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副市長4人制、本会議で否決


 おはようございます。今朝は5時半に起床して、事務所で活動レポートの作成作業をしています。一晩眠かせるだけで、文章はだいぶ変わるのですが、今回は変換ミス(1か所)の修正だけでした。外は曇り空です。あまり寒くありません。

 昨日は本会議でしたが、その前に議会運営委員会がありました。国の18歳未満の子どもたちへの10万円給付をめぐる混乱から、議会はまたまた会期延長となりました。議会の一部に「総括質疑をやめて16日ですべて終わりにしよう」という声がありましたが、何を考えているのでしょうね。

 本会議では常任委員長報告の後、討論が行われました。

 注目の副市長を4人にする副市長定数条例の一部条例改正については、鈴木めぐみ議員が賛成の立場で、「市長の公約であり、多数の応援した市民がいて、上越市政の改革にすぐ必要である」「上越市の人口減少は止まらず、1年かけて検討する時間はない」「市民が求めているのはスピードと実行力だ」などとのべました。反対の立場からは、「部局のスリム化と合わせ、組織改革の全体像をはっきりさせてから提案すべきで、性急な提案だ」(宮川議員)、「改革の全体の理念、目的があいまいだ。まず、将来ビジョンを明らかにし、行政執行体制を変えて副市長を置く、これが肝だ」(宮越議員)などの討論がありました。

 日本共産党議員団からは平良木議員が登壇、同議員は副市長定数条例の一部改正だけでなく、マイナンバーカードの健康保険証利用を勧奨するための経費を増額する国民健康保険特別会計補正予算、保育園の民営化を推進する保育所条例の一部改正、さんわ保育園にかかる財産の無償譲渡について反対理由をのべました。このうち、副市長定数条例の一部改正については、「市政運営の全体的な所信表明を抜きにして、副市長を4人にするというのは納得できません。行政組織条例は後日提案したいとのことであれば、どのような行政組織、機構にしていくかの柱だけでもまず明らかにすることが必要です。こうした順序を踏まずに提案された今回の議案には賛成できない」とのべました。

 討論の中で、「副市長を4人にする」ということは市長の選挙公約だとして認めたのは鈴木議員と宮川議員ですが、私たちは選挙公約だと言うなら「動画だけでなく、公約文書(マニフェスト)にも入れるべきだった」という立場です。

 採決の結果、副市長の定数条例改正については鈴木議員1人の賛成、他は反対で否決となりました。また、日本共産党議員団が反対した3つの議案は私たちだけが反対、そとは賛成だったので可決となりました。

 昨日は午後から最新エッセイ集『じゃがじゃが煮』の配達と「しんぶん赤旗」の集金でした。夕方、夕焼けを昨日も楽しむことが出来ました。

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 きょうは、午前に総務常任委員会の所管事務調査、午後からは「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。

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2021年12月16日 07:32に投稿されたエントリーのページです。

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