おはようございます。今朝はウグイスが賑やかです。6時過ぎに起床し、久しぶりにゆっくりと朝刊を読みました。外は曇り空ですが、ウワミズザクラが咲きそろいました。写真は昨日、撮ったものです。
昨日はまず、吉川区内でいくつかの用を済ませました。そのうちの1つは本の発送です。埼玉県寄居町在住の人から私が書いた「春よ来い」「あねさかぶり」(いずれも同時代社刊)の注文があり、吉川郵便局で発送しました。その際、局員さんたちと郵政創業150年のことで先日、フェイスブックにて私が発信したことが話題になり、局長さんは旧吉川町がまとめた40周年記念誌を見せてくださいました。また、郵便局内には「郵政創業150年コーナー」が設置されていましたので、歴代の局舎の写真なども見せてもらいました。郵便局は地域住民には身近で大事な機関ですので、こういう取組はいいことですね。今度は他の局にも行ってみようと思います。
午後からは新型コロナウィルス調査対策特別委員会でしたので傍聴しました。
いくつも書きたいことがあるのですが、まずは市独自の事業として3月にスタートさせた事業者経営支援金制度についてです。昨日の委員会で市は、事業者支援金制度を改善するために検討に入ったことを明らかにしました。同制度は、新型コロナの影響で売上が著しく減少している中小企業者などを支援するため、上越市が3月からスタートさせたもので、売上減少率、売上規模に応じて最大で100万円給付する仕組みとなっていますが、「手続きが難解かつ煩雑である」「『すべての月で売上高が減少している』など支援対象要件のハードルが高い」などの声があがっていました。
委員会では、上野公悦議員などから、「この制度は関係者から喜ばれている半面、使いにくいという声もけっこうある。全体としては売上が落ちていても、事業者の努力でひと月だけ伸びることもある」などの発言がありました。こうした指摘に、五十嵐産業政策課長は、「まだ検討段階だが、支援対象の拡充を考えている。具体的には、3か月以上売上がない場合であっても、従業員手当を出しているとか固定費を払っている場合に対象にすることなどを検討している。連休明けにはまとめる」と答えました。
日本共産党議員団では4月7日、村山市長に新型コロナ対策強化について申し入れ、同支援金制度に関しては、①手続きを簡略にすること、②対象を広げること、③起業間もない事業者も実際に対象になるよう改善することなどを求めていました。市が事業者のみなさんの要望をしっかり受け止め、検討することにしたことは評価したいと思います。
なお、昨日の委員会では4月16日現在、申請件数は237件、5944万円にとどまっていることも明らかになりました。事業者経営支援金の予算額は3億4000万円ですが、五十嵐課長は今後、申請は増えるとみているとのべていました。今後の動きに注目です。
昨日の委員会ではこのほか、変異株の動き、オリンピック聖火リレーの取組、ワクチン接種についての課題と問題点などについても質疑が行われました。
新型コロナウィルスの変異株は県内でも広がりを見せていて、感染拡大を心配する委員から、「変異株をどうブロックするかが問われている。(変異株による感染状況の)情報をつかめないのか」といった質問が出ました。これに対して市の田中健康子育て部参事は、「県に公開してほしいと要望を出している」と答えていました。
高田城ロードレースが中止になる一方で東京オリパラの聖火リレーが行われる予定になっていることについても、「対策はちぐはぐではないか」との質問が出ました。これに対して市の八木理事が答弁に立ち、「それぞれの主催者の責任の下で、その時点で判断すべきことだ。いまは実施するとしているが、さらなる縮小、あるいは中止との判断もありうる」とのべていました。
ワクチン接種については、コールセンターへの問い合わせが殺到した問題やワクチン接種そのものについての広報のあり方についてなどが取り上げられました。「安心してお越しください」「お待たせすることはありません」「車イスは用意してあります」などわかりやすい広報に努めてほしいとの質問に健康子育て部長は、「情報についてはすべて出す。様々な媒体を使い、不安に応え、安全性を周知していきたい」と答えていました。
夕方、家に戻ってから精米に出かけました。途中、夕焼けがきれいでしたね。
きょうは、これから母を介護施設に送り、その足で市役所に行きます。