おはようございます。今朝は5時半頃には起きる予定でしたが、だめでした。疲れはピークに達しています。外は晴れ、日が照ってきました。
昨日は定例議会最終日でした。委員長報告、討論、採決と続きました。
日本共産党議員団は提案された53議案のうち、新年度一般会計予算、新年度国民健康保険特別会計予算、新年度介護保険特別会計予算、新年度後期高齢者医療特別会計予算の4議案に反対しました。あとは全部賛成です。
討論に立った平良木議員は、「今議会に提案された中川新市長の新年度予算は、住宅リフォーム補助の上限額引き上げなど市民の願いに応える施策が随所に取り上げられ、これまでにない暮らしを守る予算編成になっている」「こうした施策はその一つ一つがこれまで多くの市民が要望してきたものであり、そうした市民の声を真摯に受け止め、実現に向けて予算計上した市政は、基本的に大いに評価する」とのべた後、「ただし、いくつかであっても改善の余地がある以上、手放しで賛成することは、市民に対する責任を果たすことになりません」と訴えました。そして、①財政調整基金の大幅取り崩しによって、仕事を失ったり収入が大きく減少したりしている市民のみなさんへの追加支援が必要だったこと、②公共施設を次々に廃止、譲渡する悪い意味での行政改革の鉈が相変わらず振るわれていること、③学校給食の民間事業者への委託が続いていることなどを問題視し、反対しました。
昨日の討論で特徴的だったのは、一般会計予算に賛成した議員も、「8つのプロジェクトにおいて、その考えの背景、内容、進め方などについて、まだまだ市民の理解と共感を得るには充分ではない」「プロジェクトは今定例会においても、その考えの具体性がいま一つ示されなかった」などと市長の市政運営に注文を付けたことです。こういう声が賛成会派から相次いだのは異例です。
注目された請願ですが、委員会で採択された老齢基礎年金等の抜本的な改善を求める請願も「最低賃金の改善と地域経済回復に向けた」意見書の採択を求める請願も、いずれも賛成少数で不採択となりました。
反対討論に立った議員は、老齢年金の請願については、基礎年金を引き上げると若者世代につけがまわり、制度を維持できなくなるという主張でした。生活保護を下回る水準を国の支援で打開する立場に立てないんですね。最賃引き上げについては、コロナで経営難に陥っている中小業者を圧迫するが主な反対理由でした。これについては、私が討論で、最賃引き上げのためにも中小業者支援は必要だ、それは新潟県議会でも全会一致で採択された意見書にも反映された、と反論しました。イラストは請願について賛成討論する私です。
夜は早めに帰りました。母の誕生日の祝いを1日遅く行ったのです。ショートから帰ってきた母は、家族みんなに祝ってもらいご機嫌でした。それにしても母はよく食べました。母は一昨日、98歳になりました。
きょうはこれから柿崎です。やることが山ほどたまっています。