おはようございます。今朝は早く起きて、ササユリを見てきました。今年最後となるかと思いますが、見に行ってよかったです。紅白のササユリが並んで咲いているのを見つけました。長年、観察していますが、こういうのは初めてです。感動しました。
昨日から6月定例議会が始まりました。今定例議会では「新型コロナ対策議会」と呼んでもいいほど、新型コロナウィルス対策関連議案が多く、一般質問も含め議論も新型コロナ対策が中心となります。
新型コロナで困っている人たちにいっときも早く支援の手を、とのことで先行議決することになった一般会計補正予算などについては、総括質疑、委員会審査を経て昨日の午後7時過ぎ、全会一致で可決されました。
総括質疑では、杉田議員、上野議員、滝沢議員、江口議員が「切迫した企業が多い中で、13億5千万余の補正予算では不十分でないか」「財政調整基金を大きく活用する提案をしなかったのはなぜか」「新型コロナとの共生を視野に入れた対策が必要だ。どのような施策を打つのか」などの質疑を繰り広げました。
日本共産党議員団の上野議員は、鵜の浜温泉のことなどを例にあげ、「正直なところ、困っている人たちの実態にまだまだ応えていないと実感した。(鵜の浜温泉では)暮れ前からの予約はほとんどキャンセル、法事などのシーズンに入っても予約は全く入らない、海水浴のシーズンもそう、本当に死ぬか生きるかの状態がある。きょう明日にもつぶれるかもしれないなかで、持ちこたえられる状況をつくってもらいたい。事業継続の支援についても1回こっきりではだめだ」と訴えました。市長は新型コロナ対策のために取り崩した財政調整基金について、「金額の多寡だけではない。補正予算のなかであと何が足りないか議論してほしい。プレミアム付き商品券などのように波及効果も見ていただきたい」とのべていました。
上野議員はまた、「今後の適時適切な対応とは具体的にどんな対策か」とも訊きました。市長は、「終息までは相当の期間が必要であり、それまでは、市民は『新しい生活様式』などの感染症対策、事業者は感染防止を図りつつ経済活動の活性化に向けた取組が肝要。市としては、新しい生活様式の定着化に向けた取組、発熱外来やPCR検査センターの設置を含む医療提供体制の拡充に向けた取組を、県や関係機関と連携して進める」と答えていました。
委員会審査はどの委員会も活発で、「(新型コロナ対策として)スクールバスを増車する対象が大瀁小学校だけとなった理由は何か」「事業者支援給付金は売上の減少が50%に達していないところも必要ではないか」「新型コロナ感染防止の啓発などに取り組むとして広告業務委託料5042万円の内訳はどうなっているか」などの質問が出ました。
総括質疑に登壇した議員はいずれもベテラン議員でしたが、委員会審査では新人議員の積極的な発言が新鮮でしたね。私もがんばらねば。下のイラストは議員傍聴席から見た文教経済常任委員会の様子です。
きょうは文教経済常任委員会です。短時間で終わるかも知れません。