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まずは市政運営の所信表明を


 おはようございます。昨日は総務常任委員会で長時間審査したのでぐったりし、朝もなかなか起きれませんでした。そとは曇り空です。

 今朝は昨日の委員会の報告です。

 そもそも市政運営の全体的な所信表明をしないで副市長を4人にする条例改正案を提出すること自体、おかしいと思います。3月議会では行政組織条例を提案したいとしながら、どういう行政組織、機構にしていくかの柱も明らかにしない。そういったなかでまずは4人体制を認めてくださいというのです。それではすじが通らないのではないでしょうか。

 昨日の総務常任委員会では、副市長を4人にする条例改正案をめぐってはげしい議論になりました。私は、上記のようなそもそも論をのべ、順序が逆であると指摘しました。公約実現のために重要な政策テーマを担当する副市長を置きたい。それは理解します。しかし、行政機構、人事体制をどんなふうにしたいか、現在考えていることの柱くらいのべてもらわないと「屋上屋を重ねる」ことになるのではないかという懸念を払しょくできないではありませんか。他の委員からも「拙速だ」などの指摘が相次ぎました。そして採決では、誰ひとり賛成するものが無く、条例案は否決されました。

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 政策諮問委員の報奨金、費用弁償の予算をめぐっても議論になりました。政策諮問委員については、「重要な政策及び施策の推進に当たり、多様な知見やノウハウを有する外部の人材からの助言や提言を得ることを目的に」設置するというものですが、今回は1人だけ先行させ、3月にはもう2人を選び、政策諮問委員会を設置するという提案でした。

 ところが、委員会では、いま選ぶ1人についても選考中で、内定すらしていないことが明らかにされました。たぶん、承諾を得られる自信があるからの提案だと理解したいのですが、この1人の人と相談して政策諮問委員会の構想も煮詰めていくというのです。委員からは、一人だけに諮問し、答えをもらう。それを先行させることに違和感があること、「拙速である」ことが相次いで表明されました。これもおかしいということでこの関連予算を削って組み替える動議が提出され、全会一致で承認されました。そして市が提出した補正予算は否決です。

 私は、市長4人制についても、政策諮問委員についても絶対反対という立場ではありません。3月議会で、あるいはその前に臨時議会が開催され、全体的な所信表明が行われ、納得のいく説明があれば賛成するつもりです。市の幹部の皆さんには再考していただきたいですね。

 きょうは本会議です。追加議案の提案もあります。夕方までかかりそうです。

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2021年12月07日 08:44に投稿されたエントリーのページです。

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