おはようございます。今朝は6時に起床し、事務所で活動レポートを作成しています。外は曇り、雨が降りそうな感じです。
昨日の午前は母を介護施設まで送り届けた後、地元事務所でデスクワークをしました。主に「春よ来い」の原稿書きです。
午後からは「しんぶん赤旗」の集金作業をスタートさせました。途中で総合事務所に連絡し、許可をもらってから源地域生涯学習センターに向かいました。
源地域生涯学習センターは旧源小学校校舎です。今冬の豪雪で屋根の一部やガラスが割れていたことから、建物内部の保管物に雨風等の影響がないかなど調べたいと思っていたのです。調査にあたっては、市役所職員さんに案内してもらいました。
正直言って旧源小学校が吉川小学校に統合した2003年以来、内部には一度も入ったことがありませんでした。現在、1階は1つの部屋で子ども会連合会などが使ったキャンピングセットなどが保管されていました。校長室には校歌や俳人、故中野正一さんの作品などが残っていました。びっくりしたのは、コーヒー茶碗、コーヒーなどがそのまま残っていたことです。20年ほど前、校長室で当時の高橋校長さんと話をした思い出が蘇ってきました。
2階には、旧吉川町時代に発掘した遺跡の出土物(石器、土器ほか)などが保管されていました。中には旧吉川町で最古という土器や郷土出身力士の資料などがありました。
私はこの旧校舎で20年ほど前、特別授業をしたことがあります。その部屋もちゃんと残っていました。5、6年生の教室の黒板には最後の卒業式となったであろう2003年3月23日に書いた児童たちの記録がそのまま残されていました。似顔絵と「ぶっちゃけ、はじけろ」「みなさん、今までありがとう」などの言葉を見ているうちに涙が出てきました。そして、あまりにも懐かしくなって、当時校長だった高橋さんに電話をしました。教室の様子や先生から教えていただいた野の花のことなどを話しました。何よりも、お元気そうでよかったです。
案内をしてくれた職員さんによると、この源地域生涯学習センターの建物は市教委の社会教育課が管理し、文化行政課が土器などの保管にあたっているとのことですが、屋根の一部破損によって、建物の内部の保管物などへの影響はないとして、当面、修理する予定はないそうです。同センターは上越市の「公の施設の適正配置」の対象になっていますから、その最終的な結論を待って対応を決めるつもりのようです。地区住民など関係者の声をしっかり聞いて対応したいと思います。
センターを出てから、地域に入ったら、体育館の屋根を見てと言われ、旧源中学校のグランドまで行って見てきました。地域住民の避難場所になって体育館は屋根の塗装が相当傷んでいます。こちらは様子見ではなく、早めに直してもらいたいものです。
旧源中学校の敷地には久しぶりに入りましたが、道路側の木にきれいな花が咲いていました。ネットで調べたらユリノキでした。モクレン科の落葉高木です。北アメリカ原産で、明治初期に渡来したといいます。花の朱色の部分に惹きつけられました。別名はチューリップツリー、下から見るとまさにチュウリップの花のようでした。
今日は、活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達です。忙しい一日となります。