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通年観光対策で勉強会

 おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。家から外に出た途端にむっとしました。湿気が高いのです。そうしたなかセミたちが激しく鳴いています。

 昨日は午前に柿崎区総合事務所に行きました。目的は安定ヨウ素剤の保管状況の視察です。これまで、吉川、大島両区については、日程調整ができず、私一人だったのですが、昨日は党議員団3人がそろいました。同事務所で保管している安定ヨウ素剤は錠剤で1万9600錠、ゼリー剤(32.5mg)で290包です。ここは原発に近く、区内全域がUPZ圏内に入ることから、上越市内の保管場所としては、上越保健所をのぞき、一番保管量が多くなっています。保管に当たっては、室温保存、遮光保存等が求められていますが、キチンとされていました。

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 参加メンバーは、「錠剤の使用期限が5年となっているなかで、箱には2022年3月と書いてある」、「いざという時に、市民にどう配布するか」などの指摘や質問をしました。担当者からは、「錠剤の使用期限は3年前にこれまでよりも2年長くなり、箱には本年3月までと記載されているが、実際の使用期限は2024年3月までの扱いとなっている」「市は一時集合場所でバス避難者に配布する役割を担うが、具体的な配布マニュアルは現在、作成中である」との答えがありました。

 視察後、総合事務所の案内で、最終処分場担当である県環境局資源循環推進課の上越分室に行き、挨拶させていただきました。今後のいろんな場面で会うことになるであろう皆さんですので、総合事務所の粋な計らいには感謝です。

 午後からは通年・広域観光推進特別委員会の勉強会でした。私は委員ではありませんので、傍聴です。勉強会では、産業観光交流部の担当課が準備してくれた「上越市観光交流ビジョンと通年観光について」という文書をパワーポイントで説明してもらい、その後、意見交換を行いました。

 「上越市観光交流ビジョンと通年観光について」という資料は、①上越市の観光の動向、②上越市の観光交流ビジョン、③上越市の観光の取組、④通年観光プロジェクト、の4部構成です。新型コロナが流行してからの観光入込客数(年間)などの最新の状況や上越市の国別外国人宿泊者数など初めて知るデータに驚きました。また、十返舎一九の描いたものの中には、有間川など市内のいくつかが紹介されていることも初めて知りました。注目の「通年観光プロジェクト」に関しては、これまでの季節型観光から歴史文化を生かした通年観光を目指すとして、高田エリア、直江津エリア、春日山エリアを集中的に整備する方針であることを明らかにしました。

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 意見交換では、「根本的に通年観光をやろうと思っているのか」といったそもそも論からはじまり、高田、直江津、春日山の3つのエリアを集中的に整備することなどをめぐって、「3つのエリアについては、具体的な計画を今後作っていくのか」「3エリアとは別に安塚、鵜の浜などにもスポットを当てないと上越全体に磨きがかかっていかないのではないか」などの発言が相次ぎました。

 産業観光交流部の幹部は、「上越が持っているいろんな素材をまだ活かしきっていない。年間を通じて観光客に楽しんでもらえるまちづくりをしていきたい。最初のひと転がりは支援するが、できるだけ税金をつぎこまなくても発展できる仕組みになればいいなと思っている」「アクションプラン策定については、まだ決めていないが、3つのエリアで皆さんと相談していきたい」「選択と集中が必要だ。少し磨くと価値が出てくる、そこを先行させる」などと答えていました。

 夕方からは名立区へ行きました。予定よりも1時間も早く名立に着いたのですが、こういうときはいいことがあるものです。数年前に高田の本町通りを歩いているときに、見知らぬ女性から声をかけられ、私の大好きな作家、向田邦子について少し話したことがありました。ちょっとしか話をしなかったこともあって、その女性の顔も名前もすっかり忘れていたのですが、昨日、名立でその女性と再会したのです。うれしかったですね。

 さて、名立へ行った本来の目的は、総務常任委員会の管内視察です。具体的には、地域協議会の傍聴と「地域の独自予算」等について「意見を伺う」ことになっていました。協議会では、「地域活性化の方向性について」が協議のメインで、この7月に3日間にわたって行った区内の各種団体との意見交換会の内容について報告が行われ、意見が出ていました。ろばた館の経営やいきいきサロンの運営などでの発言が印象に残りました。

 地域協議会が終わってからは、約20分の予定で、①地域の主な団体の意見集約、②自主的審議事項の現在の進め方と課題、③地域独自予算について、総務常任委員会として「意見を伺う」ことになっていました。

 短時間でこれだけの聞き取りは難しいなと思い、進行役の私から、「区内の団体を集めて意見を聴くことの必要性はないか」「地域計画をお持ちだが、独自予算にどう反映されるのか」など集中的に質問させてもらいました。しかし、この手法は完全に私の判断ミスでした。一方的な質問攻めのような雰囲気になってしまったのです。直前に行われた地域協議会で、各種団体との意見交換会の様子が丁寧に報告されていたので、「地域独自予算について、どう臨むか」一本に絞って問いかけ、意見交換する会にすべきだったと反省しています。

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 そうしたなかではありましたが、地域の各種団体との意見交換を重ね、課題をつかむために全力をあげておられること、全区の英知を結集して策定した地域計画の経過や今後の位置付けがどうなっているか、地域活動支援事業を活用して続けてきたことが存続できるか不安を持たれていることなどがわかりました。これらは良かったと思っています。

 きょうは地元で動きます。活動レポートの作成もしなければなりません。

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2022年07月27日 09:02に投稿されたエントリーのページです。

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