おはようございます。今朝は7時過ぎに起床しました。昨夜は党務で糸魚川市に行き、帰宅したのが22時近くになりました。その後、原稿を書いたり、絵を描いたりしていたので寝たのは午前1時過ぎでした。外は曇りです。雪はほとんど消えました。
昨日は午前9時半から中川市長に新年度予算編成に関する要望書を提出しました。要請書は新型コロナから市民の命と暮らし、医療を守るなど7つの柱、118項目の内容が盛り込まれています。要望書を受け取った中川市長は、「検討させていただきます」とのべていました。要望書提出後、議員団は市長と懇談、市長の激務と健康管理、今年の忘年会、副市長4人制問題などについて和やかに懇談しました。要望書は下線の付いたところをクリックしてごらんください。
午前10時からは農政建設常任委員会でした。委員会では第4次上越市食育推進計画案の審査が行われました。私は傍聴です。
今回の計画案では、生涯にわたる食を通じた心身の健康づくり、食文化の継承、食育推進に向けた連携促進などが盛り込まれています。昨日の審査では、「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進のあり方、地産地消を進めていくうえでの課題等が議論されました。
市側は「地域で作ったものを食べたい。これに生産現場、消費者の双方が迫っていくことが必要」「西洋化された食文化を取り戻したいと思っていた」「タイミングと量をどう確保できるのかという問題がある」などとのべていました。
議論を聞いていて、「食を楽しむ」工夫、子どもの頃から郷土料理を食べる大切さなどを再確認しました。
午後からは上越市食料農業農村議員連盟の研修会でした。テーマは農業を取り巻く情勢。上越市農業再生協議会事務局長の宮崎豊さんと上越地域振興局農林振興部副部長の藤田悟さんから講師を務めていただきました。
このうち宮崎さんは、戦後の農業政策を概括した後、経営規模別の経営体の動向を明らかにしました。そして、コメをめぐる動きとして、60キロ当たり2000円もの米価下落、「加工米がハシゴを外され」、非主食米はエサ米主体の生産となっていることなどについても報告しました。宮崎さんは、最後に、「転作のハードルが高くなってきている。これから農業経営体をどう維持していくか考えなければならない」とのべていました。
藤田さんは、新潟県の農業情勢について報告しました。新型コロナの影響もあって、米の需要が急速に減ってきていること、農業の担い手は平均年齢が60代後半で、中山間地へ行けば、70代に突入していることを明らかにしました。当面する最大の課題は、新規就農者の確保、担い手の確保だと訴えていました。
昨日の研修会は一気に深刻化している県農業、上越市農業の実態を明らかにしていましたね。今後は、国の農業つぶしをどうやめさせるかです。そのことなしに、市の食糧農業農村基本条例を元にした基本計画、アクションプランづくりはうまくいかないと思います。
きょうはお昼頃から先の総選挙、市議補選の振り返りの会、夕方からは梅谷衆院議員との意見交換に参加する予定です。