おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。寝たのだか、寝なかったのだか、自分でもよくわかりません。外は夜中の雨が上がり、さわやかな朝となっています。写真は尾神岳です。
昨日は午前10時から市議会総務常任委員会の所管事務調査でした。調査対象は「上越市ICTによる情報化推進基本方針(案)」です。
委員会ではまず、市の担当部長から、策定の目的、方針の全体像、市民分野・産業分野行政内部分野での基本方針、推進体制などについて説明を聴きました。国会でデジタル関連法が通ってしまい、そのなかで市民の権利、地方自治がどうなるか注目していましたが、やはり、マイナンバーカードの促進、自治体クラウドの検討・推進など懸念事項がいくつも盛り込まれていました。
説明後、各委員が基本的なことについて質問をしましたが、全体的な概要、総論で1時間近く議論となり、基本方針の具体的のところはコンパクトにしか訊くことができませんでした。全体的な概要に関する質疑では、栗田委員の「市議会について記述がないのはいかがなものか」という質問に注目しました。市の自治基本条例では、市民、議会、行政がひとつになってすすめるのが基本となっていますが、デジタル化推進についてもそうあるべきだと私も思っています。担当部長は検討すると答えていましたので、どう対応されるのか注視していきたいと思います。
基本的な方針の部分で、私からは、自己情報コントロール権と自治体クラウドのついてだけ発言しました。
デジタル化推進で、行政の仕事が効率化される、市民サービスが向上するものがあるなどのメリットがある一方で、個人情報が守られるかどうかが大きな問題点となっています。市民サイドからは、どんな情報が集められているのか、不当に使われることはないのか、本人が関与する権利の保障はどうなっているか気になるところです。(案)では、「個人情報などのセキュリティに配慮する」というふうにあっさりと書いてあったので、私からは、「もう少し、踏み込んで、事故情報コントロール権があることをはっきりと書くことが必要ではないか」と訴えました。担当部長は「国に動きを見ている、今の段階ではこれが精いっぱいだ」と答えていました。先が心配ですね。
「業務システムなどの合理化」ということで、(案)では、重点取組事項として、「国が推進する基幹系17業務システムの標準化、その他システムのノンカスタマイズ運用を実施」「基幹系17業務システムについて、複数自治体での共同利用を検討」などと書いてありました。私からは、「17業務の中には子ども・子育て支援も入っている。上越市独自の施策展開が出来なくなるのではないか。また市民からの要望で政策を充実させようにも難しくなることがあるのではないか」と懸念を表明しました。こういったことがちゃんとやれなくなると、デジタル化によって、自治体が自治体でなくなります。
午後からは吉川区で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、途中で歯医者も行きました。配達時に東の空に入道雲がどんどん大きくなり、雷も鳴りました。雨がざーっと来るのを覚悟したのですが、日が照るなかで雨がぽつぽつと当たる程度で終わりました。
夕方、大潟区のKさんから電話が入り、「月見草が咲くところを見にきませんか」と誘われました。この方は、私が活動レポートに連載している「野の花」コーナーに関心を持っておられ、私にも見てほしかったようです。夕方、夕日を見に行きながら、Kさんのところへ行ってきました。午後7時に約束していたら、すでにご夫婦で外に出て私を待っていてくださいました。
「月見草」と言ってもピンクの花を咲かせるものではなく、黄色の「オオマツヨイグサ」かと思います。道路脇でたくさんの黄色の花がすでに咲いていました。一昨日は100個ほど咲き、昨夜は70個くらい咲くだろうとの話でした。「花が咲くところを見に来ませんか」と言われた時、けっこう時間がかかるものとイメージしていたのですが、びっくりしましたね、早いもので1分くらい、時間のかかるもので、2分30秒くらいで咲くのです。何回も動画撮影しました。「花が咲くところ」に下線部をつけてあります。それをクリックすると開花の様子をご覧いただけます。下の写真は上下浜海岸で見た夕日、そしてオオマツヨイグサです。
撮影が終わってからは、Kさん宅でコーヒーをご馳走になり、月見草のことや近くの海での魚釣りのことなどを聴かせていただきました。
今日は、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、そして午後からは大島区田麦のブナ林清掃に出かけます。