。避難情報のあり方などいくつか重要なやりとりがありましたので、これらは私の質問の参考にさせてもらいます。

 日本共産党議員団からは上野議員がトップバッターとして、幼稚園、学校、生保世帯などでのエアコン設置、新生児聴覚スクリーニング検査、敬老会の取り組みなどについて教育長、市長に質問しました。生保世帯のエアコン設置に関しては768世帯のうち176世帯が未設置とのことでしたが、上野議員のたび重なる質問に答えて市長は、「市長会等を通じて、国に対し、生活保護の新規認定か否かにかかわらず、必要とする世帯に対してエアコンの設置費用を支給できるよう要望を行うとともに、制度のはざ間にある生活保護世帯に対する支援の在り方について、研究を進めてまいりたい」とのべていました。来年の夏に向けて新しい動きが出ることを期待したいと思います。

 昨日は午後5時過ぎに市役所を出て地元に戻りました。2日連続で朝早くから動いたこともあって、疲れはピークに達していて、本を開いても1ページも読めない状況でした。

 きょうは地元吉川区での福祉まつりに参加した後、取材、デスクワークをしたいと思っています。

2018年09月26日

一般質問終わる

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。久しぶりに5時に起床、配達に出ました。少し寒い気もしたので、軽く暖房も入れ、車を走らせました。写真は朝8時過ぎの事務所付近の空です。

 昨日は浦川原でのスタンディングからスタートしました。雨の中でのアピールとなりましたが、旧浦川原駅近くで片側交互通行となっていましたので、私たちが立っているところをゆっくり車が走ることも多くなっています。おかげで、いつも手をあげてくださるドライバーの顔もみて、しっかり挨拶できました。

 市役所へは浦川原から直接出かけました。昨日は一般質問の最終日でした。橋本正幸議員からはじまって4議員が登壇しました。

 私は昨日の2番手です。災害対策、第5次エネルギー基本計画、原発ゼロ基本法案、柏崎刈羽原発を対象とした緊急時モニタリング体制などについて質問しました。

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 私の質問で特に力を入れたのは大雨などの災害対策です。今定例会での一般質問では災害対策についての質問が相次ぎ、いい議論になっていました。再質問では、マイタイムラインの取組をどう進めていくか、「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスからどう抜け出すかなどについて質問や提案を行い、市長、担当部長の見解を求めました。今回は行政側と知恵を出し合い、少しでも対策を前進させたいと思ったからです。担当部長とのやりとりの中で、マイタイムラインのカード作成などで対策は前に出ると確信しました。

 7月に閣議決定した第5次エネルギー基本計画は原子力発電をベースロード(基幹)電源として位置付け、2030年度の電源構成で、原発の比率を20%~22%にするという内容です。老朽原発も建設中の原発も稼働させないと実現できないものです。これは世論に逆行する計画です。市長は、こうしたことには一切触れず、「日本経済を支えるエネルギーの安定確保はもとより、災害時等におけるバックアップ可能な多様で柔軟なエネルギーのベストミックスの確立につながる」と計画を評価しました。原発ゼロ基本法案についても、「衆議院の経済産業委員会に付託され継続審議となっており、今後注視してまいりたい」とのべるにとどまりました。

 柏崎刈羽原発の緊急時モニタリング体制に関する質問では、今年の6月から私たち議員団がとり上げてきた放射線量の計測データを24時間電光表示にすることなどが実現することが明らかになりました。また、30キロ圏を越える地域でのモニタリングポストの増設に関しては、原子力発電所が立地する道県の知事等で構成する「原子力発電関係団体協議会」が本年5月、UPZ外の緊急時モニタリングを確実に実施できる体制を、早期に構築するよう国に要請しているとして、「この要請に基づく国の今後の対応を注視してまいりたい」とのべました。いろんな角度から要請してほしいものです。

 昨日は一般会計補正予算案が提出されました。補正予算の中心は今夏、干ばつ被害を受けた田んぼの復旧、8月の大雨で被災した農地、農業用施設、林業用施設の復旧です。災害復旧費は1億3684万円増額されました。注目の干ばつ災害水田復旧事業は2161万円の予算。「干ばつにより田面から20㌢以上の深さの亀裂がその田んぼの全体の50%以上ある」田んぼなどを対象に、10a当たり4万5000円を上限に復旧工事費用の補助をするとしています。副市長等の説明によれば、今回の予算措置は、今後、県の対応が決まり次第、財源の組み替えなどを行う、その結果、10a当たりの補助額の変更もありうるとのことでした。

 きょうは、これから市役所へ行き、デスクワークならびに党議員団会議です。

2018年09月28日

本会議、各派代表者会議、配達と大忙し


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 おはようございます。なんということでしょう、今朝のブログを全部書き終え、発信したところで、トラブルで全部消えてしまいました。時間がないので、とりあえず、最低限のことだけ書きます。

 昨日は9月議会最終日でした。委員長報告、討論、採決が終わってから、各派代表者会議が行われ、来年度予算などについて協議しました。

 午後3時頃、市役所を出て、三和、大島、吉川と活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」配達をしました。時々、激しい雨が降って、車から出れない事もありました。

 大島区ではいつもの家で生け花写真を撮りました。これをフェイスブックで発信したところ、今回も、「紫の花たちの中でのキクイモの存在感スゴイ!」「美しい! どなたがいけているのでしょう」「計算されたような色彩の配置。絵本『ぐりとぐら』の表紙を連想させられます」など大きな反響がありました。

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 昨日は配達をしていて大きなアケビをもらいました。今年初めてです。母にあげると、大喜びでした。

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 きょうはこれから市役所です。

2018年09月29日

信越県境地域づくり交流会イン飯山

 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床しました。布団に入ってから朝までトイレに一度も行くことがなかったのは久しぶりです。最近、前立腺が再び肥大しているのではないかと心配していたので、有りがたいです。

 今朝は残念なニュースから。明日、30日に開催予定の越後よしかわ酒まつりは中止となりました。台風のためです。やむを得ないですね。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。第6次総合計画の後期基本計画策定、地方創生の取組についての経過報告と質疑が中心です。委員からは基本計画案分についていくつも意見が出て、時間がかかりました。企画調整課長が丁寧に答えていましたが、いくつか修正されるものと思います。私からは施策目標の見直しで、観光振興や学校教育環境をとりあげ、「市内宿泊施設の定員稼働率の廃止するのはいかがか」「小中学校の適正配置にむけた議論が始まっている学校数を目標にするのは統合誘導になるのではないか」などと発言しました。

 午後からは、信越県境地域づくり交流会でした。今回が第6回目。会場は飯山市の「なちゅら」です。テーマは「スローフードと地域づくり」でした。私は市議会総務常任委員会の会議が終わってからの参加となりましたので、岩佐十良さんの講演の最終章のところで、やっと会場入りしました。でも、一番楽しみにしていたトークセッション「地域の食文化を育む若者の挑戦」はばっちり聴くことができました。

 パネリストは飯山市の農業女子・木内マミさん、津南町の保育アドバイザー・諸岡江美子さん、上越市のNPO法人かみえちご山里ファン倶楽部の松川奈々子さん、野沢温泉村でシェフをやっている片桐健策さんの4人。それぞれが自己紹介と活動報告をし、その後、岩佐さんのコーディネートのもとに意見交換しました。

 注目したのは「生まれも育ちも地元」の人たちの地元の魅力再発見と地域づくりの挑戦です。
 木内さんはアメリカでの生活を2年する中で「飯山の良さを知った」とのことでした。現在、畑作をやりながら農業体験などに取り組んでいます。「自分の体が土いじりを求めている」「野菜も生きている。すべてがカラフルでアートだ」「子どもたちには五感でいろいろな体験をしてもらいたい」などの言葉が新鮮でした。木内さんの「ひぐらし農場」へ一伺いたいものです。

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 片桐さんもスポーツ選手をやめてから大阪で修業をし、野沢温泉に戻って、家業を継ぎ、シェフをやりながら経営者の卵として頑張っている青年です。片桐さんが持っている地域への熱い思いは、「地域の伝統食・文化や土壌を世界に発信し、私たちにしか表現できない新たな価値を付加し『再定義』する」「ここでしか味わえない驚きと感動を提供する」「大切な人に自信を持って食べさせられる食をつくり続ける」など彼のミッションに集中的に表現されていました。

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 昨日のトークセッションは意見交換の時間が少ないのが残念なところでしたが、4人の報告を聴くだけだけでも参加した価値は十分すぎるほどありました。諸岡さんの雪国での生き方、松川さんの棚田学校のことや「都市部より要介護3になるのが5年遅い。そのことによる行政コストは7億円圧縮される」なども興味深い発言でした。

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 昨日はスライドや配布されたペーパーのなかにいくつも素敵な画像、カット、文字などを見つけました。一部を紹介します。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。その後、デスクワークをしたいのですが、時間がとれるかどうか。

2018年10月02日

総務常任委員会の視察へ

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 おはようございます。あれほど強かった風も夜中に収まりました。今朝はじつに静かな朝を迎えています。写真は今朝の尾神岳です。

 昨日は午前に市役所で視察の打ち合わせ、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の集金で動きました。地元に戻ってからは、妻の送迎、原稿書きをやりました。風が強く、なかなか落ち着いて仕事が出来なかったですね。

 きょうから3日間、東北方面へ視察です。新エネルギー対策、地方創生など先進事例に学んできたいと思います。

2018年10月03日

「みらいサポート石巻」を視察


 おはようございます。今朝は福島駅前のホテルからの発信です。昨日から市議会総務常任委員会の視察に出ているのですが、風邪が悪化してしまい、まいりました。妻に持たされた薬のおかげでなんとか動いています。

 昨日は宮城県石巻市でした。駅から歩いて「松竹」というお店でお昼をいただきました。頼んだ料理を待っている間に、女将さんが、東日本大震災時にどうしたかなどを語ってくださいました。これがすごかった。地震が起きたときは、洗濯機の中にいるような激しい揺れだったといいます。最初は大したことないと思っていたが、外は黒い水が一気に増えて、二階へ。窓から見えた車はミニチュアがコロコロ転がっているように見えたそうです。被災当時、お店は新しく建てたばかり。借金を返すあてもなく、自己破産を覚悟したそうです。そのとき、多くのボランティアの方から励ましてもらい、自己破産しない決断をしました。いまでも忘れないのはフランス領事館からやってきたボランティアの人の言葉だといいます。「人生はケセラセラだよ」。いろんな人が被災者を励ましたんですね。

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 さて、今回の視察先は一般社団法人「みらいサポート石巻」です。ここでは、行政や地域団体などと協力し、GISやAR技術を活用して、「現在・過去・未来」を伝える「石巻津波伝承AR」アプリを開発したところです。このアプリを活用した「防災まちあるき」は地域情報化大賞の特別賞を受賞しました。

 総務常任委員会の一行は、「みらいサポート石巻」事務所でこのアプリの説明を受けたのち、被災した現場を歩いて、被災前の風景、被災した当時の状況、いまの姿を確認しました。港の堤防、元気市、そして料理屋の小道などのポイントに立つと、アプリを操作するだけで被災状況を見ることが出来る、なかなか良く出来ています。下の花はヒイラギモクセイ。いい香りがしました。

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 職員さんの案内でまちあるきをしてからは、事務所で意見交換させてもらいました。私が今回の視察で一番関心を持っていたのは、「自分は大丈夫」という日常性バイアスから抜けだすヒントを見つけることが出来るかもしれないということでした。説明した職員さんは、「『自分は大丈夫』から抜け出すことを、専門家の間ではスイッチが入るとか言っているが、我々もそれを動かせるものにしたいと思っている」「われわれもどうしたらいいかと思っているが、突破口はひとつではないはず。だからいくつものプログラムをつくって人に響く方法を探っている」とのことでした。

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 きょうは福島にて視察です。

2018年10月04日

農村でのエネルギー自立への挑戦


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 おはようございます。今朝は、山形県は天童市のホテルからの発信です。外は晴れ、きょうも外で動くことになるので助かります。

 昨日は福島農民連産直農業協同組合の「農村のエネルギー自立への挑戦」を学んできました。同組合の取組は総務省の地方創生の先進事例となっていることから、視察先のひとつに選定させていただきました。

 昨日は同組合参事の佐々木健洋さんの案内で、二本松市にある太陽光発電設備(発電出力340kW)まで行き、現地で同組合のエネルギー自立の取組について説明を受けました。

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 びっくりしたことの1つは農民運動組織が産直組合組織までつくって、地域分散型自然エネルギーへの転換に係わっていこうとする姿勢です。同組織の太陽光発電所計画は10市村で8200kWにもなります。佐々木さんによると、1世帯あたりの電気・化石燃料費(自動車は別)は年間約25万円。福島市は11万世帯だから約275億円がいま外部の流失している。福島市の農業粗生産額は210億円だから、このエネルギー転換は地域経済に大きな影響を与えるといいます。

 もうひとつは営農型太陽光発電の取組です。こういう取り組みがあることは先日の柏崎市での「なくそテ原発集会」で城南信金の吉原さんが新潟県はイネをつくりながら発電できると発言されたことで初めて知ったのですが、昨日、佐々木さんの説明で、改めてこの取組を知ることになりました。牧草地、田んぼ、畑でも機械作業ができる高さまでパネルをあげ、太陽光を作物にも注ぐようにすれば可能です。農地法での一時転用の制約も今年から緩和されたこともわかりました。

 さて時間です。きょうは山形市での視察です。

2018年10月05日

木質バイオマス発電所を見学


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 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」の配達でした。配達しながら気になったのは朝焼け、先日よ朝焼けとは違った風景でしたが、デジカメは忘れていたため、スマホに頼りました。でも、色はいまいち、残念ながら。写真は吉川区長峰地内にて撮りました。

 昨日は総務常任委員会の視察3日目。山形県は村山市で「やまがたグリーンパワー㈱」の木質発電施設を見学し、説明を受けてきました。山形県は山林がたくさんあるだけでなく、さくらんぼなどの果樹栽培も盛んで、木質バイオマス資源は豊富です。1日当たり60トンものチップを使って、これを原料にガス化して発電するということでしたが、発電所そのものはそれほど思ったほど大きくはありませんでした。発電出力は2000kW、稼働日数は300日ほどで年に2万トンほどのチップ材を使うとのことでした。昨日は発電所のみならず、チップを作っている工場にも行ってきました。

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 家に戻ったのは、午後8時近くでした。夕飯を食べた後は、活動レポートの修正と印刷が待っていました。一応、ひと区切りついたのが午後11時過ぎになりました。さすがに疲れましたね。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達に全力をあげます。明日から東京ですので、きょう中に終わらせないと。

2018年10月17日

常総市を訪れ、水害対策を学ぶ


 おはようございます。今朝は水戸市のホテルからの発信です。朝5時過ぎに起床してパソコンに向かっています。外はまずまずの天気です。青空が少し見えてきました。

 昨日は市議会災害対策特別委員会の視察でした。柿崎発7時17分の電車に乗り、目的地である茨城県常総市に着いたのは正午前でした。ご案内の通り、常総市は3年前の9月、関東・東北豪雨で鬼怒川の決壊によって市域の3分の1が浸水し、大きな被害が出たところです。上越市としても水害対策は避けて通ることが出来ない重要課題です。マイタイムラインの取り組みなど常総市の先進的な取り組みを学ぶために視察させていただきました。

 常総市役所は東日本大震災をうけて4年前に新築したばかりでしたが、その1年後には豪雨で浸水被害にあいました。そのときの水位が庁舎前の記念碑に記されていました。常総市ではいま、想定される浸水の深さの最大値を市内の主要道路などの電柱、約350か所に標示していますが、記念碑にまで標示されているとはびっくりでした。

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 昨日の視察研修は広島県議会の皆さんと一緒でした。広島のみなさんと合流するまで時間がありましたので、議場などを見せてもらいました。新しい議会棟ということもありますが、モニター、一般質問席、一般質問時の部課長用の答弁席などが整備されていました。使っていないときには机やイスなどに布がかけてありました。ここまで大事にしてある本会議場は初めて見ました。

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 研修の前に風野常総市議会議長から、「4万人からのボランティアの皆さんの支援などでここまで復興した。3年前の雨量を越えても大丈夫という鬼怒川の整備を緊急プロジェクトの5年計画で進めてもらっている。まだ、復興は道半ば、皆さんの意見を聞かせていただければ幸いだ」と挨拶をしていただきました。

 昨日の研修では、常総市の溝上博防災危機管理監が「関東・東北豪雨の災害状況・避難情報等の発令状況について」と題し、パワーポイントを使って説明してくださいました。テレビでは見ていたのですが、現地で担当課などが撮られて映像はすさまじいものでした。説明では、「勧告、指示がバラバラだった」「救助者4258人のうち、3割はヘリコプターで救出した」「電柱に最大浸水予想標示をしたが、反対のところも10数か所あった」「避難情報を聴いた市民は55%が避難したが、これには近所からの呼びかけが有効だった」「これまでの訓練はシナリオのある訓練しかしていなく、イベント型訓練だった」などと率直に語ってもらいました。

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 参考になったことはいくつもあったのですが、そのひとつはマイタイムラインです。個人や家庭の避難行動計画をB4サイズの防災ハンドブックのなかに書き込まれるようにしてあるのには感心しました。一番大事なものの一つに位置づけられていたのです。また、「自分は大丈夫、関係ない」という正常性バイアスについて、危機管理監は、「みんなにある。自分にもある」とのべたうえで、NHKの調査結果などで常総市の避難率が高くなっていることも紹介されました。その中で、「家族や友人に促されて避難した」が41%にもなっていることが出ていましたが、これは重要なポイントだと思いました。

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 質疑応答では、災害ごみの処理、災害対策本部の場所の常設化、正常性バイアスからどう抜け出すかなどで活発な意見交換がされました。

 きょうは水戸市で「いっせい防災訓練」について学びます。

2018年10月18日

水戸市の「いっせい防災訓練」

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 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートづくりをしています。今朝はとてもいい天気で。久しぶりに朝の尾神岳の風景を撮りました。

 昨日は市議会災害対策特別委員会の2日目、水戸市で「いっせい防災訓練」などについて研修させてもらいました。

 同市では、東日本大震災を風化させてはならないと防災対策を強化しています。全国から注目されているのは、人口約27万人の同市が取り組んでいる「いっせい防災訓練」に15万人もの市民が参加していることです。この参加率は全国の市町村ではトップです。

 昨日は、対策の最前線で頑張る小林危機管理室長から説明していただきました。そのなかで小林室長は、まずは自分の身を守ること、を何度も繰り返しました。訓練に参加する市民を増やすために、ビラを配るだけでなく、危機管理室の職員が会社などに出向いて直接訴えているのには驚きました。津波、土砂災害ハザードマップの改訂作業では、市民に作業段階から参加してもらうことを重視し、このマップの中でマイタイムラインを書き込みできるようにしているとのことでした。また、正常性バイアスから抜けだすためにも「口を酸っぱくして」身近な危険の存在などについて訴えていると言います。参考になりました。いまは書いている余裕がないですが、他にも参考になることがいくつもありました。

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 休憩時間には、体重200キロの人も使えるというダンボール製の簡易トイレ、毛布3枚分の保温効果があるシート(100円ショップでも買えるとか)、避難所でプライバシーを守るテント(1基2万円)なども見せてもらいました。

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 家の到着したのは午後10時過ぎ。大島区の南雲正夫さんから便りが届いていました。耕作地の7割で共済の申請をしたとか、米は100万円の減収だったとか、干ばつ被害の深刻なところが書いてありました。切ないですね。

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 今日は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。

2018年10月27日

議員連盟で新井柿崎線の整備促進求め、県土木部長に要請


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。ごみ出しが終わって、事務所に向かうと小雨が降り出しました。いまは上がっています。

 昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟(宮崎政国会長)のメンバーが中田一男県土木部長と会い、道路・橋梁、歩道整備の促進、雪寒関係施設整備の促進などを要請しました。

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 要請の中で議員連盟のメンバーからは、「国道405号線から柿崎にかけては風が強い。整備が進み、済んだところはとても喜ばれている。引き続きご尽力いただきたい」「板倉区吉増の路肩整備が済み喜んでいる。熊川の側溝設置もお願いしたい」などの発言がありました。

 中田部長など土木部担当者は、大潟区内雁子から柿崎区江島までの防雪柵設置は完了までもう3年ほどかかること、青野地内で国の交付金を活用して道路拡幅が進んでいること、三和区下中地内の道路改良は用地買収が終わったところから工事を進めていくことを明らかにしました。中田部長は「延長が長くて、予算がついていかないが、(そういったところは)少し待っていただきたい」と述べていました。

 今回の要望個所は14か所。この中には小学校の通学路に指定されているものの、歩道整備などが進んでいないところが何か所もあります。危ないところは最優先でお願いしたいものです。

 新潟から地元に戻ったのは午後4時頃、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金で動きました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をした後、葬儀に向かいます。

2018年11月06日

農政建設委で今年度除雪計画質疑、3市議会合同研修会

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 おはようございます。今朝はおだやかで助かりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達時にはジャンパーを脱いで動きまわるほどでした。写真は6時半頃の風景です。ほんの3分くらいだったでしょうか、赤いいい色に空が染まったのは。

 昨日はスタンディングからスタートしました。月曜日の朝、通勤者の表情は週末とは違いますね。昨日は8人の参加で元気よくアピールできました。

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 午前10時からは農政建設常任委員会の所管事務調査が行われました。テーマは平成30年度除雪計画についてです。

 市の都市整備部長や雪対策室長が今年度の計画の概要を説明しましたが、昨冬の苦い経験を踏まえ、除雪機械の整備をいっそう進めるとともに、除雪対策本部の体制強化、除雪業者間の連携強化、降積雪観測地点の追加などについて明らかにしました。

 委員からは、平野部での除雪の課題、雪捨て場の確保と町内会長の役割、車道と歩道の境の排雪についての基準などについて質問が相次ぎました。

 私は委員外ではありますが、除雪業者間の連携の中身や降積雪観測地点追加の考え方について質問しました。

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 雪対策室長によると、除雪業者間の連携強化については、排雪時にダンプや重機の協力を進めていくということでした。観測地点追加は日本共産党議員団も求めていたことですが、今回は和田小学校、レインボーセンター、谷浜小学校の3か所を追加、合併前上越市内についてもまんべんなく観測し、市民に情報提供したいと答えていました。

 昨日の午後、上越地方の妙高、糸魚川、上越の3市議会議員が合同で研修会を行いました。講師は新潟県立大学准教授の田口一博先生。テーマは「議会の果たすべき役割」でした。

 正直言って、糸魚川大火対応の話を聴いたとき、政党、地方議会の動きの説明に一面的な感じをうけ、どんな話の展開になるのか心配したのですが、その後は、議会改革についてずばり核心をつく主張がいくつもあり、引き込まれました。

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 その1つは、議会は決める前に住民の声を聴くべきだという主張です。議会が自主的にテーマを設定して提言をまとめるときなどは住民の声を聴くことを重視していますが、市が提案する議案となると、その点は極めて不十分です。議会後に開く議会報告会よりも議会前の市民の声を聴く会を考えなければならないと思いました。もっとも、これに取り組むとなると、会派の対応であればスッとできるかも知れませんが、議会としてとなると、議会の審議前の議運などの日程を大幅に前倒しなどこれまでのスケジュール設定を大幅に見直しが必要となります。

 2つ目は、議会はまちの問題発見の体制をつくり、目標を立て、計画的に活動すべきだという主張です。当然といえば当然なのですが、特別委員会とか各種検討委員会などで一定の取組はされているものの、なかなかできないでいる自治体議会が少なくありません。佐渡汽船の運行確保の問題であろうが、中山間地対策であろうが、目標を立てて、来年度予算編成までに公聴会をやって、どういうふうに実現していくかという計画を立てる、役割分担もする、大事なことだと思いました。

 3つ目は、議会はもっと子どもたちとかかわることが必要だという主張です。議会見学の説明役を引き受けるなど身近なことからはじまって、新潟市議会のように学校に入っていくプログラムをつくっていったらどうかという提案は興味深く聴きました。子どもたちにもっと地域のことを知ってもらう、そのためにも指導主事の先生などと相談していく。子どもたちに議会の仕事が良く見えるようにして、こんな面白いこと、役立つことをするなら、私も将来、議員になってみたい、そんな子どもたちが出てくるような取組をしていく。この提案は真剣に検討すべきことだと思います。

 4つ目は、議員の間で合意形成していくには、間に立つ人が必要だという主張です。議員間だけで討論して合意形成が出来ればいいのですが、それは、正直言って難しい課題が多いですね。そんなとき、それぞれに主張を持っている議員が納得して合意できるようにするには、間に住民や専門家を入れていったらどうか。これも大いに研究した方がいいと感じました。

 どうあれ、私を含めて、議会や議員の活動は市民からもっと評価されるように努力することが必要です。議会の仕事がもっともっと市民に知られ、我々のためにいいことやってくれているなと感心される議会へと改革を続けていかなければなりませんね。いい研修会でした。

 きょうはこれから病院です。母の定期検査に付き合います。
 

2018年11月10日

総務常任委員会で総合計画についての所管事務調査


 おはようございます。今朝はまだ真っ暗です。東京へ行くため、目覚ましで起床しました。時間がないのでブログはなるべくコンパクトに書きます。

 昨日も朝は忙しかったです。活動レポートの一般新聞織り込み用として2300枚を印刷、その後、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と続きました。

 午前10時からは総務常任委員会の所管事務調査でした。今回は前回の総務常任委員会調査、市民説明会、パブリックコメントを経て、一部修正された第6次総合計画後期基本計画(案)についての調査でした。

 委員からは市民説明会の内容、自然災害への対応などで質問がありました。

 私は、①観光振興分野の「市内宿泊施設の定員稼働率」について、不十分さがあるなら、改善して「宿泊状況」を把握できるものにすべきだ、②「市民一人ひとりの防災意識の向上」では、正常性バイアスからの脱却を意識して、「訓練に取り組む中で防災に関する知識と意識を高める」という記述にしたらどうか、③「学校の適正配置の議論」の目標については、ここ数年の学校統廃合をめぐる住民の動きを尊重して、教育委員会主導とならないようにすべきだ、と3点について発言しました。

 委員長からも発言がありました。観光振興分野で、「人泊」にかかわるデータを観光客の動向をさぐるために活用している自治体がある、当市でも採り入れるべきではないか、という注文です。私の発言と関連したものですが、当然のことだと思います。

 第6次総合計画後期基本計画(案)は15日に行われる総合計画審議会での最終的審議を経て12月定例議会に提案されます。

 午後からは新聞屋さんの中で、活動レポートをまだ持ち込んでいなかったところへ行き、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に集中しました。

 きょうは、これから東京吉川会へ行ってきます。帰りは午後8時過ぎになると思います。

2018年11月17日

昨日から市議会主催の議会報告会


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 おはようございます。今朝は雨の音を聴きながら遅くまで寝ていました。明け方、左足がつって、強烈な痛みにまいりました。上の写真は昨日撮ったものです。

 昨日は午前中、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。思いがけずいい天気になりました。どこでも、この天気をチャンスととらえ、豆類やネギなどいろんなものを干している人がいました。下の写真はジャンボな豆と落花生です。豆は長さが20㌢くらい、落花生は長いもので6㌢くらいありました。最近、はやりなんだそうです。

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 一昨日は大島できれいなイチョウの木を見たのですが、昨日は吉川区山方の敬徳寺のイチョウを撮らせてもらいました。なかなか青空をバックにできなかったので、昨日は助かりました。毎年、見事に黄葉しますね、この木は。もうひとつ、メダカを水がめの中で飼っている写真も撮らせてもらいました。こちらは暖かい陽射しを受けて水温も上がったのでしょうか、気持ち良さそうに泳いでいました。

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 11時過ぎからは宣伝カーに乗りかえて大島、安塚、浦川原をまわりました。途中、昼食休憩もとりました。

 夕方からは上越市議会主催の秋の議会報告会・意見交換会でした。昨日は1日目、吉川コミュニテイプラザが会場でした。地域協議会委員など20人ほどが集まりました。

 今回の特徴は、議長及び常任委員会報告者全員がスライドを使って報告したこと。まだ不慣れなところもありますが、わかりやすい報告への第一歩です。私は副委員長として総務常任委員会の報告を行いました。(写真は私のものしかなく申し訳ありません。他の報告者のものが手に入り次第、入れ替えます)。

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 参加者からは、「新水族博物館・うみがたりへ3回行ったが防犯対策を強化してほしい。暗くなると段差のある歩道はあぶない。外灯設置を。また、うみがたりの近くの海岸沿いの環境整備をしてほしい」「上越市の原子力災害避難計画は不十分。正しい情報の元に整備してもらいたい」「高校生の通学における時間的、経済的な負担の軽減を考えて」「いま、林業をどうしていくかが問われている。今後、森林管理の主体は市に移行していく。市役所に林業の専門家を配置するなど体制を強化すべき」など要望や意見が次々と出されました。

 昨日、出された要望や意見には、十分答え切れていないところもありました。それらも含め、すべての発言をしっかり受け止め、課題調整会議などで検討し、参加者の声に応えていきたいと思います。

 次は18日(日)午後1時半から三和地区公民館です。

 きょうは、これから会議が2つあります。忙しい土曜日です。

2018年11月20日

厚生常任委員会と心身障害者福祉団体連合会の懇談会

 おはようございます。今朝は小雨が降っています。車に暖房を入れながら「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。

 昨日は午前に厚生常任委員会と心身障害者福祉団体連合会の懇談会がありました。私は党議員団と話し合いたいという人がいたこともあって、30分ほどしか傍聴できませんでしたが、連合会側のみなさんの声を少しでも聴くことが出来て良かったです。

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 懇談会で挨拶された連合会の藤田会長は、「国連でも決議されているように、私たちの社会は共生社会でなければならないとされているが、日本では実行にあたっては道半ば。障害者雇用率の不正、優生保護法の問題などがあったが、きょうはハード、ソフト両面での課題について、よろしくお願いしたい」と挨拶されました。

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 その後、各団体から実情の説明と要望が出されました。私が傍聴していた時間帯には、「高田公園の噴水のそばのトイレ、車イスで入れるようにしてほしい」、「市役所の身障者用駐車場に屋根をつけてもらいたい」、「南本町小学校の児童と年3回交流している。他の学校でも、そういう機会を持ってほしい」、「夜間に医療的ケアが提供可能なグループホーム設置に支援を」などの声が出ていました。下の写真は市役所の障がい者用駐車場です。

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 昨年の懇談会でもそうでしたが、懇談をした後に、厚生常任委員のみなさんが議会で要望事項を積極的にとりあげていました。今回もそうしてほしいですし、私たち議員団もしっかり対応していきたいと思います。

 午後からは総務常任委員長との打ち合わせでした。議会報告会での対応、総務常任委員会が中心になって取り組む市民との懇談会の方向性などについて話し合いました。

 打ち合わせ後はいったん地元に帰り、細々とした用事を済ませ、夕方からは党地区委員会の仕事がありました。 

 きょうは午前に直江津にて会議、午後からは歯医者に行きます。

2018年11月23日

総務常任委員会、収穫祭

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 おはようございます。j冷え込んだなと思ったら、米山さんも尾神岳も雪が降っていました。初冠雪です。写真は尾神岳、「しんぶん赤旗」の配達時に撮りました。

 昨日は朝から大忙しでした。9時から代表者会議だったからです。会議では各層との意見交換会で出された意見をどうするか、マニフェスト大賞で「優秀政策提言賞」を受賞したこと、三市議長会への提出議案などが協議されました。また会派「みらい」の代表が12月に桜庭節子議員から内山米六議員に替わる予定であることも報告されました。

 午前10時からは総務常任委員会の所管事務調査でした。第6次上越市行政改革推進計画(案)について総務管理部から説明を受け、その後質疑しました。委員からは、「第三セクターの存廃を含めた検討対象にJホールディングスも含まれるか」という確認や第三セクターの改革の今後の方向などを問う質問が相次ぎました。また10月に行われた市民説明会の様子などを問う声もありました。

 私からは、「行革大綱と推進計画を一本化していくという方針の中で、よりわかりやすく、丁寧に市民に示すためにも年次計画を示すべきだ」「第三セクターの存廃を含めた改革方針提起にあたっては、工程表を作ること、そして市の考えがコンクリートにならない(かたまらない)うちに関係市民の声を聴いてほしい。その時間をしっかりとってもらいたい」「行政運用手法の見直しだけでなく、いまの行政組織でいいのかも検討の上、入れるべきだ」「国県補助金確保のための要請活動ではすべての政党に働きかけをしてほしいし、『取組一覧』にもそのように記述してほしい」などと訴えました。答弁の方はインターネット中継で確認した上で、活動レポートに書きます。

 午後からは三和、安塚まわりで大島入りし、「しんぶん赤旗」日曜版、活動レポートの配達とポスト下ろしをしました。寒くなって咲いている花が少なくなる中で、従兄の家ではキクが素敵な赤色の花を咲かせていました。

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 午後4時からは菖蒲の飯田邸にて、市議会の食料農業農村議員連盟の収穫祭が行われました。菖蒲生産組合の奥さんたちの手作り料理を美味しくいただきながら、地域の人や議員仲間と議会のこと、今年の干ばつ被害のことなどを話し、親睦を深めました。たくさんの美味しい料理の中で大好きなだいこんをの写真を載せます。

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 昨日の菖蒲は寒く、飯田邸ではいろりに火が入っていました。これもまたご馳走でしたね。会場は暖房が効いていたのですが、それでも、食事の途中で、暖まりに行く人が何人もいました。

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 収穫祭は6時半頃には終わり、7時半までには家に戻ったのですが、何ということでしょう、収穫祭の会場に大事なかばんを忘れてきたのです。大急ぎで再び飯田邸へ行きました。たいへんでしたが、生産組合の人たちと楽しくお茶を飲むことが出来ました。

 きょうは会議、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2018年11月28日

障がい者支援で意見交換会

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 おはようございます。今朝はまずまずの天気となっています。写真は7時頃のものですが、いまはだいぶ明るくなってきました。

 昨日は市議会厚生常任委員会と上越基幹相談支援センターなどが障がい者支援で意見交換しました。私は委員ではありませんが、実態を知りたくて傍聴してきました。今回の意見交換会には議会側から厚生常任委員会委員、正副議長、委員外議員6人が参加しました。支援センター側からは上越基幹相談支援センターから6人、相談支援事業所、社会福祉協議会から7人が参加しました。

 議長や厚生常任委員長が挨拶したのち上越基幹相談支援センターの丸山センター長がこれまでの取り組みや今後の課題などについて40分ほど話をしてくださいました。この中には、「頸北、東頸など基幹相談支援センターから離れた地域の人たちが相談しやすいように、サテライトを置けたらいいと思っている」などハッとする発言がいくつもありました。

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 丸山センター長の報告に対する質問の後、相談支援事業所職員から、「精神の分野はまだまだこれから。病院を出て、地域で暮らすには地域住民の理解が不可欠。啓発活動が必要だ」「夜間支援のあるグループホームが求められている」「市役所の障がい担当の職員はいま2人。元は3人だった。行政として入っていかなければならない部分もある。ちょっと厳しいかも」「地域医療センター病院の改築にあたっては、療育支援センター的な機能を持たせてもらいたい」「基幹相談支援センターは5人では全然足りない」などの発言が続きました。

 今回の意見交換会は午前10時から2時間。意見交換というよりも相談支援事業所の現場の声を聴くというところが中心となりました。もう1時間はほしかったですね。それでも、こういう会でないと聞くことができないことをいくつも聞くことが出来ました。傍聴してよかったです。

 午後からは平良木前市議とともに12月2日午後2時からリージョンプラザにて行われる日本共産党演説会のお誘い訪問活動でした。途中、ある福祉施設を訪問、他施設でショートサービスをやめている背景などについて意見交換させてもらいました。介護分野でも深刻な事態が広がりつつあると思いました。

 きょうはこれから市役所です。党議員団会議などを予定しています。

2018年12月05日

演説会の波紋広がる


 おはようございます。今朝も暖かいですね。このあとが何となく怖いくらいです。外は曇り空、雨は降っていません。

 昨日から12月議会が始まりました。閉会中の委員会報告、市長の提案理由の説明、総括質疑と続きました。質疑は会派、「輝」の栗田議員のみで、同議員は第6次総合計画後期基本計画の基本的事項、指定管理者制度のメリット、デメリットなどをとりあげていました。私たち議員団では、上程されている議案については委員会審査の中で十分訊くことが出来るとの判断で、通告はしませんでした。

 午後からは議員控室で橋本議員とともにデスクワークをしました。仕事の中身は県議選に向けた準備です。いろいろな用事が次々と入り、なかなか進みませんでした。

 うれしいことに、日曜日の日本共産党演説会の波紋が広がっています。参加された皆さんから、「いい演説会だった」という声をこれまでになくたくさん寄せていただいています。また、SNSなどで発信したことも波紋を広げる要因になっているようです。

 私も田村演説の一部をフェイスブックで紹介したところ、たくさん共感の声をいただいています。ありがたいです。以下は私の発信です。

 (灰田勝彦の「鈴懸の径」)

 昨日の上越市での日本共産党演説会の弁士を務めた田村智子参院議員。認知症となったお父さんの介護体験を語る場面では 、灰田勝彦の歌、「鈴懸の径」も引用して聴衆をひきつけました。以下はその部分です。
 
 父が認知症になって悪いことばかりではありませんでした。昔のことを思い出すようになって、話をしてくれるようになりました。おかげで昔の曲を知ることができました。灰田勝彦の「鈴懸の径」、ご存じでしょうか。いい歌ですよね。父がこの曲を好きだと言ったとき、こんなことを言ったのです。戦争が終わってこの曲が流れたとき、「軍歌ばかりだったあの時代が、ああ終わったんだ、戦争が終わったんだ、この曲を聞いて実感したんだ」。この話を何度も私にしてくれました。「戦争ってそういうことなんだ」と私も知ることができました。社会保障という制度は、人間が生まれてからその生涯を閉じるまで、個人の尊厳をいかに守っていくのか、そのためにある制度なのではないでしょうか。そういう社会保障を何としても再建していきたいと思います。

 この話を聴いたとき、私は認知症になって間もない父のことを思い出していました。ある日の夕方でした。牛舎の脇で父が私を呼んだのです。「とちゃ、はやく来てみろ、夕日がマンマルだ」。私はこの父の言葉を聴いて、改めて夕陽の美しさを知ったのです。

 きょうはこれから直江津に向かいます。党事務所などに寄り、市役所に行く予定です。

2018年12月07日

心身障害者福祉団体連合会の陳情、全会一致で採択


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 おはようございます。強い風もようやく静かになってきました。気温はそう低くはありません。このところの高温に誘発されたのでしょうか、プリムラが早くも咲き始めました。

 昨日は市議会厚生常任委員会でした。この委員会において、上越市心身障害者福祉団体連合会から出されていた陳情が全会一致で採択されました。

 陳情は、①市が管理する公共施設等の利便性向上のために公衆トイレの調査、改修、増設や障害者が利用する駐車場の屋根の設置、②市内の小中学校の児童生徒と障がい者との交流機会の拡大、③障がい者が生活するグループホームの設置と医療的ケアへの支援、④上越市立特別支援学校の新設など8項目の実現を求めたものです。

 審査の前に陳情について説明した連合会の藤田会長は、「今回の陳情は8項目だが、現行制度の中で工夫によって実現できるものもある。ぜひご支援を」と訴えました。続いて、各項目についても説明しました。このなかで、先日の厚生常任委員会との懇談会でもとりあげられた公衆トイレについては「公衆トイレは観光の顔だ。きれいで、バリアフリーで気持ち良く使ってもらえるようにしてほしい」とのべていました。

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 陳情審査では各委員から、「何よりも優先されるべき事項だと思っている」「実現のためにはハードルが高いとは思うが賛同している。我々も努力していく」「(これまでの陳情によって)実現したものがあるが、まだ課題が多い。陳情項目については議会としても働きかけていくべきだ」「議会としても一生懸命やらしていただきたい」などの発言が続きました。

 午後からは三和、安塚、大島とまわりました。主に活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達ですが、途中で、写真を撮ったり、何軒か訪問したりもしました。このうち、先日の大浦安の村芝居でじいちゃん役をした南雲さん宅では、「最後の公演で涙が出るからだろうとタオルまで用意した人がいた」とか、「なになにさんは1日目の公演後、足を怪我をした」など公演をめぐるいくつものエピソードを語っていただきました。下の写真は大島区深沢で撮ったツルウメモドキの実と南雲さん宅でいただいた「せんば漬け」です。

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 きょうは農政建設常任委員会です。午後からは第7回信越県境地域づくり交流会もあります。

2018年12月08日

農政建設委員会、第7回信越県境地域づくり交流会

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 おはようございます。今朝は寒いと思ったら、やはり雪が降り始めていました。すでに2㌢ほど積もりました。山間部はブルが出たことと思います。写真はわが家の前です。

 昨日は農政建設常任委員会でした。高田公園のトイレには車イスの人が利用できないところや入り口に段差があるところがあります。委員会で私は、この問題をとりあげ、質問しました。

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 私は、一昨日の厚生常任委員会において、上越市心身障害者福祉団体連合会のみなさんの陳情が全会一致で採択されたことを紹介、「陳情で最初にとりあげられたのが高田公園のトイレだ。上越の観光の顔、シンボルである高田公園においてトイレのバリアフリー化が十分されていないということだった。すでに市長にも申し入れがされ、みなさんは着々とやっておられることと思うが、どういう状況になっているか」と質問しました。これに対して都市整備部の波塚参事は、「整備計画に基づき、トイレについてもできるところからやっていきたい」と答えました。

 私は、「陳情者はいっときも早くという思いで市長や議長に陳情している。いつごろまでにバリアフリーとなるのか」と再質問しました。波塚参事は、「順次換えさせていただきたいと思っている。トイレ改修の年次計画を持っているわけではないので、みなさん方の要望をお聴きし、優先順位を判断しながら、できるところからやっていきたい」とのべました。

 今後、高田公園だけでなく、市内の公園トイレ全体の現状を調べ、改修を求めていきたいと思います。

 午後2時半からは第7回信越県境地域づくり交流会でした。

 博物館や美術館、水族館などはたまに行って展示物を見るところと思っていたら大間違い。そこには地域の宝物が、場合によっては世界の宝物がある。私たちの身近にあって、地域づくりにつながっていく。いま、私たちが未来のために何をなすべきかも見えてくる。それがミュージアム。昨日の信越県境地域づくり交流会に参加して、私の見方が大きく変わりました。

 「博物館は名刺のようなもの、自分たちのふるさとを語るときの使える材料になっているべきだ。博物館は自己認識、自分探しの場。過去の人類の歩みを確認し、未来を考える場」「歴史を変えていくのは有名人だけではなくて、日常的な部分で努力している人はいろんな意味で社会を変えていく」と訴えたのは基調講演をした長野県立歴史館の笹本正治館長です。ある人に「笹本さんの話からは感動をもらえますよ」と言われていたのですが、その通りでした。

 信越県境の地域にある博物館などはじつにさまざまです。昨日のトークセッションに参加した野尻湖ナウマンゾウ博物館長・近藤洋一さん、水野美術館学芸員の高田紫帆さん、十日町情報館主査の高橋由美子さん、上越市立水族博物館「うみがたり」館長の櫻健太郎さんの話がまた面白く、惹きつけられました。

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 まずは近藤さんの話。長年にわたり野尻湖発掘を続けた人ですが、「ナウマン象は日本で重要な化石。掘っていけば4万年、5万年の歴史がわかる。どんな場所にも歴史の痕跡があって、足元に重要な学ぶべきものがある」と言われました。ちなみに野尻湖の発掘で化石発見第1号はナウマンゾウの大腿骨で、発見者は上越市の中学生だった(当時)と言うことでした。

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 続いて「信州を代表する美術館・水野美術館」(笹本正治さん)の高田さん。仙台市出身ですが、「いつのまにか長野にずくずくしている(方言?)」と言います。水野美術館は日本画を専門に展示する美術館です。日本庭園があり、しだれ桜と紅葉がきれい、それに館内には畳を敷いた空間もある。それだけでも行ってみたくなりますが、お薦めはコレクション展だということでした。「毎回、同じ作品でも違う切り口で紹介している」そうですので、学芸員としての高田さんの作品紹介、これは現地でお聴きしたいものだと思いました。

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 十日町情報館の高橋さん。老齢になっても読書を諦めない。良書を読む人たちが多い。高齢化を盛んに言うが、大事なことを高齢の人を巻き込んだ地域づくりだ。この視点にはハッとさせられました。「100冊の本を読むのか、1冊の大事な心の友を得るのか」という問いかけも新鮮でした。市民に参加してもらって写真整理を行い、「地域映像アーカイブ」を構築する、大量の蔵書に囲まれた図書館の広い空間で夜、コンサートや講演会もやる。うーん、ここも一度、行ってみたくなりました。

 地元、「うみがたり」館長の櫻さん。櫻さんも仙台市出身。1年間の入館者目標を半年で実現したことで注目されていますが、私が一番惹きつけられたのは、「何度も見てもらいたいのは成長する姿だ。生き物もそうだし、施設もそうだし、われわれスタッフもそうだ」という発言でした。こういう姿勢で水族館運営にあたっているということを聞いて、正直うれしくなりました。それともう一つ、「うみがたり」から見た夕陽の映像、最高でしたね。

 トークセッションでは、進行役がパネリストの発言を促したり、誘導したりしてテーマに迫っていくことに成功すると心に残ります。昨日の笹本正治さんの進行は見事でした。例えば、「博物館などが地域づくりに提供できるものは何ですか」という問いかけに「うみがたり」館長の櫻さんは、「淡水魚の展示コーナーは地味で苦労しているが、上越には絶滅しそうな生き物がけっこういる」と紹介しました。これに笹本さんが、「淡水魚の世界がなくて、もっとその背後にある森の豊かさがなくて、海が豊かになるわけがない。そういう意味では、そこをしっかり展示してくれることが、私たちの故郷を見つめ直す大きな力になる」とコメントしました。私は富山和子の「森は生きている」「海は生きている」の世界を思い出しました。

 このほか、昨日は、近藤さんなど4人の報告に、美しい日本語で新鮮なコメントを寄せた国際日本文化研究センターのキャロリン・ワグーラさんの発言にも感動しました。全体として、地域づくりの大事な視点、ポイントをいくつも学ぶことができました。参加して良かったです。

 きょうはこれから直江津に行きます。

2018年12月11日

総務常任委員会審査終わる


 おはようございます。今朝も冷えました。でも外は明るく、きょうはいい天気になりそうです。ごみ出しをして、その足で中条池まで行ってきました。

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 昨日は総務常任委員会審査でした。議案は指定管理者の指定案件、一般会計補正予算、そして人事院勧告に基づく条例改正、総合計画後期基本計画などでした。このうち、指定管理者の選定方法をめぐり点数のつけ方などで市民目線でその中身がよく見えるよう改善を求めました。また、市職員の寒冷地手当廃止を含む議案に関しては市職労と合意したうえでの提案ということで賛成はしましたが、国家公務員、県公務員との矛盾を指摘し、国に改善を求めるよう訴えました。総合計画後期基本計画については、学校の適正配置、定員適正化を進める上での留意事項などえ注文を出しました。

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 委員会は午後2時半頃終了。その後、市役所にて一般質問の準備などのデスクワークをしました。帰りには創造行政研究所を訪問、先日の信越県境地域づくり交流会で購入し、執筆者のサインをお願いしていた『野尻湖のナウマンゾウ』(新日本出版社刊)をもらいに行ってきました。この本はすぐに読み始めたのですが、とても面白い本です。

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 昨日は夜も会議があり、帰宅したのは10時前。くたびれました。

 さて、きょうから一般質問です。私は5番手ですので、きょう最後の登壇となる予定です。これから、最後の準備に入ります。「ぎりぎりボーイ」(締め切りが近付かないとピッチが上がらない男)なので、忙しくなります。

2018年12月12日

一般質問1日目

 いやー、まいりました。夜中に左足がつって、激痛が走ったのです。いまも痛みが残っています。左足がつったのは今月に入って2度目です。あ、遅れました。おはようございます。というわけで、今朝はあまりいい気分ではありません。外も曇り空です。

 昨日から市議会は一般質問がはじまりました。杉田議員から始まって、宮川議員、牧田議員、橋本洋一議員、そして最後は私と続きました。他議員の質問の中で印象に残ったのはいくつかあります。そのひとつは宮川議員、おそらく市長選では村山氏を応援した議員の一人だと思いますが、質問ではまさに忌憚のない意見をずばりいう部分があって、議員としての役割を意識したいい発言がありました。もうひとつ、橋本洋一議員の野球場を新たに建設をという質問です。高田公園内の今の野球場の不十分さや課題は私も同感ですし、市の財政が豊かならば、大賛成ですが、いまの球場に大きなお金を投じたばかりです。多くの市民の声を聴き、慎重に対応してほしいと思いました。この問題での市長答弁は、「検討を指示している」というニュアンスの内容でした。今後の動きに注目です。

 私は今回、耐震改修の促進、会計年度任用職員制度への対応、原子力防災訓練の成果と課題などについて質問しました。どちらかといえば追及型の質問ではなく、提案型の質問です。落ち着いて質問できました。耐震改修については促進計画の目標の達成は難しいのではという心配をしていましたので、ほぼ達成できそうとの答弁を聴いてホッとしました。会計年度任用職員制度に関しては3番手の牧田議員と質問が重なり、その分、私の質問は少なくなりました。それにしても、公務員労働に大きな影響を与える制度なので、今後も厳しい目で見て行きたいと思います。

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 家に戻ったのは夕方の6時過ぎになりました。家では、先日いただいた「ムベ」を食べてみました。アケビ科の植物ですので、アケビとほぼ同じ形状の実ですが、甘みはアケビよりも少し上でした。それと、タネ、こちらはアケビよりも大き目でした。一緒に食べた妻によると、入っていたタネは107個もあったとか。どうあれ、おかげさまで、初めて「ムベ」を食べることが出来ました。私にくださったMさん、Tさん、ありがとうございました。

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 昨日のブログで書こうと思っていて、忘れたことがひとつありました。それは絵手紙です。久しぶりにY子さんからいただきました。描かれた絵はリンゴが入ったタルトです。冬にふさわしく、みかん色の絵、あたたかさを感じました。

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 きょうは一般質問2日目です。党議員団からは橋本正幸議員、上野公悦議員が登壇します。

2018年12月13日

一般質問2日目


 おはようございます。昨夜は夜中の2時まで起きていたら、眠れず、困りました。一応、朝7時まで布団に入っていたのですが、眠った感じはまったく残っていません。外は曇り空、パッとしない天気です。

 昨日は一般質問2日目、山田議員からはじまって6人の議員が登壇しました。日本共産党議員団の橋本正幸、上野両議員も登壇、国保の都道府県化、学童保育、消費税増税問題などをとりあげました。このうち、学童保育問題では、支援員などの職員の数や資格についての厚労省の基準撤廃にどう対応するかが問われていますが、橋本議員の質問に答えて、これまでどおりの配置を継続するとの教育長答弁でした。よかったです。

 昨日は本会議後、地元に戻ってからが大仕事でした。活動レポートの原稿をほとんど書いていなかったからです。酒はふだんから飲みませんが、コーヒー好きの私は、コーヒーを飲みながら原稿を書く癖がついています。眠れなかったのはそのせいかも。

 きょうは一般質問3日目です。まもなく家を出ます。

2018年12月14日

一般質問3日目

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 おはようございます。今朝は風が強いですね。久しぶりに事務所まで歩いてきています。途中、カメラがあれば撮りたかったのはクロホウズキ、まだひとつだけ花が残っていました。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は一般質問3日目。田中議員からはじまって6人が登壇しました。このうち、飯塚議員は道田川の市管理区間の整備や旧桑曽根川の埋め立てについて質問、1回目の市長答弁で、動きの見える内容だったので大幅に時間を残して終わりました。最短記録かも知れません。4番目に登壇したのは江口議員です。議員にはタブレットを使って質問資料を見てもらいながら質問を展開しました。これは上越市議会史上初めてです。議会改革の一歩になるでしょう。ただ、今回が先例となるだけに、事前に議運などでルール化したうえで使うべきでなかったかという声も上がっていました。今回が市議として最後の一般質問となる櫻庭議員、健康福祉部長に何度も「退職までに……」という言葉を使っていたので、残された勤務はいくらもないのかと思いきや、あと5年もあるということでした。

 夕方は早めに帰りました。前夜はよく眠れなかったので、事務所での仕事も早く切り上げました。ここ数日、母と一緒の時間が持てなかったのですが、昨夜はコタツで1時間以上一緒でした。デイサービスに行った日だったこともあって、「きょうは寿司ごっつおだった」とか、「だれだれが来ていなんねかった」などたくさん私にしゃべっていました。

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 きょうは一般質問があと2人。その後、市内の全小中学校の普通教室、高田幼稚園のすべての保育室にエアコンを設置する一般会計補正予算が提案されます。

2018年12月15日

一般質問4日目。追加補正予算も提案

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 おはようございます。今朝は寒かったですね。布団の中に入っていても肩のあたりが冷えて、毛布をまくりあげるほどでした。昨夜はいつもよりも早く寝たのですが、久しぶりに牛のお産の夢を見ました。それも3つ子です。牛舎はなく、わが家が尾神のあったときの住宅の2階に大きな牛がぎゅうぎゅうに4、5頭入っていました。実際は30数年の中で1度だけ3つ子をとりあげたことがありましたが、こんな形で夢を見るとはびっくりです。お産がたいへんだったので、父を呼ぼうとしたところまでは覚えていますが、その先は忘れてしまいました。

 昨日は一般質問の4日目。滝澤一成議員と丸山議員が登壇し、まちづくりや婚活などについて質問を展開しました。その後、一般会計補正予算が追加提案され、総括質疑、委員会審査と続きました。補正予算は来夏までに市内全小中学校(昨日はパソコンが勝手に変換して「焼酎がっ項」と書いたそうで、ご迷惑をおかけしました)のすべての普通教室および高田幼稚園の3つの保育室にエアコンを設置する関連経費です。

 総括質疑には日本共産党議員団の上野議員が登壇、エアコン設置のスケジュール、特別教室のエアコンの設置状況と今後の計画、市内業者への発注に対する考えを訊きました。答弁では、「2月中に契約を終え、工事についてはできるだけ早期に行いたい」「図書室やコンピューター室にはすでに設置済みだが、630からある特別教室については、使用頻度が低いことや他教室への振り替えが可能であり計画から外した」「地域活性化の観点から市内に本社を有する地元企業を優先的に発注することに努めている。今回の工事についても地元企業の育成や振興の視点はもとより、設置後の設備の効率的、継続的な維持管理にも配慮し、地元企業の発注に意を用いて参りたい」と教育長や市長がのべました。

 文教経済常任委員会での審査では、エアコン設置にあたり、ガス方式と電気方式を採用する地域の区別、それぞれの方式のランニングコストと経費比較、入札時期などについて質問が相次ぎました。ガス方式は都市ガスが供給されている地域の学校に、その他の地域は電気方式となります。それぞれの方式の教室数はほど半々で、ガス方式の方が金はかかりません。入札時期は出来るだけ早めてほしいという声がいくつもありましたが、公告が1月、入札、開札は1月下旬から2月上旬となり、その後、契約となります。

 委員会終了後、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら帰宅しました。

 今日は、活動レポートを約3000枚印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。

2018年12月19日

新平和橋、供用開始


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 おはようございます。今朝も比較的暖かですね。西の空は7時ごろ、怪しげな色だったのですが、いまは青空が広がっています。今朝のトップの写真は新平和橋です。先ほど初めて歩いてみました。

 昨日の午前、私は議会本会議があり参加できませんでしたが、市道下町小苗代線の平和橋の開通式が行われました。下町、小苗代、代石、原之町の人たちが参加されたようです。新しい平和橋はいままでの平和橋より100メートルほど下流にかかった橋ですが、これまでよりも長さも幅もぐんと伸びました。橋の真ん中付近からは尾神岳の姿も見えます。いい橋になりました。

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 さて、市議会の方は昨日が12月議会の最終日です。委員長報告の後、討論があり、日本共産党議員団を代表して橋本正幸議員が登壇しました。

 同議員は、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正、特別職の職員の給与に関する条例の一部改正など4つの条例改正とその関係予算を含んだ一般会計補正予算など2議案について、「いずれも当市の議会議員並びに市長、副市長など、特別職の期末手当の支給月数を引き上げることが中心の内容となっている。人事院勧告に基づくものとされ、公民格差を是正し、市内の経済活性化に資するものと言われているが、多くの市民、市内中小企業は大企業、大金持ちだけが儲かるアベノミクスのせいで、依然として苦しい暮らし、営業を余儀なくされている。こうした中での引き上げは住民の理解を得られないものと考え、反対する」とのべました。賛成討論はありませんでした。

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 上程された議案・諮問はすべて可決、同意されました。

 夕方からは市議会の懇談会でした。事実上の忘年会です。24人の議員と5人の議会事務局職員が参加しました。党派を超えての集まりですので、いろんな声が本音で聞かれてよかったです。私は昨日もアルコールは飲まず、ウーロン茶で対応させてもらいました。おかげで、夜はトイレ通いで忙しかったです。

 きょうはこれから市役所に向かう予定です。

2018年12月22日

上越新斎場建設事業めぐり議論

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 おはようございます。今朝は曇りです。でも暖かいですね。暖かいといえば、昨日は11月じゃないかと思うくらい暖かでした。上着を脱いで、長袖シャツ1枚で動きました。上の写真は昨日の午後3時くらいに撮った尾神岳です。晴天でした。

 昨日は厚生常任委員会の所管事務調査が行われました。議題は上越市地域福祉計画についてと新上越斎場建設事業についての2つ、活発な質問が展開され、12時半近くまでかかりました。

 地域福祉計画については、策定の趣旨や基本理念と施策の体系などについて報告があった後、委員から、自殺予防や生活保護、地域包括支援システムなどについて質問が出ました。日本共産党議員団の橋本委員は、計画策定の目的の中で、「自助、互助、共助、公助のそれぞれが機能する地域社会の維持・向上」が言われていることに関連させ、「行政がリードするべき」ことが薄れる懸念を表明しました。江口委員もまた、「(行政の)みなさんがしっかりリーダーシップをとっていただきたい」と訴えていました。大事なことですね。

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 もうひとつの新上越斎場建設事業については基本構想の前段階のものとして、整備方針(案)が示されました。新上越斎場の方向性としては、①上越斎場は改築することとする、②施設計画の前提条件として、頚北斎場は長寿命化を図ることとし、柿崎、大潟、吉川区住民は引き続き、頚北斎場を利用とすることを前提とする。火葬炉設定にあたっては、現在、主に上越斎場を利用している住民に加え、妙高市の経塚斎場を利用している中郷区、板倉区住民の将来的な利用を見込んだものとする。③「将来の火葬需要や市民ニーズに対応できる施設」「人にやさしく、安心して利用できる施設」「効果的な施設整備と効率的な斎場運営」などを建設事業の基本コンセプトとする、の3点を示しました。

 新斎場は火葬炉を6基程度、動物炉1基、待合室、多目的室、集骨室、告別室のほかキッズコーナー、授乳室などを設けるといいます。面積は約2000~3000㎡です。

 説明後の質疑では、関連民間業者の経営を圧迫しない配慮、合併特例債の活用、建設予定地と土砂災害の危険性、頸北斎場、経塚斎場利用者の将来などについて多くの質問が出ました。

 市側は「合併特例債は有用な財源として活用していきたい。事業費などは基本構想を固める中できちんとまとめて行く」「びょうぶ谷で確かに土砂崩れがあったが、都市整備部を含めたチームで現地確認するとともに、新井砂防の知見も借りて、イエローゾーンではないと判断した」「民間活力の活用については、可能かどうかを来年度調査させてもらい、プラスに働くとなれば、導入していきたい」などと答弁していました。

 注目したことのひとつは将来構想です。14市町村が合併して広い市域になっているなかで、1か所に集約することについては一昨年から関係住民の激しい反発の声が出ていました。そうしたことを受けて、「広域なので、もう1つ、2つあってもいいのではないか」(飯塚委員)などの声も出ていました。また番外発言として丸山議員も経塚斎場利用者が将来、新斎場を利用することを見込んでいることに疑問の声をあげていました。頚北斎場については、基本方針(案)で経塚斎場利用者と同じような扱いになるとは書いてなかったので、安心していましたが、やりとりの中で、市側の見解がいま一つ不明確だったこともあって、今後、議論していかなければならないと思っています。

 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、午後からは三条市に向かいます。

2019年01月11日

竹平‐藤尾の交通止め、本日の午後、一部解除へ

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 おはようございます。今朝はやっと起きました。というのも、一昨日の夜から「ぎっくりごし」になっているからです。今回は洗面所で歯ブラシを取ろうとして、ギクッときました。ずっと昔、お風呂で洗面器に手を伸ばしてなったことはありましたが、歯ブラシはまったく無警戒でした。写真は今朝の尾神岳です。

 昨日は活動レポートをいつもよりも2時間早く印刷して、事務所を出ました。大潟、直江津回りで市役所に行ったのですが、20分ほど余裕を持とうと早めに出たものの、腰が悪いので、車の乗り降りや歩きに時間がかかり、ぎりぎりとなりました。

 各派代表者会議が9時からでした。櫻庭前市議の辞任に伴う広報広聴特別委員会の委員補充をめぐって議論となりましたが、最終的には会派「みらい」から補充してもらう、方向で落ち着きそうです。広報広聴委員会の委員長人事も新たなメンバーの中で互選してもらう方向です。どうあれ、いまの市議会では大事な委員長ポストのひとつです。早めに決めてほしいものです。

 10時からは総務常任委員会の所管事務調査でした。第6次行政改革の取り組みに関連する作業として、事務事業評価の実施、第三セクター等の経営健全化の推進、この2つについて担当部から報告があり、質疑を行いました。

 一番議論になったのはJ‐ホールディングスのこれまでの取組と今後についてです。第三セクター等経営検討委員会の検証結果では、「経営実績としては(中略)、当初計画は総じて未達成」「これらは、持株会社化の効果を享受するための経費削減の取組をJ‐ホールディングス㈱が確実に実行しなかったこと、また、市が持株会社化のコンセプトを十分伝えきれず、経営方針が当初目指していたものと異なってしまったことが要因と考えられる」となっています。委員からは、「前者(会社側の責任)と後者(市の責任)はどういう比率だと考えているのか」「前社長と現社長の聞き取りをすべきではないか」「前社長は2年で、市は3年で全社黒字化をめざすとしてきた。もっと早い時点で総括し、対応すべきだったのではないか」などの質問が相次ぎました

 第三セクターに関しては、1月下旬に第三セクター等検討委員会を開催し、市の関与方針(案)の諮問を行い、2月下旬には再び総務常任委員会で所管事務調査で(検証結果および関与方針)について説明を受け議論、3月末までには市の関与方針を策定するとのことです。今後の動きに注目です。

 会議が終わってからは、「しんぶん赤旗」日曜版、活動レポートの配達とポスト下ろしでした。大島区では竹平と藤尾の交通止めか所での工事現場を視察してきました。思っていた以上に工事は進んでいました。あとで行政当局に聞いたところ、きょうの午後2時には1車線だけ通行できるようにするということです。ただし、当分の間、午前6時から午後8時までとし、午後8時以降は基本的には通行止めとするということでした。写真は昨日の午後4時頃の現場です。

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 大島区からは上川谷に入り、吉川区の山間部の一部で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。昨日は役所は昼休み中でしたので、挨拶がしっかりできませんでした。それ以外では新年の挨拶をしながらの配達となりました。下の写真は吉川区内です。1枚目は上川谷の県道、2枚目は石谷です。冬期間だけ水ためを作り、雪消しをしている写真です。生活の知恵ですね。

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 今日は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。その前に、昨日印刷した活動レポートの記事の第三セクターに関する記事、検証委員会の調査と市の見解を混同させてしまった点があるので手直ししなければなりません。

2019年01月22日

横沢富士子さんが市議会で講演

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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜の雪もたいしたことなく、車の運転はいつもどおりにできました。写真は地元事務所の近くの市道です。杉林の下ということもありますが、雪の少なさがわかるかと思います。

 昨日は朝から緊張しました。昨日の日記に書いたように、母の体調不良で救急医療にかかり、脳神経外科で検査をしてもらう事態となったからです。幸い、自宅で安静にして回復を待つということで落ち着きましたが、安心すると同時に疲れがどっと出ました。下の写真は病院からの帰り道、車の中で撮った母の写真です。

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 午後からは市役所へ向かいました。月例議員懇談会、議員勉強会があったからです。

 今回の議員勉強会は、糸魚川市在住の横沢富士子さん。タレントの横沢夏子のお母さんです。子どもの夢をどう応援するか、をテーマに約1時間、熱く語っていただきました。

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 本題に入る前に、横沢さんは、教員をやっておられるお連れ合いのことについてふれ、中学校3学年の主任をやっているが、帰りの時間は8時、9時は当たり前、たいへんなときは午前1時、2時を回ることもあると言われました。教員の多忙化の中で一番心配しているのは、どこの学校であってもお連れ合いなんだということを改めて認識しました。

 さて本題、娘さんが吉本へ行くことを決断したときの両親の対応からはじまって、子育てで重要なポイントをわかりやすく語ってくださいました。子どもがゼロ歳の時から2歳までに、「自分が大切にされている」「愛されている」という「愛着形成」が重要であること、子ども自身が自分を好きになること、「自己肯定感」を持つことの大切さなど共感する点が少なくありませんでした。講演の中身は子育てがテーマではありますが、黙って聴く、うなずきながら聴くなど「上手に話を聴く4つのポイント」など、議員としても重要なことがいくつも示されました。

 議員勉強会が終了してからは生活相談への対応をいくつかしました。じつは土曜日の「吉川区の新年を祝う会」で酒をつぎに行った時に、参加者の何人かから市政などに関する要望をいただいていました。家に戻って、忘れないうちにメモをと思っていたにもかかわらず、ダウンしてしまいました。そのおかげで、いまも思い出せないものがあります。困ったものです。

 きょうは地元で活動します。午後遅くからは、妻のキョウダイ夫婦との付き合いもあります。

2019年01月27日

高田のまちづくりで意見交換会


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 おはようございます。今朝は穏やかな朝を迎えています。空にはちょこっと青空も見えます。大雪予想は外れましたね。そう言いきると、これから先にドンと降るかもしれませんが、いまのところそんな感じです。上の写真は昨日の午後、吉川区東田中にて撮ったものです。

 昨日は午前から午後4時頃まで「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。日曜版はこの1月から930円に値上げされたことは折り込みチラシなどで案内させてもらった通りですが、1030円を用意していてくださる家が多かったですね。今度から100円玉をたくさん持って出ることにしました。

 集金時は読者の方と直接話をするいい機会になります。昨日は、何人もの人から、先週書いた林先生のことを聞かれました。吉川、とりわけ源地区の人にとっては忘れられない先生の一人であることを改めて確認できました。「いよいよ始まったね」と県議選のことを心配してくださる方もたくさんおられました。もちろん、「ひららぎ哲也をお願いします」とお願いしてきたのですが、農村部ではまだまだ知名度は低いので、がんばらないといけません。

 午後4時頃、地元事務所に戻ったのですが、近くの風景が美しく、何枚も写真を撮りました。下の写真はそのうちの1枚です。

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 夕方からは市議会の各層との意見交換会でした。今回は「高田のまちづくりについて」がテーマ、本町まちづくり㈱など各種団体や地域で起業して注目されている人など11人から参加してもらい、現状や課題、未来像などについて語っていただきました。議会側は総務常任委員会のメンバーなど13人が参加しました。

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 注目したことのひとつは若い人たちの発言です。「雁木を検索しても雁木通りプラザ以外あまりでてこない」「高田には400年の歴史がある」「移住のハードルをもっと下げられないか」「世界館を中心に活動しているが、このエリアの活性化だけでなく、まち全体を何とかしないと…」など考えさせられました。

 時間のあるときに会議の記録をじっくり読みたいと思っていますが、このほかにも、「渋川から糸魚川までサイクリングコースがあり、この上越市はサイクリング天国だ。朝市も目玉商品にした方がいい」「本町街は小さい子どもさんたちが行き交うことが少ない。もう少し視点を子どもたちに向けてほしい」「街中で日常生活に必要なものの買い物が間に合わなくなってきた」「まちと周辺部地域をつなぐことが必要だ。市民農園はやった方がいい」などたくさんのヒントになる発言がありました。

 2時間半くらいの意見交換会で、テーマを絞って意見を交換する展開にはなりませんでしたが、今後のまちづくりについて議会がもっと関心を持ち、深い議論をしていくスタート地点に立つことができたと思いました。昨日いただいた発言を整理し、議会で大いに議論し、行政に提言していきたいと思います。

 活動レポート1894号、「春よ来い」の第542回、「冬の日差し」をホームページにアップしました。ご笑覧ください。

 きょうは床屋さんへ行った後、地元町内会の会議があります。やることがいっぱいになってきました。

2019年02月05日

駐新潟大韓民国総領事が講演


 おはようございます。今朝は静かです。雪も雨も降っていません。5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。

 昨日は午前にお医者さんのところへ行ってきました。鼻水と咳が止まらなかったからです。熱は高くはないのですが、何となくぼーっとした感じになっていました。お医者さんからは、「新年会など大勢参加するところに行って観戦する人が多い。気をつけて」と言われました。当面、薬をきちんと飲んで、しっかり休養するようにしたいと思っています。

 午後からは上野市議の代理で、議員定数と報酬についての検討委員会に参加、定数も報酬も現状のままという日本共産党議員団の見解をのべてきました。

 その後は、日韓議員連盟総会、勉強会と続きました。勉強会は「韓日関係のあすを考える」と題して駐新潟大韓民国総領事館の鄭美愛(ジョンミエ)総領事から講演していただきました。講演によると、日韓の国交正常化当時、年間1万人だった交流人口は、いまや1000万人に拡大しているとのことでした。いま、日韓関係はぎくしゃくしていますが、歴史に正面から立ち向かう姿勢と韓日両国の心の触れ合い、お互いに知り合う必要があるとの指摘は大事なことだと思いました。なお、新潟総領事館が所管する区域の在日韓国人は、新潟が1789人、長野が3453人、石川が1400人、富山が900人とのことです。

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 夕方からは党会議があったのですが、風邪のことを考え、自宅で休養させてもらいました。横になってぼんやりと過ごす夜は久しぶりでした。

2019年02月09日

安塚区樽田の雪室再建をめぐって議論白熱

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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。外の寒さと車内の暖かさを行ったり来たりがよくなかったのか、帰ってから場足り。ストーブの前で横になっています。写真は今朝撮ったキツネの足跡です。

 昨日は午前が農政建設常任委員会でした。雪中貯蔵施設の整備と雨水総合管理計画の所管事務調査だったのですが、前者だけ傍聴してきました。

 雪中貯蔵施設の整備については、2017年12月の火災で改修中だった雪中貯蔵施設(雪室)を失った後、この施設をどうするかが問われていました。今回、市は、「いま一度原点に立ち返り、整備方針を一から検討する」こととし、整備基本構想(案)をまとめ、議会側に示しました。

 この作業の中で、2017年度の当初予算で計画されていた「雪室の貯蔵庫増床及び見学ルートの整備」は、①観光対応型の施設、②コメをはじめとする農産物の貯蔵に最適な施設、③公共建築物ユニバーサルデザイン指針に適合した施設、④維持しやすく、機能が長期にわたり確保できる施設、といった基本的な機能に加えて、衛生管理を重視する視点を備える施設機能を持ったものとして整備するというふうに変更されました。

 基本構想(案)では、道の駅「雪のふるさと やすづか」敷地内に貯蔵スペース300㎥程度(消失前の施設では340㎥)の規模を持った氷室型の雪室を木造で造るとしています。財源は焼失に伴う賠償金や災害共済金。貯蔵スペースは、この財源の範囲の中では最大限を見込んだとのことでした。賠償金はまだ確定してはいません。

 委員会での審議では、市側が「雪だるま物産館などへの雪冷房は雪室の性能低下につながること、整備費用が2千万円を超えることなどから断念した」とのべましたが、委員からは「環境に配慮した施設となる、観光面でも雪冷房を計画すべき」「雪を売りにしているのに予算がないからというのはいかがか」「雪を売る上で千載一遇のチャンス。雪冷房を外さないでという思いをくんでほしい」などの声が相次ぎました。委員の質問はほぼ2巡しました。常任委員会の所管事務調査で委員質問が2巡したのは異例のことです。

 これに対して市側は、「委員会の意見として承った。何ができるか検討したい」(近藤農林水産部長)「雪冷房を設置してほしいという発言を重く受け止め、持ち帰って検討する」(野口副市長)とのべました。

 今回の基本構想に基づき、新年度当初予算にも関係予算が計上される見込みですが、昨日の議論によって見直しは必至の情勢です。今後、どうなっていくか注目です。

 委員会の途中で私は他の仕事のため、市役所を離れました。午後からは夕方までずっと「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。

 きょうは、午前にデスクワークをした後、午後から会議の予定です。
 

2019年02月20日

新年度予算説明会、消防議会などで疲労困憊

 おはようございます。今朝は小雨が降っています。このままいくと、あと数日でまわりの雪は消えてしまいそうです。昨夜は1時過ぎに布団に入り、6時半に起床しました。頭がぼーっとしています。

 昨日から完全に議会モードに切り替えざるをえなくなりました。午前中は市長による新年度予算の説明、各派代表者会議、団会議があり、午後からは消防議会、団会議と続きました。

 新年度予算の説明後、会場となった第2委員会室では出席した全議員が残りました。宮川議員が入籍を報告、議員互助会代表がお祝いを手渡すという段取りになっていたのです。委員会室では、大きな拍手が起きました。これまで、議員仲間の葬儀はいくつかありましたが、結婚というのは初めてでした。宮川議員、おめでとうございます。

 午後からは上越地域消防事務組合議会の定例会でした。2019年度一般会計予算や職員給与に関する条例の一部改正など7議案について審議し、いずれも全会一致で可決しました。

 2019年度一般会計予算の審議の中で、私は、組合の組織体制の充実強化を求め、「当組合職員の整備率は2016年度のデータで見ると75.7%であり、全国平均の77.4%を下回っている。これでは住民の命と安全を守るうえで問題だ。消防職員の整備率を向上させるべきだ」と訴えました。これに対して伊藤消防長は、「正副管理者と相談し、増員を考えていきたい」と答えました。

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 また、私は、新年度が第14次組合消防整備計画の総仕上げの年であるとして、頸北消防署の整備(移転整備)の進み具合についてふれ、「計画では、今次計画期間中に、整備にあたっての論点や実現可能性を整理し、整備場所を選定するとなっていたはずだ。どこまで検討が進んでいるのか」と質問しました。担当課長は、「いま現在、ハッキリした形で検討していない。(仮称)消防本部・上越北消防署の建築整備が進められているなか、(同時に)頸北消防署もというわけにはいかず、(本格的な)検討は次期計画のなかでということになる」とのべました。

 頸北消防署は1981年(昭和56)2月に建築されていますが、老朽化が著しいほか、消防力適正配置調査結果で、大潟区、吉川区等のカバー率向上のためにも最適位置への移転整備が必要だとされていました。今後の議会で移転整備が先に伸びないよう求めていきたいと思います。下の写真は昨日の夕方、撮ったものです。

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 昨日は少し早めに帰りました。理由はきょうの総務常任委員会の所管事務調査の資料を読むためです。新年度予算と関係があるとの理由で、資料が渡されたのが会議の前日ですが、どうかと思いますね。しかも3月議会の総括質疑通告の締め切りも22日までとのこと、十分な準備ができるわけがありません。

 というわけで、夕方からは事務所で机に向かいっぱなしとなりました。もっとも、総務委員会の準備をやる前に、消防議会の報告を書いたり、県議選向けのビラの検討をしたりと、こちらも大忙しでした。総務委員会用に配布された資料は第6次行政改革推進計画、第3次定員適正化計画の改定、第2次財政計画の改定版、いずれも重要なものばかりです。膨大な量なので、ざっと読むのが精いっぱいでした。疲労困憊です。

 きょうは午前9時半から市議会総務常任委員会です。まもなく出かけます。

2019年02月21日

一日中、総務常任委員会で質疑

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 感動でした。朝起きて、庭の椿の下を見たら、雪割草が開花直前となっていたのです。おはようございます。今朝は7時に起きて、事務所で活動レポートの印刷をしています。外は曇り、でも、雪割草を見たおかげで気分は最高です。

 昨日は午前9時半から総務常任委員会所管事務調査でした。第6次行政改革推進計画、定員適正化計画改定、第2次財政計画改定版の説明と質疑が行われました。いずれも市政運営の重要計画ですので、資料は前日配布でしたが、活発な質疑が展開されました。

 私が注目したことのひとつは、「自治体戦略2040構想研究会」についての記述が行政改革計画の中に飛び込み的な形で入ったことです。同研究会の動きは自治体の自主性をこわし、最終的には道州制に持っていこうとしているだけに、今後の動きを注視していかなければなりません。もうひとつ、第三セクター健全化の動きについても、「第三セクター等に対する関与指針」が示されたことで、注目です。いまは整理している時間的な余裕がないので、質疑の内容は追ってお知らせするつもりです。

 委員会は途中で何回か休憩をはさみましたが、午後5時過ぎまでかかりました。このため、当初、議員団で行う予定だった総括質疑の打ち合わせは出来ませんでした。日程的に無理がありますね。昨日の委員会準備も、資料に目を通すだけでも午前1時頃までかかりました。

 きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版、活動レポートのポスト下ろし、配達をしながら市役所に向かいます。少しでも文教経済常任委員会を傍聴できればいいのですが、どうなるかわかりません。

2019年03月01日

予算議会始まる


 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所に来ています。まずは昨日作成した活動レポートの修正、約30分ほどかかりました。そしていまは印刷作業をしています。外は晴れですが、朝起きた時点では雲がたくさん出ていました。天気は良くなる感じがします。

 昨日から予算議会が始まりました。委員長報告、市長などによる提案理由の説明、そして総括質疑と続きました。総括は山田、江口、近藤の3議員が登壇、市長の所信表明に出てきた第6次総合計画後期基本計画のことや第2次財政計画の修正版のこと、そして新年度の一般会計に計上された新事業などで質疑を展開しました。

 本会議が終わってからは各派代表者会議でした。これまで使用していた議員の在席、離席の表示板が壊れ、新しいものに替わったものの、市民からは見えないなど問題点がいくつかあり、早急に改善のための検討を求めることで一致しました。そのほか、議会運営の基本に係わることも議論されました。

 きょうも総括質疑が行われます。これから、活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。

2019年03月02日

総括質疑2日目、西山英夫さんの切り絵展

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 すばらしい天気になりましたね。おはようございます。今朝は5時45分頃から、東の空が赤みを帯び、約1時間かけて日の出となりました。この1時間の変化がまた素敵でした。あちこちで素敵な風景をつくりだしていたからです。上の写真は6時47分に撮影した日の出、下の写真は6時8分に坂田池で撮った米山さんです。

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 昨日は総括質疑の2日目でした。党議員団の上野議員の他、小林議員、石田議員が登壇し、市長の所信表明や新年度一般会計予算などについて質疑を行いました。

 上野議員の質疑で一番注目されたのは先の農政建設常任委員会で雪冷房を導入すべきだという声が圧倒的だった安塚区樽田の雪室建設費についてです。市側は「雪室の性能を考えたら、雪室とは別の建物が必要であり、その費用は1億円からになる」とのべて、雪室整備計画の変更はしないことを明らかにしました。また、「将来的にも整備は考えていない」としました。これには驚きました。委員会などで議論となることは必至です。

 昨日の議会は午前で本会議が終わったので、石橋の「あひる」にて昼食をとりました。ちょうど、切り絵作家の西山英夫さんがおられ、昨日から五智歴史の里会館で始まった「昭和の風景切り絵展」の案内をしてもらいました。同会場で西山さんの切り絵展を観るのはこれで2回目です。今回も産湯につかった赤ちゃんやくみ取り風景などなつかしい作品がたくさん展示されていました。下の切り絵は「あひる」に新しく展示された1枚と五智会場の風景です。

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 午後からは怪我で入院中の友人を見舞い、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をしました。病院では、偶然、「小説くじら学校」の著者、小林甚三さんと出会い、市政や市議会のことについて懇談しました。興味深い話をいくつも聴きました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金で飛び回り、午後3時過ぎからは遊ランドにて「新酒を楽しむ会」、6時半からは「ひららぎ哲也事務所開き」(市民プラザ第一会議室)です。

2019年03月05日

雪室貯蔵施設めぐり議論

 おはようございます。今朝は寝坊して5時45分に起床しました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったので、もう少し早く起きるつもりだったのですが、ダメでした。外は靄がかかっていましたが、いまは徐々に晴れてきて、日も射しています。

 昨日は農政建設常任委員会でした。委員会が始まる前に委員長に確認したところ、安塚区樽田の雪中貯蔵施設の件について、冷房機能を持たせることはできないとの検討結果は総括質疑前に委員長に伝わっていないことがわかりました。これにはびっくりでした。先月8日の同委員会の所管事務調査ではほぼ全会一致で、基本構想の見直しを求めていましたが、委員会への報告よりも総括質疑が先になっていたのです。これでは委員会軽視ということになりますね。総括質疑の後、一部の議員から批判の声が上がっていましたが、これなら当然です。

 委員会では開始直後、野口副市長から、「委員会での要望を受けて専門家の意見を踏まえ再検討したが、雪室本来の貯蔵機能を低下させてしまうことを回避するには、貯蔵と冷房をそれぞれ別に建設する必要がある。結果として想像以上の建設費用がかかることを確認した。これまでの安塚の克雪、利雪の思いは継承しつつも、多額の費用をかけて雪冷房の施設を建設することはコンセプトと相いれない。各委員から理解してもらいたい」と発言がありました。

 これを受けて委員会では市新年度の予算内容の審査の中で本山委員、牧田委員などが、「本来であれば、元々あったものを復元すべきもの。地元の人たちもそう願っていたし、再建に向けて十分時間をかけて(検討し)、いい結果が出るものと報告を待っていた。(結果には)大変ショックを受けた。経緯をしっかり説明してもらいたい」「総括質疑で市長は雪冷房の施設を別途造るなら1億円以上かかると答弁した。もう少し具体的に教えてもらいたい。また、ランニングコストも明らかにして欲しい」などと質問しました。私からも、「雪冷房については前回の委員会では全会一致で検討するよう求める声が出た。専門家の意見をもっと聴くべきだ。雪冷房の技術はここ20年程の間に進歩している。北海道では450万円で図書館を冷房する計画を持っている市もある。今回は雪室を建設し、同所での雪冷房施設についてはもう少し検討の時間を与えてほしいとなぜ言えないのか」と質問しました。答弁では建設コストが1憶5000万円を超えるとか、コンセプトと違ってくるなどとのべ、総括質疑での市長答弁から出られない発言が続きました。残念ですね、この対応には。

 委員会は農林水産部の関係だけを傍聴し、その後は党議員団会議で一般質問の検討に入りました。昨日は夕方から別の会議もあり、家に帰ったのは午後9時過ぎとなりました。

 きょうは、これから地元中学校の卒業式です。

2019年03月09日

厚生常任委員会初日

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 おはようございます。今朝は、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番です。目覚ましをかけておいたのですが、設定時間を間違え、寝坊してしまいました。でも、そのおかげで凍った朝の素敵な風景に出合うことが出来ました。上の写真は今朝の頚城三山です。

 昨日は厚生常任委員会でした。日本共産党議員団の橋本正幸議員が所属している委員会です。注目した議論のひとつは、改修工事に伴い4カ月間休業していたくるみ家族園の休業期間の営業補填です。市は各月ごとに当初計画収支額と「休業に伴い発生した赤字額(見込み)」の合計額を補填額として算出しました。4カ月の合計は412万円です。この算出根拠をめぐり、飯塚委員から質問が相次ぎました。市は指定管理者との間で交わしている協定書で、運営リスクについて規定していますが、くるみ家族園の場合、どうであったか。営業補填額の細かい定めがないなら、算出方式についてどういう議論の経過のなかで決まっていったのか、今後のこともありますので、知りたくなりました。

 もうひとつは、介護保険条例の一部改正です。これは本年10月からの消費税の税率引き上げを受けて、所得の少ない第1号保険者の保険料の減額についての改定です。橋本正幸議員が、昨日の新聞報道などを例に消費税増税の動きついて、「消費税は低所得者ほど負担が重くなる税制である。今の経済情勢は下方に向かっていて増税どころではない」などと批判しつつ、保険料の引き下げそのものについては賛成しました。ここは、党議員団でも議論し、賛否の態度を決めました。

 午後からは、地元を中心に「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をしました。また、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みもしました。山間部は昨日、久しぶりの積雪となりました。写真は吉川区と大島区の境付近の県道です。

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 きょうは、これから私用で吉川区の山間部へ行き、その後、大島区にて取材、そして午後からは議会の準備の予定です。

2019年03月12日

基礎年金等の改善求める陳情は不採択に


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 おはようございます。今朝は穏やかな朝となりました。5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に行ってきました。天気はいま一つだったのですが、日の出を見ることが出来ました。上の写真は旭地区の坪野内から撮ったものです。

 昨日は厚生常任委員会の2日目でした。昨日の委員会では、「基礎年金額等の改善と年金の毎月支給を求める陳情書」が審議されましたが、賛成少数で不採択となってしまいました。

 この陳情書は年金者組合上越支部(井上文夫支部長)が市議会に提出していたもの。2013年10月以降、年金額が合計で3.4%減額された中で、購買力の低下や生活保護世帯への移行などが進んでいるとして、老齢基礎年金などの支給額の改善と年金の支給を隔月支給から毎月支給に変更するよう、国会、政府関係機関に意見書の提出を求めています。

 昨日は陳情者団体を代表して井上さんが、「この上越市での年金(共済年金を除いて)は2013年ベースで903億円支払われていい額だったが、いまは年金額の減額で年に30億円減少している。関係者の生活は厳しくなり、税金の滞納や生活保護への移行が進んでいる。意見書を提出してほしい」と訴えました。

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 趣旨説明後の委員会審査では、「趣旨はよくわかるが、将来に不安を持っている若者もいる。いまの額の中でやりくりしていかねばと思っている」「日本はあらゆる面で手厚く手当てされている。心苦しいが陳情には反対だ」「毎月支給は手間がかかる」などとのべて、反対する委員が多数を占めました。賛成したのは、日本共産党議員団の橋本委員だけでした。同委員は、「消費税の引き上げを前に年金者の生活はますます苦しくなっている。趣旨に賛同する」などとのべました。

 昨日は8年目の3.11です。市役所では、亡くなった人たちを追悼するために黙とうをという館内放送が流れ、私と上野議員も議員控室にて1分間の黙とうをしました。

 昨日は陳情の審査のときだけ委員会を傍聴し、あとは生活相談とデスクワークで夕方まで市役所にいました。

 きょうからは総務常任委員会審査です。まもなく、市役所に向かいます。

2019年03月13日

総務常任委員会1日目


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 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。2時に布団の中に入りましたから、ま、早い方でしょう。外ではすでに日が昇っていました。事務所の周りでドングリを探していたら、ヨモギが見つかりました。もう芽を出しているんですね。

 昨日から総務常任委員会が始まりました。きょうまでの2日間が審査です。昨日は財務部から入って企画政策部の途中まで審査が続きました。8人の委員のうち、大島委員長以外、すべての委員が発言しました。

 審査の中で活発になったのは市民プラザ整備事業、広報事業、オンブズパーソン費でしょうか。委員が次々と質問に立ちました。私は広報上越の発行回数を月2回から1回にすることは、市民に知らせ、意見を聴いて市政運営を進めていく基本に係わることとして重視し、月2回を継続すること、外部委託は最小限にとどめることを求めました。オンブズパーソン制度は今後、市民相談センターの活動と窓口を一つにして、独立した制度はなくすというのが方針です。これについても、行政の監視機能、苦情処理が後退する懸念からやめるよう迫りました。

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 きょうは企画政策部からの審査です。まだ、事実上、3つの部の審査が残っていますので、遅くまでかかりそうです。

2019年03月14日

行革で平和を削ってはならない


 おはようございます。昨夜は家に帰ることが出来ませんでした。市議会総務常任委員会が終わったのは午後9時15分、地元事務所に戻ったのは午後10時を回っていました。それから、活動レポートの作成です。睡魔とたたかいながらパソコンに向かったのですが、横になる、パソコンに戻る、を繰り返し、とうとう明け方になってしまいました。

 昨日は総務常任委員会2日目でした。企画政策部から防災危機管理部、そして市民・生活環境部とボリュームのある資料を見ながらの審査となりました。書きたいことはいくつもありますが、とりあえず、2つのことについて書いておきます。

 1つは新水族博物館で10日にバンドウイルカがまた亡くなった問題です。亡くなったのは、愛称アルク(推定年齢7歳)です。昨年12月より体調不良が続き、3月8日からさらに悪化、まったく餌を食わなくなって、獣医師の手当てのかいなく10日に亡くなったといいます。指定管理者の株式会社横浜八景島でいま詳しい死因を調査中で、今後のイルカのパフォーマンスは、しばらくの間、2頭体制で継続するという方針です。
 
 これを受けて委員からは、原因や今後の対応について、「短期間の間に2頭も亡くなった。こういう例はあるのか」「4頭でのパフォーマンスはどうしていくのか」「今後、パフォーマンスをするイルカをどのように補充する考えか」などの質問が相次ぎました。私からは、「当面、八景島はもちろん、あらゆる知見を投入して徹底究明すべきではないか」「パフォーマンスはその間、休止すべきだと思う」とのべました。そして委員会は、昨夜、一般会計補正予算の採決に入る前に、委員会の総意だとして、大島委員長発言がありました。それは今回のイルカの件については、①イルカの死について、徹底的な原因究明を行うこと、②原因が明確になるまで、現存2頭によるパフォーマンスについては慎重を期すこと、という内容です。関係者は重視していただきたいですね。

 もう一つ、今回の行革の中で大きな問題となっている広島平和記念式典への中学生派遣の生徒数を24人(市内全中学校から)から8人に減らす問題です。

 委員会で私は、昨年8月に広島平和金式典に参列した中学生の感想文を手にこの問題をとりあげ、「これまで私は派遣する中学生は各校から2名にしてほしいと訴えてきた。それだけ生徒を広島へ派遣することの意義が大きく、平和の担い手になってくれると思ってきたからだ。どうしてこういうことになったのか」「行革というのは場合によっては(お金を)増やすことも必要だ。大事なのはこの事業をどう育て大きくしていくかだ。担当課として踏ん張らなきゃだめだ。平和というのは金で計算できるものではない。上越市は非核平和友好都市宣言を行っている市。行革の名のもとにこういうことをやるのは間違いだ。行革は平和をけずってはならない。6月議会で(24校派遣に)戻してもらいたい。そうでないと平和宣言が泣く」と訴えました。

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 これに対して市側は、「これまでも大きな効果はあった。一方で非常にハードな日程もあって、子どもたちに負担をかけるという面もある。学校のいろんな行事もある。人数についてはそういうことを考えてみた。中学校への巡回平和展は継続を決めた。決して削減ありきではない」などとのべて譲りませんでした。これでは市民も納得しません。今後もこの問題をとりあげていきます。

 きょうは、議会は休会日ですが、午前、午後と会議が2つあります。その間に「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしなければなりません。大忙しとなりそうです。

2019年03月16日

スタンディング、一般質問1日目


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 おはようございます。今朝は5時半に起床して、「しんぶん赤旗」の配達をしてきました。眠かったですが、眠気を吹っ飛ばしてくれたのが朝焼けです。6時頃から30分ほど東の空を気にしながら動きました。上の写真は柿崎区の坂田池のそばで今朝、撮ったものです。下は吉川区旭地区での風景です。

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 昨日は浦川原でのスタンディングからスタート。総勢6人。手袋を忘れて行ったのですが、プラカードを持つ左手は朝日を浴びて暖か、右手は冷たく切なかったです。でも、手を振ってくださる人、会釈してくださる人が何人もいて元気に頑張りぬきました。

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 午前10時からは一般質問でした。トップは元上越警察署長の橋本洋一議員、児童虐待などについて質問したのですが、議場がシーンとしたのは柏崎での少女監禁事件を振り返って、率直な思いを語ったときでした。2番目に登壇したのは波多野議員、昨年7月に続き、今月10日に新水族館のイルカが1頭亡くなった件について、原因の徹底究明を求めました。これについては総務常任委員会が、総意として、徹底究明とそれが終わるまでのパフォーマンスは慎重を期すように市に求めていました。気になったのは市長答弁です。私の聴き間違いであればいいのですが、「21日から新たな演目をスタートさせる」と聞こえたのです。この二人の他、昨日は杉田議員、牧田議員が森林整備などで質問を展開しました。

 きょうは、「しんぶん赤旗」を配達するのが中心、いま印刷中の活動レポートを新聞屋さんに届けることもしなければなりません。

2019年03月19日

三八市、一般質問2日目


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でしたが、天気はいまひとつで、写真を撮ることもなく終了しました。天気はこれからどうなるのでしょうか、外はまずまずという感じですが。

 昨日は午前8時過ぎには家を出て、大潟経由で直江津の三八市へ行きました。大潟に行ったのは生活相談があったからです。晴れた日の市は違いますね。まだ早い時間でしたが、いつもよりも人出は多かったです。「おれにもくんない」とビラを求めてくださる方もありました。「春よ来い」に先日、登場してもらったお母さんからは、「おまん、有名人になったね、そう言って声をかけてもらったよ」と言われました。

 市からは市役所へ。途中、直江津の事務所に用事があったので立ち寄りました。県議選が近づいてきているので、事務所は活気づいていました。下の写真は事務所の近くで撮った頸城三山です。線路も入れると風景が変わります。

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 昨日の市議会は一般質問の2日目です。丸山議員から始まり、小林議員まで6人が登壇、観光戦略や農業振興、水道事業などについて質問が展開されました。安塚の樽田の雪室再建について、地元の本山議員が雪冷房機能を求めましたが、総括質疑、委員会審査と続いた市側の「雪冷房機能をここではもたせない」という方針は動きませんでした。水道民営化についての質問は、近藤議員が初めてかも知れません。ガス水道局でも反対を貫いてほしいものです。

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 夕方から別の会議があり、地元事務所に戻ったのは9時少し前でした。事務所で少し頑張って、原稿書きをしようと思ったのですが、疲れが出て、パソコンを開く気になれませんでした。家では母がまだ起きていました。家族の者から聞いて気づいたのですが、日曜日のデイサービスで3月生まれの人たちの誕生祝いがあったようです。デイサービスでもらった贈り物がなげしに飾られていました。

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 きょうは一般質問3日目。まもなく出発します。

2019年03月20日

一般質問3日目


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 おはようございます。今朝はいい天気になりましたね。日が射して、まわりの木々もうれしそうです。先日紹介したチョウジザクラは本日午前には開花するでしょう。まさに開花直前といったところまで来ています。

 昨日は一般質問3日目。大島議員から始まって6人が登壇し、観光問題や災害対策などで質問を行いました。日本共産党議員団からは橋本正幸議員、上野議員が登壇しました。二人とも行政改革や消費税率引き上げ問題などで頑張ってくれました。上野議員の質問で住宅リフォーム促進事業など市民の暮らしと営業に係わる問題は、たとえ市が廃止を打ち出したとしても、粘り強く運動していけば、打開できると確信を持ちました。

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 きょうは一般質問最終日です。私は午前の2番目です。早ければ10時半過ぎに、遅くても11時には登壇することになりそうです。

2019年03月21日

一般質問終わる


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 おはようございます。今朝は明け方になってトイレに行き、いま一度布団にもぐり込んだら、目が覚めたのが7時25分、びっくりしました。いま、大急ぎで活動レポートを作成しています。上の写真はチョウジザクラ、昨日の発信で「本日午前には開花するでしょう」と書いた桜の木です。予想通り咲いていました。

 昨日は一般質問の最終日。小竹議員、私、滝沢一成議員が登壇しました。私は遊具による事故、学校給食無償化、自治体戦略2040構想について質問しました。上越市議会での一般質問は1回目は議長の前の発言席まで行き発言するのですが、今回はコンパクトにを心がけ、10分間で終わらせました。あとは再質問の一問一答です。20分あると、けっこう細かく質問できるんですね。でも再質問で取り上げるテーマは2つですね。3つやろうとすると、2つ目、3つ目がバタバタになりがちです。実際、学校給食と自治体戦略2040構想についてはいくつも質問できませんでした。

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 質問を行う中で、「遊具による事故」についての関心を高め、事故防止に全力を注ぐべきだという主張が出来ましたし、2040構想のもつ問題点を提起できたのではと思っています。学校給食についてもそうですが、これらについては今後も取り上げていきたいと思っています。質問で取り上げた3つのテーマのうち、遊具による事故防止に関するやりとりについては活動レポートの片面を使って書きましたので、お読みください。

 議会が終わってから、上野議員を大潟区まで送り、その後は地元に戻って原稿書きに専念しました。途中、気分転換もかねて県議選に関連することで動いたのですが、昨日の高気温でチョウジザクラはあちこちで開花していました。下の写真は川崎と天林寺の間で撮ったものです。とてもきれいでした。

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 きょうは休日ですが、休んではいられません。活動レポートの印刷の後、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートの配達とポスト下ろしに全力をあげます。

2019年03月26日

3月議会最終日

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 おはようございます。今朝は穏やかな朝となりました。1時間少しかけて「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきて、少しゆっくりしています。写真は吉川区竹直で今朝撮ったものです。

 昨日はスタンディングからスタート。その後、いったん地元に戻り、市役所へと車を走らせました。最近、新たな雪が降ったのでしょうか、頚城三山がとてもきれいで、何枚か写真を撮りました。山は冬、里は春、そんな雰囲気が出ている写真をごらんください。

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 昨日は3月議会の最終日でした。常任委員長報告で約1時間半かかり、その後は討論でした。一昨日、昨日の朝と橋本正幸市議が行う討論原稿を見直ししたのですが、議場に入ってから、一部に間違いがあることに気づき、修正しました。討論は市民クラブ以外の会派の代表が参加しました。

 日本共産党議員団からは橋本正幸議員が登壇、新年度一般会計予算については、「妊産婦医療費の完全無料化、移住・就業支援金制度の創設などいくつか評価できる点があるが、重大な問題点を持っている」としたうえで、①第6次行政改革推進計画にもとづいて平和予算の一部や市民サービス削減に乗り出したこと、②総務省の自治体再編につながりかねない動きを積極的に評価していること、③学校給食の民間委託を加速させていること、④市民合意がないなかで(仮称)上越市体操アリーナの建設費などが計上されていること、の4点をあげ、反対しました。賛成討論を行った会派は、新年度予算の説明をし、「いずれも適正かつ妥当」と評価していました。

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 今回の議会には10月からの実施が予定されている消費税の税率引き上げを視野に入れた使用料の改定、利用料金上限額の改定等を内容とした議案が目白押しでした。これらについて日本共産党議員団は、「今国会では統計不正が浮上し、国民の怒りが高まっている。消費税は5%から8%への税率引き上げによる景気の悪化がいまだに収まらない。そして、消費税率引き上げについてもその根拠が国会審議の中で総崩れとなっている。そうしたなかで10月からの消費税引き上げを視野に入れた条例改正や予算編成を行うことは、関係市民に負担増を強い、地域経済不況を悪化させることにつながる」として反対しました。他会派は賛成でした。

 昨日は本会議が終了した後、県議選関連の会議が2つもあり、体がきつかったですね。このところ、休みなしですから、すぐ眠くなります。

 きょうは午前が友人の葬儀、そして午後からは県議選関連の仕事が中心となります。

2019年04月26日

月例議員懇談会、議員勉強会


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 おはようございます。今朝は雨です。朝6時過ぎに起床し、事務所で活動レポートの修正作業を行い、商業紙に折り込む分の印刷をいまほど終えたところです。写真は事務所近くのヤマザクラ、最後の一本が満開となりました。これが咲くと、今度はネズミザクラの番です。

 昨日は午前10時から議会各派代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会と続きました。

 このうち代表者会議では、選挙管理委員、補充員の選出、市議会主催の議会報告会、意見交換会の開催などについて協議しました。まだ、議員懇談会では「議員定数、報酬のあり方検討委員会」から中間報告があり、市民説明会の進め方などをめぐって意見が交わされました。

 午後からは議員勉強会でした。講師は龍谷大学の土山希美枝教授。演題は「議員定数・報酬の『理解と納得』を考える」でした。前半は抽象的で、しかも話のテンポが速く、単調だったので睡魔との闘いでした。しかし、後半になって話が具体的になると、じつに面白い内容で、惹きつけられました。

 昨日の講演を聴いて改めて確認できたのは、議会が何をするにしても、市民から信頼される議会づくりができていないと、市民から相手にされないということです。そもそも、議会・議員が何をしているのかわからない。議会だよりを年4回発行したくらいでは市民に議会も議員も見えないのです。

 議会・議員が市民にとって役に立っているのか。きちんと行政のチェックをしているのか。いい提案をし、行政に活かされているのか。「だれだれの質問が良くて、行政が動いた。こんな施策につながった」といった追跡記事も必要だという話はうなずけました。「市民からはプラスもマイナスも評価してもらえる。叱る人もいれば、ほめる人もいる。それが大事ではないか」「魅力ある議員が出ないと、議員になりたいという人は出てこない」という指摘もその通りだと思います。

 このほか、「委員会が終わったら、ホワイトボードで、いい議論ができたかを委員会で確認する」「議会では委員長代表質問があってもいい。それをもとに委員会での審査を深める」「議会だよりでは、議員名を出して、それぞれの議員の魅力を伝える。議会の魅力も伝えることが大事だ」などこれまでの常識では考えられない提案がいくつもされました。とてもよかったと思います。講演の後半がホワイトボードを使って行われ、講師を囲んで意見交換できたのもよかったです。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金が中心です。28日午後1時半から多目的集会場において行われる「政治を語り、山菜料理を楽しむ会」の準備もあります。

2019年05月12日

ムベの花、ウドの砂糖煮

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 おはようございます。今朝はゆっくり起きました。外はきょうも晴れです。霞みがかっていますので、黄砂が来ているのかも知れません。写真は事務所のそばの榛の木です。

 昨日は、午前中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。天気が良く、農家の人たちは田植えなどで忙しく、留守が多かったですね。そのため、昼休みにかけて、もう一度、訪ねたところが何軒もありました。

 そんななか、うれしい出合いがありました。アケビ科のムベの花と初めて出合ったのです。ある家の入り口付近にあったのに、いままで何で気づかなかったのでしょうか。もうひとつは食べ物です。これまでフキの砂糖煮は何度も食べてきましたが、昨日、ウドの砂糖煮を初めていただきました。私の中学時代の同級生の93歳のお母さんが作ったといいます。とても美味しくて、気に入りました。

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 午後からは久しぶりに床屋さんへ行きました。これで、さっぱりしました。帰ってからは1時間ほどデスクワークをしました。

 夕方からは高田世界館へ行ってきました。映画「主戦場」を観たいと思っていたからです。予告編を初めて見た時は偏向映画かと思ったのですが、従軍慰安婦問題についていろいろな考えを持っている人たちを取材し、真相に迫っていく構成になっていました。歴史をゆがめることは出来ないことを示した映画だと思います。ぜひ多くの人に観てほしいものです。監督とのトークもありました。まだ、35歳ということですが、私がいま読んでいる漫画、「あれよ星屑」の作者の山田参助も同年代です。最近、この年代の人たちのいい仕事ぶりが目立ちます。

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 私の活動レポート1908号、「春よ来い」の第556回、「ちょっと失礼」を私のホームページにアップしました。ご笑覧ください。

 きょうは、これから民商の「商工フェス」に出て、午後からは市議会主催の議会報告会に参加します。夕方には愛知県から弟もやってきます。

2019年05月13日

愛知県の弟が帰省


 おはようございます。今朝も朝日が照らしています。よく続きますね。田植え作業をやっている人たちにとっては最高の天気かと思います。

 昨日は午前が商工フェスでした。会場では中学生時代の同級生がスタッフの一員となっていて、久しぶりに尾神の人たちの動向などを語り合いました。天気が良かった分、人出はいまいちでしたが、コンサートや屋台などもあって、すごいなと思いました。土建などで使う機械にも乗せてもらいました。

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 午後からは市議会主催の議会報告会でした。市民プラザが会場でした。お忙しいにもかかわらず、市民の方が8人参加してくださいました。

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 議会報告を受けて、市民の方からは、「春日山は上越の宝。もっと観光地らしい施設をつくってほしい」「町内会で空き家を壊したときは、その処分に必要なお金くらいは補助してもらいたい」「通学路に危険な場所がある。どうしたらいいか」などといった声が上がっていました。

 終了後、直江津のイトーヨーカドー経由で聴信寺へ。じつは、聴信寺のご住職が6日、急に亡くなりました。まだ64歳でした。それだけでも驚いたのですが、昨日、いつもの掲示板を見てもっとびっくりしました。「花は散っても花は死なない。翌年 また 花は咲く。人は死んでもなくならない 縁あった人の心に生き続ける」。なんということでしょう、この言葉は、亡くなる前々日か前日にご住職が書かれたというのです。胸が熱くなりました。聴信寺ではご家族の方とご住職にとって最後の掲示板となった言葉をめぐって話をさせてもらいました。

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 正月の電話で母に、「桜が咲く頃には帰るからね」と言った愛知県在住の弟が昨夕、やっと帰省しました。このところ、母は、「桜、咲かないなぁ」と何度も言うので、弟には、「早く帰ってきてくれ」と頼んでいました。昨日は母の日です。母にとって、弟の帰省は最高の母の日プレゼントとなりました。

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 きょうはこれからお医者さんです。人間ドックの結果を踏まえた診察です。

2019年05月14日

安塚区でも議会報告会


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出てきました。昨日までと違って、外はうっすらと寒く、曇り空です。天気は下り坂なのでしょうね。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は午前に近くの診療所へ行ってきました。2月の人間ドックの結果をセンターからもらっていながら、診察に行けないでいました。人間ドックの結果は昨年とほぼ同じ内容でしたので、お医者さんからは、「もっと野菜と魚を食べ、運動もしなさい」と言われました。下の写真は、昨日の午前に撮ったものです。下の方の写真はサルトリイバラです。初めて見ました。

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 午後からは事務所でデスクワークを1時間半ほど行い、妻を柿崎まで送りました。このところ、実家に週2回のペースで、しかも泊まりがけで介護の手伝いに行っています。

 夕方からは安塚区へ行きました。議会報告会があったからです。今回、私は総務常任委員会の報告担当でした。会場には12人の市民の方が参加してくださいました。

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 各常任委員会の報告の後の質問の時間では、「広報上越を月1回にすることは大賛成だ。配布するものは、多いときは10種類もある」「第6次総合計画はコストの削減、効率化の観点からコンパクトシティをめざしているが、ここには大事な第三セクターなどもある。地域をいじめないでほしい」「水族館は入館者がどれだけ入ったかよりも、建設(と運営)の効果が市民にどれだけ行きわたっているかが問題だ。そういう観点で議会活動を」「上越市は民生委員の欠員が県内自治体の中でも多いと聞く。欠員の理由をどう考えるか」「鳥獣被害のひとつにサギ被害もある。今後ともサギ対策をしてほしい」などの声が寄せられました。

 閉会後、参加した市民からは、「もう少し意見交換の時間をとってほしい」という要望もありました。私を含め報告の時間はもっと短くすべきかもしれません。

 きょうは会議がひとつ、その後、地元で動きます。

2019年05月17日

草間市議の葬儀、議会報告会

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 おはようございます。今朝は6時半頃起床し、歩いて事務所に来ました。途中、ヤマボウシの花が咲いていたのに気付きました。そう言えば、ウワミズザクラが終わるとヤマボウシでしたね。

 昨日は草間市議の葬儀でした。市議に加えて、地元柿崎の商工会長をやっていたこともあって、それこそ各界からたくさんの人たちが参列されていました。弔辞も3人の方がのべられ、草間さんの人柄が生き生きと語られました。最後には、遺影に「ゆっくり休んで」という言葉が寄せられました。失礼になるかもしれませんが、お寺さんのお経の最後のところで、まるで子守唄のようなテンポのものがありました。声も素敵でした。これが心地よく、悲しい気持ちが和らいでいくように感じました。天気も良く、新たな旅立ちにはいい日だったと思います。

 葬儀が終わってからは着替えて、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版の配達に専念しました。田植えのこの時期、天気が最高に良かったので、あちこちに美しい景色が出現しました。写真は小猿屋のカントリーエレベーター付近です。

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 午後3時頃からは大島区に行きました。あるところで移住者の方やボラバイトの人などと会い、草刈り仕事や選挙のことなどを楽しく語り合いました。下の写真は大島区のいつもの家の生け花です。未完だということでしたが、シャガ、タニウツギなど季節の花が入って素敵でしたので、写真に撮らせてもらいました。

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 夕方からは議会報告会・意見交換会でした。会場は柿崎地区公民館でした。柿崎、吉川区在住の13人のみなさんから参加していただきました。私は総務常任委員会報告の係でした。

 議長による3月議会の概要報告の後、各常任委員会ごとに報告と質問が行われましたが、4つの常任委員会の報告と質疑が終わるまでに1時間近くかかり、意見交換の時間を30分延長しました。

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 昨夜、市民の皆さんからの主な発言は以下の通りです。

●消防団員が減少する中で消防団再編についての検討委員会の提言がまとめられているが、議会としてどう対応していくのか鮮明にしてほしい。
●吉川区竹直と柿崎区上直海を結ぶ市道がへこんで傷んでいる。なかなか直らない。予算がないのか。
●最近、柿崎の「まちうち」でイノシシが出た。近くに児童公園があり、子どもが遊んでいた。近くの町内会長も知らないでいた。住民への連絡方法をしっかり検討すべきだ。
●保育園統合について地元地域協議会で議論している。保育園は親による園児の送迎が少なくない。定員のこともあるが、保育園が遠いと親の負担になる。
●子育て支援について、園児バスの無料化、おむつの無料化などもっと手厚くできないか。
●多面的機能支払交付金は5年以上になると75%に減ってしまう。市で上乗せ補助できないか。
●空き家がものすごく多くなってきている。何故取り壊しができないのか、進まないのか、委員会ではどう考えているのか。
●上越市の学校給食米がコシヒカリから「月あかり」になるというが、「私たちは上越のコシヒカリを食べて育ちました」という意識がなくなる。委員会でどんな議論をしたのか。
●スポーツ都市宣言しているのに補助事業が削減されてきている。これでは各区のスポーツはしぼむばかりだ。復活してほしい。
●要援護世帯除雪費補助事業だが、平場でも大雪の時に1日で4万1000円を使いきってしまうことがある。増額や上乗せができないものか。

 これらは広報広聴委員会で整理し、議会で対応策を決めていきます。

 きょうは地元で「しんぶん赤旗」日曜版の配達に専念します。昨夜の議会報告会で話の出た市道の傷んだところも見てきます。

 

2019年05月22日

うち越さくらさんが挨拶に

 おはようございます。今朝は二度寝して6時半過ぎに起床しました。外は晴れ、次第に暑くなりそうです。今朝は不思議と小鳥たちの鳴き声がしません。二度寝しているのかな。

 さて、昨日も新しい出会いと動きがありました。午前11時20分、参院選新潟選挙区から立候補を予定している「うち越さくら」さんが国民民主党の梅谷守県連代表とともに党上越地区委員会に挨拶に来られました。2階の会議場で拍手で迎えられたさくらさんに、「やばしくしていて申し訳ございません」と言ったら、平良木元市議から「私もわからない」と言われてしまいました。会場には仲間たちが「うち越さくら」さんを歓迎する言葉がガラス戸に貼って、歓迎の気持ちを表してくれていました。

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 平良木元市議の進行のもと、「うち越さくら」さんが挨拶しました。さくらさんは今回、新潟市に法律事務所を構えることになったこと、参院選に出るにあたっての決意などをのべ、協力を求めました。弁護士さんではありますが、とても親しみやすい雰囲気を持った女性なのでホッとしました。政策もばっちりです。この人なら、ばあちゃんやとうちゃんたちにも支持をお願いできますね。

 挨拶が終わってからの交流の中では、弁護士になったいきさつや、若者への思いなどを問う質問も出されました。私はこの日のためにずっと考えていたことがありました。ニセアカシアの花をさくらさんにプレゼントすることです。甘い香りをぜひ味わってほしいと思っていましたし、それにこの花の花言葉が好きだったからです。花言葉は、「友情」「頼られる人」です。さくらさんには、この花、気に入ってもらえたようです。

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 午後からは各派代表者会議、月例議員懇談会、議員勉強会と続きました。

 議員勉強会では、長岡技術科学大学の山本麻希准教授から「地域ぐるみの効果的なイノシシ被害対策について」というテーマで講演していただきました。議員だけでなく、関係部署の職員も参加しました。

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 講演を聴き、「鳥獣被害は災害である」として、被害の現状を調べ、集落環境診断を行ったうえで対策を講じる。このごく当たり前のことをきちんとやることなくして対策は前には進まないことがよくわかりました。山本さんは、講演の中で、「新潟県には鳥獣対策の専門官がいない」「行政依存型の対策ではなく、住民参加型の対策をとるべき。その場合、対策のモデル集落を設定して、そこでの成果をもとに他集落にも広げていくことが重要」などとのべました。

 最近の熊被害にもふれ、「奥山から離れた人里の被害を減らすには侵入ルートの環境整備が必要だ」「ツキノワグマは優れた学習能力と長期的記憶を持っている。人里にある甘くておいしいものを除去することが重要だ。そして、人間が住む場所は怖いと学習させることも大事」などと訴えました。

 山本さんはまた、最近増えてきている特定外来種・アライグマについても「生態系を破壊する。早期発見、早期根絶を」と強調しました。

 だいぶ早口でしたが、パワーがあふれ、説得力のあるいい講演だったと思います。今回の講演が上越市における対策の流れを変えていくきっかけとなるかも知れません。

 夕方、地元に戻ると、夕陽や夕焼けの景色が素敵でした。何枚かの写真を撮りました。そのうちの2枚をアップします。

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 きょうは午前がデスクワーク、午後からは消防組合の用でオーレンプラザに行きます。

2019年06月01日

団会議、一般質問の聞き取り


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 おはようございます。今朝は6時半まで布団の中に入っていました。前の晩、よく眠れなかった分、少しは取り戻せたかなと思っています。今朝はサンコウチョウの鳴き声がしたのでびっくりして、外に出ました。

 昨日は午前が団会議でした。前回の打ち合わせに基づいて、質問項目を3人で分担し、通告書を準備したのですが、その内容について、議論し、中身を詰めました。橋本正幸議員はトキ鉄の運賃値上げ問題を中心に、上野議員は運転免許証自主返納者への支援事業と自衛隊募集、私は平和政策、消防団の再配置、吉川区内で発生した水道の不具合について質問することになりました。

 午後からは一般質問通告に基づく聞き取りがありました。私は共生まちづくり課と危機管理課の課長などとやりとりしました。こちらが訊こうとすることをしっかりつかんで答弁原稿を用意したいということから、けっこう、細部にわたって質問されました。課長などとやりとりするなかで、通告文もよりわかりやすい表現にすることが出来たと思います。残りは水道問題だけ、こちらは月曜日の午後からということになりました。

 夜は活動レポートの修正と印刷でした。今回の「春よ来い」にはインターネットからの引用箇所があったのですが、昨夜の段階になって、引用部分が違っていたことに気づき、修正しました。読んでくださった方は「?」と思われた所があったことと思います。そこが修正箇所です。やはり、原稿は一晩寝かせないといけませんね。

 きょうはこれまで印刷作業をやりました。これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。午後からは大島へ行く予定です。

2019年06月06日

本会議後、板倉区へ


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、事務所に来ています。活動レポートの作成、さきほどまでかかりました。いま、印刷中です。

 昨日は6月定例議会初日でした。冒頭、先ごろ亡くなった草間議員を偲び、黙とうをしました。また、会派「創風」の大島代表が追悼演説を行いました。大島代表は本会議での議席は隣です。草間議員と最後に交わしたという言葉が切なかったですね。演説では、お酒で乾杯条例の制定など草間議員のかかわった仕事ぶりが紹介されました。さみしくなりました。

 本会議が終わって、各派代表者会議などいくつかの会議が行われ、その後、議員団で板倉区に向かいました。板倉区は菰立(こもだて)、飯喰沢(いぐいざわ)に入って干ばつ状況を見てきたのです。田植えは終わっていたものの、水不足は深刻で、ひび割れが始まっている田んぼも何枚か確認してきました。気になったのは一段と田んぼの荒廃が進んだこと、そしていま一つ、近くにため池があっても活用できない状態となっていることです。詳しく調べてみたいものです。

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 板倉区へ行ったついでに、本日、猿供養寺でオープンするという「山のCafe ランプ」を訪ねてきました。二人の若い女性が出迎え、それぞれの思いを語ってくれました。雪のないところからやってきた人たちなので心配なところもありますが、そこは先に移住した北折さんなどが支えてくださることでしょう。また、訪ねたいと思います。

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 夜は「春よ来い」の執筆作業でした。今回は神田神保町の大雲堂書店を訪ねたことを中心に書きました。

 これから、活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。

2019年06月07日

常任委員会審査、地域連絡調整会議


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 やっときましたね。雨がしとしと降っています。おはようございます。このまま、1日中、降ってほしいものです。今朝は、6時半に起床し、事務所で活動レポートの印刷作業中です。レポートは1か所だけ修正しました。

 昨日から常任委員会審査が始まりました。と言っても、付託案件数は少なく、短時間で終わりそうです。昨日の厚生常任委員会では、保育所の給食費の減免などで一定の議論がありましたが、午前11時半にならないうちに審査を終了しています。きょうは農政建設常任委員会、月曜日は文教経済常任委員会と続きます。

 昨日の午後は、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートのポスト下ろしと配達で動きました。夕方から会議があった関係で、ゆっくり話をする時間はあまりとれなかったのですが、シオカラトンボと思われるトンボが産卵しようとしているところ、黄色いスイレン、そしていつもの家で生け花写真を撮らせてもらいました。昨日は気温が上昇し、車の窓を開けて運転しました。そこへトンボが飛び込んできて、1時間以上も私と一緒にドライブしました。

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 夕方からは市民プラザにおいて、参院選対策を進める上越地域連絡調整会議が行われました。私からは6月2日に新潟市で行われた地域連絡調整会議の代表者会議の模様を報告させてもらいました。市民と野党の共闘は、新潟県では3年前の参院選から本格的に始まっていますが、今回は全野党が結集する「本気の野党共闘」に向かって前進してきています。上越でも新しい展開が始まりそうです。

 会議の途中、うれしいニュースが入ってきました。私が今回、「春よ来い」に書いた神田神保町の本屋さんの大雲さんと正田家の〇〇さんとはイトコ同士だというのです。文章の最後に書いた、「ひょっとしたら(中略)アヤノ伯母さんさんとの接点が見えてくるかも知れません」がいきなり、現実になってきました。書いてみるもんですね。

 きょうは午前に市議会農政建設常任委員会に出て、午後からは地元吉川中学校創立40周年記念事業に参加します。

2019年06月08日

農政建設委員会審査、吉中40周年記念行事


 おはようございます。今朝は雨がやんでいます。でもいい雨が昨日、降ってくれました。まだまだ足りるところまではいっていませんが、田植えをしてある田んぼや畑などには恵みの雨です。きょうもそれなりに降ってくれればいいのですが。

 昨日は市議会農政建設常任委員会でした。議案は少なく、審査は1時間ほどで終了しました。委員会で質問が出たのは、県営ため池等整備事業の今後の見通しや議題外ではありましたが、干ばつ被害状況についてくらいでした。私は委員ではありませんが日本共産党議員団の委員がいないこともあって、頭首工など土地改良施設の老朽化の状況と整備計画について問いました。市側は、土地改良と話し合い、出せる資料は出していきたいと答えました。また、干ばつ問題では私や党議員団で現地視察したことを紹介しつつ、全市の状況をきちんとつかむよう求めました。これにも積極的な答弁がありました。下の写真は5日、板倉区菰立での調査の様子です。

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 委員会が終了後、石橋の「あひる」で昼食をとりました。前回、訪れた時に、店内に展示されている西山英夫さんの切り絵作品が入れ換えてあったので、写真に収めたかったのです。下の写真はその1枚です。

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 お昼を食べてからは地元事務所に戻り、活動レポートの印刷作業を急ぎました。40分ほど印刷してからは吉川中学校へ行ってきました。

 中学校では、昨日、吉川中学校創立40周年記念行事があり、生徒や教職員、保護者、後援会、同窓会の人たちとともに古今亭駒子さんと川柳つくしさんの落語を楽しみました。生徒たちは昨日まで期末テストでした。開会式では、「学習でたまった疲れを笑いで吹き飛ばしましょう」という挨拶もありました。私が生の落語を聴くのは10年ぶりくらいでしょうか。古典落語と新作落語を聴いていっぱい笑いました。

 今回は口演の後、座談会や質問コーナーもあり、これがまた楽しく為になるものでした。落語を披露するとき心がけていることは何ですかと生徒に訊かれて、出た答えは、「お客さんに話が伝わること」(駒子さん)、「落語って噺家とお客さんの会話。会話のように話すこと」(つくしさん)でした。「自分の感性を信じて、大きな目標を持って」「挫折のない人生の方が怖い」など生き方のヒントもたくさんありました。中学生向けのイベントではありましたが、私自身も勉強になりました。下のカットは座談会の様子です。

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 夕方からは川柳つくしさん、古今亭駒子さん、吉川中学校校長さん、吉川中学校後援会や「夢を語る会」幹部の皆さんとともに懇親会でした。二人の落語家さんが吉川区に来られたのは今回で3回目。昨日のイベントの中身や出されたお酒のことなどをめぐって楽しい話が限りなく続きました。

 きょうはこれから市宣伝です。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2019年06月12日

総務常任委員気審査、Yさんの通夜式


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 おはようございます。今朝は晴れ、ところどころ曇っていますが、6月としてはいい天気の方です。6時過ぎに起床し、新聞を読み、いま、パソコンに向かっています。

 昨日は総務常任委員会審査でした。4つの部にかかわる審査を行ったのですが、私がもっとも多くの時間を割いて質問したのは、木田第1庁舎受変電施設改修工事の請負契約の締結でした。入札は4つの共同企業体が参加し、3回行われたものの、不調となり、最低価格を入れたユアテック・城東電工JV(共同企業体)との随意契約(仮)が交わされ、議会に提案されました。契約額は2億736万円です。

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 入札結果を見ると、今回の入札も最低入札価格を入れた業者が変わらない「1位不動」(市民オンブズマンなどから談合の状況証拠と言われている)で、しかも3回目の入札では1社以外は辞退するという事態になっています。契約検査課長の答弁によると、3回目が1社だけだったことは開けてみてわかったとのことですが、どうあれ、これでは競争になりません。

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 私は公正で、競争性のある入札制度への改革を求める立場から入札経過や「入札不調、不落で随意契約する場合の事務取扱要領」について質問を展開しました。随意契約の相談相手を一番札の業者だけでなく、2番札も入れて行っている兵庫県芦屋市の例もあげながら、より競争性の高い制度にするために、先進事例に学び、上越市の事務取扱要領を改善するように訴えたのですが、今後、どうなるか注目です。

 夕方からはYさんのお通夜でした。式場に集まった人たちは、「信じられない、どうしたのか」という思いが顔に出ていました。日曜日の朝、集落の草刈りに出て、家に戻ってまもなく亡くなったということですが、人間の命ってわからないなと思いました。それにしても、Yさんの交友範囲は広かったんですね。大勢の人たちがお別れに参加されていました。惜しい人を亡くしました。

 きょうから議会は一般質問です。まもなく出かけます。

2019年06月13日

一般質問はじまる


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 おはようございます。今朝は快晴です。昨日もそうでしたが、なんか本格的な夏を迎えたような感じすらします。写真は今朝の米山さんです。

 昨日から市議会は一般質問に入りました。今回の一般質問通告者は18人、昨日は牧田議員、橋本洋一議員など5人が登壇し、市長や教育長などに質問していました。

 予想した通り、今回は運転免許証自主返納や支援事業をめぐる質問が集中しました。「1回ぽっきりでは効果がない。継続する支援を」などの質問に、市側は「総合的に対応している(趣旨)」と応じましたが、広大な市域のなかで公共交通など交通政策をどうするかという議論は大いにしていかなければなりません。

 市民の安全をめぐる問題のひとつにクマ対策がありますが、それについても質問がありました。クマ情報の扱いをめぐって、橋本洋一議員は、「指針があろうがなかろうが、行政として何が出来るか、まだやることがないか。それが危機管理の要諦だ」と主張していました。クマが出没したことの情報が市民に十分伝わっていなかったことは事実ですので、今後、関係機関が住民の声を聴きながら対策を検討してほしいものです。

 一般質問が終わってから、まっすぐ地元に帰りました。活動レポートの作成などの仕事がたまっていたからです。寝たのは夜1時、きょうも寝不足です。昨日はパソコンを地元事務所においていたのですが、留守の間に「ともにさく、新潟」事務所からニュースが届いていました。第4号です。

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 さて、時間です。がんばらなくては。

2019年06月14日

三八市で宣伝後、市役所へ

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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。すぐに事務所に来て、「活動レポート」を修正して、印刷作業に入りました。修正は数か所ですみましたが、なんで昨日の段階で気づかないのか不思議です。写真は近くの田んぼです。みなさん早起きで、稼ぎ手ですね。

 昨日は三八市の日でした。8時過ぎに事務所を出て、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートのポスト下ろしをしながら市へ。早い時間帯はどこのお店も忙しそうで、ほとんど朝の挨拶だけしかできませんでした。それでも、「がんばってるね」のひとことがうれしいです。

 昨日は一般質問の2日目でした。登壇したのは永島議員から始まって6議員。それぞれ、持ち味のある質問を展開していました。このなかで栗田議員が自治体戦略2040構想について、「住民自治がない」、「国が自治体を動かそうとしている(趣旨)」と指摘していましたが、同感でした。昨日も、交通事故や殺傷事件など昨今の情勢を意識した質問が続きました。田中議員の交通安全確保の取組に関する質問は細かいところまで目が行く質問で、なるほどと思うところがいくつもありました。

 一般質問が終わってからポスト下ろしをしながら安塚まで出かけてきました。家に戻ったのは7時過ぎになりました。事務所のパソコンには、「ともにさく、新潟」のニュース第5号が届いていました。

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 さて、時間です。きょうは、早ければ午後2時半頃、遅くとも3時半には登壇して一般質問を行います。

2019年06月15日

一般質問3日目、私も登壇


 おはようございます。今朝は雨の音に聴き惚れ、6時40分まで布団から抜けだすことが出来ませんでした。いまはぱらぱらです。このまま10時頃まで大きくならないでもらいたいものです。

 昨日は一般質問3日目。私は5人目に登壇し、平和施策、消防団適正配置、配水池工事に伴う給水不具合問題をとりあげました。

 私は非核平和友好都市宣言に基づいて、平和施策を後退させてはならないという思いで、広島平和記念式典への中学生派遣数を減らすなと訴えました。消防団の適正配置問題では、アンケート結果に示された「(余計な負担をなくし)市民の命と安全を守る本来の活動が十分できるように」という団員の願いが実現できる消防団改革に本腰をいれるべき、と主張しました。配水池工事に伴い給水不具合が発生している問題では、ガス水道局がミスを認め謝罪、今年度中に不具合をなくすために配水池の移設を検討すると言明しました。詳しくは活動レポートの23日号でお知らせします。

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 終わってからは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。前日の寝不足もあり、ぐったりしました。事務所でパソコンを開いたら、「ともにさく、新潟」6号が届いていました。

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 きょうは、これから専徳寺開寺500年法要です。稚児行列もあるので、雨が降りませんように。

2019年06月18日

一般質問最終日


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。4時50分には家を出たのですが、もう日が昇ろうとしていました。外は晴れ、薄雲がありますが、いい天気です。

 昨日は一般質問4日目でした。山田議員と小竹議員が登壇し、インフルエンザ予防接種助成、透析、消防団適正配置などについて質問を行いました。人工透析患者数は平成28年度に364人だったものが30年度は425人に。大きく増えてきています。予防プログラムのことも取り上げられました。消防団については、私とほぼ同じ視点での質問で、団員の負担軽減を訴えていました。質問は午前11時過ぎには終わりました。

 終わってから、3つの会議が行われましたが、これらも正午頃には終了しました。

 午後からは柏崎市へ。妻の実家で預かってもらっている様々な持ち物を取りに行ってきました。行きは柿崎区の黒岩から峠を通って、野田にぬけるコースを走りました。ヤマアジサイやヤマブキショウマ、ヤマホタルブクロなどの写真も撮ることが出来ました。峠からの風景、昨日は天気も良く、素敵でした。

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 夕方からは党会議でした。参院選を前にした取組状況の確認と今後の方針について議論しました。終わったのは夜の9時過ぎです。地元事務所に戻ると、「ともにさく、新潟」のニュース第9号が届いていました。

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 きょうは、午前に地元で行動し、午後から地区委員会事務所で仕事をします。

2019年06月19日

久しぶりの揺れ


 おはようございます。昨夜の地震、久しぶりの揺れとなりました。被害に遭われたみなさんに心からお見舞い申し上げます。あちこちから心配の声を寄せていただきましたが、こちらは震度3程度でした。ご心配、ありがとうございました。

 昨日は午前に買い物などで動き、10時過ぎに梅谷事務所に向かいました。途中、頸城区で倒木により防犯灯の電線が切断され、歩道も樹木で覆われた現場を見ました。日曜日の強風被害です。現場では顔なじみの市役所職員さんたちが現地調査していました。

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 その後、高田、直江津で選挙関係や党務で動き、午後3時過ぎ、吉川区に戻りました。尾神岳が落ち着いた雰囲気で、しかも色合いが良かったので写真に収めました。本格的な夏の訪れを感じさせる風景でした。

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 いったん地元事務所に立ち寄り、選挙関係の宣伝物を降ろした後、柏崎の妻の実家に向かいました。前日に続いて、荷物運びです。柏崎では1時間近く、義母や義兄などとおしゃべりを楽しみました。帰り際、話題となったのはケンポナシです。吉川だけでなく、妻の実家近くでも花が咲いていました。甘い、いい香りがします。

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 夜は議会の準備、議員団ニュースの内容の検討などデスクワークでした。その最中に地震です。少し落ち着いてから総合事務所に出向いたら、所長や次長、防災担当職員が集まっていました。柏崎在住の職員も私がいる間にかけつけてきました。下のニュースは昨日、新潟から届いたものです。

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 きょうは議会最終日です。本会議は午前で終了の予定です。

2019年06月20日

6月議会最終日

 おはようございます。今朝は2時半過ぎに帰宅して、6時半には事務所に来ています。極めて睡眠時間が短いですが、昨夜の9時頃から2時間ほど事務所で横になっていました。目が開かなくなってしまったのです。活動レポートの作成、今回は一般質問の録画を見て発言を確認する必要があり、時間がかかりました。

 昨日は6月議会最終日でした。委員長報告の後、討論に立ったのは日本共産党議員団の橋本議員です。同議員は、木田第一庁舎の地下電気室内に設置されている受変電設備の全面改修工事の契約案件について、反対討論を行いました。

 同議員は、「本案に係わる事業は極めて重要なもの。契約に先立つ入では、ユアテック・城東共同企業体など4つの共同企業体が参加したが、入札を3回実施したにもかかわらず、不調に終わり、3回目の最低価格入札者と随意契約するということになった。一連の流れを見ると、3回にわたる入札で最低価格を入れた共同企業体がいずれも同じという『一位不動』となっている。これは全国市民オンブズマンなどから談合の状況証拠だと言われているものだ。しかも、今回、3回目の入札については4つの共同企業体のうち3つが辞退するという異常事態となった。これで、果たして競争性が確保されたかというと、確保されたとはとても言えない」とのべました。

 採決の結果、本案は日本共産党議員団のみの反対で可決されました。

 本会議は1時間ほどで終了しました。昼食後は地元で生活相談などいくつかの大事な用事を夕方までかけてすませました。その中で、アジサイの園芸種、「春よ恋」の花を初めて見ました。たしかに恋の雰囲気がありますね。

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 夕方からは地元事務所で原稿書きでした。途中で何度か気分転換をしました。今回の気分転換の方法は散歩です。近くでズッキーニの花の写真を撮りました。

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 「ともにさく、新潟」ニュースの第11号が届きました。うち越さくらさんのミニ懇談会、ミニ街頭演説会の模様が伝わってきます。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートのポスト下ろし、配達で一日中、動き回ります。

2019年08月06日

総務打ち合わせ会議など会議が3つ


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。ちょうど日の出の時間、米山さんの少し東側から明るくなっていく様子を見ることが出来ました。日の出を見るのは久しぶりです。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。といっても、通常の委員会審議ではなく、事実上の打ち合わせ会議です。ひとつは、昨年、広報広聴委員会主催で取り組んだ高田での意見交換会のまとめをどうやっていくかを協議しました。その結果、これまでの手順通り、意見交換会で出された意見、要望などは広報広聴委員会で整理してもらい、その結果、総務常任委員会で対応すべきものが出てきた場合はそれにこたえていくことを再確認しました。このほか、視察の日程確認、委員協議会の開催についての確認などを行いました。19、20日のいずれかの日に、消防団の見直し問題で市から報告を受け、質疑を行う予定です。

 昼食を直江津にてとり、午後から柿崎区の光徳寺へ行きました。今回は取材です。途中、眠くなったので木陰で少し休みました。車をとめたところから数メートル先に白いものがあるなと思って、近づいてみると、なんとホタルブクロの花でした。8月になっても咲いているものがあるというのはうれしいです。

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 午後3時までに市役所に戻り、党議員団会議を行いました。各議員から委員会などの報告をしてもらい、次期公共交通計画やごみの最終処分場問題など当面する市政の重要課題のついて意見交換をしました。

 夕方からは党会議があり、お盆前の活動計画などについて協議しました。家に戻ったのは9時半過ぎ、パソコンに向かって、少しでも原稿書きをと思ったのですが、目が開きませんでした。

 きょうは午前にくろかわ診療所の原先生の葬儀に参列します。午後からは会議も入っています。明日までにビラを2枚、書かなければなりません。きょう、その時間をつくらないと……。

2019年08月07日

原先生の葬儀


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 おはようございます。今朝は5時半に起床しました。朝早くから、みなさん、仕事をされていますね。近くの用水ではため池からの水がごんごんと流れていました。稲はいま、水が欲しい時期です。

 昨日は午前がくろかわ診療所の医師、原英暑先生の葬儀でした。式場は参列者でいっぱいでした。患者としてお世話になった人が多かったのだと思います。久しぶりに無宗教の葬儀、黙とうに始まり、弔辞があり、その後、献花するという流れでした。献花の時に流れたシャンソン、誰の曲かと思って近くの人に尋ねると、ピアフの「愛の賛歌」だということでした。よく知っているはずなのに、フランス語で聴くと一段と素敵な曲としてきこえてきますね。

 先生は常に弱い立場の人に寄り添い、山が好きで、野の花が好きな人でした。私と趣味が共通だったところもあり、2人でお酒を飲み、語り合ったこともありました。

 式場受付のわきに記念品展示コーナーがあり、そこには私も見せていただいたことがある深田久弥の「百名山」などが展示されていました。

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 出棺前にお連れ合いがあいさつされ、先生が医師になろうと決意したきっかけは、柏崎高校時代に読んだ「カラマーゾフの兄弟」だったことを明らかにされました。初めて聞く話です。あの難解な小説のどこに惹かれ、医師への道を目指されたのでしょうか。もっともっと話をしてみたい人でした。

 夕方からは市役所へ。議会事務局と総務常任委員会の運営などで意見交換させてもらいました。

 昨日も一日中、猛暑でした。その分、夕陽もきれいでした。写真は私の地元事務所脇から撮ったものです。

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 きょうは原稿書きに専念したいと思っています。早く進めば、墓掃除、買い物などの用事もしたいです。たぶん、無理でしょうが。

2019年08月19日

長峰城見学会、女性フォーラム

 おはようございます。今朝は6時半過ぎにやっと起きました。涼しくなったら、なかなか起きれないですね。もっとも寝た時間も遅かったのですが。いまは、ミンミンの合唱が大きくなっています。

 昨日の午前、長峰城(1616年~1618年、城主牧野忠成)の見学会が行われました。案内役は山城研究家の金井薫さんと佐藤春雄さん。吉川区内外から約70人が参加しました。見学会の運営には、今回初めて吉川中学生18人も加わりました。

 私にとって、長峰城見学会の参加は4回目か5回目。毎回、発見があります。

 今回は佐藤さんの案内で船着き場にいたる道を初めて歩きました。改めて、大きな池に囲まれた城としての有利な条件を意識しました。空堀の底から見た犬走りについては、崩れにくいとともに攻めずらくなることを現地で学びました。今回はまた、鉄分を多く含んだ地層(古代砂層)と長沢、神田町、梶にあったとされる製鉄炉との関連などについても学びました。参加者から「おーっ」という驚きの声があがったのは2度、いずれも磁石に砂がたくさん付いたときでした。

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 歩いていて、ヌマトラノオ(1か所)やツリガネニンジン(3か所)、ゴマナ(1か所)の花も見つけました。

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 上越市議会主催の「女性フォーラム」が昨日の午後、オーレンプラザで行われました。

 基調講演は慶応義塾大学大学院准教授の谷口尚子さん。「女性が議員を目指しやすい環境作り」と題して40分ほど話をされました。谷口さんは講演のまとめの中で、女性議員を増やすには、①社会全体の意識改革、議員誕生と活動を支援する仕組みの必要性、②政治参加の入り口は関心のあるところから、③「社会的参加」も大事だが、「個人的意義」も大事だと、3点を強調されました。

 パネルディスカッションでは、佐々木志津子見附市議会議長、上田市議会議員の池上喜美子さん、田上町議会議員の今井幸代さん、そして武藤正信上越市議会議長がパネリストになり、どのようにして議員になったのか、議員として活動していくうえでの課題、今後の議会のあり方などについて発言しました。また、会場の参加者からの質問にも答えました。

 この中では、「議員はまず現状を知ることが大事。そして市民の生の声を受け止め、話し合うことが大事だ」「相談できる相手がいるかどうか、話を聞いてくれる人がいるかどうかが大事」、「2期目の時、出産で半年間議会活動ができなかった。代理投票制度があるといいなと思った」、「議員はほんとにもうからない。交際費が増えて、手元に残る金はない」などの発言がありました。

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 女性が議員を目指しやすい環境づくりを具体的にどうするかをはっきりさせるには、もう少し時間をかけて議論する必要がありましたね。

 夜、といっても深夜ですが、古い写真を見ていて、母の姉、アヤノ伯母さんの写真を見つけました。23歳のときのものだということですが、伯母さんの写真が残っていて良かったです。母にも見せたいと思います。

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 きょうは、これから市役所です。
 

2019年08月24日

滝沢逸男議員亡くなる

 今朝は残念なお知らせからしなければなりません。同僚議員で元議長の滝沢逸男さんが昨日亡くなったのです。私と年は一緒、市議会議員としての期間もほとんど同じとあって、党派は違ってもざっくばらんに話が出来る人でした。6月議会のとき、「どうだね、体調は」と聞いたら、「おかげ様でいい」という答えが返ってきていたんですが、そのときも具合が悪かったのでしょうか。今年の秋には、山芋のムカゴをプレゼントする約束していました。さみしいです。

 昨日は地元町内会の祭りでした。平日の祭りとあって、参加者は10数人でしたが、神主さんや町内会の人たちとゆっくり話が出来ました。話題となったことは、地元町内会のことは勿論ですが、そのほかのこととしては参院選の結果と来年の市議選が中心でしたね。会場となった公民館は雨上がりだったこともあって、思っていた以上に涼しく、助かりました。

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 午後からは市職労の大会でした。来賓としての参加で、会の途中まででした。委員長の発言や来賓の発言で共通していたのは、市民と野党の共闘の力です。うち越さくらさんの当選で、市民と野党の共闘の重要性がより深くつかまれているなと思いました。そして、もうひとつ、県財政の危機との関連で県職員だけでなく、市の職員にも「給料削減の波」が押し寄せてくるのではという心配も共通でした。写真は挨拶する和栗委員長です。

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 地元に戻ってからは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。もう10部ほどで終わります。

 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達などをやり、午後から川谷地区の運動会です。

2019年08月27日

木田、高田、直江津へ3往復


 おはようございます。今朝は涼しいというよりも寒かったですね。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でしたが、車を走らせてしばらくしたら、温風が流れ出てきてびっくりしました。気温設定は冷房を前提にしておいたのです。

 昨日は浦川原でのスタンディングからスタートしました。空からはポツリポツリと雨が落ちていたのですが、日は照っていました。これは虹が出るぞ、と言っていたのですが、確認できませんでした。久しぶりのスタンディング、手振り、会釈の反応が多く、気持ちよくできました。写真はスタンディングに向かう途中で撮ったものです。

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 スタンディングが終わってから、いったん家に戻り、市役所へ。各派代表者会議、党議員団会議があったからです。代表者会議では滝沢逸男議員の死去に伴う追悼演説、議席の配置、委員会構成などについて話し合いました。党議員団会議は昨日の議会運営委員会の決定、各派代表者会議の内容の報告と9月議会対応のついての協議でした。今回の総括質疑は私が登壇します。ただ、準備の時間がきわめて少ないのがきがかりです。忙しすぎです。

 お昼過ぎに市役所を離れて地元に戻り、食事後、今度は高田に向かいました。生活相談で弁護士さんに話を聞いてもらうことになっていました。中身は書けませんが、弁護士さんも多忙ですね。おかげで、相談者の方は、頭の中がすっきりしたようです。

 夕方、地元に戻ると、夕焼けがきれいでした。何枚も撮ったのですが、その時の1枚だけアップします。尾神岳です。吉川区の下町で撮りました。

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 夜は直江津で会議でした。会議が始まってまもなく携帯が鳴りました。今度は子どものスポーツ団体の方からの相談でした。急な、しかも活動上大きな問題が出てきました。どう対応するか、しっかり考えていきたいと思います。

 きょうは午前10時から党議員団会議、そして午後からは別の会議と続きます。質問の準備、議員団ニュース、活動レポートの原稿書きと全部こなさなくてはなりません。うーん。頑張るしかないか。

2019年08月28日

議員団会議、滝沢逸男議員の通夜式


 おはようございます。昨夜も涼しかったですね。今朝は6時40分まで布団に入っていました。なかなか起きられなくなっています。外は曇り、いい天気ではありません。

 昨日は午前に党議員団会議を行い、総括質疑の検討をしました。議案をもらったばかりで短期間に質疑項目を決めていくのは非常に厳しいものがありますが、いまの段階でみんなで整理し、私が質問することになりました。先ほど案をまとめ、議員団メンバーに送信したところです。

 午後からは党県委員会幹部と当面の組織方針について協議しました。参院選後の忙しい日程の中で組織の拡大強化をどう実現していくかなど貴重な意見交換の場となりました。今後に生かしていきたいと思います。

 夜は滝沢逸男議員の通夜式でした。式場の駐車場は満杯状態で、すごい参列者数でした。お連れ合いが喪主を務められ、原稿なしでしっかりと挨拶されたのには驚きました。

 きょうはこれから市役所です。原稿書きが待っています。

2019年08月29日

総括質疑の聞き取り、活動レポートの作成

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 おはおようございます。今朝は6時半に起床しました。布団に入ったのは深夜の2時過ぎですから、よく起きたと思います。外ではミンミンが鳴いています。曇りの状態で鳴いていると、なぜか弱々しく聞こえてきますね。写真は今朝の吉川の状態です。水位は夜中より下がりました。

 昨日は午前に市役所に行き、総括質疑の通告を提出後、議員団ニュースの編集作業に入りました。質疑の準備と毎週のレポート作成を含め3つ重なると、やはりきついですね。それでも、今朝の締め切りにはすべて間に合いました。ただ、活動レポートは今回も書くことがいっぱいありすぎて、書ききれず、前に約束した記事はどうなりましたかという声がかかりそうです。

 昨日の午後からは、総括質疑通告の聞き取りです。実際の本会議場でのやり取りと違って、ここでは逆質問も手続きなしにすべてオーケー。「どうして、こんな少額なことを総括で訊いてくるのですか」「共産党の考えはどうなんですか」など遠慮なしです。それだけにいい議論が出来るところがありますね。こちら側の準備不足の点もはっきりします。昨日は本会議や委員会室での私の質問の実際の姿についても感想や注文(?)が寄せられました。すべてウエルカムです。

 夕方からは事務所でパソコンに向かいましたが、パソコンのキーボードで入力できない(極めてしづらい)ところも出てきて参りました。もう買い替え待ったなしの状態となりました。せめて、9月議会が終わるまで待ってほしかったのですが。そんなこともあって、夜の原稿書きは普段よりも手間がかかりました。睡魔もときどきやってきました。

 きょうは、すでに活動レポートの印刷も終わりましたので、折り込み作業をやり、その後、「しんぶん赤旗」日曜版とともにポスト下ろし、配達に全力をあげます。

2019年09月03日

党議員団会議、訪問活動


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 おはようございます。今朝は雨がぱらついています。セミの声はまったく聞こえません。虫の鳴き声もごくわずかです。静かな朝です。写真は米山さん。㈱杜氏の郷の脇の駐車場にて撮りました。

 昨日は午前から午後にかけて党議員団会議でした。主に議案の賛否、一般質問項目の検討が主な議題でした。半日の予定でしたが、一部の議案検討で時間がかかり、午後からも継続しました。一般質問の通告締め切りは9日午後5時です。ここ数日は、この通告でも頭を使わなければなりません。

 午後3時頃からは、ある家を訪問しました。そこでお茶をご馳走になり、話が弾んで1時間近くもおじゃましてしまいました。長くお世話になったのは、いくつもの興味深い話を聞くことが出来たからです。そこの家には小さな池があるのですが、そこへイタチやテン、それに何とカワセミなどもやってきたというのです。それらについては居間の窓から、数十枚、撮影されていました。イタチは池にもぐっても10秒くらいで水中から出てくる、そんな話を聞けば、帰れなくなります(笑)。

 もちろん、こういう話ばかりではなく、私の通信が地域でどんなふうに読まれているかなどについてもたくさんの情報をいただきました。これらは今後の活動のエネルギーになります。

 きょうから市議会は9月定例議会です。27日まで猛烈に忙しい日が続きますが、頑張ります。

2019年09月04日

三八市、9月議会初日


 おはようございます。今朝は6時前に起床しました。昨日は最高気温が23度くらいだったそうですが、涼しくなって、寝ていても気持ちいいです。いま、外は曇りです。予報では、また30度前後になるというのですが、いまの状態から言うと、信じられません。

 昨日はまず三八市宣伝に行きました。半月ほど行っていないので、何となく懐かしい気分になるのは不思議です。洋服屋さん、花屋さんなどとおしゃべりしました。花屋さんでは、最近の葬儀模様の変化について教えてもらいました。その後、党地区委員会事務所に寄ってから、大急ぎで市役所に向かいました。

 市役所に急いだのには理由があります。先日亡くなった滝沢逸男議員のお連れ合いなどが挨拶に来られると聞いていたからです。ぎりぎりセーフでした。それにしても、丁寧な挨拶をされて、びっくりでした。

 昨日から9月議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、山田議員など4議員が登壇し、昨年度一般会計歳入歳出決算などについて総括質疑を行いました。私が質疑しようとしていた市立上越体操場、会計年度任用職員制度についてもやりとりがありましたので、私の質疑では、それを踏まえたものにしなければなりません。

 会議後、直江津の街中、大潟区の市立上越体操場周辺を改めて視察し、写真に撮ってきました。きょうの質疑や活動レポート作成で使用するためです。

 きょうは総括質疑2日目。トップは私です。一応原稿を用意したのですが、原稿からいったん目を離すと、どこに行くかわからなくなるのがこれまでの「実績」です。しっかりと臨みたいと思います。

2019年09月05日

総括質疑2日目


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 おはようございます。今朝は曇り空です。朝からミンミンが一生懸命鳴いていますが、なかには弱々しい鳴き声も聞こえてきます。

 昨日は9月議会2日目。総括質疑などが行われました。総括は私がトップバッター、新水族館と官民あげての取組、行政改革の総括、要援護世帯除雪費助成事業の見直し問題、大潟区の上越体操場周辺の交通環境整備、会計年度任用職員制度に対する基本的な考え方などを提案理由の説明や提出議案の説明資料などに基づいて質疑を展開しました。限られた時間の中での質疑ですので、深まったものもあれば、これからのものもありますが、いずれにせよ、委員会審査での基調となる質疑を行うことが出来たと思っています。質疑の内容は活動レポートの次号に掲載します。

 総括質疑は板倉区から8人の人たちが傍聴に来てくださいました。過日、議会報告会をした時に、「今度は傍聴においでください」とお願いしていたのですが、それをさっそく行動にしてくださいました。次回、行った時にどんな声が出るか楽しみです。

 午後早く、議会は終わりましたので、急いで家に戻り、活動レポートなどの編集作業に取り掛かりました。議会中は時間が少ないので、新たな原稿を書くのは必要最小限にしなければ間に合いません。ですから、ブログなどに書いた過去の記事を手直しして活用するのですが、ここ1週間は書いた記事がいっぱい、これらのなかから選ぶだけでも時間がかかりました。

 きょうは、これからスタンディングです。その後、市役所に向かいます。

2019年09月06日

スタンディング、委員会傍聴、生活相談


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 おはようございます。今朝は4時に起床し、事務所に来ています。本当は溜まっている仕事をするつもりで早起きしたのですが、猛烈な睡魔に襲われ、寝てしまいました。外は昨日に続いていい天気になりそうです。写真は昨日、山間部で撮影したウドの花です。色が変わり始めましたね。

 昨日は食事前に浦川原物産館近くにてスタンディングをしました。実質賃金が下がり続ける中、消費税を増税できる状況ではない、準備も間に合わない、この状態、いっときも早く国会で審議してほしいものです。立ちながら、一昨日の総括質疑のことや長野市議選の応援のことが話題となりました。目は通行するドライバーのところへ向け、耳は隣の人の話を聞く、あるいは自分で話す。こういう調子でしたから、あっという間に時間が過ぎていきました。手をあげてくださったのは1人、会釈をしていかれたドライバーは少なくとも8人くらいだったでしょうか。

 いったん事務所に帰って、議員団ニュースの印刷し直し、活動レポートを含め、「しんぶん赤旗」日曜版への折り込み作業を行いました。その後は、配達とポスト下ろしです。強行軍でした。

 市議会は昨日から委員会で付託案件の審査が始まりました。最初は文教経済常任委員会です。昨日は1時間ほど教育委員会の審査を傍聴しました。注目したのは特別支援学校、特別支援学級の実態です。思っていた以上に対象となる児童生徒数は多く、600人近くになると聞いて、びっくりでした。こうした状況の下で、児童生徒の学びと成長を実現するために自治体独自の努力が続いていること、文科省の対応に不十分さがあることなどが明らかになりました。

 午後からは生活相談で動き、夕方からは大島、吉川の山間部へ。外で仕事をしている人が多く、何人もの人たちと交流できました。下の写真はいつもの家の生け花です。

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 きょうはこれから木田へ向かいます。市役所ではなくお医者さんです。延び延びになっていた胃カメラ検査を受けるためです。午前は、この検査だけで終わることでしょう。

2019年09月07日

胃カメラ検査、委員会傍聴、質問準備


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 おはようございます。今朝はよく眠れました。蒸し暑い夜になると思っていたのですが、予想に反してさほど暑くはなく、助かりました。外は快晴です。昨日に続いて、きょうも稲刈り日和となるでしょう。写真は柿崎区上直海と吉川区竹直の農道から撮った米山さんです。

 昨日は胃カメラ検査でした。初めての医療機関での検査でどんな感じか心配していたのですが、お医者さんは開院前から私に挨拶してくださって、とても気さくな方なので安心しました。検査も初めて鼻からのやり方だったのですが、痛みもなく、極めてスムースでした。ピロリ菌の跡は残っていましたが、結果は異状なし。これで、楽々しました。

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 検査が予定よりも早く終わったので、10時からは市議会文教経済常任委員会の審査を傍聴しました。昨日は産業観光部門が審査対象でした。

 印象に残った質問は、「障がい者雇用率(昨年度、上越市では2.16%)はなぜ上がらないか。企業に出向く努力をさらに強めてほしい」「メイドイン上越の認知度をもっと高める努力と工夫を」「店舗等改装促進事業は取組の成果で評価されている。廃止でなく、充実を」等でした。

 このなかで店舗等改装促進事業について担当部長は、「効果がより長続きするようにしたい、もっと効率の良いようにしたい」とのべ、注目されました。

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 午後からは、橋本議員とともに一般質問の準備に入りました。私は2時半過ぎには市役所を出て、一般質問の準備と活動レポートの取材をかねて、板倉区の山間部へ行ってきました。

 昨夜は、胃カメラ検査も無事に終わったことからのど越し生を1缶いただき、テレビを鑑賞しました。見たかった番組はNHKBSプレミアムの「蛍草 菜々の剣」最終回、緊張感あふれた場面展開が続き、今回分だけでも1本の映画になると思いました。秀逸作品でしたね。

 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、取材、講演会と盛りだくさんです。

2019年09月10日

一般質問通告締め切り日


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 おはようございます。今朝は5時に起きて、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。早い時間に外に出ると、どうしても景色が気になります。今朝も気に入った風景に出合い、何枚もの写真を撮りました。上の写真は柿崎の上空、下は吉川区竹直の田んぼと空です。田んぼでは稲の甘い匂いが漂っていました。

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 昨日は一般質問通告の締め切り日。いつものことながらぎりぎりにならないとエンジンがかかりません。午前中に、先日の議員団会議での分担にもとづいて、通告文の整理をしました。私の質問は加齢性難聴対策、「核のごみ」の地層処分問題についての認識、スポーツ施設をめぐる若干の問題の3つです。

 お昼過ぎに市役所に行き、上野議員の意見も聴いてから、質問通告書を提出しました。その後、私用があり、いったん、地元事務所に戻り、再び市役所へ。そこでは通告書に基づく担当課のヒアリングが行われました。行政側とのやりとりで新たに判明したこともあって、質問の組み立ては当初の予想したものとは違った展開をせざるを得ないものも出てきました。昨日は環境保全課とスポーツ推進課分が終わりましたので、あとは高齢者支援課の分が残りました。

 買い物などを済ませ、家に戻ったのは午後8時半過ぎです。前日の日曜日がフル回転だったこともあって、家に戻ってもパソコンに向かう意欲はまったくゼロ。テレビを見たり、横になってごろごろしたりして過ごしました。

 こういうリラックスした時間を過ごして、正式に布団に入ったら、今度は眠れなくなりました。そこで広げたのは、ちくま文庫の「井上ひさし ベスト・エッセイ」。佐藤優の解説に導かれ、「書物は化けて出る」など数編を読みましたが、これがまた面白いものばかり。ますます、眠れなくなりました。

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 きょうは、これから浦川原経由で市役所に向かいます。浦川原は私用です。

2019年09月11日

デスクワーク、一般質問準備


 おはようございます。今朝は目を覚ましたら7時少し前、びっくりしました。やはり、前日からの寝不足があったようです。大急ぎで資源ごみを出し、その後、パソコンに向かっています。外は晴れ、ミンミンゼミが盛んに鳴いています。

 今朝の「しんぶん赤旗」日刊紙の1面は首都圏を襲った台風15号の被害を大きく報じています。依然として数十万戸の停電、それと断水なども続いています。こころからお見舞い申し上げます。安倍内閣は内閣改造で動いていますが、こうした被害対策は最優先です。内閣改造を遅らせても、こちらが先ではないでしょうか。

 昨日は午前10時過ぎから議員控室にてデスクワークでした。仕事の中身は質問の準備とビラづくりです。委員会審査の様子を録画で見たり、資料を読んだりしながら作業を進めましたが、なかなか進みませんでした。作業は予定したところまではいかず、だいぶ残ってしまいました。それと、午後は一般質問の聞き取りもありました。原稿を書くには地元に帰ろう、そう思って小猿屋を過ぎると、カントリーの周辺がとてもいい感じです。今年もここで秋の景色を撮ることが出来ました。

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 地元に戻ったのは3時半過ぎですが、事務所で仕事をする前に妻を柿崎駅に送ったり、職人さんへの支払いをしたりと夕方までかかりました。ま、そのおかげできれいな夕陽を見ることが出来ましたし、今年初めて、ヤマボウシの実を採ることもできました。夕陽を撮った場所は、先日、コウノトリの写真を撮った場所の近くです。最近はサギまでコウノトリに見えるから困ったものです(笑)。

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 夜は原稿書きに専念しました。「春よ来い」も何とか明日の朝までには書き上げることが出来そうです。

 きょうは、まもなく市役所に向かいます。議員団ニュースを短時間で仕上げ、委員会の傍聴をしたいと思っています。

2019年09月12日

議員団ニュース作成、委員会傍聴


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で仕事をしています。深夜というよりも朝方の3時に布団に入ったので、いまは大丈夫ですが、午後から心配です。どこかで眠らないと。写真は今朝の6時台の風景です。

 昨日は午前が議員団ニュースの作成でした。10時半までに終わらせ、市役所に向かいました。市役所に着いたのは11時過ぎでしたが、その後、電話が何本もあり、午前中の農政建設委員会の傍聴はかないませんでした。

 午後からは2時間ほど委員会を傍聴しました。中山間地での農業の担い手問題、上越市は昨年度行った実態調査をさらに深めて、今後の対策をさぐりたいとしています。農産物の輸出関連の事業は廃止です。その分、市内農業を直接支援する施策の充実につながっていけばいいのですが、今後の動きに注目です。

 夕方まで議員控室でデスクワークをしましたが、やはり一人にならないと集中できないところがあって、少し早めに地元事務所に戻りました。

 きょうは、明日からの委員会審査の準備と「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夕方には大島に行くことにしました。

2019年09月14日

総務常任委員会始まる

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 おはようございます。今朝は5時半に起床しました。歩いて事務所へ来る途中、目に入ったのはエノコログサです。朝陽に照らされたエノコログサは輝いて、きれいでした。きょうも天気は晴れ、稲刈りをしようという人たちは大喜びでしょう。

 昨日から総務常任委員会が始まりました。総務常任委員会の所管は財務部、総務管理部、企画政策部など多くの部局にわたります。1日目の昨日は財務部と総務管理部の決算まですすみました。第2庁舎の火災のその後からはじまって、入札契約、タブレットの活用などをめぐって審査を続けました。活動レポートの次号でその主だったところを紹介する予定です。

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 夕方5時過ぎまで審査した後、正副委員長などで若干の打ち合わせを行い、終わってから、夕焼けを楽しみながら帰りました。下の写真は、頸城区北福崎あたりでの風景です。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心の活動です。

2019年09月17日

委員会審査の準備


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。小雨が降る中でしたが、気持ちよく配達できました。

 昨日は総務常任委員会審査の準備を続けました。企画政策部、防災危機管理部を中心に質問事項がないかチェックし、関連資料を読む。そして、質問点をしぼっていく。それだけのことですが、これがけっこう時間を要します。準備しても、他の委員が同じ問題で質問し、私の出番がなくなるときもあります。

 夕方、高田に出て、その後、本屋にまわってリラックスし、会議に臨みました。夜の会議はやはり疲れますね。家に戻ってから、少しは原稿書きを、と思っていたのですが、テレビで前進座の梅雀のヒストリーを観ているところまではよかったのですが、その後は横になり、ダウンしてしまいました。

 きょうは、これからスタンディングです。10時からは総務常任委員会もあります。

2019年09月18日

トキ鉄問題などで論戦


 おはようございます。今朝は5時40分に起床しました。朝方、寒かったのか、よく眠れていません。外は曇り、雨が降らないものの、少しあやしい天気となっています。今朝は虫の鳴き声がするものの、セミはまったく鳴きません。

 昨日は総務常任委員会審査の2日目でした。総務管理部から始まって、企画政策部、防災危機管理部まで議案審査は進みました。残るは、消防団の再配置などの委員協議会と自治・市民環境部関係の議案審査だけとなりました。下の写真は総務管理部関係議案の審査時のものです。

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 昨日の決算審査で、私は並行在来線えちごトキめき鉄道への支援スキームの見直し問題や原子力防災訓練などをとりあげました。

 えちごトキめき鉄道は本年5月、運賃を来年4月から平均3割引き上げることを発表しました。私は同社が開業から4年間で収益を当初計画よりも4億円多い42億円をあげながらも、費用に関しては当初計画よりも7億円も多い50億5千万にもなっていることをとりあげ、「この背景には想定を上回る鉄道施設の維持補修・設備更新と線路使用料収入の大幅減などがある。大元には創業時の支援スキームに甘さがあったのではないか」と質問しました。これに対して野口副市長は、私の指摘を認め、政府に支援スキームの見直しを求めていくことを表明しました。

 原子力防災訓練については、上越市が昨年11月、吉川区、柿崎区などで行った第3回原子力防災訓練の総括を求めました。この訓練では初めてバスによる移動訓練も行っています。私は、避難行動要支援者の扱いがどうなったかやバスが当市の避難計画通りに運行できたか、県の広域避難計画との関連はどうであったかなどについて質問しました。市の担当者は、「バスの移動は県の広域避難計画でも大きな課題となっている。実際上は市町村がバスを確保し、不足したところは県が出すことになっている。この問題は解決してなく、今後の協議課題だ」と答えました。

 私は、「上越市が昨年やった(バス移動の)経験、今年11月にやろうとしていることは県内でも貴重だ。実際に体を動かして得たものは行政マンからだけでなく、参加した市民からも意識的に、しっかりと聴いて(県や市の計画に)反映させてほしい」と訴えました。笠原防災危機管理部長は、「(体験した市民の)生の声を市町村研究会や県に届けていきたい」と答弁しました。頑張ってほしいと思います。

 きょうは総務常任委員会審査の3日目です。委員会審査の予備日を使っての審査ですので、夕方までかかることはないでしょう。

2019年09月19日

総務常任委員会3日目


 おはようございます。今朝は6時半に起床し、事務所にて仕事をしています。昨夜は、というよりも今朝がたの4時に布団の中に入ったので、頭はしっかりしていません。もっとも睡眠時間は昨夜の夕飯後、少し横になっていますので、ある程度とれています。ご心配なく。布団に入るのが遅くなったのは原稿書きが進まなかったからです。

 昨日は総務常任委員会の3日目でした。防災危機管理部、自治・市民環境部関係の案件で質疑しました。

 上越市では団員不足などから現行の体制では十分な消防団活動ができないとして、適正配置(再編)に向けての努力が始まっています。

 私はこれまでヒアリングやアンケート調査等で団員や町内会などの声をかつてなく広く集めて、問題点をクローズアップしたことを評価したうえで、適正配置計画を部分的に決め、積み重ねていくのではなく、全体計画を期限を定めて決めていくことを求めました。私以外の議員も同様の意見をのべていました。また、訓練や消防大会などの行事の見直しについても、気がついたこと、できることから取り組むことは大事だが、アンケート等で浮き彫りになった見直し項目を整理し、速やかに検討するよう訴えました。さらに、消防団の出動命令については、携帯メールを主にしながらも、防災無線など他のチャンネルも活用するよう求めました。

 上越市の非核平和の取組は、今年度から、広島平和記念式典への中学生の派遣数をこれまでの3分の1に減らし、行革で経費の「削減対象」にするという重大な後退が起きています。

 私は昨年度の取組の中でどんな課題や問題点があったかを確認しました。担当課長は、報告会の日程調整に難儀していることやバスによる広島への移動の負担軽減などが課題だったことを明らかにしましたが、各校で代表を1人選ぶことが難しいことは確認していないと答えました。やはり、中学生派遣の困難さからの削減ではなく、行革の経費削減と言わざるをえませんね。これからの平和の担い手を育てていくためにも、速やかに元に戻してほしいと思います。

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 非核平和の取組では、もう一つの問題をとりあげました。それは戦後70年以上が経過するなかで、戦争体験者が亡くなり、戦争未体験の世代がどう「戦争体験」を伝えていくという問題です。私はNHKEテレETV特集「少女たちがみつめた長崎」での作家、青来有一の実践を紹介しながら、当市においても取組を急ぐべきだと強調しました。土橋副市長はその必要性を改めて表明し、担当課長は学校の平和教育の講師の皆さんと意見交換し、どう具体化するかを協議しているとのべました。

 きょうから一般質問です。猛烈に忙しい日が続きます。

2019年09月20日

参考資料を配信・配布しての一般質問


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 おはようございます。今朝は5時50分に起床しました。曇っていますが、まずまずの天気です。写真は6時少し前の尾神岳です。何となく、秋が進んだように見えませんか。

 今朝は新米をいただきました。毎年のことではありますが、最初の一口目は特別な思いがあふれます。苦労してコメ作りをしてくださった方に感謝し、今年も新米を食べられる喜びをかみしめました。

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 昨日は一般質問の1日目でした。永島議員をはじめ5人が登壇し、高田の活性化、災害対策、中山間地農業対策などをとりあげました。このなかで江口議員は20数枚のスライドを用意、各議員のタブレットにデータを送信して質問、池田議員はA3版のカラーコピー1枚を全議員、市の執行部に配布して質問を展開しました。質問をわかりやすくするうえで貴重な取り組みだと思います。ただ、傍聴者にはこれらの資料は見えません。やはり、議場に大きなモニターを配置する必要がありますね。そうでないと、市民不在と言われそうです。

 1日目の一般質問が終わったのは午後4時前。その後、活動レポートのポスト下ろしのため、三和、安塚経由で大島に行きました。大島ではいつものの家の今週の花を撮影したほか、母の実家にも行ってきました。花の写真は初めて、日没後の撮影となりました。玄関灯の光を活用しての撮影ですが、いかがでしょうか。

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 家に戻ったのは午後7時半頃です。前の晩、あまり寝ていなかったので、パソコンを立ち上げることなく、早く横になりました。

 きょうは、一般質問の2日目です。夕方までかかります。

2019年09月21日

一般質問2日目

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 おはようございます。今朝はいまひとつパッとしない天気ですね。でも、雨が降らないだけいいということでしょうか。写真は6時20分頃の風景です。田んぼの黄色い部分がどんどん少なくなってきました。

 昨日は一般質問2日目。杉田議員をトップに6人の議員が登壇し、地域経済、教育、市長の政治姿勢など取り上げました。

 注目したことのひとつは杉田議員の消費税増税に関する質問です。来月からの10%への増税を前に駆け込み需要の状況やその後の反動減について問われた市長は、「前回のような駆け込み需要の顕著な動きはない。先日の経済懇談会でも目立った動きはないとのことだった」とのべました。間違いのない答弁ですが、駆け込み需要さえおきないほど消費が落ち込んでいるということです。こんななかで税率をあげるなんて愚策です。経済をこわしてしまいますね。

 もうひとつ、牧田議員の広島平和記念式典への中学生派遣に関する質問です。私も先日の総務常任委員会で質問したのですが、 牧田議員も「現地に行く大切さが大きい。この事業は縮小すべきではない」と訴えました。これに対して市長や担当部長は、「これまでは事後の報告会を開くのが難しく、発信力が十分でなかった。一人ひとりと向き合い、きめ細かい支援、指導ができなかった」(市長)、「今度は内容を濃いものにすることができる。しばらく、市の取組を見ていただきたい」(担当部長)などとのべていました。「発信力を高めるため」や「内容を濃くするため」に派遣人数を減らしたというのです。とんでもない話です。こんなことは派遣生徒数を減らさなくてもできることです。

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 上のイラストは議会事務局で撮ってもらった写真をもとに描いてみました。少しは似ている人がいるでしょうか。

 きょうは午前が消費税増税、憲法改悪反対宣伝行動です。午後からは会議もあります。

2019年09月25日

一般質問3日目、橋本正幸議員も登壇


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 おはようございます。今朝はいい天気になりました。ただ、ひんやりしています。半袖では寒く感じますね。写真の青空は、今朝ほど、事務所脇にて撮りました。雲が気に入りました。

 昨日は一般質問3日目でした。波多野議員など7人が登壇し、保倉川放水路問題、財政問題、地域協議会など多様な問題をとりあげました。日本共産党議員団の橋本正幸議員も登壇しました。同議員は質問原稿が間に合わないと言っていたので、どうなるかと心配したのですが、中山間地での農業維持のために何をなすべきかについて、関係者の声を紹介しながら、とつとつと訴えました。また、最後には農業者が誇りを持って農業をやっていくことが大事だと述べ、これには共感しました。同議員が議員控室に戻った時、私と上野議員は「いやー、良かった」と拍手で迎えました。

 きょうは一般質問4日目です。私は3番手です。早ければ、午前11時半過ぎ、遅くても午後1時には登壇することになりそうです。

2019年09月26日

一般質問最終日、私も登壇


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 おはようございます。今朝は7時に起きました。もっとも家に帰ったのは午前4時でしたので、風呂に入って少し横になっただけです。昨夜は事務所でひと眠りしてから原稿書きをしました。ということで、合計5時間くらいは寝たでしょう。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は浦川原物産館近くでのスタンディングからスタートしました。遅刻していったのですが、少しでも参加して気合を入れたいと思っていたのです。もっとも気合を入れたのは私自身に対してです。一般質問への流れを作りたかったのです。

 一般質問は最終日。小林議員、上野議員と続きました。そして午後のトップが私でした。富山市から議会改革を進めようという人たちが傍聴に駆け付ける中での質問は6月に続いて2度目、元気良く質問することを心がけました。

 一般質問で私は、高齢化社会を迎え、大きな問題となっている加齢性難聴対策、「核のごみ」の地層処分、大島・三和中学校グラウンドなどのナイタ―設備廃止問題をとりあげました。このうち加齢性難聴の人への支援については、補聴器はWHOの推奨基準にそって中等度の難聴という早い段階から行うべきだとの私の質問に、市長は「できるだけ早期から補聴器などを使用し、聴力低下の影響を回避、軽減する」と答えました。補聴器購入助成については担当部長が「今後研究していきたいが、(当面、健康講座等)健康に配慮しつつ取組をすすめていく」とのべました。ぜひ積極的に研究して、全国の先進自治体に続いてほしいものです。

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 きょうは、議会休会日。「しんぶん赤旗」日曜版、活動レポートのポスト下ろし、配達です。大島区へは午後2時過ぎに入る予定です。

2019年09月28日

9月議会終わる


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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。ごみ出しをしてから、朝刊を読みました。朝、新聞をゆっくり読んだのは久しぶりです。写真は事務所の近くの田んぼです。田んぼの中から黄色い稲は完全になくなりました。

 昨日は市議会の最終日でした。市役所に向かう途中、吉川小学校の児童たちが大勢歩いている姿を見かけました。遠足です。歩いている姿からは楽しそうな様子が伝わってきました。久しぶりに遠足の姿を見ました。

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 昨日の本会議では委員長報告の後、提出された34議案の採決を行い、可決し、閉幕しました。日本共産党議員団は、行革推進、市民サービス削減の昨年度一般会計決算、非正規雇用の拡大につながりかねない会計年度任用職員制度関連の条例、談合の疑いのある工事請負契約など13議案に反対しました。次の議員団ニュースに討論内容などを紹介する予定です。

 会議が終わってから、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みをしました。明日の日曜日の朝刊に折り込まれる地域は、柿崎、吉川、浦川原、大島、安塚、清里、牧区で、枚数は約7500枚です。これらの区域以外にお住まいの方は、申し訳ありません。明日の朝、私のホームページに掲載しますので、そちらでごらんください。

 きょうは、これから三八市での宣伝をした後、県立吉川高等特別支援学校のイベントに参加します。「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしなければなりません。
 

2019年10月03日

災害対策特別委の視察

 おはようございます。今朝は千葉県北松戸からの発信です。外は少し曇っていますが、まずまずの天気です。昨日から市議会災害対策特別委員会の視察に出ています。

 昨日は八千代市でみどりが丘小学校のみどりサポートチームによる防災の取組を学びました。同チームは第20回防災まちづくり大賞を受賞した団体です。「みどり防災キャンプ」や避難所運営委員会の活動などを通じて、「学校と地域を結ぶコーディネーターとして、美化活動・防災活動を実施している」ことが評価され、受賞につながりました。

 昨日は、みどりサポートチームの鈴木代表からパワーポイントを使って、これまでの活動、今後の課題などを話していただきました。「みどり防災キャンプ」については、東日本大震災の教訓から、地域やまちの人を守るために考えたということでしたが、キャンプは「児童だけでなく、親、地域が防災を学ぶ場」と位置づけ、様々なプログラムが用意されていました。避難所運営については、「みどり避難所運営ゲーム」も開発し、注目されています。

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 どこの学校でも避難訓練などを行っていますが、私が注目したのは、地域のサポート団体が一緒になって学校現場から防災に接近する手法です。新鮮さを感じました。これまで、上越の市議会では、学校と防災については深い議論をしたことがありません。今回の研修を契機に目を向けていきたいと思います。

 きょうは春日部市へ行きます。

2019年10月04日

公民館を中心とした防災のまちづくり

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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。外は晴れです。昨夜の天気予報では、お昼頃、強風となるとのことでしたが、そういう感じじゃないですね、いまは。写真は事務所脇の風景です。雲はゆったりと流れています。

 昨日は災害対策特別委員会の視察、2日目でした。千葉県から視察地の春日部市へ行く途中、電車の車内放送で、「次は吉川」と言われ、びっくりしました。武蔵野線は吉川市を通るようになったんですね。一瞬、どこの吉川かと思いました。

 昨日の視察は第22回防災まちづくり大賞を受賞した春日部市の武里公隣防災対策連絡協議会でした。ここでは公民館を中心とした防災のまちづくりについて学んできました。自治会の防災訓練では単に訓練だけでなく、防災についての勉強会もやってほしいという声をきっかけに、公民館が地域防災力の向上に貢献している姿を教えていただきました。同連絡協議会では、訓練はもとより、防災マップやガイドブックも作成しているのには驚きました。

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 説明の中では、「ぼうさい小町武里」という組織を立ち上げたことや、ここでも子どもたちにどう参加してもらうかに心を砕いていることに注目しました。まだまだ若年層の参加が少ない中で、防災については楽しいイメージを持ってもらうことを重視している点は素晴らしいですね。また、防災訓練はいろいろな季節に行うことが必要であること、これは当たり前といえば当たり前なんですが、改めて確認できました。

 視察が終わってからの帰り道、大宮駅で1時間近く待ち合わせ時間があり、本屋さんへ入り、1冊の本を購入してきました。小泉武夫の「猟師の肉は腐らない」(新潮文庫)です。あるところで、「食事風景なら小泉武夫の文章がすごい」と聞いていたので、読んでみたかったのです。拾い読みですが、読み始めました。

 きょうは、「しんぶん赤旗」の配達と集金に全力です。

2019年10月09日

地域協議会の代表と意見交換会開催

 きょうは朝からいい天気になりました。おはようございます。大型の台風が来る前に、片づけるべきものがあれば、きょうがそのチャンスでしょう。今朝は6時に起床し、事務所に来て、デスクワークをしています。

 昨日は三八市でした。3日は視察の関係で行けませんでした。2週続けて休みたくないので、8時50分過ぎに行きました。「いつもよりも早いね」と言われましたよ。心配していた漬物販売のお母さんの姿を確認でき、ホッとしました。もうひとつ、うれしかったことがあります。以前、聴信寺の前で野菜などを売っていたOさんが次回の市から復活するということを本人の口から聞けたことです。こりゃ、13日、台風が来ても行かなきゃなりません。昨日の市では、妙高市のFさんがツルウメモドキの販売を始めました。もう、こういう時期になったんですね。

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 午前10時からは市議会総務常任委員会と市内28区の地域協議会の代表との意見交換会でした。市役所が会場で、26の地域協議会の代表が参加してくださいました。市の担当者や地域協議会委員、総務常任委員以外の市議も傍聴に来てくださいました。

 全体会で意見交換会の意義や流れを確認した後、4つのグループに分かれ、それぞれの地域協議会の現状や課題、そして議会に期待することを出してもらい、議論しました。

 グループの話し合いの中では、「地域協議会委員のなり手がない」「地域活動支援事業では新しい団体からの申請がなかなか出てこない」「地域をまとめていくのが難しい」などの悩みが出されました。その一方で、「元気の出る事業の提案を準備している」「地域に出向いて協議会を開催し、認知度を少しでも高めるよう努力している」などといった経験も出され、積極的な活動を進めていく方向性も示されました。

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 議会に対しては、「協議会の形やスタイルにばかり目を向けず、どう市民の声を拾おうとしているかに着目してほしい」「もっと最寄りの地域協議会に出かけて、傍聴してもらいたい」などの声が出ていました。

 グループでの話し合いが終了後、再び全体会を行い、各グループの協議内容を報告してもらいました。最後に、私から、お礼の挨拶をさせてもらいました。この日の意見や要望は後日、総務常任委員会などで整理し、検討される予定です。

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 昼食後、妙高市に向かいました。須坂市の友人がブドウを持ってきてくれたのです。わが家までとなるとたいへんですので、ほぼ中間点まで行き、合流、喫茶店にて久しぶりの再会を喜び合いました。しばらく、声がかからないのでどうされているか気になっていました。

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 妙高市からの帰り道、オーレンプラザに立ち寄り、市展の絵画、彫刻などを観てきました。絵画はいつも作品を出していた仲間や友人で名前が見つからない人が3人ほどいて、気になりました。体調を崩しておられるのかも。会場では高校時代の同級生と再会しました。じつは、再会するかもという予感がしたのです。どうあれ、元気に頑張っている姿を見れて、良かったです。いいなと思った作品の中から2つだけアップします。最初は高校時代の同級生の作品、次は存じ上げていない方ですが、雪ぼたんの絵が気に入りました。

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 昨日の夕方はちょっと怖い感じの雲が広がりました。下の写真はオーレンプラザからの帰り道に撮ったものです。

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 きょうは、日中はデスクワーク、原稿書きです。夕方からは民商などの「夜の街オリエンテーリング」に参加してきます。

2019年10月16日

厚生常任委員会と地域包括支援センターが意見交換会


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 おはようございます。今朝はいい天気になりましたね。空を見上げたら、雲がきれいに並んでいました。被災地のためにも晴れてほしいものです。

 昨日は午前に大島区菖蒲東に行きました。前日に視察した中で、動きが止まらない地滑り現場が気になったからです。浄水場の付近の地滑りは前日とほとんど変わりなかったですが、道路の崩落は遠目で見た限りでは広がった感じがしました。荒れた田んぼなどからの水は相変わらず、多く流れ落ちていました。生活用水に困っている人もいて、現場の状況とそうした実態を総合事務所に伝えました。

 昨日は午後から、市議会厚生常任委員会と地域包括支援センター代表との意見交換会が福祉交流プラザで行われました。昨年度、市内の地域包括支援センターは11のエリアに集約(再配置)され、エリアによってはサテライトを設けたところもいくつかあります。これに伴い、現状はどうなっているか、再配置や高齢者対策でどんな課題があるかを探ろうと開かれたのです。

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 地域包括支援センターの参加者からは、「広い地域を担当することになり、往復で1時間かかるところもある」(府中会Tさん)、「拠点サテライトとサテライトで月2回情報交換を行っている」(柿崎、Hさん)「拠点とサテライト、わからないという声もあったので、わかりやすいチラシを作成した。1週間に1回は7人が寄って連携して取り組んでいる」(浦川原Iさん)などの声が出ました。昨日は地域包括支援センターの再配置に異議を唱える声はありませんでした。共通して出た声は「情報共有の大切さ」でしたね。

 高齢者対策に関しては、「冬季間、閉じこもりになり、体調を崩す人が多い。地域で孤立する人がある」「免許証を自主返納したものの、移動で苦労されている人たちがいる」「介護とサロンの間の人たちをどうするかが課題だ」などの実態が具体的に語られました。8050問題(ひきこもり)、交通難民、免許証の自主返納が大きな問題となっていることが浮き彫りになりました。

 きょうは、これから市役所に向かいます。災害対策で動くほか、活動レポートの作成などの原稿書きをします。

2019年10月24日

北九州市で視察

 おはようございます。今朝は北九州市小倉のホテルからの発信です。外は小雨が降っています。

 昨日は総務常任委員会の視察で、陸で北九州市にきました。京都駅で乗り換え待ち時間が2時間もあったので、何人かで東本願寺、西本願寺を訪ねてきました。東本願寺で注目したのは、御影堂と阿弥陀堂をつなぐ廊下に展示されている「大橇の説明板」です。1883年(明治16)3月12日、私の故郷、吉川区尾神で発生した雪崩れ事故について書いてあるのですが、このとき大橇で運んでいた欅の巨木の出どころについて、「川谷村より切り出した」と書き直してあったからです。私の中学時代の恩師、上野實英さんの長年の調査と研究で明らかになったことが説明板にも反映されたんですね。よかったです。

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 北九州市の庁舎に入って目に入ったのは非核平和都市宣言です。小倉が原爆投下の予定地だったことは知っていましたが、宣言文にそのことがしっかりと書かれていることを初めて知りました。

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 人通りが少なくなって、賑わいをなくしたまちをどう再生していくか。昨日は市議会総務常任委員会の視察で北九州市を訪れ、全国から注目されている同市での、「リノベーションまちづくり」を学びました。

 最初に市役所にて、商業・サービス産業政策係長の上野さんから、「リノベーションまちづくり」をはじめたきっかけ、家守方式による街なかの再生、「リノベーションスクール」など事業化に向けた仕掛けづくりなどについて説明していただき、意見交換させてもらいました。リノベーションスクール案件を中心に、大小約50件が事業化され、600人超の雇用を創出したこと、商店街の歩行者通行量が2010年から5年間で3割増えたことなどを知り、驚きました。これらの成果を生み出すにあたって、民間に優れた仕掛け人がいることも確認できました。

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 市役所での説明を聞いたあと、「やはり、現場を見ないといけない」という話になり、当初予定していなかった街なか再生現場の一つ、メルカート三番街を訪問しました。これが大当たりでした。市役所の説明で名前が上がった中屋ビルオーナーの梯輝元さんに会うことができましたし、梯さんと一緒に頑張っている(株)ワークスープの嶋田秀範さんの熱い思いを聴くことができたのです。

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 嶋田さんの話のなかでは、企画提案するだけでなく、提案者も実践することの重要性が語られました。また、息子さんの洋平さんの頑張りも紹介されました。自分の息子のことを自慢話でなく、事実に基づき、うれしそうに語る姿、いいものですね。委員会メンバーからは、嶋田秀範さんや息子さんの話をじっくり聴きたいという声が出ていました。

 きょうは、これから倉敷市に向かいます。

2019年10月25日

倉敷市真備地区を視察

 おはようございます。今朝は山口市のホテルからの発信です。外は雨、やはり、予報通りでした。

 昨日は岡山県倉敷市の真備地区へ水害対策の視察に行ってきました。ここは昨年の西日本豪雨で51人が犠牲になり、4600戸もの家が水に浸かったところです。

 市役所の担当者から案内していただき、最初に行った場所は、高梁川とその支流、小田川の合流地点を現在よりも下に付け替える工事の現場でした。大きな被害を出した原因の一つバックウオーター(背水)を防ぐことが狙い。この工事により現在の合流点より少し上流の矢形橋地点の水位を5メートル引き下げようというのですから、すごい工事です。

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 上越市でもこれほどの規模の大きさはないにしても、バックウオーターが起きる可能性のある場所はいくつかありますので、そのチェックと対策が重要だと思いました。

 その後、小田川の上流部を見通せる場所へと移動し、堤防の工事などの状況、住宅被害の状況などを説明していただきました。堤防の工事では堤防の幅を5メートルから7メートルにするということでした。

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 住宅地に入って、驚いたのは、水害にあってそのままになっているといった感じの家がいくつも見えたこと、商店などが閉められたままになっているところもあることでした。ところどころ更地になったところもありましたね。改めて被害の大きさと水害の恐ろしさを意識しました。下のイラストは真備支所で説明を受けているところです。

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 下の写真は建設型仮設住宅(トレーラーハウス)です。これは初めて見ました。避難所の在り方がいま問題となっていますが、仮設住宅も人間らしい生活をしていくうえで大事な問題のひとつですね。

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 きょうは山口県庁で中山間地振興対策の視察です。

2019年10月26日

山口県庁で中山間地対策学ぶ


 おはようございます。今朝は7時過ぎに起床しました。午前1時過ぎに布団に入りましたので、6時間近く眠ったことになります。外は小雨、きょうはこんな感じなのでしょうか。

 上越市中山間地域振興基本条例の策定を検討していた10年ほど前、先進地としてぜひ行ってみたかったけれど行けずに終わっていた自治体が山口県でした。そこへ昨日、総務常任委員会として視察に行くことができました。

 稲垣嘉一中山間地域づくり推進課長が条例に基づく「中山間地域づくりビジョン」を中心にして説明して下さいましたが、「ああ、これは良いな」「こういう視点、大切だ」そう思ったのことがいくつもありました。

 そのひとつは地域づくりビジョンです。県段階でつくるだけでなく、市や町の地域(たぶん昭和の大合併前の旧町村ほどのエリア)でのビジョンづくりに力を入れていたのです。その数は89地域にもなっていました。上越市では、吉川区川谷地区の「川谷もより百笑百年物語」しか知りませんが、すごい広がりだと思いました。

 ビジョン推進にあたっては、「人口減少社会を生き抜く中山間地域の実現」を目標に主要課題、重点施策を定めています。目標と重点施策はどこでも定めていますが、山口県ではこれに加え、「自立・持続可能な中山間地域の創造」「移住の推進等による新しい人の流れの創出」「安心・安全でくらしやすい生活環境の整備」「中山間地域の強みを活かした多様な産業の振興」の4つの柱のそれぞれ具体的な取組で数値目標を定めて取り組んでいたのです。上越市の食料農業農村基本条例でも同じことをやっていますが、中山間地域振興でこれを具体化しているとはびっくりでした。

 このほか、「集落機能の低下等を広域的な範囲で支える仕組みづくり」「地域経営力の向上をめざす」など参考になることがありました。これらは視察報告の中で、もう少し詳しく書きたいと思います。

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 山口県庁は初めて行ったのですが、ここには大正期の建物があったりして、その周辺の景色も含め歴史を感じました。議場は50年ほど前に造られたそうですが、ここも落ち着いたいい雰囲気がありました。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。途中、文化祭などにも顔を出します。

2019年10月29日

新井柿崎線の整備で県土木部長に要請


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達を終わらせてから事務所に来ています。配達していて、今年初めて雁行に出合いました。チャンスとばかりスマホを操作したのですが、すぐに写真モードにすることができず、間に合いませんでした。ああ、情けない。

 昨日は県道新井柿崎線整備促進議員連盟のメンバー10人で県庁に出かけ、道路改良、歩道整備、防雪柵設置などを中田一男土木部長に要請してきました。秋山、斎京、櫻庭県議にも同席していただきました。

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 県庁では議員連盟の宮崎会長が中田部長に要望書を手渡し、懇談しました。 同部長は、「この路線の重要性は意識している。財政的に厳しい面もあるが、国の支援も受けながら、しっかり整備すべき路線だ」と述べていました。また、道路維持課長などが要望書に添付した要望か所一覧に基づき、おもな要望か所について現状と今後の取組について語りました。

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 県土木部の幹部のみなさんとの懇談の中で、取り上げられた要望箇所のひとつ、三和区下中地内のカーブの改良については、宮崎会長が、「(新井柿崎線の中で)一番きびしいカーブ。地図困難で4年目になっているが、一日も早くお願いしたい」と発言、これに対して担当課長は、「用地(問題)が片付いたところから進めていきたい」とのべました。要望か所の多い防雪柵設置については、現在、大潟区内雁子付近まで設置が進んできていますが、連盟側から、「早く終わらせ、他の地域にも整備を進めてほしい」という声が上がっていました。担当課長によると、「今冬、(改めて)地吹雪調査を進めていく」とのことでした。

 要請活動が終わって昼食は「ふるさと村」で食べました。昨日はいい天気でしたので、食事後、すぐそばの花畑を見て回りました。サルビアやダリアなどが見事に咲いていました。写真はサルビアです。

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 上越市に戻ってからは、市役所、高田の大島画廊などへ行ってきました。大島画廊では大口満先生など3人の絵画展を観てきました。閉展まで1時間という時間帯ではありましたが、3人の作者の方から作品への思いをたっぷり聴かせてもらいました。写真は大口先生です。

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 きょうは昼間はデスクワーク、生活相談、18時30分からは党議員団主催の市議会報告会を大潟地区公民館にて開催します。ぜひお出かけください。

2019年11月06日

災害現場視察、障害者団体との懇談会

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 おはようございます。今朝は6時前に起床しました。昨日以上に冷え込んだ朝という感じでしたが、朝の風景を撮りたくて外へ出ました。上の写真は朝日が当たり始めたばかりの農道です。

 昨日は浦川原スタンディングからスタート。冷え込んでいて、プラスターを持つ手ははじかみ、たびたびポケットで暖めました。久しぶりのスタンディングでしたが、いつも会える2人のドライバーさんとは会えなくて残念でした。一人は会社員、もう一人は自営業の人です。どうされたのか、気になります。スタンディングの帰り道、新潟第一酒造のそばを通り、1枚の写真を撮りました。蒸米のときの湯気かと思います。いよいよ酒造りが始まったという感じがしていいですね。

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 午前9時。市役所西口を出発して災害現場視察へ。今回は災害対策特別委員会の視察です。メンバーは災害特別委の8人と他の議員10人でした。

 視察地は2か所。最初は名立区東蒲生田の災害現場です。私がこの現場へ出かけたのは4回目ですが、前回見た時と比較して、大きな差はないと見ました。昨日は、市役所農林水産部長などから、現状と今後の対応について説明してもらいました。注目していた川東用水路の復旧ですが、来春の耕作に間に合うように、仮復旧させるとのことです。壊れた箇所では、いったん水を下方に下ろし、そこからポンプアップして下流につなぐといいます。また、泥などがなだれ込んだ近くの田んぼの復旧については、これから対応をどうするか関係者で協議していくとのことでした。

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 次は矢代川の堤防決壊場所です。西田中地内の現場で、上越地域振興局の計画調整課長から説明していただきました。右岸から流れ出た水量は多かったはずですが、うまく水がはけ、畑の豆は全滅したものの、住宅街では大きな被害となりませんでした。課長は、来年の出水時までには復旧させたいと話していました。

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 午後からは市内の心身障害者福祉団体と市議会厚生常任委員会の懇談会がありました。私は総務常任委員ですが、いつも新鮮な要望や意見が出るので、毎回傍聴するようにしています。

 今回も、各団体代表から、「知的障害がある人の自己決定・意思表示は難しいと言われているが、自分で決めたいという本人の気持ちがある。本人中心の相談支援体制に取り組んでほしい」「重度心身障害者医療費助成事業(県障)については、再度、県への働きかけと上越市独自の制度の検討を行っていただきたい」「新たな上越地域医療センター病院敷地内に『医療的ケアの提供が可能なグループホーム』を実現してほしい」「公園内トイレは観光の顔だ。車イスの方も利用できるトイレを増やしてもらいたい」「当市のインクルーシブ教育(障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み)には大事な共生社会の形成という視点が抜けているのでは」などの声が出ていました。

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 厚生常任委員会メンバーからは、「知的障害のある人にも自己決定・意思表示をと言われるが、具体的な事例をあげて説明してもらいたい」「市役所では代筆がダメのところもあるというが、(代筆が可能な部署では)そういうところはないと思う。確認が必要なのではないか」「『深刻な課題を抱えた世帯で暮らす障害児・者がこれからも増加していく』と陳情書にあったが、具体的にはどんな状況をいうのか」などといった質問も出ていました。

 昨日の懇談会で出されたものは、よく調査して、市議会で取り上げていかなければなりません。

 懇談会が終わってからは党議員団会議でした。先日の各派代表者会議の結果を受けて、議論しました。また、台風19号の影響で直江津海岸に打ち上げられた大量の災害ごみの発生と処分などについても協議しました。

 きょうは午前がデスクワーク、午後からは2つの会議に参加する予定です。

2019年11月07日

トキ鉄新社長の話を聴く


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 おはようございます。今朝は6時50分に起床しました。寝たのは3時過ぎですので、寝足りません。上の写真は今朝の米山さんです。雲が似合いますね。

 昨日は夕方まで地元で動きました。メインは原稿書きです。

 夕方5時からは、えちごトキめき鉄道の役職員のみなさんと市議会交通政策特別委員会、総務常任委員会のメンバーの意見交換会でした。

 私はこの会の他にも会合があって、第1部だけの参加でした。第1部は新社長・鳥塚亮さんのお話でした。人柄もあるのでしょうが、鳥塚さんの話は具体的でわかりやすく、たいへん興味深くお聴きしました。

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 約30分間の話の中で、印象に残った話をいくつか書きとめておきます。

◎上越にはご縁を感じる。と言っても、意思がないとつながらない。自分で「こうしたい」「ああしたい」がないと未来はない。いすみ鉄道㈱の場合、地元の人たちが駅弁を作ったりするなど自分たちの意思で何とかしたいと動いている。

◎上越の人たちは鉄道に愛着を持っていると感じている。直江津小学校の5年生が鉄道について研究していて、その発表会があるから、いらしてくださいと誘われ、参加してみた。行ったら、まあ、すごかった。グラフがあり、アンケートにも取り組んでいた。小学5年生が、「ここは鉄道発祥の地だから」と勉強している。子どもたちがそうだということは大人もそう考えているんじゃないかと思っている。鉄道まつり、普通は鉄道会社が主催だ。ここは地元の人たちが主体で、会社も入っている。毎日の生活の中では車が現実だ。そういうなかで模索している。

◎何らかの形で鉄道にかかわっていただくことが重要だ。毎日、鉄道に乗っていただくのが一番だが、他にも使い方があるのではないか。「鉄道を残したい」というから、「どうして」と訊くと、「昔からある」「50年前、学生の頃、乗っていたから」という言葉が返ってくる。農家の人が時計代わりに、電車が走っているのを見て、「ああ、こんな時間か」と使っている人がいてもいい。地元の景色の中に鉄道を残したいという気持ちには郷土愛がある。鉄道に乗らなくてもいいから、何かやりませんかと呼びかけたい。

◎鉄道会社は本来の地域輸送が大事だ。いま乗っている人、数は少ないけれど、鉄道が絶対必要な人たちだ。だけど、人口が減っているから、別のこともやっていく必要がある。肉屋だって、時代に合わせて取扱商品を変えている。鉄道会社も総合商社のようなことをやらなければならない時が来ている。

 鳥塚さんの話を聴いてからは、夕食をとり、市民プラザへ。ここでは「核のごみ」の深層処分について、地学団体研究会の金井克明さんが講演されました。1時間15分ほどの講演の中では、原子力発電のこと、そこから出る放射性物質などの説明の後、「科学的特性マップ」などについて詳しく解説していただきました。いまは時間がないので書けませんが、「科学的特性マップ」が単純なもので、地質などよく調べていないことがよくわかりました。地質の専門家だけに、地震や火山のことなど基本的なことについても勉強になりました。

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 きょうは、これから会議です。その後、いつも通り、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達に出かけます。

2019年11月12日

模擬議会の事前学習、板倉区で議会報告会

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。写真は天林寺地内で撮ったものです。小雨がぱらつく中、ちょっとだけ青空が見えました。

 今月22日午前、上越市議会史上初めての模擬議会が行われます。昨日の午前、模擬議会を担当する議会改革推進会議のメンバーが吉川中学校へ出向き、事前学習を行いました。私はメンバーではないのですが、地元でもありますので、参加させてもらいました。

 この事前学習では、議会改革推進会議の滝沢座長が議員役や議会事務局長役などをやる生徒のみなさんに議会の役割や質問などについて説明し、その後、生徒のみなさんには8つのグループに分かれてもらい、質問テーマや中身をどうするか話し合ってもらいました。「水害による避難対策と周知方法はどうするか」「表に表れない虐待の予防と発見の方法は」「イルカが亡くなった原因と対策は」「(水族館の)水槽の掃除はどのようにしているのか」などたくさんの質問候補があがりました。1週間後にもう1度、事前学習をやることになっています。そこで質問テーマを絞り込むことになります。

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 午後からは党議員団の会議でした。県内自治体の中で、防災に関する先進的な取り組みをしているところの視察をどうするか、昨日、発表された総合事務所の時間外受付の見直し方針等について、公立病院の再編問題にどう対応するかなどを協議しました。

 夕方からは市議会主催の議会報告会と意見交換会でした。昨日の会場は板倉区のコミュニティプラザです。10人ほどの市民のみなさんから集まっていただきました。副議長が議会改革の取組や9月議会の概要を報告、その後、総務常任委員会など4つの常任委員会の報告を行い、質疑や意見交換を行いました。「新幹線とトキ鉄の接続、もっと改善するように働きかけてほしい」「総合事務所の時間外受付の方針についてどう考えるか」「関係人口や複業について質問された方がいたと思うが、実現したのか」「総務常任委員会との懇談会が先日、行われたが、その結果がまだフィードバックされていない。これでいいのか」などの発言がありました。

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 きょうは、これから母の通院付き添いです。帰ってきてからは、農村議員連盟の視察もあります。

2019年11月13日

農議連で柿崎ブーシェリーを訪問


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 おはようございます。今朝は寒いですね。でも、こういう日の朝は風景がいいです。写真は下中条地内で撮ったものです。

 昨日は午前が母の通院日でした。と言っても、昨日は年に一度のMRI検査がありました。脳内の動脈瘤がどうなっているかが気になりました。結果は昨年と同じ数値でホッとしました。担当医から「来年はどうしますか」と訊かれたので、「来年もお願いします」と答えました。「もういいです」とは言えませんし、大きさがどうなるかも気になりますし……。

 午後からは、市議会食料農業農村議員連盟の視察研修でした。メンバー16人が柿崎区行法にて2年前からイノシシなどの加工・販売に取り組んでいる柿崎ブーシェリーを訪問し、森本代表や岸田副代表からこれまでの取組や今後の課題についてお聴きしました。

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 処理施設は平屋建て、年間約60頭のイノシシを処理する施設として2年前に完成。この種の施設としては小規模だということでしたが、「熟成させることや個体が何を食べていたか、性別、年齢などのデータをつけることで、料理人のニーズに合わせた柔軟な対応をすることができる」ということでした。森本さんは、「個体の物語をつくって提供できる」とも語っていました。

 施設には、冷却した食材を解凍した際に、食材本来の鮮度と風味を再現できるという3Dフリーザー(急速冷凍機)や電解水生成機が備えてありました。今年29頭目というイノシシ肉を加工するところを見せていただきましたが、見事な仕事ぶりと衛生的な環境に好感が持てました。

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 森本さんの話の中で、「イノシシも死の恐怖で味が落ちることもある。できれば、生きたまま捕まえ、一泊させた方がいい」という趣旨の言葉がありました。あらためて、「命をいただく」ということを考えました。

 施設を視察後は柿崎区上下浜のお食事の館・「わすけ」でイノシシ肉の鉄板焼きなどをご馳走になってきました。いうまでもなく、有料です。肉の臭みもないし、肉質も軟らかでおいしくいただきました。

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 昨日は天気がよく、景色も抜群でした。柿崎区行法にて撮った米山さんとオオイヌノフグリです。春の花がもう咲くとはびっくりです。

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 きょうは議会の会議などが4つもあります。フル回転です。

2019年11月14日

朝から4つの会議


 おはようございます。今朝は雨、でもさほど寒くはありません。6時過ぎから事務所に来て、活動レポートの作成などの作業中です。

 昨日はフル回転でした。朝の9時から模擬議会の打ち合わせ、文教経済常任委員会と総務常任委員会の合同勉強会、文教経済常任委員会と観光ガイドさんなどとの意見交換会、議会報告会と続きました。この間に生活相談もありました。

 このうち文教経済常任委員会と観光ガイドさん、「おもてなし武将隊」のみなさんとの意見交換会は午後から観光物産センターで行われました。この会は「観光客のニーズと、これからの上越市の観光」の方向性を探ろうというのが目的です。以下はそこで出された発言の一部です。

●観光のいい素材がいっぱいある。でも、地元の人たちから、なかなかわかってもらえないところがある。
●ガイドが終わって、午前11時ごろ、『ここでだけの物を食べられるところはないか』とお客さんに訊かれるのが切ない。
●上杉謙信のPRの拠点を造って案内できる場所が欲しい。
●観光PRの戦略的なものをつくっていただけないか。
●ガイドをやるなかで得たものはみんなで共有できるようにしている。
●繁忙期、駐車場が少ない。
●城に向かう道がいまいちわかりにくい。わかりやすい案内看板をというご意見をいただいている。
●春日山駅にコインロッカーを、という声もある……。

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 観光の最前線にいる人たちのこうした生の声は重要です。速やかに実現できそうなものとそうでないものがあります。田中委員長は、「きょうお聞きしたものだけで一般質問が何回もできる」とのべていたように、今回、出された声は整理し、市行政にキチンと反映させていきたいものです。
 
 浦川原コミュニテイプラザで行われた市議会主催の議会報告会・意見交換会、参加者は9人でした。私は11日に続いて総務常任委員会の報告をしました。

 会の中で出された主なものを紹介します。

●道路の亀裂が目立つ。道路は市民生活の基本(にかかわるもの)であり、速やかに直してもらいたい。
●外孫が夏休みに放課後児童クラブに通っていたが、もうあんなところへ行きたくないと言っていた。プレハブではなく、もう少し環境のいいところでやってほしい。
●農業問題をとりあげる議員が少ないのではないか。今年は1等米が少なかった。中山間地は耕作放棄地が増えている。有害鳥獣でピンチだ。もっと積極的に取り組んで……。
●議会が行政の追認機関のように思えてしょうがない。行政が簡単に答えられる質問が多い、と感じている。
●国道と県道、県道と市道の交差点の除雪をしっかりやってもらいたい。

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 今回出された意見や要望については、市議会の課題調整会議で整理し、具体的にどうするか、決めていきます。

 きょうはこれから葬儀です。

2019年11月16日

6次産業化に取り組む事業者との意見交換会


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 おはようございます。今朝は雨模様です。7時頃起床して、事務所で印刷作業を行っていますが、事務所へ来た時、パーン、パーンという音が聞こえてきました。狩猟の音です。上の写真は昨日の尾神岳です。11月としては最高の天気となりました。

 昨日は浦川原でのスタンディングからスタート。寒いと思って、防寒着を着ていったのですが、朝の暖かい日射しのおかげで寒さを感じませんでした。手袋も必要なかったですね。スタンディングでは、いつも通る人の一人の姿が確認できませんでした。風邪でもひかれたのでしょうか、気になります。

 午前10時からは農政建設常任委員会と市内で「6次産業化に取り組む事業者」との意見交換会でした。事業者として安塚区のTさんなど10人の方が出席してくださいました。私も傍聴させてもらいました。

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 会では農政建設常任委員が自己紹介した後、参加した事業者のみなさんが、それぞれ農畜産物の生産に携わっている状況、漬物や乾燥野菜などの加工と販売などについて語りました。

 このなかでは、「米の価格は半分になり、豚などの家畜は駆逐された。ふと気付くと、からの鳴き声しか聞こえない」「お母さんたちがとても元気で、楽しく仕事をしている。農村の魅力が失われていくことを一番心配している」「70を過ぎて、先が見えないという不安がある」「6次産業は魔法の言葉だ。農家のせがれが農業を継げないのが一番の問題だ」などの声が出ました。

 続いて、これらの発言を頭に入れた中で、意見交換が行われました。

 私が注目したことのひとつは、「農業における楽しみ」を口にする人が何人もいたことです。「朝3時半に起きて働いているが、面白いから、楽しいからやっている」「こんなに割の合わない職業はない。でも、普通にやれればいいのではないか。楽しくやれればいい」などといった発言が続きました。私は、猛烈に忙しい中でも、農場だよりを出して、イラストも描いている友人の取組などを思い出しました。

 2つ目は「農畜産物の直売所」の力についてです。浦川原区のMさんが、「売ることで6次化になる。ところがメイドイン上越ひとつとってみても売る場所が少ない」と発言したことを皮切りに、「直売所は地域を拓く。ものすごくいい働きをしている」「6次化したものはまず地元に売った方がいい。地元でまず売る、フアンをつくる、循環させることが大切だ。直売所の数も増やしてほしいし、ちょっと置くところもほしい」「東京で上越のものを買うことが出来るのはどこか見えないという声もある。考えてほしい」などの声が上がりました。市内の直売所を改めて見てみたい、販売者の声をもっと聴きたいと思いました。

 3つ目は、「支援はきめ細かくということ」です。吉川区のSさんは、「加工をやっていると、表示などで義務がある。これがけっこう金がかかる。食品の成分検査、ラベルなど法律が変わるたびに負担がある」「新規や事業の拡大などでは支援されるが『継承』の場合は、現状維持だからダメとなっている。『継承』のときも使える補助を」「各種交付金は対象品種が特化されていることが多い。地域で取り組んでいる品種も対象となるよう、品種特化よりも多様化を重視してもらいたい」と訴え、注目されました。また、頸城区のIさんは、「一つひとつの商品を開発し、販路を拡大していくのが難しい。セミナーなど勉強できる場を設けてほしい」と訴えていました。
 
 このほか、ネット販売と口コミの魅力、ハウス園芸における資材費の高騰(倍加)などについても活発な意見交換がされました。

 今後は生産加工の現場で、あるいは直売所で、じっくり関係者の意見を聴いて、行政でやるべきことを探りたいと思いました。

 夕方、母を連れて大島区板山へ行ってきました。母の幼友達のKさんのところでお茶飲みです。雪が降らないうちにということで、時間をつくり、出かけてきました。母の言葉を借りると、「『ごっつぉづくりの神様』のところでおしゃべり出来て、うんめもんごっつぉになっていかったぁ」。写真は地元でとれたキノコだとか。初めて食べてみました。

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 きょうは、これから、新聞屋さんへのチラシの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2019年11月19日

吉川中学校で2回目の事前学習


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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。幸い、雨が落ちないうちに終了させることができました。写真は、その途中、原之町で撮った風景です。

 昨日は直江津の朝市宣伝からスタート。聴信寺の前には半年以上見かけなかったMさんが野菜などを売っていました。しばらく休んでいた人が復活するとうれしいですね。Mさんからは、日頃のお礼だということで、「弥彦」というキャベツを1個いただきました。昔からの品種だというので、どんな味が楽しみです。昨日は晴れていたものの、風がとても強く、お店を出している人はたいへんでした。

 午前11時半頃には吉川中学校へ。22日の模擬議会の事前学習2回目です。今回は質問づくり。滝沢議員の説明の後、各グループで一般質問の原稿書きが行われました。議員からは、「地名や知っている人の名前を入れると、ぐっと親しみやすくなるよ」「具体的な質問には数字を使うのもいいね」などのアドバイスがありました。事前学習を終えるにあたって、宮川議員が、「緊張すると思いますが、これも授業、失敗してもいい。楽しくやりましょう」と挨拶しました。

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 事前学習が終わってから家に戻り、昼食をとりました。家に戻る途中に見えた尾神岳の景色をパチリとやりました。今回は雲がダイナミックな動きを見せてくれました。

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 午後からは党議員団会議、夕方からはまた別の会議もありました。夜9時過ぎに地元事務所に戻り、23日の源中学校同級会で使用するスライドの作成とパンフレットの印刷をしました。パンフレットは8ページ建て、今朝までに印刷を終えました。

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 きょうは、細々とした用事であちこち飛び回ります。

 

 

2019年11月22日

災害対策特別委員会ほか

 寒いと思ったらやっぱり……。おはようございます。今朝は初霜が降りました。寒いですが、とてもいい天気です。朝から写真を何枚も撮りました。

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 昨日は午前10時から災害対策特別委員会でした。テーマの一つは防災教育でした。災害対策特別委員会で防災教育をとりあげたのは初めてだと思います。

 教育委員会から市内72の小中学校での防災教育の概要を説明してもらった後、「今後の課題の中に、教材や資料の不足のことが書かれているが、具体的にどういうことか」「ハザードマップをどう活用しているか」「災害は身近なところで学ぶことが大事だ。でも、実際は児童生徒にあまり知られていない。地域の災害に目を向けた防災教育をどう進めていくのか」などの質疑が行われました。

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 教材や資料の不足に関して市教委は、「今後確認して対応していきたい」と答えました。地域の災害に目を向けた防災教育についても、「総合的学習で地域を題材にして取り組んでいる。それが防災という意識まで高まっていないのではとの指摘だが、その点は持ち帰って検討して行きたい」とのべていました。

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 午後2時半からは妙高市で糸魚川市、妙高市、上越市の議員が集まって議員研修会でした。金融経済学者の真田幸光さんの講演を聴きました。一番最後に、三権分立を大事にしないと政治はだめになる、との主張はまったく同感でした。

 きょうはこれから市役所です。地元吉川中学校の生徒が議場で模擬議会をやります。楽しみです。

2019年11月23日

上越市議会で初の模擬議会


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 おはようございます。今朝もいい天気ですね。11月にこんな天気が続くなんてうれしいです。写真は今朝、中条池の近くで撮影しました。

 昨日は上越市議会の歴史に記念すべき新たな出来事が加わりました。中学生による模擬議会(一般質問)が議場で行われたのです。

 昨日、登壇したのは8人の生徒たち。「うみがたり」と上越市の観光、災害対策、虐待問題などたくさんの課題が取り上げられました。全体的にいい質問が繰り広げられましたが、そのなかでも中学生らしいいい感性を持っているなと思った質問がいくつかありました。ひとつだけ紹介すると、鳥獣保護についてのSさんの質問です。Sさんは、「すべての鳥獣と共存するための対策として、具体的に何をしているか」と質問しました。いつも鳥獣被害対策を議論している者には新鮮でした。

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 今回の模擬議会は生徒のみなさんに、議会の仕組みを知ってもらい、議会を身近に感じてもらうことが目的でした。事前学習を何度か行ったこともありますが、質問者も議長、議会事務局長を務めた人もじつに堂々としていましたね。大変よかったと思います。最後に登壇した小杉さんに、「どうだった」と訊いたら、「赤沢を赤坂と言っちゃって…」。いやいや、ちゃんと修正したし、堂々とした質問でしたよ。他の生徒からも、「(議員は)いろんなこと勉強しなければならないんだね。すごい」などという声があがっていました。

 上越市の子どもの権利に関する条例では、「子どもの最善の利益が考慮され、かつ、子どもの心身の健やかな成長が促進されること」「子どもの意見が最大限に尊重されること」などが盛り込まれていますが、こういう模擬議会もそういう場の一つとして位置付け、毎年やってくことが必要ですね。

 昨日の模擬議会は私の地元、吉川中学校3年の生徒48人が参加。それぞれ、議員、議長、議会事務局長になって議事を進めました。議会の議長は市長役、副議長は教育長役、総務など4つの常任委員会委員長は部長役を務めました。私は部長を補佐する役で、ふだんは副市長が座っている席で模擬議会の様子を見ることができました。

 一番印象に残ったのは生徒たちの真剣なまなざしです。質問する生徒や答弁者をしっかりと見つめている姿はとてもいいなと思いました。

 模擬議会が終わって、5階の議員控室、議会事務局、議長室、応接室、委員会室を案内しました。おそらく全員が初めてだったのでしょう。応接室では、富岡惣一郎の雪国を描いた大きな作品に驚いていました。

 生の論戦をする委員会室にも生徒たちの強い関心を感じました。上越市議会では、すべての委員会はインターネット中継されています。委員会室の天井に設置されたカメラを指差し、「これは何でしょう」と訊いたら、答えは返ってきませんでしたので、「うそ発見器です」と言ったところ、大爆笑でした。中学生たちも新聞テレビで、ちゃんと、「政治の世界でのうそ」を見ているのでしょうね。

 たしか26日だったと思いますが、今回の模擬議会を終えての事後学習が行われます。楽しみです。

 きょうは、これから市宣伝、収穫祭、中学時代の同級会と続きます。

2019年11月26日

12月定例議会を前に議員団会議

 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。寒くはなく、雨も降っていなかったので、気分よく配達できました。ただ、曇っていたので、写真は1枚も撮れませんでした。

 昨日は10時から議会運営委員会があり、その終了を待って、党議員団会議を行いました。会議の前に、このほど議員に配布された「事務事業評価の結果について」(令和元年11月)が話題となりました。住宅リフォーム促進事業など25事業の廃止や広報上越を月1回にすることなど203事業の「見直し」などが掲載されていたからです。これまで「いつから廃止されるか」「いつから見直しされるか」はっきりしていなかった事業も実施年度が明記されました。今後、大いに議論していくことになるでしょう。

 議員団会議では総括質疑の項目についても、議員団の会議の中で検討しました。総合事務所の時間外受付の見直し問題、くびきの公園問題を質疑のテーマに絞り込み、上野議員が質疑を行うことにしました。このほか、一般質問をどうするかについても検討を始めました。課題がいくつもあるので、大変です。

 午後からは生活相談のことでも動きました。

 夜も会議でした。こちらは共産党上越地区委員会の会議です。来月の地区党会議を前に検討すべき課題がいくつもあって、それらの検討が中心です。議会対策と党大会、地区党会議の準備が重なりました。体はふたつはほしいところです。

 11月4日、大島区の従兄の1周忌法要で配布した「文英さんのこと、『のうの』のこと」を読んでみたいという方が何人もありましたので、このほどPDF版を作成し、私のホームページに掲載しました。下線のついたところをクリックするとつながります。ご一読ください。

 きょうは、これから吉川中学校へ行きます。先日の模擬議会の事後学習です。その後、会議が3つ続きます。

2019年11月27日

吉川中学校で模擬議会事後学習


 おはようございます。今朝は6時20分に起床し、事務所でデスクワークをしています。起床直後、窓の外がいい色になりそうなので、外へ出たのですが、写真にはなりませんでした。

 さて、昨日は大忙しでした。まず、8時半に吉川中学校へ。先日の模擬議会の事後学習に参加するためです。

 滝沢議員が「感動しました。皆さんが、あんなに堂々とやってくれるとは思いませんでした」と挨拶した後、グループごとにどんな感想を持ったかを出し合いました。そして、何が良かったか、問題点や課題はどんなことがあったか、課題解決のために今後どうしたらいいかを話し合い、発表してくれました。

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 生徒の感想の中で印象に残ったことをいくつか書きとめておきます。「いままであまり興味がなかった政治について、たくさん学ぶことができました」「公民の分野で政治について学びましたが、あまり親近感がなく遠い存在でした。今回の模擬議会によって、私にとって、かなり意識するものとなりました」「普段、立ち入れない部屋も見せていただき、いい経験をしました」。感想を聞いて模擬議会に取り組んで良かったと改めて思いました。

 課題も浮き彫りになりました。「準備時間が足りない」「質問と答弁の時間が短かった」「もっと多くの人が質問できるようにすべきだ」「再質問と答弁がかみあっていなかった」等です。これらは来年度以降に実施に向けて検討しなければなりませんね。

 今後については、「中学生が議会をするということももっとPRすべきだ」「もっと地域にかかわっていく」「授業の一環として議員さんに来てもらう。また、自分たちが出かけていく」「資料をよく読んで理解する」「違う人が再質問できるようにして質問者を増やす」などの声があがりました。

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 事後学習には先日描いたイラストも持参して、私も話をさせてもらいました。来年も模擬議会をやりたいという声が出て、うれしかったですね。

 午後1時半からは市議会移住定住促進対策特別委員会と移住定住コンシェルジュ、上越市移住インフルエンサーなどとの意見交換が行われました。私は傍聴者として参加しました。

 開会にあたって挨拶した杉田勝典市議会副議長は、「移住定住の動きが出ているなかで、当市が取り組むべき方向性を探りたい」とのべました。

 自己紹介後の意見交換の中では、市役所の中山間地域振興・移住促進係長の小山真吾さんと移住定住コンシェルジュの柳原志保さんが市の移住定住施策について説明、移住インフルエンサーの塚田卓弥さんが自らの体験に基づいて移住定住をどうすすめるべきか発言しました。

 塚田さんは遊雪というコンセプトで雪遊びが好きな人にねらいを定めて移住促進をすすめようと様々な取組をしています。そして、「移住定住は発信力がすべてだ」「上越を手のひらに例えると、指先に位置するところ、地域の末端を重視していくべきだ」などとのべていました。

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 議会の委員からは、「遊雪ということだけで本当に移住のつながるのか」などの質問が出ていましたが、塚田さんは中郷区岡沢での取り組みを紹介しました。その中で、遊ぶ場所でつながった若者に来てもらい、2家族の移住に結び付いていったことなどを明らかにしました。

 今度、岡沢での雪遊びの様子を見てみたいものです。それと、お休み処、「だんだんどうも」は前から入ってみたいと思っていた場所です。ここも訪ねてみたい。

 午後4時からは大島区菖蒲の飯田邸において、市議会食料農業農村議員連盟の収穫祭が行われました。ここは手づくりの料理が美味しいので、いつも楽しみにしています。今回もゴボウのたたき、ふきのとうの酢物などをいただきました。野澤菜漬けは今年初めて食べました。写真撮影を忘れましたが、ソバも美味しかったです。

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 収穫祭に約1時間参加したのち、吉川区総合事務所へ車を飛ばしました。町内会長連絡協議会が行われたからです。総合事務所の時間外受付の廃止など市政の懸案事項がどのように説明されるか、どのような意見が出るかこの目で見ておきたいと思ったからです。会は約1時間半、市の説明がよくわかりましたので、委員会審査などでの論点を整理できました。

 昨日は携帯電話がよく鳴る日でした。午前も午後も生活相談が相次ぎました。電話だけでは解決しない事例もあり、家に戻ったのは午後9時半過ぎとなりました。

 きょうは、まず地域包括支援センターへ行き、その後、デスクワークをしたいと思っていますが、思うようにいくかどうか。

2019年11月30日

一般質問通告締め切り日


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 おはようございます。今朝は7時に起床しました。寒くて布団から出るまで時間がかかりました。外に出ると、車のフロントガラスには雪が残っていました。写真は今朝の米山さんです。尾神岳も同じように雪が降っています。どちらも昨日の段階でかなり下まで白くなりました。

 昨日は一般質問通告の締め切り日。党議員団会議で内容の確認と整理をすることにしていましたが、その前に、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートのポスト下ろしをある程度しなければなりませんでした。時計をたびたび見ながら飛び回りました。そんななかでも写真を数枚撮りました。ひとつはピラカンサ、ちょうど、朝日があたっていて、ベストタイミングでした。一方、頸城三山も雲がかかっていて幻想的な感じになっていましたが、こちらは最高のシャッターチャンスを逃してしまいました。でも、一応、撮ることは撮ったのですが。

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 党議員団会議では、3人の質問通告案を出し合い、同じテーマがないかのチェックと質問内容をどう整理するかに時間をかけました。テーマは災害対策、行政改革、厚労省主導の病院再編問題などについてです。担当課の聞き取りもあり、一部修正もありましたので、最終形は議員団ニュースに掲載します。

 夕方5時半過ぎには地元事務所に戻りましたが、このところのハードスケジュールでパソコンを開く元気は出ませんでした。家にも早く戻り、久しぶりに母と一緒にテレビを見たり、おしゃべりをしました。テレビは亡くなった中曽根元総理のニュースが続きました。母もずっとテレビを観続け、「不破さんは若い時はいい男だったなぁ」などとテレビを見ながらポツリポツリと話していました。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。午後からは葬儀に参列できなかった家に悔やみにも出かけたいと思っています。

2019年12月04日

12月議会はじまる


 おはようございます。今朝は、なんということでしょう、7時20分まで寝ていました。布団に入ってから、途中、トイレも行かなかったというのもめずらしい。外は小雨、たらたらと降り続けています。

 昨日から12月議会が始まりました。本会議、総務常任委員会、各派代表者会議、生活相談と続きました。

 本会議では市長が提案理由の説明をした後、上野、栗田、江口の3議員が登壇し、総括質疑を行いました。

 市が来年4月からの実施を予定している注目の総合事務所の時間外受付の体制の見直し問題は上野、江口両議員がとりあげました。

 上野議員は「議会に正式に方針が提示されたのは、11月11日である。重要な事項として、議会でしっかりと審議を経ずに提案してきた手法は、どういう判断か」「住民サービスの内容において地域間格差を生むことにならないか」などと質疑を行いました。

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 これに対して市長は、「この度の見直しは、平成30年度に実施した事務事業評価に基づく取組だ。この事務事業評価の評価結果については、本年2月20日開催の総務常任委員会で所管事務調査が行われ、その中で今後の方向性や検討を開始する考えなどを明らかにした。実際の取組を進める上において、まずは当事者である地域の皆さんに対して、評価結果を含め市の考え方を説明し、ご理解いだくことが肝要と考えた。議員には、地域協議会の開催情報を毎週木曜日に提供するなど、見直しに係る情報や動向に触れていただくことができるよう、意を用いてきた」「3年間において、戸籍については、1(いち)総合事務所当たりの時間外受付件数は、13か所の単純平均で月2件程度、また、時間外交付サービスでは月1件程度だ。今回の見直しでは、現在の利用状況を踏まえる中で、一定の地域のまとまりも考慮しながら、引き続き時間外受付を開設する総合事務所を選定した」と答えました。

 はっきり言って、これでは逃げ答弁です。事務事業の評価で、廃止、見直しなどについての方向性を示したと言っても、地域協議会などに示した最初の方針案とは程遠いものです。これまで重要な施策変更などについては、必ず議会に説明し、議会の意見も聴いて、取組をしてきたのです。地域協議会開催などの情報提供をすることと議会の意見を聴くことは別です。これをやらないで、固まった方針を議会に示すとはひどすぎます。住民サービスで地域間格差を生むのではとの質問にも、正面から答えず、件数は少ないから問題なしとの姿勢でした。

 江口議員は、今回の事案については「少し拙速すぎる感があるので確認したい」とのべた上で、吉川、頸城など10区の総合事務所で「勤務時間外での無人化と事務の一部を廃止することで、どれくらいの減額(支出減)となるのか」「時間外の防災行政無線の放送について、火災や停電の発生、クマ目撃等に関する放送は、総合事務所長の判断により、職員が登庁して対応すると言うが、従来通りの対応をどのように確保するのか」と訊きました。

 市長は前者の問いには、「見直し後、年間約5000万円」の減額になると答えました。防災行政無線放送については、「可能な限り、速やかに職員が登庁して放送するので、情報提供として支障なく対応できる」と答えていました。後者についてはもっと詰めないと支障があるかどうかはわかりませんね。

 今回の問題では、議会の対する説明不足と議会の意見を聴かずに進めてきたことへの不満は与野党を超えて共通です。江口議員は再質疑で、「市民の声は多様であり、市民の協賛を得ながら進めるべきだ。今後このようなことがないように」とくぎを刺しました。当然です。

 さて、きょうから委員会審査です。きょうは農政建設常任委員会ですが、その前にやるべきこともあります。大忙しです。

2019年12月05日

農政建設常任委員会の審査

 おはようございます。今朝は寒かったですね。6時に起床し、活動レポートの作成、印刷、そしてスタンディングと続きました。少し前に事務所に戻ったばかりです。

 昨日は農政建設常任委員会の審査でした。日本共産党議員団のメンバーがいない常任委員会ですので、必ず傍聴し、場合によっては発言することにしています。

 委員会審査の中で議論になったことのひとつは、公の施設の使用料の改定です。改定と言っても、値上げです。

 施設使用料がこれまで1000円(税込み)だったところが、消費税率が2%上がったことなどで1200円になっている。これはどういうことかという質問が出ました。消費税10%なら1018円ですからね。それよりも82円も高くなっているのです。

 この原因は、一昨日の総括質疑で市長が明らかにしたように、今回、上越市は消費税の税率改定に伴い、「受益者負担の適正化」を図るとして、貸し館施設や体育施設については維持管理費の半額程度の負担を、地域集会施設については、類似施設で同水準となるようにしたからです。引き上げ率が大きくならないように激変緩和措置をとったとしてはいますが、大幅引き上げである点は変わりません。なんで、消費税引き上げと同じタイミングでやるのでしょうね。

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 農業関係では、中山間地農業の振興に関する質問と答弁に注目しました。上越市では平場でも中山間地でも担い手がいなくなってきていますが、中山間地はそれが即、農地の荒れにつながっていきます。先日の農業者との意見交換をもとにした質問もあり、大規模農業経営だけでなく、改めて家族農業、小規模農業の役割を問う質問がありました。これに対して近藤農林水産部長は、「家族経営、集落営農、こういう人たちがいかに地域農業を続けていけるかが大事。末永く中山間地で続ける方策を考えていく必要がある」とのべていましたが、その通りだと思いました。

 都市整備部関係では市道の災害復旧が取り上げられました。台風19号による被害は長野市などに比べて少なかったのですが、それでも、被害の出たところでは日常生活、活動に大きな影響が出ています。それだけに、いっときも早く復旧させてほしいという願いがあります。市道東頸城幹線、道田線、牧飯山線、芋ノ坪切光線の予算では復旧時期、委員会説明書の記入の仕方をめぐって質疑がありました。

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 都市整備部関係でもうひとつ注目したのは下水道関係料金の値上げです。企業会計方式への変更に伴う引き上げですが、委員の質問にもあったように、関係者はすんなりと理解できないのが実態だと思います。私たち議員団でも昨日の議論を踏まえ、どういう対応をしていくべきか結論を出さなければなりません。

 ガス水道局関係では議案に関する質問はゼロでした。ここはいつも質問が少ないですね。

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 きょうは、これから市役所に向かいます。活動レポートなどのポスト下ろし、配達もあります。

2019年12月07日

心身障害者団体からの陳情は全会一致で採択


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 おはようございます。今朝も車のフロントガラスが凍りました。今冬では3回目です。でも、外の空気はさほど寒くはありませんでした。今朝は「しんぶん赤旗」の配達をしてきました。途中で撮った写真が上の写真です。小さくなっていますが、尾神岳を入れました。

 昨日は歯医者へ行くなど、地元でいくつかの用を足しました。本当は厚生常任委員会を傍聴したかったのですが、それはインターネットで見ることにしました。そうでもしないと、医者に行く日がないのです。

 市役所に着いたのは午後1時過ぎ。お昼休みまで審査を行い、委員会審査が終わって間もなくでした。午後からは、インターネットで委員会審査の録画を見ました。

 注目したのは陳情の審査です。「もっと公共施設を使いやすくしてほしい」「自分で決めたいという本人主体の自己決定・意思決定が行える相談支援体制を」など10項目の要望が入った陳情は、上越市心身障害者福祉団体連合会から市議会に提出されていたものです。昨日の厚生常任委員会では各委員が意見を表明したのち、全会一致で採択されました。

 各委員の意見表明では、「住み慣れた地域で安全・安心に暮らせるようにすることは私たちの責務だ」「先日の懇談会は有意義だった。実情を聴かせてもらい、方向性としては(陳情された内容に)取り組んでほしい」「すべて必要なものと思うが、まずできるものからやっていくことが基本だ」などといった声が出ていました。

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 地元誌、「ジャックランド」の新年号に私へのインタビュー記事が載りますが、そこに掲載する写真を橋本正幸市議から撮ってもらいました。同市議は写真撮影のセンスがいいので、いつもお願いしています。

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 そうそう、各地から初雪の情報を寄せていただいていますが、昨日はわが故郷、蛍場からも情報をもらいました。うれしかったですね。情報によると、30センチ以上の積雪になっているとのことでした。

 きょうはこれから長野です。

2019年12月10日

総合事務所時間外受付体制見直し問題で激論

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 いやー、厳しい冷え込みですね。おそらく、今冬で一番でしょう。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達だったのですが、この寒さにはまいりましたね。

 ただ、冷凍庫に入ったような寒さのおかげで、普段見れない景色も見ることができました。そのひとつ、ぱりぱりになったモミジです。美しさをそのままにして凍りつく。すごいですね。

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 さて昨日は総務常任委員会審査でした。何と言っても今議会の最大の注目は総合事務所時間外受付体制見直し問題です。

 上越市は来年4月から総合事務所の時間外受付体制を見直し、吉川、安塚など10総合事務所での受付をやめ、柿崎、浦川原、板倉区の3総合事務所、木田庁舎へ集約しようとしています。それに伴い、休日、夜間の防災行政無線の放送の仕方も変えようとしています。

 これらは市の行政改革の一環として行われるものですが、関係区の地域協議会や町会会長などに丁寧に説明し、意見を聴き、それらを検討することが重要です。合意を得られない場合は、新たな取組をやめる勇気も必要です。

 ところが、地域協議会などへの2回目の説明は方針案ではなく、市が固めた方針として説明してきました。なかには、地域協議会への説明が今議会で関連予算が議決してからになるところもあります。議会に対しては改革の方向性を示し、各区地域協議会開催情報などを流し、「見直しに係る情報や動向に触れていただくことができるよう、意を用いた」としていますが、議会から意見を聴くことは一切してきませんでした。こうした進め方には民主主義がありません。

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 防災行政無線に関しては、1分1秒の遅れが市民のいのちと安全にかかわることもありえます。ところが、それぞれの区において、今回の新しい方針で放送で行った場合、これまでよりもどれくらい遅くなるかを把握すべき部署が把握していなかったのです。正直言って、びっくりしてしまいました。

 昨日の審査では、総合事務所時間外受付体制見直し問題で活発な議論が行われましたが、最終的には関連予算が可決されてしまいました。ただ、賛成した委員も、「時間外受付の見直しにあたっては、地域住民への説明を一層丁寧に行うとともに、令和2年度当初からの円滑な実施に向け最善を尽くすこと」などの付帯決議を提案、可決しました。

 昨日は総合事務所時間外受付体制見直し問題に関する請願2件を含め、3件の請願審査も行われました。そのうちの1件は採択されましたが、いまは時間がないので、中身などは活動レポートに書きます。

 きょうは本会議、一般質問が始まります。質問者は全部で17人、私は12日の午前の予定です。
 

2019年12月11日

一般質問はじまる


 おはようございます。今朝は車のフロントガラスは凍っていませんでした。昨日に比べると、ずいぶん暖かく感じます。6時20分に起床し、パソコンに向かっています。

 昨日から12月議会の一般質問が始まりました。トップバッターは橋本洋一議員、地域協議会への諮問前に事業を進めているものがあるとして追及しました。市長はこれまでにもあった事例や一昨日の総務委員会での審査にもに触れながら、再度、このようなことがないようにするとのべていました。

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 2番手の近藤議員は3万人を超えた署名にも言及しつつ、新野球場建設の検討状況、現存する高田公園内の野球場についてもどうするかを問いました。建設費がばかにならないとは思っていましたが、野球場建設の事例として野澤教育長があげたのは佐久市の25億円、大阪堺市の30(?)億円、高岡市の49億円、たいへんなお金がかかるんですね。

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 昨日の一般質問は午前も午後も市内の小学生が傍聴に来ました。いずれも高学年だと思いますが、児童にわかる話だったかどうかとなると疑問符が付きます。少しでもわかる工夫をしていく必要がありますね、私の場合も含めてです。傍聴が終わって、児童は事務局職員から議会に関係する部屋の説明もうけていました。私たちの議員団控室にも来ましたので、控室から見える山々のことも話しました。

 本会議が終わってからは議員控室で上野市議とともに議員団ニュースの編集作業を行いました。猛烈に忙しい日程の中で、十分な時間をかけることが出来ないので、きつい作業となります。きょうは、私の活動レポートの作成と一般質問準備が重なりました。両立できればいいのですが、心配です。

 きょうは一般質問2日目です。牧田議員から始まって6人が登壇する予定です。

2019年12月12日

一般質問2日目


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 おはようございます。今朝は雷です。急に冷え込むのでしょうか。朝6時に起床し、活動レポートを作成しています。片面は昨夜のうちに印刷したのですが、朝になって気になる文章を見つけました。私の意図することとは別の意味に読みとれてしまう文章がありました。HPに掲載するときは、訂正します。写真は昨日の市役所に行く途中、撮った頸城三山、頸城区にて撮影しました。

 市役所に向かう途中、といえば、いつか撮りたいと思っていた風景をやっと撮ることができました。それはお日様が田んぼを暖めて、湯気が沸き立っている風景です。吉川区の田尻なんですが、ここの地形が生むのでしょうね、ここでなければ見られない見事さがあります。いつも通りながら、撮りたくても撮れなかった写真を昨日、ようやく撮りました。

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 さて、昨日は一般質問2日目。牧田、飯塚両議員が公立・公的病院の再編問題をとりあげました。私の中心テーマと重なるので、通告はひと工夫したつもりですが、肝心の訊きたい中身は同じです。ほとんど、答えが出たテーマで、一回目の質問はともかく、再質問をどう展開するか悩みます。昨日の質問では保倉川放水路問題でのやりとりにも注目しました。波塚都市整備部長と野口副市長の答弁を聴いて、ほれぼれしてしまいました。ここまで知っているのかと感心したのです。

 夜は活動レポート作成と質問準備でした。

 きょうはまもなく家を出ます。少し早めに出て、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートのポスト下ろしをしながら、市役所に向かいます。

2019年12月13日

公立・公的病院の再編統合問題などで質問


 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正作業をした後、印刷に入っています。「春よ来い」と総合事務所の時間外受付問題で一部修正したのですが、「春よ来い」のラストの文章をどう書くかで揺れました。

 昨日は大荒れでしたね。雨風のなか、市役所に飛び込んだのですが、ハザードランプのスイッチにふれたらしく、お昼までランプが点きっぱなし、バッテリーが弱くなっていました。写真は昨日撮った外の風景で唯一のものです。直江津海岸で撮りました。

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 一般質問は3日目でした。橋本正幸議員に続いて、私は2番目、公立・公的病院の再編統合問題、消防団の訓練などの見直し、店舗等改装促進事業と住宅リフォーム促進事業の廃止問題で質問しました。病院問題では厚労省の強引な進め方を批判するととに、県病院局の動きにも触れながら、「いますぐどうなるという問題ではない」という認識を改めてもらうように務めました。住宅リフォームなど2つの促進事業を廃止するかどうかの判断では経済指標だけでなく、関係団体の意向も聞くことが確認されました。病院も促進事業もこれからの運動が大事になってきます。

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 昨日の一般質問は5人でした。残りは一人です。

 夜になったら、疲れがどっと出てきました。そういう中で、母が元気にしゃべってくるのには驚きました。デイサービスで出された「ごっつぉ」のことを次々語ってくれたのです。食べ物や料理には特別関心があるようです。

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 きょうは、これから朝市宣伝です。その後、市役所に向かいます。

2019年12月14日

一般質問終わる


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 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。布団の中にいるときは、そんなに寒いとは思わなかったのですが、外に出たら、やはり12月です。フロントガラスが凍っていました。お月さんも寒そうでしたね。

 昨日は朝市宣伝から。9時過ぎに行くと、ちょうど小学校の児童がお米などの販売でがんばっていました。寒くてお客さんは少しでしたので、ちょっとかわいそうでした。お店を一回りすると、私に何かをくださる方が一人か二人おられるのですが、昨日は、人気のミニ大判焼き(正式名称忘れちゃった)を1個いただきました。手頃な大きさで、この寒い時期には暖かくて最高です。ご馳走様でした。

 議会は一般質問の最終日でした。質問通告を出していた議員の一人が風邪で欠席したため、昨日は田中議員一人だけ。町屋の問題と買物弱者対策支援について取り上げていました。興味深く聴いたのは「買物弱者」対策です。市長は、質問に答えるなかで、「旧鬼無里村だったと思うが、(地域のみんなが車に乗って)長野市の映画館に行く様子を写したテレビのことを急に思い出した。人としての気持ちを持って生きる状況を作れればいいなぁと思っている。買物だけでなく、こういうことを含めた支えを考えていきたい」とのべていました。行政改革をテーマにした審査をするときに、この視点から議論してみたいものです。

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 昼食後は三和経由で安塚へ。いつものルートです。交通安全協会の幹部の方や顔なじみの人と会いました。下の写真は三和に向かう時に撮った写真と末野で見た四季桜です。

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 夜はずっと観たいと思っていた映画、「ある船頭の話」を最終日に観ることができました。自然の中でゆったりと暮らす主人公の生き方が気に入りました。それにしてもラストは予想外でした。緊張しましたね。

 きょうは、ひたすら「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。途中で、新聞屋さんへの折り込み依頼もしなければなりません。

2019年12月18日

12月議会最終日

 おはようございます。今朝は雨が降っています。5時半に起床し、事務所にてデスクワークをしています。やるべきことはいくつもあるのですが、一番遅れていた「春よ来い」の原稿(初稿)を一気に書きました。これを明日朝までに練り上げることになります。

 昨日は12月議会最終日でした。委員長報告の後、動議の提出、討論採決と続きました。注目された総合事務所の時間外受付体制見直しに関連する経費を盛り込んだ一般会計補正予算は、賛成21、反対6で可決しました。丸山議員が提出者になり、市民クラブの2名と日本共産党議員団の3人が賛成者になった組み替え動議は賛成6、反対21でした。

 一般会計補正予算に反対の立場から討論した橋本正幸議員はまず、「時間外受付体制の見直しは、市の行政改革に基づくもの、関係する地域の地域協議会や町内会長連絡協議会の声をよく聴き対応する必要があった。ところが、2回目の説明ではコンクリートにした市の方針を説明するという事態が発生した。中には、きょうの朝の段階で、まだ2回目の説明が行われていない地域協議会もある。これでは十分かつ丁寧な説明が行われたとは言えない。肝腎の議会には、2月の総務常任委員会所管事務調査以降、地域協議会などの開催情報は伝えられたものの、会議の結果を報告し、議会の意見を聴く場は設けらなかった。まさに議会軽視そのものだ」と今回の総合事務所時間外受付体制見直しの進め方について批判しました。

 そのうえで、今回の総合事務所の時間外受付体制の見直しにより、「戸籍届などの手続きが市民の住んでいる区の総合事務所で間に合う人とそうでない人が生まれることになる。合併時の、それぞれの区の総合事務所で等しく市民サービスが受けられるようにするという考え方はいったいどこへ行ってしまったのか」「時間外における防災行政無線の放送のうち、火災や停電の発生、クマ目撃等に関するものは、総合事務所長の判断により、職員が登庁して対応するとしているが、ここで出される放送の中には、1分1秒の遅れが人命にかかわるものも出てくるはずだ。これまでよりも遅れる可能性があるものを認めるわけにはいかない」とのべました。

 補正予算ではもう1つの反対理由がありました。それはマイナンバー関連予算が含まれていることです。橋本議員は、「国家が個人情報の一元管理を強め、国民を監視する危険性が高まる、この制度には多くの市民が疑問を持っている。委員会資料で明らかにされたように、市のマイナンバーカード交付数は本年11月1日現在、17,724枚で、交付率は9,2%となっているが、これは市民からこの制度が支持されていないことの証左(しょうさ)ではないか」とのべました。

 昨日は総合事務所の時間外受付体制見直しに関する請願、それに9月議会に提出されていた100円バスの実現などを求める請願も討論、採決が行われました。

 総合事務所の時間外受付体制見直しに関する請願の賛成討論には私が立ちました。私は、「平成の大合併後10数年経つなかで、人口減少と高齢化と役所機能の縮小の関連性を指摘する声が日弁連シンポジウムで出たとのことだが、この指摘を重く受け止めている。そういうなかで、今回の時間外受付の見直しなどが区民の生活にどういう影響を与えるか心配されている。地域協議会が地域自治区の設置に関する条例に基づいて、この問題をしっかり審議し、意見書を出していくことの重要性についてはまったく同感だ。私は今回の見直し問題が、条例上、諮問事項にはならないけれども、諮問に匹敵するくらい重要事項であると思っている」とのべて、賛同を求めました。

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 公共交通機関である路線バス利用に関する請願については橋本正幸議員が討論しました。同議員は、「本請願は少子高齢化が進む中で、高齢者、障害者などの“交通弱者”が安心してバスを利用できるようにすること、バスが「安くて便利」な公共交通機関としての役割を大いに発揮できるようにすることなどを目的に、1161人の賛同署名を添えて提出された。私たち議員団は、請願者のこの熱意と努力に心から敬意を表する」「全国各地でこれからの公共交通機関をどうするかの議論がされ、静岡県掛川市等多くの自治体でワンコインバスの取り組みがされている。確かに、一回の乗車のバス運賃を100円にすることや高齢者や障害者などの利用料金の無料化などを実現をしていくためには少なくないお金がかかるが、実施自治体では施策の重点の一つとして位置付けるなかで財源の手当てをし、実現させている。これは当市でもできないことではない」と訴えました。

 昨日は請願関係者や富山市の住民などが傍聴に駆け付けました。上越市議会の議会改革の取り組みを評価し、たびたび富山市から傍聴にやってくるNさんは、「最終日の討論が楽しみで来たが、賛成または反対の一方の討論しかなかったのにはがっかりした。ここの議会にもまだ(改革の)課題がありますね」と感想をのべていました。

 議案や動議、発議、請願等に関する採決結果は市議会のホームページに掲載されていますので、下線のついたところをクリックしてごらんください。

 きょうはずっとデスクワークです。昨夜は疲れがたまっているので、早めに寝たのですが、なかなかとれません。がんばらなくては。

2019年12月21日

観光交流ビジョン案、議会に提示


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 おはようございます。疲れがたまっているのか、布団から抜けだしたのは7時過ぎでした。今朝はいい天気になりました。うれしいですね。

 昨日は2時間ほど印刷作業をした後、新聞屋さんに活動レポートを届けました。市役所に着いたのは午前11時過ぎになりました。文教経済常任委員会は途中からの傍聴です。

 昨日の市議会文教経済常任委員会には上越市観光交流ビジョン(案)が示されました。「ありたい姿」として打ち出されたのは、「来訪者が市民の日常に溶け込み楽しい観光地域」。市は「観光は楽しいものだから」をキーワードに観光マインドの底上げをはかり、アクションプログラムに繋げていきたいとしています。

 委員会では、従来型の観光から抜け出す方策、あるべき観光マインドなどについて発言が続きました。土橋副市長は、数日前、東京で息子さんの引っ越し作業を手伝った際、親子で自転車屋さんをやっと見つけだし、そのお店のおばあちゃんと言葉を交わしたエピソードを紹介して自分が考えている観光マインドを語りました。

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 午後からも新聞屋さんへ活動レポートを持ち込みました。これから、残りの新聞屋さんへ持っていくのですが、すべて明日の朝刊に入ります。明日の朝刊に折り込みされる地域は、柿崎区、吉川区、大島区、浦川原区、安塚区、牧区、清里区、板倉区、中郷区です。私のHP、「小さな町の幸せ通信」にも、明日の朝、掲載します。

 夜も活動レポートの印刷作業を行いました。印刷作業中、活動レポート新年号に使うイラストを描きました。原画はA4サイズに描いたのですが、ビラではどんなふうに使うか思案中です。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。集金もあります。

2019年12月24日

総務委で「創生総合戦略(案)」などの調査


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でしたが、予定よりも30分も遅くなって、やっと起床しました。夜遅くまで、会議やデスクワークをしたとはいえ、少しあわてました。外は小雨でした。

 昨日はまず三八市へ。年末が近づき、いつもよりお客さんが多い感じがしました。時折、小雨が降る中でしたが、持参したビラはすべて配布できました。お店の中には、寒さ対策のために七輪を用意している人が何人かいました。そのうちの1人の方は、餅を焼いていて、そばまで行くと、「はいっ」と1個くださいました。こういう餅が一番おいしいですね。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。調査対象は地方創生です。第2期上越市まち・ひと・しごと創生総合戦略などの策定が大詰めに来ている中で、長期ビジョンの改定版(案)や創生総合戦略(案)について説明があり、質疑が行われました。

 委員からは、「2期目の戦略を立てるうえで1期目の成果、検証、評価はどうおさまっているのか。1期目と2期目の違いを示さないとパブコメにかけてもわかりにくいのでは」「総論はボワーッとしている感じがする。各論に入るとこれでいいのかと思われるものもある。机上の空論にならぬように」「結婚していても一人しかつくれない人をどう少なくするか。もう一人子どもがほしいという人たちにどう答えていくかが大事ではないか。出生数と年収の関係を示すデータはないのか」「高校生がもつ愛着に注目したというが、高校生の愛着とは何か」など全委員が質疑に参加しました。

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 私からは、「創生戦略は全国どこでも取り組まれているが、他の自治体との比較データもほしい。たとえば、日経新聞で子育てしやすさランキングを発表しているが、上越市はどういう位置にあるか知りたい」「年収が多い人ほど結婚している割合が高い、というデータが興味深い。上越市では製造業に従事する人が多くなっているが、賃上げを含めどうしていくかの検討が必要ではないか」と質問や問題提起をしました。

 昨日の議論が戦略(案)にどう反映されるか注視していきたいと思います。

 会議が終了してから、総務常任委員会の所管事務調査として行政改革の調査をいつ行うかで協議しました。行政側となかなか日程調整できないと委員長がのべる中で、議会の意見も聞かずに進むことがないようにと強い意見がいくつも出ていました。

 夜は党会議があり、党大会を目指し、年末年始の活動などをどうするか協議しました。

 きょうはこれから議員団会議です。やるべき課題が山積しています。

2020年01月22日

街宣、今年初の議員勉強会


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 おはようございます。今朝はきびしく冷え込みましたね。車のフロントガラスにお風呂のお湯をかけ、溶かしました。写真は今朝の米山さんです。きょうの日中は、冬とは思えない暖かい天気となりそうです。

 昨日は午前が街頭宣伝でした。天気があまりよくなく、しかも風が吹いていたので、流しだけにしようかと仲間と相談していたのですが、牧区に入ったあたりから落ち着いた天気となり、荒井、柳島、泉など8か所で街頭演説をしました。柳島では握手を求めてくる女性の方がありました。うれしいですね。そのほかのところでも、わざわざ外に出てきて聴いてくださる方が少なくとも4人はいました。聴衆があると話に力が入ります。

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 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会が文化会館で行われました。

 議員勉強会は、えちごトキめき鉄道㈱社長の鳥塚亮さんの講演でした。同社長の講演を聴くのは今回で2度目。テーマはひと言で言えば、「ローカル線で地域を元気にする方法」です。今回も面白く、いろんな意味で勉強になる内容でした。

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 「日本全国に通用する法則がある」として、人間の行動心理をクローズアップしてテーマに迫っていく話し方は見事でした。「都会の人は古いのが好き」「ガイドブックに載っていないところを探している人は10人に1人はいる」「子どものころ覚えた原風景は忘れない」など、ぐいぐい引きつけられました。

 その他、「素敵なポスターを撮った場所に行ってみたい人たちが大勢いる」「妙高でインスタ一番人気の写真はご飯の上にイナゴをのせたもの」という話を聴いて、ポスターや写真についても考えさせられることがいくつもありました。

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 最後に言われた「高田で一番興味があるのは瞽女(ごぜ)さん。瞽女唄を聴いて、特等米を瞽女さんにさしだす。江戸時代から行われてきたというが、この地には相互扶助が根付いている」という話にはびっくりしました。まだ就任4か月なのに、この地域の歴史をよくご存じだったからです。

 講演を聴いた後、もっと鳥塚社長の考えを知りたいと思い、本屋さんで「直江の津」最新号を求めました。

 最後に注文を一つ。この時期ですから、「地域住民の足」としてのトキ鉄の課題と方針についても少しは語ってほしかったですね。

 きょうは、地元で活動します。

2020年01月31日

総務常任委員協議会、夕方からは2つの通夜式に


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 おはようございます。今朝も「しんぶん赤旗」日刊紙の配達から始まりました。雪が降るということですが、それほどの寒さを感じませんでした。写真は吉川区小苗代の池です。今朝、撮りました。

 昨日は地元事務所を8時半に出発、活動レポートや「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしをしながら市役所に向かいました。途中で青空が広がり、素敵な景色と出合いました。下の写真は妙高山と雁、そして急に目の前に現れたハクチョウたちです。

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 昨日は午前10時から午後1時近くまで総務常任委員協議会でした。テーマは事務事業評価結果についてと公の施設の再配置の取組の2つ。いずれも大きな課題だけに審議に時間がかかりました。

 このうち、事務事業評価結果については、ほぼ全委員が発言、総括的なことでは、「これらの取組によって、どれだけ歳出を減らせるのか。事業量はどうなるのか数字で示してほしい」(滝沢委員)、「市民から理解してもらうには、この事業をやめて、こういうところにお金を使うといった説明が必要だ」(内山委員)などといった質問や主張がありました。また個別の事業に関しては、「運転免許証自主返納支援事業はやめると来年度以降、自主返納が減るのではないか」(近藤委員)、「住宅リフォーム促進事業は小規模事業者がこれによって営業をとり入れるという利点もあった、どう考えるか」(池田委員)、「風力発電管理事業など2つの事業をやめるとなると、地球環境都市宣言に逆行することになるのではないか」(内山委員)などといった質問がでました。

 私からは、「行政改革は市民から理解してもらったうえで進めることが大切、十分説明し、納得が得られた場合に具体化すべきだ。わかりやすくするために数字を示すべきとか、この取り組みで(市民の暮らしが)どうなるか、どういう事業につながっていくかを明らかにした方がいいという意見は同感だ」とのべました。そのうえで、住宅リフォーム促進事業について、「廃止について関係団体などから一定の理解を得た、としているが、どういう団体といつ話し合いをしたか、『一定の理解』というのはどういう内容か、教えてほしい。また、一定の経済状況であれば、令和2年度末を持って廃止する、としているが、その決断は、いつからいつまでの期間の経済状況を見て判断するのか。上越タイムズなどの記事を読む限り、消費税増税後、経済は良くなっていない」と発言しました。また、防災行政無線放送で総合事務所長が判断して流す放送に関して、取組方針(案)はできたのか」と質問しました。

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 答弁を含むやりとりはインターネット録画を見たうえで、活動レポートで紹介したいと思っています。今朝は時間がないので、委員の発言だけ書きました。

 昨日は夕方から2つの通夜式でした。どちらも大切な友人のご家族が亡くなり、参列してきました。このところ、次々と亡くなり、さみしい思いをしています。

 きょうは、印刷した活動レポートを新聞屋さんに持って行き、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2020年02月06日

北川講演、消防議会、日韓議員連盟総会と続く

 おはようございます。昨夜から吹雪になっています。風は強いのですが、その分、積雪は少なく2㌢くらいでしょうか。とても寒くなりました。

 昨日は早稲田大学名誉教授の北川正恭さんの講演からスタートしました。北川さんは元三重県知事で、早稲田大学マニフェスト研究所顧問としての活動は有名です。講演は、いまの時代に議会はどういう役割を果たすべきか、どう活動していくかについてがメインでした。2000年の地方分権一括法の前と後の活動スタイルの違いにも言及しながら、「議会改革に終わりはない。執行部を変えるように質的に充実させ、市民に役立つことを見える化していく必要がある。議員全体の総体で議員活動をやることを重視してほしい」などと訴えました。北川さんの話は初めて聴きましたが、胸にすとんと落ちる話でしたね。

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 午後からは上越地域消防事務組合の定例議会でした。2019年度の一般会計補正予算や新年度予算などについて審議しいずれも可決しました。ただ、私の方は会計年度任用職員制度に伴う議案には反対しました。審議の中では、昨年大きな話題となった火災調査アプリのこと、臨時職員数と仕事内容、第15次組合消防整備計画案について発言しました。

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 夕方からは日韓親善上越市議会議員連盟の総会、及び新年会でした。新年会には駐新潟大韓民国総領事館の鄭美愛総領事や在日本大韓民国民団新潟県地方本部などの役員さんなども参加されて賑やかに交流しました。佐藤敏議員連盟会長は、「昨年から国レベルでは日韓関係は悪化しているが、こういうときこそ自治体レベルや文化交流を活発にしていくべきだ」と訴えました。そして、最後に総領事が近く誕生日を迎えられることを紹介し、「ハッピィバースデイトゥユー」と結びました。さすが挨拶の名手です。鄭美愛総領事は17年から新潟で勤務されています。お連れ合いは浦項市生まれで、上越市と同市との交流が深いことから、「上越市とは、心理的には管内で一番近い。年末に日韓首脳の会議もあり、希望を持って新年を迎えた」と語りました。相変わらず流暢な日本語で挨拶され、笑顔も素敵でした。

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 きょうは午後から長野市です。長野市議会との交流会があるのです。夜9時頃まで帰れないと思います。安塚、大島へは仲間の人に代わって行ってもらうことにしました。

2020年02月07日

長野市へ


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 おはようございます。今朝は厳しく冷えた朝となりました。道路は凍っています。でも、雪はやみ、青空が広がり始めました。日中は気温が上がるのではないでしょうか。朝、写真撮影をしていた時に雁の大群がやってきました。今冬で一番の雁行でした。

 昨日は大忙しでした。長野市議会との交流会があったのですが、集合時間を勘違いしていて、当初予定していた活動レポートや「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達は予定の半分くらいしかできませんでした。集合時間には無事間に合いました。長野市へ行く途中、中郷区あたりから道路状況は悪く、こわかったです。

 交流会の前に、昨年完成したばかりの「ながの環境エネルギーセンター」と台風19号被災地を見せてもらいました。

 「ながの環境エネルギーセンター」の工事費は上越市のクリーンセンターを大きく上回る270億でした。ごみピット、タービン発電機などのスケールが大きかったですね。環境教育の場としても活用できるようになっていたのには驚きました。画像はごみピット、タービン発電機です。

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 台風19号の爪痕は4カ月が経とうとしている今もしっかり残っていました。というよりも、復興はこれからといった感じでした。堤防の決壊の場所、新幹線車両が水につかってしまった場所も見せてもらいました。なんでこんな低い場所を車両基地にしたのでしょうね。豊野の街中を走っていて、昨年、総務常任委員会で視察した真備町を思い出しました。そこで見た同じ光景が広がっていたからです。

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 交流会では日本共産党の佐藤久美子市議、野々村博美市議などと話をすることができました。佐藤市議からは台風被害について詳しく聴くことができました。長野市議会は昨年の秋にメンバーがだいぶ替わりました。初めての人とも何人か話ができました。とてもよかったです。

 きょうは午前に、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後からは「集い」があります。

2020年02月19日

新年度予算説明会など重要会議いくつも


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。やることがいっぱいあって、気持ちの上でもゆっくり寝ていられないのです。外は肌寒く、あまりいい天気になりそうもありません。

 昨日は9時過ぎから市長による新年度予算説明会でした。一般会計の予算規模は、916億7942万円、2005年の大合併以降、最低の額となりました。今回の予算について、市長は、「医療・福祉・子育て支援などの基礎的な行政サービスの確保と充実を最優先に」編成したとのべていました。各種事業のなかで注目したのは、妊産婦・子ども医療費助成事業で9月から、新たに市民税非課税世帯における小学生の医療費を完全無料化したこと、次世代の人材発掘と育成のために、若者交流会の開催や校正の力も借りて上越市の魅力を伝える映像を制作すること、新たに鳥獣被害対策実施隊を組織し、捕獲体制を整えることとしたことなどです。これから予算内容をよく見たうえで、評価を決めて行きたいと思います。

 続いて議会運営委員会です。都合で出席できない上野市議の代理として参加しました。一番議論が賑やかになったのは、総括質疑の通告締め切り及び聞き取りの完了を21日の夕方までとした提案です。当初予算に膨大な資料を読んで、通告をまとめるにはあまりにも短いことから、締め切りを延ばせないかと議論になりました。私からは、「議員としては資料を十分に読んで質疑を準備することが重要だ。連休明けの25日に延ばせないか」と発言しました。いくつかの各派の代表も準備期間があまりにも短いことを指摘し、市当局と正副議長、議運の正副委員長で協議を求めました。その結果、通告締め切りは21日までとしながらも、聞き取りは22日まで延ばすことで合意しました。一歩前進ではありますが、今後、しっかり議論してさらに改善していかなければなりません。

 昨日は各派代表者会議もありました。すべての会議が終わってから、ペレットストーブの燃料を仕入れるために板倉区へ行きました。家に戻ってからは、歯医者と生活相談と続きました。ぐったりとしました。

 昨日は先を急いだこともあって議員控室に忘れ物をするという失敗をしました。これから市役所に向かいます。午前9時からは街頭宣伝、集いが待っています。

2020年02月22日

総括質疑の聞き取り、新聞配達

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 おはようございます。今朝は寝坊しました。写真は事務所近くの榛の木です。この木のおかげで、いろんな美しい風景がつくりだされます。

 昨日は午前から午後2時半くらいまで総括質疑の聞き取りでした。市役所に向かうときの景色がきれいでした。聞き取りでは、こちらの勘違いもあったりして、一部、通告文を修正しました。健康福祉部の分離については、各派から通告が相次いだようです。私からはこのほか、中学生の平和記念式典などへの派遣予算、住宅リフォーム促進事業などについて通告しました。

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 聞き取り終了後は地元にて、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。大急ぎで配達したのですが、ここでも景色がきれいで何枚も写真を撮りました。なかでも夕焼けが素晴らしかったです。夕焼けは吉川区坪野で撮りました。

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 夜は「橋爪法一を囲む会」でした。私の報告の後、消防のこと、予算編成のあり方、高齢者の移動手段などをめぐってたくさんの意見をいただきました。

 これから街頭宣伝です。

2020年02月29日

大揺れのなか、予算議会スタート

 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床しました。昨夜はよく眠ったようです。頭がすっきりしましたから。外は曇り、雪がうっすら降って屋根が白くなっています。

 昨日から予算議会が始まりました。前日に、安倍首相が学校について、2日から一斉に休校するよう要請したことから、その対応をめぐって行政でも議会でもいつもと違った展開となりました。

 午前9時から開催された代表者会議では、議長から本会議前に全員協議会を開催し、代表者だけでなく全議員に説明したいと提案があり、全会一致で認めました。この件はその後、議運委員長の了解をとり、実施されました。全議員が情報を共有しようという点は良かったと思うのですが、質問はなしという議長判断には疑問が残りました。会議が終わった時点でがまんできなくなり、「副市長から効率的な議会運営と会わせ、必要に応じて議会と相談したいという発言があった。今後の動き次第で、全員協議会や関係委員会を開き、議員の声を聴くべきだ」と訴えました。何人かの議員も同趣旨の発言をしてくれました。

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 本会議開催は10時55分からとなりました。閉会中の委員会審査報告の後、市長が提案理由の説明を行い、会議がひと区切りしたのは午後1時近くになりました。

 午後2時再開。冒頭、教育長が午前中の市教委での協議結果を報告。3月4日から市立幼稚園、小中学校の休校を伝えました。それに伴っての卒業式の対応、放課後児童クラブ、給食費などについても報告しました。今朝は時間がないので、レポートに詳しく書きたいと思います。

 この報告を受け、全員協議会が開催されると思っていたのですが、議運では、開催しないことになったと報告がありました。教育長発言は議長の許可を得てのものだったということですが、これだけで終わったのでは議会の意見、質問を言う場がありません。いいたいことはいっぱいありましたので、納得できませんでした。

 会議は午後6時近くまでかけて総括質疑を4人、行いました。2日の総括は私がトップバッターです。

 きょうは、午前が街宣、午後は新聞配達などがあります。

2020年03月03日

新型コロナウイルス対策で申し入れ


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。夜明けがだんだん早くなってきているなと感じました。これからの季節、朝の風景が楽しみです。

 昨日は朝から大忙しでした。議会運営委員会が午前9時から始まるというので、その前に新型コロナウイルス対策に関する申し入れを市長、教育長にしました。以下はその全文です。

 安倍総理大臣は2月27日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためとして、突如、全国の小中学校、高等学校などの一斉休校を要請しました。これを受けて、当市教育委員会は4日から休校措置をとることを決めました。
 今回の措置で、児童・生徒に不安と動揺が広がっていると聞いています。また、保護者の皆さんなどからは、「一斉休校については政府がその根拠を示しておらず、無批判に実施するのはおかしい」「放課後児童クラブは安全とは言えない。かえって感染リスクが高くなるのではないか」などの声が私ども議員団に寄せられています。
そこで、これまで寄せられた声をもとにいくつかの点を要望しますので、ご検討くださいますようお願いします。

1 つくば市のように、休校としても児童・生徒の登校は可能とすること。その場合、授業は実施しないが、教職員が見守るなか、自主学習できるようにすること。

2 放課後児童クラブについては、希望者が多くなった場合、濃厚接触空間になりやすいことを考慮し、学校の教室等、広い空間の活用について検討すること。

3 休校期間中、給食は実施しないとされているが、早急に希望調査を行い、希望する児童生徒には用意すること。

4 各学校に児童生徒及び保護者からの相談窓口を設け、関係者に周知すること。

5 今後の感染の動きにもよるが、休校期間は春休みまでを固定化することなく、場合によっては短縮を検討すること。

6 給食材料の納入業者など、臨時休校によって事業に支障のきたすおそれのある市内業者への支援措置を講じること。

 新型コロナウイルスをめぐっては、昨日も新たな動きがありました。県内の感染者が5名に増えたということ、上越市の放課後児童クラブの特別開設は当初9日からでしたが、4日からスタートさせることになりました。教育補助員、介助員の力も借りるとのことです。議会では、日程変更はしないものの、委員会審査については全員マスク着用ということになりました。委員会室は議場よりも狭い空間だというのが理由だそうです。

 私は昨日の本会議では総括質疑を行いました。主な質疑項目は、非核平和友好都市宣言推進事業における中学生の広島平和記念式典への参加予算、住宅リフォーム予算、健康福祉部の福祉部と健康子育て部への分離問題、基幹相談支援センターで行われていた障害者に係わる各種相談業務を地域包括支援センターなどで実施するようにする条例改正などについてです。

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 このうち中学生の広島平和記念式典への派遣をめぐっては、昨年派遣できなかった中学校での平和教育の水準が維持できたのかと質問しました。担当部長は維持できた旨の答弁をしましたが、疑問です。総務常任委員会審査で具体的に深めていきたいと思います。住宅リフォーム促進事業については、関係団体から強く事業の継続がなされているなかで、予算減額などの理由をただしました。担当部長の答弁を聞いていて、今後どうするかについて慎重に見極めていこうとする姿勢を感じました。健康福祉部の分離をしても、健康づくりと医療機関の連携は今後も重視していくことが確認されました。

 きょうは運転免許証の更新などいくつかの用事を足しながら、厚生常任委員会の審査を傍聴したいと思っています。

2020年03月04日

免許証更新、委員会傍聴などで大忙し


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 おはようございます。今朝は霜が降りました。寒かったですね。資源ごみを出しに行ってから、地元事務所近くで日の出を見ました。写真はその直前の風景です。

 昨日はやるこことが山ほどありました。一番時間がかかったのは自動車運転免許証の更新です。上越署がばか混みしていて、市議会の委員会傍聴後、柿崎にある運転免許証センターへ行きました。具体的には書きませんが、案内はがきをよく読まないで出かけたので、失敗続きでした。このほか上越医師会館や歯医者、メガネ屋さんなどへも行きました。先日来、続いていた「機械、器具が壊れる現象」はようやく止まりました。

 厚生常任委員会の傍聴は1時間ほどしかできませんでした。でも、重要なことが議論されている時間帯でした。橋本正幸議員などが基幹相談支援センター機能の分散問題をとりあげていましたが、分散していてもきちんと機能するかどうか不安が残りました。現在の基幹相談支援センターは15番目の相談事業所との位置づけとなる、という答弁でした。「そもそも論で何が目的か」という質問も出ていました。安塚学園については、今後、どういう形で運営していくか、教育委員会を含め検討していくとの答弁がありました。

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 昨日は日中も夜も新型コロナウイルス関連の質問や相談が相次ぎました。きょう、整理し、申し入れの2次分をまとめます。

 時間です。これから市役所に向かいます。

2020年03月05日

新型コロナウイルス対策で第2次申し入れ


 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートを作成しました。悩ましかったのは、議員団ニュース作成当番が私で、これと活動レポートの内容がだぶってしまうことでした。新型コロナウイルス対策という緊急課題がなければ、両方の記事を別々のものにできたのですが、今回はそうはいきません。活動レポートは「しんぶん赤旗」読者以外にも配布しますので、そこでも新型コロナウイルス問題は載せました。読者のみなさん、ご了解ください。

 昨日は新型コロナウイルス対策の市長、教育長への申し入れ(第2次分)からスタートしました。ここのところ、市民からの声が相次いでいます。それらの中から重要なものを7項目にまとめました。議会運営委員会で各派、党からの申し入れは議会事務局を通してほしいとのことになりましたので、今回は議会事務局に提出しました。以下、その内容です。

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1 こどもの家、こどもセンターなど、子どもたちが利用できる施設に関し、一律に事業中止とするのではなく、子どもの状況に合わせて開館するなど、十分な対応をとること。また、各施設において、マスク、消毒液などが十分に供給できるような手立てをとること。

2 臨時休校に対応し、児童生徒の定期券の払い戻しの際に手数料を無料とするよう、すべての公共交通機関に対して申し入れること。

3 正規・非正規、委託の有無を問わず、学校給食現場で働いている労働者の給与補償の手立てをとること。

4 小中学校において、臨時休校によって未履修となるカリキュラムの履修が保障されるよう、最大限の手立てをとること。

5 妊婦、人工透析者にマスク、消毒液を配布すること。

6 市民、医療機関等が混乱なく適切な対応がとれるよう、市からの迅速で正確な情報提供について、あらゆる広報媒体を通して万全の対応をとること。

7 今回の事態により、市内では、飲食業関係者などから、売り上げが激減しているとの悲痛な声があがっている。損害補償、資金繰りなどの支援を検討すること。

 午後からは厚生常任委員会で行われた請願審査を傍聴しました。この請願は上越民主商工会から提出されていたもので、全国知事会などが国に対して要求してきたように、公費支援を増額し、国民健康保険税を協会けんぽ並みに引き下げることなど3項目の実現を意見書にまとめ、国に提出するよう求めたものです。

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 上越民主商工会の岩沢会長が趣旨説明したあと、各委員が意見表明しました。

 日本共産党議員団の橋本正幸委員は、「昔は国保には幅広い自営業者が入っていた。いまは無年金者や非正規の人等所得の低い人が多くなってきている実態だ。やはり、国の支援が必要で、全国知事会や市長会もしている。採択してほしい」と訴えました。

 その他の委員は、「一元的に国保税を引き下げればいいということにならない。引き下げれば、税で補完しなければならない。趣旨は承知しているが単純に下げるということにはならない」(飯塚)、「国保税を協会けんぽ並みにという主張には異論がある。協会けんぽでは本人と会社と折半している。下げるということは税金を投入することにつながる」(江口)、「国保はみんなで守っていくということなので、一律に下げるのはもう少し考えてからの方がいいのではないか」(山田)などとのべて請願に反対しました。

 結果は賛成1、反対4で委員会では不採択となりました。この請願は3月議会最終日の本会議で採決され、採択か不採択が正式に決まります。

 きょうは、これから活動レポートなどのポスト下ろし、配達をしながら、市役所に向かいます。


2020年03月06日

鳥獣被害対策で議論

 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正作業、印刷に取り組んでいます。今号は5800枚の印刷です。おかげ様で印刷は順調です。外は曇り、まずまずといったところです。風もおさまりました。

 昨日は活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所へ行きました。市議会では、農政建設常任委員会が始まっていました。委員会で注目したのは、鳥獣被害対策です。イノシシによって畔や土手だけでなく、田んぼの中まで掘り起こされるなど深刻な被害実態が明らかにされ、新年度からスタートする「鳥獣被害対策実施隊」の編成を中心に、様々な議論が展開されました。

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 委員会傍聴後、一般質問の準備をし、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートのポスト下ろしに出ました。外は強い風が吹き、車のドアを開け閉めするとき、気を使いました。空は一時青い空が広がったものの、山間部ではミゾレ模様となりました。天気の変化が激しかったですね。下の写真は小猿屋付近で撮ったものです。

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 昨日、ショックだったのは人間ドックのお断りの電話です。議会休会日に予定していたのですが、受診する機関の方から、新型コロナウイルスの関係で70歳以上の高齢者の人はしばらくお断りすることになったとの連絡が入ったのです。私はまだ69歳ですが、今年70になる人も対象だというのです。1年に1回はドックを受けていたので、困りました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいます。一般質問の聞き取りが行われます。時間があれば、委員会も傍聴します。

2020年03月07日

一般質問の発言通告と聞き取り


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 おはようございます。今朝は最高の天気となりました。チョウジザクラの花を撮ろうと林の近くへ行ったところ、足元でドングリが芽を出し始めているのを見つけました。チョウジザクラも早かったけれど、これまた早いですね。

 昨日は市役所で一般質問の聞き取りが行われました。今回は県立病院改革問題一本です。市への運営移管などが求められているので、それらの対応などをめぐって質問を展開する予定です。先日の十日町市での講演での学習も質問の中で活かします。

 聞き取りが済んでからは農政建設常任委員会の審査を傍聴しました。ちょうど、ガス水道局関係の審議に入っていました。浄水場等に関する質問が出ていましたが、全体的には少ない感じがしました。私は傍聴席にいたのですが、委員会室での空気の入れ替え時、少し寒いと感じました。風邪をひかないようにしないといけません。

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 昼食は直江津にてとりました。その後、高津などでいくつかの用事をこなし、地元へ。夕方の米山さん、六万部で見た夕陽が見事でした。

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 夜は次週の「春よ来い」の原稿書きを始めました。4分の3くらい、大雑把ですが、書きました。来週は総務常任委員会があるので、いま書いておかないと、レポートに掲載できないのです。

 きょうは、会議、街宣と続きます。「しんぶん赤旗」日曜版の配達もだいぶ残っています。

2020年03月08日

午前は街宣、午後はビラ配布

 おはようございます。今朝は6時に起床し、デスクワークをしています。外は曇り空、まずまずといった天気です。昨日と違って、少し寒いかも知れません。

 昨日は午前が浦川原区での街頭宣伝でした。天気がいい割に出てきてくださる方は少なかったのですが、懐かしい人などとの出会いがありました。そのひとりは私が20代の頃に一緒に仕事をしたことのある人です。軽トラをとめて声をかけてくださいました。もう一人、自転車に乗っていた人が宣伝カーとすれ違いざまに手をさっとあげてくれました。最初は市役所の職員さんかと思ったのですが、私の知っている民間会社の職員さんでした。街頭演説後、近くの家を訪問したら、黄色い素敵な花が咲いていました。キバナセツブンソウでした。こちらは初めての出合いでした。

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 午後からはビラ配布でした。40軒ほど手渡しできました。日頃、親しくしている人の多い地域なので、話が弾むところが多かったですね。ある家ではお茶をすすめられ、ご馳走になってきました。茶の間では高齢のお母さんが裁縫仕事をもくもくとやっておられ、その仕事ぶりに惹きつけられました。下の写真はそのお母さんが作られた袖なしです。ふた冬くらいの間に袖なしを20着ほど作られたと言いますからすごいもんです。

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 昨日は春を感じさせる暖かな日差しが続きました。私の地元ではキクザキイチゲが満開となっていました。ある家では、切り干し大根を干しておられました。いい香りがしましたね。

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 活動レポート1950号、及び、「春よ来い」の第597回、「わら靴のおかげで」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうは、朝市宣伝、そしてビラ配布と続きます。

2020年03月10日

放課後児童クラブをめぐって質疑


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。いつもは午前8時頃まで寝ている母が起きて、コタツに入っているのには驚きました。外は曇りです。昨日と違って、パッとしない天気です。

 昨日は家を早めに出て、市役所に向かったのですが、途中で写真を撮りたくなりました。妙高、火打などが陽を浴びて、とても美しかったからです。オオイヌノフグリの花を含め、何枚も頸城三山の写真を撮りました。下の写真はそのうちの2枚です。

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 市役所では市議会文教経済常任委員会の1日目でした。新型コロナウイルス感染症対策についての議論を聞きたくて、少し傍聴しました。委員会室から議員控室に戻っても質問によっては、委員会室に戻ろうと思ったのですが、委員会中継の音声が聞こえないことがあって、断念しました。午後も1時間ほど傍聴し、後は総務常任委員会審査の準備をしました。

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 昨日の市議会文教経済常任委員会で注目したのは、新型コロナウイルス感染症関連の質問の中でも、放課後児童クラブの問題です。昨日は同クラブの利用は当初予想していた人数の3割くらいとなっていることが明らかにされ、その原因や今後の対策などについて質疑が行われました。

 放課後児童クラブは現在、市内51か所で開設されています。市教育委員会では、通年で登録している人、春休みに利 用したいと申し込んでいた人のほか、今回の新型コロナウイルス関連の利用者を含め、合計で約2000人の利用を見込んでいました。ところが、特別開設した 3 月 4 日が 666 人、 3 月 5 日は 690 人、 3 月 6 日は 657 人と当初見込みの 30 パーセント前後の利用となっています。

 委員会では日本共産党議員団の上野議員が、「(保護者には)感染の恐れ、不安があるのではないか」「希望者が今後増えて行った場合、支援員補助員の確保が課題となるのではないか」と質問しました。これに対して、柳沢教育部長は、「放課後児童クラブの中で、できる限りの感染予防対策をとっている。希望者が増えてもスペース的には学校等で確保できるし、現在、学校にいる160人ほどの支援員、介護員からも応援いただけることになっている」と答えました。

 また、上野議員は、「報道では利用料金は国で予算対応すると言われている。北九州市のように無料で受け入れているところもある。上越市はどう対応するか」と質問しました。柳沢部長は、「国は10分の10負担するという指針を出している。利用者には、料金については後日お知らせするとしている」と答えていました。

 きょうも文教経済常任委員会です。私は傍聴せず、明日からの総務常任委員会審査の準備に集中する予定です。

2020年03月11日

㈱キューピットバレイ、今月末で解散へ

 おはようございます。今朝は6時半に起床し、資源ごみを出してきました。外は曇り空です。パッとしませんが、雨が降らないので助かります。

 昨日は市議会文教経済常任委員会でした。当初、議員控室で委員会審査の準備をするつもりでしたが、虫の知らせで委員会室へ行きました。何かあるという勘は当たりました。委員会の冒頭、㈱キューピットバレイが今月末で解散するという報告があったのです。

 市川均産業観光交流部長の報告に衝撃が走りました。同部長などは、「少雪に伴う減収補填の協議をしてきたが、会社解散は予想外だった。解散はやむを得ないと受けとめている」とのべました。

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 委員会では、日本共産党議員団の上野議員が「いつ頃から、どんな相談があったのか。これまで対策を取れなかったのか」と質問。市川部長など市側は、「1月末に、Jホールディングスでの経営会議のなかで、少雪に伴う影響を協議してきた。キューピットバレーとは、これまで何度か協議してきた。2月末で、ますます資金繰りがたいへんになった」と答えました。

 報道によれば、4日には同社の役員会が開かれ、解散を決定、同日、市に通知したと言います。昨日まで6日もありました。もう少し、早く議会に連絡してほしかったですね。今後については、後を継ぐ指定管理者を探すというのですが、簡単ではないと思います。心配です。

 午後からは1時間ほどし役所にて仕事をした後、地元に帰りました。細々とした私用がいくつもあったのです。

 夜は妻とともにゆったり温泉に行きました。このところの疲れがどっと出て、家に戻ったら、すぐに横になってしまいました。でも、2時間ほど寝てから、パソコンに向かいました。

 きょうからは総務常任委員会です。ビラを作成する仕事も待っています。活動レポートも作成しなければなりません。忙しい一日が始まりました。

2020年03月12日

広報のあり方などで質問


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 おはようございます。今朝は6時半に起床し、活動レポートの印刷をしています。外は晴れ、少しずつ青空が広がってきています。事務所近くのオクチョウジザクラはもう散り始めました。

 昨日からは総務常任委員会でした。財務部からはじまって、総務管理部、企画政策部まで審査が進みました。なるべく、これまで訊いたことのない問題をと心がけました。職員採用試験、広報上越と市のホームページについて思いを語り、見解を求めました。広報上越は新年度から月1回の発行となりますが、新型コロナウイルス感染症問題のように緊急事態も起きることがあります。いざという時には臨時号も出して、市民の知りたい要求に応えていく。柔軟な発行を求めました。歴史資源を活用したまちづくりについては、全市的な視野に立って検討することの大切さを訴えました。

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 地元に戻ってからは活動レポートの作成でした。でも、目が開かなくなりました。横になって休んだら、午後9時過ぎ、大慌てで原稿書きをしました。明日の朝、また修正します。

 きょうは総務常任委員会2日目です。

2020年03月13日

総務常任委員会審査2日目


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正作業、印刷に精を出しました。「春よ来い」はだいぶ手直ししました。

 昨日は総務常任委員会審査の2日目でした。旧師団長官舎改修、原子力防災対策、広島平和記念式典への中学生派遣問題、コミニュティプラザの長期個別施設計画の策定、移住定住対策等で発言しました。マスクをしているとメガネが曇りやすく、メガネをはずして質問してみました。でも、質問する相手が見えないと力が入りませんね。

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 私の質問のうち、旧師団長官舎に入るレストランについては、市民団体の代表等が心配しているとして、建物が文化財であることに配慮した対応を求めました。

 原子力防災対策では検討課題とされてきた安定ヨウ素剤配布などがどこまでの到達となっているかただしました。HPなどで公開されているとのことですが、市民にはよく知られていません。質問後、同僚委員から、あこまで質問したんだから、安定ヨウ素剤の事前配布実現を迫ってもよかったのではと言われました。反省しています。

 広島平和記念式典への中学生派遣は昨年から8校の代表派遣へと縮小されました。新年度予算編成にあたって、本格的な総括はこれからであることが明らかになり、8月までにきちんと総括し、総括次第では増員補正も検討するよう要請しました。

 コミプラは総合事務所と一体のところがほとんどですが、新年度中(令和2年度)に令和12年までの長期個別施設計画づくりをすることが改めて表明されました。今後の計画づくりを注視していきたいと思います。

 移住定住対策では移住インフルエンサーの活躍を評価したうえで、これまでの成果を市民と共に確認できる「つどい」などの検討を求めました。他の委員からも同種の発言があり、岡村自治・地域振興課長は検討を約束しました。

 質疑の具体的なところはインターネットで録画を見たのち、修正します。

 きょうは、これから朝市宣伝に行き、その後、議員団会議と続きます。

2020年03月16日

一日中、デスクワーク


 おはようございます。今朝は6時20分に起床しました。昨夜はいつもよりもかなり早く布団に入ったのですが、疲れが取れていないようです。外は曇り空、遠くには明るいところもあるのですが、これからどうなるか。

 昨日は一日中、デスクワークでした。原稿書きや議会の準備です。ずっとパソコンに向かっていると肩がこってきます。仕事の区切りがあるところで、時々散歩に出ました。少し寒かったですが、じつにさわやかな天気でした。下の写真はオオイヌノフグリとタネツケバナです。遠くの山は米山さんです。

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 夕方までに出来たことはビラを1枚作成し、エッセイを1本書いたこと、それに一般質問の準備も少しできました。

 きょうから議会は一般質問です。私は明後日18日の午後に登壇することになりそうです。質問のテーマは県立病院「改革」についてです。1つに絞ったので、早く終わるかもしれません。

2020年03月17日

一般質問初日は5人が登壇

 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。天気が良かったので、日の出などの写真を何枚か撮りました。下の写真はいずれも吉川区の旭地区にて撮ったものです。

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 昨日から一般質問が始まりました。5人が登壇し、新型コロナウィルス対策や人口減少問題などについて活発な質問が展開されました。興味深かったのは江口修一議員の住宅リフォーム促進事業についての質問です。この事業を今後も継続するよう訴えたのですが、これは私たちの議員団と同じ主張です。答弁では、村山市長がこの事業を始めるスタートとなった上野議員の一般質問についても触れました。議会全体としては住宅リフォーム補助に消極的だった時期を振り返ると、ずいぶん変わったものだとうれしくなりました。

 江口議員はタブレットを手にして質問したのですが、質問を終えて、質問席を立ったところで、そのタブレットから、「お役に立ててうれしいです」という音声が流れて議場はどっとわきました。それだけじゃなく、議員から「どうしたんだ」といった声が出たのでしょうか、それにもタブレットは反応して、「申し訳ありませんでした」という音声が出たのです。人工頭脳の機能が働いたものと思われますが、すごい時代になったものです。

 今議会には追加議案として、㈱キューピットバレイの少雪に伴う減収補てんと新型コロナウィルス対策経費を盛り込んだ一般会計補正予算案が提出されましたが、昨日、この議案に対する総括質疑の通告をしました。それに伴い、一般質問が終わったところで、総括質疑の聞き取りが行われました。この総括質疑は19日の午後に行われる予定です。

 そうそう、昨日アップし忘れた画像があります。一昨日、わがふるさとの蛍場へ行った時に撮った紅梅の写真です。旧吉川町役場にあった紅梅が元の木だとか。色合いは最高に素敵でした。

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 きょうは一般質問2日目です。これから市役所に向かいます。

2020年03月18日

一般質問2日目。


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 おはようございます。今朝は雨風がやんで穏やかです。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は一般質問2日目でした。宮川議員からはじまって5人が登壇、新型コロナウィルス対策や高田公園整備などで質問を展開しました。本山議員が雪の湯やキューピットバレイスキー場などの今後についてただしました。日本共産党議員団の上野議員は新型コロナウィルス対策と住宅リフォーム促進事業で質問しました。いずれも当面の焦点の問題です。

 きょうは3日目。私は午後の2番か3版の予定です。今朝は一日早く届いた日曜版の対応に追われています。活動レポートも一日早く作成しました。

 さて、出かけないと。

2020年03月19日

県立病院見直し案で一般質問


 おはようございます。今朝は6時に起床、事務所でデスクワークをしています。外は最高の晴れ
、きょうも美しい景色を見れそうです。

 昨日は一般質問3日目。私は5番目の登壇でした。今回は県立病院の見直し問題一本にしぼった質問にしました。「新潟県病院局が2月10日に明らかにした県立13病院の役割や在り方の見直し案では、柿崎病院について、県の運営から地元上越市の運営へと移行する提案をしている。地元自治体としてどう受けとめたか」「県病院局との協議の状況はどうか「厚生労働省が進めている公立・公的病院の再編統合の動きと今回の見直し案との関連はどうなっているか」などが質問の趣旨です。

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 これに対して市長は、「当市には、本年 1 月30 日に担当課長が来庁された。その際、柿崎病院の現状やこの間の経営委員会の検討経過について説明を受けたほか、県立病院の役割は『高度急性期・急性期機能や不採算医療に重点化する』 とした上で、『地域医療病院』の類型に属し、『へき地病院』と位置付けている柿崎病院について、『市で主体的に運営できないか』との提案があり、意見を求められ た。応対した健康福祉部長からは、当市が、上越地域医療センター病院のほか、9つの診療所を運営していること、新たな医療機関を市で保有するということは財政負担のみならず医師確保の面からも厳しいとの考えを示すとともに、まずは県が自らの努力で経営改善に努めるべきとお伝えした」と回答しました。地域住民の願いに沿ったすばらしい答弁でした。

 昨日の質問では柿崎病院や松代病院等の小さな県立病院が地域住民のいのち、健康を支える砦となっていることを語り、先月23日に十日町市で行われた学習会の盛り上がりや内容についても紹介しました。今後も、県立の柿崎病院、松代病院、妙高病院のほか、上越市民が頼りにしている上越地域医療センター病院、けいなん総合病院を守るために全力を挙げていきたいと思います。

 一般質問が終わっての帰り道、夕日がきれいでしたね。夕日に惹かれて、頸城区の百間町から柳町に移動して写真を撮りました。

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 地元に戻ってからは、事務所でデスクワークをし、早めに帰宅しました。めずらしく早く帰ったおかげで、母とも言葉を交わすことができました。写真は半纏を着るのに苦労している母です。歳を重ねると、ボタンをかける、半纏を着る、こういったことでも苦労するんですね。

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 きょうは一般質問最終日。追加議案の総括質疑などもあります。これから出かけます。

2020年03月20日

追加議案の審議も


 おはようございます。今朝は6時半頃に起床しました。強い風もおさまり、ホッとしています。外は曇り空ですが、だんだん明るくなってきています。

 昨日は一般質問の最終日。引退する宮崎、内山議員が登壇し、最後の一般質問をしました。最後も再質問をしたことは立派だと思います。

 一般質問後は追加議案の上程、質疑と続きました。追加議案は、2019年度一般会計補正予算(第7号)です。少雪による㈱キューピットバレイの減収補てんと新型コロナウィルス対策で3億4370万円を追加する内容です。

 提案を受け、私は日本共産党議員団を代表して総括質疑を行いました。

 質疑では、「市と同社との施設管理に関する協定書では、不可抗力の発生に起因して損害が発生したときは、その内容及び程度の詳細を記載した書面をもって市に通知しなければならな いことになっているが、通知はいつ、どんな方法で行われたのか」「この通知に基づく、市による損害状況の確認、㈱キューピットバレイとの協議の概要を明らかにされたい」「㈱キューピットバレイは、解散の方向と聞いているが、今回の減収補てんは、その清算とどうつながっていくのか」と訊きました。

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 これに対して市長は、「2月に入っても少雪が続き、入込みが伸びない状況となったことから、同月14日には、同社と担当者との間で、少雪に伴う減収補填の要否について協議を開始した。併せて、市として、その妥当性の検討や補填額の試算などの作業に着手した。3月に入り、同社からゲレンデの雪不足のため冬期の営業を半月ほど早めて3月8日で終了したい旨の報告を受けたことから改めて正確な予想損益を求めたところ、3月4日、その見込みと共に協定書に基づく不可抗力による減収補填を求める旨の通知を受けた。同通知については、株式会社キューピットバレイの社長が直接、市役所に書面を持参、担当部長と担当者が説明を受けた。今冬の営業状況と収支見込みについての詳細な資料も合わせて受領した。それ以降、市では同社が積算した予想損益や損害の程度について分析を行うとともに、同社との間で合理的な補填額について協議を進めてきた。また、補填額については、同社との協議により、対象とする期間を昨年12月から本年3月までとした上で、その期間の経常利益について、過去3か年の平年ベースと当期の状況との差額相当分を補填することとし、そこから既に補正予算として提案している「雪の湯」の休止に係る減収補填額を差し引いた4,370万円を補正予算として提案させていただいた」「なお、株式会社キューピットバレイの解散については、 昨日、3 月 18 日に開催された同社の株主総会において、 3 月 31 日をもって解散する旨の決議がなされ、正式に決定したとのことだ。4 月 1 日以降、同社の清算手続が開始されることになるが、同社が保有する資産の売却や債権の回収、債務の弁済等の整理を行った上で、最終的に残余財産が発生した際には、株主であるJ-ホールディングス株式会社に全額分配される」と答えました。

 本会議終了後は委員会審査です。

 文教経済常任委員会は、少雪などによる㈱キューピットバレイへの減収補てんをめぐって、同社の石田和久社長とJ-ホールディングスの早川寿男社長を呼んで参考人質疑を行いました。私の記憶では、上越市議会の議案審査関連で参考人を呼ぶのは初めての経験です。

 ㈱キューピットバレイの石田社長は、冒頭、「このたびの弊社解散につきまして、市、市議会議員の皆様、地域の皆様、利用者の皆様など多数、多方面の皆様に、ご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げたい」と挨拶しました。その後、減収補てんを求めるに至った経過などについて、「昨今のスキー人口の減少、売上高の減少に加えて近年の暖冬少雪傾向など非常に厳しい経営環境が続いてきた。今冬は『雪の湯』の休館が余儀なくされ、雪が降らず、天候不良に悩まされ続けた。2月中旬以降は新型コロナウイルスの影響を受け、利用者はさらに減少した。ゲレンデ状態悪化の中で今月8日、今期の営業を終了することにした。利用者数は6万2000人、昨年の60%となった。宿泊者は昨年の40%だった。これまで以上に業績悪化を回避できなくなった。3月4日の取締役会で、今月末で指定管理業務を辞退、会社も解散することにした。会社の解散は昨日の株主総会で正式に決まった」と説明しました。早川社長もJ-ホールディングスとしての、この間の活動について報告しました。

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 2人の社長の説明の後、委員からは、「今冬の少雪、新型コロナウィルスの影響を受けた説明された。減収補てんをもって運営に頑張るというならわかるが、補てんをもって解散というのは道義的にどうかと思う」「キューピットバレイ等の施設は上越の大事な観光資源だ。やるべきことはやったのか。昨年度は黒字に転じたのだから、市の支援を一定程度求めてもよかったのではないか」などの質問が出ました。

 これに対して石田社長は、「補てんと今後の話はちがう。(経営的には)夏場の営業損失の圧縮が大命題だ。『雪の湯』は今年は営業できない。6月からは久比岐野のお風呂の改修に入る。こういったなかで、この夏、耐えきれるかどうかがポイントだった。市との協議で、収益改善がされないとなれば、最悪のケースは避けるべきだと思った」「市には精いっぱいの要望をしたし、お応えいただいた。最善の打ち合わせをしていただいたと思っている」などと答えました。

 この文教経済常任委員会もその後開かれた総務常任委員会でもこの議案は全会一致で可決されました。24日の本会議でも可決の見込みです。

 夕方、活動レポートのポスト下ろしをしながら、地元に戻りました。気になったのは夕焼けです。一昨日に続いて、とてもきれいでした。何枚も写真に撮ったのですが、地元事務所近くで撮った1枚が最高に良かったです。自分で言うのもなんですが。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達で大忙しとなります。
 

2020年03月25日

予算議会最終日


 おはようございます。今朝も寒いですね。早々と咲いた花たちも凍えていることでしょう。外は曇り、でも明るいところも見えます。

 昨日は予算議会最終日。委員長報告の後、討論、採決が行われました。日本共産党議員団からは上野議員が討論に参加しました。同議員は、新年度一般会計予算等4議案について反対理由をのべました。このうち新年度一般会計予算では、総合事務所の宿直の廃止などを含めた機能縮小、昨年10月からの消費税10%への増税の容認と定期的な受益者負担の適正化見直しの名の下での公共施設使用料・利用料の大幅な引き上げが反映されていること、広島平和式典への中学生派遣事業の後退、学校給食の調理業務の民間委託の拡大などを反対理由にあげました。

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 昨日は余念の任期で最後の本会議、写真撮影なども行われました。新任の野澤副市長、早川教育長、退任の土橋副市長などが挨拶しました。

 市役所からの帰り道、米山さんがきれいでした。そして、歯医者へ行った帰りには真っ赤な夕日も見ることができました。

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 これから浦川原にてスタンディングです。その後、会議などが目白押しです。

2020年04月11日

母は一般病棟へ

 おはようございます。今朝は5時に起きて、5時半からのお宮さん掃除に出かけてきました。生憎の小雨でしたが、無事、終了しました。気温は昨日よりも少し高めです。

 昨日はスタンディングからのスタートでした。日本海側から次々やってくる雲が重層的になっていて、楽しませてくれました。元酪農関係者の方と私のブログを読んでいてくださる方が立ち寄り、激励してくださいました。うれしいですね。

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 午前に活動レポートの印刷を済ませ、その後、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。事務所にいるうちに母が入院している病院から電話があり、びくっとしましたが、集中治療室から一般病棟に移るので、「もしよろしかったら病室を見ておいてください」とのことでした。思っていた以上に早く移ることが出来てホッとしました。

 午後から病院へ行き、母の移動する時間まで待機しました。集中治療室から出てきた母は目をつむったままでした。看護師さんと話をして、「うちの母は耳が遠くて…」と言うと、何と、「おりゃ、聞こえるよ」。びっくりしました。母は貧血を起こしていて、輸血をしてもらっていました。「おれ、血を輸血しているがか」という言葉には笑いました。孫やひ孫の写真、私をはじめとする家族の写真は喜んで見てくれました。下の写真は私のリーフレットを見ているところです。母が私の写真を見て、「いい顔してら~」と言ったので、「おまんの子だもん」と返したら、「ふふふ」と言って笑顔になりました。

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 病院を離れてから市役所へ行きましたが、代表者会議はほぼ終わりに近づいていました。上野議員から代理出席してもらい、助かりました。会議では新型コロナウィルス拡大防止を意識した選挙運動について協議したということです。きょうには議会事務局から協議結果が全議員に伝わることと思います。

 市役所から吉川区に戻り、その後、吉川、柿崎区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。夕日、夕焼けがとても素敵でした。下の写真は、いずれも柿崎区百木にて撮りました。

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 パソコンを開いたら、また、市民の方からメールが届いていました。そこには、「個人的には、どちらかというと、ロックダウンとまでいかなくても、しっかりとした対策を組み、その間、どうウイルスと共生すべきかについてとことん検討すべきだと思います。終息は年単位とみていますから」「小学生の息子たちの姿をみて、疑問に思うこと、不安に思うこと(があります)。リージョンプラザなどの公共施設も高校生以下は立ち入り禁止です。しかしながら、成人はこのような制限がなく、施設利用も依然としてできます。18歳以下の子どもだけに対して公共施設禁止などの制限を設ける意味についてご教示いただければと思います。大人は感染しないのでしょうか。大人から子どもへの感染の危険性はないでしょうか」「きっと何等かの理由があると思いますが、説明などなにもありません」などと書かれていました。こうした市民の方は、まだまだおられるかも知れません。市が対策をすすめるうえで、対策についての説明と市民の納得は重要なことだと思います。

 きょうは、スタンディングの後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2020年04月14日

各派代表者会議の申し合わせ事項、伝達される

 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。雨も降らず風もなく、気分よく配達できました。写真は1枚も撮りませんでした。

 昨日は朝のスタンディングを終了してから、直江津の三八市へ行き、活動レポートを配布してきました。新型コロナの影響なのでしょうか、お店もお客もさらに減っていましたね。それでも何人かと対話できました。ある高齢の夫婦は、「あんたの議会報告、(県立病院存続などの)主張は当たり前のこと。ぜひ票を伸ばしてもらいたい」と言ってくださいました。またあるお店の人は、「議員になる人は選挙のときも大事かもしれんけど、普段の活動だよ、大事なのは」と激励してくださいました。

 午後からはビラ配布に出ようと思ったのですが、家族に体調が悪いものがいて、断念しました。そのかわりに、やらなければならないデスクワークをいくつかやりました。

 上越市議にはタブレットが渡され、諸連絡はこれで行われています。昨日は、議長名で先日の各派代表者会議の申し合わせが文書で通知されてきました。

 上越市議会議員一般選挙の選挙運動における新型コロナウイルス感染症への対応について

 今月10日に 開催した 各派代表者会議 において、下記の申し合わせを行いましたので、遵守するよう通知します。

  記

 本年4月 19日に 上越市議会議員一般選挙の告示 、同月26日に開票が予定される中、同 月 7 日に 市内で 新型コロナウイルス感染者が確認され るなど、緊迫した状況が続いている。

 一方、 民主主義、国民主権の基礎をなす選挙運動を含む政治活動の自由は最大限尊重されるべきものと考えられ、 活動内容は それぞれの候補者 の責任 において判断されるものであるが、一人一人の行動が感染拡大を防ぐ重大な局面を迎えていることに鑑み、 感染拡大を防ぐために必要な 事項を以下のとおり 申し合わせ る 。

 【申し合わせ事項】

 1 出陣式では多くの人が密集するような空間をつくらない。
 2 個人演説会 を行う際 は 屋内などの密閉空間を避け、できるだけ屋外で行う。
 3 街頭演説 で は、聴取者と一定の距離(2m程度)をとる。
 4 選挙期間最終日の打ち上げ式や、選挙事務所で開票結果を待つ場合などにおいても密集を避
   ける。

 その他、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、手洗いの励行、咳エチ ケット、3密(密閉空間、密集場所、密接場面 を避けるなど 必要な措置を講 ず る。

 昨日は新型コロナウィルスに関連する電話やメールもありました。「市主催のイベントなどについては一定の判断基準が示されているが、いまは各種団体、町内会などの総会シーズンだ。それぞれ自主的な判断をしているようだが、市としても『こんなことに気をつけて』くらいの関与があってもいいのではないか」とか、「大きな食堂へ行ったら、いつもと同じように混み合っていた。ええーっと思った」などです。ご連絡、ありがとうございました。

 さて、時間です。スタンディングへ行きます。

2020年04月19日

きょう、市議選告示

 おはようございます。今朝は5時半に起床しました。やはり、気持ちの高ぶりがあるのでしょうか。もう1時間くらい寝ていても良かったのですが、目が覚めました。外は曇り、予想された雨は降っていないので助かります。

 昨日は朝のスタンディングから直江津の三八市へ直行しました。いつもより1時間近く早かったせいもあるかも知れませんが、お店もお客も少なかったですね。いつもの漬物屋さんは、これで2回連続お休みでした。あるお店では、スタッフの方が「パンフ、私にもちょうだい」と言われ、駐車場へ取りに行ってきました。新型コロナウィルスについての関心は市でも高いですね。

 地元に戻ってからは、上越民報の印刷、選挙準備に追われました。用意すべきものがなかったり、いろいろなことをやっているうちに、「これもあった方がいい」というものがあったり……。チェックシート作っていないと、まあ、こういうことになります。天気は午前も午後もパッとしませんでしたが、吉川区道之下で黄色い花の畑が唯一、きれいでした。

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 夕方、気分転換を兼ね、山間部へ行ったのですが、一本の小さな木が気になりました。黄色い葉をつけた低木です。昨年秋の実をぶら下げたまま、葉を出していましたが、この木のところだけ明るく、ひきつけられました。どういう名前の木かインターネットで調べたいと思っています。夕方は生活相談でも動きました。下の写真は、その黄色い葉をつけた木と夕日です。

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 活動レポート1956号、「春よ来い」の第503回、「笑顔ふたたび」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 さて、きょうから市議選です。初日は午前9時過ぎから吉川区代石神社前にて第一声、その後、原之町、勝穂地区、泉谷地区、竹直地区をまわって昼食の予定です。午後は1時に出発、旭地区、東田中地区、源地区をまわります。その後、大島区の板山から田麦、藤尾、細越、棚岡、中野、菖蒲、大平とまわる予定です。

 街頭演説は第一声後、以下のところで行う予定です。ただ、午前の受付の順番で予定よりも遅くなるかもしれません。

 原之町の特別支援学校入り口付近(午前9時半)、
 河沢公民館前(午後2時ころ)
 大島区田麦のセンター前(午後3時半頃)
 大島区棚岡公園近く(午後4時15分頃)
 大島区大平の旧農協跡地付近(午後5時15分頃)

 ご近所の方は窓を開けて聴いてくださるとうれしいです。

 では、がんばります。


2020年04月20日

市議選初日

 おはようございます。今朝は6時10分頃、起床しました。外は曇り空、昨日のようないい天気にはなりませんでしたが、雨が落ちてこなかっただけでも助かりました。

 昨日は市議選の告示日。朝からバタバタしました。でも、ぎりぎりで、すべて間に合わせることができました。午前9時過ぎには代石神社前にて第一声を行いました。マスクをしていて、演説をするというのは今回が初めて、なんか違和感があって、しゃべりにくかったですね。しゃべったのは約8分、これは動画に撮ってもらいましたので、ごらんください。「第一声」のところをクリックすると見ることができます。

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 第一声後は吉川区、大島区をまわりました。吉川区では普請をしている集落がいくつかあり、そこをたずねたところ、歓迎していただきました。演説は7か所で行いました。いずれの場所も、マスクをしてしゃべったのですが、声がかすれてしまいました。天気の方はだんだん良くなり、青空も広がってじつにすがすがしい感じとなりました。下の写真は吉川区吉井で撮ったものです。

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 大島区へは午後3時半過ぎに入りました。旭地区や大島地区などで熱烈な歓迎をしていただきました。拍手ももらいました。びっくりしたのは、ある集落で流し宣伝をしていた時、一人の女性が靴もはかないで道路に飛び出てきたことです。私が通りすぎないようにと急がれたのでしょう。こういうケースは合併後の市議会議員増員選挙の時以来です。このときは男性でした。男性であれ、女性であれ、これだけ熱烈に応援していただくと、うれしいですね。

 夜は早めに家に戻りました。でも寝たのは、コタツのなかでした。布団に入ったのは午前1時近くになりました。

2020年04月21日

市議選2日目


 おはようございます。今朝は6時に起床し、デスクワークをしています。すぐそばではウグイスが盛んに鳴いています。天気がいい時は小鳥たちも元気いいですね。

 昨日は市議選2日目でした。午前中はハマダイコンの花が咲く柿崎の街、午後からは浦川原区と安塚区を回りました。

 柿崎区では、けっこういい歳の女性が両手を振り、飛び跳ねて応援してくださいました。初めて出合った女性です。また、農作業をやっていた生産組合の人たちがみんなで大きく手を振ってくださいました。一度通り過ぎてから、車をバックさせて、駆け足で挨拶に行くと、「わっ」という声が上がり、みんな笑顔になりました。写真は柿崎区の直海浜で撮ったものです。ハマダイコンの花が見事でした。

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 浦川原区では、家のそばにいた、少し怖い顔立ちの男性が急いで道路のそばまでやってきたので、何か文句があるのかとおもいきや、「いつも情報、ありがとうございます」。これには驚きました。安塚区では演説している場所に次々と近所の人が出てきてくださり、感動しました。下の写真は浦川原区での夕日が照らし出した風景です。

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 さて時間です。朝の挨拶に行きます。その後、街頭宣伝です。きょうは浦川原の横住→牧区高谷へと行き、午前中に牧区で、午後からは清里、板倉、中郷区で立候補の挨拶をしてきます。

2020年04月22日

吉川区内で午前も午後も演説


 今朝は6時前に起床しました。起きてからデスクワークをするのがいつもの朝の習慣ですが、今朝は大島区へと急ぎました。フェイスブックやブログなどで話題となっている田麦の「ぶなの森園」のトイレが閉鎖されている実態を見てみたいと思ったからです。率直に言って、「3密」とは無縁の山間部のトイレをなぜ閉鎖したままにしておくのか、疑問に思いました。地元のみなさんがどう思っておられるかも調べたうえで、どう対応するか決めたいと思います。

 大島区から朝の挨拶をしている吉川区町田に直行しました。いつもよりも15分遅れのスタートでしたが、気温が異常に低く、普段着ている薄いアノラックではぞくぞくしてきて、「このままだと風邪をひく」と判断し、挨拶は30分間でやめました。この判断は正解でした。鼻水も出なかったし、ぞくぞくする状態はなくなったのです。

 きょうは一日中、吉川区内で演説する予定でした。午前は冬のような低い気温で、風が強く、時々、雨が降るという最悪の条件でした。それでも、わざわざ外に出て、私の訴えを聞いてくださる方が11人もありました。そのうちの4人の方は演説していた場所の近くにある車庫のシャッターを開け、風を避けて聴いてくださいました。

 午後になったら、ますます悪い天気になりました。風は一段と強くなるし、アラレも降ってきたのです。でも、活動の場は32歳まで住んでいたわがふるさとです。幼い時に近所の子どもたちと一緒に遊んだ消防ポンプ小屋のそばでマイクを握っただけでぐっときました。“ふるさとは母、ふるさとは命”です。

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 夕方、母が入院している病院から電話が入り、びくっとしました。でも、電話の内容は、悪い知らせではなく、明日、病棟を移るので、その手続きに来てほしいという連絡でした。今度の病棟では、リハビリもやってもらえるとか。良かったです。じっくりリハビリをして、入院前と同じように歩くことができればいいなと思います。下の写真は遊ランドの近くで撮りました。

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 きょうの最後の演説では、ひと組の夫婦が聴いてくださいました。終わってから、挨拶に行くと、「おれらもまわりに人に(支持を)広げるこて」と言ってくださいました。こういう人たちが何人もいると票は伸びるんですが。きょうの演説は29回でした。

 明日は午前に市役所へ行き、母が入院している病院にも行ってきます。午後からは板倉、中郷区で街頭宣伝の予定です。
  

2020年04月24日

浦川原、安塚、柿崎区で最後の訴え


 今朝は6時前に起床、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。配達が終わってからは朝の挨拶でした。雨が降っていて、どうなるかと思ったのですが、街宣に出るころには上がっていました。

 きょうの候補者カーは浦川原区、安塚区、柿崎区が中心でした。山間部では山の芽吹きが活発化していて、どこでも絵になる風景でした。天気がいい時は、手を振ってくださる人が結構いますね。柿崎区では、夕方に天気が急変、突然の雨風に泣かされました。でも、その後は、まずまずの天気となり、街宣も順調でした。きょうは35か所で演説しました。久しぶりに拍手ももらいました。それも3か所で。うれしいですね。

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 明日は浦川原から大島区に入り、山越えして吉川区に入る予定です。

 

2020年04月25日

最終日は青空


 選挙戦は最終日でした。きょうは昨日までと打って変わって、青空が広がりました。朝8時からお昼休みの1時間をのぞき、宣伝カーに乗って街宣でしたが、演説していても気持ち良かったですね。何よりもうれしかったことは、たくさんの人たちが訴えに耳を傾けてくださったことです。拍手の多さも過去最高でした。「柿崎病院守れ」、「松代病院守れ」、「橋爪法一への1票1票が病院存続につながります」に対する共感が広がったのかも知れません。上越市在住の皆さん、明日は橋爪法一をよろしくお願いします。写真は吉川区尾神地内で撮りました。

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 明日は棄権防止の活動を展開します。

2020年04月27日

市議選、日本共産党は3議席にとどまる


 深夜の発信となりました。昨日(26日)投開票が行われた市議選で、私は、市議としては5回目の当選を果たすことができました。応援してくださった皆さんには、心から、感謝しております。

 今回の市議選で、日本共産党は、4議席復活を目指しました。しかし、橋本正幸候補は僅差で次点となり、3議席にとどまりました。残念でなりません。

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 私は選挙戦の中で、「新型コロナから市民のいのちと暮らしを守ります」「柿崎病院、松代病院は県立病院として存続を」などと訴えてきました。有権者の反応はとてもよかったです。でも、それを橋爪支持につなげることが不十分でした。組織の高齢化、「橋爪は大丈夫」という声で広がりをつくれなかったこと、新型コロナの関係で双方向の対話が出来るミニ集会ができなかったことなど、いろいろと思い浮かびますが、なぜこうなったかは、よく分析してみなければなりません。

 どうあれ、選挙のなかで公約として訴えてきたことは全力を上げて頑張ります。今後ともご指導お願いいたします。下の写真は最終結果を受けての万歳三唱と挨拶する私です。

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 さて、寝ます。明日は早朝から行動します。

2020年04月28日

祝福のクラクション


 おはようございます。今朝は5時前に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。日の出の時間帯と重なったので、時々、写真を撮りました。下の写真は柿崎区上直海付近です。

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 昨日はスタンディングからスタートしました。毎回、選挙の終わった翌日は朝の挨拶をしますが、昨日は自家用車やバスから何度もクラクションが鳴りました。この音を聞くと、当選出来て良かったなと思います。車をとめて、「良かったですね」声をかけてくださったドライバーの方もありました。応援してくださったすべての皆さんに感謝します。

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 午前中は選挙事務所の後片付けなどでバタバタ過ごし、お昼は久しぶりに直江津・石橋の食堂喫茶、「あひる」へ。S子さんの元気な様子を見て安心しました。ここでは、フリーランスのYさんと一緒になり、「仕事が激減してお金がない」と訴えられました。

 午後からは当選証書授与式に出席してきました。初めて会う人が何人もいました。終わってから、いったん、家に帰ろうと思ったのですが、途中まで車を走らせて「このままでは危ない」と判断し、コンビニの駐車場で休ませてもらいました。前日は2時間くらいの睡眠でしたから、しょうがないですね。写真は授与式の模様です。

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 夜は会議がひとつあり、帰宅したのは9時少し前となりました。

 きょうからブログはまた朝に書くことにしました。これから団会議です。挨拶回りもスタートさせないと……。

 

2020年05月02日

議会人事を決める臨時議会は前倒しへ


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 おはようございます。今朝は足らなかった活動レポートを印刷して、新聞屋さんへ届けてきました。きょうもさわやかな朝で、新緑の中から見る朝日がやわらかです。でも、日中はそうとう暑くなるようです。

 昨日は午前に、大量印刷した活動レポートを5つの新聞屋さんへ届けました。柿崎区、吉川区などに9030枚折り込みます。新聞屋さんでは、「おめでとうございました。地道な活動、大事ですね」「みなさん、これ、待っていますよ」などと声をかけていただきました。ありがたいです。

 午後からは初めての各派代表者会議でした。6会派の代表と無所属の3議員が集まりました。会議のなかで、19日に予定されていた議会の人事を決める臨時議会については、「新型コロナ対策の議論が求められるなか、急いで議会人事を決めるべきだ」などの声が相次ぎました。その結果、議会事務局と市執行部が話し合い、12日に前倒しされることとなりました。一昨日、日本共産党議員団が行った市長への申し入れや議員への呼びかけ役に立ったかなと思いました。でも。これからが本番です。会議が終わって地元に帰ると、田植え機が動いていました。

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 夕方、母が入院している病院から電話が入り、8日以降に退院できる見通しとなりました。どんあところまで回復しているのか、会っていないので少し不安がありますが、良かったです。

 きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2020年05月05日

2回目の各派代表者会議


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。曇り空でしたが、一部では雨が降って路面の濡れている場所がありました。下の写真は私の事務所近くの田んぼです。代かきが終わりました。

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 昨日は午後から各派代表者会議でした。1日の会議に続く2回目です。会議では、議会人事を正式決定する臨時議会を12日に行うことを確認した後、各常任委員会の委員配置、正副委員長の選考、議会運営委員会、広報広聴委員会の委員配置と正副委員長の選考、特別委員会の設置、その委員の配置、正副委員長の選考などについて協議しました。

 各派代表者会議のメンバーは、新型コロナ問題があるなか、時間をかけずに決めようという気持ちで協議し、これまでの議会にないスピードで協議が進められました。その結果、すべての委員会の委員配置、正副委員長が内定しました。改選後の議員は新人が多いこともあって、2期目以上の議員のほとんどが役職に着く形となりました。具体的な議員名は12日に正式決定後、明らかにします。

 昨日の各派代表者会議で比較的時間がかかったのは、特別委員会の設置と広報広聴委員会の正副委員長の人選です。

 特別委員会については、災害対策特別委員会と新型コロナウィルス調査対策特別委員会の2つを先行させ、人口減少問題などを議論する特別委員会についてはもう少し時間をかけて決めていくことにしました。

 このうち新型コロナウィルス調査対策特別委員会については、ことの重大性から「全議員参加の特別委員会にしたらどうか」「どういうふうにして全議員の英知を結集するか」などの発言が相次ぎ、最終的には、すべての会派から9人、会派に属していない3人の議員を入れ、合計12人の委員が構成員となることが決まりました。私は32人の議員参加を主張したのですが、協議の結果、12人体制案に賛成しました。各会派の努力が必要ですが、一応、全会派、全無所属議員の声を結集できる体制となったからです。なお、この特別委員会の設置目的は、「新型コロナウィルス感染症が世界各国で猛威を振るう中、市民生活を守るために早急に必要な対応が必要な事項は多岐にわたる。これらの課題について部局横断的に調査研究をし、課題や方向性について時宜を得た政策提言を行う」となる見込みです。

 昨日の会議は順調に進んだので、6日に予定していた3回目の各派代表者会議はやめ、臨時議会の事前準備のための会議を11日、午後1時半から行うことになりました。また、議長、副議長選前に行われる所信表明演説の申し込みは5月11日の午前中までとなりました。すでに議長、副議長の選出をめぐり、水面下の動きが活発化していますが、日本共産党議員団でも、近くその対策会議を行います。

 昨日も予想に反して青空が広がりました。午前は挨拶回りなどで飛び回りました。下の写真は南方付近にて撮った頸城三山です。右下の建物は清里区総合事務所です。

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 きょうも、挨拶回りです。

2020年05月13日

改選後の初議会


 おはようございます。今朝は5時半前に起床しました。外は晴れ、ただうっすらとモヤがかかっていました。いまは薄い青空が広がってきています。写真は5時半頃の米山さんです。

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 昨日は改選後初の議会でした。正副議長、各常任委員会などの構成、特別委員会の設置などが行われました。

 議場にはこれまでゼロだった女性議員が7人を占めました。これだけで雰囲気が変わりましたね。マスコミ記者のカメラのシャッターを切る音も女性議員が登場したときに多かったように思います。

 冒頭の議長選は「輝」の飯塚義隆議員と私の争いとなりました。投票に先立つ所信表明で私は、いまほど市民のいのちと健康、暮らしを守ることが求められているときはない、市民から「市議会は役に立つ」と言われる議会をつくっていこうと訴えました。具体的には、①通年議会の実施、②執行機関と緊張関係を保持しつつ、監視、評価、積極的提言を重視する、③重要課題は全議員の英知を結集してがんばる、④議会報告会、市民との意見交換会の改革、を公約として掲げました。投票の結果、飯塚義隆議員が26票獲得し、当選しました。私は6票でした。負けはしましたが、私の訴えは多くの議員の心に響いたと確信しています。

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 副議長選は「みらい」の波多野一夫議員と市民クラブの近藤彰治議員が立候補し、所信表明を行いました。投票の結果、波多野議員が22票、近藤議員が10票獲得、波多野議員が当選しました。私は近藤議員に1票投じました。

 正副議長選は思うような結果にはなりませんでしたが、いまの難局を乗り切るためにも、民主的な運営を前提にしながら、積極的に協力していきたいと思います。

 常任委員会の正副委員長については、活動レポートでお知らせしますが、総務常任委員会は滝沢一成委員長、江口修一副委員長、厚生常任委員会は渡邉隆委員長、牧田正樹副委員長、農政建設常任委員会は本山正人委員長、山田忠晴副委員長、文教経済常任委員会は上野公悦委員長、大島洋一副委員長となりました。日本共産党議員団からは、これまで特別委員会の委員長に就任することが何度かありましたが、常任委員長就任は上越議会史上初です。

 注目された特別委員会ですが、災害対策特別委員会と新型コロナウィルス調査対策特別委員会の設置が決まりました。災害対策特別委員会の委員長は橋本洋一議員、副委員長は私です。また、新型コロナウィルス調査対策特別委員会については石田裕一議員が委員長、杉田勝典議員が副委員長になりました。

 昨日は本会議終了後、全員協議会が開催され、新型コロナウィルス対策についての市のこれまで対応、今後の方針について報告されました。市役所の高橋理事が報告を担当しました。今回の全員協議会は、今後の議会としての新型コロナウィルス対策をすすめる上で情報共有の場となりました。

 昨日の議会の動きの中でもうひとつ注目されたことがあります。新型コロナウィルス対策調査特別委員会が審査のスタートを切ったことです。今回の委員会では、この委員会審査をどう進めていくかの基本的な方向を中心に協議されました。

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 討議では、上野委員が「先日、大潟区で行った懇談会では、もうタイムリミット、もう待てないところまで深刻な状況となっている」「これまでに各議員が市民の切実な声を聞き取っている。同時に、いろいろな分野の市民との懇談を行い、実情を把握することも重要だ。そうした声を持ち寄って提言をまとめ、すぐに提出するべきだ」と指摘しました。他の委員からも「まず、市民の考えを聞きましょう。スピーディに提言を何度も出しましょう」「国や県への要望も出していくことが必要ではないか」「これまで共産党議員団などが要望書を出されている。そうした情報も集約して取り組んだらどうか」などの声があがりました。これらのことを受けて、委員会は各議員の情報を持ち寄って15日に再度開催することになりました。

 きょうは、これから朝市宣伝です。その後、母の介護、地元での活動に専念します。

2020年05月15日

高田で商店街関係者から新型コロナ影響を聴く会


 おはようございます。今朝は5時40分に起床しました。何となく、もやっとしていますね。黄砂の影響でしょうか。

 昨日は活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達で午後3時頃まで、頑張りました。でも、予定どおり出来ませんでした。大島区は少し残ってしまいました。天気は予想に反し、黄砂らしきものの影響がありました。景色もパッとしませんでした。そんななか、いつもの家では素敵な生け花が迎えてくれました。

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 午後4時からは高田区在住市議有志が高田地区商店街の飲食店、ホテル経営者などから新型コロナウィルスの影響について聞き取り調査を行いました。30人を超える人たちが集まりました。

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 参加者からは、
●売上が減少して苦労している。国、県の助成金申請は書類が多くてたいへんだ。簡略化してほしい。
●いつ収束するかわからないのに、いくら借りたらいいのか。最初にやっていただきたいのは返さないでいい給付金支給だ。
●固定資産税は2021年からの減免では間に合わない。徴収猶予ではなく、減免を。ガス、水道、電気などの基本料金は売上に応じた減免があってしかるべきだ。
●助成金、給付金は1か月、2か月で尽きてしまう。新しい生活様式ではなく、上越市独自のスタイルとしてこういう形でやっていきましょうという提言を。
●戸外でのイベント大賛成だ。
●出口については、専門家に加わってもらい、根拠のあるものを示してほしい。市単独の専門家会議できないか。
 などの発言がありました。

 昨日の調査は本日の特別委員会に反映されるものと思います。

 きょうは、これから大島区に行き、その後、市役所で会議です。

2020年05月16日

来週火曜日、新型コロナ対策で緊急提言へ


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 おはようございます。今朝は小雨が降りました。田んぼも畑もカラカラに乾いていますので、もっと思い切った降り方をしてほしいものです。上の写真はナツトウダイです。

 昨日は午前に吉川区の山間部から大島区に入りました。相談が1件、寄せられていたからです。「しんぶん赤旗」日曜版の配達の残りもありました。

 途中で、ある男性からうれしい話を聞きました。選挙戦の最終日、大島区の田麦で私の街頭演説を聴いていた小学生がいたんですね。その子は家に帰ると、この男性に、「お父さん、橋爪さんに入れてやって」と頼んだというのです。この日の演説では、新型コロナウィルスと県立病院の再編、縮小問題を中心に訴えた記憶しかないのですが、私の訴えのどこがその子の心を揺さぶったのか、心あたりはありません。でも、うれしいですね、こういう話を聞けるなんて。

 午後からは党議員団会議と新型コロナウィルス調査対策特別委員会でした。

 新型コロナウィルス調査対策特別委員会は、昨日の会議で、来週の月曜日に市議会としての新型コロナウィルス対策としての緊急提言をまとめ、翌日に市長に提出する方針を固めました。緊急提言では、①各種相談の窓口一本化(ワンストップ化)、②中小事業者の固定費への助成、③PCR検査体制を市でも確立する、の3点を盛り込むことにしました。ここ1、2日で正副委員長が文言を整理することにしています。

 会議ではまず、各委員が個別に調べた実態調査や事業者からのヒアリングの会の結果が報告されました。「3月は売上が6割減、4月や5月は8~9割減になるだろう」「今の状態が続けば、夏までに半分以上の店舗がつぶれてしまうのではないか。一店舗でも多く生き延びるために、早い対応をしてほしい」(安田委員報告)、「全体が助かるのは固定資産税の減免。支払い猶予ではダメ」「市が緊急的に臨時雇用をして、解雇された人をつなぎとめることも必要ではないか」(牧田委員報告)、「実入りが全然ない。これから夏の海水浴シーズンに向けての企画を打つこともできない。子どもが来ないと仕事にならない。つぶれてもおかしくない状況だ」(上野委員報告)などたくさんの市民の声が出されました。

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 これらを踏まえて、委員会では何を緊急事項として提言していくかを議論しました。そのなかでもっとも多かったのワンストップ化でした。次いで多かったのは、電気料金、リース料など固定費の負担軽減です。そして3番目に、出口戦略をたてられるようにするためにも、感染をこれ以上広げないためにも、検査をもっと多くやってもらうために上越市でPCR検査体制をつくることでした。そして注目したのは、これらの財源として100億円を超えている市の財政調整基金を活用することを主張した委員が何人もいたことです。市議選の際、私たちが「財調をドーンと使って新型コロナ対策を」と訴えてきましたが、共通認識になりつつあるのはうれしいですね。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、新型コロナの影響調査などいくつも仕事があります。

 

2020年05月19日

新型コロナで市議会が緊急提言書

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 今朝は5時20分に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。外は小雨でした。雨はいい雨です。小雨降るなか、花たちがきれいなところを見せていたので、写真に撮りました。

 昨日は午前が党議員団会議でした。新型コロナでのアンケートを検討し、今後の対策についても協議しました。アンケートは次号の「しんぶん赤旗」日曜版に折り込みます。インターネットでも取り組む予定ですので、ご協力、よろしくお願いします。下の写真は市役所に向かう途中、頸城区にて撮りました。

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 午後からは介護認定調査員の方がわが家にやって来られるというので、帰りました。わが家を訪問された調査員さんは、母の寝室で、立ちねまり、歩行などの状況を確認。その後、いったん事務所に帰られました。その他の詳しいことは、電話にて私に聞かれるということでした。30分ほど経って、電話があり、母の食事やトイレ、衣服の着替えなどいろなことを聞かれました。病院入院前より自立度が落ちていますが、どういう結果になるのでしょうか。私と対面でなく、電話での聞き取り調査が多くなったのは、新型コロナの対策の一環だということです。下の写真は母が使っている押し車です。

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 夕方、うれしい情報がいくつも入ってきました。

 まず午前の話です。私の留守に父の従妹にあたる人たちが母の様子を見に来てくださいました。一緒にお茶を飲み、母は竹の子入り御飯の作り方について質問され、うれしそうに答えていたということです。母の味付けは親戚のなかでも定評があります。まだ、役に立つとは、びっくりしました。

 新型コロナウィルス調査対策特別委員会は午後から市議会の第1委員会室で行われていました。提言のまとめはだいぶ難航しそうだという話を聞いていましたが、夕方までにまとまり、議長経由で市長に手渡されたというニュースも伝わってきました。私は15年前から上越市議をしていますが、議会が市民の切実な問題をとりあげ、短期日のうちにまとめた点でも、議員全員の知恵を集める努力をした点でも、かつてない取組となりました。こういうことこそ、本物の議会改革だと思います。

 提言の全文は以下の通りです。

 新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急提言書

 新型コロナウ イルス感染症が世界各国で猛威を振るう中、5月14日に政府は、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言 に ついて、新潟県を含む39県の解除を決定した。このように日々刻々と変化する状況において、市としては、国の対策・方針を基に県 と ともに緊急事態に 適宜 取り組んでいるところであるが、市議会においても 、市民を代表する立場から あらゆる知恵を絞りながら、この難局を乗り越えて い く 必要がある。
 このような中、市長は、適時、市民へメッセージを発信しながら取組を進めてきたが、更なる拡充 が 必要と な ってき ている 。
 ついては、感染予防と地域経済活性化の両立 の 観点から、市議会として下記の と おり緊急提言する 。

  記

1 各種支援制度の ワンストップ 相談 窓口の設置

 特別定額給付金を始め、 持続化給付金や雇用調整助成金など を利用する上での 書類作成等 の 支援が必要な市民や 市 内事業者が容易に手続できるよう、市役所や出先機関で様々な相談を受け付 け るために、専門家も配置したワンストップ相談窓口を設置する こと。

2 固定費 の負担軽減 への支援 (固定資産税、公共料金 等 の減免) 及び各種給付金や助成金の増額・ 給付 期間延長等

 深刻な影響を受けている市民や市内事業者 の固定費の負担軽減を支援するため、固定資産税や公共料金などを減免するほか、市独自の各種給付金 及び 助成 金 の増額・上乗せや給付期間延長を行うなど拡充 を図ること。

3 出口戦略の構築 PCR 検査 等実施 体制の充実

 今後、 新たな日常を取り戻していくためには、出口戦略の構築が必要となる。そのためにも市内感染 の 状況を 確実に把握することが重要である こと から、感染情報の市民へ の 的確な提供や市独自の PCR 検査、抗原検査などの検査体制の充実に向け、民間医療機関などの活用を進める と ともに、国 、 県等へ強く働きかけ ること。

 なお、市の財政調整基金を活用する など 、 様々な工夫を 図り ながら、 これらの取組をよりスピーディーに進め る こと を 求める 。

 国政でもうれしいニュースが飛び込んできました。政府自民党が検察庁法改定案の採決を見送ったというニュースです。撤回まではいきませんでしたが、ここ1週間ほどの急速な反対世論の高まり、野党議員の奮闘が政治を動かしたのです。これで、国政の流れは再び変わるかも知れません。

 夜は久しぶりに、にこにこ動画の「とことん共産党」を見ました。昨日の「とことん共産党」は5年ぶりの登場だという上智大の中野晃一さんがゲスト。小池晃書記局長と朝岡晶子さんが中野さんをまじえて、検察庁法改定案の先送り、新型コロナが問いかける日本の政治、社会のあり方について語り合いました。

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 検察庁法改定案先送りに追い込んだ反対世論の急速な盛り上がりについて、「新型コロナのこの状況下において、こんなことやっちゃダメ。優先順位の狂い方が可視化した」「あれもやるし、これもやる。庶民のしたたかさを感じた」「安倍政権の最後の勇み足」との指摘は興味深い分析だと思いました。

 新型コロナでは、中野さんが、「安倍政権は新型コロナを甘く見ていた。国民の健康よりも経済優先している。家庭へのしわ寄せも特徴だ」とのべました。また、小池書記局長が「新自由主義の歪みが見えた」として、保健所、医療機関の「合理化」を問題視しましたが、その通りだと思います。「検査数を増やさないと出口は見えない。医療体制、検査体制をはっきりさせる。医療と介護を思い切って立て直す」ことなどの重要性が浮き彫りになりました。

 母の再入院で発信が大幅に遅れました。お許しください。

 

2020年05月26日

各派代表者会議など4つの会議に参加

 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。朝の5時台は天気がいい日ならパッと明るくなっているんですが、今朝はもやっとした感じでした。下の写真はエゴの木の花、配達からの帰り道、見つけました。

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 昨日は午前9時から各派代表者会議、議会運営委員会、正副委員長会議と続きました。私は議運以外はメンバーです。

 代表者会議では、議会基本条例の検証作業をどう進めていくか、委員会審査時の新型コロナ対策の一環として、市民の傍聴席、議員の傍聴席の数をどうするか、会派に属さない総括質疑をどうするか、議員の通称使用などについて協議しました。このうち、議会基本条例の検証作業は4年前と同じような体制(全会派、無所属議員の意見も反映できる)で取り組むことが確認されました。傍聴席は「3密対策」を考え、減らさざるを得ないということになりました。総括質疑は議員固有の権利として会派に属していようがいまいが出来ることを再確認しました。

 正副委員長会議は議会運営のルール、慣例の確認でした。1点、発言があったのは、委員会審査におけるタブレットの使用にあたって、副委員長が該当ページの「案内役」をすることについてです。副委員長がその役目をしたらいいのではという趣旨だったと思いますが、これについては私も以前、「副委員長も進行役の補佐だけでなく、質疑もする。ページを飛ばす『案内』までやる余裕はない」とのべてきました。この主張は昨日も認められました。何よりも質疑に集中することが副委員長を含めた委員の責務だと思いますね。

 午後からは議員団会議でした。総括質疑のついて検討しました。その結果、一般会計補正予算、雪だるま高原の指定管理者の議案でいくるか質疑を行うことにしました。質疑で登壇するのは上野議員です。

 昨夜は10時過ぎに帰宅しました。何となくユーチューブを見ていたら、8年前にアップした「モチモチの木」の群読の動画が5600回も閲覧されていることを知りました。びっくりしました。下線部をクリックするとご覧いただけます。

 きょうは、これから福祉関係の会社のヒアリングです。新型コロナの影響について生の声を聞いてきます。

2020年05月27日

さくらメディカル㈱幹部からのヒアリング


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。昨夜の雨もやみ、じつに清々しい朝になりましたので、カメラを持って30分ほど撮影を楽しみました。田んぼと雲が作りだす風景はやはり、いいですね。4枚目の写真は今朝の頸城三山です。

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 昨日の午前、市議有志で「さくらメディカル㈱」の幹部の人たちと懇談させていただきました。参加した市議は高田地区在住者を中心に9人です。同社の新型コロナウィルス対策の現状と課題などについて説明していただいた後、質問や意見交換をしました。介護現場でのこの間の努力、苦労、悩みなどがリアルに語られたほか、行政当局への要望も出され、とても有意義でした。

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 同社は本年3月2日に新型コロナウィルス対策本部を設置し、情報の一元化、同社独自の感染予防マニュアル、消毒掃除チェックリストなどを作成しました。「社員は1人も感染させない。それがお客さんも感染させないことにつながる」という断固とした決意の下、社員はもちろんのこと、社員の家族に体温37度以上の人が出た場合は出社させない、訪問時などサービス提供にあたっては、手が痛くなるほどの徹底した手洗いを実施するなどの取組をしてきたとのことです。

 在宅サービス提供時の困ったこと、悩みとしては、「訪問時に、国が示す判断基準と利用者の体温の変化との整合性の判断が難しかった」「利用者、その家族において、ガーゼ、マスク、アルコール消毒液が品薄のため、処置などの対応で困った」「収束が見えない中、自分のせいで在宅サービスが途切れてしまったらどうしよう、という不安があった」「感染が疑わしい人でも様子をみなさいというケースがあった。社員のなかでも医療機関を3軒くらいたらいまわしになって、親族関係のところでやっと診てもらった」「お医者さんには熱消毒が一番いいと言われているが、消毒については最低基準でいいのか、もう少し高くした方がいいのか事業所に任されている」ことなどがあげられました。

 要望として出された主なものは、
●デイケアでの入浴が中止となり、自宅で入浴しなければならなくなったが、風呂の段差など構造上の問題もあって、利用者の負担が増えた。何とかならないか。
●サービス利用者の近所の方から「自粛の中で訪問サービスをするのはいかがなものか」と言われサービスを中止せざるを得ないことがあった。市民の理解が必要だ。こういうところは、市から「心配ないよ」と言ってもらいたい。
●PCR検査は受けたい人が受けられるようにすることが求められている。
●多くの人が病院で亡くなっているが、「在宅でみとりたい」というケースもあった。PCR検査をやることで開業医さんも安心できるはずだ。
等です。

 懇談の中で重要だと思ったことのひとつは、PCR検査の改善の必要性です。これは対策の要ではないでしょうか。検査がもっと広く、もっとスピーディに行われるようになれば、感染拡大を防ぐ大きな力となることはもちろんですが、介護事業に携わっている人たちの負担も軽くすることができます。もうひとつ、新型コロナウィルスの問題が出てきたなかで、思わぬところで利用者負担増が発生していることがわかりました。この点は、あたたかい支援をしていかなければなりません。また、介護度別の利用限度額など現行の仕組みでいいのかについても、しっかり調べ、対応していきたいと思います。

 午後からは党議員団会議でした。各種委員会の報告の後、一般質問のテーマの絞り込みを行い、質問の分担をしました。明日には通告を提出したいと思っています。

 ひとつ忘れました。ササユリが開花しました。昨年とほぼ同じ日だと思います。いつも思うのですが、きれいですね、この花は。ここ数日のうちにいくつも咲きそうです。

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 きょうは、庭にある杉の枝払い作業の確認、タイヤ交換、母の入院している病院の担当医師からの病状説明などがあります。猛烈に忙しくなりそうです。


2020年05月30日

聞き取り後、病院へ


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床しました。外は肌寒い感じがしますが、小鳥たちが賑やかです。田んぼのなかの苗も色を出してきました。

 昨日は「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所へ。市役所では一般質問の聞き取りがあったのです。今回は新型コロナに関連し、PCR検査センター、病院問題などをとりあげます。当初は午後までかかると思っていたのですが、午前で終わり助かりました。

 午後からは母が入院している病院で担当医師からの説明を再度受けました。先日の説明で聞きもらしたことを再確認させてもらいました。母は現在入っている病院をきょう退院し、別の病院に通院することになりました。しばらくは自宅介護ですが、その対応をめぐり、包括支援センターでケアマネさんと話しあいました。いろいろ難問があり、心配です。どうあれ、10日ぶりに母の顔を見れるのがうれしいです。下の写真は、病院から吉川に戻る途中、頸城区にて撮った米山さん、それから吉川区内で撮ったササユリです。

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 きょうは、これから草刈り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、母の退院と大忙しとなります。

2020年06月03日

新型コロナ対策議会スタート


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 おはようございます。今朝は早く起きて、ササユリを見てきました。今年最後となるかと思いますが、見に行ってよかったです。紅白のササユリが並んで咲いているのを見つけました。長年、観察していますが、こういうのは初めてです。感動しました。

 昨日から6月定例議会が始まりました。今定例議会では「新型コロナ対策議会」と呼んでもいいほど、新型コロナウィルス対策関連議案が多く、一般質問も含め議論も新型コロナ対策が中心となります。

 新型コロナで困っている人たちにいっときも早く支援の手を、とのことで先行議決することになった一般会計補正予算などについては、総括質疑、委員会審査を経て昨日の午後7時過ぎ、全会一致で可決されました。

 総括質疑では、杉田議員、上野議員、滝沢議員、江口議員が「切迫した企業が多い中で、13億5千万余の補正予算では不十分でないか」「財政調整基金を大きく活用する提案をしなかったのはなぜか」「新型コロナとの共生を視野に入れた対策が必要だ。どのような施策を打つのか」などの質疑を繰り広げました。

 日本共産党議員団の上野議員は、鵜の浜温泉のことなどを例にあげ、「正直なところ、困っている人たちの実態にまだまだ応えていないと実感した。(鵜の浜温泉では)暮れ前からの予約はほとんどキャンセル、法事などのシーズンに入っても予約は全く入らない、海水浴のシーズンもそう、本当に死ぬか生きるかの状態がある。きょう明日にもつぶれるかもしれないなかで、持ちこたえられる状況をつくってもらいたい。事業継続の支援についても1回こっきりではだめだ」と訴えました。市長は新型コロナ対策のために取り崩した財政調整基金について、「金額の多寡だけではない。補正予算のなかであと何が足りないか議論してほしい。プレミアム付き商品券などのように波及効果も見ていただきたい」とのべていました。

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 上野議員はまた、「今後の適時適切な対応とは具体的にどんな対策か」とも訊きました。市長は、「終息までは相当の期間が必要であり、それまでは、市民は『新しい生活様式』などの感染症対策、事業者は感染防止を図りつつ経済活動の活性化に向けた取組が肝要。市としては、新しい生活様式の定着化に向けた取組、発熱外来やPCR検査センターの設置を含む医療提供体制の拡充に向けた取組を、県や関係機関と連携して進める」と答えていました。

 委員会審査はどの委員会も活発で、「(新型コロナ対策として)スクールバスを増車する対象が大瀁小学校だけとなった理由は何か」「事業者支援給付金は売上の減少が50%に達していないところも必要ではないか」「新型コロナ感染防止の啓発などに取り組むとして広告業務委託料5042万円の内訳はどうなっているか」などの質問が出ました。

 総括質疑に登壇した議員はいずれもベテラン議員でしたが、委員会審査では新人議員の積極的な発言が新鮮でしたね。私もがんばらねば。下のイラストは議員傍聴席から見た文教経済常任委員会の様子です。

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 きょうは文教経済常任委員会です。短時間で終わるかも知れません。

2020年06月04日

文教経済常任委員会審査


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 おはようございます。今朝は素晴らしい青空が広がっています。5時半に起床し、いま、活動レポートを印刷したところです。

 昨日は市議会の文教経済常任委員会でした。小林古径美術館の条例や板倉統合小学校の改修工事契約、新型コロナで影響を受けた施設の使用料減収補填などの審議に注目しました。減収補てんは市と指定管理者の協定に基づくものですが、新型コロナの影響が収まらない限り続きます。早くおさまってほしいですね。7日付けの活動レポートに観光施設などの減収補てん一覧を載せました。

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 会議が早く終わったので、午後4時までに地元に戻り、母をデイサービスセンターまで迎えに行きました。家でデスクワークをしました。

 きょうは厚生常任委員会です。一部だけ、傍聴してきます。あとはネット視聴です。活動レポート、及び「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達はいつもより1時間遅れで行う予定です。

2020年06月05日

年季者組合の請願は委員会では不採択

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 おはようございます。今朝は5時に目が覚めました。やるべきことがいっぱいあったはずなのに、昨日、初めて出合った野の花の名前を確認するのに手間取りました。その花とは瓜の木の花です。上の写真がそれです。今後、花は変化します。楽しみです。

 昨日は活動レポートなどのポスト下ろしをしながら市役所へ。30分遅れで、厚生常任委員会を傍聴しました。

 委員会では午前11時から、「加齢による難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める意見書提出にかかる請願」、及び「後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める意見書提出にかかる請願」を審査しましたが、市民クラブと日本共産党議員団所属委員だけの賛成少数で不採択としました。いずれの請願も全日本年金者組合上越支部が提出していました。

 請願者を代表して年金者組合上越市部長の井上文夫さんが趣旨説明しました。その後、委員長をのぞくすべての委員が賛否を表明しました。

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 このうち、補聴器購入への補助制度創設を求める請願では、採択に反対した委員は、「議会で理事者側は加齢性難聴については自前で対応すべきだと答弁しているが、私もそう思う」「難聴には個人差がある。どの程度であったら補助するか判断は難しい」「今の時点での補助制度創設には反対だ」などとのべました。これに対して賛成した委員は、「人間の尊厳にもかかわる問題だ。(購入にあたっては)負担を軽減することが必要だ。日本国内では補聴器の使用率が低い。東京23区では9区で自治体が助成している。国全体でも作るべきだ」「難聴で社会参加をためらったり、認知症の心配もある。限度額を設けながら補助を拡大していくべきだ。公的補助制度創設は必要だ」などとのべました。

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 後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める請願では、採択に反対した委員は、「(2割負担となる人は)所得基準があって、それ以上の人が対象だ。政府も(財政的に)厳しいところもある。いたしかたないのではないか」「団塊世代をこれから若い世代が支えていかなければならない中で、厳しいところがある」「全国的に医療費増大が課題となっている。医療制度を守る観点から請願には反対する」などとのべました。賛成した委員は、「後期高齢者の負担増が受診抑制となって重症化につながり、かえって医療費が増大する。軽いうちに受診して重症化させないためにも2割負担を行うべきでない」「受診抑制→重症化となり、全体の医療費を押し上げていく。国の負担が減るどころか増えていく。現状維持がのぞましい」などと反論しました。

 委員会終了後、三和区、浦川原区、安塚区、大島区とまわりました。大島区では、「しんぶん赤旗」日曜版の配達の途中、小さな池で泳ぐカモ(?)を動画で撮影しました。首を動かしながら泳ぐところに特徴がありますが、いまだに名前がわかりません。下の生け花はいつもの家の花の写真です。まだ咲かない卯の花、紫陽花が入っています。明日、あるいは明後日に咲くことも計算済みなのでしょうか。気になります。

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 きょうは、上越年金事務所へ行く予約がしてあります。それが終わり次第、市議会の農政建設常任委員会を傍聴します。

2020年06月06日

農政建設常任委員会、災害対策特別委員会開催


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 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。外はどんよりしていましたが、だんだん明るくなってきました。写真は近くの田んぼです。苗がどんどん生長して、まもなく田んぼは緑一色になるでしょう。

 昨日は午前が農政建設常任委員会でした。農林水産部関係の議案では、雪だるま物産館などの施設において新型lコロナの影響で利用料金収入などが減少しているとして、4月分から6月分までの3ヶ月分の減収分を市が指定管理者に補填する案件がほとんどです。施設の改修などと新型コロナ災害の場合の補填の仕方の違いなどで若干の質問がありました。

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 都市整備部の議案のほとんどは契約案件です。除雪機械や配水ポンプ車の購入案件について審査されました。一番賑やかになったのは、配水ポンプ車の件です。敦井産業㈱上越支店が指名競争入札の結果、3350万円で落札したのですが、落札率が64.5%と低いものだったことから、委員も「なんでこうなるのか」と質問をしていました。契約検査課長は、「入札の数字に間違いなかったどうか、仕様書の認識違いがなかったかどうかなどをチェックしたが問題なかった」と答えました。談合のない入札では、こういうことが起こりうると思います。予定価格にきわめて接近した落札こそ問題だと思いますね。購入することになった配水ポンプ車は㈱クボタ製、30㎥/分の能力を持つものです。

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 午後2時半からは災害対策特別委員会でした。今回の議題は災害時における避難所の感染症対策です。防災管理部、福祉部の部長が委員会に提出した資料を基本にしながら丁寧に説明しました。

 審査中のメモを市役所においてきてしまったので、詳しく書けませんが、新潟県が5月に通知した「市町村が行う4つの感染症対策」に基づいて、当市での対応をどうするか深く検討しているなという印象を持ちました。たとえば「避難者間の十分なスペースの確保」です。県では避難者1人当たり最低4㎡確保するよう求めていますが、上越市では7㎡確保したいとしていました。「発熱などの症状が出た人への対応」でも、保健師による1日1回の巡回、救護所の設置などを打ち出していました。このほか、市では今月中に避難所初動対応職員向けマニュアルを作成すること、避難所運営にあたっては、小さな避難所で職員3人体制、大きな避難所では6人体制とすることなども明らかにしました。

 審査のなかでは、「指定避難所128か所が妥当なのか、検討しているか」「原子力災害時の対応についてどうなっているか」などの質問が出ました。担当部長は、「すべてのところで一定数を確保できる」と答えていました。教室や会議室などを活用すれば十分対応できるという判断のようです。原子力災害に関しては、(避難対策についての)県の動きが遅いことを率直に述べていました。

 私からは、「避難所の模擬開設などでより確実な取組をしていただきたい」「原子力災害での避難についての検討はもっとピッチを上げてもらわないと困る」「県と市の役割分担をもっとわかるようにしてほしい」などと訴えました。担当部長は「模擬開設の手法なども取り入れて検討している」「原子力災害時の避難についての検討はケツに火がついた状況となっている」などと答えていました。

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 夕方、家に帰ったら、テレビで横田めぐみさんのお父さん、滋さんが亡くなったというテロップが映し出されました。生きているうちに娘さんと再会できないなんて切ないですね。心からお悔やみ申し上げます。昨日の夕日はさみしさが漂っていました。

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 きょうは、母の「見守り」をしなければなりません。「しんぶん赤旗」日曜版を配達してから4時間ほど私が担当します。「見守り」は娘と妻と私の分担でやっています。

2020年06月09日

総務常任委員会審査


 おはようございます。今朝は2時に起きました。というよりも「起こされた」と言った方がいいかも知れません。母が寝室から呼び、大急ぎで飛び起きました。その後、病院へ行き、朝の6時過ぎにいったん戻ってきました。症状は5月19日の入院時とまったく同じで、心臓に負担がかかっているようです。母が再入院するかどうかはもう少し経たないとわかりません。

 昨日は総務常任委員会でした。財務部、総務管理部などの審査のうち、財務部関係で質問が相次ぎました。

 上越市は、新型コロナウィルス感染症の影響により利用料金収入などが減少した49の指定管理施設(全体では82施設)の指定管理者に対して、その損害を最小限に抑制する取組を行うことを条件に、減収分を補填します。今議会に提出された一般会計補正予算では、4月〜6月までの3か月分、1億1920万円が計上されています。

 委員会では、「市と指定管理者との協定書では、こういうときの補填が載っているのか」「過去3か年の同期における平均収支差額等については見込みの7割を概算で補填し、収支実績が確定後に精算するとしているが、この算式を採用した理由は何か」「施設によっては、損害を最小限にする取組が難しいところもあるのではないか。柔軟に対応すべき」「過去3か年対比でなく、対前年比の方がいいのではないか」などの質問が出ました。

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 補填期間は本年4月から1年間。市では、3か月ごとに補填していく方針です。指定管理者は減収で厳しい状況となっていますので、委員会では、いっときも早く補填すべきとの考えで、私を含め、全会一致で可決しましたが、今後の動きを注視していきたいと思います。

 総務管理部の審査では、特別定額給付金の当市での状況が明らかにされました。総務管理部長の説明によると、7日までに申請を受け付けた件数は、郵送で7万219件、オンライン申請で1534件、窓口受付で996件、合計で7万2749件だといいます。給付については、4日現在で、6万8167件、金額にして174億8130万円になるとのことでした。

 私からは、申請書を記入するときに、間違って、「受給を希望しない」欄にチェックしてしまった件数を聞きました。担当者によると「相当数の間違いがあった」ということです。審査後の確認で、その件数は約300件に上るということでした。他の記入欄との整合のなかで「間違い」だと判明したものは、その場で直したということです。間違ってチェックしてしまったという電話も80件あったそうです。その他については、すべて電話で確認したとのことでした。

 委員会は正午過ぎに終わりました。その後は、年金事務所などの用事を済ませてから、議員控室にてデスクワークをしました。

 きょうは本会議です。その前に病院へ寄って母の様子を聞いてきます。落ち着いてくれればいいのですが。

2020年06月10日

一般質問始まる


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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床しました。早く起きたのは早く寝たからです(笑)。昨日は夕飯を食べてから、少し休むつもりで横になったのですが、目が覚めたら午前0時半、「こりゃだめだ」と布団に入りました。前日の夜、1時間半しか寝ていませんでしたので、爆睡したのです。写真は今朝の近くの田んぼの風景です。

 昨日は各派代表者会議が午前9時から会ったのですが、母のことがあったので、上野議員と代わってもらいました。母は結局、再入院することになりました。お医者さんに、「どこか具合悪いところありませんか」と訊かれ、「なんともないです」と答えていた母ですが、レントゲンなどの検査で心不全であることが判明、腹水もたまっていることが明らかになりました。呼吸時に変な音がするので、たぶん前回と同じだと思っていましたが、その通りでした。

 市議会は昨日から一般質問が始まりました。江口議員から始まって田中議員まで6人が登壇し、新型コロナウィルスと経済対策、避難所運営、財政問題などを質問しました。みんなが注目している問題の一つ、PCR検査について市長は、「検査そのものが変化してきている」とのべ、当面、その状況を注視していくと答えていました。移住定住問題で、転入後の課題や対策について問われた市長は吉川区や大島区の実例を出しながら答えました。具体的な名前は明らかにされませんでしたが、答弁のなかで登場した人たちは日頃からよく付き合いをさせてもらっている人たちなのでよくわかりました。大事なポイントをおさえた、いい答弁だったと思います。

 夕方、地元に帰ると、昨日も夕焼けがきれいでした。ただ、また、母がいない生活がしばらく続くかと思うとさみしくなります。

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 きょうは一般質問2日目です。市役所に行く前に、母が入院している病院へ行き、入院手続きをしてきます。入院手続きは4月から3回目になりました。

2020年06月11日

新人議員も登壇

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 おはようございます。今朝は5時半ころ起床しました。パソコンに向かったところで、急な相談が入り、いま帰ってきたところです。最近は消防署の救急隊員に顔をすっかり覚えられました。写真は、近くの田んぼ風景です。

 昨日は一般質問の2日目。宮川議員をはじめ6人の議員が登壇し、新型コロナ問題などで市長や教育長に質問しました。日本共産党の上野議員は、大潟区の鵜の浜温泉や直江津の料理屋さんなどから寄せられた切実な声を紹介して支援強化を求めていました。夏場に80万円からの電気代がかかるお店の話が出ていました。たぶん、私もよく行くお店です。テイクアウトなどで協力しないといけないなと思いました。3人の新人議員も初質問しました。それぞれ、自分が得意とする分野で質問を展開していましたね。たいしたものです。

 きょうは一般質問3日目です。きょうも6人が登壇の予定です。私の質問は明日ですが、最近は何が起きるかわかりません。早めに準備しておきたいと思います。

 

2020年06月12日

一般質問3日目


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。外は雨です。昨日の朝までとは違った風景となりました。これから、しばらく雨が続くのでしょうか。

 昨日は朝8時過ぎには家を出て、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達をしながら市役所に向かいました。いつものパターンだと午前10時少し前になるのですが、昨日はスタートが早かっただけに、市役所には余裕を持って到着しました。

 市議会は一般質問3日目でした。小山議員からはじまって6人が登壇しました。注目した質問のひとつは、滝沢議員の、市の情報戦略、戦術。IT社会において、どのように効率的な行政運営をしていくかが議論になりました。市長は、作業としてやっていけることは機械に、人が考える仕事は人間がやる、とのべていました。市長からの発信については、もう少し深めてほしかったですね。

 一般質問が終わってから県道新井柿崎線整備促進議員連盟、日韓議員連盟などの総会が相次ぎました。このうち、日韓議員連盟については、これまでになく未加入の議員がいてびっくりしました。昨年から日韓の関係は悪化していますが、議員連盟はこういうときでも友好を追求する団体として頑張るべきだと思いますね。

 会議が終了してから三和、安塚へと車を走らせました。活動レポートのポスト下ろしです。下の写真は午後7時ころ、安塚区にて撮りました。霧のなかの夕焼け、幻想的でした。

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 きょうは一般質問4日目。私も3番手で登壇します。早ければ午前11時過ぎに登壇するかもしれません。

2020年06月13日

一般質問終わる


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 おはようございます。梅雨入りして3日目の朝です。今朝はずっと雨です。先ほどまではぽつりぽつりでしたが、いまは屋根を打つ音がします。

 昨日は一般質問でした。鈴木議員がトップバッターで6人が登壇しました。そのうち、私と平良木議員をのぞく4人は新人でしたが、それぞれいい持ち味を発揮していました。持ち時間をたっぷり使っての質問展開も見事でした。

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 私は3番手でした。傍聴席を見ると、知った顔の人が何人も来ておられました。私は新型コロナウィルス感染症との関連で、検査センター、病院の統廃合、医療機関や介護事業所などへの支援をとりあげました。質問をする少し前に、再質問用に用意した医療関係者からの聞き取りメモや各種資料がファイルに入っていないことに気づき、びっくりしました。家に忘れてきたのです。何十年もやってきて初めてのことでした。情けない話です。市長等とのやりとりの概要は次号の活動レポートに掲載します。

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 家に戻ったのは午後7時前。昨夜はイラストを描いて、活動レポートを印刷するだけで早めに寝ることにしました。

  昨日、国会で第2次補正予算が通りましたが、これを受けて、市議会は会期を2日間延長することになりました。40数年ぶりの延長だそうです。市議会には本日、この第2次補正を受けた市の補正予算が示されます。土曜日ですが、議会運営委員会後、議員団会議もやらなければなりません。これから市役所に向かいます。

2020年06月14日

党議員団会議、入院中の母とスマホで会話

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 おはようございます。今朝は5時40分に起床しました。梅雨入りしたというものの、今朝は雨も降らず、青空が徐々に広がりそうな感じです。上の写真は昨日、隣の小苗代の池にて撮りました。スイレン科のコオホネです。なかには水中花となっているものもありました。

 昨日はまず、朝市へ。何人もの女性に、「おばあちゃん、どうしていなるかね」と訊かれました。みなさん、心配していてくださるんですね。ありがたいです。三八市の通りに面して聴信寺の掲示板がありますが、昨日見たら、アピール文が入れ替わっていました。今回もなかなか奥深い言葉です。ここの掲示板は、前住職のときから注目していますが、批判的な精神は引き継がれていますね。

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 午前10時半からは党議員団会議でした。一般会計補正予算が追加提案されることを受けて、総括質疑、委員会審査にどうのぞむかを協議しました。その結果、上野議員が当市の今回の補正予算編成方針をただすことになりました。新潟市など他市の取組情報も入ってきていますので、もう少し準備して、委員会審査に臨みたいと思います。

 昨日の議員団会議では、病院、介護施設でのオンライン面会も話題となりました。これは、一昨日の一般質問でも取り上げたのですが、新聞報道によると、新潟市では約200か所の介護事業所等で、家族と面会できるようにパソコンやタブレットなどの整備を支援するため、一般会計補正予算に2080万円の予算を計上したとのことです。上越市でも続いてほしいものです。

 下の写真は、火曜日に再び入院した母とオンラインで会話しているところです。母に与えたスマホを使って、昨日、初めてやりとりしました。

母「とちゃだねか」
私「そうだよ。ばちゃ、元気かね」
母「元気だよ」
私「そっかね。そりゃ、いかった」
母「おまん、どこにいるが」
私「牛舎のそばの車の中だよ」
母「そいがか」
私「ほら、この道、見たことあんだろね」
母「うん」
私「ドクダミの花、見してやろか」
母「………」
私「白くて、きれいだろね」
母「うん」
私「いいかね、風邪ひきなんなや」
母「うん」
私「ほしゃ、またね」

 写真の表情はいまひとつですが、しゃべりは元気な時と同じです。一安心しました。スマホやパソコンを持たない人でも、早くオンラインで面会できるようにしたいですね。

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 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達もしました。夕方には終了し、山間部へ写真を撮りに出かけてきました。議会中に咲いている野の花がかわり、そして景色も良かったので、たくさん撮りました。下の写真はヤマアジサイ、コシジシモツケソウ、頸城三山の順です。

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 活動レポート1963号、「春よ来い」の第610回、「孫の手」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうは取材、議会準備です。細々とした用事もいくつかあります。

2020年06月18日

一般会計補正予算(第3号)の提案、審査も


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、デスクワークをしています。仕事は活動レポートの作成と議会だよりの原稿書きです。どちらも、いまほど終わりました。外は曇り、天気は下り坂です。

 昨日は本会議、委員会審査がありました。市役所に向かう途中、吉川区下町で見た尾神岳、元気な雲とともにあってきれいでした。

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 本会議では委員会審査を終えた議案の審査報告、討論、採決が行われました。私は旧第2クリーンセンター除却工事と板倉区統合小学校改修工事の工事請負契約で反対討論を行いました。2つの案件はともに入札が不調に終わり、最低価格を入れた共同企業体と市が随意契約を結ぶというものです。いずれも入札では「一位不動」となっており、公正さと競争性が確保されたか疑問だとのべて反対しました。あとはすべて賛成しました。

 昨日は今年度の一般会計補正予算(第3号)も提出され、総括質疑、委員会審査が行われました。今回の補正予算は歳入歳出それぞれ11億1381万円を追加し、総額1142億3647万円とするもの。GIGAスクール構想実現のために必要な情報端末整備や児童扶養手当を受給するひとり親家庭等に対し、臨時特別給付金を支給するための経費、放課後児童クラブや病児保育室などに感染症対策物品の購入経費補助などが盛り込まれています。

 文教経済常任委員会審査では、児童生徒1人1台の情報端末の整備をする問題をめぐって、「配備の見通しはたっているのか」「GIGAスクールサポーターは誰がやるのか」「端末は何年くらい使う予定か」など基本的な質問が相次ぎました。担当課長は、「極力、手を尽くしながら、年度内の配備をめざしたい」「情報通信業者に委託し、セッティング、初期研修などをやってもらう」「端末は5、6年くらいのリースの中で更新する予定だ」などと答えていました。

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 厚生常任委員会審査では、感染症対策物品の購入に関連し、病児保育室への支援についてもとりあげられました。平良木委員は、「運営は困難をきたしている。委託の仕組みからしてもお困りなのではないか。どこまで把握しているか」と質問しました。担当課長は「昨年の4、5月の利用者は626人だったが、今年は220人であり、65%減だ。運営費については今後、どのような手当てができるか検討していく」と答えました。

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 総務常任委員会審査では、私から、「新型コロナ関係で市民から寄せられている要望で、緊急に対応すべきだが、まだできていないものがあるのではないか」として、病児保育、病後児保育の問題を例に挙げ、質問しました。私は「利用者が大きく減っていて、たいへんなことになっている。特に病児保育のところでは、(5月は昨年比)4分の1の利用と聞く。保育士は12人、補助者もおられるなかで運営が厳しい状況だ。ここは医院としての困難があり、病児保育でも困難がある。国に対する働きかけも必要だが、場合によっては、市の予算を使ってでも支援すべきだ」と訴えました。笹川財務部長は、「(厚生常任委員会審査において)担当課で検討すると答弁している。(支援は)臨時交付金での対応もできるかなと思っている」とのべました。

 昨日は本会議も委員会審査も早く終わり、その後、各派代表者会議や災害対策特別委員会の打ち合わせをして、吉川区に戻りました。米山さんの近くにすじ雲が流れていて素敵でした。

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 今日も本会議です。その前と後にも災害対策特別委員会の提言書提出などがあります。

2020年06月19日

6月議会最終日


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。ただ今、活動レポート印刷中です。今号は一般質問を掲載したこともあって、1万枚を超える印刷となります。まだ、3000枚くらいです。外は小雨が降っています。

 昨日は6月議会最終日でした。追加議案に関する委員会審査報告、請願に関する委員長の審査報告、討論などが行われました。

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 このうち、加齢性難聴者の補器購入に対する公的助成制度創設を求める意見書提出にかかる請願、及び後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める意見書提出にかかる請願については、平良木議員が賛成討論に立ちました。

 同議員は補聴器購入助成に関しては、「難聴の改善に力を発揮するのが補聴器だが、日本ではあまり普及していない。その理由は主に2つ。補聴器の購入価格が高いこと、そして高度・重度の聴覚障害の方しか公的支援の対象となっていないことにある」「高齢になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができれば、認知症の予防、健康寿命の延伸、ひいては医療費の抑制にもつながる」とのべて賛成しました。

 後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める請願では、「今年1月の全世代型社会保障検討会議医療保険部会の席上でも、委員から、『2割負担に伴う受診抑制により、結果として重症化につながると、逆に医療費、介護の費用を増幅させることにつながる』『86万円の平均所得の人たちに2割負担というのは、かなりの人たちが医療から遠ざけされる』との意見が出されているほか、日本医師会や全国後期高齢者医療広域連合協議会からも負担増についての検討の中止を求める意見が相次いで出されている。後期高齢者の暮らしと健康、命を守るために、医療費の窓口負担を増やさないでほしいという思いは、多くの国民の共通の思いだ」とのべて賛成しました。

 いずれの請願も残念ながら賛成少数で不採択となってしましました。なお、補聴器助成についての請願では、日本共産党議員団、市民クラブの5議員の他、会派に属さない渡辺隆、宮越薫議員も採択に賛成しました。

 請願はもうひとつ大事なものがありました。「自家増殖を原則禁止とする種苗法「改定」の取りやめを求める請願です。これについては、日本共産党議員団、市民クラブ、会派「輝」の鈴木めぐみ議員、会派に属しない宮越薫議員が賛成しましたが、賛成少数で不採択となりました。

 このほか、追加された一般会計補正予算、教育委員などの人事案件については全会一致で可決されました。

 上越市議会災害対策特別委員会は昨日、飯塚議長に「避難所における新型コロナウィルス感染症対策に関する提言書」を提出しました。

 提言は「災害時の住民避難が新型コロナウィルスの感染拡大につながらないよう最大限の配慮が必要」として、①避難所の開設と密集状態の緩和、②高齢者など要配慮者の避難先の確保、③感染防止に配慮した避難所運営に努めること、④市民への周知、⑤避難所対応職員のスキルアップ、を求めています。

 この提言書は本会議終了後、議長、副議長が市長に提出しました。その場には災害対策特別委員長の橋本洋一議員、副委員長の私も同席しました。

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 午後からは活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしと配達でした。大島、吉川区の山間部では、コシジシモツケソウ、キオンなどがたくさん咲いていました。うれしかったのは6年前に初めて出合ったコシジシモツケソウ(ひょっとすればオニシモツケかも)の白い花と再会したことです。ピンクのコシジシモツケソウと比較しながらごらんください。

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 昨日はチョウとも出合いました。キアゲハはおなじみですが、もうひとつのチョウの名前がわからず苦戦しています。

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 そうそう、大島区では、いつもの家で生け花を撮影しました。ホタルブクロ、アヤメ(?)などの花にはハチが蜜を求めて飛んできていました。

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 きょうは新型コロナ対策特別委員会です。間もなく、市役所に向かいます。

2020年06月20日

新型コロナウィルス特別委、活動再開


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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。日曜版はめったに早朝配達しないのですが、そうしないときょうの予定したことが出来なくなるので、やむを得ず配達することにしました。途中で、ヒヨドリバナが咲き始めていることに気づきました。

 昨日は午前に新型コロナウィルス調査対策特別委員会が開催され、今後の調査方法をどうするか協議しました。

 協議の中では、「医療、経済団体、学校から参考人として参加いただいて、その上で今後の方向のことを決めたらどうか」「これまで特別委員や他の議員から調査した市民要望が187件出ている。緊急度のあるものを抜き出してすぐに対応してもらいたい」「市民要望をジャンル別に整理し、中長期的に、いつまでに何をやるべきか出すべき」「医療、福祉などで新たに出てきたこともたくさんある。これらにも対応していく必要がある」などの意見が出されました。

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 こうした意見を踏まえ正副委員長が今後、速やかに課題整理し、委員会に方針案を示すことになりました。

 同委員会はこれまで、市民から寄せられた要望をまとめ、相談窓口の一本化、PCR検査センター設置などに関して緊急提言を市長に提出してきました。その後、6月定例議会に入ったことから、調査はいったん休止していました。市民要望は具体的で切実なものばかりです。ピッチをあげて議論し、緊急課題はひとつでもふたつでも委員会で合意できたものは行政側に提言などの働きかけをしてほしいものです。

 会議が終わってから議員控室にて1時間ほどデスクワークをしました。午後2時過ぎからは、母が入院している病院でスタッフの方と現状や今後どうするかについて話し合いをさせてもらいました。その後、印刷済みの活動レポートを新聞屋さんに持ち込みました。きょうの朝、印刷した分を含めると、1万2010枚となります。これらは、明日、柿崎、吉川、浦川原、大島、安塚、清里、牧、板倉、中郷の朝刊に入ります。

 夕方、家に戻ると夕焼けがきれいでした。

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 きょうはこれから原稿の整理、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込みと続きます。

 

2020年06月25日

小林古径記念美術館を見学


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 おはようございます。今朝はどんどん気温が上昇しています。蒸し暑くなりそうです。写真は昨日、近くの市道の側溝で撮ったもの。イヌヌマトラノオと思われます。

 昨日は午前10時から増改築中の小林古径記念美術館の見学に行ってきました。新人議員研修(施設めぐり)の一環です。私のような議員も参加できるというので、参加してきました。建物は平屋です。小林古径記念室や富岡惣一郎、村山陽など上越市ゆかりの作家の展示室もありました。記念室にはレプリカではなく本物作品が展示されるということです。作品保管庫などバックヤードも見ることができました。良かったです。美術館は高田城址公園内にありますが、そこにあることを意識した建物配置、設計がされている点にも注目しました。

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 午前11時前には終わったので、三和区川浦のギャラリー葵楽庵で開催されている櫻井大士流木作品展に行ってきました。芸術家さんは何でもできるんですね。最初に「これは、いい」と思ったのは櫻井さんの写真でした。海岸に打ち上げられた流木は作者の発想力によって、じつに面白い作品として生まれかわります。流木ではありませんでしたが、短靴も打ち上げられたものなのでしょうか。これにも惹きつけられました。一番びっくりしたのは、ギャラリーを運営している飯野さん、吉川出身で、それも何かとお世話になった人の妹さんでした。

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 午後からは打ち合わせ会議が2つありました。終わったのは午後3時過ぎ、その後は地元に戻って、デスクワークをしました。

 きょうは、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。安塚、大島方面は午後になります。


2020年07月01日

新型コロナ特別委、各派代表者会議など3つの会議


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 おはようございます。今朝はどんよりしています。雨はまだ落ちていません。写真はプラゴミを出した後、近くの道路で撮りました。

 昨日はショートへ行く母を送りだし、その後、市役所に向かいました。新型コロナ特別委員会等、会議が3つあったからです。

 まず、新型コロナウィルス調査対策特別委員会です。6月定例議会が終わってからは、19日に続いて2回目の開催です。

 今回の委員会では正副委員長がまとめた、「今後の進め方について(案)」について意見交換しました。(案)では、「経済」「医療福祉」「教育」の3部会を設置し、①これまで市民団体、市民から寄せられた「市民意見等一覧表」の対応方針(案)を精査する、②関係団体等へのヒアリングを行うとしています。そして7月6日までに部会ごとの協議・検討結果を委員長に提出、8日には特別委員会を開催し、委員会全体で協議して、提言書をまとめる。さらに、9日には提言書を市長に提出する、となっていました。委員からは様々な意見が出されましたが、最終的にこの(案)が了承されました。

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 委員会では、「正副委員長案で良いと思う。市民要望(実現)にはスピードが求められる。提言は何回出してもいい。福祉や教育等で漏れ落ちもあり、調査は必要だ」「今朝の新聞を見てショックだった。PCR検査センター設置は市民の安全、安心に係わることだ。行政のPCR検査センター設置の動きは遅すぎる」「地方創生臨時交付金の実施計画の(第2次)提出期限(…先行受付期限)は7月31日だ。これに(議会の検討内容を)反映させたい」などの意見が出ていました。

 来週は今回、設置を決めた部会の動きも活発化し、重要な1週間となりそうです。

 午後からは各派代表者会議でした。議題は第3の特別委員会設置についてです。すでに人口減少をテーマにした特別委員会設置で合意をしていましたので、あとは、特別委員会の名称、設置目的、構成メンバーをどうするかだけでしたので、長くても1時間くらいで会議は終わると思っていましたが、なんと3時間近くもかかりました。

 名称は人口減少対策特別委員会、設置目的については各派が提出したものに基づいて正副議長、事務局で検討し、案を出すことで合意しました。なかなか合意に至らなかったのは、新特別委員会との関連で、既存の新型コロナウィルス調査対策特別委員会の構成人数(現在13人)を何人にするかと現メンバーでの活動期間をどうするかでした。

 新型コロナ特別委員会は極めて重要な課題がテーマなのですべての会派、すべての議員の意向が反映できるようにと、従来の特別委員会人数(8人)を上回る措置をとったのですが、昨日の各派代表者会議では、人口減少特別委員会設置に伴い、「8人に戻すべき」という意見と、「(新特別委員会への移動希望を出していた3人をのぞく)10人にすべき」との意見に割れました。これについては、最終的には「10人」で落ち着きました。

 もうひとつ、9月議会までに臨時議会があった場合、新設する人口減少対策特別委員会をそこで設置し、活動をスタートさせようと決まっていたのですが、その場合、9月議会開始までの期間、13人体制で行動計画を立てている新型コロナ特別委員会の活動をどうするかという議論になりました。私は、2つの特別委員会に属する人はその期間、ダブルで活動すればよい、と主張しました。しかし、「ダブルは認められないので、人口減少対策特別委員会は9月議会で設置する」という意見に分かれたのです。最終的には採決され、人口減少対策特別委員会設置は9月議会でということになりました。議会というのは市民の願いに寄り添って柔軟に活動するべきだと思いますが、こんなことでいいのでしょうか。

 各派代表者会議が終わってからは、党議員団会議です。6月議会報告のビラ作成、議会報告会の開催などについて協議しました。議員団として議会報告ビラはすでに議員団ニュースでお知らせしていますが、「しんぶん赤旗」読者が中心です。読者以外のところにもお伝えしなければならないということで協議しました。議会報告会については、私から、「今議会では傍聴者が多かった。傍聴者の皆さんが私たちの議会活動をどうみたか。どう改善すべきかなどを意識的にお聴きしたい」と提案、その点を考慮した運営をすることで一致をみました。議会報告会は17日午後7時~市民プラザ第4会議室で行います。ぜひご参加ください。

 きょうは、さくらメディカル㈱の「大池さくら会館」内覧会に出る以外は、デスクワークをしようと思っています。

 

2020年07月03日

新上越斎場建設事業の基本構想案


 おはようございます。今朝は午前4時に小鳥たちの鳴き声に起こされました。その後、もう一度、布団に入ったら6時過ぎとなりました。外は曇り、まずまずの天気です。

 昨日は市役所に向かう途中、母がショートでお世話になっている施設から連絡が入り、急きょ、戻りました。母が38度を超える熱を出したというのです。近くの医療機関で診てもらったところ、腕と右足のひざにたまった水が原因とか。処置をしてもらったら、落ち着きました。でも、家で母をみなければなりません。議会の厚生常任委員会の所管事務調査の様子はインターネットで見ました。

 上越市が昨日、明らかにした新上越斎場建設事業基本構想(案)によると、基本コンセプトは、①将来の火葬需要や市民ニーズに対応できる施設、②遺族等が故人を偲び、厳かにお見送りができる施設、③人にやさしく、安心して利用できる施設、④周辺環境に配慮した施設、⑤効率的な運営 に資する施設、の5つです。現斎場では、1火葬あたり、告別、火葬、収骨で約150分かかっていますが、新斎場では45分短縮し、105分程度とする計画です。そして、①火葬需要 ピーク時において上越斎場と頸北斎場の 2 施設で上越市の火葬需要を賄うことができる施設規模とする。②1日当たりの火葬件数を 現上越斎場の火葬可能件数 11 件から1.2 倍の14 件以上とする。③火葬希望が多い午前 10 時から午後 1 時の火葬可能件数を現在の6件から10件以上に増加することにより 、予約しやすい体制を確保する、としています。現上越斎場と新上越斎場の 主な施設機能、諸室の比較は別表8をごらんください。

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 新上越斎場の建設場所は、現上越斎場の市道を挟んだ北西側の土地で、敷地面積は、建物用地、駐車場、緑地など合計で約13,3 00 ㎡となります。事業方式は,従来方式、DB方式、DBO方式を比較した結果、事業の実現性、募集時における競争性の確保 、効率的な業務が期待できることからDB方式(設計・施工一括発注)で進めることとする、としています。概算事業費は約 2 4 30 億円を見込んでいます。財源については、合併特例債の活用を前提に、県との協議を継続するとのことです。本年度中に基本構想の策定、用地取得を行い、来年度には事業者選定、契約締結、そして令和4年度に実施設計、令和5~6年度に本体建築工事、外溝工事、令和6年度中には供用開始する計画です。

 市の説明の後、委員からは、「DB方式で進めた場合、従来方式と比較して約5000万円削減できるとしているが、その根拠を聞きたい」「土砂災害警戒区域の近くでも大丈夫なのか」「メンテナンスは1業者で行うのか」「妙高市の経塚斎場を利用した場合の補助は、同斎場を建て替えた場合でも補助を出せるような文言にすべきではないか」などの質問が出ていました。市は、「建物はイエローゾーンから外れたところに造られる。イエローゾーンでは駐車場、緑地帯などを予定しているがすでに災害防止工法がほどこされてる」「メンテナンスは、整備、運営とは別と考えている」「経塚斎場利用した場合の補助についての記述は、若干の修正はあるかなと思っている」などと答えていました。きょうのインターネット中継では、時どき、画像も音声も途絶えることがあって、質問や答弁は聞こえた部分のみで書きました。録画がアップされたら、補筆する予定です。

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 午後からは、妻に母をみてもらい、直江津、三和方面へ活動レポートのポスト下ろしに出かけてきました。そして夕方は大島区、安塚区へ同じくポスト下ろしです。途中、いるもの家で生け花写真を撮らせてもらいました。

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 きょうは、朝市へ行ってきた後、母のそばでデスクワークをします。

2020年07月07日

議会基本条例検証委員会スタート


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 おはようございます。今朝は5時前に起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。前日はほとんど寝ていなかったので、昨夜は眠れると思っていたのですが、やはり、よく眠れません。頭がもうろうとしています。写真は柿崎区の江島新田付近で撮ったものです。

 昨日は午前中、母と一緒に家で過ごしました。母は利尿剤がよく効いたようで、2時間に3回くらいのペースでトイレに行きました。私はその介助です。ズボンやパンツの上げ下ろし、手洗いなど単純作業ではありますが、回数が多いと、それなりに疲れます。

 お昼少し前に妻とバトンタッチして市議会へ。午後からは議会基本条例検証委員会があったからです。昨日は委員長に栗田議員、副委員長に池田議員を選び、検証方針を決めました。条例本文に記載されている事項の到達度の確認と条例や解説で見直すべきことがあるかどうかの確認が検証委員会の主な任務で、今年中(遅くとも今年度中)に検証作業を終える予定です。委員が都合の悪いときは所属会派の他の議員と代わることもできます。

 検証委員会が終わってからは家に帰り、母の様子を見ながらデスクワークをしました。横になることが多く、あまり進みませんでしたが、やむをえませんね。

 きょうはこれから母と一緒に病院です。これは退院時に決めていたチェックですが、足に水がたまる、呼吸時に音がするなどをどう評価して対応して下さるのか、しっかり相談してきたいと思います。

2020年07月09日

新型コロナ特別委が第2次提言書


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正と印刷作業を行いました。外は雨がやんでいて、西の空も明るくなっています。上の写真はヤブカンゾウ、近くの市道脇で咲いていました。この花は梅雨時に合います。

 昨日、新型コロナウィルス調査対策特別委員会が開催されました。会議では、経済、医療福祉など3つの部会の報告書をもとに正副委員長が案文をまとめ、委員会で精査しました。その中では、「イベントをやりたいが、なかなかやれないで困っている人たちがいる。その点で市が支援できないか、という思いがある。文章表現でそこは工夫してほしい」「上越市でのPCR検査センターの設置は大幅に遅れている。すぐにやれというニュアンスを出せないか」「教育の記述の分類は当初と違う。整理した方がいいのではないか」などの声が出て、案文整理の協議は午後までかかりました。イラストは昨日の委員会での協議風景です。

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 まとまった第2次提言書には経済、医療福祉、教育の3分野に関して9項目が盛り込まれました。この提言は会議後、議長に提出されました。そして本日の午前、議長から市長に提出される予定です。議長に提出した提言書は以下の通りです。

 新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書

 当委員会では、新型コロナウイルス感染症への対策を緊急的に行う必要があることから、5月18日に市民や事業者の声を基に、ワンストップ相談窓口の設置や固定費の負担軽減への支援などを求める緊急提言書を取りまとめたところである。
 その後、市においては、総合相談窓口の設置や補正予算による各種生活支援・経済支援の拡充等に取り組んでいるところであるが、市民や事業者からは依然として切実な声が寄せられている。
 ついては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が大きい「経済」「医療福祉」「教育」の三つの観点から、下記のとおり提言する。

               記

1 経済

⑴ 経済支援策の拡充
・小規模事業者を支援する観点から、事業継続支援緊急助成金について、申請期間を延長するとともに複数回の給付を可能とすること。また、事業者応援給付金について、複数回の給付を可能とすること。
・国の持続化給付金の対象外となる中小企業や個人事業主を対象に、市独自の給付金制度を創設すること。
・地域商業活性化事業補助金の一般事業枠の補助率を引き上げるとともに、特別枠の補助対象事業の条件緩和を図ること。
⑵ 各種イベント再開の支援
・スポーツを含む各種イベントの再開に向けては、主催団体などに感染防止対策に十分配慮した開催への積極的な働きかけを行うとともに、公共施設などの利用料金の減免を図ること。
⑶ ふるさと納税制度を活用した地域経済活性化
・ふるさと納税の返礼品に地域特産品を活用する期間限定の取組を行うこと。
⑷ 外国人就労者等への支援
・外国人就労者及び留学生などの支援のため、ワンストップ相談窓口の体制を整備すること。

2 医療福祉

⑴ PCR検査体制の強化
・PCR検査センターの早期設置に向け、関係機関への働きかけなどの取組を強化すること。
・検査対象者の拡大(医療・介護施設等従事者)に向け努力すること。
⑵ 新型コロナウイルスとの共存を前提とした医療・福祉の確立
・病院、介護施設等における家族との面会の手法について、市として情報収集や研究をし、関係機関に助言を行うこと。また、オンラインでの面会の導入などに助成を行うこと。
・感染症対策が原因で介護保険サービスが利用できず、利用者の出費が増える場合などについて支援を行うこと。
・高齢者のデイサービス事業所が介護報酬を上乗せできるとした特例措置を撤回し、事業所の減収分を公費での補填とすることを国に要請すること。
・新型コロナウイルス感染拡大時における医療・福祉従事者の宿泊場所を早期に県と協議し、備えること。
⑶ 病児保育施設への支援
・利用者減少による経営の悪化に対する支援を行うこと。

3 教育

⑴ 学びの支援と感染拡大防止に向けた環境整備
・これまでの教訓を踏まえ、第二波に備えて、全ての学校現場のニーズを把握し、学校保健特別対策事業費補助金に的確に反映させること。
・新型コロナウイルス感染症対策により、通常とは異なる状況での生活を強いられ心理的ストレスを受けている子どもたちや、その子どもたちを取り巻く学校の教職員、家庭に対し、カウンセラーの増員等により十分なケアを行うこと。さらに、夏休み短縮によるカリキュラムの変更や子どもの体調管理等、教職員の負担が増えることが予想されるため、教育補助員の増員等必要な措置をとること。
・臨時休校や感染防止により、様々な行事や活動ができなくなっている。今後の開催に向けて、開催時における感染防止のための体温計配備等の環境整備を行うなど、積極的な支援を行うこと。
・感染拡大により、学習塾や習い事などが休業となった。新しい生活様式や、今後の第二波感染拡大を見据え、リモート指導を実施できるようにするための事業者の環境整備を支援すること。
⑵ 大学生等への支援の拡充
・学業継続支援給付金について、現在は本人が奨学金を受給していることが対象要件となっている。しかし、親が学資ローンを組んでいたり、本人がアルバイトをするなど、経済的に困窮している学生は多いため、対象要件の緩和や支援の拡充を行うこと。
 なお、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するなど財源確保に努めながら、これらの取組を迅速に進めることを求める。

 会議が終わってからは母が世話になる介護施設を訪問し、地元事務所でデスクワークもしました。夕方、仕事が一段落して、外に出たとき、空がいくぶん明るくなっているのに気づきました。熊本、鹿児島、岐阜など各地で大被害を出した雨はもうかんべんしてほしいです。

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 きょうは木曜日、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達のほか、地元老人会もあります。

2020年07月16日

日本共産党創立98周年記念講演会


 おはようございます。大雨警報が出ていたので、雨が心配だったのですが、朝には降り止み、ホッとしています。外は曇り空、これからどうなるか、要注意です。

 昨日は吉川区、柿崎区で2時間ほど動き、あとは事務所でデスクワークをしました。一昨日から読み始めた「近現代史からの警告」などの影響で、上越地方の近代史、特に保健衛生分野でどうだったかがとても気になります。地方史研究をされている2人の方と電話で話をしました。いくつかヒントをいただきましたので、調査というか資料探しというか、こういった面でも頑張りたいと思います。下の写真は霧の中の風景です。遠くの山がかすんでいます。

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 昨日は日本共産党が創立されて98年の記念日でした。オンラインで志位委員長の記念講演を聴きました。これまでの記念講演も聴いてきましたが、今回の講演は日本共産党の歴史のなかでも特別重みのあるものだったと思います。コロナ危機を克服して、どういう日本を作っていくのか。命を守るケアに手厚い社会を、人間らしく働ける労働ルールを、などの7つの提案、新しい感染症の多発と地球環境破壊など惹きつけられる話が次々と展開されました。今回の講演は今後の政治に大きな影響を与えると確信しています。日本共産党のホームページでも録画を見ることができます。上の下線のついたところをクリックしてご覧ください。

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 きょうは全員協議会等の会議がいくつもあります。安塚、大島へはきょうは行けないかも知れません。


2020年07月17日

教育相談意見交換会、議会全員協議会など重要会議


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、活動レポートの修正作業などデスクワークをこれまでやりました。けっこう時間がかかり、ブログの発信は大幅に遅れました。外は曇り空です。今朝の新聞で新潟市の坂東克彦弁護士が亡くなったことを知りました。先生は私が初めて出会った弁護士さんであり、学生時代から何度もお世話になってきた方です。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 昨日の午前、教育プラザでは、市議会文教経済常任委員会と教育委員会で教育相談に携わっている人たちとの意見交換会が行われました。私は、いじめ・不登校などの問題にどう向き合っているか。問題解決のための支援体制は十分か。新型コロナウイルス感染症問題が浮上したなかでどんな変化が出てきているか。そんな問題意識を持って傍聴してきました。

 最初に教育相談部の人たちから当市で取り組んでいる事業について説明がありました。現在取り組まれている事業は、①学校訪問カウンセラーによる「学校訪問相談」、②電話による相談、「子どもホットライン」、③面接による相談、「来所相談」、④不登校児童生徒への支援活動、⑤カウンセリング研修、⑥JAST(じょうえつあんしんサポートチーム)、の6つです。これまで私は、これらの事業に直接取り組んでおられるスタッフの方の話を聴いたことがありませんでした。じつに多様な取組を、丁寧に行っているおられることを知りました。また、昨年10月の文科省通知(不登校児童生徒への支援のあり方について)が出て、支援の視点が大きく変わろうとしている(「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要があること。また,児童生徒によっては,不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること)ことが明らかにされました。

 意見交換の中で議会側からは、「昨年10月の文科省通知が出されてから、どういう変化が出ているか」「適応指導教室に通えない子どもたちにどう対応しているのか」「本当に困っている子どもは声を上がられないでいるのではないか。電話などはハードルが高い」などの質問・意見が出ました。教育相談スタッフの皆さんからは、「文科省通知による変化はまだ見られない。通知の趣旨を周知していく必要がある」「適応指導教室に通っている子どもは中学生が中心で、あまり多くない。保護者が送迎できないことがネックになっている。家庭によっては適応指導教室だけでなく、その子にふさわしい選択もしている」「不登校は中学校の方が多い。その他の問題は小学校が多い。小学校の時からカウンセリングを体験してもらった方がいい」「ひやかし、からかいが多いが、いじめとそうでないことの境目がわからない子どもがいる」「(県では)メールなどにも取り組んでいる。近くだと相談しにくいからと、県の窓口に行くケースもある」などいった回答がされていました。

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 注目していた新型コロナの影響です。「休業明け、家での虐待が増えている」「子どもがネットを自由に使えるなかで、ネット依存、ゲーム依存の子どもがあり、学校になじんでいかないケースもある」などといった問題の指摘がある一方で、積極面もあることが明らかにされました。何よりも、「子どもたちは学校を必要としていることが(改めて)わかった」とのことです。そして、「学校にゆっくり慣れていくことができた子どもがいる」「オンライン授業ができることも広く伝わった」ことなども確認できたといいます。また、「分散登校のときには学校に通えたが、通常の登校になった時、再び不登校になった」事例もあるということでした。

 意見交換を聴いてのことですが、新型コロナを経験して学校は変わっていく予感がしました。もっとゆっくりと、学べる学校へ、もっと少人数で学べる授業に、子どもがどんな困難を抱えていようとも、それに寄り添う学校へ。私もいつか先生方とじっくり意見交換させていただきたいなと思いました。


 午後からは、佐渡汽船㈱の小木直江津航路の就航船舶の変更方針に関して、上越市議会全員協議会、文教経済常任委員協議会が開催されました。現在の高速カーフェリー「あかね」導入については、2013年の9月議会などで真剣な議論が重ねられてきたこともあって、今回の佐渡汽船㈱が「あかね」を売却してジェットフォイルにするという方針には議員から疑問と怒りの声が続出しました。

 全員協議会では、「今回の件は非常に不愉快だ。裏切られた思いだ。揺れの問題が大きいというが、導入の議論がされている時に行政側はどこまで把握されていたのか」「寝耳に水だ。物流ができなくなる。(直江津港から佐渡へは)お客が車で行けない。こんなバカげた重要港湾であっていいのか」などの怒りの声があがりました。

 文教経済常任委員協議会でも、「(委員会で議論された時には)中型高速カーフェリー導入による航路の収支改善見込みも出され、収支が改善されるという説明もあってそれが賛成につながった。乗り心地、揺れの問題についても波高5㍍状況下でも安全に就航が可能であることなどお客が楽しい船旅をできると佐渡汽船㈱は説明してきた。あのときに私たちへの説明は何だったのか」などといった発言が続きました。

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 野澤副市長は、「我々も怒っている」とのべるとともに、これまでの検証と今後の方針決定についてきびしくのぞむ姿勢を示しました。市議会では今後、佐渡汽船㈱の幹部を参考人として呼び、議論していくことになると思います。

 市役所での会議が終わってから、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達で動きました。大島区では、いつもの家で玄関先の生け花を鑑賞しました。今回はヤマユリ、コオニユリ、アジサイなどが入りました。ピンク、しろ、橙、薄紫などの色がバランスよく、とてもきれいでした。そして、安塚区ではめずらしい夕焼け風景を写真に収めることができました。山裾に広がる霧に夕日が当たったのです。

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 きょうはこれから胃カメラを飲むことになっています。そして夕方の18時30分からは市民プラザにて日本共産党議員団主催の議会報告会です。皆さんのご参加をお願いします。

2020年07月21日

今度こそ、イルカ死亡の原因の徹底究明を


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 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。寝不足が続いていて、頭がぼーっとしています。上の写真は今朝、吉川区竹直と柿崎区上直海の境にある農道から撮ったものです。

 昨日は午前が党議員団会議でした。先週の金曜日に行った議会報告会で出された新型コロナ、避難所対策、斎場問題、公共交通のあり方、高齢者外出支援など意見や要望を整理、それらへの対応をどうするか話し合いました。新型コロナの問題では国に対する要求を急ぐべきだとして、きょうの議会運営委員会で話を出すことにしました。

 午後からは市議会文教経済常任委員協議会でした。市の水族館において、一昨年の7月から本年の7月までの間にバンドウイルカ、シロイルカが4頭亡くなった問題で、市はこの委員協議会の場で報告し、委員などの質問に答えました。

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 委員や番外議員からは、「死亡原因は明らかにされているが、そこに至る要因は何か」「いままでと同じような調査では同じことになるのではないか」「原因究明の前提として、過失の問題はクリアしているのか、また、外的要因の可能性については終わっているか」「飼育従事者からの意見、気になっていることの聴取はされているか」「昨年3月、総務委員会の総意で、原因の徹底究明、パフォーマンスの実施は慎重にと求めたが、どう対応されたか」「(昨年5月に専門家2人が行った)前回の調査では、飼育がどうであったかの検証が行われなかったというのは初めて聞いた。驚いた」などの声が次々とあがりました。

 市教育委員会の総務課長、教育部長などが、「死亡に至る要因は現在、はっきりしたことはわからない。設備、水質、飼育などそれぞれ学術的な専門家の皆さんから、10月、11月を目途に、現場にとらわれない検証をしていただく」「過失、外的要因を含めて調査していただきたいと思っている」「(議会の所管が総務から文教経済常任委員会に変更されたなかで)文教経済常任委員会に対する(前回調査の)結果報告と公表はやっておらす、今回になった」などと答えていました。

 昨日の会議では、専門家を入れた検証委員会ですべての面から検証することが明らかにされましたが、「ショーとしてのパフォーマンスはやめるべきではないか」などの厳しい意見も出ていました。まずは4頭のイルカの死亡原因を徹底究明すべきですが、その結果によっては、水族館のあり方についても抜本的な見直しが必要となるかも知れません。

 先日、廣田勝彦さんよりこのブログにコメントをいただきました。ありがとうございました。現在、このブログには不具合が起きていまして、コメントをいただいても掲載も返信もできなくなっていますので、ここで書きますが、私も坂東克彦弁護士の記事は赤旗紙では見ておりません。よろしくお願いします。

 きょうは午前も午後も会議、勉強会、打ち合わせが続きます。


2020年07月22日

CAP・じょうえつの皆さんから学ぶ


 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。もっとも布団に入ったのは4時です。正確に言うと、昨夜の9時過ぎから12時近くまで仮眠をとり、その後、デスクワークをし、家に戻ったのは3時40分頃だったということです。外は曇り空です。

 昨日は午前が議員懇談会、議員勉強会でした。CAP・じょうえつの皆さんから来てもらい、様々な暴力から子どもが自分自身を守るためにどうしたらいいかを学びました。暴力とは人の心と体を傷つけること、人権を侵害することを言います。子どもが暴力にあいやすい3つの要因(①子どもは社会的な力を持たされていない、②子どもは暴力についての正しい知識を与えられていない、③子どもは孤立させられている)など、子どもが生きていく上で必要なこと、子どもへの暴力についての基礎知識などを学ぶことができました。いじめや暴力のことで相談を受けることが増えてきていますので、とても勉強になりました。

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 午後からは党議員団会議でした。29日の臨時議会提出議案の検討です。新型コロナ対策がどう強化されたか、どこが不十分かなど話し合い、総括質疑の質疑項目を整理しました。私たちの議員団から登壇するのは平良木議員です。

 会議後、生活相談の対応をし、家には6時ごろに帰りました。

 きょうは、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。大島区には午後入ります。

2020年07月30日

新型コロナ対策で臨時議会


 おはようございます。今朝は時間があまりありません。昨夜は8時45分に帰宅し、夕食後、横になり、ひと眠りしてから3時過ぎまで原稿書きをしていました。いま、ようやく活動レポートの印刷を終えたところです。外は、おっ、明るくなってきました。きょうは、お日様の姿を見ることができるかも知れません。

 昨日は臨時議会でした。14億円余を追加した一般会計補正予算など3議案が議題です。いずれも新型コロナ関連対策費が計上されていただけに、総括質疑も委員会審査も活発でした。総括質疑では杉田、平良木、宮越の3議員が登壇しました。質疑や審査では売上が昨年比20~50パーセント減少した事業者への独自支援、病児・病事後保育を維持するための委託料の増額などがとりあげられ、深められました。議案はすべて全会一致で可決されました。

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 私が今回、一番気になったのは議会や行政がそれぞれ頑張って取組をしているのに、双方が意見交換し、力を合わせる点が弱いことです。行政へ新型コロナ対策が2度提言しましたが、提言への回答は予算審議の中でわかるということではいけないと思うのです。これは行政だけの責任ではありません。市議会の活動の在り方もこの点、振り返ってみる必要があると思うのです。こうしたことが改善されると、よりよい対策が出てくるのではないでしょうか。

 さて時間です。きょうは文教経済常任委員会の所管事務調査があります。そのほかにも、活動レポートのポスト下ろしなど通常の活動をしなければなりません。

2020年07月31日

GIGAスクール構想で文経委が調査、佐渡汽船問題も

 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、活動レポートの修正作業をしました。一面は見出し及び太字の部分を変更しました。「春よ来い」は8か所も修正しました。一晩寝ると、文章はこうも変わるものか、今朝もその思いを新たにしました。外は曇り、肌寒い天気となっています。

 昨日は午前が文教経済常任委員会の所管事務調査でした。

 ひとつは3月議会に補正予算で出てきたGIGAスクール構想の取組についてです。この構想は、平成5年度までに、校内における高速大容量の通信ネットワークを整備するとともに児童生徒1人1台の情報端末を整備し、「多様な子どもたちを誰ひとり取り残すことなく、子どもたち1人ひとりにもっとも適した(個別最適化というのだそうです)学びを実現」しようというものです。

 昨日は、まず市教委から校内通信ネットワーク整備事業の取組の経過や児童生徒が使用する情報端末整備事業の取組と今後の方針について報告がありました。校内通信ネットワーク整備については、地域経済対策として①高田地区、②直江津地区、春日地区、名立地区、など4つの区域に分けて分割発注したことなどが報告されました。情報端末については、教育用端末選定委員会で協議した結果、国が推奨する3つのOS候補の中からApple社の「iPadOS」を選定したこと、「家庭への常時持ち帰りは行わない」などの取扱方針、児童生徒、教員全体で2503台購入すること、その概算事業費などが報告されました。

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 委員からは、「適応指導教室へももっと光を当ててほしいという声がある。どうなっているか」「情報端末の取扱方針、将来的な活用方針についてはどう考えるか」「学習情報支援員は4人ということだが各校への配置はできないのか」などの質問が出ました。市教委側は、「ズームによる学校と不登校生徒が交流できるよう試験的にやっている。効果を確かめながらルール作りも考えていきたい」「地区を分けて入札を行い、すでに業者は決まっている。事業費のなかでおさまる見込みだ」「端末を使うことによってより良い授業にすることが目的だ。授業によっては端末を使わない方がいいこともある」「各校に1人配置は様々な要因で難しい。教員のスキルアップ等で対応していきたい」などと答えていました。

 GIGAスクール構想については、「教育現場でのICT環境の整備自体は重要だが、個々の子どもに合った学習をキチンと保障することも大切。『個別最適化』で効率よく学ぶだけでは学ぶ過程が平板になり、深みが出ない」「公教育への企業の参入をいっそう進め、集団的な学びがおろそかにされ、教育の画一化につながる恐れがある」などといった声もあります。昨日の答弁では、「端末を使わない方がいいこともある」という良識も示されましたが、今後の活用については慎重に進めてほしいものです。

 昨日の文教経済常任委員会ではもうひとつ重要なことがありました。佐渡汽船(株)の経営改善に伴う小木直江津航路の就航船舶の変更について調査するため、8月6日の午後、佐渡汽船(株)会長など幹部を参考人として招致することを決めたのです。去る16日に行われた市議会全員協議会、文教経済常任委員協議会では、佐渡汽船(株)の役員会が現在就航している「あかね」の売却方針を打ち出したことに批判の声が続出していました。「あかね」導入への経過を含め、これまで5年間の状況についてしっかり検証していかなければなりません。

 午後からは安塚、大島方面へと車を進めました。活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版ののポスト下ろし、配達です。このルートを走り楽しみなのは、野の花です。昨日もキツリフネ、オオウバユリ、ウド、ボタンヅル等の花を確認できました。下の写真はキツリフネとウドの花です。

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 大島区ではいつもの家で生け花を撮影しました。オオウバユリが真ん中に入り、その脇にはヤブカンゾウの姿も。野の花と園芸種を組み合わせ、見事な美しさを産み出しています。

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 夕方、帰ってからは早めに仕事をやめ、横になりました。とにかく疲れを早く取りたかったのです。

 きょうは午後から県道新井柿崎線の現地調査があります。その前に少しでも「しんぶん赤旗」日曜版を配達したいと思っています。

2020年08月01日

県道新井柿崎線の現地調査、振興局への要請

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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、活動レポートの修正、印刷をしました。それだけで1時間半近くかかりました。そして母を施設に送りだし、ようやくブログ書きです。空には青空も出ていますが、だんだん曇ってきました。大雨警報が出ています。ご注意ください。

 昨日は午前に活動レポートの印刷作業、新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。大島の新聞屋さんへも行きましたので、けっこう時間がかかりました。でも、やるべきことをなんとかやりきりました。

 午後はまず、新井柿崎線整備促進議員連盟による現地調査でした。板倉区から吉川区のゆったりの郷まで、歩道、防雪柵などの整備が要望されているところをマイクロバスでまわり、歩いて現地の状況を確認してきました。今回は1か所をのぞき、地元の皆さんからの直接の説明はなく、その代わり、関係する地域の議員、総合事務所長が説明しました。新型コロナの対策もあり、バスの中はいままでになく静かな方でした。

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 現地調査後、上越地域振興局を訪れ、道路改良、防雪柵設置、交差点改良、歩道設置などの要請書を手渡し、意見交換しました。

 吉田地域整備部長は、県道新井柿崎線について、「地域整備部として最優先で整備すべき路線だ」と述べました。計画調整課長は、三和区沖柳の歩道整備について、「今年度は調査費がついた。来年度は設計に入りたい」とし、桑曽根川橋については、「今年度の秋に点検し、それを踏まえて改良か歩道単独橋にするか考える」と述べました。道路課長は、三和区下中の道路改良に関して、「地図困難がある。解決に向けて土地改良と調整しながら取り組んでいきたい」と答えていました。維持管理課長は、「防雪柵の設置要望は5か所ある。今年度は150メートル整備するが、引き続き努力していく。板倉区の側溝設置は県庁に要望をあげている」と述べていました。

 吉田地域整備部長は、話の中で、春日新田小学校3年生が作成した道路についての俳句集を紹介、「道路には 名前があるよ すごいよね」などを引用しながら、「道路への思いを共有しながら整備していきたい」と語りました。ハード面だけでなく、こうしたソフト面での取組の重要性の指摘にハッとしました。

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 きょうは、これから新聞屋さんへ活動レポートの折り込み以依頼、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。


2020年08月07日

新型コロナ特別委、第3次提言書まとめる

 おはようございます。今朝は活動レポートの印刷で時間がかかりました。これから母の通院付き添いもありますので、書けるところまで書き、夜に手直しします。外は雨です。

 上越市議会新型コロナウイルス調査対策特別委員会は昨日、第3次提言書をまとめました。きょうの午後、議長から市長に手渡される予定です。以下は提言の内容です。

 新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書

 当委員会では、新型コロナウイルス感染症への対策を適時的確に行う必要があることから、5月18日及び7月8日に提言書を取りまとめたところである。
 その後も、第二波とも言える全国的な感染拡大が見られ、市民や事業者からは依然として切実な声が寄せられている。
 ついては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が大きい「経済」「医療福祉」の二つの観点から、下記のとおり提言する。

       記

1 経済

⑴ 感染リスクの高い業種における自主検査に対する公的補助制度の導入 ・感染リスクの高い業種(医療、福祉、保育)、県外移動業種(物流、運送)、県外客対応業種(観光、コンビニ、交通など)が従業員の安心安全のために自主検査を希望する場合、その検査費用に対し公的補助を行うこと。
⑵ 飲食業等サービス業の活性化に向けた支援
・市内飲食業者等サービス業の活性化を図るため、感染防止対策を徹底している店舗等に対して、「(仮称)上越市感染防止徹底宣言ステッカー」を発行すること。
⑶ 小規模建設事業者への支援 ・小規模建設事業者への支援として、令和2年度後期にも住宅リフォーム促進事業を実施すること。
⑷ 新たな働き方改革に伴う地方創生への取組
・テレワークの導入が加速している中、新たな地方移住等の需要に対応するため、「(仮称)Go To カントリー」運動を展開し、当市がテレワークに適地であることを首都圏等に対して積極的にPRするとともに、空き家等を活用したサテライトオフィスの整備に取り組む事業者を支援すること。

2 医療福祉

⑴ 障害者に係る感染症対策
・障害者が感染した場合の対応について、本人及び家族などの不安を解消するため、家族会等の関係団体へ事前に周知すること(指定の医療機関がどこになるのか、家族が感染した場合で家族による支援が不可能な場合、ショートステイを利用するとあるがどの施設になるのか、精神科医療機関において精神疾患を有する入院患者が感染した場合の対応として、事前の連携医療機関の確保・調整等がどの程度進んでいるかなど)。
・緊急時に障害者の特性や緊急連絡先など、必要な情報を医療機関等に伝えるための手段について、障害者、家族、相談支援員に指導や助言を行うこと。
⑵ 介護施設等における感染症対策
・介護施設等においては現状でも介護職員がぎりぎりで対応しており、感染時に不安であることから、施設利用者や職員が感染した場合のマニュアルやフローチャートの作成について必要な指導や助言を行うこと。

 7月から、上越市内において新型コロナウイルス感染者の数が急増している。これからお盆に入り、県境を越えて人の往来がますます活発化すると考えられることから、防災行政無線、安全メール、SNS等あらゆる手段を活用して、市民や来訪者に対し感染拡大防止のための行動をとるよう、注意喚起を行うことを求める。

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 昨日の午後、市議会文教経済常任委員会は佐渡汽船㈱の尾崎弘明社長ら幹部を参考人として呼び、小木―直江津航路の船舶変更方針について質疑を行いました。参考人として委員会に出席したのは、イラストの右から尾崎弘明社長、渡辺幸計経営企画部長、服部賢一経営企画課長の3人。小川健会長は欠席でした。

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 挨拶兼説明の中で、尾崎社長は、「上越市、佐渡市、新潟県から多額のご支援をいただいて、建造していただいた船舶を関係者の皆さんのご期待に応えられず、6年目にして手放さなければならなくなったことについてはたいへん申し訳なく、お詫びを申し上げる」と陳謝しました。私としては挨拶の冒頭ではなく、「小木直江津航路の収支改善」の説明のなかで陳謝する姿勢に違和感をいだきました。

 尾崎社長、渡辺経営企画部長の説明後、委員からは「あかね」導入に至る経過、今後の方向性などについて多数の質問が出されました。そのなかからいくつか紹介したいと思います。

(委員)全体的に見て、様々な部分での見込みと違った部分があったことを感じる。何でこの乗客の見込みだったという部分がある。「あかね」導入時の数を維持できるということだったが、どうしてこういう見解になったのか。
(尾崎社長)当初の見込みとしては、運行時間の短縮、それから2往復の運航体制になること、双胴船という高速カーフェリーが国内では就航しておらず新鮮味があること、平成27年は北陸新幹線開業の年ということで、相乗的効果が期待できるということで、輸送人員20万人と運行時間が短くなることから車の輸送が増えるとみて、車自体も3万6500台を達成できるとみていたが、結果的にこういう数字になってしまったということは、新造船の効果として見ていたことがずっと継続していくという判断は甘かった。甘く見ていたと言われても否めない。
(委員)議員の中には何故3胴船から双胴船になったのか疑問の声もある。カタマラン導入のときに「揺れ」を想定できたのではないか。
(尾崎社長)当初は佐渡汽船としてもトリマラン、3胴船が揺れないとか船酔いしないとかで注目していた。ただ高速カーフェリーの選定の段階で、各造船会社からプレゼンを受けたときに、港内にうねりがあるときに安定性に欠けるというところが出てきた。また、メンテナンス体制も予め設定されていないような状況もあった。揺れの違いというのは当然認識していたが、揺れについては、カタマランは船の体勢を立て直す力が強く、飛行機のようなカタカタと揺れる揺れ方と認識していた。揺れ自体は、竣工してから船酔いされるお客さんが出てくる状況になるところまでは想定することはできなかった。最終的には(カタマランの)安定性の方を選んだ。
(委員)大きな赤字の原因として修繕費の増加があった。台数増加によって修繕費が増加したというが、予測できたことではないか。
(尾崎社長)提案のあった造船会社から出てきた数字と(佐渡汽船の)既存船のかかっていた修繕費がある程度一致していたことから、その数字を採用した。結果としては3倍以上の修繕費となった。当時の就航船の実績値をつかめなかったというなかでシュミレーションしたので、その点は見極め自体が良くなかったと言われても仕方ない。

 昨夜は帰宅が遅くなり、まとめきれませんでした。インターネット中継録画もよく聞き取れないところがあり、文字起こしに時間がかかります。


2020年08月12日

議長の会派離脱をめぐって議論


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 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。夜中に雨が降ったんですね。いくぶん涼しくなった感じがします。朝からミンミンやツクツクボウシが鳴いています。上の写真は昨日の米山さんです。猛烈に暑い一日でしたね。

 昨日は、午前中に母の介護の関係書類を施設に届けるなどいくつもの私用で動きました。毎年のことですが、お盆前はやるべきことがたくさんあって忙しいです。

 上越市議会の第2回議会基本条例検証委員会が昨日の午後、開催されました。この中で「議長の責務」(議会を代表して中立公正な職務遂行に努める、ほか)について活発な議論が行われました。現在、飯塚議長は、議長に選出された後も会派「輝」に所属していますが、この点について、いくつもの会派代表委員から疑問や批判の声があがり、議論になりました。

 議論の基礎となる検証シートに書きこまれた内容を見ると、「今後も中立公正な職務遂行を担保するため、議長は会派に属さないことを明文化することを提案する」(会派「みらい」)、「議長は会派に属さず中立公正な立場を確保すべき」(会派「創風」)、「さらに中立性を高めるには議長の会派離脱も望ましいのではないか」(「公明党」)、「議長が会派に残るのは中立公正とは言えない」(会派「市民クラブ」)などとなっています。日本共産党議員団は、言うまでもなく、議長は会派離脱すべきという立場です。

 昨日の検証委員会では、最終的に、条文はそのままとしましたが、議長の会派離脱についての議論は各派代表者会議で行われる見込みです。たぶん、その場で、飯塚議長は会派離脱を表明することになるでしょう。

 検証委員会は3時間半にも及びました。夕方、家に戻ってから、尾神岳のふもとのスカイトピア遊ランドの風呂に入ってきました。そのとき、お風呂は「独占」状態でした。風呂のなかからも夕日や夕焼けを撮りました。下の写真は廊下で撮ったものです。

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 きょうはお墓参りの準備、「しんぶん赤旗」の集金などで動きます。

2020年08月21日

議員勉強会、市民のみなさんとの意見交換会などに参加

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 おはようございます。今朝はムシムシしますね。机に向かっていても汗がじわりと出てきます。写真は近くで撮った朝の風景です。もやっとした天気ですが、それだけに朝日もぼんやり。面白い景色になりました。

 昨日は猛烈に忙しかったです。午前は8時過ぎに事務所を出て、ひたすら「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートの配達とポスト下ろしでした。昼食は午後1時近くになりました。途中、お腹が空き、大島区の板山不動尊駐車場脇でトマトを冷やして食べました。

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 大島区では、いつもの家で花の写真も撮らせてもらいました。奥の方の緑っぽい花が何かと気になったのですが、タラノキの花でした。こんなふうに活けるんですね。

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 午後2時からは議員勉強会でした。一般財団法人新潟経済社会リサーチセンターの小林雄介上席主管研究員から「上越市が抱える2025年問題」と題して講演していただきました。団塊世代が後期高齢者になるなかで、社会保障費の急増が懸念されていますが、中小企業の廃業の急増も懸念されているという現実、その対策などについて語っていただき、この分野でどうすべきかを考えさせられました。

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 講演後は、議会改革推進会議と女性議員との意見交換会を傍聴させてもらいました。7人の女性議員全員が発言しました。その主なものは、「子どもの初めての運動会への参加など、配慮があってもいいと思う」「授乳室、保育ルームは早急に整備を」「早く“女性だから”とか“男性だから”がなくなるといい」「女性トイレ。手洗い場は車イス対応となっているが、トイレそのものがそうなっていない」「議会は平日だけでなく、土日にも開催したらどうか。そうすれば、傍聴に来れる人もいる」などです。貴重な意見がいくつもあって勉強になりました。

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 夜の7時からは大島区にて市議会主催の市民のみなさんとの意見交換会でした。会には20人ほどの市民のみなさんから参加していただきました。

 参加した市民のみなさんからの主な発言は以下の通りです。

●市の広報は今年度から月1回発行となったが、市民からはどんな要望が出ているか。
●佐渡汽船のあかね問題、社長は揺れや収支見込みなどで判断が甘かったと述べていた。導入前の議会ではどういう議論をしてきたか。
●消火栓のホース格納庫やホースは市の予算で対応してもらえない。市で予算をつけてほしい。
●消防団への負担金は町内会で2000円、地区で1000円になる。市内各地で格差があるのではないか。議論はされているか。格差は解消してもらいたい。
●大山温泉あさひ荘は今年あたり解体するのではという声も出ている。有効利用する道はないのか。
●歩道の近くで法面に針金が出て、石が落ちてくるところがある。地域協議会などで要望しているが、解決しない。どうしたらいいか。

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 昨晩の会では、9月議会での質問テーマになるようなことがいくつも提起されました。しっかり整理して質問に役立てたいと思います。昨夜の会は9時頃までかかりました。

 きょうは活動レポートを印刷した後、新聞屋さんへの持ち込み、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達などで動きます。

2020年08月24日

朝市宣伝、地元の祭り、意見交換会


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 おはようございます。今朝は寝苦しかったですね。起床してから下町周りで事務所に来ました。昨日の稲刈り後の風景を撮りたかったからです。写真は平和橋の近くです。

 昨日はまず直江津の三八市へ。日曜日だったわりには人出はいまいちでした。お店の人以外で話ができたのは市役所の職員さん夫婦と直江津の親戚の親子くらいだったでしょうか。宣伝活動を終え、無印良品の移動販売車のそばに行くと、古い文庫が100円で売られていました。いつかこれはという本と出合えるでしょう。

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 市宣伝から地元へ直行。昨日は地元町内会の秋まつりでした。とはいっても、新型コロナ禍のなかですから、新型ウィルスの早期終息を願って祝詞をあげてもらっただけ、直会はありませんでした。よそでは中止になったところもあったようです。

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 昨日は朝から五百万石の稲刈りをしている農家を2軒、見かけました。いずれも吉川区下町地内です。きょうはもっとコンバインが出るものと思われます。

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 午後からは大潟コミュニティプラザで市議会主催の意見交換会が行われました。参加者は地元大潟区や柿崎区、吉川区などからの約30人。先日の牧区、大島区もそうでしたが、集まる人が多くなってきた感じがします。

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 昨日の私の役割は受付とマイクの消毒係。受付と会場を行ったり来たりしていたこともあって、メモはまったくとれませんでした。そういったなかで、「市の防災対策の姿勢をどう評価するか」「水族館・うみがたりのイルカ導入にあたって、ストレスの影響など議論してこなかったのか」「新型コロナ対策後、消費税増税がされるのでは」「総合事務所の宿日直体制の変更でどうなったか議論を」「請願採決で反対討論しないで反対するのはおかしくないですか」などいくつものやりとりが印象に残りました。

 本日で上越市議会の今回の意見交換会は終わります。明日には議会運営委員会があり、いよいよ決算議会に入ります。

 昨日は夕陽の風景に惹かれました。また、積乱雲がすごかったです、発達していて……。

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 きょうは午前に党議員団会議、午後からは人間ドッグです。

2020年08月26日

9月議会に向けた会議がいくつも

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 おはようございます。今朝は少しひんやりしましたね。いまは暑いですが。5時半過ぎに起床し、田んぼの様子などを見ながら事務所に。五百万石はかなり刈り取りが進みましたね。上の写真は下町で見た日の出風景です。下はカントリーエレベーターとその周辺の田んぼです。

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 昨日は午前9時から各派代表者会議でした。議長の会派所属問題や新特別委員会人事、長野市議会との交流会などが議題でした。一番もめたのは人口減少対策特別委員会の正副委員長人事でした。これまでは常任委員会も特別委員会も設置は同じときでしたので、各会派の要望などに基づき、一定のバランスも配慮して決めてきたのですが、今回の特別委員会については、通常時と少し違っています。私や市民クラブの代表は「予定されている委員の中で人選してもらった方がいい」と主張しましたが、会議の場で正副委員長候補の固有名詞をあげるところもあって、最終的には会派持ち帰りとなりました。会議は予定の時間になっても終わらず、議会運営委員会後再開することになりました。異例の展開となりました。

 議会運営委員会では、9月議会の会期の正式決定のほか、新型コロナ禍のもとでの議案の採決方法、委員会における傍聴の傍聴などが協議されたとのことでした。

 午後からは党議員団会議でした。予め配信された提案理由の要旨を読み合わせ、総括質疑についてどんな内容で行うかを話し合いました。新型コロナ対策で補正予算にいくつも盛り込まれるという状況ではなかったので、一般質問はともかく、総括質疑は新型コロナ以外のところに集中しそうです。

 夕方まで委員会資料などを拾い読みし、地元に戻りました。夕日があまりにもきれいで、柿崎区の百木まで足を伸ばし、何枚か撮影してきました。夜はひと眠りしてから原稿書きをと思っていたのですが、ひと眠りしてもパソコンに向かう元気は出てきませんでした。どうも疲れやすいですね。

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 きょうは、これから市役所に向かいます。午後からは議員団会議です。

2020年08月28日

佐渡汽船㈱の小木直江津航路就航船変更問題で調査


 おはようございます。今朝は6時前に起床し、デスクワークをしています。中心は活動レポートの修正作業でした。「3蜜」などの誤字の修正、見出しの追加、「春よ来い」の文章修正などで1時間以上もかかりました。外はきょうも猛暑模様です。

 昨日は午前に「しんぶん赤旗」及び活動レポートのポスト下ろしと配達でした。猛烈に暑く、麦茶を時どき飲んで動きました。ここまで暑くなるとタオルは欠かせませんね。

 市議会文教経済常任委員会(上野公悦委員長)は昨日の午後、佐渡汽船㈱の小木直江津航路の就航船舶の変更について所管事務調査を行いました。

 最初に市は、「あかね」選定の経緯と判断、導入後の実績などを振り返るとともに、上越市の検証や今後の対応について報告しました。このなかで市は、「あかね」導入の経緯、判断については、乗り心地、経費の調査や確認、県と関係市との協議がないなかでカタマラン(双胴船)の決定をしたことなどをあげながら、「納期を優先した佐渡汽船㈱の調査及び確認の不足に基づく見込みの甘さが今回の事態に至った原因と判断される」としました。また、今後の対応については、「航路の維持に向け、引き続き、サービス基準の改定に同意する場合の条件も含めて、新潟県及び佐渡市と連携して佐渡汽船㈱への対応及び同社の経営改善について協議する」というレベルにとどまりました。

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 市の説明後、委員からは「今後の対応で具体的なことを言わないのは佐渡市のことを考えてなのか」「上越市として訴えていくことは何か。どういう目的を持って終着点に行くのか」などの質問が出ました。これに対して市の小田産業観光交流部長や野澤副市長は、「佐渡市での議論の方向性に影響を与える可能性がある」「事務方の協議が詰まっていないので、市の考えは控えさせていただく」「大事なことは上越市としての最終のジャッジだ」などと答えました。

 最後に質問した上野委員長は、「検証結果には非常に不満を持っている。なぜこうなったかだけではないと思う。(今後については)上越市としての基本的な方向性を持っているはずだ。その基本を示してもらわないと意見のいいようがない」とのべ、検証結果にも今後の市の姿勢にも不満を表明しました。これに対して小田部長は、「私どものスタンスを話すと佐渡市の議論に水を差す」とのべ、野澤副市長は「今の段階で事務方レベルの方向性を示すのは得策ではない。議会には決定前に話す。佐渡航路の原則的なベスト論はしっかり主張していく」と答えました。

 番外で質問した宮越議員は、「検証結果を聞くとなめられている感じがする。問題ばかりだ。(今後の対応については)いまの行政側の考えを言うと云々と言うが、全く逆だ。まず(行政の)皆さんがキチンとしたスタンスを示すべきだ。議会としても、こうあるべきだという意見をまとめるべきではないか」と発言していました。

 傍聴していて心配になったのは、事務方で詰めの作業をやって、今後の方針を議会側に示すということでしたが、そのタイミングです。事実上、佐渡市、新潟県、佐渡汽船㈱と協議してほぼまとまった最終局面でということなると議会は何のためにあるかということになります。交渉過程を含めて最大限の情報共有を図り、節目節目の大事な段階で議会の意見を聴いてほしいものです。

 会議後、三和、安塚、大島と動きました。活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。暑かったのですが、夕方時の雲や田んぼの風景等がきれいでした。

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 いつもの家ではススキやオトコエシがいっぱいの生け花を鑑賞させてもらいました。今回のSNSにアップして、いくつものコメントをいただきました。すっかり秋の生け花になってきましたね。

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 すべて配達が終わっての帰り道、大島区細越を通りました。先日、現場確認した歩道わきの斜面はきれいに草が刈られ、針金などが撤去されたようです。行政の素早い対応に感謝です。

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 きょうは、これから朝市宣伝です。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。

2020年09月01日

人口減少対策特別委員会人事などで議論、飯塚議長は会派離脱


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 おはようございます。今朝はいくぶん涼しくなった感じがしました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきたのですが、汗もかかず、終了させることができました。上の写真は配達の途中、吉川区小苗代地内で撮ったものです。

 昨日は午前9時から各派代表者会議でした。議題の中心は9月議会で設置予定の人口減少対策特別委員会の正副委員長人事でした。委員長には武藤正信前議長を推す声がすべての会派から出て、これはすんなり決まりました。もめたのは副委員長でした。市民クラブ、公明党、日本共産党議員団が宮越馨議員を推し、他の会派は宮川大樹議員を推す展開となり、休憩を挟んでの議論となりましたが、最終的には議長提案で宮川議員となりました。ただ、会議で確認されたように、最終的な決定は委員会設置後の委員会で、委員の協議により決まります。どうあれ、いったん決まったら、委員会の民主的な運営に努めていただきたいと思います。

 各派代表者会議では、正副議長の会派離脱に関するルールについて協議することになっていましたが、飯塚義隆議長は9月27日付けで会派離脱の届を出していることを明らかにしました。これまで議会基本条例検証委員会などで疑問や批判の声があがっていましたが、どういう理由をつけようとも、それらの声を無視できなったということです。

 会議が終わってからは党議員団会議でした。各派代表者会議中から協議してもらったのですが、一般質問のテーマの割り振りをしました。これから割り当てられたテーマで資料の準備を市、通告を出すということになります。私は農業問題と原子力災害対策がメインとなります。

 にいがた自治体研究所からブックレットの新刊が出ました。コロナ禍のなかで人間が人間らしく生きていくためには、地域で何をしていったらいいか。どういう活動が求められているか。全国を駆け回り、精力的に講演、執筆をしている京都大学名誉教授の岡田知弘さんをはじめ3人の研究者が書いてくださいました。昨日の午後、直江津の事務所にて見てきましたが、地域で頑張る力をもらえるいい本に仕上っています。1冊、税込みで700円です。ご注文は、私(ファックス番号は025‐548‐3628)、または、にいがた自治体研究所(ファックス番号は、025−240–8646)までお願いします。※なお、この本の表紙写真の撮影地は吉川区小苗代で、撮影者は私です。

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 きょうは午前に会議がひとつあります。午後からは9月議会の準備です。

2020年09月02日

会議、議会準備などで一日中地元で活動

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 おはようございます。今朝は6時に起床して、デスクワークをしています。昨日から作成している活動レポートの原稿の検討、総括質疑の資料探しなどであっという間に時間が過ぎて行きます。写真は近くの田んぼ風景です。稲刈りの進展に伴い、少しずつ変化していきます。

 昨日は午前が会議でした。11時過ぎまで参加し、議会報告などをさせてもらいました。その後は、郵便局の用事などを済ませました。昨日のブログで紹介したにいがた自治体研究所の新刊の注文、発送などで私の手元から10冊離れて行きました。まだ、十分在庫はありますので、ご希望の方は早めにお知らせください。

 午後からはひたすら原稿書きでした。活動レポートの作成→議会の総括質疑の準備とつなげていく予定でしたが、思った以上に活動レポートの作成に手間取り、質疑の準備は夕方からとなりました。昔から、私はずっと机に向かっているのは苦手です。途中、何度も散歩に出て気分転換しました。下の写真はその散歩のときに見たシラヤマギクです。

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 夕方、テレビのニュースを見ていたら、吉川区をはじめ、市内での鳥獣被害対策が報じられていました。私が日頃見ている風景や知っている町内会長さんも出てきましたので、食い入るように見ました。改めて鳥獣被害の大きさ、ひどさを意識しました。

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 きょうから市議会は9月議会です。市長の提案理由の説明、総括質疑などが行われます。私は総括質疑の4番目です。きょうの最後になるか、明日の1番手になるか、私の前に予定している人たちの質疑時間によって決まります。


2020年09月03日

9月議会、始まる


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所でデスクワーク、印刷作業と大忙しです。印刷が終わったら7時半、ブログはほとんど書く時間がありません。上の写真は今朝の田んぼ風景です。

 昨日から9月議会が始まりました。市長の提案理由の説明後、杉田、池田、近藤3議員が総括質疑を行いました。昨日の動きの中で、人口減少対策特別委員会が設置されましたが、午後からの本会議を前に正副委員長人事をしたところ、副委員長人事で、レポートで判断してほしいという宮越議員が提起、従来通りのルールで決めようという人たちと議論になりました。結果は、初の無記名投票で宮川議員が5人の賛成を得て当選しました。委員長は武藤正信議員です。今後の動きに注目です。

 きょうは総括質疑の続きです。その前に市宣伝、活動レポートなどのポスト下ろしもあります。さて、頑張ろう。

2020年09月05日

委員会審査始まる


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 おはようございます。今朝は雨があがって、少しムッとはしますが、まずまずの朝となりました。写真は米山さんから尾神岳にかけての日の出前の風景です。昨日の雨で稲はべったりしてしまいました。

 昨日から委員会審査が始まりました。トップバッターは農政建設常任委員会です。午前の審査では鳥獣被害対策で質問が相次ぎました。近藤銀の質問を聞き、私の総括質疑が少しは役立ったかなと思いました。被害が拡大していく中で、対策の強化は待ったなしですね。私も番外で発言、電気柵の補助決定後、新たに要望が出る緊急事態にしっかり対応するよう求めました。電気柵の貸付などもあるということですが、基本は予算がなくて対応できない、といった事態にならない仕組みが必要ですね。武藤前議長も番外で質問、「昨年度は少雪だったこともあって、イノシシがいままでになく増えている。小さなものは電気柵の下をくぐりぬけて被害を出していて、関係農家では自費対応をしているところもある」として、対策の強化を求めました。

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 午後も審査が続きました。都市整備部関係の審査では、市道の草刈りや河川管理などについて質問が出ていました。

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 夕方、浦川原、安塚を回って吉川に戻りました。浦川原では山本ぶどう園にも寄ってきました。雨で出来はいま一つだということでしたが、味はとても良かったです。活動レポートのポスト下ろし、新聞屋さんへの持ち込みは昨日で終了しました。下の写真は吉川区の長峰から柿崎区の直海浜を通った時に撮影した風景です。

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 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、午後から吉川中学校体育祭の応援です。

2020年09月08日

一般質問通告者は27人に


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 おはようございます。今朝は、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。寝坊したため、スタートは5時半過ぎ、終わったのは6時半を軽くまわっていました。時間がかかったのは景色が良かったからです。上の写真は吉川区竹直から見た頸城三山です。

 昨日は一般質問通告締切日。通告を出す前に目を通しておきたいと思った本は、昨日の朝、クロネコヤマトの柿崎センターに到着しているはずだったので、8時過ぎにセンターに行って、もらってきました。本は『国連家族農業10年』(かもがわ出版)、サブタイトルは「コロナで深まる食と農の危機を乗り越える」です。質問と関連するポイント部分を読んでから通告書を議会事務局に提出しました。

 私はが質問で取り上げるのは、農業問題と原子力発電所についてです。

 農業問題では、①新型コロナウィルス感染症が明らかにした日本の農業政策の問題点をどう認識しているか。② (本年3月に)改定された「食料・農業・農村基本計画」をどう見るか。③ これからの上越市農業を発展させるためにどうするか、の3点です。新型コロナの問題が浮上したなかで、市農業をどうしたらいいのか、市長と議論したいと思っています。

 原子力発電所についても出発点は農業問題と同じ、新型コロナの問題があり、これからも新たな感染症が出てくる可能性があるなかで、原子力災害が発生したときにどうするか、を中心に質問します。

 昨日は午後から通告した内容についての担当課のヒアリングが行われました。ざっくばらんに話し合うなかで質問内容を精査し、深めることができました。ただ、本番は相手が市長や関係部長ですので、実際の展開はなかなか思い通り行かないことがあります。

 昨日の午後5時に通告は締め切られましたが、通告者は何と27人でした。議員定数が32人となってからは一番多いと思います。私は24番目ですので、登壇するのは24日の予定となります。下の写真は市役所から出て、駐車場に行くときに見た風景です。空が赤くなっていたようです。もう少し、早く外に出れば、いい写真になったかもしれません。

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 きょうは文教経済常任委員会です。委員会室で傍聴するか、控室でインターネット中継を見るか、どちらかにしたいと思っています。


2020年09月09日

文教経済常任委員会審査1日目

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 おはようございます。今朝は5時半に起床しました。夜は猛暑時よりも低い気温となったため、よく眠れました。もっともまだ眠り足りませんが。外は晴れ、きょうも稲刈り日和です。

 昨日から文教経済常任委員会が始まりました。一日目は教育委員会関連の議案審査です。中身はボリュームがあるので、ちょっとずつ質問しただけでも時間がかかります。午前は1時間だけ、委員会室にて傍聴し、その後はインターネット中継で見ました。下のイラストは午前の部のときのものです。

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 お昼は久しぶりに石橋の「あひる」へ行きました。店主のRさんからは「おばあちゃん、元気かね」と言われたので、スマホにある最近の母の画像を見ていただくと、「まあ、かわんなんね」。Sさんは母の数十年前の姿しか見ておられないはずですが、嬉しい言葉でした。お店では、食事後、西山英夫さんの切り絵作品を鑑賞しました。

 午後からのインターネット中継は地元事務所で見ました。どの委員会審査でもあることですが、委員の質問や答弁で初めて知ることがあります。昨日は、①直江津の学びの交流館で無印良品と連携して本の読み聞かせや古本の活用などをやっていること、②歴史博物館の屋上での多目的利用として、春は観桜会、夏はハス、秋は土塁周辺の木々の紅葉を楽しむことが考えられていること、③春日山城でのイノシシ被害対策として、イノシシのきらいな臭いの散布を行っていることなどを知りました。昨年度の決算審査が中心だったこともあるのか、細かい質問が多かったですね。下の画像は吉川区片田の昨日の田んぼの風景、インターネット中継時の委員会風景イラストです。

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 昨日も夕焼けが素敵でした。地元事務所付近やわが家の近くで何枚も写真を撮りました。

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 きょうは午前が文教経済常任委員会の傍聴、午後は原稿書きの予定です。

2020年09月10日

文教経済常任委員会審査2日目


 おはようございます。今朝は寝坊してしまいました。いま、大忙しです。活動レポートの作成、印刷が間に合うかどうか。

 昨日は文教経済常任委員会でした。2日目です。午前の審査では朝市についての質問に注目しました。高齢化が進み、出店者の平均年齢は70歳で、後継者がいないところが80%だといいます。まさに危機ですね。ただ、まったく希望がないわけではありません。常時出店が減り続けているものの、キッチンカーの出店が増え、「新たな動きとして期待している」(担当課長)状況も生まれてきています。

 雪室や空き店舗についての質問にも注目しました。昨年度は少雪で雪確保が心配でした。例年通りとはいかなかったが、最低限の雪は確保できたとのことです。空き店舗は、シャッターが下りているとか表面的なことだけでなく、実際の利用状況を調査したところ、現在、高田で28店舗、直江津で24店舗にもなっていることが明らかにされました。

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 午後からは請願審査が行われました。三条市議会では、すべての会派で紹介議員となり、「学力の確保と新型コロナ対策を考え、20人程度の少人数学級実現を」の請願が全会一致で採択される見通しということですが、上越市議会の文教経済常任委員会では、「クラス内での感染はなく、クラスターは少ないとと聞いている」「少人数ではコミュニケーションがとりにくい」「6月に採択した請願に教員増や教室増も入っている。それで包含されているのではないか」「教員を増やすことで、教員の質が下がるのでは」などといったことを理由にしてすべての委員(委員長は採決には参加できません)が採択に反対しました。本会議では賛成者も出ますが、委員会でのこの結果にはがっかりしました。イラストは請願提出者の新婦人上越支部の渡辺寿子さんです。

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 きょうからは厚生常任委員会です。午後3時頃まで傍聴したいと思っています。

2020年09月11日

厚生常任委員会審査1日目


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの印刷作業をしているのですが、印刷機が大不調、昨夜、片面だけ印刷した紙が湿気を持ってしまったようです。これで、朝の予定は狂ってしまいました。外は晴れ、雨も上がり、すがすがしい朝になっています。

 昨日は午前から午後2時頃まで厚生常任委員会審査を傍聴しました。民生委員の状況、要援護世帯除雪費助成事業、上越市版包括ケアシステムと各種相談事業、農福連携事業などで活発な質問が展開されていました。

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 このうち、要援護世帯除雪費助成事業については、昨年度、助成限度額の見直しの必要性の検討をすることになっていましたが、記録的な少雪だったこともあって、データが得られなかったとのことです。今年度、再び、全市域で調査することになります。

 上越市の要援護世帯除雪費助成事業では、高齢者世帯や障害者世帯などで一定の条件を満たす要援護世帯が対象で、家屋の屋根、玄関前、その他、日常生活に欠くことのできない場所の除雪に要する費用の一部を助成します。ひと冬での1世帯当たりの上限額は、積雪深が2㍍を超える多雪区域で6万5600円、その他の区域で4万1000円となっています。

 昨日の審査では、「降る量がかわらないところで線引きをしているところがある」として、「多雪区域」と「その他の区域」の線引きの見直しを求める声も出ました。

 夕方、大島区に行ってきました。雨が降りそうな中で稲刈りが行われていましたが、途中で大降りとなり、みなさん、ずぶぬれになったようです。この雨もじきに上がりましたが、いったん降ればもうだめです。倒伏したコシヒカリの穂から芽が出始めた中で、たいへんですね。

 下の写真はいつもの家の玄関前の生け花とオシロイバナです。生け花の方はシュウメイギク、ケイトウ、ハーブ、そして今週もツルウメモドキが入りました。ツルウメモドキは先週と色が違います。全体のイメージも変わりました。オシロイバナは久しぶりに見かけました。雨にぬれて、色つやが良くなっていました。

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 大島からは川谷経由で吉川区に入りました。雨上がりの時間帯でしたので、あちこちに霧が立ち、美しい景色をつくりだしていました。下の写真は、いずれも尾神岳にねらいを定めて撮ったものです。

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 きょうは厚生常任委員会の2日目です。議会基本条例検証委員会もあります。

2020年09月12日

保育園の運営巡り活発な議論

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 おはようございます。今朝はすずしくなりました。昨夜の雨が冷やしてくれたのかも知れません。写真は今朝の米山さんです。

 昨日は市役所に行く前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達を1時間ほどしました。その時間帯、空にはうろこ雲などが広がりました。青空のなかでしたので、とてもきれいでした。何枚も写真を撮りました。下の写真は小苗代池の付近で撮ったものです。

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 午前10時からは厚生常任委員会審査でした。11時半頃まで傍聴しました。注目したのは保育園の保育士不足、トイレ問題です。

 公立保育園運営の審査の中で牧田委員は、「4月1日でも余裕を持って保育士を確保すべき。そうすれば途中入園にも対応できる。(非常勤ではなく)正規職員にすれば集まるはずだ」と追及。小山保育課長は、「我々としては、できるだけ採用し、余っている状況ではない。人手不足が深刻だ」と答えました。大山健康子育て部長も、「きびしい状況が続いている。職員確保については保育士の育成を含め継続的に取り組み、適正な保育をしていきたい」とのべました。

 続いて牧田委員は、保育園のトイレについてとり上げ、「男女一緒のところがある。いつ頃までに解消されるか」と質問しました。小山課長は、男女一緒のところは15園ある。来年度から計画的に取り組んでいく」と答えました。先日、市職労が保育課幹部と話し合ったときにも、市側は改善の意思を表明していましたが、男女一緒は労働安全衛生法違反ですので、速やかに対応してほしいですね。

 平良木委員は、公立保育園と私立保育園の賃金格差をとり上げ、実態を明らかにさせました。数値は後で加筆します。同委員は、「根本的には国の保育単価が低いことがある。国にしっかり働きかけることが必要だ。市としても処遇改善のために思い切った手当てをすべきだ」と訴えました。

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 午後からは総務常任委員会審査の質問準備でした。厚生常任委員会は午後5時半ころまでかかりました。そして、午後6時からは議会基本条例検証員会でした。1時間以上かかりましたね。疲れました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。午後からはガス水道労組の大会に参加し、来賓挨拶します。

2020年09月15日

オンブズパーソン制度は継続へ


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 おはようございます。今朝は体調が良くありません。昨日の委員会の疲れと夏の疲れが一緒に出たような感じで、体全体がだるく、頭もぼーっとしています。要注意です。上の写真は、今朝の「しんぶん赤旗」配達時に撮ったものです。

 昨日から私の所属する総務常任委員会審査が始まっています。昨日は財務部、総務管理部関係の議案の審査をしました。所管事務調査に関する委員協議会もあり、終わったのは午後7時少し前でした。

 財務部関係では庁舎管理をめぐる問題をとりあげました。ガス水道庁舎新築に伴って来年度実施する庁舎再編、各課配置計画について、新型コロナ対策など感染症対策を考慮したものにすべき、議会などの意見をよく聞くよう求めました。

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 総務管理部関係ではまず、人事・給与管理費で質問しました。職員の出退勤の確認、超過勤務実態を正確につかむ重要性、新型コロナを経験しての新しい働き方などについてとり上げました。

 ついで広報事業です。高齢者や障がい者など誰もが支障なくホームページを見れるようにという立場で、上越市ウェブアクセシビリティ方針をわかりやすく解説したものをホームページでもアップすべきだということ、この方針にもとずくチェックのやり方と結果の説明などを求めました。

 情報システム事業では、上越市が行政のデジタル化の関する基本的な方針、計画を持たない状況なかで次々とRPA導入などをすすめていることに懸念を表明、速やかに計画を立てるべきだと訴えました。総務管理部長はすでに計画づくりに向けて動き始めたと答えました。

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 オンブズパーソン費については、昨年の事務事業評価でオンブズパーソン制度を廃止するとしていましたが、決算資料の中で制度継続を明らかにしました。私からは、存続は前から訴えてきたことで賛成だが、もっと早くこの「変更」を議会にも示すべきだと訴えました。

 イラストは傍聴席からではなく、事務局撮影の写真を見て描きました。

 きょうも総務常任委員会審査です。無理をせず審査にのぞみたいと思います。

2020年09月16日

総務委2日目の審査は企画政策部関係のみ


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。昨夜は毛布を2枚かけて寝たのですが、朝方はそれでも寒かったですね。真夏日が続いて何日も経たないうちにこのような気温の低下、体もびっくりするのは当然です。

 昨日は総務常任委員会審査の2日目。一応2日間で審査を終える日程にしてあるのですが、新人議員を中心に質問が多く出て、きょうの予備日を使うことになりました。私の方は、諏訪区の「移住促進につながる集落の教科書作成」など域学連携事業について、高田の雁木整備事業の課題と問題点、歴史資源建造物の活用、第2次公共交通計画とバス路線廃止区域の住民の足の確保の方向性、昨年度の文化振興企画の評価と今後の振興策などについて質問を行いました。

 結局、昨日は企画政策部関係の議案審査だけで終わりました。朝の段階で、いまひとつだった体調はおかげ様で午後には回復しました。ただ、夕食を食べてからはすぐ横になり、パソコンに向かうことはやめました。

 きょうは防災危機管理部、自治・市民環境部関係の議案審査です。これから市役所に向かいます。

2020年09月17日

広島平和記念式典中学生派遣などで激論

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 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床しました。寝たのは午前2時過ぎですから、布団に入っていたのは3時間ほどになります。ただ、昨夜は食後、1時間ほど長座布団の上で仮眠をとっています。外は朝焼けでした。

 昨日は総務常任委員会審査の3日目でした。防災危機管理部と自治・市民環境部の議案が審査の対象です。

 防災危機管理部関係では、「安全・安心まちづくり推進事業」の中の「高齢者通話録音装置貸与事業」をとり上げました。昨日も市内で特殊詐欺被害が発生したようですが、貸与実績、モニター調査、今後の取り組み強化について質問しました。モニター調査期間には29世帯に貸し出したそうですが、通年では45世帯だったとのことです。私からはこの事業をもっと活用してもらえるようPRに努めるよう要請しました。

 「交通安全指導費」の中の運転免許証自主返納支援制度、消火栓の老朽化ホース支援については市民要望としてとり上げました。運転免許証自主返納支援制度については復活を求めたのですが、防災危機管理部長は自主返納と支援制度とはアンケート調査等で無関係だと重ねて主張、こうした高齢者の移動手段確保に向けて幅広く支援を考えて行くことが必要だと答えました。消火栓については、法律上の設置管理者と実際の運営について確認したほか、消防団OBなどが初期消火に活用できるようにホースなどの支援をすべきだと訴えたのですが、危険だから消防署員や消防団員などプロ以外は使うべきでないと受け付けませんでした。

 「非常備消防費」では、「消防団による効率的な消防行事や訓練の見直し」の現状と今後についてただしました。また、昨年の県消防大会などを例に挙げて、開催時期を猛暑の時期から動かすことなどを訴えました。ゆっくりではありますが、できるところから一つひとつ改革が進みつつあると思いました。今後もとり上げていきたいと思います。

 自治・市民環境部の審査で注目したのは、広島平和記念式典への中学生派遣についてです。私は昨年度から派遣する生徒数を24人から8人に減らしたことについて、総括質疑に続いて追及、「戦争体験の共有がどうだったかだけでなく、派遣者を減らしたこと自体がよかったかどうか総括すべきだ。総括にあたって一番大事なのは主人公である中学生たちがどう思っているかだ」として派遣された中学生だけでなく、派遣された中学生のいない中学校の生徒たちなどからしっかりと声を聴くよう訴えました。私の質問に続いて宮越議員が、「あそこは行かなきゃ分からない」「核廃絶をしなければならないことを子どものときから肌で感じてほしいと始めたものだ。非核平和友好都市宣言に逆行する話じゃないか」と怒りの声をあげました。今後の市の動きに注目です。

 時間になりました。きょうは本会議です。これから市役所に向かいます。

2020年09月18日

一般質問始まる

 おはようございます。今朝はお寺の鐘の音で目が覚めました。普段は聞こえないのですが、今朝は風の流れに乗って私の寝室にまで届きました。いいもんですね。外は霧雨です。ちょっぴり寒さを感じます。

 昨日から議会は一般質問に入りました。今回の通告者数は27人、私の記憶では、議員定数が32となってから最多だ思います。昨日は7人が登壇し、市長や教育長などとやりとりしました。

 トップバッターは宮崎朋子議員。初めての一般質問でしたが、コロナ禍における経営者への雇用支援など、自らの調査に基づいて丁寧な質問を展開しました。何よりも堂々としていたのにはびっくりでした。2番手は小山ようこ議員。ちょっと早口ながら、自らの体験を質問に盛り込み、これまた堂々たる質問でした。内容的にも通級教室や特別支援学級のことなどで一歩踏み込んだ質問となっていました。男性陣も負けてはいません。江口修一議員がこれまで見たことのないカメラを持ち込み(議長の許可を得て)、ICT化による今後の行政改革について質問を展開しました。前日まで、委員長として3日間の総務常任委員会を仕切り、くたびれ果てていたであろう滝沢一成議員はウィズコロナ時代の教育やアスベスト対策などで質問を繰り広げていました。全国に先駆け、民間の建物の取り壊し時のアスベスト撤去に助成をの訴えは大賛成です。

 昨日は一般質問が終わってから活動レポートのポスト下ろしをしました。安塚まで行って、7時近くになりましたので、それでやめました。

 夜は活動レポートの修正作業と印刷をと思っていたのですが、パソコンに向かったところで、平良木議員から牧区の金井旅館が燃えているという情報が入り、急きょ、牧に向かいました。すでに鎮火していましたが、支配人さんは煙を吸って入院と聞きました。ただ、軽いと聞きましたので安心しました。お連れ合いはわが家の近所出身です。

 きょうはこれから朝市宣伝をし、その後、市役所に向かいます。

2020年09月19日

一般質問2日目、上野議員も登壇


 おはようございます。今朝は雨が降り、涼しいというよりも少し寒いと思いました。いまは事務所でパソコンに向かっていますが、部屋に入った時の暖かさが気持ち良く感じられます。

 昨日はまず、三八市で宣伝行動をし、その後、市役所に向かいました。市は小雨が降っていたこともあって、お客さんはパラパラでした。「きょうは人が来ませんね」と言った言葉もお店の人から出ていました。

 さて、一般質問は2日目に入りました。丸山議員から始まって6人が登壇し、企業誘致、公の施設の再配置、成人式、コロナ禍での支援などについて質問を繰り広げました。

 日本共産党議員団からの質問のトップで登壇したのは上野議員です。同議員は、コロナ禍における支援、小木直江津航路におけるカーフェリー就航の存続、イノシシ被害をとり上げました。

 このなかで、PCR検査については、陽性患者が出た場合に、濃厚接触者など周辺関係者を丁寧に検査する、という答弁に、上野議員は、「予防の観点で積極的にPCR検査や抗原検査などを行うべきだ」と訴えました。上野議員が読み上げた、ダブルワークをして必死に生きているシングルマザーからのメールには胸が痛みました。今の窮状を切々と訴えていたからです。上野議員は「コロナ禍は一番弱いところに来ている」とのべ、支援を訴えていましたが、すぐにでも対策を強化してほしいものです。

 イノシシ被害対策では大型の写真パネルを何枚も使って被害の実態や紹介しました。使用した写真は、上野議員の地元頸城区のものも1枚ありましたが、そのほかは吉川区河沢の江村町内会長さん撮影の写真です。やはり、被害実態は写真に勝るものはないですね。訴える力が違います。上野議員は鳥獣被害対策実施隊の増員などを求めていました。

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 議会が終わってから、活動レポートを大島区内の新聞屋さんに届けてきました。家に帰ったのは午後7時過ぎとなりました。

 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、母を理容所に連れていく付き添いなど、やるべきことが目白押しです。

2020年09月24日

活動レポート作成と質問準備が重なって


 おはようございます。今朝は6時に起床し、デスクワークをしています。外は曇り空、パッとしません。

 昨日は連休明けで、9月議会3日目でした。高橋議員からはじまって栗田議員まで7人が登壇し、新型コロナ対策、庁舎再編などで質問を繰り広げました。

 終わったのは5時過ぎ。帰りは空が気になりました。ものすごいうろこ雲が広がっていたからです。

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 夕食後は活動レポートの作成と質問準備で最高に忙しくなりました。質問当日と活動レポート作成、印刷が重なるとどうなるか。よくわかりました。次回からはこうならないようにします。

 さて、時間です。活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達をしながら市役所に向かいます。

2020年09月25日

印刷機が大不調


 おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正と印刷作業を行ったのですが、印刷機が大不調で予定はすべてくるいました。すでに579万枚を印刷している機械ですが、これにはまいりました。外は小雨が降っています。

 昨日は一般質問の最終日、高山議員をトップバッターに7人が登壇しました。私は3番手、新型コロナとの関連で農業政策の在り方、原子力災害発生時の避難計画などについてとり上げました。農業政策については、国の農産物輸入、自給率軽視の農政を批判するとともに、上越市の食料・農業・農村基本条例を基に展開する施策について、もっと家族農業を重視することなどを求めました。詳しくは次号の活動レポートに書きたいと思います。下は質問時の写真とイラストです。

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 昨日の会議が終わったのは午後6時過ぎでした。一昨日から、活動レポート作成と質問準備で頭がもうろうとしていましたので、夜はパソコンに向かうことなく、横になりました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。午前に大島区に向かいます。

2020年09月29日

9月議会終わる

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 おはようございます。今朝は5時前に目を覚ましたのですが、「もうひと眠り」と思ったのが間違いでした。その後、1時間半近くもまた寝てしまったのです。きょうは、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。配達の途中、みそ汁の香りが漂ってくるところがありました。いいもんですね。

 昨日は9月議会最終日でした。委員会付託となった案件の委員長報告、討論、採決などが行われました。

 日本共産党議員団を代表して討論に立ったのは平良木議員です。同議員は、市長が提案した32議案のうち、6議案に反対した理由をのべました。

 このうち、昨年度の一般会計歳入歳出決算の認定では、「妊産婦医療費の完全無料化、移住・就業支援金制度の創設などいくつか評価できる点があるが、いくつもの重大な問題点を持っている」として、①行政改革の名の下に、中学生の広島平和記念式典への派遣人数を3分の1に減らしたこと、②市民の懸念をよそに公立保育園の民営化を進めていること、③市民合意がないなかで、上越体操場ジムリーナ建設を強行したことなどを批判しました。

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 採決では日本共産党議員団が6議案だけ反対、他の議案に賛成しました。他の会派、無所属議員は全議案に賛成でした。

 請願関係でも平良木議員が登壇、討論を行いました。同議員は、新婦人の皆さんが提出した「新型コロナウイルス感染症対策の強化、少人数学級の実現と教員の抜本的増員を求める意見書の提出に関する請願」について、賛成討論を行いました。同議員は「(新型コロナ感染症)を防止するために、そして、子どもたちの学びを保障するためには、児童・生徒間の十分な距離を保ったうえで教育活動を継続するため、早急に少人数学級を実現することが求められている」とのべた上で、一時行われた分散登校を経験した現場の先生方の「すべての子どもをていねいに見てあげられるようになった」「1時間の授業で全員に声をかけられる」「少人数学級は、マスク越しでも子どもの声が聞こえ、表情を感じられることが分かった」「不登校気味の子が分散登校には来ていた。その子その子に合わせた学校になっていたことが背中を押した」などの声を紹介しました。また、「財源はあるのか」など委員会審査などで出された疑問も解明しました。

 採決の結果、日本共産党議員団と市民クラブの5議員が採択に賛成したものの、他の議員は反対しました。反対討論は今回もありませんでした。委員会で反対理由をのべたから省略したのかも知れませんが、本会議でもきちんと討論すべきだと思います。

 本会議が終わってから、議会だよりの原稿書きなどのデスクワークを行い、母が入所している施設に行ってきました。母は前日の夜から体調を崩しているということで、お医者さんにも連れていってもらっていました。施設では、社長さんから母の様子を聞いてきました。熱は平熱に下がり、食事もとっているとのことです。ただ、足の腫れがひかないということでした。

 夜は会議があり、家に帰ったのは9時半近くになっていました。

 きょうはデスクワークをした後、妻と共に柏崎へ行ってきます。午後からの人口減少対策特別委員会の様子はインターネット録画を見ることにします。

2020年10月01日

サクラの狂い咲き


 おはようございます。今朝は5時半から事務所でデスクワークをしています。活動レポートは書きあげたものの、不満の残るものになっています。また、修正することになるでしょう。外は雨です。

 昨日は午前10時から議会基本条例検証委員会でした。会議の中では、委員会での委員間討議と提言づくり、市長などの反問権行使のあり方などをめぐって活発な議論が行われました。イラストでは密になっていますが、委員間は一定の距離がとられています。

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 午後からは日本共産党上越地区委員会で少し仕事をし、その後、地元で活動しました。いま、市内各地でサクラなどの狂い咲きが話題となっていますが、吉川区大乗寺の公民館前のサクラの木も花を咲かせていました。

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 夕方、早めに夕食をとり、ひたすら原稿書きをしました。

 きょうは8時半頃、スタートし、「しんぶん赤旗」日曜版と活動レポートのポスト下ろし、配達をする予定です。大島区にはお昼頃、入ります。

2020年10月13日

上越地域消防局の視察、党議員団会議


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。天気予報は雨だったのですが、ぱらぱらで助かりました。いまは曇りとなっています。昨日のブログで、ツクツクボウシなどセミの鳴き声が聞こえなくなったと書いたのですが、午前9時ごろ、私の地元事務所付近でツクツクボウシの鳴き声を確認しました。それも複数でした。

 昨日は午前10時から市議会総務常任委員会と災害対策特別委員会の合同視察でした。対象は今春新しくなった上越地域消防局です。

 新築された建物の見学の前に、伊藤局長から、上越地域消防事務組合の消防、救急、救助の活動の概要を説明していただきました。火災や救助の件数が減ってきていることなどを改めて報告してもらい、活動の重要性を認識できました。その後、庁舎各階の仮眠室、会議室、指令統制課室などを見学しました。火災現場への出動をより早くできるようにと採用されている「直近選別出動」がどんな風に運用されているかなどとても参考になりました。建物の見学が終了してからは、訓練棟前広場に移動し、火災発生を想定した出動、消火活動、救出訓練などを見せていただきました。

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 午後からは党議員団会議でした。各議員が各種委員会の活動報告をした後、19日開催予定の新型コロナ対策特別委員会にむけて、現状を出し合い、今後の活動方向について協議しました。市民要望を具体的につかむために業者団体との懇談会も計画することにしました。

 高田城址公園のトイレの視察に出かけてきました。市議会厚生常任委員会と市内福祉団体とで7日に行われた意見交換会で、障がい者団体の方から、「高田公園内のトイレを使うとき、戸が閉まらないところがある」という声がありました。昨日の日本共産党議員団会議で、そのことが取り上げられ、会議終了後、平良木議員と共に現地調査をしてきました。

 同公園内には6か所の公衆トイレがありますが、指摘されたトイレは、「桜花苑」という名のトイレでした。ここは車椅子で入ると、確かに戸は閉めることができません。このトイレ入り口には、多目的トイレの案内表示もありますが、我慢ギリギリの状態で来る人もあるのではないでしょうか。他のトイレに行ってください、と言われてもね。同公園に多目的トイレは、図書館の近くなど3か所ありますが、地域的に偏りがあり、「桜花苑」付近などで新設の必要がありますね。

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 昨日の調査では、閉まっていた三重櫓近くのトイレ以外の5か所をすべて調査しました。段差がある、手すりが設置されていないなど改善すべきことがいくつかありました。今後、議会で取り上げ、改善を求めていきます。

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 きょうは会議がありません。取材、デスクワークなどで動きたいと思っています。また最近、眠りが極めて浅くなって、昼間でもとろとろすることがあり、無呼吸症候群の診断、治療のできる医療機関へ行きたいと思っています。

2020年10月20日

久しぶりに新型コロナ特別委員会


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 おはようございます。昨夜は雨が降ったんですね。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのですが、寝坊しました。そのお陰で、上の写真のような風景に出合いました。寒くなってきていることがわかる風景です。

 昨日は午前に市役所に行きました。あちこちで話題となっていたのは吉川区国田の横田秀夫さんが吉川区町田で発見した前方後円墳についてです。新潟大学名誉教授の橋本博文さんも「頸北にも一大勢力があったことを裏付ける画期的な発見」とのべるほどの大発見です。私は先日、町田のMさんから話を聞いてはいたのですが、今度、現地を訪れてみたいものです。

 新型コロナウィルス対策の議論の舞台は9月議会から再び特別委員会に移りました。昨日は、今後の新型コロナウィルス対策特別委員会の進め方について協議しました。一般質問の整理、関係団体などからのヒアリング、アンケートなどに取り組むとのことですが、医療介護分野を中心に依然として緊張状態が続いています。また、地域産業、労働者を守る緊急の対策も求められています。ピッチをあげて取り組むべきです。

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 午後からは、日本共産党議員団と上越民主商工会の会員さんなどとの懇談でした。消費税増税、新型コロナの現段階での影響、市政などへの要望をお聞きしました。「仲町では閑古鳥が鳴いている。Go To Eatは見切り発車でないか。手続き、もっと簡単に」「大工仕事はぐっつり減った。住宅リフォーム、2回目も申請可能にしてほしい」「かあちゃんと2人の年金で細々やっている。持続化給付金、2回目、3回目がないと野垂れ死にしてしまう。消費税の減税も必要だ」「売上は6割減少している。プレミアム商品券、高田本町商店街では1丁目から7丁目まで参加できるようにしてほしい」などの声を寄せていただきました。議員団では、今後、地域の商工会員さんなどの声も聞く予定です。

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 懇談会が終わってから、高田文化協会が主催の第10回「ぬくもり展」へ行ってきました。かなやの里などの施設入所者の作品と心のキャッチボールをするこの作品展は毎回楽しみにしています。私も大好きなヒマワリを描いたみゆきさんの作品には森田さんが、「みゆきさん、歌ってください。草だって歌う。小石だって祈る。みんな友達 あなたにもみらいがある。ひまわり ひまわり みんな希望です」(抜粋)と応じました。素敵な作品がいっぱいありますよ。「ぬくもり展」は旧第四銀行高田支店1階で22日まで開催中です。会場では高校時代の2人の同期生と久しぶりに再会しました。

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 昨日は夕方、いつもよりも早く帰れました。このところ、夕日、夕焼けがきれいですが、昨日は自宅近くの農道で何枚も写真を撮りました。下の写真はそのうちの1枚です。

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 きょうは午前に床屋さんへ行き、午後から市議会文教経済常任委員会の傍聴、生活相談と続きます。

2020年10月21日

小木直江津航路問題で所管事務調査


 おはようございます。今朝はすばらしい天気になりました。気温が上昇すれば、「ばば殺し」になるかも知れません。

 「小木直江津航路は人も車両も運べるカーフェリーを」という願いはすぐには実現しないことになるかも知れません。昨日、上越市が上越市議会文教経済常任委員会で説明した「上越市の今後の対応(案)」によると、「佐渡汽船㈱は、可能な限り早い時期に小木直江津航路にカーフェリーを導入できるように取り組む」「『あかね』の建造に上越市が支援した補助金の扱いは別途協議する」など5つの条件を文書で確認し、「あかね」の売却に向けた交渉とジェットフォイル導入を容認する考えを示しました。

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 説明後、委員からは、「『可能な限り早い時期に』といった軽い表現ではなく、もう少し具体的な記述にすべきだ」「『ぎんが』だと人員輸送だけになる。運賃も上がると言われている。となると、人はなかなか動かない」「県への要請が弱い。県は大きな株主だし、県の役割は重要だ。県の資金的な援助を含め強く求めていくことが大事だ」などといった発言が相次ぎました。

 市側は、「『可能な限り早い時期に』は、表現としては難しいところ。佐渡汽船は動いているし、今回はこの表現でおさめていただきたい」「県への要請は内容的に検討していく」などとのべました。

 今回の説明を聴いて、上越市の佐渡汽船㈱に対する当初の怒り、強い姿勢はどこへ行ったのかと思いました。条件として掲げた内容も抽象的です。こんなことでいいのでしょうか。そして、新潟県の姿勢も問題です。「県民の生活航路として、人も車両も物資もしっかりと取り組む」という姿勢が見えません。

 きょうはこれから議会基本条例検証委員会です。その後も会議が続きます。

2020年10月22日

会議が2つ、そして議員勉強会も


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、活動レポートの作成をしています。外は曇り空、写真に撮りたくなる景色はありません。

 昨日は赤とんぼがすごかったですね。市役所に向かう途中、車の前を横切る赤とんぼが次々とやってきました。それも、みんなドッキングしていました。写真に撮りたくなりましたが、その時間的余裕はありませんでした。

 午前は議会基本条例検証委員会でした。前回の検証の確認をした後、議会図書室、議員定数などについての検証を進めました。このなかで栗田委員長から、議員定数、議員報酬についての規定はいらないのではないかという問題提起があり、会派に持ち帰って検討し直すことになりました。検証委員会はもう2回は行わなければならない感じです。

 午後からは月例議員懇談会と議員勉強会でした。このうち勉強会では、元全国市議会議長会法制参事の廣瀬和彦さんから「政務活動費適正支出のチェックポイント」と題して講演していただきました。政務活動費については、これまで全国各地で裁判が行われていますが、判例をたくさん引っ張り出しての講演はとても参考になりました。そのなかで気になったのは広報費です。とくにチラシについては、「市政に関係するものであるかどうか」のチェックについて言及されましたが、チラシを読みやすくするために記事と関係のない写真を入れたり、似顔絵を入れたりすることについても按分するなど注意しなければならないとのことでしたが、それだとチラシはつまらないものになりますね。そこら辺はもっと広い解釈があっていいように思いました。

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 今日は、これから各派代表者会議です。その後、活動レポートなどのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。大島区には午後行きます。夕方からは高田で会議です。

2020年10月23日

吉川区上川谷に迷い鳩


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、デスクワークをしています。主に活動レポートの修正作業です。「春よ来い」の「願いかなって」も数か所直しました。

 昨日は午前に各派代表者会議が行われました。中心議題は議会としての来年度予算要求です。新型コロナ対策としての備品の設置、議場におけるモニター設置、議会専用階となっている市役所5階の女子トイレの改修、男女トイレにベビーシート(おむつ交換代)とベビーキープ(固定椅子)の設置費用、議会モニター会議費用、議会傍聴時乳幼児一時預かり事業助成金の創設などについて協議しました。

 注目の一つは、議会傍聴時乳幼児一時預かり事業助成金の創設です。本年6月議会に子連れの女性(母親)が傍聴したのが予算要求の契機になりました。議会傍聴のために乳幼児一時預かり事業(託児サービス)を利用する人にたいして、その利用料を助成するものです。助成対象者は市内在の人で、性別、年齢などに制限はありません。助成金額は3歳未満児の場合は1日あたり700円(1人につき)、3歳以上児にあっては500円です。全会派一致して要求することになりました。

 もうひとつは議場でのモニター設置です。創風と私ども日本共産党議員団が要求したものです。これはよりわかりやすい議論をするための一環で、傍聴者を含め画像を見れるように要求しました。議会事務局でモニターの大きさ、設置個所など具体的な設置内容を詰めて提案していただきましたが、設置することでは合意をしているものの、具体的なところはもう少し詰めることになりました。

 午後からは三和、浦川原、安塚、大島とまわりました。主に活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。大島では、いつもの家で生け花を撮影しました。花に加えてマユミの実のついた枝が入って豪華な感じのものとなっていました。

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 大島から板山経由で吉川区に抜けましたが、上川谷でMさんから声をかけられました。県道わきの田んぼに迷い鳩がいたのです。飛び立つにも元気がなく、すぐ着地してしまいます。このままだと、キツネやテンなどに食べられてしまいそう、どうしたいいかという相談でした。フェイスブックでこのことをアップしたところ、いくつもの情報が寄せられ、足輪の番号さえわかれば、持ち主とも連絡をとれることがわかりました。問題はなかなか保護できないでいるこの鳩をどう保護するかです。市役所の担当課長さんへ先ほど連絡して協力を要請しました。無事保護し、飼い主に戻せるといいのですが。

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 きょうはこれから朝市宣伝、「しんぶん赤旗」配達、母の通院介助です。入所施設に行き、病院への送迎などをします。

2020年10月27日

第2回人口減少対策特別委員会


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 おはようございます。今朝はいい天気になりました。「しんぶん赤旗」を配達しながら、写真撮影をしました。期待した雁行は見られませんでしたが、久しぶりに日の出風景を撮ることができました。また、今朝は冷え込み、霧も発生していました。これもカメラにおさめました。

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 昨日の午前は市議会人口減少対策特別委員会でした。この委員会には日本共産党議員団は入っていませんので、全員で傍聴しました。会議では、委員会の調査、審査のあり方をめぐって意見が交わされました。協議の結果、これまで市議会の特別委員会が3回にわたって市長に提出した提言書について、行政側の対応を中心に検証するほか、市が2月にまとめた「上越市まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」(改訂版)などついても検討し、来年度中に総合的な提言をまとめていくことを確認しました。基本方向はそれで良いとは思いますが、今年は新型コロナの影響で出生数が激減する事態が起きています。こういう時こそ、自治体レベルで妊婦や若い夫婦を支援する政策が求められているのではないでしょうか。特別委員会ではこうした緊急提言にも取り組んでほしいと思います。

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 午後からは、今春、母が入院していた病院へ行って各種証明書をもらう手続きをしてきました。母が入っている保険では1日あたり1500円の入院給付金がもらえるようになっていたのです。その手続きの一環です。証明書が出るまでおよそ2週間かかるということでした。

 夜、会議があり、家に着いたのは午後9時半過ぎでした。車から降りると、素敵な月が見えましたのでパチリとやりました。半月から満月の中間あたりの月です。

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 きょうは、ある人に誘われて、歌声列車に乗ってきます。直江津から妙高高原までの往復ですが、紅葉が見られるかもしれません。楽しみです。

2020年10月31日

議場設置モニターの検討続く


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 おはようございます。今朝はゆっくり休み、7時過ぎに起床しました。外は晴れ、冷え冷えしています。何日も経たないうちに霜が降りそうな感じです。上の写真は近くの田んぼ風景です。

 昨日は午前10時から、議会事務局が議員全員に呼びかけた議場設置のモニター(液晶映像装置)をどうするかの検討会がありました。50インチ、70インチの画面がどれくらいの大きさに見えるか、ホワイトボードを使って、どこにどれくらいの大きさモニターを設置したらいいか検討しました。傍聴席からは、70インチでも画像なら十分見えることがわかりました。ただ、数字が入ったものだと限界がありますね。市の執行部席からも質問席前にモニターがあれば、見えることもわかりました。やはり、現場を見ないとダメですね。ただ、残念だったのは、議会事務局からメールで案内が出ていたにもかかわらず、昨日の現場での検討に参加したのは10人台の前半にとどまったことです。

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 午前11時からは各派代表者会議でした。中心議題は議場設置のモニターをどうするかです。議場での検討をふまえていればすんなり決まると思ったのですが、その前に会派で検討して「もう少し時間をかけて決めよう」というところがあったことなどから、いま一度、会派に持ち帰り結論を出すことになりました。11月6日には最終結論が出ると思いますが、わかりやすい議会、よく見える議会にしていくためにもぜひ実現させたいものです。

 午後からは雨の中、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金でした。強い雨が断続的に降ったので泣かされました。そんな中でも、咲いていたのがリンドウの花、晴れていないので花は開いていませんが、すっとしている姿が素敵でした。暗くなる前、西の空が赤くなりました。荒れた日でも夕焼けは夕焼け、いいもんです。

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 夜は大島区の出張地域協議会でした。大島区地域協議会では、通常の地域協議会の場を地域に移して協議するとともに、その地域住民と意見交換をすることにしていますが、昨夜の対象は大島地区住民で、会場は大島生活改善センターでした。

 地域協議会の会議の中では大島区の主な施設の経営状況について昨年度の決算に基づいて報告があり、「地域住民にもインターネットだけでなく、こうした報告ができないか」などの発言がありました。協議会の「その他」のところや大島地区住民との意見交換会のなかで注目したのは情報伝達です。火災情報が間違って伝えられて混乱が起きたこと、総合事務所がクマ出没情報を流すときによく伝わらなかったことなどが問題になりました。「集落内の柿の木を調べたら14本の柿の木の幹にクマの引っかき傷があった」ことを報告する人もありました。クマ情報は正確に、かつ速やかに伝える必要がありますね。昨夜の会を傍聴していて、市議会総務常任委員会での議論を思い出しました。この4月からはじまった総合事務所の時間外受付体制の見直しがどうであったか、チェックしないといけないと思いました。

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 きょうは、これから大島区の菖蒲へ妻と共に出かけます。その後は高田へ行く予定です。

2020年11月07日

議場用モニター設置は1年先送り


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」の配達をしてきました。もう少しで終わります。外は曇り空、でも寒からず。まずまずということにしましょう。

 昨日は午前が病院でした。3か月に1回行くことになる母の眼科診断です。診察してもらってから、母の目を見ると盛んに目を開け閉めしていましたので、「目、イテェがか」と聞くと「ちったぁ、イテかな」。そして「とちゃ、寿司食ってこさ」とも。終わってから稲荷寿司(3個入り)を売店で買いました。母が食べたのはそのうちの1個だけ。それでも満足したようです。病院では大島区中野出身のTさん、藤尾在住のFさんに会いました。

 午後からは各派代表者会議でした。市役所5階の女性用トイレについては女性議員の声などを集約した結果、当面、現状維持となりました。また、このところ議論になっていた議場での映像装置(モニター)設置については最大会派の「みらい」が1年かけて検討することを主張し、他会派の来年度導入に賛同しませんでした。こういうことは全会一致が原則ですので、仕方ありません。ただ、私の方から提起し、「2022年度予算要求をする。それまでにどんな形がいいか検討する」ことを確認しました。

 終わってから吉川区に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金をしました。天気がよく、米山さんと尾神岳がきれいに赤くなっているのがよくわかりました。そして、夕方は、夕日が隠れたなかで雲の姿が素敵でした。

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 昨夜から市議会主催の議会報告会・意見交換会がスタートしました。9月決算議会の報告は4会場で行われます。昨夜は清里コミュニティプラザが会場、30人前後の市民の皆さんから参加していただきました。

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 清里区は先日、クマ被害が出た地域です。議長、常任委員長などからの報告後、「クマ出没被害は例年より多発している。(先日の)被害者はいまなお入院している。対策を強化してほしい」「中学校は地域自治区を超えた統合を考える時期にきているのではないか」「(産業建設グループを集約したなかで)いまの防災対策でいいのか」などといった声が出ました。

 クマが人里に出てくる背景には山が荒れていることがあります。森林行政などに踏み込んだ意見交換が必要だと思いました。学校統合を進めるべきとの主張がありましたが、複式学級の解消が前面に出ていました。少子化対策との関連を意識した議論があってもよかったですね。

 議会報告会・意見交換会は8日には午後1時半からレインボーセンターで、9日は吉川コミュニティプラザで午後6時半から、11日は三和コミュニティプラザで午後6時半からです。ぜひお出かけください。

 きょうは地元中心に活動します。新聞配達や生活相談など盛りだくさんです。

2020年11月10日

空き家対策で所管事務調査、吉川区でも議会報告会


 おはようございます。昨夜から雨が降り続いています。わが家のすぐ近くを流れる吉川は泥濁りです。水位も高くなりました。今年一番じゃないでしょうか。

 昨日は午前が党議員団会議でした。各常任委員会などの報告、議会報告会・意見交換会についての改革提案づくり、新型コロナの影響で一段と深刻化している少子化問題と緊急提言の検討などを行いました。

 午後からはは市議会農政建設常任委員会の所管事務調査でした。テーマは上越市空き家等対策計画の改定についてです。同計画は平成28年11月に策定されましたが、今年度で計画期間が終了することから、これまでの取組の成果と課題を確認し、改定するとしています。

 現行計画については、市空き家等対策協議会委員などから、空き家化「予防」の視点の欠如、「適正管理」「利活用」「予防」の各視点での広報が必要だなどの指摘を受けました。計画案では、こうした指摘を踏まえ、「予防」の追加、空き家バンクの位置付の拡充、管理不全の空き家などへの行政指導における「面談」の追加などが盛り込まれる予定です。

 委員会では、都市整備部から説明を受けた後、「自分や親の生家などへの移住の促進についてどう考えているか」「中山間地域にはお試しハウスがあるが、街中版お試しハウスを考えてもいいのではないか」「相続放棄しても相続人が直ちに管理責任がなくなるわけでないことを視野に入れて対策をとっているか」「空き家には経済的な問題や相続関係の複雑さなどの背景がある。どこまで具体的にやれるかもっと詳しく説明をしてほしい」などの声が出ていました。

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 夜は吉川コミュニティプラザで市議会主催の議会報告会・意見交換会が行われました。議員や行政職員を除く市民の参加は16人でした。

 常任委員会などからの報告の後、参加者からは、
●イノシシは多産とのこと、その対策はどうするのか。
●780kmの電気柵の大半は柿崎と吉川である。このまま増えるといかがなものか。対策はないか。
●イノシシやクマが人里にやってくる原因はいろいろだが、山を荒らしている農業を是正することが大事だ。森林環境税もあるが、山を整備することが被害を減らす手立てになる。
●公の施設の再配置の方向性案が示された。各議員はどのような認識か。
●吉川では旧小学校が公民館の分館になっている。いくつかの町内会がそこを拠点に公民館活動などを行っている。今回地域に了解を取りながら廃止、譲渡、貸し付けの選択を迫っている。しかし、譲渡は建物の処分費用が出せないのでありえない。貸し付けにしても実際にはむずかしい。
●東田中分館は旧東田中小学校の体育館であり、牧区の川上笑学館と同様な貴重な建物である。ここだけではないが、この建物は重要な建造物であることを認識してほしい。廃止は重要な財産を破壊することになる。
●県立柿崎病院の問題だが、他市の病院に比べ、上越の議員の動きが鈍い。命を守ることは何よりも大事であり、赤字だからという問題ではないが、どのような認識か。
●集落センターのそばに消防の乾燥塔があるが、撤去を要請してもそのままである。
などの発言がありました。

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 私は今回は受付として参加していました。やりとりを聴いていて、鳥獣被害対策では直接的な対策だけでなく、山が荒れていることについての対策の重要性が示されたこと、県立柿崎病院の存続に向けての市議会の動きが鈍いとの指摘、東田中の体育館は建造物としても貴重だとの指摘は重要だと思いました。やはり、こういう会はやるべきですね。

 このところ、吉川区内で猿が出没しているとかクマらしきものを見たなどの情報が流れていますが、昨日、総合事務所職員から、蛍場地内と川袋から大賀に向かう道沿いの柿の木に明らかにクマの爪のひっかき傷が確認されたとの情報が寄せられました。蛍場の情報は数日前、私も聞いていたのですが、「クマらしきもの」から「クマ」を見かけるのもそう遅くないかもしれません。気をつけてください。

 きょうは、これから母を病院へ連れていきます。きょうは定期検査です。MRI検査もあります。

2020年11月12日

農議連の視察、三和区での議会報告会


 おはようございます。今朝は6時半に起床し、活動レポートの作成に追われています。最後の最後のところで文章が定まらず、苦戦しています。外は晴れ、11月としては最高の天気になりそうです。

 昨日は朝早くから食料農業農村議員連盟の視察でした。中桑取の山中に入り、くびき野森林組合の作業班による杉の伐採、造材、運搬の作業を見せてもらいました。伐採作業を見るのは、ほんとに久しぶりでした。1本の杉を切り倒すのに、わずか2分足らずでテキパキとやる、最後にザーッと倒れていく姿を見て感動しました。伐採した木材は、良質なものは建築材になりますが、ほとんどは合板材料や発電用チップになるといいます。

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 作業の見学が終わってからは、くわどり湯ったり村で森林組合の横田理事長さんなどとの懇談でした。平成6年から始まる森林環境税を活かして何をやっていくか、林業を生業としていくためにはどうしたらいいのか、人口減少の中での林業の位置付などについて語り合いました。いずれのテーマも今後の議会活動に役立つものでした。

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 9月議会報告を中心とした市議会主催の議会報告会・意見交換会は昨夜の三和コミュニティプラザ会場が最後でした。18人の市民から集まってもらいました。今回は常任委員会からの報告の後の質問が相次ぎ、時間は40分延長するという事態になりました。

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 その中で出されたのは、
●消火栓の使用については常備消防か消防団だけだというが法的な根拠はない。特別団員の仕組みを活用するなどして、いざという時に消防団以外でも使えるようにするべきでないか。
●公の施設の再配置では利用実績など数字を使って進めようとしているが、もう少し、住民目線に立ってどう利用していけばいいのか一歩突っ込んでの議論が必要だ。
●鳥獣被害は三和区ではさほど出ていないが、有害鳥獣が出没しにくい環境づくりを。
●市道での除草剤使用は許可されていないのか。県道では一部で行われている。
●三和区地域協議会で小学校統合に関して意見書を提出している。文教経済常任委員会と教育委員会で協議しているのか。
●井ノ口と上杉小学校間の通学路の安全点検をしっかりやってもらいたい。雨が降って傘をさすと白線の中に入ってしまう。冬は凍ったときが極めて危険だ。
●人口が減少しているなかで議員定数は現状維持となっている。検討すべきではないか。
●会派のあり方にルールが必要なのではないか。我々はどこの会派に所属するかを考えて投票してはいない。請願、陳情など市民の側に立って判断するルールを持たなければならないのではないか。
●今回は農業、農政についての報告がないのは残念だった。
 等です。

 9月議会後の市議会主催の議会報告会・意見交換会は4会場で行われました。議会の会派のあり方について意見が出たのは三和会場が初めてだと思います。しっかり受け止める必要がありますね。出された意見は課題調整会議で検討され、どう対応するかを決めます。

 きょうは活動レポート及び「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。

2020年11月13日

青空の下、各地で絶景

 おはようございます。6時半に起床し、活動レポートの修正作業を30分かけて行いました。そして一般新聞向けの印刷に入っています。今号は3200枚両面です。今朝も上天気、朝の早い段階では寒かったのですが、日中はかなり暖かくなるようです。

 昨日は活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達、それと生活相談で一日かかりました。天気が良くて、あちこちで絶景が見られました。写真もたくさん撮りましたよ。特に吉川、三和、大島区で風景写真を何枚も撮りました。

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 大島区内ではいつもの家で花の写真も撮らせていただきました。今回もキクがいっぱいの生け花です。

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 昨日は気温が17度くらいまで上昇しました。夏場なら寒いくらいなのですが、この時期だととても暖かく感じられます。晴れの天気を利用して、農産物を干している家もたくさんありました。写真は白い小豆です。普通の小豆よりも小粒でしたが、きれいでしたね。白い餡の元になるのだそうです。

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 きょうは、これから朝市宣伝です。その後、新聞屋さんへのレポートの持ち込み、市役所での活動と続きます。きょうは早稲田大学のマニフェスト研究会の表彰式です。その模様のインターネット中継を委員会室で見ます。

2020年11月14日

第15回マニフェスト大賞、上越市議会は優秀賞

 おはようございます。今朝は7時少し前まで寝ていました。夜中、トイレに行き、その後、眠ったものの、悪い夢に苦しみました。夢は体育の授業だったのではないかと思います。パラグライダーの離陸場のような斜面で体操だか、ダンスだかの演技を求められたのです。予め、演技種目については指示があったらしいのですが、まったく練習なしでのぞみ、たいへん切ない思いをしたという夢です。とても疲れました。

 昨日はまず、直江津の三八市での宣伝へ。活動レポートを配布し終わる時点で、旧源中学校の一学年下の女性に声をかけられました。もっとも、そのことがわかったのは話をしてからです。直江津は五智に住んでいるとか。中学時代、2カ年は同じ学び舎で過ごした人です。嬉しかったです。ありがとうございました。

 市ではこの女性との話が終わるのを待っていた男性がいました。初対面なのですが、この男性は、どら焼きを買うために並んでいて、そばを歩く私に会釈してくださった男性でした。議会などでの消防の議論を私から聞きたかったようです。初期消火訓練のことや消防団再編の動き、さらには消防局のあり方まで話は広がり、20分ほど話したのではと思います。

 午後からは市役所でした。全国の地方自治体の議会や首長、団体などの政策コンテストであるマニフェスト大賞の授賞式が昨日、オンラインで行われました。上越市議会は中学生による模擬議会や女性フォーラムなどの取組が評価され、優秀マニフェスト推進賞(議会部門)にノミネートされていましたが、残念ながら、最優秀マニフェスト推進賞に届きませんでした。講評では、ますます自治の進化が図られてきていて、議会の政策サイクルも多様化し、充実してきている、上越市は女性議員がゼロから7名に増えたなどとの話がありました。全体の水準も上がってきていますね。イラストはきょうの授賞式にオンライン参加した上越市議会議会改革推進会議代表の小林和孝議員です。

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 市役所からの帰り道、頚城区と吉川区の境付近で米山さんの写真を撮ろうと車を降りたところ、雁の鳴き声が聞こえてきました。たぶん、朝日池周辺から飛び立ち、西野島上空を飛びまわる途中だったのではないかと思います。数十羽の群れが3、4回飛んでくる姿を眺めました。下の写真の雲の下には雁の群れが飛んでいます。手前に見える集落は頚城区の畑ヶ崎です。

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 吉川区に戻ってからは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。その途中、吉川区代石にある本願寺派寺院、善長寺の掲示板が貼り替えられていることを教えてもらいました。掲示板が完成する前、前住職には、失礼だと思いながらも、「掲示板が楽しみです。なるべく自分の言葉で、、、」とお願いしていた経過があります。どんな言葉が登場するかとても楽しみにしていました。掲示板には、「こと もの すべて無常なり 無常こそが命の真の姿 その時どきの変化の姿に なげき 悲しみ 迷う私 そんな私を一人ぼっちにしない 仏さまがいらっしゃる」とありました。読みやすい字と前住職のお人柄がにじみ出た言葉に感動しました。楽しみがまた一つ増えました。

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 夜は早めに家に帰り、コタツに入ってテレビ観賞しました。遅い時間帯に、漫画家の「しりあがり寿」さんとショートショート作家の田丸雅智さんの対談の再放送がありました。文章を書く者にとってはとても有意義な対談でした。田丸さんの本も読んできたいと思います。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」の配達です。午後からは宣伝カーで浦川原、大島区方面に行く予定です。

2020年11月17日

霧が立ち込め、あちこちで美しい景色


 おはようございます。今朝も冷え込みましたね。5時過ぎに起床し、ゴミ出しをした後、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしました。今朝はあちこちで霧が立ち込めていて、素敵な風景が見られました。

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 昨日は午前が党議員団会議でした。先週行われた市議会主催の議会報告会の傍聴報告、当面する党議員団主催の議会報告会の準備、人口減少対策特別委員会への提言、12月議会の課題などについて協議しました。

 午後からは議会基本条例検証委員会でした。議員定数、議員報酬に関する条例本文、解説を中心に審議しました。このなかで、議員報酬の関係条文などをめぐって市長の諮問機関である特別職報酬審議会の審議結果を参考にすることの是非、市民の声の聞き方などで発言が相次ぎました。意見はまとまらず、法務関係者の声を聞いたうえで、次回の会議で再度審議することになりました。

 きょうは、これから市役所です。ガス水道局新庁舎の見学、月例議員懇談会、議員勉強会などの会議が続きます。

2020年11月18日

ガス水道局新庁舎見学、議員勉強会などでフル回転

 おはようございます。今朝は6時頃に起床しました。昨夜は午前1時までデスクワークをしていましたので、5時間足らずの睡眠です。外は晴れ、きょうもいい天気になりそうです。下の写真は今朝、わが家のすぐそばで撮りました。

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 昨日は午前10時半からガス水道局の新庁舎見学会でした。24日からの供用開始を前に、市議会で見ようということでした。議員は公務があった人をのぞき全員参加しました。建物は現在の庁舎と線路を挟んで反対側(春日謙信交流館南側)に建設されました。鉄骨造3階建、床面積は約2600㎡です。現庁舎よりも床面積が50㎡大きいとの説明でしたが、もっと大きく感じました。駐車場は78台分が用意されています。見学にあたっては2つの班に分かれて職員から説明を受けました。地中熱ヒートパイプを使って消雪する駐車場内の堆雪場、最新ガス機器が展示されているガステラスなどにも注目しました。耐震性が高く、90年は使えるというポリエチレン製ガス管、ガス漏れ、出火などに対応出来る警報機など初めて実物を見たものもいくつかありました。新型コロナ対策もされていました。

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 お昼休み時間に直江津図書館へ行ってきました。新潟県内特別支援学校で取り組んでいる「いじめ見逃しゼロ標語・ポスターコンクール」の展示作品を観てきたのです。場所は同図書館1階ホールです。いずれも力作でしたが、標語では、会長賞の「ともだちに やさしく かたを トントントン」が良かったですね。ポスターでは特別賞の「みんなで力をあわせておよごう」と金賞の「いつもともだち ずーっと」が印象に残りました。みなさんもぜひお出かけください。

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 午後からは月例議員懇談会、勉強会がありました。議員勉強会では㈱テラスカイの佐藤秀哉社長のよる「ITの過去・現在・未来」と題する講演でした。専門用語が次々と出てきてむずかしかったですが、これから、ますますIT社会になっていくことだけは確かです。意識して難解なことにも取り組んでいきたいと思いました。

 夕方、直江津海岸に出ました。きれいな夕焼けを昨日も見ることが出来ました。

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 夜は柿崎区地域協議会の傍聴です。上越地区における大きな政治課題の一つ、広域最終処分場整備に向けた候補地検討委員会の進捗状況などについて昨夜の柿崎区地域協議会で報告されました。報告したのは新潟県県民生活・環境部廃棄物対策課です。

 報告では、産業廃棄物最終処分場整備の必要性、整備に係わる基本方針、候補地検討委員会におけるこれまでの選定作業の経緯、今後のスケジュールなどについて明らかにされました。
注目の候補地選定ですが、これまで第3次選定まで進み、旧上越市内3か所、柿崎区6か所、中郷区1か所の合計11か所まで絞り込まれました。今後は来年2月頃に開催予定の候補地検討委員会で第4次選定を行い、3〜5か所に絞り込み、この段階で候補地の場所についても公表の予定とのことです。県の担当者は、地域の皆さんと丁寧に話し合いながら進めていきたいとのべていました。

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 報告後、「(候補地が)柿崎で多いのはなぜか、具体的に説明してほしい。場所がわからずに進んでいるのは不安だ。選定の過程をもう少し公開してほしい」「地元説明会で反対だとなったら最終的にできないことになるのか。それともいかなる反対があろうとも造ることになるのか」「第4次選定では検討委員が現地を視察するというが、本当に現地に来るのか」などの質問が出ました。

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 県の担当者は、「できるだけ可能なものの公開に努めている」「反対の声はどこでも予想される。できるだけ反対の声が少なくなるのが理想だ。丁寧な説明に努め、ご理解していただき、できるだけ造れるように住民の皆さんと対話していきたい」「第4次選定にあたっての現地視察は先週、2班に分かれて行い、すでに終わっている」などと答えていました。

 吉井会長は「2月の検討委員会は傍聴に行きたい」とのべておられましたが、今後の動きに注目です。

 きょうは、これから新潟市です。

2020年11月19日

新潟市で議員研修会


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 おはようございます。今朝は6時半に起床して、活動レポート作成中です。昨日、一日、新潟市だったので、締め切りぎりぎりという感じです。外は曇りですが、まずまずの天気です。

 昨日は新潟市で日本共産党議員研修会でした。新型コロナの第3波が押し寄せるなかで、それぞれの自治体でどう住民のいのちと暮らしを守っていくかが一番のテーマでした。全国の経験、県内の先進的な取組などを学びました。新年度予算編成もこれまでにない視点で見ていく必要があることを知りました。

 新潟から戻って夕方、月がとてもきれいでした。まさに三日月です。三脚を取り出し、デジカメで撮影しました。

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 きょうは、これから市役所です。議会運営委員会があり、12月議会が事実上、スタートします。午前に議員団会議、午後から活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。

2020年11月20日

この時期に夏日とは


 おはようございます。今朝は6時40分まで寝ていました。2日連続して深夜まで起きていたのですから、当然です(笑)。外は曇りですが、青空も見えます。

 昨日は午前10時半過ぎから党議員団会議でした。議題は12月議会対策です。議会運営委員会で明らかになった議案などを検討し、旧今井染め物屋に関する条例、一般会計補正予算のPCR検査などで意見交換しました。それらのうち、いくつかは総括質疑の対象にすることにしました。委員会質問もしなければならないものが浮き彫りになりました。

 午後からは活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしと配達でした。三和、安塚、大島区とまわりましたが暑かったですね。上名柄付近の気温計は25度をさしていました。TVでは、上越市の気温は27度を記録したと報道されていましたから、もっと高いところがあったんですね。まわっていたら、あちこちで穀類を干したり、脱穀したりしている家がありました。

 紅葉は先週が最高にきれいでした。葉を落とし、木々はいよいよ冬に向かい出しました。そんななかで安塚から大島へと山を越えていくときにツルウメモドキが一本の木、全体に広がっているのを見つけました。

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 昨日は雲の写真もたくさん撮りました。いろんな雲が出て、楽しませてもらいました。

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 きょうは午前が「しんぶん赤旗」日曜版の配達、午後からは母の通院付き添いです。10日ぶりに母と会います。

2020年11月26日

精密検査結果報告、新型コロナ特別委勉強会


 おはようございます。今朝は寝不足です。夜1時過ぎまで活動レポートの作成作業を行っていたからです。6時半過ぎに起床、活動レポートの修正、印刷作業をやっています。前号表面のように、1行、どこかに行ってしまうこともありますので、要注意です。

 昨日もこの時期としてはいい天気になりました。市役所に向かう途中、何枚かの風景写真を撮りました。そのうちの1枚は米山さんの姿です。

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 市役所へと車を走らせている時、ひと月ほど前にある医院で精密検査を受け、その結果を聞きに行くことを思い出しました。すっかり忘れていました。医院では1時間ほど待ち、医師から結果報告を受けました。薬も飲む必要はなし、通院する必要もなし、という結果でした。不規則な生活をしている割には良好でした。

 午後からは新型コロナ対策特別委員会の勉強会があり、傍聴しました。新型コロナウィルス感染症が再び広がりを見せていますが、経済部会、医療福祉部会、教育部会の3部会からそれぞれの検討結果を出し合い、新たな提言づくりに向けて意見交換しました。

 その中では、「身近な人が感染すると緊急性がこれだけ変化してくるものなのか。長引けば、上越特有の問題が出てくるのでは」「これまで取り組んできた市独自の補助金などの執行率が低い。周知、設計、ニーズなどで分析する必要がある」「市民のいまの声をとりあげていくことが重要だ」「一度、理事者側を入れた会議を持ち、その後、まとめていったらどうか」などの意見が出ました。

 各部会がまとめた内容は、これから委員会全体で詰めていく必要がありますが、市内事業者への支援を継続する、PCR検査については、医療・介護従事者、運輸関係労働者などに広げていくなど注目すべきものも少なくありません。新年度予算編成も山場を迎えていますので、早めに丁寧な検討をし、提言につなげていってほしいものです。

 きょうは午前に活動レポートなどのポスト下ろし、配達を行い、午後から総務常任委員会の所管事務調査です。安塚、大島に行けるかどうかは微妙です。

2020年11月27日

配達、総務常任委員会と続く


 おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。昨夜寝たのは午前3時ですので、頭はボーッとしています。それでも事務所で、活動レポートの修正作業をしました。誤字はあるし、文章の流れも悪い。それをかまいはじめたら、あっという間に1時間です。外は曇り空、まずますの天気です。

 昨日は午前に活動レポート、「しんぶん赤旗」のポスト下ろし、配達作業でした。午後から会議があったので、ゆっくり動き回りました。少し時間的な余裕があるのが私の体から感じられたのでしょうか、何人もの人から声をかけていただき、ブログのことや前回の活動レポートに関係した話をしました。「余裕を持って動く」ことって大事ですね。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。合併時に導入した地域自治区、地域協議会の制度の発展、課題などについて担当課長から説明があり、質疑や意見表明をしました。新人議員からの合併のカタチと制度への率直な疑問の投げかけ、質疑が新鮮でした。もちろん、その内容が私の考えと一致しているわけではありませんが。これまでの取組を振り返るいい機会になりました。今後の委員間討議が楽しみです。

 会議が終わったのは午後4時前後です。それから、今度は大急ぎで「しんぶん赤旗」配達と活動レポートのポスト下ろしをしました。大島区ではいつもの家で生け花写真を撮らせてもらいました。花がなくなってきて、今回が最後とのことでした。春から長い間ありがとうございました。暗い中での写真で申し訳ございません。

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 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所へ行きます。市役所では各派代表者会議や一般質問の聞き取りがあります。

2020年11月28日

各派代表者会議、一般質問聞き取り、大島区地域協議会


 おはようございます。昨夜は雨でした。その雨もいったん上がったのですが、いまはまた雨です。徐々に寒くなってきました。

 昨日は、「しんぶん赤旗」日曜版を配達しながら市役所に向かいました。途中、すじ雲が出ていて何枚か写真を撮りました。下の写真はその1枚です。

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 市役所では午前10時半から各派代表者会議が行われました。これは先日の新型コロナ対策特別委員会で議会活動、議員活動上の対策も必要なのではという声を受けての対応策の協議でした。協議の結果、新型コロナ下においてどう対応するかの指針みたいなものを検討することになりました。また、正副議長が新型コロナにかかった場合のことも想定し、12月議会の初日に仮議長を選出することも決めました。議長提案で会派創風の江口議員が選出される見込みです。

 午後からは一般質問の聞き取りと生活相談対応でした。今回の一般質問通告は24人です。私は12月10日の最後に登壇します。今回、私は新年度予算編成方針など財政問題、新型コロナの下での原発災害時の避難ガイドライン、県立柿崎病院問題などをとりあげます。質問の聞き取りが終わった時、文化会館側の外の景色を見たら、すごくきれいなうろこ雲が広がっていました。写真は帰りの途中、小猿屋付近で撮った風景です。

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 夕方からは大島区の出張地域協議会を傍聴してきました。

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 行政側から報告があったのは大島農業実習交流センターの再配置と令和2年度冬期道路交通確保除雪計画の2つです。

 前者は農業実習交流センターとしての利用を取りやめ休止し、事務室などの使用は引き続き大島農業振興公社に貸し付ける。ただ施設利用にかかわる維持管理費は公社の負担とするというものです。委員からは「公社は昨年100万円からの赤字になっている。今回の再配置によって赤字が増えることになるのではないか」などの質問が出ていました。行政側は「公社負担が増えても公社の運営費を一定額補助していく」と答えていました。公の施設の再配置については昨日、総務委員会資料が配布され来月4日の所管事務調査で審査することになっています。その場で大いに発言していこうと思います。

 除雪計画では、委員から、「今後、除雪機械のオペレーター確保が難しくなる。業者への支援をどう考えているか」などの質問が出ました。市役所道路課の雪対策室室長を勤めたことのある総合事務所長は、「これまでオペレーター育成のための補助を出してきた」などと答えていました。今後の大きな課題の一つですね。

 今回の出張地域協議会では参加した一般住民との意見交換会もありました。3人の方が通行中の車の騒音調査、市議会の意見交換会で出された住民要望の扱いなどで発言されていました。

 きょうはこれから朝市宣伝、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などの活動となります。

2020年12月01日

PCR検査などで3議員が総括質疑


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。時どき小雨が降る天気となっています。パソコンに向かっていますが、仕事はなかなか前に進みません。

 昨日から12月議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、橋本洋一、平良木哲也、宮越馨の3議員が総括質疑に登壇しました。やはり、質疑の注目はPCR検査の拡大と旧今井染め物屋に関する条例でした。総括質疑はテーマが重なると後から登壇する議員はやりにくいところがあります。昨日、3番目に登壇した宮越議員は1回だけの質疑で終わり、「えっ」という感じになりました。

 質疑のテーマのうち、新型コロナウィルス感染症対策として新たに打ち出された「新型コロナウィルス感染症検査助成事業」については、総額2489万円が一般会計補正予算に計上されました。対象者は①介護保険施設及び障害者福祉施設に新たに入所する人、②介護保険及び障害福祉サービス等を利用する人のうち、県外在住者との接触により感染のおそれがある人です。①についてはPCR検査費用2万2000円の全額を助成、②については、検査費用のうち2万円を助成(残り2000円は自己負担)するというものです。

 日本共産党議員団を代表して質疑した平良木議員は、「新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、当市におけるPCR検査がどのようにあるべきと考えた上での提案か。PCR検査費用の助成対象を介護保険施設及び障害者福祉施設の利用者に限ったのはなぜか」などと質問しました。

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 市長は、「国が示す方針に基づき実施されるものと考えており、本事業は『感染拡大や重症化を防止する観点から、一定の高齢者や基礎疾患を有する者について、市区町村において本人の希望により検査を行う場合に国が支援する仕組みを設ける』との方針の下、厚生労働省が創設した助成事業を活用して取り組むもの」「対象者を、優先されるべき行政検査の適切な実施や、医療機関における医療提供との整合も考慮し、ひとたび感染が広がると影響が極めて大きくなる介護保険施設、障害者福祉施設の利用者等とした」「検査を利用する人数は、施設へ新たに入所する人については、最近の新規入所者数の実績からひと月当たり50人を、通所サービス等を利用する人については、感染拡大前後における通所サービス等利用者の減少率などを考慮し、ひと月当たり300人を想定している」などと答えていました。

 総括質疑の後は即日採決することになっていた議案の委員会審査です。総務、厚生などの委員会で審査が行われましたが、ここでもPCR検査について質問が集中しました。行政とのやりとりを聴いていて、今回の予算計上は、これまでよりも一歩前進ではあるものの、やはり、国の方針の枠のなかでの対応から前に出ることはなかなかできないことを感じました。今後の議論ではこの点が議論の一つになるものと思います。

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 議会が終わってから外食し、日米共同訓練に関連する会議に参加しました。12月5日の午前10時から高田のスポーツセンターで行われる集会とデモについての準備です。1時間弱で終わりました。

 きょうは厚生常任委員会です。

2020年12月02日

ペレットストーブ試運転


 おはようございます。今朝は晴れ、青空も広がり始めました。この時期ですから、少しでも青い空が見えるだけで気持ちは晴れます。写真は事務所近くの市道から見た風景です。

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 昨日は朝9時頃に事務所のストーブ点検ということで業者さんがやってくるというので、持ちました。ところが肝心のペレットを使い切っていたことをすっかり忘れていました。ですから、掃除などをやった後の試運転は無し。いくつものやるべきことを頭に入れるときに、ペレットのことはまったく考えていなかっただけに、情けない。

 市議会は昨日から常任委員会審査が始まりました。私は20分ほど遅れて市役所に着いたのですが、議員控室で上野議員のタブレットから流れてくる厚生常任委員会審査の様子を聞きながら、自分の所属する総務常任委員会資料を読み続けました。厚生常任委員会は午前中で終了しました。

 午後からは総合支援資金をめぐる生活相談でした。平良木議員とともに行動しました。緊急小口資金やこの資金をめぐっては厚生労働省見解が基本です。新型コロナ禍の下で苦しむ人たちを最大限支援することが重要です。昨日もそのことを頭に置きながら関係団体に働きかけました。今後の対応を注視したいと思います。

 相談活動が終わってから板倉区へ行き、ストーブ燃料の木質ペレットを購入してきました。試運転をしてみましたが、いつものように動いてくれました。やはり、木を燃料にしたものは暖かさの質が違います。やわらかくて、気持ちいい。ストーブ前で横になったら、1時間ほど眠ってしまいました。パソコンなどを使って仕事をするときは眠気とのたたかいになりそうです。

 きょうはこれから取材した後、市役所へ行く予定です。農政建設常任委員会があります。

2020年12月03日

米価下落対策求める陳情、委員会では不採択

 おはようございます。今朝は冷えていますが、いい天気です。朝の陽射しもとても気持ちいいです。

 昨日の市議会は農政建設常任委員会でした。議案では、安塚の雪室施設や田舎家の今後についてなどの質問が出ていました。所管事務調査では市の食料・農業・農村基本計画案について、「新たな担い手とは具体的に何を指すか」「もっと中山間地域に力を」「農福連携の重視を」などの意見が相次ぎました。私は番外でしたが、「国連の家族農業の10年の取組が反映されているか」「市の条例の魅力を発揮するためにももっと家族農業、小農をどーんと打ち出すべきだ」などと発言しました。

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 注目されたのは陳情です。「TPP参加阻止新潟県民共闘会議」が提出していた、「新型コロナ禍による米価下落対策に関する陳情」と「自家増殖を原則禁止とする種苗法『改定』の取りやめを求める陳情」はいずれも賛成少数で不採択となりました。ちなみに種苗法の改定は昨日の国会で通りました。

 提出された陳情のうち米価に関する陳情は、①新型コロナウィルスの感染拡大で外食需要が大きく落ち込み、2019年産米の過大な流通在庫が生まれ、そのあおりを受ける形で2020年産米の価格の下落が起きたことから、2019年産米の「過剰在庫」や供給過剰となる2020年産米を備蓄米として追加買い入れすること、②2019年産米「過剰在庫」の保管経費等に対する補助の拡充を行うこと、③主食用米から飼料用米への転換にあたっては、産地交付金などの加算を図り、主食用米並みの所得を生産者に補償することなどを求め、政府関係機関に働きかけてほしいと訴えたものです。

 委員会では、「こういうのは支援していかないと、上越市農業は衰退する」「いたって合理的な考えに基づく陳情だ」などという賛成意見がありましたが、その一方で、「米価下落は新型コロナだけが原因ではない。コメ農家だけではなく、野菜農家などバランスのとれた支援をすべきだ」「余剰米は多く、カンフル剤的な対応ではだめだ」などといった意見も出されました。採決の結果、賛成少数で不採択となりました。上越市はコメを主体とした全国でも屈指の稲作地帯です。たいへん残念な結果といわなければなりません。

 委員会が終了してから母が入所している施設によって母の顔を見てきました。距離をとって、しかもアクリル板を挟んでの会話ですから、耳の遠い母との会話はなかなか難しく短時間でサヨナラしました。それでもテレビ電話で愛知県在住の弟の顔を見たらニコニコしていました。

 昨日は12月としては最高の天気でした。雲も広がりましたが、とてもきれいでしたね。何枚も写真を撮りました。

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 きょうは文教経済常任委員会です。議案は少ないので短時間で終わるかも知れません。

2020年12月04日

移動露店出展手数料などで審査


 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起き、活動レポートの修正作業をしています。印刷は昨日のうちに表面だけ終わらせていたのですが、いまごろになって間違いに気づきました。次号で訂正するしかありません。外は曇り、12月らしい空模様です。

 昨日は直江津の朝市宣伝をした後、市役所へ。すでに文教経済常任委員会が始まっていて、私は議員控室でタブレットで審議の様子を見守りました。

 注目したことの一つは、移動露店手数料の改定議案です。高田城址公園観桜会や上越まつりなどの移動露店の手数料を来年1月1日から、これまでの日額180円以内から日額300円以内にするという内容ですが、他市との比較、関係者の合意などを確認するとともに、引き上げ時期についても質問が出ました。特に飯塚議長は、「(引き上げの)時期が違うんじゃないか。新型コロナウィルス感染症が収束してからでいいのではないか」と強く主張しました。小田産業観光交流部長は、「時期については協議して、議会に提案していきたい」と答えました。当然です。

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 もうひとつは新型コロナの影響で苦戦している「くわどり湯ったり村」「柿崎マリンホテルハマナス」など11の観光施設等に対する減収補てんです。今回は指定管理者との協定に基づき、10月~12月まで4097万円を支援する予算が計上されました。担当課の説明によると、宿泊と宴会施設では、過去3年間と比較して約2割まで売上が落ち込んでいるとのことでした。委員からは、民間の同種施設との比較、各施設の営業努力の必要性などについて質問がありました。

 減収補てんと関連で、上野委員長は大潟区の鵜の浜人魚館プールの冬季間中止問題を取り上げ、「利用者から大きな不満の声が出て、署名運動も起きた」と指摘し、その後の対応をただしました。施設経営管理室長は、「(関係者からは)何とかご理解いただいた。ただ、4月以降は必ず再開せよと訴えられ、出来るだけ再開させていただくと約束した」とのべていました。

 委員会終了後、三和、安塚、大島とまわりました。途中、入った食堂ではお客は私一人、お店のマスターから新型コロナの下での商売の状況などを生々しく語っていただきました。中身は書けませんが、極めて深刻だと感じました。

 大島区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達が終わりの頃、すでに暗くなり始めました。12月ですので、夕方になれば冷えてきます。写真は配達の途中、田麦にて撮った写真です。

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 きょうは総務常任委員会です。夕方までかかるかも知れません。

2020年12月05日

日米共同訓練に関する申し入れ、総務委員会審査

 おはようございます。今朝は寒いですね。6時前に起床し、ゴミ出しを終えてからデスクワークをしています。

 昨日は午前9時半少し前に総務管理部長のところへ行き、日米共同訓練についての市長への申し入れをしました。本来なら日米共同訓練反対の共闘をしている団体全体で行動したかったのですが、事情で、日本共産党議員団の3人と牧田正樹市議で申し入れました。市側は総務管理部長が応対しました。

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 申し入れ事項は以下の4点です。

 ①妙高市とも連携し、日米共同訓練を中止するよう防衛省など関係機関に働きかけること。
 ②住民の安全・安心を保障するため、訓練概要を公表すること。また、関係機関に詳細の公表を求めること。
 ③墜落の危険を伴う欠陥機オスプレイが訓練に参加しないよう、関係機関に求めること。少なくとも、オスプレイの飛行ルートは住宅街の上空をさけ、市民生活に影響を及ぼす時間帯は飛行しないよう求めること。
 ④訓練に参加する隊員には定期的にPCR検査等を実施することのほか、演習場外への外出や宿泊等を行わないよう求めること。

 午前10時からは総務常任委員会審査でした。議案の中で一番賑やかな議論になったのは、旧今井染め物屋に関する条例です。開館時間や休館日に関する市長からは高田地域協議会に対する諮問は「午前10時から開館、休館日は月曜日、休日の翌日、12月29日から1月3日まで」でしたが、地域協議会はこれに同意せず、開館時間の9時への変更などを求めていました。委員会ではこの経過や答申にに対するう市の受けとめなどについて質問が集中、「朝市のことを考えると開館時間は9時が適当だ」などの声がたくさん出ました。その結果、最終的には、総務常任委員長が採決の前に、委員会総意として、①条例施行に当たり、開館時間など柔軟な対応をすること、②一定期間運用の上、改めて検討すること、の2点を読み上げ、可決しました。

 午後1時からは請願審査でした。住民自治を進める会から提出されていた「公の施設の再配置について、市民の納得を得る説明努力を尽くすことを求める請願」です。同会の佐藤忠治会長が趣旨説明をし、質問した後、何人かの委員が意見表明をしましたが、「請願事項」の「公の施設の再配置について、市民の納得を得られる説明努力を尽くすことを求める」については異論を唱える者はなかったものの、請願の趣旨説明で、「ここまで有効な策を施さなかった行政の不作為」などとしたことに反発する声や「公の施設の再配置に反対しているのではないか」などといった声が相次ぎました。私は趣旨説明の文章中には「『えっ』と思う部分もあるが、請願事項そのものは賛成だ」とのべました。採決の結果、賛成は私、一人という結果になりました。残念ながら不採択です。

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 所管事務調査は「第4次上越市公の施設の適正配置計画の策定についてです。市側が計画案の説明をしてから、活発な質疑が行われました。私からは、①「適正配置」とは何か明確の基準を示すべき、②取組方向の分類で廃止とされたもののなかにはまだくすぶっているものもある、それらについても十分な話し合いをしていくべきだ、③「避難所となっている施設については、廃止する場合は代替え案を検討する」としているが、避難所がないという空白期間はつくってはならない、などとして質問を展開しました。「適正配置」案の概要は次号の活動レポートの掲載する予定です。

 きょうはこれから関山演習場での日米共同訓練反対集会(場所は高田のスポーツセンター、午前10時から)です。

2020年12月08日

一般質問はじまる


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」の配達当番でした。アノラックを着るのを忘れて、そのままがまんしたのがマイナスにならなければいいのですが。外はいまも小雨が降っています。

 上越市議会では昨日から一般質問が始まりました。今議会の一般質問通告者は24人、私は10日(木)の最後になります。昨日は江口修一議員から始まってストラットン恵美子議員まで6人が登壇、学校統合、新型コロナ対策、農業振興、観光振興などについて市長、教育長に質問しました。

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 質問と答弁がかみ合い、しかもそれぞれの自分の言葉で語っているときは、聴いていてもよく伝わってきます。面白いことに、そういうのは事前に準備されていないやりとりほど胸にストンと落ちます。その典型例は武藤議員の近藤農林水産部長への「部長は上越市に来られ、まもなく3年になるが、上越の農業をどう見ておられるか」という質問と答弁でした。

 近藤部長は、「上越に来る前、上越市の農業をつぶさに承知しているわけではなかった。ここまでコメがすごいとは思わなかった。コメの需給、消費などの問題があるが、コメを作り続けていくことがこの土地を守ることにつながっていく。(中略)単にコメの生産農家が多いというだけでなく、意識の高い農家が多い。上越の農業は明るい。しっかり後押しをしていくことが大事だ」とのべました。感動しましたね。

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 昨日は、このほかにも江口議員や橋本議員と教育長の学校統合をめぐるやりとり、ストラットン議員と小田産業観光交流部長のやりとりにも注目しました。

 きょうは一般質問の2日目です。まもなく市役所に向かいます。

2020年12月09日

一般質問2日目も6議員が登壇

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 おはようございます。昨夜は布団に入っても何となく寒くて、よく眠れませんでした。朝になって、米山さんの見える場所に行くと、上の方、3分の1くらいが白くなっていました。寒いはずです。今朝は曇りです。

 昨日は一般質問2日目。石田議員から中土井議員まで6人が登壇し、財政問題、「地域の宝」、中学生の部活動、柿崎病院問題などについて質問しました。高橋議員の「地域の宝」に関する質問、丁度、市役所1階ホールで写真展示されていたので興味深く聞きました。小山議員はお子さんと共に行動するなかで目にしたこと、日頃思うことをとりあげ質問を展開、これまた注目しました。牧田議員は柿崎病院や公の施設の適正配置計画について質問しましたが、私の質問と完全にかぶります。明日の私の質問は、工夫しないとつまらないものになりそうです。

 一般質問では質問に入る前に、いろんな思いを披露する議員がけっこういます。内容も新型コロナでくるった一年の目標、家族との約束など、じつに多様です。なかには「よき伴侶に恵まれた」と新妻へのラブメッセージを語った議員もいました。昨日の秀逸は牧田議員、12月8日はジョンレノンの亡くなった日であることや「ハッピー・クリスマス」などを紹介、関山演習場での日米共同訓練にも言及し、平和を訴えました。

 夕方遅く地元に戻りました。活動レポート作成と一般質問の準備をしました。困ったのはコピー機の故障です。一般質問用の資料をプリントしたいと思っていたのですが、受け付けてもらえませんでした。

 きょうも一般質問です。市役所に行く前に母の介護施設に寄っていこうと思います。市役所には開会少し前に到着予定です。

2020年12月10日

一般質問3日目


 おはようございます。今朝は暗いうちから事務所に来て、原稿書きです。活動レポートの作成と一般質問準備が重なり、まさに時間との勝負をしています。それにしてもお月さんがきれいです。

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 昨日は一般質問3日目でした。宮崎議員からはじまり高山議員まで6議員が登壇し、新型コロナ対策、佐渡汽船問題、最終処分場問題などをとりあげました。

 日本共産党議員団の上野公悦議員も登壇者の1人。同議員は、新型コロナ対策で「小規模事業者の中には、事業継続への大きな不安と諦め感が広がっている。市独自の更なる事業継続に資する支援金など、新たな支援策や固定費の支払猶予延長などを講じるとともに、持続化給付金の再支給を国に求めるべきだ」と訴えました。

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 市長は、「現時点において、市として直ちに新たな支援策を創設することや、持続化給付金の再支給を国に働きかけることは考えていない。経済状況が悪化するような場合には、国・県が講ずる支援策を確認しながら、直ちに必要な施策を実施できるよう準備を整えていく」と答えていました。

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 新型コロナウィルス感染症対策は国の対策待ちにならず、市独自の施策をどんどん打っていってほしいものです。

 きょうは一般質問最終日。私は6番目ですので、夕方4時頃になると思います。傍聴にお出でください。

2020年12月11日

公民館分館の「適正配置」などで論戦

 おはようございます。今朝は7時過ぎまで寝ていました。まだ、ボーッとしています。というのも昨夜は本会議終了後、3つも会議があり、帰宅したのは夜の9時半過ぎでした。それから、活動レポートの手直しなどをやっていたら、また12時を回ってしまいました。疲れもピークです。外は曇り空、まずまずといったところでしょうか。

 昨日は一般質問最終日、丸山議員からはじまって私まで6人が登壇し、最終処分場問題、新型コロナ対策、小木直江津航路問題などをとりあげました。日本共産党議員団の平良木議員は公共施設のバリアーフリー化について、現地調査に基づき、一つひとつ、丁寧な質問を展開していました。私の前の宮越議員は1回目の質問に20分かけ、市長も「長くなりますが」と前置きし、1回目の答弁に25分以上かけました。元市長と現市長のやりとりですから、これでいいのかもしれませんが、一問一答で丁々発止の論戦を期待した人も多かったのではないでしょうか。

 私は新年度予算編成のスタンス、原子力災害対策、県立柿崎病院問題、公の施設の適正配置で質問を行いました。

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 このうち原子力防災対策では、内閣府が11月2日に公表した「感染症の流行下での原子力災害時における防護措置の実施ガイドライン」をとりあげ、「屋内退避で基本は換気はしないとしながら、30分に1回数分程度換気するとしている。これではダメだと思った。市長はどうみるか」と質問しました。市長は、「全体としては、「避難車両」や「避難所」などにおける一般的な感染症対策を示すにとどまっており、事前に内閣府に対して検討を要請した、感染症対策によって「必要となるバスの確保」や「避難所の収容力の不足」などの課題に対する言及はなかった」と答えました。やはり、このガイドラインではいかがかという思いは共通なのかも知れません。

 県立柿崎病院問題は、昨年12月議会から今回で4度目の質問です。注目の経営主体に関しては、「柿崎病院について市が経営主体等になることは財政負担や医師確保の面からも困難である。(中略)10月23日には、担当部長が県病院局に赴き、引き続き県による運営体制が維持存続されるよう、市として改めて要望した」とのべました。私は県への申し入れの内容と県の対応を確認するとともに、厚生労働省が、新型コロナ流行下にあっては、新型コロナ対策を優先し、公立、公的病院再編の議論は先送りすることにしているのに、県立病院の経営主体をどうするかの協議を続ける新潟県の姿勢を批判しました。

 私が最後にとりあげたのは公の施設の「適正配置」問題です。生涯学習センター、公民館分館、スポーツ施設で具体的に質問したのですが、再質問では、市が平成23年に策定した公民館施設整備計画(平成24年~32年)での計画と現在すすめている「適正配置」の方向性との整合性、矛盾を具体的に指摘し、市教委の考えをただしました。また、話し合いがまだ継続しているものが温浴施設のみならず、公民館分館などもそうだとして、これをパブリックコメントにかけるのはいかがかと追及しました。どうあれ、地元関係住民、団体と急がず、よく協議してもらいたいものです。

 きょうは議会休会日です。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と取材で動きます。

2020年12月15日

12議会最終日


 おはようございます。とうとう降りましたね。除雪車も初出動しました。わが家では積雪10㌢ちょっとです。今朝は「しんぶん赤旗」の配達でしたが、事務所を出たところで倒木で道をふさがれ、まいりました。

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 昨日は12月議会最終日でした。常任委員長による委員会審査の報告、討論、採決などが行われました。

 4人の常任委員長報告のなかで注目の1つは、総務常任委員会の審査報告です。そのなかでも旧今井染物屋条例のことについては、地元地域協議会の答申を受け入れず、開館時間を午前10時からにしたことなどから、「何故10時にこだわるのか」「朝市の日は9時に開館するなど柔軟にすべき」などの質問、意見が相次ぎました。報告では、採決にあたっては、委員会の総意として、第1に、「条例施行にあたり、開館時間等柔軟な対応をすること」、第2に、「一定期間運用の上、改めて検討すること」を伝えたことを明らかにしました。イラストは農政建設常任委員長報告時のもの。

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 議案の討論では、日本共産党議員団の平良木議員が、今年度の一般会計補正予算と介護保険特別会計補正予算について、「いずれも明年4月施行の介護保険制度の改正に伴う報酬改定等に対応するため、介護保険事務処理システムの改修に係る経費の増額に関するもの。その前提になる介護保険制度の改正が、重大な問題をはらんでいる。(内容としては)地域支援事業として介護予防・日常生活支援総合事業を行う被保険者の対象を拡大し、これまでの要支援の人だけでなく、条件付きながら要介護の人も総合事業の対象にするものだ。利用者負担の増加につながる」とのべ反対しました。採決の結果、日本共産党議員団が反対、他の議員は賛成しました。

 住民自治を進める会から出されていた、「公の施設の再配置について、市民の納得を得る説明努力を尽くすことを求める請願」については、反対、賛成双方から討論が行われました。
反対の立場からは会派「みらい」の高橋浩輔議員が、「(関係)町内会などから意見を聴き、話し合いをする点で、行政側はとりうる最善の努力をしている。『根回し的に得た一部有力者の声をもって、あたかも全員の意見のごとく振る舞うのは行政の横暴』というのは当たらない」などとのべました。

 賛成の立場からは、市民クラブの牧田正樹議員(紹介議員)が、「第3次までの再配置計画策定に比べ、市民に対して計画の説明や協議を丁寧にやってきたことは一定理解ができる。しかし、廃止方針が出された施設において、現在も市民のアンケートが行われているところがある。一般質問では、公民館施設整備で行政の不作為の指摘もあった。また、8つの温浴施設は『引き続き協議』となっており、今年度中に結論が出ない可能性が高い。そういう中で、パブリックコメントを実施すると、『引き続き協議』の施設については結果的にパブリックコメントが行われずに、市の方針が決定されることになる。こういう例は今まで私の知る範囲ではない」とのべました。

 採決の結果、市民クラブ、日本共産党議員団、丸山章議員の合計6議員が採択に賛成しましたが、他の議員は反対し、この請願は賛成少数で不採択となりました。日本共産党議員団は、紹介議員の牧田議員が討論する前に同議員と協議し、意見調整をしました。総務常任委員会で橋爪がのべたように、「請願の趣旨」の一部に不適切な表現があったとしても、請願の核心をなす、請願事項の『公の施設の再配置について、市民の納得を得る説明努力を尽くすことを求める』」ことは大事だとして賛成しました。

 きょうは厚生常任員会の所管事務調査、新型コロナ対策特別委員会などがあります。

2020年12月16日

厚生常任委員会と新型コロナ対策特別委開催

 おはようございます。昨日から、朝は除雪車の音で目が覚めるようになりました。もっとも起床するかどうかは別ですが。今朝は積雪が10㌢前後、思っていたよりも少なく、助かりました。

 昨日は午前が厚生常任委員会でした。委員会では、第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画(案)、第8期介護保険事業計画・第9期高齢者福祉計画(案)について所管事務調査が行われました。

 このうち第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画(案)は2021年度から2023年度までの3ヶ年の計画。「誰もが居場所と出番を持って、共に支え合いながら、安心してすこやかに自分らしく暮らせる社会の実現」という基本理念の下に、「共生社会の実現に向けた取組の推進」「障害のある人が安心して暮らせる地域社会の実現」「就労の支援と定着の促進」など5つの施策の柱で構成されています。改定後の計画においては、「障害福祉サービスの質の向上に向けた取組に係る体制の構築」を新たに取り組むほか、「成年後見制度等の利用促進」など、これまでの取組も充実するとしています。

 委員からは、「これまでの計画の到達をどう把握しているか」「福祉タクシーは病院の送迎が中心で、余暇活動にはまだ対応できていない」「『障害福祉ニーズ調査で、障害があることで差別や嫌な思いをしたことがありますか』という問いに37.9%もの人たちが『ある』と答えている。どうとらえているか」「ニーズ調査の視点、介護者などからだけでなく、本人がどう感じているかが大事ではないか。相談専門員の役割、位置づけを明確にすべきだ」「強度行動障害の人はなかなかサービスが使えないという訴えがある。施設での人材不足があるのではないか」などの質問や意見が相次ぎました。

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 野澤副市長は、「福祉の仕事ほど行政と現場の近さが求められるものはない。福祉の現場にいかに近付けるか考えてみたい」(要旨)とのべていました。

 市民連合・上越(馬場秀幸代表)は昨日の午後1時から、「日米共同訓練の即時中止を求める声明」を発表し、記者会見しました。記者会見には上越9条の会、平和環境労組などの人たち9人が参加しました。

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 声明は群馬県相馬原と新潟県関山演習場で行われている日米共同訓練に参加している自衛隊員7名が新型コロナウィルスに感染したことを受け、急きょ、発表したもの。「このような情勢下にあって、ただでさえ市民にとって危険極まりない『日米共同訓練』をなお継続することは、常軌を逸しているものと言わざるを得ず、人びとの理解をとうてい得られるものではありません。市民連合・上越は、ここに、防衛省・米軍に対して「日米共同訓練」の即刻中止を求めると同時に、上越市及び妙高市当局に対して、日米共同訓練の中止要請することを求める」としています。

 記者会見後、市民連合の人たちは上越市役所、妙高市役所の担当部署を訪れ、防衛庁、米軍に訓練中止要請するよう求めました。

 午後1時半からは上越市議会新型コロナウィルス調査対策特別委員会でした。委員会では、市長に提出する4回目の提言書の内容について協議しました。

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 その結果、以下のようにまとまりました。

 新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書

 当委員会では、新型コロナウイルス感染症への対策を適時的確に行う必要があることから、本年5月18日、7月8日及び8月6日の3回にわたり、提言書を取りまとめ提出したところである。
 その後到来した第三波は今も収束の兆しが見えず、年末年始やウイルス感染症流行期に向けて感染拡大防止策を強化する必要がある一方で、それに伴う地域経済の悪化も懸念されるところである。
 ついては、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けて、下記のとおり提言する。

         記

1 インフルエンザ流行期における受診方法の周知
 これまで広報上越11月号別冊などで、症状がある場合の相談方法などについて周知しているが、県の取扱いが変更になった点などを含め、インフルエンザ流行期に向けて更に周知を強化すること。

2 子育て世帯への支援
 国の特別定額給付金の対象外となった新生児のうち、給付金の基準日(令和2年4月27日)において当該新生児に係る母子手帳の交付を受けているものについて、市として特別定額給付金を支給すること。

3 市内事業者への支援継続及び新たな補助金の創設
 以下の支援制度の継続及び補助金の創設をすること。
 ⑴ 「プレミアム付商品券発行事業補助金」の継続
 ⑵ 「事業者応援給付金」(20~50%売上減)の継続(新年度)
 ⑶ 「中小企業者チャレンジ応援事業補助金」の対象事業者拡充及び継続
 ⑷ 「店舗等改装促進事業補助金」の対象業種拡充及び継続
  対象として拡充すべき業種は、県内外からの人・物の流入が多い事業所等(流通業、製造業など)
 ⑸ 「上越市企業前進応援補助金(案)」の創設

 上越市企業前進応援補助金(案)
 ① 交付対象:上越市内の中小企業及び小規模事業者(上越商工会議所又は市内商工会のいずれかの会員であること。)
 ② 補助率:2/3
 ③ 補助限度額:50万円
 ④ 受付期間:令和3年2月1日~
 ⑤ 対象事業:販路開拓、新規事業展開、業務の効率化、人材育成、人材確保など(商工会議所や商工会の経営指導員からの助言を受けて申請書類などを作成)

4 執行率の低い補助金等の周知の徹底や制度設計の見直し
 経済対策に係る各種補助金等の執行率が低いことから、事業者への周知の徹底・広報の強化はもとより、その原因を分析し、制度設計などの見直し(業種拡充・対象事業規模の拡充などを含む。)を進めること。
(例)店舗等改装促進事業補助金(10月31日現在執行率27.06%)
   中小企業者チャレンジ応援事業補助金(同28.04%)

 委員会終了後は、平良木議員とともに生活相談対応でした。なかなか解決しない問題は気になります。遅くとも年内には決着をつけないといけないと思っています。

 夕方、わが家の除雪機の点検をしました。昨年の冬はまったく動かさなかったので、心配していましたが、案の定、専門業者からみてもらう必要がありそうです。

 きょうは、まず除雪機の修理とデスクワークです。

2020年12月23日

人口減少対策特別委の勉強会


 おはようございます。今朝はいい天気になりましたね。新雪がある素敵な風景が撮れるかも知れません。

 昨日は午前が人口減少対策特別委員会の勉強会でした。市役所に向かう途中、久しぶりに尾神岳や妙高山などの姿を見ることが出来ました。

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 特別委員会では、市創造行政研究所の内海副所長から上越市の自然動態の状況などを豊富なデータに基づいて報告してもらいました。「地区別にみた人口の動きは激しく、居住地の選好が、中心市街地や中山間地域から郊外に移りつつある」「そもそも20代、30代の女性の数が減っている。若年女性の大幅な転出超過は情勢人口減少に拍車をかけている。未婚率の上昇も問題」などデータに基づくいくつもの指摘は興味深く聴きました。質疑や意見交換の中では、人口減少を当然視することなく、人口減少を食い止め、「いずれかの時期に安定化させる方策が必要だ」(内海副所長)などの声が出ていました。昨日のデータ分析については、もう少し時間をかけて研究所の見解を聴きたいと思いました。

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 午後からは市役所でデスクワークなどをして、帰りに母の入所している介護施設に寄ってきました。母とは窓越しでの面会です。母は耳が遠く、会話できる状態ではありませんでしたが、介護のスタッフの方が言葉の伝達役をしてくださり、少し言葉を交わすことが出来ました。母は笑顔で手を振ってくれました。その姿を見ただけで満足です。地元に帰る時、気温が高かったのでしょう、あちこちで霧が発生していました。

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 地元に帰ってからは、デスクワークでした。年末までに書く仕事がいくつもたまっています。どこまで出来るか。

 きょうは午前に市役所、午後からは糸魚川市に向かいます。

2021年01月07日

1月としては珍しい晴天の日


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、事務所で活動レポートの作成作業をしています。外は曇り、道路は凍っています。みなさん、気をつけましょう。

 昨日は、1月としては貴重な晴れの日となりました。青空がどんどん広がって、日中はどこに行っても見事な雪景色を見ることが出来ました。私は母が入所している施設へ行ったほか、親せき回りもしたのですが、気持ち良かったですね。写真の米山さんは、頸城区畑ヶ崎にて、尾神岳は吉川区下中条にて撮影したものです。

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 親せき回りをした中で、そのうちの1軒は職人さんです。昨年から1年間の動き、今後の予想などを具体的に語ってもらいました。一部には仕事が増えているところもあるそうですが、圧倒的多数は仕事がなくなり、持続化給付金をもう一度もらわないと生きていけないとのことでした。

 午後の遅い時間からは地元でデスクワークをしました。パソコンに向かう仕事は深夜までかかりました。印刷もしました。印刷物だけで今回は4種類もあってけっこう時間がかかります。途中、気分転換で散歩もしました。夕焼けがいい色でした。

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 きょうは午前に議会代表者会議があります。その他の時間帯は、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達で猛烈に忙しい日となります。

2021年01月08日

午前は青空、午後は強風

 やはりやってきました。強い風のあとは雪です。朝からもこもこ降り、1時間ほど除雪をしてきたところです。写真は朝6時過ぎに撮りました。

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 昨日は午前に各派代表者会議がありました。議会基本条例検証委員会からの中間報告と議員報酬等に関する協議でした。人口20万都市の中では議員報酬は低い方ですが、いまは上げるような状況ではありません。会議は1時間ほどで終わりました。

 その後、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に精を出しました。お昼頃までは青空が広がり、助かりました。写真は小泉付近で撮った尾神岳遠望です。初めて、この場所から撮りました。

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 三和区末野では四季桜がまだ咲いていました。おそらく、午後からの強風には耐えられなかったとは思いますが。めずらしいので、雪をバックに写真におさめました。

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 昼食は大島区大平でとりました。食事をする場所がどんどん少なくなって、昼をまたぐときはどこで食事をするか考えてルートを決めないといけなくなっています。食事中に防災無線で、市道道田線は雪崩の危険性がたかまったとして午後4時から当分の間通行止めとなるという放送が流れました。その現場を通って大島区菖蒲まで行きました。通行止めが市のホームページにいつ掲載されるかもチェックしました。

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 大島区や吉川区の山間部などでは大雪に備えて、道路の排雪、雪庇落としなどの作業が急ピッチで行われていました。写真は大島区田麦での排雪作業と県道上越安塚柏崎線の吉川区上川谷地内での雪庇落としの準備風景です。作業そのものは撮る余裕がありませんでした。

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 昨日は午後からすごい風が吹きました。木の枝や葉っぱがあちこちで舞っていました。屋根が飛ぶなどの被害もあったようです。強い風のせいでしょうか、雪原にはさまざまな模様が出来ていました。いずれも吉川区源地内で撮りました。

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 きょうはこれから朝市宣伝です。行けるかどうか。

2021年01月22日

議会基本条例検証委員会、議員勉強会と続く

 おはようございます。昨夜は冷えていたので凍てつく朝となるだろうと思っていましたが、今朝は雨です。少しでも雪が消えてくれると助かります。

 昨日は活動レポートの印刷が終わってから、このブログを発信しようとしましたが上手くいかず、断念しました。そして大急ぎで活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達に出ました。大潟区は浜線も通れるようになり、順調でしたが、山麓線で渋滞に巻き込まれました。それでも10時開会の会議にはぎりぎりセーフでした。

 午前の会議は議会基本条例検証委員会でした。条文ごとの検証はほぼ終わっていますが、これまでの作業の中で未達成事項の分析と今後の方向性をどう示すか、が問われています。私からは、今後の検討についても全議員が情報を共有しながら進めること、意見交換会のあり方、議会報告会のあり方など議会の他の委員会で検討しているものはそちらに任せることを提案しました。次回は来月10日です。

 午後からは議員勉強会でした。今回はホワイトボードを使って、各議員の意見や提案などを可視化しながら集め、みんなの英知が活かされる会議の進め方を学びました。「はい、議会はこれからどんなことにチャレンジしますか」「市民参加です」「というと?」「市民の切実な願いを市政に反映させていくことが必要だから」「もう少し詳しく教えていただけませんか」「………」「なるほど、そのエピソードを紹介してくださいませんか」。勉強会では、同じグループに入った議員の人柄や考え方もより深く知ることができました。今回の学びが委員会の活動などに活かされるといいと思います。

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 会場だった市民プラザから吉川への帰り道、東中島付近で歩道などの除雪作業が行われていました。歩道除雪はまだかなり残っていますね。そしてその先、夕焼けがとてもきれいでした。下の写真は除雪風景と、夕方5時半頃、吉川区町田にて撮った夕焼けです。遠くの山は権現岳、鉾ヶ岳です。

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 夜6時半からは吉川区地域協議会でした。注目したのは福寿荘の市社協への譲渡に関する諮問です。地域協議会のメンバーが事前に福寿荘の実態調査を行い、炭焼き小屋、陶磁器教室の機器などの状況、社協が取得した後の建物の活用方針などを確認したのはいいことだと思いました。答申は、「影響なし」(問題なし)でした。また会議では、行政側から今回の豪雪についての吉川区の被害状況などがわかる資料、ゆったりの郷に関する各団体との意見交換のまとめ提出されましたが、参考になりました。

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 会議が終わって事務所でデスクワークをしました。外は冷えていましたが、月がきれいでした。

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 きょうは、これから活動レポートの印刷作業です。それが終わり次第、大島区に出かけます。

2021年02月05日

FM上越㈱の事業をJCVに譲渡へ


 おはようございます。今朝は明け方になってから冷え込み、晴れました。青空も広がっていい一日になるかも知れません。写真は先ほど事務所脇で撮ったものです。

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 昨日は大忙しの日でした。朝の8時までに活動レポートの印刷と新聞折り込みを終わらせ、ポスト下ろしなどを行いながら市役所に向かいました。途中の景色が素晴らしく、写真を撮りたい衝動にかられました。撮ったのは、ほんの数枚です。そのうちの1枚だけアップします。吉川区大乗寺にて撮影しました。

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 午前10時からは総務常任委員協議会でした。議題は、「エフエム上越株式会社の現在の経営概要と経営健全化に向けた取組・今後の方向性」です。

 エフエム上越㈱は、市民への行政情報の提供、災害時の緊急情報の提供によって、市民生活の安全・安心を確保することを目的に平成11年2月に設立された第三セクターです。

 市の説明によると、同社が「コミュニティFM放送事業単独で黒字化を継続していくことが難しい場合も想定される」として、民間事業者への事業譲渡を決断、「防災ラジオを活用した緊急放送の伝達を継続」を条件に複数の事業者に打診を行った結果、JCV(上越ケーブルビジョン株式会社)が事業の譲り受けに前向きな回答をした。そこで、JCVと具体的な協議を進めてきたということです。

 協議をスタートするにあたっては、「無償譲渡すること」「現在のエフエム上越㈱の負債は引き継がないこと」を条件とすることを確認。協議の結果、①現在の番組は一定程度引き継ぎ、エフエム上越㈱が築いてきた伝統を承継しつつ、今後も地域に密着したコミュニティ放送を継続する、②エフエム上越㈱の社員の雇用を維持する、ことで合意したとのことです。

 これをうけてエフエム上越㈱は2月19日に臨時株主総会を開催し、会社清算と事業譲渡について決議を行い、上越市は「清算に伴う伴う資金不足」は市が新たに補助金として新年度予算に計上するとしています。

 常任委員協議会では、こうした説明を聴いた後に、「放送の中立性を確保するためにどうするか」(橋爪)「緊急情報の伝達の継続についてはどう担保するのか」(同)「エフエム上越㈱職員はJCVで雇用されるというが、労働条件はどうなるのか」(同)「なくなってしまう会社に補助金を出すのはどういうことか。(第三セクター健全化の)前例になるのではないか」(栗田委員)「何故ここでエフエム上越を閉じるのか。その理由は財務的な問題なのか、それとも当初の目的が達成されたからなのか」(宮越委員)「防災ラジオがあるのに(今回の豪雪では)何で情報が出ないのか」(高山委員)などの質問が出されました。

 これに対して市は、「放送の中立性はエフエム上越㈱の時と同じ仕組みの中で確保していく」「緊急情報については協定書の中に入れていく」「労働条件の後退はない」「第三セクターはそれぞれ違う、すべてに当てはまるものではない」などと答弁しました。これらの答弁(趣旨)は私のメモに基づくものです。メモできなかったものもあります。

 質問が一巡した後、私の方から、「スケジュールでは19日に臨時株主総会が開催され、そこで事業譲渡など大事なことが決まる。その前にいま一度、審査し、協定書の主だった内容などを確認していく必要があるのではないか」と提案しました。委員協議会で協議した結果、委員間討議を行い、必要に応じて理事者を呼んで訊くということで合意しました。

 午後からは災害対策特別委員会があり、総務常任委員協議会はいったん休憩し、災害対策特別委員会終了後再開、委員間討議をどういう内容で行うか、市側にどういう資料を求めるかを協議しました。この協議はホワイトボードを使って行いました。市議会常任委員会の会議でホワイトボードを使用したのは今回が初めてです。

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 午後からの災害対策特別委員会の様子については次号の活動レポートにその概要を書く予定です。

 総務常任委員協議会が終わったのは午後4時頃でした。それから三和、浦川原ルートで大島区へ行き、活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。ちょうど雪が強く降った時間と重なり、たいへんでした。写真は大島区熊田でのものと、板山で車が止まった時のものです。大島区から吉川区川谷経由で帰りましたが、途中、ホワイトアウトに何度かなり、怖かったですね。

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 きょうはこれから母の通院介助です。その後は「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2021年02月09日

本日、午後1時18分、FM上越に出ます


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 おはようございます。今朝は寒いですね。風も吹いてあちこちで地吹雪が発生しています。道路の路面も凍っています。お出かけの人はお気をつけください。

 さて、今朝はまずお知らせから。先日収録したFM上越の「上越市議に訊く」の放送が本日の午後1時18分から流されます。私が話した市政や活動レポート等についての話がどんな風に編集されているのか楽しみです。また、番組の最後のコーナーで私のリクエストナンバー、中村明臣さん作詞、作曲の「あまだれ」も聴くことができます。歌はピアスボーカルのmaco(マコ)さんです。この放送は全国どこでもインターネットで聴くことができます。下線のついた「FM上越」のホームページを開き、「インターネットラジオ」のアイコンをクリックすると聴けます。よろしくお願いします。

 昨日は午前が日本共産党議員団の団会議でした。豪雪対策や第三セクター問題など当面する市政の課題で議員団としての意見統一をするためにお昼直前まで協議しました。出されたテーマは、上記2つのほか、㈱よしかわ杜氏の郷の経営問題、新たな展開をしている柏崎刈羽原発問題です。豪雪対策の総括に係わる議論が一番時間がかかりました。

 午後からは上越地域消防事務組合議会の定例会でした。私は昨年5月までそこの議員でしたので審議に参加していたのですが、いまは離れましたので、今回は傍聴です。

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 議案審議の中で注目したのは平良木議員の豪雪時の消防組合の活動、特に救急車についての質問です。同議員は「普段以上のご苦労があったと思うが、除雪が行きとどかず、救急車両が入れないなど重大な支障はなかったか」と質問しました。これに対して伊藤消防局長は、「大雪は災害という認識のもと、大雪時に必要な資機材を積んでしっかりと責任を果たせるようにした。救急出動で遅れはあったものの、事前に先方からご理解をいただいて活動してきた。苦情はなかった」と答えました。答弁の中では、人工透析患者の人で公共交通機関を使って医療機関へ行くことができなかった人がいて、救急車で搬送したケースが10件ほどあったことも明らかにされました。たいへんな状況だったことが改めて確認できました。

 消防局の説明によると、救急車が出動要請先に到着するまでの時間は通常で平均8.8分、どか雪が降った今年の1月7日から14日までの到着時間は20.3分だったとのことです。また、病院までの到着時間は通常が平均13.9分、1月7日から14日までは平均25.2分だったということです。除雪体制の強化などによって、1分でも短くしたいですね。

 きょうは午前が地元、午後からは総務常任委員協議会です。

2021年02月10日

東電の住民説明会で批判続出


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。午前2時に寝ましたので4時間の睡眠です。でもめずらしく熟睡しました。外は曇り空、ブルも出動し、道はきれいになっています。

 昨日は午後から総務常任委員協議会でした。テーマはFM上越の民間譲渡問題です。市民にわかりやすい行政情報を提供する、災害時の緊急放送を行い、市民の命と安全を守る。これを実現していくうえで、FM上越を何とか存続できないのか、できないとすればJCV(上越ケーブルビジョン)にこの仕事をきちんと引き継いでもらうためにどうしたらいいか。行政側に求めた資料などをもとに委員間で活発な意見交換を行いました。そして、行政当局にもっと訊くべきこともはっきりしてきました。次回の委員協議会は12日の午前10時からです。

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 昨夜は上越文化会館で東京電力の住民説明会が開催され、60人ほどの住民が参加しました。

 東電側からの説明後の質疑はやはり予想通りでした。「(不正入室は)住民感覚と大きくずれている。適格判断を返上すべきだ」「福島の事故から何を学んだのか。なぜ起きたかも言わない。私たち市民は命を東電に預けた覚えはない。安全性についてどう責任をとるのか」「人による不正、ミスは避けられない。自然災害も巨大化している。テロなども想定される。なぜ危険なこと(原発)を続けているのか」「2つの不祥事の原因、その分析結果を明らかにすべきだ」。他人のIDカードを使って中央制御室に不正入室したことや安全対策工事が終わっていないにもかかわらず終わったことにしていた問題を中心に質問が続出しました。

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 新型コロナ対策をとられているなかでの住民説明会開催で、言葉は丁寧でしたが、「本当のことを知ってほしいという誠実さがない」(参加者の発言)というのが率直な感想です。特に最後の場面、東電の新潟本社代表の閉会挨拶は座ったまま、しかも原稿の棒読みでした。たぶん、他の会場でも同じものを読み上げたのでしょう。違和感を持ちました。

 昨日はFM上越の「上越市議に訊く」放送日でした。私の出番だったのですが、委員協議会と重なり、生放送は聴けませんでした。でも市民などから次々と感想が寄せられました。「市民のために活動したいという気力を感じ、自分も頑張ろうと思いました。市民に勇気を与えたインタビューでした」「放送の中身はみんな良かった。本当のことだものね。やさしい気持ちと市議の活動がしっかり出ていました。あまだれの曲、初めて聴きました。いい歌ですね」等です。放送を聴いて下さったみなさん、FM上越のスタッフの皆さん、そして「あまだれ」の関係者の皆さん、ありがとうございました。

 きょうはこれから新潟です。

2021年02月11日

新潟市で党議員研修会


 おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。外は比較的暖かく、天気はまずまずです。朝から事務所で活動レポート作成作業をやっています。今号は1998号、2000号まであと2回というところまで来ました。

 昨日は新潟市で全県党議員研修会でした。平良木議員、糸魚川の佐藤孝議員、柏崎の樋口議員と共に新潟に向かいました。公務があった上野議員は欠席です。途中、そぞれれの議会の一般質問のやり方、新年度予算の説明など議会運営に係わることの実情を出し合い、交流しました。上越市の議会運営は進んでいると改めて思いました。下の写真は新潟へ行く前に吉川区長沢で撮った写真です。

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 研修会は午前10時から午後4時まで。新型コロナ対策、豪雪対策、医療と福祉などについてがテーマでした。最新の動きをつかみ、3月議会での論戦の準備をするうえでとても参考になりました。このうち豪雪対策では、これまでのたたかいを振り返り、今日の到達点を知ることができました。ここでは私の2014年豪雪時の県交渉などの記事も引用されました。私のブログで到達点を学ぶことになるとは思いませんでした。研修会では、「人新生の資本論」やNHKEテレの番組テキスト、「カールマルクス資本論」などの文献や民主商工会新聞などの優れた記事がいくつも紹介され、刺激を受けました。下は民主商工会新聞の記事です。

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 昨日は文教経済委員会が開かれました。市の水族館でイルカが4頭も亡くなった原因調査結果が出て、それをめぐって質疑が行われました。新聞記事では誰がどんな発言をしたかまでわかりませんので、今夜にもインターネット録画放送を見ようと思います。

 きょうは、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。これからフル回転します。

2021年02月13日

戦争体験集「炎と飢えと」第50集


 おはようございます。今朝は冷え込みました。ひょっとすればと思い、雪の上にのぼったところ、埋まりませんでした。今冬2回目の凍み渡りやりました。

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 昨日は午前が総務常任委員協議会でした。前回の続きで、テーマはFM上越のJCVへの事業譲渡についてです。総務管理部長が前回の委員同士の意見交換を聴いて、改めて今回の問題について補足説明を行い、質疑が交わされました。協定書づくりはどこまで行っているか、どんな内容となるのか、本当に譲渡しかないのかなど活発な議論が行われました。詳しいところはインターネット録画を見てから活動レポートに書きたいと思います。

 午後からは母を施設に迎えに行き、病院へ連れていきました。定例の検査です。病院への行き来で母とたくさんしゃべりました。おもだった会話です。

母「とちゃ、あれ妙高山か」
私「そだよ。隣りの尾神岳みたいながは黒姫」
母「そいがか。春になればウド出るだろな」
私「おまん、えらいもんだ」
母「あの看板は店か」
私「よく見えるねぇ、えらい、えらい」
母「だって、おれ、目、付いているもん」
私「ははは」
母「とちゃ、ナルス寄らんでとっとと帰るがか」
私「時間ねえがどね」
母「寄れば、買い物しちゃうもんな」

 施設まで送っていって、帰ろうとした時、「じゃ、また来るすけね」と言ったら、「どこへ行くが」とさみしそうな顔をしました。かわいそうですが、やむを得ません。

 その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をして、家に戻りました。日野市から濃いオレンジ色の文集が送られてきていました。新日本婦人の会国分寺支部発行の戦争体験集「炎と飢えと」第50集です。送り主は私が学生時代からお世話になっている古厩喜美子さんです。

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 「炎と飢えと」は戦争体験を風化させてはならない、新しい平和への取組、思いを伝えようと、1971年に発刊されて、今回50号に到達したということです。戦争体験集は1回だけというのが多い中で、地域の組織が50集まで積み重ねたというのはすごいですね。

 まだ、読み始めたばかりですが、2つの投稿に注目しました。そのひとつは喜美子さん自身が書かれた「戦後75年の夏に思うこと」。古厩さんとは長いお付き合いをさせていただいていますが、お父さんの本籍が新潟県であり、高田連隊の重機関銃部隊に配属されていたことや、4歳のときに佐渡に疎開されていたことは初めて知りました。

 文章の中で、佐渡の親戚に疎開された翌日の話が書かれています。佐渡の親戚まで喜美子さんを送ったきた父親が東京へ帰る時に交わした言葉が切ないですね。以下は原文です。

 一夜明けて私をおいて東京へ帰る父に、
「お父ちゃんどこへ行くの?」
「お便所だよ」(田舎は母屋と別棟だった)
「お便所行くのにどうしてオーバー着ていくの?」
 この会話に、父は男泣きに泣いて走り去ったとのこと……。

 この部分を読んだら、向田邦子のエッセイ「字のないハガキ」を思い出しました。喜美子さんご自身がこんなにも切ない体験をされていたとはびっくりでした。

 昨日、送られてきた包みには、長年にわたり戦災孤児を支援してきた鎌田十六(トム)さんが亡くなられた時に、作家の早乙女勝元さんが「しんぶん赤旗」に書かれた追悼文も同封されていました。読んでいなかっただけに助かりました。また、手紙が添えられていて、東京でFM上越の私のインタビューを聴いたとか、新潟市の吉田三男先生(故人)のお連れ合いが私のホームページを見てくださっていることなどが綴られていました。うれしかったです。古厩さん、ありがとうございました。

 きょうは、これから朝市宣伝です。


 

2021年02月15日

北代、山本両ぶどう園で被害調査


 おはようございます。今朝は曇りです。昨夜は雨が降ったのでしょう。車の汚れも少しとれました(笑)

 昨日も好天でした。午前はゆっくりするつもりでしたが、三和区の橋本正幸前市議から電話があり、北代ぶどう園、山本ぶどう園を視察することにしました。その前に最高に汚れた車の洗浄です。手作業でやりました。洗車している時に隣集落のKさんのトラックが目に入りました。Kさんは雪下野菜を掘り出しに来たのでした。掘り出した大根は少し曲がっていて、土もついていました。オレンジ色のケースに入った大根は、とれたての魚みたいに見えました。Kさんは、「雪に押されて曲がったんだわ。黒いとこもあるけど、もったいないすけね」と言って笑っていました。

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 さて視察です。三和区北代の「北代ぶどう園」入り口で橋本前市議と合流し、両ぶどう園の豪雪による被害状況を見るとともに、ぶどう畑におられた2人の方と懇談してきました。現地はまだ2メートルを超える積雪があり、少しでもぶどうの木を救おうと雪掘りの作業をしている人たちが何人もおられました。ぶどう畑では、棚の上で木(つる)が横に伸びているのですが、一挙に降った雪の重みでぶどうの木が折れたり裂けたりしています。雪消えとともに、被害は拡大するものと思われます。被害木の片づけ、棚の再建などは、高齢化が進み、極めて困難だとのことでした。大きな支援が必要です。

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 現地調査が終了してから遅い昼食を撮り、その後、大潟区、直江津へと車を走らせました。大潟区高橋新田で見た米山さんがきれいでしたね。直江津では船見公園近くの雪捨て場も見てきました。ものすごい量というか、雪の山でした。春までに本当に消えるのでしょうか。その近くの高台から直江津海岸の写真を撮りました。

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 夕方、平良木市議と共に糸魚川市へ。市議選の準備です。国道は空いていていつもよりもかなり早く糸魚川に着きました。途中、素敵な夕焼けも見ましたよ。

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 家に戻ったのは夜の8時半頃でした。吉川区の「夢をかなえる会」から3月14日に吉川コミプラの多目的ホールで行われる「夢は牛のお医者さん」映写会の案内が届いていました。案内文には昨年12月に行われた「ほっとホットコンサート」のことが書かれていて、先日のFM上越で流れた「あまだれ」の曲のことも載っていました。「あまだれは(中略)初めて公共の電波に乗りました。〝あまだれ〟の小さな夢物語は、ほっとホットコンサートから歩き始めました」と書いてあったのですが、この夢物語が今後、どんな展開を見せるのか注目です。

 きょうはこれから総務常任委員協議会です。その後、議員勉強会もあります。

2021年02月16日

総務常任委員会がFM上越の事業譲渡問題で議長に要請


 おはようございます。昨夜からの強風、台風並みとのことですが、あちこちで倒木や枝の落下、看板などの倒れが相次いでいます。また、停電も発生しています。今朝は「しんぶん赤旗」の配達当番でしたが、道路には木の枝や看板などが落ちていて、危なかったです。写真は吉川区小苗代地内です。

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 昨日は午前10時から総務常任委員協議会でした。FM上越㈱は今月19日に臨時株主総会を開催し、会社の清算と市内の上越ケーブルテレビジョン㈱への事業譲渡を決議しようとしていますが、その動きにどう対応するかを協議しました。

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 昨日はこれまでの協議を踏まえて滝沢委員長が委員会としての総意案を提示し、協議を重ねました。そして昨日の夕方、「エフエム上越㈱が担ってきた『地域に密着したコミュニティ放送として上越市民に必要な情報を伝える』目的を、上越ケーブルビジョン㈱が確実に継承すること」などを覚え書に盛り込むことなど4項目5点について市長に要請するよう議長に働きかけました。

 委員会の総意としてまとめ、議長に提出した文書は以下の通りです。

 エフエム上越㈱の臨時株主総会開催に先立ち、上越市に以下のように対応するよう求める。

1.上越ケーブルビジョン㈱と上越市の覚書に以下の2点を盛り込むこと。
(1) エフエム上越㈱が担ってきた「地域に密着したコミュニティ放送として上越市民に必要な情報を伝える」目的を、上越ケーブルビジョン㈱が確実に継承すること。
(2) 上越市が上記(1)の目的が達せられないと判断した場合には、協議の場を設けること。
2.周波数を統合し、上越市と妙高市に同一の放送を行うこととなった場合、上越市民への情報の質と量を担保すること。
3.この度の事業譲渡及び清算に際し、出資金の放棄、また新たな補助金の支出がある場合、説明を尽くすこと。
4.エフエム上越㈱がすべての株主に対し、事業譲渡に至った経緯等の説明責任を果たすこと。

 この問題をめぐっては、総務常任委員協議会を4日から4回にわたって開きました。そのうち2回は市役所担当部課長などを呼んで質疑を行い、残りの2回は委員間で意見交換、委員間討議を行いました。ひとつの問題で4回も会議を開催したのは初めてかも知れません。いろいろと意見の相違があるなかで、私は「総意をまとめるなら、一致点でまとめるべきだ」と主張をしてきましたが、ようやく実りました。

 昨日は議員勉強会もありました。ソトコト編集長の指出一正さんを講師に迎えて、持続可能な地域をつくるためにどうしたらいいのかを全国各地の実例を学びながら考えました。

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 四国の上勝町。人口1500人ほどの小さな町ですが、環境教育で世界に通用する町をつくるということで、ごみゼロ達成をめざした取組を展開し、達成率80%までもっていった事例が紹介されました。吉祥寺のブックマンションの取組も興味深いものでした。四角の小さなマスが本屋さん。ひとマス3850円の利用料金だとか。ひとマスには多くて10冊くらいしか本はおけません。小学5年生のショウタ君も店主の一人だそうですが、店主同士の交流が始まっているといいます。このほか、ワンコの森遊び、「イワシビル」の取組など面白い実践が次々と紹介されました。

 指出さんは、私たちが地域で未来を見つける視点として、①関係案内所、②おしゃれな地域循環、③SDGs的、の3つをあげていました。「人はかかわりでしか長生きできません。関係場所を育てていくことが必要だ」「人ってつまらないと動かない。面白くするには断定しない。あいまいなものを残すことも大事だ」など印象に残る言葉がいくつもありました。

 質問に答えるコーナーでは、集合写真になぜこだわるのか、どんなふうにしていい写真を撮るのかが面白かったです。「NHKや朝日のカメラマンというと被写体となる人は緊張するが、油断させることが大事だ。1枚の集合写真を撮るためには、1000枚からの写真を撮って1枚を決めていくこともある。自然のように見えてもちゃんと構図を考えている」とのこと、すごいなと思いました。

 きょうは9時過ぎから新年度予算説明会、代表者会議と続きます。

2021年02月17日

新年度予算案説明会があり、事実上、3月議会入り


 おはようございます。今朝はまた雪になりました。昨夜から降った量は10㌢に満たないレベルですが、これからが心配です。写真は吉川区下中条地内、車の中で撮りました。

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 昨日は朝8時前に家を出て、柿崎区の葬儀場に向かいました。お世話になったKさんの葬儀の時間帯が議会日程と重なっていましたので、葬儀前の時間帯でしたが、お参りしておきたかったからです。ご家族の方と葬儀場スタッフの方のご了解を得て、無事にお参りでき、ホッとしました。ほんとうは一昨日の通夜式に出て、なじみの皆さんと共にお別れしたかったのですが、総務常任委員協議会が午後6時半頃まで行われ、叶いませんでした。

 9時15分からは市長による新年度予算案説明会でした。一般会計の予算規模は934億7363万円で、前年度比2%増です。注目の新型コロナ対策では、新型コロナウィルスワクチン接種で9億7108万円(3月補正含む)、住宅リフォーム促進事業補助金が1億210万円などが盛り込まれました。この他、新規事業として注目されるのは、(仮称)直江津アートプロジェクト事業の6800万円、地域福祉ボランティア事業、一般介護予防事業の77万円などです。しっかり分析して、議案審査にのぞみたいと思います。イラストは説明会風景です。市の幹部と議員の一部が入っています。似顔絵として描いたわけではありませんが、結果として、似た感じになった人もいます。

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 予算説明後、議会運営委員会、各派代表者会議が行われました。議会運営委員会では、先行議決との関連もあって、12月に決めた予定と一部変わりました。傍聴される方は、予め議会事務局と連絡をとるか、議会のホームページで審議日程を確認したうえでお出かけください。各派代表者会議では、新年度議会関係予算案の説明、会議規則の一部改訂、仮議長の選出などが議題でした。議会50年記念誌についても協議が行われました。

 午後からは平良木議員と共に糸魚川市へ行き、4月の市議選に向けての宣伝計画について現地の人たちと協議してきました。先日と違い、海岸沿いの国道は冬の厳しい風景となっていました。

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 夜は活動レポートを作成する予定でしたが、昨日、いっとき寒い目に遭ったことが災いして、原稿書きはほとんど出来ませんでした。まずは体調を整えることからはじめないとダメなようです。でも、今朝、うれしいメールが届き、一気に回復しそうです。Kさんが通っていた介護施設の皆さんのうち、Kさんと係わりのあった人たちが、「春よ来い」の第615回、「替え唄」をみんなで読んで、唄を合唱してKさんを偲んだという内容です。こんなふうに活用されるなんて、書いた者としては最高にうれしいです。調子悪いなんて言っていられなくなりました。

 きょうはこれから議員団会議です。

2021年02月23日

文教経済常任委員会の傍聴、山本ぶどう園へ


 おはようございます。今朝は曇りです。昨夜からの雨はかなり降ったようで、吉川は増水しています。

 昨日は午前が市議会文教経済常任委員会でした。委員会では「佐渡汽船㈱の経営改善に伴う小木直江津航路の就航船舶の変更について」所管事務調査を行い、今後の小木直江津航路の在り方、佐渡汽船㈱への支援などについて質疑を行いました。

 小木直江津航路については昨年の10月、佐渡汽船㈱、佐渡市、上越市、新潟県の4者合意を経て、佐渡汽船㈱の取締役会において、「あかね」を売却する方針を決議し、仲介人を入れて国内・海外での売却先を探しています。また、同航路の就航船舶についてはジェットフォイル「ぎんが」を就航させることにして、運賃や運行ダイヤを決めています。

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 上越市では、「あかね」の売却先等が確定し、同社の経営状況を確認したうえで、補助金の返還と合わせ、支援を検討することとしています。ですから、新年度予算には支援経費は計上されませんでした。

 昨日の委員会では、こうした事態を受けて、「あかね売却が決まらないと不透明だが、本当に次の段階に行けるのか」「(あかね売却まで財政的)支援をしないのであれば、利用客を増やしていくところに向き合っていく必要があるのでは」「最終的にはカーフェリーに戻すことを考えているか」などの質問が出ました。

 市は、「いま、確定的にできるもの(支援)はない。出来ることがないのははがゆい。でも、予算を伴わない支援もしていきたい」「むずかしいのは上越市と佐渡市の決定的な違いだ。佐渡市は〝命綱〟、上越市は〝送り出す側〟。ここで商売しようという厚みはなかなか出てこない。小木直江津航路にどういう意味があるかまで深めないと議論の厚みは出てこない。出しやすさの工夫もしていく必要がある」などとのべていました。

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 文教経済常任委員会は午前11時半過ぎに終わったので、直江津で昼食をとり、直江津海岸に行ってきました。海がきれいな予感がしたのです。たまに海を見ると、いい気分転換になります。

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 午後からは上野市議の総括質疑の聞き取りがあり、私も同席し、質疑の趣旨を伝えました。その後、議員団会議を開催し、一般質問の検討に入りました。新型コロナ、豪雪、原発などいくつもの項目をあげ、意見交換し、分担を決めました。

 午後3時過ぎ、議員団の3人と橋本正幸前市議の4人で浦川原区の山本ぶどう園へ行ってきました。先週、新たな雪が降り、予算議会前にもう一度視察しておこうということになったのです。現地では上野市議と私が知っている農家のぶどう畑を視察、そこの農家の方から今回の豪雪の対応などについていろいろとお聞きしてきました。「長年、共済に入っていたが、合併を機に負担が3倍にもなってやめた」「タルキを大型店で購入して補強した」「被害状況を図面で描いてくれと言われ困った」など生々しい声をたくさんいただきました。これらは総括質疑や一般質問などに活かします。

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 夕方、市役所に戻ると丁度、夕日が春日山駅の上にありました。まぶしすぎるほどきれいでした。

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 きょうはこれから朝市宣伝、街頭宣伝と続きます。


2021年02月26日

青空の広がるなか、「しんぶん赤旗」などの配達


 おはようございます。というよりもこんにちは、でしょうか。今朝は事務所で活動レポートの修正作業をしていたところ、思いのほか時間がかかり、印刷が遅くまでかかりました。手間取ったのは、表の作成です。どこで操作が間違ったか、うまく作れなくなったのです。

 昨日は、「しんぶん赤旗」用の活動レポートの印刷、新聞への折り込み作業が終わってから、夕方6時30分頃まで、活動レポートなどのポスト下ろし(配布してくださる人のところへ現物を届けること)、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などで出かけました。

 昨日は天気がだんだん良くなり、気温も上昇しました。途中でアノラックを脱ぎ、さらにジャンパーまで脱いで長袖シャツになって動き回りました。景色も良く、頸城三山や米山さん、尾神岳等の風景写真を何枚も撮りました。下の写真は小泉で見た米山さんです。

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 動き回っているときに千葉県は市川市在住の人から電話がありました。玄間太郎さんの話からはじまって郷土史、郷土愛に広がり、私のホームページに載せてある講演記録についても話題となりました。有り難いことです。この方には私の書いた本を2冊送ることになりました。

 三和区で昼食をとり、その後、浦川原経由で大島区へと車を走らせました。天気がいいので、屋根下などの除雪作業をしている人が何人もおられました。そのなかには大島区地域協議会の元会長、石塚さんの姿もありました。私とは遠縁に当たる人ですが、久しぶりに元気な姿を見れて良かったです。天気が良くなったことで、切り干し大根を作っておられる人もいました。じつにていねいな干し方をされているので、びっくりしました。美味しいものを作るにはこういう美的な感覚も大事なんですね。

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 昨日も何軒かからお茶を誘われたのですが、1軒でだけ、ご馳走になってきました。その時に出していただいたのは麹で作った甘酒と漬物です。私の大好物です。甘酒はあまりにも美味しく、おかわりしてしまいました。

 夜はパソコンに向かったのですが、イスに座って寝てしまいました。議会の準備もあったのですが、思い切って、早めに家に戻りました。

 きょうから予算議会です。夕方まで市役所にいます。新型コロナウイルス感染症の拡大が心配です。議会にもじわりじわりと近づいてきている感じがします。

2021年02月27日

予算議会初日、総括質疑で熱い議論

 おはようございます。今朝は青空がどんどん広がっています。先ほど、事務所上空をコハクチョウが飛んで行きました。そろそろ、帰る時がやってきたようです。さよならを言いに来たのかも知れません。

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 昨日は市役所に行く前に新聞屋さんへ活動レポートを届ける仕事がありました。遠くは高津の新聞屋さんです。9時15分前に地元事務所を出て、急ぎました。時間がないかと思ったのですが、道は順調で市役所へは議会開会の15分前に着きました。

 市議会は昨日から予算議会が始まりました。市長の提案理由の説明後、杉田議員、牧田議員、栗田議員、宮川議員、上野議員の5人が登壇し、総括質疑を行いました。全体として、市民生活に係わる重要問題が取り上げられていて、熱い議論が交わされたと思います。

 新型コロナの問題は杉田議員を始め、5人全員がとりあげました。このうち、PCR検査については昨年末から介護施設や障害者福祉施設に新たに入所する人にも広げられましたが、その数は35人で、今後、そうした施設や保育園、病院職員などにも広げていくことが重要です。

 新年度から住宅リフォーム促進事業制度が拡充されます。補助限度額は10万円から15万円に引き上げられますし、申請はこれまでこの制度を使ったことがある人もできます。関係業者の皆さんの売り上げが落ち込んでいるなかで、資金繰りの助けになるはずです。日本共産党議員団はこの制度の創設を提案し、その後は今回のような改善措置を一貫して求めてきただけにうれしいですね。牧田議員の質問に市長は、「少なくとも10倍の経済効果があるとみている」と答えていました。

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 原子力災害対策では上野議員が避難対策等をとりあげ、「実効性のある対応が求められている。豪雪時の対応、新型コロナなど新たな課題については一定の時間がかかるとのことだが、避難経路を重点的に除雪すると言っても、そこに出る道はどうなるのか。また除雪作業員の被ばくをどう防ぐのか、指し示していただきたい」と厳しく追及しました。こうしたことに時間がかかるなら、実効性のある避難計画ができるまでは少なくとも再稼働はしない、させないことが重要ですね。

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 今冬の豪雪被害についても杉田議員、宮川議員、上野議員がとりあげました。このなかで農業用パイプハウスなどの施設の被害と関係農家、農業組織への支援問題が注目されました。上野議員は、「(解体した施設ごみを)4つの特定集積所に出してほしいとのことだが、集積所は被災現場にできるだけ近いところに設置すべきだ。集積所まで運ぶのはたいへんだ。何とかならないのか。2014年の豪雪では10割補助だった。それとはかけ離れているのではないか」と質問しました。ブドウ栽培農家については、「雪があるのに被災状況を図に描いて出すように言われて困ったなどの声が上がっている。手続きを簡素化してほしい」などと訴えました。倒壊した農業用パイプハウスやぶどう園での被害状況を自分の目で見て、関係者の要望を聴いての質問は説得力がありました。

 昨日の市長答弁は時間をかけて丁寧でした。それだけ時間はかかりましたが、重要問題が多かっただけにそれで良かったと思います。私は市長とは政治的なスタンスは違いますが、昨日の市長答弁の中で引き付けられたところがありました。それは牧田議員の「上越市手話言語及び、コミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」についての質問への答弁です。「障害のある人も、障害のない人も、一人一人の特性に応じたコミュニケーションが円滑に図られることは、〝すこやかなまち〟に欠くことのできない要素だ」とのべた上で、視覚に障害のある方の「道路を横断しようと思い、車が通りすぎるのを待っていて、車が止まった」時の体験などを語りました。そして、こうのべたのです、「私たちは、人口減少と少子化の厳しい環境の中でも、このまちを未来につなげていかなければなりません。未来に向けても、このまちが、他者の幸せを喜び、他者のつらさを自分のことのように受け止める人がたくさん住んでいて、人と人とのつながり、支え合いのある暮らしの中から、小さくても豊かな幸せが次々と生まれて、それをまちの力としていくことのできる〝すこやかなまち〟としての歩みを続けることを願っております」と。心のこもった表現だなと受けとめました。

 昨日は午後6時半頃までかかりました。総括質疑は1日にも武藤議員、宮越議員が登壇します。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金で大忙しです。

2021年03月02日

総括質疑が終わり、先行議決案件の委員会審査も


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。雨がぽつりぽつりとあたりましたが、動きやすかったですね。何よりも暖かった。たぶん、昨夜からなのでしょう、暖かい風が吹いていて、雪をどんどん消しています。

 昨日は本会議2日目、武藤、宮越議員が総括質疑に立ち、新型コロナ関連の問題、人口減少、FM上越の事業譲渡などで質問を展開しました。その後、先行議決を要請されている補正予算関係議案の委員会審査が行われました。

 委員会審査で注目したのは厚生常任委員会です。感染症予防のため私立保育園や認定こども園にたいする備品購入補助が1園あたり50万円計上されましたが、「1園あたり50万円で足りるのか。足りない場合どうするか」との質問がありました。担当部課長は、「十分という保育園もあれば、そうでないところもあるかも知れない。追加要請があれば検討する」と答えていました。当然ですね。このところ市内で新型コロナウィルス感染症が広がり、小中学生にも出ていることから、「小中学校は大丈夫か」との質問が出ました。担当部長は、「ほぼ対象を絞り込んで検査が行われている。違う学校まで広がることはないと思う。注視していきたい」と答えていました。

 農政建設常任委員会審査も注目しました。なかでも今回3億円の追加予算が計上された農地、農業用施設災害復旧費に質問が集中しました。

 委員会には2月5日現在の被害状況が一覧表にされて出されていましたが、被災棟数292、被災者数158人、復旧見込み額6億円という数字でした。委員からは、「その後も被害が出ている。また雪が消えてからわかるものもある。この予算で大丈夫か」という趣旨の質問が出ていました。担当部長は「今後の被害も見込んでの予算計上となっている」と答えていました。どうあれ、予算で不十分な事態となれば、補正予算を組んでもらうしかないでしょう。

 この問題では私も番外発言させてもらいました。私からは、「皆さんの努力はわかっているが、関係農家の中には倒壊ハウスなどの対応でもう少しなんとかならないかという声もある。環境省の災害廃棄物処理事業を活用して市町村が主体となって取り組めば、撤去から処分に至るまで農家負担なしでできたはずだ。それを選択しなかった理由は何か」と質問しました。これにたいして担当部長は、「環境省の事業では、ハウスや農作物等が長期間放置され、新たな災害等で周辺環境に支障を及ぼすことがあると認められる場合となっているが、この要件からいって(適用は)困難だ」と答えました。私は、「強風によって物が飛んだり、野菜が腐ったりなどもあるかも知れない。柔軟な対応をしてほしい。冬場、上越で農業をやっていくにはそれなりの必死の努力がいる。冬も農業やっていこうと園芸などに取り組んでいる人たちの意欲をそがないよう、行政の全面的な支援が絶対必要だ」と訴えました。

 都市整備部関係では除雪費などに関連し、地震災害と重なることを考えれば、高田の一斉雪下ろしの基準の見直しが必要ではないかなど、若干の質問が行われました。

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 昨日は委員会審査が夕方までかかりました。本日は昨日の委員会審査についての委員長報告があり、先行議決案件の採決が行われます。開会は午後1時です。

2021年03月03日

先行議決議案、全会一致で可決

 
 おはようございます。今朝は7時少し前に起床しました。午前2時頃、布団に入りましたので、遅起きではありません。外へ出たら、久しぶりに雪がちらちらしていました。写真は下中条で見た今朝の尾神岳です。

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 昨日の本会議は午後からでした。午前にデスクワークをし、本会議に出席したのですが、国の第3次補正予算を活用した新型コロナウィルスワクチン接種事業、大雪で被災した農業用施設等の復旧支援などが入った補正予算の先行議決です。委員長報告の後、全議員賛成で可決成立しました。

 議会が終わってからはまっすぐ家に戻りました。3時過ぎには戻ったと思います。こんなに早く帰ると何をしていいかわからなくなりますね(笑)。郵便局へ用事で行ったほかは地元事務所で、一般質問通告の準備、活動レポートの原稿書きに専念しました。郵便局では局員さんから、「レポート2000号、おめでとうございました」と声をかけていただきました。

 きょうは地元の中学校の卒業式です。それに出てから市役所に向かいます。

2021年03月04日

吉中の卒業式

 おはようございます。今朝もぐんと冷えましたね。今冬5回目の凍み渡りをしました。お月さんも出ていました。いま活動レポートを印刷したところです。

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 昨日の午前は、地元の吉川中学校の卒業式へ行ってきました。今回は27人が卒業しました。毎年、卒業式では感動をもらってくるのですが、今回は新型コロナウィルス感染症と豪雪というたいへんな1年を経ての卒業式だったこともあって、これまで以上に大きな感動をもらった卒業式となりました。

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 今井校長は「はなむけの言葉」の中で、全国一斉休校や各種教育活動などの中止でウィルスに翻弄されたが、例年通りいかなかったことで得たものもあったとして、「修学旅行の中止の代わりに取り組んだ思い出づくりレクレーションでは、花火や肝試しなどをやり、みんなで楽しむことを学んだ。運動会や音楽祭を無事に成し遂げたことで絆はいっそう強まった」とのべました。そして、「柳に雪折れ無しと言われている。しなやかに自分らしく生きていってほしい」と訴えました。

 卒業生を代表して「巣立ちの言葉」をのべた佐藤太毅さんは、「自らの手で夢をつかむために吉中を卒業します。(中略)当たり前のことができず、仲間とも会えなかったが、常に全力でかけぬけてきた。音楽祭では最高の合唱を披露できたし、思い出づくり活動では、自分たちの企画で一人ひとりが楽しい1日を過ごすことができた」とのべました。そして、「私たちはたわいもないことで泣き、笑い、ともに高めあってきた。吉中の思い出は一生忘れない」と結びました。

 卒業式の会場は今年もサクラが満開でした。職員さんがこの日のために開花の進み具合を調整したのでしょうが、見事でした。とても素敵な卒業式でした。

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 卒業式が終わって市役所に向かう途中、頸城区の畑ヶ崎で白鳥等の大群が田んぼにいました。みんなふるさとへ帰る支度をしているのでしょう。写真は米山をバックにした写真と白鳥の大群です。

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 午後からは市役所でした。一般質問の通告書作成、文教経済常任委員会の傍聴が仕事でした。もっとも委員会は議員控室でインターネットによる視聴となりましたが。委員会では上野委員長の就学援助適用対象の拡大の訴えが良かったと思います。担当者は「自治義務で自治体それぞれの対応をしているが、検討したい」といった趣旨の答弁をしていました。

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 夕方、母を施設に迎えに行きました。ケアマネさんから「夜、まったく寝れないようだ」と相談があり、昨夜は自宅に帰してもらいました。

 きょうはまもなく市役所に向かいます。

2021年03月05日

一般質問の聞き取り


 おはようございます。今朝は昨日よりも暖かかったのですが、それでも凍み渡りができました。今冬6回目です。写真は下町から見た妙高山です。

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 昨日は「活動レポート」2001号のポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所へ行きました。市役所では一般質問の聞き取りがメインでした。豪雪関連の質問項目について重点的に聞かれました。「今冬はみんな頑張ったけれど、市民の命と暮らしを守る上で、課題はいくつもある。みんなで困難を打開していこう」そういう立場でこちらの質問の意図を説明しました。

 市議会は文教経済常任委員会の2日目でした。短時間しか傍聴できなかったのですが、その中で注目したことのひとつは朝市の状況と課題です。朝市については、直江津の三八市へ年に数十回行っていますので、状況はよくわかります。今後、無理をせず、賑やかに楽しい空間となるように努力したいものです。

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 夕方は大島区へ行きました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心ですが、活動レポートのポスト下ろしもしました。菖蒲や旭地区はまだまだ雪が多いですね。田んぼ仕事は10日ほど遅くなるだろうという声をいくつも聞きました。

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 きょうはこれから市役所に行きます。その前に母を施設に送ります。

2021年03月06日

厚生常任委員会審査1日目

 今朝は雨です。この雨が雪の上に降り、霧も発生しています。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。写真は小苗代地内の田んぼです。

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 昨日は事務所で活動レポートを2500枚ほど印刷し、3つの新聞屋さんへ届けるのが最初の仕事でした。裏面の内容が配布地域で違うので、原稿の入れ替え作業もあり、手間取りました。

 昨日から市議会は厚生常任委員会でした。午前は福祉部関係審査で、一部傍聴できました。注目したことの1つは民生委員についての質疑です。民生委員さんの仕事は市民の暮らしに係わる重要な仕事ですが、欠員が12名となっているなど、なかなかなり手がいない状況になっています。また、民生委員の受け持ち地域の世帯数(配置基準)については法律で定めがあり、たしか1人当たり、170人から360人までとなっていたかと思いますが、市内では47区域で360人を超える受け持ちとなっているとのことです。そうしたなかで担当区域の見直しを来年末の任期切れまでに検討していくことが明らかにされました。今後、どうなっていくか注目です。

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 もう1つ、吉川区原之町にある福寿荘を市社会福祉協議会に譲渡する議案の審査も注目でした。議員にとって、12月4日の総務常任委員会では「令和3年度は継続、令和4年に貸付または譲渡」という方向性が示されていました。それが昨年の12月には令和3年4月譲渡に向けて地元地域協議会などに説明がされる展開となりました。総務常任委員会審査のときには、すでに譲渡に向けた動きがあるにもかかわらず、説明はなしでした。平良木議員がこれをとりあげ、問題にしていました。私は一連の流れについては承知していますが、昨日は番外発言を求め、12月の時点で、行政側の議会に対する丁寧な説明が必要だったのではないかと指摘しました。担当の副市長も私の主張を認めましたので、今後、こういうことのないように願いたいものです。

 午後からは一般質問の聞き取り(ヒアリング)でした。柏崎刈羽原発に関する質問の内容を説明し、担当部署からの質問に答えましたが、質問と答弁がかみ合うようにということで、2度にわたる聞き取りとなりました。

 午後4時過ぎに市役所を出て大島区へ向かいました。ここ数日、夜は自宅で過ごしている母に煮物を食べさせてと、母の幼友達の女性から連絡があり、もらいに出かけたのです。私としては、県道上越安塚柏崎線や川谷地内の積雪状況などを見ておきたい思いもあり、明るいうちに出かけました。写真は大島区板山地内、吉川区川谷地内で撮った写真です。川谷の雪消えが遅いなと感じました。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2021年03月09日

厚生常任委員会審査2日目


 おはようございます。今朝はすばらしい青空が広がっています。冷え込んで、凍み渡りもできます。今冬7回目です。写真は朝日を浴びた頸城三山と田んぼの上を散歩中の私です。

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 昨日は三八市での宣伝からスタートしました。メガネが曇るので、外して歩いていたら、私だと分からない人が何人もいました。天気はまずまず、お店にはフキノトウなど春を感じさせるものがいくつも並んでいました。この時期、いつもネコヤナギを持ってくる人がいたのですが、2回続けて姿が見えませんでした。病気でなければいいのですが、心配です。

 市役所では午前中、総務常任委員会審査の準備をしました。午後からは、1時間ほど厚生常任委員会審査の傍聴をしました。

 昨日の審査の中では子ども医療費や健診での自己負担軽減について問う質問が相次ぎました。このうち、子どの医療費については、「市は子育て支援について総合的に考えている。現段階では他事業を削ってまで(負担を軽くすることを)考えていない。研究は進めていく」との答弁でした。健診の受診率向上をめざす取組では、「金額の多いか少ないかで受診率向上にはつながっていない。自分で健康を守る意識を高めていくことの方が先だ」との答弁でした。

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 昨日の審査で注目したことの1つは高血圧対策です。上越市は新年度、市の健康増進計画に基づいて生活習慣病予防の啓発及び健康教育などに取り組みます。そのなかで高血圧対策として高血圧者の割合が高い頸北地区をモデルにして、健診時の尿中塩分測定を行い、保健指導を実施するほか、医療機関などとの連携を強化し、減塩の推進や家庭血圧測定の定着などを図ります。委員会では、頸北地区の血圧の実態は上越市のなかでどういう状況になっているか、頸北地区での事業推進にどれくらいの費用がかかるのか、市全体ではどうするのかについて質問がありました。

 担当課長は、「頸北地区の血圧は(上の血圧での異常者の割合が)46%~52%となっている。上越市全体では45.3%だ。予算額は約270万円で、保健師、栄養士などが保健指導をしていく。頸北をモデル事業として取り組み、この効果を見ながら全市域に広げていきたい」と答えていました。

 下の資料は、国保データバンク資料を基に市が作成した「上越市30地区における収縮期血圧及び拡張期血圧の有所見率ランキング(国保)」の表を橋爪が編集したものです。専門用語が使われていますので、説明を追記します。※1、(収縮期血圧、拡張期血圧)「収縮期血圧」は一般に「上の血圧」と言われていて、心臓が収縮したときの血圧です。「拡張期血圧」は「下の血圧」と言われ、心臓が拡張したときの血圧です。※2、「有所見率」とは健康診断を受診した人の中で異常という所見があった人の割合です。

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 きょうは午前中はデスクワーク、午後から母の通院介助です。

 

2021年03月11日

上越市も命綱固定アンカー設置補助の検討へ


 おはようございます。今朝も冷え込みました。今冬8回目(?)の凍み渡りができました。昨日の天気で、雪消えが進み、近くの田んぼの畦や農道も見えてきました。

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 昨日は母を介護施設に送り届けてから市役所に行き、農政建設常任委員会を傍聴しました。今冬の道路除雪などいくつかの課題は私の一般質問でもとりあげますので、聞いておきたかったのです。

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 午後からも1時間ほど傍聴しました。ここでは私も番外発言させてもらいました。とりあげたのは、雪下ろしのときの命綱固定のアンカー設置補助についてです。私は、「屋根の雪下ろしの際の死亡、重傷事故が多発している。克雪型の住宅建設も大事だが、現在の建物での雪下ろし時に事故をなくすための命綱固定アンカー設置補助制度が必要だ」と訴えました。丸田課長は、「現在、市の住宅リフォーム制度の中では対象に入っている。県が新たに始める支援制度がどういう要綱になるか見た上で(アンカー設置補助の制度を)どういう内容にするか検討していきたい」と答えていました。所得要件など入れないで、誰もが申請できる制度にしてもらいたいものです。

 夕方4時頃、市役所を離れ、地元に帰りました。車の点検などいくつかやるべきことがあったからです。活動レポートの作成の仕事もありました。

 きょうから総務常任委員会です。きょう、明日で5つの部の議案を審査しようというのですが、きついですね。

2021年03月12日

総務常任委員会審査初日


 おはようございます。今朝は6時前に起床し、「しんぶん赤旗」の配達をしてきました。昨日と同じように冷え込みました。配達が終わってから凍み渡りもしました。今冬9回目です。写真は大出口川堤防で撮った今朝の尾神岳と事務所脇の榛の木です。

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 昨日は総務常任委員会審査の初日でした。財務部から始まって総務管理部、企画政策部の途中までいきました。旧ガス水道庁舎の整備に伴う工事、各課の配置では、仕事の効率性だけでなく、市民の利便性をどう高めていくかという視点で質問しました。4月1日からFM上越の業務はJCVへの譲渡が決まっていますが、先月18日に市議会は市長に対して覚書の内容など4項目の要請をしています。その結果や覚書の具体的な内容についても質問しました。覚書は、現在協議中で、災害情報、コミュニティ放送の2本立てとなるとのことでした。デジタル関連については、現在の国会で審議中のデジタル関連5法案の動向も見極め、有識者会議での議論を経て、市の統一的な方針を秋までに決めていくとのことです。全国規模のクラウド立ち上げによって、当市独自の市民サービスの制度が抑制されることがないか、マイナンバーの利用範囲がこれまでの税・社会保障・災害3分野限定から大きく広がっていくのではないかなどと質問しました。まだまだたくさんありましたが、活動レポート等で少しずつ紹介していきたいと思います。

 きょうは審査の2日目です。夜遅くまでかかるかも知れません。

2021年03月13日

雪に起因する事故防止対策事業創設を

 おはようございます。今朝は7時過ぎまで寝ていました。疲れがたまったのでしょう。外は気温が高く、田んぼなどでは霧が発生しています。

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 昨日は総務常任委員会でした。いろいろとりあげて質問しましたが、2つだけ書きます。

 今冬の豪雪の中で、上越市内では民家周囲の除雪や屋根の雪下ろしなどで死亡5人、重傷21人、軽傷34人と事故が多発しています。私は12日の総務常任委員会審査の中でこの問題を取り上げ、「交通事故については交通安全計画を作り、年間死亡者を4人以内に抑える等の目標の元に取り組んでいる。雪に起因する事故は12月から3月までの短い期間にもかかわらず、多発している。市民の命を守るために、交通事故対策と並んで雪に起因する事故防止対策の事業を大きな柱に位置付けて取組を強化すべきだ」と訴えました。

 野口副市長は答弁の中で、「不幸な事故はあってはならない。死亡、重傷事故などを検証して次につなげていきたい」とのべました。今後の動きを注視していきたいと思います。

 雪対策に関しては、もうひとつ、冬期生活安全・安心確保事業についても取り上げました。上越市では中ノ俣・上綱子、牧区切光・鷲尾、吉川区下川谷など7地区11集落を対象に、集落内の生活道路の除雪や高齢者世帯など雪処理が困難な世帯の除雪などを集落に委託しています。しかし、世帯数の減少と高齢化が進む中でこの事業を維持することが困難となってきています。私は、「この制度はたいへん重要な制度だが、高齢者が高齢者世帯の面倒を見るような感じになっている。地区以外の人の力も借りる、7地区以外にも広げていくなどの見直しが必要ではないか」と訴えました。

 影山自治・市民環境部長は、「私も大事な制度だと思っている。今冬の雪を振り返るなかで、この制度をどう発展的によくしていくか検討させていただきたい」と答えました。

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 きょうは、これから朝市宣伝、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と続きます。

2021年03月16日

一般質問始まる


 おはようございます。今朝は冷え込みました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達が終わってから、今冬10回目の凍み渡りをしました。おそらく、これが最後でしょう。

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 昨日から一般質問が始まりました。滝沢議員が1つのテーマで30項目の質問をするという、これまでにない「挑戦」をしました。市長の1回目の答弁は40分ほどになったのではないでしょうか。再質問はしぼっての質問となりましたが、掘り下げた質問をするのはなかなか難しいなと思いました。牧田議員は原発問題を取り上げ、再質問はほぼこれに絞っていました。二人の一般質問は私の質問項目と8割方ダブりますので、私の質問にどう活かすか、これが課題です。昨日は6議員が登壇しました。

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 夕方、原之町まで来たら、場々谷池の夕焼け後の風景が素敵でした。なんとなくファンタジックな写真となりました。

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 きょうは一般質問の2日目です。これから、母を介護施設に送り届け、その後、市役所に向かいます。

2021年03月17日

一般質問2日目は7人が登壇


 おはようございます。今朝は6時前に起床し、デスクワークをしています。外は曇り、そう寒くはありません。

 昨日も市議会は一般質問でした。石田議員から始まって7人の議員が質問に立ちました。東京オリパラのホストタウン事業について石田議員が質問、行政側は、「混沌としたなかで躊躇、悩みながら対応している。ドイツとはオリパラがある無しにかかわらず、これまでのホストタウン事業はこれからにつながっていく」とのべていました。2番手の小山議員はインクルーシブ遊具の設置について質問していましたが、大事なことだと思いました。宮崎議員のシニアパスポートのあり方の議論は興味深いものでした。

 きょうも7人が質問に立ちます。トップは共産党議員団の上野議員、私は最後の7番目です。柏崎刈羽原発と豪雪対策で質問します。母の介護で寝不足が続いているので体力勝負です。

2021年03月18日

原発、豪雪対策で一般質問


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、活動レポートの作成をしています。外は曇り空、まずまずの天気です。

 昨日は一般質問3日目。私は7番目に一般質問しました。冒頭、災害にどう向き合うかという話をするために笹原留似子さんの「おもかげ復元師の震災絵日記」(ポプラ社)の内容を紹介し、「災害対策を進める上で一番大切なことは命を守ること」だと訴えました。

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 柏崎刈羽原発の問題では16日夕方から報道されている、長期間にわたった原発への侵入検知設備の機能喪失についても触れながら、東電の運転管理能力や新型コロナウィルス感染症対策や豪雪時の対応などで困難を極めている避難計画づくりなどについて取り上げました。

 村山市長は答弁の中で、原発への侵入検知機能喪失については、「原子力発電所を運転する東京電力について、『ガバナンス(企業統治)、コンプライアンス(法令順守)がどう機能していたのか』ということに疑念を抱かざるを得ない。徹底した調査による原因究明と万全の対策を講じることを強く求めたい」「昔の学校なら、先生にどういわれるか。こういう体質の会社は歯がゆい」とのべました。一方、年間80回にも及ぶ資源エネルギー庁幹部の新潟訪問については、「梶山経済産業大臣が、事業者だけでなく国も前面に立ち、原子力について地元や国民の理解が深まるよう取り組むことが重要などとのべている。私はその通り受けとめている」と容認。私は「今年6月までに再稼働させたいという思いの中での訪問で異例だ。訪問では関係者と懇親会をやって盛り上がったとの報道もある。批判的に見るべきだ」と訴えました。

 原発災害時にどう安全に避難するかという避難計画づくりは、新型コロナ対策との矛盾や豪雪対応等でますます難しくなっています。「(行政の研究会で)屋内退避をしていて大丈夫だという結論が出る可能性はあるのか」という私の質問に、笠原防災危機管理部長は、「屋内退避で、いざベントがあった時に、(避難者の命と健康が)守られるという確証まではいまのところ得られていないという現状だ」と答えました。安心できる避難計画が作成されない中での再稼働は絶対認められません。

 豪雪対策では、「災害救助法の適用において、特に障害物の除去については、自らの労力で対応できない世帯を全て救助すべきだと思うがどうか」との質問に、「新潟県が作成している『災害救助の手引き』では、『自らの資力及び労力によっては除雪を行うことができない世帯』が原則とされている」とのべ、依然として資力にこだわっていることが明らかになりました。

 私は、平成24年5月に行われた「災害救助担当者全国会議」資料などを引用し、厚労省が「大雪災害においては、自ら除雪を行う人員の確保が難しい状況であることが想定されるため、資力の有無にかかわらず、同法による住宅の除雪を行うことができる」としていることをのべるとともに、「退院して間もない70代の男性が救助の対象から外され、やむなく屋根雪下ろしをしたが途中で断念した」実例を紹介し、考えを改めるよう訴えました。

 昨日の一般質問では議長への挨拶を忘れるなど失礼をしました。終わってから議長に謝罪しましたが、逆に「いい質問だった」と激励されました。感謝です。

 きょうは一般質問最終日です。これから市役所に向かいます。

2021年03月19日

朝市宣伝、一般質問最終日

 おはようございます。活動レポートの修正、印刷作業のため、発信が遅れました。今朝はいい天気になりましたね。

 昨日は本会議の前に朝市宣伝へ行ってきました。「あれ、議会でなかったの」と声をかけてきた人がいて、「宣伝が終わってから行きますよ」と答えたら、びっくりされていました。市では梅の木やネコヤナギに続いて、モクレンの木の枝を販売している人もいました。もうすぐ咲きそうです。

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 昨日は一般質問最終日でした。山田議員から始まって宮越議員まで6人が質問に立ちました。注目した1つは、3番手で登壇した日本共産党議員団の平良木質問です。新型コロナウィルス対策の1つとして市が打ち出した事業者経営支援金について、医療機関ではまだこの事業を知らないところもあるとして、改善を訴えていました。また、公の施設の「適正」配置計画については、「何をもって市民の理解が得られたとするか」など、1つひとつ詰める議論を展開しました。「これまでの行革は行政主導だった。今回は住民から理解を得て進めていく」という市ですが、市長のいう「議論から対話へ」ということを重視するなら、時間をかけてじっくり話し合いを進めてほしいものです。

 もうひとつ紹介しましょう。小林議員の消火栓の質問です。今冬の豪雪は里雪型降雪でした。例年のような降雪ならあまり気にならなかった消火栓の高さも気になりました。まして地下式の消火栓となればなおさらです。小林議員は、「消火栓の除雪作業も大変だ。調査したうえで地下式を地上式に替えていくことも必要なのではないか」と質問しました。これにたいして担当部長は「全体的な消防水利を見ながら、地上式にできるところは計画的やっていく。消防局では、いざという時に備え、ポンプ車、タンク車を用意し、対応できるようにしている」と答えていました。

 上越市内の消防水利は消火栓、防火水槽など7204基あります。このうち地上式消火栓は4131基(このうち多雪型は2089基、その他は2042基)、地下式消火栓は1143基となっています。

 本会議が終わって、駐車場まで行くと、夕焼けがきれいでした。春日山駅が夕焼けで明るくなっていました。ホッとする風景でした。

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 上越市内の消防水利は消火栓、防火水槽など7204基あります。このうち地上式消火栓は4131基(このうち多雪型は2089基、その他は2042基)、地下式消火栓は1143基となっています。

 きょうは活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。これから浦川原、大島に行きます。

2021年03月23日

3月議会最終日


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜は、ミゾレも降る寒さでしたが、今朝は普通の寒さでした。日が昇るに従って暖かくなるようです。下の写真は原之町の場々谷池と事務所近くの榛の木です。いずれも先ほど撮ったばかりです。

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 昨日は3月議会の最終日でした。委員長報告、討論、採決などが行われました。日本共産党議員団を代表して、平良木哲也議員が、今議会に提案された45の議案等のうち、新年度の一般会計予算、国民健康保険特別会計予算など5つの議案について反対の立場から討論を行いました。

 そのなかで平良木議員は、「新年度の予算で、最優先にすべきは、いうまでもなくコロナ禍から市民の命と健康を守ることだ。コロナ禍は全国的問題だが、自治体としても、国待ちとならずに、国の施策で不足している点を補完して、隅々にまで行き届いた施策を展開させることが必要だ」などとのべました。そして、住宅リフォーム促進事業の拡充継続、店舗リニューアル助成の継続などについて一定の評価をしたうえで、①約94億9千万円にもなる財政調整基金の思い切った取り崩しも行って、市民の暮らしを守る施策の実行が不十分である、②市民負担という点では、収入が減っているのに負担は減らない、それも低所得の世帯に過酷な負担を強いている、③市の職員配置では正規職員数を抑え、非正規職員比率を高めている、④地方自治破壊、国民監視、人権無視の政府のデジタル化推進を容認している、ことなどを反対理由にあげました。

 日本共産党議員団は5議案に反対しましたが、他会派、無所属議員は全議案に賛成でした。

 今定例会に出された「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める」意見書の採択を求める請願については、私が賛成討論に立ちました。私は、「新潟県の最低賃金(現在、831円)は、関東甲信越北陸13都県のなかで最低クラスで、この状態は長期にわたり続いている。こうしたなか、2019年度の新潟県最低賃金の改定にあたっては、県内30自治体中、15自治体首長が新潟県地方労働局に対して、最賃大幅引き上げと地域経済回復のための要請を出している。最賃大幅引き上げは当然というのが世論だ。最賃引き上げは、上越市で若者が定住し、人口減少をくいとめていく土台となるものだ」と賛同を訴えました。

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 賛成は市民クラブと日本共産党議員団の5議員、他の議員は反対しました。

 本会議終了後、村山市長が挨拶しました。議案の可決に感謝し、新年度の事業推進の決意をのべました。そして、最後に、「合併後の市政運営に一定の方向性を示すことができた。新しい意欲と感覚を持ち合わせ、このふるさとのさらなる発展を思う人材が市政を担ってほしい」と今期での引退を正式に表明しました。

 本会議後、一部のマスコミから村山市政の評価、市長選をどう戦うかについて取材を受けました。私からは「まずはご苦労さんでしたといいたい。市政のいろんな場面でぶつかることがあったが、市長として自分の言葉で思いを語って来られたのは感心した。こちらもその点は学びたい。市長選については党として本格的な話はしていない。いまは隣の糸魚川市議選勝利をめざして全力を挙げる。現段階で市長選に独自候補を立てることは考えていない」とのべました。

 きょうは総務常任委員会の所管事務調査です。その後、議会基本条例の検証委員会もあります。

 

2021年03月24日

総務常任委員会で地域協議会制度などについて提言へ

 おはようございます。今朝はぐんと冷えました。そばに寝ている母が「寒い、寒い」と言いながら、布団の中で自分たち夫婦が仲人をした昔の結婚式での様子を次々語るのでびっくりしました。夢でも見たのでしょうか。

 外は晴れ。下中条の雪が残っているところまで行って、凍み渡りをいっとき楽しみました。今冬11回目です。何度歩いてもいいですね、長靴の下の音を聞くだけでも快感を覚えます。

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 昨日は2つの会議がありました。母を施設に送り、市役所に向かう時、頸城三山がとてもきれいでした。写真は上真砂付近で撮りました。

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 2つの会議のうち1つは、総務常任委員会でした。合併後16年目に入っているなかで、住民自治・地域自治、それに地域協議会制度について、到達点を確認して、今後の方向をさぐるのが目的です。会議では昨年、市が地域協議会委員を対象にアンケートをとった、その結果の報告を受け、議論しました。アンケートには開催時間の変更を求める声や会議の運営に係わる要望などのほか、制度の根幹にかかわる公募公選制、報酬などについても意見が書いてありました。

 担当課長は、改善すべき物のうち、すぐに対応できるものはすぐに対応するとして、6月までにそれらの改善案をまとめ、地域協議会や議会にも示すとのべていました。問題は制度の根幹にかかわる課題の検討です。私からは、「秋には市長選があり、新しい市長が誕生する。その市長の考えもあるだろうから、行政の検討はその結果を受けてからの方がいいのではないか」と発言しました。ただ議会の方は、市長選の影響があるにせよ、制度の検討はしていく必要があるとして、月に1回は会議をもち、来年の委員の任期切れまでに提言をまとめていくことを確認しました。

 午後からは議会基本条例検証委員会でした。議員間討議、委員会討議、課題調整会議、政策形成会議を中心にこれまで出されていた課題を確認し、どうしていくかを協議しました。検証委員会の協議は終盤に入ってきました。

 午後4時半に市役所を離れ、母を迎えに行きました。居間に入って、しばらくしたら西側の窓が赤くなり、外に出ました。昨日もきれいな夕日を見ることができました。

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 きょうは午前に宣伝行動、午後からデスクワークです。

2021年03月27日

各派代表者会議、「しんぶん赤旗」の配達と集金

 おはようございます。今朝は少し冷えました。車のフロントガラスが凍っていたので、残雪のある田んぼで凍み渡りをしました。今冬12回目かな。近くの農道の雪は消え、オクチョウジザクラは七分咲きです。

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 昨日は午前に葬儀の一般会葬でした。お世話になった方のお連れ合いが70代で亡くなったのです。昨年、お店でお茶をご馳走になったのが最後でした。遺影もご本人もとてもきれいでしたね。

 着替えてから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と活動レポートの新聞屋さんへの届けでした。明日の朝刊に折り込んでもらいます。吉川区、柿崎区、大島区、浦川原区、安塚区に入ります。たの地区の皆さんはすみませんが、私のホームページに掲載しますので、ごらんください。途中、ある家の庭でミズキ科のサンシュユの花の写真を撮らせていただきました。黄色がとても素敵です。

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 午後からは各派代表者会議でした。5月に行われる市議会主催の市民との意見交換会、議会報告会についての打ち合わせでした。広報広聴委員会の田中委員長より説明を受け、協議しました。これまでの会に対する市民や議会モニターさん等の意見を踏まえて、日曜日の開催は午前に、委員長報告はスライドだけでなく、紙でも参加者に配布することになりました。少しずつ、改革が進みます。

 会議終了後、党議員団で桑取地区の道路状況の視察をしてきました。中桑取橋の橋詰の工事現場の様子、イノシシ被害状況などを見てきました。北向きの道路にはまだ雪が残っていました。写真は道路脇の黄色のフキノトウと中桑取橋の工事現場です。

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 夕方、吉川区に戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしていたら、きれいな夕日が目に入りました。小苗代地内にて撮りました。

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 きょうは母の97歳の誕生日です。午後から介護施設に迎えに行き、夜は家族でささやかな祝いをしようと思っています。それまでに「しんぶん赤旗」の配達と集金などを終わらせないといけません。

2021年04月14日

糸魚川市議選の応援、防災士会との意見交換

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 今朝は曇り空です。おはようございます。6時20分頃になって、ようやく起きました。母は夜中に最低3回トイレに行きます。そのたびに私が介助していますので、眠れる時に寝ないと……。

 昨日は8時20分過ぎに家を出て、市役所へ。そこで平良木市議と合流して糸魚川市議選に立候補しているさとう孝候補の応援に行ってきました。さとう候補は日頃から歌謡曲をこよなく愛し、歌を通じて市民と交流しています。昨日は演説の前にちょこっと歌謡曲を入れて、訴えを聴いてもらうというスタイルで街頭演説を繰り返しました。歌と演説がこんなにも合うものか、と思うほど決まっていました。それも、新型コロナや災害対策などの心のこもった訴えがつながっているからいいのかも知れません。

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 午後からは、私も応援演説をしました。久しぶりにマイクを持ち、訴えましたが、聴衆が何人かおられ、助かりました。やはり、聴衆がいるといないでは張り合いが全然違います。休憩時間には近くで咲いている野の花も撮影しました。ツノハシスミレ、ワサビの花は今年、能生で対面しました。写真はワサビとネコノメソウの花です。

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 夕方からは、市議会総務常任委員会が市防災士会のみなさんと防災について意見交換をしました。

 上越市では530名を超える防災士のみなさんが市民の防災意識の高揚、防災訓練の企画・指導などで活躍されています。総務常任委員からは「どんな活動を行っているか」「議会に何を望むか」「行政にやってもらいたいことはあるか」などの質問が出されました。また、「自主防災組織が1つの集落だけを組織の対象にしていていいものか。複数ということも考えないといけないのではないか」などいくつかの意見も出されました。

 防災士のみなさんからは、「町内会や自主防災組織の代表を補佐しているが、町内会長は何年も経たないうちに替わることがあり、それにどう対応するかが悩みだ」「県道沿いに空き家があり、大雪の時、勝手にやっていいものか考えた」「1000人からの避難者が想定されるところでは市の担当職員は3人だ。これで新型コロナ対応ができるのか」「防災士は曲がり角に来ている。高齢化も進んでいる。合格してからのスキルアップが重要だ。若い人からも防災士になってもらいたい」などの声が出されました。

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 会では、防災活動を進めていくうえでの課題が見えてきました。行政に対するいくつかの注文も出されました。また、「地元町内会では地域通貨を発行して屋根の雪下ろしなどでの支え合いをやっている」など興味深い活動も紹介されました。有意義な意見交換会だったと思います。

 きょうも糸魚川市へ市議選の応援に行きます。その前に2つほど用事を市内ですませます。

2021年04月19日

糸魚川市議選、複数議席ならず


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。糸魚川市能生から帰宅したのは午前1時40分頃でしたので、ろくに寝ていません。

 昨日開票された糸魚川市議選(定数18)ですが、日本共産党は残念ながら、複数議席を確保できませんでした。ベテラン、しんぼ峰孝候補は12位、2期目をめざしたさとう孝候補は22位でした。今回のたたかいの結果を見る限り、昨年の上越市議選と同じく、女性候補が大量得票し、現職が苦戦する構図となりました。

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 昨日は午後から地元の音楽グループ「ピアス」の結成3周年チャリティライブでした。忙しい日ではありましたが、いろいろとお世話になったグループですので、応援に出かけました。私の大好きなオリジナル曲、「あまだれ」を生で聴ける機会でもありましたし、何よりも同曲を作詞、作曲した柏崎市在住の中村明臣さんが来られるというので最優先しました。「春の風が吹いていたら」「あまだれ」「私の青空」などの歌をたっぷり聴きました。ゲスト参加のサックス奏者の山崎伸さんの演奏は初めて聴きました。この冬に結婚した娘さんの式で演奏されたという「家族になろうよ」、心に響きました。写真はピアス、中村明臣さん、山崎伸さんです。

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 今日は、これから母をデイサービスに送り、その後、市役所に行きます。どこかで少し、寝ないといけないですね。午後からは儀木基本条例検証委員会もあります。

2021年04月20日

議会基本条例検証委員会終わる


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。風は収まり、静かな朝でした。原之町で農業用水路に水がごんごんと流れているのがわかりました。春作業はどんどん進みますね。

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 昨日は、母を介護施設に送り、その後、直江津経由で市役所に行きました。この途中、一昨日のコンサートに出演していたメンバーの一人から、「昨日はありがとうございました」と声をかけられ、びっくりしました。初対面の人でした。世間は狭いです。

 午後からは議会基本条例検証委員会でした。上越市の議会基本条例は4年に1回検証することになっていますが、昨日、11回目の検証委員会が行われ、検証作業を終えました。議長への答申は、21日の予定です。

 今回の検証の結果、条例文の改正は必要なしとしましたが、条文ごとに課題や問題点を明らかにし、議会報告会・意見交換会のあり方の見直し、議員間討議の促進などで提言をまとめました。答申後、それらの内容についてお知らせする予定です。

 検証委員会が終わってから直江津の事務所に寄り、その後、五智公園へ行ってきました。夕方までの1時間ほど、野の花散歩を楽しんできました。同公園では、山林のなかの遊歩道を歩き、周辺に咲く、花の写真を撮り続けました。トキワイカリソウが真っ盛り、そのほか、ミツバツツジ、チゴユリ、ナガハシスミレ、などが咲いていました。花ではありませんが、オウレンの実がついた段階のものもたくさん見かけました。写真はチゴユリ、ミツバツツジ、オウレンの実の順です。

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 夜は会議がひとつあり、帰宅したのは夜の9時過ぎでした。さすがに疲れがでましたね。

 きょうはお世話になった人の葬儀の一般会葬に出て、その後、デスクワークの予定です。

2021年04月22日

総務常任委員会、議員勉強会と続く


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 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で活動レポートの修正、印刷作業をやっています。途中で、新潟日報の上越版を見たら、私の町内会の祭りで神職を務めている女性が載っていてびっくりしました。まさかミスコンに出ていたとは……。

 昨日は午前が総務常任委員会の所管事務調査でした。テーマは「住民自治・地域自治及び地域協議会について」です。各委員が具体的にどういう項目で検証、検討を進めていくかを出し合い、議論しました。

 私は16年前の合併時点でめざした、「市民の顔が見える自治を実現する」「地域のことは地域で決めていく」など地域自治区、地域協議会の姿がいまどうなっているかを検証し、改革していくことを中心に訴えました。具体的には、総合事務所に企画機能がほとんどなく、具体的な長期計画のもとに区の発展をめざすようになっていないこと、地域協議会の権限が途中から弱められ、区内設置の建物などの建設是非について見解を表明できなくなったことなどを問題点として指摘しました。

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 午後からは議員勉強会でした。郷土史家で山城研究の第一人者である植木宏さんから「春日山城と頸城支城群」と題して講演していただきました。植木さんは、市内に「砦」は約100か所あり、そのうち現在確認できるのは77だ。春日山城は春日山城だけでは生きていけなかった。支城群があってこそ春日山城がある。それぞれの城には物語がある。それを地域おこしに結び付けていただきたい」と話をされました。植木さんは自己紹介の時に、「私は賞味期限ぎりぎりの人間だ」とおっしゃいましたが、とても元気でした。まだまだ頑張っていただきたいと思います。

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 きょうは活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。安塚、大島は午後から行きます。

2021年04月28日

市、事業者経営支援金制度改善へ

 おはようございます。今朝はウグイスが賑やかです。6時過ぎに起床し、久しぶりにゆっくりと朝刊を読みました。外は曇り空ですが、ウワミズザクラが咲きそろいました。写真は昨日、撮ったものです。

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 昨日はまず、吉川区内でいくつかの用を済ませました。そのうちの1つは本の発送です。埼玉県寄居町在住の人から私が書いた「春よ来い」「あねさかぶり」(いずれも同時代社刊)の注文があり、吉川郵便局で発送しました。その際、局員さんたちと郵政創業150年のことで先日、フェイスブックにて私が発信したことが話題になり、局長さんは旧吉川町がまとめた40周年記念誌を見せてくださいました。また、郵便局内には「郵政創業150年コーナー」が設置されていましたので、歴代の局舎の写真なども見せてもらいました。郵便局は地域住民には身近で大事な機関ですので、こういう取組はいいことですね。今度は他の局にも行ってみようと思います。

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 午後からは新型コロナウィルス調査対策特別委員会でしたので傍聴しました。

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 いくつも書きたいことがあるのですが、まずは市独自の事業として3月にスタートさせた事業者経営支援金制度についてです。昨日の委員会で市は、事業者支援金制度を改善するために検討に入ったことを明らかにしました。同制度は、新型コロナの影響で売上が著しく減少している中小企業者などを支援するため、上越市が3月からスタートさせたもので、売上減少率、売上規模に応じて最大で100万円給付する仕組みとなっていますが、「手続きが難解かつ煩雑である」「『すべての月で売上高が減少している』など支援対象要件のハードルが高い」などの声があがっていました。

 委員会では、上野公悦議員などから、「この制度は関係者から喜ばれている半面、使いにくいという声もけっこうある。全体としては売上が落ちていても、事業者の努力でひと月だけ伸びることもある」などの発言がありました。こうした指摘に、五十嵐産業政策課長は、「まだ検討段階だが、支援対象の拡充を考えている。具体的には、3か月以上売上がない場合であっても、従業員手当を出しているとか固定費を払っている場合に対象にすることなどを検討している。連休明けにはまとめる」と答えました。

 日本共産党議員団では4月7日、村山市長に新型コロナ対策強化について申し入れ、同支援金制度に関しては、①手続きを簡略にすること、②対象を広げること、③起業間もない事業者も実際に対象になるよう改善することなどを求めていました。市が事業者のみなさんの要望をしっかり受け止め、検討することにしたことは評価したいと思います。

 なお、昨日の委員会では4月16日現在、申請件数は237件、5944万円にとどまっていることも明らかになりました。事業者経営支援金の予算額は3億4000万円ですが、五十嵐課長は今後、申請は増えるとみているとのべていました。今後の動きに注目です。

 昨日の委員会ではこのほか、変異株の動き、オリンピック聖火リレーの取組、ワクチン接種についての課題と問題点などについても質疑が行われました。

 新型コロナウィルスの変異株は県内でも広がりを見せていて、感染拡大を心配する委員から、「変異株をどうブロックするかが問われている。(変異株による感染状況の)情報をつかめないのか」といった質問が出ました。これに対して市の田中健康子育て部参事は、「県に公開してほしいと要望を出している」と答えていました。

 高田城ロードレースが中止になる一方で東京オリパラの聖火リレーが行われる予定になっていることについても、「対策はちぐはぐではないか」との質問が出ました。これに対して市の八木理事が答弁に立ち、「それぞれの主催者の責任の下で、その時点で判断すべきことだ。いまは実施するとしているが、さらなる縮小、あるいは中止との判断もありうる」とのべていました。

 ワクチン接種については、コールセンターへの問い合わせが殺到した問題やワクチン接種そのものについての広報のあり方についてなどが取り上げられました。「安心してお越しください」「お待たせすることはありません」「車イスは用意してあります」などわかりやすい広報に努めてほしいとの質問に健康子育て部長は、「情報についてはすべて出す。様々な媒体を使い、不安に応え、安全性を周知していきたい」と答えていました。

 夕方、家に戻ってから精米に出かけました。途中、夕焼けがきれいでしたね。

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 きょうは、これから母を介護施設に送り、その足で市役所に行きます。

2021年04月29日

本日は午後2時から議会報告会です


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、事務所で活動レポート作成作業をしています。外は小雨、連休初日は雨模様です。

 昨日は母を介護施設に送り、その後、三和区の橋本正幸前市議と共に同区内の道路状況などを見て回りました。一番悪いと言われていた道路は、ちょうど整備の真っ最中でした。市民から出された要望をちゃんと受けとめて対応する橋本前市議の姿、本人はまったく宣伝する人ではないので、私の方でお知らせします。

 午後からは各派代表者会議でした。市議会の会議規則改正について、事務局より説明を受けて協議しました。改正事項は「欠席届」と請願書の記載事項です。前者については、これまでの理由を「事故」からもっと具体的に、「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に改めることになりました。請願書については、これまで請願人(団体)の押印を求めていましたが、今後は「署名または記名押印」に改めることにしました。これらは次の議会で正式に決められます。

 きょうは、午後2時から市民プラザ第4会議室にて日本共産党議員団主催の議会報告会です。連休に入り、お忙しいとは思いますが、ぜひお出かけください。 

2021年05月04日

朝市宣伝後、ライオン像のある館へ


 今朝は5時きっかりに起床しました。おはようございます。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。これまで、たびたび出合った貨物列車を撮影しようと、潟町駅近くの橋の上で30分近く待ちましたが、来ませんでした。連休でいつもと同じように運行していなかったようです。

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 昨日はまず、田中聡議員の葬儀へ。焼香後、ご両親、お連れ合いに挨拶し、最後の対面をさせてもらいました。田中議員はお父さん似だったんですね。ご両親は私とほぼ同年代、切なかったですね。葬儀場では何人かの参列者と話をしましたが、田中議員は一般質問では、自分の考えを自信を持って、堂々と語っていたこと、委員長職を見事にこなしていたことなどが話題になりました。田中議員は、これからの上越市議会を背負っていく大事な一人でしたので、残念でなりません。

 葬儀場から直江津に行き、普段着に着替えて朝市宣伝をしてきました。連休中の朝市でしたが、風が強く、お店に人たちもたいへんだったようです。昨日はいつものたこ焼きさんと八百屋さんの姿が見えなかったので、気になりました。体調を崩されてなければいいのですが……。

 市宣伝が終わってからライオン像のある館に寄り、小松光代さんのスライド芝居(紙芝居の絵を直接見せることをしないで、絵をスライドにしてスクリーンに映し出す芝居。橋爪が勝手に命名)を鑑賞してきました。出し物は、「安寿と厨子王」と「福永十三郎物語」。「安寿と厨子王」では人さらいにあい、離れて行く舟の子どもたちに向かって母親が必死に声をかけるシーン、何度見ても切なくなりますね。小松さんならでは語りに拍手です。会場では、芝居の前に講演をされた佐藤和夫さんとも会いました。良かったです。

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 午後からは基本的にはオフ。生活相談に1件対応し、「しんぶん赤旗」の集金で1軒訪ねた他は、晴れ間を待ちながら、近くの里山、池周辺の遊歩道を歩いて楽しみました。もう数日で散ってしまうであろうツクバネウツギや鴨の姿などを撮影しました。

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 夜はNHK Eテレの「100分de名著」を楽しみました。今回は三島由紀夫の「金閣寺」、ずっと気になりながら、まだ読んだことのない本でしたので、とても面白く見ました。

 きょうは、取材も兼ねながら尾神岳に行ってきます。

2021年05月07日

市長選などの協議開始

 おはようございます。今朝は5時半に起床し、活動レポートを作成しています。「しんぶん赤旗」日曜版は5月2日号と9日号が合併号となっていて、今週の配達はないのですが、長年の習慣で、活動レポートだけは作成しています。外は曇り空、でも、少しずつ明るくなってきました。

 昨日は午前10時から各派代表者会議でした。田中聡議員が亡くなったことにより欠員となった広報広聴委員会の委員長をどうするかが主な議題でした。これまでは議会人事の際、各派代表者会議で調整して案を出し、該当する委員会で正式に決めるのが慣例となっています。昨日は協議の結果、ひとりに絞られました。あとは、きょうの広報広聴委員会でどうなるかです。委員会のメンバーのみなさんの判断、意思を尊重したいと思います。

 代表者会議を終わってからマスコミ関係者が賑やかに動き回っていました。野澤副市長が記者会見を行うということがわかったのは、地元紙の記者から取材を受けたときでした。私には、日本共産党上越地区委員会の考えを聞きたいということだったのですが、市長選、市議補選とも、市民の命と暮らしを守る立場から、積極的に受け止め、党としてどうするかの方針を早く決めていきたいと答えました。

 その後、吉川区坪野のスカイトピア遊ランドへ急ぎました。そこには柏崎市から新婦人の温泉小組(サークル)の人たちがやってこられるという情報が入っていました。柏崎からわざわざ吉川まで来られるなら、何かお手伝いしようと出かけました。

 到着したときは参加者のみなさんがお風呂に入り、休憩されているときでした。柏崎には妻の実家があり、柏崎の知人のことや山菜採りのこと、原発のことなどが話題になりました。私を柏崎市議だと勘違いされ、「これまでの市役所はどうするのですか」という質問をされる人もいました。

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 天ザルそばを食べてからは私の案内で散歩です。スカイトピア遊ランドからパラグライダーの着陸場までの道をみんなで歩きました。

 玄関から出て、すぐに案内したのは、モニタリングポストです。柏崎の人でも、原発関連の施設であるモニタリングポストを初めて見る人ばかりでした。びっくりしたのは、ひさしぶりに見て、放射線量の数値がよく見えなくなっていることでした。市内の他のモニタリングポストもチェックする必要があります。

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 遊ランドを離れて、すぐ目に入ったのはタラの芽です。タラの芽、採る前に見るだけでも新鮮なんですね。その後は、ワラビを採ったり、スミレ、ハルジオン、ウワミズザクラ等の花を見たりして楽しみました。私のつたない説明でもけっこう役に立ったようです。皆さん、喜んで下さいました。途中、パラグライダーが3機飛んでいて、歓声も上がりました。

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 私はこの散歩で大きな収穫がありました。じつは、キンポウゲ科のトリガタハンショウヅル(別名、アズマハンショウヅル)に初めて出合ったのです。生まれて70数年、これまでに見たことのない野の花との出合いは興奮しますね。最初、ツルニンジンかと思いました。ネットで調べてやっとわかったのですが、最高にうれしかったです。

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 新婦人の人たちとは午後3時前にサヨナラし、その後、気になっていた独り暮らしの人を訪ねました。ちょうど民生委員さんもおられ、いろいろな話を聴くことができました。夕方、西の空が赤く染まりました。久しぶりに見る、きれいな夕焼けでした。

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 夜は党会議でした。5月16日に行われる北陸信越ブロックのオンライン演説会の準備や市長選、市議補選などについて協議しました。市長選、市議補選については極めて重要なたたかいとして位置付け、近々、時間をかけて協議することになりました。

 今日は、これから取材に出かけ、午後からは、母の通院介助です。活動レポートの印刷もあります。

2021年05月09日

3か所でモニタリングポスト視察

 
 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。外は曇り、雨が落ちてこないだけ良しとしましょう。きょうは少し風も出てきました。

 昨日は朝市宣伝から。9時半頃、活動レポートを配布し始めたら、斎京県議と偶然出会い、挨拶しました。会った途端に、「橋爪さん、市長は○○さん、頼むね」。これにはびっくりしました。もう動いておられるんですね。朝市の方は、天気が良かったこともあって、いつもよりも人出が多かったですね。

 市宣伝が終わってから、歯医者へ。しばらく通い続けなければならないようです。その後、活動レポートのポスト下ろしをしながら、安塚まで行ってきました。本当は一昨日、行く予定だったのですが、時間がなかったのです。

 昨日は、気になっていたモニタリングポストの視察を吉川区内、柿崎区内の3か所で行いました。遊ランドの機器のような見えにくいといった状況はなく、これらは正常に見えました。残りも近いうちに、いくつかまわってみようと思います。

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 昨日は夕焼けが見事でした。黄砂の影響だったのでしょうか。写真はリージョンプラザの近くで撮りました。

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 活動レポート2010号、「春よ来い」の第657回、「トイレ介助」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうはこれから、謙信交流館にて市議会主催の議会報告会です。

2021年05月10日

市議会主催の議会報告会


 さわやかな朝です。おはようございます。今朝は起きてすぐにカメラを持って撮影に出かけました。竹直から見る頸城三山、いつ見てもいいですね。4枚目の写真はレンゲです。道端で一輪だけ見つけました。その後、草刈り機を出して、自宅周辺の草刈りをしました。

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 昨日は午前10時から春日謙信交流館で市議会の議会報告会・意見交換会でした。

 議長や委員長などの報告の後、参加者からは「直江津駅、エルマール、水族館をアーケードで結べないか」「大地震で津波のことを考えたら、信号機の下に〝ここは標高何メートル〟という表示をしてほしい」「オンブズパーソンに持ち込んだ市民の声はすべて市長に届いているか」「水族館のイルカ死亡について検証委員会はプールの大きさは問題なしとしているが、どう考えるか」「ふるさと納税のお返しでは、市内のすべてのお店で使える考え方をしてもらいたい」「保倉川の分水、早く進めてほしい」などの質問、意見、要望などが出ました。全体として行政側に伝えるものが多かったですね。

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 議会報告会・意見交換会は、きょう10日が安塚コミュニティプラザ、12日が柿崎コミュニティプラザ、13日が板倉コミュニティプラザで行われます。いずれの会場も午後6時半からです。ぜひお出かけください。

 昼食後、柿崎区内の放射線量モニタリングポストを見て回りました。いずれも正常に作動していました。柿崎川ダムのポストは改修されていて、停電時の発電施設もできていました。ハマダイコンの花、満開でした。写真は順に久比岐高校敷地内、水野、柿崎川ダム脇のモニタリングポスト、そして海岸部で咲いていたハマダイコンです。

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 きょうは生活相談、党議員団会議等があります。

 

2021年05月13日

柿崎コミプラにて議会報告会


 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。事務所から家に戻ったのは2時半ですので、睡眠不足です。外は曇り、でも明るくなってきました。

 昨日は午前が総務常任委員会の所管事務調査でした。地域自治、住民自治がテーマです。合併後16年目に入り、上越市の制度を振り返り、より良い制度にと願っていますが、提言をまとめて行くまでの道のりは遠いですね。

 午後からは全県議員研修会でした。高速道路を飛ばし、会場へと急ぎましたが、かえって、疲れが出てマイナスでした。でも、6月議会に向けて、どういうことをとりあげていったらいいのか、つかむことができました。

 夕方からは柿崎コミュニティプラザで市議会主催の議会報告会、意見交換会でした。議長が6月議会の概要を報告、その後、常任委員会の正副委員長が委員会審査の報告をし、参加した市民の声を聞きました。市民の参加は14人ほどだったと思います。

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 市民から出された主な発言は以下の通りです。

●GIGA(ギガ)スクールでは子どもたちだけでなく、先生方も多忙になるなどたいへんだ。議会からもサポートしてほしい。
●オリンピック・パラリンピックは新型コロナが広がるなかで中止すべきとの声も出ている。中止もありうるのではないか。
●産廃の最終処分場候補地は柿崎区内で4か所挙がっている。なんで柿崎に集中したのか。
●温浴施設やキャンプ場なども公の施設の適正配置の対象になっている。町内の集まる場所、みなさんが楽しむ場所がなくなっていく。市はどこまで減らす気なのか。
●イルカの防風壁を作るくらいだから、家を守るための(松林の)防風林の復興をお願いしたい。
●聴覚障害者は新型コロナ禍で苦労している。マスクをしていると相手の言うことがわからない。公の会などを開く時は、口元が見えるようにできないか検討してほしい。

 議会報告会・意見交換会で出された参加者の声は市議会の課題調整会議で対応策を協議し、「委員会で検討する」「行政側に伝える」などに分類し、対応することになります。

 昨日も夕焼けがきれいでしたね。柿崎コミプラからは浄善寺の建物も入った夕焼け風景でした。

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 今日は、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。午後から安塚、大島方面へ行きます。

2021年05月19日

文教経済常任委員会、商工業青年組織幹部と意見交換


 少し寒い感じがしませんか。おはようございます。今朝も雨模様です。近くの田んぼの風景はすでに梅雨入りした感があります。

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 昨日の日中は吉川、柿崎で動いていました。夕方からは市役所へ行きました。文教経済常任委員会が上越青年会議所及び上越商工会議所青年部、各区商工会青年部の代表6人と市内経済活性化にむけた仕事づくりや支援策などについて意見交換することになっていたからです。商工業組織の青年部とこうした意見交換をやるのは、議会の主催では初めてかと思います。

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 昨日の会では、商工団体の6人の代表が、それぞれ自己紹介をかねて今の商工業の現状やこれからの課題などについて語りました。これがよかったですね。会の中では、新型コロナ対策を中心に様々な意見、要望が出されました。

 新型コロナウィルス感染症関連では、「新型コロナの影響で仕事がなくなり、週末だけでも働かせてもらえないか、と頼まれた」「医院などで置かれていた週刊誌等のラックが亡くなり、日銭が稼げなくなった。その一方で、すごもり事情が反映し、ワークやドリルが売れた。またオ二のつく漫画がブレークして、その特需があった」「コロナ禍のなかで在来工法により住宅を建てるお客さんが少なくなっている」「地域振興券を増やしてもらい感謝している。いまは紙ベースでやっているが、電子マネー化できないか考えている」「地域の祭りができなくなっているなかで、花火を配って、同じ時間帯に各家庭でやってもらって、祭りがなくなっても子どもたちの思い出づくりができるようにしていきたい」「塾の授業にズームを採り入れたが、新型コロナ問題を逆手にとって対応することが大事だ」などの発言がありました。

 この他、「(市発注建築工事では)上越市民の建物なのに、市内業者が携われない(ことが多い)。こういう状況を何とかしたい」「米本陣が終わってしまったが、コミュニティスペースとして活用できないか。若者たちが楽しんで集まれる施設として使ってもらえれば幸いだ」「消雪で水が循環する装置、地熱を使う装置に補助金を出してほしい」「駐車場など広い面積がないとやっていけない店では、雪山を排雪するだけでも莫大なお金がかかった。こうしたところの補助金も考えていただきたい」などの声が上がりました。

 市議会ではまもなく6月議会が開催されますが、昨日の意見交換は新型コロナ対策などの問題で参考になることがいくつもありました。

 きょうはこれから母を介護施設に送り、その後、高志地区へ行きます。

2021年05月22日

議員勉強会で男女共同参画を学ぶ


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、ゴミ出し、そして「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。日曜版は雨が降らないうちにと思い、ご飯前にがんばりました。

 昨日は活動レポートの修正、印刷で3時間くらいかかりました。その後、市役所に向かいました。本当は宣伝カーで朝のうちにまわりたかったのですが、車検に出したところ、オイル漏れやマフラー損傷が見つかり、手間取っています。お金もだいぶかかりそうです。

 午後からは、年に6、7回行われる議員勉強会でした。テーマは男女共同参画社会の形成。講師は新潟県女性財団の大島煦美子さんです。

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 大島さんは、スイスのシンクタンク世界経済フォーラムが公表した2021年の男女格差報告(ジェンダー・ギャップ指数)で、日本が156ヵ国中120位だったことをとりあげた4月8日の新潟日報社説を読むところからスタート。男女共同参画社会をめざす基本法や国内外の動き、基本計画の内容などを上越市の取組なども紹介しながら語りました。

 日本は非正規雇用比率が異常に高くなっていますが、大島さんは講演の中で、男性が22.8%で、女性が56%となっている(2019年度)ことなどをあげ、女性が労働、子育て、介護等の分野で特別ひどい状態となっていることを浮き彫りにしました。

 講演ですごいと思ったのは、男女共同参画に関する取組の年表です。1975年から2018年までの世界(国連)、日本、新潟県、そして上越市の取組をA3の用紙にまとめてくださったのです。ここでは、上越市が県内でも先駆けて男女共同参画都市宣言をしたこと(2001年)、それに基づき、男女共同参画基本条例の制定、基本計画の策定をしたことなどにもふれてくださいました。まさか、上越市の取組を世界の動きのなかで時系列で見ることができる年表を示してくださるとは思いませんでした。

 今回の講演を機に上越市の取組をしっかり振り返り、一部後退した部分も含め、きちんと到達点を整理したいものです。

 きょうは活動レポートを新聞屋さんに届けた後、歯医者に行きます。また、午後からは新型コロナのワクチン接種です。

2021年05月26日

1か月ぶりに新型コロナ特別委


 今朝はさわやかです。おはようございます。久しぶりによく眠れた感じがします。昨夜も母のトイレ介助は2回ほどあったのですが、気持ちに余裕が生まれたのか、起きても再び、すーっと眠れました。寝るときはこの雰囲気を忘れずにしたいものです。写真は今朝の田んぼ風景です。イネの活着が進みませんね。

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 昨日は午前10時から新型コロナ対策特別委員会でした。会議では宮崎、牧田、滝澤、上野委員が提出した感染防止、ワクチン接種などについての緊急要望事項について4人から説明を受けた後、質疑を行い、PCR検査の拡充など行政に対する緊急要望を絞りこみました。これらについては、正副委員長が文言整理を行い、次回の委員会で正式に決めたいとしています。ただ、委員会の中には、ワクチン接種の状況等対策の到達点と課題について市の担当者を呼んで質疑を行い、確認すべきとの声もあります。その結果次第では緊急要望の内容が変わるかも知れません。

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 昨日の委員間のやりとりを聞いていて思ったことのひとつは、上越市でのワクチン集団接種については高く評価されているものの、医療機関での個別接種に関しては上手くいっていない事例もある、この点もしっかり見る必要があるということです。じつは、私が行った頚城区希望館の会場でも接種を受けていた人の中に同じことを言っていた人がいたのです。ワクチン接種全体の到達点もまだ明らかにされていません。委員会審査では、委員間で行政への要望を整理することはもちろん重要ですが、介護施設でのワクチン接種はどこまですすんだかなど行政側に対策の現状などをただす時間があった方がいいですね。

 午後からは地元に戻りました。前日の睡眠不足を解消することが先だと思ったのですが、なかなか眠れず、区内にあるササユリの開花状況を見に出かけることにしました。上越市吉川区はササユリの北限であり、ササユリがどうなるか毎年関心を持って観察を続けていますが、前回見つけたササユリの葉や花が乱暴にちぎられているものを発見しました。犯人はおそらく虫です。今年は、いつもよりも見かける本数が少なく、虫にかなりやられているのかも知れません。花自体はもう2、3日で開花しそうです。これも気温次第でしょうね。

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 夕方、買い物に出かけました。といっても、妻の付き添いです。お店に行ったら、3年ほど会うことのなかった人と出会いました。どうされているのかととても気になっていたので、ほっとしました。

 きょうは、母を介護施設に送り、その後、地元で活動します。

2021年05月29日

朝市宣伝、議会運営委員会と続く

 朝の天気は晴れたり曇ったりと乱れ気味です。おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床し、ゴミ出しをしてきました。ゴミ出しは私の仕事です。朝日が田んぼや近くの林を照らし、素敵でした。

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 今朝の新聞で一番惹かれたのは、鴫谷幸彦さんが書いた上越タイムスの「やまざと通信」です。「タヤのかあちゃん」こと、ムツさんが吉川区の石谷から離れたことが綴られていました。じつは、この情報が入ってすぐにムツさんの住まいに行ったのですが、すでに玄関も閉まっていました。「春よ来い」にも登場してもらうなど、とてもお世話になった方でしたので、私もお礼の言葉を届けたかったのです。残念ですが、また、どこかで会えるでしょう。

 昨日はまず、母を介護施設に送り、その後朝市宣伝へ。無印良品のお店では、「橋爪さんのブログを読んで、ここに来たという人がいましたよ」と言われました。そういう人もいるかもしれないとは思っていましたが、現実に、そういう声を聞くとうれしいですね。たこ焼きソングを流して商売している人とも話しました。会議がなければもっと時間をかけて、話をしたかったのですが……。

 朝市宣伝を急いだのは10時から議会運営委員会があるからでした。議員団から出ている上野議員の代理として出席しました。ここでは6月議会の日程が決められ、冒頭、先日亡くなっ田中聡議員の追悼演説を同期の石田議員が行うこと、最終日には上野議員の在職20年表彰が行われることなどが決まりました。また、3月議会の一般質問で同じテーマの質問が相次いだことから、「だぶる質問はいかがか」などといった市民の声が寄せられているとして、その対応が協議されました。何を質問するかは質問者の基本的権利であり自由ですが、同じテーマが続いたときには視点を変える等の工夫が必要ですね。

 会議のなかでは笹川総務管理部長から、高齢者の新型コロナウィルスワクチン接種の状況などについて報告がありました。対象者数は6万1500人ですが、1回目接種済みは2万743人(27日現在)で41%の到達です。全体としてはまずまずだと思いますが、急がなければならない介護施設などの施設集団接種は、対象高齢者数が5000人いるなかで、1回目接種済みが647人(27日現在)、12.9%で、対象従事者も4000人のうち、342人、8.6%どまりとなっています。これはきびしい数値だと思います。

 会議が終わってから、三和、牧区経由で安塚まで行ってきました。活動レポートの取材です。5月の低温のなかでの稲の生育状況などを見ておきたかったのです。写真は牧区の樫谷と大月の田んぼです。

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 吉川戻ってからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。途中、先日、開花状況を見に行ったササユリの生育地を訪ねました。一本だけ開花し、もう一本は開花目前でした。開花した花は今年もきれいでしたが、気になったのは咲き始めたもう一本、葉も花も虫にやられていたのです。先日、ほかにも虫にやられたものを見ていましたので、かなり広がっている可能性があります。

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 そうそう、朝の段階で桑の実を見つけ食べました。熟したのはまだ1個だけでしたが、甘酸っぱくて、懐かしい味でした。来週あたりから次々と食べられるものと思われます。

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 帰宅してからは、活動レポートの編集作業をしました。その後、レポートの印刷作業と続きました。明日の商業新聞に活動レポートを折り込む地域は、吉川、浦川原、安塚、大島、清里、牧です。

 今日は、活動レポートの新聞屋さんへの届けがあります。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などがあります。

2021年06月01日

山岸トマトさん、今年の販売スタート

 今朝もすばらしい青空が広がりました。おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。皆さん、早起きですね。配達の途中、一輪車でゴミ出しをしておられる人がいました。田んぼのそばを通ったら、イネの色が出てきたのを確認できました。このところ、暖かい日が続いているのでイネも元気になってきたようです。

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 きょうのような天気の日の朝は花たちも姿が違います。生き生きとしています。写真は今朝のササユリとある読者の庭に咲いていた赤いバラです。一段ときれいに見えました。

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 昨日は市役所に行く途中、大乗寺の山岸農園の直売所に寄りました。同農園では、先の豪雪で8棟のハウスのうち6棟が倒壊しました。今年はいつもよりも遅くなるだろうと勝手に想像していたのですが、例年とほぼ同じ時期からトマトの販売を始められました。ホッとしました。味はいつも通り、抜群です。倒壊したハウスもすべて再建したと聞いていますので、遅くない時期にたくさんのトマトが直売所に並ぶことと思います。待っている人が大勢いますので、ぜひ、頑張ってほしいですね。

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 市役所では議員団会議を行いました。6月議会の議案の検討と本日の午前に行われる新型コロナ対策特別委員会の準備です。総括質疑は一般会計補正予算、契約案件などについて質疑を行うことにしました。登壇するのは私です。一般質問の通告締め切りも迫っていますので、何をテーマに質問するかを出し合い、協議しました。これはもう少し詰めないとかたまりません。

 きょうは、これから新型コロナ対策特別委員会の傍聴です。その後、総括質疑のヒアリングもあります。

2021年06月02日

新型コロナ特別委、ワクチン接種などで議論


 おはようございます。起床は6時半、なかなか起きれませんでした。昨夜も事務所で机に向かったものの、うとうとしてしまい、まったく仕事は手つかず、家で早めに休んだのですが、熟睡できませんでした。外は曇り空、小鳥たちが鳴いています。

 昨日は家を8時半過ぎに出ました。青空が広がっていて、途中、何枚か風景写真を撮りました。下の写真はそのうちの1枚です。頸城区畑ヶ崎にて撮った頸城三山です。

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 午前10時からは新型コロナ対策特別委員会が開かれました。委員会では、市が高齢者の新型コロナワクチン接種状況について説明したほか、これまで特別委員会が議論してきたPCR検査の拡充や事業者の減収補てんなどについて見解をのべました。

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 このうち高齢者ワクチン接種については、5月30日現在、接種希望のあった6万300人のうち、1回目接種が3万8336人(63.6%)になっていることが明らかにされました。高齢者の接種は、①介護保険施設等の入所施設での施設集団接種、②医療機関76か所での個別接種、③公共施設など9か所で行われている集団接種の3つに分類されますが、③の集団接種は2万2648人(71.9%)まで進みました。これは全国的に見ても、県内で見ても先進をいく数値だと思います。一方、優先されるべきとされていた①の施設集団接種は、高齢者が809人(16.2%)、従事者が342人(8.6%)にとどまっています。

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 注目の新型コロナワクチン接種に関しては、委員や番外の平良木議員が、「個別接種ではあてにした医師が接種を断るケースがあった。どういう判断基準でやっているかわかるようにしてほしい」「施設集団接種は一般の集団接種に比べて低い。本来優先すべきところが遅れているのはなぜか」「施設集団接種では、65歳以下の人も一緒にやれればいいのではないか」「市内在住の外国人への接種はどうなっているか」などの質問が相次ぎました。

 これに対して市側は、「個別接種について、医師から自由記載で〝判断基準〟を書いていただくようお願いしている」「施設集団接種を担当する医師は学校の健診と重なったことや接種のやり方を習熟する時間が必要だったこともあり、こういう数字になっている。今月は1日に最大17か所で実施する計画で、7月末までには終了の予定だ」「施設では65歳以下の入所者もお掃除の人も接種している」「外国人については65歳以上はすでにやっている。また65歳以下についてもい外国人専用の予診票などを用意している」と答えました。

 委員会での行政とのやりとりを聴いていて、改めて、上越市では集団接種にたいする取組のスピード感があり、きめ細かさもあるなど、よくやっていると思いました。そういったなかで気になったのはPCR検査について、「(検査は)絶対ではない。午前に検査を受けて陰性と出ても午後の接触で感染することもある。感染防止の方が重要だ」などとして、検査拡充に消極的だったことです。また、施設集団接種に関しても、高齢者の中でも優先、先行させるべき分野だっただけに、その点の追求は不十分だったのではないかと感じました。これは率直な感想です。

 質疑が終了してから委員会では、緊急提言をまとめるために委員間で意見交換し、3項目の最終提言をまとめました。その内容は、以下の通りです。

1、 PCR検査費用の支援

感染経路不明なクラスターが発生していることから、介護施設・福祉施設などの職員等に対し、市独自でPCR検査費用を支援するなど、継続的な感染防止対策を図ること。

2 、生活困窮世帯及び低所得世帯への支援拡充

生活困窮世帯などに対し支援をおこなっているフードパントリー活動団体などへ、緊急的に支援を拡充すること。

3、 減収が続く事業者への継続的支援

減収が続く事業者への「中小企業者チャレンジ応援事業補助金」及び「プレミアム付商品券発行支援事業」の期間延長、また「事業者経営支援金」の再支給など、継続的な支援を行うこと。以上

 この緊急提言は近日中に議長に提出することになると思います。その後、市長に手渡されます。

 昨日は私の総括質疑通告に基づいて行政側からの聞き取りが行われました。質疑が提案されている議案に関するものですが、豪雪や融雪災害による災害復旧に関して、どこで答えるかが問題となりました。市民目線でわかりやすい答弁を引き出すにはどうしたらいいか、もう少し検討しないといけないなと感じた次第です。

 夕方、家に戻ってから、西の空の雲が直線的で魅力を感じました。夕日と雲の写真を撮りました。

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 きょうは母を介護施設に送った後、一般質問の準備、活動レポートの作成作業があります。忙しい一日となります。

2021年06月04日

今年初の夏日、うれしい訪問客も

 おはようございます。今朝は5時半頃に起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。なかなか配達に集中出来ず、きょうの午後、場合によっては明日までかかりそうです。外は小雨が降り始めました。配達の途中、浄土真宗本願寺派寺院、善長寺の掲示板の中身が替わっているのに気づきました。たくさん食べさせてやれなくて「ごめんね」といって死んでいった母子のニュースを忘れない。新型コロナ禍のなかで、大事なメッセージだと受け止めました。言葉もアジサイの折り紙も前坊守さんの作だと思います。

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 昨日は活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしと配達に集中しました。浦川原と安塚をつなぐトンネル内に表示されている温度は何と31度でした。大島区大平の気温計は田麦川の風の影響もあり29度でした。それにしても暑かったですね。今年初めての夏日でした。

 大島区ではいつもの家で生け花写真を撮りました。家の近くに咲く花がいくつも入って、とても豪快に見えました。また、石橋では早川治療院の建物脇に咲くツキヌキニンドウが見事でした。

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 大島区での仕事が終わって、板山の不動尊駐車場脇の清水を飲みに行き、びっくりしました。清水の横の広場でハルジオンかヒメジョオンの花のところでアサギマダラが飛んでいたのです。大急ぎでカメラを持ってきて撮影しました。アサギマダラは尾神岳で見たことがありますが、こんなに低いところでもいるとは思いませんでした。それにしても美しいチョウです。

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 夕方、地元事務所に戻ると、うれしいことがありました。何年もお会いしていない方が、アジをたくさん釣ったので、と言って、アジの刺身、なめろうなどを作り、私の事務所に届けてくださったのです。早速、夕飯時にいただきました。新鮮で、ものすごく美味しかったです。ご馳走様でした。

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 夜は一般質問の通告書づくりに専念しました。相変わらず、締め切り間際にならないと進みません。ただ、今回は12日に2回目の新型コロナワクチン接種があり、その影響があるかも知れないと考えると、なるべく遅くしたいです。

2021年06月05日

一般質問の聞き取り

 いい天気になりました。おはようございます。今朝は6時半に起床し、散歩しました。田んぼの稲が色を出して来て、いい感じになってきましたね。アメンボやオタマジャクシを確認出来ました。近くの森ではサンコウチョウが鳴いています。

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 昨日は午前10時半頃に市役所に到着、その後、聖火リレーの様子を見たり、議会の質問準備をしたりしました。オリンピックはとても実施できる状態ではありませんが、強行するのでしょうか。聖火リレーではスポンサーの大型車が目立ちました。なかにはプロレスの宣伝かと勘違いしそうになるものもありました。

 午後からは一般質問の聞き取りが行われました。議員団では質問すべき課題を出して、分担したのですが、私の今回の質問は、災害対策の総括、福祉施設での面会のあり方、公民館施設をめぐる諸問題についてです。聞き取りで初めて知ることがあったり、私の勘違いがあったり、いろいろと勉強になりました。質問は17日の予定ですので、これからしっかり準備してのぞみたいと思います。

 夕方、柏崎の病院へ行っていた連れ合いを迎えに柿崎駅まで行きました。駅から家に帰るとき、右手後方が明るくなっていることに気づきました。雨が上がり、雲の下に、沈む直前の夕日が輝いていたのです。ほんのいっ時のことでした。

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 きょうは午前に母を介護施設に送り、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、会議と続きます。帰宅できるのは午後10時頃になりそうです。

2021年06月08日

深夜、吉川区土尻地内で火災

 おはようございます。今朝は防災無線放送で起きました。寝たのは0時30分頃、防災無線を聞いたのは1時50分頃だったと思います。前日もよく寝ていなかったので、やっと起き、それから現場へ行きました。現場は吉川区土尻地内の泉谷に近いところです。火災は火元から隣家にも広がり、午前3時すぎまで赤い炎が立ち上がっていました。公選法で火事見舞い、近火見舞いは禁止されていますので行けませんが、心からお見舞い申し上げます。

 家に戻ったのは午前4時前です。ここで寝ると、爆睡しそうでしたので、そのまま、大潟区へ向かいました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達があったからです。配達が終わったのは5時過ぎですが、4時台ー5時台は、土尻の現場の煙が広がり、原之町でも焦げくさかったです。下の写真は平和橋付近から東鳥越方向を撮ったものです。

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 昨日から6月議会が始まりました。4月に亡くなった田中聡議員の追悼演説を同期の石田裕一議員が行いました。同期議員で春日山城址を何度も訪れるなどの活動をしていたことは初めて知りました。胸にグッとくる演説でした。総括質疑に立った私も冒頭、追悼の言葉をのべました。

 総括質疑は、杉田議員と私の2人でした。私は昨冬の豪雪、融雪被害の全体像、災害復旧するか否かの判断基準、黒井藤野新田線橋梁工事入札の「1者入札」における競争性の確保などについて、市長の見解を訊きました。3回しか登壇できませんので、いずれも尻切れトンボになってしまった感がありますが、委員会審査や一般質問でもう少し詰めたいと思います。質疑の詳しいところは活動レポートの2015号、または議員団ニュースに質疑概要を掲載する予定ですので、お待ちください。

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 昨日の本会議は午前だけで終わりました。午後からは3時頃まで議員控室にてデスクワークをやり、その後、平良木議員と共に調査活動をしました。

 きょうは、これから農政建設常任委員会です。

2021年06月09日

契約、財産取得案件で入札結果に疑問の声

 おはようございます。朝に書くこのブログ、今朝も朝の出来事をたくさん書くことになりそうです。6時半に起床し、資源ごみを出して事務所に向かう途中、カモシカに遭遇しました。デジカメを探しているうちに杉林に消えました。昨日の夕方は田んぼから山林に入ろうとするキツネにあいましたが、このところ、動物たちとの出合いが多くなっているように思います。 

 今朝も晴れ、先ほどまではサンコウチョウが鳴いていました。そうこうしているうちに、テレビで「こころ旅」の放送が聞こえてきて、「桑取」という言葉にひかれてテレビの前に行ってしまいました。「こころ旅」は昨日、赤倉、中郷と知っている風景が出てきて、それだけでも満足したのですが、今朝は横畑や土口、西山寺などが出てきて感激でした。よくお茶をご馳走になった土口のフジさんの家も出てきました。

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 さて、昨日です。昨日からは、市議会は委員会審査でした。トップバッターは農政建設常任委員会です。昨日の委員会では、工事請負契約や財産取得の案件で入札の「競争性が確保」されたかどうかを問題にする質問が相次ぎました。

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 このうち、制限付一般競争入札をしたものの、藤木鉄工と田中産業のJV(特定共同企業体)だけの1者入札となった黒井藤野新田線の橋梁新設(上部工)工事については、一昨日、私が総括質疑でもとりあげた議案です。近藤委員からは、「なんでこうなったのか理由を聞きたい」などの質問が出ました。吉田都市整備部長は、①各企業では専任の技術者が少なくなっていること、②鋼材についてはオリンピック需要、海外需要があること、③コロナ禍の中にあって、県内営業所があっても、大手の目が向かなくなっているのではないか、などと答えていました。

 私も番外議員として委員長の許可をもらって、「分割発注したことにより、下部工をどこがやったかということが作用し、上部工に競争性が働きづらくなったのではないか」「分割した3つの工事にいずれも田中産業が入っている。これは偶然か」などと質問しました。吉田部長は、「上部工、下部工の分割発注はごく当たり前に行われている。同じ会社が3つの工事入ったのは入札の結果だ」と答えるにとどまりました。

 市が9者を指名したものの、8者が辞退した除雪ドーザの指名競争入札結果については、高橋委員が競争性確保の立場から、「1者以外が辞退した理由を聞きたい」と質問しました。市側は、「所定の様式に、その理由を聞く自由記載欄があるが、そこでは、納期に間に合わないが3者、他に、会社の事情によるなどがあった」と答えました。高橋委員や丸山委員からは、納期を遅らせられないかなどと質問が続きました。

 委員からは、できるだけ多くの業者から入札に参加してもらい、文字通り競争性が確保されるよう求める声が出たことは重要です。

 このほか、委員会では、屋根の雪下ろし命綱固定アンカー等の補助金制度創設や農地、農業用施設の融雪災害などについても質問が出ました。

 午後からは家に戻り、母の「見守り」でした。昨日も夕方、夕日がきれいでしたね。肝腎の沈む直前の赤い夕日は撮れませんでしたが、それよりもかなり早い段階での夕日は撮れました。

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 きょうはこれから文教経済常任委員会です。

2021年06月10日

体育施設、観光施設の災害復旧などで議論

 おはようございます。今朝は5時半に事務所に来て、活動レポート作成作業をしています。「春よ来い」は、準備した原稿の長さが実際に書けるスペースの2倍近くなったことから、何を削るかで苦しみました。外は晴れ、ウグイスやサンコウチョウが鳴いています。写真は近くの田んぼ風景です。

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 昨日の市議会は文教経済常任委員会審査でした。審査で活発な質問が行われたのは、柿崎区にある屋内水泳プールの工事(約3900万円)とうみてらす名立の屋内プール・地場物産館の工事(約7300万円)です。いずれも大雪や強風により、屋根が損傷したことに伴う工事です。柿崎のプールについては災害復旧のみならず、ろ過装置の入れ替えなど老朽修繕も含まれた予算になっています。

 審査の中では、柿崎のプール工事が2カ年に及ぶことから、学校の授業等への影響はないのかとか、うみてらすのプールは休まずに営業できるとしている理由などを問う質問が出ました。柿崎のプールを利用できなくなる期間の対応については、これまで利用していた学校の児童生徒は、近隣の区のプールをスクールバスを活用して利用することを検討しているとのことでした。うみてらすのプールは、若干の雨風が吹きこむ可能性はあっても、利用をやめずに対応できるということです。

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 また、委員会審査では、今冬の大雪災害被害は、小規模のものを含め被害状況と今後の対応について明らかにするよう求める質問がいくつも出され、後日、文書で委員会に提出されることになりました。7日の私の総括質疑で市長は、「現時点で復旧工事等に必要となる経費の全てを計上して」いる、「一部に最低限の修繕とする場合などもありますが、原則として現状復旧を行う」と答弁していましたが、きょうの委員会で、「現時点」よりも先に行ってから工事が行われるものがあることが改めて示されました。また、「最低限の修繕」をする施設も明らかになる見通しとなりました。よかったです。

 午後から地元に戻って動きました。主に原稿書きをしたのですが、時どき、気分転換に散歩しました。そこで、見つけたのはグミです。小粒ながら、おいしいグミでした。こちらは、わが家のタワラグミと違って、けっこうなっていました。

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 ひとつ書き忘れました。私が一昨日、農政建設常任委員会で入札について発言した様子をネットで見たある市民から、「糸魚川市のように、その地域を仕切っている営業部長さん的な人が存在しています。●●社の××さんがその人です」という情報を寄せていただきました。入札の不合理なところは事実をつかみ、それで改善していくしか道はありませんので、貴重でした。

 きょうは、厚生常任委員会です。午後から安塚、大島へ行く予定です。

 

2021年06月11日

厚生常任委員会を傍聴後、ポスト下ろし


 今朝もじつにいい天気となりました。おはようございます。5時過ぎに起床し、事務所でデスクワークをしています。中心は活動レポートの修正作業です。昨日、書いた原稿にダブりがあったり、おかしな表現があったり……。一晩過ぎると 文章はこうも変わるものかと思うほど直しました。  

 昨日は厚生常任委員会でした。福祉部部門では、新上越斎場の設計及び建設工事スケジュールを確認する質疑が行われました。健康子育て部については、低所得の子ども世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金事業について、質疑が続きました。同事業は、所得の少ない子育て世帯への生活支援特別給付金を支給するもので、上越市では、①所得の少ないひとり親世帯、約1480世帯(児童数約2280人)、②①以外の住民税非課税の子育て世帯約1500世帯(約2640人)が支給対象者となっています。質疑では、「4月13日に専決処分しながら、いまだに支給されていない」として、給付金の早期支給を求める声が上がりました。

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 厚生常任委員会は1時間ほどで終わりましたので、その後は、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達で動きました。安塚区では入ったお店のお客さんから、「橋爪さんですよね、広報、楽しみにしています」と声をかけていただきました。広報というのは、私の活動レポートのことです。感謝です。

 大島区大島では、大島中学校の生徒が田植え機を使った田植え体験をしていました。先生や農協職員等が見守る中、上手に機械を操作していましたね。初めての操作なら緊張しているはずなのに、私には楽しそうに見えました。田んぼではドローンを飛ばし、動画撮影もしていました。田植え体験の記録にしようというのでしょう。

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 昨日は天気がよかったのですが、暑かったですね。浦川原と安塚をつなぐトンネルの温度計は29度でした。そんな中、野の花がいくつも咲き始めていました。そのうちヤマアジサイ、ウリノキ、ホタルブクロをアップします。

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 大島区では、いつもの家の生け花、母の実家の赤いバラも撮影しました。毎週、花を楽しむことができて有り難いです。

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 きょうは総務常任委員会です。付託された議案の内容を見る限り、ほとんど質問することがありません。昨日の厚生と同じく、時間はかからないでしょう。

2021年06月12日

市民プラザのエスカレーター、早期に修繕を


 おはようございます。今朝は曇り空です。私の気持ちは天気に左右されがちなのですが、昨日の猛暑がないとなると、有り難いです。今朝の散歩では、ヤマウルシが青い実をつけはじめている姿を確認できました。植物の生長は早いですね。

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 昨日は総務常任委員会の審査日でした。審査対象となる議案は少なく、1時間ほどで終わるかと思いましたが、公の施設の修繕のあり方、押印手続きの見直し、予備費のあり方などをめぐって質疑が続き、午前いっぱいかかりました。

 昨日の委員会で私がとりあげた問題の一つは、長期間動いていない市民プラザの上り用エスカレーターの修繕についてでした。同エスカレーターは4月21日の安全点検で「運転を続けると事故につながるおそれがある」と指摘され、その後、動かされていません。市民からはいっときも早く修繕してほしいという声があがっています。

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 私は、「関係者からは来年度でないと直す予算が付けられないと聞いた。災害であろうが、老朽化であろうが、あるいは突発的な事故であろうが、こういうものは利用者に迷惑をかけないスピーディな対応が求められる。1年後、半年後に対応するような事例ではない。急いでほしい」と訴えました。

 答弁に立った柳沢財務部長は、「利用者に不自由をかけてはならないというのはその通りだ。いま、修繕に向けて手法や経費について詰めている。市民の方々が安全で、安心して使えるように必要な修繕をやっていきたい」と答えました。今後の動きを注視していきたいと思います。イラストで答弁しているのは笹川財政課長です。

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 お昼を地下の食堂で食べた後、市民プラザへ行き、改めて動いていないエスカレーターの調査をしてきました。私が委員会で指摘した通りであることを再確認してきました。

 その後、吉川区に戻り、夕方まで「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。どこへ行っても「きょうは暑いね」が挨拶の言葉でした。写真はある読者の家で咲いていた花、園芸種だろうと思いますが、名前はわかりません。遠くに米山さんがかすんで見えました。

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 昨夜は早々と家に戻りました。久しぶりにじっくりと新聞を読むことができました。フェースブックを見ていたら、私の似顔絵が入った「のれん」(?)をアップしている人の投稿が目に入りました。ありがとうございます。

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 きょうは衆院選の対策会議が午前にあり、午後からは2回目のワクチン接種です。

2021年06月15日

一般質問始まる

 じつにさわやかな朝ですね。おはようございます。今朝は5時に起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。あちこちできれいな景色と出合いました。写真は原之町の畑のタチアオイです。畑で仕事をしていたお母さんとは、「いつになったら梅雨入りするんかいね」とおしゃべりしてきました。

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 昨日から市議会は一般質問に入りました。一般質問の通告者は22人です。私は17日(木)に3番手として登壇します。昨日は杉田勝典議員から始まって、山田忠晴議員まで6人が登壇して、雪対策の検証、災害時の避難、消防団員の報酬、雁木の保存と活用などをとりあげました。

 午前に登壇した滝沢一成議員の質問では、雪対策についての質問に注目しました。というのも、私が17日の一般質問で取り上げる内容と重なっていたからです。同議員は、「町内会と連携した除排雪作業の仕組みづくりや支援制度」など7項目にわたって、「3月議会で様々な調査・研究、検討を行うと答弁していたが、どのように進めているか」と質問しました。

 答弁の中で市は、理事を中心に検証チームを編成して作業を進めていること、すでに町内会長に対するアンケートを実施し、除雪業者からの聞き取りも始めたこと、7月上旬には中間報告を出すこと、10月下旬には最終報告をまとめることなどを明らかにしました。この答弁で、私の質問は8割方、答弁が出ました。あとの2割でどう市民の願いに応える質問を展開するか、頭の中での整理作業が忙しくなります。

 午後からの質問では、橋本洋一議員の消防団等についての質問、高橋浩輔議員の雁木の保存と活用についての質問に注目しました。

 橋本議員はまず、消防団員の報酬問題を取り上げ、本年4月15日付けの新潟県防災局長から市長村長あての通知で、「年額報酬や出動報酬などの基準策定、直接請求の徹底など、消防団員の処遇改善を今年度中に見直し、条例改正や予算措置を行うよう求めている」として市の見解を求めました。

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 これに対して市長や防災危機管理部長は、「市では独自に処遇改善を進めている。直ちに報酬改善は困難だ。まずは報酬よりも負担の軽減を考えている」と答弁しました。

 橋本議員はこの答弁に納得せず、「報酬そのものを上げないと団員の士気は下がる。消防署の職員は自分の仕事としてやっている。消防団員は家族の犠牲の上でやっている。これでは団員のなり手不足は解消できない」と譲りませんでした。

 同議員は自主防災組織の初期消火活動についても取り上げました。そのなかでは、「3月23日付けの町内会長あての防災訓練のお願い文書で、消火栓を使った初期消火について危険だからしないでくれとちらっと書いている。いつ頃から何を根拠にお願い文書を出しているのか。一般市民はともかく、消防団OBが使用することは良いのではないか」などと質問しました。

 これに対して市は、「文書は令和2年の4月にも出している。平成28年の一般質問でも答えているが市の考えは変わっていない。消火栓は150ミリの水道管を使っていて、1分間に1トンからの水が出て圧力は高い。ホースは65ミリで20メートルある。水が入った重さは70キロから80キロとなる。1秒間にボーリングの玉が2個出る状態だ。火元に近づくと800度からの熱の問題もある。消火栓を使った活動は、日頃から体力があって、訓練もしていて、ちゃんとした装備をしていることが求められる」と答えました。

 消火栓の使用をめぐる論戦はこれまでよりも一歩深まったという感じがしました。ただ、火災現場にいるとき、この見解通りでいいのかという指摘もあります。これまでの議論を振り返り、論点整理をしっかり行い、さらに議論を深めて、議会も行政も、なによりも市民が納得できるところに到達することが必要ですね。

 高橋議員の質問について詳しく書く時間がなくなりました。同議員は質問の冒頭、昨年市議に当選して1年経過し、2年目に入ったとのべ、新たな決意で質問を行う決意を表明しました。その具体化として、昨日は1回目だけでなく、再質問もすべて原稿なしで質問を展開しました。すごいなと思いました。

 さて、きょうは牧田正樹議員から始まり、6人が登壇します。時間です。市役所に向かいます。

2021年06月16日

一般質問2日目


 おはようございます。窓の外では「特許許可局」が賑やかです。ホトトギスの鳴き声に交じって春ゼミの声が聞こえたと思ったら、こちらはNHKの「こころ旅」の中でした。やはや、やはや。おや、今度はサンコウチョウがやってきたようです。

 昨日は一般質問2日目でした。牧田正樹議員からはじまって小山ようこ議員まで6人が登壇し、ヤングケアラー、スポーツ施設の整備、豪雪対策の検証、いじめと体罰問題など取り上げました。

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 トップバッターの牧田議員は、前日の山田忠晴議員に続いてヤングケアラーへの支援等について市長に質問していました。子どもが親や兄弟などの面倒をみるケースはテレビ等で最近、耳にしたばかりです。こうして、具体的な状況を聞くと、早く動き始めないといけないなと思います。介護施設については、施設経営、スタッフ確保が中心問題です。私が牧田議員よりも早く登壇していれば、取り上げたであろうテーマです。

 近藤彰治議員はスポーツマンですが、スポーツ施設問題のほかに豪雪対策について取り上げていました。「検証なくして更なる対策はなし」の立場でいくつかの質問を展開していました。近藤さんの質問を聞きながら、明日、私が取り上げる時に何から切り込もうかと考えました。同じ質問をするときには、他の人の質問をよく聞いていないと、「なんだ、また同じことを聞くのか」と批判されることになります。でも、おかげ様でいろいろなことが浮かびました。中身ですか?今は書きません。

 小山ようこ議員はいじめ、体罰、GIGAスクール、信号機のない横断歩道での安全確保などを取り上げていました。自分の子どもさんたちの状況だけでなく、一生懸命に調査しての質問は好感が持てます。教育長などの答弁も丁寧でした。

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 今議会は田中聡議員が亡くなって最初の定例議会です。昨日はストラットン恵美子議員と近藤議員が質問の冒頭、田中議員との思い出を語り、追悼しました。「他会派ではあったが指導していただいた」「南葉山荘を一緒に見に行き、〝なんとかしなきゃならないね〟が交わした最後の言葉となった」などの言葉を聞いて、私の目の前の議席(田中議員の席)にもう座ることはない現実を改めて思い、切なくなりました。

 きょうは一般質問3日目です。これから出かけます。

2021年06月17日

一般質問3日目、上野市議も登壇

 おはようございます。今朝は大忙しです。一般質問準備と活動レポート作成が重なったからです。ブログも最低限にさせていただきます。外は晴れ、いい天気になっています。

 昨日は宮崎朋子議員からはじまり、高山ゆう子議員まで5人が登壇しました。このうち、日本共産党議員団の上野公悦議員が原発問題やオリパラ問題で市長や教育長に迫りました。事前了解権について81%という高い数値がでたUPZ研究会のアンケート結果については、まったくふれない答弁にはがっかりでした。教育長のオリパラに関する答弁は、市民の命と安全にかかわることなので、最初の答弁の段階から踏み込んでほしかったです。

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 議会の会議が終了してから寺の吉村恵美子さん宅へ行きました。惠美子さんが亡き夫との介護の日々を綴った本を今月下旬に出版されますが、一足先に著者のところに届いたという連絡をもらっていたからです。吉村さんは、29年前まで吉川区(当時は町)の山間部に住んでいた人です。文学をこよなく愛し、社交的な人でしたので、私はいまでも一年に何度か会い、おしゃべりを楽しんでいます。本を手にして、プロローグを読みましたが、感動の一冊です。今回の本は地元の北越出版(価格は税込みで千円)から出ます。事情で地元の本屋さんにも並ばないそうですが、本人のところに連絡を取れば、入手できるはずです。私のところにも少しありますので、声をかけてください。おとどけします。

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 きょうは一般質問最終日。私は3番目です。早ければ、午前11時半頃から、遅くとも午後1時から登壇します。豪雪対策の総括、介護施設での面会、公民会整備計画などについて聞きます。

2021年06月18日

一般質問終わる

 おはようございます。きょうはさわやかな朝となりました。晴天です。6時過ぎに起床し、事務所で活動レポートの修正、そして印刷作業をやっています。

 昨日は一般質問最終日でした。質問準備と活動レポート作成と重なったことから、睡眠時間が2時間ほどだったことで、きつかったですね。

 市役所に行く前に、いつものように、活動レポートなどのポスト下ろしをしました。その際、弟の仕事場に寄ったのですが、留守で、置き手紙がありました。父のカバンと並べて置いてあったのでグッときました。

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 市議会議員控室に着いたのが9時45分でした。私は質問3番手でした。早ければ、午前11時半頃からとお知らせしておいたのですが、今回は答弁がいつも以上に丁寧で時間がかかり、2番目の安田議員が終わったのは何と12時半でした。

 私は午後1時半から。災害対策の総括のあり方、介護施設の面会、公民館施設整備などについて質問を展開しました。

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 正直言って、公民館施設整備の問題では、平成23年に策定された整備計画とその計画管理をめぐっていろいろな答弁を聴いているうちに、分からなくなりました。市や教育委員会等がたてる計画については、当初計画が公表され、その後修正されれば、それなりに修正して公表するのが筋だと思っていたのですが、どうも現実はそうではないようです。

 そして、公民会施設整備計画の質問の前提そのものにも疑問を持ちました。一般質問は通告書を提出すると担当課長などが聞き取りに来られるのですが、私が通告した文言に誤りがあれば修正するのが通例です。でも、今回は「計画は、計画期間の途中でなくなったとのことだが」と書いたことについてはそのまま通りました。当然、途中でなくなったという前提で質問を展開しました。ところが答弁では、「改修実施の当否が定まらない施設をも含めたものとなっていたために、実際に実施する事業は整備計画の優先順どおりとはならず、公開を続けることによる混乱を避ける趣旨で、平成27年4月に、ホームページ上の公開を中止した」「実施済みの件数は何件、、、」などとのべられ、平成32年度までの計画は生きていたことが明らかになりました。こうなった主たる責任は私ですが、質問はやりとりの共通の土台がくずれるととんでもないことになります。

 今回の一般質問のやりとりの具体的なところは活動レポートに書きますので、しばらくお待ちください。

 市議会本会議が終わったのは5時過ぎ。急いで大島区へ行きました。毎週、私のために玄関先に生け花を用意してくださる家へ行ったのです。日が沈まないうちに到着し、無事撮影することができました。コシジシモツケソウがきれいで、きまっていましたね。帰りは吉川区の山間部を通り帰ったのですが、途中の夕焼け風景が素敵でした。

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 きょうは、これから朝市宣伝、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と大忙しです。

2021年06月22日

6月議会終わる


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。途中でたまたま会った大潟区在住の人から、「『春よ来い』に書いてあった三十三観音、行ってみたくなった」と声をかけていただきました。朝からうれしい気分です。写真はマメ畑です。吉川区竹直にて撮りました。

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 上越市議会は昨日、提出されたすべての議案などを可決して終わりました。日本共産党議員団は、議案第55号工事請負契約の締結について(都市計画道路黒井藤野新田線の戸野目川にかかる橋梁の新設工事における上部工の工事請負契約)だけ反対、残りはすべて賛成しました。

 日本共産党議員団の平良木議員は、討論で議案第55号について、入札が「1者入札」となったことについてふれ、「説明では、あらかじめ入札参加資格や工事概要を明らかにした上で公告し、十分な公告期間を設定しているので、結果として入札参加者が1者となってはいても、競争性や公平性は確保されていると考えているとのことですが、はたしてそうでしょうか」とのべました。そして、「千葉県、茨城県、大阪府、和歌山県などの府県をはじめ、多くの市町村で、応札した事業者が1者のみであった場合は入札を無効としている」「当市においても、競争性・公平性に疑義を生じさせる「1者入札」については、厳正な対処をすべき」と訴えました。この議案は日本共産党議員団だけの反対で他の議員は賛成だったことから、可決成立しました。

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 昨日の議会では、開会に先立ち、日本共産党議員団の上野議員が市議会議員在職20年ということで表彰されました。

 本会議が終わってから、昼食を食べ、その後、議員控室で原稿書きに専念しました。書かなければならないものがいくつもたまっています。ピッチをあげないと全部かけなくなりそうです。

 家に戻ったのは夜の10時少し前。友人からいただいた「朴の葉ぼたもち」をご馳走になりました。赤飯を朴の葉につつむのは知っていましたが、ぼたもちは初めてでした。いいもんですね。ご馳走様でした。

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 これから市役所に向かいます。

2021年06月23日

「やまぼうしの歌」の配達、特別委の傍聴

 おはようございます。今朝は5時半に起床し、デスクワークをしています。外は雨、今朝は梅雨らしい天気となっています。近くの森ではカエルたちがにぎやかで、合唱の練習をしているようです。 

 昨日は午前に市役所に行くことにしていたのですが、吉村恵美子さんの「やまぼうしの歌」(北越出版、1000円)のことが上越タイムス一面に掲載されたこともあって、本の注文が相次ぎました。それで、市役所に行く前に本の配達、発送などで大忙しとなりました。途中、朝日池にも寄りました。水連が見ごろを迎えていました。

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 午後からは人口減少対策の特別委員会が久しぶりに開会されましたので、1時間ほど傍聴してきました。武藤委員長は冒頭、「きょうは岡山県奈義町の先進事例を学ぶ中で議論していきたい」と発言しましたが、その後、委員会の審査の進め方をめぐり、方法論や課題整理でいろんな意見が出て、収拾がつかない状態となりました。委員の中には発言用のパワーポイントまで用意していた人もいましたが、最後はどうなったか気になります。

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 夕方、吉川区に戻りました。じつは、写真を撮りたい場所があったのですが、その場所に着く少し前から雨が降り始めましたので、断念しました。写真は小雨降るなかでちらっと見えた夕焼けです。

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 家に着いてからは、デスクワークをするつもりでしたが、うとうとしてしまい、集中できません。それで、「うたコン」までテレビを観て、リラックスしました。

 きょうは母を介護施設に送り、その後、市役所に向かいます。午後からは総務常任委員会があります。

2021年06月24日

総務常任委員会で地域自治などの議論

 おはようございます。今朝は6時近くに起きました。睡眠不足です。そうはいってもやるべきことはやらねばなりません。事務所に来て、活動レポートの作成、印刷をしました。外は明るくなり、青空もいっとき出ました。

 昨日は、午前に「しんぶん赤旗」日曜版の集金で動きました。平日ですから、留守のところが多く、なかなか進みません。お会いできたところでは、梅雨入りしたものの雨が少なく、先が心配だとか、オリンピック、このままやったらどうなるかなどの声が寄せられました。数日前、ある方から住宅リフォームの予算が足りないと訴えがありましたが、昨日も建築関係の人から要望が寄せられ、活動レポートに関連記事を書くことにしました。

 午後からは総務常任委員会でした。30日の夜に実施することになっている地域自治、地域協議会などで市民のみなさんの声を聴く会にむけて、各委員が考えていることを出し合ったほか、当日の準備もしました。

 私が会で提案したことは以下の通りです。

1、地域自治区を発展させるために、地域自治区ごとの10年後を見据えた将来像と地域計画を策定する。そのため、各総合事務所に企画担当職員を配置する。地域計画の実現を補償する財源をそれぞれの総合事務所に配分する。

2、総合事務所をもっと身近な存在にしていく。
 ①地元出身職員の配置を意識的に行い、地元出身職員の割合を高めていく。
 ②総合事務所長の権限を強化し、市民要望をできるだけ総合事務所で判断できるようにする。
 ③産業建設グループの集約を解消するとともに、各区総合事務所職員は現状よりも2割増やすことを目標に、当面1割増やす。

3、地域協議会の権限を強化する。
①公の施設に関する諮問は、単なる住民への影響だけではなく、設置、変更、廃止の是非についても諮問する。
②地域協議会は重要議題(諮問、自主審議とも)については、関係町内会などの意見を必ず聞いて審議する。
③地域協議会は各区の地域計画の決定権を持つ。
④地域協議会委員の研修、視察経費を大幅に増額するとともに、近隣地域協議会との合同研修、協働に対して支援していく。

 夕方、長峰池に寄ってから家に戻りました。長峰池の水連の花を撮りたいと思っていたからです。夕方ですので、花はしぼんでいるものがほとんどでしたが、それはそれでいいものがありました。シオカラトンボも見ました。

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 今日は、これから活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。午後には安塚、大島方面へ行きます。


2021年06月26日

「月見草」の開花の様子に感動


 おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。寝たのだか、寝なかったのだか、自分でもよくわかりません。外は夜中の雨が上がり、さわやかな朝となっています。写真は尾神岳です。

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 昨日は午前10時から市議会総務常任委員会の所管事務調査でした。調査対象は「上越市ICTによる情報化推進基本方針(案)」です。

 委員会ではまず、市の担当部長から、策定の目的、方針の全体像、市民分野・産業分野行政内部分野での基本方針、推進体制などについて説明を聴きました。国会でデジタル関連法が通ってしまい、そのなかで市民の権利、地方自治がどうなるか注目していましたが、やはり、マイナンバーカードの促進、自治体クラウドの検討・推進など懸念事項がいくつも盛り込まれていました。

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 説明後、各委員が基本的なことについて質問をしましたが、全体的な概要、総論で1時間近く議論となり、基本方針の具体的のところはコンパクトにしか訊くことができませんでした。全体的な概要に関する質疑では、栗田委員の「市議会について記述がないのはいかがなものか」という質問に注目しました。市の自治基本条例では、市民、議会、行政がひとつになってすすめるのが基本となっていますが、デジタル化推進についてもそうあるべきだと私も思っています。担当部長は検討すると答えていましたので、どう対応されるのか注視していきたいと思います。

 基本的な方針の部分で、私からは、自己情報コントロール権と自治体クラウドのついてだけ発言しました。

 デジタル化推進で、行政の仕事が効率化される、市民サービスが向上するものがあるなどのメリットがある一方で、個人情報が守られるかどうかが大きな問題点となっています。市民サイドからは、どんな情報が集められているのか、不当に使われることはないのか、本人が関与する権利の保障はどうなっているか気になるところです。(案)では、「個人情報などのセキュリティに配慮する」というふうにあっさりと書いてあったので、私からは、「もう少し、踏み込んで、事故情報コントロール権があることをはっきりと書くことが必要ではないか」と訴えました。担当部長は「国に動きを見ている、今の段階ではこれが精いっぱいだ」と答えていました。先が心配ですね。

 「業務システムなどの合理化」ということで、(案)では、重点取組事項として、「国が推進する基幹系17業務システムの標準化、その他システムのノンカスタマイズ運用を実施」「基幹系17業務システムについて、複数自治体での共同利用を検討」などと書いてありました。私からは、「17業務の中には子ども・子育て支援も入っている。上越市独自の施策展開が出来なくなるのではないか。また市民からの要望で政策を充実させようにも難しくなることがあるのではないか」と懸念を表明しました。こういったことがちゃんとやれなくなると、デジタル化によって、自治体が自治体でなくなります。

 午後からは吉川区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、途中で歯医者も行きました。配達時に東の空に入道雲がどんどん大きくなり、雷も鳴りました。雨がざーっと来るのを覚悟したのですが、日が照るなかで雨がぽつぽつと当たる程度で終わりました。

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 夕方、大潟区のKさんから電話が入り、「月見草が咲くところを見にきませんか」と誘われました。この方は、私が活動レポートに連載している「野の花」コーナーに関心を持っておられ、私にも見てほしかったようです。夕方、夕日を見に行きながら、Kさんのところへ行ってきました。午後7時に約束していたら、すでにご夫婦で外に出て私を待っていてくださいました。
 
 「月見草」と言ってもピンクの花を咲かせるものではなく、黄色の「オオマツヨイグサ」かと思います。道路脇でたくさんの黄色の花がすでに咲いていました。一昨日は100個ほど咲き、昨夜は70個くらい咲くだろうとの話でした。「花が咲くところを見に来ませんか」と言われた時、けっこう時間がかかるものとイメージしていたのですが、びっくりしましたね、早いもので1分くらい、時間のかかるもので、2分30秒くらいで咲くのです。何回も動画撮影しました。「花が咲くところ」に下線部をつけてあります。それをクリックすると開花の様子をご覧いただけます。下の写真は上下浜海岸で見た夕日、そしてオオマツヨイグサです。

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 撮影が終わってからは、Kさん宅でコーヒーをご馳走になり、月見草のことや近くの海での魚釣りのことなどを聴かせていただきました。

 今日は、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、そして午後からは大島区田麦のブナ林清掃に出かけます。

2021年07月01日

住民自治、地域自治で市民のご意見を聴く会


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、活動レポートを作成しています。いまほどやっと印刷が終わり、ブログを書き始めたところです。外はうす曇りです。

 昨日は夕方までずっと、家と事務所にいました。母の様子を見ながらのデスクワークとなりました。母は97歳という高齢で、いくつも病気を持っていますので、いつどうなるかわからないと思いながら一緒に生活しているのですが、一昨日から体調はちょっぴりずつ良くなっているように見えます。夕方にはお粥も少しだけ食べたようです。

 昨日は日中は良かったのですが、午後から入道雲が急速に発達しました。夕方、家から高田に向かったときは土砂降りとなりました。

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 昨夜は総務常任委員会主催の「住民自治・地域自治について市民のみなさんのご意見を聴く会」でした。公募や委員推薦の市民など30人ほどが参加してくださいました。会は参加者を4班に分け、ホワイトボードを使って進められました。私は1班に所属し、書記を務めましたが、新鮮な意見が相次ぎ、とても勉強になりました。

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 私が注目したことの1つは、地域協議会で審査する地域活動支援事業のついての発言です。「予算ありきで、どういう地域づくりをするかという視点が必要だ」「マンネリ化している」「地域のために予算がうまく使われているように見えない」など、地域計画がないなかでの支援事業の取組に疑問の声が相次ぎました。

 行政が進める「公の施設の適正配置」計画についての発言にも注目しました。「町内会長だけでなく、地域住民の生の声を聴いていないのではないか」「利用者数や財政効率だけを重視することなく、地域にその施設があること自体に意味があるものもある」等です。 

 この他、「自主審議は、まずは地域協議会が地域に入って、そこでの声を踏まえてテーマを設定し、審議すべきだ」「地域協議会委員を育てる視点が必要だ」「総務常任委員会の今回のテーマ設定自体が硬すぎる。もっと市民にわかりやすい言葉を使ってほしい」などの発言が強く印象に残りました。

 総務常任委員会では昨日出された多くの意見を分析し、議論を深めていく予定です。市民のご意見を聴く会はまだ数回必要かもしれません。

 きょうは母の様子を見ながら行動を決めます。予定では午後から安塚、大島へ行くつもりです。

2021年07月06日

議員団会議、各派代表者会議と続く


 おはようございます。今朝は雨です。5時半過ぎにやっと起きて、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。吉川区竹直の転作田では大豆が青々として勢いを出し始めていました。

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 昨日は午前が党議員団会議でした。各議員が所属する各種委員会の報告の後、新型コロナウィルス対策として、この間、市民から寄せられている課題について協議し、市長への要請書としてまとめました。この要請は本日の午後、行います。このほか、議員団主催の議会報告会を7月29日(木)18時30分から市民プラザで実施することも決めました。 

 午後からは各派代表者会議がありました。議長になった場合の会派離脱についてのルール化、各会派の基本政策の公表、議場におけるモニターなど映像設備導入についてなどが課題でした。基本政策については市議会のホームページなどで公表することで一致をみました。あとは今後も検討を続けることになりました。秋の予定されている市議補選でポスターの屋外掲示について市設置の掲示板以外は掲示しないようにするという自粛決議を9月議会でまた行うということも賛成多数で決まりました。言うまでもなく、私たち共産党議員団は反対です。

 会議後は議員控室でデスクワークをしました。活動レポートの原稿書きが主です。時どき、目をつむって休みながらとなりました。寝不足はきついですね。

 きょうは午前が党会議、午後からは市長への要請文書の提出、清里中学校での「模擬議会」事前学習の傍聴と続きます。

2021年07月07日

新型コロナ対策で6回目の要請、模擬議会の事前学習

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。きょうは資源ごみを出す日でした。ごみ出しは私の役目です。外は曇り空、今のところ、雨が降る感じではありません。

 昨日は、午前が地元で会議でした。午前11時半頃、会議から抜けて直江津へ。午後1時前に市役所へ行きました。直江津へ行く途中、吉川区田尻地内の消防ホース乾燥塔の撤去工事の様子を見てきました。長年、地元から出されていた要望が実現し、昨日、工事が事実上終わりました。よかったですね。

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 日本共産党議員団は昨日、村山秀幸上越市長あての新型コロナ対策の要請書を提出しました。新型コロナ関連での要請はこれで6回目となります。昨日は議員団メンバー3人で総務管理部長を通じて要請しました。

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 要請内容は、以下の3項目5点です。

1、住宅リフォーム促進事業について、後期募集に向けて思い切った補正予算を計上し、希望する市民の要望に応えられるようにすること。
2、「上越市新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う事業者経営支援金給付規則」第3条第1項「比較対象期間におけるそれぞれの各月の売上高が、基準各月売上げ、令和元年平均売上げ又は創業者平均月額売上げと比較をして、すべての月で売上高が減少しているもの」を「比較対象期間における各月の平均売上高が、基準各月の平均売上げ、令和元年平均売上げ又は創業者平均月額売上げよりも減少しているもの」とすること。
3、生理の貧困対策を強めること。
①児童・生徒が安心して通学でき、健康で衛生的な生活を送ることができるように、学校施設の女子トイレ個室に適切な返却不要の生理用品を設置すること。
②必要な児童・生徒には生理用ショーツを配布すること。
③養護教諭らに、生理をはじめ心や体の悩みを気兼ねなく相談できる環境を整備すること。

 午後2時50分からは清里中学校でした。7月15日の午前、上越市立清里中学校1年生による模擬議会が上越市議会本会議場で行われますが、昨日は、清里中学校で事前学習が行われたのです。私もオブザーバーとして参加してきました。

 中学生の模擬議会は一昨年の吉川中学校3年生に続いて、今回が2回目。今回も生徒たちが議長、議会事務局長、議員となり、一般質問を行います。答弁者は市長や教育長の代わりに市議会の4つの常任委員会正副委員長が務めます。

 昨日は生徒たちが予め用意した一般質問の質問項目、約220項目を絞り込む作業などを4班に分かれて行いました。質問項目の中には、「5Gを導入してほしい」「清里の名物が米でないのはなぜか」「冬に歩道が除雪されていないことがあるのはなぜか。今後の雪はどうするのか」など新鮮なものが多かったですね。生徒たちは、「この言い方だと感想、意見を言うだけだ。質問にならない」「わざわざ市役所まで行くのだから、市全体の問題の方がいいのではないか」などと協議していました。

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 事前学習は9日にも行われ、質問原稿書きや再質問の検討等が行われます。

 模擬議会は子どもたちから身近な市政に関心を持ってもらい、子どもたちの立場から市政に意見を出してもらういい機会となります。2年前のときも思ったのですが、子どもたちだけでなく、議員自身にとってもいい勉強になります。

 今日は、デスクワークが中心です。市役所へ行っての仕事になるかも知れません。

2021年07月13日

佐渡汽船㈱への支援めぐり議論


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのですが、完全に寝坊しました。やはり、1週間に1日は休まないとダメですね。今朝は雨でした。

 昨日は午前が党議員団会議でした。市政の基本政策について検討、協議しました。市長選にむけて共産党はどういう市政を目指しているのか、はっきり示してほしい、こういう声が最近寄せられましたが、当然のことです。これまで検討してきたものでは、市政全般についての記述がなく不十分でしたので、市議団で検討し、地区委員会常任委員会で今月中にも決定していく予定です。

 お昼休みに直江津駅に行ってきました。じつは黒井のSさんが発行されている家族新聞、「かんべつうしん」に私が「春よ来い」で書いたサンコウチョウのことが書かれていて、改めて、直江津駅でこの鳥の声が流されているかどうか確認しに行ってきたのです。二階の改札口のところでサンコウチョウの鳴き声を確認でき、なんとなくうれしくなりました。

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 昨日の午後3時から市議会文教経済常任委員会が行われました。今回は「小木直江津航路維持と観光を中心とした広域連携について」の所管事務調査です。

 最初に小田産業観光交流部長が、高速カーフェリー「あかね」の売却、佐渡汽船㈱の経営状況、小木直江津航路の利用促進の取組、佐渡汽船㈱にたいする経営支援について報告しました。このなかで同部長は、「あかね」がスペイン企業に30億5000万円で売却され、14日にも直江津港にて引き渡されること、「あかね」建造に際し、市が出していた約2億5100万円の補助金については、8月上旬に返還額を確定し、佐渡汽船㈱に通知すること、佐渡汽船㈱が今後も小木直江津航路を維持するため、「中長期的に安定的な経営の持続を目指す同社の経営改善の取組を支援する」として、「市議会9月定例会に補助金返還金相当額の支援案を提出できるように手続きを進めている」とのべました。さらに、支援案の検討が進んだ段階で8月の中旬にも市議会文教経済常任委員会に報告し、議会の意見を聴く場を設けたいとものべました。

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 委員からは、「佐渡汽船㈱の経営状況を聞くと、相当厳しい数字だ。大丈夫かなという気持ちがある」「あかねの売却によって、補助金の返還額は同額になるのか」「佐渡汽船㈱では、輸送需要について、ワクチン接種完了見込みの来春にはコロナ前と同水準に戻ることを想定しているが、見込みが甘いのではないか」「9月議会に向けて支援額の提案ができるよう準備しているというが、それまでにできるのか」などの質問が相次ぎました。

 これらに対し市側は、「貨物運賃の改定など、これまで進まなかったことも取り組まれ、経営改善は進むものと期待している」「返還額は8月上旬にも確定し、議会に報告し、その後、佐渡汽船㈱に報告する」「支援額は補助金返還と合わせて考えているところだ。佐渡汽船㈱の経営計画が補助するに値する計画なのかキチンと見て、判断するタイミングを考えたい。支援金は11月、12月ということもありうる」などと答えました。8月の中旬までに行われるであろう次回の文教経済常任委員会に注目です。

 昨日は夜も7時過ぎまで会議があり、家に戻ったのは8時過ぎとなりました。途中、頸城区で見た夕焼けがきれいでした。

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 きょうは午前がデスクワーク、午後から2つの会議があります。

2021年07月15日

梅雨明け


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起きて、活動レポートの作成をしています。もうじき印刷も終わります。外は晴れ、近くのヤマユリは満開となりました。

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 昨日は母のデイサービスの送迎をしながら、上越保健所などでの調査活動を行い、その後、市役所でデスクワークをしました。テレビ等では昨日、「新潟県を含む北陸地方で梅雨明けした」と報じられました。確かに、梅雨明けを感じさせられるほど暑くなりました。帰り道、米山の風景を撮りました。

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 母は昨日、二回目のワクチン接種でした。「なんともねかね」と聞いたら、「なんともね」そう言っていたのですが、夕方、37度を越えたので解熱剤を飲んでもらいました。これで少しは落ち着いたようです。

 夕方、NSTのテレビを見ました。新潟2区の衆院選情勢が報じられていましたが、日本共産党の平あやこ予定候補は北陸信越ブロックの比例の予定候補でもあります。平さんの画像は先日の上越市での街宣風景が映し出されていました。 

 きょうは清里中学校1年生による模擬議会です。どんな展開になるのか楽しみです。夕方、大島区へ行きます。

2021年07月16日

清里中学校1年生が模擬議会


 おはようございます。朝からじりじりとした暑さですね。セミの鳴き声も横一直線に聞こえてきます。やむことはありません。写真は今朝の尾神岳です。

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 昨日の午前、議場で清里中学校1年生(27人)による模擬議会が行われました。中学生による模擬議会は、一昨年11月の吉川中学校3年生に続いて2度目です。朝9時過ぎからリハーサル、9時40分からは本番でした。

 今回は、一般質問に4人が登壇、交通事故対策、通学路の助成、G IGAスクールなど身近なテーマで質問を繰り広げました。3回にわたる再質問については、1回目の質問者ではなく、より多くの人に体験してもらうため、12人が質問席で1問ずつ質問しました。質問は中学校生活にかかわるものが多く、とてもいい質問だったと思います。答弁した市長役、教育長役、部長役の議員はアドリブを入れながら質問に正面から答えていました。

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 生徒の皆さんによる質問が全部終了した段階で、挨拶した波多野副議長は、「たいへんりっぱな議会でした。今回の経験を生かして、地域の問題をどのようにしたらいいか、一つひとつ考えていただきたいと思います。できれば、10数年後、(議員になって)この場に来てください」と述べていました。

 中学生による模擬議会を2回取り組んで思うのですが、生徒のみなさんがとりあげた問題や提案は大切なものばかりでした。これらが実際の政治に生かされ実現すると、生徒のみなさんの政治に対する信頼、期待は揺るぎないものとなります。この点、議会で大いに議論していきたいと思います。

 午後から三和、安塚、大島と回りました。活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。気温が上昇し、最高時は33度を超えていましたね。写真はいつもの家の生け花とその家の近くに咲いていたクガイソウです。

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 きょうは、これから総務常任委員会です。

2021年07月17日

市が総務常任委員会に地域協議会の改革取組案示す

 おはようございます。今朝は早くからムシムシします。起床してから、「しんぶん赤旗」の配達をしてきましたが、セミの鳴き声が賑やかでした。アカショウビンの鳴き声もしました。写真は浄土真宗本願寺派寺院、善長寺の参道です。距離は短いものの、ここでは春から秋まで様々な野の花が咲きます。

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 昨日の午前、総務常任委員会が開かれました。このなかで市は、第4期地域協議会委員を対象にした意識調査結果を受けて、「短期的に実施が可能な取組」(案)を発表しました。今後、地域協議会にこの取組(案)を示し、実施していくことを明らかにしました。「中長期的な検討を要するもの」については、総務常任委員会が来春までにまとめる提言などをふまえて検討していくとのことです。

 今回、市が明らかにした「短期的に実施が可能な取組」(案)では、(1)市が行うものとして、①委員の活動の円滑化・活発化のための理解や協力依頼、周知の促進、②地域や他区の情報の収集及び共有の強化、③「地域を元気にするために必要な提案事業」の認知度の向上、の3項目をあげました。また、(2)地域協議会に働きかけるものとしては、①地域との意見交換の促進、②会議への参加のしやすさ、開催頻度の柔軟性向上など4項目をあげました。

 私からは、①今回の取組(案)では、「回答の多かったもの」を取り上げたとしているが、数は少ないものの、まちづくりセンターや総合事務所は、住民誰もが自由に出向いて話が出来るようにしてほしいなど重要なものもある。こういったことはすぐ取り組むべきだ。②「事務局間で情報共有し、参考になりそうな情報を他区地域協議会に提供する」ことも大事だが、地域協議会委員の意見を聞くと、「定期的に近隣の地域協議会間で情報交換の場をつくる」ことも重要だ。③「元気事業」が出てきた背景には合併時に約束していた地域事業が出来なくなりなかで提案されてきたという経過がある。また、制度を活用するには難しすぎるという声もある。制度そのものの見直しも検討してほしい。④「地域協議会に働きかけるもの」の内容には異論はないが、取組(案)については、地域協議会のみなさんが気持ち良く努力できる表現にしてほしい、などと訴えました。

 市は、私や他の委員が出した意見を踏まえて取組(案)を修正していくことを約束しました。これらの修正案は、地域協議会に対する説明の前に総務常任委員会に示されることになりました。

 会議終了後、取材などがあり、昼食は12時半過ぎになりました。お昼は石橋の軽食喫茶・「あひる」で定食をご馳走になりましたが、切り絵作家の西山英夫さんの作品展示が替わっていました。今回、私が気に入った作品です。かすりがいいですね。

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 昼食後は取材や調査活動でした。いまSNSで話題となっている「なおえつ うみまちアート」の実情、今後の課題などをさぐりました。調べてみないとわからないことがまだいくつもあります。今後のこともありますので、きちんと調べたいと思います。

 市役所からの帰り道、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。その際、見かけた干瓢づくりの風景です。こうしたところを見ると、夏が来たなと思います。

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 夕方、夕日が気になり、何枚かの写真を撮ってきました。写真は柿崎区百木で撮ったものです。雲が夕日に向かっている風に見えました。

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 今朝、平良木議員からお父さんが亡くなったという連絡が入りました。ここ数日は、予定を一部変更してでも葬儀などのお手伝いをする予定です。
 

2021年07月20日

オンライン勉強会

 
 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。5時に起床し、朝の景色を楽しみながら配達しました。外は晴れ、きょうも暑い日になりそうです。

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 昨日は午前に平良木議員のお父さんの葬儀でした。新幹線上越妙高駅の近くの式場へ行き、お参りしてきました。この日のために平良木議員が用意した「父  荘吉のこと」という小冊子及び美佐江さんの短歌を読ませてもらい、お連れ合いなどとの懐かしの映像も見せてもらいました。亡くなったお父さんとは一度も話したことがなかったので、冊子も短歌も映像もすべて初めて知ることばかり、素敵な方だったんだなあと思いました。

 午後からは議員勉強会でした。今回は「オンラインを活用した会議の可能性を探る」と題して、取手市議会事務局次長の岩崎弘宜さんの講演をオンラインで聴きました。この勉強会自体がオンラインで行われましたので、とても興味深く聴きました。

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 講演はメモを取りながら聴いたのですが、議員控室に忘れてきましたので、印象に残ったことだけを書きます。

 1つは、通信技術の積極的な活用を議会基本条例に追加して盛り込み、努力していることの素晴らしさです。岩崎さんは冒頭、昨年度(?)の決算審査特別委員会における管内視察の模様を紹介してくださったのですが、わずか10分ほどで現場である体育館の床のゆがみを委員みんなで確認して審査にのぞむ様子を見て、これはいいと思いました。また、市内の各層の声を聞く方法としてもオンラインを活用し、新型コロナ対策の提言づくりなどに活かしていることも紹介されました。いろんな活用が出来るんですね。同市議会では、今年の6月議会で、会議規則の一部を改正し、オンライン委員会において表決を行えるようにしたとのことでした。すごい取り組みだと思いました。きっかけは新型コロナ禍かもしれませんが、アフターコロナになっても活用すべき方向性を見せてもらいました。

 いまひとつは、オンラインを活用した議会運営時における地方自治法の改正の必要性です。災害時等、議場に集まることのできない事態はありうることですが、これを克服するひとつの現実的な方法としてオンラインの活用があります。これを実現するために取手市議会ではすでに意見書の提出をしていますが、この動きを全国に大きく広げていく必要があると思いました。

 きょうは、これから胃カメラです。年一回の行事だと思って、カメラをのんできます。

2021年07月21日

昨冬の大雪についての検証、中間報告出る


 おはようございます。今朝は6時半過ぎまで寝てしまいました。大急ぎで活動レポートを作成、いま印刷中です。外は猛暑です。写真は事務所近くの田んぼです。吉川区では3、4日前に出穂が始まったようです。

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 昨日の午前は市役所近くの医院にて胃カメラの予約を取っていました。早くに家を出て、吉川中学校下の信号機で止まり、そばの田んぼを見たら、稲の穂が出始めているのでびっくりしました。町田の田んぼでも出穂を確認できました。写真は町田、この写真は市役所からの帰り道、夕方に撮影したものです。

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 胃カメラは一年ぶりです。今回は左の鼻の穴から入れて検査してもらいました。担当の先生からカメラの移動のたびに説明していただき、食道、胃、大腸に異常がないことを確認できました。ただ、胃壁はでこぼこがありました。これはピロリ菌がいた痕だということでした。わが家の系統は胃がんの人が多く、これからも定期的な検査が必要です。

 午後からは災害対策特別委員会でした。今回は行政側が昨冬の大雪災害対応の検証の中間報告を行い、委員が道路除雪や要援護世帯の除雪支援、一斉雪下ろしなどについて質問を展開しました。

 今回の中間報告は、「昨冬のような大雪が今後もあり得るとの認識」で、市の対応を振り返り、今後の対策を定めていくためのものです。検証の対象となった項目は、道路除排雪、公共交通、企業活動、ごみ収集、停電被害等12にのぼります。

 副市長、防災危機管理部長による説明の後、質疑が行われました。委員からは、屋根雪対策として打ち出された固定アンカーの申し込み状況、いっせい雪下ろしとボランティア、町内会に対する新たな支援策、情報伝達の今後の方向などについて質問が相次ぎました。

 この委員会では、私は副委員長ですので、最後に質問させてもらいました。私からは、検証のスタンスと最終報告書を待たないで取り組むべき課題と予算措置、58時間にも及んだ停電の原因と対策、要援護世帯などへの支援のあり方、総合事務所産業建設グループの集約の検証などについてとりあげました。詳しくは活動レポートの8月1日号に書く予定です。

 今後、市は関係機関と検討を重ねたうえで、10月下旬までには最終報告書をまとめるとしています。「昨冬のような大雪が今後もあり得るとの認識」でどんな対策が打ち出されるか注目です。また、私の質問を受けて、9月議会で、どんな対応策が示されるのかについてもしっかり見ていきたいと思います。

 市役所からの帰り道、またまた入道雲が大きくなっていました。上の方が平でしたので、鉄床雲とも言います。写真は小猿屋付近で撮りました。

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 きょうは、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達があります。午後からは少子化対策特別委員会もありますので大忙しです。大島区へは夕方行きます。

2021年07月22日

上越市第2次事業者経営支援金、来月2日スタート


 おはようございます。今朝はむしむししていますね。外は曇り空、湿度はかなり高いものと思われます。

 昨日は活動レポートの折り込み作業後、レポートや「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達を12時過ぎまで行いました。寝不足していたこともあって、昼食後は議員控室でダウンしてしまいました。それでも午後1時半からの人口減少対策特別委員会を1時間半ほど傍聴しました。

 人口減少対策特別委員会では昨日、各委員が提出した人口の自然減にたいする対応策について説明、意見交換しました。結婚を希望する人への支援、出産を希望する人への支援、子育て支援を柱に、結婚祝い金の創設、不妊不育治療費助成、給食費などの無料化などの提案の説明が続きました。晩婚化対策として正規雇用を増やすことを提案している委員もいました。各委員への質問、討論は少ししか聞くことができませんでした。

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 午後4時近くになって、市役所を出て、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。本日から3連休だということもあって、職場によっては昨日までに配達しなければならないところがかなりあったからです。昨日も東、または東南方向で入道雲が発達していましたね。でも、私の行動範囲では雨は落ちてきませんでした。

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 大島区ではいつもの家で豪快な生け花を見せてもらいました。そのさなかに、ある人から連絡をもらい、田麦地内で昨日完成したばかりという城を見学させてもらいました。なかなか面白い取組だと思います。近くのオニユリと共に写真に収めました。

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 昨日は夕焼けがまたきれいでした。大島区から山越えで吉川区に入ったのですが、川谷あたりから西の空が赤くなっていました。写真は村屋地内で撮りました。左奥に倉下橋があります。

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 夕方、うれしいニュースが飛び込んできました。上越市は第2次事業者経営支援金を来月2日からスタートさせるというのです。本年4月から7月までの間に一定以上売上が減少した事業者を対象に、最大50万円の支援金を給付するというものですが、第1次で申請した人も対象です。そして、今回の支援金では、第1次で給付対象外となった「売上げが増加した月」がある場合も対象となることになりました。この改善は、多くの事業者から求められていて、日本共産党議員団も7月6日、市長に申し入れていました。良かったです。

 きょうは、活動レポートの印刷、新聞屋さんへの持ち込みなどで動きます。

2021年08月03日

人口減少対策特別委員会、党議員団会議と続く


 今朝は動き回りました。おはようございます。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達、写真撮影、ごみ出しと続いたら、一仕事した気分です。外は晴れ、きょうは猛暑となる予想です。

 朝の段階で写真を撮りまくりました。何よりも田んぼと山の風景がよかったです。そして原之町では場々谷池のハスもきれいでした。小苗代の平和橋付近では河川改修工事が盛んです。今朝は6時頃だというのにコンクリート打ちの作業をやっていました。

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 昨日は第2次事業者経営支援金制度のスタート日でした。朝早くから電話があり、「1次でももらったが、今、どうにもならないので助けてもらいたい。どうしたらいいか」などと質問されました。党議員団の他の議員もここ数日、同じような声を事業者から寄せられているとのことです。

 昨日は午前10時から人口減少対策特別委員会でした。市役所に着くと、いつもと違った風景になっていました。第1庁舎と第2庁舎(旧ガス水道局庁舎)の間の駐車場等の工事が終わり、車をとめることが出来るようになっていたのです。これでだいぶ助かります。

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 人口減少対策特別委員会では人口減少対策について、自然減対策、社会減対策の両面から考察し、提言をまとめていく方向ですが、昨日は自然減対策について議論が進み、結婚支援、不妊不育治療支援、子育て支援などについての具体的な内容に踏み込んでいきました。保育園などで産休、育休に安心して入れるように代替え職員採用の際には事業者支援を行う、不育治療については妙高市並みの上限30万円の支援をするなど、大事だなと思うことがいくつもありました。次回からは社会減対策についての議論が始まります。

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 午後からは党議員団会議でした。先日の党議員団主催の市政報告会で参加者から出された要望を整理し、急ぎの対応が求められるものはすぐに動きました。「大雪の検証の中間報告は地域協議会でも説明してほしい」との声は、防災危機管理部長に伝えました。同部長は、「自治・市民環境部に伝えます」と答えました。「町内会長へのアンケート結果については、町内会長にも知らせてほしい。また中間報告も説明してもらいたい」との声は市民安全課長に伝えました。同課長からは、「結果のお知らせはなるべく早くしたい。中間報告の説明会についてはどうするか検討したい」との答えでした。

 団会議では、その他、国民健康保険税の減免と新型コロナの関係や市長選政策(案)の最終チェック等を行いました。

 夜も会議があったので、夕方、直江津海岸に行ってみました。「なおえつうみまちアート」の影響でしょうか、いつもよりも人出が多くなっているような気がしました。夕日と空がきれいでしたね。

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 きょうはこれから朝市宣伝、その後、市役所に行く予定です。

2021年08月05日

県道新井柿崎線議員連盟、総会後、現地視察


 おはようございます。今朝は猛烈に眠いです。午前1時半までデスクワークを行い、5時半には起床して、ひたたびデスクワークと続けてきたからです。外は晴れ、きょうも猛暑となりそうです。そうそう、早朝からミンミンゼミが鳴いていました。

 昨日は、母を介護施設に送り届けてから市役所に向かいました。途中、下吉野、小猿屋で見た風景を写真に撮りました。キバナコスモスはすでに満開状態です。青い空、白い雲とマッチします。そして昨日もものすごく大きな積乱雲が発生しました。写真は尾神岳方向を見て撮りました。

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 午前11時からは県道新井柿崎線整備促進議員連盟の総会でした。昨年度の決算認定と今年度の事業計画、予算が全会一致で承認されました。この総会は30分ほどで終了しました。

 午後からは、同議員連盟による現地調査が行われました。猛暑ではありましたが、議員連盟のメンバー12人、顧問の県議5人が参加しました。

 県道新井柿崎線は上越市を縦貫する重要路線です。しかし、狭隘な区間が多く、吹雪に弱い、歩道整備が進んでいないなどの問題を抱えています。

 昨日は、住民から改善、整備要望の出ている13箇所のうち、7箇所を見て回りました。現地では、議員連盟の議員が要望を具体的に語り、新潟県上越地域振興局地域整備部の道路関係課長が県の対応等について説明しました。

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 この中で、板倉区熊川地内の側溝設置については、「今年度中には着手し、何年かに分けて工事を進める」ことが明らかにされました。吉川区長峰~柿崎区江島新田地内の防雪柵については、「今年度に200㍍ほど工事を行い、順調にいけば来年度で終わる」見通しだということです。この区間が終わると、今後、頸城区や三和区などでの防雪柵設置工事を「北の方から順に進めていきたい」という説明でした。青野から頸城区森本橋までの道路拡幅については、「柿崎方面に向けて600㍍、測量と設計をやっている。来年度以降、用地買収、工事へと進めていく」とのことです。

 議員連盟では、昨日の調査に基づき、県への要望を整理し、今秋には県土木部長交渉を行うことにしています。

 きょうはこれから活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達をしながら市役所に向かいます。10時から総務常任委員会があるのです。安塚、大島区へ行くのは午後になります。

2021年08月06日

地域協議会に過疎地域持続的発展計画案を諮問

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、活動レポートの修正と印刷作業を行いました。その作業に入る前に、先日、草刈りをした代石池まで行ってきました。10日くらい前からミンミンゼミが鳴いていますが、今朝はツクツクボウシの初鳴きを聞きました。いよいよ秋ですね。写真は今朝の近くの田んぼです。

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 昨日は午前10時から総務常任委員会でした。まず、地域協議会に対するアンケート結果を受けた市の取組について、報告がありました。前回の委員会では、地域協議会間の情報共有、元気事業の申請の簡略化などいくつか提案していましたが、市の担当課がまとめた今回の取組にほとんど反映されました。地域自治・住民自治のあるべき姿、地域協議会のあるべき姿に関する委員間討議は抽象的な議論となりやすく、もっと具体的な課題と問題点をさぐる形での議論でないとなかなかまとまらないと思いました。合併の経過をめぐる議論、合併後の検証は事実に基づくものでないと無意味です。

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 午後からは、活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。車中はクーラーをきかせているのでいいのですが、外に出たときはくらくらするほど暑かったですね。浦川原と安塚間の上沼道の温度計は37度にもなっていました。大島区の菖蒲地区で、冷たいコーヒーをいただきました。東京都でのコロナの感染のことや先週の活動レポートのイラストの中学生の感想なども聞くことが出来ました。生け花写真を撮らせてもらっている、いつもの家に着いたのは夕方でした。玄関先の生け花の中のオオウバユリはぐったりしていました。猛暑ですから、やむをえないです。

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 大島から山越えで吉川区に入り、今年になって初めて、県道大潟高柳線を通って帰ってきました。交通止めは解除され、無事通行できました。対向車は一台もなし、尾神に着いてホッとしました。トンネルの付近は涼しかったですね。

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 夕方からは吉川区地域協議会でした。上越市過疎地域持続的発展計画(案)についての諮問がされるというので、傍聴に出かけました。担当課長からの説明の後、協議会委員からは、「第5次総合計画づくりの際、各区で作成した地区別計画を活かしてもらえないか」「諮問した、それ、答申をくれ、といったスケジュールでいいのか」「オーレンプラザのような過疎地域でないところに過疎債を使うのはおかしいのではないか。過疎地域に役立つ事業に使うべきだ」「市民アンケートをふまえ、住民の声をよく聞き、納得してもらって進めるべきだ」「少しでも過疎地域の人口減少がゆるやかになる事業に使ってほしい」などといった発言が相次ぎました。市議会では9月議会の総務常任委員会で所管事務調査を行いたいようですが、委員長には充分時間を取ってほしいと要請しました。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。このブログは早く書きはじめたのですが、来客や電話が相次ぎ、発信が遅くなりました。申し訳ありませんでした。

2021年08月13日

小木直江津航路問題で文教経済常任委員会


 おはようございます。今朝は朝から電話が相次ぎなど忙しく、発信が遅れました。外は小雨が降っています。これからどうなるか、大雨警報も出ましたので、要注意です。

 昨日は午前に党務、動きました。午後からは市議会文教経済常任委員会でした。この会議の冒頭、上越市は、佐渡汽船㈱の「あかね」の財産処分に伴う補助金の返還、同社の経営改善の取組、小木直江津航路維持に向けた財政支援策等を明らかにしました。

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 そのなかで市が明らかにしたことを簡潔にまとめると、以下のようになります。

 ①「あかね」にかかわる返還金額は、建造にあたって交付した約2億5129万円のうち、償却期間20年の残存額(14年分)、1億7590万円余とする。
 ②佐渡汽船㈱は令和2年策定の経営改善計画に着実に取り組んでいる。しかし、新型コロナの影響で極めて厳しい経営状況だ。ただ、同社では、輸送需要はワクチン接種により来春にはコロナ前と同水準に回復する見通しを持っていて、これまでの経営改善計画に加え、第三者出資を検討し、中長期的な財務体質改善に取り組むとしている。
 ③財政支援については、今年度限りの補助金とし、令和3年度における新型コロナの影響による小木直江津航路の収入減少額を対象とする。補助金額は佐渡汽船㈱の年間計画と輸送実績の差により算出し、補助金額の上限は2億4000万円とする。補助金は、今期の運行が終了する10月末の実績に基づき執行する。
 ④和幸船舶㈱が羽茂港・直江津港間での貨物運行計画を持っている、その計画によると、本年10月~不定期の運行を開始し、主に佐渡からの柿や米を輸送する計画となっている。

 市の説明後、委員などからは、「9月議会に財政支援などの提案をするというが、中長期的計画を示されない中で、私たちは何を基に判断したらいいのか。市民に説明できるようにしてほしい」「(上限)2億4000万円の支援の根拠はここ(配布資料)に書いてあるだけでは分からない。もっと詳しく説明を」「今後、航路維持に向けてどうしようとしているのか、市の立ち位置が見えてこない」「来春には輸送需要が回復する見通しというが信じられない」「経営改善に甘さがある。不信感を持っている」「こうだからお金を出すんだといものを示してほしい。そうでないと正しい額かどうかわからない」「和幸船舶㈱が入ることをどう分析しているか」などの質問が相次ぎました。

 これに対して市側は、「9月議会に具体的に答えられるかというと、佐渡汽船㈱等との関係のなかで、もっと慎重にしてほしいとのことで、今の段階ではそういう状況になっていない。ただ、更なる改善計画の中で、今期における財務状況の改善は必須であり、第三者の出資を仰ぐ材料として上越市の支援が必要という状況は変わらない」「上場企業の情報だということもあって、歯切れが悪く申し訳ない。株価に影響を与えるようなことについて、私から公開の場でお話はできない。不信感、疑問がぬぐいきれないというのも当然だと思う。そうしたなかでどうすればわだかまりを解けるようになるか、難しい。佐渡汽船㈱が情報公開してお話が出来るようになれば有り難いなと思っている。いつ、どの時点でということは私からは申し上げられない。昨年、今年と経営改善は続いているが、新潟県、佐渡市、佐渡汽船などがパズルが完成するように一つひとつピースを埋めてきている。そうしたなかで、上越市として何ができるかということで財政支援を提案する。利用促進についても努力している」などと答えていました。

 委員会でのやりとりを聞いていて、市は、上場企業である佐渡汽船㈱の経営への影響を強く意識して発言していると感じました。市民の代表機関である市議会としては、市民の税金を投じて支援することを市民にきちんと説明できる状況にならないと賛成は出来ません。委員会等で求められているデータは最大限提出し、提案してほしいと思います。

 夕方からは党会議でした。早朝から動いたのですっかり疲れました。ただ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達はないので、その分、時間があります。

 きょうは墓参りなどで動きます。

2021年08月17日

第11次交通安全計画案の審査、父の13回忌法要


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。地元集落内の田んぼのそばを通った時、サーッと日が差して、田んぼの稲が黄金色に変わりました。見事な風景でしたよ。その時の写真です。

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 昨日の午前は総務常任委員会でした。市の第11次交通安全計画案が示され、質疑が行われました。

 今回の計画案は、今年度から5年間が計画期間。交通安全のための施策を総合的かつ計画的に推進するとして、道路交通環境の維持・整備など6分野の施策を示しています。

 防災危機管理部長が計画案について説明した後、委員からは、「第10次までの計画をふまえて、今次の計画で新たにとりくむべきものは何か」「事故原因別の発生件数がわかるようにすべきだ」「横断歩道などの白線が消えているところがある。路面標示についても明示してほしい」「ドライブレコーダー購入補助についても目配りを」などの発言が相次ぎました。

 私は、「交通事故の特徴は、歩行者と自転車乗用中の事故が多いことと、生活道路での事故多発だ。過去4年間(2017~2020年)の交通事故死者27人のうち、歩行中と自転車に乗っているときの死者は14人で51%を占めている」「通学路のうち、歩道のない区間の距離とその割合をききたい。また、防護柵の設置基準が平成16年(2004年)が示されているが、市内でこれに該当するところはどれくらいあるか」「昨年の12月~今年1月の大雪の検証が行われているが、今回の計画に反映されたか」「交通安全計画はよくできているが実施計画を策定し、計画を確実にやっていくべきだ。例えば、安全運転サポート車の促進では購入助成を何年度に行うなどと書けば、計画は進むはずだ」などと質問しました。

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 私の質問に対して市側は、「求められた数値は手持ちにない。後日、明らかにする」「昨年12月からの大雪の検証を踏まえ、今次の計画では、除雪、消融雪設備の充実などを新たに入れた」「実施計画の策定については考えていない。安全運転サポート車についての購入助成も考えていない」などと答えました。 

 今後、市では8月20日からパブリックコメントに取り組み、交通安全対策会議を経たのち、10月下旬には第11次計画を明らかにするとしています。

 午後からは専徳寺さんから来ていただき、お経を読んでもらいました。今春、父の13回忌がやってきたのですが、新型コロナ等の問題もあって、昨日まで延ばしていました。父にはずっと申し訳ないと思っていましたが、これで気持ちが楽になりました。専徳寺さんからは、別院の担い手が40代、50代に替わってきたこと、甲子園で大谷派に関係する高校が活躍していることなどを教えてもらいました。

 法要が終わってからはデスクワークです。「春よ来い」などの整理を続けました。夕方、玄関の外がパーッと明るくなったので、外へ出てみたら、また、きれいな夕日です。車を走らせ、近くの柿崎区上金原の田んぼまで行って、何枚か写真を撮りました。下はそのときの1枚です。

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 きょうは日中、地元で動きます。 

2021年08月19日

平さんとともに朝市宣伝


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、活動レポートの修正作業を行っています。昨日は朝市に合わせて、急いで書いたのでやはり数か所訂正すべきところがありました。外は晴れ、きょうは気温が上昇しそうです。下の写真は今朝、下中条地内で撮った米山さんです。

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 昨日は衆院北陸信越ブロック比例代表予定候補の平あや子さんとともに三八市での宣伝をしてきました。まずは大通りで街頭演説し、新型コロナから市民のいのちとくらしを守ること、原発再稼働を許さないことなどを訴えました。その後はお店回りです。三和区の人、大潟区の人など、いつも以上に多くのお客さんから声をかけていただきました。平さんは、前日のニ七市で出会ったお店の人から、「また、会いましたね。頑張ってね」と激励されていました。一回会っただけで顔を覚えてもらえるなんて、うらやましいです。市宣伝終了後、ライオン像のある館で開催中の作品展も観てきました。

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 午後からは平良木議員と市議補選について打ち合わせを行い、いくつかの実務をしました。やるべき課題が沢山あって、なかなかたいへんです。

 きょうはこれから市議会人口減少対策特別委員会です。その後、打ち合わせ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と続きます。大島区へは明日の午前に行く予定です。

2021年08月20日

遠藤玲子県議の県立中央病院視察に同行


 また暑い朝となりました。おはようございます。今朝は田んぼの景色が美しく、自宅を出てから事務所に着くまで30分ほどかかりました。何をしたかというと撮影です(笑)。きょうはどんどん気温が上昇しそうです。下の写真は下町で撮った写真の1枚です。

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 昨日は午前が人口減少対策特別委員会でした。前回までが自然減対策の議論で、今回からは社会減に焦点を当てた対策の協議が始まりました。各委員から出された提案には、不妊不育治療対策の充実、正規雇用を増やす、最低賃金の引き上げ、高田・直江津だけでなく、旧町村の商店街の活性化など重要なものがいくつもありました。昨日の議論では、「ではどうするか」の議論が始まったばかりですが、最賃の引き上げの意見書提出などすぐにやれることは全体の提案がまとまる前であっても取り組んでほしいものです。

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 午後からは高田のミュゼ雪小町で開催中の上越美術協会展に顔を出してきました。会場の受付には、光徳寺の坊守さんと高校の同級生がいて、会場にはMさんやKさんなど知り合いの人もいて楽しいひと時を過ごしました。作品は全部で56点、同級生の月あかりや蓮を描いた油彩作品や地元のYさんの農村風景を描いた油彩作品等に注目しました。どうしても知っている人の作品が身近に感じられます。会場からは米山、尾神岳も見えました。Mさんが窓枠の中の米山等の風景を見て、「これもりっぱな作品だ」と言っていましたが同感でした。

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 午後4時からは遠藤県議が新潟県立中央病院(長谷川正樹病院長)を視察するというので、市議団のメンバーも同行させてもらいました。もちろん、病院側の許可もとってです。ひと言で感想を言うなら、「良く頑張っているが、たいへんですね」。

 長谷川病院長からは、救急医療や感染症医療の現状と課題、上越医療圏のなかでの中央病院の役割、他医療機関との連携などについて詳しく教えていただきました。
現在の県立中央病院は平成9年に場所を移して建築されましたが、当時、医師は60人から70人ほどだったとのこと。それがいまは100人、研修医を加えると120人ほどになるそうです。しかし、昔に比べて仕事が増えている、特に手間のかかる治療が増えているといいます。
救急車は年間4000台が中央病院へ来ていて、上越地域全体の6割を占めているとのことでした。救急医は2人しかおらず、内科、外科などの当直医が対応していて、それらの医師は翌日には通常通り勤務しているそうです。この1年、救急はたいへんだったと言われました。

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 新型コロナ関連の話では、これまで同病院に116人が入院されたそうです。昨年5月以降、1病棟をコロナ対応用にした。病床は54あるが、実際は23か24しか使えない。今、新潟県内で陽性者が増えるなかで、全県の医療調整本部の要請に基づき、上越地域圏外の患者も受け入れているということでした。

 長谷川病院長の言葉で特に印象に残ったのは、上越地域の課題について問われた時の言葉です。病院長は「病院間で和気あいあいやっている。いくら人口減が来るといっても、医師の数が圧倒的に少ない。若い医師を連れてくるには、それなりに魅力のある病院にならなければならない。手術室を拡充し、例えば、血管造影しながら手術できる設備が欲しい」とのべておられました。この点は遠藤県議の出番ですね。

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 昨日の視察については遠藤県議が専門家としての知識を活かして報告書を作成してくださるようなので、それが出来たら、みなさんに改めて報告します。

 視察が終わってから、若干の打ち合わせをして、帰宅しました。途中の風景がまた見事でした。写真は吉川区六万部と原之町で撮ったものです。

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 きょうは午前に大島区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達などをし、その後、市役所に向かいます。午後からは議員勉強会もあります。

2021年08月21日

各地で絶景、午後はオンライン講演会


 おはようございます。今朝は気温はそう高くないものの、湿度が高いようです。蒸しますね。早朝に「しんぶん赤旗」日曜版を配達し、その後、机に向かっています。

 昨日は素晴らしい天気になりました。何よりも青空がきれいで、白い雲もいい感じでした。午前は吉川区の山間部から大島区、安塚区で動き、昼食後は三和区経由で市役所に向かいました。写真は撮りまくりという状態でした。吉川区の平場からはじまって、20枚以上撮ったと思います。そのうちの何枚かをアップします。

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 大島区ではいつもの家で玄関先の生け花を撮らせてもらいました。百日紅やススキも入って秋らしい作品になっていました。フェイスブックにアップしたら、「素晴らしい!花たちが喜んでいます」というコメント等が寄せられました。

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 風景写真は安塚、三和、横曽根付近でも撮りました。安塚区船倉で撮った菱ヶ岳と横曽根の田んぼと電線の写真をごらんください。

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 午後からです。9月議会を前に上越市議会では昨日、オンラインによる議員勉強会が行われました。講師は早稲田大学の北川正恭名誉教授です。今回は通年議会がテーマでしたが、議会のあり方を根本から問う講演には学ぶところが沢山ありました。

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 同教授は、「議会が強くなるためには通年議会が重要である。議会は執行部と対等だという認識がないと自己責任、自己決定は生まれないし、二元代表制にならない。議会事務局とコラボし、チーム議会で執行部と対峙してほしい。議会は行政の監視機能だけではなく、市民の意見を集約し政策提案することが大事だ。新型コロナのなかでどうするか。議員を本会議場に集めるというやりかたは変えなければならない。オンライン議会が重要となる。パンデミックの中で、執行部に迷惑がかかるなどの理由で一般質問の質問時間を制限したり、質問をやめたりしているところがあるが、こうした行政に対する『うるわしい配慮』は議会の責任放棄そのものだ。深い議論で市民の意見をつかみ、徹底的に前向きな議論をし、議会の地位を確立してほしい」と訴えました。

 昨日のオンライン勉強会では北川教授に続いて、マニフェスト研究所研究員の長内紳悟さんからも講演をしてもらいました。通年議会の方式、通年議会の論点、常任委員会のあり方、議員間討議の進め方んど実践的なアドバイスがありました。これも良かったです。

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 昨日の講演内容は党議員団でも議論し、当市の議会改革に役立てていきたいと思います。

 夕方、吉川区に戻ると、またまた夕焼けがきれいでした。続きますね。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。

2021年08月24日

議場映像設備導入検討会


 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。天気の方はいまいちで、カメラを取り出したのは原之町の場々谷池のそばを通った時だけです。下の写真はその時撮ったハスの花です。外は曇り空です。

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 昨日は午前10時から議場映像設備導入検討会の初会合でした。議長を座長にして、会議の進め方、映像設備の活用方法について検討する予定でしたが、映像設備と今後の議会運営の在り方をめぐって活発な意見交換がされ、昨日は検討の進め方に入る前の段階で時間がかかりました。こういうことになったのは、20日の北川早稲田大学教授の講演で、コロナのパンデミックの下で本会議集合の会議方式だけでいいのかという問題提起の重い受けとめがあったからです。議場でどんな映像機器が必要となるのか、どう活用するか、次回から本格的な検討が始まります。

 午後は議員控室でデスクワークでした。明日の総務常任委員会の準備、活動レポートの取材で入手した情報の整理、いくつもの原稿書きと大忙しでした。

 夕方からは上越市長選、市議補選にのぞむ政策、そして選挙活動などについて党内で協議しました。詳しいことは後日、明らかにします。きょうは午後から、その政策と市議選候補の発表を記者会見の中で明らかにします。

 午前9時から各派代表者会議です。時間がありません。もう少ししたら、市役所に向かって出かけます。

 

2021年08月25日

市長選・市議補選で記者会見

 おはようございます。今朝は7時近くまで寝ていました。二度寝ではなく四度寝か五度寝で目が開かなくなっていました。外は曇り、また雨になりそうな気配です。

 昨日は午前9時から各派代表者会議でした。10月に行われる市議補選で、選挙ポスター掲示自粛に関する決議をしようということで案文が示されました。前にも書いたと思いますが、選挙では候補者が公選法に基づいて堂々と政策を訴え、支持を訴えることが大事です。ポスターもその一環です。それを当事者でもないものが勝手に「公営掲示板」以外は貼らないとすること自体、おかしなことです。私は反対を表明しました。ただ、他の人たちが賛成しましたので、9月議会には提案される見通しです。このほか、政務活動費についても話題となりました。この中で私は、「政務活動もその活動で必要となるものも社会の変化の中で多様になってくる。新型コロナ対策を取りながら議員活動を進めていくことが必要となっているなかで体温計などを用意することは当然のことだ。そういったものまで問題視することはおかしい、心外だ」と述べ、報道されたことについてもふれました。

 
 午後1時半からは日本共産党上越地区委員会、党議員団で共同記者会見を行いました。今回の会見の目的は、市長選についての基本政策とその対応、そして市議補選についての候補者発表でした。

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 市長選基本政策については平良木市議がその概要を紹介するとともに、現在立候補表明している人と政策について意見交換し、支持するかどうかを決めていくことを明らかにしました。その際、ポイントとなることは、①新型コロナ対策を思い切って強化するかどうか、②厚労省や新潟県等が進めようとしている病院改革にどう対応するか、③行政主導ではなく、市民の声をキチンと聞いた本当の行政改革を進めるかどうか、そして、④国や県に上越市を代表して堂々とものがいえるかどうかだと説明しました。基本政策については下線のついたところをクリックするとご覧いただけます。

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 市議補選については、いわさわ健(岩澤たけし)地区委員会暮らし・子育て相談室長を擁立することを発表しました。いわさわ健氏は50歳。本町在住。飲食店を経営し、現在、上越民主商工会会長です。いわさわ氏は記者会見で、「新型コロナ対策に全力を上げ、市民のいのちと暮らしを守っていく。また、病院つぶしを許さず、病院と医療を守っていきたい」「これまで取り組んできた中心市街地活性化にも力を注ぎたい」と決意を語りました。一番上の写真中央で立っている人がいわさわ氏です。いわさわ氏のリーフレットはこの下線がついたところをクリックしてください。お読みいただけます。

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 記者会見後、平良木市議と共に市長選に立候補を予定している野澤朗氏の事務所を訪ね、野澤氏に基本政策を手渡し、懇談してきました。同氏とは上越圏域の病院のあり方、国や県との関係をどうするかなどで意見交換できました。そして、その後、同じく立候補予定者の中川幹太氏とも連絡をとりましたが、同氏の都合がつかず、後日、お会いすることにしました。

 夕方からは梅谷守衆院新潟6区予定候補の選対集会がありました。本番まであと2か月、最後の最後までどう戦っていくかが示され、その内容を全会一致で確認しました。

 きょうは、これから総務常任委員会、議員団会議と続きます。

2021年08月26日

総務常任委員会、党議員団会議と続く

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。予報では明け方に雨が降るかもという情報でしたので、構えていたのですが、外は曇りから青空へと変わろうとしていました。思っていたよりも、すがすがしい朝となりました。

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 昨日は午前10時から総務常任委員会でした。会議では、滝澤委員長が地域自治・住民自治に関するこれまでの議論を整理し報告しました。委員会での発言や市民との意見交換会で出されたものが網羅されていて、わかりやすいと思いました。そこでは論点整理も行われていました。今後の議論に役立つものと思います。昨日は「大合併の失敗が今日の問題の根底にある」とした見解表明や今後の会議の進め方をめぐる発言だけで、本格的な委員間討議は次回からということになりました。次回は9月議会が終わってからとなります。

 午後からは党議員団会議でした。提案理由の説明を中心に意見を出し合い、総括質疑の項目整理を行いました。佐渡汽船㈱への航路維持支援金、新型コロナ対策の評価などいくつかについて質疑を行うことになりました。今回は平良木議員が担当します。委員会資料に基づく議論の中では市民プラザのエスカレーター、住宅リフォーム促進事業の補正がされなかった問題などが話題となりました。止まったままとなっているエスカレーターについては、市民プラザ利用者等からの要望に基づいて、私が6月議会の総務常任委員会で早期に修繕するよう求めていました。本年11月~来年5月に改修する予算が一般会計補正予算で計上されましたので、まずは一安心です。

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 夕方、地元に戻ったら、久しぶりに夕日、夕焼けを見ることが出来ました。やはり、晴れていた方がいいですね。夕焼けを見るとホッとします。

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 きょうは、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達が中心です。夕方まで続きます。

2021年08月31日

介護施設から電話

 おはようございます。今朝は5時に起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。涼しかったので、久しぶりに長袖シャツを着て動きました。写真は吉川区旭地区にて撮りました。

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 昨日は午前9時半頃、親戚のお母さんが入所している介護施設から電話が入り、びっくりしました。右足の動きがおかしくなり、食事もいつもとは違う、これから病院へ行くという連絡でした。ただ一人の家族は東京在住で、連絡も取れないし、私のところへ連絡が来たというわけです。施設の書類では、私が第2番目の連絡先になっていました。近間の親族となるとわが家ですので、入所のとき、そうしてあったのでしょう。

 午前11時からは議会運営委員会でした。緊急事態なので、いつ病院から呼び出しがあるかも知れない。ならば、代わってもらおうと考えたのですが、そもそも委員の上野市議が都合悪いということで私が代理出席することにしていたのです。議会事務局および議運委員長に「場合によっては抜けることもある」と伝え、参加しました。でも病院へ行っていた介護施設のスタッフからの連絡は会議終了後でした。

 病院へ駆けつけたときは検査が終わった所でした。検査室から出てきたお母さんに私の顔を見せたところ、すぐ反応してくれました。「まあ、おまさん来てくんなったが、ありがとね」。口の動きから、そう読みとれました。そして医師からの結果説明を受けるまでに、スマホに保存してある母の写真を見せたら、涙を流して喜んで……。こちらまで涙が流れました。

 病気は以前にも経験した脳内出血です。今後、次々と出血するおそれがあるとのことですが、とりあえずは、入院して治療を受けるということになりました。その後は介護施設のスタッフの方から手助けしてもらって入院手続きをしました。いろいろあり、市役所にも戻ってもらわなければならないものもありました。そして最終的に入院手続きが終わったのは午後4時過ぎでした。

 この間、おかげ様でお母さんの子どもさんとも連絡を取ることが出来ました。ある人に「たいへんだったね」と声をかけていただきましたが、私としてはPCR検査を身近なところで経験したり、介護スタッフの方と新型コロナ下での介護の実態なども聞くことが出来ました。ですから勉強になりました。あとは、お母さんの病状が悪化せず、回復してくれることを祈るだけです。

 病院ではナースステーションで入院時に必要な物資を渡しているときに、背後から「橋爪さん!」と声をかけてくださった方がありました。同じ区内に住むKさんです。しばらくお会いしていないと思っていたら入院されていたんですね。車イス姿でしたが、顔は元気そのものでホッとしました。「よく、俺だってわかったねぇ」と言ったら、「おまんの後ろ姿はすぐわかる」。いったい、どんな後ろ姿なのでしょう(笑)。

 きょうは地元でやるべきことが沢山あります。市役所にいつ行けるか、まだわかりません。

2021年09月01日

訪問活動、デスクワーク


 おはようございます。今朝は小雨が降っています。6時過ぎに起床し、資源ごみを出してきました。天気が悪いので、今朝はゆっくり新聞を読んでいます。

 昨日は午前に母の介護のために家にいて、11時半頃から外で活動を開始しました。最初に訪問した家では、お茶をご馳走になりました。話をしていて、ふと気付いたのは窓の外にあるフウセンカズラです。青い空をバックに写真を撮ろうと、網戸を開けると、小さな花も咲いていました。この花は初めて見ました。この日は風もありました。風に乗ってカレーの香りも漂っていました。私の大好きな香りです。

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 午後からは市役所でデスクワークを中心に仕事を行いました。主に活動レポートの原稿書きです。忙しいときは前にメモしたものを下敷きにして急いで書くことが多いのですが、そういうものは時系列で書いてあってわかりやすいものの、文章としては面白くないものが多く、難儀します。そして、思考が進展しないときは、「まあ、これでいいか」と妥協してしまいます。

 市役所からの帰り道、吉川区田尻から山方に入ると、右の前方にある吉川中学校体育館の奥に尾神岳が見えます。「そう言えば、ここから尾神岳の風景を撮ったことがないな」と思い、シャッターを切りました。ここの風景が頭に入っている人は結構いるんじゃないでしょうか。

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 帰宅途中、山岸農園のトマトを購入してきました。このところ、なくなっていることが多いのですが、昨日はいつもよりは時間が早く、まだ残っていました。そして着替えてからは散歩です。先日の人間ドックで食事内容と共に運動不足を指摘されましたので、少しでも時間があれば歩くようにしようと思っています。昨日は、センニンソウやタラノキの花が咲いていたので、その写真も撮りました。散歩していても野の花は目に入ります。

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 昨夜、うれしい電話がありました。今月、アマゾンを使って新しい本を出すことにしているのですが、その作業をお手伝いいただいているMさんからの電話でした。これまで柏崎市出身の人と思っていたのですが、私の原稿を読まれて、大島区の大平だとか板山などの名称が出てきて大感激したというのです。昨日、初めて知ったのですが、Mさんは中学校卒業まで大島区大平に住んでおられた方だったのです。

 きょうから9月議会です。もうじき、市役所に向かいます。

2021年09月02日

9月議会スタート


 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で活動レポートの作成作業です。夜の頑張りがきかず、朝になって大忙しとなっています。外は雨が上がり、少しひんやりした空気が流れています。セミの鳴き声はまったくしません。写真は今朝の下中条の田んぼ風景です。

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 昨日から9月議会がはじまりました。市長は提案理由の説明の前に、県内全域に新型コロナの特別警報が発令されたことに伴い、9月3日から時短要請、協力金の支給等を行う、施設の休館についても検討中と発言しました。

 総括質疑には滝沢議員を始め4議員が登壇し、昨年度の決算、小木直江津航路支援、市民プラザのエスカレーターなどについて質疑を行いました。注目のひとつは小木直江津航路支援金問題です。市長は、「小木直江津航路の維持と佐渡汽船の更なる経営改善に向けた取組において、関係機関と協調した支援は欠かすことができない」「約2億4千万円の支援金の額については、令和元年度の「あかね」運航時の旅客実績を基に、佐渡航路確保維持改善協議会が国に申請しました小木直江津航路確保維持計画の積算根拠である年間輸送人数5万1千人について、4月から7月までの計画人数と輸送実績との差の割合を求め、その割合をコロナ禍による影響とみなして、年間輸送人数5万1千人に乗じた人数・・・およそ3万5千人に片道運賃相当額を乗じた額を上限としたもの」と説明していました。これまで文教経済常任委員会で市が説明してきた範囲内の説明でしたが、今後、同委員会で大きな議論となるでしょう。

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 きょうも総括質疑が続きます。その後、総務常任委員会、常任委員会、特別委員会の正副委員長会議等が予定されています。大忙しとなります。

2021年09月03日

総括質疑2日目

 おはようございます。6時に起床し、活動レポートの修正作業、そして印刷をしました。今朝は青空も少し出てきました。雨が続いているので、少しでも晴れてほしいと思います。写真は近くの田んぼです。

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 昨日は総括質疑2日目でした。高山議員に始まり、4人の議員が登壇し、新型コロナ対策の総括や小木直江津航路への支援問題等をとりあげました。

 日本共産党議員団からは平良木議員が登壇し、昨年から新たな体制となった地域包括支援センターや新型コロナ対策、病院事業計画、小木直江津航路支援をとりあげ、きめ細かな質疑を繰り広げました。

 注目したことの一つは地域包括支援センターです。市は、「地域包括支援センターの業務に、障害のある人や生活困窮者等の相談対応を加え、身近な地域において複合的な相談を一体的に支援できる体制を整えた」と総括していることから、平良木議員は、「現場にはいろいろな注文もある。今回の体制変更で良かった点、悪かった点は何か、どういう教訓を得たか」と訊きました。市側は「何よりも身近なところで相談できる体制が出来た。業務を広げたことで後退したことは聞いていない。いろんな障害に伴走できるか、まだまだ足りないとは思う。もう少しきめ細かく、迅速にという声もある」と答えていました。

 二つ目は、新型コロナ対策についてです。同議員は、「国や県の予算措置の活用とは別に市独自の取組としては、どれだけの取組を行ってきたのか。また、そうした市独自の取組は市民生活を守る上でどのような効果があったと評価しているか」などと訊きました。これに対して市長は、「最終的な予算の整理の段階で、一般財源が不要となった取組もあるが、素早く、適時に市独自の取組を講じてきたことで、収入が減って困っていた方からは、『負担が減り、助かった』、『心に余裕ができた』、また、事業者の方からは『手厚い支援があり、ありがたい』などの声もいただいた。必要な時に必要な支援につなげ、包括的に市民生活を守ることができた」と答えていました。

 これに平良木議員は納得せず、「いろいろな取組をされた。230億円からの支出もされたが、一般財源を使ったのは9000万円。まだまだ市として余力があったのではないか」と再度訊きました。これに対して担当部長は、「基金があるので支援するのではない。国の足りないところをしっかり予算づけしてきた。水道料などの減免も支援としてつながっている。我々としては支援は行き届いている」と思っているとのべていました。この点については宮越議員からも同じような質疑がありました。今後の委員会審査で深めることが必要です。

 最後に小木直江津航路への支援についてです。平良木議員は、「佐渡汽船株式会社に対する支援について、同社による中長期的な経営改善計画が示されず、支援による経営改善の見通しも明らかになっていない中で、大規模な財政支援を行うことの根拠をどのように捉えているのか。また、市民の理解を得るために、どう説明するのか」と訊きました。市長は、「現在、佐渡汽船により見直しが行われている経営改善計画は小木直江津航路の維持を前提とされている。各種運賃割引の見直しや第三者出資による資本増強の検討などの更なる経営改善の取組により、中長期的な財務体質の改善に取り組むこととされている」とのべるにとどまりました。同議員は、「輸送人員の減少分を当市だけで負担するのでいいのだろうか。どんな仕組みで航路維持につながっていくのか明らかにしてほしい」と訴えました。担当部長は、「輸送人員を当市だけでというのもあるが、極めて政治的な判断だ」と答えました。同部長の答弁はいつも明快で感心していますが、「パズルのピースを一つひとつ埋める」とか「政治的な判断」というのは財政支出の根拠を答える言葉としては違和感を覚えました。

 本会議が終わって大島区へ行ってきました。夕方になりましたので、いつも楽しみにしている風景写真の撮影は旭地区の田んぼだけでした。それでも、田麦の田んぼ風景はどんな時間に行こうときれいですね。

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 大島区ではいつもの家で生け花写真を撮らせてもらいました。今回は色が変わり始めたウドの花、ハギの花などが入った作品です。見た瞬間、決まっているなと思いました。それほど、各花の配置の仕方も色の調整もぴたりでした。

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 きょうからは委員会審査です。朝市宣伝後、市役所に行きます。

 

2021年09月04日

菅総理の辞意表明にびっくり


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。近くの田んぼに行くと、北の空に青空が出ていました。きょうは晴れてほしいです。

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 昨日は三八市でした。ビラ配布の途中、あるお店でお茶をすすめられ、ご馳走になってきました。お客さんの数は少なかったものの、お店の人たちは明るいですね。母の話や新型コロナの話で賑やかでした。

 昨日から市議会は厚生常任委員会審査です。開始時間から傍聴するには間に合わないので、スマホでインターネット中継の音声を聞きながら市役所へと移動しました。ボリュームをあげていれば、審査でのやりとりは充分聞こえてきます。便利なものですね。

 市役所では午前中、厚生常任委員会審査の模様を傍聴しました。傍聴メモを議員控室に置いてきてしまったので、大要しか書けないのですが、注目したことの1つは市独自に取り組んだ介護施設、障害者施設でのPCR検査の結果です。市では2489万円の助成額を予算計上したものの、実際は137万円に留まりました。入所する人等ごく一部が対象だったとはいえ、あまりにも多額の執行残額が出たのにはびっくりでした。市は予算では足りないことがないよう最大限の額を計上したが、国からの補助の制限もあり、対象を広げることもできず、結局、執行残となったと説明していました。下の表も合わせてごらんください。

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 同委員会ではこのほか、要援護世帯の除雪費助成事業の見直し問題や民生委員の問題等でも活発な議論が行われました。メモが出てくれば、追加して書きます。

 昨日の昼食は直江津の「あひる」で食べました。テレビを見ていたら、ニュースで突然、菅総理が任期いっぱいで辞めると報道されたのでびっくりしました。新型コロナ対策の失敗、日本学術会議人事への介入、森友問題の真相隠しなど数々の悪政に対する国民の怒りが高まり、与党内でも「このままでは総選挙は戦えない」との状況になり、政権を投げ出したということでしょう。こうなったら、市民と野党の共同の力でなんとしても国民の立場に立った新しい政権をつくらなければなりません。

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 午後からは議員控室でデスクワークをしました。市議会での一般質問の通告、アマゾンから出す本の校正作業などやるべきことが山ほどたまっています。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。午後からは会議もあります。

2021年09月06日

校正作業後、大島、松之山へ


 おはようございます。落雷があり、発信が大幅に遅れました。今朝は雨でした。雨の音を聞きながら、「もう少し」「もう少し」と寝ていたら、起床したのは7時20分になってしまいました。雨は体を休めてくれます。

 昨日はよく晴れました。本当はずっと外で活動したかったのですが、大詰めを迎えていた本の校正作業をしなければなりませんでした。終わったのは午後1時半頃になりました。その間に気分転換に散歩もしました。青空と雲とマッチした米山さんがきれいでしたね。歩いていたら、2台の軽トラとあいました。車が止まり、「今朝、書いてあったサツマイモのツル、これから二人で採りにいくがど」。活動レポートに書いた「サツマイモの茎を食べる」を読んで下さったのです。やはり、食べ物記事は注目されますね。

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 午後からは大島区へ行き、その後、松之山まで足をのばしました。松之山まで行ったのは、ギャラリー湯山で開催中の「国際メールアート展」を観たかったからです。40か国約400人の作家さんから寄せられた作品は個性豊かで、素晴らしい作品ぞろいでした。平和、自由などを訴える作品のなかには、私がこれまで観た作品には見られない独創的なものもあり、感動しました。郵便では、宛先がはっきりしていれば、梱包なしでも送ることができるんですね。写真家として有名な藤野さんなど上越市内の作家さんの作品もたくさんありましたよ。

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 夕方からは議会質問の準備をしました。まだ未完了です。

 きょうは市役所で質問通告を出した後、市長選の関係で動きます。

2021年09月07日

『笑顔ふたたび』発刊へ

 冷え込んだ朝に日が昇り始めると美しい風景が出現しますね。おはようございます。今朝の景色は抜群でした。吉川区代石、柿崎区上直海にて撮った写真をごらんください。

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 昨日は午前中に一般質問の通告をしました。締め切りのお昼までじっくり再検討したいと思っていましたが、その余裕はありませんでした。午前11時半過ぎからは市長選に立候補を表明している元市議の中川幹太氏と前副市長の野澤朗氏に「上越市長選挙にあたっての質問と回答のお願い」に提出しました。日本共産党上越地区委員会では、この回答を両氏を応援するかどうかを決める重要な参考資料のひとつにすることにしていて、来週中には市長選についての対応を最終決定する予定です。以下はその文書の内容です。

 上越市長選挙にあたっての質問と回答のお願い

 前略 市民のいのちと暮らしを支える市政のリーダーをめざす連日の選挙準備に、心からご慰労申し上げます。
 さて、先日は私どもの市政政策の説明をお聴きいただき、懇談に応じてくださいましてありがとうございました。それぞれの懇談では、市民のいのちと暮らしを守っていくための意欲的な政策や考えをご披露いただくなど、とても貴重な時間となりました。心からお礼申し上げます。
 その後、党内で議論しましたところ、予定候補のみなさまのどなたを支持、応援するかという判断をするためには、もう少し具体的な部分でみなさまのお考えをお聴きしなければいけないということになりました。
 つきましては、お忙しいところたいへん申し訳ございませんが、下記事項についてのご回答を9月12日までに書面にてお寄せいただきたく存じます。よろしくお願いいたします。

  記

1 新型コロナ対策の強化について
 市民への独自の定額給付金の支給、事業者支援の強化、PCR検査等の拡大に、市の財政調整基金を数十億円規模で活用することを含めて積極的に取り組むべきだと考えています。いかがでしょうか。
2 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働について
 東京電力のこの間のずさんな管理から考え、同原発の再稼働に反対することと、同原発から30㌔圏内の自治体として再稼働等の事前同意権を含む安全協定を東京電力と交わすことが必要であると考えています。いかがでしょうか。
3 厚労省の公立・公的病院の再編方針、新潟県の病院改革方針について
 これらは現時点でストップし、再検討を求める毅然とした市長の姿勢が重要と考えています。いかがでしょうか。
4 行政改革について
 当市のこれまでの行政改革は行政主導であったと見ています。関係地域住民、関係団体としっかりじっくり議論して、住民主導の行政改革に転換すべきだと考えています。いかがでしょうか。
5 国と県に対する姿勢について
 地方自治法においては、市は国や県と対等の組織として位置付けられています。これまでの市政では、原発再稼働や農業政策など、国政に関係する課題においては、市長として明確な賛否を伴う見解を表明されないことが多かったと思っています。市民の立場に立ち、国や県に対して是々非々の立場で明確な態度表明をすることをお約束していただけますでしょうか。

※ ご回答は、郵送、ファクシミリ、Eメール、直接お届けなど、どのような方法でもかまいません。下の連絡先までお願いいたします。
※ この質問へのご回答は、マスコミ等へ公開することを予定しておりますので、あらかじめご承知ください。
 以上

 昨日は午後から一般質問の内容確認のヒアリングがあり、その後、各種会議が夜8時半頃まで続きました。写真は昨日の昼間、撮った市役所の上空です。

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 ところで、私の6冊目のエッセイ集を13日に出すことになりました。前回の『背中かき』(北越出版)を出したのが2014年4月ですから7年ぶりです。今回の『笑顔ふたたび』は自己出版です。老いゆく母をめぐる数々のエピソードを一冊にまとめてみました。本屋さんには並びませんので、アマゾンにご注文お願いします。私のところにもある程度届きますので、お近くの方は直接、私に声をかけてください。ファックス(025-548-3628)、メッセンジャーでもオーケーです。お届けします。

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 きょうは、これから市役所へ行き、その後、市議補選の関係で動きます。

2021年09月09日

委員会傍聴、党議員団会議


 おはようございます。今朝は7時近くまで寝てしまいました。夜中の雨も上がりましたが、少し寒いですね。

 昨日は午前に1時間ほど農政建設常任委員会を傍聴しました。地滑り対策や公園管理を中心に質問が展開されていました。「地滑りの巡視にドローンの活用はどうか」という質問に「すでに雪崩調査では使っている」との答弁がありました。そこまで進んできているんですね。時間があれば、住宅リフォーム関係のところまで聞きたかったのですが、その前に次の約束の時間となってしまいました。

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 党議員団会議では、提出されている議案のうち、一般会計補正予算にどう対応するかで協議をしました。すでに厚生常任委員会ではマイナンバーカードで反対しているところですが、佐渡汽船問題で議会の他会派のなかでいろんな動きがはじまっており、そこを踏まえてどう対応するかを話し合いました。

 昨日は私の一般質問をめぐり、再度のヒアリングが2つの課から有りました。原稿を書いていないし、私の言葉だけで答弁書を作ろうというのですから、慎重になるのでしょうね。

 夕方は早めに引き上げ、地元で原稿書きに専念しました。

 きょうは午前に文教経済常任委員会を傍聴し、その後、市議補選関係で動きます。大島へは夕方行く予定です。

2021年09月10日

野の花は秋モードに

 おはようございます。今朝は暑くなりました。7時過ぎに事務所に来て、活動レポートの修正、印刷作業をしています。外は快晴、ミンミンが盛んに鳴いています。

 昨日は午前に議員控室にて文教経済常任委員会の審査の模様をタブレットで視聴しました。その他、月曜日からの総務常任委員会審査に向けてやっておかねばならないことがいくつかあり、それらもこの時間帯に取り組みました。写真は市役所に行く途中、見かけた米山さんです。山肌がとても美しく見える日でした。

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 午後からはまず、市議補選の関係で挨拶まわりをし、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金に出ました。夕方になるに従って青空が広がり、あちこちに絶景が出現しました。野の花も秋の花にシフトしてきましたね。シラネセンキュウがもう花を見せてくれるとは思いませんでした。ウドの花もどんどん変化していっています。いつもの家の生け花もアップします。

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 大島区から吉川区に入ってまもなく、顔なじみのお母さんから声をかけていただきました。左手にはサツマイモの茎を持っておられました。これから、炒めて食べるんだとのことでしたが、私のレポート記事が影響を与えたようです。

 夜は事務所で遅くなったのですが、家に戻ったら東京の方から電話がありました。本を出版するのだそうですが、その中に私の風景写真を使わせてほしいという依頼です。もちろん、即座にオーケーしました。有り難いことです。

 きょうはこれから葬儀です。その後、市役所に向かいます。

 

2021年09月11日

佐渡汽船㈱支援で付帯決議


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、小雨降るなか「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。あと10部4ほど配達すれば、終わりになります。その後、活動レポートの印刷作業です。今号は柿崎、吉川、大島、清里、牧の各区の商業新聞にも明日の朝刊に折り込む予定です。

 昨日は午前に地元事務所で仕事をし、その後、宅急便の営業所経由で市役所に行きました。午後からは常任委員会審査中の上野議員に代わって上野議員の配達区域の「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。昨日は、青空が広がり、暑くなりました。

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 午後3時前からは文教経済常任委員会の傍聴です。今議会で最も注目されている佐渡汽船㈱小木直江津航路支援問題の議論が行われる時間帯です。傍聴の議員も一人、二人と増え、10人ほどになりました。

 今回の補正予算では、佐渡汽船㈱に小木直江津航路維持支援として2億3969万円ほどが計上されました。市では今年度の小木直江津航路が冬期休業する前の段階まで輸送状況を確認してから支出したいとしています。

 委員会では、「前回の所管事務調査以降、何か開示できる情報があれば出してほしい」「4者合意で、上越市は補助することを確約していたのか」「8月の所管事務調査で出された支援スキームの骨子を説明してほしい」などの質問が相次ぎました。また、上野委員長も「支援の妥当性がはっきりしないと支援できない。予算の根拠が非常にあいまいだ。新型コロナの影響がまだまだ大きくなる可能性があるなかで会社の経営改善計画も出されていない」と指摘しました。

 小田産業観光部長は、「新たな開示できる情報はない。4者合意時点での確約はしていない。2億4000万円ほどという数字は前回の所管事務調査で出したものだ。佐渡汽船支援スキームにかかわる4本柱についての詳しい情報は開示できない。私どもはコロナの影響を加味したうえで支援額を積算している」などとのべました。

 委員会ではすべての議案を議決後、安田委員から付帯決議をすることについて提案があり、その後、休憩をはさんで各委員が意見表明しました。各委員からは、「ここでしっかり佐渡汽船を支援し、立ち直ってもらいたいと思っている。委員会でしっかり議論してきたので付帯決議はする必要がないと思う」(石田委員)、「航路は維持すべきだ。ストンと落ちる根拠が明らかになっていない。佐渡汽船に対しては信頼感がいまひとつだ」(大島委員)「なぜいまなのかという思いがある。いま市民に説明できるか疑問だ」(安田委員)などとのべました。採決の結果、賛成多数(4人賛成、2人反対)で付帯決議を可決しました。決議文は以下の通りです。

 議案第80 号 令和3年度上越市一般会計補正予算(第2 号)に対する附帯決議

 上越市と佐渡市を結ぶ小木直江津航路は国道350号として両地域を結ぶ「海の道」であり、生活航路として、また、上越市にとっては物流や広域観光を支える重要な航路である。さらに、佐渡金銀山の世界文化遺産登録や北陸新幹線の敦賀延伸などを見据えれば、佐渡島への西の玄関口として当市の拠点性の向上に欠かせない交通インフラであり、将来的にもその重要性が高まっていくものと思われる。

 したがって、極めて厳しい経営状況にある佐渡汽船株式会社の経営安定のため、関係機関との連携の中で小木直江津航路の利用促進と佐渡汽船株式会社の経営改善の取組を支援することは、その必要性を認めるところである。

 一方で、過去において支援を行ってきたにもかかわらず、今回、再びこのような事態を招いていることは、コロナ禍の影響を加味しても市民の理解を得ることは難しい。さらに、現在就航しているジェットフォイルは旅客輸送のみであり、貨物輸送やマイカーを利用した観光に対応することが出来ず、利用状況は極めて厳しい状態にある。これらは過去の議会においても議論されており、今回、更なる支援に至ったことについてはその経過や将来の効果を含めて不透明な部分は否めない。

 今後、上越市としても一層の経営改善状況の精査を行い、小木直江津航路の維持と発展に向け適切な方向性を得られるように一層の努力をすべきであり、下記事項について一層の取組を行っていくべきである。

① 予算の執行にあたっては、今年度の運行実績や佐渡汽船株式会社の経営状況をよく精査し、市議会への説明を行った上で、適切な時期に実施すること。
② 佐渡汽船株式会社のさらなる経営改善計画やその取組状況、またその上での今回の支援の根拠と必要性について、予算執行後においても引き続き議会に対して説明を行うこと。
③ 小木直江津航路の維持にあたっては、早期のカーフェリー導入などの、就航船舶変更時に佐渡汽船株式会社に対して提示した条件が遵守されるように取り組むこと。
④ 上越市は、今後の佐渡汽船株式会社の経営改善状況や関係自治体及び関係機関の動向を注視し、必要な取組を適宜行うこと。また、小木直江津航路の維持と発展のため、上越市としても航路の利用促進や直江津港周辺の活性化に、より一層取り組むこと。

 上記決議する。

 令和3年9月10日
               文教経済常任委員会

 昨日、著者分として『笑顔ふたたび』が届きました。家に帰ってから、「はい、おまんのこと書いた本、できたよ」と言って渡しました。母は、表カバーをじっと見ていましたが、「こりゃ、オレか。なんか似てないなぁ」と言っていました。自分の姿が本に載っているのが、不思議に見えたのでしょうか。今度、時間のある時に、母に読んであげようと思います。

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『笑顔ふたたび』(1595円)は本屋では注文できません。直接、アマゾンに注文してください。上越市内は時間がかかることもありますが、お届けします。

 きょうはこれから、新聞屋さんへの「活動レポート」の持ち込み、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などがあります。

2021年09月13日

訪問活動、打ち合わせと続く

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、デスクワークをしています。外は曇り空です。でも雲は薄く、徐々に良くなるでしょう。

 昨日は地元事務所で仕事をした後、訪問活動でした。昨日の朝刊に折り込んだチラシの中に、私が出した新エッセイ集、『笑顔ふたたび』のことを書いたこともあって、吉川区、柿崎区の方から注文の電話が相次ぎました。なかには、これまで出した本もほしいという方もあって、ありがたかったですね。

 訪問活動は選挙がらみのことが中心だったのですが、新刊のことも話題となりました。日頃、親しく付き合いをさせていただいている写真家の方からは、本の裏表紙の母と孫の写真がすばらしいとほめていただきました。写真データが無く、解像度の低い写真を使わざるをえなかったのですが、「これくらいの大きさなら、これで十分」とも言ってもらいホッとしました。

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 昨日は晴れでした。雨で稲刈りを出来なかった人たちがいっせいに田んぼに出た感じでしたね。まさに稲刈り日和でした。下の写真は柿崎区江島新田、吉川区大乗寺の田んぼの稲刈り風景、そして大潟区の朝日池で見たハスとスイレンです。スイレンがまだ咲いているとは思いませんでした。

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 午後からは市長選、市議補選についての打ち合わせでした。市長選に立候補を予定しているお二人からは予めお願いした期限内に丁寧な回答を寄せていただきました。それらの内容の検討をいつ行い、結論を出すか、話し合いました。なるべく早く結論を出すべく努力したいと思います。市議補選の準備状況についても協議しました。

 打ち合わせから帰っても電話が相次ぎました。いずれも本の注文です。そのうちのいくつかはお届けに言ったのですが、そのときの夕焼けが見事でした。

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 きょうから3日間は、私の所属する総務常任委員会です。まもなく出かけます。

2021年09月14日

総務常任委員会審査初日


 おはようございます。今朝は5時に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。暑くもなく寒くもない、気持ちの良い朝の配達でした。外は晴れ、これから青空が広がるでしょう。

 昨日は総務常任委員会の初日でした。財務部、総務管理部関係の議案審査が行われました。財政調整基金のことから始まって、市有施設での昇降設備、入札結果、「広報上越」などたくさんの質問をしました。時間が無いので2つだけ紹介します。

 ひとつは市有施設での昇降設備についてです。財務部関係議案の総務常任委員会審査で柳沢財務部長は、「(市が所有する建物のエスカレーター、エレベーターについては)用地管財課が一歩前に出て全体を把握し、情報として整理することは必要。人間を上下に移動させる設備は先を見据えて、症状が軽いうちに、安価でできるうちに予防修繕も検討していかなければならない」とのべました。これは私の質問に答えたものです。

 今議会には市民プラザのエスカレーター設備を2950万円かけて修繕する予算が提案されています。私は、今回の修繕工事が7カ月にも及び、利用者に大きな不便を強いることになることから、市の所有建物のすべての昇降設備の点検強化と整備計画策定を求めました。財務部長の答弁は、その質疑の中でのものです。写真は市民プラザの停止中のエスカレーター。9月4日撮影。

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 もうひとつは「広報上越」についてです。私は、「広報上越」の発行が月1回発行となって1年以上が経過していることから、「月1回ということで情報がスピーディに伝わらないなどの懸念がある。SNSでアンケートをとったというが、紙ベースでもアンケートなどをやり、検証し、来年度に向けてどうすべきか方向性を出すべきだ」と訴えました。

 決算審査にあたっての委員会資料では、「広報上越」について、「月1回にしたことを踏まえ、掲載内容を精査し、ホームページへの情報掲載と組み合わせることにより、総ページ数を抑えながらも充実した特集記事を掲載した」と記載されていました。市の公式SNSを通じて、「読んでいるかどうか」「読みやすいかどうか」などのアンケート調査をしたとは言うものの、「月2回から1回発行への良し悪しについては質問項目に入れなかったということです。今後、月1回発行について、どういう対応をするか注視していきたいと思います。

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 これから柿崎区経由で市役所に向かいます。

2021年09月15日

総務委2日目、市長選は自主投票に

 おはようございます。今朝は、だんだんいい天気になりました。朝、資源ごみを出してから、近くの田んぼへ行ってみると、稲刈りがかなり進んで風景が一変していました。晴れ間を見て一気に刈り進んだのでしょう。

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 昨日は総務常任委員会審査の2日目でした。企画政策部と防災危機管理部関係議案の審査を行いました。

 企画政策部関係では、まちづくりに関連させて高校生が主体となった「上越市の魅力を伝える動画づくり」、「城下町高田まち歩きガイドブック」、高田小町の物品販売の社会実験などについて質問をしました。

 このうち、高校生の動画づくりに関しては、若者がまちづくりに参画していく契機として評価しつつも、高田だけでなく、上越市全域を視野に入れた「上越市の魅力」発信の必要性などを訴えました。昨年度は新型コロナの影響でスタートが遅くなり、撮影も冬になってからとなって、地域は限定したものとなったが、今年度は参加生徒数も大幅に増え、広い地域を取材して作成していくようにしている、と答弁がありました。新しい動画が楽しみです。ガイドブックは1万冊印刷して、活用は3割弱となっているとのこと、今後も新たな追加情報も入れながら活用していきたいとのことでした。高田小町の物品販売は平均で一日1200円ほどどまりだったことなどから、昨年度で中止したとのことでしたが、街中回遊の拠点としてこれでいいのかと質問を展開しました。

 防災危機管理部関係では、新型コロナの下での災害時の避難所運営、原子力防災対策に関して質問を行いました。

 市では昨年8月、「新型コロナウィルス感染症に対応した避難所開設・運営マニュアル」を作成しています。そして、これをもとに避難所初動対応職員、地元町内会などとの打ち合わせを行っています。私からはそこで出た意見をマニュアルに反映させたかどうか、新型コロナの下での避難所運営に当たる職員体制はどう強化されたのか、マニュアルを活用した訓練はどうしたかなどを訊きました。マニュアルは昨年8月の策定以降出された意見を反映させ、近くホームページに掲載するということでした。避難所の職員体制は6人となる見込みです。

 原子力防災では、市内のモニタリングポストの電光表示器が大雪で壊れ、こちらから指摘したにもかかわらずいまだに修理されていないこと、安定ヨウ素剤の配布に関して新たな動きはどうなっているか、屋内退避は新型コロナのもとで、換気をせざるを得ないこと、雪が降ると屋根雪等に降り積もった雪に放射性物質が残ることなどを問題にし、その対応を訊きました。このうち電光表示器については、部品調達が間に合わず、今月中に修理完了となると報告がありました。

 昨日、日本共産党上越地区委員会と市議団は、市長選予定候補者への質問と回答を公表するとともに「市長選については自主投票とする」決定をしたことを発表しました。下線のついた部分をクリックすると詳しいところを見ることが出来ます。ご一読ください。

 市役所からの帰り道、夕焼けがきれいでした。車をとめて、何枚か撮影しました。そのうちの1枚です。謙信公大橋の近くで撮ったものです。

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 きょうも総務常任委員会です。これから市役所に向かいます。  

2021年09月16日

戦争体験伝承で新たな提案


 おはようございます。今朝も晴れです。5時半前に起床し、何枚かの風景写真を撮りました。日の出前の尾神岳、小さな島のような雲、素敵でした。

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 昨日は総務常任委員会審査の3日目でした。自治・市民環境部関係の審査です。時間が無いと思ったので、質問はいくつかに絞って行いました。

 そのうちの1つは、戦争体験伝承事業です。昨日の総務常任委員会で私は戦争体験伝承事業を発展させる提案をしました。ひと言でいうと、「動画をもっと活用しましょう」という提案です。

 私は昨年、市が取り組んだ「戦後75年 戦争の記憶を語り継ぐ」の動画を見て、動画による戦争体験の記録の大切さを知ったとのべました。そのうえで、「10数年前、吉川区で一人のおばあちゃんが、『出産したその日に夫への召集令状が来た』ときの切ない体験を語ったことを思い出し、『なんで動画で記録しなかったか』と反省している。戦時下の切ない体験を語れる人が少なくなっているいま、急いで体験を発掘し、動画で記録してほしい」と訴えました。

 野上自治・市民環境部長は、「動画で載せるということで、高い効果を得られると認識している。できるところから動画による(体験談の)採集に取り組んでいきたい」と答えました。

 もう1つ書いておきましょう。中山間地域振興事業をの一環として行われた「ふるさと支え合い等推進事業」についてです。

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 「ふるさと支え合い等推進事業」は「中山間地域のすこやかな暮らしを守るため、集落等における地域の課題及び集落出身者等と連携した維持・活性化方策についての住民自らの話合い並びにその実現に向けた活動」をするものです。昨年度は安塚区細野町内会と吉川区下川谷町内会が「農村回帰」や「移住促進」をねらって情報発信をしてきました。

 私は、この事業が中山間地域振興をしていくうえで重要な役割を果たしているとして、吉川区での「やまざとに暮らして」ブックレット作成にふれながら、「中山間地での暮らしの楽しさをクローズアップし、山里での暮らし案内の手引となっている。こうした取組は中山間地で大いに広げていく必要がある」と訴えました。

 野上自治・市民環境部長は、「私もブックレットを読み、たいへん楽しく暮らしておられると思った。安塚や吉川区の事例をキチンと精査したうえで、どのように発展させていけるか検討していきたい」と答えました。また、田中自治・地域振興課長も「移住定住だけでなく、そこに住む人たち自身の愛着、誇りにもつながると認識している。地域で生き生き活動されている事例紹介は大事な視点だと思うので引き続き推進していきたい」とのべました。

 昨日の委員会では新たな過疎法に基づく、過疎地域持続的発展計画(案)についても所管事務調査が行われました。時間が無いので、詳しくは書けませんが、私からは、従来の過疎法との違い、指定要件の変更と当市への影響、集落実態調査の必要性、民間医療機関についての対応などを訊きました。

 昨日も夕方の景色がきれいでした。頸城区では夕日を見ることが出来ました。

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 きょうは追加議案の提案と質疑、審査が行われます。8時前に出かけます。

 

2021年09月17日

シロバナツリフネと再会

 おはようございます。今朝は5時半頃に起床し、散歩しました。今朝も昨日と同じように雲が美しく何枚も写真に収めました。下の写真は事務所近くで撮ったもの、真ん中の遠くの山は米山さんです。

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 今朝はうれしいニュースがあります。地元紙の上越タイムスさんが、私の最新エッセイ集、『笑顔ふたたび』をとりあげてくれたのです。それもカラーで。早速、読んだ人からメール等が届いています。ありがとうございました。

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 昨日は本会議でした。市が新型コロナ対策として追加提案した一般会計補正予算を審議し、先行議決しました。補正の主な内容は、事業者支援金2億2800万円、新型コロナ感染症拡大防止協力金給付事業7億6587万円、ワクチン接種事業3億3404万円です。全会一致で可決されました。

 会議が終了したのは午後2時半。その後、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしと配達で三和、安塚、大島とまわりました。大島区ではいつもの家で生け花を撮影させてもらいました。野の花も咲き乱れていましたね。びっくりしたのはシロバナツリフネと出合ったことです。数年ぶりの出合いに感動しました。昨日はゴマナやアキノウナギツカミにも出合いました。

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 昨日は大島区から吉川区川谷を通って帰宅したのですが、途中、夕焼けがとてもきれいでした。海や平場での夕焼けに負けない美しさがあります。

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 きょは本会議です。これから出ます。

2021年09月18日

一般質問初日


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。雨が降る前に配達を終わらせたいと思ったのです。ただ、こういう配達の仕方だと、対話が出来ないんですよね。

 昨日は一般質問1日目でした。牧田議員からはじまって6議員が登壇し、市政の課題をただしました。牧田議員の県庁職員時代に見てきた会計年度任用職員(当時はこう呼んでいなかった)と上越市の会計年度任用職員と比べてみると、上越市の場合は、正規職員の分野に踏み込んでいるとの指摘は重要でした。また最賃の引き上げを求めるなかで、市長がのべた「経済全体の底上げによってこそ最賃は引き上げられる」という論理、最賃の引き上げで地域経済の活性化をと主張してきた(政府厚労省?)人たちの見解とも違い、注目しました。

 橋本洋一議員の交通安全に関する一般質問で、橋本議員も市長もいい発言があり、これはと思いました。人の命や事故があって道路改良などで行政が動くというのであってはいけない。これはまったくその通りです。

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 昨日の一般質問では、市長の任期最後の答弁となることから、近藤議員の質問あたりから、市長へのねぎらいの言葉が続きました。それと同時に「今後、市政課題でどうするかは新しい市長と論戦します」という空気が漂い始めました。11月8日が任期ですから、やむをえないのかもしれません。

 きょうはこれから朝市宣伝です。その後、選挙準備で動きます。

2021年09月22日

一般質問は2日目


 おはようございます。今朝もさわやかで、風景写真を何枚も撮りました。下の写真はそのうちの1枚です。きょうも稲刈り日和となりそうです。ミンミンゼミも鳴いています。

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 昨日は一般質問2日目。武藤議員からはじまって本山議員まで7人が登壇し、米価問題、公の施設管理運営、環境問題等で論戦が行われました。今議会は村山市長にとっては最後の定例議会です。一つひとつの質問に全力で答えようとしている姿勢がよくわかります。そして、議員からは12年を振り返り、市長をねぎらう言葉も……。

 そうしたなかで、市長のいくつかの生の言葉が印象に残りました。「異論にたいする寛容さが大事。自己に対しては謙虚であること」「自分の言葉で語る」等です。市長としてどうあるべきかを学ぶ書として、マックスウエーバーの『職業としての政治』(岩波文庫)を繰り返し読んでいたことも明らかにされました。私は、『職業としての学問』は読みましたが、この本は知りませんでした。と言うよりも、マックスウエーバーは科学的社会主義の対極にいる人との印象が強く、読もうとはしませんでした。今度、「異論にたいする寛容さ」をもって読んでみたいと思います。

 昨夜は中秋の名月でした。帰り道、頸城区で赤く、大きい月の出を見たので写真を撮ろうとしたら、またまたカメラを忘れていました。スマホでは限界があります。写真は家に着いてから撮ったものです。

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 時間です。母を介護施設に送り、その後、市役所に向かいます。

2021年09月23日

一般質問3日目 上野市議も


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。布団に入ったのは午前2時、睡眠不足と思われるでしょうが、昨夜は夕飯後3時間ほど横になっていますので、睡眠不足は感じていません。昨日夕方からの雨は上がり、外は快晴です。写真は今朝の日の出です。

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 昨日は一般質問3日目でした。宮崎議員から始まって安田議員に至るまで6議員が登壇し、中心市街地活性化対策、新型コロナ対策、男女共同参画などで論戦を繰り広げました。6人のうち4人は女性議員、いずれも現状をよく見て、調査し、提案もするといういい質問だったと思います。なかでも高山議員の生理用品のトイレ配置の論戦は見事でした。市教委の「保健室で対応する」という方針はいずれ変更せざるを得なくなると感じました。

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 日本共産党議員団の上野議員は、新型コロナ対策に絞っての質問です。財政調整基金を思い切って取り崩し、市民のいのちとくらしを守れの訴えに、市側は、必要なところには充分対応しているという趣旨の答弁を繰り返しましたが、住宅リフォーム促進事業の質問で前期につづいて後期も予算オーバーし、抽選となることが明らかになりました。2500万円の予算なのに、すでに290件を超える申請が出ているというのです。党議員団で補正予算を組むようにという主張が正しかったことが明らかになったと思います。質問後、他党派議員の中からも「財調を取り崩して補正を組めばいいんだよ」と言ってくる人がいましたが、正論です。

 きょうは三八市宣伝後、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろしと配達です。大島区へはいつもよりも2時間ほど早く行きます。

2021年09月25日

大雪対策等で一般質問

 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。本当は明るい時間帯に配達し、読者の方と顔を合わせたいのですが、きょうも急きょ午前に予定が入り、早朝配達せざるを得ませんでした。これでも、まだ終わりません。外は晴れ、きょうは動きやすい天気なりそうです。下の写真は今朝撮ったものです。

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 昨日は一般質問最後の日でした。鈴木議員からはじまって宮越議員まで6人が登壇しました。 

 私は昨日の4番目でした。大雪対策、公の施設の管理と運営で質問を展開しました。と言っても、再質問は大雪対策だけでほとんど時間を使いました。大雪の問題では10月までに昨冬の対応について検証作業が進められています。私は、次の冬も大雪になるという構えで準備していくことが重要だとして、保育園での小型除雪機の配備、町内会への支援、除雪協力事業者の確保のことを中心に市長や担当部長の考えをただしました。

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 このなかで市は、市内の夷浜、やちほ、たにはま、南川、柿崎第一、柿崎第二、上下浜、はまっこ、まつかぜ保育園に小型除雪機を配備する方向で検討していることを明らかにしました。これで、市内の38の市立保育園すべてに除雪機が入ることになります。導入時期については、「令和4年度の当初予算編成の中で反映することを基本とする。早期に対応すると判断した事業は、今冬に備えるための予算を確保すべきと考えている」とのべていましたので、私は、「今冬のような大雪は今後もあり得る」との立場で早期に予算措置を講じるべきだと訴えました。

 また、災害救助法適用時の要援護世帯などへの除雪費助成(救助)対象について、「屋根雪、玄関前だけでなく、下ろした雪の処理や、道路の至る道、車庫なども冬場に生きていくうえで除雪が必要な場所だ」、「1世帯当たり13万7900円という上限額も低すぎる」「除雪の前と後に写真を撮りなさいというのも納得いかない」とのべ、厚労省に交渉するよう求めました。市長は「写真ひとつとっても民生委員の確認でいいのではないかと訴えたが受け入れてもらえなかった。他のことも訴えても……」と答弁しました。私は引き続き要請してほしいと訴えるとともに、日本共産党としても独自に厚労省に働きかけていくとのべました。大雪災害の救助については、厚労省はもっと現場を見て、被災者に寄り添ってほしいものです。

 町内会への緊急的な道路除雪の支援制度については、「現在、具体的な内容や実施手順について検討を進めている」のことです。私からは、早急に決めてほしいと訴えました。また、町内会で小型除雪機を「導入検討」をしているところが71にものぼっていることから、これも早期に予算対応できるようにしてほしいと訴えました。小型除雪機の購入は昨年12月からの大雪の経験を踏まえて購入希望が急速に増えていますので、急がないと次の冬までに購入できなくなる可能性があります。

 きょうは午前にいわさわ健市議補選予定候補と共に動きます。午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2021年09月28日

議会最終日を前に


 おはようございます。今朝は目ざましを止めて再び寝てしまいました。起きたのは5時半過ぎ、まいりましたね。外は晴れ、まずまずの天気です。写真は日の出の頃の尾神岳の風景と午前7時頃の近くの田んぼ風景です。

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 昨日は、午前が「しんぶん赤旗」の集金でした。先週の金曜日の一般質問のことや昨日、新聞折り込みされた宮越議員のビラをめぐって何人もの人から、「宮越さんは市長選に出るのか出ないのか」と質問されました。私なりに感想は述べておきましたが、出る出ないは本人ではありませんので、私からは答えませんでした。どうあれ、早く記者会見をするなりして態度を表明してほしいものです。

 午後からは議会の討論準備でした。その後、党議員団会議を行い、討論内容の確認をしました。これらの作業が終わったのは5時過ぎです。夕方の雲がダイナミックに見えました。そして、夕焼けもまた見事でした。このところ、休みなしに動いていたら、大事なことをうっかり忘れる等の失敗をしています。困ったものです。

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 きょうは9月議会最終日です。委員長報告、討論、採決等が行われます。村山市長の最後の挨拶もあるものと思います。

2021年09月29日

9月議会最終日、佐渡汽船㈱支援金めぐる付帯決議


 おはようございます。今朝は6時に起床し、デスクワークをしています。外は晴れていますが、昨日のように暑くなるかどうか……。

 昨日は9月議会最終日でした。委員長報告の後、討論が行われ、私も登壇しました。昨年度は新型コロナと大雪に翻弄された年度でしたが、討論の中ではコロナ対策の不十分さと、「行革」による総合事務所機能の縮小などをあげて一般会計歳入歳出決算の認定に反対しました。また、今年度一般会計補正予算ではマイナンバーの危険性などを訴え、反対しました。下のイラストは委員長報告の様子です。

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 昨日の日程で一番注目されたのは、佐渡汽船㈱にたいする支援金をめぐる付帯決議です。内容は先に文教経済常任委員会で可決したものと、まったく同じです。

 採決に先立つ討論で日本共産党議員団の平良木議員は、「小木直江津港路維持確保支援金(予算案では約2億4千万円)は、厳しい経営状況にある佐渡汽船株式会社の経営安定が、小木直江津航路の利用促進に資する取組であることを鑑みて、基本的には必要である」としました。そのうえで、同議員は「支援先である佐渡汽船株式会社からは、いまだ中長期的な経営改善計画が示されず、支援による経営改善の見通しも明らかになっていない。そのことを市側に質問しても答弁は非常に抽象的なものだった」「重要なことは、佐渡汽船株式会社がどのような経営状況であり、今後どのような改善を行う計画であるのか、また、今回の支援によってどのような見通しが見いだせるのかなどのことが、市民の目にしっかりとわかり、だれもが納得できるようにした上でなければ、貴重な税金を支出することはできないという原則だ。その意味で、予算執行は議会への説明の上で適切な時期に行うこと、執行後においても引き続き説明を行うことは、行政においても非常に重要なことだ。また、市民の願いは、この小木直江津航路が、貨物や車両の運送も行える航路として一日も早く再出発することですので、その点を展望した条件遵守を求めることや、市としての航路維持や利用促進の取組も重要だ。こうしたことから、提案された付帯決議は、きわめて妥当かつ適切な内容であると判断し、積極的に賛成する」などとのべました。

 討論は平良木議員と安田議員が賛成の立場で行いましたが、反対討論はありませんでした。
採決の結果、賛成18、反対12で可決しました。私たち日本共産党議員団、市民クラブ、会派「創風」と会派「輝」の鈴木、橋本、滝澤議員が賛成しました。会派「みらい」、公明党、会派「輝」の栗田、小林議員が反対に回りました。

 昨日は村山市長にとっては最後の本会議となりました。会議が終了した段階で市長は挨拶し、これまでの3期12年を振り返るとともに、政治論、人間論を語りました。印象に残った言葉(断片ですが)は、「一人称で語り続けることができただろうか」、「失敗の経験を評価する世の中であってほしい」、「多様性を認める共生の社会を」です。そして最後には「自分には謙虚であれ、他者には寛容であれ。人の話をにこやかに聴ける人間でありたい」とも。市長とは敵対する場面も何度かありましたが、12年間、ご苦労様でした。下のイラストは最後の村山市長です。

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 議会が終わってから地元に戻りました。近くの小苗代池ではオニバスの花が咲こうとしていました。かなり近づいて撮ることが出来ましたが、こんなにトゲがあるとは思いませんでした。

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 夕方、夕焼けがきれいでした。飛行機雲があり、赤トンボも飛んでいる。秋の素敵な風景です。

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 きょうはこれから市役所です。人口減少対策特別委員会等2っ会議があります。

2021年09月30日

定例議会が終わったものの、会議は続く


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。予定よりも1時間遅れ、活動レポートの編集作業が終わっていなかったのであわてました。外はきょうも晴れ、稲刈りする人にとっては有り難い天気だと思います。

 昨日は午前に人口減少対策特別委員会でした。社会減対策について各委員の提案を説明し合い、意見交換し、まとめるという作業でした。前にも書きましたが、社会減対策の要となるものは労働条件の抜本的な改善です。最賃の引き上げ、非正規雇用をなくし、正規雇用を増やすなどの提言がしっかり盛り込まれることを期待しています。

 午後からは議場の映像装置導入検討の会議でした。昨年はモニター導入までいま一歩のところまで行ったものの、一部の人の慎重論が出て先送りされました。昨日は、そもそも論から始まって、自由に意見が出されました。今後、行政側のタブレットまたはパソコンがどうなっていくかという部分もあり、まだジグザグが続きそうです。

 夕方、母を施設に迎えに行き、その後、取材方々散歩しました。すごいうろこ雲が出ていて、何枚も写真を撮りました。秋深まるって感じですね。

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 夜は議会報用の原稿作成、イラストづくりをした後、活動レポートの作成作業を始めました。すぐに終わると思ったら、思考力が落ちていて、なかなか進まず、まいりました。やはり、まず休養です、原稿を書くには。

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 きょうは、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達に全力をあげます。

2021年10月08日

新型コロナ対策で7回目の申し入れ


 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で活動レポートの修正作業、印刷をしています。外は晴れたり、曇ったり、まずますの天気といったらいいのでしょうか。

 昨日は午前に議場映像設備導入検討会でした。モニター、スクリーン、必要なしの3パターンのなかから議論の結果、スクリーン導入で意見の一致をみました。私はモニター派だったのですが、一歩でも前進させようとスクリーン導入に同意しました。来年度予算に計上されれば、来年6月議会から議場でスクリーンを使えそうです。

 日本共産党上越市議団は昨日、新型コロナウィルス感染症対策に関して村山市長あての申し入れ書を提出しました。申し入れ書を受け取った笹川総務管理部長は、「しっかりと伝えます」とのべていました。今回の申し入れには、上越地区暮らし・子育て相談室の岩澤健室長も同席しました。申し入れ事項は以下の6項目です。

1、ワクチンの追加接種(ブースター)と一体に、「大規模・頻回・無料」のPCR検査を行って、感染者の早期確認、保護を進め、それによって経済の活性化を図ることができるようにすることを、国に強く求めること。
2、PCR検査については、感染伝播の鎖を断つための大規模検査を「いつでも、誰でも、何度でも、無料で」の立場で、市独自に大胆かつ大規模に行うこと。
3、国に対して、持続化給付金と家賃支援金の再支給を強く求めること。
4、飲食店を中心に、銀行等との取引がないなどの要因で十分に困窮状況が把握できていない小規模事業者の状況を的確に把握し、支援に取り組むこと。
5、市として、低所得者向けの定額給付金を支給すること。
6、住宅リフォーム促進事業については、抽選漏れの人も含めて申込者全員を助成対象にできるよう、補正予算を組むこと。

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 申し入れ後は、活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達で大忙しでした。三和、安塚、大島と夕方まで動きました。昨日は、「ばば殺し」と言ってもよいほどの暑さで、浦川原ー安塚間のトンネル内表示では30度でした。暑かったのですが、そのかわり、青空が広がり、いろんな花が輝いていましたね。下は百日草とヤナギバヒマワリです。

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 大島区では、いつもの家で生け花写真を撮りました。サラシナショウマ、シラネセンキュウが入ったボリューム満点の花でした。

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 配達が終わって、大島区田麦から儀明のトンネルのところへ行く途中、夕日が見事で、うっとりしました。まさに秋の夕日でしたね。

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 きょうは、これから朝市宣伝、そして市議補選の準備です。今朝の日報報道によると、市長選は本日、大きく動くようです。

2021年10月12日

各派代表者会議で市議会の予算要求検討


 おはようございます。今朝は5時に起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。小雨が降っていたものの、順調に配達できました。

 昨日は午前に各派代表者会議でした。市役所に出かける前に小苗代の池に寄りました。オニバスの花の状況を見たかったからです。先日、開きかけた花ですが、いまだに閉じたままでした。数年前のときもそうでしたが、残念ながら、花は今回も開かないで終わるかも知れません。

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 各派代表者会議では市議会の新年度予算要求の検討が中心でした。

 既報のように、議場での映像設備導入については、検討会でモニターかスクリーンかで議論がありましたが、最終的にはスクリーン1台、プロジェクター1台で合意していました。昨日はそれを最終確認したことになります。プロジェクターは、照明をつけたままでも見えやすい光量の強いものにし、スクリーンは120インチ程度の自立式です。議場外への持ち出しも可能です。概算要求額は140万円ほどになる予定です。

 このほか議員に貸し出ししているタブレット(レンタル)が5年目に入っていることから、新たなタブレット端末に入れ替えることになりました。この経費は約118万円です。それと、委員会室放送設備についても新たな機器を導入することになりました。これまでの機器は導入から20年以上経過しているものもあり、雑音混入や記録用カセットデッキの動作停止などが発生していました。これらについては令和5年2月からの導入を想定し、予算要求額は31万円ほどです。

 午後からは市議補選の選挙本番用の各種宣伝物の準備でした。いろいろ調査しなければならないこと等があって、作業が一区切りするまで約4時間かかりました。

 ひとつお知らせです。衆院新潟6区に出馬を予定している、うめたに守さんの青空連鎖集会が16日、17日と行われます。私は16日の浦川原会場で応援演説をします。ぜひご参加ください。下のビラは内部資料ですので、紙で配布するには公選法上制限がありますが、SNSでは自由ですので、掲載しました。

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 きょうも市議補選の準備が活動のメインとなります。
 

2021年10月22日

新聞配達、議員勉強会などで動く


 おはようございます。今朝は6時半に起床し、事務所で活動レポートの修正作業などをやりました。起きてしばらくは、うろこ雲が広がっていましたが、いまは青空となってきました。

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 昨日は午前に活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。途中、用があってある会社を訪れたところ、社長さんにお茶をすすめられ、前社長さんとともに話をさせていただきました。いまの市政や議会の動きにも関心を持っておられ、貴重な御意見をいただきました。インターネットで私の一般質問も見ていてくださるとのこと、感激しました。

 午後からは月例議員懇談会および議員勉強会でした。議員勉強会は中央大学名誉教授の佐々木信夫さんの講演でした。テーマは「脱東京一極集中!〝地方の元気〟を作る」でした。テーマから言って、地方重視の地域再生論かと思っていたのですが、ちょっと違いました。最初は与野党の選挙政策を批判し、財政論がないとバッサリ。でも、大企業や富裕層への増税が世界の流れになっていて、日本共産党等がそれを財源に国民の命と暮らしを守ることを主張していることにはまったく触れられませんでした。そして最後は「道州制しかない」という結末でした。

 その後、大急ぎで大島区へ向かいました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。半分くらい、配達できました。いつもの家の生け花は灯りの中での撮影となりました。でも、こういう感じの菊もいいもんですね。

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 きょうは、これから市役所で災害対策特別委員会の打ち合わせです。その後、市民連合事務所に寄り、大島区へ。政党カーの引き継ぎに行きます。さらにその後は木田に戻り、総選挙の会議です。

2021年10月25日

いわさわ健市議候補が第一声


 おはようございます。今朝は6時半近くになって起床しました。外は曇りですが、まずまずです。忙しい一日が始まりました。

 昨日は市議補選の告示日。いわさわ健候補は、市民と野党の共同の流れを大きくし、市民の願いを実現しようと出陣式で元気に第一声をあげました。会場は上越民商会館前広場、居酒屋の仲間など約70人が第一声を聴き、いわさわ候補を激励しました。

 新潟からはるばる応援に駆け付けた渡部睦夫新潟県商工団体連合会会長は、「いわさわさんはムードメーカーだ。本当は市長に出たかったようだ」と言って笑わせ、いわさわ候補が業者の仲間の願い実現のために頑張ってきたことなどを紹介し、支持を訴えました。地元の市民連合の馬場秀幸弁護士も、「みなさんの苦しみがわかる人を市議会に出してほしい。現場で商売やっている人が議会で本音で語ってもらいたい。いわさわさんはちょっとというところもあるが、人間的に面白い。こういう人間的な人を議会に出そう」と訴えました。日本共産党の五十嵐健彦地区委員長は、「総選挙と一緒の選挙戦、歴史の転換点だ。自民党陣営に知事が来て、上越の病院を統廃合して医療を充実させていくとのべたというがとんでもない。何としても命と暮らしを守る、営業を守るために市議会に押し上げてほしい」と力を込めました。もう一人、仲町でアルバイトをしている学生のMさんも訴えました。「授業を聴いてこれからは地域密着型の医療が必要だと感じている。上越市は高齢化が進んでいるが、すぐに病院にアクセスできる環境が必要だ。新型コロナで飲食業は大打撃を受けている。明日の生活どころかきょうの生活に困っている人が大勢いる。いわさわさんはいろんな支援を約束しているが、誰にでも優しくて信頼される人です。みなさんも応援をお願いします」と話しました。感動の訴えでしたね。写真は馬場弁護士です。

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 いわさわ候補の第一声は、これまでの日本共産党候補にはない型破りの魅力的なものでした。いわさわ候補は、「これまでいろんな人と会い、話をしてきた。訪問したある家では90何歳かのおばあちゃんがはって出てきてくれた。ここでは2時間ほど話したいくらいだ。こんなことも困っている、あんなことも困っているとたくさんあるが、一つひとつ地道に解決していくしかない。そのためには支持者を広げて市議にならなければならないと思っている。上越市民はいろんなことによく耐えている。大雪がそうだったが、飲食業の人たちもそうだ。自粛どころか、お店を開けているだけでも批判を食らう、(充分な補償が無い中で)自分の店を開けるだけで批判される、それはないでしょう。上越市は88億円もの貯金があります。それを(思い切って)取り崩して、安全、安心の上越市を作りましょう。私には小6と中3の子どもがいる。子育て世代の人たちの暮らしも大変だ。こういうことでは上越市の先が見えない。いつも、だれもが笑顔でいられる上越市にしていくために頑張ります」と決意を語りました。第一声には寝ないで応援に駆けつけた飲食業の人が何人もいて、演説の合間に「たけし!頑張れ!」と声をあげていました。

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 第一声後は党事務所でデスクワークでした。その後、三和区で昼食を食べ、浦川原区まわりで地元に戻りました。浦川原区では恒例の「小さな文化展」に顔を出してきました。写真をやっておられる有島のKさんなど何人かの人たちと話が出来ました。作品の一部を紹介します。

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 昨日は天気が良く、素敵な秋の風景が各地で見られました。下は尾神岳です。

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 きょうは、いわさわ市議補選候補の宣伝カーの先導です。午前は浦川原、大島、安塚、午後は吉川、柿崎です。

2021年10月26日

吉川区、大島区などで応援弁士


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でしたが、目が覚めず、6時過ぎに出発しました。昨夜は2っ会議があり、その後、午前1時までデスクワークをしましたので、どうしようもないですね。それでも小雨が降るなか、7時過ぎには終了しました。写真は吉川区長峰団地から見た今朝の米山さんです。

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 昨日は午前も午後も市議補選の候補者カーの先導をし、いわさわ健候補の応援弁士も務めました。スタートは浦川原区の物産館前、そこから大島区、安塚区、吉川区、柿崎区とまわりました。街頭演説は全部で27箇所で行いました。

 いわさわ候補は、新型コロナ対策を強めるために市の貯金を思い切って取り崩し、いつでもどこでも無料で受けられるPCR検査、日々の生活で困っている人、仕事で減収を余儀なくされている人への支援を訴えました。また、国や県が新型コロナの下でも病院再編をしようとしていることを批判し、昨日は松代病院を守ろう、柿崎病院を守ろうと訴えていました。私は応援演説です。いわさわ候補への支持をお願いするとともに、31日は総選挙の投票日でもあるとのべ、市民と野党の共同で長年続いた自民党政治にサヨナラし、新しい国民本位の政治をつくろうと訴えました。

 うれしかったことの1つは、「きょうは橋爪市議も応援に来ております」とアナウンサーが言うと、市民が次々に出てきてくださるところが何か所もあったこと、そして、「ぜひ当選してくんない」と激励してくださる方がたくさんおられたことです。

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 昨日は各候補がほとんど同じ場所に集中しました。吉川区内では、市長選の2候補カーや市議補選の1人の候補カーとあいました。市長選の候補者が動員した場所でも遠慮なく演説させていただきました。

 夜は市民連合の打ち合わせや衆院新潟6区の梅谷候補の会議にも出ました。投票日まであと5日、頑張りどきです。29日の市民連合のかに池交差点でのスタンディングのビラも出来てきました。全国市民連合の山口二郎法政大学教授も応援に駆けつけます。楽しみです。

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 きょうは地元で活動した後、直江津の事務所に行きます。

2021年10月30日

市民連合がかに池で再びスタンディング

 
 おはようございます。寝坊してしまいました。やはり無理はできないですね。体が正直に反応します。外は冷えましたが、晴れです。

 昨日は一日中、選挙活動でした。午前11時に大島区の儀明トンネル入り口で、北陸信越ブロック比例の宣伝カーを迎えに行きました。この車に乗っていた藤野保史比例候補が浦川原区中猪子田で演説、あとはずっと私が先導役でした。

 午後からはエルマール前で午後2時に藤野候補などが演説しました。うれしかったのは、市民連合@新潟の佐々木寛共同代表(新潟国際情報大学教授)や市民連合の山口二郎運営委員(法政大学教授)が上越市に入り、日本共産党比例カーから藤野保史比例候補の応援をしてくださったことです。

 佐々木さんは、「自公政治は地方、所得の低い人、子どもたちなど弱いところにどんどんつけを回し、自分たちの一部の人の利益だけを尊重する政治を行ってきた。岸田首相は新しい資本主義と言っているがだまされてはいけない。新しいと言うが、いままでと同じことが起こる。藤野さんは新潟の良心、北陸信越の良心を守って来られた。日本共産党は野党候補を擁立する上で身を削って私たちを応援してくれた。皆さん、日本の世直しのために力を貸してください。この選挙で、自公政治にNOをつきつけて新しい社会に進もうじゃありませんか」と訴えました。

 山口さんは、「藤野さんは国会議員の中でも政策の議論がよくできる議員の一人だ。いまの国会にぜひ必要な人だ。今回の選挙は安倍菅岸田路線にピリオドを打つ大事な選挙だ。安倍政権からの愚行、悪行はやめさせよう。コロナワクチンの開発は、じつは日本でも途中までやっていた。ところが研究費が無くて途中でやめざるを得なくなった。政府の愚行、こんなばかばかしい政府に統治されるのはごめんだ。自民党は市民連合と野党の合意を野合だとか、立憲共産党だとか言って批判してくるが、野党の方が理念や政策の一致をみている。自民党は公約で防衛費を倍増すると言っている。国民を支える予算こそ倍増させなければならない。新しい政治のページをこの新潟から開いてほしい」と力強くのべました。

 お二人の応援をうけた藤野比例候補は、「みなさんの1票はみなさんの命を守る1票だ。自公政権はやるべきことをやらなかったが、私はコロナ対策予算を倍にしていく。新潟県内ではいま病院再編合理化の対象になっている病院数が22と、全国で一番多い。みんなで病院を守っていこう。あなたの1票は原発ゼロの日本に転換していく1票でもある。今回ほど野党の連携が整っている選挙はない。あなたの1票が政治を動かします。あなたの1票で政治を変えていきましょう。比例は共産党、選挙区はうめたに守さんに大きなご支持を」と元気に訴えました。

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 午後3時からは、市民連合・上越のスタンディングがかに池交差点で行われ、約150人が集まり、「選挙に行って政治を変えよう」「政権交代」などのボードを持ち、市民にアピールしました。

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 ここでは市民連合(全国)、市民連合@新潟、市民連合・上越、日本共産党、社民党、新社会党、新婦人などの代表もスピーチを行いました。いずれも参集者から大きな拍手を浴びました。その中でも、私の心に大きく響いたのは、かに池交差点ではおそらく初めてマイクを握った平沢栄一さんと秋山芳美さんのスピーチです。

 平沢さんは大潟区の㈲朝日池総合農場の前代表です。昨日は自作の「久比岐の里」を歌ったのち、今の政治に対する思いをズバリ語りました。平沢さんは、「今年の米価はコシヒカリで1万2000円ちょっと、かつての半額だ。農機具などが上がっているなかでこの減額だ。かつての農業仲間は離農している。商店もどんどんやめ、まちは閑散としている。まちにもむらにも人はどんどんいなくなっている。いまの政府は日本をどうしようとしているのか。いま、私たちは怒り狂っている。今回だけは政権を変えたい。そもそも農業は、夫婦ふたりで少しの田んぼを耕し、子どもたちを育て、おじいちゃんやおばあちゃんをちゃんとみて、農業はすごい力を持っている。環境を守って、すばらしい日本をつくってきた。それがいまは、みんな農業をやめさせて、商店もやめさせて、いまの為政者は本当に何を考えているのか。あと少し、頑張って、頑張って、頑張りましょう」と訴えました。迫力満点の訴えでした。

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 秋山芳美さんは新婦人上越支部の役員さんです。秋山さんは、「6年前、戦争法が強行されてから、この場所で雨の日も風の日も雪の日もスタンディングを続けてきた。市民連合が野党4党と政策合意したことで、政権交代に道を開いたと大きな感動を覚えた。合意された20項目は私たちの要求項目だ。政権交代を実現させ、私たちの要求を実現しようと、いま頑張っている。ジェンダー平等が今回の選挙の大きな争点のひとつになったことは、私たちの励みだ。私には障がいを持つ友人がいる。その人は地域で暮らしたい、自分らしく生きたいと施設を出て一人で暮らしている。そうでなくても差別がある。自公政権が見ようとしてこなかった声を拾い集めて、光を当てていくのが、私たちの市民と野党の政権ではないか。男性も女性も、障がいのある人もない人も子どもも大人もそれぞれ認め合って、自分らしく生きる一歩が政権交代だ。最後まで頑張りましょう、私も頑張ります」と訴えました。

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 ふたりのスピーチに励まされ、この選挙、ますます元気に頑張る人が出てくるのではないでしょうか。平沢さんの写真は歌のときのものです。

 その後、いったん、吉川区に戻り、夜にはまた選対会議に出ました。疲れましたね。


選挙戦最終日


 こんばんは。きょうは選挙戦最終日です。

 きょうの午前は市議補選のいわさわカーの先導役を務めました。最終日で、天気は秋晴れ。畑で両手を上げて激励してくれる人、宣伝カーのそばまで飛んで出てくる人など、たくさんの人からうれしい応援をいただきました。

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 板倉区では、まだ稲刈りが終わっていない田んぼを見かけました。飼料米かと思います。もっとも、私もかつて晩生種の「アキニシキ」をいまごろ刈った経験があります。晩生の食用米かも知れません。それにしても、今年の米価下落はひど過ぎです。日本共産党が主張しているように、①過剰在庫を政府が買い取り、市場から隔離する、②買い取った米を生活困窮者、学生等に大規模に供給する、③ミニマム・アクセス米の輸入中止、④農業者戸別所得補償制度の復活が必要なのではないでしょうか。

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 午後は宣伝カーから降りて、少し休みました。体がぐったりしていたからです。

 午後7時半過ぎにはうめたに守衆院新潟6区候補の打ち上げ演説を聴きに行ってきました。後半の女性参政権の話に引きつけられました。

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 活動レポート2034号、「春よ来い」シリーズ第681回、「夫婦そろって」をホームページにアップしました。ご笑覧ください。

2021年11月01日

大激戦

 おはようございます。今朝は3時過ぎに布団に入り、7時半に起床しました。そして8時過ぎには家を出て、市民連合事務所の後片づけをみんなでやりました。というわけで、いま、ブログを書いているところです。きょうはすがすがしい朝となりました。

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 昨日は日中は棄権防止活動やデスクワークを中心にやりました。気分転換のため、時どき散歩したのですが、温かい日差しを受けて、オヤマボクチの花にはミツバチが群がっていました。また、先日でリンドウは終わりかと思っていたのですが、私の家の近くではまだ咲いていました。写真はオヤマボクチです。5頭もミツバチが蜜を吸っていました。

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 夕方、米山さんを見たら、かなり赤くなっていました。近くの畑に来ていた人の話によると、紅葉は一気に進んだそうです。この人は尾神岳の裏側の紅葉を見てきたが、「ばかきれいだった」と言っておられました。写真は米山さんです。

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 衆院新潟6区候補のうめたに守事務所へは午後8時50分頃に入り、大勢の皆さんと共に開票結果を待ちました。結果が出るまで長かったですね。私は近藤貞夫選対本部長代理の隣でテレビを見ながら、各地の選挙結果に一喜一憂しました。長年続いてきた安倍菅政治に対する反発は強いと思っていたのですが、岸田政権になって少しは変わると思った人が多かったのでしょうか、思っていた以上に岸田政権に期待した人が多いと感じました。

 でもどこでも激戦でした。とくに私たちの住む新潟6区は大激戦でしたね。津南町から始まり、妙高、糸魚川、そして最後は上越市と開票結果を見ていったのですが、最終的に勝利を確信できたのは午後11時50分頃になりました。うめたにさんはずっと落ち着いていましたね。挨拶のなかで、うめたにさんはまず、「お待たせしました。ありがとうございました」と言って深々と頭を下げ、その後、「3度目の正直、みなさんと勝ち取った勝利だ。新潟6区の議席を奪還し、重い責任を痛感している。公約実現に向けてとことん汗をかいていく。ゆがんだ政治を立て直して、まっすぐにするために頑張る。何よりも新潟6区、この地元のために精一杯頑張っていく」とのべました。会場は何度も拍手が起きました。本当に良かったです。

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 新潟6区の最終結果です。梅谷守90679票、高鳥修一90549、神鳥古賛1711。梅谷と高鳥の差はなんと130でした。この勢いで、新潟では市民と野党の共同をさらに進め、参院選で力関係を大きく変えていきたいと思います。

 昨日は衆院選のほか、市長選、市議補選の結果も出ました。その結果です。

 市長選は中川幹太54954、野澤朗46354で、中川さんが新市長に当選しました。市議補選は木南和也62167、岩澤健16184、菅原深雪11982でした。日本共産党の岩澤候補は、上越市議選としては過去最高の得票を得ましたが、議席には届きませんでした。

 今日は、少し休みます。眠くなってきました。

2021年11月02日

市民連合事務所の片付けなどで動く


 おはようございます。今朝、起床したのは6時過ぎとなりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのですが、起きられませんでした。でも、遅くなった分、この時間帯でしか見られない景色を見ることが出来ました。

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 昨日は午前9時から市民連合事務所の片づけでした。平和環境労組、九条の会などのメンバーとともに仕事をしました。党の事務所にも寄り、選挙結果等の確認をしました。梅谷守さんが新潟6区で初当選したことは喜んでいましたが、比例で藤野保史さんの議席を失ったことで力を落としている人が多かったですね。当然です。原発問題でも入管法問題でも大活躍してきた宝の議席でしたから。市議補選の新聞報道がなかったことから結果を聞きに来る人もいました。下の写真は直江津からの帰り道、頸城区で撮りました。

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 午後からは少し横になりました。目が開かなくなってきていたからです。一休みしてから、尾神岳に向かいました。紅葉を見ておきたかったからです。時間が15時を過ぎていたこともあって、思い通りの写真を撮ることはできませんでしたが、紅葉自体はまずまずでした。晴れのとき、時間があれば、もう一度行きたいです。

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 きょうは、これから人口減少対策特別委員会です。傍聴です。

2021年11月03日

市議会の委員会活動再開


 おはようございます。今朝は6時半頃、起床しました。母が夜中に起きる回数がいつもよりも多く、その分、眠りが浅くなり、起床が遅くなりました。夜中は大きな雨が降りました。外は晴れですが、家の近くの風景では薄いモヤがかかっていて、幻想的な風景が出現しました。その写真と下中条の農道の写真です。

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 昨日の午前は人口減少対策特別委員会でした。今回は「人口減少の中でも豊かに暮らせる社会への取組」ということで各委員が考える方策を報告し合い、議論しました。郵便買い物事業(丸山委員)、「上越市全体のデザインと地域ごとのデザインを」(安田委員)、「ファミリーサポートセンターの充実」(武藤委員長)など興味深く聴きました。ただ、どう具体的な対策にまとめていくかとなると難しいですね。

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 午後からは選挙期間中に寄せていただいた相談事の解決のために動きました。具体的には書けませんが、キチンと対応しないと日本共産党の信用にもかかわることなので、しっかり動きたいと思います。

 きょうはこれから朝市宣伝、そして浦川原区で行われている元気市にも顔を出したいと思っています。

2021年11月05日

災害対策特別委員会で「大雪の検証結果」を質疑


 おはようございます。今朝は最終的には7時に起床しました。いま、事務所で活動レポートの修正、および印刷作業に入っています。外は曇りですが、時どき日が差しています。

 昨日は大忙しでした。午前8時に家を出て、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達をしながら議会に着いたのは9時50分でした。なかなか汗が引っ込まず、ハンケチはびっしょりでした。

 午前10時からは災害対策特別委員会でした。上越市は昨日、この委員会で昨年12月から本年1月にかけて降った大雪に関する「大雪災害対応の検証について」という文書を正式発表しました。

 この文書は、大雪災害時の対応状況、課題、そして今後の対応について明らかにしたものです。市民・ドライバーへの適切な情報発信、道路除雪体制の整備、要援護世帯への支援、一斉屋根雪下ろし、停電など市民生活に重大な影響を与えた問題について踏み込んで分析し、今後の対応方針を打ち出した点で重要なものとなりました。

 委員会では、市から説明を受けた後、質疑を行いました。質問が集中したのは、今回新たに設けることにした「緊急除雪作業報償制度」です。市道の除雪は基本的には市の責任で行われるものですが、これは、異常降雪で除雪業者が作業できなくなったときに、町内会が除雪機などを使って町内の市道を除雪した場合の支援制度です。制度の概要は下の添付した画像でごらんください。

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 私からは、「(今回の制度は町内会の要望を受け入れたものとして)とてもいい制度をつくっていただいた。新しい制度なので、重要なことは、柔軟に対応すること、そして不備、改善事項が見つかった場合は速やかに改善することだ」とのべました。そして、対象か所について「おおむね30㍍以上となっているが、それを下回っても対象とすべきだ」と訴えました。また、運用方法についても、「速やかに除雪作業に入れるよう、応急対策部で即断、即決できるようにすべきではないか」と訴えました。答弁した関係部長は、私の主張に沿って柔軟に対応することを約束しました。さらに、「この制度を実施するための予算はどうするのか」との私の質問に、「12月議会の予算で対応する。その前に異常降雪があれば、その時点で対応していく」との答えがありました。

 委員会で私は、このほか、長期間停電を解消するために市が8月25日に東北電力ネットワーク㈱上越電力センターと締結した「災害時の相互協力に関する協定」の内容の確認をしたほか、一斉屋根雪下ろしで関係町内会から出ていた改善要望に応えたとする「土日に限らず平日も含めた分散的・段階的な屋根雪下ろし・排雪作業」についても、「関係町内会からの要望は、土日以外でも雪下ろしが実施できるようにすることと、雪下ろしの決定から排雪作業終了までの期間短縮だった。期間は昨冬よりも長くなるのではという声も出ているが、短縮できるのか」と訊きました。担当課長は「長くなるような説明をしたが、実際は短くなる」と答えました。

 前回の委員会などで私がとりあげた除雪機未配備の9保育園への配備については本年中に配備ができるようすでに動いていることが明らかになりました。また、町内会が小型除雪機を購入する場合の補助については、アンケートでは70を超える町内会が希望するとなっていましたが、改めて確認したところ、今年度の希望は8町内会となったので、既決予算と予算流用などで対応するとのことです。

 午後からは、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版の配達で三和、安塚、大島と回りました。途中、安塚区では、めずらしい生菓子を1個いただきました。もう何年も食べていません。どんな味が楽しみです。

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 大島区ではいつもの家の玄関前の生け花を撮ってきました。今度が今年最後の最後かと思います。先週とほぼ同じ花や木の実が入ったものですが、位置を替えただけでもずいぶん違うものですね。フェイスブックで発信したところ、「豪華デスネ〜、クリスマスみたい」「様々な小菊。お互いの色を引き出し合って、全体がとても綺麗にまとまっていますね💕。菊の花の良さを感じます」などの声を寄せていただきました。

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 昨日は選挙後、初めての配達だったこともあって、選挙結果についてたくさんの感想を寄せていただきました。梅谷さんが当選したことに喜ぶとともに、藤野さんの貴重な議席を失ったことを残念がる人が多かったですね。「マスコミなどによる野党共闘不発論は事実を見ない、策略だ。頑張って」という声もいただきました。頑張らなきゃなりませんね。

 今日は、活動レポートの新聞屋さんへの持ち込み、「しんぶん赤旗」の配達が中心です。

2021年11月06日

1か月ぶりにコウノトリと再会


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。外は晴れ、さわやかな空気となっています。

 昨日は「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金で動いたほか、銀行などへ私用で行きました。いろんなところで、総選挙や市長選などの結果について感想や意見を求められました。後援会ニュースなどにほとんど書いていますが、書いてない部分もありますので、全体的なコメントが必要だと思いました。議員団で検討したいと思います。

 動き回っていたときに、昨日はいろんなことがありましたね。まずはコウノトリです。吉川区町田にいた時に、上野市議から「朝日池周辺の田んぼにコウノトリがいるよ」と連絡が入り、撮影してきました。この鳥は、10月6日、9日と写真を撮ったコウノトリの1羽でした。2019年4月19日、京丹後市生まれのオス(巣立ち同年6月23日。足環番号J0240)です。約1か月ぶりの再会でした。他の鳥はどこへ行ったのかなぁ。

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 小苗代では、池に黒い鳥がいたので、カワウかと思ったのですが、体はそれよりも小さかったので、ネットで調べたら、オオバンでした。嘴と顔の額に当たる部分が白く、体長は30㌢~40㌢くらいです。初めて見ました。

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 配達の途中、新聞が足らなくなって、私の事務所に寄ったのですが、そこで車の窓を開けておいたら、赤とんぼが次々と入ってきました。じつになれなれしく、可愛いもんですね。スマホで写真にも撮りました。

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 そうそう、ひとつ書き忘れていました。一昨日の災害対策特別委員会で、上越市は、積雪、雪崩、倒木などが原因となった停電では、相互に協力して早期に復旧させることを目的にした災害時協力協定を本年8月25日、東北電力ネットワーク㈱上越電力センターと締結したことを明らかにしました。

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 昨年12月の降雪で上越市内の山間部を中心に停電が発生し、最長58時間にも及びました。私はその後、市議会で、市や東北電力が一部地域で停電を確認できなかったことや長時間停電となった原因究明と対策を求めてきました。

 今回の協定で、市と電力会社が協力して早期復旧することを確認したことは大きな前進です。この協定に基づき、市と東北電力ネットワーク㈱上越電力センターは10月5日に1回目の意見交換会を行ったことも明らかにされました。

 きょうは10時から浦川原コミプラで議会報告会があります。その後、道之下の明善寺で作品展を観たりしたいと思っています。この作品展には私のイラストも展示されています。作品展は午前10時から午後3時まで。きょう、明日の2日間です。

2021年11月07日

議会報告会、明善寺作品展


 おはようございます。寒い朝となりました。でも、澄み切った景色とこの空気は素敵です。きょうもいい天気になりそうです。

 昨日は市議会主催の議会報告会が浦川原コミュニティプラザで行われました。会場には浦川原区、大島区、安塚区などから22人の市民が参加してくださいました。

 パワーポイントを使って副議長や厚生常任委員長など5人が9月議会の様子を報告、市民から質問や要望を受けました。

 参加者からは、「消火栓のホースなど格納ボックスを町内会で持っているが、更新時期を迎えている。市から補助してもらいたいと要請したが断られた。何とかならないか」「柏崎刈羽原発は稼働ありきで進んでいるが廃炉にすべきだ。市議会でもしっかり対応してほしい」「市内には特別支援が必要な子どもたちがたくさんいる。上越地方の市のなかで市立支援学校が無いのは上越市だけだ。旧末広小学校などを使って開校してもらいたい」「民間保育園への補助制度を充実させてほしい」「上沼道、安塚から十日町方面へは進んでいない。市議、県議などが議員団が力を合わせて早期着工できるように」などの声が相次ぎ、予定の時間を30分ほど延長しました。

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 議会報告会は今後、明日8日に大潟コミュニティプラザで、9日は「はーとぴあ中郷」、10日は名立地区公民館で開催されます。いずれの会場も18時30分からです。

 安塚区で昼食をとり、午後からは吉川区道之下の明善寺のお御堂で開催されている作品展を観に出かけました。同寺での作品展は初めてですが、地域の人たちの写真や絵、彫刻など70数点が展示されています。

 出展者の最高齢は96歳の田村ウタさん、編み物でした。10数年前に亡くなった明善寺前坊守の七宝焼き作品も展示されていました。そして福平の農家の皆さんが農産物も展示されていました。みんなで盛り上げようとされているのがよくわかる作品展でしたね。私もイラストを3点出し、作品展デビューをはたしました。

 会場では明善寺の坊守さんが奏でる琴の音を聴きながら作品を鑑賞させていただきました。ユーチューブにアップしましたので、下線のあるところをクリックしてみてください。うれしかったのは何人かの作者の方と話が出来たことです。絵画の渡辺幸雄さんからは作品全体の案内もしていただきました。妻や弟がお世話になった佐竹一郎さんやお連れ合いとも作品への思いや懐かしい思い出を語り合うことが出来ました。いつもこういうイベントでは頑張っている八木幸枝さんとも久しぶりに再会できました。作品展は本日7日も10時から15時まで開かれます。

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 昨日は青空が広がりました。米山さんも尾神岳も紅葉が進み、最高の景色となっています。下の写真は柿崎区の灰庭新田へ行った時に撮ったものです。尾神岳の西側斜面の紅葉が写っています。

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 夕方、直江津で会議があるので大潟区の朝日池のそばを通って行きました。夕日、夕焼けがきれいでしたね。

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 会議が終わって帰宅したのは夜の9時少し前でした。夜遅くなって、本を読むつもりだったのですが、NHKでスウェーデン王女へプレゼントされた曲の話に引き込まれました。歌の名前が出てきませんが、改めて歌の力を知りました。

 活動レポート2035号、「春よ来い」の第682回、「赤とんぼ」をホームページにアップしました。ご笑覧ください。

 きょうはこれから高田世界館で行われる山岸協慈さんのギター演奏会、午後からは文化会館で行われる青春コンサートへ行ってきます。いずれも大切な友達が出演します。

2021年11月08日

コンサート2つ、総選挙報告会も

 おはようございます。今朝も寒いですね。気づかないでいたのですが、昨日も一昨日も霜が降りたそうです。きょうは確認できませんでしたが。外は晴れです。家にいれば、山の紅葉を近くで観に行きたいですね。

 昨日は、午前10時半から吉川区在住の山岸協慈さんのクラシックギター演奏会が高田世界館でありました。コロナ対策もあって30人ほどの入場者に制限されての演奏会とされていました。上越有機農業研究会のメンバーのみなさんがとりもっての開催でしたが、農業だけでなく、いろんな分野で活躍されている人たちが集いました。山岸さんはトマト農家として有名ですが、ギター奏者としても活躍し、第22回全国日本アマチュアギターコンクールで優勝した人です。昨日は、「恋する乙女のバラード」「11月のある日」など素敵な曲を演奏してくださいました。正直言って、山岸さんのクラシックギター演奏を生のまま、間近でしっかり聴けたのは昨日が初めてでした。すばらしいギタリストが近くに住んでいることをうれしく思います。昨日の舞台には、吉川区の山間部から持ち込まれたモミジ、ススキ、柿などが飾りつけられました。どなたの発想かわかりませんが、最高でした。

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 午後からは、くびき野フォーク村主催の「あの頃の青春コンサート」でした。今回は文化会館が会場です。500人ほどの人たちが集まったのではないでしょうか。同コンサートは15回目、私はたぶん11回目あたりからの参加になります。

 このコンサートに行くと、地域の歌い手さんたちの素晴らしい歌声を聴くことが出来ます。そして、それだけでなく、すでに忘れていた歌をまた思い出すのです。

 長年、枕元で聴いていた「卒業写真」。クレアの平山さんが見事に歌い上げてくれました。W・Uの「too far away」は懐かしい水越けいこの歌、遠く離れた人への想いが伝わってきます。あんずのお二人が歌った中島みゆきの「時代」もどれだけ聴いたことか。それにしても清水トモ子さんの声量にはびっくりでした。

 青春コンサートは歌い手、演奏者、みんなが助け合って会を運営しています。これまでいろんなところでお世話になったくろみつさんは、きょうは駐車場係でした。こういう姿をみると一層親しみを感じます。今回も最後は「翼をください」の全員大合唱でした。イラストはそれを描きました。

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 昨日は午前に、新潟市の日本共産党県委員会事務所で総選挙結果報告会が行われました。私はイベントと重なったので動画で見ました。とても良かったです。 

 平あやこさんは報告の中で、他党や自治労などの団体から支援を受け、得票を3倍化させたことなどをのべましたが、市民と野党の共同の中で、日本共産党候補者が支援を受けた実例として、とても貴重だと感じました。

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 藤野保史前衆院議員は、「力不足の課題を乗り越えて捲土重来を決意している」とのべたあと、「一部メディアなどが野党共闘は不発だと宣伝しているが事実は違う。62選挙区で勝利し、33選挙区で1万票以内の接戦に持ち込んでいる。新潟は4勝2敗で市民と野党の共闘の底力を発揮した。(ただ、全国的には)共闘の中身、合意した政策の中身などもっと訴えるべきだった」とのべました。そして化石賞受賞や維新の憲法改悪論などをあげ、「悪政の暴走はすでに始まっている。参院選まであと8カ月、日本共産党創立から100年の年でもある。全力を挙げて頑張ろう」と訴えました。藤野さんの話はいつ聴いてもわかりやすく元気が出ます。次回は衆議院に戻ってもらわなければならない人です。

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 きょうは総務常任委員会勉強会、糸魚川市等3市議会議員合同研修会などがあります。

2021年11月09日

朝市でも「営業届け出せ」に怒りの声

 おはようございます。今朝は悪天候になると覚悟していたのですが、雨も風もなく助かりました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったのです。鳥倉団地を出る時、前方に彩雲らしきものを見つけました。朝の段階で見たのは初めてです。きれいでしたよ。

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 昨日は朝市宣伝からスタートしました。レポートを配布し始めたところで、70代とおぼしき女性に「橋爪さんですよね」と声をかけていただきました。この人は私のことをよくご存じで、私の最新エッセイ集、『笑顔ふたたび』を読んで下さったとのことでした。有り難いことです。もう少しで宣伝が終わりになる頃には、野菜や果物などを売っているお父さんから呼びとめられました。「さっき、保健所の職員がやって来て、営業届け出せ、と言うんだわ。長年、ちゃんとやってきて問題ひとつ起こしてないがに、朝市の八百屋まで営業届け出せてがはひどい。これじゃ、朝市やるもんなくなる」と怒っておられました。文句を言ったら、「食品衛生法の改正でこうなりましたから」と譲らなかったとのことです。何とかしなければなりません。頑張ります。聴信寺の掲示板も替わっていました。正義とは己を貫くことであり、他者に押しつけるものではない。まさにこの通りです。いい言葉ですね。

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 午前10時から総務常任委員会の勉強会でした。終わってまもなく、村山市長が議場で職員に向け最後の挨拶をされました。私は庁内放送を廊下で聴いていました。この中で市長は、労災病院の対岸にある河川敷のコスモス畑のことを紹介されました。5haにもなるコスモス畑はいま、ピンクや白の花が満開です。このコスモスはAさんが22年前、国交省と交渉し植え始めたものですが、そのきっかけはAさんの友人が労災病院に入院していて、その友人から元気になってもらいたかったからだ、ということでした。満開のコスモスは最高に美しく見えたことでしょうね。素敵なエピソードを聴いて感動しました。写真は昨日の昼休みに撮影してきました。

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 夕方からは大潟区ミュニティプラザで市議会主催の議会報告会・意見交換会が開催されました。市民が10人ほど参加したほか、富山市、魚津市からそれぞれ1名参加がありました。こちらは視察です。 

 会では副議長、総務など4つの常任委員会の委員長または副委員長が9月議会の様子を報告しました。今回は議会報告に対する質問はまったくなく、意見交換会で4人の市民が意見をのべました。

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 意見の主なものは、「大潟区の地図を総合事務所に求めたら、20年以上も前のものだった。ハザードマップでも古い地図が使われている。各区の地図を新しいものにしてもらいたい」「保育園、放課後児童クラブで人員不足があって、入園待ちなどの問題が出ている。議会では人員不足について(一定の)追及がされているが、その後の追跡をしていただきたい」「昨年度の大雪で海岸一帯の砂防林の被害が出ている。県は10月18日から11月5日までドローン調査を行い、その後、現地調査するとしているが(動きが)遅すぎる。県に強く訴えてほしい」「温浴施設についてはそれぞれの区で思い入れの深い施設がある。議員立法であるべき姿を示し、その上で適正配置の検討をしてもらえないか」「他県から釣りに来てごみを置いていくケースがある。条例で車1台あたり500円を徴収できるようにしてもらいたい」「上越市議会は議会改革で評価されているが、傍聴者は少ない。市長選で議員が応援団までつくって応援するのは議会改革に反するのではないか」「議員も地域協議会委員を支援する手立てが必要なのではないか」等です。

 会場では大潟区在住の市民の方から何人も声をかけていただきました。大潟会場はいつも活発ですね。

 きょうは母の定期検査日です。MRI検査のほか眼科の検査もあります。私が付き添うことになっています。

2021年11月11日

市議会の会派再編


 おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。はっきり言って寝坊です。活動レポートも未完成だというのに、これには参りました。外は晴れ、予報は良くないのですが、どうなるのでしょうか。

 昨日は「しんぶん赤旗」の集金などで出かけた以外はデスクワークでした。新聞記者からの取材で会派再編の結果を知りましたが、まさか、市長選後、こんなに早く再編が進むとは思っていませんでした。会派内で意見の違いが表面化したのでしょうか。そのうち、その辺の事情も伝わってくることでしょう。

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 昨日の天気は時々晴れでした。午後、地元に戻ってくるとき、目に入ったのは山方の敬徳寺の大イチョウの木です。青空をバックに見事な黄葉を見せてくれました。

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 昨日、従弟から伯母さんが亡くなったとの情報が入ってきました。この土日、当初計画していたことは行動予定どおりには動けなくなりましたので、関係者の皆さんにはご理解くださいますように。

 きょうはこれから活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。

2021年11月12日

労災病院からコスモス畑を


 おはようございます。今朝は6時15分頃、起床しました。外は明るくなり始めていて、穏やかな景色が見られました。写真は下町の農道で撮った日の出風景です。いまは、風が出てきて、雨が落ちてきそうな雰囲気になってきました。

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 親戚の葬儀日程が金、土と入って来たので、昨日は活動レポートなどのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に全力をあげました。ポスト下ろしの途中、労災病院へ行ってきました。村山前市長の退任の挨拶に出てきたコスモス畑ですが、労災病院から見ると、どんな風に見えるか、ずっと気になっていたのです。病室からというわけにはいきませんので、病院6階の面会スペースから見てきました。対岸のコスモスは、やはり、良く見えました。太陽の光が当たっているときは最高でしょうね。Aさんの、「入院している友達を励ます」というねらいはピタリでした。これまで、たくさんの患者さんたちがコスモス畑を見て励まされたことと思います。

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 大島区では飯田邸のそばを通ったので、先週から気にしていた紅葉を観てきました。いつものことながら、ここの庭園の紅葉は見事です。何枚かの写真のうち1枚だけアップします。

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 いつもの家での生け花、やはり、この間のクセになっていて、「今回は何が飾られているかな」と見てしまいます。先回だったか、「もう終わりだね」とは言われていたのですが、ちゃんと活けてありました。先週と同じく菊が主体ですが、ちゃんと工夫してあります。やはり、写真におさめたくなりました。

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 昨日の配達では、先月31日の投票結果のこと、そして昨日、新聞報道された市議会の会派の再編をめぐって、いろいろ訊かれました。会派再編については、私はまったく関与していないので、事実関係は答えることができません。それでも、関心が高く、新市長とのスタンスなどを知りたいんですね、訊いてこられた皆さんは。

 吉川に戻って、瀬戸内寂聴さんが亡くなったことを知り、がっくりと来ました。作家として活躍されただけでなく、反戦平和、脱原発などの社会運動などでも大きな役割を果たしてこられましたので、切ないですね。夜、瀬戸内さんをしのび、平野啓子さん朗読の「しだれ桜」(『花情』所収)をインターネットでじっくり視聴しました。

 きょうは午前に各派代表者会議があります。その後、葬儀日程などに従い動きます。

2021年11月16日

月さん亡くなる


 昨夜、私の大好きな月さんが亡くなったことを知りました。満101歳でした。月さんとは、「尾神岳のヤマアジサイを一緒に観に行こうね」と約束していました。約束を守ることができなくなり残念です。ご冥福を心からお祈りします。

 月さんと私は長い付き合いがありました。なかでも忘れられないのは、私の3冊目のエッセイ集、『五センチになった母』(同時代社)の出版記念祝賀会に参加してくださったときのことです。このときのことは、その後、てのひら歌集(13)としてまとめてくださいました。

 大事な大事な人を亡くしました。月さんのことは新聞のおくやみ欄にも載っていませんでしたので、苗字はふせさせていただきました。ご理解ください。

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 きょうはこれから市役所です。人口減少対策特別委員会の傍聴です。

2021年11月17日

今朝もコウノトリがやってきた

 おはようございます。今朝は雲がドンドン変化し、素敵な風景が出現しました。今朝は資源ごみを出す日でした。ごみ出しを終えて、田んぼの方へ回ったところ、コウノトリの姿が確認できました。大急ぎでカメラを取りに行き、写真撮影をしました。

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 写真の左側の鳥は2019年4月19日、京丹後市生まれのオス(個体番号J0239)です。右側の鳥は足輪の色が鮮明でないので断定できませんが、2019年4月6日鳥取市生まれのメス(個体番号J0354)と思われます。いずれの鳥も10月6日に頸城区矢住で見たコウノトリの群れの中にいました。上越のこの地が気に入ったのかも知れません。

 昨日は午前が人口減少対策特別委員会でした。会議では、これまで各委員が提案した事項を整理し、来年の3月ないしは4月に議長に提出予定の「政策提言」にどれを入れていくか、チェックしていくことを確認し、今後の審査予定を決めるだけで終わりました。どんなものにしぼられていくのか注視していきたいと思います。

 午後からは議員控室でデスクワークをしました。活動レポートの次号の原稿書きと今月に発行予定の7冊目のエッセイ集、『じゃがじゃが煮』の原稿整理です。ようやく終着点が見えてきました。月末までには発行できるでしょう。デスクワークをしているときに、吉川区の友人から、「駐在所の近くにコウノトリが来ているよ」と連絡がありました。たぶん、今朝見た鳥だと思います。

 夕方からは市民連合の会議でした。先の衆院選の感想を出し合い、来年の知事選、参院選に活かすべき教訓と課題を探りました。とてもいい会だったと思います。

 きょうは、主に地元で活動します。原稿書きもしなければなりません。

2021年11月26日

メタセコイアの紅葉


 おはようございます。6時半過ぎにやっと起床しました。外は曇り空です。きょうは気温が下がることを想定して動かないと……。

 昨日は気まぐれ天気でした。一番心配した雪ですが、山間部も雪はなく、助かりました。昨日は、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」の配達、集金のほか、いくつかの仕事もあって大忙しとなりました。偶然なのでしょうが、電話も相次ぎました。

 昨日は大潟、直江津、木田、三和、安塚、大島と動いたのですが、車を走らせて有り難かったのは、雪がなかっただけでなく、雨も風もたいしたことがなかったことです。雨はぱらぱら、すぐに青空が出ました。こうした天気の中で目立ったのはメタセコイアの紅葉です。メタセコイアは戦後、中国は湖北省からの苗、挿し木で全国に広がったものです。どこにあるかは、この時期の紅葉でわかります。学校の校庭や公園などに多いようです。写真は大島区の旧菖蒲小学校敷地、及び旧大島小学校敷地にあるメタセコイアです。

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 大島区のいつもの家の生け花、もう終わったと諦めていたら、玄関先が昨日もパッと明るくなっていることに気づき、うれしくなりました。今度こそ、ことし最後だということですが、ヒペリカムとキクのほか、ツルウメモドキとナンテンの実が入っていて色彩豊かなものとなっていました。いつも気を使ってくださったC子さん、ありがとうございました。

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 今年の最後といえば、キュウリもそうです。昨日はある読者の方から、私の指くらいの太さのキュウリをいただきました。ハウスで栽培されていたものなのでしょうか、最後に残ったものを捨てるにはもったいないと持って来られたとか。食べやすくて、とてもいい食感でした。T子さん、美味しかったですよ。

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 きょうは一般質問通告の締切日です。午前中の何とか間に合わせたいと思っています。

 

2021年11月27日

夜は「トレラン夏の陣」放映楽しむ

 おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。外はぐんと冷えましたね。雪が無かったものの、雪がいつ来ても不思議ではない段階に入った感じがします。写真は今朝、代石から下中条へ行く途中、撮ったものです。寒々とした中で、明るい雲が見えるとうれしいものですね。

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 昨日は午前に建築業者さんが来られ、事務所玄関前の吹雪対策について相談しました。長年、冬が来るたびに悩んでいたのですが、今冬からはスムーズに入ってもらえるようにする予定です。

 午後からは市役所でした。一般質問の通告に基づいて、担当課長などによる聞き取りが行われました。今回のテーマは補聴器購入補助と新潟県の病院再編、地域医療構想についてです。まだ、通告文をまとめただけですので、資料収集はこれからの部分もあります。突っ込んだ議論ができるようにしたいと思っています。

 午後からは議場において、12月議会から新しくなったマイク設備、質問残時間表示などを見るとともに、新年度から導入される予定のプロジェクター、スクリーンがどんな具合か確認しました。注目したスクリーン画面は議場のライトをつけたままでもはっきり見えることが確認できました。なお、写真のものは90インチですが、導入する予定のスクリーンは100インチでひとまわり大きくなります。

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 市役所では聞き取りの時間帯の予定もあって、けっこう自由時間がありました。その間に気になっていた人へ電話をかけたり、スマホを見たりしました。体調を崩して娘さんのところへ行った大島区のKさんは母と大の仲良しですが、歩けなくなったということなので電話しました。あまりにも弱気で、元気がなかったので、激励しました。

 夕方、JCV(上越ケーブルビジョン)で保育園から認定保育園への移行の動きについて特集していたので、見ました。入所する園児減が深刻化するなかで、どう子どもを育てていくか、真剣な議論が必要だと再認識しました。

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 夜の8時からはNHKBS1で放映された、奥信濃での「トレラン夏の陣」をずっと見ました。もともと長距離ランナーだったこともあって、マラソン、駅伝は見始めるとずっと終わりまで見るのですが、トレランもすごいですね。まさに鉄人レースという感じがしました。いうまでもなく終わりまで見ました。

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 今日は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。途中、党中央委員会の総会のインターネット中継も見ます。
 

2021年11月30日

灯油代補助で緊急申し入れ


 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。何から何まで霜が降りていて、冷たかったですね。天気は晴れ。寒いですが、素敵な風景が広がっていました。

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 昨日は党議員団会議でした。議案に対する賛否などの対応を協議しました。たくさんの議案があるなかでマイナンバーがらみのシステム予算が計上されているものがあり、それについては組み替え動議を出すことにしました。また、総括質疑や委員会審査の状況を見てから決めるとしたものが2件ありました。会議をやっていて気になったのは窓の外の景色です。青空が広がり、とても素敵な風景となっていたのです。米山さんも魚沼の山々もよく見えました。

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 午後の会議の途中で、要援護世帯に対する灯油代助成(福祉灯油)について中川市長に緊急申し入れを行いました。それこそ、12月議会直前という忙しい日程の中、市長や総務管理部長、福祉部長が対応してくださいました。そして私たちの要請には、積極的に受け止めていただきました。そう遅くない時期にアクションがあるものと確信しています。

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 申し入れ書は以下の通りです。

 要援護世帯への灯油代助成(福祉灯油)に関する申し入れ

 就任以来、市民生活の守り手として奮闘されていることに心から感謝申し上げます。さて、灯油価格が昨年に比べ大きく上昇し、市民生活に重大な影響を与えています。これから厳しい冬を迎える当市において、暖房用の灯油は必需品であり、灯油の値上がりは死活問題になっています。
 収入の少ない高齢者、障害者、ひとり親、生活保護などの要援護世帯にとって、灯油は生命をつなぐために欠かすことのできないものです。灯油価格高騰はコロナ感染の下で外出を自粛しているこれらの世帯に追い打ちをかけるものであり、緊急の支援策が求められています。
 11月12日、金子総務大臣は、「地方自治体が行う、生活困窮者に対する灯油購入費の助成といった価格高騰対策の経費に対し特別交付税措置を講ずる。地方自治体が生活者や事業者の支援に不安なく取り組めるよう財政支援をしっかり行っていく」と記者会見で述べました。
新潟県は、生活保護世帯に灯油価格が前年度比で18%上昇した場合で、灯油購入費助成を行った市町村に、1世帯2,500円を助成します。灯油価格はすでに18%を超えており、一刻も早い助成が求められています。
 しかし、当市には高齢者、障害者、ひとり親などの要援護世帯には助成制度はありません。生活保護世帯への助成も5,000円にすぎず極めて不十分です。年末を前にこれらの要援護世帯に灯油代の助成(いわゆる福祉灯油)を行ってくださいますよう、下記のとおり要望いたします。

1 高齢者、障害者、ひとり親家庭、生活保護世帯などに対し、1万円の灯油購入代の助成(いわゆる福祉灯油)を早急に行ってください。
2 障害者施設、高齢者施設への暖房費用助成を行ってください。
3 国、新潟県に対し、上記1,2項の十分な助成をおこなうよう要望してください。

 以 上

 きょうから12月議会です。中川市長にとっては初の議会です。どんな議会になるかは予想付きませんが、市民の立場に立って全力をあげてほしいものです。もちろん、こちらも頑張ります。

 
 

2021年12月01日

12月議会スタート、『じゃがじゃが煮』到着

 おはようございます。今朝は四度寝だか五度寝だかをして目が覚めたのは7時過ぎでした。昨夜は母のトイレ介助がいつもより多かったかも知れません。外は曇り空ですが、西の方は青空も出ています。ただ、風が強いです。冬の強烈な風です。

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 昨日から12月議会がスタートしました。中川新市長にとっては、初議会です。議員時代は質問する側でしたので、議会での答弁する側からの発言は初めてです。どうなるか注目しました。提案理由をのべるのは原稿を読むだけですので、問題は総括質疑でした。6つの会派の代表6人と宮越議員の合計7人からの質疑に、一生懸命、自分の言葉で答えようとしていた姿勢は良かったと思います。ただ、率直に言って、質疑に的確に答えるという点では不十分さを感じました。副市長を4人とする議案でも、民間からの声を聴くとして設ける政策諮問委員の議案でも、説得力はいまいちでした。ここは職員と充分議論し、準備してほしいと思います。党議員団会議では、両方の議案とも、総括質疑、委員会での審議結果を見て賛否を決めようということにしているのですが、来週月曜日の総務常任委員会審査が重要になってきました。私も委員の一人です。市民目線でしっかりと論戦していくつもりです。

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 夕方、家に戻ると、私の最新エッセイ集、『じゃがじゃが煮』が届いていました。切り干し大根づくりの写真を使った装丁はほぼ思い通りになっていました。一休みしてから、安塚へ飛びました。いっときも早く本を届けなければならない所があったからです。

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 きょうは文教経済常任委員会です。これから市役所に向かいます。

2021年12月02日

学校などのトイレの手洗い場自動水栓化めぐり議論

 おはようございます。今朝も強い風が吹いています。そして寒かった。尾神岳はかなり下まで白くなりました。いよいよ来ますかね。

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 上越市は12月定例会の一般会計補正予算に小中学校、市立保育園・幼稚園、私立保育園・幼稚園(補助)のトイレの洗い場を自動水栓に改修する予算、約1億43008万円を計上しました。いずれも新型コロナウィルス感染症対策の一環です。昨日の市議会文教経済常任委員会の審査では小中学校、幼稚園などの関係予算(9574万円)について審査が行われました。

 この中では、「(対象)施設の中にはトイレだけでなく、他の部屋にも蛇口がある。なぜトイレだけにしぼったのか」「国の対策マニュアルでは、学びの場である教室での対策を重視している。トイレからではなく、対策は教室からではないか」「国県の補助事業で対象になるものが無かったのか」などの質問が相次ぎました。

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 市教委では、「あらゆるところで感染リスクを少なくすることが大事だが、トイレ優先は学校現場の判断だ。蛇口は教育上、自動水栓でない方がいいケースもある」「接触という部分を見て、トイレの自動水栓化を目指すことにした」「国県の補助事業はない。ただ、対象となる事業が出てくれば、財源を組み替えていく」などと答えていました。文教経済常任委員会では、最終的には、この予算を含む議案は可決しました。

 委員会は午前ですべて終わりました。午後からは、私の最新エッセイ集を届けるために、板倉区へ行ってきました。

 きょうは厚生常任委員会です。活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。

2021年12月03日

雪が降って冬景色がきれい

 おはようございます。今朝はぐんと冷えましたね。今冬初めて、霜柱を見ました。草も木も白くなっています。

 昨日は厚生常任委員会審査でした。なるべく傍聴しようと思っていたのですが、緊急課題がいくつか入り、保育園の民営化、マイナンバー等の論戦を少ししか聴くことができませんでした。委員会は正午をまわって、じきに審査終了しました。

 午後は木田、三和、安塚、大島とまわりました。活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。途中、コンニャクづくりをされている家で写真を撮らせてもらいました。いい匂いがしたのです。

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 大島区の仁上の集会場を過ぎたところで目の前がパッと明るくなり、見事な田んぼ風景を見ることが出来ました。太陽と白い雪が作り出す風景は、その後、しばらく楽しめました。写真は20枚くらい撮ったと思います。そのなかからいくつかをアップします。1枚目、2枚目は仁上、3枚目は三竹沢、4枚目は田麦の風景です。

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 きょうはこれから朝市宣伝です。終わり次第、農政建設常任委員会の傍聴をします。

2021年12月04日

緊急除雪作業報償制度、委員会審査でも注目


 おはようございます。今朝は晴れています。予報を聞いて、きょうから崩れると覚悟していたので、何か得した気分です。青空も広がってきました。

 昨日は三八市での宣伝後、市議会農政建設常任委員会を傍聴しました。議案審査の中で注目したのは、新設される「緊急除雪作業報償制度」についての質問です。これについては、11月4日の災害対策特別委員会での調査、11月30日の総括質疑でも活発な議論となったテーマです。

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 委員からは、「車を出すためには一車線を開けることが必要になる。小型除雪機で片道15㍍、往復30㍍の場合、適用できないのか」「作業前と作業中、作業後の写真が必要かと思うが、手続きはどうなるか」などの質問が出ました。

 これに対して雪対策室長は、「おおむね30㍍以上、作業が行われた場合に対象となる。いわれた事例では対象とならない」「報奨金申請の際には、作業の写真とどこからどこまで除雪したかがわかる地図を出していただくことにしている」と答えました。

 災害対策特別委員会で私も強調しましたが、この制度は柔軟に運用することが大切です。報奨金の上限は5万円なのですから、30㍍に届かなくても2分の1の金額にするとか、3分の1にするなどの対応がなぜできないのでしょうか。そもそも、市道は本来管理責任者が責任を持って除雪すべきものなのです。

 昨日の委員会では、「TPP参加阻止新潟県民共闘会議」から出されていた「コロナ禍での米価下落対策と生活困窮者への食糧支援策を講じ、食料自給率の向上を求める意見書提出」を求める陳情についても審査が行われました。

 米価下落は新型コロナの問題が出る前から始まっていて、新型コロナで一気に悪化しています。そうしたなかで共闘会議では、コメ過剰在庫について、「備蓄米買入枠の拡大等で市場隔離を行うこと。また、コロナ禍における生活困窮者や学生、子ども食堂、フードバンクへの国産米提供等による支援の拡充を図ること」「国連が推進する『家族農業の10年』を成功させる農政を確立し、食料自給率の向上をめざすこと」「農業者戸別所得補償制度を復活すること」などについて政府関係機関に意見書を出してほしいと陳情したのです。

 これに対する各委員の意見表明にはがっかりしましたね。市内の農業者の声を聞いて、その声に基づいて判断してほしかったのですが、「陳情の趣旨の内容に一貫性が無い」「家族農業だけでなく、日本においては様々な経営形態に支援を出していくことが大事だ」「戸別所得補償制度の実施で土地改良がストップした。最終的には所得向上につながらない」「国やJAなどが早い段階で支援策を出している」など、まるで農水省の役人が発言しているような内容だったのです。国連がすすめている「国連家族農業の10年」についても、そもそも家族農業とは何かを理解しているのかと思わざるを得ない発言でした。

 委員会審査の前に、この陳情が不採択になる可能性が大きいと聞いていましたので、私の方で、採択しない場合、市議会として、米価下落などの問題で一致できる内容の発議などを提案してほしいと一部の会派の代表や農政建設委員長に要請したのですが、不発でした。結果は委員全員が反対で不採択でした。

 午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金でした。途中、善長寺の掲示板が替わっていることに気づきました。今回はじつに現実的な内容で、ハッとさせられます。

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 夕方の尾神岳も見ました。夕日で赤くなっていましたが、きれいでした。

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 今日は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、梅谷守さんを励ます会、党会議等忙しい一日となりそうです。

2021年12月07日

まずは市政運営の所信表明を


 おはようございます。昨日は総務常任委員会で長時間審査したのでぐったりし、朝もなかなか起きれませんでした。そとは曇り空です。

 今朝は昨日の委員会の報告です。

 そもそも市政運営の全体的な所信表明をしないで副市長を4人にする条例改正案を提出すること自体、おかしいと思います。3月議会では行政組織条例を提案したいとしながら、どういう行政組織、機構にしていくかの柱も明らかにしない。そういったなかでまずは4人体制を認めてくださいというのです。それではすじが通らないのではないでしょうか。

 昨日の総務常任委員会では、副市長を4人にする条例改正案をめぐってはげしい議論になりました。私は、上記のようなそもそも論をのべ、順序が逆であると指摘しました。公約実現のために重要な政策テーマを担当する副市長を置きたい。それは理解します。しかし、行政機構、人事体制をどんなふうにしたいか、現在考えていることの柱くらいのべてもらわないと「屋上屋を重ねる」ことになるのではないかという懸念を払しょくできないではありませんか。他の委員からも「拙速だ」などの指摘が相次ぎました。そして採決では、誰ひとり賛成するものが無く、条例案は否決されました。

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 政策諮問委員の報奨金、費用弁償の予算をめぐっても議論になりました。政策諮問委員については、「重要な政策及び施策の推進に当たり、多様な知見やノウハウを有する外部の人材からの助言や提言を得ることを目的に」設置するというものですが、今回は1人だけ先行させ、3月にはもう2人を選び、政策諮問委員会を設置するという提案でした。

 ところが、委員会では、いま選ぶ1人についても選考中で、内定すらしていないことが明らかにされました。たぶん、承諾を得られる自信があるからの提案だと理解したいのですが、この1人の人と相談して政策諮問委員会の構想も煮詰めていくというのです。委員からは、一人だけに諮問し、答えをもらう。それを先行させることに違和感があること、「拙速である」ことが相次いで表明されました。これもおかしいということでこの関連予算を削って組み替える動議が提出され、全会一致で承認されました。そして市が提出した補正予算は否決です。

 私は、市長4人制についても、政策諮問委員についても絶対反対という立場ではありません。3月議会で、あるいはその前に臨時議会が開催され、全体的な所信表明が行われ、納得のいく説明があれば賛成するつもりです。市の幹部の皆さんには再考していただきたいですね。

 きょうは本会議です。追加議案の提案もあります。夕方までかかりそうです。

2021年12月08日

子育て世帯への5万円給付予算可決

 おはようございます。今朝は小雨が降っていました。いまはやんでいます。気温は比較的温かい感じがするので、6度くらいはあるのかも知れません。

 昨日は本会議でした。市長は昨日、国が新型コロナウィルス感染症経済対策として決めた子育て世帯への臨時給付金関連予算を追加提案しました。予算額は約14億2535万円です。

 この議案については厚生常任委員会で審査されました。日本共産党議員団の平良木議員は、①5万円とクーポン券の問題等で国は迷走している。そうしたことを踏まえて、市自体での現金上乗せの検討はしていないか。また、国に対して、すみやかに現金で給付してほしいという働きかけはしていないのか、②子育て世帯への支援も大事だが、子どもさんのいない非正規で働いている方の困窮の度合いがますます激しくなっている。こうしたところへの横出しの支援は検討しているか、③手続きでは、申請書を郵送するというが、なかなか返って来ないこともある。その対策、手だてを考えているか、と質問しました。下のイラストは委員会の審査風景です。

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 これに対して担当課長は、「国への働き掛けは行っていない。いま、国から示された5万円の年内給付のためにチームをつくって全力をあげている」「今回の閣議決定のなかに非課税世帯、困窮世帯への10万円給付という案も出ているので、手だてがあるものと思っている。通知があれば、速やかに対応する」「国から期限が示されていない。期限が決まったら、それに合わせて通知する。(申請書が)返ってこない人には何らかの手立てを講じていく」と答えました。

 平良木議員は再質問で、「200万円以下は困窮世帯と言われているので市独自の支援が必要だ」と重ねて要求しました。これに対して担当部長は、「クーポンとなるか現金となるか、その動向を見て対応を考えていきたい」としました。ぜひ実現させてほしいですね。今回の追加予算は昨日採決し、全会一致で可決しました。

 昨日は一般質問も行われました。滝沢議員等3人が登壇し、市長の政治姿勢などについて質問しました。この中で一昨日、否決された一般家計予算の政策諮問委員の予算について、中川市長は、「あらためて慎重に検討する」と答弁しました。今後、どういう対応をしてくるのか注目です。

 昨日はうれしいことがありました。上越市出身の佐藤正幸さんが『けんたのさんりんじてんしゃ』という絵本をこのほど出版され、それをプレゼントしていただいたのです。本は病気で入院中のお母さんへの感謝の気持ちを伝えるために、少年時代の自転車乗りについての思い出を元に書かれた物語です。

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 三輪車を改造し、二輪の自転車にしようとして失敗した「けんた」少年。「けんた」はしかられると思いながらも正直にことのいきさつを話します。すると、母ちゃんは「そうか、そうか」と言って「けんた」の頭をなでてくれた、、、。

 佐藤さんの文も素敵ですが、中北幸次さんの挿絵がまたあたたかくて、ほれぼれしてしまいました。本の中で使われている米山さんの写真は私の撮影です。私の写真を使っていただいたのは吉村恵美子さんの『やまぼうしの歌』(北越出版)に続いて、今年は2冊目です。有り難いです。

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 きょうは一般質問の続きです。夕方までかかるでしょう。

2021年12月09日

副市長4人制議案などで大きな動き

 
 おはようございます。今朝は6時半頃になって、やっと起きたうえ、活動レポートの作成に手間取り、ブログを書く時間がなくなりました。外は晴れ、久しぶりのいい天気になりました。

 昨日は朝早くから大きな動きがありました。6日の総務常任委員会で、副市長を4人にする条例、および政策諮問委員報償費等を含んだ補正予算が否決された事態を受けて、市長および八木理事が正副議長及び総務常任委員会正副委員長に、市の対応について報告したのです。その中身は、議会最終日に予定していた副市長人事議案の提出をしない、政策諮問委員経費を含んだ予算については修正案を出すというものです。市長側から議長などに提示された文書は以下の通りです。

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 午前10時からは一般質問でした。牧田議員からはじまって宮崎議員まで6人が登壇し、市長の選挙公約、政治姿勢などをただしました。

 12年ぶりに新しい市長が誕生したことで、これまでの政策がどう変わるか注目していました。現在の総合計画についても、公の施設の「適正」計画についても変更しないということでした。その点は不満ですが、はっきりと変わることが見えてきたものがいくつか明らかにされました。

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 そのひとつは柏崎刈羽原発に対する対応です。UPZ圏内の自治体首長として、原発再稼働については事前了解権を含んだ安全協定をめざすと表明したのです。関係7自治体で力を合わせていくとのことでした。

 地域協議会や地域活動支援事業についても新しい動きが出てきそうです。地域協議会については「位置付けそのものも考えていきたい」と答弁していました。地域活動支援事業については、新年度どうするか、いま職員と検討中だということでした。

 このほか通年観光を打ち出したことによって、観光政策は基本的なところから見直すことになりそうな気配です。

 昨日は帰宅してから、活動レポートの作成作業に入りました。でも、疲れていて集中できなく、なかなか前に進みませんでした。

2021年12月10日

一般質問3日目


 おはようございます。今朝は7時20分まで寝てしまいました。11時過ぎには布団に入ったのですが、朝までにトイレ介助で4回ほど起きました。どうしても、朝方の最後の眠りが深くなりがちです。今朝も晴れ、雲はありますが、いい天気です、この時期としては。写真は今朝の米山さんです。

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 昨日は一般質問3日目でした。石田議員から始まって7人が登壇しました。きつかったですね。石田議員は選挙についてテーマの一つにしていました。ひょっとすれば、選管も認めたという違法ビラの件も触れるかと思ったら、まったく出ませんでした。調査中だということで遠慮したのかも知れません。でも、選管としてはひとことほしかったですね。

 昨日も通年観光をめぐる発言が続きました。「春日山城を上杉謙信のの聖地として本格的に整備する」という問題、私もなかなかイメージをつかめないでいるのですが、昨日のやりとりを聞いてもよく理解できませんでした。こちらもよく勉強しないといけません。

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 ストラットン議員が外国人市民が安心して暮らせる環境整備について質問していました。そのなかで「やさしい日本語」について言及があり、注目しました。日常生活で必要となる言葉を、わかりやすい日本語で使う、すでに各地で取組が始まっているそうですが、初めて聞く言葉でした。大事なことの一つだと思います。

 きょうも一般質問です。

2021年12月11日

一般質問4日目。上野議員も登壇。


 おはようございます。今朝は7時半過ぎに電話で起こされました。昨夜は母のトイレ回数が多く、よく眠れなかったのです。外は小雨ですが、遠くの妙高山方面は青空が見えます。上越は広いですね。

 昨日は一般質問4日目でした。波多野議員から始まって、池田議員まで7人が登壇し、市長の政治姿勢や公約などについてただしました。市長答弁は全体的にコンパクトでした。もう少し詳しく語った方がいい場面もありましたが、それは今後、改善されるでしょう。

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 7人の中には日本共産党議員団の上野議員もいました。同議員は就学援助制度、奨学金、財政調整基金をとりあげて教育長や市長に見解を求めていました。

 このうち就学援助制度に関しては、認定基準を生活保護基準の現行の1.3倍以下から1.5倍以下に広げるよう求め、援助対象品目もオンライン学習通信費、クラブ活動費なども対象にできないかと問いました。答弁の中で早川教育長は、認定基準の変更は考えていないとしましたが、、援助対象品目の拡大については「調査を改めてかけながら費目の拡大ができるかどうか検討していきたい」としました。

 また奨学金に関しては、中川市長は返さなくてもいい給付型の奨学金の実施を公約に掲げていましたので、上野議員は、その検討着手や提案時期などをただしました。市長は、「関係部でどういう形がいいか議論を本格化させていく」とのべ、企画政策部長も「運用を含め、来年度中には方向性を示せるようにしたい」と答えていました。これは大きく動きますね。

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 昨日の一般質問では高山、鈴木、安田と3人の女性議員が登壇し、トイレ改修、子育て支援などについて質問しました。3人とも昨年市議になったばかりですが、ある議員は、「この1年でどんどん質問がうまくなっていくね」と感心していました。長年、議員をやっている者も頑張らないといけませんね。

 本会議が終わったのは17時半頃でした。その後、浦川原経由で大島区へ行ってきました。「しんぶん赤旗」日曜版の配達とその他の用事があったのです。18時半を過ぎて、真っ暗でしたので、訪ねた家ではびっくりされていました。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。午後からはイベントがいくつかあります。大忙しです。

2021年12月14日

難聴対策、病院再編等で一般質問

 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。昨夜はほとんど眠れなかったので、頭がぼーっとしています。写真は配達後、ごみ出しの際に下中条にて撮りました。

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 昨日は一般質問の最終日でした。大島議員から始まって5人が登壇しました。このなかには日本共産党議員団の平良木議員と私が入っています。平良木議員は地球温暖化対策一本に絞って質問を繰り広げ、前向きの答弁をいくつも引き出していました。

 私は難聴対策と医療問題がテーマでした。このうち難聴対策については新潟県内で補聴器購入助成制度が11市町村に広がっていることを紹介し、当市においても、18歳以上の軽度、中度難聴者を対象に実施するよう求めました。市長は、「現在、18歳以上の軽・中等度難聴者への支援は行っていないが、軽・中等度難聴児の皆さんの中には、18歳以降も日常生活を送る上で補聴器が欠かせない方もおられ、このほかにも、突発性難聴の発症などにより、新たに補聴器が必要となる方もおられる。補聴器の購入補助を行う自治体が増えてきていることは承知しているので、市としても、今後の補助制度の在り方について検討してまいりたい」と答えました。良かったです。

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 医療問題では、県が進めようとしている県立病院(当市では、具体的には柿崎病院が対象)の市町村移譲方針について、市長は、「引き続き、県による柿崎病院の運営を求めてまいりたい」との答弁でした。これも歓迎です。ただ、「重点支援地域」の指定に関する認識に私とズレがあることが判明しましたので、新潟県や厚労省が出している文書を基に、厚労省の病院再編、病床削減につながるものだということを明らかにし、認識を改めて対応してほしいと要請しました。

 私のパソコンはまともに文字入力が出来なくなりました。なんとかしなければなりません。きょうは休会日です。

 

2021年12月16日

副市長4人制、本会議で否決


 おはようございます。今朝は5時半に起床して、事務所で活動レポートの作成作業をしています。一晩眠かせるだけで、文章はだいぶ変わるのですが、今回は変換ミス(1か所)の修正だけでした。外は曇り空です。あまり寒くありません。

 昨日は本会議でしたが、その前に議会運営委員会がありました。国の18歳未満の子どもたちへの10万円給付をめぐる混乱から、議会はまたまた会期延長となりました。議会の一部に「総括質疑をやめて16日ですべて終わりにしよう」という声がありましたが、何を考えているのでしょうね。

 本会議では常任委員長報告の後、討論が行われました。

 注目の副市長を4人にする副市長定数条例の一部条例改正については、鈴木めぐみ議員が賛成の立場で、「市長の公約であり、多数の応援した市民がいて、上越市政の改革にすぐ必要である」「上越市の人口減少は止まらず、1年かけて検討する時間はない」「市民が求めているのはスピードと実行力だ」などとのべました。反対の立場からは、「部局のスリム化と合わせ、組織改革の全体像をはっきりさせてから提案すべきで、性急な提案だ」(宮川議員)、「改革の全体の理念、目的があいまいだ。まず、将来ビジョンを明らかにし、行政執行体制を変えて副市長を置く、これが肝だ」(宮越議員)などの討論がありました。

 日本共産党議員団からは平良木議員が登壇、同議員は副市長定数条例の一部改正だけでなく、マイナンバーカードの健康保険証利用を勧奨するための経費を増額する国民健康保険特別会計補正予算、保育園の民営化を推進する保育所条例の一部改正、さんわ保育園にかかる財産の無償譲渡について反対理由をのべました。このうち、副市長定数条例の一部改正については、「市政運営の全体的な所信表明を抜きにして、副市長を4人にするというのは納得できません。行政組織条例は後日提案したいとのことであれば、どのような行政組織、機構にしていくかの柱だけでもまず明らかにすることが必要です。こうした順序を踏まずに提案された今回の議案には賛成できない」とのべました。

 討論の中で、「副市長を4人にする」ということは市長の選挙公約だとして認めたのは鈴木議員と宮川議員ですが、私たちは選挙公約だと言うなら「動画だけでなく、公約文書(マニフェスト)にも入れるべきだった」という立場です。

 採決の結果、副市長の定数条例改正については鈴木議員1人の賛成、他は反対で否決となりました。また、日本共産党議員団が反対した3つの議案は私たちだけが反対、そとは賛成だったので可決となりました。

 昨日は午後から最新エッセイ集『じゃがじゃが煮』の配達と「しんぶん赤旗」の集金でした。夕方、夕焼けを昨日も楽しむことが出来ました。

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 きょうは、午前に総務常任委員会の所管事務調査、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2021年12月17日

総務委所管事務調査、「しんぶん赤旗」日曜版配達

 おはようございます。今朝は5時30分過ぎに起床し、活動レポートの修正、印刷をしました。今回は時間的な余裕がな刈ったこともあって、修正作業はごく一部にしました。外は小雨です。夕方からは雪の予想なので、「しんぶん赤旗」日曜版の配達も少しだけですがしてきました。

 昨日の午前は総務常任委員会の所管事務調査でした。正副委員長がまとめた文書を基に意見交換しました。全委員が感想や意見をのべたのですが、「平成17年の合併は対等平等だと言う人がいるが編入合併だ」「地域協議会はいらない」などの意見を発表した委員もいて、それに反論しなければなりませんでした。来年4月までも委員会としての見解、提言をまとめるというのですが、先がなかなか見えません。

 午後からは活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。子のところ、天気が続いているので四季桜がいっぱいの花を咲かせているところがあちこちに見られました。また、この時期としてはめずらしく天日でサツマイモを使った干し芋づくりをしている家もありました。

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 大島区では何軒かでお茶をご馳走になりました。そのうちの1軒ではクリタケ(アラレボウズとも言うのだそうです)や切り干し大根などを使った煮物をご馳走になりました。味付けが抜群でたくさん食べさせてもらいました。

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 気になったのは旧旭小学校跡地にあるモニタリングポストです。もうすぐ雪が降るというのは冬囲いがしてないのです。昨冬、電光表示器が壊れたので、今年は何らかの対策がとられるものと思っていただけに、どうなっているのかと思いました。

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 きょうは本会議、委員会審査などがあります。

2021年12月18日

議会最終日


 おはようございます。今朝は除雪機械の音がしたので、起きてから、こわごわと外を見たのですが、雪は数センチしか積もっていませんでした。助かりました。でも風が強かったので、山間部ではたくさん積もったかも知れません。写真は地元事務所前です。

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 昨日は12月議会最終日でした。18歳未満の子ども世帯への10万円の特別給付については、上越市でも全額現金給付となりました。質疑では日本共産党議員団の平良木市議が、①当市が全額現金支給という方式を最終的に選択した理由と経緯、決断した時期、②7日に追加議案を議決して、すでに給付の準備に入っていたと思われるが、今回の10万円現金給付方針への変更に伴い、事務上の混乱はなかったか、等をただしました。また委員会審査においても、離婚世帯の対応等でやりとりが行われました。イラストは昨日の厚生常任委員会の様子です。

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 議会が終わったのは午後1時半過ぎでした。その後、私用で銀行などへ行き、午後3時にはある介護施設へ行ってきました。90代の女性で、茶筒を使って面白いダンス(踊り・遊び)をしている人がいるということを聞き、訪ねたのです。その人によると、80数年前、高田のゴゼさんからお母さんが習い、お母さんからその女性は習ったと言います。茶筒ダンスは実演していただきましたが、これは頭の体操になります。取材したときの話は26日発行のレポートに書く予定です。

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 きょうはこれから朝市宣伝です。その後、集金等色々あります。

2021年12月21日

定例会後初の議員団会議

 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。暗い中での配達は景色が見れないのでつまらないですね。外は曇り空です。

 昨日は党議員団会議でした。12月議会の振り返りや新年度予算要求をめぐって活発な議論をしました。12月議会のまとめみたいなものは議員団ニュースの26日号に掲載する予定です。また、予算要求は本日、行います。

 午後、仕事が一段落してから最新エッセイ集『じゃがじゃが煮』の配達をしてきました。入らないでもよかったのですが、お茶をご馳走になり、積もり積もった話をたっぷりとしてきました。だしていただいた漬物、果物が美味しかったです。

 夕方、時間があったので直江津海岸に行き、無印良品にも顔を出してきました。そこで、本の販売コーナーで見つけたのが、無印良品の文庫本です。「人と物」シリーズとして10冊ほど出ていたのですが、1冊の本に絞りきれなくて、3冊買ってしまいました。〝あれも読みたい、これも読みたい〟という思いでの衝動買いです。1冊550円という安さもありましたが。

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 買ってどうしたか。夜の会議が終わってから、〝あれも読みたい、これも読みたい〟という思いが続き、3冊を並行して読み進めました。佐野洋子は物語の展開が面白い、個性あふれるイラストもいい。茨木のり子はまずエッセイからです。「美しい言葉とは」を読みました。濱谷浩はいうまでもなく写真、雪の「雁木」通りで挨拶を交わす風景が素敵です。それに濱谷のコメント、人をぐいっと惹きつけます。「人間は、いつか、自然を見つめる時があってもいい」。いい言葉ですね。

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 きょうは市役所で会議が2つもあります。

2021年12月22日

会議や研修会など相次ぐ

 おはようございます。今朝は7時過ぎに起床しました。昨夜は党務で糸魚川市に行き、帰宅したのが22時近くになりました。その後、原稿を書いたり、絵を描いたりしていたので寝たのは午前1時過ぎでした。外は曇りです。雪はほとんど消えました。

 昨日は午前9時半から中川市長に新年度予算編成に関する要望書を提出しました。要請書は新型コロナから市民の命と暮らし、医療を守るなど7つの柱、118項目の内容が盛り込まれています。要望書を受け取った中川市長は、「検討させていただきます」とのべていました。要望書提出後、議員団は市長と懇談、市長の激務と健康管理、今年の忘年会、副市長4人制問題などについて和やかに懇談しました。要望書は下線の付いたところをクリックしてごらんください。

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 午前10時からは農政建設常任委員会でした。委員会では第4次上越市食育推進計画案の審査が行われました。私は傍聴です。

 今回の計画案では、生涯にわたる食を通じた心身の健康づくり、食文化の継承、食育推進に向けた連携促進などが盛り込まれています。昨日の審査では、「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進のあり方、地産地消を進めていくうえでの課題等が議論されました。

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 市側は「地域で作ったものを食べたい。これに生産現場、消費者の双方が迫っていくことが必要」「西洋化された食文化を取り戻したいと思っていた」「タイミングと量をどう確保できるのかという問題がある」などとのべていました。

 議論を聞いていて、「食を楽しむ」工夫、子どもの頃から郷土料理を食べる大切さなどを再確認しました。

 午後からは上越市食料農業農村議員連盟の研修会でした。テーマは農業を取り巻く情勢。上越市農業再生協議会事務局長の宮崎豊さんと上越地域振興局農林振興部副部長の藤田悟さんから講師を務めていただきました。

 このうち宮崎さんは、戦後の農業政策を概括した後、経営規模別の経営体の動向を明らかにしました。そして、コメをめぐる動きとして、60キロ当たり2000円もの米価下落、「加工米がハシゴを外され」、非主食米はエサ米主体の生産となっていることなどについても報告しました。宮崎さんは、最後に、「転作のハードルが高くなってきている。これから農業経営体をどう維持していくか考えなければならない」とのべていました。

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 藤田さんは、新潟県の農業情勢について報告しました。新型コロナの影響もあって、米の需要が急速に減ってきていること、農業の担い手は平均年齢が60代後半で、中山間地へ行けば、70代に突入していることを明らかにしました。当面する最大の課題は、新規就農者の確保、担い手の確保だと訴えていました。

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 昨日の研修会は一気に深刻化している県農業、上越市農業の実態を明らかにしていましたね。今後は、国の農業つぶしをどうやめさせるかです。そのことなしに、市の食糧農業農村基本条例を元にした基本計画、アクションプランづくりはうまくいかないと思います。

 きょうはお昼頃から先の総選挙、市議補選の振り返りの会、夕方からは梅谷衆院議員との意見交換に参加する予定です。

2021年12月25日

文経委で第三セクター健全化の議論

 おはようございます。今朝は6時前に起床し、事務所でデスクワークをしています。外は曇り、雨も雪も落ちていません。

 昨日は、この時期ならではの風景が見られました。米山さんや尾神岳の低いところで雲が発生していたのです。

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 昨日は午前に文教経済常任委員会の所管事務調査が行われました。議題は産業観光交流部が所管する第三セクター等の経営健全化についてです。具体的には㈱よしかわ杜氏の郷、㈱うみてらす名立が対象でした。私は所用があり、一部しか傍聴できず、インターネットで視聴しました。

 委員会では小田産業観光交流部長が冒頭説明し、質疑が行われました。このうち㈱よしかわ杜氏の郷に関する質疑は1時間20分にも及びました。

 ㈱よしかわ杜氏の郷に関して、小田部長は、「同社は平成11年に、酒米の生産と地酒醸造、販売を通じて地域農業の発展、農業の所得向上を図ることを目的に設立された。建設当初から日本酒の需要は下降傾向が続いていて、新規の酒蔵として販路の拡大、販売額の増加が思うようには進まなかった。また設備と生産計画に差異が生じる等経営状況はきびしい状況が続いてきた」「今年度も上半期終了時点で1230万円の損失が続いていて、直ちに債務超過とはならないが、抜本的な経営改革に取り組む必要がある」「第三セクター等評価委員会からは2年連続で〝課題あり〟の評価を受けていて、製造原価の見直し、中長期的なビジョンの策定の必要性とともに、民営化の検討を強く指摘されている」「今後は、地域の酒づくり文化の継承と従業員の雇用継続を念頭に、地域や他の株主などの関係者と民営化を踏まえた協議を行いながら、これまでの設立の経過を考え、まずは地元企業への譲渡の可能性を探ってまいりたい。スケジュールとしては来年10月までに譲渡したい」とのべました。

 委員からは、「経営を数字的に見ると、民営化はやむを得ないと思うが、市としてはどういう努力をしてきたのか」「地域協議会への説明とその反応はどうであったか」「施設の更新と民間譲渡との兼ね合いをどう考えているか」「ここだけでなく他の第三セクターにも関係するが、第三セクターの(民営化の)判断は、どのタイミングでするのか」「営業はどういう体制で行われてきたか」などの質問が相次ぎました。

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 これに対して市側は、「市職員への販売促進などを進めるとともに、経営アドバイスもしてきた」「一番の課題は普通の民間の酒蔵と比べて経営体制が脆弱であることだ」「地元地域協議会へは11月18日に説明をしてきた。地域で盛り上げていく必要がある、民営化になっても市からも見守ってもらいたいなどの声はあったが、反対の声はなかった」「建物も施設も会社のものであり、市所有施設のように市が更新することにはならない」「このまま放っておくと、借入金が増加し、債務超過に陥ると想定している。いまのこの時機に何らかの対応をしていかねばならないとだめだということで提案させてもらっている」「営業課長がいて、そこを中心に酒屋まわり、スーパーまわりなどをやっている。また、ここの特徴だが、東京の生協ともつながっている」などと答えていました。

 午後からは地域医療構想をめぐる学習会及び意見交換でした。このなかで、新潟県が12月3日に取組文書を公表していることも明らかにされました。救急対応や医師の体制等についても具体的な踏み込みがあり、一般質問の前に読んでおきたかった資料だと思いました。どうあれ、地域医療構想の動きは目を離せません。いまのうちに手を打たないとたいへんなことになりそうです。

 夕方、いっとき南の方が赤くなりました。この時期としては貴重な風景です。

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 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2021年12月28日

うれしい知らせと悲しい知らせ

 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。時どき強い風が吹き、こわかったですね。

 昨日はうれしいニュースと悲しいニュースが届きました。

 まずはうれしいニュースです。ある人にすすめられて大島区「景観・いきいき写真コンクール」に応募していたのですが、昨日、事務局から知らせがありました。最優秀賞、優秀賞に次ぐ特別賞を受賞したというのです。審査員さんの講評では、「日本の秋の原風景をよく捉えている。黄金色に輝く大イチョウと古民家の対比、手前の水田に映るそれらの景色が田舎感を醸し出している」とありました。写真コンクールは初めての応募ですが、励みになります。

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 悲しいニュースは伊勢崎市に住む従兄が亡くなったという知らせです。先日、テレビ電話したばかりなのに信じられませんでした。この従兄は祖父・音治郎の血をまっすぐ引き継いだ顔をしていたこともあって、大好きな従兄のひとりでした。残念です。

 昨日は活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。三和、浦川原、大島、吉川と回ったのですが、大島区では思っていたよりも雪が少ないので助かりました。それでも除雪車が出ていました。夕方、従弟の家でお茶をご馳走になりました。ここの嫁さんはなかなか器用な人で、昨日はブルーベリーなど自家製のジャムをパンにつけていただきました。下の写真の1枚目、2枚目は大島区旭地区で、3枚目は吉川区川谷地区で撮ったものです。

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 家に戻ったら、母が通っている介護施設からカレンダーが届いていました。このカレンダーは手づくりで、よくできているなと感心しました。

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 昨夜は活動レポートの修正作業を行いました。前号から何日も経たないうちにバタバタと作成したこともあって、修正前のものには間違いが多く、何か所も手直しをしました。一般紙には1月1日か3日に折り込まれます。

2021年12月29日

来年度の地域活動支援事業で方針示される


 おはようございます。今朝は6時半に起床し、除雪作業を行いました。私の車だと何とかわが家に車が入るのですが、きょう、母を迎えに来る介護施設の送迎車は無理と判断したからです。除雪は事務所前もしたので約1時間かかりました。

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 昨日は総務常任委員協議会、委員会が連続して開かれました。委員協議会は市選管から先の衆院選、上越市長選などでの対応の誤り、ミスについて報告があり、一定の質疑が行われました。質疑の中心は市長選での法定ビラの扱い、顔写真入りで候補者名も入っているビラを問題ないと判断する考えられないような対応をめぐり事実関係を訊く質問が相次ぎました。

 委員会では来年度の地域活動支援事業について、自治・市民環境部から説明があり、質疑が行われました。

 説明によると、①地域活動支援事業は来年度をもって終了する、②来年度は経過措置として続ける、③予算額はこれまで通りとしたい、④事業申請の審査は地域協議会でなく、今回はこれまでの審査基準を参考にしながら行政側で行う、⑤この事業の審査に費やしてた時間は自主審議に活用していただきたいと思っている。⑥1月6日の全区の地域協議会委員を対象にした市長の話のなかでこの方針を伝える、とのことです。

 委員からは、「1月6日の配布資料があるなら私たちにも見せてほしい」「審査基準はこれまででいいのか。全区で統一の考えはないのか」などの質問が相次ぎました。担当部からは、「配布資料は考えていない。審査はこれまでの各区のものを基本にしながら、それぞれの区で検討していきたい」などと答えていました。

 午後3時過ぎからは地元に戻り、「しんぶん赤旗日曜版の配達、集金で動きました。下の写真は柿崎区の浄土真宗本願寺派寺院、浄善寺の掲示板です。

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 きょうは「しんぶん赤旗」の集金等で動きます。

2022年01月12日

『じゃがじゃが煮』の配達と会議


 すごい風が吹いています。外からはゴーゴーという音がずっと聞こえてきています。おはようございます。強風ですが、ありがたいことに雪を伴っていません。雪が降っていれば、猛烈な地吹雪になっているでしょうね。写真は今朝の風景です。風は写せませんでした(笑)。

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 昨日は午前中に、エッセイ集『じゃがじゃが煮』の配達でした。高田方面に行ってきたのですが、そのうちのお一人は事業家の方です。これまでの事業のご苦労されたことや、お父さんがされていた仕事のことなどを語っていただきましたが、あまりにもドラマチックな話なので引き込まれました。この方とはこれまで何度か顔を合わせていたのですが、一緒にコーヒーを飲み、語り合ったのは初めてでした。私の写真やイラストなどにも興味を持ってくださっていて、とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 午後からは党議員団会議など2つの会議がありました。このうち党議員団会議は今年初めてです。昨年の12月議会で問題となった副市長4人制や政策諮問委員のこと、地域活動支援事業の廃止と当面の対応、新型コロナ対策等で議員団の見解統一をしました。また、今月28日(金)18時30分から大潟区のジムリーナ会議室にて党議員団主催で議会報告会を行うことを決めました。新型コロナ感染対策をしながら、市民の皆さんのご要望やご意見をお聞きしたいと思っていますので、よろしく願いします。

 きょうはこれから議会各派代表者会議です。午後から打ち合わせも一つ入っています。新たな生活相談も入ってきました。

2022年01月13日

生活相談相次ぐ


 おはようございます。今朝は寝坊しました。昨夜、活動レポートづくりが思っていた以上にたいそでした。やはり、休むとその後がきついですね。それに、議員団ニュースと記事をたぶらせないようにとしたことで、時間がかかりました。外は5㌢ほどの雪が積もりました。

 昨日は午前に各派代表者会議がありました。議長、議員などの報酬についての協議がメイイン、今回も据え置きということです。当然でしょう。委員会室のマイク設備、タブレット端末の更新等の予算要求についても合意しました。私からは新型コロナ対策特別委員会開催の検討をしてほしいと、要請しました。

 昨日は生活相談も続きました。新年早々の相談ですが、関係課職員からは丁寧に対応していただきました。助かりました。

 お昼は直江津の「あひる」へ行きました。そこでは近所の方なのでしょうか。お客さんの一人から、いこいの家のお風呂は絶対にやめないようにしてほしいと要請されました。その後、高田で打ち合わせ、板倉区まわりで帰宅しました。

 きょうは新年初めての活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。新年の挨拶も兼ねますので、時間がかかると思います。

2022年01月18日

地域協議会をめぐって議論

 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。柿崎区、大潟区で少し雪が降っていましたが、そのほかは雪は降らず、風も弱く助かりました。いまも外は落ち着いています。

 昨日は午前10時から総務常任委員会の所管事務調査でした。委員長から「地域協議会の課題とこれからの方向性及び解決策」について各委員から出された意見も入れてまとめてみた。意見を出した委員から説明をしてもらい議論していきたいと提案がありましたので、私の方から1つ議事進行の提案をさせてもらいました。

 それは地域活動支援事業について、別途、緊急提言すべきではないかということです。というのは、6日の地域協議会会長会議で、市が新年度、地域活動支援事業の取組に当たって、審査は行政側で行うなど従来のやり方を変更する方針を示していることに疑問や意見がいくつも出されたからです。この会議を受けて行政の方では、会長会議での意見を踏まえて検討したいと地域協議会で説明しています。私はこうした動きがでているなかで議会の考えを緊急にまとめて出すべきではないかと提案したのです。しかし、一部の委員からは「事前審査に当たる」などといった理由で反対の声が出ました。委員長からは、当初の予定通り進めていくがその中で新年度の地域活動支援事業について議論していくことでどうか」と提案がありましたので、私も了解しました。ただ、新年度の進め方について行政側が会長会議を踏まえた新たな方針をまだ示していない段階で、「事前審査に当たる」というのはおかしな話ですね。

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 委員会では昨日、「設置目的と期待された役割」「問題点」について議論しました。「設置目的と…」についてはすぐ終わったのですが、自主自立のまちづくり、行政サポートと地域協議会の自主性をめぐって活発な議論が行われました。私からは地域協議会から出された答申や意見書への行政の対応、地域計画づくりが不発に終わったこと(13区では第5次総合計画審議のなかで進められたが、最終的には総合計画に反映されなかった)などを問題にしました。これらは20日16時からと31日13時30分からの総務常任委員会で議論が続行されます。

 委員会後、何人かの地域協議会会長さんや委員さんと懇談しました。そこで一番話題となったことは新年度の地域活動支援事業についてです。私としては昨日の委員会で、「審査方法、採択方針は従来通りとする」という提案する予定だったことを明らかにしました。この点について、みなさん賛成でしたね。

 午後からの会議の前に本屋さんに行ってきました。そこで目に入ったのは『飛ぶ教室』(エーリヒ・ケストナー著、新潮文庫)です。名作ですが、私としてはケストナーの友人であったヴァルター・トリアーの絵に惹かれました。とくに本文中で挿絵として描かれた線画は力強さがあるし、陰影部分の描き方がまた上手いのです。それだけで購入することにしました。大いに参考にしたいと思います。

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 きょうもこれから会議です。

2022年01月20日

除雪作業もあって朝は大忙し


 おはようございます。昨夜からの降雪は多く、午前6時から除雪作業をしました。事務所駐車場、家の前、県道からの乗り入れ道路約30メートルだけにしぼり、約1時間半がんばりました。ただ、いまも降り続いていて、夕方までには再度除雪しないとわが家には入れないでしょう。

 昨日は母をショートに送った後、除雪、買い物、デスクワークでした。時間がありそうで、ほとんど余裕がありませんでした。ただ、さすがに、夕方になったら疲れが出て、目がぱちくり。活動レポート作成に手間取りました。

 きょうは、いま、印刷が終わったので、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。市役所では午後から議員勉強会などが3つ続きます。

2022年01月21日

議員勉強会など連続開催

 おはようございます。今朝は7時過ぎにやっと起床しました。一昨日からの寝不足に加え、昨日の除雪の疲れがどっと出た感じです。外は曇り時々晴れ、と言ったらいいのでしょうか、曇りですが、青空がちょっぴり出ることもあります。

 昨日は大忙しでした。活動レポートを印刷後、ポスト下ろし、配達に出たのですが、思っていた以上に雪の降りが強く難儀しました。吉川、大潟、直江津、木田と車を進めたのですが、スピードは出せないし、渋滞もありました。こういう降り方が何日か続くと、昨年のようになるんでしょうね。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会でした。このうち議員勉強会はオンラインで行われ、コミュニティデザイナーとして有名なstudio-L代表の山崎亮さんが講師。「住民参加によるコミュニティデザインの視点から観光を考える」をテーマに語りました。コミュニティデザインというのは、ひと言で言うと「地域のコミュニティと一緒に何かをデザインすること」だそうです。次期総合計画づくりという大きな仕事をかかえている当市としては、いい企画だったと思います。各地での実例に基づく、まちづくりのワークショップのあり方、計画づくりの仕方についてなどを学ぶことが出来ました。ただ、残念だったのは、レジュメ、パワーポイントの写しなどが用意されておらず、話の展開がよく見えないところがありました。話題の引き出しがものすごく多い人だけに、しぼりきれなかったのでしょうか。

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 議員勉強会後は総務常任委員会でした。冒頭、委員長から、「担当課より地域活動支援事業(令和4年度)の実施で説明がある。これについては急なことなので勉強会としたい」という提案があり、その時間を先行させたところ、委員からは質問や意見が続出し、会議終了時間になってしまいました。

 自治・地域振興課長が説明した「地域活動支援事業(令和4年度)の実施に関する考え方(案)」はすでに牧区地域協議会などいくつかの地域協議会で説明したものです。その内容は、6日の地域協議会会長会議で出された意見を踏まえ、検討した結果、「市による審査を基本としながらも、『地域協議会が令和5年度予算案への反映を視野に入れた自主的審議を行うことを前提に、地域協議会として地域活動支援事業の審査、採択を行う意向のある場合は、令和3年度同様に地域協議会へ審査等を依頼する』ことを考えている」というものです。

 この説明を聞いた委員からは、「6日の方針が大きく転換された、その理由の説明をしっかりしてほしい」「行政側で審査するとしていたが、そのことについて職員で合意納得はできていたのか」「事業申請者が審査に加わるというところがいくつもある。それを認めていいのか」「もっと地域分権について深く議論し、その点を説明できるようにしてから提案すべきだ。拙速という感じがする」などの声が相次ぎました。

 昨日は一般会計補正予算の専決処分も行われました。新型コロナに関係する内容ですので内容面では賛成ですが、全議員が集まっているその日に専決処分というのはおかしいと思います。

 きょうは除雪、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2022年01月26日

新型コロナ対策特別委、7か月ぶりに開催


 おはようございます。今朝は7時半近くになって、やっと起きました。夜中に何度も起きると最後の眠りが深くなります。外は早い段階では小雨でしたが、いまはさわやかな青空が広がっています。

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 昨年6月1日以降開催されてこなかった市議会新型コロナウィルス調査対策特別委員会が昨日、ようやく開催されました。会議では、市が市内における感染状況とその対応、ワクチンの3回目接種、小中学校における感染状況、経済対策などについて報告し、委員が質疑を行いました。ただ、今回はこれまでの委員会のような市への提言、まとめは行われませんでした。いくつもの重要な質疑があっただけに残念です。質疑のうち、いくつかを紹介します。私のメモにもとづいて書きましたので、正確さに欠けるところがあるかも知れません。また、やりとりの言葉通りではありません。ご承知置きください。

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(上野委員)第3回専門家会議の中身が気になる。どんなことが話し合われたのか、会議録をみたいと思ったがまだ公開されていない。いつになるのか。
(田中健康づくり推進課参事)委員長から確認してもらっている。本日、公開される。
(滝沢委員)新型コロナの第6波が高速でまん延している。国の方針、県の方針があるなかで市独自の視点、対策はあるのか。
(八木理事)国県の動向を把握した上で、市内の感染状況を見て、独自の対応を考えていくことになる。
(中土井委員)PCR検査センターが増え、市民が安心しているが、感染者が早いスピードで増え続けている。入院ベッドの稼働状況等はどうなっているか。
(田中健康づくり推進課参事)市内では上越病院、中央病院、センター病院で48床あるが、市内の感染者だけ使用するのではなく、新潟県の采配のもとで全県の感染者用として使っている。
(中土井委員)市内の高齢者施設で2か所感染者が出たと聞いているが、デイサービス等の利用ができなくなった場合、ヘルパー利用などの調整はうまくできるのか。
(八木理事?)(同じ事業者のなかで対応することを基本に、場合によっては別の事業者で対応してもらうこともある)。市でも可能なかぎり早く調整できるようにしていきたい。
(大島委員)市内のコロナ感染者のなかのオミクロン株はどれくらいかわかるか。
(田中参事)1月14日時点で、全県で97.4%がオミクロン株ということだ。県からは資料をいただいていないが、当市にあっても、90%以上と推測される。
(宮崎委員)第6波のなかで濃厚接触者の概念は広くなったのか狭くなったのか。市民は心配している。
(田中参事)濃厚接触者の概念(定義)は一貫している。変わらない。陽性者と1㍍以内で接触した人、陽性者と15分以上接触した人、感染防止対策をしないで陽性者と接触した人が濃厚接触者ということだ。
(宮崎委員)不安が広がらないように、この点、市民に周知してほしい。
(宮崎委員)学校が休みになって保護者が仕事を休まなければならない場合の休業補償の制度があるが、事業者の理解がないと休みづらい。これは非正規雇用の人も対象となるが実績として手を上げるところが少ないと聞いている。
(小田観光交流部長)国の制度で実施されている。該当する労働者等からの相談はない。関係者への周知については意を用いていきたい。
(上野委員)市民の方から「知り合いの職場でも『ある従業員のお子さんのクラスで陽性者がでた。そのお子さんが濃厚接触者かもしれないので、その従業員と一緒に車に乗った人と、お昼を一緒に食べた人は薬局の検査を受けてきてください』という指導が会社から入っています。もしそんな理由で検査をしたのが我が家の主人だった場合、結果が出るまで登校できません(教育委員会からの通知が各家庭に来ています)。もしそれで陽性になれば、症状もないのにコロナ扱いされ、学校でも肩身の狭い思いもするでしょうし、授業も受けられません。隔離をされるかもしれませんし、学校の対応だって、休校や行事の中止などそれはそれは大変なものになる事は容易に想像できます。そして、私は仕事を休まねばなりません。そうしたら職場に穴が空きます。補償金が貰えれば良いという話ではありません。そういった所までシュミレーションして考えて頂きたい」。こういう声が寄せられている。第6波では、濃厚接触者の定義よりも広い範囲で対応を考えるべきではないか。
(大山健康子育て部長)感染力は強いが定義は変えられない。無料のPCR検査所の活用などで封じ込める対応をお願いしたい。
(牧田委員)私からも非正規の人の休業補償、国の制度だが、なるべく市の方からも周知をお願いしたい。ワクチン接種について聞きたい。感染された人の中での年代別のワクチン接種率を教えていただきたい。
(田中参事)市内だけのデータは県からいただいてない。全県のデータだが、2回目まで打った人の割合は、12歳~19歳で81.2%、20代で87.9%、30代で87.8%、40代で90.6%、50代で93.8%、60~64歳で92.9%、65歳以上で96%となっている。
(牧田委員)12歳未満の接種はどういう状況か。
(大滝新型コロナウィルスワクチン接種事務室長)国の方で、どういう内容で打つか、まだ定まっていない。検討段階だ。当市では4月以降接種できるよう準備している。
(滝沢委員)児童生徒が投稿できない場合のタブレット端末の持ち帰りが学校によってできる学校とできない学校がある。方針では、バラバラでいいという考えか。それとも統一するのか。
(市川教育部長)市としては環境が整ったところから実施という対応をしている。
(滝沢委員)もっと早くできるようにしてほしい。スピード感がない。いつ頃、全部でできるようになるのか。
(野田学校教育課長)事実上、小中全部の学校で持ち帰りは可能だ。ただ、教育で一番大事なのは、持ち帰ることではなく、教育をどのように行うか、子どもたちがしっかり学べるかだ。様々な教育活動の中で、タブレットは子どもたちの状況に応じて活用している。学校からのアンケートの結果では3月末までにという答えが来ている。
(中土井委員)家族が濃厚接触者になったとき、PCR検査結果が出るまでは登校できないという判断でいいか。
(野田学校教育課長)登校できない。1月17日の保護者への通知、1月24日のメールによる連絡でも、子どもの登校をひかえてと通知している。陰性となれば登校できる。
(上野委員)飲食店の関連業種、例えば代行業者、食材を卸す業者、酒販売業者などがたいへんな状況となっている。こうした人たちへの支援をどう考えているか。
(五十嵐産業政策課長)事業者経営支援金、チャレンジ応援事業などを活用していただきたい。これらはコロナが収束の目途がつくまで継続する。
(上野委員)ありがたいが、それだけでは足りないという声がある。

 今日は、地元での活動です。活動レポートの作成もしなければなりません。
 

2022年02月01日

総務委で委員間討議3時間半

 おはようございます。今朝は完全に寝坊してしまいました。「しんぶん赤旗」の早朝配達の当番だったのに、起床したのはなんと6時半でした。急いで飛び出したら、途中でトイレに行きたくなるし、まいりました。

 昨日は午前に党議員団会議がありました。先日の新型コロナウィルス対策特別委員会を振り返るとともに、最新の新型コロナをめぐる動きについて意見交換し、市に働きかけるべきことを探りました。結果的にはもう少し、医療機関などの意見を聞いた上で決めていくことにしました。昨日の会議では、佐渡鉱山の世界文化遺産推薦をめぐっても議論しました。まちがいなく推薦の価値があることを確認したうえで、戦時の朝鮮人強制労働など負の側面も事実として認めないと世界から相手にされない、として今後の活動の中で訴えていくことにしました。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。

 上越市が全国最多の14市町村の合併をしてから17年。昨日の委員会では、公募公選制の地域協議会のあり方をめぐって、委員間による討議(討論と言った方が正確かな)が何と3時間半も行われました。「地域協議会は地域住民との話し合いができていない」「いや、しっかりやっているところもある、例えば……」「公募には賛成だが公選制は疑問だ」「公募公選だから、地域住民の民意を反映できる」などなど。黙っていればその前に発言した人の主張を事実上認めることになります。見解が異なった時は遠慮なく発言しなければなりません。でも疲れました。委員間討議を傍聴していたのは5人の市民、全員が現職の地域協議会委員(うち2人は会長職)です。ある会長さんは、「おれも手をあげて発言したくなった」と感想を述べておられました。まあ、傍聴していた委員さんたちが黙ってはいられない論戦が続きましたからね。無理もありません。イラストは昨日の傍聴者を描いてみました。

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 委員会後は党会議があり、20時20分頃まで行われました。帰宅したのは23時過ぎです。それから夕飯食べて、早く寝ようと思ったら、読みたいと思っていた志村ふくみ著『語りかける花』(ちくま文庫)が届いているのに気づき、読み始めてしまいました。思っていた通りの素敵な本です。

 きょうは生活相談などで動きます。原稿書きもしなければならないし、もっと時間が欲しいです。

2022年02月08日

委員会室で傍聴者が発言


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。遅く家を出たこともあって、何人かの人に会いました。そのうちの一人は読者ではないのですが、一般紙に折り込む私のレポートを読んでいてくださるのでしょうか、ジャスチャ―で四角形を作り、「楽しませてもらっています」と声をかけてくださいました。写真は今朝の風景です。

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 昨日は午前が党議員団会議でした。新型コロナウイルス感染症対策で市長に申し入れをする文書づくりを3人で行いました。それらは本日の午後3時から市長に直接会い、渡します。
 
 午後からは日韓議員連盟総会、そして総務常任委員会と続きました。

 総務常任委員会では、地域協議会と他組織の合体、連携を提案してきた委員との粘り強い討論をすることになりました。そもそも、市長の諮問機関である地域協議会とまちづくり団体などとの連携はあっても、合体などありえないと主張しました。また地域活動支援事業のあり方についても、審査主体、採択基準などで意見交換しました。昨日の委員会では、以前議論となった地域計画づくりも話題となりました。私からは市長の言う地域予算を編成していくなら、第7次総合計画づくりの中で地域計画づくりは大前提となると主張しました。これらは次回の大きなテーマの1つになると思います。写真は休憩時間に撮った県境の山々です。昨日は深雪晴れでした。
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 昨日の委員会では、驚いたというか感動した展開がありました。それは委員開閉会直後のことです。委員長が傍聴席に向かって呼びかけたのです。「傍聴のみなさんご苦労様です。せっかくの機会ですので、皆さんの方でご意見がありましたら、お2人ほど発言していただけませんか」と。これに応えて、傍聴者の1人が手をあげて、地域活動支援事業の審査の実態や地区別地域協議会正副会長会議の必要性などについて発言しました。委員会閉会後ではありましたが、委員会室で傍聴者が審議内容に触れた発言をしたのは上越市議会の歴史で初めてのことです。今回の委員長のすばらしい判断を第一歩にして、市民の声を反映した委員会審議へと進むことを願っています。

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 きょうは、これから会議が2っ続きます。市長への申し入れもあります。

2022年02月09日

新型コロナ対策で8回目の申し入れ


 おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所に来て活動レポートの編集、印刷をしています。外は曇り、雪は降っていません。

 昨日は午前に地元で会議がひとつありました。昼少し前に出て、午後からは直江津にて打ち合わせをしました。

 そして午後3時からは新型コロナに関する市長への申し入れです。前日に面会を申し込んで、翌日には応えてくださる。申し入れ内容が緊急のものもありますが、このスピードには感謝しかありません。

 以下は申し入れ全文です。

 日頃より市政発展のためにご奮闘いただき、心から敬意を表します。
 さて、新型コロナウイルス感染症は第6波が押し寄せているなか、市民のみなさんは自らの命と暮らしを守るために懸命の努力を続けています。こうしたなか、市民のみなさんから切実な要望を寄せていただいておりますが、その一つひとつが極めて重要なものであると考えます。
 そこで、市民のみなさんから寄せられた要望を基に、緊急に必要な事項をまとめました。市長におかれましては、市民の命と暮らしを守る自治体としての役割を十分に果たすべく、下記の点について早急に取り組むよう申し入れます。

        記

1 ワクチン接種について
(1)3回目のワクチン接種を最大限迅速に行うこと。特に、高齢者施設・学校・保育園の職員の計画を早急に進めること。

2 PCR検査について
(1)無症状で感染不安を感じる県民が無料でPCR検査などが受けられる期限が2月13日までと設定されているが、感染不安を感じる県民が、今後も引き続いてPCR検査などを受けられるよう県に強く要請すること。また、上越市内の無症状者向け無料検査所の周知については、ホームページへの掲載のみならず、印刷媒体の配布など他の手立ても活用してさらに強化すること。
(2)高齢者施設や医療機関などの職員、関係者について、必要な検査や陰性確認が適時にできるよう、検査キットの確保・提供や検査等にかかる費用の支援を行うこと。また、必要に応じて県にも支援を働きかけること。
(3)学校・保育園の職員に対するPCR検査を定期的に行うこと。

3 医療体制を強化し感染者を守ることについて  
(1)保健所機能の強化を追求することなく、濃厚接触者の判断や通知を感染者任せにしたり、濃厚接触者を感染者と見なして検査もせずに一律に長期間の自宅待機を強要したりする対応を改めるよう県に強く求めること。
(2)感染者は入院または宿泊施設での療養を基本とすること。
(3)やむを得ず自宅療養となる感染者については、自宅に置き去りにせず、24時間体調がチェックできる体制をつくること。

4 感染者等の生活支援について
(1)児童や同居の要介護者が感染し、同居家族が看護せざるを得なくなった際に、安心して必要な看護ができるよう休業補償など必要な支援を行うこと。

5 経済対策について
(1)「まん延防止等重点措置」適用に伴う協力金支給の速やかな対応と関係者への周知を行うこと。
(2)おしぼり業者や運転代行業者、食材の運送事業者など、上記の協力金支給の対象になっていない周辺事業者への支援を行うこと。
(3)住宅リフォーム促進事業の拡充を行い、応募者の多数が助成の対象にならなかったという今年度前期の轍を踏まないこと。

 忙しい時間帯ではありましたが、市長とは今回も懇談させていただきました。上野市議からは、飲食関係者から頻繁にメールをもらい、行政支援を求められていることが伝えられました。私からは濃厚接触者への通知の問題で県に再考を促すよう働きかけてほしいと要請しました。

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 今日は、午前10時から佐渡汽船問題で文教経済常任委員会が開催されます。その傍聴に出た後、「活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版を持って、三和、安塚、大島へと車を走らせます。

2022年02月10日

小木直江津航路で議論

 おはようございます。今朝は総合事務所からのお知らせ放送で目が覚めました。寝たのは1時過ぎですから、こんなものでしょう。外は曇り空、昨夜はお月さんも星も出ていたので、ぐんと冷えると覚悟していたのですが、たいしたことありませんでした。

 2月7日に佐渡汽船㈱が交通事業支援会社、「㈱みちのりホールディングス」(以下、みちのりHDと呼ぶ)から出資を受ける契約を締結したことをうけて、昨日、市議会文教経済常任委員会が開催されました。

 委員会では小田産業観光交流部長が佐渡汽船㈱の経営状況、今回の第三者割当増資等の概要、みちのりHDの選定理由、小木直江津航路維持確保支援金の支出等について説明し、その後、質疑が行われました。

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 委員などからは、「小木直江津航路は(間違いなく)維持していただけるのか」「カーフェリー導入についての話は出ているのか」「9月議会で議決した支援金はどうなるのか。また、今後も支援金を出し続けていくことになるのか」「事業再生会社がバックとなると経済の論理がまず第一になるのではないか。5者協定の内容はどういうものになるのか」「みちのりHD代表発言には『当面』とか『できるだけ』とかいった言葉があった。航路維持が担保されることがはっきりしないことには手放しで喜べない。5者協定は拘束力を持つようになるのか」「小木直江津航路は国道で、離島航路だ。本来、国と県が責任を持って維持すべきだ。今回の措置により県の出資割合が落ちた。企業論理の中で運営される。支援の妥当性はすっきりしない」「佐渡汽船㈱、みちのりHDの幹部を呼んで市議会全員協議会を開くべきでないか」などの発言が相次ぎました。

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 これらの質疑に対して、小田産業交流部長や山田産業立地課長などが立ち、「みちのりHDは事業再生のプロだ。佐渡汽船㈱がその傘下に入るということで期待できると思っている」「カーフェリーについてはまだ検討には至っていない感じだ。『ぎんが』の更新という段階もある。そのときには検討してもらわなければならない」「小木直江津航路は30年間赤字だったから、経営の厳しさは変わっていない。必要な場面で必要な支援をすることになる」「5者協定の内容については協議を始めたところだ。カーフェリーについても協定の中で生きるようにしていきたい。3月31日までには協定を交わす予定だ」「みちのりHDの言葉で(指摘された)表現は私どもも気になる。ただ、複数年単位で維持することを言っておられるので、どういった経営改善をされるのか(注視していきたい)」「議会への説明は議会で判断していただくことだ。佐渡汽船㈱、みちのりHDを呼ぶことに異議はない」などと答えていました。

 昨日のの質疑を聞いていて、もっと知りたかったことがいくつかあります。「佐渡汽船株がみちのりHD傘下に入ることで、これまでとどこが決定的に違ってくるのか」「それに伴い、上越市はどう対応したら小木直江津航路維持につながるのか」「一昨年の10月、上越市は可能な限り早期のカーフェリー再導入など4項目を条件に『あかね』売却を認めてきた経過があります。これらのことは引き継がれることはないのか」などです。これらは国会議員などとも連携して3月議会などで質問していきたいと思います。

 昨日の午後からは三和区、安塚、大島区とまわりました。青空が広がり、気温は浦川原トンネルで8度にもなっていました。三和区ではツツジのつぼみに色がつき始め、何となく春を感じました。でも、山間部はたいへんですね。ここ1週間ほど雪が降り続き、牧区棚広新田、清里区青柳、安塚区須川、大島区菖蒲などで積雪は3㍍を超えました。昨日は、このうち、安塚区須川、大島区菖蒲に行ってきました。住民のみなさんのなかには、「昨年よりも多い。もう一発来ると、災害救助法(適用)だね」と言っていた人もいました。写真は三和区でのツツジが最初、次は安塚区須川から船倉に向かう途中、上山にて撮りました。

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 大島区では2軒でお茶をご馳走になってきました。その際、出された粕漬けなどがとても美味しかったです。

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 きょうは地元で動きます。

2022年02月16日

初めて抗原検査

 おはようございます。今朝はまた冬に逆戻りです。ずっと雪が降り続いています。このままだと、けっこう積もるかも知れません。

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 今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙を待っていました。昨日書いた立憲民主党の維新、国民民主などとの協議の場づくりのその後の動きが気になったからです。今朝の赤旗報道だと、「共産党を除く協議の場」については、立民が謝罪、撤回したとのことです。当然です。

 昨日は葬儀に参列できなかった人の家で壇参りをするなど吉川区、大潟区で動きました。ある家では、遺族の方が、「お父さん、おまんが待っていなった橋爪さんが来てくんなったよ」と故人に呼びかけてくださいました。お参りした後は、思い出話や今後の暮らしについて語り合いました。

 昼食後、滝沢議員から新型コロナウイルスに感染したと連絡が入りました。7日の総務常任委員会で数メートルの距離のところにいたことや、9日の文教経済常任委員会の傍聴席でも3メートルくらいのところに座っていたことから、濃厚接触者ではないものの、一応、検査しておいた方がいいと判断し、大潟区にある薬局で抗原検査を受けてきました。結果は陰性でした。

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 夜はひたすら原稿書きをしました。きょうも外へ行く用事がいくつもあることから、どうしても書いておきたかったのです。

2022年02月21日

3回目のワクチン接種


 おはようございます。今朝は7時に起床しました。夜中から左肩が痛くなり、いまだに収まりません。これで熱が出なければいいのですが。外は曇り、雪は予想されたほど降りませんでした。
 
 昨日は午前に「しんぶん赤旗」の集金をしました。あるお母さんから、「あっため返しだけど」と言って出していただいた煮物が実に美味しかったです。料理上手の人って、私のまわりにはけっこう大勢いますね。感謝です。

 午後からは党会議でした。最近の情勢を出し合い、一年後、二年後を想定した協議をしました。高齢化がどんどん進んでいるので、世代継承はまったなしです。でも、具体的なところに入ると話はなかなか前に出ない、きびしいところがありますね。

 夕方はホテルハイマートで3回目の大規模接種でした。赤いコートを着たスタッフのみなさんん指示に従い、1階から2階へ。接種までじつにスムーズでした。所要時間は25分くらいでしたね。

 きょうは9時過ぎから新年度予算説明、各派代表者会議等の会議が続きます。

2022年02月22日

新年度予算説明会

 おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。道路はアイスバーン状態でしたが、ほぼ順調に配達できました。途中、排雪作業によって作られた「吉川新山」を見てきました。けっこう大きな山になっていました。

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 昨日は午前9時過ぎから市長による議員向け予算説明会が行われました。中川市長は大きな声で予算概要等について説明していました。新年度一般会計予算の規模は、997億8239万円。「暮らしやすく、希望あふれるまち」を目指し、「生活の質の向上」「「共創の推進」「地域の魅力の最大化」「「復元力・再起力の強化」「循環共生社会の構築」の5つの視点に立って、子育てプロジェクト、健康プロジェクトなど8つのプロジェクト(人事改革プロジェクトを入れると9つ)を推進するとしています。予算案の中には、住宅リフォーム補助の拡充、軽・中等度難聴児補聴器購入助成の拡充、脱炭素に向けた取組推進など市民要望に基づき共産党議員団で求めたものがいくつも入っていますが、全体的な評価については近く日本共産党議員団で行います。

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 市長は予算全体の説明だけでなく、昨日から申請をスタートさせた飲食関連事業者への独自支援についても説明しました。この中身も先日、私たちが新型コロナ対策の1つとして求めていたものです。

 お昼は石橋の食堂喫茶「あひる」へ行きました。いつも楽しみにしている切り絵作家の西山英夫さんの作品が入れ替わっていました。壁に展示された新しい作品の中の1枚を紹介します。左下の桶らしきものはたぶん便器かと思います。絵に描かれた7人の人たちの表情が実に豊かで面白いですね。

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 午後からは議員控室で提案理由の説明、委員会資料などを読みました。きょうの党議員団会議の準備でもあります。夕方、事務所近くで空を見上げたところ、ちらっと赤い雲が見えました。こういう夕焼けも悪くはないですね。

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 きょうはこれから市役所に向かいます。

2022年02月23日

市役所での仕事が中心


 おはようございます。今朝は6時半に起床し、除雪作業をしました。昨日の昼間は降雪は多くなかったものの、地吹雪で家の木戸先も事務所の駐車場もふさがりました。本当は昨日やりたかったのですが、遅い時間になったので断念しました。今朝の除雪で一安心です。

 昨日は午前が党議員団による総括質疑の打ち合わせでした。中川市政がスタートしてから2回目の定例議会ですが、市長が市政運営の全分野にわたって所信をのべるのは今回が初めてです。評価するところもあれば、「えっ」と思うところもあります。3人の議員でこの所信の内容を中心に分析し、総括質疑のテーマを決めました。市長の提案理由の説明に関して6項目、新年度一般会計予算案について2項目の質問をすることになりました。

 午後は高田の大島画廊に行き、画用紙やコピックペンを購入してきました。この週末に行われるイベントのイラストを描く準備です。コピックペンは黒のペンを新しいものに替えました。イラストは夜の風景を描くことになるのでドキドキです。

 午後3時半頃からは総括質疑の通告に基づいて、関係課にどういう質疑になるのかの説明をしました。いつものことですが、質疑の内容の説明だけでなく、職員と個別の問題で意見交換をすることが少なくありません。例えば企画課とは「上越らしさ」をめぐって委員会でのやりとりのようになりました。質疑とは関係ない内容ですが、これで委員会質疑は深まりそうです。また、ホッとするようなプライベートな話も出来ます。ですから、私はこの時間が好きです。

 きょうは、デスクワークを中心に頑張りたいと思っていますが、連れ合いからの注文もあります。忙しくなりそうです。

2022年02月26日

大雪対策で市長へ申し入れ


 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床し、デスクワークをしています。外は晴れ、気持ちいい朝となりました。

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 昨日は午前に、連れ合いを柿崎駅まで送り、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金をしました。青空が広がり、白と青の世界を写真に撮りまくりたかったのですが、そこはぐっと我慢し、配達、集金に専念しました。

 お昼は直江津で食べました。私の絵はがきがほしいという人がいて、それをお店で渡してきたのです。偶然、お店ではソプラノ歌手の山崎弘子さんとも会いました。昨年12月の吉川区原之町商店街のキラキラ大作戦以来の再会でした。

 午後1番に、大雪に関する市長への緊急申し入れを行いました。議員団の3人が申し入れ書を笹川正智総務管理部長に手渡し、若干の意見交換をしました。

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 申し入れ書は要援護世帯の除雪費支援の緊急増額、除雪人員の確保、県への重機支援の要請など7項目です。申し入れ書を受け取った笹川部長は、市長及び関係部長に伝えると約束しました。以下は7項目の要請事項です。

1.この間の大雪で屋根の雪下ろし等の回数が増えていることを踏まえ、要援護世帯の除雪費支援を緊急に増額すること。
2.要援護世帯や高齢者世帯に、新たな福祉灯油や除排雪支援の措置をとること。
3.高齢者世帯、一人暮らし世帯は屋根の雪下ろし等が自力では困難であり、依頼するにもそのやり手が見つけにくくなっていることを踏まえ、各総合事務所内に相談窓口を設置し、市が直接雇用するなどして除雪人員を確保し、派遣できる態勢を取ること。その際、除雪人員は区内のみにこだわらず、全市内から積極的に確保すること。
4.中山間地においては、日常的な降雪により出入り口が雪で塞がれるなど、常に災害状態になる危険性が現に存在する。これは、依頼した除雪業者等が作業に入るまでの間も命の危険にさらされることを示している。ついては、自力で除雪できない高齢者宅などを日常的に見回り、出入り口を確保するなどの作業を行う冬期の保安担当スタッフの配置を制度化すること。
5.個人所有除雪機の燃料費の助成を行うこと。6.県災害救助条例が適用されても、要援護世帯の除雪費助成金額が変わらないなどの限界がある。災害救助法の適用を柔軟に行うよう、市として当局に強く働きかけ、市民生活を守る措置を講じること。
7.災害救助条例を適用させた県は、屋根雪処理のマンパワー派遣、除雪重機の派遣等の要望に応える準備を整えていると聞くが、同時に市からの要望がないと対応できないとも聞く。ついては、県に対して人員派遣、重機派遣を即刻要望し、必要な手立てを取れるようにすること。

 午後1時半からは市議会文教経済常任委員会と飲食・宿泊事業者等との意見交換会でした。会には、上越食品衛生協会、上越商工会議所、直江津商店連合会、上越信用金庫から6人の方が参加してくださいました。会では、新型コロナの下での経営状況、市の行政や市議会に対する注文などが次々と出されました。以下、私がメモした6人の方の主な発言です。

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(食品衛生協会のTさん)協会には約1900人の会員がいる。そのうちの7割5分は飲食やっている。いまは何とか支援金でつないでいる。コロナがいつ収束かと心配している。コロナが収まっても支援、後押しをお願いしたい。
(食品衛生協会Aさん)夜8時を過ぎるとお客さんは1人か2人だ。昨日はお客さんが3人だったが、2階、3階はガラガラだ。問題なのは子どもさん連れ、家族連れの人がいないことだ。早くワクチンを打ってもらって、みんなで食事できるようにしてほしい。
(食品衛生協会Kさん)居酒屋、食堂への卸しはまったくのアウト。店売りも近所の人が来る程度だ。しかし、雰囲気が暗い。しーんとして物音が聞こえない。外へ出ちゃいけない。質素に暮らさなきゃならない。早く(コロナ禍)終わってほしい。もっと活気づいてほしい。
(上越商工会議所Yさん)こういう会をやるのは遅すぎる。もっと早く声をかけてほしかった。言葉にならないほどたいへんな状況だ。100年前のとき(スペイン風邪)と同じだ。命を亡くされた人もいる。そういう状況を肝に銘じてほしい。(今度の議会で)補正予算に何がしかをつけてほしい。
(直江津商店連合会Aさん)いろんなことをやってきた。いまはやるすべが何もない。240店舗が加入しているが、大半が飲食だ。加盟店の中には命を落とされた方もある。議員のみなさん、飲食店に行って直接話を聞いてほしい。足を運んでほしい。日銭を落としてほしい。
(上越信用金庫Sさん)建設業は人手不足になっている。飲食、宿泊、観光の人たちが苦労されている。国の政策であるゼロゼロ融資(新型コロナで売上が減少している企業への特別貸付)は昨年3月に終わった。融資の相談は落ち着いている。
(食品衛生協会のTさん)上手にコロナと付き合って、外に出てもらわないといけない。「お客さんに外に出てもらう策」を考えてもらいたい。
(直江津商店連合会Aさん)商品券はすべてやっている。ただ手数料が重く、負担に感じている。手数料のところに、もう少し厚い手当てをしてほしい。
(上越商工会議所Yさん)いまのこの状況で行くと、上越の市場が無くなる可能性がある。市場がたいへんなところにある。「4人以上はダメ」の根拠を確認してほしい。一番(外に)出てほしいのは市役所の人たちだ。
(直江津商店連合会Aさん)はっきり言って商品券は出し過ぎだ。上越市のどこでも使える商品券をつくってもらいたい。手数料はかからないようにしてほしい。
(食品衛生協会Kさん)コロナはある程度収まらないとだめだ。収まった後、上越市民としてどう行動したらいいか。他の地域の模範となることをやれませんか。いまは規制ばっかりだ。「上越市民だったら、こういうことをしましょう」という訴えが必要だ。
(上越商工会議所Yさん)スペイン風邪にはまったく無知だった。いまのコロナ、上越ではこうだったと子どもたちに教えられるように記録を残してほしい。

 市議会には新型コロナ対策特別委員会がありますので、昨日の意見交換会で出されたものは、新型コロナ対策特別委員会でも十分議論した上で、市長への提言としてまとめてほしいと思います。

 意見交換会後、大雪対策申し入れに関してマスコミから取材を受けました。終了後は市役所を離れ、大島区で残した「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけました。旭地区もけっこう雪がありましたね。「つぐら」(屋号)のお父さんの話では、3㍍80㌢はあると言っておられました。写真は田麦の市道と竹平での夕焼けです。

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 きょうは、吉川区地域協議会の講演会が午前にあります。午後からは「灯の回廊」の取材に出ます。


 

2022年03月02日

屋敷内の杉を伐採


 おはようございます。今朝は雨です。この雨の音を心地よく聞いていたら、7時になっていました。昨日、頑張った証でしょう。

 昨日は議会前日とあって、議会が始まってからではなかなか時間のとれないであろう用事をいくつかこなしました。といっても、コピー用紙の大量購入のように、急がないでもいいことも槍ましたが。

 昨日の一番の大きな出来事はわが家の屋敷内にある杉等の伐採です。いうまでもなく業者の方でやってもらう仕事です。「冬になって、ある程度雪のある段階でとりかかりましょう」という約束でしたが、なかなかそのタイミングがとれなかったようで、昨日から3日間で伐採から片付けまでやってもらうことになりました。すでに昨日の段階で一番大きな杉を残すのみとなりました。ただ、これからがたいへんです。レッカー車を使い、わが家の屋根越しに切ったものを運び出さなければならないのです。それがきょうで終わるか、明日までかかるか。昨日は事務所でデスクワークをしているときに、何度か足を運び、作業状況を確認しました。

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 昨日はこういう大仕事をしてもらいましたが、私の方も活動レポートの作成と総括質疑の準備という仕事がありました。まだ、完全には終わっていませんが、レポートの方は本日の議会が終わってからも書き続け、終わらせる見通しがつきました。総括の方は私は4番手ですので、今日の最後になるか、明日の1番になるか。どうあれ、いつ来ても対応できるようにこれから頭の中を整理します。

 きょうは、これから3月議会です。

2022年03月03日

3月議会はじまる


 おはようございます。今朝はぐんと冷え込みました。今冬2度目の凍み渡りが出来ました。青空が広がり、雁やヤマガラの鳴き声も聞こえてきます。

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 昨日から3月議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、5人が登壇し、総括質疑を行いました。私は4番手、市政運営の基本に係わる総合計画のことや医療再編の動きとの関連などを聞きました。答弁でなかなかいい答えが返ってこなかったこともあって、だんだん力が入りました。質疑を終え、たまたま廊下で会ったある新聞記者から、「前市長との違いの質問、ああいうふうに訊けばわかりやすいですね。参考になりました」と言われました。久しぶりに、新聞記者から感想を寄せてもらいました。

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 昨日で、わが家の屋敷内の伐採作業は終わりました。これで一安心です。あとは屋根や壁などの修繕です。40年近くも経つと家の中も外も金のかかることがたくさん出てきますね。

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 きょうも総括質疑があり、委員会審査と続きます。

2022年03月04日

総括質疑後、委員会審査も


 おはようございます。今朝は6時半に起床しました。家の玄関へ出た途端、雁の鳴き声が聞こえました。このところ、連日、見かけます。今朝も冷え込みましたが、凍み渡りできるところまでいきませんでした。

 昨日も本会議です。2日目の総括質疑に安田、宮越の2議員が登壇、新年度予算編成の考え方などで市長の見解をただしました。このうち元市長の宮越議員の総括質疑は1時間半にも及びました。時どき宮越市政時代の政策を引き合いに出す質疑のやり方は疑問に思いましたが、新型コロナのもとで減収を余儀なくされている稲作農家や飲食店等のために、財政調整基金を思い切って取り崩し手厚い支援をすることを求めたり、再生可能エネルギーの普及のためにもっと力を入れられなかったのかとの発言はその通りだと思いました。

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 昨日は本会議後、委員会審査も行われました。新型コロナ対策の緊急支援措置が入った一般会計補正予算などの議案が対象でした。私は総務常任委員会や農政建設常任委員会(番外質問)で、トキめき鉄道、北越急行などへの支援、都市公園整備などについて質問しました。昨日、審査された議案は本日の本会議で可決される見込みです。イラストは農政建設常任委員会の模様です。

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 帰宅したのは午後7時過ぎでした。帰ると、フキ味噌が待っていてくれました。今年初です。香りといい、苦味のある味といい春を感じます。いいもんですね。

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 昨日のブログにも書きましたが、わが家の敷地内の杉などの伐採作業は3日に終了しました。最終的には、大小合わせて19本伐採しました。いずれの木も、これまでわが家を風から守るなど貢献してくれました。感謝しています。ただ、腐りが入ったりして建物に被害を与えかねない状況になってきて、伐採の決断をした次第です。伐採した木の中には、亡き父が植えたプラム、エンジュも入っています。でも、父が愛したミニコブシは残しました。写真は半分枯れたプラムの木の伐採跡です。

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 きょうは午後から本会議です。午前に、「しんぶん赤旗」日曜版を少し配達し、その後、市役所に向かいます。

2022年03月05日

本会議はわずか17分で終了


 おはようございます。今朝はぐんと冷え込みました。冷えた時にまず確認するのは雪の固まり具合です。きょうは今冬3回目の凍み渡りが出来ました。外は晴れ、青空が広がってきました。うれしいですね。

 昨日は昼食後、五智の歴史の里会館へ行きました。切り絵作家、西山英夫さんの作品展が開催されていたからです。わが家の子どもたちや母もモデルとなった作品も入っていました。有り難いです。作品展では、花や昭和の風景を小さく描いた作品もありました。これは新鮮でした。

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 昨日は午後2時から市議会本会議でした。まず、先行議決することにしていた補正予算案についての4つの委員会審査の委員長報告があり、その後、一般会計など3本の補正予算案を可決しました。これらの予算の中身は、新型コロナウイルス感染症対策が中心です。ワクチン接種の経費、中小企業者への支援、コロナ禍で利用者が減少しているトキ鉄と北越急行への支援などとなっています。本会議は約17分で終了しました。

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 議会終了後、高田世界館へ。先日観た「食の安全を守る人々」をもう一度、観たいと思ったのです。ちょうどいい時間に議会が終わったので、最終上映に間に合いました。やはり、映画は2度観ると違います。前回見えなかったものが見えてきました。もちろん、印象に残る言葉も。近いうちに、この映画で学んだことを整理する予定です。

 夕方、家に着いてから、伐採作業で残ったチェンソウなどのごみを雪ごと片付ける仕事をしました。雪がどんどん消えているので、その前にある程度片付けたいと思っていたのです。仕事をもう少しで終わるという段階で西の空がみるみる赤くなっていきました。大急ぎで吉川橋に移動し、夕焼けを撮りました。素敵な景色でした。

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 夜になって、先日から描きたいと思っていた景色をボールペンで描きました。柿崎区百木から見た米山さんの風景と地元のお寺、善長寺の本堂です。

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 きょうは、これからかに池交差点でのスタンディングです。ロシアのウクライナ侵略に抗議する行動です。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をします。

2022年03月08日

吉中卒業式、委員会審査スタート

 おはようございます。今朝は穏やかです。寒くもなく、暑くもない、こういう朝もいいですね。写真は日の出前の尾神岳です。柿崎区の坂田池で撮りました。

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 昨日は地元の吉川中学校の卒業式でした。今回は31名の生徒がめでたく卒業しました。新型コロナ対策もあって、来賓の参列者をしぼり、恒例だったPTA会長の挨拶は紙で配布される形になりました。やむをえないですね。でも、壇上は今年もサクラが満開、見事でした。

 式典で今井量校長は、北京冬季オリンピックでのカーリング女子のたたかいにふれながら、「失敗を恐れることなくいろんなことに挑戦してください」「成長の坂道を登っているときは苦しいが、この経験がみなさんをひと回りも二回りも成長させてくれる」とはなむけの言葉を卒業生に贈りました。卒業生を代表して小山滉稀さんは、「自分たちの夢に挑戦するため、私たち31名は卒業します」と前置きした後、学校の先生や在校生、両親などに感謝の言葉をのべました。そして最後に、「3年間、仲間と共に笑い合う思い出を作ってきた。みんなと出会えて本当に良かった」とのべました。マイクの調子が悪いというハプニングがありましたが、いい卒業式でしたね。

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 式典が終わって、控室に戻るとき、今井校長から、この3月で退職されるとお聞きしました。上越市議会で中学生の初の模擬議会に積極的に応じてくださったこと、万年堂旅館での懇親会に参加してくださったこと等、思い出はいくつもあります。お世話になりました。ありがとうございました。

 昨日から新年度一般会計予算などの委員会審査がはじまりました。4つの常任委員会で最初に開催されたのは農政建設常任委員会です。昨日は農林水産部の議案を審査し、新規就農者等定住転入促進事業、農作物鳥獣被害防止対策事業などで活発な質疑が行われました。

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 私はこの委員会所属ではありませんが、委員長の許可をもらい、番外発言しました。私は土曜日にNHK総合で放映された「新・映像詩 里山」に触れながら、新規就農者から上越市にもっと入ってもらうためには、経営面や農業機械等の支援だけでなく、上越市で農業を営むことが豊かなくらしにつながる、という視点で取り組むことが大切だと訴えました。また、自治・地域振興課との連携についてもただしました。

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 きょうも農政建設常任委員会です。一般質問の通告締切日でもありますので、傍聴できるかどうか微妙です。

 

2022年03月09日

一般質問の聞き取り

 おはようございます。今朝はぐんと冷え込みました。このところの高温で近くの田んぼの雪もどんどん消えていますが、それでも、日当たりの悪いところを中心に残雪があります。今朝はその上を歩きまわりました。今冬4回目の凍み渡りです。

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 昨日は一般質問通告の締切日でした。朝のうちに通告を出しましたら、25番目でした。通告者は全体で27人とか。これを4日間で終わらすとなると、1日当たり、7人ずつの日が3日間も続くことになります。午後の後半は疲れて集中力が落ちますから、今後は議会運営委員会で協議し、もう1日、質問日をとってほしいと思います。私の通告は、ウクライナ侵略と市の平和政策、市長の言う「地域独自予算」について、豪雪対策の3つがテーマです。

 午前に1つのテーマだけ、関係課の聞き取りが行われました。あいている時間は開会中の農政建設常任委員会を傍聴しました。ちょうど、都市整備部関係の審査中で、景観デザイン事業や道路整備事業などで質疑が行われていました。同委員会はガス水道局関連議案も審査し、昨日終わりました。イラストは都市整備部の審査の様子です。

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 午後からは残りの2つのテーマについての聞き取りです。豪雪対策や総合計画と地域計画のあり方については担当課の幹部と質問の内容確認だけでなく、いい意見交換が出来ました。私は委員会での質問だけでなく、こういう意見交換がとても大事だと思っています。ある意味、ここでどこまで共通認識を持てるかで質問の良し悪しが決まります。

 夕方、地元へ戻る途中、気になったのは夕日です。晴れていたのできれいだろうと思ってはいたのですが、実際、見事な夕日、夕焼けになりました。写真は原之町の場々谷池と夕日です。

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 春一番に咲く黄色の花、マンサクですが、このところの暖かさで早く咲いたところはもう満開状態です。今朝、イラストにしてみました。まさに春です。こういう春がウクライナにも来ることを願って描きました。

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 きょうは、これから市役所です。

2022年03月10日

雪割草もキクザキイチゲも開花


 おはようございました。今朝も冷え込みました。おそらく、凍み渡りができたはずです。ただ、こちらはその余裕はまったくありません。活動レポートの作成で大忙しだったからです。

 昨日はすばらしい青空が広がりました。市役所へ行く前に、わが家の庭で探してみたら、雪割草がいくつか花を咲かせていました。これはわが家の山から持ってきて、母が植えたものです。地が合うようで、消えることはありません。雪割草が咲くなら、おそらくキクザキイチゲも咲いているに違いない、そう思って近くの群生地へ行った所、これも咲き始めていました。いよいよ春ですね。

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 青空が広がるなか、米山さん、尾神岳が見事でした。何枚か写真に収めました。

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 昨日は文教経済常任委員会の初日でした。午後から1時間ほど委員会室で傍聴しました。審査の中では、スクールバス事故や教育相談事業の実態、教材費、学校図書の整備状況、就学援助におけるオンライン通信費などについて質疑が行われていました。

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 このうち教材費については、教員経験のある木南議員が「教材備品は整備指針に照らしてどこまで整備されているか。学校図書は学校図書館の図書標準に到達しているか」と質問しました。学校図書については「達している」との答弁でしたが、教材整備指針と実態については、具体的な数値が示されませんでした。

 就学援助費については、新型コロナの影響でオンライン授業が進みつつあるなか、オンライン通信費が追加されました。年間、1人当たり1万4000円増額されますが、鈴木議員がその根拠を問いました。ひと月当たり、5ギガバイト分の通信料として1100円~1300円を想定していて、その12カ月分とのことでした。これ以上かかったら、ぜひ予算を追加してもらいたいものです。

 委員会室を離れてからは、議員控室で委員会の様子を耳で聴きながら、原稿書きをしました。あれもこれもというのは、やはり進みませんね。

 夕方、市役所から帰る時、夕日が春日山城址付近に沈んでいきました。なかなかきれいでしたね。

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 きょうは、これから活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいます。午前は文教常任委員会を傍聴する予定です。

2022年03月11日

三セクで大きな動きか


 おはようございます。今朝も寒いですね。氷点下だったのでしょう。今朝も凍み渡りが出来ました。これで3日連続です。最も、近くの田んぼの雪はもうじきなくなります。

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 昨日は文教経済常任委員会審査の2日目でした。昨日は産業観光交流部関係が審査対象でした。露店市場運営事業、第三セクター経営改善事業、ものづくり産業活性化事業などで質疑が行われました。

 注目したことの1つは「ものづくり」です。上越市では、市内の中小企業者等の受注機会の拡大や企業間連携の強化を図るために、ものづくり企業が保有する技術、設備、強み等の情報をインターネットで発信していますが、新型コロナの影響で、データベースへのアクセス数が22万5000件ほどに増えているということでした。新型コロナ前よりも8万件ほど増えています。こうしたなか、市では、新年度、アクセスデータの分析や課題抽出等を行いたいとしています。いい方向へ進むと良いですね。

 もう1つは第三セクターです。上越市が出資している法人等は48ありますが、いずれも厳しい経営を余儀なくされています。そうしたなかで、新年度、Jホールディングスなどに大きな動きがありそうな気配となってきました。これまで日本共産党議員団が解散すべきと主張してきたJホールディングスは遅くない時期に解散することになると思います。

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 午後からは市役所を離れ、三和、浦川原、安塚、大島と車を走らせました。主に活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。安塚と大島区の山間部はまだ積雪が2㍍80㌢くらいありました。「4月に消えるんだろうか」という声を聞きましたが、気温次第では消えないかも知れません。今年も苗代用地などの除雪費支援は必要ですね。写真は大島区菖蒲です。夕日は大島区から吉川区川谷へ行く途中に撮影しました。

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 昨日は青空が広がりました。あちこちで絶景が見られ、写真を撮りまくりました。それらの写真をもとにイラストも描きました。1枚目は大島区三竹沢の正面倉です。熊田の保倉川のそばから見た風景です。2枚目は大島区田麦の「ほしば」(屋号)の近くの斜面でソリ遊びをする大学生たちです。

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 きょうは、これから市役所に向かいます。厚生常任委員会の傍聴、ガス水道局からの工事説明などがあります。

2022年03月12日

オウレンも咲く


 おはようございます。今朝は薄暗い空模様です。気温はさほど低くはなく、穏やかな方です。小鳥たちの声はまだ聞こえてきません。寝坊しているのかな。

 昨日は厚生常任委員会審査の1日目でした。審査では、日本共産党議員団の平良木議員が積極的に質問を展開し、いくつかの重要な答弁を引き出しました。

 まず新年度から18歳以上の人たちも助成することにした「軽・中等度難聴者補聴器助成事業」ですが、新年度当初予算では97件を見込んでいます。平良木議員は、「オーバーしたときはどうするか」と質問しました。これに対して担当課長は、「事業者の情報をもとに積算した。オーバーしたら補正対応する」と明言しました。

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 要援護世帯除雪費助成事業は、要援護世帯の屋根、玄関前等の除雪作業に要する費用の一部を助成するものです。助成額は「多雪区域」でひと冬あたり6万5600円、「その他区域」で4万1000円を限度としています。平良木議員は、「これまで、多雪区域とその他区域の区分、助成限度額については、調査し、見直すとのことだったはず。どうなっているか」と質問しました。担当課長は、「これまで限度額を超えていくら払っているかなどを調査してきた。ただ、昨年は短期間に集中して降った。今年度についても調査している。昨年度と今年度を合わせると、何らかの検証ができるものと思っている」と答えていました。次の冬までに見直しができるとありがたいですね。

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 もうひとつ、市では、障害のある人の外出支援や人工透析患者の交通費助成を行っています。平良木議員は、「原油の値上げによるガソリンなどの高騰に何らかの対応をすべきではないか」と質問しました。答弁者は福祉部長だったと思いますが、「総合的に考えなきゃならない時期が来ている」とのべていました。すぐにでも検討してほしいものです。
 
 昨日は夕方、早めに戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などをしました。「など」と書いたのは、配達以外に、やるべきことがあったからです。泥だらけになった車の洗浄、ここ数日の間にもらった絵はがきの注文の対応です。

 こういう動きをしているときにも目に入るのが野の花です。白いキクザキイチゲが見えたと思ったら、その近くにオウレンも咲いていました。昨日の暖かい天気で気分をよくし、開花させたのでしょうか。

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 夜は東日本大震災関連のテレビ番組を見ました。何年経っても、津波の映像を見ると、切なくなりますね。亡くなられたみなさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

 きょうも「しんぶん赤旗」の配達です。議会中の配達は時間がないのできついです。

2022年03月15日

老齢基礎年金改善求める請願、採択

 おはようございます。今朝は5時半頃に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。寒からず、暑からずという天気は有り難いです。ただ、曇り空だったこともあり、カメラは小苗代池で1回使っただけでした。

 昨日の午前はデスクワークでした。本日からの総務常任委員会の準備、次回の「春よ来い」の原稿書きなどをしました。場所は議員控室ですので、電話が来たり、人の出入りがあったりのなかでのワークとなります。でも、けっこう進みました。

 午後からは厚生常任委員会を傍聴しました。まず、全日本年金者新潟県本部上越支部が提出した「老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願」の審査です。採決の結果、賛成多数で採択されることになりました。良かったです。

 請願者代表の趣旨説明の後、各委員が「高齢者にとっては老後の安心、将来の安心につながる。賛成だ」「税金が増えているなかで手元に残るお金が少なくなっている。基礎年金の改善はどうしても必要」「何よりも大事なのは制度を守ることだ。気持ちはわかるが反対だ」「少子化の中で基礎年金をあげると若者にしわ寄せがいく」などの意見表明を行いました。

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 採決では平良木、牧田、小林、中土井の4委員が請願の採択に賛成しました。杉田、武藤の2委員は反対でした。この結果、委員会では採択することになりました。28日の本会議でもぜひ採択してほしいものです。イラストは請願者の趣旨説明の様子です。

 その後は議案審査です。自治・市民環境部関係の議案審査が行われました。私は1時間ほどしか傍聴できなかったのですが、生活環境保全美化対策事業や鳥獣保護管理事業、産業廃棄物広域最終処分場問題などでの質疑を聴くことができました。

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 このうち上越地区における産業廃棄物広域最終処分場候補地の問題は、7日、新潟県が柿崎区下中山と竹鼻の2か所に絞り込んだということもあって、活発な質疑が行われました。

 質疑を行ったのは杉田、平良木、武藤の3委員。平良木委員は、①候補地が10いくつある段階で、そのうち2か所は地元から手が上がったとのことだったが、今回の2か所は該当するのか。②中越沖地震のとき、国道で大きな段差ができたが、上越市の東縁断層、またはそれの枝線といった不安定な層に属していないか、と質問しました。行政側は、「今回の候補地は手上げされた地域ではない」「断層に該当していない」と答えていました。

 武藤議員は、「説明会での住民の反応はどうであったか」「候補地の下の方には水田がある。風評被害が懸念されているがどうか」などと質問しました。行政側は、「転出されている地権者にも連絡するのか。医療廃棄物はどうなるかなどの質問があったと聞いている。出雲崎では風評被害は出ていないと聞いた。懸念の声は出ていないと思う」と答えました。

 イラストは説明員席の副市長、自治・市民環境部長、環境保全課、市民課の幹部です。

 昨日は夕方からも会議があり、帰宅したのは7時半近くになりました。日曜日にちゃんと休んでいないので、疲れました。

 本日は一日中、総務常任委員会です。

2022年03月16日

ふるさと納税、行政改革等で議論


 おはようございます。今朝はやっと起きました。でも、外に出たら、気持ち良かったですね。ヒバリが盛んに鳴いていたのです。今年になって初めて聞きました。姿は確認できず(笑)。

 昨日は総務常任委員会審査1日目でした。昨日は財務部と総務管理部関係の審査を行いました。

 財務部での審査では、新年度から設置するふるさと上越応援基金条例や返礼品の拡充や寄付金使途項目の追加などでふるさと納税を飛躍的に伸ばす新方針が議論の対象になりました。下のイラストは審査が始まる前に描きました。

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 私はまず、上越市におけるふるさと納税の現状について問いました。答弁で、上越市に寄付されたふるさと納税の金額は2020年度データで1850万円、逆に上越市民が他自治体に寄附したふるさと納税金額は1億4000万円(と聞こえたのですが、後で確認します)であることが明らかにされました。財政的にはマイナスです。また、市はふるさと納税を飛躍的に増やす計画ですが、「そのポイントは何か」と聞きました。担当課長は、「上越市を応援したくなる人をいかに多くするかである」とのべていました。この制度には、問題も課題もありますね。

 総務管理部の審査では、第7次総合計画の策定の手順と主要計画との関係、第4次公の施設の適正配置計画、昨年4月からJCVに移った「コミュニティFM放送」、職員研修、新潟県東京事務所への職員派遣などで質疑が行われました。下のイラストは審査の模様です。家に戻ってから、想像しながら描きました。漫画チックになりましたが。

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 審査で残念に思ったのは、日本共産党議員団が行政主導のやり方などを一貫して批判してきたにもかかわらず、行政側は、第4次公の施設の適正配置計画については、議会から認めてもらった計画だと強弁し、中川市政でもこれに沿っていくのが当然だとしたことです。私たちは行政改革はなんでも反対という立場ではありません。計画づくりの初期段階から関係住民の声をしっかり聞いて、民主的に進めることを基本にしてほしいと思っています。中川市政に変わって、行政改革の進め方もいい方向に変わると期待していただけに、昨日の対応にはがっかりでした。

 きょうは総務常任委員会審査の2日目です。まもなく市役所に向かいます。

2022年03月17日

地域独自予算のあり方等で論戦


 おはようございます。またまた大地震ですね。昨夜の福島、宮城県沖の地震は、11年前と同じく、私のところでもゆっくりとした不気味な横揺れをもたらしました。被災された皆さんには心からお悔やみとお見舞い申し上げます。

 昨日は総務常任委員会2日目。企画政策部、防災危機管理部、自治・市民環境部関係の審査が行われました。

 企画政策部審査で私は、第7次総合計画について、市長の所信表明で使われた5つの視点など市政運営の基本的事項は、総合計画の「検討の基軸」となることを再確認し、できるだけわかりやすい文言とするよう求めました。また、総合計画の一部として地域計画策定が必要だと訴えました。行政側は、わかりやすい文言については検討するとのべましたが、地域計画策定には時間的余裕がないことなどを理由に消極的な姿勢でした。

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 防災危機管理部では、新年度に制作するという「原子力災害時の避難行動をまとめた動画」の内容を訊きました。そして、動画については、原発から放出された放射能被曝を想定したものでないとあまり意味がない、と訴えました。また、花角知事が委員長と意見が合わないとして総括委員会を開かないことや技術委員会の検証対象を狭めようとしていることは問題だとして、県に働きかけるべきだと訴えました。答弁については、後日、記録を見てまとめます。

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 自治・市民環境部での審査では、「地域自治推進プロジェクト」の体制、先進地視察の自治体、「地域独自予算」と地域計画の必要性について訴えました。「地域自治推進プロジェクト」は自治・地域振興課が中心になることはわかりましたが、その規模も活動内容も、いまひとつはっきりしませんでした。「地域独自予算」について市側は、地域計画づくりには消極的でしたが、地域の将来像、あるべき姿と基本方向の明確化の必要性を認めました。全体的に取組はこれからという印象でしたね。

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 委員会が終了したのは18時半頃だったと思います。帰り道、吉川区総合事務所に寄りました。というのは、昨日、下川谷と上川谷間の県道がふさがれる大きな地滑りが発生していて、その状況を知りたかったからです。場所は17年前に発生したところとほぼ同じでした。また、上川谷へは大島区周りでいくことしかできなくなります。前回は復旧まで1年半かかりましたが、早く復旧させねばなりません。

 これから、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2022年03月19日

中川市長が平和への訴え


 おはようございます。今朝は曇りです。でも、寒さを感じません。昨日、不調だったパソコンも機嫌よくなり、事務所でデスクワークをしています。

 昨日から市議会は一般質問に入りました。今回の質問通告者は当初よりも1人減って、総勢26人となりました。私は24番目ですので、24日の午後からとなりそうです。

 1日目の昨日は高橋議員からはじまって石田議員まで7人が登壇し、地域独自予算、除雪対策、平和政策などで質問が展開されました。

 このうち丸山議員は、市長が令和5年度から実施するとしている地域独自予算について、いつまでに実施要項を作るのか、ビジョンづくりは必要ないのか、などを質問しました。私の質問項目ともだぶる内容なので注目しましたが、正直言って、「これで間に合うのか」という印象を持ちました。というのも、「各区からの予算要望は9月いっぱいまでに出してほしい」とされたものの、どういう取り組みをしてほしいのかという説明はスケジュールを含め、4月にになってから地域協議会に示すということだったからです。いまの段階で言えないというのは、まだ定まっていないということなのでしょう。

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 昨日、最も注目したのは、牧田議員の質問の際の、中川市長の前置き発言と答弁です。同市長は牧田議員の質問に答える前に「ロシアの侵略について、一言申し上げたい」として、「このたびのロシアによるウクライナへの侵略と核兵器の使用を示唆した一連の行為に対して、非核平和友好都市を宣言する当市として、決して看過できないことから、ロシア大統領に議長と連名で強く抗議した」「人々の尊い命を守り、世界の恒久平和を実現するためにも、一日も早くロシア軍の完全撤退と平和的な解決を強く願っている」とのべました。市長が一般質問に答える前にこうした発言をするのは極めて異例ですが、感動の訴えでした。

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 それだけではありません。牧田議員から、被爆国である日本が核兵器禁止条約に参加していないことを問われ、市長は、「当市はすべての国の核兵器が速やかに廃絶され、恒久平和が確立されることを願って、平成7年に『非核平和友好都市宣言』をしている。この宣言の趣旨と一切の核兵器の禁止と核兵器による犠牲者への支援を掲げた核兵器禁止条約の趣旨とは共通するもの、すべての国がこの条約を批准することを願う。私としても核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて取り組んでまいりたい」と答えたのです。

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 昨日は、一般質問のほかにもう一つ仕事がありました。吉川区上川谷で発生した大規模崩落に関する対策でも動きました。再び崩落が起きないようにするためにどうしたらいいか、起きたとしても、道路を守る方法はないのか、探りたいのです。17年前にも地質の専門家集団の力を借りたのですが、昨日、地団研のメンバーの人とも連絡を取り、数日中に現場を見ていただくことにしました。

 昨夜は一休みした後、無差別攻撃にさらされているウクライナにいっときも早く平和が訪れることを願って1枚のイラストを描きました。

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 きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、レッドアクションなどと続きます。

2022年03月23日

「瞽女文化だより」に「茶筒ダンス」掲載

 おはようございます。今朝はきびしい冷え込みとなりました。車のフロントガラスも凍りましたし、野の花も凍りました。もう、わが家のまわりには雪がないので、車で泉まで行き、今冬最後の凍み渡りをしてきました。写真は凍ったキクザキイチゲです。

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 昨日は一般質問2日目。宮崎議員から始まって栗田議員まで7人が登壇し、中学校の校則問題、地域自治推進プロジェクト、ふるさと納税、新型コロナ対策、観光振興などについて質問を繰り広げました。3人の女性議員が校則や多頭飼育崩壊問題等を取り上げていましたが、新鮮でした。

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 会議が終わったのは18時頃だったと思います。母の様子が気になり、早く帰ろうと思っていましたが、家の者に電話したら、元気だと聞いて安心しました。それで、回り道して夕焼け風景を撮りました。頸城区の農道にて撮影の画像です。

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 家に着いたら、高田瞽女の文化を保存・発信する会の会報、「瞽女文化だより」が届いていました。開いてみたら、昨年12月に「春よ来い」シリーズに書いた「茶筒ダンス」が掲載されていました。「茶筒ダンス」というのは、大島区熊田の飯田静江さんがお母さん(故人)から教えてもらったという瞽女さんの芸のことを書いたエッセイです。多くの人に「茶筒ダンス」のことが伝わるとうれしいです。

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 きょうは、一般質問の3日目です。まもなく市役所に向かいます。

 

2022年03月24日

一般質問3日目


 おはようございます。今朝は大忙しです。一般質問の準備と活動レポートの作成と重なったからです。あらかじめ分かっていたことですが、どうにもならなくなりました。

 昨日は一般質問3日目でした。中土井議員から始まって平良木議員まで7人が登壇、子育て政策、公の施設の適正配置、医療再編等をめぐって活発な議論が展開されました。中川市長の答弁には、福祉施設に対する認識などでこんな発言をしていいのかというものがある一方、柿崎病院はしっかり現状を維持していく、そのため、場合によっては知事にも来てもらう等、評価すべきものがありました。

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 きょうは一般質問最終日です。私は3番手で登壇します。準備が間に合うかどうか。最終的な詰めをこれから行います。

2022年03月25日

一般質問中に地震がドンときた


 おはようございます。さわやかな朝ですね。今朝はもやがかかっていましたが、晴れになりました。今朝はやっと起きて、活動レポートの修正作業、そして印刷と大忙しです。ようやく、ブログ書きに着手できました。写真は平和橋のそばで撮った朝日とネコヤナギです。

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 昨日は一般質問最終日でした。高山議員から始まって5人の議員が登壇し、災害対策、子育て政策等について市長の見解をただしました。

 私は午後からの登壇でした。ロシアのウクライナ侵略と市の平和政策、豪雪対策などで一般質問をしました。市長が1回目の答弁をしているときに、ぐらぐらと来ました。地震です。11年前も私が所属していた総務常任委員会審査のときも大きな横揺れに襲われましたが、今回は直下型の下からの揺れ、どんときました。議長は会議を中断し、様子を見ましたが、こういうハプニングもあるんですね。

 質問では、まず、プーチン大統領の核兵器使用示唆発言を契機に安倍元総理や日本維新の会などがアメリカと共に核兵器を共有すべきだという暴論を展開していることについて市長の考えをただしました。これに中川市長は、「あらゆる核兵器の廃絶を願う非核平和友好都市を宣言した自治体の長として、〝核共有〟は容認されるものではない」と答弁しました。

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 核兵器禁止条約の批准を政府に働きかけよという質問は、先日の牧田議員の質問でイエス答弁が出ていますので再確認する意味で行いました。

 市内中学生の広島記念式典派遣については、式典に参加できない事態となっても、広島へ派遣し、原爆資料館や原爆ドームを訪れ、被爆者の声を聴くことをしたらどうかという私の提案に、市長は、「派遣事業の実施方法等の見直しに関しては、教育委員会、学校関係者との協議も含め、検討してまいりたい」と答えました。今後の動きに注目です。

 次に「地域独自の予算」などについて質問しましたが、これは追って報告します。

 最後のテーマ、豪雪対策で取り上げたのは、豪雪に対する基本認識、国の豪雪時の災害救助法の適用をめぐる後退姿勢です。

 まず、豪雪について、1981年2月の「豪雪それ自体が災害だ」(原健三郎国土庁長官)という政府見解がいま崩されようとしているなかで、市長の考えを訊きました。

 市長は、昨年、今年の大雪を経験するなかで、「改めて豪雪は災害であるとの認識を深めた」とのべました。ぜひこの立場で頑張ってほしいと思います。

 また、私は、災害救助法適用下にあって、政府が「応急救助として除雪が必要な住家(障害物の除去)」対象をせばめ、「人命にかかわるかどうかの証明を求める」事態となっていること、新潟県内では昨年の5900件の申請のうち、900件がまだ決まっていない」ことを明らかにし、市の見解を求めました。

 笠原福祉部長は「上越市では数百件がまだ決まっていない」と答え、中川市長は、「私も、今回の国の判断対応については、非常に憤りを感じている。県と県議会、そして国会議員にも協力してもらい、全力で対応にあたりたい 」と答えました。

 夕方、家に帰る途中、青野新田できれいな夕日を見ることができました。写真はいまいちです。このところ、きれいな夕日が続きますね。

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 家に着いたら、市内山間部の住民から災害救助条例適用と申請をめぐって、具体的な矛盾を告発した手紙が届いていました。もう一日、早く着いていれば、質問で使える内容でした。しかし、手紙を出したのは21日、着いたのは24日です。同じ市内でありながら、こんなにかかるとは郵便サービスは大きく後退しましたね。何とかしてほしいものです。

 きょうはこれから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金です。

2022年03月29日

3月議会終わる


 おはようございます。今朝は5時半頃には起きる予定でしたが、だめでした。疲れはピークに達しています。外は晴れ、日が照ってきました。

 昨日は定例議会最終日でした。委員長報告、討論、採決と続きました。

 日本共産党議員団は提案された53議案のうち、新年度一般会計予算、新年度国民健康保険特別会計予算、新年度介護保険特別会計予算、新年度後期高齢者医療特別会計予算の4議案に反対しました。あとは全部賛成です。

 討論に立った平良木議員は、「今議会に提案された中川新市長の新年度予算は、住宅リフォーム補助の上限額引き上げなど市民の願いに応える施策が随所に取り上げられ、これまでにない暮らしを守る予算編成になっている」「こうした施策はその一つ一つがこれまで多くの市民が要望してきたものであり、そうした市民の声を真摯に受け止め、実現に向けて予算計上した市政は、基本的に大いに評価する」とのべた後、「ただし、いくつかであっても改善の余地がある以上、手放しで賛成することは、市民に対する責任を果たすことになりません」と訴えました。そして、①財政調整基金の大幅取り崩しによって、仕事を失ったり収入が大きく減少したりしている市民のみなさんへの追加支援が必要だったこと、②公共施設を次々に廃止、譲渡する悪い意味での行政改革の鉈が相変わらず振るわれていること、③学校給食の民間事業者への委託が続いていることなどを問題視し、反対しました。

 昨日の討論で特徴的だったのは、一般会計予算に賛成した議員も、「8つのプロジェクトにおいて、その考えの背景、内容、進め方などについて、まだまだ市民の理解と共感を得るには充分ではない」「プロジェクトは今定例会においても、その考えの具体性がいま一つ示されなかった」などと市長の市政運営に注文を付けたことです。こういう声が賛成会派から相次いだのは異例です。

 注目された請願ですが、委員会で採択された老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願も「最低賃金の改善と地域経済回復に向けた」意見書の採択を求める請願も、いずれも賛成少数で不採択となりました。

 反対討論に立った議員は、老齢年金の請願については、基礎年金を引き上げると若者世代につけがまわり、制度を維持できなくなるという主張でした。生活保護を下回る水準を国の支援で打開する立場に立てないんですね。最賃引き上げについては、コロナで経営難に陥っている中小業者を圧迫するが主な反対理由でした。これについては、私が討論で、最賃引き上げのためにも中小業者支援は必要だ、それは新潟県議会でも全会一致で採択された意見書にも反映された、と反論しました。イラストは請願について賛成討論する私です。

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 夜は早めに帰りました。母の誕生日の祝いを1日遅く行ったのです。ショートから帰ってきた母は、家族みんなに祝ってもらいご機嫌でした。それにしても母はよく食べました。母は一昨日、98歳になりました。

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 きょうはこれから柿崎です。やることが山ほどたまっています。

 

2022年03月31日

ウグイス鳴くなかで


 おはようございます。今朝はウグイスの鳴き声を聞きました。初鳴きです。このところ、あたたかい天気が続いていて一気に春になった感じです。

 昨日は総務常任委員会でした。午前10時から午後にかけて行われました。何時に終わったかはわかりません。というのは、お昼休みの時間帯に大事な大事な親戚の人が危篤という知らせが入り、病院へ飛んだからです。息を引き取る前には着きたいと車を飛ばしましたが、残念ながら間に合いませんでした。

 きょうから数日、葬儀で動きます。ただ、「しんぶん赤旗」日曜版だけはなんとかお届けしたいと思っています。

2022年04月04日

総務委が地域協議会の会長さんたちと意見交換

 おはようございます。今朝は暖かな朝となっています。天気が続いたこともあって、早朝から畑打ちをされている人もいます。畑が賑やかになってきましたね。

 昨日は地元町内会の普請に出て、土嚢づくり、泥上げ作業をしました。もっとも私は用事があって、途中でぬけました。久しぶりのスコップ作業、体にきつかったです。

 朝市宣伝は議会中だったこともあり、2週間ぶりでした。驚いたのは、ビラ配布をしていたときに、一人の女性(初対面)が私に「何を配っているの」と声をかけてきて、私のビラを見るなり、「共産党、ああ、おそろしい」と言って来たことです。「どうしてですか」と聞くと、「だって、ロシアをみればわかるでしょう。もう騙されません。志位委員長も自分が悪いことをしていることをわかっているんだね。だからテレビに出る機会も少ない」とまくしたてました。私が「日本の共産党はプーチンとは違いますよ。ウクライナから撤退せよと主張しているんですよ」と言っても、聞く耳は無し、ビラも手を振って「いらない」と言って去りました。「ロシア=共産党=日本共産党の仲間」という宣伝をしている人たちがいるのでしょうか、それとも単純に誤解しているだけなのでしょうか。どうあれ、こういう人が多くいるとしたら、事実を早く伝えないといけません。

 午後からは総務常任委員会と地域協議会会長さんたちとの意見交換会でした。会場となった春日謙信会には、地域協議会会長さん、議員、地域協議会委員など60人ほどが集まりました。

 会では、滝沢委員長が意見交換会の趣旨や会議の進め方などについて説明した後、4つのグループに分かれて意見交換をしました。

 私が入ったグループでは、「私たちの地域協議会では自主的な審議を常にやっている。いまは人魚館の活性化がテーマだ」「意見書を出してもノーといわれればそれまでだ」「3元代表制云々など議会が勘違いされているのではないか」「諮問には廃止ありきのものがあった。いくら地域協議会で発言しても取り上げない無謀なやり方だ。議会や木田庁舎に届いているのか」「自主的な審議で時間をかけて意見書をあげても、重みを持って受けとめていないのではないか」「平成19年1月に、都市内分権及び住民自治に関する調査研究書が出ている。この文書をバイブルのようにして活用してきた。地域協議会、地域自治区の問題をどうするかを考えるなら、この文書に戻るべきだ」など率直な意見が相次ぎました。他のグループでも真剣な意見交換が行われたようです。下のイラストはDグループ、右奥は私も入ったCグループです。

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 昨日の会でだされた意見は今後の総務常任委員会で検討されることになります。時間がかかるかも知れませんが、一つひとつ真剣に議論していきたいと思います。

 夕方、地元に戻ったら、夕焼けがきれいでした。こういう赤い帯ができることもあるんですね。

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 きょうは、党議員団会議など2つの会議があります。

2022年04月07日

今朝は大忙し


 おはようございます。今朝は活動レポートの編集が間に合わず、大忙しです。いま、やっと印刷したところです。外は晴れ、きょうもいい天気になりそうです。市役所の近くのサクラが咲きはじめました。高田公園もきょうは開花宣言が出るでしょう。

 昨日は党事務所、市役所でデスクワークでした。通常のやるべき仕事に加えて、政務活動費の申請書類の整理、活動レポートの作成が待っていました。その他に、生活相談も入りました。こうなると、急がず、あわてず、一つひとつやっていくしかありません。昨夜までかかって、ほぼやり遂げることができました。

 きょうは総務常任委員会の所管事務調査です。準備すべきこともあったのですが、そこまで手が回りませんでした。さて、出発です。

2022年04月08日

総務委で激論


 おはようございます。今朝は6時半にやっと起床しました。外は晴れ、日が照ってきました。一昨日あたりからソメイヨシノの花が開きはじめましたので、きょうはぐんと進むでしょう。

 昨日は午前が総務常任委員会でした。今回も地域自治、住民自治のあり方についての提言づくりの協議でしたが、公募公選制の地域協議会の根幹にかかわる準公選制、報酬や地域計画の策定をめぐって、またもや激論となりました。14市町村合併は誤りだった、大合併した以上は地域、地域という言うべきではないという考えが根底にあるのでしょうが、これまで合併前から積み重ねられてきた議論を無視して、制度を変えようという動きには同意できませんね。

 午後からは三和、安塚、大島と回りました。大島区では排雪作業が急ピッチで行われていました。きょうあたりから、春先除雪路線の除雪作業も行われるようです。昨年よりも残雪が多いと感じるのは私だけでしょうか。雪解け水の量も多い感じがします。写真は1枚目が大島区牛ヶ鼻、2枚目が同区板山で撮影したものです。

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 昨日は吉川区上川谷へも行ってきました。地域住民が今回の災害の下で、地域の人たちの生活、農作業などをどう守っていくか、助け合い、議論している様子も聞いてきました。要介護の人も「おれはここで暮らしていきたい」と意思表示されているとのこと、最大限の支援をしていかなければなりません。

 きょうは、これから朝市宣伝、市役所、中学校入学式と続きます。

 

2022年04月12日

片桐なおみさんを励ます会、熱気ムンムン


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達でした。寝坊したおかげで、貨物列車が桜の木の中を走っていく姿を目にすることができました。場所は信越線上下浜駅の近くです。ここは高速もそばを走っていて、ソメイヨシノを楽しむ隠れた名所の1つになっています。

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 昨日は市役所で議員団会議をやる予定でしたが、ワクチンの副反応で熱が出た人等がいて、会議を開くことができませんでした。それで生活相談対応、デスクワークをしました。下の写真は市役所に向かう途中、頸城中学校体育館のそばの一本桜です。今年も見事に花を咲かせました。

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 午後から2時間ほど市役所を離れ、高田世界館へ行ってきました。話題の映画、「ひまわり」を観るためです。じつはこの映画、私はこれまで3回観ています。それでも、観に出かけたのはロシアのウクライナ侵攻の最中だからです。映画の舞台の1つとなったひまわり畑の美しさを改めて感じましたし、ここを舞台に戦争をしている国があることは忘れてはいけないと思いました。3回も観ているのに、発電所とおぼしき映像がでてくることなど初めて気づいたことがいくつかありました。それにしても、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの二人が演じる夫婦がロシアの地で再会するシーンは何度観ても体がガタガタ震えます。戦争はやってはいけない、という考えがこの映画で広がってほしいです。写真は世界館の中の風景です。

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 夜は市民連合・上越主催の「片桐なおみさんを励ます集い」でした。100人ほどの人たちが駆けつけ、片桐さんを県知事にしようという人たちの熱気に満ちた集いとなりました。この勢いを5月29日まで持続発展させ、「肝っ玉かあさん知事」を誕生させたいものです。

 主催者を代表して挨拶した馬場秀幸弁護士は、「ロシアのウクライナ侵略で普通の生活を滅茶苦茶にされている姿を見て、県政でも私たちの声を届けていく民主主義のルートが必要だと思っている」「今度のたたかいの最大の焦点は、柏崎刈羽原発を再稼働させるかどうかだ。戦争でもターゲットになる原発を再稼働させてはならない」「片桐さんは肝っ玉がすわっている女性だ。上越から、いっぱいのエールを送ってもらいたい」とのべました。

 片桐なおみさんは72歳。馬場さんが言われた通りの「肝っ玉が座った」お母さんです。「小泉元首相が言われるように、原発反対の運動に右も左もない。ウクライナで一番の規模、欧州で一番の規模の原発が攻撃を受けたが、柏崎刈羽原発は世界で最大の規模だ。私には農業のこと、雪のことなどやるべきことはたくさんあるが、1丁目1番地も2丁目も3丁目も原発だ」「新潟県の入札では随意契約が多く、指名競争入札も多い。これでは談合しやすい。改革が必要だ」「次世代の女性が生き生きできる社会をつくりたい。女性にもうひと踏ん張りしてもらいたい」「私はのらりくらりして国のいいなりになるような知事にはならない。みなさんに後悔させない知事になります」などとのべました。話はユーモアもあって、わかりやすかったですね。

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 政党代表や会場の参加者からは、「脱原発社会をつくってほしい」「女性の権利向上を」「若者に仕事とお金を。若者がワクワクするして暮らせる県政をつくってもらいたい」「地域医療を守ってほしい」などの声が上がっていました。写真は参加者が片桐さんにエールを送ったところです。

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 きょうは、これから市役所です。各派代表者会議等があります。

2022年04月13日

各派代表者会議、人口減少特別委勉強会開催


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。庭に出たら、昨日まで気がつかなかったツツジの花が咲きはじめていました。事務所に着いてからは朝の散歩です。歩いているだけでいろいろな発見がありました。今年はキイチゴの木が多くなっています。写真は今朝撮ったキイチゴです。

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 昨日は午前が各派代表者会議でした。市議会の役職、常任委員会の所属は2年ごとに決めることになっていて、それは5月20日予定の臨時議会で決まるのですが、代表者会議では、現在3つある特別委員会をどうするか、新しい特別委員会をつくるかどうか、の議論を中心にしました。日本共産党議員団としては現在の特別委員会の設置目的に照らして、存続すべきだという考えですが、他会派のなかには新型コロナ対策は常任委員会でやればいいとか、市長の構想する8つのプロジェクトに呼応して全議員が参加する特別委員会を立ち上げ、いくつかの班に分かれて検討したらどうかなどの意見も出ていました。各会派の提案はすべて持ち帰り、次回、18日の各派代表者会議で決めることにしました。

 午後からは人口減少対策特別委員会(武藤正信委員長)の5回目の「勉強会」でした。私は委員ではないので傍聴です。開会前、委員の一人が私を見て、「漫画描きに来たんでないかな」と言っていましたが、当たらずとも遠からずです。昨日は提言書の正副委員長案について協議しました。提言書は、①人口自然減対策、②人口社会減対策、③人口減少社会の中でも豊かに暮らせる社会をめざす対策、の3分野13項目に及ぶ予定です。次回は25日に特別委員会を開催し、最終提言書をまとめる予定とのことです。中身については正式に決まり次第、お知らせします。

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 市役所からの帰り道、頸城区百間町の栄恩寺の桜を見てきました。早いところはもう葉が出始めていましたが、きれいな桜を見せてくれます。本当は夜桜を撮りたいです。

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 知事選を巡る動きが活発化してきています。昨日は片桐なおみさんの会のニュース第1号が届きました。全県的な動きはこのニュースでわかります。

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 きょうは地元で活動します。活動レポートも作成しなきゃなりません。相変わらず締め切りぎりぎりの作成となります。

2022年04月15日

総務委後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達へ


 おはようございます。今朝は7時まで寝ていました。夜中に5回くらいトイレ介助をしたせいでしょうか、いまも眠いです。外は曇り空、ウグイスが鳴いています。

 昨日は総務常任委員会の地域自治、住民自治に関する所管事務調査でした。所管事務調査と言っても、事実上、個別テーマについての委員間討議です。昨日は総合事務所のあり方をめぐって激論となりました。合併後17年経っていて人口減少が進んでいるので総合事務所は統合すべきだ、機能集約すべきだという意見が一部の委員などから出され、私は13区の総合事務所は存続し、職員を増やし、機能強化すべきだと反論しました。地域住民の声を市政に反映させるために、合併協議などで築いてきた仕組みをここで壊されたんではたまったものではありません。傍聴した地域協議会委員やネットでの視聴者からも怒りの声があがっていました。

 会議が終了後、三和、浦川原、安塚、大島区と回りました。活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。一昨日が気温25度以上、昨日は13度という温度差でしたから寒かったですね。大島区の菖蒲地区では霧が立ち込める中、排雪作業が続けられていました。雪消えはやはり遅いですね。

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 途中、ある事業所でお茶をご馳走になりました。本当は時間がなかったのですが、素敵なお客さんが2人もいて、ついつい話し込み、30分近くもおしゃべりしてしまいました。でも、災害対策についてなど大事なことで意見交換できましたので、後悔していません(笑)。

 大島区の旭地区でも霧が出ていました。雪もかなり残っていますが、旭小学校わきを通って板山に抜ける道は春先除雪が終わって、通れるようになっていました。ここは今年初めて通りましたが、ブナなどの景色がとても美しい場所です。写真はコブシの木と田んぼ風景です。

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 昨夜、疲れたのでひと眠りした後、一昨日、行ってきた吉川区国田の善徳寺の写真をもとに、桜と経堂の絵を描いてみました。

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 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2022年04月19日

臨時議会に向け対策会議


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。外は曇り空ですが、田んぼで耕運作業をしている人たちがいました。すでに田んぼに水が入ったところもあります。写真は事務所近くの田んぼとイワカガミの花です。

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 昨日は朝市宣伝から。いつもよりも30分以上早くレポートの配布をしてきました。普段のお客さんは少なかったですが、小学生が学習に来ていて、いろんな質問をお店の人たちにしていました。お店の人たちはニコニコしながら応対していました。

 午前10時からは各派代表者会議でした。5月20日には臨時議会が開かれ、常任委員会、特別委員会の構成、正副委員長を含めた議会の役職も替わります。それに先立って、昨日は特別委員会をどうするかの議論を行いました。我々の議員団では設置目的に照らして、その目的が達成されていれば廃止、そうでなければ継続と主張してきたのですが、なかなか議論はかみ合わず、災害対策と人口減少対策は残し、新型コロナ対策は廃止ということになりました。新たに設置される予定の特別委員会は観光対策です。その他、各会派に対する委員会委員の割当人数もほぼ決まりました。次回からは具体的な人選に入ります。

 代表者会議終了後は党議員団の会議でした。臨時議会に向けての方針、総務常任委員会の提言づくりに対する意見交換などを行いました。

 きょうはこれから市役所です。8時40分から、UPZ(原発から30㌔圏内)研究会の代表メンバーが中川市長訪問をするので、それに同席します。その後は総務常任委員会です。

2022年04月20日

UPZ研究会の市長訪問、総務委の所管事務調査


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床して、散歩しました。ウグイスが鳴き、カエルの合唱も聞こえてくる。そして青空が広がっている。散歩には最高です。下の写真は地元の代石池(たいしいけ)の湖面、私の事務所前のヤマザクラです。

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 昨日は8時半までに市役所に行きました。柏崎刈羽原子力発電所30㌔圏内UPZ研究会(代表関三郎見附市議)の幹部による市長訪問に同席してほしいと要請されていたからです。

 今回の市長訪問は、昨年秋に市長が中川幹太さんになったということでの表敬訪問です。関代表は、東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働させる場合、同原発から30㌔圏内の自治体から事前に了解を得る必要がある。そのことを明記した安全協定を関係自治体と東京電力は結ぶべきと、同研究会が運動していることを改めて説明し、若干の懇談をしました。

 この席で中川市長は、「事前了解権は必要だと認識している」とのべました。同市長はすでに市議会でこの立場を表明していますが、今回のUPZ研究会の訪問で再度この立場を明らかにしました。同研究会の30㌔圏内自治体訪問で、首長がはっきりと事前了解権は必要とのべたのは中川市長が初めてです。今後、これを契機に他の自治体でもこうした動きが出てほしいものです。

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 午前10時からは総務常任委員会の「地域自治・住民自治、地域協議会について」の所管事務調査、最終回でした。

 昨日の委員会では、総合事務所の課題とあり方について議論し、正副委員長がまとめた提言書案について協議しました。総合事務所長の権限強化や地域に寄り添い、住民に信頼される職員体制をついては比較的すんなりとまとまりましたが、総合事務所の機能集約と機能分担については時間がかかりました。そもそも、私のように総合事務所の機能を柿崎、浦川原、板倉の3事務所に集約することに反対しているものの意見と賛成の意見を提言の中で一本化しようというのですから、当然です。

 最終的な文言整理はまだあるかも知れませんが、昨日、まとめられた提言では、「行政サービスがより充実し、かつスピードアップできるもの」を柿崎、浦川原、板倉の基幹総合事務所に集約すると書き、その後で、「産業建設グループの集約を含め、真に市民サービスに結びつく集約とは何か、検証かつ検討しなくてはならない」となりました。この結果、集約する場合は、「行政サービスがより充実し、かつスピードアップできるもの」かどうかの検討と納得のいく説明が必要となります。

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 午後からは高田城址公園に行きました。花見が目的ではありませんでしたが、まだソメイヨシノも少し残っていました。目的は私が描いたイラストを使った絵はがき、25枚をある人に手渡したのです。拙い作品でも活用したいと言ってくださる人がいるのはうれしい限りです。写真は公園内の残り少ない桜です。

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 夕方、ある人からいただいた大潟産のイチゴ、「越後姫」を母に渡したら大喜びで、「こりゃ、うんめがどぉ」を連発していました。ありがとうございました。

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 きょうは、これから市役所です。

2022年04月26日

川谷の地すべりで地元説明会


 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。「しんぶん赤旗」の配達をした後、デスクワークをしています。配達の途中、シャクを見つけました。セリ科の多年草です。

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 昨日は午前中に党議員団の会議を行い、臨時議会対策などについて協議しました。午後からは吉川区川谷の公民館へ行きました。

 川谷では、先月16日、吉川区川谷地内で発生した土砂崩れについての地元説明会が行われたのです。上越地域振興局の道路維持課の幹部のみなさんが被害状況、現在の対応、今後の対応などについて説明しました。このなかで土砂崩れの復旧工事は早くても来年春頃からになることが明らかにされました。

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 説明では、今回の大規模土砂崩れについては「地すべり」とみていること、県道から地すべりの頭部までは約200㍍になること、地すべりの発生範囲は長さ約130㍍、幅最大で約60㍍とみていて、崩壊土砂量は7万㎥(推定)にもなるとのことです。土砂に埋まった県道は約100㍍で、厚さは数㍍になるそうです。

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 現在、監視、測量、地質調査、設計を4業者と契約、監視については、3月19日から毎日1回、現地確認しているとのことですが、斜面や下の出合川の埋塞(まいそく)状況に大きな変化はないそうです。また、斜面の土砂移動状況ですが、斜面上部の土砂が、1日で1㌢から2㌢、下方へ移動しているとのことです。

 今後の対応ですが、ゴールデンウィーク前に地質調査に着手、7か所でボーリング調査(画像の赤点)などを3か月ほどかけて行い、地すべり、雪崩対策、道路の復旧方法を総合的に検討していく予定だそうです。国土交通省と協議して災害復旧工事とするので、原形復旧が基本となるが、工事着手は、早くて令和5年春頃の見込みとのことでした。

 地元住民からは、「今回の地すべりで川谷町内会が2分された。田畑の仕事でも分断された人がいる。町内移動でう回路を使うと役20㌔㍍にもなる。川谷地区を走行していたバスは上川谷まで行かず、買い物などで不便をきたしている。これまで地域で助け合ってきたがなかなかやりにくくなった。できれば、近くの農道を使ったう回路を検討してほしい」などという訴えがありました。

 昨日のような説明会は今後、調査の進行にともない、行っていくとのことです。ぜひ地域住民に寄り添って対応してほしいですね。

 夕方、「新しいリーダーを誕生させる会」ニュースの第9号が届きました。ごらんください。

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 今日は、これから各派代表者会議、議員勉強会と続きます。
 

2022年04月27日

スノーマンの伊藤親臣さんが議会で講演


 おはようございます。今朝は6時前に起床しました。外は霧雨です。徐々に良くなるとは思うのですが。木々の白い花が次々と咲いています。写真は事務所近くのガマズミです。

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 昨日は午前が各派代表者会議でした。既報のように来月20日に臨時議会が開催され、議会人事が行われます。その前に各派代表者会議で常任委員会の委員、正副委員長などの協議が行われるのです。昨日は常任委員会、特別委員会、消防事務組合議員などの配置がほぼ決まりました。ただ、今後、正副委員長の協議の中で移動する場合もあります。

 午後からは議員懇談会、議員勉強会がありました。

 このうち議員勉強会では、『空から宝ものが降ってきた』(旬報社)の著者、伊藤親臣さんが上越市議会で講演してくださいました。テーマは、上越市における雪冷熱エネルギーの可能性についてです。

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 伊藤さんは、雪は〝冬の宝もの〟だとして、雪を活用した雪国での暮らし方についてたっぷり語りました。雪で涼しく過ごす。雪で楽しむ。雪で野菜やコメを美味しくする。雪で食料品を長持ちさせる。雪で電力消費量を減らす。雪、雪冷熱エネルギーを活用した様々な工夫によって、快適な生活の可能性が広がることが明らかにされました。

 講演の最後で伊藤さんは、「雪国に雪が降るのは当たり前。雪が解けるスピードを落とすことで、様々な雪効果をもたらす。雪の価値化を進め、環境にやさしい暮らしを実現しよう」と訴えました。もう一度、『空から宝ものが降ってきた』を読んでみたくなりました。

 今日は、これから葬儀です。その後、市役所に向かいます。

2022年04月28日

アズマシロカネソウも開花

 
 おはようございます。印刷機が故障し、発信が遅くなりました。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正作業を行いました。その後、印刷というところで、故障したのです。下の写真は朝の散歩時に撮った代石池です。

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 昨日は午前に活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。毎年のことですが、連休時には日曜版はいつもよりも1日早く来ます。初めての読者には、「連休になるもんで早く来ました」と話しながら配達しました。

 午後2時半からは総務叙任委員会がまとめた「地域自治・住民自治・地域協議会などにかんする提言書」を議長に渡しました。「総合事務所機能の集約と分散」など委員会では賛否が分かれた問題がいくつかありました。それらは微妙な書き方になっていますので、注目してください。

 その後、三和、浦川原、大島区と回りました。大島区では野の花が何種類も花開き、カメラが忙しかったです。写真はアズマシロカネソウです。このほかウワバミソウなどが開花していました。

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 夕方、夕日がきれいでしたね。吉川区下町にて撮りました。奥の方の四角い建物は新潟県立吉川高等特別支援学校です。

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 きょうは災害対策特別委員会の委員長、副委員長、行政との打ち合わせ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

2022年05月09日

叔父の入所施設へ


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。母はショートに行っていないのですが、なぜかよく眠れませんでした。外はうす曇りですが、だんだん明るくなってきました。そのうち、太陽も顔を出すことでしょう。下の写真は昨日、赤沢地内で撮ったカタバミです。

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 昨日は午前に従弟夫婦と共に叔父が入所していたグループホームに行き、叔父の残した荷物の片づけ、引き取りをしてきました。驚いたのは、叔父は生前、いつでも家に帰れるように荷物を整理し、大きな、いくつかのバッグに入れておいたことです。どれだけ家に帰りたかったか、よくわかりました。

 施設長さんと話をして、初めてわかったことがいくつもありました。叔父は数少ない男性入所者の一人としてイベントであろうが、普通のお楽しみ会であろうが盛り立て役をしていたこと、2か月に1回開催している施設の運営推進会議の代表者として議員のように頑張っていたこと、自分と付き合いのない客でも玄関まで行き、見送りしていたこと、毎日、尾神岳に手を合わせていたことなどです。

 施設の玄関から入って正面には、ウツギの花が飾られ、そのそばには、私が書いた『五センチになった母』も置いてありました。時々、私の本の朗読をしてくださる方がおられたそうです。感謝して、施設を後にしました。

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 午後からは、県知事選と参院選の勝利をめざして新潟テルサで開催された日本共産党演説会にオンライン参加しました。片桐なおみ知事選予定候補、森ゆうこ参院議員(代理、土屋竜吾さん)、武田良介参院議員、穀田恵二衆院議員が訴えました。

 片桐なおみさんは、「原発は核戦争のターゲットになる。再稼働させてはならない。いまは歴史の転換点だ。正しく生きた人が歴史の中で評価される。何よりも戦争させない。9条を守る。県財政をチェックし、困っている人たちにお金が回るようにしたい。県民の医療を守り、女性を大切にする県政をつくりたい」と決意表明しました。「市民と野党の共闘で勝利を」との森ゆうこ参院議員のメッセージを上越市在住の土田竜吾さんが読みあげました。

 武田良介参院議員は、「原発ゼロを実現するために大きな決断をするときだ。ウクライナへの侵略、戦争で自分の国の食料は自分たちで生産すべきであると注目されている。価格保障、所得補償で日本農業を守っていかなければならない。そのためにも日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。

 穀田恵二衆院議員は、「政治の要は安心だ。大事なのはどういう観点でしゃべるか。武田良介議員は豪雪対策をとりあげるとき、『豪雪そのものが災害だ』という立場で頑張ってきた。今度の選挙では、岸田内閣の戦争する国づくりか平和かが問われている。紛争を戦争にすることなく、徹底的な話し合いで解決しなくてはならない」などと訴えていました。

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 オンラインでしたので全体の様子は確認できませんでしたが、聞こえてくる拍手などから判断すると、大いに盛り上がった演説会になりました。

 夕方からは頸城区の希望館で、市議会主催の議会報告会・意見交換会が行われました。報道関係者や傍聴の議員、市役所職員を除くと参加した市民は9人でした。

 議会報告会では、名立区から参加した市民が、「起業などをして頑張っている若い人にもっと支援の手を差し伸べて」と訴えました。また、意見交換会では、総務常任委員会が進めてきた地域自治、地域自治区などの提言づくりに質問や意見が集中し、「13区と15区の違いをどう認識しているのか」「合併後の検証をしながら、どういうふうに市にお願いしていくかつめていく」「行政が地域活動支援事業を無くすというのは時期尚早だ」などの声が出ました。また、1市議の野焼きをめぐって市議会の対応を問う声もありました。

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 議会報告会・意見交換会は明日9日が三和コミュニティプラザで、11日は清里コミュニティプラザで、12日はオーレンプラザで開催されます。いずれも開始時間は午後6時半からです。どうぞご参加ください。

 今日は、各派代表者会議などの会議が続きます。

 

2022年05月10日

各派代表者会議などいくつも会議


 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」の配達当番でした。少し遅く起きたこともあって、田んぼや山などの景色が美しく、カメラが忙しくなりました。写真はウワミズザクラとケナシヤブデマリです。

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 昨日は午前が各派代表者会議でした。特別委員会の設置目的の確認、常任委員会や特別委員会などの正副委員長ポストについての協議が行われました。20日の臨時議会で正式に決まるのですが、昨日の協議では厚生常任委員会委員長ポスト、災害対策特別委員会副委員長ポストなどをめぐって私たちの議員団といくつかの会派で要求が重なり、休憩をはさんで協議しました。私は会議の冒頭、上越市議会の委員会などを代表して活動するポストなのでそれぞれの委員会でベストだという人事をしようと訴えました。そういうことが行われず、各会派の人数など数がものをいう人事が行われている限り、いくら全国の議会改革度が上位になったとしても真に改革が進んだ議会にはなりえません。

 午後からは豪雪災害対策で市役所関係課の幹部と意見交換をしました。私から意見交換の趣旨を説明し、平良木市議から4月6日に日本共産党新潟県委員会が行った政府交渉の内容説明を行ったうえで、災害救助法適用時にどういう被害がでたときに救助対象とするか、写真が撮れなかった時の対応、監査で救助対象から外された場合の費用負担などをめぐって具体的なやりとりをさせていただきました。知りたかったことはほとんど時系列で確認できましたので、たいへん有意義でした。

 その後、日本共産党の選対会議に出て、知事選、参院選での勝利をめざす活動の確認と協議をしました。

 直江津からの帰り道、夕日がじつにきれいでした。写真は吉川区町田にて撮ったものです。

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 母の写真を夕飯時に撮りました。近くの親戚などからタケノコをいただき、タケノコ入れご飯をつくったので母が喜んで食べていました。その様子です。

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 きょうは会議などがあり、これから柿崎などで活動します。

2022年05月12日

久々に災害対策特別委員会

 おはようございます。今朝は6時前に起床し、活動レポートの修正と印刷作業を行っています。外は曇り空、まずまずの天気です。下の写真はわが家のミズキの花です。子どもの頃、この木は「まえだまの木」と呼んでいました。

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 昨日の午前は市議会災害対策特別委員会でした。テーマは市が現在進めている地域防災計画・水防計画の改訂です。今回の改訂は関係法令の改正、最近の災害対応の教訓、新型コロナなど感染症対策、上越市での大雪災害の検証結果などを踏まえたものです。

 市の説明後、委員からは、「『自助』意識の強化を明記した理由はどこにあるか」「いっせい雪下ろしの前にどうしても雪下ろしをせざるを得ない場合の対応は」「道路管理者同士の連携と除雪実施路線の相互乗り入れについて説明してほしい」「ハード計画については、いつ、どれくらいのお金をかけて取り組むか、実施計画を策定すべきではないか」などの質問が出ました。

 私からは、「要配慮者利用施設の避難確保対策を明記することになったが、これは改訂前からの課題だ。洪水、土砂災害リスクの高い区域の要配慮者利用施設はどれくらいあるか。また、避難確保計画の作成はどれくらいすすんでいるか」「複合災害時に自然災害による人命へのリスクが高い場合は自然災害に対する避難行動を原子力災害に対する避難行動よりも優先させる、としているが、自然災害が複数重なった場合と違って、どちらも人命にかかわることだ
。どう対応するか」「国や県などと道路除雪路線の相互乗り入れについて明記することは重要だ。昨年も対応してほしいケースがあった。これまでに相互乗り入れしたことはあったか」などと質問しました。

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 私の質問に市の担当者は、「洪水関係で65施設、土砂崩れ関係で27施設あり、いずれも避難計画は策定済みだが、避難訓練未実施が一部にある」「原子力災害との複合災害となった場合、人命にかかわる自然災害の避難行動を優先させる方針は国の方針だ」「除雪路線の相互乗り入れについては令和3年度の除雪計画に書いている。地域防災計画にも明記するということで提案している」などと答えました。

 原子力災害時の避難計画については、現在、UPZ圏内はまずは屋内退避をとなっていますが、昨今、この屋内退避の被爆が問題とされたり、感染症対策との矛盾が指摘されています。科学的知見を集め、早急に見直すことが必要です。異常降雪時における、国、県、市による除雪路線の相互乗り入れを地域防災計画に明記したことは重要な前進ですね。

 今回の改訂案については、今月中旬から1か月間パブリックコメントが行われ、その後、防災会議にかけて7月中には公表される見通しです。

 午後からは片桐なおみさんの上越事務所で事務所看板の設置作業を手伝いました。平良木市議の「設計と施工」により、がっちりしたものができました。

 作業が終わってから、地元に戻り、活動しました。写真は地元のお寺、善長寺の掲示板です。「平凡な生活がおくられる幸せいつまでも」という言葉にひまわりの花の折り紙、書かれた人の気持ちが伝わってきます。

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 きょうは県知事選の告示日です。大忙しとなります。18時20分からはカニ池交差点で片桐なおみさんが上越での第一声を行います。私は夜、直江津から大島区まで先導します。

2022年05月20日

配達と臨時議会準備

 おはようございます。今朝は6時に起きました。外は曇り空ですが、徐々に明るくなってきました。

 昨日は暑かったですね。午前8時半に家を出て、夕方まで活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。知事選は関心がいまいちではありますが、「片桐さんという人はなかなかのやり手なんですってね」「原発と病院のことを考えれば良識的な判断できると思うよ」などといった声を寄せていただきました。もっと盛りあげ、投票率も高めていきたいと思います。

 「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしていて何人かの読者の方から、「活動レポートの印刷が悪い、上の方の1行がよく読めず、想像して読んだ」などの声をいただきました。今週号も同じですので修理屋さんに連絡しました。直ればいいのですが。

 大島区では運よくヤマシャクヤクが開花したのを見ることができました。昨年に続いて2度目です。きょうだったら、見ることはできなかったことでしょう。

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 いつもの家の玄関先の生け花も豪快で、見事でした。

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 昨日はきょうの臨時議会での議長選、副議長選をめぐっていろいろな動きがありました。そのため電話をかけたり、受信したりする回数が数十件になりました。

 夜になって、「新しいリーダーを誕生させる会」ニュースの第27号が届きました。ごらんください。

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 今日は、早めに市役所に行きます。臨時議会だけでなく、知事選関連の会議もあります。

2022年05月21日

本日13時、カニ池交差点へぜひ! 


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起きて大出口泉水へ行ってきました。県知事候補の片桐なおみ上越事務所の飲料水(コーヒー、お茶用)です。写真はその近くの東横山の田んぼ風景です。

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 昨日は臨時議会でした。任期の半分に来たことで、正副議長、常任委員会、特別委員会委員の選任等が行われました。

 注目の正副議長選挙ですが、議長選挙では、滝沢一成議員が14票、石田裕一議員が18票を獲得し、石田議長が誕生しました。日本共産党議員団からは私が出馬を予定していましたが、滝沢議員から支持してほしいと要請され、議会基本条例遵守、少数意見の尊重などを内容とした確認書を同議員と日本共産党議員団で交わし、私は降りました。下のイラストは議長席についた石田議員です。

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 副議長選では、平良木哲也議員が5票、渡辺隆議員が22票、宮越馨議員が2票、無効が3票という結果となり、渡辺議員が当選しました。

 常任委員会、特別委員会など選任の結果は以下の通りです。私はこれまでと同じく、総務常任委員、災害対策特別委員になりました。災害対策特別委員会では委員の1人として発言し、副委員長としては委員長を補佐します。

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 議会が終わってから、いったん地元に戻りました。不調だった印刷機修理をお願いしてあったからです。修理をしてもらい、これまでよりもだいぶ良くなりました。でも完全ではありません。来週、また来ていただくことになりました。

 「新しいリーダーを誕生させる会」ニュースの第28号、第29号が届きました。ごらんください。

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 さて本日は午後1時からカニ池交差点で「新しいリーダーを誕生させる会」の大規模演説が行われます。片桐なおみ知事候補のほか、応援弁士には阿部知子衆院議員(立憲民主党両院議員総会長)、米山隆一衆院議員、森ゆうこ参院議員などが来られます。私は司会を担当します。ぜひご参加ください。

2022年05月31日

各派代表者会議など会議がいくつも

 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。小雨が降ってはいましたが、傘を使うほどではなく助かりました。終わってから、少し散歩をしました。ニワフジが咲き、キイチゴが食べ頃になっていました。

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 昨日は会議がいくつもありました。午前9時からは各派代表者会議でした。妙高市、糸魚川市、上越市の3市議会議長会へ提出する決議案についてどうするかの協議です。前回は北陸新幹線、上越魚沼快速道路、地域包括ケアについて提出していました。今回どうするかは、各派に持ち帰り、検討することになりました。

 午前10時半からは市議会正副委員長会議です。先日の臨時議会で選出された常任委員会、特別委員会などの正副委員長が集まるなかで、条例などに基づいて、どのように委員会の運営をしていくかを再確認しました。この中には、委員会における資料要求、反問権に基づく行政側の発言への対応なども入っています。

 これらの会議が終わってから団会議をおこないました。6月議会の総括質疑、一般質問への対応についてです。総括質疑はしなくても委員会審査で対応できるということになりました。一般質問はいくつかテーマがあがりました。これから詰めます。

 夕方からは選対会議がありましたが、私は緊急の生活相談が入り、その対応で途中で抜けさせてもらいました。

 「新しいリーダーを誕生させる会」ニュースの最終号が届いていました。このニュースのほか、動画で片桐なおみ候補の挨拶を聴きましたが、こういうことにへこたれないで、原発再稼働をさせないたたかい、県民の命と暮らしを守るたたかいを続けていくと、とても前向きな発言で、こちらが激励されました。片桐さんに感謝です。

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 きょうは地元で活動します。

2022年06月04日

市宣伝、一般質問通告

 おはようございます。昨夜はよく眠りました。コタツで寝て、布団でも寝て、8時間くらいは寝たでしょう。雨の音が眠りを保障してくれたのかも知れません。外は晴れ、予報はいまいちなのですが、続いてほしいものです。写真は今朝撮ったヤマボウシと田んぼ風景です。ヤマボウシは花の色が変わり始めました。稲はブンケツが進んでいます。

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 昨日は市宣伝からスタートしました。時どき雨が降るあいにくの天候でしたが、お店の人などと対話もできました。気になったのは、花屋のお母さんが2回連続でお店を出しておられないことです。どんな天候でも、必ず市に店を出す人ですので心配です。いつもおしゃべりする漬物屋のお母さんも姿が見えませんでした。こちらも2回連続の休みです。このお母さんのことを話したら、山川製菓店のスタッフの方が、「必ず、また出てきなるわね。この人は不死鳥だから」と言われました。これまでも、病気をしても怪我をしても必ず復帰してきたとのことでした。待ち続けたいと思います。

 その後、市役所へ行き、一般質問の通告書を議員団で最終チェック、そして提出しました。今回は豪雪対策、㈱杜氏の郷問題、米対策がテーマです。通告後は県知事選で使用した片桐なおみ上越事務所の看板外し作業をしてきました。また、母が通院している病院へも行ってきました。

 午後2時半過ぎから、関係各課と通告した質問内容についてやりとりしました。㈱杜氏の郷問題は文教経済常任委員会で所管事務調査の対象ともなっています。どういう質問の展開にするかは、今後の動きを見て決めていきたいと思います。

 夕方、気になって、長峰池に行きました。一昨日撮ったスイレンの写真にブレがあったので、三脚を使ってスイレンをしっかり撮りたかったのです。夕方ですので花はしぼんでいるのがほとんどでしたが、撮影できたので一安心しました。

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 きょうは午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達を終わらせ、午後から三条市に向かいます。

2022年06月07日

議員団会議、訪問活動


 おはようございます。今朝は雨が上がって、空も明るくなってきました。いよいよ梅雨のシーズンですが、大きな雨は遠慮してもらいたいものです。写真は今朝の雨上がりの風景です。

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 昨日は午前に党議員団会議を行いました。主な議題は市民から出されている陳情書への対応です。いずれも鈴木議員の野焼きなどの行動について、あるいはそれに関連してのものです。議会基本条例や社会通念上の議員としてあるべき姿にてらして対応することを決めました。昨日の議会運営委員会では、これらの陳情については同委員会で審査されることになりました。

 午後からは訪問活動で板倉区へ行ってきました。そのうちの1軒はたいへん花が好きなお家です。自宅の庭だけでなく、畑にもいっぱいの花を植えておられるとか。いろいろなエピソードをお聞きしました。

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 その後、夕方から党会議がありました。参院選の対策が中心です。6月11日の午後4時からは、リージョンプラザで森ゆうこ参院議員の決起集会が行われます。また翌、12日は午後2時から新潟駅南口中央広場で志位委員長を迎えた日本共産党演説会があります。これはUチューブでも視聴できます。ぜひごらんください。

 笹の葉が大きくなりました。母が元気な頃は、朝日池総合農場などから頼まれて笹採りが母の仕事でした。その当時の動画をもとに、イラストを描きました。

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 きょうから6月議会です。これから市役所に向かいます。

2022年06月08日

6月議会スタート

 おはようございます。今朝は5時半に起床し、デスクワークをしています。外は曇り空。予報では雨が降るそうですので、これから悪くなるのかも知れません。

 昨日から6月定例議会が始まりました。会期は21日までです。上程された議案は今年度一般会計補正予算、柿崎屋内水泳プール大規模改修工事の工事請負契約、ロータリー除雪車、除雪ドーザなどの財産の取得についてなど18件です。この他、報告などの案件もあります。議案のなかで議論になるものはあまりなく、むしろ、第7次総合計画や第三セクターなと所管事務調査の方が活発な議論となりそうです。イラストは家に帰ってから、想像で描きました。

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 議会の本会議は午前10時から始まって、40分ほどで終了しました。その後、災害対策特別委員会の委員長と今後の委員会運営について協議しました。また、朝の段階で担当課にお願いしていた軽・中等度難聴者補聴器購入費助成事業関連の資料を持ってきてもらい、説明を受けました。これについては数日前、ある市民から制度のことをもっと知りたいという声が寄せられ、改めてPRしていかねばならないと思っていました。

 市役所は午前中に離れ、午後からは大島画廊、そして板倉区へと車を走らせました。板倉区は取材です。

 午後3時前から母の見守りでした。家が留守になるので、私がトイレ介助などをしました。家を出たのは夕方になってから。散歩がてら、野の花写真を撮りました。写真はホタルブクロとダイコンソウです。これも取材の一環です。

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 そうそう、ひとつ書き忘れました。昨日は久しぶりにハガキづくりをしました。と言っても、写真やイラストを使って裏面を印刷するだけのことですが。スイレンの花の写真、前日に描いたイラストなどを使ったのですが、やはり、ハガキにすると、独特の味わいが出ます。早速、投かんしました。

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 きょうはこれから市役所です。厚生常任委員会審査の傍聴をします。

2022年06月09日

常任委員会審査1日目は厚生


 おはようございます。今朝は5時半起床し、デスクワークをしています。仕事の中身は活動レポートの作成です。昨夜までに書いたものを手直ししました。写真は事務所に来るまでに撮った田んぼでの風景写真です。

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 昨日は厚生常任委員会審査でした。

 今年度の一般会計補正予算では、介護保険施設等の家族面会室の整備補助費、支援員、介護職員の処遇改善経費、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種や5歳から11歳の小児に対する1・2回目の接種費用等が計上されました。きょうの委員会では、このうち、介護保険施設等の家族面会室の整備と支援員などの処遇改善を中心に質疑が行われました。

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 今回、家族面会室が整備されるのは、「グループホームぬくもりの里」(三和区水科)、「こぶしの丘」(国府1)、五智養護老人ホーム、ケアハウス上越(新光町3)の4施設。整備費は408万円ほどです。

 委員からは、①面会室の整備はどのような内容となるのか、②どういう経緯で家族面会室を整備する施設が4か所となったのか。③市内の64施設での整備状況をつかんでいたら、明らかにしてほしい、④面会室の整備や換気設備の設置以外にも、「居室にいながらの面会」ができるような機器の整備などあってもいい。それらのメニューはないのか、⑤コロナ禍にあって面会制限がされているが、実際に会って面会できる方向性はあるのか、などの質問が相次ぎました。

 これらに対して市側は、「①家族面会室への動線を確保した上で、面会者と利用者が接触しないようパーテーション、アクリル板を設置したり、換気設備を設置したりして感染症対策をするのが主な内容だ、②今回は手上げ方式で補助をすることにした。市が所管する64施設で手を上げたところが対象となる。他のところはいくつか確認したが、すでに対策を講じている。③24ある特別養護老人ホームはすべて整備されている。市が所管する施設の全部はつかんでいない。できるかぎり確認していきたい。④他にもメニューがある。改めて事業所に周知して対応していきたい。⑤6月1日付けで、県から高齢者施設での面会実施についての文書が来ているが、軽費老人ホームなどでは、ワクチン接種等を踏まえて面会していただいている。適切に実施されていくものと思う」などと答えていました。
職員の処遇改善については、今回、4月にさかのぼって、支援員と介護職員の給料月額を9000円引き上げるという内容です。委員からは、「給料引き上げの対象を支援員、介護職員だけにしぼった理由は何か」などいった質問が出されました。これに対して、市側は、「国の制度に基づいて支援員、介護職員、それぞれ、9000円引き上げた。ただ、施設では9000円の引き上げ分の一部(3000円から4000円)を他の職種の引き上げに回しているところもある」と答えていました。国は介護職員全体の給料引き上げができるように支援すべきです。

 きょうは農政建設常任委員会です。午後からは議会運営委員会も行われます。
 

2022年06月10日

農政建設常任委員会と議会運営委員会を傍聴


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。その後、活動レポートの修正作業をしました。「春よ来い」は少し直しました。外は曇り空です。

 昨日の午前は農政建設常任委員会審査でした。ロータリ除雪車など9台の除雪機械を購入取得する議案では、入札方法を「制限付き一般競争入札」と「指名競争入札」に分けた理由、同じ仕様で同じ会社が落札した経過などについて質問が出ましたが、いずれも全会一致で可決しました。空き家対策を強化するために、上越市はこのほど新たに空き家情報バンクホームページを開設しますが、「市内全体で2000件からの空き家があるなかで、空き家情報バンク現地調査負担金の対象が50件になっている理由はなにか」などの質問が出ていました。この議案も全会一致で可決しました。

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 午後からは議会運営委員会でした。公職選挙法違反などの疑いが報じられている鈴木めぐみ市議に関連する陳情が市民等から3件提出されていましたが、昨日の議会運営委員会でこれらの陳情を審査し、いずれも不採択としました。日本共産党議員団の上野委員は、市議会が鈴木市議に説明責任を果たすことを求める陳情については採択に賛成しましたが、他の2件は反対しました。他会派はすべての陳情について採択に反対でした。

 提出されていた陳情は、①鈴木めぐみ市議の辞職勧告決議を求めるもの、②懲戒処分規定、諮問委員会設置規定、政治倫理条例の制定を求めるもの、③市議会が鈴木市議に説明責任を果たすよう求めるもの、の3件です。下のイラストは3人の陳情者の説明中の姿です。

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 陳情者からの口頭説明の後、委員からは、「現時点では疑いであり、市議会として受け入れることは適当ではない」「(疑われている行為は)議員個人の活動の中で行われたものでり、議会としては言及できないと思う」「議員としての資質の問題だ。まず、鈴木市議が説明責任を果たすべき」「議員の資質に欠ける部分はあると思う。ご自身の言葉で謝罪すべきだ」などの発言がありました。

 日本共産党議員団の見解は上野委員が議会運営委員会でのべていた通りです。まずは鈴木市議が、疑いをもたれていることについて説明責任を果たすことが重要であり、いきなり辞職勧告決議というのは適当ではないと考えます。また、懲戒処分規定や諮問委員会設置規定などを追加すべきという提案については現行の会議規則などで対応できるものと理解しています。政治倫理条例の制定については以前から必要だと主張してきましたので、この部分は賛成です。市議会が鈴木市議に説明責任を果たすよう求めるのは当然のことです。イラストは議会運営委員会の様子を描きました。

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 議会運営委員会が終わってから、大島区へ行きました。いつもの家の玄関先の生け花とかあちゃんたちとお茶飲みをしたときのイラストです。

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 きょうは文教経済常任委員会です。まもなく出かけます。

2022年06月11日

一位不動入札、第三セクター問題で議論


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、デスクワークをしています。じつは昨夜、夕飯を食べてから横になったら、目が覚めたのは何と深夜の1時半過ぎでした。その後、風呂に入り寝なおしたのですが、原稿書きの仕事がたまり、朝は大忙しになりました。

 朝仕事が一段落したところで近くの田んぼへ行きました。そして、ついにオタマジャクシに手足がはえたものを撮ることに成功しました。6月に入ってから、ずっと狙っていたんです。こういう姿のオタマジャクシを見たのは初めてです。水中生活から陸上生活に移行するカエルならではの姿、興奮して何度もガッツポーズをしました。

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 昨日は文教経済常任委員会でした。この委員会で本年5月に行われた上越市の入札で「一位不動」が相次いでいることが明らかにされました。

 これは5月9日に行われた柿崎屋内水泳プール大規模改修工事と5月11日に行われたスポーツ公園野球場照明設備更新工事の入札です。前者は4つの共同企業体が入札に参加し、三牧・西田共同企業体が3回の入札でいずれも最低価格を入れ、1億9400万円で落札しました。落札率は99.26%でした。後者は5つの共同企業体が参加し、入札は3回に及びました。ここでは第1回目も2回目(2者が辞退)も最低価格を田辺・富士・名立共同企業体が入れました。3回目も入札を辞退するところが2つ出て、田辺・富士・名立共同企業体だけが札を入れると事態となりました。しかし、予定価格に達せず、市は同企業体と2億6200万円で随意契約を結びました。この案件は「一位不動」に加えて「不落隋契」という問題をかかえたものとなりました。

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 委員会では、日本共産党議員団の上野議員が、「一位不動は全国市民オンブズマンが『談合の状況証拠』としているものだ」「不落隋契も問題であり、入札をやり直すべきだったのではないか」「中川新市長は選挙公約で『特定の業界と既得権益によるしがらみを持たない』『行政を可視化する』などと改革をめざすとしていたが、これでは変わらない。市長の改革意欲はどこへ行ったのか」と追及しました。これに対して担当課長は、「入札結果は受注意欲が高いことのあらわれだ。一位不動だけで不正があったとは考えていない。他市でも一位不動は起きているが、特段、対策を講じているところはない」「隋契への移行に関しては法や市の移行基準に基づいて行っていることだ」「担当としては、今のところ、即改善とかは考えていない」とのべました。採決の結果、賛成多数(上野議員が反対)で、2件とも可決しました。

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 上越市ではガス水道局発注の工事で談合疑惑が起きて、その後、入札は改善されてきました。しかし、市長部局発注工事は改革がなかなか進まず、落札率も高く、市の財政改革にも影響を与えています。日本共産党議員団では、具体的な談合情報などの取得に努め、今後も追及していきたいと思っています。

 昨日の市議会文教経済常任委員会では、産業観光交流部が所管する第三セクターの経営問題についても議論が行われました。

 J-ホールディングスについては、傘下の事業会社の2社が解散、1社が株式譲渡のめどがつくなかで、残る4社をどうするか、そもそもJ-ホールディングス本体をどうするかが問われていました。市は今回、「産業観光交流部が所管する第三セクター等の推進について」という文書を示し、①柿崎総合開発㈱、㈱大潟地域活性化センター、㈱ゆったりの郷、黒倉ふるさと振興㈱の4社は、吸収合併するなど事業会社として集約化を図る、②J-ホールディングス㈱は、事業会社の集約化後、令和4年度末をめどに解散する、③その後、温浴宿泊施設の取組方向の検討に合わせ、集約化後の事業会社の事業を順次、整理する、などの方針を明らかにしました。

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 委員会では上野議員等が、「4社を統合して、どういう経営形態となるのか」「やろうとしていることはJ-ホールディングス発足のときと同じではないか。いままでのJ-ホールディングスの総括が必要ではないか。中身が変わらないと同じ失敗が生まれる」「市が100%株式を所有した経営を前面に出すなら、それなりの人材も必要だ」などという発言をしました。

 これに対して市側は、「4社については吸収合併を基本に進めたいと思っているが、見直しもあり得る」「J-ホールディングスについては平成30年に一度検証し、令和元年度に第三セクターの方向性を示してきている」「集約化により、関連部分が統合され、固定経費は必ず削減される。新型コロナなどの問題があって、各社とも人員はぎりぎりで運営しているが、今後は人員の流動化の効果も出る」などと答えていました。

 市側の説明を聞いていて、集約化については、もっと具体的な数字も出してしっかりした議論ができるようにしてほしいなと思いました。今回の方針で集約化される会社については合併前にそれぞれの地域で議論され、地域活性化の重要な取組の中で誕生してきた歴史があります。今後、関係団体だけでなく、関係地区住民の声も充分すぎるほど充分聞いて対応してもらいたいものです。

 午後3時過ぎからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。その際、いくつかの野の花写真を撮りました。下の写真はヤマアジサイとヤマブキショウマです。

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 夕方、弥彦へ行っていた連れ合いを柿崎駅まで迎えに行きました。海がとてもきれいな色をしていたので、帰りに、夕日を撮りに行きました。

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 今日は、これから「しんぶん赤旗」日曜版の残りを配達し、その後、市街地へ出かけます。午後4時からは参院議員の森ゆうこさんの決起集会です。場所はリージョンプラザです。ぜひお出かけください。 

2022年06月14日

総務委、地域独自予算、総合計画で所管事務調査


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。その後はデスクワークです、。次回の「春よ来い」をほぼ書き終えました。外は曇り空ですが、昨日よりは明るいです。写真は近くの田んぼで今朝撮りました。

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 昨日は総務常任委員会審査日でした。付託された議案審査は税条例の一部改正が中心です。ひとつの質問もなく可決しました。その後は所管事務調査でした。地域自治推進プロジェクトと第7次総合計画がテーマです。

 地域自治推進プロジェクトに関しては、私は、市が4月下旬から地域協議会に示した「地域の活力向上をめざす」諸資料などは議会にも示すこと、重要な進展があった場合は議会(総務委)に報告することを求めました。また、「地域独自予算」の事業実施を令和6年度以降とするなら、「(区によっては)地域活動支援事業もない、地域独自の予算もない、事実上の空白期間が生まれる可能性がある」として、地域活動支援事業の再延長などの経過措置が必要になるのではないかと指摘しました。市は「重要な動きがあったときには総務委に報告する」などと答えました。また、空白期間が生まれる可能性については否定しませんでした。今後の動きに注目です。

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 第7次総合計画策定に関しては、「未来志向による計画づくり」と「市民参画による計画づくり」がポイントとのことです。ここに質問が集まりました。私は、「未来志向による計画づくりはこれまでの計画づくりにない手法だ。〝2040年の上越市のありたい姿〟はSDGsの目標を意識したものとなるのか」「第6次総合計画の評価、検証の中で、防災については原子力災害の記述がない。また一般災害も最悪レベルのものがたびたび起こりうる。その点、考えた〝ありたい姿〟の記述にしてほしい。農林水産業で後継者不足や農業所得の低下が問題となっているが国政による影響が大きい。国政との関連の中で検証をするべきだ」「市議会は先般行った地域自治に関する提言の中で、地域計画の策定の必要性についてふれているが地域計画づくりはどうするのか」などと質問しました。市は防災や農林水産業に関する私の指摘に検討を約束しました。また、地域計画に関しては議会と協議することに前向きでした。

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 今日から、市議会は一般質問です。そろりと市役所に向かいます。

 

2022年06月15日

一般質問始まる

 おはようございます。今朝は5時に起床し、活動レポートを作成しています。ほぼ書き終えてから、散歩に出ました。写真は今朝の風景です。バックは米山さんです。

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 昨日から議会は一般質問です。近藤議員からはじまって6人が登壇し、いくつもの質問を展開しました。このうち、橋本洋一議員はまず、先日の女子ソフトボール試合での中川市長の細やかな対応を絶賛したのち、3月議会からの市長の度重なる失言を取り上げ、議会や市民への発言には注意してほしいと注文をつけました。この絶妙なバランス感覚には驚きました。たいしたものです。池田議員は中山間地対策、農業問題を取り上げました。同議員の主張は食料自給率のことひとつとっても、農民の立場に立ったもので、自公政権の政策とは相いれないものでした。こういう発言は当市の農業の発展に役立つもので、歓迎です。

 家に戻って、夕飯後、ダウン、何もできませんでした。ああ、また文字入力がまともに入力できなくなりました。SとW、Pがダメです。スマホで入力しています。

 これから、市役所に向かいます。

2022年06月17日

本日、一般質問に立ちます

 おはようございます。パソコンが復旧せず、スマホで最低限の発信をします。本日は一般質問の最終日です。5人が登壇します。私は4人目、午後からとなります。時間は、早ければ13時30分ころから、遅くても14時30分ころになります。テーマは豪雪対策、(株)よしかわ杜氏の郷の経営、米対策です。

2022年06月18日

㈱杜氏の郷の民間譲渡めぐり論戦

 おはようございます。パソコンの通常のキーボードが使えず、スクリーンキーボードで入力しています。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。写真は今朝の小苗代池です。

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 昨日は一般質問の最終日でした。私は午後から登壇し、豪雪対策、㈱杜氏の郷、米対策について質問しました。以下は㈱杜氏の郷についての質問の概要です。

 上越市吉川区はかつて数百人の男衆が酒造りの出稼ぎの町でした。杜氏の数は全国で一番多く、地元の県立高校には「醸造科」がありました。

 平成11年、「酒造文化と技術の継承を通じて、町の発信、産業の振興に寄与すること」を目的に、酒造りをする第三セクター、「(株)よしかわ杜氏の郷」が誕生しました。しかし、経営的には厳しく、設立から23年経った今年、最大株主である上越市は、この第三セクターを民間に譲渡する方針を打ち出しています。

 昨日の一般質問で私は、このことを取り上げました。「地元吉川区以外の会社に譲渡しやすくするのではないか」という心配が一部にあるなかで、私は、昨年12月の市議会文教経済常任委員会で、当時の産業観光交流部長が、「まずは地元企業への譲渡の可能性を探ってまいりたい」と述べたことを確認し、譲渡にあたっては、会社の設立目的が「一定程度」ではなく、最大限達成されるよう努力してほしいと訴えました。

 そして最後に、尾瀬あきらの漫画、『夏子の酒』を紹介しながら、杜氏の郷である吉川について、「かつては何百人もの人が酒造りの出稼ぎに出かけた町。一年の半分、父ちゃんがいなかった。吉川というところは、春を待つ気持ちがものすごく強い町なんです。春は父ちゃんが帰る季節、家族が一つになる季節なんです。そういう思いをずっと抱きながら、これまでまちづくりに取り組んできた。この吉川の思いを最大限尊重して(民間譲渡に)取り組んでいただきたい」と訴えました。

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 中川市長は、「私も『夏子の酒』を持っている。この物語を読むと、本当に、最後に涙が出てくる。地元の皆さんの気持ちがこういうところから出ているんだろうなと想像しながら考えている。行政運営をやるには感情で物事を考えてはいけないんですけれども、その辺の感情もわかりながら、立ち向かっていることを橋爪議員にもわかっていただければ幸いです」と答えました。市長の、この言葉を信じて頑張りたいと思います。

 議会が終了してか大急ぎで着替え、大島区仁上のNさんの通夜式前の一般会葬へ行きました。10数年前、大浦安の素人芝居を観てから、お付き合いをさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 夕方、久しぶりに時間をかけて散歩を楽しみました。オカトラノオが咲いていました。何よりも夕日がきれいでしたね。

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 きょうは朝市宣伝からスタートし、活動レポートのポスト下ろし、訪問活動などで動きます。

2022年06月23日

6月議会最終日


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。いま、大急ぎで活動レポートを作成中です。外は曇り空、これからどうなっていくか心配です。

 昨日は6月議会最終日でした。常任委員長報告の後、平良木議員が柿崎屋内プール大規模修繕工事など工事契約2件について、入札結果は、「談合の状況証拠と言われている一位不動となった。国交省でも問題だとしていたものだ」などとのべて反対しました。このほか、本会議では、女性グループの皆さんが提出していた子どもたちのマスク着用に関する請願でも討論がありました。この中で牧田議員と上野議員の賛成討論はお母さんたちの願いに寄り添った感動的な内容で、拍手をしたくなりました。

 本会議は午前中に終了しました。午後からは文教経済常任委員会の所管事務調査です。テーマは(株)杜氏の郷の民間譲渡に関して、でした。これについては私が一般質問で取り上げた問題です。

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 昨年12月に市が示していた方針では、「民間譲渡に当たりましては、設立した経緯を踏まえ、まずは地元企業への譲渡の可能性探ってまいりたい」(当時の小田産業観光交流部長の説明)としていました。ところが今回市議会に示した公募条件では、「国内に本社を有する事業者を対象とし、地域性を考慮する」となっていて、「まずは地元企業への譲渡の可能性探る」とかけ離れたものとなっていたのです。そして、公募に当たっての評価基準では、地域性、事業の適合性、譲渡価格など具体的な条件でも、「まずは地元企業への譲渡の可能性探る」とはかけ離れていたのです。一般質問だけでなく、昨日の会議でも私はこの点を指摘したのですが、小田副市長は、昨年の12月に自らのべた委員会での発言を読み上げて、今回の方針が変更されていないことを言おうとしました。でも引用された発言の中でも、「そのなかで、地元の方に最初に声をかけさせていただきながら、次にどういうレベルにしていくかというところはまた考えさせていただいて、検討させていただいて手続きを進めさせていただければというふうに考えております」と「まずは地元企業への譲渡の可能性を探る」ことを明言しているのです。

 私は、「まず地元を対象にして公募し、事業の適合性など探るべきだ。(百歩譲って)方針の変更をしたのであれば、(地元関係団体などに)十分説明し、時間をかけて結論を出していくことが必要だ。そもそも造りの途中で会社の変更をするというのは蔵人にも影響を与える。造りが終わった段階で考えるべきだ」と訴えました。しかし、市側は私のごく当たり前の主張を認めようとはしませんでした。その理由はどこにあるのでしょうか、今後の動きをしっかり見ていきたいと思います。

 議会が終わってからは選挙です。参院新潟選挙区の市民と野党の統一候補、森ゆうこさんの上越市での第一声はカニ池交差点で350人もの人たちが集まって行われました。森候補は物価高騰の中での年金引き下げや防衛費倍増問題などを取り上げ、国民生活、平和重視の政治実現を訴えました。すごく熱の入った演説でしたね。私も応援演説に立ち、「さだまさしの新曲、『キーウから遠く離れて』を聞いて感動した。ウクライナの高齢の女性がロシア兵士に抗議し、たくさんのヒマワリの種をこの兵士のポケットに詰めこんだ映像を見て作った曲だという。森候補への1票は平和への種であり、平和への1票だ。軍事には軍事でという風潮が作られているなかで、平和の種をたくさん増やして平和の花を咲かせよう」と訴えました。

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 躍進ニュースの7号が届きました。

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 きょうは活動レポートのポスト下ろしと赤旗日曜版の配達です。

2022年07月22日

「北陸新幹線開業から7年」というテーマで講演会


 おはようございます。今朝は意識して早起きしないようにしました。少しでも母と一緒にいようと思ったからです。6時半ころに、母のトイレ介助をしてから、布団を上げました。外は曇り空です。これから良くなるのか悪くなるのか中途半端な状態です。セミだけは賑やかです。

 昨日はいつもよりも早く印刷し、活動レポートなどの「しんぶん赤旗」日曜版への折り込み作業をしました。そして7時50分には事務所を出て、活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいました。時間が早かったこともあって、いつも会う人には会うことがなかったり、逆にいつも会えない人とはあったり……。時間帯が動くだけでずいぶん違うものですね。

 午前9時からは各派代表者会議でした。来年から個人情報保護法が変わることに伴い、市議会での個人情報保護条例づくりをどうするかの報告があり、新型コロナ第7波に伴う議会視察の動き、対応、第7次総合計画についての調査、議論をどうするか、などが協議されました。私からは、「議会あるいは議員としての活動で新型コロナ対策をしっかりやっていこうということには異議はないが、いまの急速な感染拡大を考えたら、議会の会議の開催についてインターネットを活用した方法(例えばZOOM)などの検討を議運などで急ぐべきだ」と訴えました。市の最上位計画である総合計画については、全議員の英知を結集して対応することが重要ですが、しかし、その場は議員勉強会など市民に見えない形ではなく、総務常任委員会の所管事務調査に全議員が参加してもらう方法でやるべきだと主張しました。

 午後からは月例議員懇談会、議員勉強会でした。このうち勉強会は、㈱北信越地域資源研究所の平原匡代表から、「北陸新幹線開業から7年」というテーマで講演していただきました。
 
 平原さんはマスコミにはたびたび登場する人ですが、本人の顔を見たのも、声を聞いたのも初めてでした。自己紹介の中で、上越で活動を開始する前は佐渡観光協会などで活動され、佐渡の民俗、伝統文化などを守る仕事をされていたことを知り、佐渡のことを懐かしく思い出しました。実は私は学生時代1か月ほど相川に泊まり込み、郷土史研究などで活躍された磯部欣三さんや田中圭一さん(いずれも故人)のお世話になっていて、佐渡の歴史や文化の一端に触れていました。

 講演ではフルサット開業に至るまで、現状、今後の課題をパワーポイントを使って語ってくださいました。話を聴いて改めて思ったのは、上越妙高駅がある場所というのは北陸信越というエリアの中で中心に位置するところだということです。これは地理的な問題だけでなく、物流でも文化でもそうです。そこをしっかりふまえて今後の発展策を探っていかなければならないと思いました。平原さんは、「他人に期待するよりも自分で一歩踏み出すことが大事」であるとしつつ、行政には「一緒に育てていく意思がほしい」とも言っておられました。いずれも大事なことだと思います。個別の問題では、鉄道資源については直江津など地域限定でなく、上越全体を視野に入れて今後の活動を考えるべきだという主張などが耳に残りました。

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 今回の講演を契機に、いま一度、小島幸雄さんらの研究を学びたいと思っています。

 きょうは、午前に大島、安塚区へ行き、午後からは地元で活動する予定です。 

2022年07月27日

通年観光対策で勉強会

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。家から外に出た途端にむっとしました。湿気が高いのです。そうしたなかセミたちが激しく鳴いています。

 昨日は午前に柿崎区総合事務所に行きました。目的は安定ヨウ素剤の保管状況の視察です。これまで、吉川、大島両区については、日程調整ができず、私一人だったのですが、昨日は党議員団3人がそろいました。同事務所で保管している安定ヨウ素剤は錠剤で1万9600錠、ゼリー剤(32.5mg)で290包です。ここは原発に近く、区内全域がUPZ圏内に入ることから、上越市内の保管場所としては、上越保健所をのぞき、一番保管量が多くなっています。保管に当たっては、室温保存、遮光保存等が求められていますが、キチンとされていました。

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 参加メンバーは、「錠剤の使用期限が5年となっているなかで、箱には2022年3月と書いてある」、「いざという時に、市民にどう配布するか」などの指摘や質問をしました。担当者からは、「錠剤の使用期限は3年前にこれまでよりも2年長くなり、箱には本年3月までと記載されているが、実際の使用期限は2024年3月までの扱いとなっている」「市は一時集合場所でバス避難者に配布する役割を担うが、具体的な配布マニュアルは現在、作成中である」との答えがありました。

 視察後、総合事務所の案内で、最終処分場担当である県環境局資源循環推進課の上越分室に行き、挨拶させていただきました。今後のいろんな場面で会うことになるであろう皆さんですので、総合事務所の粋な計らいには感謝です。

 午後からは通年・広域観光推進特別委員会の勉強会でした。私は委員ではありませんので、傍聴です。勉強会では、産業観光交流部の担当課が準備してくれた「上越市観光交流ビジョンと通年観光について」という文書をパワーポイントで説明してもらい、その後、意見交換を行いました。

 「上越市観光交流ビジョンと通年観光について」という資料は、①上越市の観光の動向、②上越市の観光交流ビジョン、③上越市の観光の取組、④通年観光プロジェクト、の4部構成です。新型コロナが流行してからの観光入込客数(年間)などの最新の状況や上越市の国別外国人宿泊者数など初めて知るデータに驚きました。また、十返舎一九の描いたものの中には、有間川など市内のいくつかが紹介されていることも初めて知りました。注目の「通年観光プロジェクト」に関しては、これまでの季節型観光から歴史文化を生かした通年観光を目指すとして、高田エリア、直江津エリア、春日山エリアを集中的に整備する方針であることを明らかにしました。

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 意見交換では、「根本的に通年観光をやろうと思っているのか」といったそもそも論からはじまり、高田、直江津、春日山の3つのエリアを集中的に整備することなどをめぐって、「3つのエリアについては、具体的な計画を今後作っていくのか」「3エリアとは別に安塚、鵜の浜などにもスポットを当てないと上越全体に磨きがかかっていかないのではないか」などの発言が相次ぎました。

 産業観光交流部の幹部は、「上越が持っているいろんな素材をまだ活かしきっていない。年間を通じて観光客に楽しんでもらえるまちづくりをしていきたい。最初のひと転がりは支援するが、できるだけ税金をつぎこまなくても発展できる仕組みになればいいなと思っている」「アクションプラン策定については、まだ決めていないが、3つのエリアで皆さんと相談していきたい」「選択と集中が必要だ。少し磨くと価値が出てくる、そこを先行させる」などと答えていました。

 夕方からは名立区へ行きました。予定よりも1時間も早く名立に着いたのですが、こういうときはいいことがあるものです。数年前に高田の本町通りを歩いているときに、見知らぬ女性から声をかけられ、私の大好きな作家、向田邦子について少し話したことがありました。ちょっとしか話をしなかったこともあって、その女性の顔も名前もすっかり忘れていたのですが、昨日、名立でその女性と再会したのです。うれしかったですね。

 さて、名立へ行った本来の目的は、総務常任委員会の管内視察です。具体的には、地域協議会の傍聴と「地域の独自予算」等について「意見を伺う」ことになっていました。協議会では、「地域活性化の方向性について」が協議のメインで、この7月に3日間にわたって行った区内の各種団体との意見交換会の内容について報告が行われ、意見が出ていました。ろばた館の経営やいきいきサロンの運営などでの発言が印象に残りました。

 地域協議会が終わってからは、約20分の予定で、①地域の主な団体の意見集約、②自主的審議事項の現在の進め方と課題、③地域独自予算について、総務常任委員会として「意見を伺う」ことになっていました。

 短時間でこれだけの聞き取りは難しいなと思い、進行役の私から、「区内の団体を集めて意見を聴くことの必要性はないか」「地域計画をお持ちだが、独自予算にどう反映されるのか」など集中的に質問させてもらいました。しかし、この手法は完全に私の判断ミスでした。一方的な質問攻めのような雰囲気になってしまったのです。直前に行われた地域協議会で、各種団体との意見交換会の様子が丁寧に報告されていたので、「地域独自予算について、どう臨むか」一本に絞って問いかけ、意見交換する会にすべきだったと反省しています。

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 そうしたなかではありましたが、地域の各種団体との意見交換を重ね、課題をつかむために全力をあげておられること、全区の英知を結集して策定した地域計画の経過や今後の位置付けがどうなっているか、地域活動支援事業を活用して続けてきたことが存続できるか不安を持たれていることなどがわかりました。これらは良かったと思っています。

 きょうは地元で動きます。活動レポートの作成もしなければなりません。

2022年08月02日

新型コロナ対策で9回目の申し入れ、新井柿崎線現地調査

 おはようございます。今朝は早起きする予定でしたが、ダメでした。いま、事務所で急いでデスクワークをしています。外は晴れ、きょうも猛暑でしょうか。

 昨日は、午前時前に家を出て、市役所に向かいました。午前10時から市長への申し入れ書を手渡さなければならなかったからです。

 新型コロナウイルスが爆発的広がっているなか、今回は入院受け入れ体制の整備など7項目の申し入れを行いました。新型コロナ関連では9回目の申し入れとなります。今回は、「このままでは、市内の医療体制と救急体制はひっ迫状況に陥り、通常医療が受けられない事態になることも考えられる。そのような事態に陥らないために、今ここで必要な手立てを思い切って講じる必要がある」と判断したからです。この日は市長も副市長も都合がつかず、総務管理部長に申し入れ書を手渡しました。同部長は、「国・県が行動制限をしていない中、市のできることは限られているが、要望の内容は市長並びに関係部署に伝えて対処する」と述べました。

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 申し入れ項目は以下の通りです。

1.入院体制について、コロナ患者の受け入れはもちろんのこと、通常医療に制限がかからないよう受入体制を整えるなど、市としてあらゆる手立てを尽くすこと。
2.医療機関の発熱外来が拡充されるように、独自助成を行うこと。
3.症状のある人が速やかに検査を受けられるようにする体制強化と、無症状者を対象にした検査実施か所数のさらなる増加を、県当局に強く求めること。
4.定期的なPCR検査・抗原検査を行う事業所への支援をさらに強めること。
5.病院など医療機関職員の体制確保への支援を強力に行うこと。
6.軽症や無症状者から家族への感染を防ぐための手立て(宿泊療養施設での受け入れ態勢の確保など)を強めること。
7.4回目のワクチン接種について、手続きに不慣れな高齢者などが身近な施設で面倒な手続きなしに安心して受けられるような手立てを取ること。

 午前11時からは県道新井柿崎線整備促進議員連盟の総会でした。昨年度の事業や決算を確認するとともに、今年度の活動方針、予算を決めました。

 午後からは同議員連盟で歩道や防雪柵等の整備が必要な場所について現地調査を行いました。これには新潟県上越地域振興局の担当部課の幹部のみなさん、市役所都市整備部の幹部のみなさんも参加してくださいました。猛暑でしたが、マイクロバスなどにより移動し、7か所で車を降り、道路の整備状況などを確認することが出来ました。下の写真、イラストは順に、清里区今曽根、高和町、三和区下中、頸城区のくびき駅入り口付近、吉川区長峰の杜氏の郷付近です。

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 調査が終わって上越地域振興局へ向かう途中、米岡で頸城三山上空の積乱雲を撮りました。昨日はどこも積乱雲がすごかったですね。

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 上越地域振興局においては、担当課から、要望か所の整備状況、今後の整備方針について説明していただきました。この中で、担当課長は、「橋梁の(幅員拡充などの)整備、路肩の拡幅については、事業中のところを優先している」「青野から森本橋間の道路拡幅は青野地区が終わった段階で検討する」「三和区沖柳~青野間約700㍍の防雪柵は今年設計をかける」「吉川区長峰~柿崎区江島新田の防雪柵の工事は今年度で終わらせる」などとのべました。

 新井柿崎線整備促進議員連盟では、昨日の調査を踏まえ、10月下旬に県庁に出かけ、県土木部長に要望書を提出することにしています。

 昨日も夕焼けがきれいでした。写真は尾神岳と夕焼けした雲です。

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 きょうは、これから市役所です。特別委員会の打ち合わせなどがあります。

2022年08月03日

光徳寺のみんなの作品展へ

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。朝刊を読んだり、昨日発信したものなどを手直ししたりしているとあっという間に時間が進んでいきます。もう、ミンミンゼミが鳴く時間となりました。外は曇りから晴れになろうとしています。

 昨日は朝から悲しいニュースが入ってきました。日本共産党の上越地区委員会の幹部としてがんばってきたOさんが亡くなったというのです。雪のある時期に本人から、すい臓がんにおかされているということを聞いていましたので、心配していたのですが、まさか、それから半年くらいで亡くなるとは……。信じられないです。まだ60代の前半、あまりにも早過ぎです。
 
 午前10時からは災害対策特別委員会で取り組む課題と今後の進め方について、宮崎委員長と協議しました。私は副委員長です。先日の勉強会で、委員からざっくばらんにそれぞれの委員の考えを聴いていましたので、それらを尊重しながら、どうするかをある程度整理しました。原子力災害時の避難計画や安定ヨウ素剤のこと、災害時、要援護者にどう寄り添うかなど、イメージが出来てきました。これらは正副委員長でもう一度協議し、正式に特別委員会で提案して、議論の上、決めていく予定です。

 午後からは柿崎区直海浜の光徳寺で開催中の〝光徳寺みんなの作品展〟を鑑賞してきました。本当は私の作品も出す予定だったのですが、母の緊急入院で準備できませんでした。訪れたときは、ちょうどお昼の時間帯だったこともあって、観る人は私だけでした。絵画や写真、工芸品などをゆっくりみて回りました。

 会場に入ってすぐ右側に、大きな象とカゴなどの作品が並んでいます。これらの作者の一人は私の友人のお連れ合いです。今年も素敵な作品を出しておられました。会場では、作品と同時に作者の名前が書かれた札を見てしまいます。そして、知っている人の名前を見つけると、その人の作品が気になります。高校時代の同級生の三浦さん、同じ吉川区内の工藤さん、石野さん等です。私と同じ吉川区源出身の松浦さんが見事な水彩画を描かれておられたのにはびっくりしました。

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 多くの作品の中で最も注目したのは、西暦3125年7月26日に海王星の第10衛星「プサマテ」付近で回収したという人工小物体。西暦2000年代に宇宙空間に放出廃棄された「宇宙ごみ」の1つらしい。高田の沖田渉さんの作品。テーマといい、作品の緻密な構造といい、グイーッと惹きつけられました。沖田さんの感性、すばらしいですね。

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 昨日は、木田、直江津、大潟、柿崎、吉川と動いたのですが、車を走らせて目に留まった花がいくつかありました。そのうち、アメリカノウゼンカズラ、アレチマツヨイグサ、サネカズラをアップします。

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 午後からの行動では、一昨日の党議員団の市長への要請行動について、話題の一つになりました。柿崎区のある人は、「申し入れ読みましたよ。あの通りです、がんばってくんない」と声をかけてくださいました。昨日は県立中央病院が、「新型コロナウイルス感染症への体制を整備するため、全診療科の予定入院等を当面の間中止します」(一般外来及び救急外来は、通常通り診療)という方針を明らかにしたこともあって、不安と共に新型コロナへの関心は急速に高まっています。

 夜は長岡の花火をNHKのBSで観て、その後、図書館で借りてきた瀬戸内寂聴の本を読み始めました。借りてきたのは、『秘花』と『花情』の2冊です。本当は私が学生時代お世話になった佐渡の磯部欣三さん(故人)の史資料を参考に書いたと言われる『秘花』だけでよかったのですが、隣に並んでいた『花情』が目に入り、借りてきてしまいました。じつは、この中の「しだれ桜」をNHKの元アナウンサー、平野啓子さんが朗読したものを聴いて感動し、かなり前に読んでいました。「恋愛もの」ですので、内容的には身も心もついて行けない年齢になってしまいましたが、人の心の動きの描写は、何度読んでも素晴らしいものがあります。

 きょうは、地元で動いた後、お悔やみ等に出かけます。

 

2022年08月09日

「(仮称)地域独自の予算」概要(案)で審査

 おはようございます。今朝は5時前に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙を配達してきました。日の出と重なりましたので、時間がかかりました。きょうはなぜかセミの鳴き声はしません。これから始まるのでしょうか。外は晴れなんですが。

 昨日は朝市宣伝のことを忘れていて、ブログの更新作業を途中でやめ、朝市へと急ぎました。しかし、猛暑とあって、お店の数もお客さんも少なかったですね。その分、おしゃべりができました。市宣伝に行く前に、「春よ来い」のことで大島区の方から電話がありましたが、市でも「こんだ、誰が載っているのかな」と声をかけてくださる方がありました。

 その後、石橋の「あひる」へ行き、朝食兼昼食をとりました。正直言って、はらぺこで動いていたのです。「あひる」では、切り絵作家の西山英夫さんから、私にやってと言われたという田植え風景の絵をいただきました。これまでも、わが家の母や子どもたちをモデルにした作品をいくつか作っていただいていますが、有り難いです。

 午後からは総務常任委員会の所管事務調査でした。今回は、「(仮称)地域独自の予算」の概要(案)が行政から示され、それについて議論を交わしました。

 市が示した(案)によると、対象とする取組は、①地域資源を活用した新たな収入源や雇用の創出等につながる取組、②地域での暮らしやすさにつながる助け合い等の取組の2つで、「新たな公の施設や市道などのインフラ整備」「単なる備品の購入・設備の設置など、地域の活動が伴わない取組」などは対象外とするということです。

 また、地域自治区ごとの取り組み件数や金額、1件当たりの金額の上限額は設けないとしています。ただし、地域の団体に対して市が補助金を支出する場合は、補助率の上限を7/10とするとしています。もっとも、これまで地域活動支援事業を活用してきた取組農地、上記の①・②に該当する取組は令和5年度は10/10とし、令和8年度までに段階的に上限を7/10にしていくとのことです。取組は4年ごとに成果を振り返り、公費支出の可否や実施方法などの取扱を見直すそうです。

 6月議会の所管事務調査の段階では、地域独自の予算は、自主審議や意見書提出などを行って予算要求できる段階までいった取組をのぞき、ほとんどは令和5年度に地域と事業検討を行い、令和6年度からスタートするとしてきました。今回の(案)では、令和5年度を「地域独自の予算の過渡期」として位置付け、地域活動支援事業で引き続き取組希望のあるものは令和5年度に(場合によってはそれ以降も)予算措置する方針であることを明らかにしました。これは、春以来、市民や団体から、「これまでの地域活動支援事業で取り組んできた公益性のある大事な事業ができなくなるのでは。なんとかしてほしい」という声が上がっていたことに応えたものです。

 私からは、市長がこれまで言ってきた「地域独自の予算」は地域ビジョンを描き、それをどう実現していくか、地域自治区の様々な組織が協議し、決めていく仕組みと理解してきたが、「今回の案には地域ビジョンも地域計画も出てこない。どうなっているのか」と質問しました。これについては、「本年度に『地域活性化の方向性の作成』の作業をスタートさせた。これを令和6年度までに決めていきたい」と答弁がありました。自治基本条例で都市内分権をうたっている当市にあっては、地域のことは地域で決める仕組みが重要です。予算については、単に団体などから出された要望にどうこたえるかではなく、地域の将来像とビジョン、計画に基づいて、どういうことを事業化していくか考え、実施していく仕組みが必要です。せめて、来年度からスタートする第7次総合計画に地域ビジョンくらいは載せる努力をしたい、と答えてほしかったですね。

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 このほか、「『地域独自の予算』の概要が示されたが、実際の運用に当たっては、細部にわたった基本方針を定める必要がある。これはいつまでに決めるのか」「地域活動支援事業のなかから公益性のあるものは予算化していくというが、どこまでさかのぼるのか。どれを対象にするかの基準が必要ではないか」などと質問しました。答弁の中で市は、地域活動支援事業については、新型コロナウイルス感染症が流行しはじめた当時までさかのぼる。基本方針は10月末までに示すことを明らかにしました。地域活動支援事業にかんする基準づくりについては明言がありませんでしたが、公益性があれば、広く対象にしていく考えだと受け止めました。

 きょうは、これから文教経済常任委員会です。

2022年08月10日

2つの委員会を傍聴

 おはようございます。今朝は6時過ぎから家や事務所のまわりの草刈りをしました。尾神にある墓掃除もと欲張っていたのですが、無理でした。約1時間50分、頑張ったので、だいぶきれいになりました。でも、疲れました。外は晴れ、きょうも蒸し暑そうです。

 昨日は午前が文教経済常任委員会でした。今回は直江津・小木航路問題についての所管事務調査です。佐渡汽船㈱は本年3月31日から、㈱みちのりホールディングスのグループ企業となりました。そうしたなかで、カーフェリー「えひめ」の導入の検討が始まっています。委員会では、この動きを歓迎するとともに、今後は、これまでと同じように特別の支援をするか、それとも出資を含めた支援にするかを中心に議論が展開されました。結論は出ませんでしたが、㈱みちのりホールディングスから直接説明してもらうことで一致をみました。

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 午後からは人口減少社会対策特別委員会でした。それぞれの委員が委員会で取り上げるテーマについて、及び、今後の進め方について発言し、意見交換しました。これまでの特別委員会がまとめた提言等との関連でどういう展開となるか注目です。

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 委員会傍聴後、母が入院している病院へ行き、入院関連の書類を提出、また着替えを届けました。その時の看護師さんの説明、及び、担当医師からの電話によると、母は左手がうまく使えなくなったとのことです。そのほかにも新たな病気も見つかったといいます。ただ、おかげ様で食事をとれるようにまで回復しているので安心しました。退院は順調に行けば、20日過ぎとなるそうです。

 きょうは、これから議員団会議です。

2022年08月17日

総務委が柿崎区地域協議会と懇談


 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床し、資源ごみを出しました。その後はデスクワークをしています。外は曇り空です。まだ、セミも虫も鳴きません。小鳥はいくつか鳴いています。

 昨日は吉川区、柿崎区内にいました。中心は地元事務所で新しい随想集の編集作業です。途中で光徳寺作品展へ行ったり、吉川区総合事務所に顔を出したりしましたが、6~7時間、パソコンと向き合いました。集中することが出来たので、予定よりもかなり早く仕事が進みました。この調子で行けば、来月には出版できるでしょう。下の写真は柿崎区直海浜の光徳寺作品展で観た作品の一つです。雪をかぶった杭らしきものが写っていますが、この時期に見ると、生ビールに見えるから不思議です。

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 夕方からは市議会総務常任委員会と柿崎区地域協議会の懇談会がありました。地域協議会のあり方などで委員のみなさんの声をお聴きするのが目的です。総務常任委員8人が分担し、4つの地域協議会と懇談する計画で、昨夜は3回目。私は担当ではありませんでしたが、今後の審査の参考としたいため、傍聴しました。

 会のなかでは、「これからは予算について提案できるが、誰がやるのか、事業主体に関心を持っていかなければならない」「行政からは、あなたのまちはあなたたちでやってください、と言われるが、何のための合併だったのか」「地域の課題については、対策が早い方がいいと思うが、先の見えなさが不安にしている」「いままでコツコツとやってきた人たちがハシゴを外されてしまうと見えるのは行政にとってマイナスだ」「宝を探せと言われるが、何が不安なのか探してくださいというべきでないか」「協議会委員の限界を感じてきた。橋渡し役だと思うが、そこから抜け出したい」「市長が地域活動支援事業をなくすと言ったとき、何を言うかと思ったが、7か月の間によくまとめたと思う。この点は評価したい」「議会は地域活動支援事業廃止を言ったが、その対案が出ていない。批判だけではダメだ」などの声が出ていました。

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 昨夜の会で出された意見は後日、総務常任委員会で報告されます。懇談時間が予定の20分をかなりオーバーしていたので発言をひかえましたが、総務常任委員会が地域活動支援事業の廃止を提言したのは、自主的審議の時間が少なくなるなどの声がいくつもの地域協議会から出されていて、それに応えたものです。そして事業名まで踏み込んではいませんが、地域計画作成とその実現に努めるべきだとの提言も行っています。昨夜は率直な声を聴くことができ、良かったです。

 きょうは党議員団会議、UPZ研究会による市長との面談、災害対策特別委員会と続きます。母が入院している病院へも行かなければなりません。

2022年08月19日

第7次総合計画、人事改革めぐり調査

 おはようございます。今朝は5時に起床しました。玄関で車に乗り込もうとしたら、朝焼けが見え、車を走らせました。久しぶりに朝焼けの風景を撮ることができました。青空も出ています。きょうは、いい天気になってほしいです。

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 昨日は直江津の朝市宣伝に行きました。ところが天気が悪く、お店はぽつりぽつり、お客も数人という状況でした。お金を持っていっていれば、少しでも買ってお店の人に貢献したかったのですが、逆にナス漬けをもらいました。この天気が悪いのによく来たね、と激励されました。市の通りにある聴信寺の掲示板が替わりました。「私が見ているのは私の目を通して見た私だけの世界」。当たり前のことが書かれていますが、この当たり前のことを自覚することが大事です。

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 市での宣伝を終えてからは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、活動レポートのポスト下ろしなどをしました。2か月ほど会うことがなかった80代のお母さんがどうされているか気になっていたのですが、玄関まで行って戸を開けようとしたら、私に会おうと腰を曲げて出ようとされていました。外に出るまでにとても時間がかかるようになっていたんですね。私と話をしたかったようなので、もう少し早く気付けば良かったと思いました。写真は文化会館の近くで撮ったものです。

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 午後からは総務常任委員会でした。議題は第7次総合計画と人事改革方針です。このうち総合計画については、市の最上位計画の審査ですので、全議員の声を反映させようと、委員だけでなく委員外の議員も発言できるように配慮され、委員外議員の発言席も用意して審査が行われました。こういうことは初めてです。

 審査の中では、「全体構成を見ると、序論、基本構想、基本計画となっているが、年次実施計画がないと着実に実施しているかどうか見えない、到達点も見えない」「上越らしさがわかる基本理念が必要ではないか」「人口減少の緩和とあるが減少に歯止めをかけるとか増加に転じるとはならないのか」「基本理念を2040年度のところで設定し、将来都市像を2030年度(計画の最終年度)の時点で設定してあるが、良く分からない」「基本目標の記述では主語が分からない」などの声が次々と出ました。23日までに、昨日、議論になった全体構成や基本理念と将来都市像などについて各派で意見をまとめ、提出し、それをもとに26日も総務常任委員会で継続して審査を行うこととなりました。

 昨日は人事改革方針策定についても審査対象でした。市の説明ではこれまで提案されていた諮問委員会の設置に替わって政策アドバイザーを配置することや「行財政基盤・財政」「産業・魅力創造」「健康福祉・子育て」「総合政策」の4つのセクションごとに副市長を置くことなどを考えていることが明らかにされました。それらの前提として人事改革プロジェクトではアンケートなどで職員の声の集約をしてきたことも報告されました。委員会では、このうち、職員の意見集約をめぐって、議論が行われました。私からは、「アンケート回答が45%は低すぎないか、残りの人たちの声を知る努力が必要でないか」「職員だけでなく、一般市民の声をもっと聴くべきだ」などと発言しました。昨日は審議時間が6時間近くにもなり、審査は後日継続実施されることになりました。

 きょうは午前10時から研修会です。その後、夕方まで各種会議、勉強会が続きます。その前に大島区に行けるかどうか。

2022年08月20日

参考になった研修会が2つ

 おはようございます。今朝は6時半に起床し、活動レポートの修正作業、そして印刷をしました。作業が終わって、新聞屋さんへ持ち込んだのが30分ほど前です。疲れました。外は曇り空ですが、ミンミンとツクツクボウシが激しく鳴いています。

 昨日は朝6時半過ぎに家を出て、大島区、安塚区に行ってきました。朝早い時間帯でしたが、早くから仕事をされている人が多いのにはびっくりでした。いつもの家の玄関先の生け花ですが、本来なら、前日に撮影予定でした。花たちは少し元気がなくなっていましたが、美しさは保たれていましたのでアップします。また、ある家では、事故にあったツバメの赤ちゃんの世話をされている光景を目にしました。ムサシに行ってエサを買い、一日にそれこそ何十回もエサくれしなければならないとのことでした。世話のかいあって、赤ちゃんは元気そのものです。もう数日後には巣立ちすると思います。

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 昨日は午前10時から夕方まで、研修会、会議が続きました。
 
 午前は防災士議員連盟と市議会災害対策特別委員会合同の研修会がありました。新潟県建築士会会長の田中隆司さんが講師を務め、建築分野における防災・減災対策について学びました。
田中さんは地震、火災、水害、風雪災害の現状や課題、対策の基本について建築の専門家としての視点で具体的に語ってくださいました。

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 例えば、地震における建物の耐震化推進については、「まだ9割近くがあぶない建物となっている。公共は終わっているが問題は民間だ」とのべ、耐震診断、耐震改修等の実際について説明しました。強い壁をバランスよく増やす、柱・土台・梁・筋かい接合部分に金物を使うなどのポイント説明は基本事項ですが、わかりやすく勉強になりました。

 私は建築についてはまったくの素人です。建築基準法には、火災から建物を守るために、外部からの延焼防止対策として外壁では防火構造が求められていること、各室防火としてせっこうボードが必要であることなどが書かれていることなどを学びました。糸魚川の火災を例にした、網入りガラスが防火設備としてどう役立つかの説明など、とても新鮮でした。水害についても、下水の逆流を防ぐために、ビニール袋に水を入れた「水のう」が効果があることなど、「なるほど」と思うことがいくつもありました。

 議会で現地調査をしたり、対策を議論するときに、こういう基礎知識を持っているかどうかは、その活動の質、良し悪しに大きくかかわります。きょうのような研修の機会を大事にしたいと思います。イラストはいくつかの場面を組み合わせて描きました。

 午後からの議員勉強会は、『下流社会』(光文社新書)の著者として知られる三浦展(みうら・あつし)さんの講演です。初めて聴きました。三浦さんは上越市高田出身の方です。講演のタイトルは、「社会デザインの視点から見た、人口激減時代に上越市が生き延びる方法」という長いものでしたが、講演のレジュメでは、短くして「シン・ジョウエツー上越市の将来像ー)と短くされました。

 三浦さんは、講演の冒頭、「聴いてもさっそく明日に役立つ話ではない」と言われましたが、私には、すぐに役立つヒントがいっぱいの講演でした。昨日、総務常任委員会で上越市の第7次総合計画についての議論をしましたが、この講演がもう一日早く行われたら良かったのに、と思ったくらいです。

 三浦さんは、いまの社会を、「どこにでも大型店、スーパーがあり、車に乗って出かけ、大量生産された商品を買い求める。子どもたちはと言えば、ゲーム、スマホに夢中になり、左手はスマホ型になってしまっている。肥満が増加し、生活能力が低下している。日本中が画一化、マクドナル化、ファーストフード化した」などと指摘。そして、持続不可能な社会になり、犯罪も増加したなどとのべました。

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 では、どうやったら持続可能な、楽しいまちをつくれるのか。三浦さんは子育て、教育、娯楽、働く女性の居場所確保、空き家・空きビルリノベーション、歴史や伝統を大事にし、本来の意味の風土を大切にすること等に言及しました。なかでも力を込めて訴えたのは少子化対策です。大都市圏から子育て世帯を集め、出生率は3.0をめざす。空き家・空き店舗はタダで貸し、子育て世帯はコメを無料にする。教育費も無料にし、教育水準を最高水準に引き上げる。リアルな自然体験、生活体験を重視し、生きる力を身につける。出生率2.9を超えた岡山県奈義町、2.3の長崎県平戸市等の実例をあげての説明は説得力がありましたね。そして三浦さんは、上越には山があって、川があって、田園も海もある。いまある魅力だけじゃなく、新しい魅力も作り出してほしい。日本に1個しかないものをたくさん作ってほしいと訴えました。

 講演は、国の経済などの政策との関連で問題を解明しないなど疑問に思うこともいくつかありましたが、独自の視点と分析はとても興味深く、持続可能な、楽しい「シン・ジョウエツ」をめざす気持ちがわいてくるものでした。『下流社会』を再読し、『ファスト風土化する日本』なども読んでみたいと思います。

 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達が中心です。

2022年08月22日

五十嵐仁さんの講演、下黒川夏まつり


 おはようございます。今朝はとてもすがすがしい朝となりました。セミの鳴き声も気持ちよさそうです。写真はエノコログサです。また、秋が一歩進みました。

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 昨日の午前は、直江津の党事務所に行く途中、屋台会館に寄り、うみまちアート作品を観てきました。地元に優れた作家さんが何人もおられるんですね。時間があるとき、もう少しゆっくりと観てみたいと思います。市役所の知っている職員さんもスタッフの一員として頑張っていました。

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 午後からは頸城区出身で法政大学名誉教授の五十嵐仁さんの講演を聴いてきました。会場の希望館の会議室には40人近い人が集まりました。講演のタイトルは、「岸田政権の憲法破壊と戦争への道を阻むために」。先の参院選の結果とその分析、世界平和統一家庭連合をめぐる政治の闇、憲法破壊の新局面、そして今後の課題と野党共闘の再建について1時間20分にわたり語ってくださいました。

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 選挙結果について、今回の逆流には教育・メディア・ネットを使った長期的なもの、ウクライナ侵略など中期的なもの、そして安倍元首相の銃撃死亡事件といった短期的なものがあるという分析をするなど、講演には、なるほどと思うことがいくつもありました。また、八王子では夏休みも学校給食をやっているなど貴重な情報もいくつか聴きました。タイトルに沿った結論を言うなら、「市民と野党の共闘の意義を再確認し、共闘を立て直す」ことが大事ということでしょうか。

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 五十嵐さんの講演はこれまで2回ほど聴いていますが、今回もまたユーモアとジョークたっぷりで、まさに面白くてためになる講演でした。ただ、講演の最後の言葉がぐさりときました。体重を管理できないようではダメだ。私は83キロを55キロにしたと言われたのです。どうも隣にいた人間が目に入らなかったようです(笑)。

 講演が終わってから地元に戻りました。もう稲刈りが始まっていました。そして尾神岳がきれいでした。

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 夕方、わが家から2~3㎞のところにある柿崎区下黒川地区の夏まつりに行ってきました。少し遅くなったら、下黒川小学校の児童の太鼓演奏を聴き逃してしまいました。次回は必ず聴きたいものです。2年前に柿崎、大潟、吉川のグループが合流し、頸北地区で活躍している太鼓グループはどこでも引っ張りだこですね。昨日も大活躍でした。ピアスのみなさんの、夏まつり向けの歌も聴くことができました。

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 ピアスの演奏中、西の空が赤く染まりました。イセキの近くの田んぼで何枚も撮影しました。そのうちの1枚です。

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 活動レポート2073号、「春よ来い」の第720回、「義母のVサイン」がホームページにアップできました。ご笑覧ください。

 きょうは、保倉川放水路促進議員連盟で新潟市へ行ってきます。視察です。

2022年08月23日

関屋分水へ


 おはようございます。今朝は丁度5時にミンミンゼミの鳴き声で目を覚ましました。ミンミンがこんなにも早い時間帯に鳴くなんて知りませんでした。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。外は曇り空です。でも、少し朝焼けを見ました。写真は柿崎区江島新田にて撮影しました。

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 昨日は、保倉川放水路整備促進議員連盟で新潟市にある関屋分水資料館、操作室、信濃川水門、やすらぎ堤等を視察してきました。信濃川の氾濫を防ぐために造ったという関屋分水を訪ねたのは初めてです。上越市の大島区のいまの戸数とほぼ同じ693戸の移転によって、工事ができるようになったという話には驚きました。ひとつの町がそっくり移転したようなものです。資料館では信濃川全体の状況と工事に至るまでの経過等の説明を受け、操作室では実際の水門操作などについて教えてもらいました。新潟大堰ではいろんな魚が川の上流に行けるように工夫してあるのにもびっくりでした。操作室は写真禁止だったので、イラストにしてあります。写真は新潟大堰、資料館内です。

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 新潟への行き帰りはバスです。片道2時間ほどかかりましたが、その間、日本共産党第6回中央委員会総会の文書を読んだり、スマホを見たりした。そのなかで、先日から誤嚥性肺炎と闘っていた京都の井上吉郎さんが亡くなったということをお連れ合いの発信で知り、ショックを受けました。先日は、「まだ生きているよ」とご自身が発信されていたので大丈夫だと確信していました。それだけに残念です。

 お昼は新潟ふるさと村で撮りました。塩野菜ラーメンです。食事後、大きな花畑に行き、ダリア、カンナなどを観て、楽しませてもらいました。

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 きょうはこれから各派代表者会議、党議員団会議などがあります。

2022年08月24日

各派代表者会議など会議が続く

 おはようございます。今朝は6時に起床し、デスクワークをしています。外は小雨です。昨夜のような雨だれの音はしなくなりました。昨夜の雨で田んぼの稲はまた倒伏が進みました。

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 昨日は午前9時から各派代表者会議でした。めずらしくマスコミ関係者の傍聴はゼロでした。議会関係費の来年度予算要求、昨年度の議会関係費の決算状況の説明などが主な議題で、短時間で終了しました。

 その後は議会運営委員会です。9月議会を1日から27日までとする日程が決まり、本会議にかけられます。請願陳情についても取り上げられました。生活保護対象者への冷暖房機器購入費用助成の請願、私学助成の増額を求める陳情の2つです。いずれも大事な内容です。この他、9月議会から使用可能となるスクリーンなどの映像設備の運用要綱なども審議されました。会議後は議場で、スクリーンの活用のチェックも行われました。

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 議会運営委員会後、日本共産党議員団で団会議を行いました。内容は総括質疑の検討です。決算については村山市政時代のものですので、どう質疑を行ったらいいのか、とても悩ましく、質疑項目もなかなか定まりません。本日の午前、継続して行うことになりました。

 午後3時過ぎ、母の入院している病院へ行き、着替えを届けるとともに、母の様子を聞いてきました。担当の医師からはだいぶ前に、昨日が退院の目標として連絡されていたのですが、連絡がなく心配になったからです。看護師さんの話では、一時的に体調がみだれ、再び点滴しているとのことでした。その後、帰宅途中には担当医師から連絡がありました。出血があり、血液サラサラの薬の投与はやめていること、輸血するかどうか検討していること、本日、血液検査を行い、その結果、いつ退院となるかどうかを含めて報告してくださるとのことでした。相変わらず左手がきかないこと、病院生活が長くなり、立てなくなっていることもわかりました。

 きょうは、これから団会議です。

2022年08月27日

総務委員会で新総合計画を議論

 
 おはようございます。今朝は6時50分に起床しました。このところ、朝は涼しく感じますが、今朝は一段と涼しくなったように思います。写真は事務所の近くにて、今朝、撮りました。うっかり電気柵に触ったら、びびっときました。

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 昨日は午前10時から総務常任委員会でした。議題は第7次総合計画についての所管事務調査です。各派から提出された全体の構成、基本理念と将来都市像の関係性などに関する意見を委員長が内容説明し、各派に確認する形で進められました。そして、今後については、2040年からバックキャスティングをやることと将来都市像の設定時期、中川市長のビジョンや現在進められているプロジェクトとの関連性など数項目について正副委員長が議論のポイントなることをまとめ、そこを集中的に議論していくことになりました。私からは、現在進んでいる計画案について意見が一致できるものを提言としてまとめたらどうかと提案しました。

 午後からは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金でした。いつもよりも在宅の読者が多く、助かりました。また、動いていてもこれまでのような暑さはなく、じつに気持ちよく行動できました。配達はあと10部ほどになりました。途中で、予約していた床屋さんへも行ってきました。約1時間かかったのですが、そのうち半分くらいは寝ていたように思います。床屋さんでは、旧吉川町時代の幹部だった人と再会しました。なぜか、お会いするとうれしくなりますね。写真は配達時に撮った米山さんです。

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 昨日は病院側から母の退院をめぐり連絡が来ることになっていました。最短で本日、退院できるかと思っていたのですが、体温が37度以上になっていること、栄養士さんからの指導が必要なことなどがあって、思っていた以上に時間がかかりそうです。母は担当の医師に「お願いだから家に帰してくれ」と懇請しているようですが、ちょっと切ないところです。

 きょうは、ワクチン接種の4回目です。「しんぶん赤旗」日曜版の配達もあります。

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