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㈱杜氏の郷の民間譲渡めぐり論戦

 おはようございます。パソコンの通常のキーボードが使えず、スクリーンキーボードで入力しています。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてきました。写真は今朝の小苗代池です。

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 昨日は一般質問の最終日でした。私は午後から登壇し、豪雪対策、㈱杜氏の郷、米対策について質問しました。以下は㈱杜氏の郷についての質問の概要です。

 上越市吉川区はかつて数百人の男衆が酒造りの出稼ぎの町でした。杜氏の数は全国で一番多く、地元の県立高校には「醸造科」がありました。

 平成11年、「酒造文化と技術の継承を通じて、町の発信、産業の振興に寄与すること」を目的に、酒造りをする第三セクター、「(株)よしかわ杜氏の郷」が誕生しました。しかし、経営的には厳しく、設立から23年経った今年、最大株主である上越市は、この第三セクターを民間に譲渡する方針を打ち出しています。

 昨日の一般質問で私は、このことを取り上げました。「地元吉川区以外の会社に譲渡しやすくするのではないか」という心配が一部にあるなかで、私は、昨年12月の市議会文教経済常任委員会で、当時の産業観光交流部長が、「まずは地元企業への譲渡の可能性を探ってまいりたい」と述べたことを確認し、譲渡にあたっては、会社の設立目的が「一定程度」ではなく、最大限達成されるよう努力してほしいと訴えました。

 そして最後に、尾瀬あきらの漫画、『夏子の酒』を紹介しながら、杜氏の郷である吉川について、「かつては何百人もの人が酒造りの出稼ぎに出かけた町。一年の半分、父ちゃんがいなかった。吉川というところは、春を待つ気持ちがものすごく強い町なんです。春は父ちゃんが帰る季節、家族が一つになる季節なんです。そういう思いをずっと抱きながら、これまでまちづくりに取り組んできた。この吉川の思いを最大限尊重して(民間譲渡に)取り組んでいただきたい」と訴えました。

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 中川市長は、「私も『夏子の酒』を持っている。この物語を読むと、本当に、最後に涙が出てくる。地元の皆さんの気持ちがこういうところから出ているんだろうなと想像しながら考えている。行政運営をやるには感情で物事を考えてはいけないんですけれども、その辺の感情もわかりながら、立ち向かっていることを橋爪議員にもわかっていただければ幸いです」と答えました。市長の、この言葉を信じて頑張りたいと思います。

 議会が終了してか大急ぎで着替え、大島区仁上のNさんの通夜式前の一般会葬へ行きました。10数年前、大浦安の素人芝居を観てから、お付き合いをさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 夕方、久しぶりに時間をかけて散歩を楽しみました。オカトラノオが咲いていました。何よりも夕日がきれいでしたね。

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 きょうは朝市宣伝からスタートし、活動レポートのポスト下ろし、訪問活動などで動きます。

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2022年06月18日 07:42に投稿されたエントリーのページです。

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