じつにさわやかな朝ですね。おはようございます。今朝は5時に起床して、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。あちこちできれいな景色と出合いました。写真は原之町の畑のタチアオイです。畑で仕事をしていたお母さんとは、「いつになったら梅雨入りするんかいね」とおしゃべりしてきました。
昨日から市議会は一般質問に入りました。一般質問の通告者は22人です。私は17日(木)に3番手として登壇します。昨日は杉田勝典議員から始まって、山田忠晴議員まで6人が登壇して、雪対策の検証、災害時の避難、消防団員の報酬、雁木の保存と活用などをとりあげました。
午前に登壇した滝沢一成議員の質問では、雪対策についての質問に注目しました。というのも、私が17日の一般質問で取り上げる内容と重なっていたからです。同議員は、「町内会と連携した除排雪作業の仕組みづくりや支援制度」など7項目にわたって、「3月議会で様々な調査・研究、検討を行うと答弁していたが、どのように進めているか」と質問しました。
答弁の中で市は、理事を中心に検証チームを編成して作業を進めていること、すでに町内会長に対するアンケートを実施し、除雪業者からの聞き取りも始めたこと、7月上旬には中間報告を出すこと、10月下旬には最終報告をまとめることなどを明らかにしました。この答弁で、私の質問は8割方、答弁が出ました。あとの2割でどう市民の願いに応える質問を展開するか、頭の中での整理作業が忙しくなります。
午後からの質問では、橋本洋一議員の消防団等についての質問、高橋浩輔議員の雁木の保存と活用についての質問に注目しました。
橋本議員はまず、消防団員の報酬問題を取り上げ、本年4月15日付けの新潟県防災局長から市長村長あての通知で、「年額報酬や出動報酬などの基準策定、直接請求の徹底など、消防団員の処遇改善を今年度中に見直し、条例改正や予算措置を行うよう求めている」として市の見解を求めました。
これに対して市長や防災危機管理部長は、「市では独自に処遇改善を進めている。直ちに報酬改善は困難だ。まずは報酬よりも負担の軽減を考えている」と答弁しました。
橋本議員はこの答弁に納得せず、「報酬そのものを上げないと団員の士気は下がる。消防署の職員は自分の仕事としてやっている。消防団員は家族の犠牲の上でやっている。これでは団員のなり手不足は解消できない」と譲りませんでした。
同議員は自主防災組織の初期消火活動についても取り上げました。そのなかでは、「3月23日付けの町内会長あての防災訓練のお願い文書で、消火栓を使った初期消火について危険だからしないでくれとちらっと書いている。いつ頃から何を根拠にお願い文書を出しているのか。一般市民はともかく、消防団OBが使用することは良いのではないか」などと質問しました。
これに対して市は、「文書は令和2年の4月にも出している。平成28年の一般質問でも答えているが市の考えは変わっていない。消火栓は150ミリの水道管を使っていて、1分間に1トンからの水が出て圧力は高い。ホースは65ミリで20メートルある。水が入った重さは70キロから80キロとなる。1秒間にボーリングの玉が2個出る状態だ。火元に近づくと800度からの熱の問題もある。消火栓を使った活動は、日頃から体力があって、訓練もしていて、ちゃんとした装備をしていることが求められる」と答えました。
消火栓の使用をめぐる論戦はこれまでよりも一歩深まったという感じがしました。ただ、火災現場にいるとき、この見解通りでいいのかという指摘もあります。これまでの議論を振り返り、論点整理をしっかり行い、さらに議論を深めて、議会も行政も、なによりも市民が納得できるところに到達することが必要ですね。
高橋議員の質問について詳しく書く時間がなくなりました。同議員は質問の冒頭、昨年市議に当選して1年経過し、2年目に入ったとのべ、新たな決意で質問を行う決意を表明しました。その具体化として、昨日は1回目だけでなく、再質問もすべて原稿なしで質問を展開しました。すごいなと思いました。
さて、きょうは牧田正樹議員から始まり、6人が登壇します。時間です。市役所に向かいます。