おはようございます。寝坊してしまいました。やはり無理はできないですね。体が正直に反応します。外は冷えましたが、晴れです。
昨日は一日中、選挙活動でした。午前11時に大島区の儀明トンネル入り口で、北陸信越ブロック比例の宣伝カーを迎えに行きました。この車に乗っていた藤野保史比例候補が浦川原区中猪子田で演説、あとはずっと私が先導役でした。
午後からはエルマール前で午後2時に藤野候補などが演説しました。うれしかったのは、市民連合@新潟の佐々木寛共同代表(新潟国際情報大学教授)や市民連合の山口二郎運営委員(法政大学教授)が上越市に入り、日本共産党比例カーから藤野保史比例候補の応援をしてくださったことです。
佐々木さんは、「自公政治は地方、所得の低い人、子どもたちなど弱いところにどんどんつけを回し、自分たちの一部の人の利益だけを尊重する政治を行ってきた。岸田首相は新しい資本主義と言っているがだまされてはいけない。新しいと言うが、いままでと同じことが起こる。藤野さんは新潟の良心、北陸信越の良心を守って来られた。日本共産党は野党候補を擁立する上で身を削って私たちを応援してくれた。皆さん、日本の世直しのために力を貸してください。この選挙で、自公政治にNOをつきつけて新しい社会に進もうじゃありませんか」と訴えました。
山口さんは、「藤野さんは国会議員の中でも政策の議論がよくできる議員の一人だ。いまの国会にぜひ必要な人だ。今回の選挙は安倍菅岸田路線にピリオドを打つ大事な選挙だ。安倍政権からの愚行、悪行はやめさせよう。コロナワクチンの開発は、じつは日本でも途中までやっていた。ところが研究費が無くて途中でやめざるを得なくなった。政府の愚行、こんなばかばかしい政府に統治されるのはごめんだ。自民党は市民連合と野党の合意を野合だとか、立憲共産党だとか言って批判してくるが、野党の方が理念や政策の一致をみている。自民党は公約で防衛費を倍増すると言っている。国民を支える予算こそ倍増させなければならない。新しい政治のページをこの新潟から開いてほしい」と力強くのべました。
お二人の応援をうけた藤野比例候補は、「みなさんの1票はみなさんの命を守る1票だ。自公政権はやるべきことをやらなかったが、私はコロナ対策予算を倍にしていく。新潟県内ではいま病院再編合理化の対象になっている病院数が22と、全国で一番多い。みんなで病院を守っていこう。あなたの1票は原発ゼロの日本に転換していく1票でもある。今回ほど野党の連携が整っている選挙はない。あなたの1票が政治を動かします。あなたの1票で政治を変えていきましょう。比例は共産党、選挙区はうめたに守さんに大きなご支持を」と元気に訴えました。
午後3時からは、市民連合・上越のスタンディングがかに池交差点で行われ、約150人が集まり、「選挙に行って政治を変えよう」「政権交代」などのボードを持ち、市民にアピールしました。
ここでは市民連合(全国)、市民連合@新潟、市民連合・上越、日本共産党、社民党、新社会党、新婦人などの代表もスピーチを行いました。いずれも参集者から大きな拍手を浴びました。その中でも、私の心に大きく響いたのは、かに池交差点ではおそらく初めてマイクを握った平沢栄一さんと秋山芳美さんのスピーチです。
平沢さんは大潟区の㈲朝日池総合農場の前代表です。昨日は自作の「久比岐の里」を歌ったのち、今の政治に対する思いをズバリ語りました。平沢さんは、「今年の米価はコシヒカリで1万2000円ちょっと、かつての半額だ。農機具などが上がっているなかでこの減額だ。かつての農業仲間は離農している。商店もどんどんやめ、まちは閑散としている。まちにもむらにも人はどんどんいなくなっている。いまの政府は日本をどうしようとしているのか。いま、私たちは怒り狂っている。今回だけは政権を変えたい。そもそも農業は、夫婦ふたりで少しの田んぼを耕し、子どもたちを育て、おじいちゃんやおばあちゃんをちゃんとみて、農業はすごい力を持っている。環境を守って、すばらしい日本をつくってきた。それがいまは、みんな農業をやめさせて、商店もやめさせて、いまの為政者は本当に何を考えているのか。あと少し、頑張って、頑張って、頑張りましょう」と訴えました。迫力満点の訴えでした。
秋山芳美さんは新婦人上越支部の役員さんです。秋山さんは、「6年前、戦争法が強行されてから、この場所で雨の日も風の日も雪の日もスタンディングを続けてきた。市民連合が野党4党と政策合意したことで、政権交代に道を開いたと大きな感動を覚えた。合意された20項目は私たちの要求項目だ。政権交代を実現させ、私たちの要求を実現しようと、いま頑張っている。ジェンダー平等が今回の選挙の大きな争点のひとつになったことは、私たちの励みだ。私には障がいを持つ友人がいる。その人は地域で暮らしたい、自分らしく生きたいと施設を出て一人で暮らしている。そうでなくても差別がある。自公政権が見ようとしてこなかった声を拾い集めて、光を当てていくのが、私たちの市民と野党の政権ではないか。男性も女性も、障がいのある人もない人も子どもも大人もそれぞれ認め合って、自分らしく生きる一歩が政権交代だ。最後まで頑張りましょう、私も頑張ります」と訴えました。
ふたりのスピーチに励まされ、この選挙、ますます元気に頑張る人が出てくるのではないでしょうか。平沢さんの写真は歌のときのものです。
その後、いったん、吉川区に戻り、夜にはまた選対会議に出ました。疲れましたね。