« 久しぶりに新型コロナ特別委員会 | メイン | 会議が2つ、そして議員勉強会も »

小木直江津航路問題で所管事務調査


 おはようございます。今朝はすばらしい天気になりました。気温が上昇すれば、「ばば殺し」になるかも知れません。

 「小木直江津航路は人も車両も運べるカーフェリーを」という願いはすぐには実現しないことになるかも知れません。昨日、上越市が上越市議会文教経済常任委員会で説明した「上越市の今後の対応(案)」によると、「佐渡汽船㈱は、可能な限り早い時期に小木直江津航路にカーフェリーを導入できるように取り組む」「『あかね』の建造に上越市が支援した補助金の扱いは別途協議する」など5つの条件を文書で確認し、「あかね」の売却に向けた交渉とジェットフォイル導入を容認する考えを示しました。

img414.jpg

 説明後、委員からは、「『可能な限り早い時期に』といった軽い表現ではなく、もう少し具体的な記述にすべきだ」「『ぎんが』だと人員輸送だけになる。運賃も上がると言われている。となると、人はなかなか動かない」「県への要請が弱い。県は大きな株主だし、県の役割は重要だ。県の資金的な援助を含め強く求めていくことが大事だ」などといった発言が相次ぎました。

 市側は、「『可能な限り早い時期に』は、表現としては難しいところ。佐渡汽船は動いているし、今回はこの表現でおさめていただきたい」「県への要請は内容的に検討していく」などとのべました。

 今回の説明を聴いて、上越市の佐渡汽船㈱に対する当初の怒り、強い姿勢はどこへ行ったのかと思いました。条件として掲げた内容も抽象的です。こんなことでいいのでしょうか。そして、新潟県の姿勢も問題です。「県民の生活航路として、人も車両も物資もしっかりと取り組む」という姿勢が見えません。

 きょうはこれから議会基本条例検証委員会です。その後も会議が続きます。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/6518

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

2022年06月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

About

2020年10月21日 08:55に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「久しぶりに新型コロナ特別委員会」です。

次の投稿は「会議が2つ、そして議員勉強会も」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34