おはようございます。今朝は曇りです。昨夜からの雨はかなり降ったようで、吉川は増水しています。
昨日は午前が市議会文教経済常任委員会でした。委員会では「佐渡汽船㈱の経営改善に伴う小木直江津航路の就航船舶の変更について」所管事務調査を行い、今後の小木直江津航路の在り方、佐渡汽船㈱への支援などについて質疑を行いました。
小木直江津航路については昨年の10月、佐渡汽船㈱、佐渡市、上越市、新潟県の4者合意を経て、佐渡汽船㈱の取締役会において、「あかね」を売却する方針を決議し、仲介人を入れて国内・海外での売却先を探しています。また、同航路の就航船舶についてはジェットフォイル「ぎんが」を就航させることにして、運賃や運行ダイヤを決めています。
上越市では、「あかね」の売却先等が確定し、同社の経営状況を確認したうえで、補助金の返還と合わせ、支援を検討することとしています。ですから、新年度予算には支援経費は計上されませんでした。
昨日の委員会では、こうした事態を受けて、「あかね売却が決まらないと不透明だが、本当に次の段階に行けるのか」「(あかね売却まで財政的)支援をしないのであれば、利用客を増やしていくところに向き合っていく必要があるのでは」「最終的にはカーフェリーに戻すことを考えているか」などの質問が出ました。
市は、「いま、確定的にできるもの(支援)はない。出来ることがないのははがゆい。でも、予算を伴わない支援もしていきたい」「むずかしいのは上越市と佐渡市の決定的な違いだ。佐渡市は〝命綱〟、上越市は〝送り出す側〟。ここで商売しようという厚みはなかなか出てこない。小木直江津航路にどういう意味があるかまで深めないと議論の厚みは出てこない。出しやすさの工夫もしていく必要がある」などとのべていました。
文教経済常任委員会は午前11時半過ぎに終わったので、直江津で昼食をとり、直江津海岸に行ってきました。海がきれいな予感がしたのです。たまに海を見ると、いい気分転換になります。
午後からは上野市議の総括質疑の聞き取りがあり、私も同席し、質疑の趣旨を伝えました。その後、議員団会議を開催し、一般質問の検討に入りました。新型コロナ、豪雪、原発などいくつもの項目をあげ、意見交換し、分担を決めました。
午後3時過ぎ、議員団の3人と橋本正幸前市議の4人で浦川原区の山本ぶどう園へ行ってきました。先週、新たな雪が降り、予算議会前にもう一度視察しておこうということになったのです。現地では上野市議と私が知っている農家のぶどう畑を視察、そこの農家の方から今回の豪雪の対応などについていろいろとお聞きしてきました。「長年、共済に入っていたが、合併を機に負担が3倍にもなってやめた」「タルキを大型店で購入して補強した」「被害状況を図面で描いてくれと言われ困った」など生々しい声をたくさんいただきました。これらは総括質疑や一般質問などに活かします。
夕方、市役所に戻ると丁度、夕日が春日山駅の上にありました。まぶしすぎるほどきれいでした。
きょうはこれから朝市宣伝、街頭宣伝と続きます。