おはようございます。昨夜は雪が降るなか帰宅したので、朝の雪の量が心配でしたが、湿っぽい雪が10㌢ほど降った程度でした。ホッとしました。
昨日は午前に吉川区の山間部にある住宅を見てきました。そこの家主さんが入院している間に屋根が壊れたということで、見てほしいという電話があったのです。共済には未加入ということでしたので、どういう支援ができるのか検討しなければなりません。すでに行政の皆さんも見てくださっているとのことでしたので、よく話し合いたいと思います。
午後からは三和区に行きました。私が旧吉川町議時代から知っている農家で、ハウスの倒壊があった現場を確認するために出かけました。途中、ソメイヨシノが片っ端から折れている姿を見ました。被害はいろんな分野に広がっていますね。
三和区の現場へは橋本正幸前市議から案内してもらいました。キクラゲの菌床が入ったハウスが完全につぶれ、堆肥置き場となっていたハウスも屋根が陥没し、すでにゆがんだパイプは切り取ってありました。冬場は生産活動をせず、ビニールを取り外していた農家は被害はほとんどなく、冬場でも意欲を持って野菜やキノコなど生産活動をしている農家が大きな被害をこうむったというのは切ないですね。
こうしたなか、昨日、農林水産省は、「令和2年から3年までの冬期の大雪による被災農林漁業者への支援対策について」と題した支援策を発表しました。その中には農業用ハウスなど農業用施設への支援、被災した森林の被害木の伐採・搬出、被害地への人工造林等を支援などが含まれています。詳細は分からないところもありますが、報道によれば、被災したハウスの解体、処分費用を全額、国や市町村が出すなど、関東甲信豪雪時の支援レベルの支援策を講じたところもあります。不十分なところは政府や国会議員などにどんどん働きかけましょう。下線のついたところをクリックすると農水省の文書を見ることができます。
三和区を離れてからは高田に向かいました。雁木通りプラザ内にあるFM上越に出かけたのです。FM上越では毎週火曜日の午後1時18分から「上越市議に聞く」という番組が放送されています。来週9日は私の出番です。昨日は、その収録が行われたのです。
収録の前にお茶をご馳走になり、私が観た「夢は牛のお医者さん」「ミッドナイトバス」「風の波紋」の話で盛り上がりました。そこではスタッフの方たちと、「身近なドキュメンタリー映画は知っている人や風景などが登場したりするから、撮影現場を見に行きたくなる」「ミッドナイトバスではバスの運転手さんの胸の中での、元の奥さんと恋人にたいする心の揺れが切ない」などといった会話をしました。テスト収録では、私がかかわった「山村集落の再生の課題」など本のことも話題となりました。
さて本番です。市政の課題や今月末に通算2000号に到達する私の活動レポートなどについていろいろな質問を受けました。この前期4年の活動の中で一番印象に残っている話としては、頚北斎場のことをとりあげました。議会で質問し、地域の住民運動にも発展していった事例です。行政改革のあり方の問題では、広島平和記念式典への中学生派遣のことなどにふれました。稲作農家の経営について質問されたのですが、イネの品種の名前が出てこなくてあわてました。情けないことに収録が終わったら、頭に浮かんできました。そうそう、番組の最後に流れる音楽は柏崎市在住の中村明臣さんが作詞、作曲した「あまだれ」という曲をお願いしました。いま一度書きますが、放送は9日午後1時18分からです。お時間のある方はぜひお聴きください。
家に帰るときは上沼道を通ってきました。大雪で20日以上も交通止めとなっていた区間です。何でも、昨日の午前、開通したばかりだったようです。よかったですね。
家に到着してから「上越市議に聞く」で使用する「あまだれ」という曲の関係者に連絡をとったら、なんとレコーディングしたばかりだということでした。すごい偶然です。場合によっては、昨年12月20日、吉川多目的集会場で行われた「ほっとホットコンサート」での演奏ではなく、レコードの音源の方を使うことになるかも知れません。
きょうは地元での活動が中心です。レポートも作成しなければなりません。