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総括質疑が終わり、先行議決案件の委員会審査も


 おはようございます。今朝は5時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。雨がぽつりぽつりとあたりましたが、動きやすかったですね。何よりも暖かった。たぶん、昨夜からなのでしょう、暖かい風が吹いていて、雪をどんどん消しています。

 昨日は本会議2日目、武藤、宮越議員が総括質疑に立ち、新型コロナ関連の問題、人口減少、FM上越の事業譲渡などで質問を展開しました。その後、先行議決を要請されている補正予算関係議案の委員会審査が行われました。

 委員会審査で注目したのは厚生常任委員会です。感染症予防のため私立保育園や認定こども園にたいする備品購入補助が1園あたり50万円計上されましたが、「1園あたり50万円で足りるのか。足りない場合どうするか」との質問がありました。担当部課長は、「十分という保育園もあれば、そうでないところもあるかも知れない。追加要請があれば検討する」と答えていました。当然ですね。このところ市内で新型コロナウィルス感染症が広がり、小中学生にも出ていることから、「小中学校は大丈夫か」との質問が出ました。担当部長は、「ほぼ対象を絞り込んで検査が行われている。違う学校まで広がることはないと思う。注視していきたい」と答えていました。

 農政建設常任委員会審査も注目しました。なかでも今回3億円の追加予算が計上された農地、農業用施設災害復旧費に質問が集中しました。

 委員会には2月5日現在の被害状況が一覧表にされて出されていましたが、被災棟数292、被災者数158人、復旧見込み額6億円という数字でした。委員からは、「その後も被害が出ている。また雪が消えてからわかるものもある。この予算で大丈夫か」という趣旨の質問が出ていました。担当部長は「今後の被害も見込んでの予算計上となっている」と答えていました。どうあれ、予算で不十分な事態となれば、補正予算を組んでもらうしかないでしょう。

 この問題では私も番外発言させてもらいました。私からは、「皆さんの努力はわかっているが、関係農家の中には倒壊ハウスなどの対応でもう少しなんとかならないかという声もある。環境省の災害廃棄物処理事業を活用して市町村が主体となって取り組めば、撤去から処分に至るまで農家負担なしでできたはずだ。それを選択しなかった理由は何か」と質問しました。これにたいして担当部長は、「環境省の事業では、ハウスや農作物等が長期間放置され、新たな災害等で周辺環境に支障を及ぼすことがあると認められる場合となっているが、この要件からいって(適用は)困難だ」と答えました。私は、「強風によって物が飛んだり、野菜が腐ったりなどもあるかも知れない。柔軟な対応をしてほしい。冬場、上越で農業をやっていくにはそれなりの必死の努力がいる。冬も農業やっていこうと園芸などに取り組んでいる人たちの意欲をそがないよう、行政の全面的な支援が絶対必要だ」と訴えました。

 都市整備部関係では除雪費などに関連し、地震災害と重なることを考えれば、高田の一斉雪下ろしの基準の見直しが必要ではないかなど、若干の質問が行われました。

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 昨日は委員会審査が夕方までかかりました。本日は昨日の委員会審査についての委員長報告があり、先行議決案件の採決が行われます。開会は午後1時です。

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2021年03月02日 08:23に投稿されたエントリーのページです。

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