おはようございます。今朝は意識して早起きしないようにしました。少しでも母と一緒にいようと思ったからです。6時半ころに、母のトイレ介助をしてから、布団を上げました。外は曇り空です。これから良くなるのか悪くなるのか中途半端な状態です。セミだけは賑やかです。
昨日はいつもよりも早く印刷し、活動レポートなどの「しんぶん赤旗」日曜版への折り込み作業をしました。そして7時50分には事務所を出て、活動レポートのポスト下ろしをしながら市役所に向かいました。時間が早かったこともあって、いつも会う人には会うことがなかったり、逆にいつも会えない人とはあったり……。時間帯が動くだけでずいぶん違うものですね。
午前9時からは各派代表者会議でした。来年から個人情報保護法が変わることに伴い、市議会での個人情報保護条例づくりをどうするかの報告があり、新型コロナ第7波に伴う議会視察の動き、対応、第7次総合計画についての調査、議論をどうするか、などが協議されました。私からは、「議会あるいは議員としての活動で新型コロナ対策をしっかりやっていこうということには異議はないが、いまの急速な感染拡大を考えたら、議会の会議の開催についてインターネットを活用した方法(例えばZOOM)などの検討を議運などで急ぐべきだ」と訴えました。市の最上位計画である総合計画については、全議員の英知を結集して対応することが重要ですが、しかし、その場は議員勉強会など市民に見えない形ではなく、総務常任委員会の所管事務調査に全議員が参加してもらう方法でやるべきだと主張しました。
午後からは月例議員懇談会、議員勉強会でした。このうち勉強会は、㈱北信越地域資源研究所の平原匡代表から、「北陸新幹線開業から7年」というテーマで講演していただきました。
平原さんはマスコミにはたびたび登場する人ですが、本人の顔を見たのも、声を聞いたのも初めてでした。自己紹介の中で、上越で活動を開始する前は佐渡観光協会などで活動され、佐渡の民俗、伝統文化などを守る仕事をされていたことを知り、佐渡のことを懐かしく思い出しました。実は私は学生時代1か月ほど相川に泊まり込み、郷土史研究などで活躍された磯部欣三さんや田中圭一さん(いずれも故人)のお世話になっていて、佐渡の歴史や文化の一端に触れていました。
講演ではフルサット開業に至るまで、現状、今後の課題をパワーポイントを使って語ってくださいました。話を聴いて改めて思ったのは、上越妙高駅がある場所というのは北陸信越というエリアの中で中心に位置するところだということです。これは地理的な問題だけでなく、物流でも文化でもそうです。そこをしっかりふまえて今後の発展策を探っていかなければならないと思いました。平原さんは、「他人に期待するよりも自分で一歩踏み出すことが大事」であるとしつつ、行政には「一緒に育てていく意思がほしい」とも言っておられました。いずれも大事なことだと思います。個別の問題では、鉄道資源については直江津など地域限定でなく、上越全体を視野に入れて今後の活動を考えるべきだという主張などが耳に残りました。
今回の講演を契機に、いま一度、小島幸雄さんらの研究を学びたいと思っています。
きょうは、午前に大島、安塚区へ行き、午後からは地元で活動する予定です。