おはようございます。夜中に母が「寒い、寒い、死にそうだ」と言い、何度も起こされたこともあり、眠いです。部屋は暖房を入れ、電気行火も抱いているんですけどね。でも、母はまだ大丈夫です。
昨日は午前にまず吉川コミュニティプラザに行きました。吉川区芸能発表会が行われたのです。コロナ禍で思うように練習できない。発表会も激減した。そうしたなかで、出演した団体(グループ)は「コーラスゆりかご」など7団体でした。みんな、この日を待っていたんですね。とても楽しそうでした。私は午前11時から、川谷の土砂崩れ調査があり、4組目までしか聴くことができませんでした。
午前11時からは、地学団体研究会の大野隆一郎先生等3人のメンバーの方たちと吉川区川谷の土砂崩れの現場へ行ってきました。これは私の方から要請したものです。日本共産党議員団の他の2人からも同行してもらいました。
現場へは下川谷から行きました。私がこのルートで現場に入ったのは初めてです。尾根近くの滑り落ちた場所から下の川に堆積した土砂や一緒に落ちた雪崩防止柵まで全体の様子がよく見えました。やはり半端な規模ではありません。
地団研メンバーのみなさんからは、地盤がゆるんでいて、まだ崩れが終わっていないので、崩れた場所へは入ることは極めて危険だ。雪が解け、落ち着いた段階で調査することにした方がいいと言われました。ただ、現場近くの地層などの調査から、崩れた地層は砂岩・泥岩互層からなる大賀層(椎谷層)であると言われました。絶対年代から言うと約500万年ほど前の地層です。海底から隆起し、どんどん削られ、今日の姿になったものだと思います。急斜面では崩れやすい地層ですね。
次回に現場に入って調査すると、よくわかると思いますが、今回の崩れは、「地滑り」ではなく、「崩落」の可能性大ということでした。17年前も含め、これまで何度も崩れたはずだと言われました。となると、崩れる可能性があるところは、いずれまた落ちるということになります。いずれにしても復旧のためには、科学的な判断が求められます。
きょうは10時から本会議です。一般質問2日目となります。