少し寒い感じがしませんか。おはようございます。今朝も雨模様です。近くの田んぼの風景はすでに梅雨入りした感があります。
昨日の日中は吉川、柿崎で動いていました。夕方からは市役所へ行きました。文教経済常任委員会が上越青年会議所及び上越商工会議所青年部、各区商工会青年部の代表6人と市内経済活性化にむけた仕事づくりや支援策などについて意見交換することになっていたからです。商工業組織の青年部とこうした意見交換をやるのは、議会の主催では初めてかと思います。
昨日の会では、商工団体の6人の代表が、それぞれ自己紹介をかねて今の商工業の現状やこれからの課題などについて語りました。これがよかったですね。会の中では、新型コロナ対策を中心に様々な意見、要望が出されました。
新型コロナウィルス感染症関連では、「新型コロナの影響で仕事がなくなり、週末だけでも働かせてもらえないか、と頼まれた」「医院などで置かれていた週刊誌等のラックが亡くなり、日銭が稼げなくなった。その一方で、すごもり事情が反映し、ワークやドリルが売れた。またオ二のつく漫画がブレークして、その特需があった」「コロナ禍のなかで在来工法により住宅を建てるお客さんが少なくなっている」「地域振興券を増やしてもらい感謝している。いまは紙ベースでやっているが、電子マネー化できないか考えている」「地域の祭りができなくなっているなかで、花火を配って、同じ時間帯に各家庭でやってもらって、祭りがなくなっても子どもたちの思い出づくりができるようにしていきたい」「塾の授業にズームを採り入れたが、新型コロナ問題を逆手にとって対応することが大事だ」などの発言がありました。
この他、「(市発注建築工事では)上越市民の建物なのに、市内業者が携われない(ことが多い)。こういう状況を何とかしたい」「米本陣が終わってしまったが、コミュニティスペースとして活用できないか。若者たちが楽しんで集まれる施設として使ってもらえれば幸いだ」「消雪で水が循環する装置、地熱を使う装置に補助金を出してほしい」「駐車場など広い面積がないとやっていけない店では、雪山を排雪するだけでも莫大なお金がかかった。こうしたところの補助金も考えていただきたい」などの声が上がりました。
市議会ではまもなく6月議会が開催されますが、昨日の意見交換は新型コロナ対策などの問題で参考になることがいくつもありました。
きょうはこれから母を介護施設に送り、その後、高志地区へ行きます。