おはようございます。今朝は活動レポートの印刷で時間がかかりました。これから母の通院付き添いもありますので、書けるところまで書き、夜に手直しします。外は雨です。
上越市議会新型コロナウイルス調査対策特別委員会は昨日、第3次提言書をまとめました。きょうの午後、議長から市長に手渡される予定です。以下は提言の内容です。
新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書
当委員会では、新型コロナウイルス感染症への対策を適時的確に行う必要があることから、5月18日及び7月8日に提言書を取りまとめたところである。
その後も、第二波とも言える全国的な感染拡大が見られ、市民や事業者からは依然として切実な声が寄せられている。
ついては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が大きい「経済」「医療福祉」の二つの観点から、下記のとおり提言する。
記
1 経済
⑴ 感染リスクの高い業種における自主検査に対する公的補助制度の導入 ・感染リスクの高い業種(医療、福祉、保育)、県外移動業種(物流、運送)、県外客対応業種(観光、コンビニ、交通など)が従業員の安心安全のために自主検査を希望する場合、その検査費用に対し公的補助を行うこと。
⑵ 飲食業等サービス業の活性化に向けた支援
・市内飲食業者等サービス業の活性化を図るため、感染防止対策を徹底している店舗等に対して、「(仮称)上越市感染防止徹底宣言ステッカー」を発行すること。
⑶ 小規模建設事業者への支援 ・小規模建設事業者への支援として、令和2年度後期にも住宅リフォーム促進事業を実施すること。
⑷ 新たな働き方改革に伴う地方創生への取組
・テレワークの導入が加速している中、新たな地方移住等の需要に対応するため、「(仮称)Go To カントリー」運動を展開し、当市がテレワークに適地であることを首都圏等に対して積極的にPRするとともに、空き家等を活用したサテライトオフィスの整備に取り組む事業者を支援すること。
2 医療福祉
⑴ 障害者に係る感染症対策
・障害者が感染した場合の対応について、本人及び家族などの不安を解消するため、家族会等の関係団体へ事前に周知すること(指定の医療機関がどこになるのか、家族が感染した場合で家族による支援が不可能な場合、ショートステイを利用するとあるがどの施設になるのか、精神科医療機関において精神疾患を有する入院患者が感染した場合の対応として、事前の連携医療機関の確保・調整等がどの程度進んでいるかなど)。
・緊急時に障害者の特性や緊急連絡先など、必要な情報を医療機関等に伝えるための手段について、障害者、家族、相談支援員に指導や助言を行うこと。
⑵ 介護施設等における感染症対策
・介護施設等においては現状でも介護職員がぎりぎりで対応しており、感染時に不安であることから、施設利用者や職員が感染した場合のマニュアルやフローチャートの作成について必要な指導や助言を行うこと。
7月から、上越市内において新型コロナウイルス感染者の数が急増している。これからお盆に入り、県境を越えて人の往来がますます活発化すると考えられることから、防災行政無線、安全メール、SNS等あらゆる手段を活用して、市民や来訪者に対し感染拡大防止のための行動をとるよう、注意喚起を行うことを求める。
昨日の午後、市議会文教経済常任委員会は佐渡汽船㈱の尾崎弘明社長ら幹部を参考人として呼び、小木―直江津航路の船舶変更方針について質疑を行いました。参考人として委員会に出席したのは、イラストの右から尾崎弘明社長、渡辺幸計経営企画部長、服部賢一経営企画課長の3人。小川健会長は欠席でした。
挨拶兼説明の中で、尾崎社長は、「上越市、佐渡市、新潟県から多額のご支援をいただいて、建造していただいた船舶を関係者の皆さんのご期待に応えられず、6年目にして手放さなければならなくなったことについてはたいへん申し訳なく、お詫びを申し上げる」と陳謝しました。私としては挨拶の冒頭ではなく、「小木直江津航路の収支改善」の説明のなかで陳謝する姿勢に違和感をいだきました。
尾崎社長、渡辺経営企画部長の説明後、委員からは「あかね」導入に至る経過、今後の方向性などについて多数の質問が出されました。そのなかからいくつか紹介したいと思います。
(委員)全体的に見て、様々な部分での見込みと違った部分があったことを感じる。何でこの乗客の見込みだったという部分がある。「あかね」導入時の数を維持できるということだったが、どうしてこういう見解になったのか。
(尾崎社長)当初の見込みとしては、運行時間の短縮、それから2往復の運航体制になること、双胴船という高速カーフェリーが国内では就航しておらず新鮮味があること、平成27年は北陸新幹線開業の年ということで、相乗的効果が期待できるということで、輸送人員20万人と運行時間が短くなることから車の輸送が増えるとみて、車自体も3万6500台を達成できるとみていたが、結果的にこういう数字になってしまったということは、新造船の効果として見ていたことがずっと継続していくという判断は甘かった。甘く見ていたと言われても否めない。
(委員)議員の中には何故3胴船から双胴船になったのか疑問の声もある。カタマラン導入のときに「揺れ」を想定できたのではないか。
(尾崎社長)当初は佐渡汽船としてもトリマラン、3胴船が揺れないとか船酔いしないとかで注目していた。ただ高速カーフェリーの選定の段階で、各造船会社からプレゼンを受けたときに、港内にうねりがあるときに安定性に欠けるというところが出てきた。また、メンテナンス体制も予め設定されていないような状況もあった。揺れの違いというのは当然認識していたが、揺れについては、カタマランは船の体勢を立て直す力が強く、飛行機のようなカタカタと揺れる揺れ方と認識していた。揺れ自体は、竣工してから船酔いされるお客さんが出てくる状況になるところまでは想定することはできなかった。最終的には(カタマランの)安定性の方を選んだ。
(委員)大きな赤字の原因として修繕費の増加があった。台数増加によって修繕費が増加したというが、予測できたことではないか。
(尾崎社長)提案のあった造船会社から出てきた数字と(佐渡汽船の)既存船のかかっていた修繕費がある程度一致していたことから、その数字を採用した。結果としては3倍以上の修繕費となった。当時の就航船の実績値をつかめなかったというなかでシュミレーションしたので、その点は見極め自体が良くなかったと言われても仕方ない。
昨夜は帰宅が遅くなり、まとめきれませんでした。インターネット中継録画もよく聞き取れないところがあり、文字起こしに時間がかかります。
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