おはようございます。6時に起床し、活動レポートの修正作業、そして印刷をしました。今朝は青空も少し出てきました。雨が続いているので、少しでも晴れてほしいと思います。写真は近くの田んぼです。
昨日は総括質疑2日目でした。高山議員に始まり、4人の議員が登壇し、新型コロナ対策の総括や小木直江津航路への支援問題等をとりあげました。
日本共産党議員団からは平良木議員が登壇し、昨年から新たな体制となった地域包括支援センターや新型コロナ対策、病院事業計画、小木直江津航路支援をとりあげ、きめ細かな質疑を繰り広げました。
注目したことの一つは地域包括支援センターです。市は、「地域包括支援センターの業務に、障害のある人や生活困窮者等の相談対応を加え、身近な地域において複合的な相談を一体的に支援できる体制を整えた」と総括していることから、平良木議員は、「現場にはいろいろな注文もある。今回の体制変更で良かった点、悪かった点は何か、どういう教訓を得たか」と訊きました。市側は「何よりも身近なところで相談できる体制が出来た。業務を広げたことで後退したことは聞いていない。いろんな障害に伴走できるか、まだまだ足りないとは思う。もう少しきめ細かく、迅速にという声もある」と答えていました。
二つ目は、新型コロナ対策についてです。同議員は、「国や県の予算措置の活用とは別に市独自の取組としては、どれだけの取組を行ってきたのか。また、そうした市独自の取組は市民生活を守る上でどのような効果があったと評価しているか」などと訊きました。これに対して市長は、「最終的な予算の整理の段階で、一般財源が不要となった取組もあるが、素早く、適時に市独自の取組を講じてきたことで、収入が減って困っていた方からは、『負担が減り、助かった』、『心に余裕ができた』、また、事業者の方からは『手厚い支援があり、ありがたい』などの声もいただいた。必要な時に必要な支援につなげ、包括的に市民生活を守ることができた」と答えていました。
これに平良木議員は納得せず、「いろいろな取組をされた。230億円からの支出もされたが、一般財源を使ったのは9000万円。まだまだ市として余力があったのではないか」と再度訊きました。これに対して担当部長は、「基金があるので支援するのではない。国の足りないところをしっかり予算づけしてきた。水道料などの減免も支援としてつながっている。我々としては支援は行き届いている」と思っているとのべていました。この点については宮越議員からも同じような質疑がありました。今後の委員会審査で深めることが必要です。
最後に小木直江津航路への支援についてです。平良木議員は、「佐渡汽船株式会社に対する支援について、同社による中長期的な経営改善計画が示されず、支援による経営改善の見通しも明らかになっていない中で、大規模な財政支援を行うことの根拠をどのように捉えているのか。また、市民の理解を得るために、どう説明するのか」と訊きました。市長は、「現在、佐渡汽船により見直しが行われている経営改善計画は小木直江津航路の維持を前提とされている。各種運賃割引の見直しや第三者出資による資本増強の検討などの更なる経営改善の取組により、中長期的な財務体質の改善に取り組むこととされている」とのべるにとどまりました。同議員は、「輸送人員の減少分を当市だけで負担するのでいいのだろうか。どんな仕組みで航路維持につながっていくのか明らかにしてほしい」と訴えました。担当部長は、「輸送人員を当市だけでというのもあるが、極めて政治的な判断だ」と答えました。同部長の答弁はいつも明快で感心していますが、「パズルのピースを一つひとつ埋める」とか「政治的な判断」というのは財政支出の根拠を答える言葉としては違和感を覚えました。
本会議が終わって大島区へ行ってきました。夕方になりましたので、いつも楽しみにしている風景写真の撮影は旭地区の田んぼだけでした。それでも、田麦の田んぼ風景はどんな時間に行こうときれいですね。
大島区ではいつもの家で生け花写真を撮らせてもらいました。今回は色が変わり始めたウドの花、ハギの花などが入った作品です。見た瞬間、決まっているなと思いました。それほど、各花の配置の仕方も色の調整もぴたりでした。
きょうからは委員会審査です。朝市宣伝後、市役所に行きます。