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子育て世帯への5万円給付予算可決

 おはようございます。今朝は小雨が降っていました。いまはやんでいます。気温は比較的温かい感じがするので、6度くらいはあるのかも知れません。

 昨日は本会議でした。市長は昨日、国が新型コロナウィルス感染症経済対策として決めた子育て世帯への臨時給付金関連予算を追加提案しました。予算額は約14億2535万円です。

 この議案については厚生常任委員会で審査されました。日本共産党議員団の平良木議員は、①5万円とクーポン券の問題等で国は迷走している。そうしたことを踏まえて、市自体での現金上乗せの検討はしていないか。また、国に対して、すみやかに現金で給付してほしいという働きかけはしていないのか、②子育て世帯への支援も大事だが、子どもさんのいない非正規で働いている方の困窮の度合いがますます激しくなっている。こうしたところへの横出しの支援は検討しているか、③手続きでは、申請書を郵送するというが、なかなか返って来ないこともある。その対策、手だてを考えているか、と質問しました。下のイラストは委員会の審査風景です。

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 これに対して担当課長は、「国への働き掛けは行っていない。いま、国から示された5万円の年内給付のためにチームをつくって全力をあげている」「今回の閣議決定のなかに非課税世帯、困窮世帯への10万円給付という案も出ているので、手だてがあるものと思っている。通知があれば、速やかに対応する」「国から期限が示されていない。期限が決まったら、それに合わせて通知する。(申請書が)返ってこない人には何らかの手立てを講じていく」と答えました。

 平良木議員は再質問で、「200万円以下は困窮世帯と言われているので市独自の支援が必要だ」と重ねて要求しました。これに対して担当部長は、「クーポンとなるか現金となるか、その動向を見て対応を考えていきたい」としました。ぜひ実現させてほしいですね。今回の追加予算は昨日採決し、全会一致で可決しました。

 昨日は一般質問も行われました。滝沢議員等3人が登壇し、市長の政治姿勢などについて質問しました。この中で一昨日、否決された一般家計予算の政策諮問委員の予算について、中川市長は、「あらためて慎重に検討する」と答弁しました。今後、どういう対応をしてくるのか注目です。

 昨日はうれしいことがありました。上越市出身の佐藤正幸さんが『けんたのさんりんじてんしゃ』という絵本をこのほど出版され、それをプレゼントしていただいたのです。本は病気で入院中のお母さんへの感謝の気持ちを伝えるために、少年時代の自転車乗りについての思い出を元に書かれた物語です。

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 三輪車を改造し、二輪の自転車にしようとして失敗した「けんた」少年。「けんた」はしかられると思いながらも正直にことのいきさつを話します。すると、母ちゃんは「そうか、そうか」と言って「けんた」の頭をなでてくれた、、、。

 佐藤さんの文も素敵ですが、中北幸次さんの挿絵がまたあたたかくて、ほれぼれしてしまいました。本の中で使われている米山さんの写真は私の撮影です。私の写真を使っていただいたのは吉村恵美子さんの『やまぼうしの歌』(北越出版)に続いて、今年は2冊目です。有り難いです。

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 きょうは一般質問の続きです。夕方までかかるでしょう。

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2021年12月08日 08:42に投稿されたエントリーのページです。

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