おはようございます。起床は6時半、なかなか起きれませんでした。昨夜も事務所で机に向かったものの、うとうとしてしまい、まったく仕事は手つかず、家で早めに休んだのですが、熟睡できませんでした。外は曇り空、小鳥たちが鳴いています。
昨日は家を8時半過ぎに出ました。青空が広がっていて、途中、何枚か風景写真を撮りました。下の写真はそのうちの1枚です。頸城区畑ヶ崎にて撮った頸城三山です。
午前10時からは新型コロナ対策特別委員会が開かれました。委員会では、市が高齢者の新型コロナワクチン接種状況について説明したほか、これまで特別委員会が議論してきたPCR検査の拡充や事業者の減収補てんなどについて見解をのべました。
このうち高齢者ワクチン接種については、5月30日現在、接種希望のあった6万300人のうち、1回目接種が3万8336人(63.6%)になっていることが明らかにされました。高齢者の接種は、①介護保険施設等の入所施設での施設集団接種、②医療機関76か所での個別接種、③公共施設など9か所で行われている集団接種の3つに分類されますが、③の集団接種は2万2648人(71.9%)まで進みました。これは全国的に見ても、県内で見ても先進をいく数値だと思います。一方、優先されるべきとされていた①の施設集団接種は、高齢者が809人(16.2%)、従事者が342人(8.6%)にとどまっています。
注目の新型コロナワクチン接種に関しては、委員や番外の平良木議員が、「個別接種ではあてにした医師が接種を断るケースがあった。どういう判断基準でやっているかわかるようにしてほしい」「施設集団接種は一般の集団接種に比べて低い。本来優先すべきところが遅れているのはなぜか」「施設集団接種では、65歳以下の人も一緒にやれればいいのではないか」「市内在住の外国人への接種はどうなっているか」などの質問が相次ぎました。
これに対して市側は、「個別接種について、医師から自由記載で〝判断基準〟を書いていただくようお願いしている」「施設集団接種を担当する医師は学校の健診と重なったことや接種のやり方を習熟する時間が必要だったこともあり、こういう数字になっている。今月は1日に最大17か所で実施する計画で、7月末までには終了の予定だ」「施設では65歳以下の入所者もお掃除の人も接種している」「外国人については65歳以上はすでにやっている。また65歳以下についてもい外国人専用の予診票などを用意している」と答えました。
委員会での行政とのやりとりを聴いていて、改めて、上越市では集団接種にたいする取組のスピード感があり、きめ細かさもあるなど、よくやっていると思いました。そういったなかで気になったのはPCR検査について、「(検査は)絶対ではない。午前に検査を受けて陰性と出ても午後の接触で感染することもある。感染防止の方が重要だ」などとして、検査拡充に消極的だったことです。また、施設集団接種に関しても、高齢者の中でも優先、先行させるべき分野だっただけに、その点の追求は不十分だったのではないかと感じました。これは率直な感想です。
質疑が終了してから委員会では、緊急提言をまとめるために委員間で意見交換し、3項目の最終提言をまとめました。その内容は、以下の通りです。
1、 PCR検査費用の支援
感染経路不明なクラスターが発生していることから、介護施設・福祉施設などの職員等に対し、市独自でPCR検査費用を支援するなど、継続的な感染防止対策を図ること。
2 、生活困窮世帯及び低所得世帯への支援拡充
生活困窮世帯などに対し支援をおこなっているフードパントリー活動団体などへ、緊急的に支援を拡充すること。
3、 減収が続く事業者への継続的支援
減収が続く事業者への「中小企業者チャレンジ応援事業補助金」及び「プレミアム付商品券発行支援事業」の期間延長、また「事業者経営支援金」の再支給など、継続的な支援を行うこと。以上
この緊急提言は近日中に議長に提出することになると思います。その後、市長に手渡されます。
昨日は私の総括質疑通告に基づいて行政側からの聞き取りが行われました。質疑が提案されている議案に関するものですが、豪雪や融雪災害による災害復旧に関して、どこで答えるかが問題となりました。市民目線でわかりやすい答弁を引き出すにはどうしたらいいか、もう少し検討しないといけないなと感じた次第です。
夕方、家に戻ってから、西の空の雲が直線的で魅力を感じました。夕日と雲の写真を撮りました。
きょうは母を介護施設に送った後、一般質問の準備、活動レポートの作成作業があります。忙しい一日となります。