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3月議会最終日


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜は、ミゾレも降る寒さでしたが、今朝は普通の寒さでした。日が昇るに従って暖かくなるようです。下の写真は原之町の場々谷池と事務所近くの榛の木です。いずれも先ほど撮ったばかりです。

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 昨日は3月議会の最終日でした。委員長報告、討論、採決などが行われました。日本共産党議員団を代表して、平良木哲也議員が、今議会に提案された45の議案等のうち、新年度の一般会計予算、国民健康保険特別会計予算など5つの議案について反対の立場から討論を行いました。

 そのなかで平良木議員は、「新年度の予算で、最優先にすべきは、いうまでもなくコロナ禍から市民の命と健康を守ることだ。コロナ禍は全国的問題だが、自治体としても、国待ちとならずに、国の施策で不足している点を補完して、隅々にまで行き届いた施策を展開させることが必要だ」などとのべました。そして、住宅リフォーム促進事業の拡充継続、店舗リニューアル助成の継続などについて一定の評価をしたうえで、①約94億9千万円にもなる財政調整基金の思い切った取り崩しも行って、市民の暮らしを守る施策の実行が不十分である、②市民負担という点では、収入が減っているのに負担は減らない、それも低所得の世帯に過酷な負担を強いている、③市の職員配置では正規職員数を抑え、非正規職員比率を高めている、④地方自治破壊、国民監視、人権無視の政府のデジタル化推進を容認している、ことなどを反対理由にあげました。

 日本共産党議員団は5議案に反対しましたが、他会派、無所属議員は全議案に賛成でした。

 今定例会に出された「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める」意見書の採択を求める請願については、私が賛成討論に立ちました。私は、「新潟県の最低賃金(現在、831円)は、関東甲信越北陸13都県のなかで最低クラスで、この状態は長期にわたり続いている。こうしたなか、2019年度の新潟県最低賃金の改定にあたっては、県内30自治体中、15自治体首長が新潟県地方労働局に対して、最賃大幅引き上げと地域経済回復のための要請を出している。最賃大幅引き上げは当然というのが世論だ。最賃引き上げは、上越市で若者が定住し、人口減少をくいとめていく土台となるものだ」と賛同を訴えました。

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 賛成は市民クラブと日本共産党議員団の5議員、他の議員は反対しました。

 本会議終了後、村山市長が挨拶しました。議案の可決に感謝し、新年度の事業推進の決意をのべました。そして、最後に、「合併後の市政運営に一定の方向性を示すことができた。新しい意欲と感覚を持ち合わせ、このふるさとのさらなる発展を思う人材が市政を担ってほしい」と今期での引退を正式に表明しました。

 本会議後、一部のマスコミから村山市政の評価、市長選をどう戦うかについて取材を受けました。私からは「まずはご苦労さんでしたといいたい。市政のいろんな場面でぶつかることがあったが、市長として自分の言葉で思いを語って来られたのは感心した。こちらもその点は学びたい。市長選については党として本格的な話はしていない。いまは隣の糸魚川市議選勝利をめざして全力を挙げる。現段階で市長選に独自候補を立てることは考えていない」とのべました。

 きょうは総務常任委員会の所管事務調査です。その後、議会基本条例の検証委員会もあります。

 

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2021年03月23日 07:31に投稿されたエントリーのページです。

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