おはようございます。今朝は明け方になってから冷え込み、晴れました。青空も広がっていい一日になるかも知れません。写真は先ほど事務所脇で撮ったものです。
昨日は大忙しの日でした。朝の8時までに活動レポートの印刷と新聞折り込みを終わらせ、ポスト下ろしなどを行いながら市役所に向かいました。途中の景色が素晴らしく、写真を撮りたい衝動にかられました。撮ったのは、ほんの数枚です。そのうちの1枚だけアップします。吉川区大乗寺にて撮影しました。
午前10時からは総務常任委員協議会でした。議題は、「エフエム上越株式会社の現在の経営概要と経営健全化に向けた取組・今後の方向性」です。
エフエム上越㈱は、市民への行政情報の提供、災害時の緊急情報の提供によって、市民生活の安全・安心を確保することを目的に平成11年2月に設立された第三セクターです。
市の説明によると、同社が「コミュニティFM放送事業単独で黒字化を継続していくことが難しい場合も想定される」として、民間事業者への事業譲渡を決断、「防災ラジオを活用した緊急放送の伝達を継続」を条件に複数の事業者に打診を行った結果、JCV(上越ケーブルビジョン株式会社)が事業の譲り受けに前向きな回答をした。そこで、JCVと具体的な協議を進めてきたということです。
協議をスタートするにあたっては、「無償譲渡すること」「現在のエフエム上越㈱の負債は引き継がないこと」を条件とすることを確認。協議の結果、①現在の番組は一定程度引き継ぎ、エフエム上越㈱が築いてきた伝統を承継しつつ、今後も地域に密着したコミュニティ放送を継続する、②エフエム上越㈱の社員の雇用を維持する、ことで合意したとのことです。
これをうけてエフエム上越㈱は2月19日に臨時株主総会を開催し、会社清算と事業譲渡について決議を行い、上越市は「清算に伴う伴う資金不足」は市が新たに補助金として新年度予算に計上するとしています。
常任委員協議会では、こうした説明を聴いた後に、「放送の中立性を確保するためにどうするか」(橋爪)「緊急情報の伝達の継続についてはどう担保するのか」(同)「エフエム上越㈱職員はJCVで雇用されるというが、労働条件はどうなるのか」(同)「なくなってしまう会社に補助金を出すのはどういうことか。(第三セクター健全化の)前例になるのではないか」(栗田委員)「何故ここでエフエム上越を閉じるのか。その理由は財務的な問題なのか、それとも当初の目的が達成されたからなのか」(宮越委員)「防災ラジオがあるのに(今回の豪雪では)何で情報が出ないのか」(高山委員)などの質問が出されました。
これに対して市は、「放送の中立性はエフエム上越㈱の時と同じ仕組みの中で確保していく」「緊急情報については協定書の中に入れていく」「労働条件の後退はない」「第三セクターはそれぞれ違う、すべてに当てはまるものではない」などと答弁しました。これらの答弁(趣旨)は私のメモに基づくものです。メモできなかったものもあります。
質問が一巡した後、私の方から、「スケジュールでは19日に臨時株主総会が開催され、そこで事業譲渡など大事なことが決まる。その前にいま一度、審査し、協定書の主だった内容などを確認していく必要があるのではないか」と提案しました。委員協議会で協議した結果、委員間討議を行い、必要に応じて理事者を呼んで訊くということで合意しました。
午後からは災害対策特別委員会があり、総務常任委員協議会はいったん休憩し、災害対策特別委員会終了後再開、委員間討議をどういう内容で行うか、市側にどういう資料を求めるかを協議しました。この協議はホワイトボードを使って行いました。市議会常任委員会の会議でホワイトボードを使用したのは今回が初めてです。
午後からの災害対策特別委員会の様子については次号の活動レポートにその概要を書く予定です。
総務常任委員協議会が終わったのは午後4時頃でした。それから三和、浦川原ルートで大島区へ行き、活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。ちょうど雪が強く降った時間と重なり、たいへんでした。写真は大島区熊田でのものと、板山で車が止まった時のものです。大島区から吉川区川谷経由で帰りましたが、途中、ホワイトアウトに何度かなり、怖かったですね。
きょうはこれから母の通院介助です。その後は「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。