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旗持山へ

 おはようございます。今朝も晴れ、すがすがしい朝となっています。田植え前の代になっている田んぼ、田植え後の田んぼがきれいですね。

 昨日は午前に地元で会議が一つあり、その後、昼食をとってから柏崎市の旗持山へ行ってきました。旗持山は柿崎や大潟から良く見える山で、標高366㍍。北陸道はこの山の下をトンネルで通っています。数年前、市教委の仕事をしていたある人から、「あそこは野の花の宝庫ですよ」と言われて以来、ずっと気になっていた山です。

 米山町の登山口から上ることにしていて、聖ヶ鼻にまず行き、車を止める場所を探してから歩きました。聖ヶ鼻の高台から米山町を初めて見下ろしました。町並みはもちろんのこと、海岸がずっと見え、直江津の火力発電所まで見えます。びっくりするほど、素敵な絶景スポットでした。そこへ2両編成の電車がやってきましたから、たまりません、大急ぎでシャッターを切りました。

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 登り口のところには小さな看板があり、「登り60分、下り40分」とありました。標高もたいしたことないし、これは楽勝だと思いました。最初は小鳥たちや野の花の撮影をし、ゆったりと歩いていたのですが、いったん下り坂になり、再び杉林の中の上り坂になってからが長かったですね。登っても登っても青空が見えてこないのです。70歳を超えた体にはきつく、何度も木の根に腰掛けて休みました。疲れがとれるというか、ほっとしたのは野の花が迎えてくれたことです。特に10数年前に初めて出合ったクルマムグラの仲間が小さな花を咲かせているのには感動しました。

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 杉林を抜けたのは1時間以上歩いてから。山の尾根ともいうべき場所へ出たとき、海の色がとても素敵で、広いというよりも、「海の高さ」を感じました。別の言葉でいえば、手前の海岸部が低く、遠くの海が高くなって見えたのです。そして、下から吹き上げてくる風、これがじつに気持ちいいものでした。「みはらし」と書かれたミニ看板があるところでは、上輪大橋が良く見えました。海の波もすじ状になっていて、きれいでした。

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 山頂に着いたのは午後2時40分頃です。登り始めてから1時間40分弱かかったことになります。登りきったところに2つの小さな看板がありました。「旗持山山頂」というのと、「旗持山城址」です。山頂から見える景色で一番見たかったのは高速道です。いつも山から見たらどうなっているんだろうと思っていましたので、やっと念願が叶いました。高速のラインが美しく、いい眺めでした。そして直江津方面も見えましたし、米山山頂も望むことができるようになっていました。おそらく柏崎山岳会の人たちが整備してくださったのでしょう。

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 山頂からの下りは上輪大橋の近くに出るルートを下りました。ロープが随所に張られるほどの急こう配の坂道です。杉林のところに出るまでは長靴がすべりやすく、ずっと緊張していました。国道まで下りたのは午後4時頃だったと思います。

 昨日は夕焼けがきれいでした。家に着いてから近くの田んぼで夕焼けを撮影しました。

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 今日は、これから総務常任委員会です。その後、党会議、議会報告会と続きます。

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コメント (1)

大狸:

橋爪さんの心が清澄なので、こんなに美しい風景が見られるのですね。写真は人を介して感動を伝える術なのですね。毎度ながら良いものを拝見しました。ありがとうございました。

(大狸 様)
いつもありがとうございます。このところ、素敵な風景に出合います。

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2021年05月12日 07:56に投稿されたエントリーのページです。

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