PCR検査などで3議員が総括質疑
おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。時どき小雨が降る天気となっています。パソコンに向かっていますが、仕事はなかなか前に進みません。
昨日から12月議会が始まりました。市長の提案理由の説明の後、橋本洋一、平良木哲也、宮越馨の3議員が総括質疑に登壇しました。やはり、質疑の注目はPCR検査の拡大と旧今井染め物屋に関する条例でした。総括質疑はテーマが重なると後から登壇する議員はやりにくいところがあります。昨日、3番目に登壇した宮越議員は1回だけの質疑で終わり、「えっ」という感じになりました。
質疑のテーマのうち、新型コロナウィルス感染症対策として新たに打ち出された「新型コロナウィルス感染症検査助成事業」については、総額2489万円が一般会計補正予算に計上されました。対象者は①介護保険施設及び障害者福祉施設に新たに入所する人、②介護保険及び障害福祉サービス等を利用する人のうち、県外在住者との接触により感染のおそれがある人です。①についてはPCR検査費用2万2000円の全額を助成、②については、検査費用のうち2万円を助成(残り2000円は自己負担)するというものです。
日本共産党議員団を代表して質疑した平良木議員は、「新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、当市におけるPCR検査がどのようにあるべきと考えた上での提案か。PCR検査費用の助成対象を介護保険施設及び障害者福祉施設の利用者に限ったのはなぜか」などと質問しました。
市長は、「国が示す方針に基づき実施されるものと考えており、本事業は『感染拡大や重症化を防止する観点から、一定の高齢者や基礎疾患を有する者について、市区町村において本人の希望により検査を行う場合に国が支援する仕組みを設ける』との方針の下、厚生労働省が創設した助成事業を活用して取り組むもの」「対象者を、優先されるべき行政検査の適切な実施や、医療機関における医療提供との整合も考慮し、ひとたび感染が広がると影響が極めて大きくなる介護保険施設、障害者福祉施設の利用者等とした」「検査を利用する人数は、施設へ新たに入所する人については、最近の新規入所者数の実績からひと月当たり50人を、通所サービス等を利用する人については、感染拡大前後における通所サービス等利用者の減少率などを考慮し、ひと月当たり300人を想定している」などと答えていました。
総括質疑の後は即日採決することになっていた議案の委員会審査です。総務、厚生などの委員会で審査が行われましたが、ここでもPCR検査について質問が集中しました。行政とのやりとりを聴いていて、今回の予算計上は、これまでよりも一歩前進ではあるものの、やはり、国の方針の枠のなかでの対応から前に出ることはなかなかできないことを感じました。今後の議論ではこの点が議論の一つになるものと思います。
議会が終わってから外食し、日米共同訓練に関連する会議に参加しました。12月5日の午前10時から高田のスポーツセンターで行われる集会とデモについての準備です。1時間弱で終わりました。
きょうは厚生常任委員会です。
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