おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床し、活動レポートの修正作業をしました。一面は見出し及び太字の部分を変更しました。「春よ来い」は8か所も修正しました。一晩寝ると、文章はこうも変わるものか、今朝もその思いを新たにしました。外は曇り、肌寒い天気となっています。
昨日は午前が文教経済常任委員会の所管事務調査でした。
ひとつは3月議会に補正予算で出てきたGIGAスクール構想の取組についてです。この構想は、平成5年度までに、校内における高速大容量の通信ネットワークを整備するとともに児童生徒1人1台の情報端末を整備し、「多様な子どもたちを誰ひとり取り残すことなく、子どもたち1人ひとりにもっとも適した(個別最適化というのだそうです)学びを実現」しようというものです。
昨日は、まず市教委から校内通信ネットワーク整備事業の取組の経過や児童生徒が使用する情報端末整備事業の取組と今後の方針について報告がありました。校内通信ネットワーク整備については、地域経済対策として①高田地区、②直江津地区、春日地区、名立地区、など4つの区域に分けて分割発注したことなどが報告されました。情報端末については、教育用端末選定委員会で協議した結果、国が推奨する3つのOS候補の中からApple社の「iPadOS」を選定したこと、「家庭への常時持ち帰りは行わない」などの取扱方針、児童生徒、教員全体で2503台購入すること、その概算事業費などが報告されました。
委員からは、「適応指導教室へももっと光を当ててほしいという声がある。どうなっているか」「情報端末の取扱方針、将来的な活用方針についてはどう考えるか」「学習情報支援員は4人ということだが各校への配置はできないのか」などの質問が出ました。市教委側は、「ズームによる学校と不登校生徒が交流できるよう試験的にやっている。効果を確かめながらルール作りも考えていきたい」「地区を分けて入札を行い、すでに業者は決まっている。事業費のなかでおさまる見込みだ」「端末を使うことによってより良い授業にすることが目的だ。授業によっては端末を使わない方がいいこともある」「各校に1人配置は様々な要因で難しい。教員のスキルアップ等で対応していきたい」などと答えていました。
GIGAスクール構想については、「教育現場でのICT環境の整備自体は重要だが、個々の子どもに合った学習をキチンと保障することも大切。『個別最適化』で効率よく学ぶだけでは学ぶ過程が平板になり、深みが出ない」「公教育への企業の参入をいっそう進め、集団的な学びがおろそかにされ、教育の画一化につながる恐れがある」などといった声もあります。昨日の答弁では、「端末を使わない方がいいこともある」という良識も示されましたが、今後の活用については慎重に進めてほしいものです。
昨日の文教経済常任委員会ではもうひとつ重要なことがありました。佐渡汽船(株)の経営改善に伴う小木直江津航路の就航船舶の変更について調査するため、8月6日の午後、佐渡汽船(株)会長など幹部を参考人として招致することを決めたのです。去る16日に行われた市議会全員協議会、文教経済常任委員協議会では、佐渡汽船(株)の役員会が現在就航している「あかね」の売却方針を打ち出したことに批判の声が続出していました。「あかね」導入への経過を含め、これまで5年間の状況についてしっかり検証していかなければなりません。
午後からは安塚、大島方面へと車を進めました。活動レポート、「しんぶん赤旗」日曜版ののポスト下ろし、配達です。このルートを走り楽しみなのは、野の花です。昨日もキツリフネ、オオウバユリ、ウド、ボタンヅル等の花を確認できました。下の写真はキツリフネとウドの花です。
大島区ではいつもの家で生け花を撮影しました。オオウバユリが真ん中に入り、その脇にはヤブカンゾウの姿も。野の花と園芸種を組み合わせ、見事な美しさを産み出しています。
夕方、帰ってからは早めに仕事をやめ、横になりました。とにかく疲れを早く取りたかったのです。
きょうは午後から県道新井柿崎線の現地調査があります。その前に少しでも「しんぶん赤旗」日曜版を配達したいと思っています。